JPH07306964A - 紙葉類良否判別装置 - Google Patents
紙葉類良否判別装置Info
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- JPH07306964A JPH07306964A JP6097369A JP9736994A JPH07306964A JP H07306964 A JPH07306964 A JP H07306964A JP 6097369 A JP6097369 A JP 6097369A JP 9736994 A JP9736994 A JP 9736994A JP H07306964 A JPH07306964 A JP H07306964A
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- microprint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高分解能な画像検出器を用いることなくマイク
ロプリントを認識することが可能な紙葉類良否判別装置
を提供することにある。 【構成】マイクロプリント10を有する紙葉9を支持す
る搬送部2と、マイクロプリント10に格子21を重ね
てモアレ縞23を発生させる格子板6と、モアレ縞23
の画像を検出するエリアセンサ5と、モアレ縞23を空
間周波数分析してマイクロプリント10を認識するマイ
クロプリント認識手段20とを具備した。
ロプリントを認識することが可能な紙葉類良否判別装置
を提供することにある。 【構成】マイクロプリント10を有する紙葉9を支持す
る搬送部2と、マイクロプリント10に格子21を重ね
てモアレ縞23を発生させる格子板6と、モアレ縞23
の画像を検出するエリアセンサ5と、モアレ縞23を空
間周波数分析してマイクロプリント10を認識するマイ
クロプリント認識手段20とを具備した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、マイクロプリ
ントが印刷された紙葉類の良否を光学的に判別する紙葉
類良否判別装置に関する。
ントが印刷された紙葉類の良否を光学的に判別する紙葉
類良否判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、極めて微細な文字や模様等(以
下ではマイクロプリントと称する)が紙葉に印刷される
場合がある。このマイクロプリントの線幅は非常に細い
(例えば数十μm)ので、マイクロプリントを多数の紙
葉に均一な品質で印刷するためには高度な技術が必要で
ある。したがって、このマイクロプリントが規格通り印
刷されているか否かを識別して、識別結果をその紙葉の
良否判別の基準とすることが可能である。
下ではマイクロプリントと称する)が紙葉に印刷される
場合がある。このマイクロプリントの線幅は非常に細い
(例えば数十μm)ので、マイクロプリントを多数の紙
葉に均一な品質で印刷するためには高度な技術が必要で
ある。したがって、このマイクロプリントが規格通り印
刷されているか否かを識別して、識別結果をその紙葉の
良否判別の基準とすることが可能である。
【0003】しかし、マイクロプリントを目視で正確に
認識することは困難であるので、紙葉の良否判別を誤り
なく行うためには、画像認識技術を利用することが必要
である。
認識することは困難であるので、紙葉の良否判別を誤り
なく行うためには、画像認識技術を利用することが必要
である。
【0004】一般的な微細画像の入力技術として、拡大
光学系と画像検出器(エリアセンサやラインセンサ等)
を組合せて入力対象の拡大像を画像検出器に取込む方法
や、微小なレ−ザスポットを走査して反射光を光検出器
に取込む方法等が挙げられる。
光学系と画像検出器(エリアセンサやラインセンサ等)
を組合せて入力対象の拡大像を画像検出器に取込む方法
や、微小なレ−ザスポットを走査して反射光を光検出器
に取込む方法等が挙げられる。
【0005】また、一般的な光学現象としてモアレ現象
が知られている。そして、このモアレ現象は、例えば、
吉沢により光技術コンタクト、Vol.29. No.7 (1991) p4
〜p10 に説明されている。
が知られている。そして、このモアレ現象は、例えば、
吉沢により光技術コンタクト、Vol.29. No.7 (1991) p4
〜p10 に説明されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば拡大
光学系を用いる方法を採用した場合、後段の画像処理や
統計処理等のために、ある程度大きな領域の画像を検出
器に取込むことが必要になる。特に、文字列が印刷され
ている場合には、複数の文字の画像を入力することが望
ましい。しかし、この条件を満足するためには、100
万画素以上の大型で高価なエリアセンサが必要である。
したがって、コストが大となる。
光学系を用いる方法を採用した場合、後段の画像処理や
統計処理等のために、ある程度大きな領域の画像を検出
器に取込むことが必要になる。特に、文字列が印刷され
ている場合には、複数の文字の画像を入力することが望
ましい。しかし、この条件を満足するためには、100
万画素以上の大型で高価なエリアセンサが必要である。
したがって、コストが大となる。
【0007】また、マイクロプリントの大きさ(線幅や
外形)を考慮すると、結像光学系に10〜20μmの分
解能が要求される。しかし、光学系の分解能の条件を満
たすと、光学素子の被写界深度が非常に浅く(±0.0
5mm程度)なる。すなわち、高解像度なエリアセンサ
を使用し、且つ、紙葉の平面度を±0.05mm以内に
保つことが必要である。このため、拡大画像を画像検出
器に取込む技術を単に適用しても、コストが高くなると
ともに、良好な判別結果を得にくい。
外形)を考慮すると、結像光学系に10〜20μmの分
解能が要求される。しかし、光学系の分解能の条件を満
たすと、光学素子の被写界深度が非常に浅く(±0.0
5mm程度)なる。すなわち、高解像度なエリアセンサ
を使用し、且つ、紙葉の平面度を±0.05mm以内に
保つことが必要である。このため、拡大画像を画像検出
器に取込む技術を単に適用しても、コストが高くなると
ともに、良好な判別結果を得にくい。
【0008】このことはレ−ザ走査を行う方法について
も同様であり、紙葉と光線とを相対移動させることを考
えると、良好な判別結果を得ることは更に難しい。本発
明の目的とするところは、高分解能な画像検出器を用い
ることなくマイクロプリントを認識することが可能な紙
葉類良否判別装置を提供することにある。
も同様であり、紙葉と光線とを相対移動させることを考
えると、良好な判別結果を得ることは更に難しい。本発
明の目的とするところは、高分解能な画像検出器を用い
ることなくマイクロプリントを認識することが可能な紙
葉類良否判別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために請求項1の発明は、マイクロプリントを有
する紙葉を支持する紙葉支持手段と、マイクロプリント
にモアレ縞を発生させるモアレ縞発生手段と、モアレ縞
の画像を検出する画像検出手段と、モアレ縞を空間周波
数分析してマイクロプリントを認識するマイクロプリン
ト認識手段とを具備した。そして、請求項1の発明は、
高分解能な画像検出器を用いることなくマイクロプリン
トを認識できるようにした。
成するために請求項1の発明は、マイクロプリントを有
する紙葉を支持する紙葉支持手段と、マイクロプリント
にモアレ縞を発生させるモアレ縞発生手段と、モアレ縞
の画像を検出する画像検出手段と、モアレ縞を空間周波
数分析してマイクロプリントを認識するマイクロプリン
ト認識手段とを具備した。そして、請求項1の発明は、
高分解能な画像検出器を用いることなくマイクロプリン
トを認識できるようにした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す
もので、図中の符号1は紙葉類良否判別装置(以下、判
別装置と称する)である。
いて説明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す
もので、図中の符号1は紙葉類良否判別装置(以下、判
別装置と称する)である。
【0011】この判別装置1は、搬送部(紙葉支持手
段)2、フォトインタラプタ3、光学系4、エリアセン
サ(画像検出手段)5、格子板(干渉縞発生手段)6、
及び、ストロボ照明装置(照明手段、間欠発光光源)7
を備えている。これらのうち搬送部2はコンベア8を有
している。コンベア8は、矩形な紙葉9を支持し、紙葉
9の長手方向を進行方向に向けて支持する。そして、コ
ンベア8は図1中に矢印Aで示すように、紙葉9を等速
で水平搬送する。ここで、搬送部2として一般的な種々
のものを採用することが可能である。
段)2、フォトインタラプタ3、光学系4、エリアセン
サ(画像検出手段)5、格子板(干渉縞発生手段)6、
及び、ストロボ照明装置(照明手段、間欠発光光源)7
を備えている。これらのうち搬送部2はコンベア8を有
している。コンベア8は、矩形な紙葉9を支持し、紙葉
9の長手方向を進行方向に向けて支持する。そして、コ
ンベア8は図1中に矢印Aで示すように、紙葉9を等速
で水平搬送する。ここで、搬送部2として一般的な種々
のものを採用することが可能である。
【0012】また、本実施例で扱われる紙葉9の紙面に
は図3(a)中に拡大して示すように複数の文字からな
るマイクロプリント10が印刷されている。そして、各
文字の線幅は例えば数十μm以下である。
は図3(a)中に拡大して示すように複数の文字からな
るマイクロプリント10が印刷されている。そして、各
文字の線幅は例えば数十μm以下である。
【0013】フォトインタラプタ3は投光部11と受光
部12とを有している。投光部11と受光部12とは紙
葉9の通過経路を挟んで配置されており、投光部11か
ら発せられた光(図示しない)は受光部12に取り入れ
られる。紙葉9が投光部10と受光部11との間を通過
している際には、投光部11の光は紙葉9によって遮ら
れ受光部12に入射しない。そして、受光部12は光の
入射の有無に応じた電気信号を出力する。
部12とを有している。投光部11と受光部12とは紙
葉9の通過経路を挟んで配置されており、投光部11か
ら発せられた光(図示しない)は受光部12に取り入れ
られる。紙葉9が投光部10と受光部11との間を通過
している際には、投光部11の光は紙葉9によって遮ら
れ受光部12に入射しない。そして、受光部12は光の
入射の有無に応じた電気信号を出力する。
【0014】エリアセンサ5はCCD素子を利用したも
のである。さらに、このエリアセンサ5はコンベア8の
上方に配置されており、CCDの受光面をコンベア8に
向けている。エリアセンサ5とコンベア8との間には光
学系4が配置されている。また、ストロボ照明装置7は
コンベア8に斜めに向けられており、コンベア8によっ
て搬送された紙葉9を所定のタイミングでストロボ照明
する。照明された紙葉9の像は光学系4を経てエリアセ
ンサ5に入力される。
のである。さらに、このエリアセンサ5はコンベア8の
上方に配置されており、CCDの受光面をコンベア8に
向けている。エリアセンサ5とコンベア8との間には光
学系4が配置されている。また、ストロボ照明装置7は
コンベア8に斜めに向けられており、コンベア8によっ
て搬送された紙葉9を所定のタイミングでストロボ照明
する。照明された紙葉9の像は光学系4を経てエリアセ
ンサ5に入力される。
【0015】また、格子板6はコンベア8と光学系4と
の間に配置されている。格子板6は透明なガラス製であ
り、格子板6の板面には所定間隔の格子が印刷されてい
る。そして、紙葉9の像はこの格子板6を透過してエリ
アセンサ5に取込まれる。
の間に配置されている。格子板6は透明なガラス製であ
り、格子板6の板面には所定間隔の格子が印刷されてい
る。そして、紙葉9の像はこの格子板6を透過してエリ
アセンサ5に取込まれる。
【0016】さらに、この判別装置1には図2に示す演
算制御系13が備えられている。この演算制御系13
は、フォトインタラプタ3、ディレイ回路14、トリガ
回路15、エリアセンサ5、画像処理部16、FFT
(高速フ−リエ変換)アナライザ17、コンパレ−タ1
8、及び、結果表示部19により構成されている。さら
に、トリガ回路15には、ストロボ照明装置7がエリア
センサ5と並列に接続されている。画像処理部16、F
FTアナライザ17、及び、コンパレ−タ18によって
マイクロプリント認識手段20が構成されている。
算制御系13が備えられている。この演算制御系13
は、フォトインタラプタ3、ディレイ回路14、トリガ
回路15、エリアセンサ5、画像処理部16、FFT
(高速フ−リエ変換)アナライザ17、コンパレ−タ1
8、及び、結果表示部19により構成されている。さら
に、トリガ回路15には、ストロボ照明装置7がエリア
センサ5と並列に接続されている。画像処理部16、F
FTアナライザ17、及び、コンパレ−タ18によって
マイクロプリント認識手段20が構成されている。
【0017】フォトインタラプタ3の出力信号はディレ
イ回路14を経てトリガ回路15へ送られ、トリガ回路
15はエリアセンサ5とストロボ照明装置7とを同期動
作させる。エリアセンサ5から出力された画像デ−タは
画像処理部16に送られ、画像処理部16によって処理
されたデ−タはFFTアナライザ17によりフ−リエ変
換される。FFTアナライザ17の出力信号のうち、特
定周波数の強度に対応する部分はコンパレ−タ18によ
って所定のしきい値Thと比較され、比較結果に基づいて
紙葉9の良否判別の結果が結果表示部19に表示され
る。結果表示部19として、ディスプレイ装置やプリン
タ装置等の一般的な種々の出力装置を利用できる。
イ回路14を経てトリガ回路15へ送られ、トリガ回路
15はエリアセンサ5とストロボ照明装置7とを同期動
作させる。エリアセンサ5から出力された画像デ−タは
画像処理部16に送られ、画像処理部16によって処理
されたデ−タはFFTアナライザ17によりフ−リエ変
換される。FFTアナライザ17の出力信号のうち、特
定周波数の強度に対応する部分はコンパレ−タ18によ
って所定のしきい値Thと比較され、比較結果に基づいて
紙葉9の良否判別の結果が結果表示部19に表示され
る。結果表示部19として、ディスプレイ装置やプリン
タ装置等の一般的な種々の出力装置を利用できる。
【0018】つぎに、上述の判別装置1の作用を説明す
る。まず、図1中に示すように、紙葉9が、紙面を上下
に向けてコンベア8により等速搬送され、通過センサ4
へ送られる。紙葉9の前端がフォトインタラプタ3に達
すると、フォトインタラプタ3の出力信号が変化する。
さらに、フォトインタラプタ3の出力信号はディレイ回
路14により遅延されてトリガ回路15に入力され、ト
リガ回路15はエリアセンサ5とストロボ照明装置7と
を同期動作させる。
る。まず、図1中に示すように、紙葉9が、紙面を上下
に向けてコンベア8により等速搬送され、通過センサ4
へ送られる。紙葉9の前端がフォトインタラプタ3に達
すると、フォトインタラプタ3の出力信号が変化する。
さらに、フォトインタラプタ3の出力信号はディレイ回
路14により遅延されてトリガ回路15に入力され、ト
リガ回路15はエリアセンサ5とストロボ照明装置7と
を同期動作させる。
【0019】ディレイ回路14の遅延時間は、紙葉9の
前端からマイクロプリント10までの距離と、コンベア
8の搬送速度とに基づいて設定されている。つまり、マ
イクロプリント10が所定位置に達した時に、ストロボ
照明装置7が紙葉9(特に、マイクロプリント10が印
刷された部分)を照明する。
前端からマイクロプリント10までの距離と、コンベア
8の搬送速度とに基づいて設定されている。つまり、マ
イクロプリント10が所定位置に達した時に、ストロボ
照明装置7が紙葉9(特に、マイクロプリント10が印
刷された部分)を照明する。
【0020】マイクロプリント10の像は光学系4によ
ってエリアセンサ5に導かれる。マイクロプリント10
の像は格子板6を透過しているので、図3(a)に示す
ように、マイクロプリント10の像に格子板6に印刷さ
れた格子21の像が重なる。各マイクロプリント文字2
2は複数の線素によって構成されているので、マイクロ
プリント10と格子21とが交わることによって、図3
(b)に概略的に示すようにモアレ縞23が発生する。
そして、このモアレ縞23は光学系4によってエリアセ
ンサ5に結像される。なお、ここでは格子21の各線の
間隔は略均一であり、その値はマイクロプリント文字2
2の線素の間隔と略一致しているが、一致をしていなく
ともモアレ縞は発生するので、差支えない。
ってエリアセンサ5に導かれる。マイクロプリント10
の像は格子板6を透過しているので、図3(a)に示す
ように、マイクロプリント10の像に格子板6に印刷さ
れた格子21の像が重なる。各マイクロプリント文字2
2は複数の線素によって構成されているので、マイクロ
プリント10と格子21とが交わることによって、図3
(b)に概略的に示すようにモアレ縞23が発生する。
そして、このモアレ縞23は光学系4によってエリアセ
ンサ5に結像される。なお、ここでは格子21の各線の
間隔は略均一であり、その値はマイクロプリント文字2
2の線素の間隔と略一致しているが、一致をしていなく
ともモアレ縞は発生するので、差支えない。
【0021】ここで、格子板6と紙葉9とは上下方向に
離間しているので、モアレ縞23は空間的に局在してい
ると考えられる。このため、光学系4、エリアセンア
5、格子板6の配置は、モアレ縞23をエリアセンサ5
に結像できるよう設定されている。そして、本実施例で
は、エリアセンサ5の受光面は紙葉9の紙面に対して略
平行に対向している。
離間しているので、モアレ縞23は空間的に局在してい
ると考えられる。このため、光学系4、エリアセンア
5、格子板6の配置は、モアレ縞23をエリアセンサ5
に結像できるよう設定されている。そして、本実施例で
は、エリアセンサ5の受光面は紙葉9の紙面に対して略
平行に対向している。
【0022】エリアセンサ5の出力は画像処理部16に
送られる。そして、画像処理部16においては、図4
(a)或いは図5(a)に示すように、観察されたモア
レ縞23に対して画像濃淡のプロファイルが測定され、
測定結果がFFTアナライザ17に出力される。
送られる。そして、画像処理部16においては、図4
(a)或いは図5(a)に示すように、観察されたモア
レ縞23に対して画像濃淡のプロファイルが測定され、
測定結果がFFTアナライザ17に出力される。
【0023】図3(b)中に示すように、発生したモア
レ縞23の間隔Dはマイクロプリント文字22の線間隔
及び格子間隔dよりも大きく、モアレ縞23の空間周波
数(line-pairs/mm) はマイクロプリント10や格子21
よりも小さい。そして、格子21の格子間隔とマイクロ
プリント文字22の縞間隔とが同じ場合、マイクロプリ
ント文字22の線間隔と格子間隔とを共にdとし、これ
らの間の角度をθすると、プロファイルの濃淡周期Tは
以下のように表される。
レ縞23の間隔Dはマイクロプリント文字22の線間隔
及び格子間隔dよりも大きく、モアレ縞23の空間周波
数(line-pairs/mm) はマイクロプリント10や格子21
よりも小さい。そして、格子21の格子間隔とマイクロ
プリント文字22の縞間隔とが同じ場合、マイクロプリ
ント文字22の線間隔と格子間隔とを共にdとし、これ
らの間の角度をθすると、プロファイルの濃淡周期Tは
以下のように表される。
【0024】
【数1】
【0025】なお、図3(b)においては、格子21、
マイクロプリント文字22、及び、モアレ縞23の関係
の図示が繁雑になることを避けるために、マイクロプリ
ント文字22の線素の配置が単純化されて示されてい
る。
マイクロプリント文字22、及び、モアレ縞23の関係
の図示が繁雑になることを避けるために、マイクロプリ
ント文字22の線素の配置が単純化されて示されてい
る。
【0026】FFTアナライザ17は図4(b)或いは
図5(b)に示すようにモアレ縞22の周期成分を取出
し、FFTアナライザ17の出力はコンパレ−タ18に
送られる。コンパレ−タ18においては、モアレ縞の周
期成分fm の強度が予め設定されたしきい値Thと比較さ
れる。そして、図4(b)に示すように周期成分fmの
強度がThを越えている場合にはその時の紙葉が良と判別
される。また、図5(b)に示すように観察されたモア
レ縞の周期成分の強度がfm と異なる場合(この場合は
fi )や、周期成分fm がThよりも小さい場合には、そ
の時の紙葉は否と判別される。そして、判別結果は結果
表示部19に表示される。
図5(b)に示すようにモアレ縞22の周期成分を取出
し、FFTアナライザ17の出力はコンパレ−タ18に
送られる。コンパレ−タ18においては、モアレ縞の周
期成分fm の強度が予め設定されたしきい値Thと比較さ
れる。そして、図4(b)に示すように周期成分fmの
強度がThを越えている場合にはその時の紙葉が良と判別
される。また、図5(b)に示すように観察されたモア
レ縞の周期成分の強度がfm と異なる場合(この場合は
fi )や、周期成分fm がThよりも小さい場合には、そ
の時の紙葉は否と判別される。そして、判別結果は結果
表示部19に表示される。
【0027】上述のような判別装置1においては、紙葉
9に印刷されたマイクロプリント10に格子21が重ね
られて、マイクロプリント10よりも空間周波数の大き
いモアレ縞23が形成される。そして、このモアレ縞2
3が空間周波数分析されて、マイクロプリント10が認
識される。したがって、直接マイクロプリント10を画
像認識した場合に比べて、低い分解能の光学系4やライ
ンセンサ5を用いることが可能になる。そして、要求さ
れる撮影条件が緩和され、この結果コストが安くなる。
9に印刷されたマイクロプリント10に格子21が重ね
られて、マイクロプリント10よりも空間周波数の大き
いモアレ縞23が形成される。そして、このモアレ縞2
3が空間周波数分析されて、マイクロプリント10が認
識される。したがって、直接マイクロプリント10を画
像認識した場合に比べて、低い分解能の光学系4やライ
ンセンサ5を用いることが可能になる。そして、要求さ
れる撮影条件が緩和され、この結果コストが安くなる。
【0028】さらに、分解能の要求が緩くなるので、被
写界深度が深くなる。したがって、明瞭な像が得られ
る。また、空間周波数の大きなモアレ縞23の像が検出
されるので、マイクリプリント10の像を直接検出した
場合に比べてデ−タ量を低減できる。デ−タの圧縮等の
信号処理も容易である。なお、取扱われるデ−タ量は、
エリアセンサ5に取り込まれる領域が広い程多くなる。
写界深度が深くなる。したがって、明瞭な像が得られ
る。また、空間周波数の大きなモアレ縞23の像が検出
されるので、マイクリプリント10の像を直接検出した
場合に比べてデ−タ量を低減できる。デ−タの圧縮等の
信号処理も容易である。なお、取扱われるデ−タ量は、
エリアセンサ5に取り込まれる領域が広い程多くなる。
【0029】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、種々に変形することが可能である。例えば、本実施
例では格子板6に格子21が印刷されているが、格子板
6に格子を刻んでもよい。また、格子板6の材質にプラ
スチック材料を採用してもよい。
ず、種々に変形することが可能である。例えば、本実施
例では格子板6に格子21が印刷されているが、格子板
6に格子を刻んでもよい。また、格子板6の材質にプラ
スチック材料を採用してもよい。
【0030】また、本実施例では光学系4と紙葉9との
間に格子板6が配置されているが、図6に示すように格
子板6と紙葉9との間に第1の光学系32を配置し、マ
イクロプリント10の結像位置に格子板6を配置し、格
子21の像の結像位置にラインセンサ5を配置してもよ
い。この場合、モアレ縞の像は第2の光学系33によっ
てラインセンサ5に結像される。
間に格子板6が配置されているが、図6に示すように格
子板6と紙葉9との間に第1の光学系32を配置し、マ
イクロプリント10の結像位置に格子板6を配置し、格
子21の像の結像位置にラインセンサ5を配置してもよ
い。この場合、モアレ縞の像は第2の光学系33によっ
てラインセンサ5に結像される。
【0031】また、図7に示すように、格子板6を用い
ずにエリアセンサ5の画素配列を利用してモアレ縞23
を発生させてもよい。ここで、図7においては、図が繁
雑になることを避けるために、画素の一部の縦配列のみ
が示されている。
ずにエリアセンサ5の画素配列を利用してモアレ縞23
を発生させてもよい。ここで、図7においては、図が繁
雑になることを避けるために、画素の一部の縦配列のみ
が示されている。
【0032】また、本実施例では、画像検出器としてC
CDを利用したエリアセンサ5が用いられているが、ラ
インセンサを用いてもよい。また、図8に示すように画
像検出器としてフォトダイオ−ド42を用いることも可
能である。しかし、この場合は、モアレ縞22が生じた
領域の濃淡像をフォトダイオ−ド42に取込むために、
紙葉9と光源とを相対移動させて光を走査するための手
段43が必要がある。さらに、光源として白熱電球44
等の連続発光光源を使用する。
CDを利用したエリアセンサ5が用いられているが、ラ
インセンサを用いてもよい。また、図8に示すように画
像検出器としてフォトダイオ−ド42を用いることも可
能である。しかし、この場合は、モアレ縞22が生じた
領域の濃淡像をフォトダイオ−ド42に取込むために、
紙葉9と光源とを相対移動させて光を走査するための手
段43が必要がある。さらに、光源として白熱電球44
等の連続発光光源を使用する。
【0033】さらに、図9の判別装置51のように、格
子像を紙葉9に投射してもモアレ縞を発生させることが
可能である。この場合は、投射装置(投射手段)52、
拡大縮小光学系53が追加され、格子板6が投射装置
(投射手段)52と拡大縮小光学系53との間に配置さ
れる。
子像を紙葉9に投射してもモアレ縞を発生させることが
可能である。この場合は、投射装置(投射手段)52、
拡大縮小光学系53が追加され、格子板6が投射装置
(投射手段)52と拡大縮小光学系53との間に配置さ
れる。
【0034】また、図10或いは図11に要部を示すよ
うに、干渉計などを用いてマイクロプリント10にレ−
ザ光54の干渉パタ−ンを重ねても、モアレ縞を得るこ
とが可能である。これらの場合は、格子板が不要にな
る。
うに、干渉計などを用いてマイクロプリント10にレ−
ザ光54の干渉パタ−ンを重ねても、モアレ縞を得るこ
とが可能である。これらの場合は、格子板が不要にな
る。
【0035】図10の判別装置61はマイケルソン干渉
計を利用したモアレ縞発生手段62を備えており、この
モアレ縞発生手段62は、単色光源としてのレ−ザ発振
器63、及び、光干渉手段64を備えている。光干渉手
段64はハ−フミラ−65及びミラ−66を有してい
る。さらに、符号67で示すのはピ−ムエキスパンダで
ある。
計を利用したモアレ縞発生手段62を備えており、この
モアレ縞発生手段62は、単色光源としてのレ−ザ発振
器63、及び、光干渉手段64を備えている。光干渉手
段64はハ−フミラ−65及びミラ−66を有してい
る。さらに、符号67で示すのはピ−ムエキスパンダで
ある。
【0036】一方、図11の判別装置71はマッハツェ
ンダ−干渉計を利用したモアレ縞発生手段72を備えて
おり、このモアレ縞発生手段72は、単色光源としての
レ−ザ発振器63、及び、光干渉手段73を備えてい
る。光干渉手段73はハ−フミラ−65及びミラ−66
を有している。
ンダ−干渉計を利用したモアレ縞発生手段72を備えて
おり、このモアレ縞発生手段72は、単色光源としての
レ−ザ発振器63、及び、光干渉手段73を備えてい
る。光干渉手段73はハ−フミラ−65及びミラ−66
を有している。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
プリントを有する紙葉を支持する紙葉支持手段と、マイ
クロプリントに格子を重ねてモアレ縞を発生させる格子
提供手段と、モアレ縞の画像を検出する画像検出手段
と、モアレ縞を空間周波数分析してマイクロプリントを
認識するマイクロプリント認識手段とを具備した。
プリントを有する紙葉を支持する紙葉支持手段と、マイ
クロプリントに格子を重ねてモアレ縞を発生させる格子
提供手段と、モアレ縞の画像を検出する画像検出手段
と、モアレ縞を空間周波数分析してマイクロプリントを
認識するマイクロプリント認識手段とを具備した。
【0038】したがって請求項1の発明は、高分解能な
画像検出器を用いることなくマイクロプリントを認識で
きるという効果がある。そして、紙葉の搬送時に起こる
搬送不良や表面のうねりに左右されず、マイクロプリン
トを認識できるという効果がある。
画像検出器を用いることなくマイクロプリントを認識で
きるという効果がある。そして、紙葉の搬送時に起こる
搬送不良や表面のうねりに左右されず、マイクロプリン
トを認識できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の紙葉類良否判別装置を示す
構成図。
構成図。
【図2】本発明の一実施例の紙葉類良否判別装置の演算
制御系を示すブロック図。
制御系を示すブロック図。
【図3】(a)はマイクロプリントの一例と格子とを示
す説明図、(b)はマイクロプリント文字の線、格子、
及び、モアレ縞の関係を示す説明図。
す説明図、(b)はマイクロプリント文字の線、格子、
及び、モアレ縞の関係を示す説明図。
【図4】良紙葉の計測に関するもので、(a)はエリア
センサの出力の一例を示すグラフ、(b)はFFTアナ
ライザの出力を示すグラフ。
センサの出力の一例を示すグラフ、(b)はFFTアナ
ライザの出力を示すグラフ。
【図5】不良紙葉の計測に関するもので、(a)はエリ
アセンサの出力の一例を示すグラフ、(b)はFFTア
ナライザの出力を示すグラフ。
アセンサの出力の一例を示すグラフ、(b)はFFTア
ナライザの出力を示すグラフ。
【図6】紙葉類良否判別装置の変形例を示す構成図。
【図7】モアレ縞の観察方法の変形例を示す説明図。
【図8】紙葉類良否判別装置の他の変形例を示す構成
図。
図。
【図9】紙葉類良否判別装置の他の変形例を示す構成
図。
図。
【図10】紙葉類良否判別装置の他の変形例を示す構成
図。
図。
【図11】紙葉類良否判別装置の他の変形例を示す構成
図。
図。
1…紙葉類良否判別装置、2…搬送部(紙葉支持手
段)、4…光学系、5…エリアセンサ(画像検出手
段)、6…格子板(格子提供手段)、7…ストロボ照明
装置(照明手段)、9…紙葉、10…マイクロプリン
ト、13…演算制御系、20…マイクロプリント認識手
段、21…格子、22…マイクロプリント文字、23…
モアレ縞、31…紙葉類良否判別装置、32…第1の光
学系、33…第2の光学系、41…紙葉類良否判別装
置、42…フォトダイオ−ド(画像検出手段)、44…
白熱電球(照明手段)、51…紙葉類良否判別装置、5
2…投射装置(投射手段)、54…モアレ縞発生手段、
61…紙葉類良否判別装置、62…モアレ縞島発生手
段、63…レ−ザ発振器(単色光源)、64…光干渉手
段、71…紙葉類良否判別装置、72…モアレ縞発生手
段、73…光干渉手段。
段)、4…光学系、5…エリアセンサ(画像検出手
段)、6…格子板(格子提供手段)、7…ストロボ照明
装置(照明手段)、9…紙葉、10…マイクロプリン
ト、13…演算制御系、20…マイクロプリント認識手
段、21…格子、22…マイクロプリント文字、23…
モアレ縞、31…紙葉類良否判別装置、32…第1の光
学系、33…第2の光学系、41…紙葉類良否判別装
置、42…フォトダイオ−ド(画像検出手段)、44…
白熱電球(照明手段)、51…紙葉類良否判別装置、5
2…投射装置(投射手段)、54…モアレ縞発生手段、
61…紙葉類良否判別装置、62…モアレ縞島発生手
段、63…レ−ザ発振器(単色光源)、64…光干渉手
段、71…紙葉類良否判別装置、72…モアレ縞発生手
段、73…光干渉手段。
Claims (12)
- 【請求項1】マイクロプリントを有する紙葉を支持する
紙葉支持手段と、上記マイクロプリントにモアレ縞を発
生させるモアレ縞発生手段と、上記モアレ縞の画像を検
出する画像検出手段と、上記モアレ縞を空間周波数分析
して上記マイクロプリントを認識するマイクロプリント
認識手段とを具備した紙葉類良否判別装置。 - 【請求項2】モアレ縞発生手段が、格子が形成されマイ
クロプリントの像を透過させる格子板であることを特徴
とする請求項1記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項3】モアレ縞発生手段が投射手段と格子板とを
有することを特徴とする請求項1記載の紙葉類良否判別
装置。 - 【請求項4】モアレ縞発生手段が単色光源と光干渉手段
とを有することを特徴とする請求項1記載の紙葉類良否
判別装置。 - 【請求項5】格子板と画像検出手段との間に配置されモ
アレ縞の画像を上記画像検出手段に導く光学系を有する
ことを特徴とする請求項2記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項6】マイクロプリントの像を格子板に結像する
第1の光学系と、モアレ縞の像を画像検出手段に結像す
る第2の光学系とを有することを特徴とする請求項2記
載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項7】マイクロプリントを照明する照明手段を備
えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類良否判別装
置。 - 【請求項8】照明手段が間欠発光することを特徴とする
請求項6記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項9】照明手段が連続発光することを特徴とする
請求項6記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項10】画像検出手段がエリアセンサであること
を特徴とする請求項1記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項11】画像検出手段が少なくともライン走査さ
れるフォトダイオ−ドであることを特徴とする請求項9
記載の紙葉類良否判別装置。 - 【請求項12】エリアセンサが縦横配列された多数の画
素を有するとともにモアレ縞が上記エリアセンサの画素
配列と格子との組合せによって形成され、上記エリアセ
ンサがモアレ縞発生手段に兼用されることを特徴とする
請求項10記載の紙葉類良否判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097369A JPH07306964A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 紙葉類良否判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097369A JPH07306964A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 紙葉類良否判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306964A true JPH07306964A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14190600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6097369A Pending JPH07306964A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 紙葉類良否判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306964A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041411A1 (en) | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Aruze Corp. | Sheet identifying device |
| JP2020030071A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 凸版印刷株式会社 | 情報検出方法及び情報検出シート、並びに対象物体 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP6097369A patent/JPH07306964A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041411A1 (en) | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Aruze Corp. | Sheet identifying device |
| EP2230647A1 (en) | 2006-09-29 | 2010-09-22 | Aruze Corp. | Sheet identifying device |
| US8073245B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-12-06 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| US8194236B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-06-05 | Universal Entertainment Corporation | Sheet identifying device |
| US8300217B1 (en) | 2006-09-29 | 2012-10-30 | Universal Entertainment Corporation | Sheet identifying device |
| US8300216B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-10-30 | Universal Entertainment Corporation | Sheet identifying device |
| US8306319B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-11-06 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| JP2020030071A (ja) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | 凸版印刷株式会社 | 情報検出方法及び情報検出シート、並びに対象物体 |
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