JPH0730451A - 妨害波除去方法及び装置 - Google Patents
妨害波除去方法及び装置Info
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- JPH0730451A JPH0730451A JP19186293A JP19186293A JPH0730451A JP H0730451 A JPH0730451 A JP H0730451A JP 19186293 A JP19186293 A JP 19186293A JP 19186293 A JP19186293 A JP 19186293A JP H0730451 A JPH0730451 A JP H0730451A
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Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の妨害波を数少ないキャンセラによって
同時に抑圧し、構成が簡単でしかも安価な無線送受信機
間干渉防止方法及びそのための装置を提供する。 【構成】 受信アンテナと受信機との間のケーブルから
高周波信号を導出し、中間周波数に変換すると共に、受
信機にとって妨害となる中間周波信号群を抽出した後、
中間周波信号に変換する前の高周波信号に復元する。更
に、その位相とレベルを調整する手段を経て、前記ケー
ブルに注入することによって、前記ケーブルに流れる妨
害波をキャンセルする。
同時に抑圧し、構成が簡単でしかも安価な無線送受信機
間干渉防止方法及びそのための装置を提供する。 【構成】 受信アンテナと受信機との間のケーブルから
高周波信号を導出し、中間周波数に変換すると共に、受
信機にとって妨害となる中間周波信号群を抽出した後、
中間周波信号に変換する前の高周波信号に復元する。更
に、その位相とレベルを調整する手段を経て、前記ケー
ブルに注入することによって、前記ケーブルに流れる妨
害波をキャンセルする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は妨害波除去方法及びその
ための装置に関するものであり、詳しくは、簡単な構成
によって複数の受信機に対する多数の妨害波を一挙に除
去することが可能な手段に関するものである。
ための装置に関するものであり、詳しくは、簡単な構成
によって複数の受信機に対する多数の妨害波を一挙に除
去することが可能な手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線通信手段は自動車電話システムをは
じめとして、人類のコミュニケーションの手段として益
々重要性を増しつつあるが、限りあるチャネル資源の有
効利用を図るための手段や方法が、種々提案されてい
る。例えば、自動車電話システムは凡そ870MHz〜
900MHzの周波数帯に多数のチャネルが設定され、
またMCAもその近傍の周波数帯に同様に多数のチャネ
ルが設定されている。このように、無線通信チャネルは
互いに接近した周波数帯に所定の間隔をもって設定され
ているが、もはや余剰チャネルがなく、如何にして多く
のチャネルを確保するかが重要なテーマである。また一
方、複数の無線送受信機を接近した状態で設置せざるを
得ないのが現状であり、特に大都市においては、この傾
向が著しい。しかし、自動車電話無線システムやMCA
に限らず、隣接する周波数帯の無線送受信機が近接して
設置されると、一方の送信電波が他方の受信機チャネル
に混入し、妨害波となって信号対雑音比(S/N)を極
端に低下させ、著しい場合は受信不能になるという問題
が有った。
じめとして、人類のコミュニケーションの手段として益
々重要性を増しつつあるが、限りあるチャネル資源の有
効利用を図るための手段や方法が、種々提案されてい
る。例えば、自動車電話システムは凡そ870MHz〜
900MHzの周波数帯に多数のチャネルが設定され、
またMCAもその近傍の周波数帯に同様に多数のチャネ
ルが設定されている。このように、無線通信チャネルは
互いに接近した周波数帯に所定の間隔をもって設定され
ているが、もはや余剰チャネルがなく、如何にして多く
のチャネルを確保するかが重要なテーマである。また一
方、複数の無線送受信機を接近した状態で設置せざるを
得ないのが現状であり、特に大都市においては、この傾
向が著しい。しかし、自動車電話無線システムやMCA
に限らず、隣接する周波数帯の無線送受信機が近接して
設置されると、一方の送信電波が他方の受信機チャネル
に混入し、妨害波となって信号対雑音比(S/N)を極
端に低下させ、著しい場合は受信不能になるという問題
が有った。
【0003】このことを具体的数値を示して説明すれ
ば、一般に受信機においては0dBμ程度の電界強度の
希望信号を受信する時、近接する妨害波の信号レベルを
80dBμ以下に抑圧しなければ、感度抑圧現象にのた
め受信品質劣化を生じる。これは受信機の性能の一つと
して、隣接チャネル妨害波を80dB以上抑圧すべきこ
とが規定されたものであるが、この規格を満足する受信
機であっても、近接配置された送信機から発射される電
波は例えば100dBμ以上のレベルで着信することが
多く、感度抑圧現象によって受信不可能に陥る。例えば
400MHz帯でのチャネル・セパレーション12.5
kHzにおいて、隣接チャネルの送信波が妨害波である
とき、これを高周波フィルタにて除去するのは不可能で
ある。このための対策として、従来、例えば図5に示す
ような方法が提案されまた実現されている。
ば、一般に受信機においては0dBμ程度の電界強度の
希望信号を受信する時、近接する妨害波の信号レベルを
80dBμ以下に抑圧しなければ、感度抑圧現象にのた
め受信品質劣化を生じる。これは受信機の性能の一つと
して、隣接チャネル妨害波を80dB以上抑圧すべきこ
とが規定されたものであるが、この規格を満足する受信
機であっても、近接配置された送信機から発射される電
波は例えば100dBμ以上のレベルで着信することが
多く、感度抑圧現象によって受信不可能に陥る。例えば
400MHz帯でのチャネル・セパレーション12.5
kHzにおいて、隣接チャネルの送信波が妨害波である
とき、これを高周波フィルタにて除去するのは不可能で
ある。このための対策として、従来、例えば図5に示す
ような方法が提案されまた実現されている。
【0004】即ち、図5は従来の、無線送受信機間妨害
防止方法の原理を説明するためのブロック構成図であっ
て、1は一方の無線機群に接続されたアンテナで、合成
器2とケーブル3を介して複数の送信機に接続されてい
るが、説明を簡単にするため、ここではそのうちの一つ
の送信機4のみを図示する。また、5は前記アンテナ1
と近接して設置された他方の無線機群に属するアンテナ
であり、分配器6とケーブル7−1、7−2、・・・7
−nを介してn台の受信機に接続された状態を示したも
のである。なお、実際は前記送信機4および受信機8
は、共に夫々に受信機と送信機を具えた無線設備である
が、説明を簡単にするためにアンテナ1を送信用、アン
テナ5を受信用として説明する。以下同様である。この
状態において、前記送信機4から電波を発射し、同時に
受信機8−1、8−2、・・・8−nのいづれかにおい
て、近接したチャネル周波数にて受信する場合を想定す
ると、前記送信機からの電波が受信機の受信チャネル信
号に妨害を与え、正常な受信が不可能となるか、あるい
は著しく通信品質を損なうという問題を生じること上述
したとうりである。
防止方法の原理を説明するためのブロック構成図であっ
て、1は一方の無線機群に接続されたアンテナで、合成
器2とケーブル3を介して複数の送信機に接続されてい
るが、説明を簡単にするため、ここではそのうちの一つ
の送信機4のみを図示する。また、5は前記アンテナ1
と近接して設置された他方の無線機群に属するアンテナ
であり、分配器6とケーブル7−1、7−2、・・・7
−nを介してn台の受信機に接続された状態を示したも
のである。なお、実際は前記送信機4および受信機8
は、共に夫々に受信機と送信機を具えた無線設備である
が、説明を簡単にするためにアンテナ1を送信用、アン
テナ5を受信用として説明する。以下同様である。この
状態において、前記送信機4から電波を発射し、同時に
受信機8−1、8−2、・・・8−nのいづれかにおい
て、近接したチャネル周波数にて受信する場合を想定す
ると、前記送信機からの電波が受信機の受信チャネル信
号に妨害を与え、正常な受信が不可能となるか、あるい
は著しく通信品質を損なうという問題を生じること上述
したとうりである。
【0005】そこで、従来は、同図5に示す様に、送信
機のケーブル3と受信機のケーブル7−1、7−2、・
・・7−nとの間に第一乃至第nのキャンセラ9−1、
9−2・・・9−nを設け、送信アンテナ1から空間を
経て受信アンテナ5へ、更には各受信ケーブル7−1、
7−2、・・・7−nを介して各受信機に混入する妨害
波を打ち消ことによって、斯かる妨害を排除する手段を
採用していた。即ち、前記キャンセラ9−1、9−2、
・・は送信ケーブルに方向性結合器を接続し、送信電
波、あるいはその高調波であって夫々の受信機の妨害と
なる周波数成分の一部を導出すると共に、そのレベルと
位相を調整した上で、他方の受信ケーブルに接続した注
入器に供給する構成となっており、この経路にて供給さ
れた信号成分によって受信アンテナを介して混入する妨
害成分を相殺するものである。
機のケーブル3と受信機のケーブル7−1、7−2、・
・・7−nとの間に第一乃至第nのキャンセラ9−1、
9−2・・・9−nを設け、送信アンテナ1から空間を
経て受信アンテナ5へ、更には各受信ケーブル7−1、
7−2、・・・7−nを介して各受信機に混入する妨害
波を打ち消ことによって、斯かる妨害を排除する手段を
採用していた。即ち、前記キャンセラ9−1、9−2、
・・は送信ケーブルに方向性結合器を接続し、送信電
波、あるいはその高調波であって夫々の受信機の妨害と
なる周波数成分の一部を導出すると共に、そのレベルと
位相を調整した上で、他方の受信ケーブルに接続した注
入器に供給する構成となっており、この経路にて供給さ
れた信号成分によって受信アンテナを介して混入する妨
害成分を相殺するものである。
【0006】このキャンセラにて例えば妨害波を40d
B抑圧できるとすれば、送受信アンテナ離隔距離による
減衰量、アンテナ利得及び分配器やケーブルの総合減衰
量等を加味しても、十分に妨害波に対し80dB以上の
減衰を与えることが可能となる。しかしながら、同図5
に示した従来の方法では、一対の送受信機間において一
つの妨害波をキャンセルするために一式のキャンセラが
必要である。例えば、チャネル数がNの場合、各チャネ
ルの送信機からの妨害波を除去するためにキャンセラが
一組必要であるから、すべてのチャネル送信機から発射
される妨害波除去を行なうには、全体でN2 組のキャン
セラが必要となる。従って、送受信機の数に応じて複雑
な構成となるため、設備費用が高価なものになるとうい
う欠点が有り、上述したように多数のチャネルを擁する
自動車電話システムあるいはMCA等においては到底採
用し難いものであった。
B抑圧できるとすれば、送受信アンテナ離隔距離による
減衰量、アンテナ利得及び分配器やケーブルの総合減衰
量等を加味しても、十分に妨害波に対し80dB以上の
減衰を与えることが可能となる。しかしながら、同図5
に示した従来の方法では、一対の送受信機間において一
つの妨害波をキャンセルするために一式のキャンセラが
必要である。例えば、チャネル数がNの場合、各チャネ
ルの送信機からの妨害波を除去するためにキャンセラが
一組必要であるから、すべてのチャネル送信機から発射
される妨害波除去を行なうには、全体でN2 組のキャン
セラが必要となる。従って、送受信機の数に応じて複雑
な構成となるため、設備費用が高価なものになるとうい
う欠点が有り、上述したように多数のチャネルを擁する
自動車電話システムあるいはMCA等においては到底採
用し難いものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な事情に鑑みてなされたものであり、複数の妨害波を数
少ないキャンセラによって同時に抑圧し、従って構成が
簡単でしかも安価な無線送受信機間干渉防止方法及びそ
のための装置を提供することを目的としたものである。
な事情に鑑みてなされたものであり、複数の妨害波を数
少ないキャンセラによって同時に抑圧し、従って構成が
簡単でしかも安価な無線送受信機間干渉防止方法及びそ
のための装置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、受信アンテナと受信機との間のケーブルか
ら高周波信号を導出し、第一の局部発振信号と混合する
ことによって中間周波数に変換すると共に、変換した中
間周波数において、分配器と合成器間に並列に配置した
複数のバンドパスフィルタ手段によって当該受信機にと
って妨害となる中間周波信号群を抽出した後、第二の局
部発振信号と混合し、再び前記中間周波信号に変換する
前の高周波信号に復元する。更に、その位相とレベルを
調整する手段を経て、前記ケーブルに注入することによ
って、前記ケーブルに流れる妨害波をキャンセルするこ
とを特徴とする。
本発明では、受信アンテナと受信機との間のケーブルか
ら高周波信号を導出し、第一の局部発振信号と混合する
ことによって中間周波数に変換すると共に、変換した中
間周波数において、分配器と合成器間に並列に配置した
複数のバンドパスフィルタ手段によって当該受信機にと
って妨害となる中間周波信号群を抽出した後、第二の局
部発振信号と混合し、再び前記中間周波信号に変換する
前の高周波信号に復元する。更に、その位相とレベルを
調整する手段を経て、前記ケーブルに注入することによ
って、前記ケーブルに流れる妨害波をキャンセルするこ
とを特徴とする。
【0009】また、これを実現する装置においては、受
信アンテナと受信機との間のケーブルに接続した高周波
結合手段と、この結合手段から導出した高周波信号を中
間周波数に変換する第一の局部発振器及び混合手段と、
該中間周波信号を増幅する手段と、分配器と合成器とそ
の間に並列に配置されたバンドパスフィルタを含み中間
周波信号から妨害波信号群のみを抽出する妨害波抽出手
段と、該妨害波信号群に第二の局部発振器出力を混合し
中間周波変換前の周波数に復元する手段と、該復元後の
信号又は前記合成器出力信号のレベルと位相の少なくと
も一方を調整する手段と、前記復元後の高周波信号を再
び前記ケーブルに注入する手段とを具える。
信アンテナと受信機との間のケーブルに接続した高周波
結合手段と、この結合手段から導出した高周波信号を中
間周波数に変換する第一の局部発振器及び混合手段と、
該中間周波信号を増幅する手段と、分配器と合成器とそ
の間に並列に配置されたバンドパスフィルタを含み中間
周波信号から妨害波信号群のみを抽出する妨害波抽出手
段と、該妨害波信号群に第二の局部発振器出力を混合し
中間周波変換前の周波数に復元する手段と、該復元後の
信号又は前記合成器出力信号のレベルと位相の少なくと
も一方を調整する手段と、前記復元後の高周波信号を再
び前記ケーブルに注入する手段とを具える。
【0010】更に、同じ目的を達成する方法装置とし
て、中間周波信号を二分岐し、一方から受信機の希望波
を抽出すると共に、分岐した他方の中間周波信号から前
記希望波をキャンセルし、これを元の搬送周波数に復元
した後受信ケーブルに注入するようにしてもよい。
て、中間周波信号を二分岐し、一方から受信機の希望波
を抽出すると共に、分岐した他方の中間周波信号から前
記希望波をキャンセルし、これを元の搬送周波数に復元
した後受信ケーブルに注入するようにしてもよい。
【0011】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて本発明のク
ロック断検出回路を詳細に説明する。図1は本発明の妨
害波除去装置を適用した無線設備の一実施例を示した概
要構成図であり、前記図5と同一記号は同一装置を示
す。本発明では、後述する妨害除去装置10を受信アン
テナ5と分配器6とを結ぶケーブル11に装着すればよ
く、図5に示した従来手段のように、受信機7−1、7
−2、・・・、7−nの夫々にキャンセル手段を設ける
必要がなく、唯一つのキャンセル装置によって目的を達
成することができる。
ロック断検出回路を詳細に説明する。図1は本発明の妨
害波除去装置を適用した無線設備の一実施例を示した概
要構成図であり、前記図5と同一記号は同一装置を示
す。本発明では、後述する妨害除去装置10を受信アン
テナ5と分配器6とを結ぶケーブル11に装着すればよ
く、図5に示した従来手段のように、受信機7−1、7
−2、・・・、7−nの夫々にキャンセル手段を設ける
必要がなく、唯一つのキャンセル装置によって目的を達
成することができる。
【0012】即ち、図2は上記本発明にかかる受信機に
おける妨害除去装置の一実施例を示すブロック構成図で
ある。同図において5は受信アンテナであって、ケーブ
ル11を介して図示を省略した受信機に接続されている
が、複数の受信機に対応するためには図1又は図5に示
したように分配器6を介して受信機に接続してもよい。
おける妨害除去装置の一実施例を示すブロック構成図で
ある。同図において5は受信アンテナであって、ケーブ
ル11を介して図示を省略した受信機に接続されている
が、複数の受信機に対応するためには図1又は図5に示
したように分配器6を介して受信機に接続してもよい。
【0013】前記ケーブル11に方向性結合器12を挿
入し、その出力を第一のミキサ13を経て高周波アンプ
15に供給する。前記ミキサ13には局部発振噐(ロー
カル・オシレータ)14の出力を供給し、ケーブルから
の信号との差の中間周波数信号を作出する。該中間周波
信号を増幅する前記アンプ出力は分配器16を介して並
列に接続されたn個のバンドパスフィルタBPF1 、B
PF2 、・・・、BPFn に供給され、各バンドパスフ
ィルタに接続した減衰器(ATT)を経て合成器17に
て合成される。ここで前記バンドパスフィルタは、各受
信機において妨害波となる周波数、即ち、図5にて説明
した様に近傍に設置された送信機からの電波等、除去す
べき周波数信号に対応する中間周波信号のみを通過させ
るバンドパスフィルタであって、これらに接続された減
衰器は、フィルタの減衰量のばらつきを補正し、均一の
レベルにするために挿入したものである。
入し、その出力を第一のミキサ13を経て高周波アンプ
15に供給する。前記ミキサ13には局部発振噐(ロー
カル・オシレータ)14の出力を供給し、ケーブルから
の信号との差の中間周波数信号を作出する。該中間周波
信号を増幅する前記アンプ出力は分配器16を介して並
列に接続されたn個のバンドパスフィルタBPF1 、B
PF2 、・・・、BPFn に供給され、各バンドパスフ
ィルタに接続した減衰器(ATT)を経て合成器17に
て合成される。ここで前記バンドパスフィルタは、各受
信機において妨害波となる周波数、即ち、図5にて説明
した様に近傍に設置された送信機からの電波等、除去す
べき周波数信号に対応する中間周波信号のみを通過させ
るバンドパスフィルタであって、これらに接続された減
衰器は、フィルタの減衰量のばらつきを補正し、均一の
レベルにするために挿入したものである。
【0014】前記合成器17にて混合された中間周波数
群は第二のミキサ18にて前記局部発振噐14の出力と
合成され、両周波数の和、即ち前記ケーブルから導出し
た信号周波数と同一周波数信号に復元される。ここで留
意すべきことは、第一のミキサ13と第二のミキサ18
に同一局部発振器14からローカル信号を供給すること
により、第二のミキサ18からは、ケーブル11から導
出した高周波信号(妨害波のみ)と全く同一の周波数信
号が得られることである。ただし、この発振噐を別個の
ものにし、両者の周波数を同一にしてもよいことは云う
までもない。このようにして元の搬送波周波数に復元し
た信号を、可変減衰器19、可変位相器20及び増幅器
21を介して前記ケーブル11に結合した注入器22に
供給する。
群は第二のミキサ18にて前記局部発振噐14の出力と
合成され、両周波数の和、即ち前記ケーブルから導出し
た信号周波数と同一周波数信号に復元される。ここで留
意すべきことは、第一のミキサ13と第二のミキサ18
に同一局部発振器14からローカル信号を供給すること
により、第二のミキサ18からは、ケーブル11から導
出した高周波信号(妨害波のみ)と全く同一の周波数信
号が得られることである。ただし、この発振噐を別個の
ものにし、両者の周波数を同一にしてもよいことは云う
までもない。このようにして元の搬送波周波数に復元し
た信号を、可変減衰器19、可変位相器20及び増幅器
21を介して前記ケーブル11に結合した注入器22に
供給する。
【0015】このような構成にすれば、上記増幅器21
の出力にはバンドパスフィルタによって抽出した妨害波
のみが出力され、受信アンテナ5と受信機、もしくは分
配器間のケーブル11に注入される。この信号は受信ケ
ーブルに流入する妨害波信号と合成され、両者の信号レ
ベルが同一であって、位相を逆相にすると、互いに相殺
しあってキャンセルすることができ、受信機には妨害波
が供給されなくなる。
の出力にはバンドパスフィルタによって抽出した妨害波
のみが出力され、受信アンテナ5と受信機、もしくは分
配器間のケーブル11に注入される。この信号は受信ケ
ーブルに流入する妨害波信号と合成され、両者の信号レ
ベルが同一であって、位相を逆相にすると、互いに相殺
しあってキャンセルすることができ、受信機には妨害波
が供給されなくなる。
【0016】この方法において、妨害波をキャンセル除
去するには妨害波どうしのレベルと位相関係を正確に調
整することが肝要である。そこで、その調整を自動的に
行う場合の実施例を説明する。前記図2に示したブロッ
ク23は自動調整回路であって、前記注入器22と受信
機、あるいは受信機の前段に挿入された分配器との間を
結ぶケーブル11にモニタ用受信機24を接続し、その
復調出力を第一のアナログ・デジタル変換器(A/D)
25によってデジタル信号に変換した後、制御用コンピ
ュータ26に供給する。
去するには妨害波どうしのレベルと位相関係を正確に調
整することが肝要である。そこで、その調整を自動的に
行う場合の実施例を説明する。前記図2に示したブロッ
ク23は自動調整回路であって、前記注入器22と受信
機、あるいは受信機の前段に挿入された分配器との間を
結ぶケーブル11にモニタ用受信機24を接続し、その
復調出力を第一のアナログ・デジタル変換器(A/D)
25によってデジタル信号に変換した後、制御用コンピ
ュータ26に供給する。
【0017】また一方、この制御用コンピュータ26に
は、二つの電圧設定器27、28からのアナログ信号電
圧を夫々第二、第三のアナログ・デジタル変換器29、
30にてデジタル信号に変換して供給し、これを該制御
用コンピュータによってコントロールし、デジタル・ア
ナログ変換器(D/A)31、32を介して、前記可変
減衰器19と可変位相器20の制御端子に供給するよう
に構成されている。なお、前記制用コンピュータ26に
は、自動調整と手動調整を切り替える手段が具えられて
おり、後述するように粗調整と精密調整を効果的に実行
することができる。
は、二つの電圧設定器27、28からのアナログ信号電
圧を夫々第二、第三のアナログ・デジタル変換器29、
30にてデジタル信号に変換して供給し、これを該制御
用コンピュータによってコントロールし、デジタル・ア
ナログ変換器(D/A)31、32を介して、前記可変
減衰器19と可変位相器20の制御端子に供給するよう
に構成されている。なお、前記制用コンピュータ26に
は、自動調整と手動調整を切り替える手段が具えられて
おり、後述するように粗調整と精密調整を効果的に実行
することができる。
【0018】この自動調整ブロックは次のように制御し
且つ動作する。即ち、前記モニタ受信機24は、例えば
上述した送信機からの妨害波周波数のうちの一つを受信
し、その搬送波レベル、またはノイズ抑圧レベル等、妨
害波のレベルを監視し得る出力を得る。この情報はアナ
ログ・デジタル変換器25にてデジタル信号に変換さ
れ、制御用コンピュータ26にてレベルの大小を監視し
ながら、可変減衰器19と可変位相器20を調整する。
且つ動作する。即ち、前記モニタ受信機24は、例えば
上述した送信機からの妨害波周波数のうちの一つを受信
し、その搬送波レベル、またはノイズ抑圧レベル等、妨
害波のレベルを監視し得る出力を得る。この情報はアナ
ログ・デジタル変換器25にてデジタル信号に変換さ
れ、制御用コンピュータ26にてレベルの大小を監視し
ながら、可変減衰器19と可変位相器20を調整する。
【0019】例えば、予め既知である妨害波信号の一波
をモニタする場合を説明すれば、上述した妨害波キャン
セル手段が適切に作動する状態、即ち、可変減衰器19
と可変位相器20夫々が、適切な値に設定されている場
合は、受信ケーブル中の妨害波が相殺されることから、
モニタ受信機にはこの妨害信号が供給されないか、ある
いはそのレベルが小さくなる。また、上記キャンセル手
段の調整が不適切である場合は妨害波のキャンセル度合
いが少なく、大きなレベルの妨害波が受信される。
をモニタする場合を説明すれば、上述した妨害波キャン
セル手段が適切に作動する状態、即ち、可変減衰器19
と可変位相器20夫々が、適切な値に設定されている場
合は、受信ケーブル中の妨害波が相殺されることから、
モニタ受信機にはこの妨害信号が供給されないか、ある
いはそのレベルが小さくなる。また、上記キャンセル手
段の調整が不適切である場合は妨害波のキャンセル度合
いが少なく、大きなレベルの妨害波が受信される。
【0020】従って、モニタ受信機24の、リミタ電流
レベル(中間周波増幅段から抽出した信号を整流して得
る)を監視すれば、妨害波のレベルが判定できるから、
このレベルが最小になるように上記可変減衰器19と可
変位相器20に供給する制御電圧を自動的に調整すれば
よい。
レベル(中間周波増幅段から抽出した信号を整流して得
る)を監視すれば、妨害波のレベルが判定できるから、
このレベルが最小になるように上記可変減衰器19と可
変位相器20に供給する制御電圧を自動的に調整すれば
よい。
【0021】具体的には、上述した受信機のリミタ電流
等、妨害波信号レベルに比例して変化する信号をレベル
を監視しつつ、先ず、可変減衰器の制御電圧を増減し、
その値が最小となる電圧値に設定した後、同様にして可
変位相器の制御電圧を設定する。つまり、ケーブルにお
いてアンテナから入力する妨害波とキャンセラから注入
する妨害波の位相が互いに逆相でありかつ信号レベルが
同一である度合いが高い程、前記モニタ受信機に入力す
る妨害波信号レベルが小さくなるから、可変位相器と可
変減衰器を交互に調整して、極力妨害波信号のキャンセ
ル量を多くする操作を行なう。
等、妨害波信号レベルに比例して変化する信号をレベル
を監視しつつ、先ず、可変減衰器の制御電圧を増減し、
その値が最小となる電圧値に設定した後、同様にして可
変位相器の制御電圧を設定する。つまり、ケーブルにお
いてアンテナから入力する妨害波とキャンセラから注入
する妨害波の位相が互いに逆相でありかつ信号レベルが
同一である度合いが高い程、前記モニタ受信機に入力す
る妨害波信号レベルが小さくなるから、可変位相器と可
変減衰器を交互に調整して、極力妨害波信号のキャンセ
ル量を多くする操作を行なう。
【0022】また同時に、この操作を間欠的に、または
常時繰り返し行えば、妨害波をキャンセルする条件の変
化、例えば、近接送信機の出力レベルの変動に伴う妨害
波レベルの変動、受信ケーブルの経年変化及び温度変化
による減衰量・位相量の変動、方向性結合器あるいは注
入器の特性変動、送受信アンテナ間の結合度変化等、全
ての要因に対する補正が自動的に実行され、常に最適な
状態を保つことが可能となる。なお、モニタ受信機出力
として妨害波レベルに比例する信号を使用したが、例え
ば復調信号中の雑音レベルのように、妨害波レベルに逆
比例する信号によっても同様にコントロール可能である
ことは説明を要しないであろう。
常時繰り返し行えば、妨害波をキャンセルする条件の変
化、例えば、近接送信機の出力レベルの変動に伴う妨害
波レベルの変動、受信ケーブルの経年変化及び温度変化
による減衰量・位相量の変動、方向性結合器あるいは注
入器の特性変動、送受信アンテナ間の結合度変化等、全
ての要因に対する補正が自動的に実行され、常に最適な
状態を保つことが可能となる。なお、モニタ受信機出力
として妨害波レベルに比例する信号を使用したが、例え
ば復調信号中の雑音レベルのように、妨害波レベルに逆
比例する信号によっても同様にコントロール可能である
ことは説明を要しないであろう。
【0023】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
構成図である。この実施例では受信ケーブル11に結合
する方向性結合器12から導出した受信信号を第一のミ
キサ13、増幅器15、を経て二分配器31に入力す
る。二分配した信号の一方は、多分岐用分配器16と多
入力合成器17とこれらの間に並列に挿入したバンドパ
スフィルタ及び減衰器とからなる希望波分離回路に供給
する。先に説明した第一の実施例では同様の分離回路に
よって妨害波を分離したが、この実施例では逆に希望波
を分離抽出する点が異なる。即ち、この回路におけるバ
ンドパスフィルタは各受信機において受信すべき希望波
信号のみを分離抽出し、合成器によって再び合成した
後、位相器32を介して二入力合成器33に供給する。
また一方、前記二分配器31の他方出力は、減衰器34
を介して二入力合成器33のもう一方の入力端に供給
し、上記の如く分離抽出した受信希望波信号群と合成さ
れる。
構成図である。この実施例では受信ケーブル11に結合
する方向性結合器12から導出した受信信号を第一のミ
キサ13、増幅器15、を経て二分配器31に入力す
る。二分配した信号の一方は、多分岐用分配器16と多
入力合成器17とこれらの間に並列に挿入したバンドパ
スフィルタ及び減衰器とからなる希望波分離回路に供給
する。先に説明した第一の実施例では同様の分離回路に
よって妨害波を分離したが、この実施例では逆に希望波
を分離抽出する点が異なる。即ち、この回路におけるバ
ンドパスフィルタは各受信機において受信すべき希望波
信号のみを分離抽出し、合成器によって再び合成した
後、位相器32を介して二入力合成器33に供給する。
また一方、前記二分配器31の他方出力は、減衰器34
を介して二入力合成器33のもう一方の入力端に供給
し、上記の如く分離抽出した受信希望波信号群と合成さ
れる。
【0024】このとき、合成器33に入力する二つの信
号の振幅レベルを同一とし、且つ、位相が互いに逆相と
なるように各ルート中の減衰器34の減衰量及び位相器
32の位相量を設定しておく。この結果、合成器33か
ら出力される信号は、受信希望信号のみが相殺除去さ
れ、妨害波のみが残存することになる。更に、妨害波の
みとなった合成器の出力を第二のミキサ18にてローカ
ルオッシレータ14の出力と混合し、両者の和、即ち受
信ケーブルから分岐した搬送波周波数に復元した信号と
なって可変減衰器19、可変位相器20及び増幅器21
を経て、注入器22に入力することによって再び受信ケ
ーブル11に供給する。
号の振幅レベルを同一とし、且つ、位相が互いに逆相と
なるように各ルート中の減衰器34の減衰量及び位相器
32の位相量を設定しておく。この結果、合成器33か
ら出力される信号は、受信希望信号のみが相殺除去さ
れ、妨害波のみが残存することになる。更に、妨害波の
みとなった合成器の出力を第二のミキサ18にてローカ
ルオッシレータ14の出力と混合し、両者の和、即ち受
信ケーブルから分岐した搬送波周波数に復元した信号と
なって可変減衰器19、可変位相器20及び増幅器21
を経て、注入器22に入力することによって再び受信ケ
ーブル11に供給する。
【0025】この構成によっても、先の第一の実施例と
同様に、受信機に供給される信号中から、妨害波を除去
することができる。即ち、前記ミキサ18から出力され
る妨害波信号のレベルと位相を調整し、受信ケーブルを
流れる妨害波信号の振幅値と同一であって、位相が逆相
となるようにすれば、注入器22においてそれらが互い
に相殺され、希望波のみが受信機、あるいは受信機の前
段に挿入された分配器に供給され、上述した第一の実施
例と同様に、受信機に入力する妨害波をキャンセルする
ことができる。
同様に、受信機に供給される信号中から、妨害波を除去
することができる。即ち、前記ミキサ18から出力され
る妨害波信号のレベルと位相を調整し、受信ケーブルを
流れる妨害波信号の振幅値と同一であって、位相が逆相
となるようにすれば、注入器22においてそれらが互い
に相殺され、希望波のみが受信機、あるいは受信機の前
段に挿入された分配器に供給され、上述した第一の実施
例と同様に、受信機に入力する妨害波をキャンセルする
ことができる。
【0026】このように第二の実施例では、フィルタに
よって希望波信号を抽出し、これと二分岐したもう一方
の信号と合成することによって、妨害波信号のみが含ま
れる信号を作出したが、この例は、希望波信号の数が少
なく、妨害波信号の数が多い場合等には、バンドパス・
フィルタの数を少なくする上で有効であろう。
よって希望波信号を抽出し、これと二分岐したもう一方
の信号と合成することによって、妨害波信号のみが含ま
れる信号を作出したが、この例は、希望波信号の数が少
なく、妨害波信号の数が多い場合等には、バンドパス・
フィルタの数を少なくする上で有効であろう。
【0027】なお、上記第二の実施例は、図4に示すよ
うに変形することも可能である。即ち、受信ケーブルか
ら導出した高周波信号を増幅した後二分岐し、その一方
を中間周波数に変換する。この周波数変換には局部発振
噐14からの信号を用い、多出力分配器16と希望波を
抽出するバンドパス・フィルタと減衰器および、多入力
合成器17とによって、中間周波数中の希望波群を選択
し、この信号と前記二分岐した他方の信号と合成器33
において混合することによって、希望波成分をキャンセ
ルする。以後、可変減衰器19と可変位相器20とを経
て、受信ケーブルの注入器22に供給することは、上述
したとうりである。
うに変形することも可能である。即ち、受信ケーブルか
ら導出した高周波信号を増幅した後二分岐し、その一方
を中間周波数に変換する。この周波数変換には局部発振
噐14からの信号を用い、多出力分配器16と希望波を
抽出するバンドパス・フィルタと減衰器および、多入力
合成器17とによって、中間周波数中の希望波群を選択
し、この信号と前記二分岐した他方の信号と合成器33
において混合することによって、希望波成分をキャンセ
ルする。以後、可変減衰器19と可変位相器20とを経
て、受信ケーブルの注入器22に供給することは、上述
したとうりである。
【0028】また、以上第二、第三の実施例において
は、自動調整ブロックの説明を省略したが、必要に応じ
て、位相またはレベル、あるいはその両者について上述
した通りの自動調整を行うことによって、温度変化や経
時変化等によるケーブルの特性変化を補って、常に、妨
害波レベルを最小に抑圧することができる。
は、自動調整ブロックの説明を省略したが、必要に応じ
て、位相またはレベル、あるいはその両者について上述
した通りの自動調整を行うことによって、温度変化や経
時変化等によるケーブルの特性変化を補って、常に、妨
害波レベルを最小に抑圧することができる。
【0029】以上、いくつかの実施例を参照しつつ本発
明を説明したが、本発明の実施に当たっては、上記実施
例に限定する必然性はなく、各ブロックを同様の機能を
有する他の回路に置き換えることは何ら差し支えない。
また、二分岐した信号の一方から希望波または妨害波を
抽出した後、もう一方と合成することによって、妨害波
または希望波をキャンセルする処理においても必要があ
れば上述したような、受信ケーブルへの注入信号の位相
およびレベル自動調整ブロックと同様の回路を具えても
よい。
明を説明したが、本発明の実施に当たっては、上記実施
例に限定する必然性はなく、各ブロックを同様の機能を
有する他の回路に置き換えることは何ら差し支えない。
また、二分岐した信号の一方から希望波または妨害波を
抽出した後、もう一方と合成することによって、妨害波
または希望波をキャンセルする処理においても必要があ
れば上述したような、受信ケーブルへの注入信号の位相
およびレベル自動調整ブロックと同様の回路を具えても
よい。
【0030】更に、上記モニタ受信機では必ずしも妨害
波を受信モニタする必要はなく、妨害波近傍周波数の信
号をモニタしてもよいことが実験的に確認済である。し
たがって、例えば、受信機の妨害とならない疑似妨害波
信号発生器を具え、その信号を受信アンテナ入力端に供
給する構成とし、この疑似妨害波レベルをモニタ受信機
にて監視しつつ疑似妨害波がキャンセルされるように自
動調整回路を制御することも可能である。
波を受信モニタする必要はなく、妨害波近傍周波数の信
号をモニタしてもよいことが実験的に確認済である。し
たがって、例えば、受信機の妨害とならない疑似妨害波
信号発生器を具え、その信号を受信アンテナ入力端に供
給する構成とし、この疑似妨害波レベルをモニタ受信機
にて監視しつつ疑似妨害波がキャンセルされるように自
動調整回路を制御することも可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、受信ケー
ブルから導出した受信信号の一部から妨害波成分のみを
含む信号を作出し、その位相とレベルの少なくとも一方
を調整した後、再び前記受信ケーブルに注入することに
よって、妨害波をキャンセルするように構成したので、
近接して配置される送受信機の数、あるいはチャネル数
に関わらず、唯一組の装置で多数の妨害波を除去するこ
とが可能となり、妨害波除去装置としての構成が極めて
簡単となる。したがって、自動車電話基地局やMCA基
地局等、多数の送受信機が近接配置される場合であって
も適用可能であるから、特に、都市周辺における混信、
感度抑圧問題を解決する上で大きな効果を奏する。
ブルから導出した受信信号の一部から妨害波成分のみを
含む信号を作出し、その位相とレベルの少なくとも一方
を調整した後、再び前記受信ケーブルに注入することに
よって、妨害波をキャンセルするように構成したので、
近接して配置される送受信機の数、あるいはチャネル数
に関わらず、唯一組の装置で多数の妨害波を除去するこ
とが可能となり、妨害波除去装置としての構成が極めて
簡単となる。したがって、自動車電話基地局やMCA基
地局等、多数の送受信機が近接配置される場合であって
も適用可能であるから、特に、都市周辺における混信、
感度抑圧問題を解決する上で大きな効果を奏する。
【図1】本発明に係る妨害波除去装置の、無線設備にお
ける挿入位置を説明するためのブロック図である。
ける挿入位置を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明に係る妨害除去装置の一実施例を示す、
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図3】本発明に係る妨害除去装置の他の実施例を示
す、ブロック構成図である。
す、ブロック構成図である。
【図4】本発明に係る妨害除去装置の他の変形実施例を
示す、ブロック構成図である。
示す、ブロック構成図である。
【図5】従来の妨害除去装置を示す、ブロック構成図で
ある。
ある。
1 送信アンテナ 2、17、33 合成器 3 送信ケーブル、 4 送信機 5 受信アンテナ 6 分配器 7−1、7−2、7・・、7−n 、11 受信ケー
ブル 8−1、8−2、・・8−n 受信機 9−1、9−2、・・・9−n キャンセラ 10 妨害波除去装置 12 方向性結合器 13、18 ミキサ 14 局部発振噐(ローカル・オシレータ) 15、21 アンプ(増幅器) 16、31 分配器 19 可変減衰器 20 可変位相器 22 注入器 23 自動調整器 24 モニタ受信機 25、29、30 アナログデジタル変換器 26 制御用コンピュータ 27、28 電圧設定器 31、32 デジタルアナログ変換器
ブル 8−1、8−2、・・8−n 受信機 9−1、9−2、・・・9−n キャンセラ 10 妨害波除去装置 12 方向性結合器 13、18 ミキサ 14 局部発振噐(ローカル・オシレータ) 15、21 アンプ(増幅器) 16、31 分配器 19 可変減衰器 20 可変位相器 22 注入器 23 自動調整器 24 モニタ受信機 25、29、30 アナログデジタル変換器 26 制御用コンピュータ 27、28 電圧設定器 31、32 デジタルアナログ変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 進 東京都大田区北嶺町39−10 富士テック株 式会社内 (72)発明者 角 富士雄 東京都大田区北嶺町39−10 富士テック株 式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 受信アンテナと受信機との間のケーブル
から導出した高周波信号を中間周波数に変換すると共
に、分配器と合成器間に並列に配置した複数のバンドパ
スフィルタ手段によって当該受信機にとって妨害となる
中間周波信号群を抽出した後、前記中間周波信号に変換
する前の高周波信号に復元し、その位相とレベルの少な
くとも一方を調整する手段を経て、再び前記ケーブルに
注入することによって、前記ケーブルに流れる妨害波を
キャンセルすることを特徴とする妨害波除去方法。 - 【請求項2】 受信アンテナと受信機との間のケーブル
に接続した結合手段と、この結合手段から導出した高周
波信号を中間周波数に変換する第一の局部発振器及び混
合手段と、該中間周波信号を増幅する手段と、分配器と
合成器とその間に並列に配置されたバンドパスフィルタ
を含み中間周波信号から妨害波信号群のみを抽出する妨
害波抽出手段と、該妨害波信号群に第二の局部発振器出
力を混合し中間周波変換前の周波数に復元する手段と、
該復元後の信号のレベルと位相の少なくとも一方を調整
する手段と、前記復元後の高周波信号を再び前記ケーブ
ルに注入する手段とを具えたことを特徴とする妨害波除
去装置。 - 【請求項3】 受信アンテナと受信機との間のケーブル
から導出した高周波信号を中間周波数に変換した後二分
岐し、一方から当該受信機の希望波成中間周波信号を抽
出すると共に、前記分岐した他方の信号と合成すること
によって中間周波信号中の希望波をキャンセルした後、
中間周波信号に変換する前の高周波信号に復元し、その
位相とレベルの少なくとも一方を調整する手段を経て、
再び前記ケーブルに注入することによって、前記ケーブ
ルに流れる妨害波をキャンセルすることを特徴とする妨
害波除去方法。 - 【請求項4】 受信アンテナと受信機との間のケーブル
から高周波信号を導出する結合器と、該結合器出力と第
一の局部発振信号と混合することによって中間周波数に
変換する中間周波変換手段と、この中間周波信号を二分
岐する手段と、分岐信号の一方を入力する分配器と合成
器とその間に配置したバンドパスフィルタとからなる希
望波抽出手段と、該希望波抽出手段の出力と前記他方の
分岐信号とを合成し中間周波信号中の希望波をキャンセ
ルする手段と、このキャンセル手段出力を第二の局部発
振信号と混合することによって中間周波信号に変換する
前の周波数信号に復元する周波数変換手段と、復元した
信号の位相とレベルの少なくとも一方を調整する手段
と、該調整手段出力を再び前記ケーブルに注入する手段
を具えたことを特徴とする妨害波除装置。 - 【請求項5】 受信アンテナと受信機との間のケーブル
から導出した高周波信号を二分岐し、その一方を中間周
波数に変換した後受信機の希望波成中間周波信号のみを
抽出すると共に、再び中間周波信号に変換する前の高周
波信号に復元し、これを前記二分岐した他方の信号と混
合することによって高周波信号中の希望波をキャンセル
した後、信号レベルと位相の少なくとも一方を調整する
手段を経て前記ケーブルに注入することによって、受信
機に流入する妨害波をキャンセルしたことを特徴とする
妨害波除去方法。 - 【請求項6】 中間周波数に変換する際に使用する局部
発振噐と、該中間周波数信号を元の高周波信号に復元す
る際に使用する局部発振噐が同一発振噐であることを特
徴とする請求項1乃至5記載の妨害波除去方法又は装
置。 - 【請求項7】 前記ケーブルに再注入する高周波信号の
位相とレベル調整手段として、自動調整手段と、手動調
整手段と、その両者を切り替える手段とを具え、手動調
整手段により粗調整または微調整を行なった後、自動調
整手段に切り替えることによって、手動調整状態から最
適状態に自動調整を開始するように構成したことを特徴
とする請求項1乃至6記載の妨害波除去方法又は装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19186293A JPH0730451A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 妨害波除去方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19186293A JPH0730451A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 妨害波除去方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730451A true JPH0730451A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16281736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19186293A Pending JPH0730451A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 妨害波除去方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730451A (ja) |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP19186293A patent/JPH0730451A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010724 |