JPH0730662Y2 - 成形コークス製造用乾留炉 - Google Patents
成形コークス製造用乾留炉Info
- Publication number
- JPH0730662Y2 JPH0730662Y2 JP1989038029U JP3802989U JPH0730662Y2 JP H0730662 Y2 JPH0730662 Y2 JP H0730662Y2 JP 1989038029 U JP1989038029 U JP 1989038029U JP 3802989 U JP3802989 U JP 3802989U JP H0730662 Y2 JPH0730662 Y2 JP H0730662Y2
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- Japan
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- furnace
- tuyere
- carbonization
- coke
- gas
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、成形炭を乾留して成形コークスを製造するた
めの乾留炉に関する。
めの乾留炉に関する。
非粘結炭,微粘結炭等の劣性炭を多量配合した配合炭を
加圧・成形して成形炭とし、この成形炭を乾留して冶金
用に耐える強度を持った成形コークスを製造する研究が
行われている。この際の乾留方式には、加熱形態から外
熱式及び内熱式に大別される。このうち、内熱式の成形
コークス製造設備では、成形炭が挿入された乾留炉の中
に1000℃前後の熱風或いは燃焼排ガスを吹き込み、原料
成形炭を高温ガスに直接接触させて、乾留を行うもので
ある。
加圧・成形して成形炭とし、この成形炭を乾留して冶金
用に耐える強度を持った成形コークスを製造する研究が
行われている。この際の乾留方式には、加熱形態から外
熱式及び内熱式に大別される。このうち、内熱式の成形
コークス製造設備では、成形炭が挿入された乾留炉の中
に1000℃前後の熱風或いは燃焼排ガスを吹き込み、原料
成形炭を高温ガスに直接接触させて、乾留を行うもので
ある。
乾留炉としては、通常竪型のシャフト炉が使用される
(『燃料協会』第61巻第659号第169〜178頁,『鉄鋼
界』昭和59年8月号第115〜121頁等参照)。第3図は、
従来の直立型連続乾留炉を使用した成形コークス製造設
備のフローを示す。成形炭製造設備51で製造された成形
炭52は、直立型連続乾留炉53の頂部から炉内に投入され
る。この直立型連続乾留炉53は、下部から導入される高
温乾留ガス54と中間部から導入される低温乾留ガス55と
の二段式ガス吹き込み構造を持っている。炉頂から投入
された成形炭52は、低温乾留ガス55、次いで高温乾留ガ
ス54によって適当な速度で加熱・乾留される。得られた
コークスは、直立型連続乾留炉53下部の冷却ゾーンに降
下し、底部から吹き込まれる冷ガス56で約130℃程度に
冷却された後、排出装置57から成形コークス58として切
り出される。
(『燃料協会』第61巻第659号第169〜178頁,『鉄鋼
界』昭和59年8月号第115〜121頁等参照)。第3図は、
従来の直立型連続乾留炉を使用した成形コークス製造設
備のフローを示す。成形炭製造設備51で製造された成形
炭52は、直立型連続乾留炉53の頂部から炉内に投入され
る。この直立型連続乾留炉53は、下部から導入される高
温乾留ガス54と中間部から導入される低温乾留ガス55と
の二段式ガス吹き込み構造を持っている。炉頂から投入
された成形炭52は、低温乾留ガス55、次いで高温乾留ガ
ス54によって適当な速度で加熱・乾留される。得られた
コークスは、直立型連続乾留炉53下部の冷却ゾーンに降
下し、底部から吹き込まれる冷ガス56で約130℃程度に
冷却された後、排出装置57から成形コークス58として切
り出される。
成形炭52の加熱用熱媒体として使用される高温乾留ガス
54及び低温乾留ガス55は、成形コークス製造時に副産物
として発生した可燃性のCOGである。すなわち、成形炭5
2の乾留によって生じたガスは、炉内に吹き込まれた高
温乾留ガス54及び低温乾留ガス55と共に、直立型連続乾
留炉53内を上昇し、炉頂部から顕熱回収装置59及びガス
クーラ60を経由して集塵機61に送られる。集塵機61で除
塵された後、発生ガスの一部は、回収ガス62として副産
物回収設備63に送られ、精製,脱硫された後、COG燃料
として使用される。
54及び低温乾留ガス55は、成形コークス製造時に副産物
として発生した可燃性のCOGである。すなわち、成形炭5
2の乾留によって生じたガスは、炉内に吹き込まれた高
温乾留ガス54及び低温乾留ガス55と共に、直立型連続乾
留炉53内を上昇し、炉頂部から顕熱回収装置59及びガス
クーラ60を経由して集塵機61に送られる。集塵機61で除
塵された後、発生ガスの一部は、回収ガス62として副産
物回収設備63に送られ、精製,脱硫された後、COG燃料
として使用される。
残りの発生ガスの大部分は、循環ガス64としてガス循環
設備に送られる。このガス循環設備は、循環ガス64を分
流して直立型連続乾留炉53に吹き込むため、高温ガス用
配管65,低温ガス用配管66及び冷ガス用配管67を備えて
いる。高温ガス用配管65にはガス加熱器68が設けられて
おり、循環ガス64を所定温度に加熱し、高温乾留ガス54
として直立型連続乾留炉53に吹き込む。他方、低温ガス
用配管66には熱交換器69及びエジェクター70が設けられ
ており、循環ガス64の温度を調節した後、600〜650℃の
低温乾留ガス55として直立型連続乾留炉53に吹き込む。
設備に送られる。このガス循環設備は、循環ガス64を分
流して直立型連続乾留炉53に吹き込むため、高温ガス用
配管65,低温ガス用配管66及び冷ガス用配管67を備えて
いる。高温ガス用配管65にはガス加熱器68が設けられて
おり、循環ガス64を所定温度に加熱し、高温乾留ガス54
として直立型連続乾留炉53に吹き込む。他方、低温ガス
用配管66には熱交換器69及びエジェクター70が設けられ
ており、循環ガス64の温度を調節した後、600〜650℃の
低温乾留ガス55として直立型連続乾留炉53に吹き込む。
コークス製造コストを安く、大量供給できるようにする
ためには、内容積を大きくすることが必要になる。しか
し、単に内容積を大きくした場合に、吹き込まれた高温
乾留ガス54,低温乾留ガス55及び冷ガス56は、圧損抵抗
の小さな個所を優先して流れる。そのため、成形炭52と
の接触を炉内全域にわたって均一に進行させることがで
きず、コークス化反応にバラツキが生じる。そこで、炉
幅及び炉の高さ寸法を従来のままとし、長手方向(第3
図において紙面と直角な方向)の長さを大きくした、い
わゆる矩形の水平断面をもつ乾留炉が採用される。そし
て、この乾留炉の長手方向壁面に、多数のガス吹込み管
を取り付けたものが使用される。
ためには、内容積を大きくすることが必要になる。しか
し、単に内容積を大きくした場合に、吹き込まれた高温
乾留ガス54,低温乾留ガス55及び冷ガス56は、圧損抵抗
の小さな個所を優先して流れる。そのため、成形炭52と
の接触を炉内全域にわたって均一に進行させることがで
きず、コークス化反応にバラツキが生じる。そこで、炉
幅及び炉の高さ寸法を従来のままとし、長手方向(第3
図において紙面と直角な方向)の長さを大きくした、い
わゆる矩形の水平断面をもつ乾留炉が採用される。そし
て、この乾留炉の長手方向壁面に、多数のガス吹込み管
を取り付けたものが使用される。
しかしながら、矩形の水平断面をもつ炉内にガスを吹き
込み、成形炭52のコークス化反応を行うとき、反応の進
行が長手方向に関し異なる事態が生じる。その結果、切
り出された成形コークス58に温度のバラツキが発生す
る。また、排出されるコークス温度のバラツキを無くす
ために、各排出口から切り出される成形コークス量を変
えると、成形炭52の降下状況が長手方向に変動し、一様
なコークス化反応を行うことが困難となる。
込み、成形炭52のコークス化反応を行うとき、反応の進
行が長手方向に関し異なる事態が生じる。その結果、切
り出された成形コークス58に温度のバラツキが発生す
る。また、排出されるコークス温度のバラツキを無くす
ために、各排出口から切り出される成形コークス量を変
えると、成形炭52の降下状況が長手方向に変動し、一様
なコークス化反応を行うことが困難となる。
そこで、本考案は、長手方向長さを大きくして直立型連
続乾留炉の処理能力を向上させた場合においても、炉内
を長手方向に区分する仕切り壁及び仕切り板を設けるこ
とによって、炉内に複数の半独立ゾーンからなる複数の
乾留室を形成し、それぞれのゾーンに見合った操業を行
うことを可能にした乾留炉を提供することを目的とす
る。
続乾留炉の処理能力を向上させた場合においても、炉内
を長手方向に区分する仕切り壁及び仕切り板を設けるこ
とによって、炉内に複数の半独立ゾーンからなる複数の
乾留室を形成し、それぞれのゾーンに見合った操業を行
うことを可能にした乾留炉を提供することを目的とす
る。
本考案の成形コークス製造用乾留炉は、その目的を達成
するために、炉の水平方向断面形状が、矩形からなる乾
留炉であって、該炉の側壁部の上部から下部にかけて成
形炭装入口,低温乾留ガス吹込み羽口,高温乾留ガス吹
込み羽口,冷ガス抽出羽口,冷ガス吹込み羽口及び成形
コークス排出口を形成し、且つ該一連の装置群を炉の横
(水平)方向に定間隔で複数形成した成形コークス製造
用乾留炉において、前記装置群の各々の中間部に、頂部
が前記冷ガス抽出羽口の高さまで達する仕切り壁を炉底
に直立して設けると共に、成形炭装入口下方から低温乾
留ガス吹込み羽口までに達する仕切り壁を設けて複数の
半独立する乾留室を形成したことを特徴とする。
するために、炉の水平方向断面形状が、矩形からなる乾
留炉であって、該炉の側壁部の上部から下部にかけて成
形炭装入口,低温乾留ガス吹込み羽口,高温乾留ガス吹
込み羽口,冷ガス抽出羽口,冷ガス吹込み羽口及び成形
コークス排出口を形成し、且つ該一連の装置群を炉の横
(水平)方向に定間隔で複数形成した成形コークス製造
用乾留炉において、前記装置群の各々の中間部に、頂部
が前記冷ガス抽出羽口の高さまで達する仕切り壁を炉底
に直立して設けると共に、成形炭装入口下方から低温乾
留ガス吹込み羽口までに達する仕切り壁を設けて複数の
半独立する乾留室を形成したことを特徴とする。
本実施例の乾留炉1は、第1図に示すように各々の装置
群13の中間部に配設した仕切壁9及び仕切板12により形
成された複数の乾留室2a,2b,2c…を長手方向に直列して
いる。個々の乾留室2a,2b,2c…には、成形炭装入口3,低
温乾留ガス吹込み羽口4,高温乾留ガス吹込み羽口5,冷ガ
ス抽出羽口6,冷ガス吹込み羽口7及び成形コークス排出
口8が上部から下部にかけて順次設けられている。な
お、成形炭装入口3は、隣接する乾留室2a,2b,2c…毎に
開口側を交互に変えている。第1図の例では、実線で示
した成形炭装入口3が手前側にあり、点線で示した成形
炭装入口3が裏面にある。また、各乾留室2a,2b,2c…の
間に、底部から冷ガス抽出羽口6の高さまで伸びた仕切
り壁9が設けられている。
群13の中間部に配設した仕切壁9及び仕切板12により形
成された複数の乾留室2a,2b,2c…を長手方向に直列して
いる。個々の乾留室2a,2b,2c…には、成形炭装入口3,低
温乾留ガス吹込み羽口4,高温乾留ガス吹込み羽口5,冷ガ
ス抽出羽口6,冷ガス吹込み羽口7及び成形コークス排出
口8が上部から下部にかけて順次設けられている。な
お、成形炭装入口3は、隣接する乾留室2a,2b,2c…毎に
開口側を交互に変えている。第1図の例では、実線で示
した成形炭装入口3が手前側にあり、点線で示した成形
炭装入口3が裏面にある。また、各乾留室2a,2b,2c…の
間に、底部から冷ガス抽出羽口6の高さまで伸びた仕切
り壁9が設けられている。
成形炭装入口3から装入された成形炭は、羽口4,羽口5
から吹き込まれた低温乾留ガス及び高温乾留ガスと接触
しながら乾留室2a,2b,2c…内を降下し、コークス化反応
を受ける。そして、コークス化された後、羽口7から吹
き込まれた冷ガスと接触して冷却され、コークス排出口
8から切り出される。
から吹き込まれた低温乾留ガス及び高温乾留ガスと接触
しながら乾留室2a,2b,2c…内を降下し、コークス化反応
を受ける。そして、コークス化された後、羽口7から吹
き込まれた冷ガスと接触して冷却され、コークス排出口
8から切り出される。
このとき、各乾留室2a,2b,2c…の冷却ゾーンを冷ガス吹
込み羽口7から冷却ガス抽出羽口6まで伸びた仕切り壁
9で仕切っているため、たとえば乾留室2bの羽口7から
吹き込まれた冷ガスが隣接する乾留室2a,2cに分流する
ことがない。したがって、個々の乾留室2a,2b,2c…の冷
却ゾーン内にあるコークス層の通気抵抗に差が生じた場
合でも、羽口7から吹き込まれた冷ガスは、それぞれの
乾留室2a,2b,2c…を降下するコークスの冷却に使用され
る。そのため、各乾留室2a,2b,2c…ごとにコークス降下
速度及びコークスの排出温度を制御することができる。
込み羽口7から冷却ガス抽出羽口6まで伸びた仕切り壁
9で仕切っているため、たとえば乾留室2bの羽口7から
吹き込まれた冷ガスが隣接する乾留室2a,2cに分流する
ことがない。したがって、個々の乾留室2a,2b,2c…の冷
却ゾーン内にあるコークス層の通気抵抗に差が生じた場
合でも、羽口7から吹き込まれた冷ガスは、それぞれの
乾留室2a,2b,2c…を降下するコークスの冷却に使用され
る。そのため、各乾留室2a,2b,2c…ごとにコークス降下
速度及びコークスの排出温度を制御することができる。
たとえば、コークス切出し量を各排出口8で一定に制御
するとき、冷却ゾーンと排出口8とが1対1で対応する
ために、コークス排出温度が各排出口8で一定となる。
また、各乾留室2a,2b,2c…を降下するコークスの量も均
一になることから、ガスの偏流が発生せず、コークス化
反応も均一となる。その結果、炉の内容積を大きくした
にも拘らず、コークス品質のバラツキを小さくすること
が可能となる。この点、仕切り壁9を設けない乾留炉1
では、隣接する一連の装置群内の挙動及び導入ガスの偏
流等によって、炉長手方向でコークス降下特性やコーク
ス化反応に乱れが生じることが避けられず、切り出され
たコークスの品質にバラツキが生じていた。
するとき、冷却ゾーンと排出口8とが1対1で対応する
ために、コークス排出温度が各排出口8で一定となる。
また、各乾留室2a,2b,2c…を降下するコークスの量も均
一になることから、ガスの偏流が発生せず、コークス化
反応も均一となる。その結果、炉の内容積を大きくした
にも拘らず、コークス品質のバラツキを小さくすること
が可能となる。この点、仕切り壁9を設けない乾留炉1
では、隣接する一連の装置群内の挙動及び導入ガスの偏
流等によって、炉長手方向でコークス降下特性やコーク
ス化反応に乱れが生じることが避けられず、切り出され
たコークスの品質にバラツキが生じていた。
第2図は、複数の乾留室2a,2b,2c…をまとめてそれぞれ
一つの独立ゾーン10a,10b…とし、各独立ゾーン10a,10b
…の間に区分壁11を形成した例を示す。区分壁11は各乾
留室2a,2b,2c…の炉底から立設されており、その上端を
各乾留室2a,2b,2c…に装入された成形炭の堆積層表面よ
りも区分壁11の上端を高く設定している。この区分壁11
は、コークス及び導入ガスが隣接する独立ゾーン10a,10
b…へ分流するのを確実に遮断するので、各独立ゾーン1
0a,10b…は完全に独立する。この結果、炉内のガスの偏
流,コークスの不均一降下に対する不安が全く解消で
き、炉長手寸法限界を更に高めることができるし、また
稼動率,コークス品質などを各独立ゾーン10a,10b…ご
とに種々異なる条件で操業することが可能となる。
一つの独立ゾーン10a,10b…とし、各独立ゾーン10a,10b
…の間に区分壁11を形成した例を示す。区分壁11は各乾
留室2a,2b,2c…の炉底から立設されており、その上端を
各乾留室2a,2b,2c…に装入された成形炭の堆積層表面よ
りも区分壁11の上端を高く設定している。この区分壁11
は、コークス及び導入ガスが隣接する独立ゾーン10a,10
b…へ分流するのを確実に遮断するので、各独立ゾーン1
0a,10b…は完全に独立する。この結果、炉内のガスの偏
流,コークスの不均一降下に対する不安が全く解消で
き、炉長手寸法限界を更に高めることができるし、また
稼動率,コークス品質などを各独立ゾーン10a,10b…ご
とに種々異なる条件で操業することが可能となる。
また、乾留炉は、炉長手寸法を大きくするにしたがっ
て、より矩形の水平断面となり、炉構造が不安定となる
が、区分壁を設けることで堅固にすることができる。す
なわち、炉壁は、レンガの膨張等によって水平方向にも
伸びるが、このとき炉の外周は堅固なバックステーで囲
まれているため、この伸びを吸収できず、伸びはレンガ
の目地及び炉内側へのタワミで吸収することになる。こ
のとき、区分壁がないと、炉壁の炉内側へのタワミによ
って、炉壁が不安定となり、倒壊する恐れがある。
て、より矩形の水平断面となり、炉構造が不安定となる
が、区分壁を設けることで堅固にすることができる。す
なわち、炉壁は、レンガの膨張等によって水平方向にも
伸びるが、このとき炉の外周は堅固なバックステーで囲
まれているため、この伸びを吸収できず、伸びはレンガ
の目地及び炉内側へのタワミで吸収することになる。こ
のとき、区分壁がないと、炉壁の炉内側へのタワミによ
って、炉壁が不安定となり、倒壊する恐れがある。
また、各々の装置群13の中間部には、成形炭装入口3よ
り若干下方の位置に仕切り板12を設けることが好まし
い。この仕切り板12を設けることによって、成形炭装入
口3から装入された成形炭は、それぞれの乾留室2a,2b,
2c…内で装入量に対応した山型に堆積し、各乾留室2a,2
b,2c…における成形炭の分布が安定する。なお、仕切り
板12としては、それぞれの乾留室2a,2b,2c…を上昇して
来たガスが隣接する乾留室に流入するように、孔開きの
ものを使用することもできる。
り若干下方の位置に仕切り板12を設けることが好まし
い。この仕切り板12を設けることによって、成形炭装入
口3から装入された成形炭は、それぞれの乾留室2a,2b,
2c…内で装入量に対応した山型に堆積し、各乾留室2a,2
b,2c…における成形炭の分布が安定する。なお、仕切り
板12としては、それぞれの乾留室2a,2b,2c…を上昇して
来たガスが隣接する乾留室に流入するように、孔開きの
ものを使用することもできる。
この仕切り板12がないと、ある装置群の成形炭装入口3
から装入された成形炭が隣接する装置群の成形炭堆積層
に移動したり、あるいは成形炭の落下衝撃が他の装置群
の成形炭堆積層の形状を崩す恐れがある。そのため、個
々の装置群における炉況が不安定になり、コークス化反
応,排出温度等にバラツキが生じる恐れがある。
から装入された成形炭が隣接する装置群の成形炭堆積層
に移動したり、あるいは成形炭の落下衝撃が他の装置群
の成形炭堆積層の形状を崩す恐れがある。そのため、個
々の装置群における炉況が不安定になり、コークス化反
応,排出温度等にバラツキが生じる恐れがある。
以上に説明したように、本考案においては、炉長手方向
に直列配置した複数個の乾留室の間に仕切り壁を設け、
各乾留室の冷却ゾーンを独立させることによって、得ら
れたコークスの切出し量及び排出温度を共に一定に維持
することができる。また、複数の乾留室からなる独立ゾ
ーンの間に区分壁を設けるとき、独立した操業条件で個
々の独立ゾーンを稼動させることができ、需要に応じた
生産量の調整が容易となる。更に、各乾留室の上方空間
を仕切り板で仕切るとき、それぞれの成形炭装入口から
装入された成形炭が隣接する乾留室の成形炭堆積層に影
響を及ぼすことなく、安定した条件下で成形炭の乾留が
可能となる。このように、本発明によるとき、生産能力
を向上させるために内容積を大きくした場合における問
題が解消され、一定した品質のコークスを高い操業弾力
性を生産することができる。
に直列配置した複数個の乾留室の間に仕切り壁を設け、
各乾留室の冷却ゾーンを独立させることによって、得ら
れたコークスの切出し量及び排出温度を共に一定に維持
することができる。また、複数の乾留室からなる独立ゾ
ーンの間に区分壁を設けるとき、独立した操業条件で個
々の独立ゾーンを稼動させることができ、需要に応じた
生産量の調整が容易となる。更に、各乾留室の上方空間
を仕切り板で仕切るとき、それぞれの成形炭装入口から
装入された成形炭が隣接する乾留室の成形炭堆積層に影
響を及ぼすことなく、安定した条件下で成形炭の乾留が
可能となる。このように、本発明によるとき、生産能力
を向上させるために内容積を大きくした場合における問
題が解消され、一定した品質のコークスを高い操業弾力
性を生産することができる。
第1図は各乾留室の冷却ゾーンを仕切り壁で仕切った乾
留炉を示し、第2図は更に区分壁を設けた乾留炉を示
し、第3図は直立型乾留炉を組み込んだ成形コークス製
造設備の全体を示すフロー図である。 1:乾留炉 2a,2b,2c…:乾留室 3:成形炭装入口 4:低温乾留ガス吹込み羽口 5:高温乾留ガス吹込み羽口 6:冷ガス抽出羽口 7:冷ガス吹込み羽口 8:成形コークス排出口 9:仕切り壁 10a,10b…:独立ゾーン 11:区分壁 12:仕切り板 13:装置群
留炉を示し、第2図は更に区分壁を設けた乾留炉を示
し、第3図は直立型乾留炉を組み込んだ成形コークス製
造設備の全体を示すフロー図である。 1:乾留炉 2a,2b,2c…:乾留室 3:成形炭装入口 4:低温乾留ガス吹込み羽口 5:高温乾留ガス吹込み羽口 6:冷ガス抽出羽口 7:冷ガス吹込み羽口 8:成形コークス排出口 9:仕切り壁 10a,10b…:独立ゾーン 11:区分壁 12:仕切り板 13:装置群
フロントページの続き (72)考案者 奥原 捷晃 福岡県北九州市八幡東区枝光1丁目1番1 号 新日本製鐵株式會社第三技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−62204(JP,A) 特開 昭54−61205(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】炉の水平方向断面形状が、矩形からなる乾
留炉であって、該炉の側壁部の上部から下部にかけて成
形炭装入口,低温乾留ガス吹込み羽口,高温乾留ガス吹
込み羽口,冷ガス抽出羽口,冷ガス吹込み羽口及び成形
コークス排出口を形成し、且つ該一連の装置群を炉の横
(水平)方向に定間隔で複数形成した成形コークス製造
用乾留炉において、前記装置群の各々の中間部に、頂部
が前記冷ガス抽出羽口の高さまで達する仕切り壁を炉底
に直立して設けると共に、成形炭装入口下方から低温乾
留ガス吹込み羽口までに達する仕切り壁を設けて複数の
半独立する乾留室を形成したことを特徴とする成形コー
クス製造用乾留炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989038029U JPH0730662Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 成形コークス製造用乾留炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989038029U JPH0730662Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 成形コークス製造用乾留炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131540U JPH02131540U (ja) | 1990-11-01 |
| JPH0730662Y2 true JPH0730662Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31545667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989038029U Expired - Fee Related JPH0730662Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 成形コークス製造用乾留炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730662Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014055272A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Kyushu Electric Power Co Inc | 固定炭素製造装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5461205A (en) * | 1977-10-25 | 1979-05-17 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | Coke oven for briquette |
| JPS5462204A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-19 | Nippon Steel Corp | Multistage tuye re-type briquetted coke carbonization oven |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989038029U patent/JPH0730662Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014055272A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Kyushu Electric Power Co Inc | 固定炭素製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131540U (ja) | 1990-11-01 |
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