JPH0730691Y2 - メッキ用ラック - Google Patents

メッキ用ラック

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JPH0730691Y2
JPH0730691Y2 JP1988047868U JP4786888U JPH0730691Y2 JP H0730691 Y2 JPH0730691 Y2 JP H0730691Y2 JP 1988047868 U JP1988047868 U JP 1988047868U JP 4786888 U JP4786888 U JP 4786888U JP H0730691 Y2 JPH0730691 Y2 JP H0730691Y2
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tubular
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重貴 田中
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、メッキ用ラックに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、メッキ用ラックとして、実公昭62−36853号公報
等に記載されたものがある。
すなわち、かかるメッキ用ラックは、一側に凹部を有
し、同凹部の底面側に環状段部を形成した被メッキ物を
支承するものであって、棒状等の導電材からなり、接液
部を絶縁被覆した主体と、導電材からなり、同主体の適
所から支承空間へ突設した支承体とから成り、上記支承
体は絶縁被覆した枝部と、同枝部の先端に同枝部の外径
より大径に形成された非絶縁の底部と、同座部の上面側
から同座部の外径より小径に突設した係止部とから構成
しているものである。
そして、かかるメッキ用ラックを用いてメッキ作業を行
なう際には、支承体の先端に被メッキ物の凹部をはめ込
み、被メッキ物の環状段部を形成する小凹部内に支承体
の係止部を挿入して、座部の先端面を上記環状段部の肩
面に当接させることにより、被メッキ物を安定状態に支
承することができるというものである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところが、上記メッキ用ラックは、以下のような問題点
を有していた。
すなわち、支承体の座部を、同座部を支持する枝部
や、同座部の上側面に突設した係止部よりも大径に形成
しているために、被メッキ物を同支承体に支承したメッ
キ用ラックをメッキ槽内に浸してメッキした後、同メッ
キ用ラックを引上げた際に、被メッキ物の環状段部から
メッキ液が完全に抜け出ないため、被メッキ物によって
メッキ槽内のメッキ液の汲み出される量が増えることと
なり、メッキ液の消耗量が増大し、メッキ用薬品の使用
量が多くなるという問題があった。
また、上記構造を有するために、水洗行程において
も、洗浄効率が悪かった。そのために自動メッキ処理終
了後、メッキ用ラックから被メッキ物を取外し、再度洗
浄しなければならないために、生産性が悪かった。
さらには、クロムメッキを行なった際には、メッキ用ラ
ックからの被メッキ物の取外し時に、クロム酸等が出て
きて作業者に付着するという危険があった。また、クロ
ム酸等が他の被メッキ物に付着すると、かかる他の被メ
ッキ物まで再洗浄しなければならなくなるという繁雑さ
があった。特に、メッキ処理前の被メッキ物に付着する
と、そのまま自動メッキ処理しても、かかる被メッキ物
は正常なメッキ処理ができないため不良品となる不具合
があった。
メッキ用ラック自体が重いために、その分被メッキ
物の量を少なくしなければならないかった。
すなわち、メッキ用ラックに掛けることのできる被メッ
キ物の量は、(a)メッキ用ラックの寸法の内で、被メ
ッキ物を掛けることができる有効寸法、(b)メッキ用
ラックに被メッキ物を掛けた状態での総重量、(c)メ
ッキ用ラックに掛けた被メッキ物のメッキが付く面の総
面積、で決まるために、メッキ用ラックが重いと、同ラ
ックに掛ける被メッキ物の量を少なくしなければならな
かった。
メッキ用ラックの加工費、材料費等からなる製造費
が高かった。
すなわち、従来技術では、支承体を製造するのに旋盤等
による切削加工が必要であるために加工費が高くなって
いた。
また、支承体は、導電材でなければならないために、一
般には銅や黄銅合金が使用されているが、これらは非常
に高価であるために、材料の体積が少しでも大きくなれ
ば総合的に材料費が非常に高くなっていた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、ラック本体に、被メッキ物を通電支持する筒
状座部を取付け、かつ、筒状座部の周壁に液抜き用の連
通孔を穿設してなるメッキ用ラックに係るものである。
また、本考案は、上記した構成を有するメッキ用ラック
において、筒状座部の周壁を軸方向に縦割りして液抜き
用の切り口を設けたこと、及び、この切り口中に、筒状
座部に通電支持された被メッキ物を内方より押圧する付
勢支持体を設けたことにも構成上の特徴を有する。
(ホ)作用効果 本考案によれば、以下のような作用効果が生起される。
筒状座部の外周面に、被メッキ物の凹部を嵌合して
支承させることができるために、メッキ処理時に被メッ
キ物の凹部、さらには同被メッキ物の内部空間内に流入
したメッキ液を、筒状座部内を通して円滑かつ確実に流
出させることができる。
しかも、筒状座部には、液抜き用の連通孔又は切り口を
設けているために、凹部の開口端よりも同凹部の内周面
が拡径に形成されている場合にも、これら連通孔及び切
り口により、メッキ液の液抜けを確実にすることができ
る。
また、筒状座部内に、被メッキ物の段付小径部を挿入し
て支承した場合にも、筒状座部の内周面と段付小径部の
外周面との間に形成される一定間隙を通してメッキ液の
液抜けを円滑かつ確実にすることができる。
従って、被メッキ物がメッキ槽から汲み出すメッキ液の
量を減すことができるので、メッキ液の消耗量を少なく
でき、メッキ用薬品の使用量を削減することができる。
筒状座部は、形状が筒状で両端が開口しているため
に、水洗工程での洗浄が確実に行える。
従って、筒状座部から被メッキ物を取外す際にも、クロ
ム酸等が出てくることがなく、再度洗浄しなければなら
ない等の不具合が生じず、洗浄能率、さらには、生産能
率を向上させることができる。
筒状座部が中空であるために、メッキ用ラック自体
が軽量となり、その分被メッキ物を掛けることのできる
許容量が増大し、生産性が向上する。
メッキ用ラックの加工費、材料費等からなる製造費
を安価にすることができる。
すなわち、従来、支承体を製造するのに旋盤等による切
削加工が必要であったのに比べて、本考案に係る筒状座
部では、筒状の材料を切断するだけでよく、特別な切削
加工を必要とせず、加工が容易である。
また、高価な銅や銅合金よりなる支承体、特に筒状座部
の容積を、従来の支承体に比べて減少させることができ
るために、材料費の大幅削減が図れる。
支承体には、先端部が切り口中を通して、筒状座部
に嵌合した被メッキ物の凹部内周面を外方へ押圧付勢す
る付勢支持体を設けているために、被メッキ物の支承保
持が確実に行なえる。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図及
び第2図に示す(A)は、本考案に係るメッキ用ラック
であり、同ラック(A)に被メッキ物(6)(第3図参
照)を取付け、同ラック(A)を洗浄、ニッケルメッ
キ、及びクロムメッキ等の全処理を自動的に行なう自動
メッキ装置(図示せず)に取付けて、凹部(7)を有す
る被メッキ物(6)の表面全体にメッキを行なうもので
ある。
そして、かかるメッキ用ラック(A)は、上端にフック
(1a)を有するラック本体としての銅製の縦杆(1)
に、上下に間隔を開けて被メッキ物(6)を支承するた
めの支承体(3)を取付けてなるものである。
さらに、支承体(3)は、第3図に示すように、縦杆
(1)に燐青銅製の枝部(4)の基端部(4a)を取付
け、枝部(4)の先端部(4b)を外側上方へ折曲して傾
斜させ、同先端部(4b)に筒体に形成した銅製や黄銅製
等の筒状座部(5)の内周面を取付けて、同筒状座部
(5)を傾斜姿勢としている。
そして、枝部(4)の表面及び筒状座部(5)の内周面
を絶縁被覆(4′)(5′)している。
しかも、上記筒状座部(5)は、第3図に示すように、
外径を被メッキ物(6)の凹部(7)の内径と略同一に
形成して、凹部(7)を筒状座部(5)に、同凹部
(7)の内周面(7a)が筒状座部(5)の外周面(5b)
に密着状態で嵌込み可能とすると共に、同凹部(7)の
底面側に形成したリング状段部(8)の肩面(8a)を、
筒状座部(5)の先端面に当接可能として、被メッキ物
(6)を筒状座部(5)に支承させるようにしている。
第3図中、(9)は被メッキ物(6)の内部空間であ
り、凹部(7)に連通している。
従って、被メッキ物(6)を支承したメッキ用ラック
(A)を、自動メッキ装置のメッキ槽に浸した際には、
被メッキ物(6)の凹部(7)より筒状座部(5)内を
通って内部空間(9)内にメッキ液が流入するが、メッ
キ用ラック(A)をメッキ槽より引上げた際には、筒状
座部(5)内を通って凹部(7)より流出するものであ
る。この際、筒状座部(5)は傾斜姿勢で被メッキ物
(6)を支承しているために、円筒状座部(5)内を通
過する同被メッキ物(6)の内部空間(9)内のメッキ
液の流出を、円滑にすることができるものである。
また、かかる支承体(3)は、第5図に示すように、被
メッキ物(10)の凹部(11)の内径、及び同凹部(11)
内に突設された突部(12)の外径に応じて筒状座部
(5)の外径及び内径を変更し、円筒状座部(5)内に
被メッキ物(10)の突部(12)を挿入した状態で支承可
能に構成する。
また、第6図に示す(13)は、第2実施例としての支承
体を示しており、枝部(14)の先端部(14a)に筒状座
部(15)の外周面を取付けて、同枝部(14)の表面と、
筒状座部(15)の外周面を絶縁被覆(14′)(15′)し
ている。
そして、かかる支承体(13)により、段付小径部(16
a)を有する被メッキ物(16)を、同段付小径部(16a)
を筒状座部(15)中に挿入すると共に、段付小径部(16
a)の段部肩面(16b)を筒状座部(15)の先端面に係止
させて支承するものである。
この際、筒状座部(15)の内周面と段付小径部(16a)
の外周面との間には、一定の間隔(t)が形成されるよ
うにして、メッキ液の液抜けを良好にしている。
また、第7図に示す(17)は、第3実施例として支承体
を示しており、同支承体(17)は、前記支承体(3)と
同様に構成すると共に、筒状座部(18)の周壁に液抜き
用の連通孔(19)を穿設してなるものである。(18′)
は筒状座部(18)の内周面に設けた絶縁被覆部である。
そして、かかる支承体(17)は、凹部(20)の開口端
(20a)よりも同凹部(20)の内周面が拡径に形成され
た被メッキ物(21)を支承するのに適しており、筒状座
部(18)の外径を同凹部(20)の開口端(20a)の径と
略同一に形成した場合にも、凹部(20)内に流入したメ
ッキ液を連通孔(19)より筒状座部(18)内を通過させ
て、外部へ円滑に流出させることができる。
また、第8図及び第9図に示す(22)は、第4実施例と
しての支承体を示しており、同支承体(22)は、第10図
に示すように、銅製や黄銅製等の筒状座部(23)の一箇
所を軸方向に縦割りして、液抜き用の切り口(23a)を
設けてなるものである。
(23′)は筒状座部(23)の内周面に設けた絶縁被覆部
である。
従って、かかる支承体(22)も、連通孔(19)を具備す
る上記第3実施例の支承体(17)と同様に、凹部(20)
の開口端(20a)よりも内周面が拡径に形成された被メ
ッキ物(21)を支承するのに適しており、凹部(20)内
に流入したメッキ液を、切り口(23a)より筒状座部(2
3)内を通過させて、外部へ円滑に流出させることがで
きる。
しかも、筒状座部(23)は、銅製や又黄銅製等の変形容
易な材質で成形し、かつ切り口(23a)を設けているた
めに、第11図に示すように、被メッキ物(21)の凹部
(20)の内径に適合すべく、切り口(23a)の幅を拡縮
させて変形させることができる。
従って、一つのメッキ用ラックで種々の被メッキ物を確
実に支承できて、メッキ用ラックの保有数を少なくする
ことができる。
また、第12図及び第13図に示す(24)は、第5実施例と
しての支承体を示しており、同支承体(24)は枝部(2
6)の先端に、第4実施例としての支承体(22)の筒状
座部(23)と同様に構成して、液抜き用の切り口(25
a)を設けた筒状座部(25)を取付け、同枝部(26)の
先端部に、弾性素材よりなる棒状の付勢支持体(27)の
基端を取付け、同付勢支持体(27)の中途を筒状座部
(23)の切り口(25a)と外側位置で対向すべく伸延さ
せ、さらに先端部(27a)を内方へ折曲させて、先端を
同切り口(25a)中を通して筒状座部(25)中に位置さ
せている。
従って、被メッキ物(28)を筒状座部(25)に嵌合させ
る際には、切り口(25a)より筒状座部(25)の外側方
に位置している付勢支持体(27)の先端部(27a)を付
勢に抗して筒状座部(25)の内方へ押圧変位させながら
嵌合を行なうものであり、同被メッキ物(28)の嵌合装
着後は、付勢支持体(27)の先端部(27a)が切り口(2
5a)中を通して被メッキ物(28)の凹部内周面を外方へ
押圧付勢するために、同被メッキ物(28)の支承保持が
確実に行なえ、しかも被メッキ物(28)の保持状態が、
水平に近い上向き又は下向きの傾斜状態であっても、付
勢支持体(27)により確実に被メッキ物(28)を保持し
て、同被メッキ物(28)の落下を防止することができ
る。
また、第14図〜第17図は、第1実施例としての支承体
(3)の変容例である支承体(35)を具備するメッキ用
ラック(D)を示している。
そして、メッキ用ラック(D)は、前記メッキ用ラック
(A)の変容例であり、上端にフック(30a)(前記メ
ッキ用ラック(A)のフック(1a)と同一)を有するラ
ック本体としての銅製の縦杆(30)に、銅製の横杆(3
1)を複数個水平に横架し、各横杆(31)に支承体(3
5)を取付てなるものである。
従って、横杆(31)を使用したことにより、メッキ用ラ
ック(D)の有効寸法を有効に利用することができ、そ
の分被メッキ物(36)の掛け数を増すことができるので
生産性が向上する。
また、メッキ用ラック(D)に支承体(35)を取付けた
例を示したが、支承体(35)に限らず、第2実施例とし
ての支承体(13)、第3実施例としての支承体(17)、
第4実施例としての支承体(22)、及び第5実施例とし
ての支承体(24)を取付けてもかまわない。
また、本実施例において、筒状座部は、断面形状が円形
に限られるものではなく、多角形、楕円形等種々の形状
が考えられ、被メッキ物の凹部等の形状により決定す
る。
本考案の実施例は上記のように構成しているものであ
り、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起さ
れる。
支承体(3)(13)(17)(22)(24)の筒状座部
(5)(15)(18)(23)(25)の外周面に、被メッキ
物(6)(21)の凹部(7)(22)を嵌合して支承させ
ることができるために、メッキ処理時に被メッキ物
(6)(21)の凹部(7)(20)、さらには同被メッキ
物(6)の内部空間(9)内に流入したメッキ液を、筒
状座部(5)内を通して円滑かつ確実に流出させること
ができる。
しかも、筒状座部(18)(23)(25)には、液抜き用の
連通孔(19)又は切り口(23a)(25a)を設けているた
めに、凹部(20)の開口端(20a)よりも同凹部(20)
の内周面が拡径に形成されている場合にも、これら連通
孔(19)及び切り口(23a)(25a)により、メッキ液の
液抜けを確実にすることができる。
また、支承体(13)の筒状座部(15)内に、被メッキ物
(16)の段付小径部(16a)を挿入して支承した場合に
も、筒状座部(15)の内周面と段付小径部(16a)の外
周面との間に形成される一定間隔(t)を通してメッキ
液の液抜けを円滑かつ確実にすることができる。
従って、被メッキ物がメッキ槽から汲み出すメッキ液の
量を減すことができるので、メッキ液の消耗量を少なく
でき、メッキ用薬品の使用量を削減することができる。
また、上記支承体(3)(13)(17)(22)(24)
の各筒状座部(5)(15)(18)(23)(25)は、形状
が筒状で両端が開口しているために、水洗工程での洗浄
が確実に行える。
従って、筒状座部(5)(15)(18)(23)(25)から
被メッキ物を取外す際にも、クロム酸等が出てくること
がなく、再度洗浄しなければならない等の不具合が生じ
ず、洗浄能率、さらには、生産能率を向上させることが
できる。
筒状座部(5)(15)(18)(23)(25)が中空で
あるために、メッキ用ラック自体が軽量となり、その分
被メッキ物を掛けることのできる許容量が増大し、生産
性が向上する。
メッキ用ラックの加工費、材料費等からなる製造費
を安価にすることができる。
すなわち、従来、支承体を製造するのに旋盤等による切
削加工が必要であったのに比べて、本実施例の支承体
(3)(13)(17)(22)(24)では、特別な切削加工
を必要とせず、加工が容易である。特に、支承体(3)
の筒状座部(5)は、筒状の材料を切断するだけでよ
い。
また、高価な銅や銅合金よりなる支承体(3)(13)
(17)(22)(24)、特に筒状座部(5)(15)(18)
(23)(25)の容積を、従来の支承体に比べて減少させ
ることができるために、材料費の大幅削減が図れる。
支承体(22)(24)は、銅や黄銅等の変形容易な材
質により形成した筒状座部(23)(25)に、軸方向に縦
割りの切り口(23a)(25a)を設けているため、被メッ
キ物(21)の凹部(20)の内径に合わせて、筒状座部
(23)(25)の径を容易に変更調節するこことができ、
一つのメッキ用ラックで種々の被メッキ物をメッキ処理
でき、同メッキ用ラックの保有数を削減できる。
支承体(24)には、先端部(27a)が切り口(25a)
中を通して、筒状座部(25)に嵌合した被メッキ物(2
8)の凹部内周面を外方へ押圧付勢する付勢支持体(2
7)を設けているために、被メッキ物(28)の支承保持
が確実に行なえる。
しかも、被メッキ物(28)の保持状態が水平に近い上向
き又は下向きの傾斜状態であっても、付勢支持体(27)
により被メッキ物を確実に保持して、同被メッキ物(2
8)の落下を防止することができる。
さらに、被メッキ物(28)と筒状座部(25)との接触が
確実になり、安定した通電が行なえ、通電効率もさらに
向上するために、メッキの仕上りを一層向上させること
ができる。
また、付勢支持体(27)は、先端を切り口(25a)を通
して筒状座部(25)内に位置させているために、被メッ
キ物(28)を筒状座部(25)に嵌合させる際に、同被メ
ッキ物(28)が付勢支持体(27)の先端に引掛ける等の
不具合が生じず、かかる被メッキ物(28)の支承作業を
他の支承体(3)(13)(17)(22)と同様に、片手で
も行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるメッキ用ラックの正面図、第2
図は同ラックの側面図、第3図は第1実施例としての支
承体の拡大断面図、第4図は同支承体の拡大側面図、第
5図は同支承体の拡大断面図、第6図は第2実施例とし
ての支承体の拡大断面図、第7図は第3実施例としての
支承体の拡大断面図、第8図は第4実施例としての支承
体の拡大断面図、第9図は第8図のI−I線断面図、第
10図は筒状座部の加工説明図、第11図は筒状座部の径の
変更調節状態を示す説明図、第12図は第5実施例として
の支承体の拡大側面図、第13図は第12図のII−II線断面
図、第14図〜第17図は第1実施例としての支承体の変容
例である支承体を具備するメッキ用ラックの正面図、側
面図、要部拡大側面図、及び要部拡大平面図。 (A):メッキ用ラック (3)(13)(17)(22)(24):支承体 (5)(15)(18)(23)(25):筒状座部 (6)(21)(28)(36):被メッキ物 (19):連通孔 (23a)(25a):切り口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラック本体に、被メッキ物を通電支持する
    筒状座部を取付け、かつ、筒状座部の周壁に液抜き用の
    連通孔を穿設してなるメッキ用ラック。
  2. 【請求項2】筒状座部の周壁を軸方向に縦割りして液抜
    き用の切り口を設けてなる請求項1記載のメッキ用ラッ
    ク。
  3. 【請求項3】切り口中に、筒状座部に通電支持された被
    メッキ物を内方より押圧する付勢支持体を設けてなる請
    求項2記載のメッキ用ラック。
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JPS62127498A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 Echo:Kk メツキ補助具

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