JPH07306453A - カメラ - Google Patents
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- JPH07306453A JPH07306453A JP10017094A JP10017094A JPH07306453A JP H07306453 A JPH07306453 A JP H07306453A JP 10017094 A JP10017094 A JP 10017094A JP 10017094 A JP10017094 A JP 10017094A JP H07306453 A JPH07306453 A JP H07306453A
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- Focusing (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
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Abstract
ッチセンサで誤動作なくストロボ発光窓や撮影レンズ等
の指掛りを警告をする。 【構成】 ストロボ発光部の拡散板22の下側には、絶
縁板35と、この絶縁板35に検知電極と補正電極51
が設けられている。位相差検出回路52のコンパレータ
の入力端の一方には、検知電極36が接続されるととも
に検知側高周波パルス信号が入力され、入力端の他方に
は補正電極51が接続され基準側高周波パルス信号が入
力されている。位相差検出回路52は、基準側高周波パ
ルス信号に対する検知側高周波パルス信号の位相遅れを
検知し、この位相遅れが検知されると指掛かりの警告が
される。
Description
カメラの保持形態の誤りによる撮影の失敗を防止したカ
メラに関するものである。
メラでは、初心者でも容易に写真撮影が行えるように暗
いときには自動発光するオートストロボ装置や、カメラ
を被写体に向けてシャッタボタンを半押しにすると自動
的に焦点合わせを行うオートフォーカス機構や、自動的
に露出制御を行うAE機構が内蔵されているものが大半
を占めている。
されたカメラで撮影の失敗原因として最も多いのが、ス
トロボ発光窓や撮影レンズ及びオートフォーカス用の測
距窓への指掛かりによるものである。このような撮影ミ
スを防ぐために、例えば特開平5−188437号公報
で知られる手法が公知である。同公報記載のものは、ス
トロボ発光窓の周囲に細かい凹凸や突起物を設けてお
き、指先で凹凸を触知させることによってストロボ発光
窓の近傍まで指先がきていることを報せてグリップ位置
の変更を促すようにしている。
現れる部分に凹凸や突起物を必要とするため、カメラの
外観デザインに影響を与えるだけでなく、カメラのコン
パクト化に関してもマイナス要因になることが多い。こ
のような背景から、本出願人は特願平6−10064号
によりカメラボディにタッチセンサを設け、不適切なグ
リップによる指掛かりをこのタッチセンサで電気的に検
知する手法を提案している。このような用途に用いるタ
ッチセンサとしては、静電容量検出型のものが外観デザ
インにほとんど影響を与えることがなく、また機械的な
可動部分が不要で耐久性に優れているなどの理由からカ
メラに好適である。
センサで不適切な箇所、例えばストロボ発光窓への指掛
かりを検知するためには、タッチセンサはストロボ発光
窓あるいはその近傍に設けられる。ところが、特に静電
容量検出型のタッチセンサは、その検知電極に対して人
体のもつ静電容量が加わるか否かによって検知動作を行
うもので、必ずしも指先が検知電極に接触することを要
しない。したがって、検知電極の間際に指先が接近した
だけでも検知電極への静電容量が変化し、実際にはスト
ロボ発光窓に対して影響のない位置に指先が位置したと
きにも指掛かりを検知してしまうことが少なくない。
ボディの表面をアルミニウム,チタン,ニッケル合金等
の導電性をもった金属製のカバーで覆ったカメラがあ
る。こうしたカメラでは導電性をもつ金属製カバーが上
記検知電極に接近している。したがって、検知電極から
離れた位置をグリップした場合であっても、検知電極に
は金属製カバーを通して人体のもつ静電容量が加わるこ
とになり、指掛かりの誤検出が頻発するという問題が生
じる。また、カメラボディの表面が絶縁性のカバーで覆
われたカメラであっても、カメラボディにアルミダイキ
ャスト等の導電性材料を用いたものでは、検知電極はカ
メラボディに接近していることが多い。そして、カメラ
ボディに固着されたネジその他の金属製部品がボディ表
面に露出していると、これらの金属製部品に指を触れた
ときには検知電極に対して指を接近させたことと等価に
なり、やはり指掛かりを誤検出してしまうことになる。
たもので、カメラボディの表面が導電製をもったカバー
で覆われ、あるいはカメラボディが導電製材料が作られ
ているような場合であっても、指掛かりの誤検出が生じ
ないようにしたカメラを提供することを目的とする。
決するために、指掛かりによって人体の静電容量が加わ
ることを検出するために窓部やその近傍に、表面を絶縁
層で覆った検知電極を設ける他に、この検知電極から離
され、しかも導電性をもったカメラボディとの間に絶縁
体を挟むようにして補正電極を設けておき、検知電極と
補正電極との間の静電容量の相対的な変化を検知する構
成にしてある。なお、導電性をもったカメラボディと補
正電極との間を絶縁する絶縁体を、検知電極の表面を覆
っている絶縁層と一体にしてもよい。また、カメラボデ
ィに全く手を触れていない状態では、補正電極に加わる
静電容量が検知電極に加わる静電容量以上になるよう
に、各々の電極のサイズや位置を決めておくのがよい。
わる静電容量との相対的な変化を簡便に検出するには、
請求項3記載のように、発振器からの高周波パルス信号
をコンパレータの2つの入力端に入力し、一方の入力端
に検知電極を、他方の入力端には補正電極をそれぞれ並
列に接続しておく。高周波パルス信号には静電容量の変
化によって位相遅れが生じるから、高周波パルス信号の
電圧レベルをコンパレータで比較すれば、位相差が生じ
たか否かをコンパレータの出力が反転するか否かで的確
に検出することができる。なお、補正電極の代わりに、
コンパレータの他方の入力端に補正用コンデンサを並列
接続しておいてもほぼ同様の作用を得ることができる。
受光用の窓部を遮るような位置まで入り込むと、絶縁層
を介して検知電極には撮影者の静電容量が付加される。
このとき、補正電極にも撮影者の静電容量が付加されて
いたとしても、その変化が検知電極側よりも小さくなる
ようにしておくことによって、両者を比較したときに静
電容量に差が出るから、これにより指掛かりを検知する
ことができる。また、指掛かりをせずにカメラボディを
保持しただけの場合には、導電性のあるカメラボディを
介して撮影者の静電容量が検知電極に付加されることに
なるが、その変化は補正電極に付加されている静電容量
の変化と同程度になり、指掛かりをご検出することはな
い。
て、カメラ20の表面は、高級感を持たせたり、耐久性
を高めるために例えばアルミニウム,チタン,ニッケル
合金等の導電性の表面カバー20aで覆われている。カ
メラ20には、被写体に向けて光を投光するストロボ発
光部21の拡散板22、オートフォーカス用の投光窓2
3,受光窓24、被写体輝度測定用の測光窓25、ファ
インダ26、鏡胴27に保持された撮影レンズ28等が
設けられている。カメラ20の上面には、半押しで焦点
合わせ,全押しでシャッタレリーズを行うシャッタボタ
ン30と、カメラ20の電源のオン・オフを切り換える
メインスイッチ31とが設けられている。
み込まれたストロボ装置により、前述の測光窓25で測
定された被写体輝度が暗いときには自動的にストロボ発
光を行うものである。図2にストロボ発光部21部分の
正面を示すように、拡散板22の下側に隣接して、指等
が接触していることを検知するためのタッチ検出部32
が組み込まれている。
において、ストロボ発光部21は、ストロボ光の発光を
行うキセノン管33と、ストロボ光を前面側に向けて反
射する反射板34と、キセノン管33を保護し、またス
トロボ光を撮影範囲に合わせて拡散させる拡散板22と
から構成されている。拡散板22は、上縁と両側縁が表
面カバー20aに開けられた窓20bに取り付けられ、
前面がカメラ20外部に露出されている。
なる絶縁板35と、板状の導電性部材からなり、表面が
前記絶縁板35で覆われた検知電極36とから構成され
ている。絶縁板35は、両端が段差状に折り曲られた形
状をしており、端部35aが表面カバー20aの内側に
接するようにして一方の段差部分が窓20bの下縁に取
り付けられている。また、絶縁板35の他方の段差部分
は拡散板22の底辺部分に取り付けられ、窓20bの下
縁と拡散板22との間に絶縁板35の1面がカメラ20
の外部に露呈されている。
付けられ、カメラ20内に設けられた位相差検出回路3
7に接続されている。この検知電極36は、拡散板22
の指掛りを検知するためのものであり、拡散板22に指
掛りしている時すなわち絶縁板35に撮影者が触ってい
る時には、撮影者の持つ静電容量が絶縁板35を介して
検知電極36に付加される。また、この検知電極36に
は、撮影者がカメラ20を保持した際には、撮影者の静
電容量がカメラ20の表面カバー20a,絶縁板35を
介して付加される。検知電極36を絶縁板35で覆うこ
とにより、撮影者からの静電気によるタッチセンサの回
路の破壊が防止される。
いて、タッチセンサは前述のタッチ検出部32,高周波
パルス信号を発生する発振器38,位相のズレを検出す
る位相差検出回路37,測距,測光等のカメラ20の制
御を行うマイクロコンピュータ39,このマイクロコン
ピュータ39に制御されて前記発振器38と位相差検出
回路37とのオン・オフを行うスイッチング回路40,
位相差検出回路37で位相差が検出されたときにマイク
ロコンピュータ39に制御されて、タッチ検出部32す
なわちストロボ発光部21に指が掛かっていることを警
告する警告発生部42から構成されている。また、マイ
クロコンピュータ39にはシャッタボタン30とメイン
スイッチ31とが接続されている。シャッタボタン30
からは、焦点合わせ用の半押し信号と、シャッタレリー
ズ用の全押し信号とが送り出される。
タン30から半押し信号を受けた時に、スイチッング回
路40を介して発振器38と位相差検出回路37をオン
状態とする。発振器38は、オン状態のときには一定周
期の高周波パルス信号を発生させて、これを位相差検出
回路37に送る。
の静電容量の変化による発振器38からの高周波パルス
の位相のズレを検出する。位相差検出回路37は、位相
のズレを検出したときには、Lレベルの検出信号をマイ
クロコンピュータ39に送り、位相のズレを検出してい
ないときには、Hレベルの検出信号をマイクロコンピュ
ータ39に送る。警告発生部42は、マイクロコンピュ
ータ39にLレベルの検出信号が入力された時に、マイ
クロコンピュータ39によって作動され、ファインダ2
6(図1参照)内に組み込まれた発光ダイオードを点灯
あるいは点滅して撮影者に警告をする。
38からの高周波パルス信号は、抵抗R1〜抵抗R4で
分圧され、検知側高周波パルス信号と基準側高周波パル
ス信号の2つのパルス信号にされる。検知側高周波パル
ス信号は抵抗R5を介してコンパレータ44の非反転入
力端子44aに入力され、基準側高周波パルス信号は抵
抗R6を介して反転入力端子44bに入力される。非反
転入力端子44aには検知電極36が接続され、抵抗R
5と検知電極36の持つ静電容量とによって、CR回路
が形成され、これが検知側高周波パルス信号に対しての
遅延回路となっている。
デンサ45が接続され、抵抗R6と補正用コンデンサ4
5の静電容量によって基準側高周波パルス信号に対して
の遅延回路となっている。補正用コンデンサ45の静電
容量と抵抗R6の抵抗値は、撮影者がタッチ検出部32
に手を触れずに適切にカメラ20を保持したときに、指
掛かりを誤検出することがないような値に設定されてい
る。すなわち、検知電極36には導電性をもった表面カ
バー20aが接近しているため、撮影者が正しくカメラ
20を保持したときにでも、検知電極36には表面カバ
ー20aを介して撮影者のもつ静電容量が影響し、検知
側高周波パルス信号には位相の遅れが伴う。そこで、こ
のときの位相遅れと同程度あるいはそれよりもわずかに
遅れる程度に、基準側高周波パルス信号の位相を補正用
コンデンサ45と抵抗R6で遅らせるようにしてある。
これにより、タッチ検出部32に手を触れない限り、検
知側高周波パルス信号が基準側高周波パルス信号よりも
遅れることはなく、指掛かりの誤検出を防ぐことができ
る。なお、位相差検出回路37は、ノイズ等で誤動作を
起こさないようにするため、表面カバー20aがグラン
ドと等電位にされている。
れ、カメラ20に何も触れていない状態の時には、検知
側高周波パルス信号の方が基準側高周波パルス信号より
も位相が進むようになっている。したがって、非反転入
力端子44aに入力される検知側高周波パルス信号の電
圧Vbは、反転入力端子44bに入力されている基準側
高周波パルス信号の電圧Vaよりも、常に僅かに高い状
態(Va>Vb)を維持している。コンパレータ44
は、非反転入力端子44aの電圧Vaが反転入力端子4
4bの電圧Vbよりも高い場合(Va>Vb)には、検
出信号をHレベルとし、非反転入力端子44aの電圧V
aが反転入力端子44bの電圧Vbよりも低い場合(V
a<Vb)には、検出信号をLレベルにする。
撮影者が、シャッタボタン30を半押しにすると、図7
(a)に示すように、発振器38からは、エッジが鋭い
高周波パルス信号が出力される。前述したようにこの高
周波パルス信号は、抵抗R5を介して検知側高周波パル
ス信号として非反転入力端子44aに、抵抗R6を介し
て基準側高周波パルス信号として反転入力端子44bに
入力される。
り、表面カバー20aに手が触れていない状態では、非
反転入力端子44aと反転入力端子44bに入力される
各高周波パルス信号の波形(電圧Va,Vbの変化)
は、図7(b)に示すように、立ち上がりエッジが鈍く
なっており、各高周波パルス信号のピーク電圧に達する
までの位相が発振器38の出力よりもそれぞれ遅れたも
のとなっている。
は、検知電極36自身の静電容量と抵抗R5とにより遅
延回路が形成され、検知側高周波パルス信号のパルスの
立ち上がりが鈍くなるためである。一方、基準側高周波
パルス信号については、補正用コンデンサ45と抵抗R
6とで形成される遅延回路によりパルスの立ち上がりが
鈍くなるためである。そして、補正用コンデンサ45と
抵抗R6との遅延回路により基準側高周波パルス信号の
ピーク電圧に達するまでの位相は、検知電極36自身の
静電容量による検知側高周波パルス信号のピーク電圧に
達するまでの位相よりも遅れるので、検知側高周波パル
ス信号の電圧Vaと基準側高周波パルス信号の電圧Vb
との関係がVa>Vbに維持され、位相差が検出されず
指掛かりの警告がされない。
を保持した状態では、図8(a)に示すように、導電性
の表面カバー20a,絶縁板35を介して検知電極36
に撮影者の静電容量が付加されるようになる。これによ
り、検知側高周波パルス信号の立ち上がりは、図7
(b)に示された状態よりもさらに鈍くなり、ピークの
電圧に達するまでの位相がより遅れたものとなる。補正
用コンデンサ45と抵抗R6とによる基準側高周波パル
ス信号のピーク電圧に達するまでの位相は、図7(b)
に示されたものと同じになっており、この時の検知側高
周波パルス信号のピーク電圧に達するまでの位相の遅れ
に対して、同じあるいは僅かに遅れたものとなってい
る。したがって、図7(c)に示すように、それぞれの
電圧はVa>Vbの関係を維持し、指掛りの警告がされ
ない。
いない場合には、表面カバー20aに何も触れていない
状態では、図7(b)に破線で示すように、基準側高周
波パルス信号に位相遅れは生じない。このため、パルス
の立ち上がりで、検知側高周波パルス信号の電圧Vaと
基準側高周波パルス信号の電圧Vbとの関係がVa<V
bとなってしまい、コンパレータ44からの検出信号が
HレベルからLレベルに変化して、指掛りの警告が撮影
者に対してされて誤動作となる。
抵抗R6の値を、カメラ20を保持していない時の状態
のときの検知側高周波パルス信号の遅れだけを補正する
ようにしただけでは不充分である。というのは、指掛か
りせずカメラ20を保持した場合には、図7(c)に破
線で示すように、基準側高周波パルス信号のピーク電圧
の位相は、検知側高周波パルス信号のピーク電圧の位相
よりも遅れることがないからである。したがって、前述
の補正用コンデンサ45を設けていない場合と同様に、
検知側高周波パルス信号の電圧Vaと基準側高周波パル
ス信号の電圧Vbとの関係がVa<Vbとなって指掛り
の警告が行われることになり、誤動作となる。
に指掛りとなっている場合すなわち絶縁板35に指を触
れている状態では、図8(b)に示すように、検知電極
36には、撮影者,絶縁板35の経路と、撮影者,表面
カバー20a,絶縁板35の経路とで撮影者の静電容量
が付加される。これにより、図7(d)に示すように、
検知側高周波パルス信号のパルスの立ち上がり部分は、
図7(c)に示されたものよりさらに鈍くなって、基準
側高周波パルス信号よりも鈍くなる。したがって、パル
スの立ち上がりの時には、検知側高周波パルス信号の電
圧Vaと基準側高周波パルス信号ぼ電圧Vbとの関係が
Va<Vbとなり、コンパレータ44からので検出信号
がHレベルからLレベルに変化する。このようにして、
検知側高周波パルス信号のピーク電圧に達するまでの位
相の遅れが検知され、ファインダ26内で発光ダイオー
ドが点灯し指掛りの警告が撮影者に対しておこなわれ
る。
る。なお、説明以外の構成の詳細については上記第1実
施例と同様であり、同一構成部材には同一符号を付して
ある。図9は、ストロボ発光部21の正面図を、図10
には図9におけるX−X線断面図を示す。タッチ検出部
50には、絶縁板35,導電性部材からなる検知電極3
6及び補正電極51とから構成されている。補正電極5
1は、カメラ20を保持しただけでストロボ発光部21
に指掛りをしていないのに、指掛りとなっているかのよ
うに検出する誤動作を防止するためのものであり、絶縁
板35の端部35aのカメラ20と接していない面に取
り付けられている。
補正電極51には、表面カバー20a,絶縁板35を介
して撮影者の静電容量が付加され、ストロボ発光部21
に指掛かりをしている時すなわち絶縁板35を撮影者が
触っている時には、絶縁板35を介して撮影者の静電容
量が付加される。電極に撮影者から付加される静電容量
は、撮影者例えば撮影者の指と電極と間の距離に反比例
するので、この補正電極51に撮影者から表面カバー2
0a,絶縁板35を介して付加される静電容量すなわち
カメラ20を保持することによって付加される静電容量
は、撮影者から表面カバー20a,絶縁板35を介して
検知電極36に付加される静電容量と同じ、もしくはそ
れよりも僅かに大きい程度となるようにされ、指掛かり
がした際に絶縁板35のみを介して撮影者から付加され
る静電容量は、補正電極51よりも検知電極36の方が
十分大きくなるように、補正電極51のサイズと取り付
け位置が調整される。
ると、絶縁板35のカメラ20の外部に露呈された面か
ら絶縁板35内部を介した補正電極51までの最短距離
が、絶縁板35のカメラ20の外部に露呈されている面
から絶縁板35内部を介した検知電極36までの最短距
離よりも長くなるように補正電極51の取り付け位置が
調節されている。これにより、撮影者がカメラ20外部
に露呈している絶縁板35のどこを触っていても、検知
電極36に絶縁板35を介して撮影者から付加される静
電容量の方が、補正電極51に付加されるそれよりも大
きくなるようにされている。さらに、表面カバー20a
から絶縁板35を介した検知電極36までの最短距離
は、表面カバー20aから絶縁板35を介した補正電極
51までの最短距離よりも長くされており、表面カバー
20a,絶縁板35を介して撮影者から補正電極51と
検知電極36と付加される静電容量が同じあるいは補正
電極51の方が僅かに大きくなっている。
差検出回路37に代えて図11に示す位相差検出回路5
2としたものであり、この位相差検出回路52にはタッ
チ検出部50の検知電極板36及び補正電極51が接続
されている。コンパレータ44の非反転入力端子44a
には検知電極36が接続され、反転入力端子44bには
補正電極51が接続されており、検知電極36の持つ静
電容量と抵抗R5とが検知側高周波パルス信号の遅延回
路になっているとともに、補正電極51の持つ静電容量
と抵抗R6とが基準側高周波パルス信号に対しての遅延
回路がとなっている。抵抗R6の抵抗値は、検知電極3
6自身が持つ静電容量と抵抗R5による検知側高周波パ
ルス信号の遅れに対して、基準側高周波パルス信号の位
相の遅れが同じもしくは僅かに遅れるようにして、補正
電極51自身の持つ静電容量を考慮して設定されてい
る。位相差検出回路52は、このように接続され、カメ
ラ20に何も触れていない状態の時に、検知側高周波パ
ルス信号の電圧Vaが、基準側高周波パルス信号の電圧
Vaよりも、常に僅かに高い状態(Va>Vb)を維持
するように抵抗R1〜R4の抵抗値が調整されている。
説明する。発振器38と位相差検出回路52をオン状態
になると、図12(a)に示すように、発振器38から
は、エッジが鋭い高周波パルス信号が出力される。抵抗
R5を介して検知側高周波パルス信号が非反転入力端子
44aに、抵抗R6を介して基準側高周波パルス信号が
反転入力端子44bに入力される。
態に維持し、表面カバー20aに何も触れていない状態
とすれば、非反転入力端子44aと反転入力端子44b
に入力される各高周波パルス信号の波形(電圧Va,V
bの変化)は、図12(b)に示すように、立ち上がり
エッジが鈍くなっており、各高周波パルス信号のピーク
電圧に達するまでの位相が発振器38の出力よりもそれ
ぞれ遅れたものとなっている。これは、検知側高周波パ
ルス信号については、検知電極36自身の静電容量と抵
抗R5とにより遅延回路が形成され、検知側高周波パル
ス信号のパルスの立ち上がりが鈍くなるためであり、基
準側高周波パルス信号については、補正電極51自身の
静電容量と抵抗R6とで形成される遅延回路により基準
側高周波パルス信号のパルスの立ち上がりが鈍くなるた
めである。この時には、検知側高周波パルス信号の電圧
Vaと基準側高周波パルス信号の電圧Vbとの関係がV
a>Vbが維持されているから、位相差が検出されず指
掛かりの警告がされない。
を保持した状態では、図13(a)に示すように、表面
カバー20a,絶縁板35を介して検知電極36及び補
正電極51に撮影者の静電容量が付加されるようにな
る。これにより、検知側高周波パルス信号,基準側高周
波パルス信号の立ち上がりは、図12(b)にしたもの
よりもさらに鈍くなり、ピークの電圧に達するまでの位
相がより遅れたものとなる。この時に、補正電極51に
付加される静電容量は、検知電極36に付加される静電
容量と同じか僅かに大きい程度となるように補正電極5
1のサイズ,取り付け位置が調整されているから、図1
2(c)に示すように、検知側高周波パルス信号,基準
側高周波パルス信号のピークの電圧に達するまでの位相
が同じ、あるいは基準側高周波パルス信号の方が僅かに
遅れる。したがって、それぞれの電圧は、Va>Vbの
関係を維持し、指掛りの警告はされない。
散板22に指掛りとなっている場合すなわち絶縁板35
を触れている状態では、図13(b)に示すように、検
知電極36には撮影者,絶縁板35の経路と、撮影者,
表面カバー20a,絶縁板35の経路で撮影者の静電容
量が付加される。また、補正電極51にも、撮影者,絶
縁板35の経路と、撮影者,表面カバー20a,絶縁板
35の経路とで撮影者の静電容量が付加される。
電極36及び補正電極51に付加される撮影者の静電容
量は、表面カバー20aを介していない分表面カバー2
0aを介して付加される静電容量よりも十分に大きく、
検知側高周波パルス信号,基準側高周波パルス信号のパ
ルス立ち上がりの鈍化に対する影響が大きい。したがっ
て、この場合には表面カバー20aを介して付加される
静電容量による検知側高周波パルス信号と基準側高周波
パルス信号の位相を遅れを無視しても差支えない。
正電極51に付加される静電容量を比較してみると、絶
縁板35のどこに撮影者が触れていても、絶縁板35,
検知電極36間の最短距離の方が、絶縁板35,補正電
極51間の最短距離よりも短くなるようにしてあるか
ら、検知電極36に付加される静電容量の方が、補正電
極51に付加される静電容量より大きくなる。これによ
り、指掛りとなっている場合は、検知側高周波パルス信
号及び基準側高周波パルス信号は、図12(d)に示す
ように、パルスの立ち上がり部分が図12(c)に示さ
れたものよりもさらに鈍くなり、さらに検知側高周波パ
ルス信号の基準側高周波パルス信号よりも鈍くなる。こ
のようにして、検知側高周波パルス信号のピーク電圧に
達するまでの位相が基準側高周波パルス信号のピーク電
圧に達するまでの位相よりも遅れると、パルスの立ち上
がりの時には、検知側高周波パルス信号の電圧Vaと基
準側高周波パルス信号ぼ電圧Vbとの関係がVa<Vb
となり、この時にコンパレータ44からの検出信号がH
レベルからLレベルに変化して、指掛りの警告が撮影者
に対しておこなわれる。
けることにより、カメラ20の表面カバー20aを介し
て付加される撮影者の静電容量で誤動作することなく指
掛りの警告を行えるようになる。この場合には、補正電
極のサイズや位置を変えることにより、基準側高周波パ
ルス信号の位相の遅れを補正ができるから、回路設計の
自由度が高く、デザインの自由度も増す。また、補正電
極51自身の静電容量や付加される静電容量は温度変化
の影響がないので、前述した実施例のように補正用コン
デンサ45を用いる場合に比べて環境変化に有利であ
る。
0aで覆われたカメラについて説明しているが、非導電
性の表面カバーで覆っているカメラでも本発明を適用す
ることができる。特に非導電性の表面カバーで導電性例
えばアルミダイキャスト製のカメラボディに種々の部品
が組み付けられ、金属製の部品やネジ等が外部に露出さ
れているカメラでは、カメラを撮影者が保持した時にこ
れら部品,ネジ等に触ることにより撮影者がカメラボデ
ィに触ったのと等価となり、カメラボディに近接し囲ま
れた検知電極に撮影者の静電容量が付加され、誤って指
掛かりの警告をしてしまう可能性が高くなるが、このよ
うな場合についても本発明を適用することができる。
21についての指掛りを防止するタッチセンサについて
説明したが、投光窓23,受光窓24,測光窓25,撮
影レンズ28に対して同様なタッチセンサを設けてもよ
い。また、上記各実施例では、ストロボ発光部21の指
掛りを検知するための絶縁板35を、ストロボ発光部2
1の下側に露呈するように設けているが、ストロボ発光
部の外側側縁と下側との両方にL字状に配してもよい
し、ストロボ発光部21の四周辺に配置するようにして
よく。さらには絶縁板35と拡散板22とを一体のもの
としてもよい。拡散板22や投光窓23,受光窓24,
測光窓25そのものの背面に透明導電膜を検知電極とし
てを設けるようにしてもよい。このようにすれば、カメ
ラの外観の変化がないのでデザインの自由度を高くする
ことができる。
合でもシャッタボタンを全押しにすれば撮影を行うこと
ができるようにしてもよいが、撮影が終了しても一定時
間だけカメラが警告を行うのが好ましい。撮影ミスの防
止をしたい場合には、半押しで警告を表示するととも
に、レリーズロックを行うようにしてもよい。シャッタ
ボタンの代わりにメインスイッチの操作によってタッチ
センサが作動するようにしてもよい。指掛かりの警告表
示方法として発光ダイオードを用いたが、この他に発音
素子である電子ブザー等を用いて音で警告することもで
きる。また、これらを両方用いると、例えば明るい場所
では見えにくい発光ダイオードの欠点や、騒音のある場
所では聞こえにくい電子ブザーの欠点を補いあえるの
で、より確実な指掛かり警告を行うことができる。
よれば、カメラを導電性部材で覆いながらも、ストロボ
発光窓,測距用投光窓,撮影レンズ,測距用受光窓のよ
うに指掛かりを防止したい窓部もしくはその周囲に絶縁
体で覆われた検知電極を設けるとともに、補正用のコン
デンサもしくは表面カバーの一部に絶縁体例えば検知電
極を覆った絶縁体と一体の絶縁体を挟んで補正電極を設
けたから、検知電極自身の静電容量または導電性の表面
カバーで覆われたカメラを保持しただけで表面カバーを
介して検知電極に付加される撮影者の静電容量により検
知電極側の高周波パルス信号の位相が遅れても、この位
相遅れに対応して判断基準となる高周波パルス信号の位
相が補正コンデンサもしくは補正電極自身の持つ静電容
量及び補正電極に付加される静電容量によって遅れるの
で、カメラを保持していない時と指掛かりをせずにカメ
ラを保持している時とにおけるの指掛りの警告の誤動作
を防止することができる。
パルス信号の各々の電圧レベルを比較して、相対的な電
圧レベルの反転の有無から位相差の発生を検知するコン
パレータとしたから、簡単な構成で各高周波パルス信号
の位相差が検知できる。
設けられたストロボ発光部の正面図である。
明図である。
を示した説明図である。
設けられたストロボ発光部の正面図である。
態を示した説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 投光用又は受光用の窓部あるいはこれら
の窓部近傍に設けた検知電極の表面を絶縁層で覆い、こ
の絶縁層を介して検知電極に加わる静電容量の変化を検
出して前記窓部への指掛かりを検知するカメラにおい
て、 前記検知電極から離れた位置であって、導電性をもつカ
メラボディの一部に絶縁体を挟んで補正電極を設け、こ
の補正電極に加わる静電容量と前記検知電極に加わる静
電容量との相対的な変化により指掛かりを検知するよう
にしたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記補正電極とカメラボディとの間の絶
縁体は、検知電極を覆う絶縁体と一体であることを特徴
とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 発振器からの高周波パルス信号をコンパ
レータの2つの入力端の各々に入力するとともに、その
一方の入力端には前記検知電極を、他方の入力端には前
記補正電極を並列接続してコンパレータの各入力端に入
力される高周波パルス信号の電圧レベルを比較し、各々
の電極に加わる静電容量の変化によって生じる各高周波
パルス信号間の位相差をコンパレータ出力の反転の有無
により検知することを特徴とする請求項1記載のカメ
ラ。 - 【請求項4】 カメラボディに非接触の状態では、前記
補正電極に加わる静電容量が検知電極に加わる静電容量
以上であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項5】 投光用又は受光用の窓部あるいはこれら
の窓部近傍に設けた検知電極に加わる静電容量の変化を
検出し、前記窓部への指掛かりを検知するカメラにおい
て、 発振器からの高周波パルス信号をコンパレータの2つの
入力端の各々に入力するとともに、その一方の入力端に
は前記検知電極を、他方の入力端には補正用コンデンサ
を並列接続してコンパレータの各入力端に入力される高
周波パルス信号の電圧レベルを比較し、各々の電極に加
わる静電容量の変化によって生じる各高周波パルス信号
間の位相差をコンパレータ出力の反転の有無に基づいて
検出するようにしたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017094A JP3324717B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | カメラ |
| US08/843,488 US5943516A (en) | 1994-01-31 | 1997-04-16 | Camera with a warning system of inappropriate camera holding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017094A JP3324717B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306453A true JPH07306453A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3324717B2 JP3324717B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=14266854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10017094A Expired - Fee Related JP3324717B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-05-13 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324717B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5815750A (en) * | 1996-09-02 | 1998-09-29 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Camera having a finger detecting device |
| US6351606B1 (en) | 1999-04-07 | 2002-02-26 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Electronic camera, method for detecting obstruction to electronic flash and method for correcting exposure level |
| US6750916B1 (en) | 1997-05-30 | 2004-06-15 | Olympus Corporation | Protective lid having a flash unit incorporated therein for a digital camera |
| US6888574B1 (en) | 1999-03-16 | 2005-05-03 | Olympus Corporation | Electronic camera having a standby mode for reducing delays in image pickup |
| US7257322B2 (en) | 2005-05-20 | 2007-08-14 | Staller Norman D | Photographic strobe diffuser |
| WO2025161643A1 (zh) * | 2024-01-30 | 2025-08-07 | 瑞龙诺赋(上海)医疗科技有限公司 | 操作手柄及操作手柄的在位检测方法 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP10017094A patent/JP3324717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5815750A (en) * | 1996-09-02 | 1998-09-29 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Camera having a finger detecting device |
| US6750916B1 (en) | 1997-05-30 | 2004-06-15 | Olympus Corporation | Protective lid having a flash unit incorporated therein for a digital camera |
| US6888574B1 (en) | 1999-03-16 | 2005-05-03 | Olympus Corporation | Electronic camera having a standby mode for reducing delays in image pickup |
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| US7257322B2 (en) | 2005-05-20 | 2007-08-14 | Staller Norman D | Photographic strobe diffuser |
| WO2025161643A1 (zh) * | 2024-01-30 | 2025-08-07 | 瑞龙诺赋(上海)医疗科技有限公司 | 操作手柄及操作手柄的在位检测方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3324717B2 (ja) | 2002-09-17 |
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