JPH07308166A - 活性酸素消去性食品 - Google Patents

活性酸素消去性食品

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JPH07308166A
JPH07308166A JP6104008A JP10400894A JPH07308166A JP H07308166 A JPH07308166 A JP H07308166A JP 6104008 A JP6104008 A JP 6104008A JP 10400894 A JP10400894 A JP 10400894A JP H07308166 A JPH07308166 A JP H07308166A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スーパーオキシド消去活性値(SOSA)が
極めて高く、健康の維持、成人病の予防、治療に有用す
ることができる活性酸素消去性食品を提供。 【構成】 本発明の活性酸素消去性食品は、電子スピン
共鳴法で測定した100g当たりのスーパーオキシド消
去活性値(SOSA100 )が15万単位以上であるそば
若葉粉末100重量部に、0.05〜20重量部のビタ
ミンCを添加してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、健康の維持、増進や疾
病の予防、治療に有用な健康食品に関するものであり、
より詳しくは、そば若葉粉末の有する生理機能を効果的
かつ相乗的に活用、強化してなる新規な活性酸素消去性
食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
急速な高齢化の時代を迎えつつあるなかで、動脈硬化、
脳卒中、心筋梗塞、ガン、糖尿病、痴呆等の成人病の予
防、治療が大きな問題となっているが、これら疾病の殆
どが生体内に発生するスーパーオキシド、過酸化水素、
ヒドロキシラジカルなどの活性酸素や過酸化脂質(両者
を合わせて以下「活性酸素等」と呼ぶ)がもたらす障害
(酸素障害)と深く関わっていることが明らかにされつ
つある。
【0003】本来、人(等動物)の体内では、恒常的に
酸素を消費する過程で、またエネルギー消費が激しい時
程多量に、活性酸素等を発生するが、これらを消去する
防御系としてスーパーオキシドジスムターゼ(SO
D)、カタラーゼ等の酵素や抗酸化型のビタミンE、C
等が存在している。そして若い時期にはたとえ酸素障害
を受けたとしても、これらの防御系による修復機能が働
くため問題が生じないが、加齢とともにこのような修復
機能が低下して上記の様々な疾病を引き起こすと言われ
ている。
【0004】最近、このような“恒常的”な酸素障害の
防御に有効な食品を探索し、“日常的”に摂取すること
によって成人病の予防、治療に役立てんとする開発が盛
んである。たとえば胚芽、大豆、米糠、はと麦、ごま等
を併用加工しスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)
様の化学的なスーパーオキシド消去機能(SOSA)を
もたせた組成物“SOD様作用食品”、南ア原産の“ル
イボスティー茶”等が注目されている。従って、本発明
の目的は、スーパーオキシド消去活性値(SOSA)が
極めて高く、健康の維持、成人病の予防、治療に有用す
ることができる活性酸素消去性食品を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、既に、
“そば若葉粉末”(特公昭57−12587号公報)を
発明し、このものを添加して味と香り、色合い、栄養価
等を向上せしめたそば麺や飴を開発し、とくにその中に
豊富に含まれるルチンに由来する“血管壁強化、血流改
善機能”を特徴とする健康食物(商標「若そば」、「若
そばキャンデー」)として、そば麺は昭和56年以来、
飴は昭和61年以来製造販売を行っている。また一方で
は、昭和60年以降長年にわたって、“そば若葉粉末”
を主体とする健康食品の開発、試販を続けながら、顧客
の協力を得て実際的な生理機能の評価と洞察を行ってき
た結果、遂に上記目的を達成したものである。
【0006】本発明は、電子スピン共鳴法で測定した1
00g当たりのスーパーオキシド消去活性値(SOSA
100 )が15万単位以上であるそば若葉粉末100重量
部に、0.05〜20重量部のビタミンCを添加してな
ることを特徴とする活性酸素消去性食品を提供するもの
である。ここで、そば若葉粉末とは、結実前にそばの若
株を刈り取り、その若株を乾燥して茎葉花を荒粉とし、
更に精粉等をしたものである(特公昭57−12587
号公報)。
【0007】
【実施態様及び実施例】以下、本発明に係る活性酸素消
去性食品について詳述する。本発明は、基本的には、以
下の3つの技術的開発からなっている。第一の発明は、
本発明の基礎的構成にかかわるもので、本発明の活性酸
素消去性食品は、電子スピン共鳴法で測定したスーパー
オキシド消去活性値(SOSA 100 :100g当たり)
が15万単位以上、好ましくは25万単位以上であるそ
ば若葉粉末100重量部に、0.05〜20重量部のビ
タミンCを添加してなるものである。
【0008】内容的には、適切な調整法により得られる
そば若葉粉末に適量のビタミンCを添加することからな
り、豊富な栄養成分と特殊成分を含有し、かつ優れた活
性酸素等の消去活性を有する食品組成物が得られ、実際
的な摂取試験から、成人病の予防・治療に対する有用性
が認められたことからなる。
【0009】そば若葉粉末は、結実前にそばの若株を刈
り取り、その若株を乾燥して茎、葉、花のうちの主に葉
を荒粉とし、更に精粉等して得られる。これらについて
より具体的に述べると、まず、そば若葉粉末の調整法で
はとくに収穫、洗浄した所定のそば若葉の上記乾燥法が
重要で、そば若葉本来の多彩な栄養成分を保持し且つ上
記の優れた活性を発現させるには、例えば遠赤外線等に
よる比較的低温(50°〜80°)での穏やかで均一な
加熱法を採用し、比較的短時間に乾燥した後粉末化する
ことが肝要である。
【0010】ここに得られるそば若葉粉末は下記表1の
一分析例で示す如く多彩で豊富な栄養成分や特殊成分を
含有することに加えて、従来知られていなかった優れた
活性酸素消去活性能、すなわち電子スピン共鳴法(以下
ESR法と呼ぶ)によるスーパーオキシド消去活性値
(SOSA100 )が100g当たり25万単位以上、及
び同じくESR法によるヒドロキシラジカル消去活性値
(OHSA100 :100g当たり)が1000単位以上
を示すものが安定して得られた。そば若葉粉末に豊富に
含まれるルチン自体にもSOSAが見られたが、上記の
活性はその数倍に相当するものである。因みに従来から
のそば若葉粉末については消去活性値(SOSA100
が調べられていなかったが、その値は製造上、安定せず
その値も15万単位に達しないものが大部分であった。
【0011】
【表1】
【0012】(財団法人日本食品分析センターの分析結
果に基づく) 上記の如く、そば若葉粉末は食物繊維、タンパク質(ア
ミノ酸バランスがよい)、カルシウム、鉄ほか各種ミネ
ラル、葉酸、ビタミンE、Cほか各種ビタミン、クロロ
フィル、ルチン等のポリフェノール類、などを豊富に含
有し、優れた栄養価と、活性酸素消去機能など重要な生
理的機能を有する。
【0013】電子スピン共鳴(ESR)法によるスーパ
ーオキシド消去活性(SOSA)測定法は、以下の値で
表されるものである。J. M. McCord及びI. Fridovichが
定義した単位、つまりチトクロムc の還元を50%阻害
するのに必要なSODの量が1単位である[J. Biol. Ch
em., 244, 6049 (1969)]ので、このSODの活性に相当
する活性を1単位とし、2.0mMHPX−リン酸塩緩
衝液50μl、5.5mM DETAPAC−リン酸塩
緩衝液35μl、試料溶液又はSOD標準溶液50μ
l、DMPO15μl、0.4units/mlXODリン酸塩
緩衝液50μlの反応系でESR装置を用いて測定した
[K. Mitsuta, et al, ; Bull. Chem. Soc. Jpn.,63 , 1
87 (1990)]。
【0014】電子スピン共鳴(ESR)法によるヒドロ
キシラジカル消去活性(OHSA)測定法は、以下の値
で表されるものである。1mM FeSO4 +5.5m
M DETAPAC 75μl、0.092MDMPO
20μl、1mM H2 2 75μl及び試験溶液
50μlの反応系でアスコルビン酸1μmolがヒドロ
キシラジカルを消去する活性を1単位として、アスコル
ビン酸相当量で表した[M. Kohno, et al, Bull. Chem.
Soc. Jpn.,64 , 1447 (1991)] 。
【0015】本発明においてビタミンCは、そば若葉粉
末100重量部当たり0.05重量〜20重量部の範囲
で含有される。この量はそば若葉粉末に上記の如く多量
(3〜4重量部)に含まれるルチンと相乗作用を発揮す
るのに有効な範囲を示す。ここに両者の相乗作用につい
て述べると、まずルチンはビタミンPとも呼ばれ毛細血
管の強化作用を有し高血圧、脳溢血等の予防機能が知ら
れているが、この機能がビタミンCの存在によって促進
される。一方ビタミンCのもつ抗酸化性と活性酸素消去
機能がルチンによって促進され、そば若葉粉末の活性酸
素消去機能を相乗的に高める結果をもたらす。
【0016】また、ビタミンCは生体膜中に存在するビ
タミンEを再生させ抗酸化性と活性酸素消去機能の回復
をもたらす。この他ビタミンCはそば若葉粉末中に多量
に含まれる鉄(16mg%で豚肝臓の13mg%を超える)
の吸収を高める機能、体内にできる発ガン物質ニトロソ
アミンの形成を防止する機能、白血球の免疫機能を維持
する機能など多様な機能を有しており、これらの機能が
そば若葉粉末の機能を相乗的に促進する。
【0017】このような相乗作用の発現に有効なルチン
とビタミンCの比率は、ルチン100に対してビタミン
C500以下が適当で、そば若葉粉末100重量部につ
いては20重量部以下のビタミンC添加が適当である。
またこの場合、ビタミンCはそば若葉粉末に固有の青臭
みをマスクする機能があり、有効な添加量の下限は0.
05重量部付近である。なおここに用いるビタミンCは
天然物、合成物、誘導体、組成物等いずれでもよく、ア
スコルビン酸として上記の比率で使用できる。
【0018】このように得られる本発明に係るそば若葉
粉末、及びビタミンC混合組成物は15万単位以上のス
ーパーオキシド消去活性を有し、人での実際的な摂取成
績から、糖尿病、高血圧、高脂血、心疾患などの成人病
や便秘の改善等に有用性が認められている。
【0019】本発明に係る活性酸素消去性食品はまた、
上記そば若葉粉末100重量部に、純度100%換算で
0.1〜30重量部の茶カテキン及び/又はこれに相当
する量の茶粉末、0.5〜20重量部のレシチン、4〜
200μgのビタミンB12、10〜500国際単位のビ
タミンD、0.02〜2重量部のCPP又はCCP、及
び1〜100重量部のホーレンソウ粉末の少なくとも1
種類以上を添加するものである。
【0020】かかる第二発明は、上記第一発明を基礎と
して、第一発明の活性酸素消去性食品の主要機能である
活性酸素等消去機能、各種成人病の予防、治療機能等を
さらに相乗的に高めるために、そば若葉粉末中に豊富に
含まれている上記特定成分を効果的(相乗的)に活用す
ることに関するものである。以下にこれらの添加物がも
たらす相乗作用について述べる。尚、CPPはカゼイン
ホスホペプチド、CCPはカゼインカルシウムペプチド
の略称である。
【0021】(1)茶カテキン及び/又は茶粉末 そば若葉粉末中にはルチンを含めて7%以上のポリフェ
ノール類が含まれており、そば若葉粉末に固有な活性酸
素等消去機能の主要部分を担っているわけであるが、こ
れにさらに異種のポリフェノール類として茶カテキンを
添加することで、相乗的に活性酸素消去機能を強化でき
る。添加量(純度100%換算)の上限の30重量部は
日常の茶の飲用経験から過剰摂取の虞れのない限界を、
また下限の0.1重量部はこれ未満だと目的の効果が得
られない限界を示す。またこのカテキン量の一部又は全
部を茶粉末で代替することができ、カテキン以外の茶有
用成分が利用できる。
【0022】(2)レシチン(リン脂質) そば若葉粉末中にはビタミンEが20mg%(ゴマ油な
み)含まれている。ビタミンEはその生理機能が生体防
御機能と最も関連づけられている油溶性の抗酸化ビタミ
ンであり、生体内では広く生体膜中に存在し、生体の酸
化障害の一つである膜脂質(リン脂質)の過酸化反応を
抑制し老化防止につながるといわれており、また、血中
等では食餌由来の不飽和脂肪酸の酸化抑制に有用であ
る。一方、レシチンにはこのような抗酸化性はないが、
ビタミンEとの共存下で相乗的に作用し、ビタミンEの
機能を高めることができる。また、レシチンには経口摂
取で血中コレステロールを下げる作用が明らかにされて
いる。結果として、レシチンの添加により、そば若葉粉
末に固有の活性酸素等消去機能等を相乗的に高めること
ができる。
【0023】このような相乗効果に加えて、高純度(リ
ン脂質97%)のレシチンの添加がそば若葉粉末にマイ
ルドな食感を付与することにより、呈味の著しい改善を
もたらす。具体的には、そば若葉粉末中に20重量部を
超えるとレシチン独特の風味が欠点として感じられ、逆
に0.5重量部を下回ると改善効果が殆ど認められな
い。
【0024】(3)ビタミンB12 そば若葉粉末には葉酸が約900μg%(食品中最も多
い肝臓の2〜4倍)含まれている。葉酸はビタミンB12
とともにタンパク質の代謝や赤血球の造成にかかわるビ
タミンで、不足すると「巨赤芽球性貧血」を招くとさ
れ、神経の働きにもかかわっている。一方、ビタミンB
12は動物性のビタミンであるが葉酸とほぼ同じ機能を有
し、不足すると(鉄不足とは異なる)「悪性貧血」を起
こすと言われる。そしてこれら2種のビタミンが、特に
高齢の糖尿病の治療や、また最近では肺ガンの前ガン治
療などにも併用され、効果が認められている。結果とし
て、ビタミンB12の添加はそば若葉粉末と相乗的に働
き、そば若葉粉末に期待される成人病の予防、治療機能
を高めることになる。添加量の上限の200μgは臨床
応用における葉酸との比率から有効な量、下限の4μg
はこれより少ないと添加効果が期待できない量を示す。
【0025】(4)ビタミンD、CPPまたはCCP等 そば若葉粉末のカルシウム含有量は、2〜3重量%(煮
干しなみ)と多い。しかし、一般に天然のカルシウムは
ヒトでの吸収率が低い(因みに野菜や海草で17%、骨
で30%、最高の牛乳でも50%)。そば若葉粉末につ
いても同様で、従ってその豊富なカルシウムを有効に活
用するためには吸収促進策が必要で、それには2つの方
式がある。一つはカルシウムを捕捉溶解して腸管内での
沈殿防止にかかわるCPPやCCPの添加、いま一つは
主として血中への溶解移行にかかわるビタミンDの添加
である。
【0026】これらの具体的な添加量は、純CPPやC
CPではヒトでの試験からカルシウム含有量の35〜5
0%が推奨されており、そば若葉粉末の場合には2重量
部乃至それ以下の添加量が適当で、溶解効果の下限が
0.02%付近に観察された。一方のビタミンDでは一
日所要量(100国際単位)、カルシウム一日所要量
(600ミリグラム)等から、そば若葉粉末に対しては
500国際単位乃至それ以下の添加量が適切で、10国
際単位未満では摂取量からその効果は殆ど期待できな
い。なお、これら2つの吸収促進方式は適宜に併用する
ことができる。ビタミンDには以上とは別に、活性型の
ビタミンD3 が白血病細胞株の分化誘導作用を有するこ
とから、白血病治療薬としても期待される。
【0027】(5)ホーレンソウ粉末 ホーレンソウは代表的な緑黄色野菜として多彩な生理的
機能、すなわちビタミンC、カロチノイド、ポリフェノ
ール等に由来するとされるガン予防機能、カロチノイド
その他の成分による抗血栓機能、タンパク成分に由来す
る抗高脂血機能、特殊な高分子成分に由来するヒト培養
ガン細胞(白血病細胞等)の分化誘導、増殖抑制機能等
を有している。添加量の上限100重量部及び下限1重
量部は摂取試験による実用的に行う限界を示すものであ
る。
【0028】従って、以上のものから選択される一種以
上の粉末等を添加することでそば若葉粉末に固有な活性
酸素消去、成人病予防・治療機能を相乗的に高めること
が期待できる。
【0029】本発明は更に、上記活性酸素消去性食品の
組成物に、上記そば若葉粉末100重量部に、3重量部
以上の付形剤を添加し、乾式法により造粒してなる食品
とすることができる。これは、本発明の第一及び第二の
活性酸素消去性食品の開発に基づく製品を食べやすい形
に仕上げるための造粒方法に関するものである。具体的
には、そば若葉粉末100重量当たり少なくとも3重量
部以上の付形剤を添加し、乾式法により造粒することか
らなる。
【0030】先ず、そば若葉粉末100重量当たり少な
くとも3重量部以上の付形剤を添加することが必要で、
付形剤がこれ未満の量だと、以後の操作で造粒が不十分
となり壊れ易く初期の目的が達成できない。付形剤とし
てはデキストリンが安価で一般的であるが、この他のも
のたとえば乳糖、マルトース、各種オリゴ糖、その他の
各種多糖類、それらの還元物などの糖質や、これらを適
宜に配合した製剤などが使用できる。
【0031】次に造粒を乾式で行うことが重要である。
食品粉末を造粒する際、一般には適量の水又はガム質な
どバインダーの水溶液を用いて原料粉末を加湿したのち
又は加湿しながら流動式、攪拌式、回転式、押出式等の
造粒機にかけて造粒(すなわち湿式造粒)したのち乾
燥、篩別しさらに大きい粒を望む場合はこの顆粒を打錠
機にかけるなどの方法がとられる。そしてそば若葉粉末
に対してもこれらの湿式造粒法が適用できるが、その
際、そば若葉粉末の特性上、多量の加湿が必要で乾燥工
程に長時間を要し、また上記の篩別工程からでる篩下
(粉)の再使用による変質が生じやすい。
【0032】造粒を乾式で行うには、原料を粉末のまま
ローラーや打錠機で望む粒径に圧縮成形するか、一旦大
きめに圧縮成形したのち粉砕、篩別して望む顆粒に仕上
げるなどの方法があるが、作業効率が悪く、また製品も
欠けやすいため、一般的でなく殆ど利用されていない。
しかしながら、そば若葉粉末について種々検討した結
果、上記の付形剤を少なくとも3重量部以上添加するこ
とにより、乾式造粒法で目的とする特性、すなわち明る
い色合い、食べやすさ、優れた保管性を具備した打錠や
顆粒製品を歩留よく造ることができる。
【0033】なお、原料として前述の如く、各種の添加
剤を添加した場合にも同様な特性の製品が得られ、以下
のものを添加することが好ましい。 〔配合すると好ましい任意成分〕 ・酵母やグルタチオンなどグルタチオン系の過酸化脂質
消去物質 ・酵母やプロタミンなど核酸系の抗酸化性強化物質 ・β−カロチン、ビタミンE、セレニウムなどガン予防
性の抗酸化性物質 ・その他の天然及び合成系のビタミンやミネラル類 ・ビフィズス菌活性機能をもった各種オリゴ糖 ・おいしい味に仕上げるための少量の香料や甘味料 ・打錠作業の効率を上げるための少量の滑沢剤
【0034】以下に本発明に係る活性酸素消去性食品を
実施例と共に説明する。尚、本発明は以下の実施例に限
るものではない。 (実施例1)上述で製造及び分析して表1に示したそば
若葉粉末100重量部当たり、ビタミンCを0.4重量
部添加した配合製品を中心に顧客の協力を得ながら試販
を続けた結果、多数の体調回復、疾病改善の評価が得ら
れた。尚、比較のためにビタミンCを添加しないものを
比較例とした。以上の服用及び服用効果を表2及び3に
示した。尚、比較例は表2及び表3中の1−b、2−
b、及び3−bであり、それ以外は実施例である。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】(服用形態:1粒400mg錠)上記結果
は、本発明に係る活性酸素消去性食品において、そば若
葉粉末にビタミンCを添加した製品が優れた消去活性値
(SOSA100 で25万単位以上/100g及びOHS
100 で3000単位/100g)を有し、各種の成人
病の改善に優れた機能を発揮することを示している。そ
してまた、これらの機能は1−a、b、2−a、b及び
3−a、bの比較から明らかな如く、そば若葉粉末にビ
タミンCを添加したものの方がより優れており、このこ
とがそば若葉粉末とビタミンCとの相乗作用によること
を示している。
【0038】(実施例2)実施例1に示した同様なそば
若葉粉末にビタミンCの他にさらに各種の活性成分を添
加した場合について代表的な配合例を表4に示し、また
その服用及び服用効果を表5に示した。
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】(上記のものはいずれも乾式造粒法で打錠
としたものである。1粒400mg錠で、また服用Noは
配合Noに従う。) 上記試験結果から、各種の添加物を配合した本発明に係
る活性酸素消去性食品がかなり重い成人病の改善に役立
つことが期待される。
【0042】(実施例3)以下の配合で乾式造粒方式に
よる粒状(打錠)製品の製造法とその保管成績を示す。
付形剤としてデキストリンを9%使用した。 〔配合〕 配合物 (重量部) ・そば若葉粉末 90 ・デキストリン 9 ・ビタミンC 0.3 ・粉末フレーバー 0.3 ・甘味料 0.1 ・滑沢剤 0.3 〔製法〕 ・乾式、直打法 1粒約400mg ・粒径 一片約12ミリ三角型
【0043】〔製品の出来ばえ〕明るい緑色で、欠け難
く程よい固さを有し、良好に食することができる。 〔保管・試用試験〕 〔包装製品〕茶褐色瓶詰め(300粒入り)ねじ蓋付、
固形吸湿剤同封、12本 〔条件〕すべて室温に保管し、1日10粒を三回に服
用、月1本づつ消費し一年間試用 〔結果〕最後の一本は冷蔵庫保管のものと比較した。色
合い、固さ、味、香り、活性酸素消去活性とも終始変化
が認められなかった。
【0044】我が国は今や世界一の長寿国と言われるま
でになったが、高齢人口の多くは心筋梗塞、動脈硬化、
脳卒中、癌、糖尿病、痴呆症等の成人病で苦しんでいる
ことも事実である。本発明に係る活性酸素消去性食品は
このような現状の解決を念願して開発したものであり、
上記実施例の結果より、以下の具体的な効果が得られ
る。 本発明に係る活性酸素消去性食品は、豊富な栄養成分
と特殊な活性成分を含有する“そば若葉粉末”と適量の
ビタミンCとの相乗作用を基礎として、優れた活性酸素
消去機能を発揮し、上記の各種の成人病の予防、治療や
便秘の改善、健康の維持増進に役立つ。 さらに適量の茶カテキンや茶粉末、レシチン、ビタミ
ンB12、ビタミンD、CPP又はCCP、ホーレンソウ
粉末等を添加すれば、“そば若葉粉末”と効果的かつ相
乗的に作用し上記の効用を高めることができる。 本発明に係る活性酸素消去性食品は上記の優れた機能
とともに、日常的な継続摂取に大切な食べやすさと優れ
た保管性を有している。 ここに、本発明に係る活性酸素消去性食品を予防医学的
な観点から常時摂取することにより、多くの人々が寿命
の限り、老いてなお細胞の活性を保ちつづけることがで
き、名実共に、我が国が世界に誇れる‘長寿国’への変
革を遂げることを信じるものである。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る活性酸素消去性食品は、ス
ーパーオキシド消去活性値(SOSA)が極めて高く、
健康の維持、成人病の予防、治療に有用することができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子スピン共鳴法で測定した100g当
    たりのスーパーオキシド消去活性値(SOSA100 )が
    15万単位以上であるそば若葉粉末100重量部に、
    0.05〜20重量部のビタミンCを添加してなること
    を特徴とする活性酸素消去性食品。
  2. 【請求項2】 上記そば若葉粉末100重量部に、純度
    100%換算で0.1〜30重量部の茶カテキン及び/
    又はこれに相当する量の茶粉末、0.5〜20重量部の
    レシチン、4〜200μgのビタミンB12、10〜50
    0国際単位のビタミンD、0.02〜2重量部のCPP
    又はCCP、及び1〜100重量部のホーレンソウ粉末
    の少なくとも1種類以上を添加することを特徴とする請
    求項1記載の活性酸素消去性食品。
  3. 【請求項3】 上記そば若葉粉末100重量部に、3重
    量部以上の付形剤を添加し、乾式法により造粒してなる
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の活性酸素
    消去性食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121930A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Q'sai Co Ltd 植物粉末及びその製造方法
JP2008167743A (ja) * 2006-12-12 2008-07-24 S F C:Kk イグサ青汁
JP2013051920A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Ishikawa Prefectural Public Univ Corp 骨密度強化補助食品

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