JPH0730357B2 - アルミノ珪酸塩含有洗剤組成物 - Google Patents
アルミノ珪酸塩含有洗剤組成物Info
- Publication number
- JPH0730357B2 JPH0730357B2 JP12046086A JP12046086A JPH0730357B2 JP H0730357 B2 JPH0730357 B2 JP H0730357B2 JP 12046086 A JP12046086 A JP 12046086A JP 12046086 A JP12046086 A JP 12046086A JP H0730357 B2 JPH0730357 B2 JP H0730357B2
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- Japan
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- aluminosilicate
- absorbance
- refractive index
- detergent composition
- particle size
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、結晶性アルミノ珪酸塩を含有する洗剤組成物
に関する。
に関する。
従来技術 糊沼のような閉鎖水域の富栄養化問題の観点から、洗剤
中のリン分の低減化が図られており、硬水中のカルシウ
ムイオンを封鎖するために使用していたリン酸塩に代わ
る種々のビルダーが検討されてきた。
中のリン分の低減化が図られており、硬水中のカルシウ
ムイオンを封鎖するために使用していたリン酸塩に代わ
る種々のビルダーが検討されてきた。
この中でも、結晶性アルミノ珪酸塩(ゼオライト)が総
合的に優れており、アルミノ珪酸塩を配合した衣料用の
無リン粒状洗剤が市販されている。
合的に優れており、アルミノ珪酸塩を配合した衣料用の
無リン粒状洗剤が市販されている。
しかしながら、アルミノ珪酸塩は水不溶性であるため、
洗濯時において洗液や濯ぎ液が白濁するという問題があ
る。洗濯後に濯ぎを行った際、界面活性剤が濯ぎ落とさ
れて泡が消えた後も、アルミノ珪酸塩の分散微粒子によ
り濯ぎ液が白濁しており、濯ぎが不十分なように感じて
しまう。
洗濯時において洗液や濯ぎ液が白濁するという問題があ
る。洗濯後に濯ぎを行った際、界面活性剤が濯ぎ落とさ
れて泡が消えた後も、アルミノ珪酸塩の分散微粒子によ
り濯ぎ液が白濁しており、濯ぎが不十分なように感じて
しまう。
このような液濁りの問題を解決する方法としては、アル
ミノ珪酸塩を微小粒子化および粗粒子化することが考え
られる。しかし、アルミノ珪酸塩の微小粒子化には製造
プロセス的にも限界があり、工業的には問題があった。
ミノ珪酸塩を微小粒子化および粗粒子化することが考え
られる。しかし、アルミノ珪酸塩の微小粒子化には製造
プロセス的にも限界があり、工業的には問題があった。
発明の目的 本発明は、液濁りが改善されたアルミノ珪酸塩含有洗剤
組成物を提供するものである。
組成物を提供するものである。
発明の構成 本発明のアルミノ珪酸塩含有洗剤組成物は、2μm以上
の粒度部分が10重量%以下であり、屈折率が1.449〜1.4
61の範囲にある結晶性のアルミノ珪酸塩を3〜30重量%
含有することを特徴とする。
の粒度部分が10重量%以下であり、屈折率が1.449〜1.4
61の範囲にある結晶性のアルミノ珪酸塩を3〜30重量%
含有することを特徴とする。
以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、屈折率1.463の市販の洗剤ビルダー用アルミ
ノ珪酸塩(A型ゼオライト)について、この200mg/分
散液の吸光度(λ=530nm)を測定した結果である。平
均粒径が2μmを超えると、分散粒子数自体が減少する
ために吸光度は低下する。しかし、粒径が大きくなる
と、アルミノ珪酸塩のカルシウムイオン交換能(CE
C)、特に洗濯開始直後の交換速度が低下する。また、
被洗物にアルミノ珪酸塩粒子が付着残留し、粒径が大き
いために目に見えるという問題が生じてしまい、アルミ
ノ珪酸塩本来のビルダーとしての性能が低下してしま
う。
ノ珪酸塩(A型ゼオライト)について、この200mg/分
散液の吸光度(λ=530nm)を測定した結果である。平
均粒径が2μmを超えると、分散粒子数自体が減少する
ために吸光度は低下する。しかし、粒径が大きくなる
と、アルミノ珪酸塩のカルシウムイオン交換能(CE
C)、特に洗濯開始直後の交換速度が低下する。また、
被洗物にアルミノ珪酸塩粒子が付着残留し、粒径が大き
いために目に見えるという問題が生じてしまい、アルミ
ノ珪酸塩本来のビルダーとしての性能が低下してしま
う。
アルミノ珪酸塩の粒子径が小さくなると吸光度は低下す
るが、既に説明したように、微小粒子化には実際上限界
がある。なお、吸光度が0.35以下になると、市販洗剤と
明確な差が認められる。吸光度と濁度とは比例し、吸光
度が高くなば、濁度も大きくなる。
るが、既に説明したように、微小粒子化には実際上限界
がある。なお、吸光度が0.35以下になると、市販洗剤と
明確な差が認められる。吸光度と濁度とは比例し、吸光
度が高くなば、濁度も大きくなる。
本発明では、屈折率が1.449〜1.461、好ましくは1.455
〜1.458の結晶性アルミノ珪酸塩が用いられる。屈折率
を1.461以下にすることにより、アルミノ珪酸塩分散液
の吸光度を低下させることができる。1.449を超えて屈
折率を低くすれば、より吸光度が低下することになる
が、アルミノ珪酸塩の性質が変化してしまい、洗剤ビル
ダーとしては好ましくないものである。粒径が2μm以
下のアルミノ珪酸塩では、屈折率を1.449〜1.461とする
ことにより、液濁りを改善するに十分な吸光度の低下を
実現することができる。なお、粒径が2μmを超えると
吸光度の低下効果が小さくなり、屈折率をより大きく低
下させないと十分に吸光度が低下しない。また、粒径が
2μmを超えて大きくなるにつれて吸光度も低下するた
め、あえて屈折率を低下させる必要はない。本発明のア
ルミノ珪酸塩は、2μm以上の粒度部分が10重量%以
下、好ましくは5重量%以下である。
〜1.458の結晶性アルミノ珪酸塩が用いられる。屈折率
を1.461以下にすることにより、アルミノ珪酸塩分散液
の吸光度を低下させることができる。1.449を超えて屈
折率を低くすれば、より吸光度が低下することになる
が、アルミノ珪酸塩の性質が変化してしまい、洗剤ビル
ダーとしては好ましくないものである。粒径が2μm以
下のアルミノ珪酸塩では、屈折率を1.449〜1.461とする
ことにより、液濁りを改善するに十分な吸光度の低下を
実現することができる。なお、粒径が2μmを超えると
吸光度の低下効果が小さくなり、屈折率をより大きく低
下させないと十分に吸光度が低下しない。また、粒径が
2μmを超えて大きくなるにつれて吸光度も低下するた
め、あえて屈折率を低下させる必要はない。本発明のア
ルミノ珪酸塩は、2μm以上の粒度部分が10重量%以
下、好ましくは5重量%以下である。
屈折率が1.449〜1.461の範囲にあるアルミノ珪酸塩は、
たとえば、常法よりアルミン酸ナトリウムと珪酸ナトリ
ウムとの水熱熱反応によりアルミノ珪酸塩を合成するに
際して、原料であるアルミン酸ナトリウムおよび/また
は珪酸ナトリウム中に不純物として含まれる鉄分を高度
に精製除去することにより得ることができる。また、得
られるアルミノ珪酸塩のSiO2/Al2O3比を大きくすること
によっても得ることができる。さらに、水熱反応時にホ
ウ酸ナトリウムを添加することによっても製造すること
ができる。
たとえば、常法よりアルミン酸ナトリウムと珪酸ナトリ
ウムとの水熱熱反応によりアルミノ珪酸塩を合成するに
際して、原料であるアルミン酸ナトリウムおよび/また
は珪酸ナトリウム中に不純物として含まれる鉄分を高度
に精製除去することにより得ることができる。また、得
られるアルミノ珪酸塩のSiO2/Al2O3比を大きくすること
によっても得ることができる。さらに、水熱反応時にホ
ウ酸ナトリウムを添加することによっても製造すること
ができる。
アルミノ珪酸塩は、洗剤組成物中に3〜30重量%、好ま
しくは5〜15重量%配合される。アルミノ珪酸塩の配合
量が30重量%を超えると、液濁りが大きくなり効果が発
揮しにくくなる。一方、3重量%未満では、液濁りが少
なく効果が発揮できない。
しくは5〜15重量%配合される。アルミノ珪酸塩の配合
量が30重量%を超えると、液濁りが大きくなり効果が発
揮しにくくなる。一方、3重量%未満では、液濁りが少
なく効果が発揮できない。
本発明は、洗剤組成物中に特定のアルミノ珪酸塩を含有
せしめることを骨子とするものであり、他の洗剤成分や
その製造方法は特に限定されない。たとえば、直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩、α‐オレフィンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩等のアニオン界面活性剤、ノニオン
界面活性剤などの界面活性剤;炭酸塩、珪酸塩、硫酸塩
等のビルダー;ポリエチレングリコール、増白剤等の他
の洗剤用添加剤とともに本発明のアルミノ珪酸塩を混合
して洗剤クラッチャーを調製し、これを噴霧乾燥するこ
とにより粒状洗剤とすることができる。
せしめることを骨子とするものであり、他の洗剤成分や
その製造方法は特に限定されない。たとえば、直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩、α‐オレフィンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩等のアニオン界面活性剤、ノニオン
界面活性剤などの界面活性剤;炭酸塩、珪酸塩、硫酸塩
等のビルダー;ポリエチレングリコール、増白剤等の他
の洗剤用添加剤とともに本発明のアルミノ珪酸塩を混合
して洗剤クラッチャーを調製し、これを噴霧乾燥するこ
とにより粒状洗剤とすることができる。
発明の効果 本発明の洗剤組成物によれば、2μm以上の粒度部分が
10重量%以下で、かつ、屈折率が1.449〜1.461の範囲に
ある結晶性アルミノ珪酸塩を特定量で配合することによ
り、洗濯時の液濁りを低く抑えることができ、特に濯ぎ
時において速やかに液の濁りを解消することができる。
10重量%以下で、かつ、屈折率が1.449〜1.461の範囲に
ある結晶性アルミノ珪酸塩を特定量で配合することによ
り、洗濯時の液濁りを低く抑えることができ、特に濯ぎ
時において速やかに液の濁りを解消することができる。
実施例1 ゼオライトを含まない表−1記載の洗剤水溶液に、表−
2記載のアルミノ珪酸塩(A型ゼオライト)を、その分
散濃度が200mg/(無水物換算)となるように加えて吸
光度を測定した。
2記載のアルミノ珪酸塩(A型ゼオライト)を、その分
散濃度が200mg/(無水物換算)となるように加えて吸
光度を測定した。
表−1 C14〜18α‐オレフィンスルホン酸ナトリウム 135ppm C11〜13直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウム 135ppm 珪酸ナトリウム 160ppm 炭酸ナトリウム 110ppm硫酸ナトリウム 460ppm 実施例1および2では、吸光度が十分に小さく、液の濁
りは少ない。これに対して比較例では屈折率が本発明の
範囲内であっても、2.0μmの粒度部分が15wt%と多く
なると吸光度の低下度合が小さく、透明度増加効果は小
さい。また、比較例2では屈折率が1.4630と大きいため
吸光度が大きい。
りは少ない。これに対して比較例では屈折率が本発明の
範囲内であっても、2.0μmの粒度部分が15wt%と多く
なると吸光度の低下度合が小さく、透明度増加効果は小
さい。また、比較例2では屈折率が1.4630と大きいため
吸光度が大きい。
実施例3 表−4に示した性状のアルミノ珪酸塩をそれぞれ用い
て、表−3に示した組成の粒状洗剤組成物を噴霧乾燥法
により調製して吸光度を測定し、その結果を表−4に示
した。
て、表−3に示した組成の粒状洗剤組成物を噴霧乾燥法
により調製して吸光度を測定し、その結果を表−4に示
した。
本発明のアルミノ珪酸塩を使用した粒状洗剤(実施例
3)では白濁が認められなかったのに対し、従来のA型
ゼオライトを使用した洗剤(比較例3)の場合は著しく
白濁した。
3)では白濁が認められなかったのに対し、従来のA型
ゼオライトを使用した洗剤(比較例3)の場合は著しく
白濁した。
実施例4,5 表−5に示した性状のアルミノ珪酸塩を、同表に示した
量で表−3の粒状洗剤組成物に配合した。この洗剤の30
gを40の水に添加して吸光度を測定し、その結果を表
−5に示した。
量で表−3の粒状洗剤組成物に配合した。この洗剤の30
gを40の水に添加して吸光度を測定し、その結果を表
−5に示した。
本発明に規定するアルミノ珪酸塩を用いても、アルミノ
軽酸塩の配合量が多くなると吸光度が高くなってしまう
(比較例5)。
軽酸塩の配合量が多くなると吸光度が高くなってしまう
(比較例5)。
また、表−5の結果をアルミノ珪酸塩の液濃度に換算し
て、吸光度との関係として示したのが第2図である。屈
折率1.4550のアルミノ珪酸塩を用いた場合は、400mg/
の液濃度で吸光度が0.35まで低下するのに対し、屈折率
1.4650の場合は、液濃度が100mg/となっても吸光度は
0.35まで低下しない。
て、吸光度との関係として示したのが第2図である。屈
折率1.4550のアルミノ珪酸塩を用いた場合は、400mg/
の液濃度で吸光度が0.35まで低下するのに対し、屈折率
1.4650の場合は、液濃度が100mg/となっても吸光度は
0.35まで低下しない。
製造例(低屈折率のアルミノ珪酸塩) 鉄分が高度に精製除去されたアルミン酸ナトリウム水溶
液および珪酸ナトリウム水溶液を原料として用いて合成
するばあいについての一例を、参考のために以下に示
す。
液および珪酸ナトリウム水溶液を原料として用いて合成
するばあいについての一例を、参考のために以下に示
す。
AEROSIL JAPAN(株)製の「AEROSIL 200」を水酸化ナ
トリウム水溶液に溶解して珪酸ナトリウム水溶液を調製
した。一方、住友アルミニウム精練(株)製の「A−HP
T」を水酸化ナトリウムの水溶液に溶解してアルミン酸
ナトリウム水溶液を調製した。このアルミン酸ナトリウ
ム水溶液のFe2O3/Al2O3は0.004%であった。また、珪酸
ナトリウム水溶液のFe2O3/SiO2は0.003%であった。
トリウム水溶液に溶解して珪酸ナトリウム水溶液を調製
した。一方、住友アルミニウム精練(株)製の「A−HP
T」を水酸化ナトリウムの水溶液に溶解してアルミン酸
ナトリウム水溶液を調製した。このアルミン酸ナトリウ
ム水溶液のFe2O3/Al2O3は0.004%であった。また、珪酸
ナトリウム水溶液のFe2O3/SiO2は0.003%であった。
この珪酸ナトリウム水溶液を60℃に加熱し、あらかじめ
同温度に加熱したアルミン酸ナトリウム水溶液を加え
て、同温度で2.5時間撹拌して結晶性アルミノ珪酸塩ス
ラリーを得た。このときの、反応混合液の組成は、モル
比で次の通りであった。
同温度に加熱したアルミン酸ナトリウム水溶液を加え
て、同温度で2.5時間撹拌して結晶性アルミノ珪酸塩ス
ラリーを得た。このときの、反応混合液の組成は、モル
比で次の通りであった。
2.51Na2O・Al2O3・2.08SiO2・55.7H2O このスラリーを濾過、水洗して、結晶性アルミノ珪酸塩
を回収して屈折率を測定したところ、1.4560であった。
を回収して屈折率を測定したところ、1.4560であった。
第1図は、平均粒度と吸光度との関係を示すグラフであ
る 第2図は、アルミノ珪酸塩濃度と吸光度との関係を示す
グラフである。
る 第2図は、アルミノ珪酸塩濃度と吸光度との関係を示す
グラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】2μm以上の粒度部分が10重量%以下であ
り、屈折率が1.449〜1.461の範囲にある結晶性アルミノ
珪酸塩を3〜30重量%含有することを特徴とするアルミ
ノ珪酸塩含有洗剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12046086A JPH0730357B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | アルミノ珪酸塩含有洗剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12046086A JPH0730357B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | アルミノ珪酸塩含有洗剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62277497A JPS62277497A (ja) | 1987-12-02 |
| JPH0730357B2 true JPH0730357B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=14786719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12046086A Expired - Fee Related JPH0730357B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | アルミノ珪酸塩含有洗剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730357B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP12046086A patent/JPH0730357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62277497A (ja) | 1987-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |