JPH07307749A - 同期データ転送方法 - Google Patents

同期データ転送方法

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JPH07307749A
JPH07307749A JP6098934A JP9893494A JPH07307749A JP H07307749 A JPH07307749 A JP H07307749A JP 6098934 A JP6098934 A JP 6098934A JP 9893494 A JP9893494 A JP 9893494A JP H07307749 A JPH07307749 A JP H07307749A
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JP
Japan
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communication
source routing
relay device
synchronous data
band
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Application number
JP6098934A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Takada
佳典 高田
Kazunori Odaka
一紀 小高
Shoichiro Senoo
尚一郎 妹尾
Yuji Atsui
裕司 厚井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク中継装置を介したLAN間でも
同期データ通信のタイムクリティカル性を保証する。 【構成】 同期データ通信を行う通信開始ノードはソー
スルーティングを用いて経路を決定するが、ソースルー
ティングの経路探索フレームに開始しようとする通信の
通信量と同期データの送信要求時間を相乗りさせて送信
する。経路探索フレームを受信した通信相手ノードは、
応答フレームにこの情報を相乗りさせ前記通信開始ノー
ドに送信する。応答フレームはこの通信のための帯域を
ネットワーク中継装置で確保しながら、また、各接続し
ているLANの転送遅延時間の情報を収集しながら前記
通信開始ノードに到着し、ネットワーク中継装置を介し
た同期データ通信のタイムクリティカル性を保証するこ
とができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ転送の定時性
をネットワーク中継装置を含んだLAN全体で保証する
ことを特徴とするLANの同期データ転送方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】リアルタイム性を必要とするアプリケー
ションを実現するためには、通信手段に対しデータ転送
を要求してから一定時間(要求時間)内にデータが宛先
に転送されること(すなわち、データ転送遅延が要求時
間以内であること)が重要である。これをタイムクリテ
ィカル性あるいはデータ転送の定時性と呼ぶ。LANの
データ転送方法においてタイムクリティカル性を各LA
N内で保証した通信を実現する従来の方法の一例とし
て、特開平3−159436号公報「トークンパッシン
グシステム」で開示されているLAN装置における同期
データ転送手法を説明する。ここでトークンパッシング
とは、国際標準化機構(ISO)標準8802で規定さ
れているトークンリングおよびトークンバスや、ISO
標準9314で規定されているFDDIで使用されてい
るLANのアクセス方式であり、データの送信権を表す
トークンと称する特定の情報をノード間で巡回させるも
のである。
【0003】図14は上記公報におけるLANの構成図
であり、図中1AはLAN、2Aは同期データ帯域を割
り当てる帯域監理局(管理ノード)、2Bは同期データ
の送信元である発呼局(送信元ノード)、2Cは同期デ
ータの宛先である着呼局(宛先ノード)を示す。また図
15は上記公報における送信元ノード2Bから宛先ノー
ド2Cへのデータ転送手順を示すシーケンス図であり、
4は帯域使用要求、5は要求応答、6は帯域使用許可、
7は接続要求、8は肯定応答、9は同期データ、10は
帯域返却、11は返却応答である。4〜11は、LAN
1A上でフレームと呼ばれるデータ形式として表現され
転送される。
【0004】次に図14および図15に示される従来L
AN装置のデータ転送手順について説明する。送信元ノ
ード2Bは通信アプリケーションから同期データを受け
取ると、帯域使用要求4を管理ノードへ送信して前記同
期データを送信するための帯域を要求する。管理ノード
2Aは帯域使用要求4に対しまずこれを受け取ったこと
を示す要求応答5を送信元ノード2Bへ送信し、更に割
り当てが可能なら帯域使用許可6も送信する。送信元ノ
ード2Bは帯域使用許可6を受信すると宛先ノード2C
へ論理的通信路(コネクション)の設定を要求する接続
要求7を送信し、宛先ノードからコネクションの設定の
受け入れを示す肯定応答8を受信すると、同期データ9
を宛先ノード3Cへ送信する。同期データの送信が終わ
ると送信元ノード2Bは、管理ノード2Aへ帯域返却1
0を送信し、割り当てられた帯域の使用を終了すること
を知らせる。これに応じて、管理ノード2Aは前記帯域
返却を受け取ったことを示す返却応答11を返送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では各LAN
内においてはタイムクリティカル性を保証する通信(タ
イムクリティカル通信)を行う方法は考えられている
が、ネットワーク中継装置を含んだLANセグメント全
体でタイムクリティカル通信を実現する方法は考えられ
ていなかった。
【0006】本発明は、複数のLANがネットワーク中
継装置により接続され1つのLANセグメントを構成し
ているネットワークにおいて、各LAN内だけでなくネ
ットワーク中継装置を介した通信においても、通信路上
にあるネットワーク中継装置がLANの帯域を確保する
ことによりタイムクリティカル性を保証できる通信を行
うことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の同期データ転
送方法は、ノードが通信アプリケーションから渡され一
定の時間内に送信を完了することが要求される同期デー
タを要求時間内に送信することが保証されるローカルエ
リアネットワーク(LAN)が、ソースルーティングお
よび経路探索フレームとその応答フレームによって通信
路を決定するソースルーティング中継装置により接続さ
れてLANセグメントを構成するネットワークにおい
て、通信開始ノードが前記ソースルーティング中継装置
を介して同期データ通信要求を発生した場合に、前記通
信開始ノードが開始しようとする通信の希望通信量と希
望要求時間を測定し、該希望通信量と希望要求時間を通
信したい相手ノードに通知する第1の工程と、前記希望
通信量と希望要求時間を通知された前記相手ノードが該
希望通信量と希望要求時間を通信に使用する可能性のあ
る経路上の前記ソースルーティング中継装置に通知する
第2の工程と、前記各ノードと各ソースルーティング中
継装置が、自ノードや自ソースルーティング中継装置に
接続している前記LAN内において保証されている前記
同期データの保証転送時間を測定し該保証転送時間を記
憶する第3の工程と、前記各ソースルーティング中継装
置が前記相手ノードから通知された前記希望通信量と希
望要求時間を受け取り、前記希望通信量に相当するLA
Nの帯域を確保し、帯域確保の成功・不成功の情報と前
記保証転送時間を前記通信開始ノードに通知する第4の
工程と、前記通信開始ノードにおいて、前記ソースルー
ティングにおける経路情報と前記ソースルーティング中
継装置から通知された前記保証転送時間と前記帯域確保
の成功・不成功の情報から同期データ通信に使用する経
路を決定する第5の工程と、を備えたものである。
【0008】請求項2の同期データ転送方法は、請求項
1記載のものにおいて、通信開始ノードは、同期データ
通信の終了時に、通信の終了を通信路上にあるソースル
ーティング中継装置に通知し、前記ソースルーティング
中継装置は同期データ通信用に確保していたLANの帯
域を解放することを特徴とする。
【0009】請求項3の同期データ転送方法は、請求項
1記載のものにおいて、ソースルーティング中継装置
は、同期データ通信の終了時に、一定時間以上同期デー
タ通信が行われなくなったことを自律的に検出すること
により、その同期データ通信用に確保していたLANの
帯域を解放することを特徴とする。
【0010】請求項4の同期データ転送方法は、請求項
1〜3のいずれかに記載のものにおいて、通信路を決定
する場合、通信開始ノードにおいてソースルーティング
における経路情報を複数個受付可能にし、ソースルーテ
ィング中継装置から通知された情報や経路情報等を基に
して、受け付けた経路情報のうちで必要な条件を満た
し、なおかつ最適な通信路を選択することを特徴とす
る。
【0011】請求項5の同期データ転送方法は、請求項
1〜4のいずれかに記載のものにおいて、通信路が決定
した後に、帯域確保を行っているソースルーティング中
継装置に対し決定した通信路を通知し、各ソースルーテ
ィング中継装置は通知された通信路の情報から、確保し
た帯域が通信に使用されるか否かの判断を行い、使用さ
れない場合には確保している帯域を解放することを特徴
とする。
【0012】請求項6の同期データ転送方法は、請求項
1〜5のいずれかに記載のものにおいて、第4の工程
は、通信経路での保証転送時間情報とLANの空帯域き
領域情報を通知し、第5の工程で、通信路が決定した後
に、決定した通信路上にあるソースルーティング中継装
置へ帯域確保通知を行い、該帯域確保通知を受信した前
記ソースルーティング中継装置ではLANの帯域確保を
する第6の工程を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項7の同期データ転送方法は、請求項
1〜6のいずれかに記載のものにおいて、LANにおい
て、ソースルーティング中継装置が同期データ通信用に
確保できる帯域の合計の上限を予め決めておくことを特
徴とする。
【0014】請求項8の同期データ転送方法は、請求項
1〜7のいずれかに記載のものにおいて、ソースルーテ
ィング中継装置を介した同期データの通信の途中で通信
データ量の変更要求が生じた場合に、変更要求と変更を
希望するデータ量をその通信に使用しているソースルー
ティング中継装置に通知し、通知したソースルーティン
グ中継装置で確保している帯域量の変更が認められた場
合には、ソースルーティング中継装置が確保している帯
域を変更することを特徴とする。
【0015】請求項9の同期データ転送方法は、請求項
1〜7のいずれかに記載のものにおいて、ソースルーテ
ィング中継装置を介した同期データの通信の途中で通信
データ量の変更要求が生じた場合に、変更要求と変更を
希望するデータ量をその通信に使用しているソースルー
ティング中継装置に通知し、通知を受けたソースルーテ
ィング中継装置は変更可能な範囲で確保している帯域量
の変更し、その後ソースルーティング中継装置は帯域を
変更した量を変更要求の発生したノードに通知し、変更
要求の発生したノードでは各ソースルーティング中継装
置が通知してきた帯域変更量を比較し通知された中で最
小の変更量に実際の帯域の変更量を決定し、決定した帯
域変更量を通信に使用しているソースルーティング中継
装置に通知し、該ソースルーティング中継装置では決定
した帯域変更量に応じて確保している帯域を再度変更す
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1の同期データ転送方法は、ネットワー
ク中継装置を介した同期データ通信においても、通信路
上にあるネットワーク中継装置によりLANの帯域が確
保されているため、ネットワーク中継装置を含んだLA
N全体でデータ転送の定時性を損なうことなく各LAN
の保証転送時間の合計時間内で同期データの転送を行う
ことが可能となる。
【0017】請求項2の同期データ転送方法は、同期デ
ータ通信のためにネットワーク中継装置が確保した帯域
を通信終了後に解放する動作を付け加えることにより、
LANの帯域の無駄な消費を抑えることが可能になる。
【0018】請求項3の同期データ転送方法は、同期デ
ータ通信の終了をネットワーク中継装置が自律的に検知
し、その通信のためにネットワーク中継装置が確保した
帯域を解放することにより、LANの帯域の無駄な消費
を抑えることが可能になる。
【0019】請求項4の同期データ転送方法は、ソース
ルーティングにより通知された経路情報を複数個受け付
けることを可能にしたことにより、複数の通信路の候補
の中から、希望要求時間と経路上で保証される転送時間
の差、各ネットワーク中継装置の帯域の確保状況といっ
た情報から、最適な通信路を確保することができるよう
になる。例えば希望要求時間と経路上で保証される転送
時間の差の最も小さい経路を選択することにより、高速
転送が保証されているLANの帯域を無駄な消費を抑え
ることを可能にする。また複数の候補の中から、経路上
で保証される転送時間の小さいものを選択することによ
り、可能な限り高速な通信を保証することが可能にな
る。
【0020】請求項5の同期データ転送方法は、ソース
ルーティングの応答フレームが、複数の経路を通り通信
開始ノードに届くことから、通信に使用されないネット
ワーク中継装置がLANの帯域確保を実行する場合が考
えられるが、要求された通信に使用されないネットワー
ク中継装置については、通信開始ノードからの通信路決
定通知の情報からLANの帯域を速やかに解放すること
により帯域の無駄な消費を抑えることが可能になる。
【0021】請求項6の同期データ転送方法は、応答フ
レームの通過時にLANの帯域を確保するのでなく、通
信路を決定した後に改めて帯域確保のフレームを送信
し、それを受信したネットワーク中継装置においてはL
ANの帯域確保を行うことにより、実際の通信に使用さ
れない経路上のネットワーク中継装置がLANの帯域を
確保することを防ぐことが可能になる。
【0022】請求項7の同期データ転送方法は、各LA
N毎に確保できるLANの帯域に予め上限を設定してお
くことにより、ネットワーク中継装置を介した同期デー
タ通信量の増加によりその他の通信が妨げられるのを防
ぐことが可能になる。
【0023】請求項8の同期データ転送方法は、帯域変
更の要求があったときに、変更要求を通信で使用してい
るネットワーク中継装置に通知し、各ネットワーク中継
装置で帯域の変更が認められた場合には、帯域の変更を
行うことにより、現在行われている同期データ通信を中
断させることなく通信帯域の変更が可能になる。
【0024】請求項9の同期データ転送方法は、帯域変
更の要求があったときに、変更要求を通信で使用してい
るネットワーク中継装置に通知し、各ネットワーク中継
装置では要求された変更が可能であるなら可能であるこ
とを、また不可能な場合には可能な帯域変更値の最大値
を変更要求を送信したノードに通知する。変更要求を送
信したノードでは、各ネットワーク中継装置の変更可能
な帯域量のなかで最も小さいものを基準に、帯域量の変
更を各ネットワーク中継装置に対し通知する。このこと
により現在行われている同期データ通信を中断させるこ
となく、可能な限りの通信帯域を変更することができ
る。
【0025】
【実施例】
実施例1.この発明は、タイムクリティカル性を保証さ
れたLANがソースルーティング中継装置により接続さ
れたLANセグメントを対象としている。以下、この発
明の実施例を説明する。実施例においては、LANはタ
イムクリティカル性を保証されたトークンパッシング方
式LAN、ソースルーティング中継装置はソースルーテ
ィングブリッジとして説明する。ここで、ソースルーテ
ィングの応答フレームを利用することにより、上記ブリ
ッジ要求通知と上記ブリッジ回答通知を1つのフレーム
で実現することが可能であり、以下ではブリッジ要求通
知とブリッジ回答通知は1つのフレームにより実現する
こととする。
【0026】図1は実施例1にかかわるLANの全体構
成を示す図であり、図中1A〜1Cはタイムクリティカ
ル性の保証されたLAN、2A〜2Cはノードであり、
特に2Aは通信開始ノード、2Bは相手ノードである。
3A〜3Cはソースルーティングブリッジ、4は相手ノ
ードに希望通信量と希望要求時間を通知するための通信
要求通知の役割を果たす経路探索フレーム、5A〜5B
は相手ノードが通信経路決定のため通知された通信量と
要求時間を通信に使用する候補となる経路内のソースル
ーティングブリッジに通知するブリッジ要求通知の役割
を果たす応答フレーム、6A〜6Bはソースルーティン
グブリッジが帯域確保情報と接続しているLANの保証
転送時間を通信開始ノードに通知するブリッジ回答通知
の役割を果たす応答フレーム、7Aは3Bからのブリッ
ジ回答通知と3Cへのブリッジ要求通知の2つの機能を
持つ応答フレームである。以下では機能により応答フレ
ームを分類することなく、どのような機能を持つもので
も単に応答フレームと呼ぶ。
【0027】次に、実施例1における通信経路決定手順
を説明する。図2は通信路決定までのシーケンスを示す
図であり、図3は応答フレームに希望通信量と希望要求
時間の情報を相乗りさせる一例、図4は応答フレームと
ソースルーティングブリッジの動作を示す図である。例
えばノード2Aにノード2Bへの送信要求が発生したと
き、ノード2Aは経路探索フレーム4に要求の発生した
通信の希望通信量とその通信の希望要求時間を相乗りさ
せてノード2Bへ送信する。経路探索フレーム4は可能
な経路を全て通りノード2Bに到着する。この経路探索
フレーム4を受信したノード2Bは経路探索フレーム4
により通知された希望通信量と希望要求時間を応答フレ
ームに相乗りさせてノード2Aに送信する。応答フレー
ム5A〜5Bは可能な経路を全て通りノード2Aへ到着
するが、ソースルーティングブリッジ3Bでは応答フレ
ームが通過する際、希望要求時間の書かれたフィールド
の値から応答フレームが通過してきたLAN1Bで保証
された転送時間を減算して、その値が正であるときは希
望要求時間の書かれたフィールドにその値を書き込み、
値が負になったときはエラー情報を書き込む。またソー
スルーティングブリッジ3Bは自分に接続するLANの
帯域を希望通信量分確保し、確保に失敗したときは希望
通信量の書かれたフィールドにエラー情報を書き込み、
確保に成功したときは通信量の書かれたフィールドに対
して変更はせずに応答フレームを送信する。ソースルー
ティングブリッジ3Aでもソースルーティングブリッジ
3Bと同様の動作が行われる。ソースルーティングブリ
ッジ3Cではソースルーティングブリッジ3Bと同様に
LAN1Cの要求時間フィールドの書き換えと帯域確保
が行われるが、希望要求時間の書かれたフィールドと通
信量の書かれたフィールドのどちらか一方でもエラー情
報が書かれていればこれらの動作を行わない。こうして
応答フレームは2つの経路を通りノード2Aに到着す
る。ノード2Aは届いた応答フレームの希望要求時間の
書かれたフィールドと通信量の書かれたフィールドを見
てエラー情報が書かれていない場合にはその応答フレー
ムの経路情報に基づいて通信を始め、エラー情報が書か
れている場合にはその応答フレームを無視し次に到着す
る応答フレームを待つ。以上の動作により実施例1によ
れば、各LAN内でのタイムクリティカル性が保証され
ている場合、そのLANをネットワーク中継装置により
接続したLANセグメントの中で、タイムクリティカル
性を保証した同期データ通信を実行することが可能にな
る。
【0028】実施例2.次に、実施例2にかかわる通信
終了後の帯域解放の方法について説明する。図5は通信
終了から帯域の解放までのシーケンスを表した図であ
り、図中2Aは通信開始ノード、2Bは相手ノード、3
A〜3Cはソースルーティングブリッジ、8は同期デー
タ、9は通信終了通知フレーム、10は通信終了確認フ
レームである。同期データ通信を開始したノード2A
は、開始した通信を終了するときに通信終了通知フレー
ム9を相手ノード2Bに送信する。通信終了通知フレー
ム9を受け取った相手ノード2Bは通信の終了を認識
し、折り返し通信終了確認フレーム10を通信開始ノー
ドに送信する。通信終了確認フレーム10は同期データ
通信に使用していた通信路を通り通信開始ノード2Aに
到着する。通信終了確認フレーム10はソースルーティ
ングブリッジ3B、ソースルーティングブリッジ3Cを
通過する際に、通信終了確認フレーム10により通知さ
れた通信用に確保していたLAN帯域を解放する。以上
の動作により実施例2によれば、同期データ通信のため
に帯域を確保したソースルーティング中継装置が、通信
を開始したノードから同期データ通信の終了を通知され
た時に帯域を解放することにより、LANの帯域を無駄
に消費することを防ぐことが可能になる。
【0029】実施例3.次に、実施例3にかかわる通信
終了後の帯域解放の方法について説明する。図6は通信
終了から帯域の解放までのシーケンスを表す図であり、
図中2Aは通信開始ノード、2Bは相手ノード、3A〜
3Cはソースルーティングブリッジ、8は同期データ、
11は帯域解放確認フレームである。各ソースルーティ
ングブリッジ3A〜3Cはタイマを保持している、ソー
スルーティングブリッジ3A〜3Cは帯域を確保してい
る同期データ通信についてデータ8が通過する毎にタイ
マをセットし、一定時間以内にその同期データ通信のデ
ータが通過しなかった場合には通信は終了したと判断
し、帯域解放確認フレーム11を通信開始ノード2Aに
対し送信し、確保している帯域を解放する。以上の動作
により実施例3によれば、同期データ通信のために帯域
を確保したネットワーク中継装置が、タイマ等により同
期データ通信の終了を自律的に検出し、帯域を解放する
ことにより、LANの帯域を無駄に消費することを防ぐ
ことが可能になる。
【0030】実施例4.次に実施例4にかかわる通信路
決定手順について説明する。本実施例においては、通信
路を決定する際の条件として希望要求時間と経路で保証
される転送時間の差が小さいものを選択するものとして
いる。なお、通信路の決定条件によっては経路上の情報
を通信開始ノードに通知する手順が必要となることもあ
る。図7は通信路決定までのシーケンスを示す図であ
り、図中2Aは通信開始ノード、2Bは相手ノード、3
A〜3Cはソースルーティングブリッジ、4は経路探索
フレーム、5A〜5Bは応答フレーム、8は同期データ
である。通信路を決定する際に、通信開始ノード2Aは
通常ソースルーティングにおいては、最初に到着した応
答フレーム5Aの情報により通信路を決定して通信を開
始するが、ここでは応答フレーム受信に関する受信時間
幅(タイムウインドウ)Tを設定し、通信開始ノード2
Aはそのタイムウインドウ内に到着した応答フレーム5
A,5Bを受け付け、応答フレーム5A,5Bの経路情
報と希望要求時間のフィールドの値を記憶する。タイム
ウインドウTを過ぎて受け付けを終了した後に、受け付
けたフレーム5A,5Bの希望要求時間のフィールドに
書かれた値の最も小さいフレームを通信路選択に使用す
る。図7のシーケンスはタイムウインドウを最初に受信
した応答フレームからの時間として定めている例として
図示してあるが、経路探索フレームを送信してからの時
間としてタイムウインドウを定義することも可能であ
る。これにより不必要に高速な通信路を選択することな
く送信要求時間内で通信することを可能にして、他の高
速な通信要求を妨げないようになる。以上の動作により
実施例4の発明によれば、ネットワークの情報を採取
し、それにより最適な経路を複数の候補の中から決定す
ることが可能となり、幅広い通信路選択の条件から最適
な通信路を決定することが可能になる。
【0031】実施例5.次に、実施例5にかかわる確保
した帯域の解放方法について説明する。図8は通信要求
発生から通信開始までのLAN全体のフレームの流れを
示した図であり、図中1A〜1Cはタイムクリティカル
性を保証できるLAN、2Aは通信開始ノード、2Bは
ノード、2Cは相手ノード、3A〜3Cはソースルーテ
ィングブリッジ、4は経路探索フレーム、5A〜5Bは
応答フレーム、8は同期データである。図9は通信要求
発生から通信開始までのシーケンスを示した図であり、
図中2Aは通信開始ノード、2Cは相手ノード、3A〜
3Cはソースルーティングブリッジ、4は経路探索フレ
ーム、5A〜5Bは応答フレーム、8は同期データ、1
2は通信路決定通知フレーム、13は帯域解放通知フレ
ームである。ソースルーティングにおいては応答フレー
ムは可能なあらゆる経路を通り通信開始ノードに届くた
め、実際の通信に使用されないソースルーティングブリ
ッジにおいても応答フレームの通過により帯域が確保さ
れる。例えばノード2Aがノード2Cに経路探索フレー
ム4を送信したとき、経路探索フレーム4を受信したノ
ード2Cはノード2Aに対し応答フレームを送信する。
この応答フレームはソースルーティングブリッジ3Bと
ソースルーティングブリッジ3Aを通過してノード2A
に届く応答フレーム5Bと、ソースルーティングブリッ
ジ3Cを通過して2Aに届く応答フレーム5Aとなり2
つの応答フレームがノード2Aに届く。この場合におい
てはソースルーティングブリッジ3Bとソースルーティ
ングブリッジ3Aにおいて確保されたLANの帯域はこ
の同期通信に使用されないであろうと考えられる。そこ
で通信路が決定した後に、通信開始ノード2Aは通信路
決定通知フレーム12をネットワーク上の全てのソース
ルーティングブリッジに対し送信する。この通信路決定
通知フレーム12を受信したソースルーティングブリッ
ジ3A〜3Cは自分が該当する同期データ通信の通信路
として使用されるかどうかを判断し、通信路として使用
されないソースルーティングブリッジ3A,3Bにおい
てはその同期データ通信用として確保された帯域を解放
し、帯域解放通知フレーム13を通信開始ノード2Aに
対して送信する。以上の動作により実施例5によれば、
ブリッジがLANの帯域を無駄に確保し続けることを防
ぐことが可能になる。
【0032】実施例6.次に、実施例6にかかわる帯域
確保手段について説明する。図10は通信路決定までの
シーケンスを示した図であり、図中2Aは通信開始ノー
ド、2Cは相手ノード、3A〜3Cはソースルーティン
グブリッジ、4は経路探索フレーム、5A〜5Bは応答
フレーム、8は同期データ、14は帯域確保通知フレー
ム、15は帯域確保確認フレームである。通信開始ノー
ド2Aは希望通信量と希望要求時間とを経路探索フレー
ム4に相乗りさせ相手ノード2Cに対し送信する。経路
探索フレーム4を受け取った相手ノード2Cは応答フレ
ーム5A〜5Bに希望通信量と希望要求時間を相乗りさ
せて通信開始ノード2Aに対して送信する。応答フレー
ム5Aを受け取ったソースルーティングブリッジ3Cで
は、希望要求時間の書き込まれたフィールドの値を書き
換えて送信するがLANの帯域確保は行わない。応答フ
レーム5Bを受け取ったソースルーティングブリッジ3
B,3Aでも同様である。通信開始ノード2Aに応答フ
レーム5A,5Bが到着し、希望要求時間の書き込まれ
たフィールドの値を参照し通信路を決定した後に、決定
した通信路上にあるソースルーティングブリッジ3Cに
対し帯域確保通知フレーム14に希望通信量を乗せ送信
する。通知を受けたソースルーティングブリッジ3Cは
通信のための帯域を希望通信量分確保し、帯域確保確認
フレーム15を通信開始ノード2Aに対し送信する。以
上の動作により実施例6によれば、通信路上にあるブリ
ッジ以外がLANの帯域を確保することはなく、LAN
帯域の無駄な消費を防ぐことができる。
【0033】実施例7.次に実施例7にかかわる各LA
Nにおいて同期データ通信用に確保できる帯域を制限す
る方法について説明する。図11はこの実施例にかかわ
るソースルーティングブリッジの持つテーブルを示して
いる。LAN1A,LAN1B,LAN1Cの帯域の中
で、それぞれソースルーティングブリッジを介した同期
データ通信に使用できる帯域量LM1A,LM1B,L
M1Cを予め設定しておく。各ソースルーティングブリ
ッジでは自ソースルーティングブリッジと同じLANに
接続している全てのソースルーティングブリッジとその
ソースルーティングブリッジにおける帯域確保量を対応
付けるテーブルを持つ。ソースルーティングブリッジ3
BはLAN1Bの帯域に確保している帯域量に変化があ
ったときには、まず自ソースルーティングブリッジのテ
ーブルを修正する。その後LAN1Bに接続されている
全ソースルーティングブリッジに対し現在確保している
LAN1Bの帯域量を通知する。この通知を受けたソー
スルーティングブリッジは、所有しているテーブルを修
正する。この動作を繰り返すことにより各ソースルーテ
ィングブリッジは自分の接続しているLANの帯域がソ
ースルーティングブリッジを介した同期データ通信用に
どれだけ確保されているか知ることができる。そこでソ
ースルーティングブリッジ3BにLAN1Bの新しい帯
域確保要求があったときには、ソースルーティングブリ
ッジ3Bは現在ソースルーティングブリッジを介した同
期データ通信に使用されている帯域量に新しく要求され
た帯域量を加えたものとLM1Bを比較し、LM1Bを
越えないときには帯域を確保し、LM1Bを越えてしま
ったときには帯域の確保は行わない。以上の動作により
実施例7によれば、1つのLAN内の複数のノードが、
同時にソースルーティングブリッジを介してタイムクリ
ティカル性を要求する通信を開始したとき、LANの帯
域が優先的にソースルーティングブリッジを介したタイ
ムクリティカル性を要求する通信に割り当てられること
により、同一LAN内の同期データ通信が困難になると
いう現象を防ぎ、同一LAN内の同期データ通信を保護
することが可能になる。
【0034】実施例8.次に実施例8にかかわる同期デ
ータ通信帯域の変更方法について説明する。図12は同
期データ通信中の通信帯域変更のシーケンスを示した図
であり、図中8は同期データ、16は帯域変更要求通知
フレーム、17は帯域変更応答フレームである。同期デ
ータ通信を行っている最中に通信帯域を変更させる要求
が発生したとき、変更要求の発生したノード2Aは帯域
変更要求と帯域変更量を書き込んだ帯域変更要求通知フ
レーム16を相手ノード2Cに送信する。帯域変更要求
通知フレーム16はブリッジ3A,3Bを通過してノー
ド2Cに到着するが、ブリッジ3Aは帯域変更要求通知
フレーム16を受け取ったとき、自ブリッジに接続して
いるLANの帯域を帯域変更量分だけ変更する。帯域変
更要求が帯域の減少であれば、現在確保しているその通
信の帯域を帯域変更量分だけ解放し通信帯域を減少させ
る。帯域変更要求が帯域の増加である場合には、帯域変
更要求通知フレーム16に書かれている帯域変更量分だ
け自ブリッジに接続しているLANの帯域確保を行う。
このとき、帯域の確保に成功したときには受信した帯域
変更要求通知フレーム16をそのまま中継するが、帯域
の確保に失敗した場合には帯域変更量の書かれているフ
ィールドにエラー情報を書き込んで送信する。ブリッジ
が帯域変更量のフィールドにエラー情報が書き込まれた
帯域変更要求通知フレーム16を受信した場合には帯域
変更を行うことなくフレームを中継する。次にこのフレ
ームを受け取ったブリッジ3Bでも同様の動作を行い帯
域変更要求通知フレーム16を中継する。こうして帯域
変更要求通知フレーム16はノード2Cへ到着する。帯
域変更要求通知フレーム16を受け取ったノード2Cで
は、帯域変更量のフィールドを参照し、正常な帯域変更
量情報が書き込まれている場合には帯域変更応答フレー
ム17に肯定応答を書き込み、帯域変更量のフィールド
にエラー情報が書き込まれていた場合には帯域変更応答
フレーム17に否定応答を書き込み、帯域変更応答フレ
ーム17をノード2Aに送信する。この帯域変更応答フ
レーム17はブリッジ3B,3Aを通過してノード2A
に到着するが、ブリッジ3Bが帯域変更応答フレーム1
7を受信したとき、このフレームに肯定応答が書き込ま
れている場合にはそのまま中継するが、否定応答が書き
込まれている場合にはその帯域変更応答に対応する帯域
変更要求により確保したLANの帯域を解放して中継す
る。帯域変更応答フレーム17を受け取ったブリッジ3
Aにおいても同様の処理が行われる。帯域変更応答フレ
ーム17はノード2Aへ中継され、肯定応答が書き込ま
れている場合には帯域変更が認められたとして帯域量を
変更して通信を行い、否定応答が書き込まれている場合
には帯域変更が認められなかったとして現状の帯域で通
信を続行する。以上の動作により実施例8によれば、同
期データ通信中にその通信を終了もしくは中断すること
なく通信帯域を変更しタイムクリティカル性を保証した
同期データ通信を続行することが可能になる。
【0035】実施例9.次に実施例9にかかわる同期デ
ータ通信帯域の変更方法について説明する。図13は同
期データ通信中の通信帯域変更のシーケンスを示した図
であり、図中8は同期データ、18は帯域変更要求通知
フレーム、19は帯域変更可能値通知フレーム、20は
帯域変更決定通知フレームである。同期データ通信を行
っている最中に通信帯域を変更させる要求が発生したと
き、変更要求の発生したノード2Aは帯域変更要求と帯
域変更量を書き込んだ帯域変更要求通知フレーム18を
通信に使用しているブリッジ3A,3Cに送信する。帯
域変更が増加の要求である場合には、帯域変更要求通知
フレーム18を受け取ったブリッジ3A,3Cは自ブリ
ッジに接続するLANの帯域を帯域変更要求通知フレー
ムに書き込まれている帯域変更量分確保するが、帯域確
保に成功したときには帯域変更量を帯域変更可能値通知
フレーム19に書き込みノード2Aに送信する。帯域確
保に失敗した場合には、そのブリッジで確保できる最大
の帯域量を確保してその値を帯域変更可能値通知フレー
ム19に書き込みノード2Aに送信する。ノード2Aで
は帯域変更要求通知フレーム18を送信した全てのブリ
ッジから帯域変更可能値通知フレーム19を受信した後
にこれらのフレームに書き込まれていた帯域変更可能値
を参照し、通知された帯域変更可能値のうち最小のもの
を実際の帯域変更量として決定し、実際の帯域変更量を
もう一度ブリッジ3A,3Cに通知する。各ブリッジ3
A,3Cでは通知された実際の帯域変更量を参照し帯域
変更要求通知フレーム18により確保した帯域を実際の
帯域変更量に再変更する。帯域変更が減少の要求である
場合には、各ブリッジ3A,3Cでは指定された帯域変
更量だけ帯域を変化させる、減少の場合には帯域変更可
能値通知フレーム19と帯域変更決定通知フレーム20
は使用せずに、帯域変更要求通知フレーム18のみで帯
域量変更が実行される。以上の動作により実施例9によ
れば、同期データ通信中にその通信を終了もしくは中断
することなく通信帯域を変更し、タイムクリティカル性
を保証した同期データ通信を続行することが可能にな
る。また要求された帯域変更量を完全に保証できない場
合にも可能な限りの変更を行うことが可能になる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の同期データ転送方法は、ノー
ドが通信アプリケーションから渡され一定の時間内に送
信を完了することが要求される同期データを要求時間内
に送信することが保証されるローカルエリアネットワー
ク(LAN)が、ソースルーティングおよび経路探索フ
レームとその応答フレームによって通信路を決定するソ
ースルーティング中継装置により接続されてLANセグ
メントを構成するネットワークにおいて、通信開始ノー
ドが前記ソースルーティング中継装置を介して同期デー
タ通信要求を発生した場合に、前記通信開始ノードが開
始しようとする通信の希望通信量と希望要求時間を測定
し、該希望通信量と希望要求時間を通信したい相手ノー
ドに通知する第1の工程と、前記希望通信量と希望要求
時間を通知された前記相手ノードが該希望通信量と希望
要求時間を通信に使用する可能性のある経路上の前記ソ
ースルーティング中継装置に通知する第2の工程と、前
記各ノードと各ソースルーティング中継装置が、自ノー
ドや自ソースルーティング中継装置に接続している前記
LAN内において保証されている前記同期データの保証
転送時間を測定し該保証転送時間を記憶する第3の工程
と、前記各ソースルーティング中継装置が前記相手ノー
ドから通知された前記希望通信量と希望要求時間を受け
取り、前記希望通信量に相当するLANの帯域を確保
し、帯域確保の成功・不成功の情報と前記保証転送時間
を前記通信開始ノードに通知する第4の工程と、前記通
信開始ノードにおいて、前記ソースルーティングにおけ
る経路情報と前記ソースルーティング中継装置から通知
された前記保証転送時間と前記帯域確保の成功・不成功
の情報から同期データ通信に使用する経路を決定する第
5の工程と、を備えた構成にしたので、個別のLANで
タイムクリティカル性が保証されている場合、それらを
ネットワーク中継装置で接続したLANセグメント全体
でもタイムクリティカル性を保証した同期データ通信を
行うことができるようになる。
【0037】請求項2の同期データ転送方法は、請求項
1記載のものにおいて、通信開始ノードは、同期データ
通信の終了時に、通信の終了を通信路上にあるソースル
ーティング中継装置に通知し、前記ソースルーティング
中継装置は同期データ通信用に確保していたLANの帯
域を解放する構成にしたので、LANの帯域を有効に利
用することができるようになる。
【0038】請求項3の同期データ転送方法は、請求項
1記載のものにおいて、ソースルーティング中継装置
は、同期データ通信の終了時に、一定時間以上同期デー
タ通信が行われなくなったことを自律的に検出すること
により、その同期データ通信用に確保していたLANの
帯域を解放する構成にしたので、LANの帯域を有効に
利用することができるようになる。
【0039】請求項4の同期データ転送方法は、請求項
1〜3のいずれかに記載のものにおいて、通信路を決定
する場合、通信開始ノードにおいてソースルーティング
における経路情報を複数個受付可能にし、ソースルーテ
ィング中継装置から通知された情報や経路情報等を基に
して、受け付けた経路情報のうちで必要な条件を満た
し、なおかつ最適な通信路を選択する構成にしたので、
ネットワーク状況やデータ転送の条件に適応した通信路
選択が可能になる。これにより、許容される転送遅延に
最も近い通信路を選択することで、より短い転送遅延で
の同期データ通信の要求が発生したときにも、その通信
のための通信路の確保が容易になる。また、保証される
転送時間の最も短いものを選択することで、可能な限り
短い転送遅延での転送を保証できる通信路を選択するこ
とも可能になる。
【0040】請求項5の同期データ転送方法は、請求項
1〜4のいずれかに記載のものにおいて、通信路が決定
した後に、帯域確保を行っているソースルーティング中
継装置に対し決定した通信路を通知し、各ソースルーテ
ィング中継装置は通知された通信路の情報から、確保し
た帯域が通信に使用されるか否かの判断を行い、使用さ
れない場合には確保している帯域を解放する構成にした
ので、LANの帯域を有効に利用することができるよう
になる。
【0041】請求項6の同期データ転送方法は、請求項
1〜5のいずれかに記載のものにおいて、第4の工程
は、通信経路での保証転送時間情報とLANの空き帯域
領域情報を通知し、第5の工程で、通信路が決定した後
に、決定した通信路上にあるソースルーティング中継装
置へ帯域確保通知を行い、該帯域確保通知を受信した前
記ソースルーティング中継装置ではLANの帯域確保を
する第6の工程を備えた構成にしたので、LANの帯域
を無駄に消費することを防ぎ、有効に利用することがで
きるようになる。
【0042】請求項7の同期データ転送方法は、請求項
1〜6のいずれかに記載のものにおいて、各LANにお
いて、ソースルーティング中継装置が同期データ通信用
に確保できる帯域の合計の上限を予め決めておく構成に
したので、LAN内の同期データのトラヒックを抑制し
各LAN内の同期データ通信やその他の通信を保護でき
るようになる。
【0043】請求項8の同期データ転送方法は、請求項
1〜7のいずれかに記載のものにおいて、ソースルーテ
ィング中継装置を介した同期データの通信の途中で通信
データ量の変更要求が生じた場合に、変更要求と変更を
希望するデータ量をその通信に使用しているソースルー
ティング中継装置に通知し、通知したソースルーティン
グ中継装置で確保している帯域量の変更が認められた場
合には、ソースルーティング中継装置が確保している帯
域を変更する構成にしたので、帯域変更要求の発生した
同期データ通信を中断したり終了することなく継続でき
るようになり、通信状況に応じて通信帯域を有効に使用
できるようになる。
【0044】請求項9の同期データ転送方法は、請求項
1〜7のいずれかに記載のものにおいて、ソースルーテ
ィング中継装置を介した同期データの通信の途中で通信
データ量の変更要求が生じた場合に、変更要求と変更を
希望するデータ量をその通信に使用しているソースルー
ティング中継装置に通知し、通知を受けたソースルーテ
ィング中継装置は変更可能な範囲で確保している帯域量
の変更し、その後ソースルーティング中継装置は帯域を
変更した量を変更要求の発生したノードに通知し、変更
要求の発生したノードでは各ソースルーティング中継装
置が通知してきた帯域変更量を比較し通知された中で最
小の変更量に実際の帯域の変更量を決定し、決定した帯
域変更量を通信に使用しているソースルーティング中継
装置に通知し、該ソースルーティング中継装置では決定
した帯域変更量に応じて確保している帯域を再度変更す
る構成にしたので、帯域変更要求の発生した同期データ
通信を中断したり終了することなく継続できるようにな
り、要求した帯域変更が全て満たされなかった場合で
も、可能な限り帯域を変更し通信を継続できるようにな
り、通信状況に応じて通信帯域を有効に使用することが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施例1のLANの全体構成
図である。
【図2】 この発明による実施例1の同期データ通信を
実現する手順を示すシーケンス図である。
【図3】 この発明による実施例1の経路探索に対する
応答フレームのフォーマットを示す図である。
【図4】 この発明による実施例1の応答フレームを受
け取ったソースルーティング中継装置の処理を示す図で
ある。
【図5】 この発明による実施例2の通信終了後に帯域
を解放するシーケンス図である。
【図6】 この発明による実施例3の通信終了を自律的
に検出し帯域を解放するシーケンス図である。
【図7】 この発明による実施例4の応答フレームを複
数受け付け、受け付けたフレームの中から通信路を選択
する手順を示した図である。
【図8】 この発明による実施例5の通信路決定時のL
ANの全体構成を示す図である。
【図9】 この発明による実施例5の通信路決定後に通
信路を改めて通知するシーケンスを示す図である。
【図10】 この発明による実施例6の応答フレームに
より帯域確保するのではなく通信路を決定した後に帯域
を確保するシーケンスを示す図である。
【図11】 この発明による実施例7の同期データ通信
を行いながらも、通信各LAN内の通信を保証するLA
Nの全体構成図である。
【図12】 この発明による実施例8の同期データ通信
中に帯域の変更を行うシーケンスを示す図である。
【図13】 この発明による実施例8の同期データ通信
中に可能な限りの帯域の変更を行うシーケンスを示す図
である。
【図14】 従来のLANの全体構成図である。
【図15】 従来の一つのLAN内で同期データ通信を
実行するシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 LAN、 2 ノード、3 ネットワーク中継装
置、4 経路探索フレーム、5〜7 応答フレーム、8
同期データ、9 通信終了通知フレーム、10通信終
了確認フレーム、11 帯域解放確認フレーム、12
通信路決定通知フレーム、13 帯域解放通知フレー
ム、14 帯域確保通知フレーム、15帯域確保確認フ
レーム、16 帯域変更要求通知フレーム、17 帯域
変更応答フレーム、18 帯域変更要求通知フレーム、
19 帯域変更可能値通知フレーム、20 帯域変更決
定通知フレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 厚井 裕司 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノードが通信アプリケーションから渡さ
    れ一定の時間内に送信を完了することが要求される同期
    データを要求時間内に送信することが保証されるローカ
    ルエリアネットワーク(LAN)が、ソースルーティン
    グおよび経路探索フレームとその応答フレームによって
    通信路を決定するソースルーティング中継装置により接
    続されてLANセグメントを構成するネットワークにお
    いて、通信開始ノードが前記ソースルーティング中継装
    置を介して同期データ通信要求を発生した場合に、前記
    通信開始ノードが開始しようとする通信の希望通信量と
    希望要求時間を測定し、該希望通信量と希望要求時間を
    通信したい相手ノードに通知する第1の工程と、前記希
    望通信量と希望要求時間を通知された前記相手ノードが
    該希望通信量と希望要求時間を通信に使用する可能性の
    ある経路上の前記ソースルーティング中継装置に通知す
    る第2の工程と、前記各ノードと各ソースルーティング
    中継装置が、自ノードや自ソースルーティング中継装置
    に接続している前記LAN内において保証されている前
    記同期データの保証転送時間を測定し該保証転送時間を
    記憶する第3の工程と、前記各ソースルーティング中継
    装置が前記相手ノードから通知された前記希望通信量と
    希望要求時間を受け取り、前記希望通信量に相当するL
    ANの帯域を確保し、帯域確保の成功・不成功の情報と
    前記保証転送時間を前記通信開始ノードに通知する第4
    の工程と、前記通信開始ノードにおいて、前記ソースル
    ーティングにおける経路情報と前記ソースルーティング
    中継装置から通知された前記保証転送時間と前記帯域確
    保の成功・不成功の情報から同期データ通信に使用する
    経路を決定する第5の工程と、を備えた同期データ転送
    方法。
  2. 【請求項2】 通信開始ノードは、同期データ通信の終
    了時に、通信の終了を通信路上にあるソースルーティン
    グ中継装置に通知し、前記ソースルーティング中継装置
    は同期データ通信用に確保していたLANの帯域を解放
    することを特徴とする請求項1記載の同期データ転送方
    法。
  3. 【請求項3】 ソースルーティング中継装置は、同期デ
    ータ通信の終了時に、一定時間以上同期データ通信が行
    われなくなったことを自律的に検出することにより、そ
    の同期データ通信用に確保していたLANの帯域を解放
    することを特徴とする請求項1記載の同期データ転送方
    法。
  4. 【請求項4】 通信路を決定する場合、通信開始ノード
    においてソースルーティングにおける経路情報を複数個
    受付可能にし、ソースルーティング中継装置から通知さ
    れた情報や経路情報等を基にして、受け付けた経路情報
    のうちで必要な条件を満たし、なおかつ最適な通信路を
    選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の同期データ転送方法。
  5. 【請求項5】 通信路が決定した後に、帯域確保を行っ
    ているソースルーティング中継装置に対し決定した通信
    路を通知し、各ソースルーティング中継装置は通知され
    た通信路の情報から、確保した帯域が通信に使用される
    か否かの判断を行い、使用されない場合には確保してい
    る帯域を解放することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の同期データ転送方法。
  6. 【請求項6】 第4の工程は、通信経路での保証転送時
    間情報とLANの空き帯域領域情報を通知し、第5の工
    程で、通信路が決定した後に、決定した通信路上にある
    ソースルーティング中継装置へ帯域確保通知を行い、該
    帯域確保通知を受信した前記ソースルーティング中継装
    置ではLANの帯域確保をする第6の工程を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の同期デー
    タ転送方。
  7. 【請求項7】 各LANにおいて、ソースルーティング
    中継装置が同期データ通信用に確保できる帯域の合計の
    上限を予め決めておくことを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の同期データ転送方法。
  8. 【請求項8】 ソースルーティング中継装置を介した同
    期データの通信の途中で通信データ量の変更要求が生じ
    た場合に、変更要求と変更を希望するデータ量をその通
    信に使用しているソースルーティング中継装置に通知
    し、通知したソースルーティング中継装置で確保してい
    る帯域量の変更が認められた場合には、ソースルーティ
    ング中継装置が確保している帯域を変更することを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかに記載の同期データ転送
    方法。
  9. 【請求項9】 ソースルーティング中継装置を介した同
    期データの通信の途中で通信データ量の変更要求が生じ
    た場合に、変更要求と変更を希望するデータ量をその通
    信に使用しているソースルーティング中継装置に通知
    し、通知を受けたソースルーティング中継装置は変更可
    能な範囲で確保している帯域量の変更し、その後ソース
    ルーティング中継装置は帯域を変更した量を変更要求の
    発生したノードに通知し、変更要求の発生したノードで
    は各ソースルーティング中継装置が通知してきた帯域変
    更量を比較し通知された中で最小の変更量に実際の帯域
    の変更量を決定し、決定した帯域変更量を通信に使用し
    ているソースルーティング中継装置に通知し、該ソース
    ルーティング中継装置では決定した帯域変更量に応じて
    確保している帯域を再度変更することを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の同期データ転送方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12432090B2 (en) 2022-09-21 2025-09-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Ring network

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