JPH0730443A - バースト通信無線装置 - Google Patents

バースト通信無線装置

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JPH0730443A
JPH0730443A JP16710093A JP16710093A JPH0730443A JP H0730443 A JPH0730443 A JP H0730443A JP 16710093 A JP16710093 A JP 16710093A JP 16710093 A JP16710093 A JP 16710093A JP H0730443 A JPH0730443 A JP H0730443A
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Yoshinobu Yano
恵伸 矢野
Hiroyuki Otsuka
裕幸 大塚
Kojiro Araki
浩二郎 荒木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線区間に送信しようとするバースト信号を
発生する信号発生装置とその信号を実際に無線区間に送
信する送信装置とが離れて配置され、信号発生装置から
の信号により送信装置内の送信増幅器への電力供給を制
御する無線装置において、簡単な回路構成でかつ周波数
帯域を拡大することなく電力供給を制御する。 【構成】 信号発生装置1では、送信しようとするバー
スト信号に先立って、送信増幅器23を立ち上げるため
のトリガ信号をバースト信号と同一搬送波周波数で送信
装置2に送る。送信装置2では、包絡線検波器25、レ
ベル比較器27、単安定マルチバイブレータ28および
遅延回路29により、そのトリガ信号が送信増幅器23
で電力増幅されることがない程度の時間をおいて電源回
路26を立ち上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバースト信号による無線
通信に利用する。特に、無線区間に送信しようとする信
号を発生する信号発生装置と、無人基地局のようにその
信号を実際に無線区間に送信する送信装置とが離れて配
置された無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バースト信号による無線通信を行う無線
装置では、消費電力の削減、あるいは受信期間における
送信信号の廻り込み防止のため、送信信号がない期間に
は送信増幅器などの動作を停止させる制御が行われる。
信号発生装置と送信増幅器とが離れて配置されている場
合には、この制御を信号発生装置からの信号に基づいて
行う必要がある。
【0003】図3はこのようなバースト通信無線装置の
第一の従来例を示すブロック構成図であり、送信増幅器
の制御信号を送信信号とは別の周波数のパイロット信号
により伝送する構成例を示す。
【0004】この従来例は、互いに離れて配置された信
号発生装置1と送信装置2とを備え、これらが伝送路3
により接続される。信号発生装置1はベースバンド回路
11、変調器12、タイミング発生器13、変調器14
および合成器15を備え、送信装置2は分波器21、周
波数変換器22、送信増幅器23、アンテナ24、包絡
線検波器25および電源回路26を備える。
【0005】信号発生装置1では、ベースバンド回路1
1により送信しようとする信号のビット列波形を生成
し、変調器12によりその波形で周波数f1 の搬送波を
変調する。また、タイミング発生器13によりタイミン
グ信号を発生し、変調器14により変調器12とは別の
周波数f2 の搬送波を変調する。さらに、変調器12の
出力と変調器14の出力とを合成器15により合成し、
伝送路3を経由して電力増幅および空中線機能をもつ送
信装置2に送る。
【0006】送信装置2では、分波器21により周波数
1 、f2 を周波数分離し、送信信号については、周波
数変換器22により周波数変換し、送信増幅器23によ
り電力増幅し、アンテナ24から送信する。変調器14
からの信号については、包絡線検波器25により復調
し、電源回路26により電力増幅して送信増幅器23
(およびこの例では周波数変換器22)に電源電力とし
て供給する。
【0007】図4はこの従来例の動作を説明する信号波
形図であり、(a)は変調器12の出力レベル、(b)
は変調器14および包絡線検波器25の出力レベル、
(c)は電源回路26の出力電圧を示す。
【0008】一般にバースト信号の伝送にあたっては、
バースト信号の立ち上がり、立ち下がりを急峻にすると
高周波成分が発生し、無線占有帯域が拡大されてしま
う。そこで、図4(a)に示すように、傾斜をもったな
だらかな包絡線波形とする必要がある。また、電源回路
26は大出力の直流増幅器であり一般にその応答特性は
遅いため、その出力は、図4(c)に示すように、立ち
上がりおよび立ち下がりともになだらかな傾斜特性を持
つ。そこで、図4(b)に示すように、バースト信号の
期間のみ十分な電源電力が得られるようなタイミング信
号を信号発生装置1から送信装置2へ送る。
【0009】図5は第二の従来例を示すブロック構成図
であり、送信増幅器の制御信号を送信信号から抽出する
構成例を示す。
【0010】この従来例では、信号発生装置1はベース
バンド回路11および変調器12を備え、送信装置2は
周波数変換器22、送信増幅器23、アンテナ24、包
絡線検波器25、電源回路26およびレベル比較器27
を備える。この従来例では、信号発生装置1は送信信号
のみを伝送路3に送出する。送信装置2では、その送信
信号を周波数変換および電力増幅して無線区間に送出す
るとともに、包絡線検波器25により検波し、レベル比
較器27によりその検波レベルをあらかじめ定められた
比較レベルと比較し、検波レベルが比較レベルを越えた
ときに電源回路26から電源電力を出力する。
【0011】図6は第二の従来例の動作を示す信号波形
図であり、(a)は変調器12の出力波形および包絡線
検波器25の出力レベル、(b)はレベル比較器27の
出力レベル、(c)は電源回路26の出力電圧、(d)
は送信増幅器23の出力信号レベル、(e)は送信増幅
器23の歪み量を示す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第一の従来例
では、送信期間のみに電源電力を供給するという目的は
達成されるが、制御信号の伝送のために、一般に高価な
濾波器で構成される分波器が必要となる。また、信号発
生装置と送信装置とを接続する伝送路の周波数帯域幅の
制限が厳しい場合や、複数の周波数を同時に伝送するこ
とによる制御信号から送信信号への悪影響がある場合に
はこの従来例は利用できない。
【0013】第二の従来例はこのような欠点を解決でき
る。しかし、図6に示したように、送信増幅器に供給さ
れる電源電圧は送信信号レベルの立ち上がり時刻t1
は立ち上がっておらず、時刻t2 となってようやく立ち
上がりを開始し、送信増幅器の正常な動作電圧となるの
はさらに遅れてt3 となる。このため、送信増幅器の出
力信号レベルは図6(d)に示すように送信信号の先頭
部分が欠けてしまう。
【0014】第二の従来例のさらに大きな問題は、一般
に増幅器の歪み特性は正常な電源電圧のもとでは補償さ
れるが、第二の従来例のように電源電圧が正常となる前
に入力信号が加えられると、図6(e)に示したように
送信増幅器の出力に歪みが生じることである。このよう
な状況は、比較レベルの設定によっては、信号の立ち下
がり部分でも生じる。このような場合、一般によく用い
られるQPSKなどの線形変調で帯域制限をかけて包絡
線が一定でなくなった信号を増幅すると、帯域制限をか
けているもにかかわらず、その効果がなくなって送信ス
ペクトラムが広がってしまう。これは、同一の周波数帯
のうち隣接する周波数を用いる他のシステムの通信に妨
害を与える原因となる。
【0015】本発明は、これらの課題を解決し、簡易な
回路構成でかつ周波数帯域を拡大することなく送信増幅
器制御を行うことのできるバースト通信無線装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のバースト通信無
線装置は、送信しようとする情報により搬送波を変調し
たバースト信号を発生する信号発生装置と、このバース
ト信号を無線区間に送出する送信装置とを備え、この送
信装置は、バースト信号を電力増幅する送信増幅器と、
この送信増幅器に電力を供給する電源回路と、信号発生
装置からの信号レベルを検出する検出手段と、この検出
手段の検出出力にしたがって電源回路の動作を制御する
電源制御手段とを含むバースト通信無線装置において、
信号発生装置は送信しようとするバースト信号に先立っ
てそのバースト信号と同一の搬送波周波数のトリガ信号
を送信装置に送出するトリガ送出手段を含み、電源制御
手段は、検出手段の出力があらかじめ定められた値を越
えたとき、あらかじめ定められた時間にわたり、ひとつ
の論理値の信号を出力する論理手段と、このひとつの論
理値の信号を遅延させ、その遅延した信号にしたがって
電源回路から上記送信増幅器に電力を供給させる遅延手
段とを含み、論理手段が出力を継続する時間は、トリガ
信号に対するその論理手段の出力がそれに続くバースト
信号に対する出力に連続するように設定され、遅延手段
は、その遅延時間が、トリガ信号のタイミングでは送信
増幅器への電力供給が行われず、それに続くバースト信
号の開始時にはその電力供給が安定化する程度に設定さ
れたことを特徴とする。
【0017】
【作用】信号発生装置では、送信しようとするバースト
信号に先立って、送信増幅器を立ち上げるためのトリガ
信号をバースト信号と同一搬送波周波数で送信装置に送
る。送信装置では、そのトリガ信号が送信増幅器で電力
増幅されることがない程度の時間をおいて、そのトリガ
信号により送信増幅器の電源回路を立ち上げる。
【0018】
【実施例】図1は本発明実施例のバースト通信無線装置
を示すブロック構成図である。
【0019】この実施例装置は、送信しようとする情報
により搬送波を変調したバースト信号を発生する信号発
生装置1と、このバースト信号を無線区間に送出する送
信装置2とを備え、これらが伝送路3を介して離れて配
置される。この送信装置2は、バースト信号を電力増幅
する送信増幅器23と、この送信増幅器23に電力を供
給する電源回路26とを備え、信号発生装置1からの信
号レベルを検出する検出手段として包絡線検波器25を
備え、この包絡線検波器25の検出出力にしたがって電
源回路26の動作を制御する電源制御手段を備える。送
信装置2はさらに、信号発生装置1からのバースト信号
を周波数変換して送信増幅器23に供給する周波数変換
器22を備え、この周波数変換器22の動作電力も電源
回路26から供給される。送信増幅器23にはアンテナ
24が接続される。信号発生装置1は、ベースバンド回
路11と、変調器12とを備える。
【0020】ここで本実施例の特徴とするところは、送
信しようとするバースト信号に先立ってそのバースト信
号と同一の搬送波周波数のトリガ信号を送信装置に送出
するトリガ送出手段としてタイミング発生器16がベー
スバンド回路11に接続され、電源制御手段は、包絡線
検波器25の出力があらかじめ定められた値を越えたと
きあらかじめ定められた時間にわたりひとつの論理値の
信号を出力する論理手段としてレベル比較器27および
単安定マルチバイブレータ28を備え、このひとつの論
理値の信号を遅延させ、その遅延した信号にしたがって
電源回路26から送信増幅器23およびこの例では周波
数変換器22に電力を供給させる遅延手段として遅延回
路29を備え、単安定マルチバイブレータ28が出力を
継続する時間は、トリガ信号に対するその単安定マルチ
バイブレータ28の出力がそれに続くバースト信号に対
する出力に連続するように設定され、遅延回路29は、
その遅延時間が、トリガ信号のタイミングでは送信増幅
器23への電力供給が行われず、それに続くバースト信
号の開始時にはその電力供給が安定化する程度に設定さ
れたことにある。
【0021】図2はこの実施例の動作を説明する信号波
形図であり、(a)は変調器12の出力レベルおよび包
絡線検波器25の出力レベル、(b)はレベル比較器2
7の出力レベル、(c)は単安定マルチバイブレータ2
8の出力レベル、(d)は遅延回路29の出力レベル、
(e)は電源回路26の出力電圧を示す。
【0022】信号発生装置1では、ベースバンド回路1
1によりビット列波形を生成し、変調器12によりその
波形で搬送波を変調する。このとき、送信しようとする
バースト信号(以下「送信信号バースト」という)に先
立って、タイミング発生器16からベースバンド回路1
1にタイミング信号を供給する。この結果、変調器12
からは、t1 〜t2 のタイミングでトリガバーストが出
力され、それに続いてt3 〜t7 に送信信号バーストが
同一搬送波周波数で出力される。
【0023】これらの信号は信号発生装置1から伝送路
3を経由して送信装置2に送られ、主信号経路である周
波数変換器22と制御系である包絡線検波器25とに分
岐される。包絡線検波器25はこれらの信号を包絡線検
波し、レベル比較器27はその検波レベルをあらかじめ
定められた比較レベルと比較する。このとき、レベル比
較器27は、図2(b)に示したように、トリガバース
トと送信信号バーストとに対応したt1 〜t2 、t4
6 (t3 <t4 、t6 <t7 )の二つのパルスを出力
する。この出力は単安定マルチバイブレータ28にトリ
ガ信号として加えられ、時刻t1 よりハイレベルを出力
する。この単安定マルチバイブレータ28は、ハイレベ
ル出力の継続時間がt2 〜t4 相当の時間よりわずかに
長く設定されており、t2 でトリガ入力がなくなっても
4 までハイレベルを出力する。さらに、送信信号バー
ストによりレベル比較器27の出力が再度立ち上がるt
4以降も連続してハイレベルを出力し、送信信号バース
トの終了部を含むt8 までハイレベルの出力を継続す
る。
【0024】単安定マルチバイブレータ28の出力は、
遅延回路29により、t1 〜t2 に相当する時間だけ遅
れてt2 より電源回路26に加えられる。この結果、周
波数変換器22および送信増幅器23にはt2 より動作
電力が供給され、t2 以前に供給されることはない。し
たがって、信号発生装置1からのトリガバーストは周波
数変換器22に入力されるが、それが送信されることは
ない。これに対して、送信信号バーストが立ち上がるt
3 には電源回路26の出力電圧が完全に立ち上がってい
るので、周波数変換器22および送信増幅器23は正常
な動作を行い、所定の増幅利得かつ無歪み特性で動作
し、送信信号バーストのみをアンテナ24から送信す
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバースト
通信無線装置は、信号発生装置と送信装置との間で、送
信しようとするバースト信号と同一周波数で占有帯域幅
を拡げることなく制御信号を伝送でき、歪みおよび送信
レベル変動を伴わずに、遠隔した場所に設置された電力
増幅器および空中線にバースト信号を伝送できる。本発
明は比較的安価なディジタル回路で実現でき、装置の低
コスト化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のバースト通信無線装置を示すブ
ロック構成図。
【図2】実施例の動作を説明する信号波形図。
【図3】第一の従来例を示すブロック構成図。
【図4】この従来例の動作を説明する信号波形図。
【図5】第二の従来例を示すブロック構成図。
【図6】この従来例の動作を説明する信号波形図。
【符号の説明】
1 信号発生装置 2 送信装置 3 伝送路 11 ベースバンド回路 12、14 変調器 13、16 タイミング発生器 15 合成器 21 分波器 22 周波数変換器 23 送信増幅器 24 アンテナ 25 包絡線検波器 26 電源回路 27 レベル比較器 28 単安定マルチバイブレータ 29 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信しようとする情報により搬送波を変
    調したバースト信号を発生する信号発生装置と、 このバースト信号を無線区間に送出する送信装置とを備
    え、 上記送信装置は、 バースト信号を電力増幅する送信増幅器と、 この送信増幅器に電力を供給する電源回路と、 上記信号発生装置からの信号レベルを検出する検出手段
    と、 この検出手段の検出出力にしたがって上記電源回路の動
    作を制御する電源制御手段とを含むバースト通信無線装
    置において、 上記信号発生装置は送信しようとするバースト信号に先
    立ってそのバースト信号と同一の搬送波周波数のトリガ
    信号を上記送信装置に送出するトリガ送出手段を含み、 上記電源制御手段は、 上記検出手段の出力があらかじめ定められた値を越えた
    とき、あらかじめ定められた時間にわたり、ひとつの論
    理値の信号を出力する論理手段と、 このひとつの論理値の信号を遅延させ、その遅延した信
    号にしたがって上記電源回路から上記送信増幅器に電力
    を供給させる遅延手段とを含み、 上記あらかじめ定められた時間は、上記トリガ信号に対
    する上記論理手段の出力がそれに続くバースト信号に対
    する出力に連続するように設定され、 上記遅延手段は、その遅延時間が、上記トリガ信号のタ
    イミングでは上記送信増幅器への電力供給が行われず、
    それに続くバースト信号の開始時にはその電力供給が安
    定化する程度に設定されたことを特徴とするバースト通
    信無線装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815381B1 (ko) * 2005-12-27 2008-03-20 후지쯔 가부시끼가이샤 타이밍 조정 장치 및 타이밍 조정 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815381B1 (ko) * 2005-12-27 2008-03-20 후지쯔 가부시끼가이샤 타이밍 조정 장치 및 타이밍 조정 방법

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