JPH07303385A - 回転体駆動制御装置 - Google Patents
回転体駆動制御装置Info
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- JPH07303385A JPH07303385A JP6095318A JP9531894A JPH07303385A JP H07303385 A JPH07303385 A JP H07303385A JP 6095318 A JP6095318 A JP 6095318A JP 9531894 A JP9531894 A JP 9531894A JP H07303385 A JPH07303385 A JP H07303385A
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- rotation
- drive
- frequency
- rotary encoder
- rotating body
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5008—Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P11/00—Measuring average value of speed
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/489—Digital circuits therefor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00025—Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
- G03G2215/00071—Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics
- G03G2215/00075—Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics the characteristic being its speed
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体の速度制御を高精度に行なうようにし
た場合でも、回転体に発振が生じることがないのは勿論
のこと、低廉なコストで高周波数領域で生じる回転体の
回転変動を効果的に低減することができ、濃度ムラ等が
発生することのない高画質の画像を得ることが可能な回
転体の駆動制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 回転体の回転速度を検出する回転検出手段
と、前記回転体を回転駆動する駆動手段を一定の速度で
駆動した際に、前記回転検出手段によって検出された回
転速度情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶手段と、
画像機器の動作時に、前記記憶手段に記憶された回転検
出手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み付けをし
て平均化した回転速度情報に基づいて前記回転体の駆動
を制御する制御手段とを備えるように構成した。
た場合でも、回転体に発振が生じることがないのは勿論
のこと、低廉なコストで高周波数領域で生じる回転体の
回転変動を効果的に低減することができ、濃度ムラ等が
発生することのない高画質の画像を得ることが可能な回
転体の駆動制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 回転体の回転速度を検出する回転検出手段
と、前記回転体を回転駆動する駆動手段を一定の速度で
駆動した際に、前記回転検出手段によって検出された回
転速度情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶手段と、
画像機器の動作時に、前記記憶手段に記憶された回転検
出手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み付けをし
て平均化した回転速度情報に基づいて前記回転体の駆動
を制御する制御手段とを備えるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー電子写真複写
機やカラープリンタ、更には画像読取装置等の画像機器
に使用され、感光体ドラムや転写ドラム等の回転体の駆
動を制御するための回転体駆動制御装置に関するもので
ある。
機やカラープリンタ、更には画像読取装置等の画像機器
に使用され、感光体ドラムや転写ドラム等の回転体の駆
動を制御するための回転体駆動制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転体駆動制御装置に関
する技術としては、例えば、特開昭63−75759号
公報に示すものがある。この像担持体の駆動制御装置
は、無端移動する像担持体に像を形成する画像形成装置
において、像担持体を移動する機構として整数比の歯数
の減速歯車列を介して像担持体を駆動するステッピング
モータと、前記歯車列最終段の歯車の一回転の回転変動
を打ち消すパルス発生パターンを前記最終段一回転分に
ついて記憶しているメモリと、前記最終段歯車のホーム
ポジションの検知手段とを有し、前記像担持体を移動さ
せるとき前記パルス発生パターンに基づきパルスを発生
させ、前記ステッピングモータを駆動するように構成し
たものである。
する技術としては、例えば、特開昭63−75759号
公報に示すものがある。この像担持体の駆動制御装置
は、無端移動する像担持体に像を形成する画像形成装置
において、像担持体を移動する機構として整数比の歯数
の減速歯車列を介して像担持体を駆動するステッピング
モータと、前記歯車列最終段の歯車の一回転の回転変動
を打ち消すパルス発生パターンを前記最終段一回転分に
ついて記憶しているメモリと、前記最終段歯車のホーム
ポジションの検知手段とを有し、前記像担持体を移動さ
せるとき前記パルス発生パターンに基づきパルスを発生
させ、前記ステッピングモータを駆動するように構成し
たものである。
【0003】しかし、上記提案に係る像担持体の駆動制
御装置の場合には、像担持体の回転変動を打ち消すため
のパルス発生パターンが予めメモリに固定パターンとし
て記憶されており、このメモリに記憶された固定パルス
発生パターンに基づいてパルスを発生させ、このパルス
でステッピングモータを駆動することによって、像担持
体の回転変動を防止するように構成したものである。そ
のため、温度変化等の環境変化や長期間の使用等に伴う
経時変化によって、像担持体を回転駆動する減速歯車列
の回転変動の状態が変化すると、この回転変動を打ち消
すパルス発生パターンは、メモリに記憶された固定パタ
ーンであるため、環境変化等に伴う不測の回転変動に対
応することができない。その結果、環境変化や経時変化
によって生じる像担持体の回転変動を十分抑制すること
ができず、像担持体に回転変動が残るため、形成される
画像に色ずれ等が発生するという問題点があった。
御装置の場合には、像担持体の回転変動を打ち消すため
のパルス発生パターンが予めメモリに固定パターンとし
て記憶されており、このメモリに記憶された固定パルス
発生パターンに基づいてパルスを発生させ、このパルス
でステッピングモータを駆動することによって、像担持
体の回転変動を防止するように構成したものである。そ
のため、温度変化等の環境変化や長期間の使用等に伴う
経時変化によって、像担持体を回転駆動する減速歯車列
の回転変動の状態が変化すると、この回転変動を打ち消
すパルス発生パターンは、メモリに記憶された固定パタ
ーンであるため、環境変化等に伴う不測の回転変動に対
応することができない。その結果、環境変化や経時変化
によって生じる像担持体の回転変動を十分抑制すること
ができず、像担持体に回転変動が残るため、形成される
画像に色ずれ等が発生するという問題点があった。
【0004】そこで、本出願人は、上記の問題点を解決
するため、特開平2−43574号公報に示す多重転写
装置における回転制御方法及び装置を既に提案してい
る。この提案に係る回転制御方法は、共通の転写ロール
に対して複数の像が多重転写される多重転写装置におい
て、予め前記転写ロールを駆動する駆動モータを一定角
速度で回転させたときの前記転写ロールの角速度の変化
の情報を記憶手段に記憶させ、転写時に前記記憶手段か
ら前記角速度の変化の情報を読み出し、該情報に基づい
て前記駆動モータの角速度を変更するように構成したも
のである。
するため、特開平2−43574号公報に示す多重転写
装置における回転制御方法及び装置を既に提案してい
る。この提案に係る回転制御方法は、共通の転写ロール
に対して複数の像が多重転写される多重転写装置におい
て、予め前記転写ロールを駆動する駆動モータを一定角
速度で回転させたときの前記転写ロールの角速度の変化
の情報を記憶手段に記憶させ、転写時に前記記憶手段か
ら前記角速度の変化の情報を読み出し、該情報に基づい
て前記駆動モータの角速度を変更するように構成したも
のである。
【0005】この提案に係る多重転写装置における回転
制御方法は、環境変化や経時変化によって像担持体に新
たに回転変動が生じた場合でも、この回転変動は、予め
記憶手段に記憶された転写ロールの角速度の変化情報を
読み出し、この情報に基づいて駆動モータの角速度を変
更する際に、回転変動を角速度の変化分として補正する
ことができるので、環境変化や経時変化等にも対応する
ことができるようになっている。
制御方法は、環境変化や経時変化によって像担持体に新
たに回転変動が生じた場合でも、この回転変動は、予め
記憶手段に記憶された転写ロールの角速度の変化情報を
読み出し、この情報に基づいて駆動モータの角速度を変
更する際に、回転変動を角速度の変化分として補正する
ことができるので、環境変化や経時変化等にも対応する
ことができるようになっている。
【0006】しかし、上記提案に係る多重転写装置にお
ける回転制御方法の場合には、次のような問題点を有し
ている。すなわち、上記本出願人の提案に係る多重転写
装置における回転制御方法の場合には、転写ロールの角
速度の変化の情報をそのまま記憶手段に記憶させ、この
記憶手段から前記角速度の変化の情報を読み出して、該
情報に基づいて前記駆動モータの角速度を直接変更する
ものである。そのため、上記記憶手段に記憶させる転写
ロールの角速度の変化情報を、角速度の分割数を大幅に
増加させることにより、転写ロールの回転制御の高精度
化を図ると、補正による変化分が漸次的に大きくなっ
て、駆動モータからギヤを介して転写ロールの回転軸に
至るまでの系に対する加振源となり、発振したり系の固
有振動数の振幅が大きくなる虞れがあるという問題点が
あった。また、この転写ロールの回転制御の高精度化を
図った場合には、転写ロールの回転制御の高精度化を図
るために、転写ロールの角速度の変化情報を検出するエ
ンコーダとして、高精度のものを使用する必要があり、
その分コストアップを招くという問題点もあった。
ける回転制御方法の場合には、次のような問題点を有し
ている。すなわち、上記本出願人の提案に係る多重転写
装置における回転制御方法の場合には、転写ロールの角
速度の変化の情報をそのまま記憶手段に記憶させ、この
記憶手段から前記角速度の変化の情報を読み出して、該
情報に基づいて前記駆動モータの角速度を直接変更する
ものである。そのため、上記記憶手段に記憶させる転写
ロールの角速度の変化情報を、角速度の分割数を大幅に
増加させることにより、転写ロールの回転制御の高精度
化を図ると、補正による変化分が漸次的に大きくなっ
て、駆動モータからギヤを介して転写ロールの回転軸に
至るまでの系に対する加振源となり、発振したり系の固
有振動数の振幅が大きくなる虞れがあるという問題点が
あった。また、この転写ロールの回転制御の高精度化を
図った場合には、転写ロールの回転制御の高精度化を図
るために、転写ロールの角速度の変化情報を検出するエ
ンコーダとして、高精度のものを使用する必要があり、
その分コストアップを招くという問題点もあった。
【0007】そこで、本出願人は、上記の問題点を解決
して回転体の速度制御を高精度に行なうようにした場合
でも、回転体に発振が生じたりコストアップを招くこと
のない回転体の駆動制御装置を提供するため、特開平5
−252774号公報に示すものを既に提案している。
この提案に係る回転体駆動制御装置は、画像形成装置に
使用される回転体の駆動を制御するための回転体駆動制
御装置において、前記回転体の回転速度を検出する低精
度の第1の回転検出手段と、画像形成装置の製造時にの
み使用され、前記回転体の回転速度を検出する高精度の
第2の回転検出手段と、前記回転体を回転駆動する駆動
手段を一定の速度で駆動した際に、前記第1の回転検出
手段と第2の回転検出手段によって検出された回転速度
情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶手段と、画像形
成時に、前記第1の回転検出手段によって回転体の回転
速度を検出するとともに、前記記憶手段に記憶された第
1の回転検出手段と第2の回転検出手段の回転速度情報
を読み出し、これらの第1の回転検出手段によって検出
した回転速度情報及び記憶手段に記憶された第1の回転
検出手段と第2の回転検出手段の回転速度情報を平均化
して、この平均化された回転速度情報に基づいて前記回
転体を回転駆動する駆動手段を制御する制御手段とを備
えるように構成したものである。
して回転体の速度制御を高精度に行なうようにした場合
でも、回転体に発振が生じたりコストアップを招くこと
のない回転体の駆動制御装置を提供するため、特開平5
−252774号公報に示すものを既に提案している。
この提案に係る回転体駆動制御装置は、画像形成装置に
使用される回転体の駆動を制御するための回転体駆動制
御装置において、前記回転体の回転速度を検出する低精
度の第1の回転検出手段と、画像形成装置の製造時にの
み使用され、前記回転体の回転速度を検出する高精度の
第2の回転検出手段と、前記回転体を回転駆動する駆動
手段を一定の速度で駆動した際に、前記第1の回転検出
手段と第2の回転検出手段によって検出された回転速度
情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶手段と、画像形
成時に、前記第1の回転検出手段によって回転体の回転
速度を検出するとともに、前記記憶手段に記憶された第
1の回転検出手段と第2の回転検出手段の回転速度情報
を読み出し、これらの第1の回転検出手段によって検出
した回転速度情報及び記憶手段に記憶された第1の回転
検出手段と第2の回転検出手段の回転速度情報を平均化
して、この平均化された回転速度情報に基づいて前記回
転体を回転駆動する駆動手段を制御する制御手段とを備
えるように構成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開平5−252774号公報記載の技術内容
は、上記の如く、記憶手段に記憶された回転速度情報に
基づいて駆動手段の角速度を変化させ、駆動対象の角速
度変動を減少することをその狙いとしており、機械的な
共振周波数を加振しないために、その手法として、記憶
手段に記憶された第1の回転検出手段と第2の回転検出
手段の回転速度情報を読み出し、これらの第1の回転検
出手段によって検出した回転速度情報及び記憶手段に記
憶された第1の回転検出手段と第2の回転検出手段の回
転速度情報を順次平均化していく”移動平均化処理”を
用いている。そのため、上記提案に係る回転体の駆動制
御装置の場合には、特有の周波数帯における回転変動を
かえって増幅する傾向をもっているという問題点を有し
ていることがわかった。つまり、上記”移動平均化処
理”を行った場合の周波数伝達関数には、図31に示す
ように、入出力比が負となる増幅周波数帯があることが
わかった。
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開平5−252774号公報記載の技術内容
は、上記の如く、記憶手段に記憶された回転速度情報に
基づいて駆動手段の角速度を変化させ、駆動対象の角速
度変動を減少することをその狙いとしており、機械的な
共振周波数を加振しないために、その手法として、記憶
手段に記憶された第1の回転検出手段と第2の回転検出
手段の回転速度情報を読み出し、これらの第1の回転検
出手段によって検出した回転速度情報及び記憶手段に記
憶された第1の回転検出手段と第2の回転検出手段の回
転速度情報を順次平均化していく”移動平均化処理”を
用いている。そのため、上記提案に係る回転体の駆動制
御装置の場合には、特有の周波数帯における回転変動を
かえって増幅する傾向をもっているという問題点を有し
ていることがわかった。つまり、上記”移動平均化処
理”を行った場合の周波数伝達関数には、図31に示す
ように、入出力比が負となる増幅周波数帯があることが
わかった。
【0009】さらに、上記特開平5−252774号公
報に記載された技術内容について説明すると、この提案
に係る回転体駆動制御装置では、例えば、次に示すよう
な補正式に基づいて第1及び第2の回転検出手段の出力
等を補正して、回転体を回転駆動するようになってい
る。
報に記載された技術内容について説明すると、この提案
に係る回転体駆動制御装置では、例えば、次に示すよう
な補正式に基づいて第1及び第2の回転検出手段の出力
等を補正して、回転体を回転駆動するようになってい
る。
【0010】〔数1〕fn =fs 〔1+α{FILS
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕
【0011】ここで、fn ;補正後の区間周波数 fs ;記憶手段に予め記憶された標準周波数 FILS;記憶手段に補正テーブルとして記憶された
校正用の第2の回転検出手段のインターバル値T
(N) を、区間(N) からそれ以前のmだけの区間に渡って
平均化した後のインターバル値 FILD;記憶手段に予め記憶された補正動作時の1区
間先の理想値ΣTIDとリアルタイムで読み込んだ第2の
回転検出手段のインターバル値ΣT’(N) との差の計算
値(ΣTID−ΣT’(N) )を、区間(N) からそれ以前の
mだけの区間に渡って平均化した後の値 ΣDIFF;第1の回転検出手段と校正用の第2の検出
手段との各々のインターバル値TL(N)、T(N) をFIL
Sと同様に区間(N)からそれ以前のmだけの区間に渡
って平均化した後、これらの値の差分データ(FILS
−FILS)を、ゼロ相パルスから積算した値 TID;記憶手段に予め記憶された1区間の理想的計算
値、すなわち、回転体の回転軸に全く回転変動がない理
想的な状態における1区間のインターバル値 α;記憶手段に予め記憶されたフィードフォワード部の
定数 β;記憶手段に予め記憶されたフィードバック部の定数 である。
校正用の第2の回転検出手段のインターバル値T
(N) を、区間(N) からそれ以前のmだけの区間に渡って
平均化した後のインターバル値 FILD;記憶手段に予め記憶された補正動作時の1区
間先の理想値ΣTIDとリアルタイムで読み込んだ第2の
回転検出手段のインターバル値ΣT’(N) との差の計算
値(ΣTID−ΣT’(N) )を、区間(N) からそれ以前の
mだけの区間に渡って平均化した後の値 ΣDIFF;第1の回転検出手段と校正用の第2の検出
手段との各々のインターバル値TL(N)、T(N) をFIL
Sと同様に区間(N)からそれ以前のmだけの区間に渡
って平均化した後、これらの値の差分データ(FILS
−FILS)を、ゼロ相パルスから積算した値 TID;記憶手段に予め記憶された1区間の理想的計算
値、すなわち、回転体の回転軸に全く回転変動がない理
想的な状態における1区間のインターバル値 α;記憶手段に予め記憶されたフィードフォワード部の
定数 β;記憶手段に予め記憶されたフィードバック部の定数 である。
【0012】このように、上記回転体駆動制御装置は、
基本的に、記憶手段に補正テーブルとして記憶された校
正用の第2の回転検出手段のインターバル値T(N) を、
区間(N) からそれ以前のmだけの区間に渡って平均化し
た後のインターバル値であるFILS等に基づいて、
回転体の駆動周波数fn を補正する”移動平均化処理”
を採用したものである。図30は、この”移動平均化処
理”を実行するためのダイアグラムを示すものである。
基本的に、記憶手段に補正テーブルとして記憶された校
正用の第2の回転検出手段のインターバル値T(N) を、
区間(N) からそれ以前のmだけの区間に渡って平均化し
た後のインターバル値であるFILS等に基づいて、
回転体の駆動周波数fn を補正する”移動平均化処理”
を採用したものである。図30は、この”移動平均化処
理”を実行するためのダイアグラムを示すものである。
【0013】ところで、この”移動平均化処理”のフィ
ルター特性を考えると、例えば数1式においてFILS
の値は、データXnが入力した時の出力Ynが、Xn
に対応したメモリー・データX’nを中心として、その
前後のm個のデータを持つデータ列の移動平均であると
みなせるから、平均ポイント数を15個と考えると、出
力Ynは、 Yn =(h0 X’n-7 +h1 X’n-6 +h2 X’n-5 +h3 X’n-4 +h4 X’n-3 +h5 X’n-2 +h6 X’n-1 +h7 X’n +h8 X’n+1 +h9 X’n+2 +h10X’n+3 +h11X’n+4 +h12X' n+5 +h13X' n+6 +h14X' n+7 )÷15 と表すことができる。ここで、移動平均であるから、係
数hはすべて等しくh0=h1 =………=h14であるの
で、Yn は、 Yn =(Σh0 X’n-m )÷15 と表記できる。なお、Σはm=7から−7までとるもの
とする。このYn に対する周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=(Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2 +Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7)×h0 /15 となる。この周波数応答はZにejωTを代入して、 H(Z)={ej7ωT+ej6ωT+ej5ωT+……+1+…… +ej(−6ωT)+e(−j7ωT)}×h0 /15 ここで、ejA+ej(−A)=2cosAであるか
ら、周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=(1+2cos7ωT+………+2cosωT)×h0 /15 となる。 ここで、T:サンプリング時間(sec) ω:角速度(rad/sec) e:自然対数の底 となり、その特性は図31にグラフとして示したもので
ある。
ルター特性を考えると、例えば数1式においてFILS
の値は、データXnが入力した時の出力Ynが、Xn
に対応したメモリー・データX’nを中心として、その
前後のm個のデータを持つデータ列の移動平均であると
みなせるから、平均ポイント数を15個と考えると、出
力Ynは、 Yn =(h0 X’n-7 +h1 X’n-6 +h2 X’n-5 +h3 X’n-4 +h4 X’n-3 +h5 X’n-2 +h6 X’n-1 +h7 X’n +h8 X’n+1 +h9 X’n+2 +h10X’n+3 +h11X’n+4 +h12X' n+5 +h13X' n+6 +h14X' n+7 )÷15 と表すことができる。ここで、移動平均であるから、係
数hはすべて等しくh0=h1 =………=h14であるの
で、Yn は、 Yn =(Σh0 X’n-m )÷15 と表記できる。なお、Σはm=7から−7までとるもの
とする。このYn に対する周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=(Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2 +Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7)×h0 /15 となる。この周波数応答はZにejωTを代入して、 H(Z)={ej7ωT+ej6ωT+ej5ωT+……+1+…… +ej(−6ωT)+e(−j7ωT)}×h0 /15 ここで、ejA+ej(−A)=2cosAであるか
ら、周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=(1+2cos7ωT+………+2cosωT)×h0 /15 となる。 ここで、T:サンプリング時間(sec) ω:角速度(rad/sec) e:自然対数の底 となり、その特性は図31にグラフとして示したもので
ある。
【0014】この特性から周波数が0近傍の極低周波数
域では、入出力比が1に近く、等角速度で回転体を駆動
した際における極低周波数領域の回転変動を効果的に減
少させられることがわかる。これに対して、周波数が5
0〜80Hz近傍や、120〜150Hz近傍等の高い
周波数領域では、入出力比が負となり、その周波数成分
の回転変動を増幅させていることがわかる。そのため、
極低周波数域では回転変動を効果的に減少させることが
できるものの、高い周波数領域では、かえって回転変動
を増幅させてしまい、高い周波数領域での画像濃度ムラ
が増加するという問題点を有していることがわかる。特
に、カラー画像等を人間の目で見た際に、人間の視感度
特性上1ライン/mm程度の画像ムラが最もノイジーに
感ずることからも、この1ライン/mm程度の画像ムラ
に相当する高い周波数領域に増幅特性を持つことは避け
なければならない。
域では、入出力比が1に近く、等角速度で回転体を駆動
した際における極低周波数領域の回転変動を効果的に減
少させられることがわかる。これに対して、周波数が5
0〜80Hz近傍や、120〜150Hz近傍等の高い
周波数領域では、入出力比が負となり、その周波数成分
の回転変動を増幅させていることがわかる。そのため、
極低周波数域では回転変動を効果的に減少させることが
できるものの、高い周波数領域では、かえって回転変動
を増幅させてしまい、高い周波数領域での画像濃度ムラ
が増加するという問題点を有していることがわかる。特
に、カラー画像等を人間の目で見た際に、人間の視感度
特性上1ライン/mm程度の画像ムラが最もノイジーに
感ずることからも、この1ライン/mm程度の画像ムラ
に相当する高い周波数領域に増幅特性を持つことは避け
なければならない。
【0015】ところで、上記高い周波数領域での回転体
の回転変動を低減するためには、当該回転体を回転駆動
するギヤとして3級乃至4級というように加工精度の高
いものを使用することも考えられる。しかし、この場合
には、高価な高精度のギヤを使用する必要があるため、
装置の大幅なコストアップを招くという問題点が新たに
生じる。
の回転変動を低減するためには、当該回転体を回転駆動
するギヤとして3級乃至4級というように加工精度の高
いものを使用することも考えられる。しかし、この場合
には、高価な高精度のギヤを使用する必要があるため、
装置の大幅なコストアップを招くという問題点が新たに
生じる。
【0016】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、回転体の速度制御を高精度に行なうようにした
場合でも、回転体に発振が生じることがないのは勿論の
こと、低廉なコストで高周波数領域で生じる回転体の回
転変動を効果的に低減することができ、濃度ムラ等が発
生することのない高画質の画像を得ることが可能な回転
体の駆動制御装置を提供することにある。
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、回転体の速度制御を高精度に行なうようにした
場合でも、回転体に発振が生じることがないのは勿論の
こと、低廉なコストで高周波数領域で生じる回転体の回
転変動を効果的に低減することができ、濃度ムラ等が発
生することのない高画質の画像を得ることが可能な回転
体の駆動制御装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像機器に
使用される回転体の駆動を制御するための回転体駆動制
御装置において、前記回転体の回転速度を検出する回転
検出手段と、前記回転体を回転駆動する駆動手段を一定
の速度で駆動した際に、前記回転検出手段によって検出
された回転速度情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶
手段と、画像機器の動作時に、前記記憶手段に記憶され
た回転検出手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み
付けをして平均化した回転速度情報に基づいて前記回転
体の駆動を制御する制御手段とを備えるように構成した
ものである。
使用される回転体の駆動を制御するための回転体駆動制
御装置において、前記回転体の回転速度を検出する回転
検出手段と、前記回転体を回転駆動する駆動手段を一定
の速度で駆動した際に、前記回転検出手段によって検出
された回転速度情報を所定の分割区間毎に記憶する記憶
手段と、画像機器の動作時に、前記記憶手段に記憶され
た回転検出手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み
付けをして平均化した回転速度情報に基づいて前記回転
体の駆動を制御する制御手段とを備えるように構成した
ものである。
【0018】上記制御手段としては、例えば、複数の加
算手段を有し、これらの加算手段によってそれぞれ所定
個数の分割区間における回転検出手段の回転速度情報を
加算して、これら複数段の加算手段の加算結果にそれぞ
れ異なる重み付けをして平均化することにより、前記回
転検出手段の回転速度情報に対して分割区間に応じた重
み付けをして平均化するするものが用いられる。
算手段を有し、これらの加算手段によってそれぞれ所定
個数の分割区間における回転検出手段の回転速度情報を
加算して、これら複数段の加算手段の加算結果にそれぞ
れ異なる重み付けをして平均化することにより、前記回
転検出手段の回転速度情報に対して分割区間に応じた重
み付けをして平均化するするものが用いられる。
【0019】また、上記回転体としては、例えば、画像
の形成時等に濃度ムラを発生させ得る全ての回転体を含
むものであるが、特に、感光体ドラム、感光体ベルト駆
動ロール、中間転写ベルト駆動ロール、用紙搬送転写ド
ラム、用紙搬送転写ベルト駆動ロール、連続用紙搬送駆
動ロール、画像読み取り装置駆動軸、インクジェット・
ヘッド駆動軸等が対象となる。但し、これら以外にも、
紙送り装置、画像定着装置等間接的に画像形成に影響を
与え得るものもその対象として、含んでいるものであ
る。
の形成時等に濃度ムラを発生させ得る全ての回転体を含
むものであるが、特に、感光体ドラム、感光体ベルト駆
動ロール、中間転写ベルト駆動ロール、用紙搬送転写ド
ラム、用紙搬送転写ベルト駆動ロール、連続用紙搬送駆
動ロール、画像読み取り装置駆動軸、インクジェット・
ヘッド駆動軸等が対象となる。但し、これら以外にも、
紙送り装置、画像定着装置等間接的に画像形成に影響を
与え得るものもその対象として、含んでいるものであ
る。
【0020】さらに、前記回転検出手段によって検出さ
れた回転速度情報を所定の分割区間毎に分割する手段と
しては、例えば、回転体のホームポジションを検知する
手段によって検知された回転体のホームポジションを基
準に所定のデータ毎に区分するものが用いられる。この
回転体のホームポジションは、回転体の回転位置基準を
示すものであるから、回転体が一回転する毎に一回出力
を得られるものであれば良い。また、上記回転体のホー
ムポジションとしては、複数の出力を発生させるもので
も、各出力のうち必要な出力が区別できるように構成さ
れているものも含まれる。具体的な手段としては、ロー
タリーエンコーダー出力のZ相もしくはインデックス・
パルスが用いられる。また、上記回転検出手段として
は、光学的透過型、反射型センサー、同様なものとし
て、磁気、超音波、突起、凹部等を利用したものが用い
られ、かつ、これらの出力と回転角速度検知手段の出力
との関係から、同様の出力を作り出す場合も含むもので
ある。
れた回転速度情報を所定の分割区間毎に分割する手段と
しては、例えば、回転体のホームポジションを検知する
手段によって検知された回転体のホームポジションを基
準に所定のデータ毎に区分するものが用いられる。この
回転体のホームポジションは、回転体の回転位置基準を
示すものであるから、回転体が一回転する毎に一回出力
を得られるものであれば良い。また、上記回転体のホー
ムポジションとしては、複数の出力を発生させるもので
も、各出力のうち必要な出力が区別できるように構成さ
れているものも含まれる。具体的な手段としては、ロー
タリーエンコーダー出力のZ相もしくはインデックス・
パルスが用いられる。また、上記回転検出手段として
は、光学的透過型、反射型センサー、同様なものとし
て、磁気、超音波、突起、凹部等を利用したものが用い
られ、かつ、これらの出力と回転角速度検知手段の出力
との関係から、同様の出力を作り出す場合も含むもので
ある。
【0021】また、回転体を等角速度で駆動する駆動手
段としては、具体的にステッピング・モーター、DCサ
ーボ・モーター、ACサーボ・モーター等電磁気的駆動
手段が用いられるが、回転体を等角速度で駆動する手段
であれば駆動手段は限定されない。
段としては、具体的にステッピング・モーター、DCサ
ーボ・モーター、ACサーボ・モーター等電磁気的駆動
手段が用いられるが、回転体を等角速度で駆動する手段
であれば駆動手段は限定されない。
【0022】さらに又、上記回転体の回転検出手段とし
ては、例えば、ロータリー・エンコーダー、タコ・ジェ
ネレーター等の一般的なセンサーが考えられるが、回転
体の回転速度に関係して出力が変化するものであれば他
の手段でも良い。
ては、例えば、ロータリー・エンコーダー、タコ・ジェ
ネレーター等の一般的なセンサーが考えられるが、回転
体の回転速度に関係して出力が変化するものであれば他
の手段でも良い。
【0023】また、上記記憶手段としては、デジタル・
メモリーが一般的であるが、データを記憶・保持して出
力できるものであれば、限定されない。
メモリーが一般的であるが、データを記憶・保持して出
力できるものであれば、限定されない。
【0024】さらに、上記制御手段としては、デジタル
・シグナル・プロセッサー、マイクロコンピュータが用
いられるが、演算装置を構成する場合には、ソフトにて
所定の動作を行う制御手段が使用できるが、ハード的な
回路構成にても達成は可能であり、デジタル・シグナル
・プロセッサー、マイコンともにその構成内容は限定さ
れない。
・シグナル・プロセッサー、マイクロコンピュータが用
いられるが、演算装置を構成する場合には、ソフトにて
所定の動作を行う制御手段が使用できるが、ハード的な
回路構成にても達成は可能であり、デジタル・シグナル
・プロセッサー、マイコンともにその構成内容は限定さ
れない。
【0025】
【作用】この発明においては、制御手段によって、画像
機器の動作時に、前記記憶手段に記憶された回転検出手
段の回転速度情報に基づいて補正された前記第1の回転
検出手段による回転体の回転速度情報と、前記回転検出
手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み付けをして
平均化した回転速度情報に基づいて前記回転体の駆動を
制御する制御手段とを備えるように構成されている。そ
のため、上記回転体の駆動制御動作において、当該回転
体の回転角速度に変動がある場合でも、これらの前記記
憶手段に記憶された回転検出手段の回転速度情報に基づ
いて補正された前記回転検出手段の回転速度情報を分割
区間に応じた重み付けをして平均化した回転速度情報に
基づいて回転体の駆動状態が制御されるので、従来の移
動平均化処理に比べて制御対象となる分割区間から離れ
た区間の回転変動情報の影響を低減することができ、従
来の移動平均化処理ではかえって増幅されてしまってい
た高周波領域の回転変動を低減することが可能となる。
機器の動作時に、前記記憶手段に記憶された回転検出手
段の回転速度情報に基づいて補正された前記第1の回転
検出手段による回転体の回転速度情報と、前記回転検出
手段の回転速度情報を分割区間に応じた重み付けをして
平均化した回転速度情報に基づいて前記回転体の駆動を
制御する制御手段とを備えるように構成されている。そ
のため、上記回転体の駆動制御動作において、当該回転
体の回転角速度に変動がある場合でも、これらの前記記
憶手段に記憶された回転検出手段の回転速度情報に基づ
いて補正された前記回転検出手段の回転速度情報を分割
区間に応じた重み付けをして平均化した回転速度情報に
基づいて回転体の駆動状態が制御されるので、従来の移
動平均化処理に比べて制御対象となる分割区間から離れ
た区間の回転変動情報の影響を低減することができ、従
来の移動平均化処理ではかえって増幅されてしまってい
た高周波領域の回転変動を低減することが可能となる。
【0026】さらに、この発明の作用について説明する
と、例えば、制御手段が図1に示すように2つの加算手
段を有し、これらの加算手段によって図2及び図3に示
すような二段型フィルターの重み付けを行う場合につい
て考えてみる。
と、例えば、制御手段が図1に示すように2つの加算手
段を有し、これらの加算手段によって図2及び図3に示
すような二段型フィルターの重み付けを行う場合につい
て考えてみる。
【0027】この二段型フィルターの特性は、次に示す
ようになる。いま、入力をX(n)としたときの出力Y
(n)は、 Y(n)=1/2×(ΣX’(n-k) )+1/2×(ΣX’(n-m) ) と表すことができる。なお、ここで、Σはk=−2から
2まで、mは−8から8までとるものとする。また、式
Y(n)は、全体を記載されていない所定の係数で割る
ことにより、平均化がなされるものである。
ようになる。いま、入力をX(n)としたときの出力Y
(n)は、 Y(n)=1/2×(ΣX’(n-k) )+1/2×(ΣX’(n-m) ) と表すことができる。なお、ここで、Σはk=−2から
2まで、mは−8から8までとるものとする。また、式
Y(n)は、全体を記載されていない所定の係数で割る
ことにより、平均化がなされるものである。
【0028】これは、結果的に二組の移動平均フィルタ
ーの和を示しているから、最初の項について解析すれ
ば、最初の項は、 Y1 (n)=1/2×(ΣX' (n-k) ) であり、この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2) ;h0 =1/2 となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(2ωt)+cos(ωt)+1) と求められる。同様に第2項も求められ、第2項は、 Y2 (n)=1/2×(ΣX' (n-m) ) ;h0 =1/2 であり、ここで、Σはm=−8から8までとるものとす
る。この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z8 +Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2+Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7+Z-8) となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(8ωt)+……+cos(ωt)+1) よって、最終的な伝達関数は、 Y(n)/X(n)=H(n)=1/2×(cos(8ωt)+…… +2cos(2ωt)+2cos(ωt)+2) となる。
ーの和を示しているから、最初の項について解析すれ
ば、最初の項は、 Y1 (n)=1/2×(ΣX' (n-k) ) であり、この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2) ;h0 =1/2 となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(2ωt)+cos(ωt)+1) と求められる。同様に第2項も求められ、第2項は、 Y2 (n)=1/2×(ΣX' (n-m) ) ;h0 =1/2 であり、ここで、Σはm=−8から8までとるものとす
る。この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z8 +Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2+Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7+Z-8) となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(8ωt)+……+cos(ωt)+1) よって、最終的な伝達関数は、 Y(n)/X(n)=H(n)=1/2×(cos(8ωt)+…… +2cos(2ωt)+2cos(ωt)+2) となる。
【0029】この二段型フィルターの周波数伝達関数を
図示すると、図4に示すようになるう。この図4からわ
かるように、従来の移動平均化処理に比べて二段型フィ
ルターを用いた場合には、50〜80Hz近傍の高周波
領域において入出力比がマイナスになることがないの
で、この周波数領域における回転変動が増幅されるのを
防止することができ、それ以外の高周波領域においても
入出力比の変動を小さく抑えることができ、回転変動を
低減できることがわかる。
図示すると、図4に示すようになるう。この図4からわ
かるように、従来の移動平均化処理に比べて二段型フィ
ルターを用いた場合には、50〜80Hz近傍の高周波
領域において入出力比がマイナスになることがないの
で、この周波数領域における回転変動が増幅されるのを
防止することができ、それ以外の高周波領域においても
入出力比の変動を小さく抑えることができ、回転変動を
低減できることがわかる。
【0030】この発明では、重み付けをして平均化する
ために使用するフィルターとしては、図2及び図3に示
すような特性を有する三角窓フィルターを用いても良
く、この場合のダイアグラムは、図7に示す通りであ
り、又フィルター特性は、図8に示すように、優れた特
性を有するものとなる。
ために使用するフィルターとしては、図2及び図3に示
すような特性を有する三角窓フィルターを用いても良
く、この場合のダイアグラムは、図7に示す通りであ
り、又フィルター特性は、図8に示すように、優れた特
性を有するものとなる。
【0031】ところで、この発明は、上述したように、
第2の回転検出手段の回転速度情報を分割区間に応じて
重み付けをして平均化した回転速度情報に基づいて前記
回転体の駆動を制御するように構成されている。そのた
め、第2の回転検出手段の回転速度情報は、例えば、多
段階に重み付けをして平均化が行われる。図5及び図6
は多段階に重み付けをして平均化するためのウインドー
関数の例を示すものである。このウインドー関数は、任
意の定数を付けることが可能であるので、それにより、
フィルター特性もかなり変化することが分かる。フィル
ター特性を求める方法は、上述した通りであり、フィル
ター特性に求められる特徴は制御しようとする装置の特
性と密接な関係にある。すなわち、制御対象である装置
の持つ、共振点を極力増幅しないこと、発生周波数
を減衰させることが求められる。これらを満たすフィル
ター特性、ウインドー関数を求めることが重要である。
更に、付け加えるならば、制御手段の演算処理時間を勘
案し、より少ない処理時間で演算を終了できることが重
要である。離散的なサンプリングによる制御は、制御に
要する時間間隔自体が制御誤差の要因となるので、極力
速い制御間隔であることが望ましい。
第2の回転検出手段の回転速度情報を分割区間に応じて
重み付けをして平均化した回転速度情報に基づいて前記
回転体の駆動を制御するように構成されている。そのた
め、第2の回転検出手段の回転速度情報は、例えば、多
段階に重み付けをして平均化が行われる。図5及び図6
は多段階に重み付けをして平均化するためのウインドー
関数の例を示すものである。このウインドー関数は、任
意の定数を付けることが可能であるので、それにより、
フィルター特性もかなり変化することが分かる。フィル
ター特性を求める方法は、上述した通りであり、フィル
ター特性に求められる特徴は制御しようとする装置の特
性と密接な関係にある。すなわち、制御対象である装置
の持つ、共振点を極力増幅しないこと、発生周波数
を減衰させることが求められる。これらを満たすフィル
ター特性、ウインドー関数を求めることが重要である。
更に、付け加えるならば、制御手段の演算処理時間を勘
案し、より少ない処理時間で演算を終了できることが重
要である。離散的なサンプリングによる制御は、制御に
要する時間間隔自体が制御誤差の要因となるので、極力
速い制御間隔であることが望ましい。
【0032】これらの条件を更に詳細に検討すれば、
共振領域の周波数帯でフィルター特性の入出力比がほぼ
0であること、低周波の制御対象周波数領域のフィル
ター特性の入出力比はプラスで1に近いこと、高周波
の制御対象周波数領域のフィルター特性の入出力比はほ
ぼ0であることが必要な条件であり、ウインドー関数
を構成する係数は1/2n であること、極力段数を減
らすことが望ましい。これは係数が1/2n である場
合、アッセンブラなどの言語でソフトを書くことを考慮
すると、nビットのシフト命令で同様の結果が得られ、
少数点以下に幾つかの数値を持つような(例えば、0.
23456等)数値の割り算に比べ、演算時間が非常に
短くなるからである。また、多段段数が増える程、ソフ
トが比例的に増え処理時間が増大するのは明らかであ
る。これらを勘案し、幾つかのパターンを試み、最良の
ウインドー関数を得ることが重要である。
共振領域の周波数帯でフィルター特性の入出力比がほぼ
0であること、低周波の制御対象周波数領域のフィル
ター特性の入出力比はプラスで1に近いこと、高周波
の制御対象周波数領域のフィルター特性の入出力比はほ
ぼ0であることが必要な条件であり、ウインドー関数
を構成する係数は1/2n であること、極力段数を減
らすことが望ましい。これは係数が1/2n である場
合、アッセンブラなどの言語でソフトを書くことを考慮
すると、nビットのシフト命令で同様の結果が得られ、
少数点以下に幾つかの数値を持つような(例えば、0.
23456等)数値の割り算に比べ、演算時間が非常に
短くなるからである。また、多段段数が増える程、ソフ
トが比例的に増え処理時間が増大するのは明らかであ
る。これらを勘案し、幾つかのパターンを試み、最良の
ウインドー関数を得ることが重要である。
【0033】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0034】図9はこの発明に係る回転体駆動制御装置
を適用したカラー画像形成装置の一実施例を示すもので
ある。
を適用したカラー画像形成装置の一実施例を示すもので
ある。
【0035】図9において、1はカラー画像形成装置本
体を示すものであり、このカラー画像形成装置本体1の
上部には、原稿の画像を読み取る画像読取装置2が配置
されている。この画像読取装置2は、原稿3の画像を光
源4によって照明し、原稿3の反射光像を複数毎のミラ
ー5、6及びレンズ7を介してCCDセンサー8に走査
露光することにより、このCCDセンサー8によって原
稿3の画像を読み取るように構成されている。
体を示すものであり、このカラー画像形成装置本体1の
上部には、原稿の画像を読み取る画像読取装置2が配置
されている。この画像読取装置2は、原稿3の画像を光
源4によって照明し、原稿3の反射光像を複数毎のミラ
ー5、6及びレンズ7を介してCCDセンサー8に走査
露光することにより、このCCDセンサー8によって原
稿3の画像を読み取るように構成されている。
【0036】また、上記カラー画像形成装置本体1の内
部には、画像読取装置2によって読み取られた原稿3の
カラー画像を形成するカラー画像形成部9が配置されて
おり、このカラー画像形成部9は、次のように構成され
ている。
部には、画像読取装置2によって読み取られた原稿3の
カラー画像を形成するカラー画像形成部9が配置されて
おり、このカラー画像形成部9は、次のように構成され
ている。
【0037】図9において、10K、10Y、10M、
10Cはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアンの各
色のトナー像がその表面に形成される感光体ドラムであ
り、これらの感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0Cは、互いに所定の間隔をおいて並列的に配置されて
いる。上記各感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0Cの表面は、一次帯電器11K、11Y、11M、1
1Cによって一様に帯電された後、半導体レーザーやポ
リゴンミラー等からなる露光光学系12K、12Y、1
2M、12Cによって画像が順次露光されて静電潜像が
形成される。これらの各感光体ドラム10K、10Y、
10M、10Cの表面に形成された静電潜像は、現像器
13K、13Y、13M、13Cによってそれぞれ黒、
イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーにより現像
されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、
転写帯電器14K、14Y、14M、14Cの帯電によ
り転写用紙15上に順次転写される。
10Cはそれぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアンの各
色のトナー像がその表面に形成される感光体ドラムであ
り、これらの感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0Cは、互いに所定の間隔をおいて並列的に配置されて
いる。上記各感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0Cの表面は、一次帯電器11K、11Y、11M、1
1Cによって一様に帯電された後、半導体レーザーやポ
リゴンミラー等からなる露光光学系12K、12Y、1
2M、12Cによって画像が順次露光されて静電潜像が
形成される。これらの各感光体ドラム10K、10Y、
10M、10Cの表面に形成された静電潜像は、現像器
13K、13Y、13M、13Cによってそれぞれ黒、
イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーにより現像
されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、
転写帯電器14K、14Y、14M、14Cの帯電によ
り転写用紙15上に順次転写される。
【0038】上記感光体ドラム10K、10Y、10
M、10Cから順次トナー像の転写を受ける転写用紙1
5は、給紙カセット16から給紙ロール17によって送
り出されるとともに、給送ロール18及びレジストロー
ル19によって転写体搬送ベルト20まで搬送され、こ
の転写体搬送ベルト20上に押圧ロール21及び帯電器
22の帯電によって静電的に保持された状態で搬送さ
れ、各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cの
下方に位置する転写位置へと順次搬送される。そして、
各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cから順
次各色のトナー像が転写された転写用紙15は、転写体
搬送ベルト20から分離されて定着器ユニット23へと
搬送され、この定着器ユニット23によって転写用紙1
5上に各色のトナー像が重合わされてカラーの画像が定
着される。
M、10Cから順次トナー像の転写を受ける転写用紙1
5は、給紙カセット16から給紙ロール17によって送
り出されるとともに、給送ロール18及びレジストロー
ル19によって転写体搬送ベルト20まで搬送され、こ
の転写体搬送ベルト20上に押圧ロール21及び帯電器
22の帯電によって静電的に保持された状態で搬送さ
れ、各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cの
下方に位置する転写位置へと順次搬送される。そして、
各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cから順
次各色のトナー像が転写された転写用紙15は、転写体
搬送ベルト20から分離されて定着器ユニット23へと
搬送され、この定着器ユニット23によって転写用紙1
5上に各色のトナー像が重合わされてカラーの画像が定
着される。
【0039】一方、上記トナー像の転写が終了した各感
光体ドラム10K、10Y、10M、10Cの表面は、
クリーニング器24K、24Y、24M、24Cによっ
て残留トナー等が除去された後、図示しない除電器やイ
レースランプによって除電を受けて次のカラー画像形成
工程に備える。
光体ドラム10K、10Y、10M、10Cの表面は、
クリーニング器24K、24Y、24M、24Cによっ
て残留トナー等が除去された後、図示しない除電器やイ
レースランプによって除電を受けて次のカラー画像形成
工程に備える。
【0040】ところで、上記転写体搬送ベルト20とし
ては、例えば、厚さ75μm、幅340mm、周長19
20mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)から
なるものが用いられる。また、この転写体搬送ベルト2
0は、ドライブロール25及び複数の従動ロール26、
27、28に5Kgfのテンションで掛け回されている
とともに、ドライブロール25によって160mm/s
ecの移動速度で回転駆動されるようになっている。
ては、例えば、厚さ75μm、幅340mm、周長19
20mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)から
なるものが用いられる。また、この転写体搬送ベルト2
0は、ドライブロール25及び複数の従動ロール26、
27、28に5Kgfのテンションで掛け回されている
とともに、ドライブロール25によって160mm/s
ecの移動速度で回転駆動されるようになっている。
【0041】図10は上記転写体搬送ベルトを回転駆動
するための駆動機構を示すものである。
するための駆動機構を示すものである。
【0042】図において、25は前記転写体搬送ベルト
を回転駆動するためのドライブロールを示すものであ
り、このドライブロール25は、二相ステッピングモー
ターからなる駆動モーター30と、この駆動モーター3
0の駆動軸に固着された第1ギヤ31と、この第1ギヤ
31と歯合する第2ギヤ32と、この第2ギヤ32と同
じ軸に固着された第3ギヤ33と、この第3ギヤ33と
歯合するドライブロール25の回転軸に固着されたドラ
イブギヤ34とによって回転駆動されるようになってい
る。しかも、上記ドライブロール25の回転軸には、必
要に応じて慣性体としてのフライホイール35が取付け
られている。上記二相ステッピングモーターからなる駆
動モーター30は、3920Hzの基本駆動周波数で毎
秒19.6回転しており、減速比1/12にてドライブ
ロール25を回転駆動するようになっている。その結
果、上記転写体搬送ベルト20は、ドライブロール25
によって160mm/secの移動速度で回転駆動され
る。
を回転駆動するためのドライブロールを示すものであ
り、このドライブロール25は、二相ステッピングモー
ターからなる駆動モーター30と、この駆動モーター3
0の駆動軸に固着された第1ギヤ31と、この第1ギヤ
31と歯合する第2ギヤ32と、この第2ギヤ32と同
じ軸に固着された第3ギヤ33と、この第3ギヤ33と
歯合するドライブロール25の回転軸に固着されたドラ
イブギヤ34とによって回転駆動されるようになってい
る。しかも、上記ドライブロール25の回転軸には、必
要に応じて慣性体としてのフライホイール35が取付け
られている。上記二相ステッピングモーターからなる駆
動モーター30は、3920Hzの基本駆動周波数で毎
秒19.6回転しており、減速比1/12にてドライブ
ロール25を回転駆動するようになっている。その結
果、上記転写体搬送ベルト20は、ドライブロール25
によって160mm/secの移動速度で回転駆動され
る。
【0043】また、上記ドライブロール25の回転軸に
は、第1の回転検出手段としてのロータリーエンコーダ
35及び第2の回転検出手段としての校正用のロータリ
ーエンコーダ36が取り付けられており、これらのロー
タリーエンコーダ35及び校正用のロータリーエンコー
ダ36は、転写体搬送ベルト20を回転駆動するドライ
ブロール25の回転の角速度を検出するためのものであ
る。さらに、上記ロータリーエンコーダ35及び校正用
のロータリーエンコーダ36は、制御部40に接続され
ているとともに、この制御部40には、駆動モーター3
0が接続されている。上記ロータリーエンコーダ35と
しては、比較的低精度のものが使用され、例えば、1回
転当たり180あるいは360のパルスを出力するもの
が用いられる。一方、上記校正用のロータリーエンコー
ダ36としては、高精度のものが使用され、例えば、1
回転当たり1万数千のパルスを出力するものが用いられ
る。なお、上記校正用のロータリーエンコーダ36は、
例えば、工場における出荷前のカラー画像形成装置の調
整時にのみドライブロール25の回転軸に取り付けられ
るものであり、工場から出荷される際には装置から取り
外されるようになっている。
は、第1の回転検出手段としてのロータリーエンコーダ
35及び第2の回転検出手段としての校正用のロータリ
ーエンコーダ36が取り付けられており、これらのロー
タリーエンコーダ35及び校正用のロータリーエンコー
ダ36は、転写体搬送ベルト20を回転駆動するドライ
ブロール25の回転の角速度を検出するためのものであ
る。さらに、上記ロータリーエンコーダ35及び校正用
のロータリーエンコーダ36は、制御部40に接続され
ているとともに、この制御部40には、駆動モーター3
0が接続されている。上記ロータリーエンコーダ35と
しては、比較的低精度のものが使用され、例えば、1回
転当たり180あるいは360のパルスを出力するもの
が用いられる。一方、上記校正用のロータリーエンコー
ダ36としては、高精度のものが使用され、例えば、1
回転当たり1万数千のパルスを出力するものが用いられ
る。なお、上記校正用のロータリーエンコーダ36は、
例えば、工場における出荷前のカラー画像形成装置の調
整時にのみドライブロール25の回転軸に取り付けられ
るものであり、工場から出荷される際には装置から取り
外されるようになっている。
【0044】図11は上記制御部の回路構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0045】図において、41は転写体搬送ベルト20
の駆動動作を制御するCPU、42はこのCPU41が
実行するプログラムや所定のデータ等を記憶するPRO
M、43は上記ロータリーエンコーダ35や校正用ロー
タリーエンコーダ36から読み込んだデータである各分
割区間毎の時間間隔等を記憶するRAM、35は画像記
録時における転写体搬送ベルト20の回転速度を検出す
る前述したロータリーエンコーダ、36は装置出荷前の
調整時に上記ロータリーエンコーダ35の校正を行なう
ための前述した校正用ロータリーエンコーダ、44はこ
の校正用ロータリーエンコーダ36から出力されるパル
スを分周するパルスカウンタ、45はパルス発振器46
から出力されるパルス信号を分周して所定の指令周波数
の駆動パルスを出力するインターバルカウンタ、47は
このインターバルカウンタ45から出力される駆動パル
スに基づいて前記駆動モーター30を回転駆動する駆動
モータードライバである。
の駆動動作を制御するCPU、42はこのCPU41が
実行するプログラムや所定のデータ等を記憶するPRO
M、43は上記ロータリーエンコーダ35や校正用ロー
タリーエンコーダ36から読み込んだデータである各分
割区間毎の時間間隔等を記憶するRAM、35は画像記
録時における転写体搬送ベルト20の回転速度を検出す
る前述したロータリーエンコーダ、36は装置出荷前の
調整時に上記ロータリーエンコーダ35の校正を行なう
ための前述した校正用ロータリーエンコーダ、44はこ
の校正用ロータリーエンコーダ36から出力されるパル
スを分周するパルスカウンタ、45はパルス発振器46
から出力されるパルス信号を分周して所定の指令周波数
の駆動パルスを出力するインターバルカウンタ、47は
このインターバルカウンタ45から出力される駆動パル
スに基づいて前記駆動モーター30を回転駆動する駆動
モータードライバである。
【0046】この実施例の駆動制御を行なう以前におい
て、上記転写体搬送ベルト20の回転駆動機構は、転写
体搬送ベルト20を回転駆動する駆動モーター30への
指令周波数を一定にしたときでも、ドライブロール25
の一回転に対応する速度変動がその高調波成分とともに
転写体搬送ベルト20に発生し、かつ、最終段のギヤ3
4の歯数に対応する速度変動成分も発生する。これら
は、最終段のギヤ34の歯形が完全なインボリュート曲
線では無いこと、及び最終段ギヤ34、ドライブロール
25、駆動モーター30の回転中心が、その駆動に関わ
る実質的な幾何学的中心と完全に合致していないことな
ど、主に部品の生産上のバラツキ、組立上のバラツキに
よるものであり、現実の量産機では避けられないもので
ある。これらの速度変動成分は、ドライブロール25の
回転軸に取り付けられたロータリーエンコーダー35、
36のパルス間隔の変化として、図12に示すように、
観測・サンプリングされ、通常時、約588Hzの周波
数が最大10%P-P のバラツキとなって観測される。
て、上記転写体搬送ベルト20の回転駆動機構は、転写
体搬送ベルト20を回転駆動する駆動モーター30への
指令周波数を一定にしたときでも、ドライブロール25
の一回転に対応する速度変動がその高調波成分とともに
転写体搬送ベルト20に発生し、かつ、最終段のギヤ3
4の歯数に対応する速度変動成分も発生する。これら
は、最終段のギヤ34の歯形が完全なインボリュート曲
線では無いこと、及び最終段ギヤ34、ドライブロール
25、駆動モーター30の回転中心が、その駆動に関わ
る実質的な幾何学的中心と完全に合致していないことな
ど、主に部品の生産上のバラツキ、組立上のバラツキに
よるものであり、現実の量産機では避けられないもので
ある。これらの速度変動成分は、ドライブロール25の
回転軸に取り付けられたロータリーエンコーダー35、
36のパルス間隔の変化として、図12に示すように、
観測・サンプリングされ、通常時、約588Hzの周波
数が最大10%P-P のバラツキとなって観測される。
【0047】この転写体搬送ベルト20が回転する際の
回転角速度の変動と位置誤差の関係は、一般に次の数2
式で表される。なお、位置誤差X(t) の積分は、0〜t
まで行われるものである。
回転角速度の変動と位置誤差の関係は、一般に次の数2
式で表される。なお、位置誤差X(t) の積分は、0〜t
まで行われるものである。
【0048】〔数2〕 ω(t) =ω0 +Δω1 ・cosω1 t+…+Δωi ・cosωi t+… X(t) =∫ω(t) dt=ω0 ・t+(Δω1 /ω1 )・sinω1 t+… …+(Δωi /ωi )・sinωi t+… 但し、 ω0 ;感光体軸部での平均角速度 Δωi ;振動周波数fi における角速度振幅(0〜pe
ak) fi ;振動周波数 X(t) ;回転角
ak) fi ;振動周波数 X(t) ;回転角
【0049】上記転写体搬送ベルト20を回転駆動する
ドライブロール25の角速度を高速フーリエ変換(FF
T)解析した結果は、図13に示す通りである。
ドライブロール25の角速度を高速フーリエ変換(FF
T)解析した結果は、図13に示す通りである。
【0050】このように、転写体搬送ベルト20の駆動
制御を行なう以前においては、周波数fi 、系の共振周
波数fn 及び駆動ギヤに起因する高周波数の近傍など
に、振幅レベルの高いピークが現れ、この転写体搬送ベ
ルト20の角速度の回転変動によって、転写用紙25上
に順次転写されるカラー画像に色ずれや色むらが現れ
る。
制御を行なう以前においては、周波数fi 、系の共振周
波数fn 及び駆動ギヤに起因する高周波数の近傍など
に、振幅レベルの高いピークが現れ、この転写体搬送ベ
ルト20の角速度の回転変動によって、転写用紙25上
に順次転写されるカラー画像に色ずれや色むらが現れ
る。
【0051】上記転写体搬送ベルト20の角速度の回転
変動は、ドライブロール25の1回転を1周期として発
生する偏心成分などの低周波の変動や、系の共振周波数
fnに対応した中間周波数の変動、あるいは駆動ギヤに
起因する高周波成分の変動などからなる。
変動は、ドライブロール25の1回転を1周期として発
生する偏心成分などの低周波の変動や、系の共振周波数
fnに対応した中間周波数の変動、あるいは駆動ギヤに
起因する高周波成分の変動などからなる。
【0052】ところで、この実施例では、工場における
出荷前の調整時に、ドライブロール25の回転軸に、ロ
ータリーエンコーダ35の他に校正用のロータリーエン
コーダ36が取付けられ、次に示すような補正テーブル
の作成作業が行われる。ここでは、転写体搬送ベルト2
0の補正テーブル作成作業について説明する。
出荷前の調整時に、ドライブロール25の回転軸に、ロ
ータリーエンコーダ35の他に校正用のロータリーエン
コーダ36が取付けられ、次に示すような補正テーブル
の作成作業が行われる。ここでは、転写体搬送ベルト2
0の補正テーブル作成作業について説明する。
【0053】まず、転写体搬送ベルト20の補正テーブ
ルを作成するために、転写体搬送ベルト20が一定の角
速度で回転駆動される。すなわち、上記転写体搬送ベル
ト20を回転駆動する駆動モーター30には、図11に
示すように、パルス発振器46の出力パルスSOSC がイ
ンターバルカウンタ45により分周されて所定周波数の
駆動パルスSDPとなって供給される。この駆動パルスS
DPの周波数は、PROM42に標準周波数fS として予
め記憶されている。CPU41は、PROM42から標
準周波数fS のデータを読み出し、これをプリセットデ
ータSPSとしてインターバルカウンタ45にロードす
る。インターバルカウンタ45は、パルス発振器46か
ら出力されるパルスをカウントし、このパルスのカウン
ト値がプリセットデータSPSに達する度に駆動パルスS
DPを出力する。そして、上記転写体搬送ベルト20は、
駆動モータドライバ47を介して駆動モーター30に供
給される所定周波数fS の駆動パルスSDPによって回転
駆動される。
ルを作成するために、転写体搬送ベルト20が一定の角
速度で回転駆動される。すなわち、上記転写体搬送ベル
ト20を回転駆動する駆動モーター30には、図11に
示すように、パルス発振器46の出力パルスSOSC がイ
ンターバルカウンタ45により分周されて所定周波数の
駆動パルスSDPとなって供給される。この駆動パルスS
DPの周波数は、PROM42に標準周波数fS として予
め記憶されている。CPU41は、PROM42から標
準周波数fS のデータを読み出し、これをプリセットデ
ータSPSとしてインターバルカウンタ45にロードす
る。インターバルカウンタ45は、パルス発振器46か
ら出力されるパルスをカウントし、このパルスのカウン
ト値がプリセットデータSPSに達する度に駆動パルスS
DPを出力する。そして、上記転写体搬送ベルト20は、
駆動モータドライバ47を介して駆動モーター30に供
給される所定周波数fS の駆動パルスSDPによって回転
駆動される。
【0054】すると、上記転写体搬送ベルト20を回転
駆動するドライブロール25の回転に伴って、このドラ
イブロール25の回転軸に取付けられたロータリーエン
コーダ35及び校正用のロータリーエンコーダ36から
は、図14(a)(b)(d)(e)に示すように、出
力パルスS1RE、S2RE及びゼロ相パルスS10 がCP
U41に出力される。その際、上記校正用のロータリー
エンコーダ36の出力パルスS2REは、パルスカウンタ
44を介してCPU41に出力される。上記出力パルス
S1RE、S2REは、ロータリーエンコーダ35及び校正
用のロータリーエンコーダ36が所定角度回転するたび
に出力される信号である。また、ゼロ相パルスS1
0 は、ロータリーエンコーダ35が1回転した際に基準
位置であるホームポジションで出力されるものであり、
両エンコーダ35、36の基準位置は、同一の位置に設
定されている。なお、上記パルスカウンタ44は、図1
4(c)に示すように、校正用のロータリーエンコーダ
36から出力される出力パルスS2REを分周し、割込信
号SINT としてCPU41に出力するようになってい
る。
駆動するドライブロール25の回転に伴って、このドラ
イブロール25の回転軸に取付けられたロータリーエン
コーダ35及び校正用のロータリーエンコーダ36から
は、図14(a)(b)(d)(e)に示すように、出
力パルスS1RE、S2RE及びゼロ相パルスS10 がCP
U41に出力される。その際、上記校正用のロータリー
エンコーダ36の出力パルスS2REは、パルスカウンタ
44を介してCPU41に出力される。上記出力パルス
S1RE、S2REは、ロータリーエンコーダ35及び校正
用のロータリーエンコーダ36が所定角度回転するたび
に出力される信号である。また、ゼロ相パルスS1
0 は、ロータリーエンコーダ35が1回転した際に基準
位置であるホームポジションで出力されるものであり、
両エンコーダ35、36の基準位置は、同一の位置に設
定されている。なお、上記パルスカウンタ44は、図1
4(c)に示すように、校正用のロータリーエンコーダ
36から出力される出力パルスS2REを分周し、割込信
号SINT としてCPU41に出力するようになってい
る。
【0055】そして、補正テーブル作成時には、上記ド
ライブロール25の回転変動が、ロータリーエンコーダ
35及び校正用のロータリーエンコーダ36によって検
出される。ロータリーエンコーダ35及び校正用のロー
タリーエンコーダ36から出力されるパルスS1RE、S
2REは、ドライブロール25に回転変動がなければ、一
定の間隔で出力され、所定の分割区間において出力され
るパルス数は、常に一定である。しかし、ドライブロー
ル25に回転変動があると、ロータリーエンコーダ35
及び校正用のロータリーエンコーダ36から出力される
パルスS1RE、S2REは、出力される間隔が変化し、図
14に示すように、所定の分割区間において出力される
時間間隔は、個々の分割区間によって異なる。
ライブロール25の回転変動が、ロータリーエンコーダ
35及び校正用のロータリーエンコーダ36によって検
出される。ロータリーエンコーダ35及び校正用のロー
タリーエンコーダ36から出力されるパルスS1RE、S
2REは、ドライブロール25に回転変動がなければ、一
定の間隔で出力され、所定の分割区間において出力され
るパルス数は、常に一定である。しかし、ドライブロー
ル25に回転変動があると、ロータリーエンコーダ35
及び校正用のロータリーエンコーダ36から出力される
パルスS1RE、S2REは、出力される間隔が変化し、図
14に示すように、所定の分割区間において出力される
時間間隔は、個々の分割区間によって異なる。
【0056】そのため、CPU41は、校正用ロータリ
ーエンコーダ36の出力パルスS2 REをパルスカウンタ
44によって分周した割込信号SINT が入力される度
に、パルス発振器46の出力で駆動されるインターバル
カウンタ45bのカウント値を読み取って、図15に示
すように、RAM43に格納する。すなわち、CPU4
1は、ロータリーエンコーダ36からゼロ相パルスS1
0 が入力された後、最初の割込信号SINT による割り込
みがあった時に、インターバルカウンタ47bのカウン
ト値を読み取って1番目の区間に対応するインターバル
T1 としてRAM43に格納する。そして、次の区間に
対応する割込信号SINT が入力されたときも同様に読み
取り、前に読み取ったインターバルカウンタ47bのカ
ウント値との差を計算し、その区間のインターバルT2
が測定され、RAM43に格納される。この作業が校正
用ロータリーエンコーダ36の1周期分繰り返される。
の差を計算し、その区間のインターバルT2 が測定さ
れ、RAM43に格納される。この作業が校正用ロータ
リーエンコーダ36の1周期分繰り返される。
ーエンコーダ36の出力パルスS2 REをパルスカウンタ
44によって分周した割込信号SINT が入力される度
に、パルス発振器46の出力で駆動されるインターバル
カウンタ45bのカウント値を読み取って、図15に示
すように、RAM43に格納する。すなわち、CPU4
1は、ロータリーエンコーダ36からゼロ相パルスS1
0 が入力された後、最初の割込信号SINT による割り込
みがあった時に、インターバルカウンタ47bのカウン
ト値を読み取って1番目の区間に対応するインターバル
T1 としてRAM43に格納する。そして、次の区間に
対応する割込信号SINT が入力されたときも同様に読み
取り、前に読み取ったインターバルカウンタ47bのカ
ウント値との差を計算し、その区間のインターバルT2
が測定され、RAM43に格納される。この作業が校正
用ロータリーエンコーダ36の1周期分繰り返される。
の差を計算し、その区間のインターバルT2 が測定さ
れ、RAM43に格納される。この作業が校正用ロータ
リーエンコーダ36の1周期分繰り返される。
【0057】その際、ロータリーエンコーダ36のゼロ
相パルスS20 は、CPU41に供給されており、この
ゼロ相パルスS20 を基準としてアドレスの初期値がC
PU41により設定され、以後、各区間毎に、すなわ
ち、割込信号SINT が入力される度に、アドレスを一定
値だけ加算して指定することによって、各分割区間のイ
ンターバルT(N) がRAM43に格納される。
相パルスS20 は、CPU41に供給されており、この
ゼロ相パルスS20 を基準としてアドレスの初期値がC
PU41により設定され、以後、各区間毎に、すなわ
ち、割込信号SINT が入力される度に、アドレスを一定
値だけ加算して指定することによって、各分割区間のイ
ンターバルT(N) がRAM43に格納される。
【0058】また、CPU41は、ロータリーエンコー
ダ35の出力パルスS1REが入力される度に、パルス発
振器46の出力で駆動されるインターバルカウンタ45
bのカウント値を読み取って、図16に示すようにRA
M43に格納する。すなわち、CPU41は、校正用ロ
ータリーエンコーダ36と同様にロータリーエンコーダ
35からゼロ相パルスS10 が入力された後、次の出力
パルスS1REが入力された時に、インターバルカウンタ
45bのカウント値を読み取って1番目の区間に対応す
るインターバルTL1としてRAM43に格納する。そし
て、次の区間に対応する出力パルスS1REが入力された
ときも同様に読み取り、前に読み取ったインターバルカ
ウンタ45bのカウント値との差を計算し、その区間の
インターバルTL2が測定され、RAM43に格納され
る。この作業がやはりロータリーエンコーダ35の1周
期分繰り返される。
ダ35の出力パルスS1REが入力される度に、パルス発
振器46の出力で駆動されるインターバルカウンタ45
bのカウント値を読み取って、図16に示すようにRA
M43に格納する。すなわち、CPU41は、校正用ロ
ータリーエンコーダ36と同様にロータリーエンコーダ
35からゼロ相パルスS10 が入力された後、次の出力
パルスS1REが入力された時に、インターバルカウンタ
45bのカウント値を読み取って1番目の区間に対応す
るインターバルTL1としてRAM43に格納する。そし
て、次の区間に対応する出力パルスS1REが入力された
ときも同様に読み取り、前に読み取ったインターバルカ
ウンタ45bのカウント値との差を計算し、その区間の
インターバルTL2が測定され、RAM43に格納され
る。この作業がやはりロータリーエンコーダ35の1周
期分繰り返される。
【0059】その際、校正用ロータリーエンコーダ36
が1回転する間に出力される割込信号SINT の数は、ロ
ータリーエンコーダ35が1回転する間に出力する出力
パルスS1REの数と等しく設定されている。すなわち、
校正用ロータリーエンコーダ36とロータリーエンコー
ダ35から出力されるパルスS2RE、S1REの時間間隔
をカウントするための分割区間は、双方とも等しい数に
設定されている。
が1回転する間に出力される割込信号SINT の数は、ロ
ータリーエンコーダ35が1回転する間に出力する出力
パルスS1REの数と等しく設定されている。すなわち、
校正用ロータリーエンコーダ36とロータリーエンコー
ダ35から出力されるパルスS2RE、S1REの時間間隔
をカウントするための分割区間は、双方とも等しい数に
設定されている。
【0060】なお、上記インターバルカウンタ45b
は、パルス発振器46からの一定周波数の出力SOSC で
駆動されているので、インターバルカウンタ45bのカ
ウント値は、経過時間を正確に示していることになる。
は、パルス発振器46からの一定周波数の出力SOSC で
駆動されているので、インターバルカウンタ45bのカ
ウント値は、経過時間を正確に示していることになる。
【0061】次に、CPU41は、RAM43に記憶さ
れた校正用のロータリーエンコーダ36の分割区間のイ
ンターバルTとロータリーエンコーダ35の分割区間の
インターバルTL との差C(N) =TL(N)−T(N) を、各
分割区間毎に演算し、この演算結果C(N) は、図17に
示すように、各分割区間毎にRAM43に記憶される。
れた校正用のロータリーエンコーダ36の分割区間のイ
ンターバルTとロータリーエンコーダ35の分割区間の
インターバルTL との差C(N) =TL(N)−T(N) を、各
分割区間毎に演算し、この演算結果C(N) は、図17に
示すように、各分割区間毎にRAM43に記憶される。
【0062】以上で、補正テーブルの作成作業が終了す
る。この補正テーブルの作成作業は、上述したように、
工場におけるカラー画像形成装置の調整時に行われるも
のである。
る。この補正テーブルの作成作業は、上述したように、
工場におけるカラー画像形成装置の調整時に行われるも
のである。
【0063】そして、ユーザーがカラー画像形成装置を
使用する際には、CPU41が、画像形成動作時に、次
に示すような補正式に基づいてロータリーエンコーダ3
5の出力を補正して、転写体搬送ベルト20を回転駆動
する。
使用する際には、CPU41が、画像形成動作時に、次
に示すような補正式に基づいてロータリーエンコーダ3
5の出力を補正して、転写体搬送ベルト20を回転駆動
する。
【0064】〔数3〕fn =fs 〔1+α{FILS
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕
【0065】なお、補正式としては、上記数3式のもの
に限られるわけではなく、次の数4に示すような補正式
を用いても良い。
に限られるわけではなく、次の数4に示すような補正式
を用いても良い。
【0066】〔数4〕fn =fs 〔1+α{FILS
/TID−1}〕×〔1+β{TID/(FILD−ΣDI
FF)−1}〕
/TID−1}〕×〔1+β{TID/(FILD−ΣDI
FF)−1}〕
【0067】ここで、fn ;補正後の区間周波数 fs ;PROM42に予め記憶された標準周波数 FILS;RAM43に補正テーブルとして記憶され
た校正用のロータリーエンコーダ36のインターバル値
T(N) を、補正対象の現在の区間からその前後±mだけ
の区間に渡って2段階で重み付けを行って平均化した後
のインターバル値、 すなわち FILS={h1 ×(ΣT(N-k) )/M1+h2 ×
(ΣT(N-m) )/M2 }/M3 ここで、Σはkが−2から+2まで、mが−8から+8
までに渡ってとられる。また、M1 は重み付けの係数h
1 に加算するデータの数(ここでは、−2から+2まで
の5個)を掛けた値、M2 は重み付けの係数h2 に加算
するデータの数(ここでは、−8から+8までの17
個)を掛けた値を、M3 は何段階で重み付けを行うかを
示す値(ここでは、2)を示している。 FILD;PROM42に予め記憶された補正動作時の
1区間先の理想値ΣTIDとリアルタイムで読み込んだロ
ータリーエンコーダ35のインターバル値ΣT’(N) と
の差の計算値(ΣTID−ΣT’(N) )を、区間(N) から
それ以前のmだけの区間に渡って平均化した後の値、す
なわち FILD=1/m{(ΣTID−ΣT’(N-m+1) )+(Σ
TID−ΣT’(N-m+2) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+3) )
+…+(ΣTID−ΣT’(N-1) )+(ΣTID−ΣT’
(N) )} ΣDIFF;ロータリーエンコーダ35と校正用のロー
タリーエンコーダ36との各々のインターバル値
TL(N)、T(N) を区間(N) からそれ以前のmだけの区間
に渡って平均化した後、これらの値の差分データ(FI
LS’−FILS’)を、ゼロ相パルスから積算し
た値、すなわち、 ΣDIFF=Σ(FILS’−FILS’) 0〜
Nまで =Σ{1/m(TL(N-m+1)+TL(N-m+2)+TL(N-m+3)+
…+TL(N-1)+TL(N))−1/m(T(N-m+1) +T
(N-m+2) +T(N-m+3) +…+T(N-1) +T(N) )} (Σは0〜Nまで) TID;PROM42に予め記憶された1区間の理想的計
算値、すなわち、ドライブロール25の回転軸に全く回
転変動がない理想的な状態における1区間のインターバ
ル値 α;PROM42に予め記憶されたフィードフォワード
部の定数 β;PROM42に予め記憶されたフィードバック部の
定数 である。
た校正用のロータリーエンコーダ36のインターバル値
T(N) を、補正対象の現在の区間からその前後±mだけ
の区間に渡って2段階で重み付けを行って平均化した後
のインターバル値、 すなわち FILS={h1 ×(ΣT(N-k) )/M1+h2 ×
(ΣT(N-m) )/M2 }/M3 ここで、Σはkが−2から+2まで、mが−8から+8
までに渡ってとられる。また、M1 は重み付けの係数h
1 に加算するデータの数(ここでは、−2から+2まで
の5個)を掛けた値、M2 は重み付けの係数h2 に加算
するデータの数(ここでは、−8から+8までの17
個)を掛けた値を、M3 は何段階で重み付けを行うかを
示す値(ここでは、2)を示している。 FILD;PROM42に予め記憶された補正動作時の
1区間先の理想値ΣTIDとリアルタイムで読み込んだロ
ータリーエンコーダ35のインターバル値ΣT’(N) と
の差の計算値(ΣTID−ΣT’(N) )を、区間(N) から
それ以前のmだけの区間に渡って平均化した後の値、す
なわち FILD=1/m{(ΣTID−ΣT’(N-m+1) )+(Σ
TID−ΣT’(N-m+2) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+3) )
+…+(ΣTID−ΣT’(N-1) )+(ΣTID−ΣT’
(N) )} ΣDIFF;ロータリーエンコーダ35と校正用のロー
タリーエンコーダ36との各々のインターバル値
TL(N)、T(N) を区間(N) からそれ以前のmだけの区間
に渡って平均化した後、これらの値の差分データ(FI
LS’−FILS’)を、ゼロ相パルスから積算し
た値、すなわち、 ΣDIFF=Σ(FILS’−FILS’) 0〜
Nまで =Σ{1/m(TL(N-m+1)+TL(N-m+2)+TL(N-m+3)+
…+TL(N-1)+TL(N))−1/m(T(N-m+1) +T
(N-m+2) +T(N-m+3) +…+T(N-1) +T(N) )} (Σは0〜Nまで) TID;PROM42に予め記憶された1区間の理想的計
算値、すなわち、ドライブロール25の回転軸に全く回
転変動がない理想的な状態における1区間のインターバ
ル値 α;PROM42に予め記憶されたフィードフォワード
部の定数 β;PROM42に予め記憶されたフィードバック部の
定数 である。
【0068】なお、フィードフォワード制御のみでの実
験データ及び論理解析により、α=1のときには応答遅
れがないため予め分かっている値をその分だけ補正する
ことができるので、補正効果が最良となるため、(1) 式
にα=1を代入すると(系によりαは、1に近い値が選
定される)、次の数5式の如くなる。
験データ及び論理解析により、α=1のときには応答遅
れがないため予め分かっている値をその分だけ補正する
ことができるので、補正効果が最良となるため、(1) 式
にα=1を代入すると(系によりαは、1に近い値が選
定される)、次の数5式の如くなる。
【0069】〔数5〕fn =fs 〔1+α{FILS
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕 =fs ×(FILS/TID)+fs ×β{TID/(F
ILD−ΣDIFF)−1} =fs ×(FILS/TID)+β×{fs ・TID/
(FILD−ΣDIFF)−fs }
/TID−1}+β{TID/(FILD−ΣDIFF)−
1}〕 =fs ×(FILS/TID)+fs ×β{TID/(F
ILD−ΣDIFF)−1} =fs ×(FILS/TID)+β×{fs ・TID/
(FILD−ΣDIFF)−fs }
【0070】この実施例では、補正式として数5式を用
いている。
いている。
【0071】ところで、この実施例では、上記の如く、
第2の回転検出手段である校正用のロータリーエンコー
ダ36の検出値を、2段階で重み付けを行って平均化し
た後、この平均化されたデータを用いて転写体搬送ベル
ト20の駆動速度を制御するように構成されている。
第2の回転検出手段である校正用のロータリーエンコー
ダ36の検出値を、2段階で重み付けを行って平均化し
た後、この平均化されたデータを用いて転写体搬送ベル
ト20の駆動速度を制御するように構成されている。
【0072】すなわち、この実施例では、上記の如く校
正用のロータリーエンコーダ36の検出値を、ただ単に
平均化して駆動制御に使用するのではなく、校正用のロ
ータリーエンコーダ36の検出値を、前記FILSに
示すように、2段階の領域に分けて各領域毎に異なる重
み付けを行って平均化するようになっている。この校正
用のロータリーエンコーダ36の検出値を2段階に区分
して重み付けして平均化する方法としては、例えば、図
2及び図3に示すような2段階フィルターが使用され
る。なお、異なる重み付けを行って平均化するには、2
段階に区分する場合に限られず、図2及び図3に示すよ
うに、3段階に区分して異なる重み付けを行って平均化
してもよく、あるいは三角フィルターを用いて連続的に
区分して異なる重み付けを行って平均化するようにして
も良い。この実施例では、校正用のロータリーエンコー
ダ36の検出値を2段階に区分するために、補正対象の
現在の区間を中心にして前後±2の区間に渡って、”
0.5”の重み付けをして加算して平均化するともに、
補正対象の現在の区間を中心にして前後±8から±8ま
での区間に渡って、”0.5”の重み付けをして加算し
て平均化するようになっている。
正用のロータリーエンコーダ36の検出値を、ただ単に
平均化して駆動制御に使用するのではなく、校正用のロ
ータリーエンコーダ36の検出値を、前記FILSに
示すように、2段階の領域に分けて各領域毎に異なる重
み付けを行って平均化するようになっている。この校正
用のロータリーエンコーダ36の検出値を2段階に区分
して重み付けして平均化する方法としては、例えば、図
2及び図3に示すような2段階フィルターが使用され
る。なお、異なる重み付けを行って平均化するには、2
段階に区分する場合に限られず、図2及び図3に示すよ
うに、3段階に区分して異なる重み付けを行って平均化
してもよく、あるいは三角フィルターを用いて連続的に
区分して異なる重み付けを行って平均化するようにして
も良い。この実施例では、校正用のロータリーエンコー
ダ36の検出値を2段階に区分するために、補正対象の
現在の区間を中心にして前後±2の区間に渡って、”
0.5”の重み付けをして加算して平均化するともに、
補正対象の現在の区間を中心にして前後±8から±8ま
での区間に渡って、”0.5”の重み付けをして加算し
て平均化するようになっている。
【0073】図1は上記2段階に渡って重み付けをして
平均化処理をする場合のダイアグラムを示すものであ
る。
平均化処理をする場合のダイアグラムを示すものであ
る。
【0074】図において、50はRAM43に補正テー
ブルとして記憶された校正用のロータリーエンコーダ3
6のインターバル値T(N) を示すものであり、このイン
ターバル値T(N) 50は、図15に示すものである。上
記RAM43に記憶された校正用ロータリーエンコーダ
36のインターバル値T(N) 50は、RAM43から補
正対象の現在の区間が中心となるように、前後±2の区
間に渡って合計5個のデータZ-151が読み出される。
そして、これらの合計5個のインターバル値T (N) 51
は、CPU41の演算処理によって互いにh0 =h1 …
=h4 =0.5の重み付けをして加算処理52された
後、平均化するためにM1 で除算される。ここで、M1
は上述したように重み付けの係数h0 (=0.5)に加
算するデータの数(ここでは、−2から+2までの5
個)を掛けた値(=2.5)である。
ブルとして記憶された校正用のロータリーエンコーダ3
6のインターバル値T(N) を示すものであり、このイン
ターバル値T(N) 50は、図15に示すものである。上
記RAM43に記憶された校正用ロータリーエンコーダ
36のインターバル値T(N) 50は、RAM43から補
正対象の現在の区間が中心となるように、前後±2の区
間に渡って合計5個のデータZ-151が読み出される。
そして、これらの合計5個のインターバル値T (N) 51
は、CPU41の演算処理によって互いにh0 =h1 …
=h4 =0.5の重み付けをして加算処理52された
後、平均化するためにM1 で除算される。ここで、M1
は上述したように重み付けの係数h0 (=0.5)に加
算するデータの数(ここでは、−2から+2までの5
個)を掛けた値(=2.5)である。
【0075】さらに、上記RAM43に記憶された校正
用ロータリーエンコーダ36のインターバル値T(N) 5
0は、RAM43から補正対象の現在の区間が中心とな
るように、前後±8の区間に渡って合計17個のデータ
Z-153が読み出される。そして、これらの合計17個
のインターバル値T(N) 53は、CPU41の演算処理
によって互いにh0 =h1 …=h16=0.5の重み付け
をして加算処理54された後、平均化するためにM2 で
除算される。ここで、M2 は上述したように重み付けの
係数h0 (=0.5)に加算するデータの数(ここで
は、−8から+8までの17個)を掛けた値(=8.
5)である。
用ロータリーエンコーダ36のインターバル値T(N) 5
0は、RAM43から補正対象の現在の区間が中心とな
るように、前後±8の区間に渡って合計17個のデータ
Z-153が読み出される。そして、これらの合計17個
のインターバル値T(N) 53は、CPU41の演算処理
によって互いにh0 =h1 …=h16=0.5の重み付け
をして加算処理54された後、平均化するためにM2 で
除算される。ここで、M2 は上述したように重み付けの
係数h0 (=0.5)に加算するデータの数(ここで
は、−8から+8までの17個)を掛けた値(=8.
5)である。
【0076】そして、上記2段階に渡って重み付けをし
て平均化されたデータ55、56は、CPU41の演算
処理によって互いに加算処理57され、加算するデータ
の数M3 (=2)で除算することによって、最終的に制
御データの1つであるFILS58が得られる。
て平均化されたデータ55、56は、CPU41の演算
処理によって互いに加算処理57され、加算するデータ
の数M3 (=2)で除算することによって、最終的に制
御データの1つであるFILS58が得られる。
【0077】なお、上記の如く重み付けの係数を”0.
5”に設定した場合には、CPU41の演算処理によっ
て重み付けをした平均化処理を行う際に、2進数で表さ
れる所定のデータを順次加算した後、加算データを1ビ
ットだけシフトさせることによって、重み付けの係数”
0.5”を掛ける演算処理を行うことができるので、演
算処理が非常に簡単であり、高速度の制御に対応できる
という特徴を有している。これは、重み付けの係数が”
0.5”の場合に限られるものではなく、図に示すよう
な3段階フィルター処理における場合のように、重み付
けの係数が”0.25”の場合には、2進数で表される
所定のデータを順次加算した後、加算データを2ビット
だけシフトさせることによって、重み付けの係数”0.
25”を掛ける演算処理を行うことができるので、同様
の効果が得られる。
5”に設定した場合には、CPU41の演算処理によっ
て重み付けをした平均化処理を行う際に、2進数で表さ
れる所定のデータを順次加算した後、加算データを1ビ
ットだけシフトさせることによって、重み付けの係数”
0.5”を掛ける演算処理を行うことができるので、演
算処理が非常に簡単であり、高速度の制御に対応できる
という特徴を有している。これは、重み付けの係数が”
0.5”の場合に限られるものではなく、図に示すよう
な3段階フィルター処理における場合のように、重み付
けの係数が”0.25”の場合には、2進数で表される
所定のデータを順次加算した後、加算データを2ビット
だけシフトさせることによって、重み付けの係数”0.
25”を掛ける演算処理を行うことができるので、同様
の効果が得られる。
【0078】また、必要に応じて、FILD及びΣDI
FFの一方又は双方に対して重み付けをして平均化する
ようにしても良いか。
FFの一方又は双方に対して重み付けをして平均化する
ようにしても良いか。
【0079】以上の構成において、この実施例に係る回
転体の駆動制御装置では、次のようにして転写体搬送ベ
ルトの駆動制御が行われる。すなわち、上記カラー画像
形成装置では、図9に示すように、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cの表面にそれぞれ黒、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色のトナー像を順次形成
し、これらの感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0C上に形成された各色のトナー像を、転写体搬送ベル
ト20上に保持された転写用紙15上に順次転写するこ
とによって、カラー画像の形成が行われる。その際、上
記転写体搬送ベルト20を回転駆動するドライブロール
25は、次のようにして駆動状態が制御される。
転体の駆動制御装置では、次のようにして転写体搬送ベ
ルトの駆動制御が行われる。すなわち、上記カラー画像
形成装置では、図9に示すように、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cの表面にそれぞれ黒、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色のトナー像を順次形成
し、これらの感光体ドラム10K、10Y、10M、1
0C上に形成された各色のトナー像を、転写体搬送ベル
ト20上に保持された転写用紙15上に順次転写するこ
とによって、カラー画像の形成が行われる。その際、上
記転写体搬送ベルト20を回転駆動するドライブロール
25は、次のようにして駆動状態が制御される。
【0080】カラー画像の形成を開始するときに、CP
U41は、図11に示すように、前記標準周波数fs で
駆動モーター30を駆動し、転写体搬送ベルト20を回
転駆動するドライブロール25を回転させる。そして、
ローターエンコーダ35のゼロ相パルスS10 を検出し
た後、前記補正テーブルに記憶されているインターバル
値T(N) 、TL(N)と、各区間毎にロータリーエンコーダ
ー36から出力されて計測されたインターバル値T’
(N) に基づき、数5式にしたがって、次の区間(N+1) の
補正周波数fn を計算し、駆動モーター30へ出力す
る。
U41は、図11に示すように、前記標準周波数fs で
駆動モーター30を駆動し、転写体搬送ベルト20を回
転駆動するドライブロール25を回転させる。そして、
ローターエンコーダ35のゼロ相パルスS10 を検出し
た後、前記補正テーブルに記憶されているインターバル
値T(N) 、TL(N)と、各区間毎にロータリーエンコーダ
ー36から出力されて計測されたインターバル値T’
(N) に基づき、数5式にしたがって、次の区間(N+1) の
補正周波数fn を計算し、駆動モーター30へ出力す
る。
【0081】この数5式に基づく駆動周波数の補正は、
常時行われるが、必要に応じて所定の時期に行っても良
い。
常時行われるが、必要に応じて所定の時期に行っても良
い。
【0082】そして、CPU41は、上記補正後の駆動
周波数fn のデータを、インターバルカウンタ45に出
力し、インターバルカウンタ45は、パルス発振器46
から出力されるパルスをカウントし、このパルスのカウ
ント値が補正後の駆動周波数fn に対応した値に達する
度に駆動パルスSDPを出力する。その結果、上記ドライ
ブロール25は、駆動モータドライバ47を介して駆動
モーター30に供給される補正後の駆動周波数fn の駆
動パルスSDPによって回転駆動される。
周波数fn のデータを、インターバルカウンタ45に出
力し、インターバルカウンタ45は、パルス発振器46
から出力されるパルスをカウントし、このパルスのカウ
ント値が補正後の駆動周波数fn に対応した値に達する
度に駆動パルスSDPを出力する。その結果、上記ドライ
ブロール25は、駆動モータドライバ47を介して駆動
モーター30に供給される補正後の駆動周波数fn の駆
動パルスSDPによって回転駆動される。
【0083】いま、仮に、上記ドライブロール25の回
転変動が全くない場合には、FILS、FILD及び
ΣDIFFの各値は、FILS及びFILDがT
IDに、ΣDIFFが0になるため、数5式は、fn =f
s となり、当然のことながら、補正後の駆動周波数fn
は、標準周波数fs と等しくなる。
転変動が全くない場合には、FILS、FILD及び
ΣDIFFの各値は、FILS及びFILDがT
IDに、ΣDIFFが0になるため、数5式は、fn =f
s となり、当然のことながら、補正後の駆動周波数fn
は、標準周波数fs と等しくなる。
【0084】しかし、実際のドライブロール25には、
当該ドライブロール25の一回転に対応する速度変動が
その高調波成分とともに転写体搬送ベルト20に発生
し、かつ、最終段のギヤ34の歯数に対応する速度変動
成分等も発生する。その結果、駆動モーター30を標準
周波数fs で駆動した場合でも、ドライブロール25の
回転速度は、所定の値と一致しない。そこで、CPU4
1は、数5式に基づいて駆動モーター30の回転状態を
制御し、ドライブロール25に回転変動が発生するのを
防止するようになっている。いま、補正の対象となるK
番目の区間の補正テーブルのインターバル値が長い場
合、すなわち、駆動モーター30を一定角速度で回転さ
せたときのドライブロール25の角速度がK番目の区間
で遅くなっている場合には、その区間の補正テーブルに
記憶されたインターバル値T(K) がT IDよりも大きくな
るため、補正周波数fn が次のようにして高くなる。す
なわち、補正式数5式において、FILS及びFIL
D、ΣDIFFの値は、次のようになる。
当該ドライブロール25の一回転に対応する速度変動が
その高調波成分とともに転写体搬送ベルト20に発生
し、かつ、最終段のギヤ34の歯数に対応する速度変動
成分等も発生する。その結果、駆動モーター30を標準
周波数fs で駆動した場合でも、ドライブロール25の
回転速度は、所定の値と一致しない。そこで、CPU4
1は、数5式に基づいて駆動モーター30の回転状態を
制御し、ドライブロール25に回転変動が発生するのを
防止するようになっている。いま、補正の対象となるK
番目の区間の補正テーブルのインターバル値が長い場
合、すなわち、駆動モーター30を一定角速度で回転さ
せたときのドライブロール25の角速度がK番目の区間
で遅くなっている場合には、その区間の補正テーブルに
記憶されたインターバル値T(K) がT IDよりも大きくな
るため、補正周波数fn が次のようにして高くなる。す
なわち、補正式数5式において、FILS及びFIL
D、ΣDIFFの値は、次のようになる。
【0085】FILSは、{h1 ×(ΣT(N-k) )/
M1 +h2 ×(ΣT(N-m) )/M2}/M3 であるか
ら、補正の対象となるK番目の区間の補正テーブルのイ
ンターバル値T(K) が大きい場合には、このFILS
はTIDよりも大きな値となる。従って、補正式数5式に
おいて、(FILS/TID)の値は1よりも大きな値
となる。
M1 +h2 ×(ΣT(N-m) )/M2}/M3 であるか
ら、補正の対象となるK番目の区間の補正テーブルのイ
ンターバル値T(K) が大きい場合には、このFILS
はTIDよりも大きな値となる。従って、補正式数5式に
おいて、(FILS/TID)の値は1よりも大きな値
となる。
【0086】なお、補正式数5式において、FILD
は、1/m{(ΣTID−ΣT’(N-m+1 ) )+(ΣTID−
ΣT’(N-m+2) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+3) )+…+
(ΣT ID−ΣT’(N-1) )+(ΣTID−ΣT’(N) )}
であり、1区間先の理想値ΣT IDとリアルタイムで読み
込まれるロータリーエンコーダ35のインターバル値Σ
T’(N) との差の計算値を平均化した値であるため、上
述したFILSの補正によってドライブロール25の
回転変動が補正されれば、FILDの値は、TIDにロー
タリーエンコーダ35の検出誤差を加えた値に理論的に
は等しくなる。ここで、ロータリーエンコーダ35の検
出誤差は、ΣDIFFに他ならないから、補正式数5式
の第2項であるβ×{fs ・TID/(FILD−ΣDI
FF)−f s }の値は、(FILD−ΣDIFF)がT
IDとなり、結果的に0となる。なお、補正式数5式のβ
の値は、適宜設定される。
は、1/m{(ΣTID−ΣT’(N-m+1 ) )+(ΣTID−
ΣT’(N-m+2) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+3) )+…+
(ΣT ID−ΣT’(N-1) )+(ΣTID−ΣT’(N) )}
であり、1区間先の理想値ΣT IDとリアルタイムで読み
込まれるロータリーエンコーダ35のインターバル値Σ
T’(N) との差の計算値を平均化した値であるため、上
述したFILSの補正によってドライブロール25の
回転変動が補正されれば、FILDの値は、TIDにロー
タリーエンコーダ35の検出誤差を加えた値に理論的に
は等しくなる。ここで、ロータリーエンコーダ35の検
出誤差は、ΣDIFFに他ならないから、補正式数5式
の第2項であるβ×{fs ・TID/(FILD−ΣDI
FF)−f s }の値は、(FILD−ΣDIFF)がT
IDとなり、結果的に0となる。なお、補正式数5式のβ
の値は、適宜設定される。
【0087】その結果、補正式数5式のfn の値は、f
s より大きな値となり、補正周波数fn が高くなる。こ
れにより、駆動モーター30で駆動されるドライブロー
ル25の回転の角速度が一定になるように制御され、転
写体搬送ベルト20の周速が一定となる。
s より大きな値となり、補正周波数fn が高くなる。こ
れにより、駆動モーター30で駆動されるドライブロー
ル25の回転の角速度が一定になるように制御され、転
写体搬送ベルト20の周速が一定となる。
【0088】また、経時変化、温度変化等によって、形
状・寸法の膨張・縮小がギヤの歯溝の振れもしくは全ピ
ッチ噛み合い誤差に影響を及ぼし、これによって偏心成
分が変化する。この経時変化、温度変化等により、K番
目の区間の角速度が速くなった場合、すなわち、補正の
対象となるK番目の区間の補正テーブルのインターバル
値が短い場合には、その区間のロータリーエンコーダ3
5によってリアルタイムで検出されるインターバル値
T’(K) がTIDよりも小さくなるため、補正周波数fn
が次のようにして低くなる。すなわち、補正式数5式に
おいて、FILS、FILD及びΣDIFFの各値
は、次のようになる。
状・寸法の膨張・縮小がギヤの歯溝の振れもしくは全ピ
ッチ噛み合い誤差に影響を及ぼし、これによって偏心成
分が変化する。この経時変化、温度変化等により、K番
目の区間の角速度が速くなった場合、すなわち、補正の
対象となるK番目の区間の補正テーブルのインターバル
値が短い場合には、その区間のロータリーエンコーダ3
5によってリアルタイムで検出されるインターバル値
T’(K) がTIDよりも小さくなるため、補正周波数fn
が次のようにして低くなる。すなわち、補正式数5式に
おいて、FILS、FILD及びΣDIFFの各値
は、次のようになる。
【0089】FILDは、1/m{(ΣTID−ΣT’
(N-m+1) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+2 ) )+(ΣTID−
ΣT’(N-m+3) )+…+(ΣTID−ΣT’(N-1) )+
(ΣTID−ΣT’(N) )}であるから、ロータリーエン
コーダ35によってリアルタイムで検出されるインター
バル値T’(K) がTIDよりも小さくなれば、このFIL
Dは、TIDよりも大きな値となる。そのため、補正式数
5式の第2項であるβ×{fs ・TID/(FILD−Σ
DIFF)−fs }の値は、FILDから検出誤差ΣD
IFFを減算した値(FILD−ΣDIFF)がTIDよ
りも大きな値となるため、fs ・TID/(FILD−Σ
DIFF)がfs よりも小さな値となる。その結果、上
記補正式数5式の第2項の値は、fs とfs ・TID/
(FILD−ΣDIFF)がそれ程大きくは異ならない
ため、マイナスの小さな値となり、補正周波数fn が低
くなる。
(N-m+1) )+(ΣTID−ΣT’(N-m+2 ) )+(ΣTID−
ΣT’(N-m+3) )+…+(ΣTID−ΣT’(N-1) )+
(ΣTID−ΣT’(N) )}であるから、ロータリーエン
コーダ35によってリアルタイムで検出されるインター
バル値T’(K) がTIDよりも小さくなれば、このFIL
Dは、TIDよりも大きな値となる。そのため、補正式数
5式の第2項であるβ×{fs ・TID/(FILD−Σ
DIFF)−fs }の値は、FILDから検出誤差ΣD
IFFを減算した値(FILD−ΣDIFF)がTIDよ
りも大きな値となるため、fs ・TID/(FILD−Σ
DIFF)がfs よりも小さな値となる。その結果、上
記補正式数5式の第2項の値は、fs とfs ・TID/
(FILD−ΣDIFF)がそれ程大きくは異ならない
ため、マイナスの小さな値となり、補正周波数fn が低
くなる。
【0090】なお、FILSは、経時変化や温度変化
等によって生じる誤差を補正するものではなく、ドライ
ブロール25の駆動系が有する本来的な誤差を補正する
ものであるので、このFILSは、前述したように所
定の値をとる。
等によって生じる誤差を補正するものではなく、ドライ
ブロール25の駆動系が有する本来的な誤差を補正する
ものであるので、このFILSは、前述したように所
定の値をとる。
【0091】このように、補正式数5式のfn の値は、
fs より小さな値となり、補正周波数fn が低くなる。
これにより、駆動モーター30で駆動されるドライブロ
ール25の回転の角速度が一定になるように制御され、
転写体搬送ベルト20の周速が一定となる。
fs より小さな値となり、補正周波数fn が低くなる。
これにより、駆動モーター30で駆動されるドライブロ
ール25の回転の角速度が一定になるように制御され、
転写体搬送ベルト20の周速が一定となる。
【0092】上述のように、本実施例によれば、転写体
搬送ベルト20の角速度の変化を補正することができる
だけでなく、経時変化、温度変化等により生じる動的な
角速度の変化も補正することができる。
搬送ベルト20の角速度の変化を補正することができる
だけでなく、経時変化、温度変化等により生じる動的な
角速度の変化も補正することができる。
【0093】しかも、ロータリーエンコーダ35、36
から出力されるインターバル値は、CPU41によって
平均化してから補正に使用するようになっているので、
RAM43に記憶させるドライブロール25の角速度の
変化情報を、角速度の分割数を大幅に増加させた場合で
も、ロータリーエンコーダ35、36から出力されるイ
ンターバル値が平均化され、補正による変化分が大きく
なって、駆動モーター30からギヤを介してドライブロ
ール25の回転軸に至るまでの系に対する加振源とな
り、発振したり系の固有振動数の振幅が大きくなる虞れ
を防止することができる。
から出力されるインターバル値は、CPU41によって
平均化してから補正に使用するようになっているので、
RAM43に記憶させるドライブロール25の角速度の
変化情報を、角速度の分割数を大幅に増加させた場合で
も、ロータリーエンコーダ35、36から出力されるイ
ンターバル値が平均化され、補正による変化分が大きく
なって、駆動モーター30からギヤを介してドライブロ
ール25の回転軸に至るまでの系に対する加振源とな
り、発振したり系の固有振動数の振幅が大きくなる虞れ
を防止することができる。
【0094】また、校正用のロータリーエンコーダ36
は、工場における調整時にのみ使用するものであり、工
場からの出荷時には、カラー画像形成装置から取り外さ
れるため、カラー画像形成装置のコストを増加させるこ
となく、高精度の制御が可能となる。
は、工場における調整時にのみ使用するものであり、工
場からの出荷時には、カラー画像形成装置から取り外さ
れるため、カラー画像形成装置のコストを増加させるこ
となく、高精度の制御が可能となる。
【0095】さらに、この実施例では、CPU41によ
って、カラー画像形成装置の動作時に、RAM43に記
憶された校正用のロータリーエンコーダ36の回転速度
情報を読み出し、このRAM43に記憶された校正用の
ロータリーエンコーダ36の回転速度情報を各区間毎に
2段階に重み付けをした上で平均化して、この平均化さ
れた回転速度情報に基づいて補正式である5式によって
転写体搬送ベルト20の駆動を制御するように構成され
ている。そのため、上記転写体搬送ベルト20の駆動制
御動作において、当該転写体搬送ベルト20の回転角速
度に変動がある場合でも、校正用のロータリーエンコー
ダ36の回転速度情報を各区間毎に重み付けをした上で
平均化して、この平均化された回転速度情報に基づいて
転写体搬送ベルト20の駆動状態が制御されるので、従
来の移動平均化処理に比べて制御対象となる分割区間か
ら離れた区間の回転変動情報の影響を低減することがで
き、従来の移動平均化処理ではかえって増幅されてしま
っていた高周波領域の回転変動を低減することが可能と
なる。
って、カラー画像形成装置の動作時に、RAM43に記
憶された校正用のロータリーエンコーダ36の回転速度
情報を読み出し、このRAM43に記憶された校正用の
ロータリーエンコーダ36の回転速度情報を各区間毎に
2段階に重み付けをした上で平均化して、この平均化さ
れた回転速度情報に基づいて補正式である5式によって
転写体搬送ベルト20の駆動を制御するように構成され
ている。そのため、上記転写体搬送ベルト20の駆動制
御動作において、当該転写体搬送ベルト20の回転角速
度に変動がある場合でも、校正用のロータリーエンコー
ダ36の回転速度情報を各区間毎に重み付けをした上で
平均化して、この平均化された回転速度情報に基づいて
転写体搬送ベルト20の駆動状態が制御されるので、従
来の移動平均化処理に比べて制御対象となる分割区間か
ら離れた区間の回転変動情報の影響を低減することがで
き、従来の移動平均化処理ではかえって増幅されてしま
っていた高周波領域の回転変動を低減することが可能と
なる。
【0096】さらに説明すると、CPU41が2段階の
加算処理を行い、これらの2段階の加算処理によって図
2及び図3に示すような二段型フィルターの重み付けを
行っているので、次のようにして、従来の移動平均化処
理ではかえって増幅されてしまっていた高周波領域の回
転変動を低減することが可能となる。
加算処理を行い、これらの2段階の加算処理によって図
2及び図3に示すような二段型フィルターの重み付けを
行っているので、次のようにして、従来の移動平均化処
理ではかえって増幅されてしまっていた高周波領域の回
転変動を低減することが可能となる。
【0097】上記二段型フィルターの特性は、次に示す
ようになる。いま、入力をX(n)としたときの出力Y
(n)は、 Y(n)=1/2×(ΣX’(n-k) )+1/2×(ΣX’(n-m) ) と表すことができる。なお、ここで、Σはk=−2から
2まで、mは−8から8までとるものとする。また、式
Y(n)は、全体に記載されていない所定の係数で割る
ことによって平均化がなされるものである。
ようになる。いま、入力をX(n)としたときの出力Y
(n)は、 Y(n)=1/2×(ΣX’(n-k) )+1/2×(ΣX’(n-m) ) と表すことができる。なお、ここで、Σはk=−2から
2まで、mは−8から8までとるものとする。また、式
Y(n)は、全体に記載されていない所定の係数で割る
ことによって平均化がなされるものである。
【0098】これは、結果的に二組の移動平均フィルタ
ーの和を示しているから、最初の項について解析すれ
ば、最初の項は、 Y1 (n)=1/2×(ΣX' (n-k) ) であり、この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2) ;h0 =1/2 となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(2ωt)+cos(ωt)+1) と求められる。同様に第2項も求められ、第2項は、 Y2 (n)=1/2×(ΣX' (n-m) ) ;h0 =1/2 であり、ここで、Σはm=−8から8までとるものとす
る。この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z8 +Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2+Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7+Z-8) となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(8ωt)+……+cos(ωt)+1) よって、最終的な伝達関数は、 Y(n)/X(n)=H(n)=1/2×(cos(8ωt)+…… +2cos(2ωt)+2cos(ωt)+2) となる。
ーの和を示しているから、最初の項について解析すれ
ば、最初の項は、 Y1 (n)=1/2×(ΣX' (n-k) ) であり、この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2) ;h0 =1/2 となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(2ωt)+cos(ωt)+1) と求められる。同様に第2項も求められ、第2項は、 Y2 (n)=1/2×(ΣX' (n-m) ) ;h0 =1/2 であり、ここで、Σはm=−8から8までとるものとす
る。この周波数伝達関数H(Z)は、 H(Z)=1/2×(Z8 +Z7 +Z6 +Z5 +Z4 +Z3 +Z2 +Z1 +1+Z-1+Z-2+Z-3+Z-4+Z-5+Z-6+Z-7+Z-8) となる。周波数応答はZをejωtに置き換えることに
より、 H(n)=1/2×(cos(8ωt)+……+cos(ωt)+1) よって、最終的な伝達関数は、 Y(n)/X(n)=H(n)=1/2×(cos(8ωt)+…… +2cos(2ωt)+2cos(ωt)+2) となる。
【0099】この二段型フィルターの周波数伝達関数を
図示すると、図4に示すようになるう。この図4からわ
かるように、従来の移動平均化処理に比べて二段型フィ
ルターを用いた場合には、50〜80Hz近傍の高周波
領域において入出力比がマイナスになることがないの
で、この周波数領域における回転変動が増幅されるのを
防止することができ、それ以外の高周波領域においても
入出力比の変動を小さく抑えることができ、回転変動を
低減できることがわかる。
図示すると、図4に示すようになるう。この図4からわ
かるように、従来の移動平均化処理に比べて二段型フィ
ルターを用いた場合には、50〜80Hz近傍の高周波
領域において入出力比がマイナスになることがないの
で、この周波数領域における回転変動が増幅されるのを
防止することができ、それ以外の高周波領域においても
入出力比の変動を小さく抑えることができ、回転変動を
低減できることがわかる。
【0100】この結果、上記転写体搬送ベルト20は、
駆動速度が一定となり、4個の感光体ドラム1Y、1
M、1C、1Kのそれぞれの転写部における速度も一定
となるので、各転写部間の位置ずれを小さくすることが
できる。例えば、補正後の位置誤差Δxは図18に示す
ように、非常に小さくなる。
駆動速度が一定となり、4個の感光体ドラム1Y、1
M、1C、1Kのそれぞれの転写部における速度も一定
となるので、各転写部間の位置ずれを小さくすることが
できる。例えば、補正後の位置誤差Δxは図18に示す
ように、非常に小さくなる。
【0101】なお、この位置誤差は、ロータリーエンコ
ーダ35の出力に基づいて以下に述べる方法で測定器に
より測定したものである。
ーダ35の出力に基づいて以下に述べる方法で測定器に
より測定したものである。
【0102】すなわち、ロータリーエンコーダ35の出
力を、F/V変換し、更にA/D変換し、適当なサンプ
リング周期でデジタル値をメモリする。そして、メモリ
された各デジタル値を平均するとともに、各デジタル値
とその平均値との差を求める。この差は、速度の差であ
るので、これを時間積分して位置誤差を求めたものであ
る。
力を、F/V変換し、更にA/D変換し、適当なサンプ
リング周期でデジタル値をメモリする。そして、メモリ
された各デジタル値を平均するとともに、各デジタル値
とその平均値との差を求める。この差は、速度の差であ
るので、これを時間積分して位置誤差を求めたものであ
る。
【0103】従来、転写体搬送ベルト20は、フィード
バック制御のみで速度を制御されていた。そのときの、
速度変動を周波数毎にグラフ化して図19に示す。これ
から低周波領域に完全には消せない部分を持っているこ
とがわかり、そのため良好な画質を得られなかった。ま
た、図20は移動平均フィルターを用いたフィードフォ
ワード制御を追加した結果を示すものである。この場合
でも、低周波領域ではかなりの効果があるが、高周波領
域で、フィードバック制御のみの時より、速度変動が大
きくなっており、画質上別な悪化を招いている。これは
前述した増幅特性によるものであり、満足のいく画質改
善方法とは言い難い。
バック制御のみで速度を制御されていた。そのときの、
速度変動を周波数毎にグラフ化して図19に示す。これ
から低周波領域に完全には消せない部分を持っているこ
とがわかり、そのため良好な画質を得られなかった。ま
た、図20は移動平均フィルターを用いたフィードフォ
ワード制御を追加した結果を示すものである。この場合
でも、低周波領域ではかなりの効果があるが、高周波領
域で、フィードバック制御のみの時より、速度変動が大
きくなっており、画質上別な悪化を招いている。これは
前述した増幅特性によるものであり、満足のいく画質改
善方法とは言い難い。
【0104】次に、図21に本方式のフィルターを用い
た結果を示す。高周波、低周波領域共に、増幅されず、
減少している。これにより、ようやく、満足のいく画質
が得られることがわかる。
た結果を示す。高周波、低周波領域共に、増幅されず、
減少している。これにより、ようやく、満足のいく画質
が得られることがわかる。
【0105】実施例2 図22はこの発明の第2の実施例を示すものであり、前
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例2では、転写体搬送ベルトの回転駆動を
制御するのではなく、感光体ドラムの回転駆動を制御す
るように構成されている。
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例2では、転写体搬送ベルトの回転駆動を
制御するのではなく、感光体ドラムの回転駆動を制御す
るように構成されている。
【0106】すなわち、この実施例では、各感光体ドラ
ム10K、10Y、10M、10Cの表面速度を160
mm/secで駆動すべく、二相ステッピングモーター
30は2920Hzの基本駆動周波数で毎秒14.6回
転しており、減速比1/24にて感光体ドラムの回転軸
を回転駆動し、負荷5Kgfで直径84mm、幅340
mmの各感光体ドラム10K、10Y、10M、10C
を回転させている。このとき、減速比の関係から、0.
61Hzの感光体ドラムの回転軸一回転に対応する速度
変動が、その高調波成分とともに、感光体ドラム表面に
発生し、かつ、最終段のギヤの歯数に対応する速度変動
成分も発生する。これらは、ギヤの歯形が完全なインボ
リュート曲線では無いこと等前述の速度変動要因が同様
に発生する。これらの速度変動成分は、感光体ドラムの
回転軸に同軸に取り付けられた、ロータリーエンコーダ
ー35のパルス間隔の変化として、観測、サンプリング
され、通常時、約217Hzの周波数が最大10%P−
Pのバラツキとなって観測される。これを各周波数毎の
変動成分に分解して、観測するため、FET法による解
析を行うと、周波数の速度変動成分が生じることが分か
る。
ム10K、10Y、10M、10Cの表面速度を160
mm/secで駆動すべく、二相ステッピングモーター
30は2920Hzの基本駆動周波数で毎秒14.6回
転しており、減速比1/24にて感光体ドラムの回転軸
を回転駆動し、負荷5Kgfで直径84mm、幅340
mmの各感光体ドラム10K、10Y、10M、10C
を回転させている。このとき、減速比の関係から、0.
61Hzの感光体ドラムの回転軸一回転に対応する速度
変動が、その高調波成分とともに、感光体ドラム表面に
発生し、かつ、最終段のギヤの歯数に対応する速度変動
成分も発生する。これらは、ギヤの歯形が完全なインボ
リュート曲線では無いこと等前述の速度変動要因が同様
に発生する。これらの速度変動成分は、感光体ドラムの
回転軸に同軸に取り付けられた、ロータリーエンコーダ
ー35のパルス間隔の変化として、観測、サンプリング
され、通常時、約217Hzの周波数が最大10%P−
Pのバラツキとなって観測される。これを各周波数毎の
変動成分に分解して、観測するため、FET法による解
析を行うと、周波数の速度変動成分が生じることが分か
る。
【0107】図22は上記各感光体ドラム10K、10
Y、10M、10Cを回転駆動するための機構を示すも
のである。
Y、10M、10Cを回転駆動するための機構を示すも
のである。
【0108】図において、10K、10Y、10M、1
0Cは前記各感光体ドラムを示すものであり、これらの
各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cは、二
相ステッピングモーターからなる駆動モーター30と、
この駆動モーター30の駆動軸に固着された第1ギヤ3
1と、この第1ギヤ31と歯合する第2ギヤ32と、こ
の第2ギヤ32と同じ軸に固着された第3ギヤ33と、
この第3ギヤ33と歯合する感光体ドラム10K、10
Y、10M、10Cの回転軸に固着された感光体ギヤ3
4とによって回転駆動されるようになっている。しか
も、上記感光体ドラム10K、10Y、10M、10C
の回転軸には、慣性体としてのフライホイール35がそ
れぞれ取付けられている。
0Cは前記各感光体ドラムを示すものであり、これらの
各感光体ドラム10K、10Y、10M、10Cは、二
相ステッピングモーターからなる駆動モーター30と、
この駆動モーター30の駆動軸に固着された第1ギヤ3
1と、この第1ギヤ31と歯合する第2ギヤ32と、こ
の第2ギヤ32と同じ軸に固着された第3ギヤ33と、
この第3ギヤ33と歯合する感光体ドラム10K、10
Y、10M、10Cの回転軸に固着された感光体ギヤ3
4とによって回転駆動されるようになっている。しか
も、上記感光体ドラム10K、10Y、10M、10C
の回転軸には、慣性体としてのフライホイール35がそ
れぞれ取付けられている。
【0109】また、上記感光体ドラム10K、10Y、
10M、10Cの回転軸には、ロータリーエンコーダ3
5及び校正用のロータリーエンコーダ36が取り付けら
れており、これらのロータリーエンコーダ35及び校正
用のロータリーエンコーダ36は、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cの回転の角速度を検出する
ためのものである。また、上記ロータリーエンコーダ3
5及び校正用のロータリーエンコーダ36は、制御部4
0に接続されているとともに、この制御部40には、駆
動モーター30が接続されている。上記ロータリーエン
コーダ35としては、比較的低精度のものが使用され、
例えば、1回転当たり180あるいは360のパルスを
出力するものが用いられる。一方、上記校正用のロータ
リーエンコーダ36としては、高精度のものが使用さ
れ、例えば、1回転当たり1万数千のパルスを出力する
ものが用いられる。なお、上記校正用のロータリーエン
コーダ36は、例えば、工場における出荷前のカラー画
像形成装置の調整時にのみ感光体ドラム10K、10
Y、10M、10Cの回転軸に取り付けられるものであ
り、工場から出荷される際には装置から取り外されるよ
うになっている。
10M、10Cの回転軸には、ロータリーエンコーダ3
5及び校正用のロータリーエンコーダ36が取り付けら
れており、これらのロータリーエンコーダ35及び校正
用のロータリーエンコーダ36は、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cの回転の角速度を検出する
ためのものである。また、上記ロータリーエンコーダ3
5及び校正用のロータリーエンコーダ36は、制御部4
0に接続されているとともに、この制御部40には、駆
動モーター30が接続されている。上記ロータリーエン
コーダ35としては、比較的低精度のものが使用され、
例えば、1回転当たり180あるいは360のパルスを
出力するものが用いられる。一方、上記校正用のロータ
リーエンコーダ36としては、高精度のものが使用さ
れ、例えば、1回転当たり1万数千のパルスを出力する
ものが用いられる。なお、上記校正用のロータリーエン
コーダ36は、例えば、工場における出荷前のカラー画
像形成装置の調整時にのみ感光体ドラム10K、10
Y、10M、10Cの回転軸に取り付けられるものであ
り、工場から出荷される際には装置から取り外されるよ
うになっている。
【0110】この実施例の駆動制御を行なう以前におい
て、上記感光体ドラムの回転駆動機構は、感光体ドラム
10K、10Y、10M、10Cを回転駆動する駆動モ
ーター30への指令周波数を一定にしたときでも、感光
体ドラム10K、10Y、10M、10Cの回転軸の偏
心や、駆動ギヤ31、32、33、34の噛み合わせ誤
差等によって、感光体ドラム10K、10Y、10M、
10Cの回転には、図4に示すように、感光体軸部での
回転角速度変動に伴う位置誤差(理想位置からの偏差を
表す)が現れる。
て、上記感光体ドラムの回転駆動機構は、感光体ドラム
10K、10Y、10M、10Cを回転駆動する駆動モ
ーター30への指令周波数を一定にしたときでも、感光
体ドラム10K、10Y、10M、10Cの回転軸の偏
心や、駆動ギヤ31、32、33、34の噛み合わせ誤
差等によって、感光体ドラム10K、10Y、10M、
10Cの回転には、図4に示すように、感光体軸部での
回転角速度変動に伴う位置誤差(理想位置からの偏差を
表す)が現れる。
【0111】このように、感光体ドラムの駆動制御を行
なう以前においては、周波数fi 、系の共振周波数fn
及び駆動ギヤに起因する高周波数の近傍などに、振幅レ
ベルの高いピークが現れ、これらの感光体ドラムの角速
度の回転変動によって、転写用紙10上に順次転写され
るカラー画像に色ずれや色むらが現れる。
なう以前においては、周波数fi 、系の共振周波数fn
及び駆動ギヤに起因する高周波数の近傍などに、振幅レ
ベルの高いピークが現れ、これらの感光体ドラムの角速
度の回転変動によって、転写用紙10上に順次転写され
るカラー画像に色ずれや色むらが現れる。
【0112】上記感光体ドラムの角速度の回転変動は、
感光体ドラムの1回転を1周期として発生する偏心成分
などの低周波の変動や、系の共振周波数fn に対応した
中間周波数の変動、あるいは駆動ギヤに起因する高周波
成分の変動などからなる。
感光体ドラムの1回転を1周期として発生する偏心成分
などの低周波の変動や、系の共振周波数fn に対応した
中間周波数の変動、あるいは駆動ギヤに起因する高周波
成分の変動などからなる。
【0113】ところで、この実施例では、前記実施例と
同様に、補正式5に基づいて、各感光体ドラム10K、
10Y、10M、10Cを回転駆動する駆動モーター3
0の回転状態が制御される。そのため、各感光体ドラム
10K、10Y、10M、10Cの回転変動を次のよう
に低減することが可能となる。従来、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cはフィードバック制御のみ
で速度を制御されていた。そのときの、速度変動を周波
数毎にグラフ化して図23に示す。これから低周波領域
に完全には消せない部分を持っていることがわかり、そ
のため良好な画質を得られなかった。また、図24は移
動平均フィルターを用いたフィードフォワード制御を追
加した結果を示すものである。この場合でも、低周波領
域ではかなりの効果があるが、高周波領域で、フィード
バック制御のみの時より、速度変動が大きくなってお
り、画質上別な悪化を招いている。これは前述した増幅
特性によるものであり、満足のいく画質改善方法とは言
い難い。
同様に、補正式5に基づいて、各感光体ドラム10K、
10Y、10M、10Cを回転駆動する駆動モーター3
0の回転状態が制御される。そのため、各感光体ドラム
10K、10Y、10M、10Cの回転変動を次のよう
に低減することが可能となる。従来、感光体ドラム10
K、10Y、10M、10Cはフィードバック制御のみ
で速度を制御されていた。そのときの、速度変動を周波
数毎にグラフ化して図23に示す。これから低周波領域
に完全には消せない部分を持っていることがわかり、そ
のため良好な画質を得られなかった。また、図24は移
動平均フィルターを用いたフィードフォワード制御を追
加した結果を示すものである。この場合でも、低周波領
域ではかなりの効果があるが、高周波領域で、フィード
バック制御のみの時より、速度変動が大きくなってお
り、画質上別な悪化を招いている。これは前述した増幅
特性によるものであり、満足のいく画質改善方法とは言
い難い。
【0114】次に、図25に本方式のフィルターを用い
た結果を示す。高周波、低周波領域共に、増幅されず、
減少している。これにより、ようやく、満足のいく画質
が得られることがわかる。
た結果を示す。高周波、低周波領域共に、増幅されず、
減少している。これにより、ようやく、満足のいく画質
が得られることがわかる。
【0115】その他の構成及び作用は前記実施例と同様
であるので、説明を省略する。
であるので、説明を省略する。
【0116】また、この実施例では、上記感光体ドラム
10K、10Y、10M、10Cの回転軸に、慣性体と
してのフライホイール35をそれぞれ取付けるように構
成されているので、ギアの歯などによる高い周波数成分
の変動が発生するのを防止することができ、画像に色む
ら等が発生するのを防止できる。
10K、10Y、10M、10Cの回転軸に、慣性体と
してのフライホイール35をそれぞれ取付けるように構
成されているので、ギアの歯などによる高い周波数成分
の変動が発生するのを防止することができ、画像に色む
ら等が発生するのを防止できる。
【0117】すなわち、これらの高周波成分の変動に対
しては、慣性体としてのフライホイール35を最適に選
ぶことにより抑えることができる。
しては、慣性体としてのフライホイール35を最適に選
ぶことにより抑えることができる。
【0118】そのフライホイール35の大きさ(慣性モ
ーメントJL )は、下記の範囲内である時に高周波成分
を小さくでき、かつ補正制御も効果的に働くことがわか
った。 JL ≦0.5Kg・cm・s2
ーメントJL )は、下記の範囲内である時に高周波成分
を小さくでき、かつ補正制御も効果的に働くことがわか
った。 JL ≦0.5Kg・cm・s2
【0119】実施例3〜6 図26乃至図29はこの発明の実施例3〜6をそれぞれ
示すものであり、前記実等に他の一の部分には同一の符
号を付して説明すると、図26に示す実施例では、感光
体ドラム70上に4色のトナー像を順次形成し、これら
のトナー像を転写ドラム71上に保持された転写用紙7
2に順次転写することによりカラー画像の記録を行なう
ように構成されている。そして、上記感光体ドラム70
及び転写ドラム71の少なくとも一方が、本発明に係る
回転体の駆動制御装置によって制御されるようになって
いる。
示すものであり、前記実等に他の一の部分には同一の符
号を付して説明すると、図26に示す実施例では、感光
体ドラム70上に4色のトナー像を順次形成し、これら
のトナー像を転写ドラム71上に保持された転写用紙7
2に順次転写することによりカラー画像の記録を行なう
ように構成されている。そして、上記感光体ドラム70
及び転写ドラム71の少なくとも一方が、本発明に係る
回転体の駆動制御装置によって制御されるようになって
いる。
【0120】また、図27に示す実施例では、ベルト状
感光体73上に4色のトナー像を順次重ね合わせた状態
で形成し、これらのトナー像を一括して転写用紙72上
に転写することによりカラー画像の記録を行なうように
構成されている。そして、上記ベルト状感光体73が本
発明に係る回転体の駆動制御装置によって制御するよう
になっている。
感光体73上に4色のトナー像を順次重ね合わせた状態
で形成し、これらのトナー像を一括して転写用紙72上
に転写することによりカラー画像の記録を行なうように
構成されている。そして、上記ベルト状感光体73が本
発明に係る回転体の駆動制御装置によって制御するよう
になっている。
【0121】さらに、図28に示す実施例では、ベルト
状感光体73上に4色のトナー像を順次重ね合わせた状
態で形成し、これらのトナー像を一括して中間転写ベル
ト74上に一旦転写して、この中間転写ベルト74から
転写用紙72上にトナー像を転写することによりカラー
画像の記録を行なうように構成されている。そして、上
記ベルト状感光体73及び中間転写ベルト74の少なく
とも一方が本発明に係る回転体の駆動制御装置によって
制御するようになっている。
状感光体73上に4色のトナー像を順次重ね合わせた状
態で形成し、これらのトナー像を一括して中間転写ベル
ト74上に一旦転写して、この中間転写ベルト74から
転写用紙72上にトナー像を転写することによりカラー
画像の記録を行なうように構成されている。そして、上
記ベルト状感光体73及び中間転写ベルト74の少なく
とも一方が本発明に係る回転体の駆動制御装置によって
制御するようになっている。
【0122】また、図29に示す実施例では、感光体ド
ラム70上に4色のトナー像を順次形成し、これらのト
ナー像を一旦中間転写ベルト74上に転写した後、この
中間転写ベルト74から転写用紙72上に一括して転写
することによりカラー画像の記録を行なうように構成さ
れている。そして、上記感光体ドラム70及び中間転写
ベルト74の少なくとも一方が、本発明に係る回転体の
駆動制御装置によって制御されるようになっている。
ラム70上に4色のトナー像を順次形成し、これらのト
ナー像を一旦中間転写ベルト74上に転写した後、この
中間転写ベルト74から転写用紙72上に一括して転写
することによりカラー画像の記録を行なうように構成さ
れている。そして、上記感光体ドラム70及び中間転写
ベルト74の少なくとも一方が、本発明に係る回転体の
駆動制御装置によって制御されるようになっている。
【0123】これらの実施例においても、他の構成は前
記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
【0124】また、今までの実施例で画像転写系、画像
形成系についての適応例を述べたが、画像読み取り装置
に用いても良好な画質を得ることが可能である。この場
合には、例えば、CCD等を搭載したスキャナーブを直
線状に操作駆動するための駆動プーリーが回転体に相当
する。
形成系についての適応例を述べたが、画像読み取り装置
に用いても良好な画質を得ることが可能である。この場
合には、例えば、CCD等を搭載したスキャナーブを直
線状に操作駆動するための駆動プーリーが回転体に相当
する。
【0125】
【発明の効果】以上説明した構成及び作用から明らかな
ように、この発明では、回転体の速度制御を高精度に行
なうようにした場合でも、回転体に発振が生じることが
ないのは勿論のこと、低廉なコストで高周波領域で生じ
る回転体の回転変動を効果的に低減することができ、濃
度ムラ等が発生することのない高画質の画像を得ること
が可能な画像機器において使用される回転体の駆動制御
装置を提供することができる。
ように、この発明では、回転体の速度制御を高精度に行
なうようにした場合でも、回転体に発振が生じることが
ないのは勿論のこと、低廉なコストで高周波領域で生じ
る回転体の回転変動を効果的に低減することができ、濃
度ムラ等が発生することのない高画質の画像を得ること
が可能な画像機器において使用される回転体の駆動制御
装置を提供することができる。
【図1】 図1はこの発明に係る回転体駆動制御装置の
一実施例を示す制御動作のダイアグラムである。
一実施例を示す制御動作のダイアグラムである。
【図2】 図2は制御手段で使用されるウインドー関数
を示す図表である。
を示す図表である。
【図3】 図3は制御手段で使用されるウインドー関数
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図4】 図4は制御手段で使用されるウインドー関数
のフィルター特性を示すグラフである。
のフィルター特性を示すグラフである。
【図5】 図5は制御手段で使用されるウインドー関数
を示す図表である。
を示す図表である。
【図6】 図6は制御手段で使用されるウインドー関数
のフィルター特性を示すグラフである。
のフィルター特性を示すグラフである。
【図7】 図7は三角窓ウインドー関数を使用する場合
の制御動作を示すダイアグラムである。
の制御動作を示すダイアグラムである。
【図8】 図8は制御手段で使用されるウインドー関数
のフィルター特性を示すグラフである。
のフィルター特性を示すグラフである。
【図9】 図9はこの発明に係る回転体駆動制御装置の
一実施例を適用したカラー画像形成装置を示す構成図で
ある。
一実施例を適用したカラー画像形成装置を示す構成図で
ある。
【図10】 図10は転写体搬送ベルトの駆動機構を示
す構成図である。
す構成図である。
【図11】 図11は制御部を示すブロック図である。
【図12】 図12はドライブロールの回転変動を示す
グラフである。
グラフである。
【図13】 図13はドライブロールの回転変動の周波
数成分を示すグラフである。
数成分を示すグラフである。
【図14】 図14(a)〜(e)は制御部の動作をそ
れぞれ示すタイミングチャートである。
れぞれ示すタイミングチャートである。
【図15】 図15はデータを示す図である。
【図16】 図16はデータを示す図である。
【図17】 図17はデータを示す図である。
【図18】 図18はドライブロールの回転変動を示す
グラフである。
グラフである。
【図19】 図19は従来例におけるドライブロールの
回転変動の周波数成分を示すグラフである。
回転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図20】 図20は従来例におけるドライブロールの
回転変動の周波数成分を示すグラフである。
回転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図21】 図21は本発明の一実施例におけるドライ
ブロールの回転変動の周波数成分を示すグラフである。
ブロールの回転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図22】 図22は感光体ドラムの駆動機構を示す構
成図である。
成図である。
【図23】 図23は従来例における感光体ドラムの回
転変動の周波数成分を示すグラフである。
転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図24】 図24は従来例における感光体ドラムの回
転変動の周波数成分を示すグラフである。
転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図25】 図25は本発明の一実施例における感光体
ドラムの回転変動の周波数成分を示すグラフである。
ドラムの回転変動の周波数成分を示すグラフである。
【図26】 図26はこの発明の実施例3に係る回転体
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
【図27】 図27はこの発明の実施例4に係る回転体
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
【図28】 図28はこの発明の実施例5に係る回転体
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
【図29】 図29はこの発明の実施例6に係る回転体
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
駆動制御装置を適用し得るカラー画像形成装置を示す構
成図である。
【図30】 図30は従来の移動平均法を示すダイアグ
ラムである。
ラムである。
【図31】 図31は制御手段で使用されるウインドー
関数のフィルター特性を示すグラフである。
関数のフィルター特性を示すグラフである。
20 転写体搬送ベルト、25 ドライブロール、30
駆動モーター、41CPU(制御手段)、43 RA
M(記憶手段)、50、51、53 回転速度情報デー
タ、52、54、57 加算手段、h 重み付け係数、
M 平均化するためのパラメータ。
駆動モーター、41CPU(制御手段)、43 RA
M(記憶手段)、50、51、53 回転速度情報デー
タ、52、54、57 加算手段、h 重み付け係数、
M 平均化するためのパラメータ。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像機器に使用される回転体の駆動を制
御するための回転体駆動制御装置において、前記回転体
の回転速度を検出する回転検出手段と、前記回転体を回
転駆動する駆動手段を一定の速度で駆動した際に、前記
回転検出手段によって検出された回転速度情報を所定の
分割区間毎に記憶する記憶手段と、画像機器の動作時
に、前記記憶手段に記憶された回転検出手段の回転速度
情報を分割区間に応じた重み付けをして平均化した回転
速度情報に基づいて前記回転体の駆動を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とする回転体駆動制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段が、複数段の加算手段を有
し、これらの加算手段によってそれぞれ所定個数の分割
区間における回転検出手段の回転速度情報を加算して、
これら複数段の加算手段の加算結果にそれぞれ異なる重
み付けをして平均化することにより、前記回転検出手段
の回転速度情報に対して分割区間に応じた重み付けをし
て平均化するすることを特徴とする請求項第1項記載の
回転体駆動制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095318A JPH07303385A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 回転体駆動制御装置 |
| US08/422,249 US5737216A (en) | 1994-05-09 | 1995-04-14 | Rotary body drive control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095318A JPH07303385A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 回転体駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07303385A true JPH07303385A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14134405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6095318A Pending JPH07303385A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 回転体駆動制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5737216A (ja) |
| JP (1) | JPH07303385A (ja) |
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| JP2005278278A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | モータ制御装置及び画像形成装置 |
| EP1602985A1 (en) * | 2004-06-01 | 2005-12-07 | Ricoh Co., Ltd. | Driving control of a belt apparatus in an image forming apparatus |
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| JP2008164940A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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| JP2019078984A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 回転体制御装置及び画像形成装置 |
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1994
- 1994-05-09 JP JP6095318A patent/JPH07303385A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-14 US US08/422,249 patent/US5737216A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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