JPH0730373A - デジタルフィルタ - Google Patents
デジタルフィルタInfo
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- JPH0730373A JPH0730373A JP5193113A JP19311393A JPH0730373A JP H0730373 A JPH0730373 A JP H0730373A JP 5193113 A JP5193113 A JP 5193113A JP 19311393 A JP19311393 A JP 19311393A JP H0730373 A JPH0730373 A JP H0730373A
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- Japan
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- digital filter
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- filter
- multiplication
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】デジタルフィルタの桁落ちを補償し、正確な制
御追従を実現する。 【構成】図1は一次遅れデジタルフィルタの場合のブロ
ック図で、ローパスフィルタ(LPF) である。一次遅れ
は、前回の出力値と今回の入力値との差を適切に定数倍
した量に、今回の入力値を加えて、今回の出力とする。
ここで、定数倍する所で桁落ちが発生するので、乗算手
段2で演算されるごとに生じる小数部分を積分手段3で
積算累積し、その積算結果が±1以上なら、オーバーフ
ロー検出手段4で±1の出力信号を加算手段5に送る。
加算手段5では、通常のデジタイズされた整数部の演算
に加えて、この±1の出力補正を加算することで、デジ
タイズによる桁落ちを補償する。この補正は偏差が1を
越えるごとに発生し、そのたびごとに補正されていくの
で制御が常に目標値に達することが可能である。
御追従を実現する。 【構成】図1は一次遅れデジタルフィルタの場合のブロ
ック図で、ローパスフィルタ(LPF) である。一次遅れ
は、前回の出力値と今回の入力値との差を適切に定数倍
した量に、今回の入力値を加えて、今回の出力とする。
ここで、定数倍する所で桁落ちが発生するので、乗算手
段2で演算されるごとに生じる小数部分を積分手段3で
積算累積し、その積算結果が±1以上なら、オーバーフ
ロー検出手段4で±1の出力信号を加算手段5に送る。
加算手段5では、通常のデジタイズされた整数部の演算
に加えて、この±1の出力補正を加算することで、デジ
タイズによる桁落ちを補償する。この補正は偏差が1を
越えるごとに発生し、そのたびごとに補正されていくの
で制御が常に目標値に達することが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ自動制御
等に用いられるデジタルフィルタに関し、また特に、一
次以上の遅れ特性を有するデジタル式n次フィルタに関
する。
等に用いられるデジタルフィルタに関し、また特に、一
次以上の遅れ特性を有するデジタル式n次フィルタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルフィルタとして、図
7(a) に示すブロック図のものが提供されている。これ
は例えば数1式で示されるような差分関係を有する。
7(a) に示すブロック図のものが提供されている。これ
は例えば数1式で示されるような差分関係を有する。
【数1】yn = yn-1 + K・xn 即ち、このフィルタでは、小数部がK・xn の項でデジ
タイズによって桁落ちし、この結果がyn-1 に残って、
次の演算に影響する。つまり過去の桁落ちの影響を受
け、誤差が積算されていく問題がある。
タイズによって桁落ちし、この結果がyn-1 に残って、
次の演算に影響する。つまり過去の桁落ちの影響を受
け、誤差が積算されていく問題がある。
【0003】また、図7(b) のような構成では(特開平
2-166913号公報)、これは低域補償用(ハイパス)フィ
ルタ用の桁落ち防止手段であり、
2-166913号公報)、これは低域補償用(ハイパス)フィ
ルタ用の桁落ち防止手段であり、
【数2】an = an-1 + xn
【数3】yn = K・an の数2式、数3式のように示されるが、この場合でも数
3式の項でデジタル化の桁落ちが生じてしまう。ただこ
の場合では過去の影響を受けないという利点はある。
3式の項でデジタル化の桁落ちが生じてしまう。ただこ
の場合では過去の影響を受けないという利点はある。
【0004】しかし、上記の場合に一次遅れのローパス
フィルタを当てはめてみる。まず一次遅れのローパスフ
ィルタを式で表すと、数4式で示される。
フィルタを当てはめてみる。まず一次遅れのローパスフ
ィルタを式で表すと、数4式で示される。
【数4】Y(s) = 1/(1+TS)・X(S) これをZ変換して、
【数5】y = (1−K)/(1−KZ-1)・x が得られる。ここで、Kは、
【数6】K = exp(−Δt/T) (但しΔtはサンプリング周期)である。従って、図7
(c) のようなブロック図となる。この数5式は、
(c) のようなブロック図となる。この数5式は、
【数7】 yn = K・yn-1 + (1─K)・xn = xn + K(yn-1 −xn ) のような形になって、等価変換しても図7(b) の形にな
らないので、ローパスフィルタには適用できないことが
わかる。つまり、この提案は一次遅れフィルタ処理には
用いることができない。
らないので、ローパスフィルタには適用できないことが
わかる。つまり、この提案は一次遅れフィルタ処理には
用いることができない。
【0005】また、特開平4-316208号公報の提案では、
デジタル一次遅れフィルタの桁落ち誤差を補償する提案
であるが、フィルタ定数が小さい値、例えば0.1であ
ると、制御は細かい変化に対応できるが、出力誤差の単
位1が強制的に切り替わるため制御対象が最大10デジ
ット分の変化でステップ状の変化を受けることになり
(図8のhに模式図として示す)、大きな変動を制御対
象に与えてしまい、図8のiに示すような変動を制御対
象に与えてしまうという問題がある。
デジタル一次遅れフィルタの桁落ち誤差を補償する提案
であるが、フィルタ定数が小さい値、例えば0.1であ
ると、制御は細かい変化に対応できるが、出力誤差の単
位1が強制的に切り替わるため制御対象が最大10デジ
ット分の変化でステップ状の変化を受けることになり
(図8のhに模式図として示す)、大きな変動を制御対
象に与えてしまい、図8のiに示すような変動を制御対
象に与えてしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、提案さ
れている方法では、一般的なフィルタに応用することは
完全とは言えず、特に一次遅れデジタルフィルタにおい
ては制御性を保ちつつ、誤差を解消するという手段が見
込めなかったことが課題である。従って本発明の目的
は、桁落ちを生じる一般的なデジタルフィルタにおい
て、演算負荷とメモリ効率を悪化させずに、また制御性
を悪化させることなく、桁落ちによる誤差をなくす補正
を与えることにある。
れている方法では、一般的なフィルタに応用することは
完全とは言えず、特に一次遅れデジタルフィルタにおい
ては制御性を保ちつつ、誤差を解消するという手段が見
込めなかったことが課題である。従って本発明の目的
は、桁落ちを生じる一般的なデジタルフィルタにおい
て、演算負荷とメモリ効率を悪化させずに、また制御性
を悪化させることなく、桁落ちによる誤差をなくす補正
を与えることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の構成は、乗算要素を有するデジタルフィル
タにおいて、前記乗算要素のフィルタ定数を乗じる乗算
手段と、前記乗算手段の乗算結果のうち、小数部に相当
する下位バイトの値を、一回の乗算毎に積分する積分手
段と、前記積分手段の演算結果で、±1以上に値がオー
バーフローしたことを検出し、オーバーフローが発生し
た時のみ±1を出力し、それ以外の時には0を出力する
オーバーフロー検出手段と、前記乗算結果のうち、整数
部に相当する上位バイトの値に、前記オーバーフロー検
出手段の出力を加算する加算手段を有することである。
めの本発明の構成は、乗算要素を有するデジタルフィル
タにおいて、前記乗算要素のフィルタ定数を乗じる乗算
手段と、前記乗算手段の乗算結果のうち、小数部に相当
する下位バイトの値を、一回の乗算毎に積分する積分手
段と、前記積分手段の演算結果で、±1以上に値がオー
バーフローしたことを検出し、オーバーフローが発生し
た時のみ±1を出力し、それ以外の時には0を出力する
オーバーフロー検出手段と、前記乗算結果のうち、整数
部に相当する上位バイトの値に、前記オーバーフロー検
出手段の出力を加算する加算手段を有することである。
【0008】
【作用】桁落ちして、従来無視していた小数点以下の量
をサンプルごとに積算して、その量が±1を越える場合
は、累積誤差が制御最小単位量を越えることになるの
で、制御量に±1の補正をする。即ち乗算要素でデジタ
イズによる小数点以下の数値が切捨てられるので、その
演算を無視しないで保存、積算し、その誤差累積が1を
越えない様に補正する。
をサンプルごとに積算して、その量が±1を越える場合
は、累積誤差が制御最小単位量を越えることになるの
で、制御量に±1の補正をする。即ち乗算要素でデジタ
イズによる小数点以下の数値が切捨てられるので、その
演算を無視しないで保存、積算し、その誤差累積が1を
越えない様に補正する。
【0009】
【発明の効果】本発明は、乗算要素を含んで桁落ちを生
じる、どのデジタルフィルタにも応用できる補正であ
り、とりわけ定常的な制御指示値に対して必ず追従した
値をとることができ、デジタイズ誤差を残さない。この
演算のために複雑な変更、メモリ等を必要とせず簡単に
実現できる。また、補正によって制御異常を生じない。
じる、どのデジタルフィルタにも応用できる補正であ
り、とりわけ定常的な制御指示値に対して必ず追従した
値をとることができ、デジタイズ誤差を残さない。この
演算のために複雑な変更、メモリ等を必要とせず簡単に
実現できる。また、補正によって制御異常を生じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明を一次遅れデジタルフィルタに応
用した場合のブロック図を示している。このフィルタは
ローパスフィルタで、例えば図3に示すような自動車の
スロットルの自動制御に用いられたりする。このローパ
スフィルタのフローチャートの一例を図4に示す(後
述)。一次遅れは図7(c) に示すようなブロック図で示
され、数7式のような漸化式で表示される。この式の意
味は、前回の出力値と今回の入力値との差を適切に定数
倍した量に、今回の入力値を加えて、今回の出力とする
ことである。
明する。図1は本発明を一次遅れデジタルフィルタに応
用した場合のブロック図を示している。このフィルタは
ローパスフィルタで、例えば図3に示すような自動車の
スロットルの自動制御に用いられたりする。このローパ
スフィルタのフローチャートの一例を図4に示す(後
述)。一次遅れは図7(c) に示すようなブロック図で示
され、数7式のような漸化式で表示される。この式の意
味は、前回の出力値と今回の入力値との差を適切に定数
倍した量に、今回の入力値を加えて、今回の出力とする
ことである。
【0011】ここで、デジタルフィルタの特性として定
数倍するところで桁落ちが発生してしまう。これは、マ
イクロコンピュータで乗算の演算した結果において、整
数部分と小数部分とが得られるが、通常、小数部を無視
することから生じる。そこで本発明では、図1に示すよ
うに、乗算手段2で演算されるごとに生じる小数部分を
積分手段3で積算、累積し、その積算結果の絶対値が1
を越えたら、オーバーフロー検出手段4で±1の出力信
号を加算手段5に送る。加算手段5では、通常のデジタ
イズされた整数部の演算に加えて、この±1の出力補正
を加算することで、デジタイズによる桁落ちを補償す
る。この補正は偏差が1を越えるごとに発生し、そのた
びごとに補正されていくので制御が常に目標値に達する
ことが可能である。
数倍するところで桁落ちが発生してしまう。これは、マ
イクロコンピュータで乗算の演算した結果において、整
数部分と小数部分とが得られるが、通常、小数部を無視
することから生じる。そこで本発明では、図1に示すよ
うに、乗算手段2で演算されるごとに生じる小数部分を
積分手段3で積算、累積し、その積算結果の絶対値が1
を越えたら、オーバーフロー検出手段4で±1の出力信
号を加算手段5に送る。加算手段5では、通常のデジタ
イズされた整数部の演算に加えて、この±1の出力補正
を加算することで、デジタイズによる桁落ちを補償す
る。この補正は偏差が1を越えるごとに発生し、そのた
びごとに補正されていくので制御が常に目標値に達する
ことが可能である。
【0012】このオーバーフローの発生は、ゲインの値
設定によって、つまりシステムによって異なる。これ
は、以下のように説明される。即ち、+1デジットが1
の制御量の変化に対してフィルタ定数(ゲイン)が0.
1であれば、0.1×1=0.1が積分されていくの
で、10回のサンプリングの後にオーバーフローするこ
とになる。フィルタ定数が0.25であれば+1デジッ
トに対する4回のサンプリングでオーバーフローとな
る。このようにゲインが細かい程サンプリングの回数も
増え、ちょうど、漸近線の如くに制御目標に追従してい
く。
設定によって、つまりシステムによって異なる。これ
は、以下のように説明される。即ち、+1デジットが1
の制御量の変化に対してフィルタ定数(ゲイン)が0.
1であれば、0.1×1=0.1が積分されていくの
で、10回のサンプリングの後にオーバーフローするこ
とになる。フィルタ定数が0.25であれば+1デジッ
トに対する4回のサンプリングでオーバーフローとな
る。このようにゲインが細かい程サンプリングの回数も
増え、ちょうど、漸近線の如くに制御目標に追従してい
く。
【0013】この一次遅れデジタルフィルタを図3に示
す車両のスロットルにおいてISC(アイドルスピード
コントロール)に適用する場合について説明する。図3
で、車両21のエンジン22にあるスロットル23にス
ロットルアクチュエータ24が設けられ、ECU(電子
制御回路)26からの信号でスロットルバルブ23を制
御してエンジン回転を所定の値に保つ。エンジン回転を
指示するアクセルにはアクセルポジションセンサー25
が設けられ、操作者のアクセルの位置に応じた信号がE
CU26の入力I/F28に接続されて、エンジン回転
数が電気信号として入力される。ECU26ではROM
29に記憶されたプログラムに従って、CPU30が、
図示しないスロットルセンサー等からの信号を基に、制
御すべきスロットルバルブの開度を演算し、駆動回路2
7から駆動信号をアクチュエータ24に送って制御す
る。
す車両のスロットルにおいてISC(アイドルスピード
コントロール)に適用する場合について説明する。図3
で、車両21のエンジン22にあるスロットル23にス
ロットルアクチュエータ24が設けられ、ECU(電子
制御回路)26からの信号でスロットルバルブ23を制
御してエンジン回転を所定の値に保つ。エンジン回転を
指示するアクセルにはアクセルポジションセンサー25
が設けられ、操作者のアクセルの位置に応じた信号がE
CU26の入力I/F28に接続されて、エンジン回転
数が電気信号として入力される。ECU26ではROM
29に記憶されたプログラムに従って、CPU30が、
図示しないスロットルセンサー等からの信号を基に、制
御すべきスロットルバルブの開度を演算し、駆動回路2
7から駆動信号をアクチュエータ24に送って制御す
る。
【0014】この演算の際に、出力がスロットルバルブ
の角度というアナログ値であるのに対して、演算はマイ
クロコンピュータでデジタルで行うため、どうしてもデ
ジタイズの桁落ちは避けられない。また、スロットル制
御の特性として、わずかな制御量に対して比較的大きな
エンジン回転変化となるため、指示量に対してオーバー
シュートするような制御ではエンジン回転が不安定にな
る。そのため、より正確な制御性を求めると共に、ここ
で一次遅れフィルタを用い、急激な変化に対してある程
度ゆるやかな追従をさせ、車両の滑らかな発進、加速を
実現させる。その際、この一次遅れデジタルフィルタに
おいて桁落ちが累積すると正確な制御が望めないことに
なるので、本発明が適用される。
の角度というアナログ値であるのに対して、演算はマイ
クロコンピュータでデジタルで行うため、どうしてもデ
ジタイズの桁落ちは避けられない。また、スロットル制
御の特性として、わずかな制御量に対して比較的大きな
エンジン回転変化となるため、指示量に対してオーバー
シュートするような制御ではエンジン回転が不安定にな
る。そのため、より正確な制御性を求めると共に、ここ
で一次遅れフィルタを用い、急激な変化に対してある程
度ゆるやかな追従をさせ、車両の滑らかな発進、加速を
実現させる。その際、この一次遅れデジタルフィルタに
おいて桁落ちが累積すると正確な制御が望めないことに
なるので、本発明が適用される。
【0015】このISCの基本的な動作をフローチャー
トにしたものが図5に示してある。ステップ202で、
まずアクセルの位置を検出し、操作者によって決められ
るエンジン回転指示を電気信号の形Ap で取り込む。ス
テップ204で目標のスロットル開度TTAをECU内の
ROMのマップもしくは数式によって求め、ステップ2
06で目標制御量Xを設置する。そしてステップ208
で適切なフィルタ定数を設定し、ステップ210のLP
F(ローパスフィルタ)ルーチンで演算し、ステップ2
12で実際の制御量を出力する。
トにしたものが図5に示してある。ステップ202で、
まずアクセルの位置を検出し、操作者によって決められ
るエンジン回転指示を電気信号の形Ap で取り込む。ス
テップ204で目標のスロットル開度TTAをECU内の
ROMのマップもしくは数式によって求め、ステップ2
06で目標制御量Xを設置する。そしてステップ208
で適切なフィルタ定数を設定し、ステップ210のLP
F(ローパスフィルタ)ルーチンで演算し、ステップ2
12で実際の制御量を出力する。
【0016】LPFルーチンは一例として図4のフロー
チャートで示される。まずステップ102で、入力値X
(図3の適用例の場合は目標のスロットル開度TTA、図
1のブロック図ではun )を基にdXを計算し、つまり
数7式の後半の(yn-1 −xn )を求める。そしてステ
ップ104でフィルタ定数KLPF を乗じ、ステップ10
6でその整数部上位2バイトと小数部下位2バイトを別
々に扱い、ステップ108で小数部の積算を計算し、こ
の値IdYがオーバーフローしたかどうかをステップ1
10で判定する。オーバーフロー、即ち誤差が制御量1
単位を越えたときは、ステップ114で制御量に1を加
算補正する(−1であれば、−1を加算、即ち1を減
算)。なお、このフローチャートの例では、IdYのレ
ジスタが1を越えると、越えた値から1を引いた値が自
動的に残るレジスタとしているので、IdYのレジスタ
をリセットするステップは表示していない。そして、出
力値をバッファにセットして前回値として記憶し、LP
Fの演算が終了する。この図3の応用例では、LPF出
力のゲイン補正KG を乗ずるステップ120を設けてい
る。
チャートで示される。まずステップ102で、入力値X
(図3の適用例の場合は目標のスロットル開度TTA、図
1のブロック図ではun )を基にdXを計算し、つまり
数7式の後半の(yn-1 −xn )を求める。そしてステ
ップ104でフィルタ定数KLPF を乗じ、ステップ10
6でその整数部上位2バイトと小数部下位2バイトを別
々に扱い、ステップ108で小数部の積算を計算し、こ
の値IdYがオーバーフローしたかどうかをステップ1
10で判定する。オーバーフロー、即ち誤差が制御量1
単位を越えたときは、ステップ114で制御量に1を加
算補正する(−1であれば、−1を加算、即ち1を減
算)。なお、このフローチャートの例では、IdYのレ
ジスタが1を越えると、越えた値から1を引いた値が自
動的に残るレジスタとしているので、IdYのレジスタ
をリセットするステップは表示していない。そして、出
力値をバッファにセットして前回値として記憶し、LP
Fの演算が終了する。この図3の応用例では、LPF出
力のゲイン補正KG を乗ずるステップ120を設けてい
る。
【0017】本実施例は、一次遅れのデジタルフィルタ
に適用したが、一般的なデジタルフィルタの桁落ちを生
じる部分に応用することができる。また図2に示すよう
に一次遅れLPFをn個連ねて、n次フィルタとして
も、それぞれの桁落ちが補償されているので、全体とし
ても桁落ち誤差は累積しない。この場合、図4のフロー
チャートではステップ102からステップ116までが
一段のLPFになり、118の流れまでがn回繰り返さ
れることでn次フィルタとなる。これにさらに図4のス
テップ120のようにゲイン補正をかける場合は、図6
のようにn次フィルタの最後に行うことで最終の桁落ち
のみ考慮すればよい。このゲイン補正が初段もしくは中
段に含まれると、そのゲイン補正部で生じた桁落ちが後
段に入り込むため、望ましくない。
に適用したが、一般的なデジタルフィルタの桁落ちを生
じる部分に応用することができる。また図2に示すよう
に一次遅れLPFをn個連ねて、n次フィルタとして
も、それぞれの桁落ちが補償されているので、全体とし
ても桁落ち誤差は累積しない。この場合、図4のフロー
チャートではステップ102からステップ116までが
一段のLPFになり、118の流れまでがn回繰り返さ
れることでn次フィルタとなる。これにさらに図4のス
テップ120のようにゲイン補正をかける場合は、図6
のようにn次フィルタの最後に行うことで最終の桁落ち
のみ考慮すればよい。このゲイン補正が初段もしくは中
段に含まれると、そのゲイン補正部で生じた桁落ちが後
段に入り込むため、望ましくない。
【0018】以上のように、本発明はデジタルフィルタ
の桁落ちを補償し、正確な制御追従を実現させる。この
演算のために必要となるのは定数を乗じた際の小数部を
積算するメモリのみで、プログラムのステップもわずか
に追加されるのみであり、負担がかからない大きな利点
がある。従って定数を適切に設定して追従性の優れた制
御を実現できる。
の桁落ちを補償し、正確な制御追従を実現させる。この
演算のために必要となるのは定数を乗じた際の小数部を
積算するメモリのみで、プログラムのステップもわずか
に追加されるのみであり、負担がかからない大きな利点
がある。従って定数を適切に設定して追従性の優れた制
御を実現できる。
【図1】本発明のデジタルフィルタのブロック図。
【図2】n次デジタルフィルタの一例のブロック図。
【図3】車両のアイドルスロットル制御(ISC)のブ
ロック図
ロック図
【図4】デジタル・ローパスフィルタ・ルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図5】図3のISCのフローチャート図。
【図6】n次デジタルフィルタにゲイン補正を加える場
合のブロック図。
合のブロック図。
【図7】従来のデジタルフィルタのブロック図。
【図8】従来提案によりデジタル一次遅れローパスフィ
ルタの桁落ち誤差を補償する場合の動作チャート図。
ルタの桁落ち誤差を補償する場合の動作チャート図。
1 減算手段 2 乗算手段 3 積分手段 4 オーバーフロー検出手段 5 加算手段 6 バッファ手段 ステップ210 デジタル一次遅れローパスフィルタ・
ルーチン ステップ108 積分手段 ステップ110、112、114 オーバーフロー検出
手段 ステップ120 ゲイン補正
ルーチン ステップ108 積分手段 ステップ110、112、114 オーバーフロー検出
手段 ステップ120 ゲイン補正
Claims (1)
- 【請求項1】乗算要素を有するデジタルフィルタにおい
て、 前記乗算要素のフィルタ定数を乗じる乗算手段と、 前記乗算手段の乗算結果のうち、小数部に相当する下位
バイトの値を、一回の乗算毎に積分する積分手段と、 前記積分手段の演算結果で、±1以上に値がオーバーフ
ローしたことを検出し、オーバーフローが発生した時の
み±1を出力し、それ以外の時には0を出力するオーバ
ーフロー検出手段と、 前記乗算結果のうち、整数部に相当する上位バイトの値
に、前記オーバーフロー検出手段の出力を加算する加算
手段を有することを特徴とするデジタルフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193113A JPH0730373A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | デジタルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193113A JPH0730373A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | デジタルフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730373A true JPH0730373A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16302474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5193113A Pending JPH0730373A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | デジタルフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730373A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7069283B2 (en) | 2000-12-14 | 2006-06-27 | Nec Electronics Corporation | Method and circuit for calculating multiple of unit value and generating a periodic function |
| JP2019079535A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | パラメータ処理方法及び装置 |
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1993
- 1993-07-07 JP JP5193113A patent/JPH0730373A/ja active Pending
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