JPH07302519A - 光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法 - Google Patents
光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法Info
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- JPH07302519A JPH07302519A JP6094950A JP9495094A JPH07302519A JP H07302519 A JPH07302519 A JP H07302519A JP 6094950 A JP6094950 A JP 6094950A JP 9495094 A JP9495094 A JP 9495094A JP H07302519 A JPH07302519 A JP H07302519A
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- welding
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4479—Manufacturing methods of optical cables
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- G02B6/4488—Protective covering using metallic tubes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間に亘り高い気密性を安定して確保し得
る光ファイバ複合架空電線を提供する。また、高い気密
性、耐久性を備えた二重管を連続的に製造し得る二重管
製造方法を提供することにある。 【構成】 光ファイバ2を内包する二重管3の外周面に
表面にアルミニウム層を有する金属素線4を撚り合せて
なる光ファイバ複合架空電線1において、上記二重管3
を、りん脱酸銅材料からなるテープ状の内管材7を円筒
状に成形して突き合った端部を突合せ溶接してなる内管
5と、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材8を
上記内管5外周に密着して覆うように円筒状に成形して
なる外管6とで構成したものである。
る光ファイバ複合架空電線を提供する。また、高い気密
性、耐久性を備えた二重管を連続的に製造し得る二重管
製造方法を提供することにある。 【構成】 光ファイバ2を内包する二重管3の外周面に
表面にアルミニウム層を有する金属素線4を撚り合せて
なる光ファイバ複合架空電線1において、上記二重管3
を、りん脱酸銅材料からなるテープ状の内管材7を円筒
状に成形して突き合った端部を突合せ溶接してなる内管
5と、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材8を
上記内管5外周に密着して覆うように円筒状に成形して
なる外管6とで構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばOPGWと称される
光ファイバ複合架空地線に代表されるような光通信機能
を備えた光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法に
関するものである。
光ファイバ複合架空地線に代表されるような光通信機能
を備えた光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に都市部における電力及び通信
需要は増加の一途を辿っており、それに伴って光通信機
能を備えた架空送電線、架空地線等の光ファイバ複合架
空電線が開発されるに至っている。
需要は増加の一途を辿っており、それに伴って光通信機
能を備えた架空送電線、架空地線等の光ファイバ複合架
空電線が開発されるに至っている。
【0003】この種の架空電線にあっては、光ファイバ
を内包する単管としての金属管の外周に、アルミニウム
素線或いはアルミ被覆鋼線等の金属素線を複数撚り合せ
たものが知られている。金属素線は表面がアルミニウム
層を有するため、異種金属間における電触を防止すべく
金属管の材料にはアルミニウム材料が採用される。また
金属管の具体的な製造は造管機を用いて連続的に行わ
れ、即ち、アルミニウム材料からなるテープ材が長手方
向に沿った円筒状に成形され、その幅方向両端が突合せ
溶接されて金属管が製造される。またこのアルミニウム
材料による金属管は、その溶接部も含め成形性が大変良
好である。
を内包する単管としての金属管の外周に、アルミニウム
素線或いはアルミ被覆鋼線等の金属素線を複数撚り合せ
たものが知られている。金属素線は表面がアルミニウム
層を有するため、異種金属間における電触を防止すべく
金属管の材料にはアルミニウム材料が採用される。また
金属管の具体的な製造は造管機を用いて連続的に行わ
れ、即ち、アルミニウム材料からなるテープ材が長手方
向に沿った円筒状に成形され、その幅方向両端が突合せ
溶接されて金属管が製造される。またこのアルミニウム
材料による金属管は、その溶接部も含め成形性が大変良
好である。
【0004】またこの金属管に代わり、例えば実願昭56
-55165号(実開昭57-167513 号)の明細書においては二
重管とすることが開示されており、これによって剛性を
向上して光ファイバを延線布設時等の外力から保護する
と同時に電触の問題も解決している。また同様なものと
して、多重管で光ファイバを保護した光ファイバ海底ケ
ーブルが例えば特開昭 54-134449号公報、特開昭59-406
04号公報に開示されている。このうち前者においては、
多重管を製造する際、上記造管機に相当する設備をタン
デムに複数配列して上記工程を繰り返すことが示されて
いる。
-55165号(実開昭57-167513 号)の明細書においては二
重管とすることが開示されており、これによって剛性を
向上して光ファイバを延線布設時等の外力から保護する
と同時に電触の問題も解決している。また同様なものと
して、多重管で光ファイバを保護した光ファイバ海底ケ
ーブルが例えば特開昭 54-134449号公報、特開昭59-406
04号公報に開示されている。このうち前者においては、
多重管を製造する際、上記造管機に相当する設備をタン
デムに複数配列して上記工程を繰り返すことが示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記金属管
や二重管ないし多重管は、光ファイバを外力から機械的
に保護するばかりでなく、それを気密に包囲して外部か
らの水分、湿気等の浸入を遮断し、冬期低温時の凍結等
による光ファイバの伝送損失の増大、損傷、断線を未然
に防止する役割をも担う。
や二重管ないし多重管は、光ファイバを外力から機械的
に保護するばかりでなく、それを気密に包囲して外部か
らの水分、湿気等の浸入を遮断し、冬期低温時の凍結等
による光ファイバの伝送損失の増大、損傷、断線を未然
に防止する役割をも担う。
【0006】ところが、金属管はアルミニウム材料によ
る溶接構造であり、また二重管や多重管を構成する管も
同様にアルミニウム材料による溶接構造とすることがあ
る。この場合、アルミニウム材料同士の溶接の難しさか
ら溶接部にクラック、ピンホール等の欠陥部が生じやす
く、長期間に亘り気密性を保持できない欠点がある。ア
ルミニウム材料の場合、素材表面の酸化皮膜が溶接に悪
影響を及ぼしやすく、また溶接直後には完全に固溶化さ
れて見える溶接部も、その後の応力や振動の印加により
クラックが発生しやすい。このような溶接欠陥の発生を
防止するため、溶接直前に素材表面をブラッシングして
酸化皮膜の除去等を行っているが完全とはならず、また
電線布設等の長尺作業において安定した溶接状態を維持
することは管成形装置の材質的制約もあり非常に困難で
ある。
る溶接構造であり、また二重管や多重管を構成する管も
同様にアルミニウム材料による溶接構造とすることがあ
る。この場合、アルミニウム材料同士の溶接の難しさか
ら溶接部にクラック、ピンホール等の欠陥部が生じやす
く、長期間に亘り気密性を保持できない欠点がある。ア
ルミニウム材料の場合、素材表面の酸化皮膜が溶接に悪
影響を及ぼしやすく、また溶接直後には完全に固溶化さ
れて見える溶接部も、その後の応力や振動の印加により
クラックが発生しやすい。このような溶接欠陥の発生を
防止するため、溶接直前に素材表面をブラッシングして
酸化皮膜の除去等を行っているが完全とはならず、また
電線布設等の長尺作業において安定した溶接状態を維持
することは管成形装置の材質的制約もあり非常に困難で
ある。
【0007】さらに、溶接不良或いは欠陥部が生じた場
合に低温アルミハンダ等で修復を行うが、完全な修復は
不可能で実用上は廃却処分している。
合に低温アルミハンダ等で修復を行うが、完全な修復は
不可能で実用上は廃却処分している。
【0008】そこで、上記問題点を除去すべく本発明は
創案され、その目的は、長期間に亘り高い気密性を安定
して確保し得る光ファイバ複合架空電線を提供すること
にある。
創案され、その目的は、長期間に亘り高い気密性を安定
して確保し得る光ファイバ複合架空電線を提供すること
にある。
【0009】また、高い気密性、耐久性を備えた二重管
を連続的に製造し得る二重管製造方法を提供することに
ある。
を連続的に製造し得る二重管製造方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明は、光ファイバを内包する二重管
の外周面に表面にアルミニウム層を有する金属素線を撚
り合せてなる光ファイバ複合架空電線において、上記二
重管を、りん脱酸銅材料からなるテープ状の内管材を円
筒状に成形して突き合った端部を突合せ溶接してなる内
管と、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材を上
記内管外周に密着して覆うように円筒状に成形してなる
外管とで構成したものである。
請求項1記載の本発明は、光ファイバを内包する二重管
の外周面に表面にアルミニウム層を有する金属素線を撚
り合せてなる光ファイバ複合架空電線において、上記二
重管を、りん脱酸銅材料からなるテープ状の内管材を円
筒状に成形して突き合った端部を突合せ溶接してなる内
管と、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材を上
記内管外周に密着して覆うように円筒状に成形してなる
外管とで構成したものである。
【0011】また請求項2記載の本発明は、光ファイバ
を内包する二重管の外周面に表面にアルミニウム層を有
する金属素線を撚り合せてなる光ファイバ複合架空電線
において、上記二重管を、低炭素ステンレス鋼材料から
なるテープ状の内管材を円筒状に成形して突き合った端
部を突合せ溶接してなる内管と、アルミニウム材料から
なるテープ状の外管材を上記内管外周に密着して覆うよ
うに円筒状に成形してなる外管とで構成したものであ
る。
を内包する二重管の外周面に表面にアルミニウム層を有
する金属素線を撚り合せてなる光ファイバ複合架空電線
において、上記二重管を、低炭素ステンレス鋼材料から
なるテープ状の内管材を円筒状に成形して突き合った端
部を突合せ溶接してなる内管と、アルミニウム材料から
なるテープ状の外管材を上記内管外周に密着して覆うよ
うに円筒状に成形してなる外管とで構成したものであ
る。
【0012】また請求項3記載の本発明は、請求項1又
は2記載の光ファイバ複合架空電線において、上記内管
及び上記外管の互いの溶接部が円周方向でずらせてそれ
ぞれ配置されるものである。
は2記載の光ファイバ複合架空電線において、上記内管
及び上記外管の互いの溶接部が円周方向でずらせてそれ
ぞれ配置されるものである。
【0013】また請求項4記載の本発明は、請求項1又
は2記載の光ファイバ複合架空電線において、上記外管
が上記内管の外周面に所定厚さの防水層を介して密着さ
れたものである。
は2記載の光ファイバ複合架空電線において、上記外管
が上記内管の外周面に所定厚さの防水層を介して密着さ
れたものである。
【0014】さらに請求項5記載の本発明は、金属テー
プ材を長手方向に沿った円筒状に成形しその突き合った
端部を突合せ溶接して内外二重管を製造する第1及び第
2造管機をそれぞれタンデムに配列し、第1造管機で内
管を製造した後、その内管を第2造管機に供給して二重
管を製造する方法において、内管を製造する第1造管機
と外管を製造する第2造管機とを移動方向が反対となる
よう平行に配置し、上記第1造管機から取り出される内
管を円周方向に反転させて上記第2造管機に供給してそ
の内管外周に密着するように重ねて外管を製造する方法
である。
プ材を長手方向に沿った円筒状に成形しその突き合った
端部を突合せ溶接して内外二重管を製造する第1及び第
2造管機をそれぞれタンデムに配列し、第1造管機で内
管を製造した後、その内管を第2造管機に供給して二重
管を製造する方法において、内管を製造する第1造管機
と外管を製造する第2造管機とを移動方向が反対となる
よう平行に配置し、上記第1造管機から取り出される内
管を円周方向に反転させて上記第2造管機に供給してそ
の内管外周に密着するように重ねて外管を製造する方法
である。
【0015】また請求項6記載の本発明は、請求項5記
載の二重管製造方法において、上記内管と上記外管との
溶接状態が最適となるよう上記第1及び第2造管機の送
り速度並びに溶接電流が制御される方法である。
載の二重管製造方法において、上記内管と上記外管との
溶接状態が最適となるよう上記第1及び第2造管機の送
り速度並びに溶接電流が制御される方法である。
【0016】
【作用】請求項1記載の本発明にあっては、上記二重管
の内管を、溶接強度に非常に優れたりん脱酸銅材料によ
り形成したので、溶接部における欠陥発生を未然に防止
し、長期間に亘り高い気密性を安定して確保することが
できる。また上記二重管の外管をアルミニウム材料によ
り形成したので電触も防止することができる。
の内管を、溶接強度に非常に優れたりん脱酸銅材料によ
り形成したので、溶接部における欠陥発生を未然に防止
し、長期間に亘り高い気密性を安定して確保することが
できる。また上記二重管の外管をアルミニウム材料によ
り形成したので電触も防止することができる。
【0017】また請求項2記載の本発明にあっては、上
記同様、内管を溶接強度に優れた低炭素ステンレス鋼材
料により形成したので、溶接部における欠陥発生を未然
に防止できる。
記同様、内管を溶接強度に優れた低炭素ステンレス鋼材
料により形成したので、溶接部における欠陥発生を未然
に防止できる。
【0018】また請求項3記載の本発明によれば、内管
及び外管の互いの溶接部間距離が最長となるので、外管
溶接部に欠陥が生じそこから水分が浸入したとしても内
管溶接部への到達を最小とすることができる。
及び外管の互いの溶接部間距離が最長となるので、外管
溶接部に欠陥が生じそこから水分が浸入したとしても内
管溶接部への到達を最小とすることができる。
【0019】また請求項4記載の本発明によれば、防水
層により内管の溶接部が被覆され防水性が高まる。
層により内管の溶接部が被覆され防水性が高まる。
【0020】さらに請求項5記載の本発明によれば、内
管と外管との溶接部をそれぞれ対向位置に配置させて二
重管を効率的に製造することができる。
管と外管との溶接部をそれぞれ対向位置に配置させて二
重管を効率的に製造することができる。
【0021】また請求項6記載の本発明によれば、内管
と外管との溶接状態を最適として欠陥発生を未然に防止
できる。
と外管との溶接状態を最適として欠陥発生を未然に防止
できる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
詳述する。
【0023】図1は本発明に係る光ファイバ複合架空電
線を示す横断面図である。
線を示す横断面図である。
【0024】電線1は、四本の光ファイバ2と、これを
内包する二重管3と、二重管3の外周面に撚り合わされ
る複数の金属素線4とから主に構成される。二重管3
は、光ファイバ2を実質的に内包する内管5と、内周面
が内管5の外周面に密着され、外周面が金属素線4と接
触する外管6とから構成される。内管5は金属材料から
なり、特にここではその金属材料としてりん脱酸銅材料
が採用される。さらに内管5は、りん脱酸銅材料からな
るテープ状の内管材7を長手方向に沿った円筒状に成形
し、その突き合った端部をTIG溶接或いはMIG溶接
等による突合せ溶接することによって形成される。外管
6はアルミニウム材料から形成され、また内管5と同様
に、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材8を長
手方向に沿った円筒状に成形し、その幅方向両端をティ
グ溶接或いはミグ溶接等による突合せ溶接することによ
って形成される。特に内管5及び外管6は、それら互い
の溶接部9及び10が円周方向の対向位置にそれぞれ配
置され、即ち溶接部9及び10は、円周方向にずらせ
て、例えば 180°ずれた位置に配置される。金属素線4
としては、アルミニウム素線或いは鋼心アルミニウム素
線等が採用され、いずれのものでもその表面にはアルミ
ニウム層を有する。
内包する二重管3と、二重管3の外周面に撚り合わされ
る複数の金属素線4とから主に構成される。二重管3
は、光ファイバ2を実質的に内包する内管5と、内周面
が内管5の外周面に密着され、外周面が金属素線4と接
触する外管6とから構成される。内管5は金属材料から
なり、特にここではその金属材料としてりん脱酸銅材料
が採用される。さらに内管5は、りん脱酸銅材料からな
るテープ状の内管材7を長手方向に沿った円筒状に成形
し、その突き合った端部をTIG溶接或いはMIG溶接
等による突合せ溶接することによって形成される。外管
6はアルミニウム材料から形成され、また内管5と同様
に、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材8を長
手方向に沿った円筒状に成形し、その幅方向両端をティ
グ溶接或いはミグ溶接等による突合せ溶接することによ
って形成される。特に内管5及び外管6は、それら互い
の溶接部9及び10が円周方向の対向位置にそれぞれ配
置され、即ち溶接部9及び10は、円周方向にずらせ
て、例えば 180°ずれた位置に配置される。金属素線4
としては、アルミニウム素線或いは鋼心アルミニウム素
線等が採用され、いずれのものでもその表面にはアルミ
ニウム層を有する。
【0025】次に実施例の作用について説明する。
【0026】図2は各種金属同士の溶接部における耐久
性を比較するためのグラフである。縦軸には温度、外部
応力、印加振動等の諸因子に関わる溶接部の強度、横軸
には時間(対数表示)がとってあり、溶接部にクラッ
ク、ピンホール等の欠陥部が現れるまでの強度変化の様
子が各金属毎に定性的に示されている。これによると、
りん脱酸銅材料同士の溶接部が、アルミニウム材料同士
或いは無酸素銅材料同士の溶接部に比べ長時間(期間)
に亘って欠陥を生じないことが分かる。よってりん脱酸
銅材料を内管5に用いることにより溶接部9における欠
陥発生を未然に防止でき、長期間に亘り高い気密性を安
定して確保することができる。またりん脱酸銅材料は曲
げ等の成形性も良好で、特にその溶接部においても変形
による欠陥は生じない。よって延線時等の曲げにも強
く、光ファイバ複合架空電線1には最適なものとなる。
尚、りん脱酸銅材料よりは劣るが、無酸素銅材料を用い
ても向上が期待できる。
性を比較するためのグラフである。縦軸には温度、外部
応力、印加振動等の諸因子に関わる溶接部の強度、横軸
には時間(対数表示)がとってあり、溶接部にクラッ
ク、ピンホール等の欠陥部が現れるまでの強度変化の様
子が各金属毎に定性的に示されている。これによると、
りん脱酸銅材料同士の溶接部が、アルミニウム材料同士
或いは無酸素銅材料同士の溶接部に比べ長時間(期間)
に亘って欠陥を生じないことが分かる。よってりん脱酸
銅材料を内管5に用いることにより溶接部9における欠
陥発生を未然に防止でき、長期間に亘り高い気密性を安
定して確保することができる。またりん脱酸銅材料は曲
げ等の成形性も良好で、特にその溶接部においても変形
による欠陥は生じない。よって延線時等の曲げにも強
く、光ファイバ複合架空電線1には最適なものとなる。
尚、りん脱酸銅材料よりは劣るが、無酸素銅材料を用い
ても向上が期待できる。
【0027】これに対し外管6はアルミニウム材料から
なり、その溶接部10は内管5の溶接部9より耐久性に
劣る。しかしながら、もし仮に溶接部10に欠陥が生じ
そこから水分が浸入したとしても、外管6が内管5に密
着されることでそれら間での水走りは食い止められ、し
かも溶接部10が内管5の溶接部9の対向位置に配置さ
れるので、走水経路が最長となり溶接部9へは水分が極
めて到達しにくい。よって内管5の溶接部9に欠陥が生
じるまでの長期間、光ファイバ2を水分から完全に保護
して安定した伝送特性を確保できると共に、実用上十分
な寿命を有する架空電線1とすることができる。またハ
ンダ付け等による溶接部10の補修も、光ファイバ2が
内管5で保護されることから容易に可能で、内管5によ
り気密性は十分確保されているので補修後の再使用も可
能である。勿論、外管6がアルミニウム製なので、金属
素線4との接触による電触も未然に防止できる。
なり、その溶接部10は内管5の溶接部9より耐久性に
劣る。しかしながら、もし仮に溶接部10に欠陥が生じ
そこから水分が浸入したとしても、外管6が内管5に密
着されることでそれら間での水走りは食い止められ、し
かも溶接部10が内管5の溶接部9の対向位置に配置さ
れるので、走水経路が最長となり溶接部9へは水分が極
めて到達しにくい。よって内管5の溶接部9に欠陥が生
じるまでの長期間、光ファイバ2を水分から完全に保護
して安定した伝送特性を確保できると共に、実用上十分
な寿命を有する架空電線1とすることができる。またハ
ンダ付け等による溶接部10の補修も、光ファイバ2が
内管5で保護されることから容易に可能で、内管5によ
り気密性は十分確保されているので補修後の再使用も可
能である。勿論、外管6がアルミニウム製なので、金属
素線4との接触による電触も未然に防止できる。
【0028】二重管3は金属素線4の通電時に導電体の
役割も果たすが、単管の場合に比べ溶接による断面積の
増加が期待できることから電気抵抗上も有利となる。ま
た従来のアルミニウム単管に比べ高い圧縮強度を有する
ので、架線時のクランプ等による圧縮にも十分耐えるこ
とができ、また海底同軸ケーブル等に応用した場合で
も、静水圧や予期せぬ外力等から内部ケーブルを完全に
保護することができる。また内管5内にガス圧を印加し
て保守を行う場合でも、その溶接部9が強固で安定して
いるので長期使用に耐え得る。
役割も果たすが、単管の場合に比べ溶接による断面積の
増加が期待できることから電気抵抗上も有利となる。ま
た従来のアルミニウム単管に比べ高い圧縮強度を有する
ので、架線時のクランプ等による圧縮にも十分耐えるこ
とができ、また海底同軸ケーブル等に応用した場合で
も、静水圧や予期せぬ外力等から内部ケーブルを完全に
保護することができる。また内管5内にガス圧を印加し
て保守を行う場合でも、その溶接部9が強固で安定して
いるので長期使用に耐え得る。
【0029】このような電線1にあっては以下のような
変形例が考えられる。例えば、内管5即ち内管材7の金
属材料に低炭素ステンレス鋼材料を用いてもよい。この
具体的な例としては SUS316Lが挙げられ、これは深絞り
用で成形性に富むものである。また溶接強度に関して
も、図2に示すりん脱酸銅材料の場合と同様の特性を示
し、よって内管5の材料としては最適なものとなる。
変形例が考えられる。例えば、内管5即ち内管材7の金
属材料に低炭素ステンレス鋼材料を用いてもよい。この
具体的な例としては SUS316Lが挙げられ、これは深絞り
用で成形性に富むものである。また溶接強度に関して
も、図2に示すりん脱酸銅材料の場合と同様の特性を示
し、よって内管5の材料としては最適なものとなる。
【0030】さらには、内管5の外周面に所定厚さの防
水層を形成し、この層上に外管6を密着させるようにし
てもよい。この防水層をなす防水材としては接着剤、防
食塗料、或いは吸水膨潤型パウダー等が考えられ、これ
により水走りが一層食い止められると共に、内管5の溶
接部9が被覆されて防水性が高まる。
水層を形成し、この層上に外管6を密着させるようにし
てもよい。この防水層をなす防水材としては接着剤、防
食塗料、或いは吸水膨潤型パウダー等が考えられ、これ
により水走りが一層食い止められると共に、内管5の溶
接部9が被覆されて防水性が高まる。
【0031】また他には、内管5及び外管6の溶接部9
及び10を、対向位置に配置せず所定の角度ずれるよう
に配置してもよい。また内管5の外周面に溶融アルミニ
ウムを溶射、電着等の方法で付着させ、アルミニウム外
層を形成して外管6を省略してもよく、また電触防止の
ための防食塗料を塗布してもよい。また二重管3の代わ
りに、アルミ/ステンレス系或いはアルミ/銅系のクラ
ッド材による単管を用いることも考えられる。この場合
には当然ながらアルミニウム層が外周側となるようにす
る。また他のクラッド材として、銅/ステンレス/銅系
のものも考えられる。
及び10を、対向位置に配置せず所定の角度ずれるよう
に配置してもよい。また内管5の外周面に溶融アルミニ
ウムを溶射、電着等の方法で付着させ、アルミニウム外
層を形成して外管6を省略してもよく、また電触防止の
ための防食塗料を塗布してもよい。また二重管3の代わ
りに、アルミ/ステンレス系或いはアルミ/銅系のクラ
ッド材による単管を用いることも考えられる。この場合
には当然ながらアルミニウム層が外周側となるようにす
る。また他のクラッド材として、銅/ステンレス/銅系
のものも考えられる。
【0032】また光ファイバに上記二重管3による外被
を施したものを光ファイバユニット或いはケーブルとす
ることも可能で、この光ファイバユニットに金属素線4
を撚り合せてOPGW等の複合架空電線としたり、或いはそ
の光ファイバケーブルを単体で用いて光海底ケーブルと
することもできる。
を施したものを光ファイバユニット或いはケーブルとす
ることも可能で、この光ファイバユニットに金属素線4
を撚り合せてOPGW等の複合架空電線としたり、或いはそ
の光ファイバケーブルを単体で用いて光海底ケーブルと
することもできる。
【0033】尚、アルミニウム単管を電子ビーム溶接に
よって形成し溶接部の強度、耐久性を向上する方法もあ
るが、長尺品の場合には真空排気等の問題があり、また
設備も大掛りとなるため実用上は困難である。また二重
管を三重管ないし多重管とすることもできるが、OPGWや
海底ケーブルにおいては強度並びに耐久性の点から二重
管で十分である。
よって形成し溶接部の強度、耐久性を向上する方法もあ
るが、長尺品の場合には真空排気等の問題があり、また
設備も大掛りとなるため実用上は困難である。また二重
管を三重管ないし多重管とすることもできるが、OPGWや
海底ケーブルにおいては強度並びに耐久性の点から二重
管で十分である。
【0034】次に、上記架空電線1を製造するにあた
り、特に二重管3を製造する方法及び装置に関して具体
的な説明を行う。
り、特に二重管3を製造する方法及び装置に関して具体
的な説明を行う。
【0035】図3は、工場内敷地等に設置された二重管
製造装置を示す平面図で、二重管製造装置11は、内管
5を製造する第1造管機12と、その内管5外周に外管
6を製造する第2造管機13とが、タンデムに且つ送り
方向が反対となるよう平行に配置されて主に構成され
る。第1及び第2造管機12及び13は略同様の構成が
なされ、例えば第1造管機12は、内管材供給源14か
ら供給される内管材7を長手方向に沿った円筒状に成形
するテープ成形機15と、成形された内管材7の突き合
った端部をTIG溶接或いはMIG溶接等により突合せ
溶接する溶接ヘッド16と、管とされた内管材7を所定
の外径まで縮径(シンキング又はスウェージング)させ
る引落しダイス17と、ダイス17から出てきた内管5
を引き取る引取機18とから主に構成される。テープ成
形機15により内管材7は上方にスリット状開口を有す
る円筒状に成形され、よって引取機18から出てくる内
管5の溶接部9も上方に臨まされる。
製造装置を示す平面図で、二重管製造装置11は、内管
5を製造する第1造管機12と、その内管5外周に外管
6を製造する第2造管機13とが、タンデムに且つ送り
方向が反対となるよう平行に配置されて主に構成され
る。第1及び第2造管機12及び13は略同様の構成が
なされ、例えば第1造管機12は、内管材供給源14か
ら供給される内管材7を長手方向に沿った円筒状に成形
するテープ成形機15と、成形された内管材7の突き合
った端部をTIG溶接或いはMIG溶接等により突合せ
溶接する溶接ヘッド16と、管とされた内管材7を所定
の外径まで縮径(シンキング又はスウェージング)させ
る引落しダイス17と、ダイス17から出てきた内管5
を引き取る引取機18とから主に構成される。テープ成
形機15により内管材7は上方にスリット状開口を有す
る円筒状に成形され、よって引取機18から出てくる内
管5の溶接部9も上方に臨まされる。
【0036】ここで前述の通り、内管5はその溶接部9
を含め成形性が非常に良好で、よって縮径後も溶接部9
における欠陥発生の心配はなく溶接部9は安定してい
る。
を含め成形性が非常に良好で、よって縮径後も溶接部9
における欠陥発生の心配はなく溶接部9は安定してい
る。
【0037】さらに、第1造管機12と第2造管機13
との間には、引取機18から取り出される内管5をある
程度の長さ貯えると共に、その内管5を円周方向に 180
°反転させる反転手段としての反転アキュムレータ装置
19が設けられる。反転アキュムレータ装置19は、引
取機18から出てくる内管5を所定長さ巻回する第1ド
ラム20と、第1ドラム20から送られる内管5を第1
造管機12の送り方向に対し垂直に方向転換する転換ド
ラム21,21と、転換ドラム21からの内管5を所定
長さ巻取って第1造管機12の送り方向と反対方向に送
り出す第2ドラム22とから主に構成される。転換ドラ
ム21,21は、互いの距離間隔が可変となるよう相対
移動自在に設置されており、これによって第1造管機1
2からの内管5の取込み速度と、第2造管機13へのそ
れの送出し速度とを変えられるようになっている。また
引取機18からの内管5は第1ドラム20の上方から巻
き取られ、同じくその上方から送り出されるので溶接部
9は上方に臨んだままである。内管5はその状態で第2
ドラム22の上方から巻き取られるが、ここで内管5は
第2ドラムの下方から送り出され、これによって溶接部
9の位置は上方から下方に反転される。
との間には、引取機18から取り出される内管5をある
程度の長さ貯えると共に、その内管5を円周方向に 180
°反転させる反転手段としての反転アキュムレータ装置
19が設けられる。反転アキュムレータ装置19は、引
取機18から出てくる内管5を所定長さ巻回する第1ド
ラム20と、第1ドラム20から送られる内管5を第1
造管機12の送り方向に対し垂直に方向転換する転換ド
ラム21,21と、転換ドラム21からの内管5を所定
長さ巻取って第1造管機12の送り方向と反対方向に送
り出す第2ドラム22とから主に構成される。転換ドラ
ム21,21は、互いの距離間隔が可変となるよう相対
移動自在に設置されており、これによって第1造管機1
2からの内管5の取込み速度と、第2造管機13へのそ
れの送出し速度とを変えられるようになっている。また
引取機18からの内管5は第1ドラム20の上方から巻
き取られ、同じくその上方から送り出されるので溶接部
9は上方に臨んだままである。内管5はその状態で第2
ドラム22の上方から巻き取られるが、ここで内管5は
第2ドラムの下方から送り出され、これによって溶接部
9の位置は上方から下方に反転される。
【0038】このように反転された内管5は第2造管機
13のテープ成形機23に送られる。ここで、外管材供
給源24から外管材8が内管5の下方に供給され、その
内管5を下から包むように円筒状に成形される。さらに
溶接ヘッド25により外管材8の突き合った端部が上方
から突合せ溶接され、管とされた外管材8は内管5に密
着するよう引落しダイス26にて縮径される。このよう
にして所定の外径に成形された二重管3は、引取機27
にて引き取られた後に巻取機28に巻き取られる。
13のテープ成形機23に送られる。ここで、外管材供
給源24から外管材8が内管5の下方に供給され、その
内管5を下から包むように円筒状に成形される。さらに
溶接ヘッド25により外管材8の突き合った端部が上方
から突合せ溶接され、管とされた外管材8は内管5に密
着するよう引落しダイス26にて縮径される。このよう
にして所定の外径に成形された二重管3は、引取機27
にて引き取られた後に巻取機28に巻き取られる。
【0039】また図示するように、第1造管機12、反
転アキュムレータ装置19、及び第2造管機13はそれ
ぞれ上方から見てコ字状となるよう配列されている。
転アキュムレータ装置19、及び第2造管機13はそれ
ぞれ上方から見てコ字状となるよう配列されている。
【0040】内管材7及び外管材8は薄肉材であり、そ
の温度、厚さ、円筒成形後の突合せ状態等によって溶接
条件(アーク幅や長さ、アーク電流等)が微妙に異な
る。よって最適ビードを常時得るようにするため、本装
置11にあっては、反転アキュムレータ装置19に加
え、第1及び第2造管機12及び13の個々に対する送
り速度並びに溶接電流を制御するための制御手段が設け
られる。
の温度、厚さ、円筒成形後の突合せ状態等によって溶接
条件(アーク幅や長さ、アーク電流等)が微妙に異な
る。よって最適ビードを常時得るようにするため、本装
置11にあっては、反転アキュムレータ装置19に加
え、第1及び第2造管機12及び13の個々に対する送
り速度並びに溶接電流を制御するための制御手段が設け
られる。
【0041】制御手段は具体的には制御装置29からな
り、制御装置29は第1造管機12の溶接ヘッド16と
引取機18、反転アキュムレータ装置19の第2ドラム
22、及び第2造管機13の溶接ヘッド25と引取機2
7にそれぞれ接続される。また制御装置29はコ字状の
中心部30、即ち溶接ヘッド16及び25の略中間位置
に配置される。そしてそこに一人の作業員31を配置し
て、その作業員31が両方の溶接ヘッド16及び25を
監視できるようになっている。実際の制御は作業員31
によって、制御装置29の上面パネルに配された手動コ
ントローラ(図示せず)を用いて行われる。
り、制御装置29は第1造管機12の溶接ヘッド16と
引取機18、反転アキュムレータ装置19の第2ドラム
22、及び第2造管機13の溶接ヘッド25と引取機2
7にそれぞれ接続される。また制御装置29はコ字状の
中心部30、即ち溶接ヘッド16及び25の略中間位置
に配置される。そしてそこに一人の作業員31を配置し
て、その作業員31が両方の溶接ヘッド16及び25を
監視できるようになっている。実際の制御は作業員31
によって、制御装置29の上面パネルに配された手動コ
ントローラ(図示せず)を用いて行われる。
【0042】作業員31は、第1造管機12の溶接ヘッ
ド16における内管材7の溶接状態が最適となるよう、
その溶接電流と引取機18の引取り速度を手動調節す
る。この速度に同調させるように、制御装置29によっ
て、転換ドラム21,21の位置、第2ドラム22の回
転速度並びに引取機27の引取り速度が制御されると共
に、溶接ヘッド25の溶接電流が制御される。これによ
り外管材8の溶接状態も最適となる。この逆も可能で、
即ち外管材8の溶接状態に応じた制御も行うことができ
る。
ド16における内管材7の溶接状態が最適となるよう、
その溶接電流と引取機18の引取り速度を手動調節す
る。この速度に同調させるように、制御装置29によっ
て、転換ドラム21,21の位置、第2ドラム22の回
転速度並びに引取機27の引取り速度が制御されると共
に、溶接ヘッド25の溶接電流が制御される。これによ
り外管材8の溶接状態も最適となる。この逆も可能で、
即ち外管材8の溶接状態に応じた制御も行うことができ
る。
【0043】また変形例として、例えば反転アキュムレ
ータ装置19のドラム20、21、22の外径を拡縮可
能としたり、これら全ての位置、間隔等を可変とするこ
とも考えられる。またドラムの数を増やして経路或いは
調節範囲を長くしたり、ドラムに弛ませて巻き付けるこ
と等も考えられる。また引取機18と第2ドラム22と
の差速信号により、外管材8の供給速度及び溶接ヘッド
25の溶接電流を制御するようにしても構わない。いず
れにせよ、第1造管機12と第2造管機13との個別の
速度制御が可能となり、且つそれらの連動運転が可能と
なる。
ータ装置19のドラム20、21、22の外径を拡縮可
能としたり、これら全ての位置、間隔等を可変とするこ
とも考えられる。またドラムの数を増やして経路或いは
調節範囲を長くしたり、ドラムに弛ませて巻き付けるこ
と等も考えられる。また引取機18と第2ドラム22と
の差速信号により、外管材8の供給速度及び溶接ヘッド
25の溶接電流を制御するようにしても構わない。いず
れにせよ、第1造管機12と第2造管機13との個別の
速度制御が可能となり、且つそれらの連動運転が可能と
なる。
【0044】このように、上記方法及び装置11を用い
れば、内管5及び外管6の溶接状態を最適として、気密
性、耐久性に優れた二重管3を連続的に製造することが
可能となる。また上記の如くコ字状の配置を採用したこ
とにより、一人の作業員31により二箇所の溶接部9、
10の監視及び制御が可能となり、作業員31の負荷を
軽減できると共に、見落し即ち溶接不良を未然に防止で
きる。また装置11全体の大きさもコンパクト化できス
ペース的にも有利である。勿論、生産効率が向上される
のは言うまでもない。尚、上記装置11にあって、各送
り速度並びに溶接電流を所定値に設定して完全に自動運
転させるようにしてもよい。このときには、作業員31
による手動調節が適宜行われるのみである。
れば、内管5及び外管6の溶接状態を最適として、気密
性、耐久性に優れた二重管3を連続的に製造することが
可能となる。また上記の如くコ字状の配置を採用したこ
とにより、一人の作業員31により二箇所の溶接部9、
10の監視及び制御が可能となり、作業員31の負荷を
軽減できると共に、見落し即ち溶接不良を未然に防止で
きる。また装置11全体の大きさもコンパクト化できス
ペース的にも有利である。勿論、生産効率が向上される
のは言うまでもない。尚、上記装置11にあって、各送
り速度並びに溶接電流を所定値に設定して完全に自動運
転させるようにしてもよい。このときには、作業員31
による手動調節が適宜行われるのみである。
【0045】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0046】(1)長期間に亘り高い気密性を安定して
確保し得る光ファイバ複合架空電線を提供できる。
確保し得る光ファイバ複合架空電線を提供できる。
【0047】(2)高い気密性、耐久性を備えた二重管
を連続的に製造することが可能となる。
を連続的に製造することが可能となる。
【図1】本発明に係る光ファイバ複合架空電線の一実施
例を示す横断面図である。
例を示す横断面図である。
【図2】各種金属同士の溶接部における耐久性を比較す
るためのグラフである。
るためのグラフである。
【図3】本発明に係る二重管製造方法を説明するための
平面図である。
平面図である。
1 光ファイバ複合架空電線 2 光ファイバ 3 二重管 4 金属素線 5 内管 6 外管 7 内管材(金属テープ材) 8 外管材(金属テープ材) 9,10 溶接部 12 第1造管機 13 第2造管機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 13/00 555
Claims (6)
- 【請求項1】 光ファイバを内包する二重管の外周面に
表面にアルミニウム層を有する金属素線を撚り合せてな
る光ファイバ複合架空電線において、上記二重管を、り
ん脱酸銅材料からなるテープ状の内管材を円筒状に成形
して突き合った端部を突合せ溶接してなる内管と、アル
ミニウム材料からなるテープ状の外管材を上記内管外周
に密着して覆うように円筒状に成形してなる外管とで構
成したことを特徴とする光ファイバ複合架空電線。 - 【請求項2】 光ファイバを内包する二重管の外周面に
表面にアルミニウム層を有する金属素線を撚り合せてな
る光ファイバ複合架空電線において、上記二重管を、低
炭素ステンレス鋼材料からなるテープ状の内管材を円筒
状に成形して突き合った端部を突合せ溶接してなる内管
と、アルミニウム材料からなるテープ状の外管材を上記
内管外周に密着して覆うように円筒状に成形してなる外
管とで構成したことを特徴とする光ファイバ複合架空電
線。 - 【請求項3】 上記内管及び上記外管の互いの溶接部が
円周方向でずらせてそれぞれ配置される請求項1又は2
記載の光ファイバ複合架空電線。 - 【請求項4】 上記外管が上記内管の外周面に所定厚さ
の防水層を介して密着された請求項1又は2記載の光フ
ァイバ複合架空電線。 - 【請求項5】 金属テープ材を長手方向に沿った円筒状
に成形しその突き合った端部を突合せ溶接して内外二重
管を製造する第1及び第2造管機をそれぞれタンデムに
配列し、第1造管機で内管を製造した後、その内管を第
2造管機に供給して二重管を製造する方法において、内
管を製造する第1造管機と外管を製造する第2造管機と
を移動方向が反対となるよう平行に配置し、上記第1造
管機から取り出される内管を円周方向に反転させて上記
第2造管機に供給してその内管外周に密着するように重
ねて外管を製造することを特徴とする二重管製造方法。 - 【請求項6】 上記内管と上記外管との溶接状態が最適
となるよう上記第1及び第2造管機の送り速度並びに溶
接電流が制御される請求項5記載の二重管製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094950A JPH07302519A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094950A JPH07302519A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302519A true JPH07302519A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14124228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094950A Pending JPH07302519A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 光ファイバ複合架空電線及び二重管製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302519A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998047033A1 (fr) * | 1997-04-15 | 1998-10-22 | Helios Inc. | Tubes metalliques destines a contenir des fibres optiques et leurs, procede de production |
| WO2001013154A1 (en) * | 1999-08-18 | 2001-02-22 | Ccs Technology, Inc. | Electric conductors incorporating optical fibres |
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