JPH07306093A - 焦電センサ - Google Patents
焦電センサInfo
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- JPH07306093A JPH07306093A JP6098828A JP9882894A JPH07306093A JP H07306093 A JPH07306093 A JP H07306093A JP 6098828 A JP6098828 A JP 6098828A JP 9882894 A JP9882894 A JP 9882894A JP H07306093 A JPH07306093 A JP H07306093A
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- pyroelectric
- semiconductor substrate
- pyroelectric sensor
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Links
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、焦電感度が優れ、容易に製作でき
る焦電センサを提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係る焦電センサ1は、表面側の所定
の領域にトランジスタを含む信号処理回路15が形成さ
れると共に、この信号処理回路15の近傍領域に凹溝が
形成された半導体基板12と、凹溝にかけ渡されて半導
体基板12の表面側に設けられ、信号処理回路15との
間が配線によって電気的に接続されているチップ型焦電
素子11とを備えていることを特徴とする。
る焦電センサを提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係る焦電センサ1は、表面側の所定
の領域にトランジスタを含む信号処理回路15が形成さ
れると共に、この信号処理回路15の近傍領域に凹溝が
形成された半導体基板12と、凹溝にかけ渡されて半導
体基板12の表面側に設けられ、信号処理回路15との
間が配線によって電気的に接続されているチップ型焦電
素子11とを備えていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焦電センサに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、熱型センサの中で最も多く用いら
れているものとして焦電センサがある。この焦電センサ
は常温動作が可能で、低価格及び感度の波長依存性がな
い等の特徴を有しており、侵入者検知、炎検知等の防犯
・防災システム等をはじめとした種々の分野への応用が
進められている。
れているものとして焦電センサがある。この焦電センサ
は常温動作が可能で、低価格及び感度の波長依存性がな
い等の特徴を有しており、侵入者検知、炎検知等の防犯
・防災システム等をはじめとした種々の分野への応用が
進められている。
【0003】このような焦電センサとしては従来、以下
に示すようなものが開示されている。
に示すようなものが開示されている。
【0004】まず、第1の従来技術に係る焦電センサと
しては、特開平01−094227号公報に示されるよ
うなものがあった。すなわち、図7(a)に示されるよ
うに、増幅用トランジスタを含む信号処理回路315が
形成されると共に、この近傍領域に裏面からのエッチン
グで貫通口317が設けられている半導体基板312
と、この貫通口317の上側開口を閉鎖するように半導
体基板312上に形成された薄い絶縁膜322と、この
貫通口317上方の絶縁膜322上に下側電極313、
焦電材料膜319及び上側電極314を順次に積層して
形成された焦電素子311とを備えるものが開示されて
いる。
しては、特開平01−094227号公報に示されるよ
うなものがあった。すなわち、図7(a)に示されるよ
うに、増幅用トランジスタを含む信号処理回路315が
形成されると共に、この近傍領域に裏面からのエッチン
グで貫通口317が設けられている半導体基板312
と、この貫通口317の上側開口を閉鎖するように半導
体基板312上に形成された薄い絶縁膜322と、この
貫通口317上方の絶縁膜322上に下側電極313、
焦電材料膜319及び上側電極314を順次に積層して
形成された焦電素子311とを備えるものが開示されて
いる。
【0005】また、第2の従来技術に係る焦電センサと
しては、特開平02−284028号公報に示されるよ
うな、受光面の表面と裏面の双方向からの赤外線を感知
することを目的としたものがあった。すなわち、図7
(b)に示されるように、貫通口417を有する絶縁性
の基板412上にパターン配線418が形成され、この
パターン配線418にFET415が接続されて基板4
12上に載置されている。貫通口417の一方の開口端
には第1の光学フィルタ416が設けられ、他方の開口
端には焦電素子411が設けられて、導電材料を介して
パターン配線418と接続され、かつ、貫通口417の
上方であって第1の光学フィルタ416と反対側に第2
の光学フィルタ419が取り付けられている。
しては、特開平02−284028号公報に示されるよ
うな、受光面の表面と裏面の双方向からの赤外線を感知
することを目的としたものがあった。すなわち、図7
(b)に示されるように、貫通口417を有する絶縁性
の基板412上にパターン配線418が形成され、この
パターン配線418にFET415が接続されて基板4
12上に載置されている。貫通口417の一方の開口端
には第1の光学フィルタ416が設けられ、他方の開口
端には焦電素子411が設けられて、導電材料を介して
パターン配線418と接続され、かつ、貫通口417の
上方であって第1の光学フィルタ416と反対側に第2
の光学フィルタ419が取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来技
術に係る焦電センサでは、薄い絶縁膜が焦電エレメント
を載置する支持体の役割を担っており、かつ、この薄い
絶縁膜は基板に形成された貫通口上に設ける必要があ
る。また、基板の表面側から焦電エレメントを形成する
一方で、基板の裏面側から貫通口を形成する加工をしな
ければならないため、加工の位置合わせが難しくなる。
術に係る焦電センサでは、薄い絶縁膜が焦電エレメント
を載置する支持体の役割を担っており、かつ、この薄い
絶縁膜は基板に形成された貫通口上に設ける必要があ
る。また、基板の表面側から焦電エレメントを形成する
一方で、基板の裏面側から貫通口を形成する加工をしな
ければならないため、加工の位置合わせが難しくなる。
【0007】また、第2の従来技術に係る焦電センサで
は、絶縁性の特にセラミック基板等は赤外線透過用の貫
通口が必要になるが、このような貫通口の形成は、基板
自体のコストの上昇を招く。特に、1mm角乃至は50
0μm角程度の焦電エレメントで覆うことができるよう
な貫通口をセラミック基板に形成することは、技術的に
困難であって部品コストの上昇を招き、また、微小サイ
ズの焦電エレメントを貫通口と位置合せしてマウントす
ることは困難であった。
は、絶縁性の特にセラミック基板等は赤外線透過用の貫
通口が必要になるが、このような貫通口の形成は、基板
自体のコストの上昇を招く。特に、1mm角乃至は50
0μm角程度の焦電エレメントで覆うことができるよう
な貫通口をセラミック基板に形成することは、技術的に
困難であって部品コストの上昇を招き、また、微小サイ
ズの焦電エレメントを貫通口と位置合せしてマウントす
ることは困難であった。
【0008】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
焦電センサを提供することを目的とする。
焦電センサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明に係る焦電センサは、表面側の所定の領域
にトランジスタを含む信号処理回路が形成されると共
に、この信号処理回路の近傍領域に凹溝が形成された半
導体基板と、凹溝にかけ渡されて半導体基板の表面側に
設けられ、信号処理回路との間が配線によって電気的に
接続されているチップ型焦電素子とを備えていることを
特徴とする。
めに、本発明に係る焦電センサは、表面側の所定の領域
にトランジスタを含む信号処理回路が形成されると共
に、この信号処理回路の近傍領域に凹溝が形成された半
導体基板と、凹溝にかけ渡されて半導体基板の表面側に
設けられ、信号処理回路との間が配線によって電気的に
接続されているチップ型焦電素子とを備えていることを
特徴とする。
【0010】また、凹溝は半導体基板をダイシングする
ことにより形成されることが望ましい。さらに、凹溝の
両端の縁部には半導体基板の表面から立ち下がった段差
面が形成され、この段差面上にチップ型焦電素子の両端
部がそれぞれ支持されていることが望ましい。
ことにより形成されることが望ましい。さらに、凹溝の
両端の縁部には半導体基板の表面から立ち下がった段差
面が形成され、この段差面上にチップ型焦電素子の両端
部がそれぞれ支持されていることが望ましい。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、半導体基板の表面側から
凹溝を形成し、かつ表面側からチップ型焦電素子をセッ
トできる簡単な構造でありながら、チップ型焦電素子の
端部以外の下面は下方の半導体基板に接触しないように
できるので、チップ型焦電素子と半導体基板との間での
熱伝導による熱量の損失は極めて少なくなる。また、半
導体基板には信号処理回路が形成されているので、半導
体基板にチップ型焦電素子をマウントした焦電センサ自
体からの信号出力レベルを大きくできる。さらに、凹溝
をダイシングで形成すれば量産が容易であり、段差を同
時に形成すれば、チップ型焦電素子の位置合せが容易か
つ正確になる。
凹溝を形成し、かつ表面側からチップ型焦電素子をセッ
トできる簡単な構造でありながら、チップ型焦電素子の
端部以外の下面は下方の半導体基板に接触しないように
できるので、チップ型焦電素子と半導体基板との間での
熱伝導による熱量の損失は極めて少なくなる。また、半
導体基板には信号処理回路が形成されているので、半導
体基板にチップ型焦電素子をマウントした焦電センサ自
体からの信号出力レベルを大きくできる。さらに、凹溝
をダイシングで形成すれば量産が容易であり、段差を同
時に形成すれば、チップ型焦電素子の位置合せが容易か
つ正確になる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に従って、本発明のいくつか
の実施例について説明する。なお、同一要素には同一符
号を付すものとする。また、図面における各部分の寸法
比は現実の寸法比とは必ずしも一致しないものとし、ま
た面積についても同様とする。
の実施例について説明する。なお、同一要素には同一符
号を付すものとする。また、図面における各部分の寸法
比は現実の寸法比とは必ずしも一致しないものとし、ま
た面積についても同様とする。
【0013】図1は、本発明の第1実施例に係る焦電セ
ンサを用いた赤外線検出装置を示す組み立て断面図であ
り、焦電センサ1が上面に載置された円柱形状の基体2
と、この基体2を覆う有底円筒形状のキャップ3とを備
えている。基体2の上面には焦電センサ1がマウントさ
れている。そして、基体2が絶縁性材料からなる場合に
は、図1のように基体2の上面にはメタライズによる配
線パターンが形成され、これとワイヤを介して、焦電セ
ンサ1の電極の一方が信号処理回路に接続されている。
一方、基体2が金属性の場合には、基体2自身がグラン
ドとなり、かつ、電極端子22a、22bとの間には絶
縁材(図示せず)が介在されている。
ンサを用いた赤外線検出装置を示す組み立て断面図であ
り、焦電センサ1が上面に載置された円柱形状の基体2
と、この基体2を覆う有底円筒形状のキャップ3とを備
えている。基体2の上面には焦電センサ1がマウントさ
れている。そして、基体2が絶縁性材料からなる場合に
は、図1のように基体2の上面にはメタライズによる配
線パターンが形成され、これとワイヤを介して、焦電セ
ンサ1の電極の一方が信号処理回路に接続されている。
一方、基体2が金属性の場合には、基体2自身がグラン
ドとなり、かつ、電極端子22a、22bとの間には絶
縁材(図示せず)が介在されている。
【0014】基体2の下側の周端部にはキャップ3を接
着固定するキャップ固着部21が張り出して設けられ、
かつ、2本の円柱状の電極端子22a、22bが上面か
ら下面にわたって突き通されている。これらの電極端子
22a、22bの上側の端面と焦電センサ1の電極と
は、ワイヤで電気的に接続されている。キャップ3は上
端及び下端が開口した中空円筒部材からなり、上端部に
は赤外線透過材31が内側から貼り合わせて設けられて
いる。
着固定するキャップ固着部21が張り出して設けられ、
かつ、2本の円柱状の電極端子22a、22bが上面か
ら下面にわたって突き通されている。これらの電極端子
22a、22bの上側の端面と焦電センサ1の電極と
は、ワイヤで電気的に接続されている。キャップ3は上
端及び下端が開口した中空円筒部材からなり、上端部に
は赤外線透過材31が内側から貼り合わせて設けられて
いる。
【0015】基体2の上面に載置された焦電センサ1
は、図2に示すように、長方形のチップ型焦電素子11
と、より長尺の長方形板状の半導体基板12とを備えて
いる。チップ型焦電素子11に設けられた配線と半導体
基板12の配線とは導電ペーストによって電気的に接続
されている。チップ型焦電素子11は、焦電効果を呈す
るPb(TiZr)O3 、PbTiO3 等のセラミック
ス材料からなる焦電材料板19と、この焦電材料板19
の表面に形成された受光電極13と補助電極14とを備
えている。なお、焦電材料板19の裏面(図示せず)に
も、表面とペアになる受光電極および補助電極が形成さ
れている。
は、図2に示すように、長方形のチップ型焦電素子11
と、より長尺の長方形板状の半導体基板12とを備えて
いる。チップ型焦電素子11に設けられた配線と半導体
基板12の配線とは導電ペーストによって電気的に接続
されている。チップ型焦電素子11は、焦電効果を呈す
るPb(TiZr)O3 、PbTiO3 等のセラミック
ス材料からなる焦電材料板19と、この焦電材料板19
の表面に形成された受光電極13と補助電極14とを備
えている。なお、焦電材料板19の裏面(図示せず)に
も、表面とペアになる受光電極および補助電極が形成さ
れている。
【0016】シリコン等の半導体基板12の表面の一端
部側には、信号処理回路(前置アンプ等)15を形成す
るFET等が形成され、他の領域には僅かに表面から立
ち下がった段差部16a、16bと、断面が凹状の溝部
17とが形成されている。また、一方の段差部16aに
はメタライズによってリード電極18aが設けられ、一
端は半導体基板11表面の信号処理回路15の近傍に延
びている。半導体基板12に形成された信号処理回路1
5のFETとリード電極18aとは、ワイヤボンディン
グ(図示せず)によって接続されているが、メタライズ
よるパターン配線によって接続してもよく、これによ
り、リード電極18aを介してチップ型焦電素子11の
裏面の補助電極および受光電極(共に図示せず)が、信
号処理回路15中のFETに接続される。
部側には、信号処理回路(前置アンプ等)15を形成す
るFET等が形成され、他の領域には僅かに表面から立
ち下がった段差部16a、16bと、断面が凹状の溝部
17とが形成されている。また、一方の段差部16aに
はメタライズによってリード電極18aが設けられ、一
端は半導体基板11表面の信号処理回路15の近傍に延
びている。半導体基板12に形成された信号処理回路1
5のFETとリード電極18aとは、ワイヤボンディン
グ(図示せず)によって接続されているが、メタライズ
よるパターン配線によって接続してもよく、これによ
り、リード電極18aを介してチップ型焦電素子11の
裏面の補助電極および受光電極(共に図示せず)が、信
号処理回路15中のFETに接続される。
【0017】チップ型焦電素子11は、半導体基板12
の段差部16a、16bにかけ渡すようにして設置さ
れ、表面側の補助電極14は半導体基板12上のメタラ
イズによる他方のリード電極18bに接続される。な
お、信号処理回路15は前置増幅用のトランジスタのみ
を有するものでもよく、後段アンプを構成するトランジ
スタ等の回路要素を備えているものでもよい。また、こ
の焦電センサ1を一次元又は二次元に拡張することでア
レイ化することができる。
の段差部16a、16bにかけ渡すようにして設置さ
れ、表面側の補助電極14は半導体基板12上のメタラ
イズによる他方のリード電極18bに接続される。な
お、信号処理回路15は前置増幅用のトランジスタのみ
を有するものでもよく、後段アンプを構成するトランジ
スタ等の回路要素を備えているものでもよい。また、こ
の焦電センサ1を一次元又は二次元に拡張することでア
レイ化することができる。
【0018】なお、これら赤外線検出装置の基体2及び
焦電センサ1の各部分の寸法の一例を、図3(a)およ
び(b)に示す。図3(a)は、赤外線検出装置の基体
2を上方から見た説明図であり、図3(b)は焦電セン
サを側面から見た説明図である。次に、この赤外線検出
装置の動作について説明する。キャップ3に設けられた
赤外線透過材31から入射した赤外線は、受光電極13
を透過して焦電材料板19に達して熱量を与える。焦電
材料板19は熱量に応じた分極効果により、裏面および
表面に設けられた受光電極に電荷を発生させる。
焦電センサ1の各部分の寸法の一例を、図3(a)およ
び(b)に示す。図3(a)は、赤外線検出装置の基体
2を上方から見た説明図であり、図3(b)は焦電セン
サを側面から見た説明図である。次に、この赤外線検出
装置の動作について説明する。キャップ3に設けられた
赤外線透過材31から入射した赤外線は、受光電極13
を透過して焦電材料板19に達して熱量を与える。焦電
材料板19は熱量に応じた分極効果により、裏面および
表面に設けられた受光電極に電荷を発生させる。
【0019】ところで、焦電材料板19で発生した熱量
のごく一部は空中に放射されると共に、一部は裏面に設
けられた受光電極およびこれと接するリード電極18
a、18bを介して半導体基板12側にも伝導する。し
かし、第1実施例ではチップ型焦電素子11の下方の半
導体基板12には溝部17が形成されているため、この
熱伝導による熱量の損失は極めて少なく、従って、赤外
線による熱量は効率よく焦電材料板19中に蓄えられる
ので、検出感度は著しく高まる。
のごく一部は空中に放射されると共に、一部は裏面に設
けられた受光電極およびこれと接するリード電極18
a、18bを介して半導体基板12側にも伝導する。し
かし、第1実施例ではチップ型焦電素子11の下方の半
導体基板12には溝部17が形成されているため、この
熱伝導による熱量の損失は極めて少なく、従って、赤外
線による熱量は効率よく焦電材料板19中に蓄えられる
ので、検出感度は著しく高まる。
【0020】次に、この赤外線検出装置に用いられる焦
電センサの製造方法について説明する。図4および図5
は、図2に示す焦電センサに用いられる半導体基板の工
程別の素子断面図である。
電センサの製造方法について説明する。図4および図5
は、図2に示す焦電センサに用いられる半導体基板の工
程別の素子断面図である。
【0021】まず、図4(a)に示すように、シリコン
単結晶板(ウェーハ)121を用意し、次いで、図4
(b)に示すように、このシリコン単結晶板121の上
面を酸化させて酸化シリコン膜122aを形成する。次
に、図4(c)に示すように、フォトリソグラフィ技術
を用いて酸化膜122aに開口を形成し、この開口から
不純物をドープして、図4(d)に示すような埋め込み
層123を形成する。なお、この埋め込み層123に不
純物をドープする技術としては、イオン注入技術や熱拡
散技術を用いることができる。
単結晶板(ウェーハ)121を用意し、次いで、図4
(b)に示すように、このシリコン単結晶板121の上
面を酸化させて酸化シリコン膜122aを形成する。次
に、図4(c)に示すように、フォトリソグラフィ技術
を用いて酸化膜122aに開口を形成し、この開口から
不純物をドープして、図4(d)に示すような埋め込み
層123を形成する。なお、この埋め込み層123に不
純物をドープする技術としては、イオン注入技術や熱拡
散技術を用いることができる。
【0022】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
所望の開口を形成し、所定の不純物をドープすることで
ゲート領域124、ソース領域125およびドレイン領
域126を形成して、FET15を形成する。この後、
図4(e)に示すように、不純物をドープするために設
けた開口及び酸化膜122a上に酸化膜を形成して、こ
の開口を埋める。この酸化膜122bを形成するに当た
っては、スパッタ又はプラズマCVDのいずれを用いて
もよい。
所望の開口を形成し、所定の不純物をドープすることで
ゲート領域124、ソース領域125およびドレイン領
域126を形成して、FET15を形成する。この後、
図4(e)に示すように、不純物をドープするために設
けた開口及び酸化膜122a上に酸化膜を形成して、こ
の開口を埋める。この酸化膜122bを形成するに当た
っては、スパッタ又はプラズマCVDのいずれを用いて
もよい。
【0023】次に、図5(f)に示すように、ウェーハ
状態でダイシング装置を用いることにより、シリコン単
結晶板121の埋め込み層123以外の所望の領域を削
成して溝部17を形成する。このように、溝部17を形
成するにあたり、ダイシング装置を用いれば、1mm角
ないしは500m角の微小なチップ型焦電素子を用いた
場合でも、これらのチップ型焦電素子で覆われる位の微
小な溝部を所望の深さで容易に形成することができる。
状態でダイシング装置を用いることにより、シリコン単
結晶板121の埋め込み層123以外の所望の領域を削
成して溝部17を形成する。このように、溝部17を形
成するにあたり、ダイシング装置を用いれば、1mm角
ないしは500m角の微小なチップ型焦電素子を用いた
場合でも、これらのチップ型焦電素子で覆われる位の微
小な溝部を所望の深さで容易に形成することができる。
【0024】次に、図5(g)に示すように、さらに、
ダイシング装置を用いてより浅く、かつ幅広く切削を行
うことにより、先に削成した溝部17の両側に段差部1
6a、16bを形成する。なお、段差部16a、16b
の削成後に溝部17を削成してもよい。また、これら段
差部16a、16bおよび溝部17は、エッチングによ
り形成してもよい。
ダイシング装置を用いてより浅く、かつ幅広く切削を行
うことにより、先に削成した溝部17の両側に段差部1
6a、16bを形成する。なお、段差部16a、16b
の削成後に溝部17を削成してもよい。また、これら段
差部16a、16bおよび溝部17は、エッチングによ
り形成してもよい。
【0025】このように、ウェーハ状態でダイシング装
置を用いれば、溝部17や、段差部16a、16bの形
成は多数のチップ型焦電素子に対して、一挙に歩留まり
よく行うことができる。
置を用いれば、溝部17や、段差部16a、16bの形
成は多数のチップ型焦電素子に対して、一挙に歩留まり
よく行うことができる。
【0026】次に、図5(h)に示されるように、CV
D法等を用いてシリコン単結晶板121の上方に酸化膜
122cを形成する。このとき形成される酸化膜122
cで段差部16a、16b及び溝部17は覆われること
になる。
D法等を用いてシリコン単結晶板121の上方に酸化膜
122cを形成する。このとき形成される酸化膜122
cで段差部16a、16b及び溝部17は覆われること
になる。
【0027】次に、図5(i)に示されるように、絶縁
膜121にコンタクトホール127を形成する。このコ
ンタクトホール127はFET15上に形成されるもの
で、例えば、リソグラフィ技術を用いて形成される。次
に、図5(j)に示されるように、絶縁膜122、コン
タクトホール127及び段差部16a、16bの所望の
領域に導電材料を被着してパターン配線18a、18b
を形成する。なお、ドレイン領域126への配線はこの
図には示してない。しかる後、再びウェーハ状態のシリ
コン単結晶板1をダイシング装置にセットし、チップ単
位に分割すれば、同一構造のチップ型半導体基板12を
量産できる。
膜121にコンタクトホール127を形成する。このコ
ンタクトホール127はFET15上に形成されるもの
で、例えば、リソグラフィ技術を用いて形成される。次
に、図5(j)に示されるように、絶縁膜122、コン
タクトホール127及び段差部16a、16bの所望の
領域に導電材料を被着してパターン配線18a、18b
を形成する。なお、ドレイン領域126への配線はこの
図には示してない。しかる後、再びウェーハ状態のシリ
コン単結晶板1をダイシング装置にセットし、チップ単
位に分割すれば、同一構造のチップ型半導体基板12を
量産できる。
【0028】最後に、あらかじめ作製しておいたチップ
型焦電素子をチップ型の半導体基板12にセットし、接
着剤で固定すると共に導電ペーストやボンディングワイ
ヤで電気接続をとれば、焦電センサ1が完成する。
型焦電素子をチップ型の半導体基板12にセットし、接
着剤で固定すると共に導電ペーストやボンディングワイ
ヤで電気接続をとれば、焦電センサ1が完成する。
【0029】次に、第2実施例に係る焦電センサについ
て説明する。第2実施例に係る焦電センサが第1実施例
と異なる点は次に示す通りである。すなわち、第1実施
例では半導体基板12には段差部16a、16bが設け
られているが、図6(a)及び(b)に示すように、第
2実施例に係る半導体基板212ではこの段差部がな
い。従って、第2実施例に係る半導体基板212を製造
するにあたっては、段差部を設けるためのダイシング処
理を行う必要がない点で、第1実施例よりも製造工程を
簡易化することができる。第2実施例においては、チッ
プ型焦電素子11の補助電極と半導体基板212のパタ
ーン配線とを導電ペーストで接着することで、両者を電
気的に接続すると共に、チップ型焦電素子11を半導体
基板212の凹型溝部上に固定する。
て説明する。第2実施例に係る焦電センサが第1実施例
と異なる点は次に示す通りである。すなわち、第1実施
例では半導体基板12には段差部16a、16bが設け
られているが、図6(a)及び(b)に示すように、第
2実施例に係る半導体基板212ではこの段差部がな
い。従って、第2実施例に係る半導体基板212を製造
するにあたっては、段差部を設けるためのダイシング処
理を行う必要がない点で、第1実施例よりも製造工程を
簡易化することができる。第2実施例においては、チッ
プ型焦電素子11の補助電極と半導体基板212のパタ
ーン配線とを導電ペーストで接着することで、両者を電
気的に接続すると共に、チップ型焦電素子11を半導体
基板212の凹型溝部上に固定する。
【0030】但し、チップ型焦電素子11を半導体基板
に設ける際の位置合わせの容易さという点からは、第1
実施例のものが優れている。二段階のダイシング処理を
する必要がない点では第2実施例のものが優れている。
その他の構成と作用に関しては、第1実施例と第2実施
例とで異なるところはないので、用途に応じて適宜に使
い分けることができる。
に設ける際の位置合わせの容易さという点からは、第1
実施例のものが優れている。二段階のダイシング処理を
する必要がない点では第2実施例のものが優れている。
その他の構成と作用に関しては、第1実施例と第2実施
例とで異なるところはないので、用途に応じて適宜に使
い分けることができる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る焦電センサによれば、簡単な構造でありながら、焦
電素子の下方の半導体基板には溝部が形成されているの
で、焦電素子と半導体基板との間での熱伝導による熱量
の損失は極めて少なくなる。従って、入射された赤外線
の熱量を焦電素子に効率よく蓄えることができ、焦電感
度を向上させることができる。同一構造のものを量産で
きるので、各種の用途に適用できる。
係る焦電センサによれば、簡単な構造でありながら、焦
電素子の下方の半導体基板には溝部が形成されているの
で、焦電素子と半導体基板との間での熱伝導による熱量
の損失は極めて少なくなる。従って、入射された赤外線
の熱量を焦電素子に効率よく蓄えることができ、焦電感
度を向上させることができる。同一構造のものを量産で
きるので、各種の用途に適用できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る焦電センサを用いた
赤外線検出装置を示す組み立て断面図である。
赤外線検出装置を示す組み立て断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る焦電センサを示す組
み立て断面図である。
み立て断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る赤外線検出装置の基
体及び焦電センサの各部分の寸法を示した説明図であ
る。
体及び焦電センサの各部分の寸法を示した説明図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例に係る焦電センサに含まれ
る半導体基板の各製造工程を示した素子断面図である。
る半導体基板の各製造工程を示した素子断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る焦電センサに含まれ
る半導体基板の各製造工程を示した素子断面図である。
る半導体基板の各製造工程を示した素子断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る焦電センサを示した
分解斜視図及び断面図である。
分解斜視図及び断面図である。
【図7】従来技術に係る焦電センサを示した断面図であ
る。
る。
1…焦電センサ、11、311、411…焦電素子、1
2、212、312、412…半導体基板、13…受光
電極、15、315、415…FET、16a、16b
…段差部、17…溝部、19…焦電材料板、317、4
17…貫通口。
2、212、312、412…半導体基板、13…受光
電極、15、315、415…FET、16a、16b
…段差部、17…溝部、19…焦電材料板、317、4
17…貫通口。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面側の所定の領域にトランジスタを含
む信号処理回路が形成されると共に、この信号処理回路
の近傍領域に凹溝が形成された半導体基板と、 前記凹溝にかけ渡されて前記半導体基板の表面側に設け
られ、前記信号処理回路との間が配線によって電気的に
接続されているチップ型焦電素子とを備えていることを
特徴とする焦電センサ。 - 【請求項2】 前記凹溝は前記半導体基板をダイシング
することにより形成されることを特徴とする請求項1に
記載の焦電センサ。 - 【請求項3】 前記凹溝の両端の縁部には前記半導体基
板の表面から立ち下がった段差面が形成され、この段差
面上に前記チップ型焦電素子の両端部がそれぞれ支持さ
れていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の焦電センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098828A JPH07306093A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 焦電センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098828A JPH07306093A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 焦電センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306093A true JPH07306093A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14230158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6098828A Pending JPH07306093A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 焦電センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306093A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009068863A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Toshiba Corp | 赤外線検出素子及びそれを用いた赤外線イメージセンサ |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP6098828A patent/JPH07306093A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009068863A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Toshiba Corp | 赤外線検出素子及びそれを用いた赤外線イメージセンサ |
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