JPH07304736A - インドール誘導体 - Google Patents
インドール誘導体Info
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- JPH07304736A JPH07304736A JP9634794A JP9634794A JPH07304736A JP H07304736 A JPH07304736 A JP H07304736A JP 9634794 A JP9634794 A JP 9634794A JP 9634794 A JP9634794 A JP 9634794A JP H07304736 A JPH07304736 A JP H07304736A
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- therapeutic agent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステロイド5α−リダクターゼ阻害作用に基
づく前立腺肥大症治療薬、前立腺癌治療薬、禿頭症治療
薬およびざ瘡治療薬として有用な新規インドール誘導体
またはその薬理学的に許容される塩を提供する。 【構成】 式(I) {式中、R1 は水素または低級アルキルを表し、AはN
O2 またはBR2 [式中、BR2 はCONHR2 、CO
OR2 またはOR2 を表し、R2 は水素またはCHR3
R4 (式中、R3 およびR4 は同一または異なって、水
素、アルキル、置換もしくは非置換のアリールを表す)
を表す]を表し、XはOまたはS(O)n(式中、nは
0〜2の整数を表す)を表す}で表されるインドール誘
導体またはその薬理学的に許容される塩。
づく前立腺肥大症治療薬、前立腺癌治療薬、禿頭症治療
薬およびざ瘡治療薬として有用な新規インドール誘導体
またはその薬理学的に許容される塩を提供する。 【構成】 式(I) {式中、R1 は水素または低級アルキルを表し、AはN
O2 またはBR2 [式中、BR2 はCONHR2 、CO
OR2 またはOR2 を表し、R2 は水素またはCHR3
R4 (式中、R3 およびR4 は同一または異なって、水
素、アルキル、置換もしくは非置換のアリールを表す)
を表す]を表し、XはOまたはS(O)n(式中、nは
0〜2の整数を表す)を表す}で表されるインドール誘
導体またはその薬理学的に許容される塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステロイド5α−リダ
クターゼ阻害作用に基づく前立腺肥大症治療薬、前立腺
癌治療薬、禿頭症治療薬およびざ瘡治療薬として有用な
新規インドール誘導体に関する。
クターゼ阻害作用に基づく前立腺肥大症治療薬、前立腺
癌治療薬、禿頭症治療薬およびざ瘡治療薬として有用な
新規インドール誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】前立腺肥大症の患者においては、前立腺
組織中のステロイド5α−リダクターゼ活性が亢進し、
ジヒドロテストステロンが多量に存在しており、前立腺
肥大症の発症にジヒドロテストステロンが重要な役割を
果たしていることより、その治療にステロイド5α−リ
ダクターゼ阻害剤が有用であることが報告されている[T
he Prostate Supplement, 2, 95 (1989)] 。また、前立
腺癌の成長はテストステロンではなくジヒドロテストス
テロンに依存しており、ステロイド5α−リダクターゼ
阻害剤が有用であることが報告されている[The Prostat
e,9, 343 (1986)]。一方、ざ瘡および禿頭症の発症に関
しても、ジヒドロテストステロンが重要な役割を果たし
ていることが知られている[Trends Pharmacol. Sci.,1
0, 491 (1989)] 。
組織中のステロイド5α−リダクターゼ活性が亢進し、
ジヒドロテストステロンが多量に存在しており、前立腺
肥大症の発症にジヒドロテストステロンが重要な役割を
果たしていることより、その治療にステロイド5α−リ
ダクターゼ阻害剤が有用であることが報告されている[T
he Prostate Supplement, 2, 95 (1989)] 。また、前立
腺癌の成長はテストステロンではなくジヒドロテストス
テロンに依存しており、ステロイド5α−リダクターゼ
阻害剤が有用であることが報告されている[The Prostat
e,9, 343 (1986)]。一方、ざ瘡および禿頭症の発症に関
しても、ジヒドロテストステロンが重要な役割を果たし
ていることが知られている[Trends Pharmacol. Sci.,1
0, 491 (1989)] 。
【0003】特開平4−190346号公報には写真感
光材料等の原料として、式(A)で表される化合物が開
示されている。また、特開平5−78315号公報には
ステロイド5α−リダクターゼ阻害剤として、インドー
ル誘導体が開示されている。
光材料等の原料として、式(A)で表される化合物が開
示されている。また、特開平5−78315号公報には
ステロイド5α−リダクターゼ阻害剤として、インドー
ル誘導体が開示されている。
【0004】
【化2】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ステ
ロイド5α−リダクターゼ阻害作用を有する新規なイン
ドール誘導体を提供することにある。
ロイド5α−リダクターゼ阻害作用を有する新規なイン
ドール誘導体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I)
【0007】
【化3】
【0008】{式中、R1 は水素または低級アルキルを
表し、AはNO2 またはBR2 [式中、BR2 はCON
HR2 、COOR2 またはOR2 を表し、R2 は水素ま
たはCHR3 R4 (式中、R3 およびR4 は同一または
異なって、水素、アルキル、置換もしくは非置換のアリ
ールを表す)を表す]を表し、XはOまたはS(O)n
(式中、nは0〜2の整数を表す)を表す}で表される
インドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩に
関する。
表し、AはNO2 またはBR2 [式中、BR2 はCON
HR2 、COOR2 またはOR2 を表し、R2 は水素ま
たはCHR3 R4 (式中、R3 およびR4 は同一または
異なって、水素、アルキル、置換もしくは非置換のアリ
ールを表す)を表す]を表し、XはOまたはS(O)n
(式中、nは0〜2の整数を表す)を表す}で表される
インドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩に
関する。
【0009】以下、式(I)で表される化合物を化合物
(I)という。他の式番号の化合物についても同様であ
る。式(I)の各基の定義において、低級アルキルは、
直鎖または分岐状の炭素数1〜4の、例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、te
rt−ブチル等が包含される。アルキルは、直鎖または分
岐状の炭素数1〜10の、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、イソプロピル、sec-ブチル、tert
−ブチル、1−メチルブチル、1−エチルプロピル、1
−エチルブチル、1−メチルペンチル、1−メチルヘキ
シル、1−エチルペンチル、1−メチルヘプチル、1−
エチルヘキシル、1,2-ジメチルプロピル、1,2-ジメチル
ブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、4−メ
チルペンチル、5−メチルヘキシル、1−(1−メチル
エチル)ブチル、1−ブチルペンチル等が包含される。
アリールは、フェニル、ナフチル等を包含する。
(I)という。他の式番号の化合物についても同様であ
る。式(I)の各基の定義において、低級アルキルは、
直鎖または分岐状の炭素数1〜4の、例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、te
rt−ブチル等が包含される。アルキルは、直鎖または分
岐状の炭素数1〜10の、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、イソプロピル、sec-ブチル、tert
−ブチル、1−メチルブチル、1−エチルプロピル、1
−エチルブチル、1−メチルペンチル、1−メチルヘキ
シル、1−エチルペンチル、1−メチルヘプチル、1−
エチルヘキシル、1,2-ジメチルプロピル、1,2-ジメチル
ブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、4−メ
チルペンチル、5−メチルヘキシル、1−(1−メチル
エチル)ブチル、1−ブチルペンチル等が包含される。
アリールは、フェニル、ナフチル等を包含する。
【0010】置換アリールの置換基は、同一または異な
って置換数1〜4の低級アルキル、低級アルコキシ、低
級アルキルアミノ、トリフルオロメチルまたはハロゲン
が包含され、低級アルキルおよび低級アルコキシ、低級
アルキルアミノにおけるアルキル部分は、前記低級アル
キルと同義である。ハロゲンはフッ素、塩素、臭素また
はヨウ素を意味する。
って置換数1〜4の低級アルキル、低級アルコキシ、低
級アルキルアミノ、トリフルオロメチルまたはハロゲン
が包含され、低級アルキルおよび低級アルコキシ、低級
アルキルアミノにおけるアルキル部分は、前記低級アル
キルと同義である。ハロゲンはフッ素、塩素、臭素また
はヨウ素を意味する。
【0011】化合物(I)の薬理学的に許容される塩
は、薬理学的に許容される酸付加塩、金属塩、アンモニ
ウム塩、有機アミン付加塩、アミノ酸付加塩等を包含す
る。酸付加塩としては塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無
機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸
塩、クエン酸塩、乳酸塩等の有機酸塩があげられ、金属
塩としてはリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等の
アルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のア
ルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、亜鉛塩等があげら
れ、アンモニウム塩としてはアンモニウム、テトラメチ
ルアンモニウム等の塩があげられ、有機アミン付加塩と
してはモルホリン、ピペリジン等の付加塩があげられ、
アミノ酸付加塩としてはグリシン、フェニルアラニン、
アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン等の付加塩があ
げられる。
は、薬理学的に許容される酸付加塩、金属塩、アンモニ
ウム塩、有機アミン付加塩、アミノ酸付加塩等を包含す
る。酸付加塩としては塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無
機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸
塩、クエン酸塩、乳酸塩等の有機酸塩があげられ、金属
塩としてはリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等の
アルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のア
ルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、亜鉛塩等があげら
れ、アンモニウム塩としてはアンモニウム、テトラメチ
ルアンモニウム等の塩があげられ、有機アミン付加塩と
してはモルホリン、ピペリジン等の付加塩があげられ、
アミノ酸付加塩としてはグリシン、フェニルアラニン、
アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン等の付加塩があ
げられる。
【0012】次に、化合物(I)の製造法について説明
する。なお、以下に示す製造方法において、定義した基
が実施方法の条件下で変化するかまたは方法を実施する
のに不適切な場合、有機合成化学で常用される保護基の
導入及び脱離方法[例えば、プロテクティブ・グループ
ス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Grou
ps in Organic Synthesis)、グリーン(T.W.Greene)著、
ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテ
ッド(John Wiley & Sons Inc.)(1981年)参照]を
用いることにより、目的化合物を得ることができる。ま
た、必要に応じて置換基導入工程の順序を変えることも
できる。
する。なお、以下に示す製造方法において、定義した基
が実施方法の条件下で変化するかまたは方法を実施する
のに不適切な場合、有機合成化学で常用される保護基の
導入及び脱離方法[例えば、プロテクティブ・グループ
ス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Grou
ps in Organic Synthesis)、グリーン(T.W.Greene)著、
ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテ
ッド(John Wiley & Sons Inc.)(1981年)参照]を
用いることにより、目的化合物を得ることができる。ま
た、必要に応じて置換基導入工程の順序を変えることも
できる。
【0013】
【化4】
【0014】(式中、R1aはR1 の定義中の低級アルキ
ルを表し、AおよびXは前記と同義である) 化合物(I)においてR1 が低級アルキル基である化合
物(Ia)は、アニリンから得られる化合物(II)と
化合物(III)を塩基存在下に反応させることにより
得ることができる。
ルを表し、AおよびXは前記と同義である) 化合物(I)においてR1 が低級アルキル基である化合
物(Ia)は、アニリンから得られる化合物(II)と
化合物(III)を塩基存在下に反応させることにより
得ることができる。
【0015】反応溶媒としては、エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフォ
キシド等が用いられる。塩基としては、水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリ
ウム、カリウムtert−ブチラート、リチウムジイソプロ
ピルアミド等が用いられる。化合物(II)および塩基
は、化合物(III)に対して1〜1.5当量用いられ
る。反応は、0℃から用いた溶媒の沸点の間で行われ、
0.5〜6時間で終了する。
ロフラン、ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフォ
キシド等が用いられる。塩基としては、水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリ
ウム、カリウムtert−ブチラート、リチウムジイソプロ
ピルアミド等が用いられる。化合物(II)および塩基
は、化合物(III)に対して1〜1.5当量用いられ
る。反応は、0℃から用いた溶媒の沸点の間で行われ、
0.5〜6時間で終了する。
【0016】また、化合物(Ia)を塩基存在下加水分
解することにより、化合物(I)においてR1 が水素で
ある化合物(Ib)を得ることができる。反応溶媒とし
て、水を含んだメタノール、エタノール、ジオキサン等
が用いられる。塩基としては、1〜5当量の水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が用いられ
る。反応は、0〜100℃で行われ、0.5〜24時間
で終了する。
解することにより、化合物(I)においてR1 が水素で
ある化合物(Ib)を得ることができる。反応溶媒とし
て、水を含んだメタノール、エタノール、ジオキサン等
が用いられる。塩基としては、1〜5当量の水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が用いられ
る。反応は、0〜100℃で行われ、0.5〜24時間
で終了する。
【0017】原料として用いた化合物(II)は、以下
の製造方法により得ることができる。
の製造方法により得ることができる。
【0018】
【化5】
【0019】(式中、R1 およびXは前記と同義であ
る) 化合物(II)は、公知の方法(例えば特開平1−1395
58号公報)に準じて得られる化合物(IV)を1〜2当
量の臭化ブロモアセチルと反応させることにより得るこ
とができる。反応溶媒としては、ジメチルフォルムアミ
ド、トルエン、ベンゼン等が用いられる。反応は、10
℃から用いた溶媒の沸点の間で行われ、1〜24時間で
終了する。
る) 化合物(II)は、公知の方法(例えば特開平1−1395
58号公報)に準じて得られる化合物(IV)を1〜2当
量の臭化ブロモアセチルと反応させることにより得るこ
とができる。反応溶媒としては、ジメチルフォルムアミ
ド、トルエン、ベンゼン等が用いられる。反応は、10
℃から用いた溶媒の沸点の間で行われ、1〜24時間で
終了する。
【0020】原料として用いた化合物(III)におい
て、AがB1 R2 (式中、B1 R2はCONHR2 また
はCOOR2 であり、R2 は前記と同義である)である
化合物(IIIa)は、以下の製造方法により得ること
ができる。
て、AがB1 R2 (式中、B1 R2はCONHR2 また
はCOOR2 であり、R2 は前記と同義である)である
化合物(IIIa)は、以下の製造方法により得ること
ができる。
【0021】
【化6】
【0022】(式中、B1 およびR2 は前記と同義であ
る) 化合物(IIIa)は、化合物(V)を化合物(VI)
と縮合剤および塩基存在下に反応させることにより、得
ることができる。反応溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等が用いられ
る。縮合剤としては、ヨー化2−クロロ−1−メチルピ
リジニウム、クロロ炭酸イソブチル等が、塩基として
は、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン等が用いられる。化合物(VI)、縮合剤お
よび塩基は、化合物(V)に対して、1〜4当量用いら
れる。反応は、10℃から用いた溶媒の沸点の間で行わ
れ、1〜24時間で終了する。
る) 化合物(IIIa)は、化合物(V)を化合物(VI)
と縮合剤および塩基存在下に反応させることにより、得
ることができる。反応溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等が用いられ
る。縮合剤としては、ヨー化2−クロロ−1−メチルピ
リジニウム、クロロ炭酸イソブチル等が、塩基として
は、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン等が用いられる。化合物(VI)、縮合剤お
よび塩基は、化合物(V)に対して、1〜4当量用いら
れる。反応は、10℃から用いた溶媒の沸点の間で行わ
れ、1〜24時間で終了する。
【0023】化合物(III)においてAがR2aO(式
中、R2aはR2 の定義より水素を除いたものである)で
ある化合物(IIIb)は、以下の製造方法により得る
ことができる。
中、R2aはR2 の定義より水素を除いたものである)で
ある化合物(IIIb)は、以下の製造方法により得る
ことができる。
【0024】
【化7】
【0025】(式中、R2aは前記と同義であり、Zは塩
素、臭素またはヨウ素であり、Meはメチルである) 化合物(IX)は、化合物(VII)を化合物(VII
I)と塩基存在下に反応させることにより得ることがで
きる。反応溶媒としては、エーテル、テトラヒドロフラ
ン、メチルエチルケトン、ジメチルフォルムアミド、ジ
オキサン等が用いられる。塩基としては、炭酸カルシウ
ム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化ナトリウム、カリウムt−ブチラート等が用
いられる。化合物(VIII)および塩基は、化合物
(VII)に対し1〜5当量用いられる。反応は、0℃
から用いた溶媒の沸点の間で行われ、0.5〜24時間
で終了する。
素、臭素またはヨウ素であり、Meはメチルである) 化合物(IX)は、化合物(VII)を化合物(VII
I)と塩基存在下に反応させることにより得ることがで
きる。反応溶媒としては、エーテル、テトラヒドロフラ
ン、メチルエチルケトン、ジメチルフォルムアミド、ジ
オキサン等が用いられる。塩基としては、炭酸カルシウ
ム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化ナトリウム、カリウムt−ブチラート等が用
いられる。化合物(VIII)および塩基は、化合物
(VII)に対し1〜5当量用いられる。反応は、0℃
から用いた溶媒の沸点の間で行われ、0.5〜24時間
で終了する。
【0026】化合物(X)は、化合物(IX)をジメチ
ルフォルムアミド・ジメチルアセタールとピロリジン等
の塩基存在下に、ジメチルフォルムアミド等の溶媒中反
応させることにより得ることができる。ジメチルフォル
ムアミド・ジメチルアセタールおよび塩基は、化合物
(IX)に対し1〜5当量用いられる。反応は、10℃
から用いた溶媒の沸点の間で行われ、1〜24時間で終
了する。
ルフォルムアミド・ジメチルアセタールとピロリジン等
の塩基存在下に、ジメチルフォルムアミド等の溶媒中反
応させることにより得ることができる。ジメチルフォル
ムアミド・ジメチルアセタールおよび塩基は、化合物
(IX)に対し1〜5当量用いられる。反応は、10℃
から用いた溶媒の沸点の間で行われ、1〜24時間で終
了する。
【0027】化合物(IIIb)は、化合物(X)をラ
ネーニッケル、パラジウム炭素、リンドラー触媒等の触
媒存在下、メタノール、エタノール、イソプロパノール
等の溶媒中で水素添加することにより得ることができ
る。触媒は、化合物(X)に対し5〜20%(重量比)
用いられる。反応は、10〜50℃で行われ、1〜24
時間で終了する。
ネーニッケル、パラジウム炭素、リンドラー触媒等の触
媒存在下、メタノール、エタノール、イソプロパノール
等の溶媒中で水素添加することにより得ることができ
る。触媒は、化合物(X)に対し5〜20%(重量比)
用いられる。反応は、10〜50℃で行われ、1〜24
時間で終了する。
【0028】上述した製造法における中間体および目的
化合物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば、
濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。また
中間体においては、特に精製することなく次の反応に供
することも可能である。化合物(I)の塩を取得したい
とき、化合物(I)が塩の形で得られるときはそのまま
精製すればよく、また、遊離の形で得られる場合には、
適当な溶媒に溶解もしくは懸濁させ、酸または塩基を加
えて塩を形成させればよい。
化合物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば、
濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。また
中間体においては、特に精製することなく次の反応に供
することも可能である。化合物(I)の塩を取得したい
とき、化合物(I)が塩の形で得られるときはそのまま
精製すればよく、また、遊離の形で得られる場合には、
適当な溶媒に溶解もしくは懸濁させ、酸または塩基を加
えて塩を形成させればよい。
【0029】また、化合物(I)またはその薬理学的に
許容される塩は、水あるいは各種溶媒との付加物の形で
存在することもあるが、これら付加物も本発明に包含さ
れる。各製造法によって得られる化合物(I)の具体例
を第1表に示す。表中、Et、t−Buは、それぞれエ
チル、tert- ブチルを意味する。
許容される塩は、水あるいは各種溶媒との付加物の形で
存在することもあるが、これら付加物も本発明に包含さ
れる。各製造法によって得られる化合物(I)の具体例
を第1表に示す。表中、Et、t−Buは、それぞれエ
チル、tert- ブチルを意味する。
【0030】
【表1】
【0031】次に、化合物(I)の薬理作用について説
明する。
明する。
【0032】試験例1 急性毒性試験 体重20±1gのdd系雄性マウスを1群3匹用い、試験
化合物を経口(300mg/kg)で投与した。投与後7日
後の死亡状況を観察し、最小死亡量(MLD)値を求め
た。化合物3および4のMLDは>300mg/kg
(死亡例なし)であった。
化合物を経口(300mg/kg)で投与した。投与後7日
後の死亡状況を観察し、最小死亡量(MLD)値を求め
た。化合物3および4のMLDは>300mg/kg
(死亡例なし)であった。
【0033】試験例2 ステロイド5α−リダクタ−ゼ
阻害試験 T.Liang らの方法[Endocrinology,117, 571(1985)]に
従い、雄性ラットの副皐丸を10倍容の0.32Mショ糖、
1mM ジチオスレイト−ル、および0.05mMジヒドロニコチ
ンアミドアデニンジヌクレオチド(NADPH) を含む20mMリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH6.5) でホモジネ−トした後、
遠心分離(100,000×g, 30 分間) した。得られた沈澱に
上記緩衝液を加えて懸濁し、酵素溶液(10 〜20mg蛋白質
/ml) を調製した。
阻害試験 T.Liang らの方法[Endocrinology,117, 571(1985)]に
従い、雄性ラットの副皐丸を10倍容の0.32Mショ糖、
1mM ジチオスレイト−ル、および0.05mMジヒドロニコチ
ンアミドアデニンジヌクレオチド(NADPH) を含む20mMリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH6.5) でホモジネ−トした後、
遠心分離(100,000×g, 30 分間) した。得られた沈澱に
上記緩衝液を加えて懸濁し、酵素溶液(10 〜20mg蛋白質
/ml) を調製した。
【0034】酵素活性の測定は、[4−14C]−テスト
ステロン(150nM) 、NADPH(2nM)、上記酵素溶液(10 μg
蛋白質) および試験化合物を含む全容量0.5ml の反応溶
液(1mMジチオスレイト−ルを含む40mMトリスクエン酸緩
衝液、pH4.5)を37℃で10分間インキュベ−トした。酵素
反応を酢酸エチル2ml を加えて停止し、その後、遠心分
離(1,000×g, 5分間) した。酢酸エチル層を試験管に採
取して乾固した後、酢酸エチル25μl を加えシリカゲル
薄層クロマトグラフィ−(TLC)で分離(展開溶媒;
ジクロロメタン:ジエチルエ−テル=11:1)した。
テストステロンと生成したジヒドロテストステロンおよ
びアンドロステンジオ−ルの放射活性をイメージスキャ
ナー・BAS2000(富士フィルム社)を用いて測定
し、酵素活性阻害率を算出した。その結果、試験化合物
濃度100nMにおいて、化合物3が99%、化合物4
が98%の阻害率を示した。
ステロン(150nM) 、NADPH(2nM)、上記酵素溶液(10 μg
蛋白質) および試験化合物を含む全容量0.5ml の反応溶
液(1mMジチオスレイト−ルを含む40mMトリスクエン酸緩
衝液、pH4.5)を37℃で10分間インキュベ−トした。酵素
反応を酢酸エチル2ml を加えて停止し、その後、遠心分
離(1,000×g, 5分間) した。酢酸エチル層を試験管に採
取して乾固した後、酢酸エチル25μl を加えシリカゲル
薄層クロマトグラフィ−(TLC)で分離(展開溶媒;
ジクロロメタン:ジエチルエ−テル=11:1)した。
テストステロンと生成したジヒドロテストステロンおよ
びアンドロステンジオ−ルの放射活性をイメージスキャ
ナー・BAS2000(富士フィルム社)を用いて測定
し、酵素活性阻害率を算出した。その結果、試験化合物
濃度100nMにおいて、化合物3が99%、化合物4
が98%の阻害率を示した。
【0035】化合物(I)またはその薬理学的に許容さ
れる塩は、そのまま単独で投与することも可能である
が、通常各種の医薬製剤として提供するのが好ましい。
また、それら医薬製剤は、動物および人に使用されるも
のである。投与経路は、治療に際し最も効果的なものを
使用するのが好ましく、経口または直腸内、口腔内、皮
下、筋肉内、静脈内等の非経口をあげることができる。
れる塩は、そのまま単独で投与することも可能である
が、通常各種の医薬製剤として提供するのが好ましい。
また、それら医薬製剤は、動物および人に使用されるも
のである。投与経路は、治療に際し最も効果的なものを
使用するのが好ましく、経口または直腸内、口腔内、皮
下、筋肉内、静脈内等の非経口をあげることができる。
【0036】投与形態としては、カプセル剤、錠剤、顆
粒剤、散剤、シロップ剤、乳剤、座剤、注射剤等があげ
られる。経口投与に適当な乳剤およびシロップ剤のよう
な液体調整物は、水、ショ糖、ソルビット、果糖等の糖
類、ポリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル等
のグリコ−ル類、ゴマ油、オリ−ブ油、大豆油等の油
類、p-ヒドロキシ安息香酸エステル類等の防腐剤、ス
トロベリ−フレ−バ−、ペパ−ミント等のフレ−バ−類
等を使用して製造できる。また、カプセル剤、錠剤、散
剤、顆粒剤等は、乳糖、ブドウ糖、ショ糖、マンニット
等の賦形剤、澱粉、アルギン酸ソ−ダ等の崩壊剤、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ポリビニル
アルコ−ル、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、ゼラチン
等の結合剤、脂肪酸エステル等の界面活性剤、グリセリ
ン等の可塑剤等を用いて製造できる。
粒剤、散剤、シロップ剤、乳剤、座剤、注射剤等があげ
られる。経口投与に適当な乳剤およびシロップ剤のよう
な液体調整物は、水、ショ糖、ソルビット、果糖等の糖
類、ポリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル等
のグリコ−ル類、ゴマ油、オリ−ブ油、大豆油等の油
類、p-ヒドロキシ安息香酸エステル類等の防腐剤、ス
トロベリ−フレ−バ−、ペパ−ミント等のフレ−バ−類
等を使用して製造できる。また、カプセル剤、錠剤、散
剤、顆粒剤等は、乳糖、ブドウ糖、ショ糖、マンニット
等の賦形剤、澱粉、アルギン酸ソ−ダ等の崩壊剤、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ポリビニル
アルコ−ル、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、ゼラチン
等の結合剤、脂肪酸エステル等の界面活性剤、グリセリ
ン等の可塑剤等を用いて製造できる。
【0037】非経口投与に適当な製剤は、好ましくは受
容者の血液と等張である活性化合物を含む滅菌した水を
主とする溶剤からなる。例えば、注射剤は塩溶液、ブド
ウ糖溶液又は塩水とブドウ糖溶液の混合物からなる担体
等を用いて注射用の溶液を調製する。局所製剤は、活性
化合物を一種もしくはそれ以上の媒質、例えば鉱油、石
油、多価アルコ−ルまたは局所医薬製剤に使用される他
の基剤中に溶解または懸濁して調製される。
容者の血液と等張である活性化合物を含む滅菌した水を
主とする溶剤からなる。例えば、注射剤は塩溶液、ブド
ウ糖溶液又は塩水とブドウ糖溶液の混合物からなる担体
等を用いて注射用の溶液を調製する。局所製剤は、活性
化合物を一種もしくはそれ以上の媒質、例えば鉱油、石
油、多価アルコ−ルまたは局所医薬製剤に使用される他
の基剤中に溶解または懸濁して調製される。
【0038】腸内投与のための製剤は、通常の担体、例
えばカカオ脂、水素化脂肪、水素化脂肪カルボン酸等で
の座剤として提供される。また、これら非経口剤におい
ても、経口剤で例示した希釈剤、香料、防腐剤、抗酸化
剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、界面活性剤、可
塑剤等から選択される一種もしくはそれ以上の補助成分
を添加することもできる。
えばカカオ脂、水素化脂肪、水素化脂肪カルボン酸等で
の座剤として提供される。また、これら非経口剤におい
ても、経口剤で例示した希釈剤、香料、防腐剤、抗酸化
剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、界面活性剤、可
塑剤等から選択される一種もしくはそれ以上の補助成分
を添加することもできる。
【0039】化合物(I)またはその薬理学的に許容さ
れる塩の有効用量および投与回数は、投与形態、患者の
年齢、体重、治療すべき症状の性質もしくは重篤度によ
り異なるが、通常投与量は経口投与の場合、成人一人当
り1mg〜1g を一日一回ないし数回投与する。非経口投
与、例えば静脈内投与の場合、成人一人当り0.1 〜100m
g を一日一回ないし数回投与する。また、経皮投与の場
合、10μg 〜100mg を一日一回ないし数回投与する。し
かしながら、これら投与量に関しては、前述の種々の条
件により変動する。
れる塩の有効用量および投与回数は、投与形態、患者の
年齢、体重、治療すべき症状の性質もしくは重篤度によ
り異なるが、通常投与量は経口投与の場合、成人一人当
り1mg〜1g を一日一回ないし数回投与する。非経口投
与、例えば静脈内投与の場合、成人一人当り0.1 〜100m
g を一日一回ないし数回投与する。また、経皮投与の場
合、10μg 〜100mg を一日一回ないし数回投与する。し
かしながら、これら投与量に関しては、前述の種々の条
件により変動する。
【0040】以下に、実施例、参考例および製剤例を示
す。
す。
【0041】
【0042】実施例1 4−{2−[[(5−ニトロインドール−1−イル)ア
セチル]アミノ]フェノキシ}酪酸エチル(化合物1) 5−ニトロインドール3.14g をジメチルフォルムアミド
60mlに溶解した。氷冷下、これにカリウムt−ブチラー
ト2.7gおよび参考例1で得られる化合物a6.68g のジメ
チルフォルムアミド溶液40mlを加え、室温で30分間攪
拌した。氷冷下、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した
有機層を減圧濃縮した。得られた粗結晶をメタノールか
ら再結晶し、白色結晶として化合物1を5.11g 得た。 融点:161-163 ℃ IR(KBr) cm-1:3282,2930,1738,1674,1599,1454,1268,12
27,1171.1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):1.28 (t, 3H, J = 7.1 Hz ),
1.70-1.79 (m, 2H ), 2.15 (t, 2H, J = 6.9 Hz ), 3.8
2 ( t, 2H, J = 6.1 Hz ), 4.12-4.20 (m, 2H ),5.05
(s, 2H ), 6.74 (d, 1H, J = 6.6 Hz ), 6.86 (s, 1H,
J = 3.1 Hz ), 6.90-7.04 (m, 2H ), 7.39 (d, 1H, J
= 3.1 Hz ), 7.44 (d, 1H, J = 9.2 Hz ),7.93 (br, 1H
), 8.17 (dd, 1H, J = 2.1および 9.2 Hz ), 8.34 (d
d, 1H, J =1.7および 7.9 Hz ), 8.64 (d, 1H, J = 2.3
Hz ).
セチル]アミノ]フェノキシ}酪酸エチル(化合物1) 5−ニトロインドール3.14g をジメチルフォルムアミド
60mlに溶解した。氷冷下、これにカリウムt−ブチラー
ト2.7gおよび参考例1で得られる化合物a6.68g のジメ
チルフォルムアミド溶液40mlを加え、室温で30分間攪
拌した。氷冷下、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した
有機層を減圧濃縮した。得られた粗結晶をメタノールか
ら再結晶し、白色結晶として化合物1を5.11g 得た。 融点:161-163 ℃ IR(KBr) cm-1:3282,2930,1738,1674,1599,1454,1268,12
27,1171.1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):1.28 (t, 3H, J = 7.1 Hz ),
1.70-1.79 (m, 2H ), 2.15 (t, 2H, J = 6.9 Hz ), 3.8
2 ( t, 2H, J = 6.1 Hz ), 4.12-4.20 (m, 2H ),5.05
(s, 2H ), 6.74 (d, 1H, J = 6.6 Hz ), 6.86 (s, 1H,
J = 3.1 Hz ), 6.90-7.04 (m, 2H ), 7.39 (d, 1H, J
= 3.1 Hz ), 7.44 (d, 1H, J = 9.2 Hz ),7.93 (br, 1H
), 8.17 (dd, 1H, J = 2.1および 9.2 Hz ), 8.34 (d
d, 1H, J =1.7および 7.9 Hz ), 8.64 (d, 1H, J = 2.3
Hz ).
【0043】実施例2 4−{2−[[(5−ニトロインドール−1−イル)ア
セチル]アミノ]フェノキシ}酪酸(化合物2) 実施例1で得られる化合物1 2.0gをエタノール40mlに
溶解した。これに、10N 水酸化ナトリウム水溶液 1.5ml
を加え、50℃で2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した
後、残渣に水を加え、pHを3に調整した。生じた固体
を濾取し、エタノール−イソプロピルエーテルより再結
晶し、白色結晶として化合物2を 1.77g得た。 融点:216-217.5 ℃ 元素分析(%):C20H29N3 O6 ・0.7 C2H5OH IR(KBr) cm-1:3272,1718,1675,1540,1515,1455,1338.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.89-1.96 (m, 2H ), 2.41
(t, 2H, J = 7.2 Hz ), 4.02 ( t, 2H, J = 6.7 Hz ),
5.30 (s, 2H ), 6.80 (d, 1H, J = 3.0 Hz ), 6.85-7.
09 (m, 3H ), 7.65-7.69 (m, 2H ), 7.94 (d, 1H, J =
7.9 Hz ), 8.06 (dd, 1H, J = 2.2 および 9.2 Hz ),
8.60 (s, 1H ), 9.10 (s, 1H ), 12.19 (br,1H ).
セチル]アミノ]フェノキシ}酪酸(化合物2) 実施例1で得られる化合物1 2.0gをエタノール40mlに
溶解した。これに、10N 水酸化ナトリウム水溶液 1.5ml
を加え、50℃で2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した
後、残渣に水を加え、pHを3に調整した。生じた固体
を濾取し、エタノール−イソプロピルエーテルより再結
晶し、白色結晶として化合物2を 1.77g得た。 融点:216-217.5 ℃ 元素分析(%):C20H29N3 O6 ・0.7 C2H5OH IR(KBr) cm-1:3272,1718,1675,1540,1515,1455,1338.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.89-1.96 (m, 2H ), 2.41
(t, 2H, J = 7.2 Hz ), 4.02 ( t, 2H, J = 6.7 Hz ),
5.30 (s, 2H ), 6.80 (d, 1H, J = 3.0 Hz ), 6.85-7.
09 (m, 3H ), 7.65-7.69 (m, 2H ), 7.94 (d, 1H, J =
7.9 Hz ), 8.06 (dd, 1H, J = 2.2 および 9.2 Hz ),
8.60 (s, 1H ), 9.10 (s, 1H ), 12.19 (br,1H ).
【0044】実施例3 4−{2−[[(5−ベンジロキシインドール−1−イ
ル)アセチル]アミノ]フェノキシ}酪酸(化合物3) 5−ベンジロキシインドール 4.5g と参考例1で得られ
る化合物a 6.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物3を 1.27g得た。 融点:152.5-153.5 ℃ 元素分析(%):C27H26N2 O5 IR(KBr) cm-1:3370,1720,1644,1540,1490,1240,1157.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.89 (t, 2H, J = 6.4 Hz ),
2.29-2.34 (m, 2H ), 3.91 ( t, 2H, J = 5.9 Hz ),
5.05 (s, 4H ), 6.42 (d, 2H, J = 2.8 Hz ), 6.85-7.
05 (m, 3H ), 7.16 (d, 1H, J = 2.8 Hz ), 7.21-7.52
(m, 8H ), 8.03 (d, 1H, J = 6.9 Hz ), 8.62 (s, 1H
), 12.19 (br, 1H ).
ル)アセチル]アミノ]フェノキシ}酪酸(化合物3) 5−ベンジロキシインドール 4.5g と参考例1で得られ
る化合物a 6.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物3を 1.27g得た。 融点:152.5-153.5 ℃ 元素分析(%):C27H26N2 O5 IR(KBr) cm-1:3370,1720,1644,1540,1490,1240,1157.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.89 (t, 2H, J = 6.4 Hz ),
2.29-2.34 (m, 2H ), 3.91 ( t, 2H, J = 5.9 Hz ),
5.05 (s, 4H ), 6.42 (d, 2H, J = 2.8 Hz ), 6.85-7.
05 (m, 3H ), 7.16 (d, 1H, J = 2.8 Hz ), 7.21-7.52
(m, 8H ), 8.03 (d, 1H, J = 6.9 Hz ), 8.62 (s, 1H
), 12.19 (br, 1H ).
【0045】実施例4 4−{2−[[[5−(1−プロピルブチロキシ)イン
ドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキシ}酪
酸(化合物4) 参考例3で得られる化合物c 5.0g と参考例1で得られ
る化合物a 8.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物4を 1.54g得た。 融点:123.5-125.5 ℃ IR(KBr) cm-1:2934,1728,1640,1545,1482,1241,1183.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):0.87 (t, 6H, J = 7.3 Hz ),
1.30-1.60 (m, 8H ), 1.76-1.85 (m, 2H ), 2.31 (t,
2H, J = 7.3 Hz ), 3.90 ( t, 2H, J = 6.1 Hz ), 4.19
-4.27 (m, 1H ), 5.08 (s, 2H ), 6.39 (d, 1H, J =
3.0 Hz ), 6.76 (dd, 1H, J = 2.2 および 8.9 Hz ),
6.84-7.02 (m, 3H ), 7.06 (d, 1H, J = 2.2Hz ), 7.32
(d, 1H, J = 8.9 Hz ), 7.37 (d, 1H, J = 3.0 Hz ),
8.64 (s, 1H).
ドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキシ}酪
酸(化合物4) 参考例3で得られる化合物c 5.0g と参考例1で得られ
る化合物a 8.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物4を 1.54g得た。 融点:123.5-125.5 ℃ IR(KBr) cm-1:2934,1728,1640,1545,1482,1241,1183.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):0.87 (t, 6H, J = 7.3 Hz ),
1.30-1.60 (m, 8H ), 1.76-1.85 (m, 2H ), 2.31 (t,
2H, J = 7.3 Hz ), 3.90 ( t, 2H, J = 6.1 Hz ), 4.19
-4.27 (m, 1H ), 5.08 (s, 2H ), 6.39 (d, 1H, J =
3.0 Hz ), 6.76 (dd, 1H, J = 2.2 および 8.9 Hz ),
6.84-7.02 (m, 3H ), 7.06 (d, 1H, J = 2.2Hz ), 7.32
(d, 1H, J = 8.9 Hz ), 7.37 (d, 1H, J = 3.0 Hz ),
8.64 (s, 1H).
【0046】実施例5 4−{2−[[[5−(ベンズヒドリルカルバモイル)
インドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキ
シ}酪酸(化合物5) 参考例4で得られる化合物d 2.7g と参考例1で得られ
る化合物a 2.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物5を 0.57g得た。 融点:125.5-127.5 ℃ 元素分析(%):C34H31N3 O5 ・0.3 H2 O・CH
3OH IR(KBr) cm-1:3380,1601,1542,1476,1456.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.86-1.89 (m, 2H ), 2.30-
2.33 (m, 2H ), 3.86-3.96 (m, 2H ), 5.23 ( s, 2H ),
6.46 (d, 1H, J = 9.4 Hz ), 6.63 (br, 1H ), 6.85-
7.05 (m, 3H ), 7.26-7.39 (m, 1H ), 7.52 (br, 1H),
7.78 (d, 1H, J = 7.9 Hz ), 8.00 (d, 1H, J = 8.9 Hz
), 8.29 (s, 1H ), 8.99 (br, 1H ), 9.13(br, 1H ).
インドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキ
シ}酪酸(化合物5) 参考例4で得られる化合物d 2.7g と参考例1で得られ
る化合物a 2.9g より、実施例1および2と同様の方法
によって、白色結晶として化合物5を 0.57g得た。 融点:125.5-127.5 ℃ 元素分析(%):C34H31N3 O5 ・0.3 H2 O・CH
3OH IR(KBr) cm-1:3380,1601,1542,1476,1456.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.86-1.89 (m, 2H ), 2.30-
2.33 (m, 2H ), 3.86-3.96 (m, 2H ), 5.23 ( s, 2H ),
6.46 (d, 1H, J = 9.4 Hz ), 6.63 (br, 1H ), 6.85-
7.05 (m, 3H ), 7.26-7.39 (m, 1H ), 7.52 (br, 1H),
7.78 (d, 1H, J = 7.9 Hz ), 8.00 (d, 1H, J = 8.9 Hz
), 8.29 (s, 1H ), 8.99 (br, 1H ), 9.13(br, 1H ).
【0047】実施例6 4−{2−[[[5−(t−ブチルカルバモイル)イン
ドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキシ}酪
酸(化合物6) インドール−5−カルボン酸とt−ブチルアミンより参
考例4に準じて得られるN−t−ブチル−5−インドー
ルカルボキサミド1.88g と参考例1で得られる化合物a
3.0g より、実施例1および2と同様の方法によって、
白色結晶として化合物6を 0.71g得た。 融点:138-139 ℃ 元素分析(%):C24H29N3 O5 IR(KBr) cm-1:3400,1684,1623,1540,1457.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.40 (s, 9H ), 1.83-1.88
(m, 2H ), 2.38 (t, 2H,J = 6.9 Hz ), 3.96 (t, 2H, J
= 5.9 Hz ), 5.19 (s, 2H ), 6.59 (d, 1H, J =2.5 Hz
), 6.85-7.04 (m, 3H ), 7.46-7.55 (m, 2H ), 7.58
(d, 1H, J = 8.4Hz ), 7.99 (d, 1H, J = 7.9 Hz ), 8.
09 (s, 1H ), 8.82 (br, 1H ), 12.25 (br, 1H ).
ドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノキシ}酪
酸(化合物6) インドール−5−カルボン酸とt−ブチルアミンより参
考例4に準じて得られるN−t−ブチル−5−インドー
ルカルボキサミド1.88g と参考例1で得られる化合物a
3.0g より、実施例1および2と同様の方法によって、
白色結晶として化合物6を 0.71g得た。 融点:138-139 ℃ 元素分析(%):C24H29N3 O5 IR(KBr) cm-1:3400,1684,1623,1540,1457.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.40 (s, 9H ), 1.83-1.88
(m, 2H ), 2.38 (t, 2H,J = 6.9 Hz ), 3.96 (t, 2H, J
= 5.9 Hz ), 5.19 (s, 2H ), 6.59 (d, 1H, J =2.5 Hz
), 6.85-7.04 (m, 3H ), 7.46-7.55 (m, 2H ), 7.58
(d, 1H, J = 8.4Hz ), 7.99 (d, 1H, J = 7.9 Hz ), 8.
09 (s, 1H ), 8.82 (br, 1H ), 12.25 (br, 1H ).
【0048】実施例7 4−{2−[[[5−(1−プロピルブチルカルバモイ
ル)インドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノ
キシ}酪酸(化合物7) インドール−5−カルボン酸と4−アミノヘプタンより
参考例4に準じて得られるN−プロピルブチル−5−イ
ンドールカルボキサミド 0.3g と参考例1で得られる化
合物a 0.4g より、実施例1および2と同様の方法によ
って、白色結晶として化合物7を0.14g 得た。 融点:174.5-175.5 ℃ 元素分析(%):C28H35N3 O5 ・0.3 H2 O IR(KBr) cm-1:3264,2926,1718,1680,1633,1536,1456,12
61,753.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):0.95 (t, 2H, J = 7.2 Hz ),
1.42-1.64 (m, 10H ),1.92 (t, 2H, J = 7.4 Hz ), 3.
70 (t, 2H, J = 4.9 Hz ), 4.11-4.26 (m, 1H ), 4.97
(s, 2H ), 6.06 (d, 1H, J = 8.8 Hz ), 6.73 (d, 1H,
J = 3.2 Hz), 6.89-7.02 (m, 2H ), 7.22 (d, 1H, J =
3.2 Hz ), 7.35 (d, 1H, J = 8.4 Hz ),7.57 (dd, 1H,
J = 1.3 および 8.4 Hz ), 7.71 (s, 1H ), 8.05 (d, 1
H, J = 1.3 Hz ), 8.36 (dd, 1H, J = 1.7および 7.7 H
z ).
ル)インドール−1−イル]アセチル]アミノ]フェノ
キシ}酪酸(化合物7) インドール−5−カルボン酸と4−アミノヘプタンより
参考例4に準じて得られるN−プロピルブチル−5−イ
ンドールカルボキサミド 0.3g と参考例1で得られる化
合物a 0.4g より、実施例1および2と同様の方法によ
って、白色結晶として化合物7を0.14g 得た。 融点:174.5-175.5 ℃ 元素分析(%):C28H35N3 O5 ・0.3 H2 O IR(KBr) cm-1:3264,2926,1718,1680,1633,1536,1456,12
61,753.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):0.95 (t, 2H, J = 7.2 Hz ),
1.42-1.64 (m, 10H ),1.92 (t, 2H, J = 7.4 Hz ), 3.
70 (t, 2H, J = 4.9 Hz ), 4.11-4.26 (m, 1H ), 4.97
(s, 2H ), 6.06 (d, 1H, J = 8.8 Hz ), 6.73 (d, 1H,
J = 3.2 Hz), 6.89-7.02 (m, 2H ), 7.22 (d, 1H, J =
3.2 Hz ), 7.35 (d, 1H, J = 8.4 Hz ),7.57 (dd, 1H,
J = 1.3 および 8.4 Hz ), 7.71 (s, 1H ), 8.05 (d, 1
H, J = 1.3 Hz ), 8.36 (dd, 1H, J = 1.7および 7.7 H
z ).
【0049】実施例8 1−{[2−[3−(カルボキシ)プロピロキシ]フェ
ニルカルバモイル]メチル}インドール−5−カルボン
酸(化合物8) インドール−5−カルボン酸メチル 1.35gと参考例1で
得られる化合物a 2.67gより、実施例1および2と同様
の方法によって、白色結晶として化合物8を 0.25g得
た。 融点:283-288 ℃ 元素分析(%):C21H20N2 O6 ・0.4 H2 O IR(KBr) cm-1:3300,1681,1600,1543,1456,1320,1284,12
59.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.87-1.90 (m, 2H ), 2.39
(t, 2H, J = 6.9 Hz ), 3.96-3.98 (m, 2H ), 5.22 (s,
2H ), 6.65 (br, 1H ), 6.85-7.10 (m, 3H ), 7.52-7.
55 (m, 2H ), 7.77 (d, 1H, J = 8.6 Hz ), 7.98 (d, 1
H, J = 7.3 Hz ),8.26 (s, 1H ), 8.96 (br, 1H ), 12.
31 (br, 2H ).
ニルカルバモイル]メチル}インドール−5−カルボン
酸(化合物8) インドール−5−カルボン酸メチル 1.35gと参考例1で
得られる化合物a 2.67gより、実施例1および2と同様
の方法によって、白色結晶として化合物8を 0.25g得
た。 融点:283-288 ℃ 元素分析(%):C21H20N2 O6 ・0.4 H2 O IR(KBr) cm-1:3300,1681,1600,1543,1456,1320,1284,12
59.1 HNMR(DMSO-d6)( δ,ppm):1.87-1.90 (m, 2H ), 2.39
(t, 2H, J = 6.9 Hz ), 3.96-3.98 (m, 2H ), 5.22 (s,
2H ), 6.65 (br, 1H ), 6.85-7.10 (m, 3H ), 7.52-7.
55 (m, 2H ), 7.77 (d, 1H, J = 8.6 Hz ), 7.98 (d, 1
H, J = 7.3 Hz ),8.26 (s, 1H ), 8.96 (br, 1H ), 12.
31 (br, 2H ).
【0050】参考例1 4−{[(2−ブロモアセチル)アミノ]フェノキシ}
酪酸エチル(化合物a) 4−(2−アミノフェノキシ)酪酸エチル 5.0gをトル
エン90mlおよびジメチルフォルムアミド10mlに溶解し
た。氷冷下、これに臭化ブロモアセチル 3mlを加えた
後、1時間半加熱還流した。冷却後、水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧濃縮した後、
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=2:1)で精製し、油状の化合物aを6.95g得
た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):1.26 (t, 3H, J = 7.1 Hz ),
2.14-2.24 (m, 2H ), 2.60 (t, 2H, J = 7.1 Hz ), 4.0
7 ( s, 2H ), 4.10-4.20 (m, 4H ), 6.88 (dd, 1H, J =
1.3 および 7.9 Hz ), 6.94-7.26 (m, 2H ), 8.33 (d
d, 1H, J = 1.7および 7.9 Hz ), 8.92 (br, 1H ).
酪酸エチル(化合物a) 4−(2−アミノフェノキシ)酪酸エチル 5.0gをトル
エン90mlおよびジメチルフォルムアミド10mlに溶解し
た。氷冷下、これに臭化ブロモアセチル 3mlを加えた
後、1時間半加熱還流した。冷却後、水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧濃縮した後、
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=2:1)で精製し、油状の化合物aを6.95g得
た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):1.26 (t, 3H, J = 7.1 Hz ),
2.14-2.24 (m, 2H ), 2.60 (t, 2H, J = 7.1 Hz ), 4.0
7 ( s, 2H ), 4.10-4.20 (m, 4H ), 6.88 (dd, 1H, J =
1.3 および 7.9 Hz ), 6.94-7.26 (m, 2H ), 8.33 (d
d, 1H, J = 1.7および 7.9 Hz ), 8.92 (br, 1H ).
【0051】参考例2 3−メチル−4−ニトロ−1−(1−プロピルブチロキ
シ)ベンゼン(化合物b) 3−メチル−4−ニトロフェノール15.0gをジメチルフ
ォルムアミド 300mlに溶解した。これに、炭酸カリウム
15.0gおよび1−プロピルブチルp−トルエンスルホネ
ート29.0gを加えた。60℃で4.5時間攪拌した後、固
体を濾別した。濾液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。有機層を減圧濃縮した後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)で精製し、油状の化合物bを19.45 g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):0.93 (t, 6H, J = 7.3 Hz ),
1.26-1.70 (m, 8H ), 2.62 (s, 3H ), 4.34-4.38 (m, 1
H ), 6.75 (s, 1H ), 6.77-6.78 (m, 1H ), 7.78-8.09
(m, 1H ).
シ)ベンゼン(化合物b) 3−メチル−4−ニトロフェノール15.0gをジメチルフ
ォルムアミド 300mlに溶解した。これに、炭酸カリウム
15.0gおよび1−プロピルブチルp−トルエンスルホネ
ート29.0gを加えた。60℃で4.5時間攪拌した後、固
体を濾別した。濾液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。有機層を減圧濃縮した後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)で精製し、油状の化合物bを19.45 g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):0.93 (t, 6H, J = 7.3 Hz ),
1.26-1.70 (m, 8H ), 2.62 (s, 3H ), 4.34-4.38 (m, 1
H ), 6.75 (s, 1H ), 6.77-6.78 (m, 1H ), 7.78-8.09
(m, 1H ).
【0052】参考例3 5−(1−プロピルブチロキシ)インドール(化合物
c) 参考例2で得られた化合物b 19.45gをジメチルフォル
ムアミド 300mlに溶解した。これに、ジメチルフォルム
アミド・ジメチルアセタール 14ml およびピロリジン
8.4mlを加え、4時間加熱還流した。放冷後、減圧濃縮
した。得られた残渣をエタノール 300mlに溶解した。こ
れに、10%パラジウム炭素(50%含水) 8.0gを加え、
水素雰囲気下、4時間攪拌した。固体を濾別した後、濾
液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、
油状の化合物cを 14.92g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):0.93 (t, 6H, J = 7.1 Hz ),
1.38-1.74 (m, 8H ), 4.18-4.22 (m, 1H ), 6.45-6.75
(m, 1H ), 6.85 (dd, 1H, J = 2.5および 8.6 Hz), 7.1
2-7.27 (m, 3H ), 8.02 (br, 1H ).
c) 参考例2で得られた化合物b 19.45gをジメチルフォル
ムアミド 300mlに溶解した。これに、ジメチルフォルム
アミド・ジメチルアセタール 14ml およびピロリジン
8.4mlを加え、4時間加熱還流した。放冷後、減圧濃縮
した。得られた残渣をエタノール 300mlに溶解した。こ
れに、10%パラジウム炭素(50%含水) 8.0gを加え、
水素雰囲気下、4時間攪拌した。固体を濾別した後、濾
液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、
油状の化合物cを 14.92g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm):0.93 (t, 6H, J = 7.1 Hz ),
1.38-1.74 (m, 8H ), 4.18-4.22 (m, 1H ), 6.45-6.75
(m, 1H ), 6.85 (dd, 1H, J = 2.5および 8.6 Hz), 7.1
2-7.27 (m, 3H ), 8.02 (br, 1H ).
【0053】参考例4 N−ベンズヒドリル−5−インドールカルボキサミド
(化合物d) ベンズヒドリルアミン 3.2mlをジクロロメタン20mlに溶
解させた。これに、ヨー化2−クロロ−1−メチルピリ
ジニウム2.9gおよびトリブチルアミン 5.3mlを加えた。
加熱還流下、さらにインドール−5−カルボン酸1.5gの
塩化メチレン10ml懸濁溶液を加え、4時間半加熱還流し
た。冷却後、水を加えジクロロメタンで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、
黄色結晶として化合物dを 2.76g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm): 6.50-6.53 (m, 2H ), 7.19-7.
54 (m, 12H ), 7.73 (dd, 1H, J = 1.7 および 8.0 Hz
), 8.03 (d, 1H, J = 8.3 Hz ), 8.23 (s, 1H ),10.59
(br, 1H ).
(化合物d) ベンズヒドリルアミン 3.2mlをジクロロメタン20mlに溶
解させた。これに、ヨー化2−クロロ−1−メチルピリ
ジニウム2.9gおよびトリブチルアミン 5.3mlを加えた。
加熱還流下、さらにインドール−5−カルボン酸1.5gの
塩化メチレン10ml懸濁溶液を加え、4時間半加熱還流し
た。冷却後、水を加えジクロロメタンで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、
黄色結晶として化合物dを 2.76g得た。1 HNMR(CDCl3)( δ,ppm): 6.50-6.53 (m, 2H ), 7.19-7.
54 (m, 12H ), 7.73 (dd, 1H, J = 1.7 および 8.0 Hz
), 8.03 (d, 1H, J = 8.3 Hz ), 8.23 (s, 1H ),10.59
(br, 1H ).
【0054】製剤例1 錠剤 常法により次の組成からなる錠剤を作成する。 化合物2 100mg 乳 糖 60mg 馬鈴薯でんぷん 30mg ポリビニルアルコール 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg タール色素 微量
【0055】製剤例2 散剤 常法により次の組成からなる散剤を作成する。 化合物3 150mg 乳 糖 280mg
【0056】
【発明の効果】本発明により、ステロイド5α−リダク
ターゼ阻害作用に基づく前立腺肥大症治療薬、前立腺癌
治療薬、禿頭症治療薬およびざ瘡治療薬として有用な新
規インドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩
が提供される。
ターゼ阻害作用に基づく前立腺肥大症治療薬、前立腺癌
治療薬、禿頭症治療薬およびざ瘡治療薬として有用な新
規インドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩
が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 9/99 (72)発明者 石井 昭男 山口県宇部市大字藤曲2542 (72)発明者 野中 裕美 静岡県駿東郡清水町徳倉580−71 (72)発明者 加瀬 廣 東京都小金井市前原町3−35−18
Claims (1)
- 【請求項1】式(I) 【化1】 {式中、R1 は水素または低級アルキルを表し、AはN
O2 またはBR2 [式中、BR2 はCONHR2 、CO
OR2 またはOR2 を表し、R2 は水素またはCHR3
R4 (式中、R3 およびR4 は同一または異なって、水
素、アルキル、置換もしくは非置換のアリールを表す)
を表す]を表し、XはOまたはS(O)n(式中、nは
0〜2の整数を表す)を表す}で表されるインドール誘
導体またはその薬理学的に許容される塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9634794A JPH07304736A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インドール誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9634794A JPH07304736A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インドール誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304736A true JPH07304736A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14162481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9634794A Withdrawn JPH07304736A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インドール誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304736A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972929A (en) * | 1997-08-21 | 1999-10-26 | Shiseido Co., Ltd. | Quinazolinone derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| WO1999059582A1 (en) * | 1998-05-19 | 1999-11-25 | Centaur Pharmaceuticals, Inc. | Amide therapeutics for the treatment of inflammatory bowel disease |
| US6057337A (en) * | 1998-02-02 | 2000-05-02 | Shiseido Co., Ltd. | 1,2-DI-substituted piperidine derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| US6114325A (en) * | 1997-10-23 | 2000-09-05 | Shiseido Co., Ltd. | 1,2-di-substituted benzene-carboxamide derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| US6174885B1 (en) | 1998-03-03 | 2001-01-16 | Shiseido Co., Ltd. | [6-(substituted-methyl)-3-cyclohexenyl] formamide derivative, hair growth promoter and external composition for skin |
| US6204264B1 (en) | 1998-09-21 | 2001-03-20 | Shiseido Co., Ltd. | Benzimidazole derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| JP2006522041A (ja) * | 2003-03-31 | 2006-09-28 | ユ セ ベ ソシエテ アノニム | インドロンアセトアミド誘導体、その調製方法及びその使用 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9634794A patent/JPH07304736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972929A (en) * | 1997-08-21 | 1999-10-26 | Shiseido Co., Ltd. | Quinazolinone derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| US6114325A (en) * | 1997-10-23 | 2000-09-05 | Shiseido Co., Ltd. | 1,2-di-substituted benzene-carboxamide derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| US6057337A (en) * | 1998-02-02 | 2000-05-02 | Shiseido Co., Ltd. | 1,2-DI-substituted piperidine derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| US6174885B1 (en) | 1998-03-03 | 2001-01-16 | Shiseido Co., Ltd. | [6-(substituted-methyl)-3-cyclohexenyl] formamide derivative, hair growth promoter and external composition for skin |
| WO1999059582A1 (en) * | 1998-05-19 | 1999-11-25 | Centaur Pharmaceuticals, Inc. | Amide therapeutics for the treatment of inflammatory bowel disease |
| US6204264B1 (en) | 1998-09-21 | 2001-03-20 | Shiseido Co., Ltd. | Benzimidazole derivative, hair growth promoter and external composition for skin using the same |
| JP2006522041A (ja) * | 2003-03-31 | 2006-09-28 | ユ セ ベ ソシエテ アノニム | インドロンアセトアミド誘導体、その調製方法及びその使用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |