JPH07306904A - 情報記録再生システム及び情報記録媒体 - Google Patents

情報記録再生システム及び情報記録媒体

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JPH07306904A
JPH07306904A JP6101037A JP10103794A JPH07306904A JP H07306904 A JPH07306904 A JP H07306904A JP 6101037 A JP6101037 A JP 6101037A JP 10103794 A JP10103794 A JP 10103794A JP H07306904 A JPH07306904 A JP H07306904A
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Giichi Akamine
義一 赤嶺
Seiichi Wakamatsu
誠一 若松
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチメディア情報が大量にあり、一つの再生
単位のマルチメディア情報が記録媒体上で複数の列にま
たがって印字されている場合にも、簡単な操作で効率良
くマルチメディア情報の再生ができるようにすること。 【構成】画像56と文字58が印刷されているような紙
片60にドットコード62が印字されているものとし
て、そのドットコード62が行単位でインターリーブさ
れているとするならば、上記ドットコード62の行単位
にインターリーブ範囲を示すインターリーブ範囲提示マ
ーク64を印字する。このインターリーブ範囲提示マー
ク64を参照することによって、操作者はドットコード
62をインターリーブ単位でペン型再生装置66によっ
て読み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,音楽等のオーデ
ィオ情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる映像情
報、及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等
から得られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂
マルチメディア情報を光学的に読み取り可能なコードと
して紙や各種樹脂フィルム、金属等のシートに記録する
情報記録システム、及びそのようなコードを読み取るた
めの情報再生システムに関する。また、本発明は、その
ような情報記録システム又は情報再生システムに於ける
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽などを記録する媒
体として、磁気テープや光ディスクなど、種々のものが
知られている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作
ったとしても単価はある程度高価なものとなり、またそ
の存在にも多大な場所を必要としていた。
【0003】さらには、音声を記録した媒体を、遠隔地
にいる別の者に渡す必要ができた場合には、郵送するに
しても、また直に持っていくにしても、手間と時間がか
かるという問題もあった。
【0004】そこで、ファクシミリ伝送が可能で、また
大量の複製が可能な画像情報の形で音声情報を紙に記録
することが考えられている。例えば、特開昭60−24
4145号公報に開示されているように、若干の音声を
光学的なコードとすることにより音声情報を画像情報に
変換して、ファクシミリで送れるようにしたものが提案
されている。
【0005】さらに、本発明の出願人による特願平4−
258262号では、オーディオ情報が光学的に読み取
り可能なコードで記録されている記録媒体から、このコ
ードを光学的に読み取って元のオーディオ情報に戻す部
分を一つの携帯可能な筐体内に納めることにより、何処
でも又何回でも記録媒体から音声や音楽などのオーディ
オ情報を再生することができるものを提案しており、そ
の結果、長時間分のオーディオ情報を記録した記録媒体
を利用できるようなオーディオ情報記録再生システムと
それに用いられる記録媒体が実現している。
【0006】また、本発明の出願人は、これをオーディ
オ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から得られる映像
情報、及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ
等から得られるディジタルコードデータ、等をも含めた
所謂マルチメディア情報全体に関してまで発展させ、特
願平5−260464号として出願している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オーデ
ィオ情報を入力するための入力手段と、該入力手段によ
り入力されたオーディオ情報を、光学的に読み取り可能
なコードに変換するための変換手段と、該変換手段によ
って変換されたコードを記録媒体上に印刷記録する記録
手段と、前記記録媒体上に印刷されたコードを光学的に
読み取る読取手段と、該読取手段で読み取ったコードを
オーディオ情報に逆変換する逆変換手段と、該変換手段
により逆変換されたオーディオ情報を音として出力する
音出力手段とを具備した装置では、変換手段によってコ
ードに変換される音声情報が大量にあり、その結果、変
換されたコードが記録手段によって記録媒体上に一列以
内乃至は一つのまとまったかたまりとして印字しきれな
かった場合には、次段より、複数列乃至複数個にわたっ
てコード情報を印字することが行われる恐れがある。
【0008】従って、音声情報が大量にあり、一つの再
生単位の音声情報が記録媒体上で複数にまたがって印字
されている場合には、音声情報の再生時には、光学的読
取手段を複数の列乃至かたまりにまたがって手動走査さ
せ、音声情報が変換されたコードの印字分全てを読み込
み終らなければ、意図する音声が再生されなかった。こ
れは、音声情報の場合に限るものではなく、マルチメデ
ィア情報全体に於いても同様である。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、マルチメディア情報が大量にあり、一つの再生単位
のマルチメディア情報が記録媒体上で複数の列にまたが
って印字されている場合にも、簡単な操作で効率良くマ
ルチメディア情報の再生ができるようにする情報記録再
生システム及び情報記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報記録システムは、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報を入力するための入力手段
と、該入力手段により入力されたマルチメディア情報
を、光学的に読み取り可能なコードに変換するための変
換手段と、該変換手段で変換されたコードを記録媒体上
に光学的に読み取り可能に記録する記録手段とを備え、
上記変換手段は、入力された一連のマルチメディア情報
に対しインターリーブ処理を施して分散したコードに変
換し、上記記録手段は、この分散されたコードを記録媒
体上に記録すると共に、このコードの近傍に、上記分散
記録した範囲を示すマークを記録することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明による情報再生システムは、
オーディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの
少なくとも一つを含むマルチメディア情報が、インター
リーブにより分散されて、光学的に読み取り可能なコー
ドとして記録されている部分と、上記コードの分散記録
した範囲を示すと共に再生動作制御のための制御情報を
含むマークが当該コードの近傍に併設記録されている部
分とを備える記録媒体から、上記コードを光学的に読み
取る読取手段と、該読取手段で読み取ったコードを元の
マルチメディア情報に変換して出力する再生手段と、上
記読取手段によって読み取られた上記コードに併設記録
された上記マークの中の制御情報に従って、上記再生手
段に於ける再生動作を制御する制御手段とを備えること
を特徴とする。
【0012】さらに、本発明による情報記録媒体は、オ
ーディオ情報,映像情報,ディジタルコードデータの少
なくとも一つを含むマルチメディア情報が、インターリ
ーブにより分散されて、光学的に読み取り可能なコード
として記録されている部分と、上記コードの分散記録し
た範囲を示すマークが当該コードの近傍に併設記録され
ている部分とを備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】即ち、本発明の情報記録システム及び情報記録
媒体によれば、マルチメディア情報をインターリーブに
より分散されて光学的に読み取り可能なコードとして記
録すると共に、そのインターリーブの範囲を示すマーク
をコード近傍に記録するので、このマークを参照するこ
とによって、効率よく再生のためのスキャン作業を行う
ことができるようになる。
【0014】また、本発明の情報再生システムによれ
ば、コード近傍に再生動作制御のための制御情報を含む
マークが記録された情報記録媒体から再生する際に、そ
の制御情報を読み取って、それに従って再生動作を行う
ので、制御情報に従って予め意図された範囲で情報の再
生が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 〔第1実施例〕以下に、音声、音楽等のオーディオ情報
に限らず、カメラ、ビデオ機器等から得られる映像情
報、及びパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称
す)、ワードプロセッサ(以下、ワープロと称す)等か
ら得られるディジタルコードデータ、等を含めた、マル
チメディア情報を取り扱う実施例について説明する。
【0016】図1は、そのようなマルチメディア情報を
記録するためのマルチメディア情報記録装置のブロック
構成図である。なお、本実施例では、コードの一例とし
て、後述するドットコードを採用した例について述べ
る。
【0017】即ち、マルチメディア情報の内、オーディ
オ情報については、マイクロホンやオーディオ出力機器
10から入力され、プリアンプ12で増幅後、A/D変
換器14でディジタルに変換されて、圧縮処理部16に
供給される。
【0018】圧縮処理部16では、入力ディジタルオー
ディオ情報は、スイッチ18によりADPCM回路20
と音声合成コード化回路22とに選択的に供給されるよ
うになっている。ADPCM回路20は、入力ディジタ
ルオーディオ情報を適応型の差動PCMすることにより
データ圧縮を施す。音声合成コード化回路22は、入力
ディジタルオーディオ情報に対して、1つ音声を認識し
た後、コードに変換する。これは、上記ADPCMが音
声情報という形でそれを符号化しデータ量を減らしてい
く即ち音声情報自体を処理をしていくのに対して、一旦
別の合成のコードに変えてしまうことで相対的にデータ
量を減らすものである。上記スイッチ18の切り換えに
ついては、例えば、ユーザの方で目的に応じて、例え
ば、手動で切り換えるようになっている。あるいは、例
えばオーディオ出力機器からの情報のように高音質のも
のについてはADPCM回路20を通し、例えばマイク
ロホンからの人の話声やコメントというようなものにつ
いては音声合成コード化回路22を通すというように予
め決めておけば、入力されたオーディオ情報がどちらの
ものであるのかをスイッチの前段で認識をして自動的に
切り換えるという構成にすることも可能である。
【0019】また、もう既にディジタルコードデータと
して形成されているパソコン、ワープロ、CAD、電子
手帳や通信等からくる各種データは、インタフェース
(以下、I/Fと称す)24を介して、まずデータ形態
判別回路26に入力される。このデータ形態判別回路2
6は、基本的に、後段の圧縮処理部16で圧縮が可能か
どうかを判断するもので、データが既に何等かの圧縮処
理が行われており、後段の圧縮処理部16での効果が得
られない情報については、圧縮処理部16をバイパスさ
せて圧縮処理部16の後段にダイレクトに渡し、また、
入力データが非圧縮データの場合には、それを圧縮処理
部16に送る。
【0020】上記データ形態判別部26にて非圧縮のコ
ードデータであると判断されたデータは、圧縮処理部1
6に入力され、ハフマン,算術符号,ジブレンペル等の
圧縮回路28にてコードデータを最適に圧縮する圧縮処
理が行なわれる。なお、この圧縮回路28は、上記音声
合成コード化回路22の出力に対する圧縮処理も行なう
ようになっている。
【0021】また、カメラやビデオ出力機器等30の画
像情報は、プリアンプ32による増幅及びA/D変換器
34でのA/D変換後、圧縮処理部16に供給される。
圧縮処理部16では、像域判定及び分離回路36にて、
入力された画像情報が手書き文字やグラフ等の二値画像
なのか、それとも自然画像等の多値画像なのかを判別す
る。この像域判定及び分離回路36は、例えば、本発明
の出願人による特願平5−163635号に示されてい
るようなニューラルネットを利用した判別像域分離の手
法を用いて、二値画像データと多値画像データを分離す
る。そして、二値画像データは、二値圧縮として一般的
なMR/MH/MMR等の二値圧縮処理回路38で圧縮
され、多値画像データについては、例えばDPCMある
いはJPEG等の静止画像の圧縮機能を使って多値圧縮
処理回路40で圧縮される。
【0022】以上のようにしてそれぞれ圧縮処理を施さ
れたデータは、適宜データ合成処理部42で合成され
る。なお、必ずしもそれぞれの情報入力及び圧縮処理の
系統を並列的に全て備えている必要はなく、目的に応じ
て、一つあるいは複数の系統を適宜組み合わせて構成す
るようにしても良い。従って、上記データ合成処理部4
2は必ずしも必要なものではなくて、データ系統が1種
類しかないものについては、これを省略し、直接次段の
エラー訂正符号付加部44へ入力する構成とすることが
できる。
【0023】エラー訂正符号付加部44ではエラー訂正
符号が付加される。そして、次のデータメモリ部46で
は、まず、それぞれのデータが記憶されて、その後、イ
ンターリーブ処理が行われる。これは、実際にドットコ
ードとして記録され、そしてそれが再生される際に、少
しでもエラーを減らす、例えば、ノイズ等によるブロッ
クエラーというものを少しでもなくして訂正能力を高め
るために、連続するデータ列を適宜離れた位置に分散さ
せていく処理である(シャフリングとも呼称する)。即
ち、バーストエラーをドットエラーの単位に危険度を下
げるという作業を行う。
【0024】なお、データメモリ部46にてインターリ
ーブ処理を終了する都度、インターリーブ処理終了のタ
イミングをもって、インターリーブ範囲提示マーク付加
処理部48に対してインターリーブ終了信号を送出す
る。インターリーブ範囲提示マーク付加処理部48で
は、このインターリーブ終了信号によって、入力された
データのインターリーブのタイミングを判断する。
【0025】こうしてインターリーブされたデータは、
アドレスデータ付加部50により、ブロックのアドレ
ス,アドレス用のエラー判定符号(CRC等)を付加
し、その結果が変調回路52に入力される。変調回路5
2では、例えば8ビットのデータを10ビットの8−1
0変調というような、別のビット数のものに変換して、
そのうちから、例えば8−10変調であれば1024選
べるが、その内の8ビット分、即ち、256のものを選
択して対応付けていく。
【0026】その後、マーカ付加部54にて、上記変調
回路52で対応付けた256通りのデータ列には無いデ
ータ列を使ってマーカを生成して付加する。ここで、マ
ーカを付加してから変調を行うことも可能であるが、こ
のようにマーカを変調の後に付加することで、マーカま
でもが変調されてしまって、逆にマーカとして認識しに
くくなるということを解消する効果がある。
【0027】こうしてマーカ付加されたデータは、イン
ターリーブ範囲提示マーク付加処理部48に入力され
る。このインターリーブ範囲提示マーク付加処理部48
は、データメモリ部46より入力されたインターリーブ
終了信号を参照することによって、入力されたマーカの
付加されたデータのインターリーブのタイミングを判断
し、ドットデータの周辺にそのデータそのもののインタ
ーリーブ範囲を示すマークを付加する。
【0028】例えば、図2の(A)に示すように、例え
ば画像56と文字58が印刷されているような紙片(情
報記録媒体)60にドットコード62が印字されている
ものとして、そのドットコード62が行単位でインター
リーブされているとするならば、上記ドットコード62
の行単位にインターリーブ範囲を示すインターリーブ範
囲提示マーク64が印字される。本実施例では、各行毎
の右下にインターリーブ範囲提示マーク64がマーキン
グされている。
【0029】このインターリーブ範囲提示マーク64を
参照することによって、図2の(B)の使用場面に示す
ように、ドットコード62をインターリーブ単位でペン
型再生装置66によって効率良く読み込むことができ、
イヤーホーン68で聴くことができる。
【0030】こうしてインターリーブされた範囲を示す
マークが付加されたデータは、合成及び編集処理部70
に送られて、この生成されたデータ以外の、本来のドッ
トコード以外の、記録紙に記録されるデータ、例えば、
画像やタイトルや文字等と合成され、あるいはレイアウ
ト等の編集をされ、またプリンタへの出力の形態や印刷
製版対応のデータフォーマットに変換されて、次のプリ
ンタシステムや印刷用製版システム72に送られる。そ
して、このプリンタシステムや印刷用製版システム72
で、最終的に、シート,テープ,及び印刷物等に印刷さ
れる。
【0031】なお、合成及び編集処理部70に於ける編
集処理は、紙面情報とドットコードのレイアウト、コー
ドのドットサイズを印刷機、プリンタ等の分解能に合わ
せる、ワード単位,内容の区切り等でコード長を適宜区
切り段変えを行う即ち一列を次のラインに移す段変えを
行う、等の編集作業を含む。
【0032】こうして印刷された印刷物はFAX74に
より送信される。また、合成及び編集処理部70で生成
されたデータを印刷する代わりに、直接FAX送信する
ものとしても良い。
【0033】ここで、図2の(A)を参照して、本実施
例に於けるドットコード62の概念を説明する。本実施
例のドットコード62のデータフォーマットでは、1つ
のブロック76は、マーカ78、ブロックアドレス8
0、及びアドレスのエラー検出,エラー訂正データ82
と、実際のデータが入るドットデータエリア84とから
成っている。そして、このブロック76が縦,横、二次
元的に配列され、それが集まってドットコード62とい
う形で形成される なお、インターリーブの範囲は入力される音声の有音部
(即ち、文節)の長さに応じて変わるわけであるから、
再生装置(リーダ)側でもこれに応じて再生できるよう
にするためには、記録される媒体側にインターリーブ範
囲を示す符号をドットコード毎に付加するといった方法
が考えられる。この場合は、それに応じた読み取り処理
/デ・インターリーブ処理をリーダ側で行う必要があ
る。
【0034】例えば、記録側で、ドットコードの最大ア
ドレスを含んだブロックにそれが最大アドレスであるこ
とを示すフラグを立てても良く、あるいはドットコード
の全てのブロックに最大アドレスの値を付加し、リーダ
側でドットコードの最大アドレスを認識する等の方法に
より、それに基づいたデ・インターリーブ処理を行って
も良い。
【0035】〔第2実施例〕以下に、マルチメディア情
報を取り扱う第2実施例について説明する。前述の第1
実施例では、ドットコードに対してインターリーブ単位
でその範囲を明示するインターリーブ範囲提示マークを
付加することを特徴としたが、本第2実施例では、さら
にそれらの提示マークがペン型再生装置66によって読
み込まれることによって再生の制御を行うことを特徴と
している。
【0036】図3は、そのようなマルチメディア情報を
記録するためのマルチメディア情報記録装置のブロック
構成図である。同図に於いて、データメモリ部46まで
の構成は、前述の第1実施例の構成と同様であるので、
ここではその説明を省略する。
【0037】データメモリ部46でインターリーブされ
たデータは、アドレスデータ付加部86により、各ブロ
ックのアドレス、そのドットコードのインターリーブ範
囲単位毎の共通シリアル番号、さらには、アドレス・シ
リアル番号用のエラー判定符号(CRC等)を付加す
る。そして、その結果が、変調回路52に入力される。
変調回路52では、例えば8ビットのデータを10ビッ
トの8−10変調というような、別のビット数のものに
変換して、そのうちから、例えば8−10変調であれば
1024選べるが、その内の8ビット分、即ち、256
のものを選択して対応付けていく。その後、前述のマー
カ付加部54に相当する第1マーカ付加部88にて、上
記変調回路52で対応付けた256通りのデータ列には
無いデータ列を使って第1マーカを生成して付加する。
ここで、第1マーカを付加してから変調を行うことも可
能であるが、このように第1マーカを変調の後に付加す
ることで、第1マーカまでもが変調されてしまって、逆
に第1マーカとして認識しにくくなるということを解消
する効果がある。
【0038】一方、アドレスデータ抜き取り部90は、
上記アドレスデータ付加部86より、該当するドットコ
ードのインターリーブ範囲内共通シリアル番号と、CR
Cの付加された最大アドレス値を抜き取る。
【0039】さらに一方、制御符号付加部92は、上記
ドットコード毎に制御符号を発生させる。これは、例え
ば、制御符号として再生開始符号を付加したければ、予
め決められた制御符号を、符号量的には1データブロッ
ク分、発生する。こうして発生された符号量的には1デ
ータブロック分の予め決められた制御符号には、さら
に、制御符号用エラー判定符号付加部94にてエラー判
定符号が付加される。
【0040】そして、最終的には、第2データ合成部9
6にて、アドレスデータ抜き取り部90より出力された
上記インターリーブ範囲内共通シリアル番号及びCRC
の付加された最大アドレス値と、上記制御符号用エラー
判定符号付加部94より出力されたエラー判定符号が付
加された制御符号とが合成される。
【0041】このデータ合成部96にて合成された、イ
ンターリーブ範囲内共通シリアル番号と、CRCの付加
された最大アドレス値と、エラー判定符号が付加された
制御符号は、変調回路98にて紙面上に印字可能なよう
に変調される。この変調回路98に於いても、上記変調
回路52と同様に、例えば8ビットのデータを10ビッ
トの8−10変調というような、別のビット数のものに
変換して、そのうちから、例えば80変調であれば10
24選べるが、その内の8ビット分、即ち、256のも
のを選択して対応付けていく。
【0042】その後、第2マーカ付加部100にて、上
記変調回路98で対応付けた256通りのデータ列には
無いデータ列を使って第2マーカを生成して付加する。
ここで、図4を参照して、第2変調回路98にて変調さ
れ、第2マーカ付加部100にてマーカ付加されたドッ
トコード制御ブロックの構成を説明する。
【0043】ドットコード制御ブロック102は、同図
に示すように(第2)マーカ104とエラー訂正符号の
付加された制御符号データ106と、最大ブロックアド
レス,共通シリアルナンバ(インターリーブ単位共通シ
リアルナンバ,最大Xアドレス,最大Yアドレス)10
8、アドレス値,共通シリアル値用のエラー検出用デー
タ110からなり、これらによって構成されたブロック
を後述するペン型再生装置によって読み込むことによ
り、予め決められた制御内容で再生を行うものである。
【0044】なおここで、予め決められた制御内容と
は、例えば、再生開始制御であるとか、ドットコードの
合成と同時出力であるとか、様々な再生にかかわる制御
の内容が、各ドットコードに応じて設定可能であり、し
かもユーザ側でそれらの制御内容の実行/不実行を選択
できるといったメリットがある。またここで、前記ドッ
トコード制御ブロック102に付加された共通シリアル
ナンバは、対象となるドットコード制御ブロックが再生
制御されるドットコードと該当するものか否かを判別す
るための種類識別情報として付加されているものであ
り、最大Xアドレスと最大Yアドレスは、制御内容によ
っては該当するブロックが全アドレス分読み込まれたか
を判別するための完了認識情報として付加されているも
のである。
【0045】さらに、ドットコード制御ブロック102
は1つのブロックから構成されても良いが、場合によっ
ては、同一の制御符号や最大アドレス、共通シリアル値
等を繰り返し記述するような複数のブロックから構成さ
れても良い。
【0046】上記第1マーカ付加部54にてマーカ付加
されたデータは、ドットコード制御ブロック付加処理部
112にて、ドットデータの周辺にそのデータそのもの
のインターリーブ範囲を示すマーカを付加する。例え
ば、図4に示すように、例えば画像56と文字58が印
刷されているような紙片(情報記録媒体)60にドット
コード62が印字されているものとして、そのドットコ
ード62が行単位でインターリーブされているとするな
らば、上記ドットコードの行単位に前記ドットコード制
御ブロック102が印字される。この実施例では、各行
毎の右下にドットコード制御ブロック102が印字され
ている。
【0047】このドットコード制御ブロック102を参
照することによって、ドットコード62をインターリー
ブ単位で、前述の第1実施例に於いて説明したようなペ
ン型再生装置66によって効率良く読み込むことも勿論
できる。さらに、上記ペン型再生装置66にこのドット
コード制御ブロック102から制御符号データ106や
最大ブロックアドレス,共通シリアルナンバ108を誤
り訂正/復号して、予め決められた制御符号に従って再
生動作を行う機能を付加すれば、そのようなペン型再生
装置66を用いた場合には効率良く読み取り/再生する
ための目印としての機能に加えて、任意の(印刷側から
見て)再生制御の実行/不実行を、ユーザ側では該当す
るそのようなドットコード制御ブロック102を読み込
む/読み込まないという操作の違いだけで、選択するこ
とができる。
【0048】例えば、全てのドットコード制御ブロック
102が(予め記録側と再生側で決められた)再生開始
制御符号を記録したものであれば、各シャフリング単位
毎にこれを読み込んで、最小のシャフリング範囲で再生
しながら読み込みを続けても良いし、ドットコード制御
ブロック102は全てのドットコードを読み込み終了し
た段階で読み込み、全てのドットコードの再生を開始し
ても良い。あるいは、全てのドットコード制御ブロック
が合成を示すものであれば、合成したい音声のみをドッ
トコードのスキャンとして選択した後に同時発生するこ
とや、合成したい画像やデータを希望するレイアウトで
重ね合せることも可能となる。
【0049】こうしてマーカ付加されたドットコード6
2やドットコード制御ブロック102等のデータは、合
成及び編集処理部70に送られて、この生成されたデー
タ以外の、本来の記録紙に記録されるデータ、例えば、
画像やタイトルや文字等と合成され、あるいはレイアウ
ト等の編集をされ、またプリンタへの出力の形態や印刷
製版対応のデータフォーマットに変換されて、次のプリ
ンタシステムや印刷用製版システム72に送られる。そ
して、このプリンタシステムや印刷用製版システム72
で、最終的に、シート,テープ,及び印刷物等に印刷さ
れる。
【0050】なお、合成及び編集処理部70に於ける編
集処理は、紙面情報とドットコードのレイアウト、コー
ドのドットサイズを印刷機,プリンタ等の分解能に合わ
せる、ワード単位,内容の区切り等でコード長を適宜区
切り段変えを行う即ち一列を次のラインに移す段変えを
行う、等の編集作業を含む。
【0051】こうして印刷された印刷物はFAX74に
より送信される。また、合成及び編集処理部70で生成
されたデータを印刷する代わりに、直接FAX送信する
ものとしても良い。
【0052】なお、インターリーブの範囲は入力される
音声の有音部(即ち、文節)の長さに応じて変わるわけ
であるから、リーダ側でもこれに応じて再生できるよう
にするためには、記録される媒体側にインターリーブ範
囲を示す符号をドットコード毎に付加するといった方法
が変えられる。この場合は、それに応じた読み取り処理
/デ・インターリーブ処理をリーダ側で行う必要もあ
る。
【0053】例えば、記録側で、ドットコードの最大ア
ドレスを含んだブロックにそれが最大アドレスであるこ
とを示すフラグを立てても良く、あるいはドットコード
の全てのブロックに最大アドレスの値を付加し、リーダ
側でドットコードの最大アドレスを認識する等の方法に
より、それに基づいたデ・インターリーブ処理を行って
も良い。
【0054】あるいは、本実施例のように、インターリ
ーブの範囲を示すマーカそのものが最大アドレス情報を
有する場合には、リーダ側はその情報を利用するといっ
たことも可能である。
【0055】ここで、本実施例のドットコード制御ブロ
ック102がドットコード近傍に印字されたマルチメデ
ィア情報の再生装置の構成を、図5のブロック図を参照
して説明する。
【0056】この情報再生装置は、ドットコード62が
印刷されている紙片60からドットコードを読み取るた
めの検出部114、この検出部114から供給される画
像データをドットコードとして認識しノーマライズを行
う走査変換部116、多値データを二値にする二値化処
理部118、復調部120、データ列を調整する調整部
122、再生時の読み取りエラー,データエラーを訂正
するデータエラー訂正部124、データをそれぞれの属
性に合わせて分離するデータ分離部126、それぞれの
属性に応じたデータ圧縮処理に対する伸長処理部、表示
部あるいは再生部、あるいは他の入力機器から成る。
【0057】検出部114に於いては、光源128にて
紙片60上のドットコード62を照明し、反射光をレン
ズ等の結像光学系130及びモアレ等の除去のための空
間フィルタ132を介して、光の情報を電気信号を変換
する例えばCCD,CMD等の撮像部134で画像信号
として検出し、プリアンプ136にて増幅して出力す
る。これらの光源128,結像光学系130,空間フィ
ルタ132,撮像部134,及びプリアンプ136は、
外光に対する外乱を防ぐための外光遮光部138内に構
成される。そして、上記プリアンプ136で増幅された
画像信号は、A/D変換部140にてディジタル情報に
変換されて、次段の走査変換部116に供給される。
【0058】なお、上記撮像部134は、撮像部制御部
142により制御される。例えば、撮像部134として
インターライン転送方式のCCDを使用する場合には、
撮像部制御部142は、撮像部134の制御信号とし
て、垂直同期のためのVブランク信号、情報電荷をリセ
ットするための撮像素子リセットパルス信号、二次元に
配列された電荷転送蓄積部に蓄積された電荷を複数の垂
直シフトレジスタへ送るための電荷転送ゲートパルス信
号、水平方向に電荷を転送し外部に出力する水平シフト
レジスタの転送クロック信号である水平電荷転送CLK
信号、上記複数の垂直シフトレジスタ電荷を垂直方向に
転送して上記水平シフトレジスタに送るための垂直電荷
転送パルス信号、等を出力する。これらの信号のタイミ
ングは、図6に示される。
【0059】そして、撮像部制御部142は、このタイ
ミングに合わせながら光源128の発光のタイミングを
とるための発光セルコントロールパルスを光源に与え
る。基本的に、図6のタイミングチャートは、1フィー
ルド分の概念図である。画像データは、この1フィール
ドのVブランクからVブランクまでの間に読み出され
る。光源128は連続点灯するのではなくてパルス点灯
を行い、フィールド単位に同期させながら、後続のパル
ス点灯を行うものとしている。この場合、パルス点灯さ
せる上でのクロックノイズが信号出力に入らないよう
に、Vブランキング期間中、即ち画像電荷を出力してい
ない間に露光するようなタイミングにコントロールされ
る。即ち、発光セルコントロールパルスは、瞬間的に電
力を与えることにより発生する非常に細かいディジタル
のクロックパルスであるため、それによるノイズがアナ
ログの画像信号に入らないようにすることが必要であ
り、そのための処置として、Vブランキング期間中に光
源128をパルス点灯させるようにしている。こうする
ことによって、S/Nの向上が図られる。また、パルス
点灯させるということは、発光時間を短くすることであ
り、よって手動操作の振れと移動によるぼけの影響をな
くすという大きな効果がある。これによって、高速にス
キャンすることが可能になる。
【0060】また、再生装置が傾いたりして、外光遮光
部138があるにも拘らずなんらかの原因で外光等の外
乱が入った場合にも、S/N劣化を最低限に抑えるため
に、Vブランキング期間に光源128を発光させる直前
に一度、撮像素子リセットパルスを出力して画像の信号
をリセットし、その直後に発光を行い、その後すぐに、
読み出しを行っていくようにしている。
【0061】ここで、図5に戻り、走査変換部116を
説明する。この走査変換部116は、検出部114から
供給される画像データをドットコード(ドットコード制
御ブロック102のドットコードを含む)として認識
し、ノーマライズを行う部分である。その手法として、
まず検出部114からの画像データを画像メモリ144
に格納し、そこから一度読み出してマーカ検出部146
に送る。このマーカ検出部146では、各ブロック毎の
マーカを検出する。そして、データ配列方向検出部14
8は、そのマーカを使って、回転あるいは傾き、データ
の配列方向を検出する。アドレス制御部150は、その
結果をもとに上記画像メモリ144からそれを補正する
ように画像データを読み出して補間回路152に供給す
る。なおこの時に検出部114の結像光学系130に於
けるレンズの収差の歪みを補正用のメモリ154からレ
ンズ収差情報を読み出して、レンズの補正も併せ行う。
そして、補間回路152は、画像データに補間処理を施
して、本来のドットコードのパターンという形に変換し
ていく。
【0062】補間回路152の出力は、二値化処理部1
18に与えられる。基本的には、ドットコード62は図
2からも分かるように、白と黒のパターン、即ち二値情
報であるので、この二値化処理部118で二値化する。
その時に、閾値判定回路156により、外乱の影響、信
号振幅等の影響を考慮した閾値の判定を行いながら適応
的に二値化が行われる。
【0063】そして、記録の際には変調が行われている
ので、復調部120でそれをまず復調した後、データ列
調整部122にデータが入力される。このデータ列調整
部122では、まずブロックアドレス検出部158によ
り前述した二次元ブロックのブロックアドレスを検出
し、その後、ブロックアドレスの誤り検出,訂正部16
0によりブロックアドレスのエラー検出及び訂正を行っ
た後、アドレス制御部162に於いてそのブロック単位
でデータをデータメモリ部164に格納していく。この
ようにブロックアドレスの単位で格納することで、途中
抜けた場合、あるいは途中から入った場合でも、無駄な
くデータを格納していくことができる。
【0064】その後、データメモリ部164から読み出
されたデータに対してデータエラー訂正部124にてエ
ラーの訂正が行われる。このエラー訂正部124の出力
は二つに分岐されて、一方はI/F166を介して、デ
ィジタルデータのままパソコンやワープロ,電子手帳,
等に送られていく。他方は、データ分離部126に供給
され、そこで、画像、手書き文字やグラフ、文字や線
画、音(そのままの音の場合と音声合成をされたものと
の2種類)、さらには、ドットコード制御ブロック10
2より抽出された制御符号データ106に分けられる。
【0065】制御符号データ106は再生制御部168
に送られ、予め決められた再生制御内容の記憶されてあ
る再生制御テーブル170を参照し、上記再生制御内容
に応じた再生制御を行う。
【0066】画像は、自然画像に相当するもので、多値
画像である。これは、伸長処理部172により、圧縮し
た時のJPEGに対応した伸長処理が施され、さらにデ
ータ補間回路174にてエラー訂正不能なデータの補間
が行われる。
【0067】また、手書き文字やグラフ等の二値画像情
報については、伸長処理部176にて、圧縮で行われた
MR/MH/MMR等に対する伸長処理が行われ、さら
にデータ補間回路178にてエラー訂正不能なデータの
補間が行われる。
【0068】文字や線画については、PDL(ページ記
述言語)処理部180を介して表示用の別のパターンに
変換される。なおこの場合、線画,文字についても、コ
ード化された後にコード用の圧縮処理が施されているも
のについては、それに対応する伸長処理部182で伸長
(ハフマンやジブペンシル等)処理を行ってから、PD
L処理部180に供給されるようになっている。
【0069】上記データ補間回路174,178及びP
DL処理部180の出力は、合成又は切り換え回路18
4により、合成あるいはセレクトを行って、D/A変換
部186でアナログ信号に変換後、CRT(テレビモニ
タ)やFMD(フェイスマウンテッドディスプレイ)等
の表示装置188にて表示される。なお、上記FMDと
は、顔面装着用の眼鏡型モニタ(ハンディーモニタ)で
あり、例えばバーチャルリアリティー等の用途や、小さ
な場所で大きな画面で構成されたものを見るときに効果
がある。
【0070】また、音声情報については、伸長処理部1
90にてADPCMに対する伸長処理が行われ、さらに
データ補間回路192にてエラー訂正不能なデータの補
間が行われる。あるいは、音声合成の場合には、音声合
成部194にて、その音声合成のコードをもらって実際
にコードから音声を合成して出力する。なおこの場合、
コードそのものが圧縮されている時には、上記文字,線
画と同様に、伸長処理部196にてハフマンもしくはジ
ブレンペル等の伸長処理を行ってから音声合成を行う。
【0071】データ補間回路192及び音声合成部19
4の出力は、合成又は切り換え回路198により、合成
あるいはセレクトを行って、D/A変換部200でアナ
ログ信号に変換後、スピーカやヘッドホン、その他それ
に準ずる音声出力装置202に出力される。
【0072】また、文字や線画等については、データ分
離部126からページプリンタやプロッタ等204に直
接出力されて、文字等はワープロ文字として紙に印刷さ
れ、あるいは、線画等は図面等としてプロッタ出力され
ることもできる。
【0073】もちろん、画像についても、CRTやFM
Dだけではなく、ビデオプリンタ等でプリントすること
も可能であるし、その画像を写真に撮ることも可能であ
る。なお、ここで再生制御部168は、上記の再生制御
内容に応じて合成又は切り換え回路184,198、D
/A変換部186,200、CRTやFMD等の表示装
置188、スピーカやヘッドホン等の音声出力装置20
2を制御して、各々のドットコード62のデータに応じ
た再生動作を行う。
【0074】例えば、上記制御内容が音声の高速な再生
であれば、合成又は切り換え回路198やD/A変換部
200に制御内容に応じたクロックを与えて高速再生を
行ったり、再生の音量を変化させるといった制御内容で
あれば、これに応じた音量制御を音声出力装置202に
施す。画像の再生制御についても、制御内容が例えば一
定時間後の画面のフェードアウトであれば、これに応じ
た制御を例えばCRTに施すといったことが考えられ
る。
【0075】〔第3実施例〕次に、音声,音楽等のオー
ディオ情報を取り扱う実施例について説明する。図7
は、そのようなオーディオ情報を記録するためのオーデ
ィオ情報記録装置のブロック構成図であり、前述の第1
実施例と同様の部分には同じ参照符号が付してある。
【0076】即ち、オーディオ情報は、マイクロホンや
オーディオ出力機器10から入力され、プリアンプ12
で増幅後、音声有無判別部206にて随時音声入力の有
無が判別される。これは、例えば、予め設定された音声
入力のレベルを基準に比較判断する比較器により構成さ
れる。上記音声有無判別部206にて音声有りと判別さ
れたオーディオ情報は、A/D変換器14でディジタル
に変換され、このA/D変換器14で変換されたディジ
タルオーディオ情報は、ADPCM回路20に供給され
る。ADPCM回路20は、入力ディジタルオーディオ
情報を適応型の差動PCMすることによりデータ圧縮を
施し直接次段のエラー訂正符号付加部44へ入力され、
このエラー訂正符号付加部44にてエラー訂正符号が付
加される。
【0077】そして次のデータメモリ部46では、ま
ず、それぞれのデータが記憶されて、その後、インター
リーブ処理が行われる。これは、実際にドットコードと
して記録され、そしてそれが再生される際に、少しでも
エラーを減らす、例えば、ノイズ等によるブロックエラ
ーというものを少しでもなくして訂正能力を高めるため
に、連続するデータ列を適宜離れた位置に分散させてい
く処理である。こうしてインターリーブされたデータ
は、アドレスデータ付加部50により、ブロックのアド
レス、アドレス用のエラー判定符号(CRC等)を付加
し、その結果が変調回路52に入力される。変調回路5
2では、例えば8ビットのデータを10ビットの8−1
0変調というような、別のビット数のものに変換して、
そのうちから、例えば8−10変調であれば1024選
べるが、その内の8ビット分、即ち、256のものを選
択して対応付けていく。
【0078】その後、マーカ付加部54にて、上記変調
回路52で対応付けた256通りのデータ列には無いデ
ータ列を使ってマーカを生成して付加する。一方、上記
音声有無判別部206にて無音状態であると判別された
時には、タイムカウンタ208がその無音状態の時間を
カウントする。このタイムカウンタ208は、音声有無
判別部206にて次の音声の入力が判別されるまでカウ
ントを続け、そのカウンタ値を、カウンタ値符号化部2
10に入力する。
【0079】カウンタ値符号化部210は、まず、入力
されたカウンタ値を記憶して、記憶されたカウンタ値の
データ誤りを強力に補正するために複数ブロック分にわ
たって繰り返し読み出し、符号化する。即ち、同一内容
のブロックが縦横方向に繰り返し印字記録される結果と
なる。複数ブロック分にわたって繰り返し読み出され符
号化されたカウンタ値は、エラー訂正符号付加部212
にてエラー訂正符号が付加される。
【0080】さらに、このエラー訂正符号が付加された
データに対して、上記アドレスデータ付加部50によ
り、ブロックのアドレス、アドレス用のエラー判定符号
(CRC等)を付加し、その結果が上記変調回路52に
入力される。変調回路52でも同様に、例えば8ビット
のデータを10ビットの8−10変調というような、別
のビット数のものに変換して、そのうちから、例えば8
−10変調であれば1024選べるが、その内の8ビッ
ト分、即ち、256のものを選択して対応付けていく。
【0081】その後、上記マーカ付加部54にて、上記
変調回路52で対応付けた256通りのデータ列には無
いデータ列を使って、音声入力時と同様にマーカを生成
して付加する。
【0082】こうして前記音声有無判別部206にて音
声有りと判別され、マーカ付加されたデータと、同様に
前記音声有無判別部206にて音声無しと判別されタイ
ムカウント値にマーカ付加されたデータはそれぞれ別々
に合成及び編集処理部70に送られて、画像やタイトル
や文字等と合成され、あるいはレイアウト等の編集をさ
れ、またプリンタへの出力の形態や印刷製版対応のデー
タフォーマットに変換されて、次のプリンタシステムや
印刷用製版システム72に送られる。そして、このプリ
ンタシステムや印刷用製版システム72で、最終的にシ
ート,テープ,及び印刷物等に印刷される。
【0083】なお、合成及び編集処理部70に於ける編
集処理は、紙面情報とドットコードのレイアウト、コー
ドのドットサイズを印刷機,プリンタ等の分解能に合わ
せる、あるいは音声のインターリーブ単位毎にその範囲
を示す黒いマーカを付加する、無音声時間を示す符号毎
に白抜きのマーカを付加する、等の編集作業を含む。
【0084】ここで、図8にそれらの印字例を示す。紙
片60に印字されている文字58に対応して、ドットコ
ード62が図のように印字されている。即ち、文節にあ
たる有音部214とその区切りを示す黒四角のマーカ2
16、文節と文節の間の無音部(ウエイト時間)218
とその区切りを示す白抜きのマーカ220から構成され
ている。2種類の特徴の有るマーカ216,220によ
って、ユーザは有音部214と無音部218を判別で
き、再生したい文節のみを上記ペン型再生装置66によ
ってスキャンすることにより、任意の回数繰り返し再生
することが可能であり、また、無音部218の制御符号
を解読/再生制御が実行可能なペン型再生装置を用い
て、途中の切れ目を気にすることなく全体をいっきにス
キャンすれば、入力と同等の(文章全体の)音声の再生
が可能となる。
【0085】また、こうして印刷された印刷物は第1実
施例と同様に、FAX74により送信される。また、合
成及び編集処理部70で生成されたデータを印刷する代
わりに、直接FAX送信するものとしても良い。
【0086】ここで、第1実施例の図2を参照して、本
実施例に於けるドットコード62の概念を説明する。本
実施例のドットコード62のデータフォーマットでは、
1つのブロック76は、マーカ78、ブロックアドレス
80、及びアドレスのエラー検出,エラー訂正データ8
2と、実際のデータが入るドットデータエリア84とか
ら成っている。そして、このブロック76が縦,横、二
次元的に配列され、それが集まってドットコード62と
いう形で形成される。
【0087】ここで、音声有無判別部206で音声無し
と判別された時間のタイムカウンタ値が上記カウンタ値
符号化部210で符号化された値も、このドットデータ
エリア84に記録される。
【0088】図9は、本第3実施例を用いた編集例であ
る。無音部分は無視して、文節部分のみを切り貼りして
いる。切り貼りによらず、ワープロやパソコン上で編集
しても良い。
【0089】なお、第3実施例に於いては、特に無音部
でのタイムカウント処理を設けることなく、単に音声有
無判別部206のみで音声の切れ目を検出し、「次の音
声の入力まで」の単位でインターリーブを行って、印字
時にはマーカあるいはドットコードとドットコードの間
に認識可能なスペースを設定しても、同等の効果は得ら
れる。
【0090】いずれの方法を用いるにしても、インター
リーブの範囲は入力される音声の有音部(すなわち文
節)の長さに応じて変わるわけであるから、リーダ側で
もこれに応じて再生できるようにするためには、記録さ
れる媒体側にインターリーブ範囲を示す符号をドットコ
ード毎に付加しなければならない。また、それに応じた
読み取り処理/デ・インターリーブ処理をリーダ側で行
う必要もある。
【0091】例としては、記録側で、ドットコードの最
大アドレスを含んだブロックに、それが最大アドレスで
あることを示すフラグを立てても良く、ドットコードの
全てのブロックに最大アドレスの値を付加しても良い
が、いずれにしてもリーダ側でドットコードの最大アド
レスを認識することにより、それに基づいたデ・インタ
ーリーブ処理を行う必要がある。
【0092】あるいは、前述の第2実施例のように、イ
ンターリーブの範囲を示すマーカそのものが最大アドレ
ス情報を有する場合には、リーダ側はその情報を利用す
るといったことも可能である。
【0093】本第3実施例では有音部と無音部のドット
コード毎に、有音部マーカと無音部マーカを付加するこ
ととしたが、それらのマーカを付加せずとも、無音時間
が長いような音声情報をドットコード化する際には、従
来に比べ、無音部分を余分にドットコード化して紙面を
占有しない、あるいは余分に無音部分が記録されたドッ
トコードをペン型情報再生装置にてスキャンさせないと
いった効果がある。
【0094】ところで、音声情報が光学的な読み取り可
能なコード情報に変換され、一つの記録媒体上に印字さ
れた後、あるいはファクシミリを用いた場合は伝送後印
字された後、上記の印字された媒体より上記のコード情
報が光学的な読取手段によって読み取られ、再び音声情
報が復号され、出力されるような装置では、記録コード
は可視的なものであって、記録媒体上の任意の位置に記
録されていることを前提とされ、従来はこの記録媒体上
任意の場所にある可視的な記録コードを目で確認するこ
とによって、小型の再生装置等で読み取るものであっ
た。従って、暗闇で記録媒体から上記記録コードを、上
記小型の再生装置にてなぞることによって記録コードを
読み取り、音を再生するような使用場面、あるいは盲人
が同様に音を再生するような使用場面は想定されていな
い。
【0095】また、記録コードは可視的であったため、
記録媒体に記録した記録コードを、同様な再生装置を用
いた第三者によりなぞられると、やはり同様に再生され
てしまうという、秘密保持の上での問題もあった。
【0096】以下、これらの問題に対処する手法を説明
する。図10は、その対処法の第1の例に於いて、音声
や音楽などのオーディオ情報をディジタル信号としてテ
ープに印字するための音声情報印字装置のブロック構成
図である。
【0097】マイクロホンやオーディオ出力機器等の音
声入力器10により入力されるオーディオ信号は、プリ
アンプ12にて増幅後、A/D変換器14でディジタル
信号に変換される。このディジタル化されたオーディオ
信号は、ADPCM回路20にてデータ圧縮が施され、
エラー訂正符号付加回路44にて誤り訂正符号が付加さ
れる。
【0098】その後、メモリ(インターリーブ)部46
にてインタリーブが施される。このインタリーブは、デ
ータの配列を前もってある規則に従って2次元的に分散
させるもので、これにより、再生装置にてデータを元の
配列に戻したときに、紙のバースト状の汚れや傷、つま
り、エラーそのものが分散され、エラー訂正及びデータ
の補間がし易くなる。
【0099】このメモリ部46の出力データは、次に、
アドレスデータ付加回路50にて各々のブロック毎にブ
ロックアドレスがXアドレス,Yアドレス毎に付加さ
れ、さらにブロック毎に付加されたアドレスに対してア
ドレス用エラー判定符号(CRC符号等)が付加され
る。
【0100】このようにCRC符号等が付加されたデー
タは、さらに変調回路52で記録のための変調を受け、
さらにマーカ付加回路54にて各々のブロックにマーカ
が付加される。その結果は、プリンタシステム72に
て、所定の厚みをもったテープ等の記録媒体上に印字記
録される。
【0101】ここで、図11の(A)及び(B)に上記
プリンタシステム72によって印字記録される上記記録
媒体を示す。図11の(A)に示すような厚みを持った
テープ222は、厚みのある紙、あるいはビニール等を
ロール状にしたものの裏面に、両面テープ等のような簡
単にその表面シートが剥がれてのりが露出するようにな
っており、表面にドットコード62を記録して、必要な
分だけ切り離し、種々のものに貼れるようにしたもので
ある。
【0102】図11の(B)は、上記ドットコード62
が記録され、切り離され、書籍等の紙面上に貼付された
厚みを持ったテープ224を示す。これにより、例え
ば、図12の(A)に示すように、音のデータがドット
コード62として印字された厚みを持ったテープ224
は、記録媒体としてのシート(紙片)60上の、画像5
6や文字58の印刷されていない領域に貼付される。こ
こで、ドットコード62は、複数のブロック76から構
成されており、各ブロックは、マーカ78、ブロックア
ドレス80、データエリア84から構成されている。な
お、マーカ78としては既述のように、通常は記録変調
で出て来ないようなパターンを用いている。データエリ
ア84はデータドット226から構成され、また、ブロ
ックアドレス80は当該ブロックの位置を表すデータで
あり、図示しない誤り訂正符号が付加されている。
【0103】このようなフォーマットのドットコード6
2は、「1」,「0」のデータを、例えばバーコードと
同様に、「1」を黒ドット有り、「0」を黒ドット無し
というようにして、プリンタシステム72によってシー
トやテープ印刷物等に印字記録される。
【0104】上記ドットコード62が上記プリンタシス
テム72によって印字記録される際に、物理マーカ付加
回路228が、厚みを持ったテープ224上の上記ドッ
トコード印字周辺部に特徴的な物理マーカ230を生成
することによって、触覚のみによりテープ上に音声情報
の記録の有無、記録の位置を知ることができる。
【0105】ここで、物理マーカ230は、厚みを持っ
たテープ224上でドットコード62の印字開始位置近
傍や印字終了位置近傍、あるいはその両方に設けられ、
物理的な凸凹やパンチ穴等、触覚により認識できるもの
であれば何でも良い。
【0106】このように、切り離された、厚みをもった
テープ224は、そのテープ224のエッジ232を物
理的に参照することによって、後述するペン型再生装置
66を移動させ、上記ドットコード62は上記再生装置
66によって検出され、音に変換してイヤホーン等の音
声出力機68で聴くことができる。
【0107】なお、本発明のペン型再生装置66につい
ては上述した図5に示す再生装置が採用できるものであ
る。ここで、図13に、上記ペン型再生装置66の別の
形態を示す。このペン型再生装置66は、特に、厚みを
持ったテープ224上に記録されたドットコード62を
読み取る際、これを容易に読み取れるようにするため
に、図のように撮像側先端に上記テープ幅と同幅のガイ
ドエッジ234が設けてあり、これによって、上記テー
プ224の物理的凸凹に沿ってドットコード62を読み
取り易くしている。
【0108】これは、盲人がドットコードを読み取る場
合や、暗闇でドットコードを読み取る際に読み取りが容
易になるという効果以外にも、ドットコードを読み取る
際の手ぶれが低減されるという効果も有する。
【0109】次に、上記問題の対処法の第2の例を説明
する。図14はその構成を示す図で、音声や音楽などの
オーディオ情報をディジタル信号として紙に印字するた
めのオーディオ情報印字装置のブロック構成図である。
ここで、マイクロホンやオーディオ出力機器等の音声入
力器10乃至マーカ付加回路54の構成は、上記第1の
例と同様であるので、その説明は省略するものとする。
【0110】マーカ付加回路54でマーカ付加された結
果は、透明インク印字システム236によって、書籍や
雑誌、ノート等のような厚みをもった記録媒体60上に
透明塗料にて直接印字記録がなされる。但し、上記透明
インクは不可視であるが、記録後、後述のペン型再生装
置66によって読み取りが可能であるとする。
【0111】ここで、図15に上記透明インク印字シス
テム236によって雑誌/書籍等238のような厚みを
持った記録媒体のエッジ近辺に、透明塗料による記録デ
ータ(ドットコード)240が印字記録される様子を示
す。いずれも透明塗料による記録データ240は、雑誌
や書籍等238の縁(エッジ)を読み込み基準線242
として用い、上記第1の例と同様のペン型再生装置66
を用いて再生する場合、上記読み込み基準線242を物
理的に参照することによって、上記ペン型再生装置66
を移動させ、上記記録データ240は上記再生装置66
によって検出され、音に変換してイヤホーン等の音声出
力機68で聴くことができる。
【0112】図16には、この第2の例での透明インク
印字システム236を直接印字部244、音声入力器1
0をマイクロホン246として備える小型記録装置24
8を示す。
【0113】該小型記録装置248は、厚みを有する記
録媒体のエッジを物理的に検出する記録媒体エッジ検出
用部材250を有し、上記マイクロホン246に音声入
力後、記録開始ボタン252を押下することによって直
接印字部244を動作させ、記録媒体エッジ検出用部材
250によって物理的に厚みを持った記録媒体60のエ
ッジを検出し、上記直接印字部244が記録媒体60上
のエッジから均等の近傍に透明なる塗料にて印字する。
【0114】ここで、印字される記録データ240のフ
ォーマットは、上記第1の例の図12の(A)に示すも
のと同様であるとする。このようなフォーマットの記録
データ240は、「1」,「0」のデータを、例えばバ
ーコードと同様に、「1」を透明塗料有り、「0」を透
明塗料無しというようにして、厚みを持った記録媒体6
0上に印字される。
【0115】ここで、図17には、例えば上記の透明な
インク等によってエッジ近傍にドットコード62が記録
された雑誌/書籍等238から容易にドットコード62
を読み込み、再生する小型再生装置254を示す。これ
は、本体の記録媒体エッジ検出用部材256にて、上記
雑誌/書籍等238のエッジを読み取り基準線242と
して検出し、該読み取り基準線242を検出して小型再
生装置254の本体をスキャンさせることによって光学
的読み取り部258にて上記ドットコード62を読み取
る。さらに、再生開始ボタン260を押下することによ
って読み取った上記ドットコード62の復号処理を行
い、最終的にはスピーカ262にて出力する。
【0116】以上のように、光学的に読み取り可能に記
録される音声や音楽、画像や文字情報の長時間記録及び
繰り返しの再生が可能な情報記録再生システムに於い
て、従来はこの記録媒体上任意の場所にある可視的な記
録コードを目で確認することによって、小型の再生装置
等で読み取るものであったものが、物理的な凸凹を基準
として記録コードの読み取りが可能となるため、暗闇で
記録媒体から上記記録コードを、上記小型の再生装置に
てなぞることによって記録コードを読み取り、音を再生
することや、あるいは盲人が同様に音を再生することが
可能となった。また、従来は記録コードが可視的であっ
たため、記録媒体に記録した記録コードを同様な再生装
置を用いた第三者によりなぞられると、やはり同様に再
生されてしまうものであったが、書籍等のエッジ等、物
理的な凸凹を基準とすることにより、第三者には記録さ
れていることが判らず、かつ、読み出し時にはこの凸凹
を基準として確実に読み出すことが可能となるという、
秘密保持の上での効果も奏する。
【0117】以上実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のように
なる。
【0118】(1) オーディオ情報,映像情報,ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報を入力するための入力手段と、該入力手段によ
り入力されたマルチメディア情報を、光学的に読み取り
可能なコードに変換するための変換手段と、該変換手段
で変換されたコードを記録媒体上に光学的に読み取り可
能に記録する記録手段とを具備し、上記変換手段は、入
力された一連のマルチメディア情報に対しインターリー
ブ処理を施して分散したコードに変換し、上記記録手段
は、この分散されたコードを記録媒体上に記録すると共
に、このコードの近傍に、上記分散記録した範囲を示す
マークを記録することを特徴とする情報記録システム。
【0119】即ち、従来は、コードをリーダでスキャン
する際、コードが複数個印字されている場合には、どこ
までをスキャンすれば良いのかを判別する手段が無かっ
た。これに対し、インターリーブの範囲を示すマークを
記録しておくようにしたので、このマークを参照するこ
とによって、効率よく再生のためのスキャン作業を行う
ことができるようになる。
【0120】(2) 上記マークは、上記マルチメディ
ア情報がインターリーブされる都度、付加されることを
特徴とする(1)記載の情報記録システム。即ち、マー
クの追加は、マルチメディアデータがインターリーブさ
れる都度行われるので、確実に一つのデータ単位毎にマ
ークが効率良く付与される。
【0121】(3) 上記マークは、再生動作制御のた
めの制御情報を含むことを特徴とする(1)記載の情報
記録システム。即ち、リーダで制御情報を含むマークを
スキャンすることによって、その制御情報に従って予め
意図された範囲で情報の再生が可能となる。
【0122】(4) 上記マークには、インターリーブ
の範囲を示す所定の情報を含むことを特徴とする(1)
記載の情報記録システム。即ち、所定の情報を含むマー
クをスキャンすることで、リーダ側でインターリーブの
範囲を自動判別できるようになる。
【0123】(5) 上記マークには、他のコードを区
別するための種類識別情報を含むことを特徴とする
(1)記載の情報記録システム。即ち、各コードに対応
した再生制御を、記録側で提供することができるように
なる。
【0124】(6) 上記マークには、読み取り完了を
認識するための完了認識情報を含むことを特徴とする
(1)記載の情報記録システム。即ち、読み取りを完了
しないうちに再生動作を開始することを防ぐことができ
る。
【0125】(7) 上記マークの付与タイミングは、
データ変調後に行うことを特徴とする(1)記載の情報
記録システム。即ち、マークまでもが変調されてしまっ
てマークであるということが判別できなくなることを防
ぐことができる。
【0126】(8) 上記コードはアドレスデータを含
み、上記記録手段は、上記コードのアドレスデータを抜
き出し、そのアドレスデータに基づいて上記マークの生
成を行なうことを特徴とする(1)記載の情報記録シス
テム。
【0127】即ち、データから直接アドレスデータを抜
き出すので、別途アドレス値を計算する必要がなくな
る。 (9) 上記入力手段は、入力音声の情報範囲を判定す
る判定手段を有し、上記変換手段は、上記判定手段によ
って判定された情報範囲に応じて、上記インターリーブ
の範囲を決定して、上記入力音声をコードに変換するこ
とを特徴とする(1)記載の情報記録システム。
【0128】即ち、再生時には、再生したい再生範囲
(例えば文節)だけを再生することができるようにな
り、あるいは、そのままコード全部をリーダでなぞれば
全体を自然に再生することができるようになる。
【0129】(10) オーディオ情報,映像情報,デ
ィジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメ
ディア情報が、インターリーブにより分散されて、光学
的に読み取り可能なコードとして記録されている部分
と、上記コードの分散記録した範囲を示すと共に再生動
作制御のための制御情報を含むマークが当該コードの近
傍に併設記録されている部分とを備える記録媒体から、
上記コードを光学的に読み取る読取手段と、該読取手段
で読み取ったコードを元のマルチメディア情報に変換し
て出力する再生手段と、上記読取手段によって読み取ら
れた上記コードに併設記録された上記マークの中の制御
情報に従って、上記再生手段に於ける再生動作を制御す
る制御手段とを具備することを特徴とする情報再生シス
テム。
【0130】即ち、再生動作制御のための制御情報を選
択的に読み込むことによって、制御情報に従って予め意
図された範囲で情報の再生が可能となり、特段のスイッ
チ操作が不要となる。
【0131】(11) 上記マークには、他のコードを
区別するための種類識別情報を含み、上記制御手段は、
上記マーク中の種類識別情報に基づいて、データとマー
クとを弁別する手段を有することを特徴とする(1)記
載の情報再生システム。
【0132】即ち、各コードに対応した再生制御を確実
に、まちがいなく行うことができるようになる。 (12) オーディオ情報,映像情報,ディジタルコー
ドデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報
が、インターリーブにより分散されて、光学的に読み取
り可能なコードとして記録されている部分と、上記コー
ドの分散記録した範囲を示すマークが当該コードの近傍
に併設記録されている部分とを具備することを特徴とす
る情報記録媒体。
【0133】即ち、従来は、コードをリーダでスキャン
する際、コードが複数個印字されている場合には、どこ
までをスキャンすれば良いのかを判別する手段が無かっ
た。これに対し、インターリーブの範囲を示すマークを
記録しておくようにしたので、このマークを参照するこ
とによって、効率よく再生のためのスキャン作業を行う
ことができるようになる。
【0134】(13) 上記マークが再生動作制御のた
めの制御情報を含むことを特徴とする(12)記載の情
報記録媒体。即ち、リーダで制御情報を含むマークをス
キャンすることによって、その制御情報に従って予め意
図された範囲で情報の再生が可能となる。
【0135】(14) 上記マルチメディア情報が、有
音部と無音部とから成る音声情報であり、上記コードは
これら有音部と無音部をコード化してなることを特徴と
する(12)記載の情報記録媒体。
【0136】即ち、再生時には、再生したい再生範囲
(例えば文節)だけを再生することができるようにな
り、あるいは、そのままコード全部をリーダでなぞれば
全体を自然に再生することができるようになる。
【0137】(15) 上記マークは、上記有音部及び
無音部を識別可能なものであることを特徴とする(1
4)記載の情報記録媒体。即ち、該当するコードが有音
部であるのか無音部であるのかをマークにより識別でき
るようになる。
【0138】(16) マルチメディア情報を入力する
ための入力手段と、該入力手段により入力されたマルチ
メディア情報を、光学的に読み取り可能なコードに変換
するための変換手段と、該変換手段で変換されたコード
を記録媒体上に印刷記録する記録手段と上記記録媒体上
に印刷されたコードを光学的に読み取る読取手段と、該
読取手段で読み取ったコードをマルチメディア情報に逆
変換する逆変換手段と、該逆変換により逆変換されたマ
ルチメディア情報を音として出力する音出力手段とを具
備し、少なくとも上記読取手段及び逆変換手段を携帯可
能なハンディ型の筐体内に収納してなることを特徴とす
るマルチメディア情報記録再生システムに於いて、上記
記録媒体の物理的な凸凹を基準として上記読取手段が移
動することによって上記記録コードが上記読取手段によ
って光学的に読み取られ、読み取られた上記記録コード
が上記逆変換手段によってマルチメディア情報に逆変換
され、該逆変換手段により逆変換されたマルチメディア
情報が音出力手段によって音声として出力されることを
特徴とする記録媒体、及びそれを記録する記録装置、あ
るいはこれを容易に読み取り可能な物理的凸凹検出手段
を有する再生装置。
【0139】即ち、暗闇に於いても、また盲人によって
も、読み取ることが容易に可能となる。 (17) あるいは上記記録コードが印字開始された位
置の近傍に物理的凸凹を設けたことを特徴とする(1
6)記載の記録媒体。
【0140】即ち、(16)の効果に加え、再生装置の
スキャン開始位置が同様の状況下で判別可能となる。 (18) マルチメディア情報を入力するための入力手
段と、該入力手段により入力されたマルチメディア情報
を、光学的に読み取り可能なコードに変換するための変
換手段と、該変換手段で変換されたコードを記録媒体上
に印刷記録する記録手段と上記記録媒体上に印刷された
コードを光学的に読み取る読取手段と、該読取手段で読
み取ったコードをマルチメディア情報に逆変換する逆変
換手段と、該逆変換により逆変換されたマルチメディア
情報を音として出力する音出力手段とを具備し、少なく
とも上記読取手段及び逆変換手段を携帯可能なハンディ
型の筐体内に収納してなることを特徴とするマルチメデ
ィア情報記録再生システムに於いて、上記記録コードが
透明な塗料にて上記記録媒体上に印字されており、か
つ、上記読取手段により読み取りが可能な記録媒体、あ
るいはこれを記録することを特徴とする記録装置、ある
いはエッジ付近に記録されており、かつ、上記読取手段
により読み取りが可能な記録媒体、あるいはこれを印字
する記録装置。
【0141】即ち、透明かつ読み取り可能なインクを用
いることにより、情報が秘匿性を得ることができる。 (19) 上記(16)に於いて、読み取り可能な物理
的凸凹検出手段を有する再生装置。
【0142】即ち、上記(18)の利点に加え、物理的
凹凸によりこれを読み取ることが可能となる。 (20) そのエッジを基準線として用いることによ
り、光学的読取装置の読取動作が可能な位置に記録コー
ドの印字された厚みを持った記録媒体。
【0143】即ち、特別な物理的凹凸を設けることな
く、上記(16)の効果を得ることができる。 (21) 上記記録媒体の記録コードが光学的読取手段
によれば読み取り可能な透明塗料で印字されることを特
徴とする(20)記載の記録媒体。即ち、特別な目印を
設けることなく、上記(19)の効果を得ることができ
る。
【0144】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
マルチメディア情報が大量にあり、一つの再生単位のマ
ルチメディア情報が記録媒体上で複数の列にまたがって
印字されている場合にも、簡単な操作で効率良くマルチ
メディア情報の再生ができるようにする情報記録再生シ
ステム及び情報記録媒体を提供することができる。
【0145】つまり、本発明によれば、光学的に読み取
り可能に記録される音声や音楽、画像や文字情報の長時
間記録及び繰り返しの再生が可能な情報記録再生システ
ムに於いて、マルチメディア情報が大量にあり、一つの
再生単位のマルチメディア情報が記録媒体上で複数の列
にまたがって印字されている場合にも、マルチメディア
情報の再生のためにリーダを複数の列にまたがって手動
走査させる時に、それらの再生単位を示すマークが記録
媒体上に施されているため、少なくともこれを参照する
ことにより効率良くマルチメディア情報が再生できる。
【0146】また、このマークが再生制御を行う制御ブ
ロックから構成されているものであれば、上記の効率的
効果に加え、これに対応するリーダにて上記制御ブロッ
クを読み取ることによりコードに応じた再生制御を行う
ことが可能となり、上記マークをスキャンするか否かだ
けによってその再生制御を実行するか否かを選択でき
る。
【0147】また、マルチメディア情報のうち特にオー
ディオ情報については、音声や音楽の入力時、自動的に
オーディオ入力に対して文節あるいは楽節毎にインター
リーブを施すので、聞きたい文節や楽節のみ(あるいは
連続した複数の文節や楽節)を選択的に繰り返し再生す
ることが可能となる。さらに、切り貼りやパソコンディ
スプレイ上で文節あるいは楽節毎に任意に組み合わせて
編集することが可能となる。また、コード毎のマーカを
設けずとも、会議等で長いこと発言の無いような無音時
間の長い音声を記録する際には、無音時間がわずかなス
ペースで記述されるため、この方法によるメリットは大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に於けるマルチメディア情
報記録装置のブロック構成図である。
【図2】(A)はドットコードの記録フォーマットを示
す図であり、(B)は第1実施例に於ける再生装置の使
用状況を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例に於けるマルチメディア情
報記録装置のブロック構成図である。
【図4】ドットコード制御ブロックの記録フォーマット
を示す図である。
【図5】第2実施例に於けるマルチメディア情報再生装
置のブロック構成図である。
【図6】図5のマルチメディア情報再生装置に於ける光
源発光タイミングチャートである。
【図7】本発明の第3実施例に於けるオーディオ情報記
録装置のブロック構成図である。
【図8】図7のオーディオ情報記録装置により得られる
記録例を示す図である。
【図9】第3実施例を用いた編集例を示す図である。
【図10】可視的記録コードに於ける問題点に対する第
1の対処法を説明するための音声情報印字装置のブロッ
ク構成図である。
【図11】(A)及び(B)はそれぞれ図10中のプリ
ンタシステムによって印字記録される記録媒体を示す図
である。
【図12】(A)は第1の対処法に於けるドットコード
の記録フォーマットを示す図であり、(B)は再生装置
の使用状況を示す図である。
【図13】第1の対処法に於けるペン型再生装置の別の
形態を示す図である。
【図14】可視的記録コードに於ける問題点に対する第
2の対処法を説明するための音声情報印字装置のブロッ
ク構成図である。
【図15】図14中の透明インク印字システムによって
厚みを持った記録媒体のエッジ近辺に透明塗料による記
録データが印字記録される様子を示す図である。
【図16】第2の対処法に於いて透明インク印字システ
ムを直接印字部、音声入力器をマイクロホンとして備え
る小型記録装置を示す図である。
【図17】第2の対処法に於ける小型再生装置を示す図
である。
【符号の説明】
46…データメモリ(インターリーブ)部、48…イン
ターリーブ範囲提示マーク付加処理部、64…インター
リーブ範囲提示マーク、90…アドレスデータ抜き取り
部、92…制御符号付加部、94…制御符号用エラー判
定符号付加部、96…第2データ合成部、98…変調回
路、100…第2マーカ付加部、102…ドットコード
制御ブロック、104…第2マーカ、106…制御符号
データ、108…最大ブロックアドレス,共通シリアル
ナンバ、110…エラー検出用データ、112…ドット
コード制御ブロック付加処理部、168…再生制御部、
170…再生制御テーブル、206…音声有無判別部、
208…タイムカウンタ、210…カウンタ値符号化
部、212…エラー訂正符号付加部、214…有音部、
216…有音部マーカ、218…無音部、220…無音
部マーカ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G11B 7/00 K 9464−5D

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報,映像情報,ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報を入力するための入力手段と、 該入力手段により入力されたマルチメディア情報を、光
    学的に読み取り可能なコードに変換するための変換手段
    と、 該変換手段で変換されたコードを記録媒体上に光学的に
    読み取り可能に記録する記録手段と、 を具備し、 前記変換手段は、入力された一連のマルチメディア情報
    に対しインターリーブ処理を施して分散したコードに変
    換し、 前記記録手段は、この分散されたコードを記録媒体上に
    記録すると共に、このコードの近傍に、前記分散記録し
    た範囲を示すマークを記録することを特徴とする情報記
    録システム。
  2. 【請求項2】 前記マークは、前記マルチメディア情報
    がインターリーブされる都度、付加されることを特徴と
    する請求項1記載の情報記録システム。
  3. 【請求項3】 前記マークは、再生動作制御のための制
    御情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報記録
    システム。
  4. 【請求項4】 前記マークには、インターリーブの範囲
    を示す所定の情報を含むことを特徴とする請求項1記載
    の情報記録システム。
  5. 【請求項5】 前記マークには、他のコードを区別する
    ための種類識別情報を含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報記録システム。
  6. 【請求項6】 前記マークには、読み取り完了を認識す
    るための完了認識情報を含むことを特徴とする請求項1
    記載の情報記録システム。
  7. 【請求項7】 前記マークの付与タイミングは、データ
    変調後に行うことを特徴とする請求項1記載の情報記録
    システム。
  8. 【請求項8】 前記コードはアドレスデータを含み、 前記記録手段は、前記コードのアドレスデータを抜き出
    し、そのアドレスデータに基づいて前記マークの生成を
    行なうことを特徴とする請求項1記載の情報記録システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記入力手段は、入力音声の情報範囲を
    判定する判定手段を有し、 前記変換手段は、前記判定手段によって判定された情報
    範囲に応じて、前記インターリーブの範囲を決定して、
    前記入力音声をコードに変換することを特徴とする請求
    項1記載の情報記録システム。
  10. 【請求項10】 オーディオ情報,映像情報,ディジタ
    ルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア
    情報が、インターリーブにより分散されて、光学的に読
    み取り可能なコードとして記録されている部分と、前記
    コードの分散記録した範囲を示すと共に再生動作制御の
    ための制御情報を含むマークが当該コードの近傍に併設
    記録されている部分とを備える記録媒体から、前記コー
    ドを光学的に読み取る読取手段と、 該読取手段で読み取ったコードを元のマルチメディア情
    報に変換して出力する再生手段と、 前記読取手段によって読み取られた前記コードに併設記
    録された前記マークの中の制御情報に従って、前記再生
    手段に於ける再生動作を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  11. 【請求項11】 前記マークには、他のコードを区別す
    るための種類識別情報を含み、 前記制御手段は、前記マーク中の種類識別情報に基づい
    て、データとマークとを弁別する手段を有することを特
    徴とする請求項10記載の情報再生システム。
  12. 【請求項12】 オーディオ情報,映像情報,ディジタ
    ルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア
    情報が、インターリーブにより分散されて、光学的に読
    み取り可能なコードとして記録されている部分と、 前記コードの分散記録した範囲を示すマークが当該コー
    ドの近傍に併設記録されている部分と、 を具備することを特徴とする情報記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記マークが再生動作制御のための制
    御情報を含むことを特徴とする請求項12記載の情報記
    録媒体。
  14. 【請求項14】 前記マルチメディア情報が、有音部と
    無音部とから成る音声情報であり、 前記コードはこれら有音部と無音部をコード化してなる
    ことを特徴とする請求項12記載の情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記マークは、前記有音部及び無音部
    を識別可能なものであることを特徴とする請求項14記
    載の情報記録媒体。
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