JPH0730328Y2 - 木工用ルータの被加工物吸着パット装置 - Google Patents

木工用ルータの被加工物吸着パット装置

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JPH0730328Y2
JPH0730328Y2 JP5652089U JP5652089U JPH0730328Y2 JP H0730328 Y2 JPH0730328 Y2 JP H0730328Y2 JP 5652089 U JP5652089 U JP 5652089U JP 5652089 U JP5652089 U JP 5652089U JP H0730328 Y2 JPH0730328 Y2 JP H0730328Y2
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JP
Japan
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pad
suction
workpiece
port
suction port
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JP5652089U
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JPH02148301U (ja
Inventor
通友 鈴木
正行 川島
猛 小栗
正和 本多
Original Assignee
株式会社平安コーポレーション
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、木工用ルータで所定形状に切削加工すべき
被加工物を吸着固定する木工用ルータの被加工物吸着パ
ット装置に関するものである。
【従来の技術】
一般に木工用ルータで被加工物の切削加工を行う際、こ
の被加工物をテーブル上で固定する必要があり、その手
段として、上記被加工物を真空吸着により固定すること
は既に知れている。 従来のこの種の被加工物吸着手段としては、切削加工す
べき被加工物の形状および大きさに合わせた吸着治具を
製作し、この吸着治具をテーブル上に据え付けセットし
て吸引ポンプに接続し、この吸引ポンプによる吸引力に
よって、上記吸着治具上に載置された被加工物を真空吸
着して固定し、この状態で、その被加工物の切削加工を
行っている。
【考案が解決しようとする課題】
従来の木工用ルータにおける被加工物の吸着手段では、
木工用ルータによる被加工物の切削加工に際して、その
都度、被加工物の形状および大きさに合わせた吸着治具
を製作しなければならず、このため、形状や大きさの異
なった被加工物の吸着固定には適用できず、汎用性に乏
しいという問題点があった。 そこで、テーブル上に複数の吸着パットを配列し、これ
らの吸着パットを真空吸引ポンプに接続し、上記吸着パ
ット群上に被加工物を載置して吸着固定させるようにす
れば、たとえ形状や大きさの異なった被加工物をも上記
吸着パットで吸着させることはできる。 しかしながら、この場合、上記吸着パット上に被加工物
を載置した際、この被加工物の形状や大きさによって、
被加工物が載置されない個所の吸着パットが存在するこ
ととなるので、その個所の吸着パットが上記被加工物の
切削加工の邪魔になって円滑な切削加工が行えないとい
う問題点が生じる。 この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、被加工物の吸着状態において、この被加工物
を吸着していない個所の吸着パットが生じても、その個
所の吸着パットが切削加工の邪魔になるようなことのな
いようにした木工用ルータの被加工物吸着パット装置を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案に係る木工用ルータの被加工物吸着パット装置
は、被加工物載置用のテーブル上に配置されたパット支
持筒と、このパット支持筒内に昇降自在に嵌挿されて上
端が突出したパット支持ロッドと、このパット支持ロッ
ドの上端に設けられた吸着パットとを備え、上記パット
支持筒には、上記パット支持ロッドを下降動作させる圧
力流体を供給するためのパット下降用流体供給ポート
と、上記パット支持ロッドを上昇動作させる圧力流体を
供給するためのパット上昇用流体供給ポートと、上記吸
着パットの上面に開口する吸引口に吸引力を作用させる
ための吸引ポートのそれぞれを設けると共に、上記パッ
ト支持ロッドには、上記吸引口に接続され、該パット支
持ロッドの上昇位置で上記吸引ポートに接続し、且つ、
下降位置で該吸引ポートと遮断される吸引路を設けたも
のである。
【作用】
この考案における木工用ルータの被加工物吸着パット装
置では、パット支持筒のパット上昇用流体供給ポートか
ら圧力流体が供給されると、パット支持ロッドが上昇
し、その上昇位置では、パット支持ロッドの吸引路が上
記パット支持筒の吸引ポートに接続されることにより、
吸着パットの吸引口には吸引力が作用する。従って、こ
の状態の上記吸着パット上に被加工物を載置すれば、こ
の被加工物は上記吸着パットで吸着され、この状態で木
工用ルータによる切削加工が行われる。また、上記パッ
ト支持筒のパット上昇用流体供給ポートからの圧力流体
の供給を停止し、パット下降用流体供給ポートから圧力
流体を供給すると、上記パット支持ロッドが下降動作
し、その下降位置では、該パット支持ロッドの吸引路が
上記パット支持筒の吸引ポートから位置ずれしてそれら
両者が遮断される。このため、下降した吸着パットの吸
引口には吸引力が作用せず、被加工物を吸着しなくな
る。従って、切削加工すべき被加工物の大きさや形状に
合わせて該被加工物を支持し得る範囲の吸着パットのみ
を上昇させ、その他の吸着パットを下降させておくこと
ができるので、被加工物を吸着していない吸着パットが
被加工物の切削加工の邪魔になるようなことがなく、そ
の切削加工を円滑に効率よく実施することができる。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図は木工用ルータの概略的な正面図、第2図はこの考案
の一実施例による木工用ルータの被加工物吸着パット装
置の正面図、第3図は同側面図、第4図は同平面図、第
5図は被加工物吸着パット装置の要部断面図である。 第1図において、1は木工用ルータ、2はこの木工用ル
ータ1のヘッドで、このヘッド2はモータMで回転駆動
される主軸スピンドル(図示せず)を備え、この主軸ス
ピンドルの下端に切削刃3が着脱可能に取付けられてい
る。なお、上記ヘッド2は従来の木工用ルータ1の場合
と同様にNC制御により昇降駆動されると共に、平面X−
Y方向に作動するようになっている。 かかる木工用ルータ1は、被加工物載置用のテーブル4
を備えている。 このテーブル4上には、第2図〜第4図に示すように複
数のパットユニット5l〜5nが配置されている。 これらのパットユニット5l〜5nは、それぞれ複数の吸着
パット装置6をユニット化した構成となっている。 そして、上記各パットユニット5l〜5nは、第4図および
第5図に示すように、上記テーブル4に装架されたX軸
方向のスクリューロッド7に螺合され、該スクリューロ
ッド7に沿ってX軸方向へ往復移動可能に支持されてい
る。 ここで、上記吸着パット装置6の構成を第5図に基づい
て詳述する。 上記吸着パット装置6は、上記X軸方向のスクリューロ
ッド7に下部が螺合されたパット支持筒60を備えてい
る。 このパット支持筒60には、その周壁上部から周壁下部に
向ってパット下降用流体供給ポート61とパット上昇用流
体供給ポート62および吸引ポート63のそれぞれが順次設
けられている。 かかるパット支持筒60内には、パット支持ロッド64が昇
降自在に嵌挿され、該パット支持ロッド64の上端側は上
記パット支持筒60の上端から突出している。 そして、上記パット支持ロッド64の外周面部には環状受
圧突部65が一体形成されている。この環状受圧突部65
は、上記パット支持筒60の内周面と上記パット支持ロッ
ド64の外周面との間で上記パット下降用流体供給ポート
61に接続した下降用圧力室61aと、パット上昇用流体供
給ポート62に接続した上昇用圧力室62aとを仕切ってい
る。 また、上記パット支持ロッド64には、その軸心部に沿う
吸引路66が設けられ、この吸引路66の下端部は上記吸引
ポート63側に屈曲した屈曲孔部66aとなっている。 この屈曲孔部66aは、第5図に示すように上記パット支
持ロッド64の上昇位置で上記吸引ポート63に接続し、且
つ、第6図に示すように上記パット支持ロッド64の下降
位置では上記吸引ポート63から下降変位して該吸引ポー
ト63とは遮断されるようになっている。 かかるパット支持ロッド64の上端には吸着パット67が取
付けられている。 この吸着パット67には、その上面に開口した吸引口68が
設けられ、この吸引口68は上記吸引路66に接続してい
る。 このようにして吸着パット装置6が構成され、その複数
が上記各パットユニット5l〜5nのそれぞれに配列されて
いる。 ここで、上記各パットユニット5l〜5nには、それぞれの
長手方向に沿うY軸方向のスクリューロッド8が装架さ
れ、このスクリューロッド8に上記複数の吸着パット装
置6が往復移動自在に螺合されている。 そして、上記各パットユニット5l〜5nが上記X軸方向の
スクリューロッド7に螺合されている。 従って、上記各吸着パット装置6はX軸方向およびY軸
方向のそれぞれに往復移動可能な支持構成となってい
る。 また、上記各吸着パット装置6は個々にサーボモータSM
1,SM2を備えており、これらのサーボモータSM1,SM2の正
逆回転起動により、上記各吸着パット装置6がX軸方向
のスクリューロッド7およびY軸方向のスクリューロッ
ド8の沿って往復移動するようになっている。 即ち、上記サーボモータSM1,SM2は、第5図および第6
図に示すように、それぞれの出力軸に嵌着された主動ベ
ベルギヤ9と、上記X軸方向のスクリューロッド7およ
びY軸方向のスクリューロッド8に螺合されて上記主動
ベベルギヤ9に噛合した従動ベベルギヤ10とを有する図
示例構成となっている。ここで、上記各パットユニット
5l〜5nは、例えば第4図において、それぞれの中間部に
位置する吸着パット装置6のサーボモータSM1の主動ベ
ベルギヤ9が第5図に示すようにX軸方向のスクリュー
ロッド7に螺合され、そのサーボモータSM1の正逆回転
起動により上記各パットユニット5l〜5nがX軸方向に移
動するようになっている。このため、上記中間部の吸着
パット装置6はY軸方向には移動しないようになってい
る。 次に動作について説明する。木工用ルータ1による被加
工物の切削加工に際しては、第7図および第8図に示す
ように被加工物Aを複数の吸着パット67上に載置して吸
着固定させる。この場合の被加工物Aは、例えば第7図
に示す形状のものや第8図に示す大きさのものなど、形
状や大きさが様々であり、その形状や大きさによって、
第7図および第8図の点線で示す部分の吸着パット67が
上記被加工物Aを吸着固定し、同図中の実線部分の吸着
パット67は用をなさなくなる。 そこで、被加工物Aの吸着可能範囲内(第7図および第
8図の点線部分)にある吸着パット67のみを上昇させ、
その以外(実線部分)の吸着不能な吸着パット67は下降
させたままにしておく。 即ち、吸着可能範囲内の吸着パット67にあっては、その
系統のパット支持筒60のパット上昇用流体供給ポート62
から圧力流体を供給することにより、その圧力流体が上
昇用圧力室62a内に流入し、パット支持ロッド64の環状
受圧突部65に下側から作用することにより、上記パット
支持ロッド64が上昇動作する。そして、その上昇位置で
は、パット支持ロッド64の吸引路66の屈曲孔部66aが吸
引ポート63に接続する。このため、吸着パット67の吸引
口68に吸引力が作用し、その吸引力によって上記吸着パ
ット67上に被加工物Aが吸着固定される。この状態で木
工用ルータ1の切削刃3によって上記被加工物Aの切削
加工が行われる。この切削加工時に、用をなさない吸着
パット67は下降しているので、上記切削加工の邪魔にな
るようなことはない。また、上記吸着パット67を下降さ
せるには、パット上昇用流体供給ポート62からの圧力流
体の供給を停止し、パット下降用流体供給ポート61から
圧力流体を供給する。すると、そのパット下降用流体供
給ポート61から下降用圧力室61a内に圧力流体が流入
し、この圧力流体がパット支持ロッド64の環状受圧突部
65に上側から作用することにより、上記パット支持ロッ
ド64が下降動作する。そして、その下降位置では、パッ
ト支持ロッド64の屈曲孔部66aがパット支持筒60の吸引
ポート63より下方に変位することにより、上記吸引ポー
ト63が上記パット支持ロッド64によって遮断される。従
って、下降した吸着パット67には吸引力が作用せず、こ
の状態で吸着パット67は下降位置に待機する。なお、上
述のごとく被加工物Aを吸着固定させるべく上昇させた
吸着パット67は、被加工物Aの形状や大きさに応じてX
軸方向およびY軸方向の位置調整がサーボモータSM1,SM
2によって行われる。
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、木工用ルータによっ
て切削加工すべき被加工物を吸着固定させるための吸着
パットを昇降自在とし、該吸着パットの上昇位置で吸引
路が自動的に開かれ、かつ、該吸着パットの下降位置で
は吸引路が自動的に閉じられる構造としたので、被加工
物載置用のテーブルに上記吸着パットの複数を配置し、
該吸着パット上に載置すべき被加工物の形状および大き
さに応じて使用する吸着パットのみを上昇させて吸着可
能とし、且つ、使用しない吸着パットを吸着不能状態で
下降待機させておくことができ、このため、使用しない
吸着パットが被加工物の切削加工の邪魔になるようなこ
とがなく、その切削加工を円滑に効率よく行わせ得ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は木工用ルータの概略的な正面図、第2図はこの
考案の一実施例による木工用ルータの被加工物吸着パッ
ト装置の正面図、第3図は同側面図、第4図は同平面
図、第5図は被加工物吸着パット装置の要部断面図、第
6図は被加工物吸着パット装置の動作説明図、第7図お
よび第8図は形状および大きさの異なった被加工物を吸
着パット上に載置した状態の平面図である。 1…木工用ルータ、4…テーブル、6…吸着パット装
置、60…パット支持筒、61…パット下降用流体供給ポー
ト、62…パット上昇用流体供給ポート、63…吸引ポー
ト、64…パット支持ロッド、66…吸引路、67…吸着パッ
ト、68…吸引口、A…被加工物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 本多 正和 静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平 安鐵工所内 (56)参考文献 実開 昭64−26138(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】木工用ルータで所定形状に切削加工すべき
    被加工物が載置され、該被加工物を吸着固定する木工用
    ルータの被加工物吸着パット装置において、被加工物載
    置用のテーブル上に配置されたパット支持筒と、このパ
    ット支持筒内に昇降自在に嵌挿されて上端が突出したパ
    ット支持ロッドと、このパット支持ロッドの上端に設け
    られた吸着パットとを備え、上記パット支持筒には、上
    記パット支持ロッドを下降動作させる圧力流体を供給す
    るためのパット下降用流体供給ポートと、上記パット支
    持ロッドを上昇動作させる圧力流体を供給するためのパ
    ット上昇用流体供給ポートと、上記吸着パットの上面に
    開口する吸引口に吸引力を作用させるための吸引ポート
    とが設けられ、上記パット支持ロッドには、上記吸引口
    に接続され、該パット支持ロッドの上昇位置で上記吸引
    ポートに接続し、且つ、下降位置で該吸引ポートと遮断
    される吸引路が設けられていることを特徴とする木工用
    ルータの被加工物吸着パット装置。
JP5652089U 1989-05-18 1989-05-18 木工用ルータの被加工物吸着パット装置 Expired - Lifetime JPH0730328Y2 (ja)

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JPH02148301U JPH02148301U (ja) 1990-12-17
JPH0730328Y2 true JPH0730328Y2 (ja) 1995-07-12

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