JPH07304339A - エンジンの搭載方法 - Google Patents

エンジンの搭載方法

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JPH07304339A
JPH07304339A JP9677894A JP9677894A JPH07304339A JP H07304339 A JPH07304339 A JP H07304339A JP 9677894 A JP9677894 A JP 9677894A JP 9677894 A JP9677894 A JP 9677894A JP H07304339 A JPH07304339 A JP H07304339A
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JP
Japan
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engine
vehicle
cylinder head
intake
cylinder
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JP9677894A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Niiyama
達夫 新山
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は従来の問題を解決し、エンジンの小ス
ペース化を図ることのできる吸気管及び排気管が車両の
側方に伸びることのないシリンダヘッドを使用したエン
ジンの搭載方法を提供することを目的としている。 【構成】本発明のエンジンの搭載方法は、一端が燃焼室
に開口し他端が上面または底面の何れか一方に開口する
吸気通路と、一端が燃焼室に開口し他端が上面または底
面の何れか一方に開口する排気通路とを備えたシリンダ
ヘッドと、ヘッドカバーとシリンダブロックとを積層締
結してなるエンジンを、シリンダブロック内に形成され
るシリンダ室の中心を軸方向に通過する中心線が、車両
の水平線に対して車両の後方に傾斜するように車両のエ
ンジンルームの中に搭載することを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に対するエンジン
の搭載方法の改良に関し、特に一端が燃焼室に開口し他
端が上面に開口する吸気通路と、一端が燃焼室に開口し
他端が下面に開口する排気通路とを備えたシリンダヘッ
ドを使用するエンジンの搭載方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンにおけるシリンダヘ
ッドは、その吸気通路及び排気通路の一端が側面に開口
し、該開口に吸気管及び排気管を各々連結するように形
成されていた。従って、上記シリンダヘッドを使用した
エンジンを車両に搭載する時にはシリンダヘッドの側方
に、吸気管及び排気管が通るスペースを充分に確保して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年車両の小
型化及びエンジン機構の複雑化により車両のエンジンル
ーム内におけるエンジンの占めるスペースは縮小される
ことが望まれており、上記したように、エンジンの側方
に吸気管及び排気管が伸びる構造のシリンダヘッドを使
用していたのでは、エンジンの小スペース化を図るのは
困難であるという問題がある。そこで、本発明は上記問
題を解決し、エンジンの小スペース化を図ることのでき
る吸気管及び排気管が車両の側方に伸びることのないシ
リンダヘッドを使用したエンジンの搭載方法を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のエンジンの搭載方法は、一端が燃焼室に開口
し他端が上面または底面の何れか一方に開口する吸気通
路と、一端が燃焼室に開口し他端が上面または底面の何
れか一方に開口する排気通路とを備えたシリンダヘッド
と、ヘッドカバーとシリンダブロックとを積層締結して
なるエンジンを、シリンダブロック内に形成されるシリ
ンダ室の中心を軸方向に通過する中心線が、車両の水平
線に対して車両の後方に傾斜するように車両のエンジン
ルームの中に搭載することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記したような本発明のエンジンの搭載方法に
よれば、吸気通路及び排気通路が各々上面及び底面のい
ずれか一方に開口するように形成されたシリンダヘッド
を使用し、かつ、シリンダブロック内に形成されるシリ
ンダ室の中心を軸方向に通過する中心線が、車両の水平
線に対して車両の後方に傾斜するように車両のエンジン
ルームの中に搭載するので搭載時のエンジンの小スペー
ス化を図ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本発明のエンジンの搭載方法に使用す
るエンジンの一部であるシリンダヘッドの一実施例の概
略上面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図
1におけるB−B断面図、図4は図1におけるC−C断
面図、図5はシリンダヘッドの概略底面図を各々示して
いる。
【0007】図中1はシリンダヘッドを示しており、こ
のシリンダヘッド1は2気筒の内燃機関に使用できるよ
うに、その底面1bに2つの燃焼室2が形成されてい
る。各燃焼室2には吸気孔3及び排気孔4が一つづつ形
成されている。前記吸気孔3からは吸気通路5が上方に
向かって形成されており、この吸気通路5の他端はシリ
ンダヘッド1の上面1aに開口している(図3参照)。
また、排気孔4からは排気通路6が一度上方に向かって
から弧を描いて下方に向かうように形成されており、こ
の排気通路6の他端はシリンダヘッド1の底面1bに開
口している(図4参照)。図3及び図4に示すように、
このシリンダヘッド1は一つの燃焼室2における吸気孔
3及び排気孔4に対応する位置に点火プラグ(図示せ
ず)を装着する取付け孔7が各々形成されている。ま
た、吸気通路5及び排気通路6にはその途中に吸気バル
ブ8及び排気バルブ9を装着するガイド孔8a及び9a
が各々設けられている。吸気バルブ8及び排気バルブ9
は、バルブ8b及び9bを備えた一端が各々燃焼室2内
に伸び、他端が前記ガイド孔8a,9aを通過してカム
室10内に伸びている。また、これら吸気バルブ8及び
排気バルブ9は、各々スプリング11によって常時は上
方、即ち吸気孔3及び排気孔4を閉じる方向に付勢され
ており、カム室10内に設けられたカム(図示せず)の
作用で所定の周期で下方に付勢されて吸気孔3及び排気
孔4を開く。
【0008】また、このシリンダヘッド1にはウォータ
ジャケット12が形成されている。ウォータジャケット
12は吸気通路5を冷却するための第1ウォータジャケ
ット12aと排気通路6を冷却するための第2ウォータ
ジャケット12bとの2種類が形成されており、両ウォ
ータジャケット12a,12b共シリンダヘッド1の上
面1aに一端が開口し、吸気通路5及び排気通路6を冷
却するようにシリンダヘッド1全体に渡って伸び(図1
及び図2参照)、他端がシリンダヘッド1の底面1bに
開口している(図5参照)。冷却水は、シリンダブロッ
ク(図示せず)に形成されたウォータジャケット(図示
せず)を流れてシリンダ室(図示せず)等を冷却した
後、シリンダヘッド1の底面1bに位置する開口からシ
リンダヘッド1のウォータジャケット12a,12bに
流れ、吸気通路5及び排気通路6を冷却して、シリンダ
ヘッド1の上面1aに位置する開口からヘッドカバー
(図示せず)に形成されたウォータジャケット(図示せ
ず)へと流れる。また、第1ウォータジャケット12a
と第2ウォータジャケット12bとを流れる冷却水の量
は吸気通路5よりも排気通路6をより多く冷却するよう
に制御装置(図示せず)によって制御されている。以上
のように構成されたシリンダヘッド1は上面1a及び底
面1bを合面として適当なシール材(図示せず)を介し
てヘッドカバー(図示せず)及びシリンダブロック(図
示せず)と結合される。
【0009】図6及び図7は上記シリンダヘッド1にヘ
ッドカバー20を取り付けた状態を説明するための図で
あり、図6(a)はヘッドカバー20が取り付けたシリ
ンダヘッド1の概略上面図、図6(b)はヘッドカバー
20のフランジ部21を矢印E方向から見た図、図7は
図6におけるD−D断面図を各々示している。
【0010】図面に示すようにヘッドカバー20には各
燃焼室2に対応する2つの吸気通路22が形成されてお
り、これら2つの吸気通路22は吸気管22aを介して
共通の一つのサージタンク23に連結している。サージ
タンク23はそのフランジ部23aが適当な連結管(図
示せず)を介してエアクリーナ(図示せず)に連結して
いる。このヘッドカバー20には、吸気通路5,22に
燃料を噴射できるように燃料噴射装置24が設けられて
おり、また、図6(a)における上下方向に前記燃料噴
射装置24に燃料を供給する燃料供給通路25が形成さ
れている。この燃料供給通路25は一端がヘッドカバー
20のフランジ部21に開口し、この開口部25aに適
当な燃料供給管(図示せず)を介して燃料タンク(図示
せず)が連結するように構成されている。さらに、ヘッ
ドカバー20にはシリンダヘッド1の上面1aに位置す
るウォータジャケット12の開口と対応する位置に、一
端が開口するウォータジャケット26a,26bが形成
されており、このウォータジャケット26a,26bの
他端も、各々ヘッドカバー20のフランジ部21に開口
している。
【0011】図8及び図9は、図1に示したシリンダヘ
ッド1に、ヘッドカバー30とシリンダブロック40と
を連結した状態を示すための図で、図8は吸気通路5付
近の概略断面図、図9は後述するタンブル・スワール・
コントロールバルブ31(以下、T.S.C.バルブ3
1と称する)と吸気通路5との位置関係を示す概略上面
構成図である。図中32はカムシャフト、33はカムを
示しており、吸気バルブ8はこのカム33によって開閉
させられる。前記カムシャフト32はヘッドカバー30
に回動自在に軸支されており、クランク軸41に連動し
て回転するように構成されている。また、図中34は燃
料噴射装置取付孔を示している。この燃料噴射装置取付
孔34は一端が吸気通路5に向かって開口しており、ま
た、取り付けた燃料噴射装置(符号なし)が吸気孔3に
向かって燃料を噴射できるように傾斜している。ヘッド
カバー30には、シリンダヘッド1の吸気通路5と対応
する2つの吸気通路35が形成されており、これら2つ
の吸気通路35は各々一端がシリンダヘッド1の吸気通
路5に、他端が2つ吸気管36に各々連結している。前
記2つの連結管36は共通の一つのサージタンク37に
連結され、このサージタンク37を介してエアクリーナ
(図示せず)から空気が供給される。
【0012】ヘッドカバー30の前記2つの吸気通路3
5にはT.S.C.バルブ31が各々設けられている。
このT.S.C.バルブ31は図9に示すように一部分
が欠けた円板状に形成されており、軸31aを回転させ
ることにより吸気通路35を開閉して燃焼室2に吸入さ
れる空気の流れを変化させる。即ち、T.S.C.バル
ブ31を開いている状態の時には吸気通路35全体を空
気が通り、T.S.C.バルブ31を閉じている状態の
時にはT.S.C.バルブ31の切欠き部からのみ空気
が流れ、吸入した空気の燃焼室2内への流入角度を変化
させる。上記シリンダヘッド1の下端にはシリンダブロ
ック40が適当なシール部材(図示せず)を介してヘッ
ドボルト等の適当な連結部材(図示せず)で取り付けら
れている。このシリンダブロック40は内部にシリンダ
室42が形成されている。このシリンダ室42の内部に
はピストン43が上下に摺動自在に挿入されており、ピ
ストン43はコンロッド44を介してクランク軸41に
連結している。尚、図中45はウエイト、7’は点火プ
ラグを示している。
【0013】図10〜図13は各々本発明のエンジンの
搭載方法の4つの実施例を示す図である。図10のエン
ジン50aはシリンダヘッド1の上面にカム室10を覆
うヘッドカバー51を取付け、さらに、吸気通路5には
吸気管52を直接取り付けて構成されている。前記吸気
管52は一度上方に上がってから弧を描いて滑らかに下
方に下がりシリンダヘッド1の下方に設けられたシリン
ダブロック53に沿うように伸びてサージタンク54に
連結している。一方、シリンダヘッド1の排気通路6は
排気管55に連結され、この排気管55はシリンダブロ
ック53に沿うように配置された触媒56に連結され
る。以上のように構成されたエンジン50aは、前記吸
気管52及びサージタンク54が車両に対して前方(矢
印F)に、前記排気管55及び触媒56が車両に対して
後方(矢印R)に位置するように、かつ、車両の水平線
Xに対してシリンダ室57の中心を通る中心線Yが車両
後方(矢印R)に傾斜するように傾けて車両のエンジン
ルーム60内に配置されている。尚、図中61はエンジ
ンフード、即ち、ボンネットを示している。
【0014】図11は図10と同じ構成のエンジン50
aの別の配置を示しており、排気管55及び触媒56が
車両に対して前方(矢印F)に、吸気管52及びサージ
タンク54が車両に対して後方(矢印R)に位置するよ
うにエンジンルーム60内に配置されている。また、こ
の場合にはエンジン50aはエンジンフード61に沿う
ように、図10の場合よりもさらに、車両の水平線Xに
対してシリンダ室57の中心を通る中心線Yが車両後方
(矢印R)に傾斜するように傾けて、かつ、車両の前方
(矢印F)に配置されている。
【0015】図12に示したエンジン50bは、吸気管
52’の構成のみが図10,11で示したエンジン50
aと異なり、他の構成はエンジン50aと同じである。
このエンジン50bも図12の場合の同様、エンジンフ
ード61に沿うように、車両の水平線Xに対してシリン
ダ室57の中心を通る中心線Yが車両後方(矢印R)に
傾斜するように傾けて、かつ、車両の前方(矢印F)に
配置されている。そして、吸気管52’はエンジンフー
ド61に沿うように後方に伸び、この吸気管52’の下
方に、パワステ用ポンプ62、オルタネータ63及びエ
アコン用ポンプ64等の補機類をエンジン50bに沿う
ように立て方向に配置できるようにされている。
【0016】さらに図13に示したエンジン50cは、
吸気管52’’の構成のみが図10〜12に示したエン
ジン50a,50bと異なり、他の構成はエンジン50
a及び50bと同じである。このエンジン50cは、吸
気管52’’が一度上方に上がってからヘッドカバー5
1の上方を通過した後、排気管55に向かって下方に下
がるように構成されており、吸入する空気が排気管55
の熱によって加熱され過ぎないようにシェラウド65に
よってサージタンク56と排気管55との間が仕切られ
ている。このように吸気管52’’を排気管55側に向
かって伸ばすと、図10〜図12で示した他のエンジン
50a,50bよりも前後方向の幅を小さくすることが
できる。 上記したエンジン50cは車両の水平線Xに
対してシリンダ室57の中心を通る中心線Yが垂直にな
るようにエンジンルーム60内に配置される。
【0017】以上説明した本実施例ではシリンダヘッド
1を、燃焼室1つに対して2つの点火プラグ7’,7’
を備えるように構成しているが、これは本実施例に限定
されることがはなく、燃焼効率がよければ、任意の個数
及び位置に設けてもよく、例えば点火プラグは燃焼室1
つに対して1つしか設けなくてもよい。但し点火プラグ
を燃焼室1つに対して1つしか設けない場合には本実施
例で示した点火プラグの位置よりもさらに燃焼室の中央
付近に設けたほうが燃焼効率がよく、好ましいことはも
ちろんである。また、本実施例では吸気バルブ8及び排
気バルブ9を平行に設けているが、これは本実施例に限
定されることなく、例えば、図14に示すように異なっ
た角度になるように設けてもよい。図14(a)は吸気
バルブ8’及び排気バルブ9’を別々の角度に設けた場
合の吸気孔3’及び排気孔4’の位置を示すシリンダブ
ロック1’の概略部分底面図、図14(b)は吸気バル
ブ8’及び排気バルブ9’の位置関係を示す図である。
図14(a)に示すように吸気バルブ8’と排気バルブ
9’に合わせて燃焼室2’における吸気孔3’及び排気
孔4’もずらして配置されている。この場合には図示し
ていないが、もちろん吸気バルブ8’及び排気バルブ
9’の角度に合わせてシリンダヘッド1’に形成される
吸気通路及び排気通路の燃焼室2’に対する角度も図1
で示したシリンダヘッド1の吸気通路8及び排気通路9
の角度とは変わるので、吸入される空気の燃焼室2’に
流入する角度も変わり燃焼室2’内におけるタンブル
流、スワール流の発生状態も変わることはいうまでもな
い。従って、好ましくは吸気バルブ8’の角度は燃焼室
2’内で必要とされるタンブル流、スワール流に合わせ
て設定され得る。図14(c)は吸気バルブ8’’と排
気バルブ9’’のさらに異なる配置を示しており、この
場合には吸気バルブ8’’と排気バルブ9’’とは平行
ではあるが、前後方向に若干ずらしてある。
【0018】さらに、本実施例では吸気通路の一端が上
面に開口し、排気通路の一端が底面に開口しているシリ
ンダヘッドを例をして説明しているが、本発明の内燃機
関用シリンダヘッドにおける排気通路及び吸気通路の構
成は本実施例に限定されることなく、例えば、吸気通路
が底面に開口し、かつ、排気通路が上面に開口している
構成でもよく、また、吸気通路及び排気通路の両方が上
面又は底面のいずれか一方に開口している構成でもよい
ことはもちろんである。さらにまた、本実施例では2気
筒4バルブエンジンに適用されるシリンダヘッド1を例
として説明しているが、本発明の内燃機関用シリンダヘ
ッドはこの実施例に限定されることなく、吸気通路5及
び排気通路6を、その端部がシリンダヘッド1の上面又
は底面のいずれか一方に開口するように構成してあれ
ば、気筒の数に関係なく、かつ、バルブの数に関係なく
任意のエンジンに適用できることはいうまでもない。
【0019】以上説明した本実施例のシリンダブロック
1によれば、吸気通路5の燃焼室2と反対側の端部をシ
リンダブロック1の上面に開口させているので、シリン
ダブロック1に積層締結するヘッドカバー20,30に
吸気管を吸気通路22,35として一体化することがで
き、従来のエンジンよりも部品点数を減らすことができ
るという効果を奏する。また、本実施例ではヘッドカバ
ー20に燃料供給通路25を設けているので、従来のエ
ンジンに比べて部品点数が減り、組立が簡単になるとい
う効果を奏する。 さらに、本実施例のエンジンの搭載
方法によれば、吸気通路5の一端が上面1aに開口し、
かつ排気通路6の一端が底面1bに開口するシリンダブ
ロック1を使用して吸気管を一度エンジンの上方に向か
うように伸ばし、かつ排気管をエンジンのシリンダブロ
ックに沿って下方に伸ばすようにエンジンを構成し、該
エンジンを車両の水平線Xに対してシリンダ室57の中
心を通る中心線Yが車両後方(矢印R)に傾斜するよう
に傾けて、エンジンルーム内に搭載しているので、エン
ジンを車両のエンジンルームの前方に配置することがで
き、エンジンルーム内に無駄なスペースがなくなるとい
う効果を奏する。また、上記シリンダブロック1は吸気
通路及び排気通路が各々その上面及び底面に開口するよ
うに形成されているので、吸気管及び排気管を連結した
時に従来の側面に吸気通路及び排気通路が開口する形式
のシリンダブロックのように吸気管及び排気管がエンジ
ンの幅を広げるように側方に伸びることがなく、かつ、
エンジンルーム内に搭載する際の吸気管及び排気管の取
り回しがよくなるという効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】本発明のエンジンの搭載方法によれば、
吸気通路及び排気通路の一端が各々上面または底面のい
ずれか一方に開口しているシリンダヘッドを採用し、従
来のエンジンのように側方に吸気管及び排気管が伸びる
ことなく、幅が従来のエンジンに比べて狭いエンジンを
利用しているので、エンジンルーム内にコンパクトに搭
載することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジンの搭載方法に使用するエン
ジンの一部であるシリンダヘッドの一実施例の概略上面
【図2】 図1におけるA−A断面図
【図3】 図1におけるB−B断面図
【図4】 図1におけるC−C断面図
【図5】 図1に示したシリンダヘッドの概略底面図
【図6】 (a)はヘッドカバー20が取り付けたシリ
ンダヘッド1の概略上面図、(b)はヘッドカバー20
のフランジ部21を矢印E方向から見た図
【図7】 図6におけるD−D断面図
【図8】 シリンダヘッド1に、ヘッドカバー30とシ
リンダブロック40とを連結した時の吸気通路5付近の
概略断面図
【図9】 タンブル・スワール・コントロールバルブ3
1と吸気通路5との位置関係を示す概略上面構成図
【図10】 本発明のエンジンの搭載方法の一実施例を
示す図
【図11】 本発明のエンジンの搭載方法の別の実施例
を示す図
【図12】 本発明のエンジンの搭載方法のさらに別の
実施例を示す図
【図13】 本発明のエンジンの搭載方法のさらに別の
実施例を示す図
【図14】 (a)は吸気バルブ8’及び排気バルブ
9’を別々の角度に設けた場合の吸気孔3’及び排気孔
4’の位置を示すシリンダブロック1’の概略部分底面
図、(b)は吸気バルブ8’及び排気バルブ9’の位置
関係を示す図、(c)は吸気バルブ8’’と排気バルブ
9’’のさらに異なる配置を示す図
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 1a 上面 1b 底面 2 燃焼室 3 吸気孔 4 排気孔 5 吸気通路 6 排気通路 7 燃料噴射装置取付孔 8 吸気バルブ 8a ガイド孔 9 排気バルブ 9a ガイド孔 10 カム室 11 スプリング 12 ウォータジャケット 50a,50b,50c エンジン 51 ヘッドカバー 52 吸気管 53 シリンダブロック 54 サージタンク 55 排気管

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が燃焼室に開口し他端が上面または
    底面の何れか一方に開口する吸気通路と、一端が燃焼室
    に開口し他端が上面または底面の何れか一方に開口する
    排気通路とを備えたシリンダヘッドと、ヘッドカバーと
    シリンダブロックとを積層締結してなるエンジンを、シ
    リンダブロック内に形成されるシリンダ室の中心を軸方
    向に通過する中心線が、車両の水平線に対して車両の後
    方に傾斜するように車両のエンジンルームの中に搭載す
    ることを特徴とするエンジンの搭載方法。
  2. 【請求項2】 吸気通路の一方の端部をシリンダヘッド
    の上面に開口させ、かつ排気通路の一方の端部をシリン
    ダヘッドの底面に開口させたことを特徴とする請求項1
    に記載のエンジンの搭載方法。
  3. 【請求項3】 前記エンジンが多気筒エンジンであり、
    該エンジンをそのクランク軸が車両の幅方向に伸びるよ
    うに配置したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のエンジンの搭載方法。
  4. 【請求項4】 前記シリンダヘッドの吸気通路に吸気管
    を連結し、該吸気管をシリンダブロックの側面に沿うよ
    うに伸ばしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一
    項に記載のエンジンの搭載方法。
  5. 【請求項5】 前記シリンダヘッドの排気通路に排気管
    を連結し、該排気管をシリンダブロックの側面に沿うよ
    うに下方に伸ばしたことを特徴とする請求項1〜4の何
    れか一項に記載のエンジンの搭載方法。
  6. 【請求項6】 前記シリンダヘッドの吸気通路を車両の
    前方に、かつ、シリンダヘッドの排気通路を車両の後方
    に位置するようにしたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載のエンジンの搭載方法。
  7. 【請求項7】 前記シリンダヘッドの吸気通路を車両の
    後方に、かつ、シリンダヘッドの排気通路を車両の前方
    に位置するようにしたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載のエンジンの搭載方法。
  8. 【請求項8】 前記シリンダヘッドの吸気通路に吸気管
    を連結し、該吸気通路を車両の後方に向かって、エンジ
    ンルームの上部を覆うエンジンフードに沿うように伸ば
    したことを特徴とする請求項1〜3または請求項5また
    は7のいずれか一項に記載のエンジンの搭載方法。
  9. 【請求項9】 一端が燃焼室に開口し他端が上面または
    底面の何れか一方に開口する吸気通路と、一端が燃焼室
    に開口し他端が上面または底面の何れか一方に開口する
    排気通路とを備えたシリンダヘッドと、ヘッドカバーと
    シリンダブロックとを積層締結してなるエンジンを、シ
    リンダブロック内に形成されるシリンダ室の中心を軸方
    向に通過する中心線が、車両の水平線に対して垂直にな
    るように車両のエンジンルームの中に搭載することを特
    徴とするエンジンの搭載方法。
  10. 【請求項10】 吸気通路の一方の端部をシリンダヘッ
    ドの上面に開口させ、かつ排気通路の一方の端部をシリ
    ンダヘッドの底面に開口させたことを特徴とする請求項
    9に記載のエンジンの搭載方法。
  11. 【請求項11】 前記エンジンが多気筒エンジンであ
    り、該エンジンをそのクランク軸が車両の幅方向に伸び
    るように配置したことを特徴とする請求項9または10
    に記載のエンジンの搭載方法。
  12. 【請求項12】 シリンダヘッドの排気通路に下方に伸
    びるように排気通路を連結し、かつ、シリンダヘッドの
    吸気通路に、上方に伸びヘッドカバーの上部を通過して
    前記排気通路に向かって下方に下がるように吸気管を連
    結することを特徴とする請求項9〜11の何れか一項に
    記載のエンジンの搭載方法。
  13. 【請求項13】 シリンダヘッドの吸気通路が車両の前
    方に、かつ、シリンダヘッドの排気通路に連結する排気
    管が車両の後方に位置するようにしたことを特徴とする
    請求項9〜12の何れか一項に記載のエンジンの搭載方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110748433A (zh) * 2019-11-26 2020-02-04 广西玉柴机器股份有限公司 一种柴油机倾斜进气面的气缸盖

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