JPH07302132A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH07302132A
JPH07302132A JP7104086A JP10408695A JPH07302132A JP H07302132 A JPH07302132 A JP H07302132A JP 7104086 A JP7104086 A JP 7104086A JP 10408695 A JP10408695 A JP 10408695A JP H07302132 A JPH07302132 A JP H07302132A
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clock
peripheral bus
signal
master
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力節約機構を適用する、スレーブ装置を介
して周辺バスクロック信号を制御するためのシステムお
よび方法を提供する。 【構成】 システムがリセットされるとBIOSブート
コードは各々の代替バスマスタ内の構成レジスタMAX
LATを読取る。構成レジスタの内容は、特定のマスタ
が周辺バス(102)へのアクセスを必要とし得る頻度
を表わす。各々のマスタのMAXLATフィールドを読
取ると、システムは、周辺バスへのアクセスを最も頻繁
に必要とするマスタに対応するMAXLAT値に従って
タイマを設定する。最も頻繁に周辺バスを必要とするマ
スタがたとえば2μ秒の最大待ち時間を特定すれば、シ
ステムは1μ秒(特定された最大待ち時間の半分)ごと
にサイクルを開始するようにタイマを設定する。その
後、電力管理ユニット(111)が周辺バスクロックを
停止させる決定を下すとタイマはサイクルを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、コンピュータシステム内の電
力管理に関し、より特定的には、周辺バスクロック信号
を制御するためのシステムおよびその方法に関する。
【0002】
【関連技術の説明】製造業者によって進められている開
発の1つの目標は、コンピュータシステムの電力消費量
を低減することである。電力消費量を低減すると典型的
にはシステムにおける熱の発生が低減し、それによって
信頼性が向上しコストを削減することができる。さら
に、バッテリによって電力供給されるポータブルコンピ
ュータシステムの動作寿命を最大限に引き延ばすという
点で、電力を低減することは特に重要である。
【0003】コンピュータシステムの電力消費量を低減
するための種々の技術が考案されている。これらの技術
には、回路の集積度を向上させること、改良した回路や
電力管理ユニット(PMU)を組込むことなどがある。
ある特定の電力低減技術では、非活性回路部を駆動する
クロック信号を停止させることができることが必要であ
る。そのような技術を用いたシステムは、典型的には、
非活性回路部を検出または予測し、それに応じて非活性
回路部に関連するクロック信号を停止させる電力管理ユ
ニットを含む。非活性回路部を駆動する「使用されな
い」クロック信号をオフにすることにより、システム全
体の電力消費量は少なくなる。それに類似した技術で
は、時間が重要でない動作モードの間回路部を駆動する
クロック信号の周波数を低減させることができることが
必要である。
【0004】「使用されない」クロック信号を停止させ
ることができる、ということは電力消費量を低減するこ
とにおいては一般に成功したが、この技術は一般に、そ
れに結合される代替バスマスタを有する周辺バスを駆動
するクロック信号には適用されていない。以下の例を読
めば、このように制限がある理由が最もよく理解でき
る。
【0005】図1は、マイクロプロセッサ(CPU)1
2、システムメモリ14、ブリッジ/メモリコントロー
ラ16、ならびにバスインタフェースおよびアービタユ
ニット18を含むコンピュータシステム10を示すブロ
ック図である。CPUローカルバス20は、マイクロプ
ロセッサ12をブリッジ/メモリコントローラ16とバ
スインタフェースおよびアービタユニット18とに結合
する。システムメモリバス22は、システムメモリ14
をブリッジ/メモリコントローラ16に結合する。「マ
スタ1」として示される代替バスマスタ26、および
「マスタ2」として示される第2の代替バスマスタ28
は、周辺バス30を介してバスインタフェースおよびア
ービタユニット18に結合される。同様に、スレーブ装
置31も周辺バス30を介してバスインタフェースおよ
びアービタユニット18に結合される。
【0006】代替バスマスタ26が周辺バス30の統御
を要求すると、REQ1として示されるリクエスト信号
が代替バスマスタ26によってアサートされ、バスイン
タフェースおよびアービタユニット18によって検出さ
れる。内部調停論理に従ってそのバスの統御が許可され
ると、バスインタフェースおよびアービタユニット18
はGNT1として示される許可信号をアサートし、それ
に応じて代替バスマスタ26は周辺バス30の統御を得
て、所望のサイクルを実行することができる。
【0007】図1のシステムでは、周辺バスクロック信
号CLKと同期のリクエスト信号REQx(すなわち、
REQ1またはREQ2)が関連する代替バスマスタに
よってアサートされなければならない。この要件は、P
CIバス規格等のいくつかの広く用いられている周辺バ
ス規格によって特定される。このような要件があるた
め、そのような周辺バス規格を採用するシステムは、周
辺バスクロック信号CLKが常にオンにされ、それによ
り代替バスマスタが同期リクエスト信号を発生すること
ができるようにするように設計される。しかしながら、
そのようなシステムでは、周辺バスがアイドル状態であ
るときに電力が浪費されてしまう。
【0008】スレーブ装置は周辺バスサイクルが終わっ
た後もクロック信号を必要とし得るため、クロックを停
止させる(またはクロックを低速にする)ことによる電
力低減技術を周辺バスに採用する際にさらなる問題が生
じる。たとえば、周辺バスサイクルの終了時に、スレー
ブ装置31が内部FIFOを空にするための付加的なク
ロックサイクルが必要とされ得る。そのような状況の間
にクロック信号が停止されれば、データの完全性だけで
はなくシステムの性能にも悪影響が及ぼされ得る。
【0009】電力管理の目的のために周辺バスクロック
信号を停止させるまたは低速にすることに関連するさら
に別の問題は、もし周辺装置が周辺バスクロック信号を
再始動させることができないか、または所与の時間内に
クロックエッジを受取らなければ、外部バスマスタが停
止するかまたはデータを損失し得る。したがって、シス
テムの性能が悪化する、またはデータの完全性に悪影響
が及ぼされる可能性がある。いかなるコンピュータシス
テムにおいてもデータの整合性は重要であり、従来の周
辺バスマスタは典型的には関連する周辺バスクロック信
号を制御することができないため、そのような従来のバ
スマスタ装置は、電力管理のために周辺クロック信号が
停止されるかまたは低速にされるコンピュータシステム
と互換することができない場合がある。したがって、そ
のようなコンピュータシステムと従来の周辺装置との逆
方向の互換性が制限されてしまうおそれがある。
【0010】
【発明の概要】上述の問題の大部分は、本発明に従っ
た、周辺バスクロック信号を制御するためのシステムお
よび方法によって解決される。このシステムは、たとえ
ば電力管理ユニットに応答して周辺バスクロック信号を
停止させる(または低速にする)ことができる電力節約
法を適用する。周辺バスクロック信号が停止されている
ときに代替バスマスタが周辺バスの統御を要求すると、
周辺バスクロックを再始動させるためのクロックリクエ
スト信号をアサートするように構成され得る。クロック
リクエスト信号は周辺バス上に送られ、したがってクロ
ック制御回路によって受取られる。クロック制御回路
は、それに応答して周辺バスクロック信号を再始動させ
る。その後、代替バスマスタは、周辺バスクロック信号
と同期のバスリクエスト信号を発生することができ、そ
れによってバスアービタユニットから許可信号を得るこ
とができる。
【0011】このシステムはさらに、バスリクエスト信
号を内部で発生できない従来の代替バスマスタとの逆方
向の互換性が得られるように構成され得る。そのような
実施例では、システムのリセットの際に、BIOSブー
トコードが、各々の代替バスマスタ内の構成レジスタを
読取る。PCIベースのシステムに関しては、この構成
レジスタは、いわゆるMAXLATレジスタ(またはフ
ィールド)が可能である。構成レジスタの内容は、特定
のマスタが周辺バスにアクセスを要求し得る頻度を表わ
す。システムは、各々のマスタのMAXLATフィール
ドを読取る際に、周辺バスへのアクセスを最も頻繁に要
求するマスタに対応するMAXLAT値に従ってクロッ
ク制御タイマを設定する。最も頻繁に周辺バスを要求す
るマスタがたとえば2μ秒の最大待ち時間を指定すれ
ば、システムはクロック制御タイマが1μ秒(すなわ
ち、指定された最大待ち時間の半分)ごとにサイクルを
開始する(またはトリガする)ように設定する。その
後、電力管理ユニットが周辺バスクロックを停止させる
という決定を下せば、クロック制御タイマがサイクルを
開始する。クロック制御タイマは、1μ秒ごとに、クロ
ックジェネレータに少なくとも1つのクロックエッジ
(すなわち、ワンショットまたはマルチショット)を与
えさせる。これにより、周辺バスに結合されるいかなる
バスマスタも、クロックリクエスト信号を発生すること
ができなくても、同期バスリクエスト信号を発生するこ
とができ、それにより周辺バスの統御を得ることができ
る。さらに、このシステムでは、それぞれの周期的クロ
ックエッジ間でできるだけ長くクロック信号を停止させ
ることによって電力管理の最適化を適用する。代替的に
もし電力管理ユニットが電力節約モードの間に周辺バス
クロック信号を低速にする場合、各々のマスタのMAX
LATフィールドから読取られる値が、クロック信号が
低速にされ得る最小周波数を決定するために用いられ得
る。すなわち、クロックジェネレータは、最も頻繁に周
辺バスを要求するマスタのMAXLATフィールド内で
指定された最大待ち時間の半分以下の期間で周辺バスク
ロック信号を発生するように設定されるであろう。本発
明に従ったシステムを用いれば、周辺バスの統御を得る
ために同期バスリクエスト信号をアサートしなければな
らない代替バスマスタを適用しながら電力管理のために
周辺バスクロック信号を停止させるまたは低速にするこ
とができる。
【0012】本発明の他の目的および利点は、添付の図
面を参照して以下に示す詳細な説明を読めば明らかにな
るであろう。
【0013】本発明には種々の変形例および代替例が可
能であるが、特定の実施例のみを例示的に図面に示し、
以下に詳細に説明する。しかしながら、これらの図面お
よびそれに対する詳細な説明は本発明を開示される特定
の形に限定するものではなく、本発明は、前掲の特許請
求の範囲によって規定されるような本発明の精神および
範囲内にあるすべての変形例、均等物および代替例を含
むものとする。
【0014】
【好ましい実施例の詳細な説明】次に、図2を参照する
と、周辺バス102がバスインタフェースおよびアービ
タユニット106を介してCPUローカルバス104に
結合されるコンピュータシステム100の一部分がブロ
ック図で示されている。「マスタ1」として示される代
替バスマスタ108、および「マスタ2」として示され
る第2の代替バスマスタ110は周辺バス102に結合
され、マイクロプロセッサ(CPU)119はCPUロ
ーカルバス104に結合される。さらに、電力管理ユニ
ット111、フリップフロップ112、114、および
信号ドライバ116、118は、バスインタフェースお
よびアービタユニット106に結合される。
【0015】代替バスマスタ108および110を、種
々の特定の周辺バス装置によって実施してもよい。たと
えば、代替バスマスタ108を、他のコンピュータシス
テムを周辺バス102に接続するローカルエリアネット
ワーク(LAN)装置によって実施してもよい。同様
に、代替バスマスタ110を、周辺バス102を他の周
辺バスに接続する拡張バスインタフェースによって実施
してもよい。
【0016】周辺バス102は、予め定められたビット
幅を有し、CD−ROM装置等の種々の他の周辺装置に
接続され得る。一実施例では、周辺バス102はPCI
規格バス構成を用いて実現されるが、代替的に他の周辺
バス規格構成を用いてもよい。PCI規格バス構成は、
PCIスペシャル・インタレスト・グループ(PCI Spec
ial Interest Group)による1993年4月30日出版
の「PCIローカルバス仕様(PCI Local Bus Specific
ation )」改訂版2に記載されている。この文献全体を
引用によりここに援用する。
【0017】マイクロプロセッサ119は、予め定めら
れた命令セットを実現するデータ処理ユニットである。
例示的な処理ユニットには、モデル80386マイクロ
プロセッサ、モデル80486マイクロプロセッサなど
がある。なお、CPUローカルバス104は、マイクロ
プロセッサ119をキャッシュメモリ、メモリコントロ
ーラなどの種々の他のコンポーネントに結合し得る。
【0018】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106は、制御信号、データ信号およびアドレス信号
を調整したり、マイクロプロセッサ119と周辺バス1
02に結合される装置との間でそれらの信号の転送を行
なったりする周知のインタフェース機能を制御する従来
の回路を含む。バスインタフェースおよびアービタユニ
ット106はさらに、周辺バス102の統御に関して競
合する装置を調停しかつそれらの装置に優先順位を付け
る。図1に関して上で説明した例と同様に、バスインタ
フェースおよびアービタユニット106内の調停論理
は、代替バスマスタによってアサートされる同期リクエ
スト信号を検出し、周辺バス102の統御を達成するこ
とができれば関連する許可信号を発生するように構成さ
れる。バスインタフェースおよびアービタユニット10
6は、ライン123および124でそれぞれ同期リクエ
スト信号SREQ1およびSREQ2を受取り、ライン
125および126でそれぞれ許可信号GNT1および
GNT2を発生する。バスインタフェースおよびアービ
タユニット106のこれらの部分を種々の特定の回路構
成を用いて実現してもよいこと、および例示的な回路構
成が既知の先行技術の多くの出版物に記載されているこ
とが当業者に認識されるであろう。
【0019】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106は付加的にクロック制御回路120およびクロ
ックジェネレータ122を含む。クロックジェネレータ
122は、代替バスマスタ108、代替バスマスタ11
0等の周辺装置を駆動するための「CLK」として示さ
れる周辺バスクロック信号を発生する。以下により詳細
に説明するように、クロック制御回路120は、電力管
理ユニット111が周辺バスクロック信号CLKを停止
させた後代替バスマスタに適応するようにクロックジェ
ネレータ122の再始動を制御する。
【0020】次に、コンピュータシステム100の動作
について説明する。この議論に関しては、まず、電力管
理ユニット111がクロックジェネレータ122をオフ
にさせ、それにより周辺バスクロック信号CLKが停止
されると仮定する。電力管理ユニット111は、たとえ
ばバスインタフェースおよびアービタユニット106内
で現在バスリクエスト信号が保留になっていないときに
マイクロプロセッサ119によって実行される周辺バス
サイクルが終了するとクロックジェネレータ122をオ
フにするように構成され得る。
【0021】代替バスマスタ108または110のうち
の1つが周辺バス102の統御を要求すると、その装置
によって対応する非同期バスリクエスト信号がアサート
される。たとえば、代替バスマスタ108が周辺バス1
02の統御を要求する場合、非同期リクエスト信号AR
EQ1がライン128でローにアサートされる。図1の
例と同様に、ライン123においてバスインタフェース
およびアービタユニット106によって受取られるリク
エスト信号は周辺バスクロック信号CLKと同期でなけ
ればならない。しかしながら、この時点で、クロックジ
ェネレータ122はオフにされている。したがって、同
期リクエスト信号を与えるためには、非同期リクエスト
信号AREQ1を信号ドライバ116を介してバッファ
処理し、これによりライン127の非同期クロックリク
エスト信号CLKREQをローにアサートさせる。クロ
ック制御回路120がクロックリクエスト信号CLKR
EQのローへのアサーションを検出すると、信号IDL
Eがクロック制御回路120によってハイにデアサート
され、これにより(信号ON/OFFをハイに駆動する
ことによって)電力管理ユニット111にクロックジェ
ネレータ122をオンにさせ、したがって周辺バスクロ
ック信号CLKを再始動させる。
【0022】最初の周辺クロック信号CLKの立上がり
エッジで、ライン128の論理ロー信号(すなわち、信
号AREQ1)はフリップフロップ112にラッチさ
れ、フリップフロップ112の出力で駆動される。した
がって、フリップフロップ112の出力状態によって左
右される同期リクエスト信号SREQ1はローになる。
なお、信号SREQ1のローへの遷移は、クロック信号
CLKと同期的に生じる。
【0023】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106が同期リクエスト信号SREQ1のローへのア
サーションを検出すると、バスインタフェースおよびア
ービタユニット106は、その内部調停論理に従って許
可信号GNT1を発生し、その結果、代替バスマスタ1
08に周辺バス102の統御を許可する。
【0024】好ましい実施例では、周辺バス102の統
御が望まれると、代替バスマスタ108は合計2クロッ
クサイクルの間非同期リクエスト信号AREQ1をアサ
ートする。クロック制御回路120がライン127で結
果として得られたローの信号を検出すると、2クロック
サイクル後に代替バスマスタ108によって非同期リク
エスト信号AREQ1がデアサートされていても、クロ
ック制御回路120は引続いて駆動を行ないライン12
7で論理ロー信号を維持する。電力管理ユニット111
によってIDLE信号がハイにデアサートされクロック
ジェネレータ122がオンにされると、電力管理ユニッ
ト111がクロックジェネレータ122を停止させるこ
とができるという決定を下し得る時点であるシステムマ
イクロプロセッサ119が再び周辺バス102の統御を
得る時点まで、周辺バスクロック信号CLKを停止させ
ることができない。たとえば、上述のように、電力管理
ユニット111は、バスインタフェースおよびアービタ
ユニット106内で現在バスリクエスト信号が保留にな
っていなければマイクロプロセッサ119によって実行
される周辺バスサイクルが終了すると周辺バスクロック
信号CLKを停止させるように構成され得る。電力管理
ユニット111がそのような予め定められた状態に従っ
て周辺バスクロック信号CLKを停止させることができ
ると判断すると、クロック制御回路120は1クロック
サイクルの間クロックリクエスト信号CLKREQをハ
イに駆動する。その後、クロック制御回路120はクロ
ックリクエスト信号CLKREQおよびトライステート
ライン126の駆動を解放する。その後、電力管理ユニ
ット111は、信号ON/OFFをローに駆動すること
によってクロックジェネレータ122をオフにし、それ
によって周辺バスクロック信号CLKを停止させる。
【0025】なお、好ましい実施例では、最後の周辺バ
スクロック信号CLKの立上がりエッジの間にライン1
27がハイとしてサンプリングされたときにのみ信号ド
ライバ116および118がイネーブルされる。これに
より、クロック制御回路120がライン127をハイに
駆動するのと同時に非同期リクエスト信号AREQx
(すなわちAREQ1またはAREQ2)がローにアサ
ートされた場合にライン127で信号の競合が起こる可
能性を防ぐことができる。この特徴の実現例は図3に示
されており、図3では、フリップフロップ129は、周
辺クロック信号CLKの各サイクルの間にライン127
をサンプリングし、かつ、ライン127がハイとしてサ
ンプリングされたときにのみ信号ドライバ116および
118をイネーブルするために用いられる。
【0026】再び図2を参照して、非同期リクエスト信
号AREQ1およびAREQ2が同時にまたは一斉にア
サートされ、代替バスマスタ108および110の両方
が周辺バス102の統御を要求していることを示せば、
クロックリクエスト信号CLKREQは再びローに駆動
され、それによって周辺バスクロック信号CLKを再始
動させる。それに応じてフリップフロップ112および
114の出力においてそれぞれ同期リクエスト信号SR
EQ1およびSREQ2が与えられ、バスインタフェー
スおよびアービタユニット106において受取られる。
その後、許可信号GNT1またはGNT2のうちの一方
が内部調停論理によって確立された予め定められた優先
順位に従ってアサートされ、他方の許可信号は「優先順
位の高い方の」代替バスマスタがそれに対応するバスサ
イクルを終了するまで遅延される。その後、バスインタ
フェースおよびアービタユニット106はその他方の許
可信号をアサートして、「優先順位の低い方の」代替バ
スマスタがその対応するバスサイクルを実行できるよう
にする。
【0027】次に、クロック制御回路120の内部論理
について考える。図4は、クロック制御回路120内で
実施されるアルゴリズムステートマシン300を示す図
である。ステートマシン300は、4つの状態310、
320、330、340を含む。周辺バスクロック信号
CLKが停止されると、ステートマシン300はアイド
ル状態310になる。ステートマシン300はクロック
リクエスト信号CLKREQがハイである限り状態31
0のままである。
【0028】クロックリクエスト信号CLKREQがロ
ーになると、ステートマシン300は状態320に入
る。この遷移は、非同期リクエスト信号AREQxのう
ちの1つが代替バスマスタのうちの1つによってアサー
トされると生じる。状態320の間、クロック制御回路
120はライン127をローに駆動し、信号IDLEを
ハイにデアサートする。電力管理ユニット111は信号
IDLEのデアサーションを検出し、その結果、クロッ
クジェネレータ122をオンにして周辺バスクロック信
号CLKを再始動させる。
【0029】ステートマシン300はその次に、信号I
DLEがハイにデアサートされ続ける状態330に入
る。ステートマシン300は、同期リクエスト信号SR
EQxがローである限り状態330のままである。すべ
ての同期リクエスト信号がハイであれば、ステートマシ
ン300は、内部タイマによって確立された遅延時間に
従った予め定められた時間の間状態330のままであ
る。この遅延時間は、クロック信号CLKを再始動させ
た後(フリップフロップ112または114によって)
対応する同期リクエスト信号SREQxがローに駆動さ
れるのに十分な時間が確実に与えられるようにするため
に設けられる。一実施例では、状態330の内部タイマ
は、ステートマシン300が状態330から出て行くま
でに少なくとも4クロックサイクルが確実に経過するよ
うに規定される。
【0030】同期リクエスト信号SREQxがハイであ
りかつタイマが切れると、ステートマシン300は状態
340に入る。状態340の間、クロックリクエスト信
号CLKREQはクロック制御回路120によって1ク
ロックサイクルの間ハイに駆動される。さらにIDLE
信号がローにアサートされる。
【0031】ステートマシン300はその次に再びアイ
ドル状態310に戻り、クロック制御回路120はクロ
ックリクエストライン127をトライステートにする。
その後、システムマイクロプロセッサ119が再び周辺
バス102の統御を得ると、または他のいずれかの所望
の電力管理機構に従って、電力管理ユニット111はク
ロックジェネレータ122をオフにし得る。その後、周
辺バスクロック信号CLKは、クロックリクエスト信号
をローにアサートすることによって上述の態様で別の代
替バスマスタによって再び再始動され得る。
【0032】再び図2を参照して、フリップフロップ1
12、114および信号ドライバ116、118を代替
バスマスタ108、110と一体の部分として組込まれ
てもよいことに注目されたい。さらに、簡略化のために
信号ライン123〜127を周辺バス102と別々にし
て示しているが、信号ライン123〜127は、周辺バ
ス102の予め規定された制御ラインであってもよい。
【0033】図5に示すような別の実施例では、ステー
トマシンは、クロックリクエスト信号CLKREQおよ
び同期リクエスト信号SREQxを発生するように各々
の代替バスマスタ内に組込まれる。図2の回路部に対応
する回路部には同じ参照番号が付されている。図6は、
そのような実施例の各々の代替バスマスタ内に組込まれ
るアルゴリズムステートマシン500を示す図である。
ステートマシン500は、状態510、520および5
30を含む。
【0034】図4および図5とともに図6を参照して、
リセットの後、クロックリクエスト信号がハイになる
と、ステートマシン500は状態510に遷移する。こ
の時点で、電力管理ユニット111はクロックを停止さ
せるようにクロックジェネレータ122に信号を送り得
る。マスタ周辺装置がクロックを必要としていなけれ
ば、ステートマシン500は状態510のままである。
システムの事象によりクロックリクエスト信号がローに
されれば、ステートマシン500は状態530に戻る。
状態510にある間にマスタがクロックを必要とすれ
ば、ステートマシン500は状態520に遷移し、クロ
ックリクエスト信号CLKREQをローに駆動させる。
その後、クロック制御回路120はクロックが停止され
ていればそれを再始動させるようにクロックジェネレー
タ122に信号を送る。マスタは今、バスを獲得しその
トランザクションを行なうようにその同期バスリクエス
ト信号SREQxをアサートし得る。マスタがそのバス
リクエストを維持している限り、ステートマシンは状態
520のままである。マスタがそのバスリクエストをデ
アサートすると、ステートマシンは状態530に遷移
し、クロックリクエスト信号CLKREQをトライステ
ートにさせる。
【0035】図2および図5に示すシステムを用いれ
ば、周辺バスの統御を得るために同期バス信号をアサー
トしなければならない代替バスマスタを適用しながらな
おかつ電力管理のために周辺バスクロック信号を停止さ
せることができる。したがって、幅広い互換性を維持し
ながらコンピュータシステムの電力消費量を低減するこ
とができる。
【0036】次に、図7を参照して、スレーブ装置60
0が周辺バス102に結合される類似したコンピュータ
システムの一部分が示されている。図5の回路ブロック
に対応する回路ブロックには同じ参照番号を付してい
る。
【0037】スレーブ装置600は、周辺クロック信号
CLKを受取るように結合され、ライン127に結合さ
れる。以下により詳細に説明するように、図7の実施例
を用いれば、スレーブ装置600は、周辺バスサイクル
の後にスレーブによって周辺バスクロック信号が要求さ
れると周辺バスクロック信号が停止されないようにする
ことができる。たとえば、スレーブ装置600は、内部
FIFOバッファを空にするために周辺バス転送サイク
ルの終了後に周辺バスクロック信号を必要とし得る。
【0038】図7の実施例の動作の間、スレーブ装置6
00はライン127のクロックリクエスト信号CLKR
EQをモニタする。スレーブ装置600がクロックリク
エスト信号CLKREQのハイへのアサーションを検出
かつスレーブ装置がまだ周辺バスクロック信号CLKを
必要としていれば、スレーブ装置600は、周辺バスク
ロック信号CLKが停止されないようにするために、そ
の次のクロックサイクルでライン127を再びローに駆
動する。
【0039】図8は、スレーブ装置600内で実施され
るアルゴリズムステートマシン700を示す図である。
システムがリセットされると、ステートマシン700
は、ライン127がスレーブ600によってトライステ
ートにされる状態710に入る。ライン127のクロッ
クリクエスト信号CLKREQがローである限り、ステ
ートマシン700は状態710のままである。
【0040】ライン127のクロックリクエスト信号C
LKREQがハイになると、ステートマシン700は状
態720に入る。状態720の間、ライン127はスレ
ーブ装置600によってトライステートにされ続ける。
クロックリクエスト信号CLKREQがハイのままであ
りかつ周辺バスクロック信号CLKREQが必要でない
間はステートマシン700は状態720のままである。
【0041】ライン127のクロックリクエスト信号C
LKREQが再びローになると、ステートマシン700
は状態710に戻る。一方、スレーブ600が周辺バス
クロック信号CLKを必要とし、ライン127のクロッ
クリクエスト信号がハイであれば、ステートマシン70
0は状態730に入る。状態730の間、ライン127
のクロックリクエスト信号は2クロックサイクルの間ス
レーブ装置600によってローに引下げられる。その
後、ステートマシン700は再び状態710に入り、ラ
イン127はスレーブ装置600によってトライステー
トにされる。
【0042】図9は、図2、図5、図7のクロック制御
回路120内で実施されるステートマシン800の代替
実施例を示す図である。ステートマシン800は、マス
タおよびスレーブ装置によってアサートされるクロック
リクエスト信号(すなわち、CLKREQ)に応答す
る。この実施例では、周辺バスクロック信号の再始動お
よび停止は、クロック制御回路120によって直接制御
される。なお、電力管理ユニット111は、コンピュー
タシステムの動作の間普段はクロックジェネレータ12
2を制御するように構成されてもよい。
【0043】リセットされると、ステートマシン800
は、ライン127のクロックリクエスト信号CLKRE
Qがクロック制御回路120によってトライステートに
され受動的にハイに引上げられ、かつ、周辺バスクロッ
ク信号CLKがオンである状態810に入る。ライン1
27のクロックリクエスト信号が予め定められたクロッ
ク数(すなわち、Mクロックサイクル)の間ハイとして
検出されれば、ステートマシン800は状態820に入
る。
【0044】状態820の間、ライン127は、クロッ
ク制御回路120によってトライステートにされかつハ
イに引上げられ、周辺バスクロック信号CLKは停止さ
れる。なお、クロックジェネレータ122は、周辺バス
クロック信号CLKを停止させるようにクロック制御回
路120によって電力管理ユニット111を介して直接
制御される。ライン127のクロックリクエスト信号C
LKREQがたとえば代替バスマスタ108によってロ
ーに引下げられるまで、ステートマシン800は状態8
20のままである。クロックリクエスト信号CLKRE
Qがローにアサートされると、ステートマシン800は
状態810に戻り、周辺バスクロック信号CKLが再始
動される。
【0045】その次のクロックサイクルで、クロックリ
クエスト信号CLKREQがローにアサートされ続けれ
ば、ステートマシン800は状態830に入る。状態8
30の間、クロック制御回路120は、マスタまたはス
レーブ装置が駆動を解放できるようにライン127での
ローへの駆動を維持する。同期バスリクエスト信号(す
なわち、SREQx)がアサートされれば、バスリクエ
スト信号がハイにデアサートされるまでステートマシン
800は状態830のままである。どのバスリクエスト
信号SREQxもローにアサートされずに予め定められ
たクロックサイクル数(すなわち、Nクロック)が経過
すると、ステートマシン800は状態840に入る。状
態840の間、ライン127のクロックリクエスト信号
CLKREQは1クロックサイクルの間クロック制御回
路120によってハイにアサートされる。その後、ステ
ートマシン800は状態810に戻る。
【0046】ライン127のクロックリクエスト信号が
再びローに引下げられそれによってステートマシン80
0を状態830に入らせるまで、またはMクロックサイ
クルが経過してステートマシン800が状態820に入
り周辺バスクロック信号が停止されるまで、ステートマ
シン800は状態810のままである。
【0047】以上のことから、スレーブ装置600は、
周辺クロック信号CLKがオンのままであることを要求
すれば、クロック制御回路120によるライン127の
クロックリクエスト信号(一般に「インジケータ」信号
と呼ばれる)のローへのアサーションを検出し(すなわ
ち、図4の状態340の間、または図9の状態840の
間)、ステートマシン300の状態330(図4)によ
る、またはステートマシン800の状態830(図9)
による決定に応じた付加的な期間クロックを動作させ続
けるようにクロックリクエスト信号をローに駆動する。
【0048】次に図10を参照して、バスインタフェー
スおよびアービタユニット106の代替的な構成がブロ
ック図で示されている。図を簡略化し明瞭にするため
に、図5の回路部に対応する回路部には同じ参照番号が
付されている。
【0049】図10のシステムは、クロックリクエスト
信号CLKREQを発生することができるバスマスタ
(すなわち、マスタ108等)に関して図5を参照して
上で記載した説明に従って動作する。このシステムも、
クロックリクエスト信号を発生するようには設計されて
いない従来のバスマスタに適応する。マスタ902は、
1つのそのような従来のバスマスタを表わしている。
【0050】内部でクロックリクエスト信号を発生でき
ない従来の代替バスマスタとの逆方向の互換性を可能に
するために、バスマスタ(すなわち、マスタ902)が
同期バスリクエスト信号SREQxを確実に発生できる
ように電力節約モードの間クロック信号のエッジの周期
的な発生を制御するプログラマブルクロック制御回路9
06が設けられる。以下の説明からよりよく理解される
ように、電力節約モードの間にクロックエッジが発生さ
れる周期速度は、従来のバスマスタの内部構成レジスタ
から読取られる値に依存する。
【0051】コンピュータシステム900がリセットさ
れると、マイクロプロセッサ119はBIOSブートコ
ードの実行を開始する。ブーティングの手順の間、マス
タ902の構成レジスタ904の内容を読取るために読
取動作が実行される。この構成レジスタ904の特定の
内容に関して以下に詳細に議論する。
【0052】BIOSコードはまた、マスタ902がク
ロックリクエスト信号CLKREQを発生できるかどう
かを表わす状態ビットを含む(マスタ902内の)予め
定められたレジスタ位置に対して別の読出リクエストを
呼出す(なお、クロックリクエスト信号は同様に「クロ
ックラン」信号CLKRUNとも呼ばれ得る)。マスタ
902の場合、状態ビットは、マスタ902がクロック
リクエスト信号CLKSREQを発生できないことをシ
ステムBIOSに示す。その後、システムBIOSは、
マスタ108等の周辺バス102に接続され得る他のい
かなるバスマスタ内の類似した状態および構成レジスタ
をも読取るために付加的な読取リクエストを開始し得
る。
【0053】マスタ902の構成レジスタ904の内容
は、マスタが周辺バス102へのアクセスを必要とし得
る頻度を表わしている。周辺バス102がPCI規格構
成バスである好ましい実施例では、構成レジスタ904
は、いわゆるMAXLAT(最大待ち時間)レジスタま
たはフィールドとして実施され得る。当業者に容易に認
識されるように、MAXLATフィールドは、特定の装
置に必要とされるバンド幅、したがってバス調停のため
のその優先順位レベルを決定するための他のフィールド
とともに用いられる。特定のマスタの待ち時間の値の所
望の設定を特定するために、MAXLAT値も用いられ
る。上で引用したPCI仕様に示されるように、MAX
LATフィールドは、特定の装置がPCIバスへのアク
セスを必要とする頻度を特定するために用いられる。そ
の値は、1/4μ秒の単位で期間を特定する。値0は、
装置が(特定のマスタ内の)待ち時間タイマの設定を特
には必要としてないことを表わす。システムがリセット
されると、BIOSブートコードは、周辺バス102に
接続される各々の代替バスマスタ内の指定されたMAX
LAT構成レジスタを読取り、どのバスマスタがクロッ
クリクエスト信号の発生を支持できるかを判断する。各
々のマスタのMAXLATを読取ると、システムは、
(クロックリクエスト信号CLKREQを発生できない
マスタの中で)周辺バス102へのアクセスを最も頻繁
に要求するマスタに対応するMAXLAT値に従ってク
ロック制御タイマ908を設定する。周辺バス102を
最も頻繁に要求するマスタがたとえば2μ秒という最大
待ち時間を特定すれば、システムは、1μ秒(すなわ
ち、特定された最大待ち時間の半分)ごとにサイクルを
開始する(またはトリガする)ようにクロック制御タイ
マ908を設定する。その後、電力管理ユニット111
が周辺バスクロックを停止させる決定を下すと、クロッ
ク制御タイマ908がサイクルを開始する。1μ秒ごと
に、クロック制御回路906はクロックジェネレータ1
22に少なくとも1クロックエッジ(すなわち、ワンシ
ョットまたはマルチショット)を与えるようにさせる。
これにより、周辺バス102に結合されるマスタ902
等のいかなるバスマスタも、そのマスタがクロックリク
エスト信号CLKREQを発生できなくても、周辺バス
102の統御を得るために同期バスリクエスト信号(す
なわち、SREQ2)を確実に発生できる。同期バスリ
クエスト信号SREQxがリセットされると、プログラ
マブルクロック制御回路906は、電力管理ユニット1
11に、周辺バスクロック信号がその最大(または通
常)の周波数で駆動される通常動作モードに再び入らせ
る。それにより、リクエストを出しているマスタがサー
ビスされることが可能となる。
【0054】なお、好ましい実施例ではクロック制御タ
イマ908は特定された最大待ち時間の半分の期間で設
定されるが、特定された最大待ち時間に比例する(また
はそれに依存する)他の値でクロック制御タイマ908
を設定してもよい。たとえば、システムに応じて、最大
待ち時間の1/3の期間でクロック制御タイマ908を
設定することも可能である。しかしながら、最大待ち時
間の1/2の期間を設定することにより、各々のマスタ
がデータを損失することなく周辺バスの統御を確実に得
ることができるようにしながら最適な電力の最適化が行
なわれると考えられる。
【0055】したがって、図10のシステムは、周期的
なクロックエッジのエッジとエッジとの間でクロック信
号をできるだけ長く停止させることにより、電力管理の
最適化を適用する。図11は、図10のシステムの動作
を示すフロー図である。ステップ950の間、システム
BIOSは、スレーブ装置だけが周辺バス102に結合
されるかどうかを判断する。もしそうであれば、ステッ
プ952の間に、プログラマブルクロック制御回路はク
ロックリクエスト信号CLKREQを発生できないバス
マスタを適用せずに図5および図7のシステムに従って
動作するように設定される。ステップ954による判断
に応じて周辺バス102に接続されるマスタの各々がク
ロックリクエスト信号CLKREQを発生できる場合、
同様の動作が設定される。周辺バス102に接続される
1つ以上のマスタがクロックリクエスト信号の発生を支
持できなれば、ステップ956の間にマスタのMAXL
ATフィールドが読取られ、ステップ958の間にクロ
ック制御タイマ908はもっとも頻繁にアクセスを要求
するマスタ装置によって必要とされる期間の半分の値で
設定される。
【0056】代替的に、電力管理ユニット111が(ク
ロックジェネレータ122を介して)電力節約モードの
間(クロック信号を完全に停止させるのではなく)周辺
バスクロック信号を低速にする場合、各々のマスタのM
AXLATフィールドから読取られる値は、クロック信
号が低速にされ得る最小の周波数を決定するために用い
られ得る。そのような実施例は図12に示されている。
図12の実施例では、クロックジェネレータ122は、
最も頻繁に周辺バスを要求するマスタのMAXLATフ
ィールド内で特定される最大待ち時間の値の半分以下の
期間で周辺バスクロック信号を発生するようにプログラ
マブルクロック制御回路906によって設定される。た
とえば、マスタ902がレジスタ904の値に従って2
μ秒ごとに周辺バス102へのアクセスを必要とし得る
ことを示し、(クロックリクエスト信号の発生を支持で
きないマスタのうち)周辺バス102へのアクセスを最
も頻繁に要求するのがそのマスタである場合、プログラ
マブルクロック制御回路906は、電力節約モードの間
クロックジェネレータ122に1μ秒(または1μ秒以
下)の期間で周辺バスクロック信号を駆動させる周波数
制御信号をライン907で発生する。これにより、マス
タ902が、少なくとも必要とし得る回数だけ、確実に
同期バスリクエスト信号を発生できる。なお、一旦特定
のマスタによってバスリクエスト信号SREQxが発生
されると、電力管理ユニット111はクロックジェネレ
ータ122に十分な周波数で周辺バスクロック信号を駆
動させる。
【0057】本発明に従ったシステムを用いれば、周辺
バスの統御を得るために同期バスリクエスト信号をアサ
ートしなければならない代替バスマスタを適用しながら
なおかつ電力管理のために周辺バスクロック信号を停止
させるまたは低速にすることができる。
【0058】周知の種々の回路縮小技術を採用すること
により、上述のアルゴリズムステートマシン300、5
00、700および800を順序論理回路に縮小するこ
とが可能である。たとえば、ステートマシン300、5
00、700および800を順序論理回路に縮小するた
めに、計算機援用設計ツールを用いてもよい。例示的な
計算機援用設計ツールには、VHSICハードウェア記
述言語、およびVERILOG記述言語が含まれる。
【0059】図2および図5の電力管理ユニット111
は、上述のものの他に種々の付加的な電力管理機能を実
現するように構成されてもよい。たとえば、電力管理ユ
ニット111は、1992年11月24日スミス(Smit
h )他に発行された米国特許番号第5,167,024
号に記載される機能と類似した機能を実現するように設
計されてもよい。この特許全体を引用によりここに援用
する。
【0060】なお、スレーブ装置600を、種々の特定
の周辺装置によって実現することが可能である。たとえ
ば、スレーブ装置600は、ディスクコントローラ装置
またはオーディオコントローラ装置であってもよい。
【0061】さらに、上述の実施例ではクロックジェネ
レータ122がバスインタフェースおよびアービタユニ
ット106内にあるように示されているが、コンピュー
タシステム100の種々の代替的な回路ブロックにクロ
ックジェネレータ122を組込むことも可能である。
【0062】本願は、ゲファート(Gephardt)他による
1993年9月22日出願の「周辺バスクロック信号を
再始動させ周辺バスの統御を要求するためのシステムお
よび方法(System and Method for Re-Starting a Peri
pheral Bus Clock Signal and Requesting Mastership
of a Peripheral Bus 」と題された同一出願人に譲渡さ
れた同時係属中の出願連続番号第08/125,406
号、およびマクドナルド(MacDonald )による1993
年10月1日出願の「スレーブ装置を介して周辺バスク
ロック信号を制御するためのシステムおよび方法(Syst
em and MethodFor Controlling A Peripheral Bus Cloc
k Signal Through A Slave Device)」と題された同一
出願人に譲受された同時係属中の出願連続番号第08/
131,092号に関連している。これらの同時係属中
の出願を引用によりここに援用する。
【0063】以上の開示を十分に認識すれば、多数の変
形例および変更例が当業者に明らかになるであろう。た
とえば、電力節約モードの間クロック信号を完全に停止
させる(0Hz)のではなく、周辺バスクロック信号を
いかなる周波数レベルにも低減できることを理解された
い。前掲の特許請求の範囲は、そのような変形例および
変更例をすべて含むものとして解釈されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】周辺バスとそれに結合される複数の代替バスマ
スタとを含むコンピュータシステムのブロック図であ
る。
【図2】周辺バスクロック信号を再始動させるためのク
ロック制御回路を含むコンピュータシステムの一部分を
示すブロック図である。
【図3】1対の信号ドライバをイネーブルするためのフ
リップフロップを含むコンピュータシステムの一部分を
示すブロック図である。
【図4】図2のクロック制御回路内で実施されるアルゴ
リズムステートマシンを示す図である。
【図5】内部ステートマシンを有し、周辺バスクロック
信号をリクエストしかつ同期バスリクエスト信号を発生
するための代替バスマスタを含むコンピュータシステム
の一部分を示すブロック図である。
【図6】代替バスマスタ内で実施されるアルゴリズムス
テートマシンを示す図である。
【図7】クロックリクエスト信号をアサートすることが
できるスレーブ装置を含むコンピュータシステムを示す
ブロック図である。
【図8】スレーブ装置内で実施されるアルゴリズムステ
ートマシンを示す図である。
【図9】クロック制御回路内で実施されるアルゴリズム
ステートマシンを示す図である。
【図10】従来のマスタ装置を含むコンピュータシステ
ムを示すブロック図である。
【図11】図10のコンピュータシステム内のプログラ
マブルクロック制御回路の動作を説明するためのフロー
図である。
【図12】従来のマスタ装置を含むコンピュータシステ
ムを示すブロック図である。
【符号の説明】
102 周辺バス 104 ローカルバス 106 バスインタフェースおよびアービタユニット 108 バスマスタ 110 バスマスタ 111 電力管理ユニット 120 クロック制御回路 122 クロックジェネレータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムであって、 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサに結合されるローカルバスと、 周辺バスと、 前記ローカルバスと前記周辺バスとに結合され、前記ロ
    ーカルバスと前記周辺バスとの間でのデータ信号および
    アドレス信号の転送を調整するため、および前記周辺バ
    スの統御を調停するためのバスインタフェースおよびア
    ービタユニットと、 前記周辺バス上に周辺バスクロック信号を与えるための
    クロックジェネレータ回路とを含み、前記周辺バスクロ
    ック信号は選択的に制御されることができ、 前記周辺バスに結合される第1の代替バスマスタをさら
    に含み、前記周辺バスクロック信号が電力低減モードで
    あるとき前記代替バスマスタはクロックリクエスト信号
    をアサートすることができ、 前記代替バスマスタに結合され、前記クロックリクエス
    ト信号のアサーションに応答して、前記周辺バスクロッ
    ク信号が通常モードにおいて駆動されるようにするため
    のクロック制御回路と、 前記周辺バスに結合される第2の代替バスマスタとをさ
    らに含み、 前記クロック制御回路は、前記電力低減モードの間、選
    択された周期速度でクロックエッジを与えることができ
    る、コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記クロックリクエスト信号を受取るよ
    うに結合されるラッチ回路をさらに含み、前記ラッチ回
    路は、周辺バスクロック信号に応答して前記バスインタ
    フェースおよびアービタユニットに同期バスリクエスト
    信号を与える、請求項1に記載のコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記代替バスマスタは、前記周辺バスク
    ロック信号が停止されると前記クロックリクエスト信号
    をアサートし、かつ、前記周辺バスクロック信号が再始
    動されると同期バスリクエストをアサートするステート
    マシンを含み、前記同期バスリクエスト信号は、前記周
    辺バスの統御をリクエストするための前記バスインタフ
    ェースおよびアービタユニットに与えられる、請求項1
    に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記周辺バスはPCIバスである、請求
    項1に記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記クロック制御回路と前記クロックジ
    ェネレータ回路とに結合される電力管理ユニットをさら
    に含み、前記電力管理ユニットは、前記周辺バスクロッ
    ク信号を選択的に停止させたり再始動させたりするため
    の前記クロックジェネレータに制御信号を与え、前記ク
    ロック制御回路は、前記クロックリクエスト信号に応答
    して前記電力管理ユニットにコマンド信号を与える、請
    求項3に記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記電力管理ユニットは、前記マイクロ
    プロセッサが前記周辺バスの統御を得た後に予め定めら
    れた状態が生じると前記周辺バスクロック信号を停止さ
    せる、請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記バスインタフェースおよびアービタ
    ユニットは、前記同期バスリクエスト信号に応答してバ
    ス許可信号をアサートする、請求項3に記載のコンピュ
    ータシステム。
  8. 【請求項8】 前記周辺バスは、前記クロックリクエス
    ト信号を前記代替バスマスタから前記クロック制御回路
    に結合するための制御ラインを含む、請求項3に記載の
    コンピュータシステム。
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