JPH07307977A - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

通信方法及び通信装置

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JPH07307977A
JPH07307977A JP11819494A JP11819494A JPH07307977A JP H07307977 A JPH07307977 A JP H07307977A JP 11819494 A JP11819494 A JP 11819494A JP 11819494 A JP11819494 A JP 11819494A JP H07307977 A JPH07307977 A JP H07307977A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すべての端末が相互に見えないことに起因し
てスループットが低下する問題、いわゆる隠れ端末問題
を排除し、分散環境で使用できる通信方法及び通信装置
を提供する。 【構成】 ビジートーンチャネルとデータチャネルを使
用する。データを送信する場合、ビジー信号観察手段に
よって送受信端末双方がビジートーンチャネルの信号を
観察した後、信号がなければビジートーンチャネルを使
ってコネクションを確立する。その後、送受信端末双方
がビジートーンチャネル上にビジートーン信号を送信
し、データ伝送を行う。データ伝送終了後、ビジートー
ン信号の送信をやめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N対Nのマルチプルア
クセスを行う通信装置及び通信方法に関し、特に電波も
しくは赤外線を利用して無線通信の行う無線通信装置及
び無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや工場のネットワークが
急速に普及している。しかし、従来の同軸ケーブルや光
ファイバを利用した有線によるネットワークでは、オフ
ィスや工場に配線があふれ、更にレイアウト変更の際の
ネットワーク再構築のコストが無視できなくなってい
る。また、小型化した端末を移動しながら使うことも多
くなってきている。このような状況下で、最近電波や赤
外線を利用した無線ネットワークへの需要が高まりつつ
ある。
【0003】しかし、無線ネットワークでは、すべての
端末が相互に見えないことに起因してスループットが低
下するという問題、いわゆる「隠れ端末問題」が指摘さ
れている。図16は、図中の各端末の信号到達範囲を、
その端末を中心とする円で表したものだが、端末Aから
端末Bへのデータ送信に対して、端末Cが隠れ端末とな
る。
【0004】マルチプルアクセスはMAC(Medium Acc
ess Control)層プロトコルで実現されるが、無線ネッ
トワークのMAC層プロトコルとして従来から知られて
いるものに、有線ネットワークで用いられてきたCSM
A/CD(Carrier Sence Multiple Access with Colli
sion Detection)に無線の特性を加味した、CSMA/
CA(CSMA with Collision Avoidance)といわれるプ
ロトコルがある。CSMA/CAでは、データを送信し
ようとする端末は送信前に伝送路(無線チャネル)の信
号状態を観察する。観察の結果、所定の時間(ギャップ
時間)、伝送路に信号を確認しない状態が続いた場合、
伝送路に信号を検出しなかったとしてデータを送信す
る。しかしこの方法を単純に実装しただけでは、送信デ
ータの衝突が発生した場合でも、端末にそれを知らせる
方法がない。また無線ネットワークでは送信側が検出す
る伝送路の信号状態と、受信側が検出する信号状態が異
なるので送信側からみて伝送路に信号がない状態でも、
受信側には別の端末から信号が届いていて、送信側から
の信号と衝突する場合がある。従って、CSMA/CA
を単純に実装しただけでは、十分な信頼性を得ることが
できない。
【0005】W.Diepstraten著「A Di
stributed AccessProtocol
proposal supporting Time
Bounded Services」(IEEE Wo
rking GroupPaper(アイ・イー・イー
・イー ワーキング グループ ペーパー)802.1
1−93/70)では、このCSMA/CAにMAC層
レベルでのフレームの確認及び再送を加味したCSMA
/CA+Ackを提案している。この方法によれば、デ
ータを送信しようとする端末は、CSMA/CAを用い
て、所定のギャップ時間だけ伝送路に信号を確認しない
状態が続いた場合、伝送路に信号を検出しなかったとし
て、データをデータフレームとして送信する。このデー
タフレームを受信した端末は、データ送信時のギャップ
時間より短いギャップ時間だけ伝送路に信号を確認しな
い状態が続いた場合に、伝送路に信号を検出しなかたと
して、受信したデータフレームを確認する確認フレーム
を返信する。この方法は、確認フレームによってデータ
伝送の信頼性を上げているが、隠れ端末問題に対処した
ものではない。
【0006】K.Biba著「A Hibrid Wi
reless MAC Protocol Suppo
rting Asynchronous and Sy
nchronous MSDU Delivery S
ervice」(IEEEWorking Group
Paper(アイ・イー・イー・イー ワーキング
グループ ペーパー)802.11−91/92)で
は、フレーム送信毎に送受信端末間でコネクションを確
立し、コネクションを確立する際に伝送路を占有する時
間を周囲の端末に通知するという方法を提案している。
図17は、この方法を用いたデータ交換の説明図であ
る。データの送信側端末はデータを送信する前に受信側
端末宛てに送信要求(RTS;Request to Send)フレ
ームを送り、受信側端末はこのRTSフレームを確認す
る送信確認(CTS;Clear to Send)フレームを返
す。その後、送信側端末はデータをDATAフレームと
して送り、受信側端末はそれを確認するACKフレーム
を返す。RTSフレームにはこれから送るデータの長
さ、CTSフレームにはRTSフレームによって知らさ
れたこれから受け取るデータの長さが記載されている。
RTSフレーム、CTSフレームの送信前にはCSMA
による伝送路の信号状態のチェックが行われる。受信側
端末以外のRTSフレームを受信した端末は、記載され
ているデータの長さを見て、その長さのデータが伝送さ
れ、確認されるまでの時間(つまり、図17のt1)の
間は伝送路のアクセスを行わない。CTSフレームの受
信した送信側端末以外の端末も同様に図17のt2の間
は伝送路のアクセスを行わない。これによって隠れ端末
の問題を排除している。しかし、この方法では、フレー
ム毎にコネクションを確立しなければならず、長いデー
タを分割して複数のフレームとして送る場合に不効率で
ある。またRTSフレーム(またはCTSフレーム)が
衝突によって相手側に届かない場合がある。この場合、
RTSフレーム(またはCTSフレーム)を受信した別
の端末は実際には行われないデータ伝送の時間分、無駄
に伝送路へのアクセス権を剥奪されることになる。
【0007】重野寛他著「隠れ端末問題を考慮したCT
MA方式の評価」(電子情報通信学会研究会報告IN9
2−17)では、データを送信しようとする端末はチャ
ネルトーン信号を検出して、チャネルトーンがなけれ
ば、チャネルトーン上りに信号を送信する。チャネルト
ーン上りに信号を検出した中央局は、同じ信号をチャネ
ルトーン下りに送信する。先の端末がチャネルトーン下
りに自局が送信したチャネルトーンが返ってきたことを
検出すると、データの送信を開始する。この方法によれ
ば、隠れ端末の問題を排除できるが、中央局が必ず存在
する必要があり、分散環境では使えない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の無線
通信装置の問題点を考慮し、隠れ端末の影響を軽減し
て、隠れ端末の存在によるスループットの低下を抑制
し、しかも効率的な、通信方法及び通信装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】更に本発明は、隠れ端末の影響を排除する
とともに分散環境で使用できる通信方法及び通信装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の通信方法では、アクセス権制御に使
用されるビジートーンチャネルと、データ伝送に使用さ
れるデータチャネルを使用してマルチプルアクセスを行
う。第1の通信装置から第2の通信装置へデータを送信
する方法として、観察ステップと、コネクション確立ス
テップと、ビジートーン信号送信開始ステップと、デー
タ送信ステップと、データ受信ステップと、ビジートー
ン信号送信終了ステップとを含む。観察ステップでは2
つの通信装置がビジートーンチャネル上の信号を観察す
る。観察ステップの結果、ビジートーンチャネルに信号
が検出されなければ、コネクション確立ステップで、2
つの通信装置間にコネクションを確立する。コネクショ
ン確立ステップの後、ビジートーン信号送信開始ステッ
プで、2つの通信装置がビジートーンチャネル上にビジ
ートーン信号の送信を開始する。ビジートーン信号送信
開始ステップの後、データ送信ステップとデータ受信ス
テップで、2つの送信装置間でデータの送受信を行う。
データ送信終了後、ビジートーン信号送信終了ステップ
で、ビジートーン信号の送信を終了する。
【0011】また本発明の第2の通信方法では、第1の
通信方法において、コネクション確立ステップにおい
て、ビジートーンチャネルを使用してコネクションを確
立する。
【0012】更に本発明の第3の通信方法では、第2の
通信方法において、コネクション確立ステップが、コネ
クション確立要求送信ステップと、コネクション確立要
求受信ステップと、コネクション確立確認送信ステップ
と、コネクション確立確認受信ステップとを含む。第1
の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出しない
場合、第1の通信装置はコネクション確立要求送信ステ
ップで、第2の通信装置宛てに、ビジートーンチャネル
上に、コネクション確立要求フレームを送信する。第2
の通信装置は、コネクション確立要求受信ステップで第
1の通信装置からのコネクション確立要求フレームを受
信した後、コネクション確立確認送信ステップで、第1
の通信装置宛てに、ビジートーンチャネル上に、コネク
ション確立確認フレームを送信する。第1の通信装置
は、コネクション確立確認受信ステップで第2の通信装
置からのコネクション確立確認フレームを受信する。
【0013】更に本発明の第4の通信方法では、第3の
通信方法において、ビジートーン信号送信開始ステップ
が、第1のビジートーン信号送信開始ステップと、第2
のビジートーン信号送信開始ステップを含む。第1のビ
ジートーン信号送信開始ステップで、第2の通信装置
は、ビジートーンチャネル上にコネクション確立確認フ
レームを送信する、コネクション確立確認送信ステップ
の後、ビジートーンチャネル上にビジートーン信号の送
信を開始する。また、第2のビジートーン信号送信開始
ステップで、第1の通信装置は、ビジートーンチャネル
上のコネクション確立確認フレームを受信する、コネク
ション確立確認受信ステップの後、ビジートーンチャネ
ル上にビジートーン信号の送信を開始する。
【0014】また本発明の第5の通信方法では、第1の
通信方法において、コネクション確立ステップにおい
て、データチャネルを使用してコネクションを確立す
る。
【0015】更に本発明の第6の通信方法では、第5の
通信方法において、コネクション確立ステップが、コネ
クション確立要求送信ステップと、コネクション確立要
求受信ステップと、コネクション確立確認送信ステップ
と、コネクション確立確認受信ステップとを含む。第1
の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出しない
場合、コネクション確立要求送信ステップで、第2の通
信装置宛てに、データチャネル上に、コネクション確立
要求フレームを送信する。第2の通信装置は、コネクシ
ョン確立要求受信ステップで第1の通信装置からのコネ
クション確立要求フレームを受信した後、コネクション
確立確認送信ステップで、第1の通信装置宛てに、デー
タチャネル上に、コネクション確立確認フレームを送信
する。第1の通信装置は、コネクション確立確認受信ス
テップで第2の通信装置からのコネクション確立確認フ
レームを受信する。
【0016】更に本発明の第7の通信方法では、第6の
通信方法において、ビジートーン信号送信開始ステップ
が、第1のビジートーン信号送信開始ステップと、第2
のビジートーン信号送信開始ステップを含む。第1のビ
ジートーン信号送信開始ステップで、第2の通信装置
は、コネクション確認送信ステップにおいて、データチ
ャネル上にコネクション確立確認フレームの送信を開始
すると同時に、もしくはコネクション確立確認フレーム
を送信中に、もしくはコネクション確立確認フレームを
送信し終わった後に、ビジートーンチャネル上にビジー
トーン信号の送信を開始する。また、第2のビジートー
ン信号送信開始ステップで、第1の通信装置は、データ
チャネル上からコネクション確立確認フレームを受信す
る、コネクション確立確認受信ステップの後、ビジート
ーンチャネル上にビジートーン信号の送信を開始する。
【0017】更に本発明の第8の通信方法では、第5の
通信方法において、コネクション確立ステップが、コネ
クション確立要求送信ステップと、コネクション確立時
ビジートーン信号送信ステップと、コネクション確立要
求受信ステップと、コネクション確立確認送信ステップ
と、コネクション確立確認受信ステップとを含む。第1
の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出しない
場合、コネクション確立要求送信ステップで、第2の通
信装置宛てに、データチャネル上に、コネクション確立
要求フレームを送信する。コネクション確立時ビジート
ーン信号送信ステップで、第1の通信装置はコネクショ
ン確立要求フレームを送信しているすべてもしくは一部
の時間、ビジートーンチャネル上にビジートーン信号を
送信し続ける。第2の通信装置は、コネクション確立要
求受信ステップで第1の通信装置からのコネクション確
立要求フレームを受信した後、コネクション確立確認送
信ステップで、第1の通信装置宛てに、データチャネル
上に、コネクション確立確認フレームを送信する。第1
の通信装置は、コネクション確立確認受信ステップで第
2の通信装置からのコネクション確立確認フレームを受
信する。
【0018】更に本発明の第9の通信方法では、第8の
通信方法において、ビジートーン信号送信開始ステップ
が、第1のビジートーン信号送信開始ステップと、第2
のビジートーン信号送信開始ステップを含む。第1のビ
ジートーン信号送信開始ステップで、第2の通信装置
は、コネクション確認送信ステップにおいて、データチ
ャネル上にコネクション確立確認フレームの送信を開始
すると同時に、もしくはコネクション確立確認フレーム
を送信中に、もしくはコネクション確立確認フレームを
送信し終わった後に、ビジートーンチャネル上にビジー
トーン信号の送信を開始する。また、第2のビジートー
ン信号送信開始ステップで、第1の通信装置は、データ
チャネル上からコネクション確立確認フレームを受信す
る、コネクション確立確認受信ステップの後、ビジート
ーンチャネル上にビジートーン信号の送信を開始する。
【0019】また、上記目的を達成するために、本発明
の第1の通信装置は、第2の通信方法を用い、ビジー信
号観察手段と、ビジー信号送受信手段と、データ送信手
段と、データ受信手段とを備える。ビジー信号観察手段
は観察ステップを行う。ビジー信号送受信手段は、コネ
クション確立ステップと、ビジートーン信号送信開始ス
テップと、ビジートーン信号送信終了ステップを行う。
データ送信手段はデータ送信ステップを行い、データ受
信手段はデータ受信ステップを行う。
【0020】更に、本発明の第2の通信装置では、第3
の通信方法を用い、ビジー信号送受信手段がビジー信号
送信手段とビジー信号受信手段を含む。第1の通信装置
のビジー信号送信手段がコネクション確立要求送信ステ
ップと、ビジートーン信号送信開始ステップと、ビジー
トーン信号送信終了ステップとを行う。第2の通信装置
のビジー信号送信手段がコネクション確立確認送信ステ
ップと、ビジートーン信号送信開始ステップと、ビジー
トーン信号送信終了ステップとを行う。第1の通信装置
のビジー信号受信手段が、コネクション確立確認受信ス
テップを行う。第2の通信装置のビジー信号受信手段
が、コネクション確立要求受信ステップを行う。
【0021】更に、本発明の第3の通信装置では、第4
の通信方法を用い、第1の通信装置のビジー信号送信手
段が第2のビジー信号送信開始ステップを行い、第2の
通信装置のビジー信号送信手段が第1のビジー信号送信
開始ステップを行う。
【0022】更に、本発明の第4の通信装置では、第5
の通信方法を用い、ビジー信号観察手段と、データ送受
信手段と、ビジー信号送信手段とを備える。ビジー信号
観察手段は観察ステップを行う。データ送受信手段はコ
ネクション確立ステップとデータ送信ステップとデータ
受信ステップとを行う。ビジー信号送信手段はビジート
ーン信号送信開始ステップとビジートーン信号送信終了
ステップとを行う。
【0023】更に、本発明の第5の通信装置では、第6
の通信方法を用い、データ送受信手段がデータ送信手段
とデータ受信手段とを含む。第1の通信装置のデータ送
信手段がコネクション確立要求送信ステップと、データ
送信ステップとを行い、第2の通信装置のデータ送信手
段がコネクション確立確認送信ステップを行う。また第
1の通信装置のデータ受信手段がコネクション確立確認
受信ステップを行い、第2の通信装置のデータ受信手段
がコネクション確立要求受信ステップと、データ受信ス
テップとを行う。
【0024】更に、本発明の第6の通信装置では、第7
の通信方法を用い、第1の通信装置のビジー信号送信装
置が第2のビジートーン信号送信開始ステップを行い、
第2の通信装置のビジー信号送信手段が第1のビジート
ーン信号送信開始ステップを行う。
【0025】更に、本発明の第7の通信装置では、第8
の通信方法を用い、データ送受信手段がデータ送信手段
とデータ受信手段とを含む。第1の通信装置のデータ送
信手段がコネクション確立要求送信ステップとデータ送
信ステップを行い、第2の通信装置のデータ送信手段が
コネクション確立確認送信ステップを行う。また、第1
の通信装置のデータ受信手段がコネクション確立確認受
信ステップを行い、第2の通信装置のデータ受信手段が
コネクション確立要求受信ステップとデータ受信ステッ
プを行う。加えて、第1の通信装置のビジー信号送信手
段が、コネクション確立時ビジートーン信号送信ステッ
プを行う。
【0026】更に、本発明の第8の通信装置では、第9
の通信方法を用い、第1の通信装置のビジー信号送信手
段が、第2のビジートーン信号送信ステップを行い、第
2の通信装置のビジー信号送信手段が、第1のビジート
ーン信号送信ステップを行う。
【0027】
【作用】本発明では、データ伝送に用いるデータチャネ
ルと、アクセス権制御に用いるビジートーンチャネルを
使用する。データ送信を行おうとする通信装置(以下送
信側通信装置)は、まずビジートーンチャネルを観察す
る。観察の結果、ビジートーンチャネルに信号を検出し
なければ、送信側通信装置はデータの宛先の通信装置
(以下受信側通信装置)宛てにコネクション確立要求フ
レームを送信する。コネクション確立要求フレームを受
信した受信側通信装置は、ビジートーンチャネルを観察
する。観察の結果、ビジートーンチャネルに信号を検出
しなければ、受信側通信装置は、送信側通信装置宛てに
コネクション確立確認フレームを送信する。コネクショ
ン確立要求フレーム及びコネクション確立確認フレーム
はデータチャネルもしくはビジートーンチャネルを用い
て送信される。データチャネルを使用する場合は、コネ
クション確立要求フレーム送信中の所定の時間、ビジー
トーンチャネル上にビジートーン信号を送信してもよ
い。
【0028】受信側通信装置は、コネクション確立確認
フレームを送信後、ビジートーンチャネルにビジートー
ン信号の送信を開始し、送信側通信装置は、コネクショ
ン確立確認フレームを受信後、ビジートーン信号の送信
を開始する。以上によりコネクションを確立する。コネ
クション確立後、データ通信を行い、データ通信終了
後、送信側通信装置、受信側通信装置双方がビジートー
ン信号の送信を終了する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、本実施例では無線通信方法及び無線
通信装置について説明する。
【0030】(実施例1)図4は本発明にかかる第1の
実施例の無線通信装置が送受信する各フレームの構造で
ある。図4で(a)は各フレームに共通なフレーム構造
を示す。各フレームともプリアンブル、開始デリミタ、
共通ヘッダ、CRC、終了デリミタを持ち、DATAフ
レームのみがデータ部を有する。CRCはフレームのチ
ェックサムである。
【0031】図4で(b)は共通ヘッダの構造を示す。
共通ヘッダはタイプフィールド、宛先アドレスフィール
ド、送信元アドレスフィールド、シーケンス番号フィー
ルドを含む。
【0032】タイプフィールドにはそのフレームの種類
が書き込まれる。フレームの種類は4種類でそれぞれ、
コネクション確立要求(RCON;Request Connectio
n)フレーム、コネクション確立確認(CCON;Confi
rm Connection)フレーム、データ(DATA)フレー
ム、確認(ACK;Acknowledgement)フレームであ
る。タイプフィールドの最上位ビットはパケット終了
(EOP;End of Packet)ビットとして確保される。
EOPビットはRCONフレーム、CCONフレームで
は常に0であり、DATAフレームでは、そのDATA
フレームが上位層からのデータパケットを構成する最後
のフレームの場合にのみEOPビットが1に設定され、
それ以外は0に設定される。ACKフレームではそのA
CKフレームが確認するDATAフレームのEOPビッ
トがそのままコピーされる。
【0033】宛先アドレスフィールドには宛先局のアド
レスが書き込まれ、送信元アドレスフィールドには自局
のアドレスが書き込まれる。
【0034】RCONフレームのシーケンス番号フィー
ルドは、このRCONフレームを用いて確立しようとす
るコネクションにおける最初のDATAフレームのシー
ケンス番号値を示す。CCONフレームのシーケンス番
号フィールドには、このCCONフレームが確認するR
CONフレームのシーケンス番号フィールドに書き込ま
れていた値が書き込まれる。DATAフレームのシーケ
ンス番号フィールドには、そのフレームの順序を示すシ
ーケンス番号が書き込まれる。ACKフレームのシーケ
ンス番号フィールドには、そのACKフレームが確認す
るDATAフレームのシーケンス番号値が書き込まれ
る。本実施例の無線通信装置では装置立ち上げ時のシー
ケンス番号値は0であり、その後、シーケンス番号値は
再送でない新しいDATAフレームを送信する毎に1ず
つ加算される。なおシーケンス番号値がシーケンス番号
フィールドの長さから導出される最大値の場合、この値
に1を加算した値は0になる。
【0035】図4で(c)はRCONフレームの構造を
示す。RCONフレームはデータ部を持たず、タイプフ
ィールドにはRCONフレームであることを意味する値
が書き込まれ、EOPビットは0である。またシーケン
ス番号フィールドには、後に続く最初のDATAフレー
ムのシーケンス番号値が書き込まれる。
【0036】図4で(d)はCCONフレームの構造を
示す。CCONフレームはデータ部を持たず、タイプフ
ィールドにはCCONフレームであることを意味する値
が書き込まれ、EOPビットは0である。またシーケン
ス番号フィールドには、このCCONフレームが確認す
るRCONフレームに書かれていたシーケンス番号値が
書き込まれる。
【0037】図4で(e)はDATAフレームの構造を
示す。DATAフレームはデータ部を持ち、タイプフィ
ールドにはDATAフレームであることを意味する値が
書き込まれている。そのDATAフレームが上位層から
のデータパケットを構成する最後のフレームである場合
は、EOPビットが1に設定される。そうでなければ0
に設定される。
【0038】図4で(f)はACKフレームの構造を示
す。ACKフレームはデータ部を持たず、タイプフィー
ルドにはACKフレームであることを意味する値が書き
込まれている。EOPビットにはこのACKフレームが
確認するDATAフレームのEOPビットの値がそのま
まコピーされる。シーケンス番号フィールドには、この
ACKフレームが確認するDATAフレームに書かれて
いたシーケンス番号値が書き込まれる。
【0039】図2は本実施例の無線通信装置の基本的な
構成を示す。0はCPUであり、データの、メモリ1へ
の書き込み、メモリ1からの読み出し、フレームの構
成、コネクションの管理、MAC部3の動作管理、ユー
ザーとのインタフェースその他本無線通信装置の全体の
管理を司る。1はメモリで、送信すべきデータ及び受信
したデータが格納され、またCPU0によって構成され
たフレーム及び受信したフレームが格納される。またC
PU0が構成したコネクション管理テーブルもメモリ1
に記憶される。2はDMAコントローラでMAC部3と
メモリ1間のデータ交換を行う。3はMAC部で、メモ
リ1とデータチャネル用モデム4及びビジートーンチャ
ネル用モデム5間のデータ形式の変換、フレーム境界の
認識、プリアンブル、開始デリミタ、終了デリミタの付
加と除去、CRCの生成と検査、受信フレームのアドレ
ス判定を実行する。4はデータチャネル用モデムで、入
出力データのデータチャネル用の変調、検波、復号、ア
ンテナ8への送信、アンテナ8からの受信を行う。5は
ビジートーンチャネル用モデムで、入出力データのビジ
ートーンチャネル用の変調、検波、復号、アンテナ8へ
の送信、アンテナ8からの受信を行う。本実施例はデー
タチャネル、ビジートーンチャネルを異なる周波数帯域
の電波を利用する場合を示している。この場合、データ
チャネル用モデム4、ビジートーンチャネル用モデム5
はそれぞれ異なる周波数の搬送波を変調し、伝送する。
6はこれら構成要素間の制御信号の交換、及び、メモリ
1とDMAコントローラ2の間のデータ転送を媒介する
バスである。7は共用器で、アンテナ8からの異なる周
波数帯域の信号をデータチャネル用モデム、ビジートー
ンチャネル用モデムに振り分けるとともに、異なる周波
数帯域の変調されたデータチャネル用モデム、ビジート
ーンチャネル用モデムからの信号を混合してアンテナ8
へ送る。8はアンテナである。
【0040】図1は、MAC部3の内部の構成を示す。
30はMAC制御手段であり、MAC部3の各構成要素
を制御し、更にバス6を介してCPU0との情報交換、
各モデムへのフレーム送受信切替タイミングの通知を行
う。MAC制御手段30からは、各モデムへフレーム送
受信切替タイミングを通知するための信号線302、3
03が出ている。31は受信用FIFO、32は送信用
FIFOである。33はビジー信号受信手段で、ビジー
トーンチャネル用モデム5を介してビジートーンチャネ
ルから受信したビット列から開始デリミタを検出してフ
レームの先頭を検出し、更に宛先アドレスから自局宛て
のフレームかどうかを判断し、自局宛てならばその旨を
MAC制御手段30に伝えるとともに、受信用FIFO
31へ受信したフレームを転送する。受信したフレーム
は更にDMAコントローラ2によってメモリ1上へ転送
される。34はビジー信号送信手段で、MAC制御手段
30からの指示により送信用FIFO32からのフレー
ムを、ビジートーンチャネル用モデム5を介して、ビジ
ートーンチャネルへ送信する。35はデータ受信手段
で、データチャネル用モデム4を介してデータチャネル
から受信したビット列から開始デリミタを検出してフレ
ームの先頭を検出し、更に宛先アドレスから自局宛ての
フレームかどうかを判断し、自局宛てならばその旨をM
AC制御手段30に伝える。更に受信したフレームか
ら、プリアンブル、開始デリミタ、CRC及び終了デリ
ミタを除去した部分を受信用FIFO31へ転送する。
受信用FIFO31の内容は更にDMAコントローラ2
によってメモリ1上へ転送される。36はデータ送信手
段で、MAC制御手段30からの指示により送信用FI
FO32の内容にプリアンブル、開始デリミタ、CRC
及び終了デリミタを付加してフレームとし、データチャ
ネル用モデム4へ送り、データチャネルへ送信する。メ
モリ1から送信用FIFO32へのデータ転送はDMA
コントローラ2が行う。37はビジー信号観察手段で、
ビジートーンチャネル用モデム5が受信したビジートー
ンチャネル上の信号の強度を信号線301を介して観察
し、この信号強度が所定の信号強度以上かどうかを判定
してその結果を、信号線304を介してMAC制御手段
30へ通知する。すなわち、所定の信号強度以上であれ
ば、信号線304にH(High)レベルの信号を流し、所
定の信号強度より小さければ、信号線304にL(Lo
w)レベルの信号を流す。MAC制御手段30は、RC
ONフレーム及びCCONフレームの送信前に、信号線
304からの信号により所定の信号強度以上の信号がビ
ジートーンチャネル上にない状態が所定の時間(ギャッ
プ時間)以上続くかどうかの検出(ギャップ検出)を行
う。
【0041】図3で(a)はデータチャネル用モデム4
の内部の構成を示す。40は送受信切替スイッチで、M
AC制御手段30からの指示によりモデムの送信モー
ド、受信モードを切替える。41は送信機、43は受信
機である。42は変調器でデータチャネル用の搬送波を
MAC部3からのビット列で変調し、被変調信号を生成
する。44は検波復号器で検波、符号判定、クロック再
生を行う。送受信切替スイッチ40、送信機41、受信
機43にはMAC制御手段30からの送受信モード切替
えのための信号線302が入っている。信号線302は
送信機41、受信機43に対してはそれぞれ送信、受信
の切替え制御線の役割を果たしている。
【0042】図3で(b)はビジートーンチャネル用モ
デム5の内部の構成を示す。図3の(a)において、デ
ータチャネル用モデム4の内部構成として説明した構成
とほぼ同じであるが、受信機53からビジー信号観察手
段37へ、ビジートーンチャネルの受信信号強度を知ら
せる信号線301が出ている。ビジー信号観察手段37
は信号線301を使ってビジートーンチャネル上に所定
の信号強度以上の信号があるかどうかを判定し、その判
定結果をMAC制御手段30へ通知する。
【0043】図5、6、7は本実施例の無線通信装置の
動作を説明するフローチャートである。図5は本実施例
の無線通信装置の動作全体を説明するフローチャートで
ある。図6はデータを送信する際の動作を示し、図7は
データを受信する際の動作を示している。
【0044】まず、図5を用いて本実施例の無線通信装
置の動作全体を概説する。各機能ブロックの詳しい動作
については図6、図7を用いた説明時に行う。
【0045】本実施例の無線通信装置は、ステップRで
ビジートーンチャネル上から自局宛のRCONフレーム
を受信すると、データ受信サブルーチンに入る。データ
受信サブルーチンを終了するとはじめに戻る。また本実
施例の無線通信装置は、ステップRで自局宛のRCON
フレームを受信していないという条件の下で、ステップ
Sでメモリ1に送信すべきデータを有すると、データ送
信サブルーチンに入る。データ送信サブルーチンを終了
するとはじめに戻る。後述するようにデータ送信サブル
ーチンにあってもコネクション確立手続き中の初期の時
点でビジートーンチャネル上からの自局宛のRCONフ
レームを受信すると、データ受信サブルーチンにはい
る。
【0046】続いて、図6を用いてデータ送信時の動作
を説明する。上位層アプリケーションによって、メモリ
1に送信すべきデータが格納されると(ステップS)、
CPU0はコネクション管理テーブルを作成し、メモリ
1の所定の領域に記憶させる(ステップS01)。コネ
クション管理テーブルには、送信すべきデータの相手局
アドレス(これはコネクションの相手局アドレスと等し
い)、保持しているシーケンス番号の現在値(以下CS
EQ)、利用するデータチャネルに固有の最大フレーム
長、RCONフレーム再送回数、DATAフレーム再送
回数、及びコネクション状態を含む。ステップS01で
は、相手局アドレスは送信すべきデータの宛先アドレス
に、CSEQはこれまでに送信した最後のDATAフレ
ームのシーケンス番号値(以下LSEQ)に1を加算し
た値に、RCONフレーム再送回数及びDATAフレー
ム再送回数は0に、コネクション状態はRCON送信待
ち状態に設定される。データ送信サブルーチン中、CP
U0は再送でないDATAフレームを送信する度にCS
EQをLSEQとしてメモリ1の所定の領域に保存す
る。
【0047】次にCPU0はRCONフレームの共通ヘ
ッダ(以下RCONヘッダ)を生成してメモリ1の所定
の領域に格納する(ステップS02)。RCONフレー
ムの共通ヘッダ以外の部分(プリアンブル、開始デリミ
タ、CRC、終了デリミタ)は送信時にビジー信号送信
手段34で生成、付加される。RCONヘッダのタイプ
フィールドにはRCONである旨が、宛先アドレスフィ
ールドとシーケンス番号フィールドにはそれぞれコネク
ション管理テーブルの相手局アドレスとCSEQが、送
信元アドレスフィールドには自局のアドレスが書き込ま
れる。CPU0は生成したRCONヘッダを送信用FI
FO32へ格納する(ステップS03)。具体的には、
CPU0がDMAコントローラ2へRCONヘッダのメ
モリ1上の先頭アドレスとRCONヘッダの長さを通知
し、DMAコントローラ2はメモリ1上の指定されたア
ドレスから指定された長さまで順次送信用FIFO32
へ格納していく。以下、メモリ1から送信用FIFO3
2への転送は同様に実施される。CPU0はRCONヘ
ッダの格納指示と同時にMAC制御手段30へデータ送
信開始を通知する。生成したRCONヘッダはCCON
フレームによって確認されるまでメモリ1内に保持され
る。
【0048】MAC制御手段30は、ビジー信号観察手
段37が信号線304に流す信号のレベルを見て、ビジ
ートーンチャネルの状況を観察し始める(ステップS0
4)。ビジー信号観察手段37は信号線301からの信
号の信号強度が所定の信号強度より小さいとき、ビジー
トーンチャネルに有効な信号がないと判断し、信号線3
04にLレベルの信号を流すことによって、その旨をM
AC制御手段30へ通知する。MAC制御手段30は、
この基準に従い、ビジートーンチャネルに有効な信号が
ないと判断される状況が所定のギャップ時間続いた場
合、ビジートーンチャネルにギャップが検出されたと判
断する。
【0049】ギャップが検出されたならば(ステップS
05)、MAC制御手段30は、信号線303に信号を
送って、ビジートーンチャネル用モデム5内の送受信切
替スイッチ50を送信側に切替え、ビジートーンチャネ
ル用モデム5を送信モードに切替える。この信号は送信
機51に送信を喚起することにも使用される。MAC制
御手段30は、ビジー信号送信手段34及び送信用FI
FO32にフレーム送信を指示する。ビジー信号送信手
段34は、送信用FIFO32内のRCONヘッダの先
頭にプリアンブルと開始デリミタとを付加したデータ列
を生成し、このデータ列を伝送路用ビット列に変換して
ビジートーンチャネル用モデム5の変調器52に転送し
始める。ビジー信号送信手段34はこのデータ列の転送
中にCRCを計算する。ビジー信号送信手段34は、送
信用FIFO32内のRCONヘッダをすべて転送し終
わると、RCONヘッダの後尾に計算したCRCと終了
デリミタを付加し、伝送路用ビット列に変換して変調器
52に転送する。転送されたビット列は変調器52で変
調が施され、送信機51、共用器7、アンテナ8を介し
てビジートーンチャネルへ送信される。以上によりRC
ONフレームの送信が行われる(ステップS06)。
【0050】ビジー信号送信手段34がRCONフレー
ムの終了デリミタを変調器52に転送し終わると、ビジ
ー信号送信手段34はRCONフレームの送信終了をM
AC制御手段30へ通知する。MAC制御手段30は、
ビジートーンチャネル用モデム5が転送されたRCON
フレームの送信を終了するまでの時間待ち、信号線30
3に信号を送って送受信切替スイッチ50を受信側に切
替え、ビジートーンチャネル用モデム5を受信モードに
切替える。この信号は受信機53に受信を喚起すること
にも使用される。その後、MAC制御手段30はCPU
0へRCONフレーム送信終了を通知する。CPU0は
メモリ1内のコネクション管理テーブルのコネクション
状態をCCON受信待ち状態へ書き替える(ステップS
07)。次いでCPU0はCCON待ちタイマーを初期
値を0として起動する(ステップS08)。
【0051】ビジートーンチャネル用モデム5内の受信
機53がビジートーンチャネルからの信号を受信し、検
波復号器54を通して、ビジー信号受信手段33にその
信号がビット列に変換されて入力されると、ビジー信号
受信手段33はそのビット列から開始デリミタのビット
パターンを探す。開始デリミタを検出すると開始デリミ
タ以降をフレームとして認識する。ビジー信号受信手段
33は、その宛先アドレスフィールドからそのフレーム
が自局宛であると判断すると、その旨をMAC制御手段
30へ通知し、受信したフレームを、終了デリミタが検
出されるまで、伝送路用ビット列から並列データに変換
しつつ受信用FIFO31へ格納する。終了デリミタは
受信用FIFO31には格納されない。またビジー信号
受信手段33はフレームのCRCを検査する。なお、受
信用FIFO31へのフレームの格納前にMAC制御手
段30は受信用FIFO31に制御信号を送ってビジー
信号受信手段33からのデータを書き込み可能にしてお
く。
【0052】更にDMAコントローラ2はメモリ1へ受
信用FIFO31内のフレームを格納させる。具体的に
は、DMAコントローラ2はメモリ1上の予約されてい
る領域の先頭アドレスと長さを保持していて、受信用F
IFO31の内容を保持している先頭アドレスの位置か
ら格納していき、保持している長さに達するかもしくは
受信用FIFO31の内容をすべて格納するとCPU0
へ割り込みを上げる。本実施例ではDMAコントローラ
2に管理されているメモリ1上の領域は十分大きく、D
ATAフレームも含めて少なくとも1フレーム分は格納
できるものとする。この仮定により、受信用FIFO3
1の内容がすべてメモリ1に格納された時点でCPU0
へ格納終了の割り込みが上がる。
【0053】ビジー信号受信手段33がCRC検査の過
程でCRC誤りを検出した場合は、その旨をMAC制御
手段30へ通知する。MAC制御手段30はCPU0に
CRC誤りの旨の割り込みを上げる。CPU0はDMA
コントローラ2に指示して、次のデータ転送の際に、メ
モリ1上のCRC誤りを含んだフレームが格納されてい
る領域を上書きするようにさせることで受信したフレー
ムを廃棄する。
【0054】DMAコントローラ2からの格納終了の割
り込みを受け、CRC誤りの割り込みを受けていなけれ
ば、CPU0はメモリ1に格納されたフレームのタイプ
フィールドを確認する。タイプがCCONであれば(ス
テップS09)、送信元アドレスフィールド及びシーケ
ンス番号フィールドの内容とコネクション管理テーブル
の内容とを比較する。両者が一致していれば(ステップ
S10)、CPU0はCCON待ちタイマーを止める
(ステップS11)。また再送用として保持していたR
CONフレームを廃棄する。
【0055】次いで、CPU0はMAC制御手段30へ
ビジートーン(BT)信号の送信開始を指示する。MA
C制御手段30は信号線303に信号を送ってビジート
ーンチャネル用モデム5内の送受信切替スイッチ50を
送信側に切替え、ビジートーンチャネル用モデム5を送
信モードに切替える。この信号は送信機53に送信を喚
起することにも使用される。更にMAC制御手段30は
ビジー信号送信手段34へBT信号の送信開始を指示
し、ビジー信号送信手段34はBT信号用の所定の繰り
返しビットパターンをもつビット列をビジートーンチャ
ネル用モデム5の変調器52へ転送し始める。変調器5
2は入力ビット列をビジートーンチャネルの周波数帯
域、変調方式で変調し、送信機51を経てBT信号のビ
ジートーンチャネルへの送信が始まる(ステップS1
2)。CPU0はMAC制御手段30へBT信号の送信
開始を指示すると、コネクション管理テーブルのコネク
ション情報をコネクション確立状態へ書き替える(ステ
ップS13)。ここまででコネクションの確立が完了す
る。
【0056】コネクションが確立されると、CPU0は
メモリ1上のデータからコネクション管理テーブルに保
持されている最大サイズのフレーム長以下のDATAフ
レームを一つ分割、生成し、そのDATAフレームをデ
ータチャネル上へ送信する(ステップS14)。
【0057】具体的には、CPU0はコネクション管理
テーブルからDATAフレームの共通ヘッダ(以下DA
TAヘッダ)を作成する。DATAヘッダのタイプフィ
ールドにはDATAである旨が、宛先アドレスフィール
ドにはコネクション管理テーブルの相手局アドレス、送
信元アドレスフィールドは自局アドレス、シーケンス番
号フィールドにはコネクション管理テーブルのCSEQ
が書き込まれる。次いでCPU0はメモリ1上に保持さ
れているデータを、コネクション管理テーブルの最大フ
レーム長からプリアンブル、開始デリミタ、共通ヘッ
ダ、CRC、終了デリミタの長さを差し引いた分だけ切
り出し、DATAヘッダの後尾にデータ部としてリンク
させる。このときデータ部がメモリ1上に保持されてい
るデータの最終ビットを含む場合、タイプフィールドの
EOPビットを1に設定する。最終ビットを含まない場
合はEOPビットを0に設定する。以下、DATAヘッ
ダにデータ部をリンクさせたものを小DATAフレーム
呼ぶ。小DATAフレームはDATAフレームからプリ
アンブル、開始デリミタ、CRC、終了デリミタを除い
たもので、DATAフレームの主要部分を構成する。C
PU0はこのようにして生成した小DATAフレームを
メモリ1上の所定の領域に保存する。生成した小DAT
AフレームはDATAフレームの主要部分としてデータ
チャネルへの送信が終了した後も、そのDATAフレー
ムを確認するACKフレームが受信されるまで再送用と
して保持される。
【0058】次にCPU0はDATAフレームの送信を
MAC制御手段30へ指示する。更にDMAコントロー
ラ2に指示してメモリ1上の小DATAフレームの送信
用FIFO32への転送を開始させる。この転送にはス
テップS03で説明したRCONヘッダの転送と同様の
方法が使われる。
【0059】MAC制御手段30は信号線302に信号
を送って、データチャネル用モデム4内の送受信切替ス
イッチ40を送信側に切替え、データチャネル用モデム
4を送信モードに切替える。この信号は送信機41に送
信を喚起することにも使用される。MAC制御手段30
は、データ送信手段36及び送信用FIFO32にフレ
ーム送信開始を指示する。そうするとデータ送信手段3
6は、送信用FIFO32に入力される小DATAフレ
ームの先頭に、プリアンブルと開始デリミタを付加した
データ列を、伝送路用ビット列に変換してデータチャネ
ル用モデム4の変調器42に転送し始める。データ送信
手段36はこのビット列の転送中にCRCを計算する。
データ送信手段36は小DATAフレームをすべて転送
し終わると、小DATAフレームの後尾に計算したCR
Cと終了デリミタを付加し、伝送路用ビット列に変換し
て変調器42に転送する。転送されたビット列は変調器
42でデータチャネルの周波数帯域及び変調方式による
変調が施され、送信機41、共用器7、アンテナ8を介
してデータチャネルへ送信される。以上によりDATA
フレームの送信が行われる。
【0060】データ送信手段36が送信しているDAT
Aフレームの終了デリミタを転送し終わると、データ送
信手段36はDATAフレームの送信終了をMAC制御
手段30へ通知する。MAC制御手段30は、データチ
ャネル用モデム4が転送されたDATAフレームの送信
を終了するまでの時間を待ち、信号線302に信号を送
って送受信切替スイッチ40を受信側に切替え、データ
チャネル用モデム4を受信モードに切替える。この信号
は受信機43に受信を喚起することにも使用される。そ
の後、MAC制御手段30はCPU0へDATAフレー
ム送信終了を通知する。
【0061】CPU0はDATAフレーム送信終了を通
知されると、ACK待ちタイマーを初期値をゼロとして
起動する(ステップS15)。
【0062】データチャネル用モデム4内の受信機43
がデータチャネルからの信号を受信し、検波復号器44
を通して、データ受信手段35にその信号がビット列に
変換されて入力されると、データ受信手段35はそのビ
ット列から開始デリミタのビットパターンを探す。開始
デリミタを検出すると開始デリミタ以降をフレームとし
て認識する。その宛先アドレスフィールドからそのフレ
ームが自局宛であると判断すると、その旨をMAC制御
手段30へ通知し、受信したフレームを受信用FIFO
31へ格納し始める。格納前にMAC制御手段30は受
信用FIFO31に制御信号を送ってデータ受信手段3
5からのデータを書き込み可能にしておく。この際、デ
ータ受信手段35は、ステップS09のCCONフレー
ム受信時と同様にCRCの検査を行う。CRC誤りを検
出した場合の処理もCCONフレーム受信時に説明した
ものと同様である。
【0063】受信用FIFO31にデータ列が格納され
始めると、DMAコントローラ2はメモリ1へ受信用F
IFO31内のフレームを格納し始める。これはステッ
プS09でCCONフレーム転送の際に説明したのと同
様の方法をとる。DMAコントローラ2からフレーム格
納終了の割り込みがCPU0に上がり、CRC誤りがな
ければ、CPU0はそのフレームのタイプフィールドを
見てそのフレームがACKフレームかどうかを確認する
(ステップS16)。ACKフレームであれば、次に送
信元アドレスフィールド及びシーケンス番号フィールド
の内容とコネクション管理テーブルの相手局アドレス及
びCSEQを比較する(ステップS17)。両者が一致
していれば、ACK待ちタイマーを止め(ステップS1
8)、コネクション管理テーブルのCSEQの値を1だ
け加算する(ステップS19)。更に再送用として保持
していたDATAフレームが記憶されているメモリ1上
の領域を解放する(ステップS20)。
【0064】次にCPU0は受信したACKフレームの
EOPビットを見て(ステップS21)、それが0であ
ればステップS14に戻ってデータの残りの部分を送信
する。
【0065】EOPビットが1であれば、CPU0はメ
モリ1上の送信すべきすべてのデータが相手局に正しく
受信されたとして、MAC制御手段30へBT信号の送
信終了を指示する。MAC制御手段30はビジー信号送
信手段34へ指示して、BT信号の送信を停止させる
(ステップS22)。更にMAC制御手段30は信号線
303に信号を送って、ビジートーンチャネル用モデム
5の送受信切替スイッチ50を受信側に切替え、ビジー
トーンチャネル用モデム5を受信モードに切替える。こ
の信号は受信機53に受信を喚起することにも使用され
る。MAC制御手段30はCPU0にBT信号の送信終
了を伝える。
【0066】BT信号の送信を終了すると、CPU0は
コネクション管理テーブルの内容をクリアして(ステッ
プS23)、はじめに戻る。
【0067】ステップS05でギャップが検出されない
間に、ステップS09でCCONフレーム受信として説
明した場合と同様の手順で、CPU0がビジートーンチ
ャネルからの自局宛のRCONフレームを受信したと認
識したならば(ステップS051)、CPU0はコネク
ション管理テーブルをクリアし(ステップS052)、
ステップR01へ移って、後で述べるようにデータ受信
時の処理を行う。RCONフレームを受信しない間はス
テップS04へ戻ってビジートーンチャネルの観察を続
ける。
【0068】ステップS09でビジートーンチャネルか
らのCCONフレームを受信できないまま、CCON待
ちタイマーの値が所定の最大コネクション確立確認待ち
時間に達すると(ステップS091)、CPU0はコネ
クション管理テーブルのRCONフレーム再送回数を1
だけ加算して更新する(ステップS092)。次いでC
PU0は、RCONフレーム再送回数が所定の最大コネ
クション確立要求回数に達しているかどうか判定する
(ステップS093)。達していれば、ステップS23
に移って、コネクション管理テーブルをクリアし、はじ
めに戻る。達していなければ、CPU0はコネクション
管理テーブルのコネクション情報をRCON送信待ち状
態に戻して(ステップS094)、ステップS03へ戻
り、再送用に保持しているRCONヘッダを含むRCO
Nフレームを再送する。
【0069】続いて、図7を用いて本実施例の無線通信
装置のデータ受信時の動作について説明する。
【0070】ステップS09のCCONフレーム受信の
際に説明したのと同様の手順でCPU0がビジートーン
チャネルからのRCONフレームの受信を認識すると
(ステップR)、CPU0はコネクション管理テーブル
を作成し、メモリ1の所定の領域に記憶させる(ステッ
プR01)。ステップR01では、コネクション管理テ
ーブルの相手局アドレス及びCSEQは受信したRCO
Nフレームの送信元アドレスフィールド及びシーケンス
番号フィールドの内容に、RCONフレーム再送回数及
びDATAフレーム再送回数は任意の値に、コネクショ
ン状態はCCON送信待ち状態に設定される。
【0071】次いでCPU0はCCONフレームの共通
ヘッダ(以下CCONヘッダ)を生成してメモリ1の所
定の領域に格納する(ステップR02)。CCONヘッ
ダのタイプフィールドにはCCONである旨が、宛先ア
ドレスフィールドとシーケンス番号フィールドにはそれ
ぞれコネクション管理テーブルの相手局アドレスとCS
EQが、送信元アドレスフィールドには自局のアドレス
が書き込まれる。CPU0は、ステップS03で説明し
たのと同様の手順で、生成したCCONヘッダを送信用
FIFO32へ転送させる(ステップR03)。CPU
0はCCONヘッダの格納指示と同時にMAC制御手段
30へCCONフレーム送信開始を指示する。更に、C
PU0はギャップ待ちタイマーを初期値をゼロとして起
動する(ステップR04)。
【0072】MAC制御手段30は、ステップS04及
びステップS05と同様の方法で、ビジートーンチャネ
ルの状況を観察し始め(ステップR05)、ビジートー
ンチャネルにギャップを検出したかどうかを判断する
(ステップR06)。
【0073】ギャップが検出されたならば、ステップS
06と同様の手順で、送信用FIFO32内のCCON
ヘッダからCCONフレームが構成され、ビジートーン
チャネル上へ送信される(ステップR07)。
【0074】ビジー信号送信手段34がCCONフレー
ムの終了デリミタの転送を終えると、ビジー信号送信手
段34はCCONフレームの送信終了をMAC制御手段
30へ通知する。MAC制御手段30は、ビジートーン
チャネル用モデム5がCCONフレームを送信し終わる
までの時間待って、信号線303に信号を送り、ビジー
トーンチャネル用モデム5内の送受信切替スイッチ50
を受信側に切替え、ビジートーンチャネル用モデム5を
受信モードに切替える。この信号は受信機53に受信を
喚起することにも使用される。MAC制御手段30はC
PU0へCCONフレーム送信終了を通知する。この通
知を受けるとCPU0はギャップ待ちタイマーを止める
(ステップR08)。
【0075】この後、CPU0は送信したCCONフレ
ームが相手局に到着するまでの伝搬遅延分の時間だけ待
機し(ステップR09)、MAC制御手段30へBT信
号の送信開始を指示する。ステップS12で説明したの
と同様の手順で、ビジートーンチャネル上へのBT信号
の送信が始まる(ステップR10)。次いでCPU0は
コネクション管理テーブルのコネクション状態をコネク
ション確立状態へ変更し(ステップR11)、コネクシ
ョン保持タイマーを初期値をゼロに設定して起動する
(ステップR12)。
【0076】ステップS16でACKフレームを受信し
たのと同様の手順で、データチャネルからの自局宛フレ
ームがメモリ1上に記憶されると、CPU0がそのフレ
ームのタイプフィールドを見て、DATAフレームかど
うかを判定する(ステップR13)。DATAフレーム
であれば、CPU0は送信元アドレスフィールドの内容
とコネクション管理テーブルの相手局アドレスが一致す
るかどうかを判定する(ステップR14)。一致してい
れば、CPU0はシーケンス番号フィールドの内容(以
下RSEQ)とコネクション管理テーブルのCSEQを
比較する。RSEQとCSEQが一致していれば(ステ
ップR15)、受信したDATAフレームのデータ部を
切り出し、メモリ1上の以前に相手局から受信したデー
タの最後尾にリンクさせるか、もしくは所定の領域に保
存する(ステップR16)。更にCPU0はコネクショ
ン管理テーブルのCSEQを1だけ加算する(ステップ
R17)。
【0077】次いで、ステップS14でDATAフレー
ムの生成、送信として説明したのと同様の手順で、受信
したDATAフレームを確認するACKフレームを生成
し、送信する(ステップR18)。送信するACKフレ
ームの宛先アドレスフィールドにはコネクション管理テ
ーブルの相手局アドレスが、シーケンス番号フィールド
にはRSEQが書き込まれる。更に送信するACKフレ
ームのEOPビットには受信したDATAフレームのE
OPビットがそのままコピーされる。ステップS14で
説明したのと同様にACKフレームの送信終了はデータ
送信手段36、MAC制御手段30を経てCPU0に通
知される。
【0078】ACKフレーム送信終了を通知されると、
CPU0はコネクション保持タイマーを再び初期値0か
ら再起動する(ステップR19)。
【0079】次いで、CPU0は受信したDATAフレ
ームのEOPビットを見て(ステップR20)、その値
が0であれば、再びステップR13に戻って相手局から
のDATAフレームの受信を待つ。EOPビット値が1
であれば、コネクション保持タイマーが所定の最大コネ
クション保持時間に達するのを待って(ステップR2
1)、ステップS22で説明したのと同様の手順でBT
信号の送信を終了する(ステップR22)。BT信号の
送信終了がビジー信号送信手段34、MAC制御手段3
0を経てCPU0に通知されると、CPU0はコネクシ
ョン管理テーブルをクリアし(ステップR23)、はじ
めに戻る。
【0080】ステップR06でギャップを検出できない
まま、ギャップ待ちタイマーが所定の最大ギャップ待ち
時間に達すると(ステップR061)、ステップR23
へ移り、コネクション管理テーブルを解放してはじめに
戻る。
【0081】ステップR13でDATAフレームを受信
できないまま、コネクション保持タイマーが所定の最大
コネクション保持時間に達すると(ステップR13
1)、CPU0はコネクションが切れたものと判断して
ステップR22へ移り、BT送信を終了してコネクショ
ン管理テーブルを解放しはじめに戻る。
【0082】ステップR15でRSEQとCSEQが一
致しない場合は、受信したDATAフレームを廃棄する
(ステップR151)。RSEQがCSEQより小さい
場合は(ステップR152)、重複受信とみなし、デー
タ部の切り出しやCSEQの更新を行わずに、ステップ
R18へ移り、そのDATAフレームを確認するACK
フレームを生成、送信してそれ以下の処理を行う。RS
EQがCSEQより大きい場合は異常フレームとみな
し、何もせずにステップR13へ戻る。
【0083】ステップR21でコネクション解放前に、
コネクション保持タイマーが最大コネクション保持時間
に達するのを待っている間にコネクションの相手局から
のDATAフレームを受信した場合は(ステップR21
1)、そのDATAフレームを確認するACKフレーム
を生成、送信し(ステップR212)、コネクション保
持タイマーを再起動して(ステップR213)、ステッ
プR21に戻る。
【0084】以上、本実施例によれば、ビジートーンチ
ャネルを使って送受信双方で送信中であることを他の端
末に知らせるので、隠れ端末の問題がなくなる。
【0085】図8は本実施例で説明した無線通信装置の
スループット特性を計算機上でシミュレーションした結
果である。比較のためにCSMA/CA+Ackのシミ
ュレーション結果も同一図面上に掲載している。
【0086】本シミュレーションでは、1500バイト
のデータパケットを128バイトのデータフレームに分
割して送るとしている。端末数は9(A1〜C3)であ
る。9つの端末を3つずつのサブグループ(A、B、
C)に分け、通信はそのサブグループ内でのみ行う。た
だし各端末にはサブグループ外の端末が送信したフレー
ムも届くことがあり、それによってフレームの衝突が起
きることもある。最大確認待ち時間をデータフレームの
伝搬遅延と確認フレームの伝搬遅延の合計値の1.2倍
に設定し、確認フレームによって確認されなかったデー
タフレームは最大5回までの再送を行っている。データ
パケットを構成するデータフレームのうち1フレームで
も相手局に到着しなければ、データパケット全体が落ち
たとしている。
【0087】各端末間の伝搬損がRayleighフェージング
すると仮定し、各端末間の平均伝搬損を2種類与えるこ
とで「隠れ端末あり」の場合と「隠れ端末なし」の場合
を表現した。「隠れ端末あり」の場合の平均伝搬損は図
9の通りで、「隠れ端末なし」の場合の平均伝搬損は各
端末間とも87dB一定で与えた。伝搬損が115dB
以上になると信号が到達しないとしてフレーム落ちをシ
ミュレーションした。
【0088】図8で横軸はチャネルの伝送速度で正規化
した全端末の合計負荷(総負荷)である。縦軸は総負荷
で正規化した全端末の合計スループットである。図8か
ら分かるように、本発明の通信方法は隠れ端末がある場
合にもCSMA/CA+Ack方式に比べ、スループッ
トの低下率が少ない。
【0089】(実施例2)次に、本発明にかかる第2の
実施例について図面を用いて説明する。なお、第1の実
施例において説明したものと同一機能の構成要素につい
ては同一符号を付してその詳細な説明は省略する。第1
の実施例と同様、本実施例においても、ビジートーンチ
ャネルとデータチャネルに異なる周波数帯域を使用する
場合を示す。
【0090】本実施例は、RCONフレーム及びCCO
Nフレームを用いたコネクションの確立を、ビジートー
ンチャネルではなくデータチャネルを用いて行うという
点で、第1の実施例と異なる。
【0091】本実施例の無線通信装置の基本的な構成は
図2を用いて第1の実施例で説明したものと同様であ
る。ただしMAC部3の内部の構成が、第1の実施例に
おいて図1を用いて説明したものと異なる。また、本実
施例でも第1の実施例で図4を用いて説明したものと同
じ構成のフレームを用いる。但し、第1の実施例におい
てビジートーンチャネル上に送信されたRCONフレー
ム、CCONフレームはデータチャネル上に送信され
る。
【0092】図10は本実施例の無線通信装置における
MAC部3の内部構成を説明するブロック図である。図
10は、第1の実施例におけるMAC部3の内部構成を
説明するブロック図である図1とは、ビジー信号受信手
段33がない点と、送信用FIFO32からビジー信号
送信手段34へのデータ線がない点で異なる。本実施例
におけるビジー信号送信手段34は、ビジートーン信号
のみの送信を行い、RCONフレーム、CCONフレー
ムはデータ送信手段36で送信される。
【0093】図11、12、13は本実施例の無線通信
装置の動作を示すフローチャートである。第1の実施例
における図5、6及び7の関係と同様に、図11は、本
実施例の無線通信装置の動作全体を説明するフローチャ
ートであり、図12はデータを送信する際の動作を、図
13はデータを受信する際の動作を説明する。以下、こ
の3つのフローチャートについて説明していくが、第1
の実施例において説明したものと異なる動作についての
み説明する。
【0094】まず、図11を用いて本実施例の無線通信
装置の動作全体を概説する。本実施例の無線通信装置
は、ステップRでデータチャネル上から自局宛のRCO
Nフレームを受信すると、データ受信サブルーチンに入
る。データ受信サブルーチンを終了するとはじめに戻
る。また本実施例の無線通信装置は、ステップRで自局
宛のRCONフレームを受信していないという条件の下
で、ステップSでメモリ1に送信すべきデータを有する
と、データ送信サブルーチンに入る。データ送信サブル
ーチンを終了するとはじめに戻る。後述するようにデー
タ送信サブルーチンにあってもコネクション確立手続き
中の初期の時点でデータチャネル上からの自局宛のRC
ONフレームを受信すると、データ受信サブルーチンに
はいる。
【0095】続いて、図12を用いてデータ送信時の動
作を説明する。ステップS05までは、第1の実施例に
おいて図6を用いて説明した動作と同じ動作であるの
で、詳細な説明は省略する。ステップS05でビジート
ーンチャネル上にギャップが検出されたならば、MAC
制御手段30は、信号線302に信号を送って、データ
チャネル用モデム4内の送受信切替えスイッチ40を送
信側に切替え、データチャネル用モデム4を送信モード
に切替える。この信号は送信機41に送信を喚起するこ
とにも使用される。MAC制御手段30は、データ送信
手段36及び送信用FIFO32にフレーム送信を指示
する。データ送信手段36は、送信用FIFO32内の
RCONヘッダの先頭にプリアンブルと開始デリミタと
を付加したデータ列を生成し、このデータ列を伝送路用
ビット列に変換してデータチャネル用モデム4の変調器
42に転送し始める。データ送信手段36はこのビット
列の転送中にCRCを計算する。データ送信手段36
は、送信用FIFO32内のRCONヘッダをすべて転
送し終ると、RCONヘッダの後尾に計算したCRCと
終了デリミタを付加し、伝送路用ビット列に変換して変
調器42に転送する。転送されたビット列は変調器42
で変調が施され、送信機41、共用器7、アンテナ8を
介してデータチャネルへ送信される。以上により、RC
ONフレームの送信が行われる(ステップS06)。
【0096】データ送信手段36がRCONフレームの
終了デリミタを変調器42に転送し終わると、データ送
信手段36はRCONフレームの送信終了をMAC制御
手段30へ通知する。MAC制御手段30は、データチ
ャネル用モデム4が転送されたRCONフレームの送信
を終了するまでの時間待ち、信号線302に信号を送っ
て送受信切替スイッチ40を受信側に切替え、データチ
ャネル用モデム4を受信モードに切替える。この信号は
受信機43に受信を喚起することにも使用される。その
後、MAC制御手段30はCPU0へRCONフレーム
送信終了を通知する。CPU0はメモリ1内のコネクシ
ョン管理テーブルのコネクション状態をCCON受信待
ち状態へ書き替える(ステップS07)。次いでCPU
0はCCON待ちタイマーを初期値を0として起動する
(ステップS08)。
【0097】データチャネル用モデム4内の受信機43
がデータチャネルからの信号を受信し、検波復号器44
を通して、データ受信手段35にその信号がビット列に
変換されて入力されると、データ受信手段35はそのビ
ット列から開始デリミタのビットパターンを探す。開始
デリミタを検出すると開始デリミタ以降をフレームとし
て認識する。その宛先アドレスフィールドからそのフレ
ームが自局宛であると判断すると、その旨をMAC制御
手段30へ通知し、受信したフレームを、終了デリミタ
が検出されるまで、伝送路用ビット列から並列データに
変換しつつ受信用FIFO31へ格納する。終了デリミ
タは受信用FIFO31には格納されない。またデータ
受信手段35はフレームのCRCを検査する。なお、受
信用FIFO31へのフレームの格納前にMAC制御手
段30は受信用FIFO31に制御信号を送ってデータ
受信手段35からのデータを書き込み可能にしておく。
【0098】この後、ステップS09でCPU0が受信
したフレームのタイプがCCONであるかどうかを判定
するが、その動作は第1の実施例で図6を用いて説明し
たものと同様である。以下ステップS10からステップ
S23までも第1の実施例と同様である。
【0099】ステップS05でギャップが検出されない
間に、ステップS09でCCONフレーム受信として説
明した場合と同様の手順で、CPU0がデータチャネル
からの自局宛のRCONフレームを受信したと認識した
ならば(ステップS051)、本実施例の無線通信装置
はステップS052以降の動作をする。これは第1の実
施例において図6を用いて説明したものと同様である。
【0100】ステップS09でデータチャネルからのC
CONフレームを受信できないまま、CCON待ちタイ
マーの値が所定の最大コネクション確立確認待ち時間に
達すると(ステップS091)、本実施例の無線通信装
置はステップS092以降の動作をする。これは第1の
実施例において図6を用いて説明したものと同様であ
る。
【0101】ステップ161からステップ164の動作
も第1の実施例において図6を用いて説明したものと同
様である。
【0102】続いて、図13を用いて、本実施例の無線
通信装置のデータ受信時の動作について説明する。
【0103】ステップS09のCCONフレーム受信の
際に説明したのと同様の手順でCPU0がデータチャネ
ルからのRCONフレームの受信を認識すると(ステッ
プR)、ステップR01以降の処理を行う。ステップR
01からステップR06までの動作は、第1の実施例で
図7を用いて説明したものと同様である。
【0104】ステップR06でビジートーンチャネル上
にギャップが検出されたならば、ステップS06と同様
の手順で、送信用FIFO32内のCCONヘッダから
CCONフレームが構成され、データチャネル上へ送信
される(ステップR07)。
【0105】データ送信手段36がCCONフレームの
終了デリミタの転送を終えると、データ送信手段36は
CCONフレームの送信終了をMAC制御手段30へ通
知する。MAC制御手段30は、データチャネル用モデ
ム4がCCONフレームを送信し終わるまでの時間待っ
て、信号線302に信号を送り、データチャネル用モデ
ム4内の送受信切替スイッチ40を受信側に切替え、デ
ータチャネル用モデム4を受信モードに切替える。この
信号は受信機43に受信を喚起することにも使用され
る。MAC制御手段30はCPU0へCCONフレーム
送信終了を通知する。この通知を受けると、CPU0は
ギャップ待ちタイマーを止める(ステップR08)。
【0106】この後、ステップR09からステップR2
3までの処理を行うが、これは第1の実施例で図7を用
いて説明したものと同様である。
【0107】ステップR061の、ビジートーンチャネ
ル上にギャップを検出できないまま、ギャップ待ちタイ
マーが所定の最大ギャップ待ち時間に達した場合の動
作、ステップR131の、DATAフレームを受信でき
ないまま、コネクション保持タイマーが最大コネクショ
ン保持時間に達した場合の動作、ステップR151及び
R152の、RSEQとCSEQが一致しない場合の動
作も、第1の実施例と同様である。
【0108】更に、ステップR211からステップR2
13までの動作も、第1の実施例と同様である。
【0109】以上、本実施例によれば、第1の実施例と
同様、ビジートーンチャネルを使って送受信双方で送信
中であることを他の端末に知らせるので、隠れ端末の問
題がなくなる。
【0110】また、第1の実施例では、ビジートーンチ
ャネルに意味のある情報を含むフレーム(RCONフレ
ームとCCONフレーム)が伝送されたが、本実施例で
は、ビジートーンチャネルにはBT信号だけが伝送され
る。BT信号は意味のある情報を含まず、信号が伝送さ
れているか伝送されていないかの判定だけに使用され
る。このことから、本実施例では、ビジートーンチャネ
ルの帯域幅を第1の実施例の場合に比べて狭くとること
が可能であり、周波数帯域を有効に利用することができ
る。
【0111】(実施例3)次に、本発明にかかる第3の
実施例について図面を用いて説明する。なお、第1及び
第2の実施例において説明したものと同一機能の構成要
素については同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。第1及び第2の実施例と同様、本実施例において
も、ビジートーンチャネルとデータチャネルに異なる周
波数帯域を使用する場合を示す。
【0112】本実施例は、コネクションの確立をビジー
トーンチャネルではなくデータチャネルを使用して行う
という点で第1の実施例と異なる。また、RCONフレ
ーム、CCONフレームを送信中に、BT信号を送信す
るという点で第2の実施例とも異なる。
【0113】本実施例の無線通信装置の基本的な構成は
図2を用いて第1の実施例で説明したものと同様であ
る。MAC部3の内部の構成は、第2の実施例において
図10を用いて説明したものと同様である。また、本実
施例でも第1の実施例で図4を用いて説明したものと同
じ構成のフレームを用いる。ただし、第1の実施例にお
いてビジートーンチャネル上に送信されたRCONフレ
ーム、CCONフレームはデータチャネル上に送信され
る。
【0114】本実施例の無線通信装置の全体の動作は第
2の実施例における図11で表される。ただし、データ
送信時の動作を表す送信サブルーチン及びデータ受信時
の動作を表す受信サブルーチンの内容が第2の実施例と
若干異なる。
【0115】まず、本実施例の無線通信装置のデータ送
信時の動作について説明する。第2の実施例と異なる点
は、RCONフレームの送信時の動作、すなわち図12
におけるステップS06の動作だけである。図14は、
本実施例の無線通信装置のこのRCONフレーム送信時
の動作を示すフローチャートである。図14の内容を図
12のステップS06と入れ換えると、本実施例の無線
通信装置のデータ送信時の動作を示すフローチャートと
なる。
【0116】図14は、MAC制御手段30が、ビジー
トーンチャネルにギャップを検出したと判断した時点
(図12のステップS05)より後の動作を示してい
る。ギャップが検出されると、MAC制御手段30は、
信号線302及び信号線303へ信号を送って、それぞ
れデータチャネル用モデム4及びビジートーンチャネル
用モデム5内の送受信切替えスイッチ40及び50を送
信側に切替え、データチャネル用モデム4及びビジート
ーンチャネル用モデム5を送信モードに切替える(ステ
ップJ3−S1)。
【0117】これらの信号は送信機41、51に送信を
喚起することにも使用される。MAC制御手段30はビ
ジー信号送信手段34にBT信号の送信開始を指示す
る。ビジー信号送信手段34はこの指示を受けて、BT
信号用の所定の繰り返しビットパターンをもつビット列
をビジートーンチャネル用モデム5の変調器52へ転送
し始める。変調器52は入力ビット列をビジートーンチ
ャネルの周波数帯域、変調方式で変調し、送信機51、
共用器7、アンテナ8を経てBT信号のビジートーンチ
ャネルへの送信が始まる(ステップJ3−S2)。
【0118】次いで、MAC制御手段30は、データ送
信手段36及び送信用FIFO32にフレーム送信を指
示する。データ送信手段36は、送信用FIFO内のR
CONヘッダの先頭にプリアンブルと開始デリミタとを
付加したデータ列を伝送路用ビット列に変換してデータ
チャネル用モデム4の変調器42に転送し始める。転送
されたビット列は変調器42で変調が施され、送信機4
1、共用器7、アンテナ8を経てデータチャネルへRC
ONフレームの送信が始まる(ステップJ3−S3)。
【0119】データ送信手段36はRCONヘッダの先
頭にプリアンブルと開始デリミタとを付加したデータ列
を伝送路用ビット列に変換して変調器42に転送してい
る間にCRCを計算する。データ送信手段36は、送信
用FIFO32内のRCONヘッダをすべて転送し終わ
ると、RCONヘッダの後尾に計算したCRCと終了デ
リミタを付加し、伝送路用ビット列に変換して変調器4
2に転送する。
【0120】データ送信手段36がRCONフレームの
終了デリミタを変調器42に転送し終わると(ステップ
J3−S4)、データ送信手段36はRCONフレーム
の送信終了をMAC制御手段30へ通知する。MAC制
御手段30は、データチャネル用モデム5が転送された
RCONフレームの送信を終了するまで待ち、ビジー信
号送信手段34へ指示して、BT信号の送信を停止させ
る(ステップJ3−S5)。
【0121】次いで、MAC制御手段30は、信号線3
02及び303に信号を送って、送受信切替えスイッチ
40及び50を受信側に切替え、データチャネル用モデ
ム4及びビジートーンチャネル用モデム5を受信モード
に切替える(ステップJ3−S6)。これらの信号は受
信機43、53に受信を喚起することにも使用される。
その後、MAC制御手段30はCPU0へRCONフレ
ーム送信終了を通知する。この後、図12のステップS
07以降の動作を行う。
【0122】次に、本実施例の無線通信装置のデータ受
信時の動作について説明する。第2の実施例と異なる点
は、CCONフレームの送信からBT信号送信までの動
作、すなわち図13におけるステップR07からステッ
プR10までの動作だけである。図15は、本実施例の
無線通信装置のCCONフレーム送信及びBT信号送信
時の動作を示すフローチャートである。図15の内容を
図13のステップR07からステップR10までと入れ
換えると、本実施例の無線通信装置のデータ受信時の動
作を示すフローチャートとなる。
【0123】図15は、MAC制御手段30が、ビジー
トーンチャネルにギャップを検出したと判断した時点
(図13のステップR06)より後の動作を示してい
る。ギャップが検出されると、MAC制御手段30は、
信号線302及び信号線303へ信号を送って、それぞ
れデータチャネル用モデム4及びビジートーンチャネル
用モデム5内の送受信切替えスイッチ40及び50を送
信側に切替え、データチャネル用モデム4及びビジート
ーンチャネル用モデム5を送信モードに切替える(ステ
ップJ3−R1)。これらの信号は送信機41、51に
送信を喚起することにも使用される。
【0124】MAC制御手段30はビジー信号送信手段
34にBT信号の送信開始を指示する。ビジー信号送信
手段34はこの指示を受けて、BT信号用の所定の繰り
返しビットパターンをもつビット列をビジートーンチャ
ネル用モデム5の変調器52へ転送し始める。変調器5
2は入力ビット列をビジートーンチャネルの周波数帯
域、変調方式で変調し、送信機51、共用器7、アンテ
ナ8を経てBT信号のビジートーンチャネルへの送信が
始まる(ステップJ3−R2)。
【0125】次いで、MAC制御手段30は、データ送
信手段36及び送信用FIFO32にフレーム送信を指
示する。データ送信手段36は、送信用FIFO内のC
CONヘッダの先頭にプリアンブルと開始デリミタとを
付加したデータ列を伝送路用ビット列に変換してデータ
チャネル用モデム4の変調器42に転送し始める。転送
されたビット列は変調器42で変調が施され、送信機4
1、共用器7、アンテナ8を経てデータチャネルへCC
ONフレームの送信が始まる(ステップJ3−R3)。
【0126】データ送信手段36はCCONヘッダの先
頭にプリアンブルと開始デリミタとを付加したデータ列
を伝送路用ビット列に変換して変調器42に転送してい
る間にCRCを計算する。データ送信手段36は、送信
用FIFO32内のCCONヘッダをすべて転送し終わ
ると、CCONヘッダの後尾に計算したCRCと終了デ
リミタを付加し、伝送路用ビット列に変換して変調器4
2に転送する。
【0127】データ送信手段36がCCONフレームの
終了デリミタを変調器42に転送し終わると(ステップ
J3−R4)、データ送信手段36はCCONフレーム
の送信終了をMAC制御手段30へ通知する。MAC制
御手段30は、データチャネル用モデム4が転送された
RCONフレームの送信を終了するまで待ち、信号線3
02に信号を送って、送受信切替えスイッチ40を受信
側に切替え、データチャネル用モデム4を受信モードに
切替える(ステップJ3−R5)。これらの信号は受信
機43に受信を喚起することにも使用される。その後、
MAC制御手段30はCPU0へCCONフレーム送信
終了を通知する。この通知を受けるとCPU0はギャッ
プ待ちタイマーを止める(ステップJ3−R6)。この
後の動作は、図13のステップR11以降と同様であ
る。
【0128】以上、本実施例によれば、第1及び第2の
実施例と同様、ビジートーンチャネルを使って送受信双
方で送信中であることを他の端末に知らせるので、隠れ
端末の問題がなくなる。
【0129】また、本実施例によれば、第2の実施例と
同様、ビジートーンチャネルの帯域幅を第1の実施例の
場合に比べて狭くとることが可能であり、周波数帯域を
有効に利用することができる。
【0130】第2の実施例においては、RCON(CC
ON)フレーム送信中は、BT信号を送信しないので、
ビジートーンチャネルだけを観察していると、他の端末
がRCON(CCON)フレーム送信中にも関わらず送
信を開始してしまう端末が存在する可能性がある。RC
ON(CCON)フレームを送信する際、事前にデータ
チャネルも観察し、ビジートーンチャネルのギャップ検
出と同様の手順でギャップを検出した時に限って、RC
ON(CCON)フレームを送信するようにすれば、こ
のことは回避できる。しかし、ビジートーンチャネルの
ギャップ検出に加えてデータチャネルのギャップ検出も
行わなければならないので、処理が複雑になり、回路規
模も大きくなる。本実施例では、RCON(CCON)
フレーム送信時にBT信号を送信するので、RCON
(CCON)フレーム送信前にビジートーンチャネルを
観察するだけで、RCON(CCON)フレームの衝突
を回避することができる。
【0131】なお、第1、第2、第3の実施例では、ビ
ジートーンチャネルとデータチャネルに異なる周波数帯
域を用いることを想定したが、時分割等の方法によって
物理的には一つの周波数帯域を用いることも可能であ
る。一つの周波数を時分割によって論理的に二つのチャ
ネルとして使う場合には、共用器はアンテナスイッチと
なる。無線ネットワーク上の全端末の共用器が、時分割
の区切り毎に、チャネルをビジートーンチャネルとする
かデータチャネルとするかを切り替えて、論理的な二つ
のチャネルを実現する。
【0132】また、第1、第2、第3の実施例では、ギ
ャップ時間を所定のものとしたが、乱数で与えてもよ
い。
【0133】また、第1、第2、第3の実施例では、コ
ネクション確立要求フレームを送信する前にギャップ検
出を行うためにビジートーンチャネルを観察している最
中に、自局宛てのRCONフレームを受信した場合、コ
ネクション管理テーブルをクリアしてデータを受信する
手続きを行うが、このような場合、受信したRCONフ
レームを無視してデータを送信する手続きを続行しても
よい。
【0134】また、コネクション確立要求フレームもし
くはコネクション確立確認フレームを送信する前にビジ
ートーンチャネルを観察した結果、所定の信号強度以上
の信号を検出した場合は、所定のもしくは乱数で与えら
れる時間、ビジートーンチャネルの観察を中断してもよ
い。このことにより電力消費を押えることができる。
【0135】また、第1、第2、第3の実施例では、E
OPビットが1であるDATAフレームを受信した後、
コネクション保持タイマーを使って最大コネクション保
持時間だけ待ってBT信号の送信を終了しコネクション
を解放しているが、別のタイマーを使って、最大コネク
ション保持時間より長い、もしくは短い時間だけ待って
以降の処理を行ってもよい。より長い時間待てば、最後
のDATAフレームに対するACKフレームが落ちたこ
とによる上位層レベルでのデータの再送を防ぐことがで
きる。より短い時間待てば、コネクションを早く解放す
ることで他の端末によるデータ送信開始を早めることが
できる。
【0136】また、第1、第2、第3の実施例では一つ
のDATAフレーム毎にACKフレームで確認している
が、所定の数毎のDATAフレームに確認要求を含ま
せ、確認要求を含むDATAフレームを受信した場合に
のみ、その時点でまだ確認していないすべてのDATA
フレームを確認するACKフレームを送信してもよい。
この場合、DATAフレームは再送はまだACKフレー
ムによって確認されていないすべてのDATAフレーム
を再送することになる。また、ACKフレームを全然送
らなくてもよい。この場合の再送は上位層レベルに委ね
られる。
【0137】また、第1、第2、第3の実施例では、コ
ネクション確立状態である間中、BT信号を送信し続け
ているが、BT信号の送信停止時間が、RCON(CC
ON)フレーム送信前の所定のギャップ時間未満になる
ように、間欠的にBT信号を送信してもよい。このこと
は電力消費の削減につながる。
【0138】また、第2の実施例ではCCONフレーム
送信終了後にBT信号を送信するとしているが、第3の
実施例と同様にしてCCONフレーム送信開始と同時に
BT信号を送信するようにしてもよい。このことによ
り、第2の実施例の無線通信装置においても第3の実施
例の最後に述べたようなCCONフレーム送信時の衝突
回避の機能を実現することができる。
【0139】また、第3の実施例ではRCONフレーム
送信中ずっとBT信号を送信するとしているが、RCO
Nフレームを送信し始めて、所定の時間経過した後にB
T信号の送信を始めてもよいし、RCONフレームを送
信し終わる前にBT信号の送信を止めてもよい。このこ
とは、電力消費の削減につながる。
【0140】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、ビジ
ートーンチャネルを使って送受信双方で送信中であるこ
とを他の端末に知らせるので、隠れ端末の問題がなくな
り、隠れ端末存在時のスループットの低下等の問題を解
決できる。
【0141】また本発明の通信方法及び通信装置は、中
央局を必要とせず、分散環境で使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の無線通信装置のMAC
部の要部の構成を示すブロック図
【図2】同全体の要部の構成を示すブロック図
【図3】(a)は同データチャネル用モデムの要部の構
成を示すブロック図 (b)は同ビジートーンチャネル用モデムの要部の構成
を示すブロック図
【図4】同用いられるフレームの構成を示す図
【図5】同全体の動作を示すフローチャート
【図6】同送信時の動作を示すフローチャート
【図7】同受信時の動作を示すフローチャート
【図8】本発明の第1の実施例の無線通信装置のスルー
プット特性を評価したシミュレーション結果を示す図
【図9】同シミュレーションで用いた端末間の平均伝搬
損を与えることを示す図
【図10】本発明の第2、第3の実施例の無線通信装置
のMAC部の要部の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第2の実施例の全体の動作を示すフ
ローチャート
【図12】同送信時の動作を示すフローチャート
【図13】同受信時の動作を示すフローチャート
【図14】本発明の第3の実施例の無線通信装置のデー
タ送信時におけるコネクション確立時の動作の一部を示
すフローチャート
【図15】同データ受信時におけるコネクション確立時
の動作の一部を示すフローチャート
【図16】隠れ端末について説明する説明図
【図17】従来の無線通信装置のデータ交換の説明図
【符号の説明】
0 CPU 1 メモリ 2 DMAコントローラ 3 MAC部 30 MAC制御手段 31 受信用FIFO 32 送信用FIFO 33 ビジー信号受信手段 34 ビジー信号送信手段 35 データ受信手段 36 データ送信手段 301 ビジートーンチャネルの信号状態をビジー信号
観察手段へ伝える信号線 302 データチャネル用モデムの送受信モードを切替
える信号線 303 ビジートーンチャネル用モデムの送受信モード
を切替える信号線 304 ビジートーンチャネルの信号状態をMAC制御
手段へ伝える信号線 4 データチャネル用モデム 40 送受信切替スイッチ 41 送信機 42 変調器 43 受信機 44 検波復号器 5 ビジートーンチャネル用モデム 50 送受信切替スイッチ 51 送信機 52 変調器 53 受信機 54 検波復号器 6 バス 7 共用器 8 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28 H04L 11/00 310 B

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ伝送に使用されるデータチャネル
    と、アクセス権制御に使用されるビジートーンチャネル
    とを使用し、マルチプルアクセスを行う通信装置で用い
    られる通信方法であって、 第1の前記通信装置から第2の前記通信装置へデータを
    送信する方法として、 前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置が前記ビジ
    ートーンチャネル上の信号を観察する観察ステップと、 前記観察ステップの結果、前記第1の通信装置及び前記
    第2の通信装置の双方が前記ビジートーンチャネル上に
    信号を検出しなければ、前記第1の通信装置及び前記第
    2の通信装置が、前記第1の通信装置と前記第2の通信
    装置との間にコネクションを確立するコネクション確立
    ステップと、 前記コネクション確立ステップの後、前記第1の通信装
    置及び前記第2の通信装置の双方が前記ビジートーンチ
    ャネル上へビジートーン信号の送信を開始するビジート
    ーン信号送信開始ステップと、 前記ビジートーン信号送信開始ステップの後、前記第1
    の通信装置が前記第2の前記通信装置への前記データチ
    ャネルを使用してデータを送信するデータ送信ステップ
    と、 前記データ送信ステップによって前記第1の通信装置か
    ら送信されたデータを、前記第2の前記通信装置が受信
    するデータ受信ステップと、 前記第1の通信装置から前記第2の前記通信装置への前
    記データの送信が終了した後、前記第1の通信装置及び
    前記第2の通信装置の双方が前記ビジートーンチャネル
    上への前記ビジートーン信号の送信を終了するビジート
    ーン信号送信終了ステップとを含むことを特徴とする通
    信方法。
  2. 【請求項2】コネクション確立ステップにおいて、コネ
    クションの確立をビジートーンチャネルを使用して実施
    することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 【請求項3】コネクション確立ステップが、 第1の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、第2の通信装置宛てのコネクション確立要
    求フレームを、前記ビジートーンチャネル上に送信す
    る、コネクション確立要求送信ステップと、 前記コネクション確立要求送信ステップによって前記第
    1の通信装置が送信した前記コネクション確立要求フレ
    ームを、前記第2の通信装置が受信する、コネクション
    確立要求受信ステップと、 前記コネクション確立要求受信ステップの後、前記第2
    の通信装置が前記ビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、前記コネクション確立要求フレームを確認
    するコネクション確立確認フレームを、前記ビジートー
    ンチャネル上に、前記第1の通信装置宛てに送信する、
    コネクション確立確認送信ステップと、 前記コネクション確立確認送信ステップによって前記第
    2の通信装置が送信した前記コネクション確立確認フレ
    ームを、前記第1の通信装置が受信する、コネクション
    確立確認受信ステップとを含むことを特徴とする請求項
    2に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】ビジートーン信号送信開始ステップが、 第2の通信装置がビジートーンチャネル上へコネクショ
    ン確立確認フレームを送信する、コネクション確立確認
    送信ステップの後、前記第2の通信装置が前記ビジート
    ーンチャネル上にビジートーン信号の送信を開始する第
    1のビジートーン信号送信開始ステップと、 第1の通信装置が前記ビジートーンチャネル上からコネ
    クション確立確認フレームを受信する、コネクション確
    立確認受信ステップの後、前記第1の通信装置が、前記
    ビジートーンチャネル上にビジートーン信号の送信を開
    始する第2のビジートーン信号送信開始ステップとを含
    むことを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
  5. 【請求項5】コネクション確立ステップにおいて、コネ
    クションの確立をデータチャネルを使用して実施するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  6. 【請求項6】コネクション確立ステップが、 第1の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、第2の通信装置宛てのコネクション確立要
    求フレームを、データチャネル上に、送信する、コネク
    ション確立要求送信ステップと、 前記コネクション確立要求送信ステップによって前記第
    1の通信装置が送信した前記コネクション確立要求フレ
    ームを、前記第2の通信装置が受信する、コネクション
    確立要求受信ステップと、 前記コネクション確立要求受信ステップの後、前記第2
    の通信装置が前記ビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、前記コネクション確立要求フレームを確認
    するコネクション確立確認フレームを、前記データチャ
    ネル上に、前記第1の通信装置宛てに送信する、コネク
    ション確立確認送信ステップと、 前記コネクション確立確認送信ステップによって前記第
    2の通信装置が送信した前記コネクション確立確認フレ
    ームを前記第1の通信装置が受信する、コネクション確
    立確認受信ステップとを含むことを特徴とする請求項5
    に記載の通信方法。
  7. 【請求項7】ビジートーン信号送信開始ステップが、 コネクション確立確認送信ステップにおいて、第2の通
    信装置がデータチャネル上にコネクション確立確認フレ
    ームの送信を開始すると同時に、もしくは、前記コネク
    ション確立確認フレームを送信中に、もしくは、前記コ
    ネクション確立確認フレームを送信し終わった後に、前
    記第2の通信装置がビジートーンチャネル上にビジート
    ーン信号の送信を開始する、第1のビジートーン信号送
    信開始ステップと、 前記コネクション確立確認受信ステップの後、第1の通
    信装置が、前記ビジートーンチャネル上にビジートーン
    信号の送信を開始する第2のビジートーン信号送信開始
    ステップとを含むことを特徴とする請求項6に記載の通
    信方法。
  8. 【請求項8】コネクション確立ステップが、 第1の通信装置がビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、前記第1の通信装置がデータチャネル上
    に、第2の通信装置宛てにコネクション確立要求フレー
    ムを送信する、コネクション確立要求送信ステップと、 前記第1の通信装置が前記コネクション確立要求フレー
    ムを送信しているすべてのもしくは一部の時間、前記第
    1の通信装置が前記ビジートーンチャネル上にビジート
    ーン信号を送信し続ける、コネクション確立時ビジート
    ーン信号送信ステップと、 前記コネクション確立要求ステップによって前記第1の
    通信装置が送信した前記コネクション確立要求フレーム
    を、前記第2の通信装置が受信するコネクション確立要
    求受信ステップと、 前記コネクション確立要求受信ステップの後、前記第2
    の通信装置が前記ビジートーンチャネルに信号を検出し
    ないならば、前記コネクション確立要求フレームを確認
    するコネクション確立確認フレームを、前記データチャ
    ネル上に、前記第1の通信装置宛てに送信する、コネク
    ション確立確認送信ステップと、 前記コネクション確立確認送信ステップによって前記第
    2の通信装置が送信した前記コネクション確立確認フレ
    ームを、前記第1の通信装置が受信する、コネクション
    確立確認受信ステップとを含むことを特徴とする請求項
    5に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】ビジートーン信号送信開始ステップが、 コネクション確立確認送信ステップにおいて、第2の通
    信装置がデータチャネル上にコネクション確立確認フレ
    ームの送信を開始すると同時に、もしくは、前記コネク
    ション確立確認フレームを送信中に、もしくは、前記コ
    ネクション確立確認フレームを送信し終わった後に、前
    記第2の通信装置がビジートーンチャネル上にビジート
    ーン信号の送信を開始する、第1のビジートーン信号送
    信開始ステップと、 前記コネクション確立確認受信ステップの後、第1の通
    信装置が、前記ビジートーンチャネル上にビジートーン
    信号の送信を開始する第2のビジートーン信号送信開始
    ステップとを含むことを特徴とする請求項8に記載の通
    信方法。
  10. 【請求項10】請求項2に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記通信装置は、ビジー信号観察手段と、ビジー信号送
    受信手段と、データ送信手段と、データ受信手段とを備
    え、 前記第1及び第2の通信装置の前記ビジー信号観察手段
    が、前記観察ステップを行い、 前記第1及び第2の通信装置の前記ビジー信号送受信手
    段が、前記コネクション確立ステップと前記ビジートー
    ン信号送信開始ステップと前記ビジートーン信号送信終
    了ステップとを行い、 前記第1の通信装置のデータ送信手段が、前記データ送
    信ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記データ受信手段が、前記デー
    タ受信ステップを行うことを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】請求項3に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記通信装置の前記ビジー信号送受信手段がビジー信号
    送信手段とビジー信号受信手段とを含み、 前記第1の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    コネクション確立要求送信ステップと前記ビジートーン
    信号送信開始ステップと前記ビジートーン信号送信終了
    ステップとを行い、 前記第2の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    コネクション確立確認送信ステップと前記ビジートーン
    信号送信開始ステップと前記ビジートーン信号送信終了
    ステップとを行い、 前記第1の通信装置の前記ビジー信号受信手段が、前記
    コネクション確立確認受信ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記ビジー信号受信手段が、前記
    コネクション確立要求受信ステップを行うことを特徴と
    する請求項10に記載の通信装置。
  12. 【請求項12】請求項4に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記第1の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第2のビジートーン信号送信開始ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第1のビジートーン信号送信開始ステップを行うことを
    特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 【請求項13】請求項5に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記通信装置は、ビジー信号観察手段と、データ送受信
    手段と、ビジー信号送信手段とを備え、 前記第1及び第2の通信装置の前記ビジー信号観察手段
    が、前記観察ステップを行い、 前記第1及び第2の通信装置の前記データ送受信手段
    が、前記コネクション確立ステップを行い、 前記第1及び第2の通信装置の前記ビジー信号送信手段
    が、前記ビジートーン信号送信開始ステップと前記ビジ
    ートーン信号送信終了ステップとを行い、 前記第1の通信装置のデータ送受信手段が、前記データ
    送信ステップとを行い、 前記第2の通信装置の前記データ送受信手段が、前記デ
    ータ受信ステップを行うことを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】請求項6に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記通信装置の前記データ送受信手段がデータ送信手段
    とデータ受信手段とを含み、 前記第1の通信装置のデータ送信手段が、前記コネクシ
    ョン確立要求送信ステップと前記データ送信ステップと
    を行い、 前記第2の通信装置の前記データ送信手段が、前記コネ
    クション確立確認送信ステップを行い、 前記第1の通信装置の前記データ受信手段が、前記コネ
    クション確立確認受信ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記データ受信手段が、前記コネ
    クション確立要求受信ステップと前記データ受信ステッ
    プとを行うことを特徴とする請求項13に記載の通信装
    置。
  15. 【請求項15】請求項7に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記第1の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第2のビジートーン信号送信開始ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第1のビジートーン信号送信開始ステップを行うことを
    特徴とする請求項14に記載の通信装置。
  16. 【請求項16】請求項8に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記通信装置の前記データ送受信手段がデータ送信手段
    とデータ受信手段とを含み、 前記第1の通信装置のデータ送信手段が、前記コネクシ
    ョン確立要求送信ステップと前記データ送信ステップと
    を行い、 前記第2の通信装置の前記データ送信手段が、前記コネ
    クション確立確認送信ステップを行い、 前記第1の通信装置の前記データ受信手段が、前記コネ
    クション確立確認受信ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記データ受信手段が、前記コネ
    クション確立要求受信ステップと前記データ受信ステッ
    プとを行い、 前記第1の通信装置のビジー信号送信手段が、前記コネ
    クション確立時ビジートーン信号送信ステップを行うこ
    とを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  17. 【請求項17】請求項9に記載された通信方法を用いる
    通信装置であって、 前記第1の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第2のビジートーン信号送信開始ステップを行い、 前記第2の通信装置の前記ビジー信号送信手段が、前記
    第1のビジートーン信号送信開始ステップを行うことを
    特徴とする請求項16に記載の通信装置。
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