JPH073023Y2 - 流体エネルギ変換機 - Google Patents
流体エネルギ変換機Info
- Publication number
- JPH073023Y2 JPH073023Y2 JP1986104403U JP10440386U JPH073023Y2 JP H073023 Y2 JPH073023 Y2 JP H073023Y2 JP 1986104403 U JP1986104403 U JP 1986104403U JP 10440386 U JP10440386 U JP 10440386U JP H073023 Y2 JPH073023 Y2 JP H073023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing body
- casing
- tapered surface
- cover
- energy converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B11/00—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
- F15B11/02—Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01B—MACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
- F01B13/00—Reciprocating-piston machines or engines with rotating cylinders in order to obtain the reciprocating-piston motion
- F01B13/04—Reciprocating-piston machines or engines with rotating cylinders in order to obtain the reciprocating-piston motion with more than one cylinder
- F01B13/06—Reciprocating-piston machines or engines with rotating cylinders in order to obtain the reciprocating-piston motion with more than one cylinder in star arrangement
- F01B13/061—Reciprocating-piston machines or engines with rotating cylinders in order to obtain the reciprocating-piston motion with more than one cylinder in star arrangement the connection of the pistons with the actuated or actuating element being at the outer ends of the cylinders
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は,流体ポンプまたは流体モータとして使用され
る流体エネルギ変換機に関し,特に,そのケーシング部
分の改良に係るものである。
る流体エネルギ変換機に関し,特に,そのケーシング部
分の改良に係るものである。
[従来の技術] この種の流体エネルギ変換機,すなわち,一般的なラジ
アルピストン形の液圧ポンプ/モータや,後述するよう
な特殊な液圧ポンプ/モータ等においては,そのケーシ
ングの開口端にリヤカバーを蓋着し,このリヤカバー
に,前記ケーシング内に配されるシリンダバレルを偏心
軸あるいはピントルを介して支承させるようにしたもの
が少なくない。しかして,このような構成のものでは,
高圧の作動流体の影響により,前記ケーシング本体と,
前記リヤカバーとの間に大きなラジアル方向の食い違い
力が作用することになる。しかも,前記ケーシングと前
記リヤカバーとは,正確に位置決めした状態で結合させ
ないと円滑な作動が損われるという事情もある。
アルピストン形の液圧ポンプ/モータや,後述するよう
な特殊な液圧ポンプ/モータ等においては,そのケーシ
ングの開口端にリヤカバーを蓋着し,このリヤカバー
に,前記ケーシング内に配されるシリンダバレルを偏心
軸あるいはピントルを介して支承させるようにしたもの
が少なくない。しかして,このような構成のものでは,
高圧の作動流体の影響により,前記ケーシング本体と,
前記リヤカバーとの間に大きなラジアル方向の食い違い
力が作用することになる。しかも,前記ケーシングと前
記リヤカバーとは,正確に位置決めした状態で結合させ
ないと円滑な作動が損われるという事情もある。
そのため,従来のものは,前記ケーシング本体と前記リ
ヤカバーとの間にインロー部を設けるとともにその外側
にフランジ結合部を設け,そのフランジ結合部にボルト
等の止着具を定着することによって,両者を強固にかつ
正確に連結するようにしている。
ヤカバーとの間にインロー部を設けるとともにその外側
にフランジ結合部を設け,そのフランジ結合部にボルト
等の止着具を定着することによって,両者を強固にかつ
正確に連結するようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが,インロー部で高い位置決め精度を確保するに
は,高精度の加工が必要となり,しかも,その精度を高
くしすぎると相互の嵌め合いに手間がかかるという問題
がある。また,そのインロー部の外側にフランジ結合部
を設けなければならないので,ケーシングの外径寸法が
大きくなり,コンパクト化が難しいという問題がある。
特に,この種の流体エネルギ変換機を2台隣設し,一方
をポンプ,他方をモータとして使用する場合,すなわ
ち,2台の流体エネルギ変換機によってユニット化された
HSTやHMT方式のトランスミッションを構成するような場
合には,両者の径方向の嵩張りによって,全体が非常に
大形なものにならざるを得ないという問題がある。
は,高精度の加工が必要となり,しかも,その精度を高
くしすぎると相互の嵌め合いに手間がかかるという問題
がある。また,そのインロー部の外側にフランジ結合部
を設けなければならないので,ケーシングの外径寸法が
大きくなり,コンパクト化が難しいという問題がある。
特に,この種の流体エネルギ変換機を2台隣設し,一方
をポンプ,他方をモータとして使用する場合,すなわ
ち,2台の流体エネルギ変換機によってユニット化された
HSTやHMT方式のトランスミッションを構成するような場
合には,両者の径方向の嵩張りによって,全体が非常に
大形なものにならざるを得ないという問題がある。
本考案は,以上のような問題点を簡単かつ確実に解消す
ることを目的としている。
ることを目的としている。
[問題点を解消するための手段] 本考案は,かかる目的を達成するために,ケーシング本
体とカバーとの結合部に螺旋状のテーパー面による螺合
構造を採用したことを特徴とするものである。
体とカバーとの結合部に螺旋状のテーパー面による螺合
構造を採用したことを特徴とするものである。
すなわち,本考案に係かる流体エネルギ変換機は,前記
ケーシング本体の開口端部の内周または外周に,軸心に
対して45°以下の角度をなすテーパー面を螺旋状に形成
するとともに,前記カバーに前記テーパー面と同角度を
なす螺旋状のテーパー面と,前記ケーシング本体の開口
端面を係止させる係止面とを設け,前記ケーシング本体
のテーパー面形成部分を前記カバーのテーパー面形成部
分に,その開口端面が前記係止面に係止される位置にま
で螺合させるようにしたことを特徴とするものである。
ケーシング本体の開口端部の内周または外周に,軸心に
対して45°以下の角度をなすテーパー面を螺旋状に形成
するとともに,前記カバーに前記テーパー面と同角度を
なす螺旋状のテーパー面と,前記ケーシング本体の開口
端面を係止させる係止面とを設け,前記ケーシング本体
のテーパー面形成部分を前記カバーのテーパー面形成部
分に,その開口端面が前記係止面に係止される位置にま
で螺合させるようにしたことを特徴とするものである。
[作用] このような構成のものであれば,テーパー面を螺旋状に
形成したケーシング本体の開口端部外周または内周に,
同角度をなす螺旋状のテーパー面を有したカバーを螺合
させ,その係止面に前記ケシング本体の開口端面が当接
するまでねじ込んで締付ければ,このケーシング本体の
テーパー面が前記カバーのテーパー面に乗り上げるよう
にして密着する。その結果,テーパー案内作用が発揮さ
れ,前記カバーと前記ケーシング本体とが所定の位置決
め状態となる。しかして,この状態では,ケーシング本
体と,カバーとの半径方向の隙間が完全になくなる。
形成したケーシング本体の開口端部外周または内周に,
同角度をなす螺旋状のテーパー面を有したカバーを螺合
させ,その係止面に前記ケシング本体の開口端面が当接
するまでねじ込んで締付ければ,このケーシング本体の
テーパー面が前記カバーのテーパー面に乗り上げるよう
にして密着する。その結果,テーパー案内作用が発揮さ
れ,前記カバーと前記ケーシング本体とが所定の位置決
め状態となる。しかして,この状態では,ケーシング本
体と,カバーとの半径方向の隙間が完全になくなる。
しかも,これらのテーパー面は,軸心に対して45°以下
の小さな傾斜をなしているため,ラジアル方向の荷重が
作用してもカバーのテーパー面が,ケーシング本体のテ
ーパー面に沿って滑るようなこともまず起り得ない。そ
のため,流体圧の影響で,前記ケーシング本体と前記カ
バーとの間にラジアル方向の食違い力が作用しても,両
者間に位置ずれが生じることはない。
の小さな傾斜をなしているため,ラジアル方向の荷重が
作用してもカバーのテーパー面が,ケーシング本体のテ
ーパー面に沿って滑るようなこともまず起り得ない。そ
のため,流体圧の影響で,前記ケーシング本体と前記カ
バーとの間にラジアル方向の食違い力が作用しても,両
者間に位置ずれが生じることはない。
また,前記テーパー面は螺旋状に設けてあるため,ケー
シング本体とカバーとをねじ結合と同様な操作により簡
単に連結することができ,しかも,カバーの係止面にケ
ーシング本体の開口端面を係止させることによって,両
者の軸方向の位置決めをも正確に行うことができる。
シング本体とカバーとをねじ結合と同様な操作により簡
単に連結することができ,しかも,カバーの係止面にケ
ーシング本体の開口端面を係止させることによって,両
者の軸方向の位置決めをも正確に行うことができる。
したがって,このようなものであれば,インロー部とフ
ランジ結合部を用いることなしに,前記ケーシング本体
と前記カバーとを確実かつ正確に接合することができ
る。
ランジ結合部を用いることなしに,前記ケーシング本体
と前記カバーとを確実かつ正確に接合することができ
る。
[実施例] 以下,本考案の一実施例を第1〜第5図を参照して説明
する。
する。
第1図乃至第3図に示す流体エネルギ変換機は,特開昭
58−77179号公報に示されるような構成をなしている。
すなわち,このエネルギ変換機は,ケーシング1と,こ
のケーシング1の内周1aに複数の第1の静圧ベアリング
2を介して相対回転可能に嵌合され前記各静圧ベアリン
グ2に対応する部位の内側にそれぞれ内平面3を有して
なるトルクリング4と,このトルクリング4の内側に配
設されその先端面を第2の静圧ベアリング5を介して前
記内平面3に添接させた複数のピストン6と,これら各
ピストン6をスライド可能に保持しこれら各ピストン6
との間に流体流出入用の空間7を形成するシリンダバレ
ル8と,前記ケーシング1およびトルクリング4の軸心
mと直交する方向に往復動作可能に設けられ前記シリン
ダバレル8を回転可能に支承するピントル9と,このピ
ントル9の軸心nをケーシング1の軸心mから偏心させ
た状態で前記ケーシング1と前記トルクリング4とを相
対回転させた場合に容積が増大することになる空間7お
よび容積が減少することになる空間7にそれぞれ連通す
る対をなす流体流通経路11,12とを具備してなる。そし
て,前記各空間7内に充満する流体を流体通路13、14を
介して対応する第1,第2の静圧ベアリングに導くように
し,前記第1の静圧ベアリング2に導入された流体の静
圧と前記第2の静圧ベアリング5に導入された流体の静
圧とによって前記トルクリング4に回転軸心m回りの偶
力が発生するように構成されている。
58−77179号公報に示されるような構成をなしている。
すなわち,このエネルギ変換機は,ケーシング1と,こ
のケーシング1の内周1aに複数の第1の静圧ベアリング
2を介して相対回転可能に嵌合され前記各静圧ベアリン
グ2に対応する部位の内側にそれぞれ内平面3を有して
なるトルクリング4と,このトルクリング4の内側に配
設されその先端面を第2の静圧ベアリング5を介して前
記内平面3に添接させた複数のピストン6と,これら各
ピストン6をスライド可能に保持しこれら各ピストン6
との間に流体流出入用の空間7を形成するシリンダバレ
ル8と,前記ケーシング1およびトルクリング4の軸心
mと直交する方向に往復動作可能に設けられ前記シリン
ダバレル8を回転可能に支承するピントル9と,このピ
ントル9の軸心nをケーシング1の軸心mから偏心させ
た状態で前記ケーシング1と前記トルクリング4とを相
対回転させた場合に容積が増大することになる空間7お
よび容積が減少することになる空間7にそれぞれ連通す
る対をなす流体流通経路11,12とを具備してなる。そし
て,前記各空間7内に充満する流体を流体通路13、14を
介して対応する第1,第2の静圧ベアリングに導くように
し,前記第1の静圧ベアリング2に導入された流体の静
圧と前記第2の静圧ベアリング5に導入された流体の静
圧とによって前記トルクリング4に回転軸心m回りの偶
力が発生するように構成されている。
しかして,このものは,第1図に示すように,ピントル
9の軸心nを回転軸心mから偏心させた状態で,高圧の
流体を,例えば,第1の流体流通経路11を通して第3図
における右領域Aに存在する空間7に供給すると,トル
クリング4に当該トルクリング4を矢印S方向へ回転さ
せようとする偶力が発生することになり,モータとして
の機能が発揮される。また,前記トルクリング4を外力
により,例えば,矢印R方向へ回転させれば,高圧の流
体が前記第1の流体流通経路11から吐出される(矢印Q
参照)ことになり,ポンプとしての機能が営まれる。
9の軸心nを回転軸心mから偏心させた状態で,高圧の
流体を,例えば,第1の流体流通経路11を通して第3図
における右領域Aに存在する空間7に供給すると,トル
クリング4に当該トルクリング4を矢印S方向へ回転さ
せようとする偶力が発生することになり,モータとして
の機能が発揮される。また,前記トルクリング4を外力
により,例えば,矢印R方向へ回転させれば,高圧の流
体が前記第1の流体流通経路11から吐出される(矢印Q
参照)ことになり,ポンプとしての機能が営まれる。
このような流体エネルギ変換機のケーシング1は,ケー
シング本体21と,このケーシング本体21の開口端に蓋着
したリヤカバー22とから構成されている。ケーシング本
体21は,前記トルクリング4,ピストン6およびシリンダ
バレル8を収容するカップ状のもので,その後端を開口
させてある。そして,このケーシング本体21の開口端部
21aの内周にテーパー面23を形成している。このテーパ
ー面23は,このケーシング本体21の軸心mに対して45°
以下の角度αをなす一定幅のもので,螺旋状に形成され
ている。つまり,このテーパー面23は,ヘリカルテーパ
ー面をなしている。そして,このテーパー面23の山側の
縁部と谷側の縁部との間には一定幅の急傾斜面24が形成
してある。
シング本体21と,このケーシング本体21の開口端に蓋着
したリヤカバー22とから構成されている。ケーシング本
体21は,前記トルクリング4,ピストン6およびシリンダ
バレル8を収容するカップ状のもので,その後端を開口
させてある。そして,このケーシング本体21の開口端部
21aの内周にテーパー面23を形成している。このテーパ
ー面23は,このケーシング本体21の軸心mに対して45°
以下の角度αをなす一定幅のもので,螺旋状に形成され
ている。つまり,このテーパー面23は,ヘリカルテーパ
ー面をなしている。そして,このテーパー面23の山側の
縁部と谷側の縁部との間には一定幅の急傾斜面24が形成
してある。
一方,リヤカバー22は,前記ピントル9を介して前記シ
リンダバレル8を支承する盤状のもので,前記ピントル
9の基端部9aが摺動可能に係合する台形溝22aを有して
いる。そして,このリヤカバー22には,前記ケーシング
本体21の開口端面21bを係止する環状の係止面25と,こ
の係止面25の内側に形成した円形膨出部26とを有してい
る。そして,この円形膨出部26の外周に,前記テーパー
面23と同一角度の螺旋状のテーパー面27を設けている。
このテーパー面27は,前記ケーシング本体21の軸心mに
対して同じく角度αをなす一定幅のもので,前記テーパ
ー面23と,同一ピッチになるようにして螺旋状に形成さ
れている。
リンダバレル8を支承する盤状のもので,前記ピントル
9の基端部9aが摺動可能に係合する台形溝22aを有して
いる。そして,このリヤカバー22には,前記ケーシング
本体21の開口端面21bを係止する環状の係止面25と,こ
の係止面25の内側に形成した円形膨出部26とを有してい
る。そして,この円形膨出部26の外周に,前記テーパー
面23と同一角度の螺旋状のテーパー面27を設けている。
このテーパー面27は,前記ケーシング本体21の軸心mに
対して同じく角度αをなす一定幅のもので,前記テーパ
ー面23と,同一ピッチになるようにして螺旋状に形成さ
れている。
そして,このリヤカバー22のテーパー面27を形成した部
分に,前記ケーシング本体21のテーパー面23を形成した
部分を,その開口端面21bが前記係止面25に係止される
位置にまで螺合させて締付けている。
分に,前記ケーシング本体21のテーパー面23を形成した
部分を,その開口端面21bが前記係止面25に係止される
位置にまで螺合させて締付けている。
このような構成のものであれば,ケーシング本体21がリ
ヤカバー22の係止面25から受ける反力によりこのケーシ
ング本体21の内周に設けた螺旋状のテーパー面23が前記
リヤカバー22のテーパー面27に乗り上げるようにして密
着する。その結果,テーパー案内作用が発揮され、この
ケーシング本体21とリヤカバー22とが正確に位置決めさ
れた状態で結合される。
ヤカバー22の係止面25から受ける反力によりこのケーシ
ング本体21の内周に設けた螺旋状のテーパー面23が前記
リヤカバー22のテーパー面27に乗り上げるようにして密
着する。その結果,テーパー案内作用が発揮され、この
ケーシング本体21とリヤカバー22とが正確に位置決めさ
れた状態で結合される。
そして,この状態では,ケーシング本体21とリヤカバー
22との間の半径方向の隙間が完全になくなる。しかも,
これらのテーパー面23,27は,軸心に対して45°以下の
小さな傾斜をなしているため,ケーシング本体21に相当
に大きなラジアル方向の荷重が作用しても,前記ケーシ
ング方向21のテーパー面23が,前記リヤカバー22のテー
パー面27に沿って滑るようなことは起り難い。そのた
め,流体圧によりケーシング本体21とリヤカバー22との
間に相対的なラジアル方向の食違い力が作用しても,両
者間に位置すれが生じることはない。すなわち,通常の
ねじのように,軸心に対して45°以上の急傾斜をなすヘ
リカル面を有したものでは,ラジアル荷重が作用すると
そのヘリカル面に沿った部材同士の滑りを招いて芯ずれ
が生じ易いが,前記のようなテーパー面23,27を採用す
れば,通常の部材を用いて常識的な荷重範囲で使用する
限り,このケーシング本体21とリヤカバー22との相対位
置が正確に維持されることになる。
22との間の半径方向の隙間が完全になくなる。しかも,
これらのテーパー面23,27は,軸心に対して45°以下の
小さな傾斜をなしているため,ケーシング本体21に相当
に大きなラジアル方向の荷重が作用しても,前記ケーシ
ング方向21のテーパー面23が,前記リヤカバー22のテー
パー面27に沿って滑るようなことは起り難い。そのた
め,流体圧によりケーシング本体21とリヤカバー22との
間に相対的なラジアル方向の食違い力が作用しても,両
者間に位置すれが生じることはない。すなわち,通常の
ねじのように,軸心に対して45°以上の急傾斜をなすヘ
リカル面を有したものでは,ラジアル荷重が作用すると
そのヘリカル面に沿った部材同士の滑りを招いて芯ずれ
が生じ易いが,前記のようなテーパー面23,27を採用す
れば,通常の部材を用いて常識的な荷重範囲で使用する
限り,このケーシング本体21とリヤカバー22との相対位
置が正確に維持されることになる。
したがって,従来のもののようにケーシング本体とリヤ
カバーとの間にインロー部を設け,その相対公差を厳し
く設定するような対策が不要となり,加工を容易にする
ことができるとともに,組立時の困難さを無理なく解消
することができることになる。
カバーとの間にインロー部を設け,その相対公差を厳し
く設定するような対策が不要となり,加工を容易にする
ことができるとともに,組立時の困難さを無理なく解消
することができることになる。
また,ケーシング本体21は,その開口端面21bをリヤカ
バー22の係止面25に当接させて位置決めすることができ
るので,軸方向の位置決め再現性も良好なものとなる。
バー22の係止面25に当接させて位置決めすることができ
るので,軸方向の位置決め再現性も良好なものとなる。
しかも,このようなものであれば,両テーパー面23,27
を螺合させて締付けた場合に,そのテーパー面23,27間
に,回転方向のみならず軸方向の楔作用が惹起され緩み
難いものとなる。そして,この構成によれば,フランジ
接合部が不要となるのでケーシング1の最大外径を小さ
くすることができ,装置全体のコンパクト化を図ること
ができる。第5図および第6図はこの効果を明示するた
めの説明図である。すなわち,第5図に示すものは,以
上説明した流体エネルギ変換機I1の隣に,同一の構成を
なす流体エネルギ変換機I2を配設し,これら両流体エネ
ルギ変換機I1,I2のリヤカバー22,22同士を一体化してい
る。そして,一方の流体エネルギ変換機I1の第1,第2の
流体流通経路11,12と,他方の流体エネルギ変換機I2の
第1,第2の流体流通経路(図示せず)とをリヤカバー22
内の両側部に形成した第1,第2の連通路28,29を介して
それぞれ接続しており,これによって,いわゆるHST形
の液圧トランスミッションを構成している。しかして,
このような使用態様において,各流体エネルギ変換機I
1,I2のケーシング本体21とリヤカバー22との接合を前述
したヘリカルテーパー面23,27同士の螺合により行うよ
うにすれば,前記両流体エネルギ変換機I1,I2のケーシ
ング本体21間の離間距離Laを,きわめて小さくすること
ができる。一方,第6図に示す従来例の場合には,各流
体エネルギ変換機II1,II2のケーシング本体aとリヤカ
バーbとをインロー部cにより位置決めし,その外側に
設けたフランジ接合部dにボルトeを定着することによ
ってそのケーシング本体aとリヤカバーbとを接合させ
るようになっているため,両ケーシング本体aの離間距
離Lbを小さくすることが困難である。そのため,本考案
のものは,従来装置に比べてその外径寸法を大幅に縮小
することが可能となり,装置全体の小形,軽量化を図る
ことができる。
を螺合させて締付けた場合に,そのテーパー面23,27間
に,回転方向のみならず軸方向の楔作用が惹起され緩み
難いものとなる。そして,この構成によれば,フランジ
接合部が不要となるのでケーシング1の最大外径を小さ
くすることができ,装置全体のコンパクト化を図ること
ができる。第5図および第6図はこの効果を明示するた
めの説明図である。すなわち,第5図に示すものは,以
上説明した流体エネルギ変換機I1の隣に,同一の構成を
なす流体エネルギ変換機I2を配設し,これら両流体エネ
ルギ変換機I1,I2のリヤカバー22,22同士を一体化してい
る。そして,一方の流体エネルギ変換機I1の第1,第2の
流体流通経路11,12と,他方の流体エネルギ変換機I2の
第1,第2の流体流通経路(図示せず)とをリヤカバー22
内の両側部に形成した第1,第2の連通路28,29を介して
それぞれ接続しており,これによって,いわゆるHST形
の液圧トランスミッションを構成している。しかして,
このような使用態様において,各流体エネルギ変換機I
1,I2のケーシング本体21とリヤカバー22との接合を前述
したヘリカルテーパー面23,27同士の螺合により行うよ
うにすれば,前記両流体エネルギ変換機I1,I2のケーシ
ング本体21間の離間距離Laを,きわめて小さくすること
ができる。一方,第6図に示す従来例の場合には,各流
体エネルギ変換機II1,II2のケーシング本体aとリヤカ
バーbとをインロー部cにより位置決めし,その外側に
設けたフランジ接合部dにボルトeを定着することによ
ってそのケーシング本体aとリヤカバーbとを接合させ
るようになっているため,両ケーシング本体aの離間距
離Lbを小さくすることが困難である。そのため,本考案
のものは,従来装置に比べてその外径寸法を大幅に縮小
することが可能となり,装置全体の小形,軽量化を図る
ことができる。
なお,以上の実施例では,ケーシング本体の開口端部内
周にテーパー面を形成した場合について説明したが,本
考案は必ずしもこのようなものに限定されるものではな
く,例えば,ケーシング本体の外周に螺旋状のテーパー
面を設け,リヤカバーに設けた凹陥部の内周にテーパー
面に螺合するテーパー面を設けるようにしてもよい。
周にテーパー面を形成した場合について説明したが,本
考案は必ずしもこのようなものに限定されるものではな
く,例えば,ケーシング本体の外周に螺旋状のテーパー
面を設け,リヤカバーに設けた凹陥部の内周にテーパー
面に螺合するテーパー面を設けるようにしてもよい。
また,流体エネルギ変換機の内部構造も前記のものに限
定されるものではなく,例えば,通常のラジアルピスト
ン式のポンプ/モータにも本考案を同じように適用する
ことが可能である。
定されるものではなく,例えば,通常のラジアルピスト
ン式のポンプ/モータにも本考案を同じように適用する
ことが可能である。
[考案の効果] 本考案は,以上のような構成であるから,高精度の加工
を要求されたり組立作業に手間がかかるという不都合を
招くことなしにケーシング本体とカバーとを正確に位置
決めして接合させることができるとともに,前記ケーシ
ング本体とカバーとの間に大きなラジアル方向の食違い
力が作用してもその位置決め状態が損われることがな
く,しかも,装置全体の最大外径を無理なく確実に縮小
して小形軽量化を図ることができる優れた流体エネルギ
変換機を提供できるものである。
を要求されたり組立作業に手間がかかるという不都合を
招くことなしにケーシング本体とカバーとを正確に位置
決めして接合させることができるとともに,前記ケーシ
ング本体とカバーとの間に大きなラジアル方向の食違い
力が作用してもその位置決め状態が損われることがな
く,しかも,装置全体の最大外径を無理なく確実に縮小
して小形軽量化を図ることができる優れた流体エネルギ
変換機を提供できるものである。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し,第1図は縦
断面図,第2図は第1図におけるII−II線断面図,第3
図は横断面図,第4図は第1図におけるIV矢視部分を拡
大して示す部分断面図,第5図は使用態様を示す説明図
である。第6図は従来例を示す第5図相当の説明図であ
る。 1……ケーシング 21……ケーシング本体 21b……開口端面 22……カバー(リヤカバー) 23……テーパー面 25……係止面 27…テーパー面
断面図,第2図は第1図におけるII−II線断面図,第3
図は横断面図,第4図は第1図におけるIV矢視部分を拡
大して示す部分断面図,第5図は使用態様を示す説明図
である。第6図は従来例を示す第5図相当の説明図であ
る。 1……ケーシング 21……ケーシング本体 21b……開口端面 22……カバー(リヤカバー) 23……テーパー面 25……係止面 27…テーパー面
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシング本体にシリンダバレルを支承す
るカバーを位置決め状態で装着するようにした流体エネ
ルギ変換機において,前記ケーシング本体の開口端部の
内周または外周に,軸心に対して45°以下の角度をなす
テーパー面を螺旋状に形成するとともに,前記カバーに
前記テーパー面と同角度をなす螺旋状のテーパー面と,
前記ケーシング本体の開口端面を係止させる係止面とを
設け,前記ケーシング本体のテーパー面形成部分を前記
カバーのテーパー面形成部分に,その開口端面が前記係
止面に係止される位置にまで螺合させるようにしたこと
を特徴とする流体エネルギ変換機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986104403U JPH073023Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 流体エネルギ変換機 |
| CN87104630A CN1012211B (zh) | 1986-07-07 | 1987-07-06 | 液压换能器 |
| EP87305988A EP0252715B1 (en) | 1986-07-07 | 1987-07-07 | Radial piston fluid pressure pump or motor |
| KR1019870007211A KR910007262B1 (ko) | 1986-07-07 | 1987-07-07 | 유체에너지 변환기 |
| DE8787305988T DE3777262D1 (de) | 1986-07-07 | 1987-07-07 | Fluiddruck-radialkolben-pumpe oder motor. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986104403U JPH073023Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 流体エネルギ変換機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6310271U JPS6310271U (ja) | 1988-01-23 |
| JPH073023Y2 true JPH073023Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=14379752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986104403U Expired - Lifetime JPH073023Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 流体エネルギ変換機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0252715B1 (ja) |
| JP (1) | JPH073023Y2 (ja) |
| KR (1) | KR910007262B1 (ja) |
| CN (1) | CN1012211B (ja) |
| DE (1) | DE3777262D1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3719990B2 (ja) | 2002-02-15 | 2005-11-24 | 株式会社デンソー | 圧縮機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2620736A (en) * | 1945-12-28 | 1952-12-09 | John W Overbeke | Fluid handling mechanism |
| DE1608626B1 (de) * | 1963-12-10 | 1969-09-11 | Sigri Elektrographit Gmbh | Gesicherte Schraubverbindung von zwei Kohlenkoerpern |
| CA1051329A (en) * | 1975-10-08 | 1979-03-27 | Horace D. Holmes | Locking thread construction |
| US4307816A (en) * | 1980-03-06 | 1981-12-29 | Hersey Products, Inc. | Meter closure |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP1986104403U patent/JPH073023Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-07-06 CN CN87104630A patent/CN1012211B/zh not_active Expired
- 1987-07-07 EP EP87305988A patent/EP0252715B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-07 KR KR1019870007211A patent/KR910007262B1/ko not_active Expired
- 1987-07-07 DE DE8787305988T patent/DE3777262D1/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880001937A (ko) | 1988-04-28 |
| CN1012211B (zh) | 1991-03-27 |
| EP0252715A2 (en) | 1988-01-13 |
| EP0252715A3 (en) | 1989-02-22 |
| JPS6310271U (ja) | 1988-01-23 |
| CN87104630A (zh) | 1988-02-03 |
| KR910007262B1 (ko) | 1991-09-24 |
| EP0252715B1 (en) | 1992-03-11 |
| DE3777262D1 (de) | 1992-04-16 |
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