JPH07304371A - 自動車用カーペット - Google Patents
自動車用カーペットInfo
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- JPH07304371A JPH07304371A JP13352194A JP13352194A JPH07304371A JP H07304371 A JPH07304371 A JP H07304371A JP 13352194 A JP13352194 A JP 13352194A JP 13352194 A JP13352194 A JP 13352194A JP H07304371 A JPH07304371 A JP H07304371A
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Abstract
易な裏打ち材を用いた自動車用カーペットを提供する。 【構成】 (a)共重合体中の有機酸ビニルエステル含
有量が5〜40%であるエチレン−有機酸ビニルエステ
ル共重合体100重量部当たり、(b)常温液状の有機
酸エステル1〜100重量部、(c)水酸化マグネシウ
ム0〜50%を含む重質炭酸カルシウム40〜800重
量部、(d)高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度
ポリエチレンまたは高密度ポリエチレン2〜300重量
部、および(e)炭素数10〜24である脂肪酸、その
金属塩またはそのアミド0.1〜10重量部からなる裏
打ち材で裏打ちした自動車用カーペット。
Description
し、さらに詳しくは耐熱性、形状保持性および難燃性に
優れた裏打ち材で裏打ちされてなる自動車用カーペット
に関する。
温、吸温効果と遮音効果を具備するための内装材であ
る。そのため自動車用カーペットの裏打ち材には、カー
ペットの補強、成形保持性、パイル抜け防止、収縮防止
などの機能が基本的に要求されている。また自動車のエ
ンジン音など室外からの騒音を下げて、室内の居住性を
向上させる要求も高まってきており、この目的には遮音
性能を付与した裏打ち材が必要である。遮音効果は裏打
ち材の単位面積あたりの質量に比例するため、裏打ち材
は高密度で、ある程度の厚さが必要である。このように
カーペット本来の機能を付与し、同時に遮音性を付与し
た裏打ち材であることが必要であるが高価な材料を使用
することなしに得られることが好ましい。
ちされたカーペットを自動車床面の凹凸に合わせてあら
かじめ成形し、この賦形されたカーペットを自動車の組
立工程に供することにより使用される。この自動車床面
の凹凸に合わせるための成形加工は、凹凸形状に合わせ
た適宜の金型を用いる加熱成形により成形される。
裏打ち材として、特公昭63−67585号公報には、
オレフィン−極性モノマー共重合体、有機酸エステルお
よび重質炭酸カルシウムからなる裏打ち材が開示されて
いる。この裏打ち材は、経時変化が少なく、かつ引張特
性、柔軟性、低温特性に優れ、さらに配合時・裏打ち時
の加工性が改良されたものである。
車用カーペットの裏打ち材としてかなり優れたものだ
が、必ずしも耐熱性が十分ではなく、加熱成形の際に、
金型への裏打ち材の付着などの現象が生じることがあ
る。より具体的に言うと、裏打ちされたカーペットは金
型により凹凸形状に成形され、その後脱型され、冷却さ
れるが、上記公報記載のカーペット裏打ち材を用いた場
合、裏打ち材は加熱された金型へ付着し易く、脱型作業
などの作業性が悪いほか、極端な場合には裏打ち材の剥
離すら生じることがある。
ペットは形状保持性が劣る。形状保性は、成形加工を施
す前後において問題となる。通常、成形は2m×2mの
大きさの裏打ちカーペットを用いて行われる。成形する
前、作業場の広さによっては裏打ちカーペットを小さ
く、例えば四つ折りにした状態で成形作業場に積み重ね
られて置かれ、順次該裏打ちカーペットを元の平面状態
に戻した上で自動車の凹凸形状に成形加工を施す。この
成形されるまでの短い間に、該裏打ちカーペットは四つ
折り状態で置かれることにより折り癖が付き、平面性を
失い、その後の成形加工を困難にすることがある。ま
た、成形した後でも、長時間放置するとそれ自身の重み
により変形しその形状を保持し難い、といった問題が生
じる。
求められて、自動車火災からドライバーを守るために自
動車カーペットの裏打ち材に難燃性を付与する要望が高
まっている。それ故、金型への付着性の少なく、形状保
持性および難燃性に優れた裏打ち材の開発が望まれてい
る。
解決するものであり、耐熱性に優れた裏打ち材を裏打ち
してなる自動車用カーペットを提供する。
(a)共重合体中の有機酸ビニルエステル含有量が5〜
40%であるエチレン−有機酸ビニルエステル共重合体
100重量部当たり、(b)常温液状の有機酸エステル
1〜100重量部、(c)水酸化マグネシウム0〜50
%を含む重質炭酸カルシウム40〜800重量部、
(d)高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレンおよび高密度ポリエチレンからなる群から選ばれ
る1種または複数2〜300重量部、および(e)炭素
数10〜24である脂肪酸、その金属塩およびそのアミ
ドから選ばれる1種または複数0.1〜10重量部から
なる裏打ち材で裏打ちされてなることを特徴とする自動
車用カーペットに関する。
低密度ポリエチレンとしては、密度0.91〜0.94
0g/cm3であるエチレンと、プロピレン、ブテン−
1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン
−1、デセン−1およびドデセン−1から選ばれる少な
くとも1種のα−オレフィンとの共重合体が特に好まし
い。また本発明において、前記(e)成分はステアリン
酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸アルミニウムおよびステアリン酸アミドの群から
選ばれる1種または複数が特に好ましい。
エステルとして特に好ましいのは酢酸ビニルであり、
(a)成分の共重合体としてはエチレン−酢酸ビニル共
重合体(EVA)かれ好ましく用いられる。該共重合体
は有機酸ビニルエステル含有量がモノマー換算で5〜4
0重量%、特に10〜40重量%であることが望まし
い。有機酸ビニルエステルの含有量がこの範囲を越える
場合、得られる裏打ち材の硬さの低下、耐熱性の低下な
どが生じる。また上記範囲より少ない場合、得られる裏
打ち材の硬さが増大し、柔軟性などがなくなる。また、
(b)成分の常温液状の有機酸エステルとの相溶性が低
下し分離する傾向がでてくる。
0であり、好ましくは0.1〜150、特に好ましくは
0.2〜50である。MFRがこの範囲をはずれる場
合、耐熱性、引張強度などの物性の低下、また、配合
性、加工性が低下するため好ましくない。
ステルとしては、炭素数1〜20の一塩基酸、二塩基
酸、もしくは三塩基酸、またはこれらの無水物からなる
有機酸成分と、炭素数が1〜20の一価のアルコールの
エステル化反応によって得られるものが通常用いられ
る。好ましい有機酸としてはフタル酸、イソフタル酸、
テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット酸、ク
エン酸、イタコン酸、オレイン酸、リシノール酸および
ステアリン酸などがある。好ましい一価のアルコールに
対応するアルコール残基としては炭素数が2〜18の直
鎖状もしくは分枝状の脂肪族炭化水素または芳香族炭化
水素で、具体的にはエチル、ブチル、ヘキシル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ウンデシルなどのノルマル、イソ
の脂肪族炭化水素およびフェニル、ベンジルなどの芳香
族炭化水素がある。具体的には、ジ−(2−エチルヘキ
シル)フタレート(DOP)、ジ−n−オクチルフタレ
ート、ジノニルフタレート、ジデシルフタレートおよび
ジウンデシルフタレートが挙げられる。
は、(a)成分のエチレン−有機酸ビニルエステル共重
合体100重量部当たり、有機酸エステル1〜100重
量部である。配合量がこの範囲を越える場合には組成物
を軟化させ耐熱性、引張強度が低下する。また有機酸エ
ステルが組成物から分離するようになるので好ましくな
い。配合量がこの範囲より少ない場合には配合効果が現
れないので好ましくない。
は、石灰岩などを機械的に粉砕して製造されるもので、
それに必要に応じて0〜50%の水酸化マグネシウムを
混入することができる。その配合量は(a)成分のエチ
レン−有機酸ビニルエステル共重合体100重量部当た
り、水酸化マグネシウム0〜50%を含む重質炭酸カル
シウムは40〜800重量部である。この範囲を越える
と硬さが非常に大きくなり、その結果、脆くなって実用
に供し得ない。この範囲より少ない場合は、配合効果が
見られないので好ましくない。
ムと重質炭酸カルシウムの合計に対して0〜50重量
%、好ましくは1〜45重量%を配合することができ
る。水酸化マグネシウムが50%を越えた場合には配合
性が低下し、またコストもかかるので好ましくない。尚
水酸化マグネシウムと重質炭酸カルシウムは予め混合し
ておいて他の成分と配合してもそれぞれを別途に他の成
分に配合してもよい。
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンおよび
高密度ポリエチレンからなる群から選ばれる1種または
複数のポリエチレンを加える。高圧法低密度ポリエチレ
ンは、酸素、過酸化物、アゾ化合物などを反応開始剤と
する高圧ラジカル重合反応によって得られる低密度ポリ
エチレンである。
ルパーオキシジカーボネート、tert−ブチルネオデ
カネート、tert−ブチルパーピバレート、ジラウリ
ルパーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド、ジ−
tert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキセノエート、tert−ブチ
ルパーイソブチレート、tert−ブチルパーアセテー
ト、tert−ブチルパーベンゾエート、tert−ブ
チルハイドロパーキサイドなどの有機過酸化物;アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビス−2,2−ジフェニル
アセトニトリルなどのアゾ化合物などの1種または2種
以上の混合物が使用できる。開始剤の全濃度は、使用す
る開始剤の種類、使用量および反応温度により異なる。
パン、ブタン、ヘキサンのようなパラフィン系炭化水素
類;シクロペンタン、シクロヘキサンなどの環状パラフ
ィン系炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトンなど
のケトン類;メタノール、エタノール、プロパノールな
どのアルコール類;トルエン、ジエチルベンゼン、キシ
レンなどの芳香族化合物;硫黄化合物;ハロゲン化物;
アルデヒド類;アルキルカルボン酸類;水素などを適宜
添加することができる。
反応器、攪拌オートクレーブ反応器、あるいはこれら両
方を組み合わせた反応器などを用い、上記の反応開始
剤、変性剤の存在下、反応圧力1,000〜4,000
kg/cm2、反応温度100〜400℃で重合するこ
とにより得ることができる。
レンは密度0.91〜0.940g/cm3で、エチレ
ンと炭素数3〜12の少なくとも1種のα−オレフィン
との共重合体である。具体的なα−オレフィンとして
は、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−
1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1およびド
デセン−1などを挙げることができる。これらのうち特
に好ましいのは、ブテン−1である。また、高密度ポリ
エチレンは密度0.941〜0.97g/cm3である
ポリエチレンである。
ポリエチレンは遷移金属触媒により製造され、その触媒
としては、シリカ、アルミナを担体とした酸化クロム触
媒などの遷移金属酸化物系触媒、ハロゲン化チタンなど
のような第IV〜VIII族の遷移金属ハロゲン化物を
塩化マグネシウムなどに担持させた触媒成分とアルキル
アルミニウムあるいはアルキルアルミニウムクロリドな
どのような有機アルミニウムなどの第I〜第III族の
有機金属化合物との組合せからなる配位触媒などが使用
され、懸濁重合、溶液重合、気相重合などの各種のプロ
セスによって製造される。高圧法低密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンの
うち、安価でありしかもカーペットの耐熱性を向上させ
やすい点から高圧法低密度ポリエチレンを用いるのが好
ましい。
低密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンは混合し
て配合することができ、その配合量は、(a)成分のエ
チレン−有機酸ビニルエステル共重合体100重量部当
たり、2〜300重量部、好ましくは20〜200重量
部である。配合量が300重量部を越えると、裏打ち材
が硬くなりカーペットに裏打ちした際に割れやすくなる
ので好ましくない。2重量部より少ないと耐熱性の向上
が見られず、また形状保持性を付与する硬さをカーペッ
トに与えることができないので好ましくない。高圧法低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンおよび高
密度ポリエチレンからなる群から選ばれる1種または複
数のポリエチレンのMFRは、通常、0.1〜150で
あり、好ましくは1〜100である。MFRがこの範囲
をはずれる場合には耐熱性および主要物性の低下、さら
には配合性および加工性が低下するため好ましくない。
数10〜24である脂肪酸、その金属塩およびそのアミ
ドを1種もしくは複数添加する。脂肪酸は飽和脂肪酸で
も不飽和脂肪酸でもよいが、通常飽和脂肪酸が好ましく
用いられる。(e)成分の具体例としては、ステアリン
酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸バリウム、ステアリン酸アルミニウムおよびス
テアリン酸アミドが挙げられる。
有機酸ビニルエステル、(b)常温液状の有機酸エステ
ル、(c)水酸化マグネシウム0〜50%を含む重質炭
酸カルシウムおよび(d)高圧法低密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンか
らなる群から選ばれる1種または複数からなるカーペッ
トの裏打ち材の脆さを改善し、折り曲げたときの割れの
解消、および、該裏打ち材にて裏打ちしたカーペットを
加熱成形する際に金型の鉄板表面から剥離する促進効果
を付与する、という効果を有する。
エチレン−有機酸ビニルエステル共重合体100重量部
当たり、0.1〜10重量部である。配合量が10重量
部を越えると軟らかくなりすぎて耐熱性および引張強度
が低下するので好ましくない。また配合量が0.1重量
部より少ないと上記の配合効果が現れない。このほか必
要により、酸化防止剤、帯電防止剤、着色剤などを
(a)成分のエチレン−有機酸ビニルエステル共重合体
100重量部当たり通常0.01〜0.5重量部程度配
合することができる。
ー、バンバリーロールなどのミキサーによって配合する
ことができる。これらのミキサーによる配合方法は例え
ば(a)エチレン−有機酸ビニルエステル共重合体、
(b)常温液状の有機酸エステル、(c)水酸化マグネ
シウム0〜50%を含む重質炭酸カルシウム、(d)高
圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンお
よび高密度ポリエチレンからなる群から選ばれる1種ま
たは複数、および(e)炭素数10〜24である脂肪
酸、その金属塩およびそのアミドから選ばれる1種また
は複数、それぞれの必要量をミキサーに添加するが、こ
れらの添加順序は特に制約されない。配合する際の加熱
温度は通常100〜230℃、好ましくは110〜20
0℃、配合時間は通常5〜40min、好ましくは8〜
30minであり、十分均一に混合することが好まし
い。配合物はそのあと押出機などにより通常100〜2
20℃で押し出し、パウダー、ペレット、フィルムおよ
びシートなどに成形することができる。また配合後直ち
にフィルム状またはシート状に押し出して、自動車用カ
ーペット原反に直接裏打ち加工することができる。あら
かじめパウダー状に成形した配合物は、自動車用カーペ
ット原反の裏面に均一に散布した後、加熱融着すること
によって裏打ちすることができる。ペレット状に成形し
た配合物は、押出機などによってフィルム状またはシー
ト状に押し出して自動車用カーペット原反に裏打ち加工
することができる。またフィルム、シートおよびカーペ
ット原反を加熱もしくは接着剤を用いて張り合わせるこ
とによって裏打ち加工することができる。さらに、
(a)エチレン−有機酸ビニルエステル共重合体、
(b)常温液状の有機酸エステル、(c)水酸化マグネ
シウム0〜50%を含む重質炭酸カルシウム、(d)高
圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンお
よび高密度ポリエチレンからなる群から選ばれる1種ま
たは複数、および(e)炭素数10〜24である脂肪
酸、その金属塩およびそのアミドから選ばれる1種また
は複数を連続供給装置により二軸混練押出機に供給しな
がら、シート状に連続に押し出し自動車用カーペット原
反に直接裏打ち加工することもできる。このように自動
車用カーペット原反に裏打ちされた上に、必要あらばさ
らに織布、不織布、プラスチックフィルム、紙、フェル
トなどを積層することができる。
ペット原反は、適宜のものを使用することができる。例
えば織カーペット、編カーペット、タフテッドカーペッ
ト、ニードルパンチカーペット、人工芝などの原反を使
用することができる。これらのカーペット原反にラテッ
クス系のプレコート処理、低密度ポリエチレンのフィル
ムプレコート処理などをされものも使用できる。尚、通
常本発明の裏打ち材は上記カーペット原反に0.2〜5
kg/m2の割合で塗布することにより裏打ちされる。
裏打ちされたカーペットは、裏打ち材の軟化点以下の温
度、例えば150〜200℃に加熱された金型により自
動車床面形状に応じた形状に賦形され、脱型後、室温に
冷却される。あるいは、裏打ちされたカーペットを裏打
ち材の軟化点温度、例えば150〜200℃に加熱し、
これを直ちに圧縮冷却成形機により所定形状に圧縮成形
する。かくすることにより自動車床面形状に応じた形状
に賦形されたカーペットは、自動車組立工程に供され
る。
実施態様および効果をさらに詳細に説明する。 (実施例)目付量180g/cm2のポリエステル不織
布を基布とし、糸素材がナイロン糸からなるタフテッド
カーペット原反に、表1に示した配合処方により自動車
用カーペット裏打ち材用配合材料を、二軸混練押出機中
で加熱温度200℃で混練した後、1kg/m2の目付
量になるよう押出し、熱溶融時に、ロールで圧着・裏打
ちし、カーペットを作成した。このようにして得たカー
ペットを所定の大きさに切断したものを用いて下記に示
す方法によって物性試験を行った。
トを10×10cmの大きさに切断し、鉄板の上に裏打
ち材を下にして置いて鉄板と裏打ち材を接触させ、カー
ペットの上から荷重5kg(5cmφ)をかけ、その状
態でオーブン中85℃で1時間経過した後、裏打ち材が
鉄板へ付着するかどうかを目視により確認した。 ○:全く付着しなかった。 ×:付着した。 2. 引張強度試験:JIS L−1021−1979 3. パイル糸引抜強度試験:JIS L−1021−
1979 4. 燃焼性試験:JIS D−1201−1977 5. 耐屈曲性試験:得られた裏打ちカーペットを30
×30cmの大きさに切断し、常温で裏打ち材が外側に
なるように4つ折りにし、その状態で1時間経過した
後、裏打ち材に亀裂が入るかどうかを目視により確認し
た。 ○:異常なし。 ×:亀裂が生じた。 6. 成形保持性試験:得られた裏打ちカーペットを4
0×40cmの大きさに切断し、180℃熱風恒温槽に
入れ10分間加熱後、直ちに圧縮冷却成形機で成形す
る。脱型後、24時間経過した後該裏打ちカーペットが
変形するかどうかを目視により確認した。 ○:変形しなかった。 ×:変形した。 上記物性試験のうち、引張強度試験では40kgf/5
cm以上、パイル引抜強度試験では1.0kgf/本以
上、燃焼性試験では65mm/min以下のものが自動
車用カーペットとして望ましい。
テル共重合体 エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA) 酢酸ビニル 20重量%、 MFR 18g/10mi
n (b)成分 常温液状の有機酸エステル DOP:ジ−(2−エチルヘキシル)フタレート (d)成分 高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度
ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンからなる群から
選ばれる1種または複数 高圧法低密度ポリエチレン(LD) LD:密度 0.924g/cm3、MFR 5.0g
/10min (日本石油化学(株)社製、商品名F4
1) 直鎖状低密度ポリエチレン(LL) LL:密度 0.924g/cm3、MFR 14g/
10min(日本石油化学(株)社製、商品名BJ54
10) 高密度ポリエチレン(HD) HD:密度 0.958g/cm3、MFR 17g/
10min(日本石油化学(株)社製、商品名E79
2) ポリプロピレン(PP、比較例) PP:密度 0.90〜0.91g/cm3、MFR
30g/10min(日本石油化学(株)社製、商品名
J170G) (e)成分 炭素数10〜24である飽和または不飽和
脂肪酸、その金属塩およびそのアミドの群から選ばれる
1種または複数 飽和脂肪酸:ステアリン酸 飽和脂肪酸の金属塩:ステアリン酸カルシウム 飽和脂肪酸のアミド:ステアリン酸アミド
を単に裏打ち材に配合するとカーペットの耐熱特性は向
上するが、カーペットが硬くなりすぎて耐屈曲性が悪く
なる。しかし、本発明のように高圧法低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレ
ンのいずれか1種または複数、好ましくは高圧法低密度
ポリエチレンを配合することによって優れた耐熱性、耐
屈曲性、形状保持性および難燃性を付与したカーペット
を得ることができる。さらに本発明では高圧法低密度ポ
リエチレンやジ−(2−エチルヘキシル)フタレート
(DOP)のような安価な材料を使用しているにもかか
わらず優れた物性のカーペットが得られる。以上のよう
に本発明の自動車用カーペットは、遮音性が優れている
のはもちろんのこと、高温下においてベタ付き、熱変形
といった問題が生じることが少ないという格別の効果を
奏する。したがって、カーペットに裏打ち材を裏打ちし
た後に、熱をかけて成形加工が施される自動車用カーペ
ットとして、本発明の自動車用カーペットは大変望まし
いものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)共重合体中の有機酸ビニルエステ
ル含有量が5〜40%であるエチレン−有機酸ビニルエ
ステル共重合体100重量部当たり、(b)常温液状の
有機酸エステル1〜100重量部、(c)水酸化マグネ
シウム0〜50%を含む重質炭酸カルシウム40〜80
0重量部、(d)高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンからなる群
から選ばれる1種または複数2〜300重量部、および
(e)炭素数10〜24である脂肪酸、その金属塩およ
びそのアミドから選ばれる1種または複数0.1〜10
重量部からなる裏打ち材で裏打ちされてなることを特徴
とする自動車用カーペット。 - 【請求項2】 前記(d)成分の直鎖状低密度ポリエチ
レンが、密度0.91〜0.940g/cm3であるエ
チレンと、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1およ
びドデセン−1から選ばれる少なくとも1種のα−オレ
フィンとの共重合体である請求項1に記載の自動車用カ
ーペット。 - 【請求項3】 前記(e)成分が、ステアリン酸、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ア
ルミニウムおよびステアリン酸アミドの群から選ばれる
1種または複数である請求項1に記載の自動車用カーペ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13352194A JP3553645B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 自動車用カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13352194A JP3553645B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 自動車用カーペット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304371A true JPH07304371A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3553645B2 JP3553645B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15106735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13352194A Expired - Fee Related JP3553645B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 自動車用カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3553645B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP13352194A patent/JP3553645B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3553645B2 (ja) | 2004-08-11 |
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