JPH07302418A - 磁気ディスク - Google Patents
磁気ディスクInfo
- Publication number
- JPH07302418A JPH07302418A JP9476394A JP9476394A JPH07302418A JP H07302418 A JPH07302418 A JP H07302418A JP 9476394 A JP9476394 A JP 9476394A JP 9476394 A JP9476394 A JP 9476394A JP H07302418 A JPH07302418 A JP H07302418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- pseudo
- magnetic
- servo
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 磁気記録領域2より内周側及び外周側の領域
で、情報の書き込み/読み出し時にスライダーの少なく
とも一部がその上方を通過しうる領域には、内周疑似記
録領域9および外周疑似記録領域10が設けられる。内
周疑似記録領域9には、内周疑似サーボ領域16、内周
疑似データ領域15が、それぞれサーボ領域6、データ
領域5と連続した領域にて、該サーボ領域6およびデー
タ領域5と同様の凹凸パターンに形成される。また、外
周疑似記録領域10にも、外周疑似サーボ領域18、外
周疑似データ領域17が同様に形成される。 【効果】 従来より工程数やコストを増加させることな
く、スライダーを安定浮上させ、磁気ヘッドを高精度に
トラッキングさせることが可能な磁気ディスクが提供で
き、これを用いると、信頼性の高い記録/再生が可能と
なる。
で、情報の書き込み/読み出し時にスライダーの少なく
とも一部がその上方を通過しうる領域には、内周疑似記
録領域9および外周疑似記録領域10が設けられる。内
周疑似記録領域9には、内周疑似サーボ領域16、内周
疑似データ領域15が、それぞれサーボ領域6、データ
領域5と連続した領域にて、該サーボ領域6およびデー
タ領域5と同様の凹凸パターンに形成される。また、外
周疑似記録領域10にも、外周疑似サーボ領域18、外
周疑似データ領域17が同様に形成される。 【効果】 従来より工程数やコストを増加させることな
く、スライダーを安定浮上させ、磁気ヘッドを高精度に
トラッキングさせることが可能な磁気ディスクが提供で
き、これを用いると、信頼性の高い記録/再生が可能と
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録領域に凹凸が
形成されてなる磁気ディスクに関し、特に、該磁気ディ
スクに対して書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドを搭
載するスライダーを安定浮上させることが可能な磁気デ
ィスクに関する。
形成されてなる磁気ディスクに関し、特に、該磁気ディ
スクに対して書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドを搭
載するスライダーを安定浮上させることが可能な磁気デ
ィスクに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル情報を磁気ヘッドによって記
録・再生する磁気記録媒体、例えば、磁気ディスクにお
いては、磁気ヘッドをトラッキング(以下、所望アドレ
スにおいて記録トラックに正確に追従するように位置制
御することを「トラッキング」とする。)するために、
位置信号が書き込まれたサーボマークが形成されてい
る。
録・再生する磁気記録媒体、例えば、磁気ディスクにお
いては、磁気ヘッドをトラッキング(以下、所望アドレ
スにおいて記録トラックに正確に追従するように位置制
御することを「トラッキング」とする。)するために、
位置信号が書き込まれたサーボマークが形成されてい
る。
【0003】このサーボマークは、データの記録と同時
に、サーボライタにて書き込まれてきたが、高記録密度
化に伴う記録トラック幅の狭小化が進むにしたがって、
上記サーボマークの高い位置精度が必要となり、サーボ
ライタと磁気記録装置の機構部との間に高い位置精度を
持たせることが必要となっている。しかし、これには、
高い技術的難度が要求されるため、装置が高価になると
いう問題がある。
に、サーボライタにて書き込まれてきたが、高記録密度
化に伴う記録トラック幅の狭小化が進むにしたがって、
上記サーボマークの高い位置精度が必要となり、サーボ
ライタと磁気記録装置の機構部との間に高い位置精度を
持たせることが必要となっている。しかし、これには、
高い技術的難度が要求されるため、装置が高価になると
いう問題がある。
【0004】そこで、磁気ディスクにサーボマークをプ
リフォームすることによって位置信号の位置精度を高め
る方法が提案されている。これには、磁性層をエッチン
グ、或いは非磁性化することによりサーボマークを形成
する方法、ディスク基板に凹凸を設けることによってサ
ーボマークを形成する方法等がある。
リフォームすることによって位置信号の位置精度を高め
る方法が提案されている。これには、磁性層をエッチン
グ、或いは非磁性化することによりサーボマークを形成
する方法、ディスク基板に凹凸を設けることによってサ
ーボマークを形成する方法等がある。
【0005】凹凸によりサーボマークを形成するに際し
ては、記録トラックを凸部、該記録トラック同士を分離
するためのガードバンドを凹部として、同時に形成する
ことが容易である。そして、このように凹凸によりサー
ボマークおよび記録トラックが形成された磁気ディスク
に対して書き込み/読み出しを行うと、高トラックピッ
チのトラッキング動作や高い対雑音比が実現できる。
ては、記録トラックを凸部、該記録トラック同士を分離
するためのガードバンドを凹部として、同時に形成する
ことが容易である。そして、このように凹凸によりサー
ボマークおよび記録トラックが形成された磁気ディスク
に対して書き込み/読み出しを行うと、高トラックピッ
チのトラッキング動作や高い対雑音比が実現できる。
【0006】ここで、上述のような構成を有する磁気デ
ィスクを磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載した
状態を図5に示す。磁気ディスク101は、磁気ヘッド
による情報の書き込み/読み出しがなされる磁気記録領
域102、この内周側に位置するクランピング領域10
3、同じく外周側に位置するランディング領域104か
らなる。
ィスクを磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載した
状態を図5に示す。磁気ディスク101は、磁気ヘッド
による情報の書き込み/読み出しがなされる磁気記録領
域102、この内周側に位置するクランピング領域10
3、同じく外周側に位置するランディング領域104か
らなる。
【0007】上記磁気記録領域102は、凸状の記録ト
ラックと凹状のガードバンドより構成されるデータ領域
105と、該データ領域105を放射線状に分割する凹
凸状のサーボ領域106とからなる。なお、上記クラン
ピング領域103およびランディング領域104は平坦
面とされている。
ラックと凹状のガードバンドより構成されるデータ領域
105と、該データ領域105を放射線状に分割する凹
凸状のサーボ領域106とからなる。なお、上記クラン
ピング領域103およびランディング領域104は平坦
面とされている。
【0008】そして、上記磁気ディスク101は、クラ
ンピング領域103がクランパ114によって固定され
ることによって磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭
載され、スピンドルモータ(図示せず。)によって回転
可能とされている。
ンピング領域103がクランパ114によって固定され
ることによって磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭
載され、スピンドルモータ(図示せず。)によって回転
可能とされている。
【0009】また、この磁気ディスク101上には、磁
気ヘッドを搭載したスライダー111がアーム112に
よって支持され、回転軸113を中心として該アーム1
12を回動させることにより、上記スライダー111を
磁気ディスク101上の半径方向に移動可能としてい
る。そして、磁気ディスク101を回転させると、上記
スライダー111が浮上し、磁気ヘッドが、磁気ディス
ク101のデータ領域105における所望の記録トラッ
クに追従しながら、書き込み及び/又は読み出しを行
う。
気ヘッドを搭載したスライダー111がアーム112に
よって支持され、回転軸113を中心として該アーム1
12を回動させることにより、上記スライダー111を
磁気ディスク101上の半径方向に移動可能としてい
る。そして、磁気ディスク101を回転させると、上記
スライダー111が浮上し、磁気ヘッドが、磁気ディス
ク101のデータ領域105における所望の記録トラッ
クに追従しながら、書き込み及び/又は読み出しを行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記磁気ヘ
ッド浮上型の記録/再生装置において、磁気ヘッドは、
スライダー111の下面において後方中央部、あるいは
後方外周端部に搭載されている。このため、後方外周端
部に搭載された磁気ヘッドが最内周側の記録トラックを
追従しているときには、スライダー111の前方内周側
が磁気記録領域102より内周側、即ち、クランピング
領域103の上方を通過することとなる。
ッド浮上型の記録/再生装置において、磁気ヘッドは、
スライダー111の下面において後方中央部、あるいは
後方外周端部に搭載されている。このため、後方外周端
部に搭載された磁気ヘッドが最内周側の記録トラックを
追従しているときには、スライダー111の前方内周側
が磁気記録領域102より内周側、即ち、クランピング
領域103の上方を通過することとなる。
【0011】上述したように、磁気ディスク101にお
いて、磁気記録領域102には凹凸が形成されている
が、クランピング領域103は平坦面である。このた
め、上述のスライダー111が、磁気記録領域102と
クランピング領域103とに跨る領域上を浮上すると、
スライダー111の後方外周端部と前方内周側とが異な
る浮上量を与えられ、浮上姿勢が不安定になる。
いて、磁気記録領域102には凹凸が形成されている
が、クランピング領域103は平坦面である。このた
め、上述のスライダー111が、磁気記録領域102と
クランピング領域103とに跨る領域上を浮上すると、
スライダー111の後方外周端部と前方内周側とが異な
る浮上量を与えられ、浮上姿勢が不安定になる。
【0012】さらに、このような領域上を浮上するスラ
イダー111がサーボ領域106の上方を通過する際に
は、データ領域105とサーボ領域106との凹凸パタ
ーンの違いにより、局所的に浮上量が変化してしまうこ
とになる。即ち、スライダー111の下面のうち、後方
外周端部のみが、サーボ領域106の凹凸パターンの影
響を受けて浮上量が変化し、これによって、浮上姿勢が
一層不安定になってしまう。
イダー111がサーボ領域106の上方を通過する際に
は、データ領域105とサーボ領域106との凹凸パタ
ーンの違いにより、局所的に浮上量が変化してしまうこ
とになる。即ち、スライダー111の下面のうち、後方
外周端部のみが、サーボ領域106の凹凸パターンの影
響を受けて浮上量が変化し、これによって、浮上姿勢が
一層不安定になってしまう。
【0013】また、磁気ヘッドがスライダー111下面
の後方中央に搭載されている場合には、磁気ヘッドが磁
気記録領域102における最内周側の記録トラックに追
従するときのみならず、最外周側の記録トラックに追従
するときにも、該スライダー111に内周側と外周側と
で異なる浮上量が与えられ、浮上姿勢が不安定になる。
そして、これらの領域上を浮上するスライダー111が
サーボ領域106の上方を通過する際には、やはり、浮
上姿勢がさらに不安定化する。
の後方中央に搭載されている場合には、磁気ヘッドが磁
気記録領域102における最内周側の記録トラックに追
従するときのみならず、最外周側の記録トラックに追従
するときにも、該スライダー111に内周側と外周側と
で異なる浮上量が与えられ、浮上姿勢が不安定になる。
そして、これらの領域上を浮上するスライダー111が
サーボ領域106の上方を通過する際には、やはり、浮
上姿勢がさらに不安定化する。
【0014】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、磁気ヘッド浮上型の記録/再
生装置に搭載して、情報の書き込み/読み出しがなされ
る際、スライダーを安定して浮上させることが可能な磁
気ディスクを提供することを目的とする。
て提案されたものであり、磁気ヘッド浮上型の記録/再
生装置に搭載して、情報の書き込み/読み出しがなされ
る際、スライダーを安定して浮上させることが可能な磁
気ディスクを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために提案されたものであって、スライダーに搭
載された磁気ヘッドにより情報の書き込み及び/又は読
み出しがなされる磁気記録領域を有し、該磁気記録領域
が記録トラックを有するデータ領域と凹凸状のサーボマ
ークを有するサーボ領域とからなる磁気ディスクにおい
て、前記磁気記録領域より内周側及び/又は外周側の領
域で、且つ、情報の書き込み及び/又は読み出し時にス
ライダーの少なくとも一部がその上方を通過しうる領域
には、凹凸状の疑似サーボマークを有する疑似サーボ領
域が形成されているものである。
成するために提案されたものであって、スライダーに搭
載された磁気ヘッドにより情報の書き込み及び/又は読
み出しがなされる磁気記録領域を有し、該磁気記録領域
が記録トラックを有するデータ領域と凹凸状のサーボマ
ークを有するサーボ領域とからなる磁気ディスクにおい
て、前記磁気記録領域より内周側及び/又は外周側の領
域で、且つ、情報の書き込み及び/又は読み出し時にス
ライダーの少なくとも一部がその上方を通過しうる領域
には、凹凸状の疑似サーボマークを有する疑似サーボ領
域が形成されているものである。
【0016】そして、本発明に係る磁気ディスクにおい
て、前記疑似サーボ領域は、サーボ領域に対して径方向
に連続的に形成されるとよい。
て、前記疑似サーボ領域は、サーボ領域に対して径方向
に連続的に形成されるとよい。
【0017】さらに、本発明に係る磁気ディスクにおい
て、前記データ領域は、前記記録トラックが凸状、隣接
する記録トラックを分離するガードバンドが凹状に形成
されるとよい。そして、前記磁気記録領域より内周側及
び/又は外周側の領域で、且つ、情報の書き込み及び/
又は読み出し時にスライダーの少なくとも一部がその上
方を通過しうる領域には、疑似記録トラックと凹状の疑
似ガードバンドを有する疑似データ領域が形成されて好
適である。
て、前記データ領域は、前記記録トラックが凸状、隣接
する記録トラックを分離するガードバンドが凹状に形成
されるとよい。そして、前記磁気記録領域より内周側及
び/又は外周側の領域で、且つ、情報の書き込み及び/
又は読み出し時にスライダーの少なくとも一部がその上
方を通過しうる領域には、疑似記録トラックと凹状の疑
似ガードバンドを有する疑似データ領域が形成されて好
適である。
【0018】即ち、本発明に係る磁気ディスクとして最
も好ましい構成は、磁気記録領域のデータ領域およびサ
ーボ領域に設けられたと同様の凹凸パターンが、疑似デ
ータ領域および疑似サーボ領域として、それぞれデータ
領域およびサーボ領域に連続するクランピング領域の最
外周領域及び/又はランディング領域の最内周領域に設
けられた構成である。これにより、データ領域および疑
似データ領域における同心円状の凸部と同じく同心円状
の凹部とが繰り返される凹凸パターンが、放射線状に形
成されたサーボ領域および疑似サーボ領域における凹凸
パターンによって分割された構成となる。そして、疑似
データ領域と疑似サーボ領域との境界線は、磁気記録領
域におけるデータ領域とサーボ領域との境界線の延長線
上に存在することとなる。
も好ましい構成は、磁気記録領域のデータ領域およびサ
ーボ領域に設けられたと同様の凹凸パターンが、疑似デ
ータ領域および疑似サーボ領域として、それぞれデータ
領域およびサーボ領域に連続するクランピング領域の最
外周領域及び/又はランディング領域の最内周領域に設
けられた構成である。これにより、データ領域および疑
似データ領域における同心円状の凸部と同じく同心円状
の凹部とが繰り返される凹凸パターンが、放射線状に形
成されたサーボ領域および疑似サーボ領域における凹凸
パターンによって分割された構成となる。そして、疑似
データ領域と疑似サーボ領域との境界線は、磁気記録領
域におけるデータ領域とサーボ領域との境界線の延長線
上に存在することとなる。
【0019】なお、上述のような凹凸パターンを有する
磁気ディスクにおいて、凹部の深さは、その平均値に対
して±10%以内に抑えられることが好ましい。
磁気ディスクにおいて、凹部の深さは、その平均値に対
して±10%以内に抑えられることが好ましい。
【0020】上述したような磁気ディスクは、所望の凹
凸パターンが形成されたディスク基板上に磁性層が形成
されてなるものである。そして、サーボ領域において
は、磁性層が、凹部における磁化と凸部における磁化が
逆方向に着磁される。一方、上記データ領域において
は、記録トラックとなる凸部およびガードバンドとなる
凹部が形成されたディスク基板上に、一様に磁性層が形
成される。なお、上記疑似データ領域と疑似サーボ領域
には磁気ヘッドを追従させないので、ここには磁性層が
設けられなくともよいが、磁性層の有無による段差を生
じさせないために、上記疑似データ領域と疑似サーボ領
域にも、データ領域およびサーボ領域と同様に磁性層を
形成することが好ましい。
凸パターンが形成されたディスク基板上に磁性層が形成
されてなるものである。そして、サーボ領域において
は、磁性層が、凹部における磁化と凸部における磁化が
逆方向に着磁される。一方、上記データ領域において
は、記録トラックとなる凸部およびガードバンドとなる
凹部が形成されたディスク基板上に、一様に磁性層が形
成される。なお、上記疑似データ領域と疑似サーボ領域
には磁気ヘッドを追従させないので、ここには磁性層が
設けられなくともよいが、磁性層の有無による段差を生
じさせないために、上記疑似データ領域と疑似サーボ領
域にも、データ領域およびサーボ領域と同様に磁性層を
形成することが好ましい。
【0021】ここで、上記ディスク基板は、樹脂が射出
成形されたものであってもよいし、ガラス基板であって
もよい。そして、このディスク基板に凹凸パターンを形
成するには、前者の場合、射出成形する際に金型内に固
定されたスタンパによりプリフォームすればよい。後者
の場合、フォトリソグラフィを適用してエッチングによ
り形成すればよい。なお、射出成形により形成される凹
凸パターンは、上記スタンパがマスタリング技術により
非常に高精度に加工されるものであるため、非常に位置
精度が高いものとなる。また、エッチングにより形成さ
れる凹凸パターンも、フォトリソグラフィが非常に微細
な加工を実現できる技術であるため、位置精度に優れた
ものとなる。
成形されたものであってもよいし、ガラス基板であって
もよい。そして、このディスク基板に凹凸パターンを形
成するには、前者の場合、射出成形する際に金型内に固
定されたスタンパによりプリフォームすればよい。後者
の場合、フォトリソグラフィを適用してエッチングによ
り形成すればよい。なお、射出成形により形成される凹
凸パターンは、上記スタンパがマスタリング技術により
非常に高精度に加工されるものであるため、非常に位置
精度が高いものとなる。また、エッチングにより形成さ
れる凹凸パターンも、フォトリソグラフィが非常に微細
な加工を実現できる技術であるため、位置精度に優れた
ものとなる。
【0022】なお、ディスク基板を樹脂より構成する場
合、この樹脂としてはポリカーボネート系樹脂が代表的
であるが、従来公知の材料がいずれも使用でき、吸湿性
が低く、耐熱性に優れた熱可塑性ノルボルネン系樹脂も
適用可能である。
合、この樹脂としてはポリカーボネート系樹脂が代表的
であるが、従来公知の材料がいずれも使用でき、吸湿性
が低く、耐熱性に優れた熱可塑性ノルボルネン系樹脂も
適用可能である。
【0023】また、上記ディスク基板は、磁気ディスク
の共振周波数をサーボ帯域以上に高めるため、かつ限ら
れた記録/再生装置内に必要数を収容するために、0.
3〜2mmなる厚さとされるとよい。
の共振周波数をサーボ帯域以上に高めるため、かつ限ら
れた記録/再生装置内に必要数を収容するために、0.
3〜2mmなる厚さとされるとよい。
【0024】なお、本発明に係る磁気ディスクには、デ
ィスク基板上に磁性層の他に下地層、保護膜、潤滑剤塗
布層が設けられてもよい。下地層、磁性層、保護膜、潤
滑剤塗布層を構成する材料および形成方法は従来公知の
方法がいずれも使用可能であり、特に限定されないが、
下地層としては、Cr,Mo等の金属膜、磁性層として
は、CoPt,CoPd,CoCrPt等の金属磁性薄
膜、保護膜としては、C、SiO2 等の材料膜を、それ
ぞれスパッタリング法等により形成する方法が代表的で
ある。また、潤滑剤塗布層としては、従来公知の潤滑剤
をスピンコート法等の手法にて塗布形成すればよい。
ィスク基板上に磁性層の他に下地層、保護膜、潤滑剤塗
布層が設けられてもよい。下地層、磁性層、保護膜、潤
滑剤塗布層を構成する材料および形成方法は従来公知の
方法がいずれも使用可能であり、特に限定されないが、
下地層としては、Cr,Mo等の金属膜、磁性層として
は、CoPt,CoPd,CoCrPt等の金属磁性薄
膜、保護膜としては、C、SiO2 等の材料膜を、それ
ぞれスパッタリング法等により形成する方法が代表的で
ある。また、潤滑剤塗布層としては、従来公知の潤滑剤
をスピンコート法等の手法にて塗布形成すればよい。
【0025】
【作用】本発明に係る磁気ディスクを磁気ヘッド浮上型
の記録/再生装置に搭載して書き込み/読み出しを行う
と、該磁気ディスクの磁気記録領域上を浮上するスライ
ダーが常に安定した浮上姿勢を保てるのは、以下の理由
による。
の記録/再生装置に搭載して書き込み/読み出しを行う
と、該磁気ディスクの磁気記録領域上を浮上するスライ
ダーが常に安定した浮上姿勢を保てるのは、以下の理由
による。
【0026】磁気ヘッドがスライダーの下面に占める面
積は小さいので、磁気ヘッドが磁気記録領域の最内周側
及び/又は最外周側の記録トラックに追従していると
き、スライダーの下面の少なくとも一部は磁気記録領域
の外に位置することとなる。このとき、スライダーの浮
上量は、その下に存在する磁気ディスクの凹凸の状態に
大きく影響を受けるが、本発明に係る磁気ディスクのよ
うに、磁気記録領域の外も磁気記録領域と同様の凹凸パ
ターンを形成しておけば、磁気ディスクがスライダーの
下面に与える浮上量が均一化できる。これにより、スラ
イダーの下面は磁気ディスクに対して平行となり、浮上
姿勢が安定化する。
積は小さいので、磁気ヘッドが磁気記録領域の最内周側
及び/又は最外周側の記録トラックに追従していると
き、スライダーの下面の少なくとも一部は磁気記録領域
の外に位置することとなる。このとき、スライダーの浮
上量は、その下に存在する磁気ディスクの凹凸の状態に
大きく影響を受けるが、本発明に係る磁気ディスクのよ
うに、磁気記録領域の外も磁気記録領域と同様の凹凸パ
ターンを形成しておけば、磁気ディスクがスライダーの
下面に与える浮上量が均一化できる。これにより、スラ
イダーの下面は磁気ディスクに対して平行となり、浮上
姿勢が安定化する。
【0027】特に、スライダーがサーボ領域上を通過す
るときには、データ領域との凹凸パターンの違いにより
浮上量が変化するが、疑似サーボ領域をサーボ領域と連
続する領域に設け、スライダーの相対進行方向に直交す
る辺を、サーボ領域または疑似サーボ領域を同時に通過
させると、全辺に同程度の浮上量変化を与えることがで
きる。これにより、スライダーの下面において相対進行
方向に直交する辺を常に磁気ディスクに対して平行に維
持させることができ、浮上姿勢を安定化させることがで
きる。
るときには、データ領域との凹凸パターンの違いにより
浮上量が変化するが、疑似サーボ領域をサーボ領域と連
続する領域に設け、スライダーの相対進行方向に直交す
る辺を、サーボ領域または疑似サーボ領域を同時に通過
させると、全辺に同程度の浮上量変化を与えることがで
きる。これにより、スライダーの下面において相対進行
方向に直交する辺を常に磁気ディスクに対して平行に維
持させることができ、浮上姿勢を安定化させることがで
きる。
【0028】
【実施例】以下に、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】図1に、磁気ヘッド浮上型の記録/再生装
置に搭載された磁気ディスク1を示す。この磁気ディス
ク1は、外径65mm、内径20mm、厚み0.9mm
のディスク基板上に、下地層、磁性層、潤滑剤塗布層が
順次設けられて形成されたものであり、情報の書き込み
/読みだしがなされる磁気記録領域2、該磁気記録領域
2の内周側に位置するクランピング領域3、上記磁気記
録領域2の外周側に位置するランディング領域4より構
成される。
置に搭載された磁気ディスク1を示す。この磁気ディス
ク1は、外径65mm、内径20mm、厚み0.9mm
のディスク基板上に、下地層、磁性層、潤滑剤塗布層が
順次設けられて形成されたものであり、情報の書き込み
/読みだしがなされる磁気記録領域2、該磁気記録領域
2の内周側に位置するクランピング領域3、上記磁気記
録領域2の外周側に位置するランディング領域4より構
成される。
【0030】そして、上記磁気ディスク1は、クランピ
ング領域3がクランパ14によって固定されることによ
って磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載され、ス
ピンドルモータ(図示せず。)によって、回転可能とさ
れる。また、この磁気ディスク1上には、磁気ヘッドを
その下面における後方外周端部に搭載した長さ2mm、
幅1.6mm、厚さ0.4mmのスライダー11が、長
さ40mmのアーム12によって支持されている。この
アーム12は、回転軸13を中心として回動することに
より、上記スライダー11を磁気ディスク1上の半径方
向に移動可能とする。そして、磁気ディスク1を回転さ
せると、上記スライダー11が浮上するようになされて
いる。
ング領域3がクランパ14によって固定されることによ
って磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載され、ス
ピンドルモータ(図示せず。)によって、回転可能とさ
れる。また、この磁気ディスク1上には、磁気ヘッドを
その下面における後方外周端部に搭載した長さ2mm、
幅1.6mm、厚さ0.4mmのスライダー11が、長
さ40mmのアーム12によって支持されている。この
アーム12は、回転軸13を中心として回動することに
より、上記スライダー11を磁気ディスク1上の半径方
向に移動可能とする。そして、磁気ディスク1を回転さ
せると、上記スライダー11が浮上するようになされて
いる。
【0031】上記磁気ディスク1において、磁気記録領
域2は、ディスク中心から16.0mm〜27.5mm
なる領域に設けられており、実際に磁気ヘッドによるデ
ータの書き込み/読み出しがなされるデータ領域5と、
該磁気ヘッドを所望アドレス内の記録トラック部にトラ
ッキングするための情報がプリフォームされるサーボ領
域6とからなっている。また、ディスク中心から15.
0mm〜16.0mmなる磁気記録領域2より内周側の
領域には、内周疑似記録領域9が設けられ、ディスク中
心から27.5mm〜28.0mmなる磁気記録領域2
より外周側の領域には、外周疑似記録領域10が設けら
れている。
域2は、ディスク中心から16.0mm〜27.5mm
なる領域に設けられており、実際に磁気ヘッドによるデ
ータの書き込み/読み出しがなされるデータ領域5と、
該磁気ヘッドを所望アドレス内の記録トラック部にトラ
ッキングするための情報がプリフォームされるサーボ領
域6とからなっている。また、ディスク中心から15.
0mm〜16.0mmなる磁気記録領域2より内周側の
領域には、内周疑似記録領域9が設けられ、ディスク中
心から27.5mm〜28.0mmなる磁気記録領域2
より外周側の領域には、外周疑似記録領域10が設けら
れている。
【0032】上記磁気記録領域2の一部を拡大したもの
を図2に示す。データ領域5は、同心円状に形成される
記録トラック7と隣接する記録トラック同士を分離する
ガードバンド8よりなり、上記サーボ領域6は、該デー
タ領域5を放射線状に分割するように設けられたアドレ
スマークおよびファインマークからなっている。
を図2に示す。データ領域5は、同心円状に形成される
記録トラック7と隣接する記録トラック同士を分離する
ガードバンド8よりなり、上記サーボ領域6は、該デー
タ領域5を放射線状に分割するように設けられたアドレ
スマークおよびファインマークからなっている。
【0033】そして、上記データ領域5において、記録
トラック7は凸形状、ガードバンド8は凹形状となって
おり、これら記録トラック7およびガードバンド8には
一様に磁性層が形成されている。一方、サーボ領域6に
おいては、凹凸によってサーボマークが形成されてお
り、磁性層は凹部での磁化方向と凸部での磁化方向とが
逆となるよう着磁されている。図2中A−A’線におけ
る断面を図3に示すが、データ領域5における記録トラ
ック7は凸形状、サーボ領域6においては凹凸形状が形
成されていることがわかる。
トラック7は凸形状、ガードバンド8は凹形状となって
おり、これら記録トラック7およびガードバンド8には
一様に磁性層が形成されている。一方、サーボ領域6に
おいては、凹凸によってサーボマークが形成されてお
り、磁性層は凹部での磁化方向と凸部での磁化方向とが
逆となるよう着磁されている。図2中A−A’線におけ
る断面を図3に示すが、データ領域5における記録トラ
ック7は凸形状、サーボ領域6においては凹凸形状が形
成されていることがわかる。
【0034】また、内周疑似記録領域9および外周疑似
記録領域10は、磁気ヘッドによるデータ領域5に対す
る情報の書き込み及び/又は読み出し時にスライダーの
少なくとも1部がその上方を通過しうるスライダー通過
領域19において、磁気記録領域25よりも内周側およ
び外周側にそれぞれ設けられた領域である。この内周疑
似記録領域9および外周疑似記録領域10は、図4に示
されるように、それぞれ、内周疑似データ領域15と内
周疑似サーボ領域16、外周疑似データ領域17と外周
疑似サーボ領域18とからなる。
記録領域10は、磁気ヘッドによるデータ領域5に対す
る情報の書き込み及び/又は読み出し時にスライダーの
少なくとも1部がその上方を通過しうるスライダー通過
領域19において、磁気記録領域25よりも内周側およ
び外周側にそれぞれ設けられた領域である。この内周疑
似記録領域9および外周疑似記録領域10は、図4に示
されるように、それぞれ、内周疑似データ領域15と内
周疑似サーボ領域16、外周疑似データ領域17と外周
疑似サーボ領域18とからなる。
【0035】上記内周疑似データ領域15および上記外
周疑似データ領域17は、磁気記録領域2におけるデー
タ領域5に連続する領域に設けられ、上記内周疑似サー
ボ領域16および上記外周疑似サーボ領域18も、磁気
記録領域2のサーボ領域6に連続する領域に形成されて
いる。即ち、内周疑似データ領域15と内周疑似サーボ
領域16との境界線、外周疑似データ領域17と外周疑
似サーボ領域18との境界線は、データ領域5とサーボ
領域6との境界の延長線上に存在する。
周疑似データ領域17は、磁気記録領域2におけるデー
タ領域5に連続する領域に設けられ、上記内周疑似サー
ボ領域16および上記外周疑似サーボ領域18も、磁気
記録領域2のサーボ領域6に連続する領域に形成されて
いる。即ち、内周疑似データ領域15と内周疑似サーボ
領域16との境界線、外周疑似データ領域17と外周疑
似サーボ領域18との境界線は、データ領域5とサーボ
領域6との境界の延長線上に存在する。
【0036】また、内周疑似データ領域15および外周
疑似データ領域17には、それぞれ疑似記録トラックと
疑似ガードバンドが設けられ、データ領域5における記
録トラック7とガードバンド8同様、疑似記録トラック
が凸形状、疑似ガードバンドが凹形状に形成されてい
る。さらに、内周疑似サーボ領域16および外周疑似サ
ーボ領域18にも、サーボ領域6と同様に凹凸形状の疑
似サーボマークが形成されている。これにより、スライ
ダー通過領域19全面が、磁気記録領域2と同様のパタ
ーンを有することになる。
疑似データ領域17には、それぞれ疑似記録トラックと
疑似ガードバンドが設けられ、データ領域5における記
録トラック7とガードバンド8同様、疑似記録トラック
が凸形状、疑似ガードバンドが凹形状に形成されてい
る。さらに、内周疑似サーボ領域16および外周疑似サ
ーボ領域18にも、サーボ領域6と同様に凹凸形状の疑
似サーボマークが形成されている。これにより、スライ
ダー通過領域19全面が、磁気記録領域2と同様のパタ
ーンを有することになる。
【0037】上述したような磁気ディスク1を製造する
には、先ず、ポリカーボネート樹脂のペレットを、射出
成形機を用いて、スタンパを固定した金型内へ射出し、
上述したような外形および凹凸パターンを有するディス
ク基板に成形した。なお、凹凸パターンにおける凹部の
深さは平均0.2μmであり、全ての凹部は前記平均値
の±10%以内の深さとした。
には、先ず、ポリカーボネート樹脂のペレットを、射出
成形機を用いて、スタンパを固定した金型内へ射出し、
上述したような外形および凹凸パターンを有するディス
ク基板に成形した。なお、凹凸パターンにおける凹部の
深さは平均0.2μmであり、全ての凹部は前記平均値
の±10%以内の深さとした。
【0038】次いで、上述のディスク基板に対し、DC
スパッタ法により、Crよりなる下地層を150nm厚
に、CoCrPtよりなる磁性層を60nm厚に、Cよ
りなる保護膜を10nm厚に成膜した。さらに、商品名
Fomblin Z−DOLよりなる潤滑剤を2nm厚
に塗布した。
スパッタ法により、Crよりなる下地層を150nm厚
に、CoCrPtよりなる磁性層を60nm厚に、Cよ
りなる保護膜を10nm厚に成膜した。さらに、商品名
Fomblin Z−DOLよりなる潤滑剤を2nm厚
に塗布した。
【0039】さらに、サーボ領域6へのサーボマークの
プリフォーマットは、磁気ギャップ0.3μm、トラッ
ク幅4.0μmの磁気ヘッドによって、2段階着磁法に
よって行った。即ち、第1段階において、磁気ヘッドを
用いて充分大きな記録電流にて、ディスク基板の凹部お
よび凸部の磁性層を同一方向に磁化し、第2段階におい
ては、第1段階の記録電流よりも小さな記録電流にて、
凸部上の磁性層の磁化方向のみを反転させた。この結
果、凹部と凸部の磁化方向が反対になり、この凹部と凸
部の境界である磁化反転部から発生する漏洩磁束が位置
信号となる。
プリフォーマットは、磁気ギャップ0.3μm、トラッ
ク幅4.0μmの磁気ヘッドによって、2段階着磁法に
よって行った。即ち、第1段階において、磁気ヘッドを
用いて充分大きな記録電流にて、ディスク基板の凹部お
よび凸部の磁性層を同一方向に磁化し、第2段階におい
ては、第1段階の記録電流よりも小さな記録電流にて、
凸部上の磁性層の磁化方向のみを反転させた。この結
果、凹部と凸部の磁化方向が反対になり、この凹部と凸
部の境界である磁化反転部から発生する漏洩磁束が位置
信号となる。
【0040】以上のようにして、製造された磁気ディス
ク1について、磁気特性を測定したところ、保磁力Hc
は120kA/mであり、磁気ディスクとして十分な保
磁力Hcを有していた。また、共振振動数について比較
したところ、サーボ帯域(450Hz)以上の共振周波
数を発生することができた。
ク1について、磁気特性を測定したところ、保磁力Hc
は120kA/mであり、磁気ディスクとして十分な保
磁力Hcを有していた。また、共振振動数について比較
したところ、サーボ帯域(450Hz)以上の共振周波
数を発生することができた。
【0041】そして、実際にこのような磁気ディスク1
を磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載して駆動さ
せた。具体的には、クランパ14によって固定された磁
気ディスク1をスピンドルモータによって回転させて、
スライダー11を浮上させた。次いで、該スライダー1
1下面の後方外周端部に搭載された磁気ヘッドにより、
磁気ディスク1におけるサーボ領域6から位置信号を検
出し、アーム12の回転軸13を回転させて、該磁気ヘ
ッドを所望の記録トラック7上にトラッキングさせた。
これにより、所望の記録トラック7に磁気ヘッドを追従
させて書き込み/読み出しを行った。
を磁気ヘッド浮上型の記録/再生装置に搭載して駆動さ
せた。具体的には、クランパ14によって固定された磁
気ディスク1をスピンドルモータによって回転させて、
スライダー11を浮上させた。次いで、該スライダー1
1下面の後方外周端部に搭載された磁気ヘッドにより、
磁気ディスク1におけるサーボ領域6から位置信号を検
出し、アーム12の回転軸13を回転させて、該磁気ヘ
ッドを所望の記録トラック7上にトラッキングさせた。
これにより、所望の記録トラック7に磁気ヘッドを追従
させて書き込み/読み出しを行った。
【0042】なお、磁気ヘッドが磁気記録領域2におけ
る最内周側の記録トラック7を追従するときには、スラ
イダー11の内周端部は内周疑似記録領域9の上方を通
過することになるが、該スライダー11の浮上姿勢は安
定に保たれた。
る最内周側の記録トラック7を追従するときには、スラ
イダー11の内周端部は内周疑似記録領域9の上方を通
過することになるが、該スライダー11の浮上姿勢は安
定に保たれた。
【0043】これは、磁気記録領域2と内周疑似記録領
域9には同様の凹凸パターンが形成されており、磁気記
録領域2がスライダー11に与える浮上量と内周疑似記
録領域9がスライダー11に与える浮上量が等しかった
ためである。特に、スライダー11が、データ領域5と
サーボ領域6との境界上を通過するときには、同時に内
周疑似データ領域15と内周疑似サーボ領域16との境
界上をも通過するので、スライダー11の相対進行方向
に直交する任意の辺が、全辺に亘って同程度の浮上量変
化を受けることができる。このため、スライダー11の
相対進行方向に直交する任意の辺を磁気ディスク1表面
に平行に維持することができ、安定な浮上姿勢を保つこ
とができた。
域9には同様の凹凸パターンが形成されており、磁気記
録領域2がスライダー11に与える浮上量と内周疑似記
録領域9がスライダー11に与える浮上量が等しかった
ためである。特に、スライダー11が、データ領域5と
サーボ領域6との境界上を通過するときには、同時に内
周疑似データ領域15と内周疑似サーボ領域16との境
界上をも通過するので、スライダー11の相対進行方向
に直交する任意の辺が、全辺に亘って同程度の浮上量変
化を受けることができる。このため、スライダー11の
相対進行方向に直交する任意の辺を磁気ディスク1表面
に平行に維持することができ、安定な浮上姿勢を保つこ
とができた。
【0044】また、磁気ヘッドが磁気記録領域2におけ
る最外周側の記録トラック7を追従するときには、スラ
イダー11の外周端部は磁気記録領域2と外周疑似記録
領域10との境界付近の上方を通過することになるが、
該スライダー11の浮上姿勢は安定に保たれた。これ
も、最内周側の記録トラック7を追従するときと同様の
理由により、スライダー11の相対進行方向に直交する
任意の辺を磁気ディスク1表面に平行に維持することが
できたためである。
る最外周側の記録トラック7を追従するときには、スラ
イダー11の外周端部は磁気記録領域2と外周疑似記録
領域10との境界付近の上方を通過することになるが、
該スライダー11の浮上姿勢は安定に保たれた。これ
も、最内周側の記録トラック7を追従するときと同様の
理由により、スライダー11の相対進行方向に直交する
任意の辺を磁気ディスク1表面に平行に維持することが
できたためである。
【0045】以上、本発明に係る磁気ディスクについて
説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるもので
はない。例えば、スライダーに搭載される磁気ヘッドの
位置も後方外周端部に限られず、後方中央部としてもよ
い。また、ディスク基板の材料もポリカーボネートに限
られず、例えばガラスであってもよい。この場合、フォ
トリソグラフィによって凹凸パターンを形成すればよ
い。さらに、ディスク基板上に形成される下地層,磁性
層,保護膜,潤滑剤塗布層等の材料や、磁気ディスクの
直径,厚さ等、種々の変形、変更が可能である。
説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるもので
はない。例えば、スライダーに搭載される磁気ヘッドの
位置も後方外周端部に限られず、後方中央部としてもよ
い。また、ディスク基板の材料もポリカーボネートに限
られず、例えばガラスであってもよい。この場合、フォ
トリソグラフィによって凹凸パターンを形成すればよ
い。さらに、ディスク基板上に形成される下地層,磁性
層,保護膜,潤滑剤塗布層等の材料や、磁気ディスクの
直径,厚さ等、種々の変形、変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
係る磁気ディスクは、サーボマークや記録トラックおよ
びガードバンドの位置精度に優れており、且つ、磁気ヘ
ッドを搭載するスライダーを安定浮上させることがで
き、磁気ヘッドを高精度にトラッキングさせることがで
きる。したがって、本発明を適用すると、信頼性の高い
記録/再生が可能となる。また、トラックピッチを上
げ、より一層の高密度記録化を図ることも可能となる。
係る磁気ディスクは、サーボマークや記録トラックおよ
びガードバンドの位置精度に優れており、且つ、磁気ヘ
ッドを搭載するスライダーを安定浮上させることがで
き、磁気ヘッドを高精度にトラッキングさせることがで
きる。したがって、本発明を適用すると、信頼性の高い
記録/再生が可能となる。また、トラックピッチを上
げ、より一層の高密度記録化を図ることも可能となる。
【0047】さらに、上述したように非常に優れた特性
を有する磁気ディスクを、従来型の磁気ディスクに比し
て、工程数を増加させたり、コストを上昇させたりする
ことなく製造できるため、工業的な価値が極めて大き
い。
を有する磁気ディスクを、従来型の磁気ディスクに比し
て、工程数を増加させたり、コストを上昇させたりする
ことなく製造できるため、工業的な価値が極めて大き
い。
【図1】本発明に係る磁気ディスクを磁気ヘッド浮上型
の記録/再生装置に搭載した状態を概略的に示す平面図
である。
の記録/再生装置に搭載した状態を概略的に示す平面図
である。
【図2】本発明に係る磁気ディスクにおける磁気記録領
域の一部を概略的に示す拡大平面図である。
域の一部を概略的に示す拡大平面図である。
【図3】図2におけるA−A’線における断面を示す模
式図である。
式図である。
【図4】本発明に係る磁気ディスクの一部を概略的に示
す拡大平面図である。
す拡大平面図である。
【図5】従来型の磁気ディスクを磁気ヘッド浮上型の記
録/再生装置に搭載した状態を概略的に示す平面図であ
る。
録/再生装置に搭載した状態を概略的に示す平面図であ
る。
1 磁気ディスク 2 磁気記録領域 3 クランピング領域 4 ランディング領域 5 データ領域 6 サーボ領域 7 記録トラック 8 ガードバンド 9 内周疑似記録領域 10 外周疑似記録領域 15 内周疑似データ領域 16 内周疑似サーボ領域 17 外周疑似データ領域 18 外周疑似サーボ領域 19 スライダー通過領域
Claims (4)
- 【請求項1】 スライダーに搭載された磁気ヘッドによ
り情報の書き込み及び/又は読み出しがなされる磁気記
録領域を有し、該磁気記録領域が記録トラックを有する
データ領域と凹凸状のサーボマークを有するサーボ領域
とからなる磁気ディスクにおいて、 前記磁気記録領域より内周側及び/又は外周側の領域
で、且つ、情報の書き込み及び/又は読み出し時にスラ
イダーの少なくとも一部がその上方を通過しうる領域に
は、凹凸状の疑似サーボマークを有する疑似サーボ領域
が形成されていることを特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項2】 前記疑似サーボ領域は、サーボ領域に対
して径方向に連続的して形成されることを特徴とする請
求項1記載の磁気ディスク。 - 【請求項3】 前記データ領域には、前記記録トラック
が凸状、隣接する記録トラックを分離するガードバンド
が凹状に形成されてなることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の磁気ディスク。 - 【請求項4】 前記磁気記録領域より内周側及び/又は
外周側の領域で、且つ、情報の書き込み及び/又は読み
出し時にスライダーの少なくとも一部がその上方を通過
しうる領域には、凸状の疑似記録トラックと凹状の疑似
ガードバンドを有する疑似データ領域が形成されている
ことを特徴とする請求項3記載の磁気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9476394A JPH07302418A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9476394A JPH07302418A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302418A true JPH07302418A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14119145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9476394A Pending JPH07302418A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302418A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009133818A1 (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-05 | 昭和電工株式会社 | 磁気記録媒体および磁気記録再生装置、磁気記録媒体の製造方法 |
| JP2010250869A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP9476394A patent/JPH07302418A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009133818A1 (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-05 | 昭和電工株式会社 | 磁気記録媒体および磁気記録再生装置、磁気記録媒体の製造方法 |
| JP2009271973A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Showa Denko Kk | 磁気記録媒体および磁気記録再生装置 |
| JP2010250869A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5875083A (en) | Magnetic disc having planiarized CSS zone | |
| US8154813B2 (en) | Embedded servo on track for bit-patterned device | |
| US7474506B2 (en) | Magnetic recording medium, recording/reproducing apparatus, and stamper | |
| US6967815B2 (en) | Method of depicting a pattern with electron beam and disc-like substrate and magnetic recording medium | |
| US7359133B2 (en) | Magnetic recording medium and drive apparatus therefor | |
| JP2003272142A (ja) | 磁気転写用マスター担体 | |
| US7630156B2 (en) | Magnetic recording medium, recording/reproducing apparatus, and stamper for manufacturing a magnetic recording medium | |
| JP3576220B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH08203058A (ja) | 垂直磁気記録媒体及びその製造方法 | |
| JPH0495218A (ja) | 磁気ディスクおよびこれを用いた磁気ディスク装置 | |
| JP2864670B2 (ja) | 薄膜磁気記録ディスクおよび薄膜磁気記録ディスク駆動装置 | |
| JPH01292625A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP4050124B2 (ja) | 磁気ディスク媒体への情報記録方法および磁気ディスク媒体 | |
| JPH0954946A (ja) | 磁気ディスクの製造方法 | |
| JPH09282648A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 | |
| US7369336B2 (en) | Master carrier for magnetic transfer | |
| JPH09204747A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 | |
| JPH05307749A (ja) | 磁気ディスク | |
| JPH09204652A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 | |
| JPS6325406B2 (ja) | ||
| JPH09204650A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 | |
| JP2001084580A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH097143A (ja) | 磁気ディスク及びトラッキング方法 | |
| JPH09204649A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 | |
| JP2003016735A (ja) | 磁気記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030819 |