JPH07308304A - Mri用rfコイル - Google Patents
Mri用rfコイルInfo
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- JPH07308304A JPH07308304A JP6103867A JP10386794A JPH07308304A JP H07308304 A JPH07308304 A JP H07308304A JP 6103867 A JP6103867 A JP 6103867A JP 10386794 A JP10386794 A JP 10386794A JP H07308304 A JPH07308304 A JP H07308304A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 17
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像に必要な領域内で磁場の均一度を確保し
つつ、撮像に必要としない領域での磁場強度を低減可能
なバードケージコイル型のMRI用RFコイルを実現す
る。 【構成】 互いに平行するように配置された略円形の第
1及び第2のリング部2a,2bと、前記第1及び第2
のリング部2a,2bの周縁に沿って所定の間隔で隔た
った点同士を接続する複数のエレメント3と、前記第1
及び第2のリング部2a,2bとの間で、複数のエレメ
ント3上に配置された1以上の略円形の中間リング部5
a,5bとから構成されたことを特徴とするバードケー
ジ構造のMRI用RFコイル。
つつ、撮像に必要としない領域での磁場強度を低減可能
なバードケージコイル型のMRI用RFコイルを実現す
る。 【構成】 互いに平行するように配置された略円形の第
1及び第2のリング部2a,2bと、前記第1及び第2
のリング部2a,2bの周縁に沿って所定の間隔で隔た
った点同士を接続する複数のエレメント3と、前記第1
及び第2のリング部2a,2bとの間で、複数のエレメ
ント3上に配置された1以上の略円形の中間リング部5
a,5bとから構成されたことを特徴とするバードケー
ジ構造のMRI用RFコイル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴イメージング
(MRI)装置に用いるRFコイルに関し、特にバード
ケージコイル構造のMRI用RFコイルに関する。
(MRI)装置に用いるRFコイルに関し、特にバード
ケージコイル構造のMRI用RFコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用し
て被検体中の所望の検査部位における原子核スピンの密
度分布,緩和時間分布等を計測して、その計測データか
ら被検体の断面を画像表示するものである。
て被検体中の所望の検査部位における原子核スピンの密
度分布,緩和時間分布等を計測して、その計測データか
ら被検体の断面を画像表示するものである。
【0003】均一で強力な静磁場発生装置内に置かれた
被検体の原子核スピンは、静磁場の強さによって定まる
周波数(ラーモア周波数)で静磁場の方向を軸として歳
差運動を行う。そこで、このラーモア周波数に等しい周
波数の高周波パルスを外部より照射すると、スピンが励
起されて高いエネルギー状態に遷移する。これを核磁気
共鳴現象と言う。この高周波パルスの照射を打ち切る
と、スピンはそれぞれの状態に応じた時定数で元の低い
エネルギー状態に戻り、この時に外部に電磁波を照射す
る。これをその周波数に同調した高周波受信コイル(R
Fコイル)で検出する。このとき、空間内に位置情報を
付加する目的で、三軸の傾斜磁場を静磁場空間に印加す
る。この結果、空間内の位置情報を周波数情報として捕
らえることができる。
被検体の原子核スピンは、静磁場の強さによって定まる
周波数(ラーモア周波数)で静磁場の方向を軸として歳
差運動を行う。そこで、このラーモア周波数に等しい周
波数の高周波パルスを外部より照射すると、スピンが励
起されて高いエネルギー状態に遷移する。これを核磁気
共鳴現象と言う。この高周波パルスの照射を打ち切る
と、スピンはそれぞれの状態に応じた時定数で元の低い
エネルギー状態に戻り、この時に外部に電磁波を照射す
る。これをその周波数に同調した高周波受信コイル(R
Fコイル)で検出する。このとき、空間内に位置情報を
付加する目的で、三軸の傾斜磁場を静磁場空間に印加す
る。この結果、空間内の位置情報を周波数情報として捕
らえることができる。
【0004】このようなMRI装置において、被検体に
高周波回転磁場を印加するために用いられるRFコイル
は、その中に被検体を収容し、被検体の周囲の線輪(エ
レメント)部分に高周波電流を流している。
高周波回転磁場を印加するために用いられるRFコイル
は、その中に被検体を収容し、被検体の周囲の線輪(エ
レメント)部分に高周波電流を流している。
【0005】このRFコイルの構造の一種にバードケー
ジ構造と呼ばれる形状のものがある。このバードケージ
コイル構造のRFコイル(以下、単にバードケージコイ
ルという)のうちハイパス形の一例を図6に示す。
ジ構造と呼ばれる形状のものがある。このバードケージ
コイル構造のRFコイル(以下、単にバードケージコイ
ルという)のうちハイパス形の一例を図6に示す。
【0006】第1のリング部2a及び第2のリング部2
b(以下、単にリング部とも言う)は導電ループを形成
し、略円形をなしており、2個のリング部2a,2bは
その面が平行になるように配置されている。エレメント
3はこの2個のリング部2a,2bをその各々の周縁に
沿って同一間隔に隔たった点でリング部2a,2bの面
に直交して接続されているもので、複数本のエレメント
から構成されている。コンデンサ4はリング部2のエレ
メント接続点間に直列に挿入されており、エレメント3
のインダクタンスとこのコンデンサ4の容量とで前記ラ
ーモア周波数に共振するような値に選ばれている。この
ようなバードケージコイルは同相と直交の両成分の結合
を同時に行うことができ、又、Qも十分高いので多く用
いられている。
b(以下、単にリング部とも言う)は導電ループを形成
し、略円形をなしており、2個のリング部2a,2bは
その面が平行になるように配置されている。エレメント
3はこの2個のリング部2a,2bをその各々の周縁に
沿って同一間隔に隔たった点でリング部2a,2bの面
に直交して接続されているもので、複数本のエレメント
から構成されている。コンデンサ4はリング部2のエレ
メント接続点間に直列に挿入されており、エレメント3
のインダクタンスとこのコンデンサ4の容量とで前記ラ
ーモア周波数に共振するような値に選ばれている。この
ようなバードケージコイルは同相と直交の両成分の結合
を同時に行うことができ、又、Qも十分高いので多く用
いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したバードケ
ージコイルはハイパス型と呼ばれるものであり、エレメ
ント3が主にインダクタンス分を有し、リング部がキャ
パシタンス分を有している。また、図示していないロー
パス型ではインダクタンス分とキャパシタンス分とが逆
の配置になっている。このようなバードケージコイルで
は、コイルの全長(=エレメントの長さ)とコイルの断
面(エレメントに垂直な断面)が決定されると、エレメ
ントとリング部が有するインダクタンスの大きさが決ま
る。このバードケージコイルを必要な周波数(=ラーモ
ア周波数)で共振させる為には、必要なキャパシタンス
が一義的に決定される。すなわち、バードケージコイル
の形状を決定することで、各部の素子の定数が一義的に
決まることになる。また、バードケージコイルの形状が
決定されることで、周囲及び内部の磁場分布も殆ど定ま
る。
ージコイルはハイパス型と呼ばれるものであり、エレメ
ント3が主にインダクタンス分を有し、リング部がキャ
パシタンス分を有している。また、図示していないロー
パス型ではインダクタンス分とキャパシタンス分とが逆
の配置になっている。このようなバードケージコイルで
は、コイルの全長(=エレメントの長さ)とコイルの断
面(エレメントに垂直な断面)が決定されると、エレメ
ントとリング部が有するインダクタンスの大きさが決ま
る。このバードケージコイルを必要な周波数(=ラーモ
ア周波数)で共振させる為には、必要なキャパシタンス
が一義的に決定される。すなわち、バードケージコイル
の形状を決定することで、各部の素子の定数が一義的に
決まることになる。また、バードケージコイルの形状が
決定されることで、周囲及び内部の磁場分布も殆ど定ま
る。
【0008】図7はこの種のバードケージコイル1の磁
場分布の様子を示す特性図である。この図7では、横軸
がエレメント方向の位置を示し、縦軸場が磁場分布の強
度を示している。ここで、a〜bの範囲が撮像を行う領
域であるとする。このような場合にできるだけa〜bの
均一度(磁場分布の強度の平坦性)を良くするには、コ
イルの全長を大きくすることが考えられる。通常は、均
一度を考慮して図7に示すような磁場分布の特性を用
いているが、a,bの外側の領域においても不必要な磁
場分布(感度)が存在している。そして、この不必要な
磁場分布もある一定の強度を有しているため、送信の際
にその部分に被検体が存在していると不必要な電力消費
が発生する。また、受信の際には、広い領域からの信号
を受信することになる為、所望の領域以外からの信号成
分(すなわちノイズ)が多くなる。この結果、SN比が
低下することになる。
場分布の様子を示す特性図である。この図7では、横軸
がエレメント方向の位置を示し、縦軸場が磁場分布の強
度を示している。ここで、a〜bの範囲が撮像を行う領
域であるとする。このような場合にできるだけa〜bの
均一度(磁場分布の強度の平坦性)を良くするには、コ
イルの全長を大きくすることが考えられる。通常は、均
一度を考慮して図7に示すような磁場分布の特性を用
いているが、a,bの外側の領域においても不必要な磁
場分布(感度)が存在している。そして、この不必要な
磁場分布もある一定の強度を有しているため、送信の際
にその部分に被検体が存在していると不必要な電力消費
が発生する。また、受信の際には、広い領域からの信号
を受信することになる為、所望の領域以外からの信号成
分(すなわちノイズ)が多くなる。この結果、SN比が
低下することになる。
【0009】逆に、a,bの外側の領域での磁場分布
(または感度)を下げようとすると、バードケージコイ
ルの全長を小さくして、図7に示すような特性にする
ことが考えられる。しかし、この場合には、不必要領域
の磁場分布及び感度が減少することと引き換えに、必要
な領域(a〜b)の磁場強度の均一度を低下させること
になる。この結果、撮像の性能が低下することになる。
(または感度)を下げようとすると、バードケージコイ
ルの全長を小さくして、図7に示すような特性にする
ことが考えられる。しかし、この場合には、不必要領域
の磁場分布及び感度が減少することと引き換えに、必要
な領域(a〜b)の磁場強度の均一度を低下させること
になる。この結果、撮像の性能が低下することになる。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、撮像に必要な領域内で磁場の均一度を
確保しつつ、撮像に必要としない領域での磁場強度を低
減可能なバードケージコイル型のMRI用RFコイルを
実現することである。
で、その目的は、撮像に必要な領域内で磁場の均一度を
確保しつつ、撮像に必要としない領域での磁場強度を低
減可能なバードケージコイル型のMRI用RFコイルを
実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、互いに平
行するように配置された略円形の第1及び第2のリング
部と、前記第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定
の間隔で隔たった点同士を接続する複数のエレメント
と、前記第1及び第2のリング部との間で、複数のエレ
メントに接続されるよう配置された1以上の略円形の中
間リング部とから構成されたことを特徴とするバードケ
ージ構造のMRI用RFコイルにより達成される。
行するように配置された略円形の第1及び第2のリング
部と、前記第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定
の間隔で隔たった点同士を接続する複数のエレメント
と、前記第1及び第2のリング部との間で、複数のエレ
メントに接続されるよう配置された1以上の略円形の中
間リング部とから構成されたことを特徴とするバードケ
ージ構造のMRI用RFコイルにより達成される。
【0012】また、前記の課題は、互いに平行するよう
に配置された略円形の第1及び第2のリング部と、前記
第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔で隔
たった点同士を接続する複数のエレメントと、前記第1
及び第2のリング部との間で複数のエレメント上であっ
て撮像を行う領域を挟むように配置された2以上の略円
形の中間リング部とから構成されたことを特徴とするバ
ードケージ構造のMRI用RFコイルにより達成され
る。
に配置された略円形の第1及び第2のリング部と、前記
第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔で隔
たった点同士を接続する複数のエレメントと、前記第1
及び第2のリング部との間で複数のエレメント上であっ
て撮像を行う領域を挟むように配置された2以上の略円
形の中間リング部とから構成されたことを特徴とするバ
ードケージ構造のMRI用RFコイルにより達成され
る。
【0013】
【作用】課題を解決する第1の手段であるMRI用RF
コイルにおいて、第1及び第2のリング部との間で、複
数のエレメントに接続されるよう配置された1以上の略
円形の中間リング部を有しており、中間リング部によっ
てエレメントの電流方向が変化する。この結果、撮像に
必要な領域内で磁場の均一度が確保され、撮像に必要と
しない領域での磁場強度が低減される。
コイルにおいて、第1及び第2のリング部との間で、複
数のエレメントに接続されるよう配置された1以上の略
円形の中間リング部を有しており、中間リング部によっ
てエレメントの電流方向が変化する。この結果、撮像に
必要な領域内で磁場の均一度が確保され、撮像に必要と
しない領域での磁場強度が低減される。
【0014】また、課題を解決する第2の手段であるM
RI用RFコイルにおいて、第1及び第2のリング部と
の間で、複数のエレメントに接続されるよう配置された
2以上の略円形の中間リング部を有しており、中間リン
グ部によってエレメントの電流方向が交互に変化する。
この結果、2以上の中間リング部で挟まれた撮像に必要
な領域内で磁場の均一度が確保され、中間リング部の外
側に位置する撮像に必要としない領域での磁場強度が低
減される。
RI用RFコイルにおいて、第1及び第2のリング部と
の間で、複数のエレメントに接続されるよう配置された
2以上の略円形の中間リング部を有しており、中間リン
グ部によってエレメントの電流方向が交互に変化する。
この結果、2以上の中間リング部で挟まれた撮像に必要
な領域内で磁場の均一度が確保され、中間リング部の外
側に位置する撮像に必要としない領域での磁場強度が低
減される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のバードケージコ
イル型のMRI用RFコイルの構成例を示す構成図であ
る。ここでは、一例としてハイパス型のバードケージコ
イルについて説明を行う。この図1において、第1のリ
ング部2a及び第2のリング部2b(以下、単にリング
部とも言う)は導電ループを形成し、略円形をなしてお
り、リング部2a,2bはその面が平行になるように配
置されている。エレメント3はこの2個のリング部2
a,2bをその各々の周縁に沿って同一間隔に隔たった
点でリング部2a,2bの面に直交して接続されててい
るもので、複数本のエレメントで構成されている。コン
デンサ4はリング部2のエレメント接続点間に直列に挿
入されており、エレメント3のインダクタンスとこのコ
ンデンサ4の容量とで前記ラーモア周波数に共振するよ
うな値に選ばれている。中間リング部5a,5bはリン
グ部2a,2bとの間で複数のエレメント3上に配置さ
れている。
に説明する。図1は本発明の一実施例のバードケージコ
イル型のMRI用RFコイルの構成例を示す構成図であ
る。ここでは、一例としてハイパス型のバードケージコ
イルについて説明を行う。この図1において、第1のリ
ング部2a及び第2のリング部2b(以下、単にリング
部とも言う)は導電ループを形成し、略円形をなしてお
り、リング部2a,2bはその面が平行になるように配
置されている。エレメント3はこの2個のリング部2
a,2bをその各々の周縁に沿って同一間隔に隔たった
点でリング部2a,2bの面に直交して接続されててい
るもので、複数本のエレメントで構成されている。コン
デンサ4はリング部2のエレメント接続点間に直列に挿
入されており、エレメント3のインダクタンスとこのコ
ンデンサ4の容量とで前記ラーモア周波数に共振するよ
うな値に選ばれている。中間リング部5a,5bはリン
グ部2a,2bとの間で複数のエレメント3上に配置さ
れている。
【0016】図2はバードケージコイルの共振周波数で
の等価回路を示している。すなわち、図1に示したバー
ドケージコイルは図2の等価回路で示すことができ、各
位置のコンデンサの容量は以下の式で表せる。 Cm =Cm ′/(1−cos(2 mπ/n) ) ここで、m はコンデンサの位置に応じた番号(1〜
4)、nはエレメントの本数を意味している。
の等価回路を示している。すなわち、図1に示したバー
ドケージコイルは図2の等価回路で示すことができ、各
位置のコンデンサの容量は以下の式で表せる。 Cm =Cm ′/(1−cos(2 mπ/n) ) ここで、m はコンデンサの位置に応じた番号(1〜
4)、nはエレメントの本数を意味している。
【0017】従って、図2の等価回路でコンデンサの容
量C1 ′を求めた後に、エレメント数を考慮してリング
部2aの実際のコンデンサの容量C1 を決定することが
できる。中間リング部5aのコンデンサの容量C2 ,中
間リング部5bのコンデンサの容量C3 ,リング部2b
のコンデンサの容量C4 についても同様である。
量C1 ′を求めた後に、エレメント数を考慮してリング
部2aの実際のコンデンサの容量C1 を決定することが
できる。中間リング部5aのコンデンサの容量C2 ,中
間リング部5bのコンデンサの容量C3 ,リング部2b
のコンデンサの容量C4 についても同様である。
【0018】図3は共振状態にある本実施例のバードケ
ージコイルのある瞬間の電流状態及び磁場分布を示す説
明図である。この図3(a)から明らかなように、共振
状態にあるバードケージコイルは共振回路として扱うこ
とができる。そして、この図3に示す中間リングを2本
有するバードケージコイルにおいては、3回路が連結し
ている状態として考えることが可能である。この場合、
便宜的に3回路をそれぞれ,,として考えると、
中間リング部のコンデンサが隣接する回路(と、
と)との間で共通になっているので、各コンデンサで
の電圧の向きの関係で隣接回路の電流の向きが反対にな
る。すなわち、C2 ′が図の上側が−,下側が+であれ
ば、回路では右回りの電流が流れ、回路では左回り
の電流が流れる。同様にして、回路で左回りの電流が
流れているとコンデンサC3 ′は上側が+,下側が−で
あるので、回路では右回りの電流が流れる。このよう
にして、隣接する回路交互に電流の向きが反転する。
ージコイルのある瞬間の電流状態及び磁場分布を示す説
明図である。この図3(a)から明らかなように、共振
状態にあるバードケージコイルは共振回路として扱うこ
とができる。そして、この図3に示す中間リングを2本
有するバードケージコイルにおいては、3回路が連結し
ている状態として考えることが可能である。この場合、
便宜的に3回路をそれぞれ,,として考えると、
中間リング部のコンデンサが隣接する回路(と、
と)との間で共通になっているので、各コンデンサで
の電圧の向きの関係で隣接回路の電流の向きが反対にな
る。すなわち、C2 ′が図の上側が−,下側が+であれ
ば、回路では右回りの電流が流れ、回路では左回り
の電流が流れる。同様にして、回路で左回りの電流が
流れているとコンデンサC3 ′は上側が+,下側が−で
あるので、回路では右回りの電流が流れる。このよう
にして、隣接する回路交互に電流の向きが反転する。
【0019】このような電流分布において、それぞれの
電流から発生する磁場分布は図3(b)のようになって
いる。ここで、図3(b)は上述の図3(a)の電
流によって生じる磁場である。また、図3(b)は上
述の図3(a)の電流によって生じる磁場である。そ
して、図3(c)は上述の図3(a)の電流によっ
て生じる磁場である。上述の説明にもあるように各隣接
回路で電流の向きが反転する為に、発生する磁場
の向きも反転する。
電流から発生する磁場分布は図3(b)のようになって
いる。ここで、図3(b)は上述の図3(a)の電
流によって生じる磁場である。また、図3(b)は上
述の図3(a)の電流によって生じる磁場である。そ
して、図3(c)は上述の図3(a)の電流によっ
て生じる磁場である。上述の説明にもあるように各隣接
回路で電流の向きが反転する為に、発生する磁場
の向きも反転する。
【0020】従って、各磁場を合成すると、図3(c)
に示す分布となる。この磁場分布は、中央の回路で発
生する磁場分布の両端部が回路及びによる磁場分布
で打ち消される形となっている。この結果、回路の位
置する領域では磁場分布の均一度が高まり、その外側の
不要な領域では磁場分布が殆ど0になっている。
に示す分布となる。この磁場分布は、中央の回路で発
生する磁場分布の両端部が回路及びによる磁場分布
で打ち消される形となっている。この結果、回路の位
置する領域では磁場分布の均一度が高まり、その外側の
不要な領域では磁場分布が殆ど0になっている。
【0021】このため、中間リング部5a,5bの位置
により、均一度を高める領域と磁場分布を打ち消す領域
との位置が定められる。また、回路でのエレメン
トのインダクタンス分及びコンデンサの容量の比を調節
することで、図3(b)の各磁場強度の大きさ(比)が
変えられるので、均一度の調節及び不要磁場強度のレベ
ルの調節を自由に行うことができる。すなわち、撮像領
域の磁場強度の均一度を高めることと、撮像領域外での
磁場強度の低減とが同時に実現される。また、撮像領域
外で磁場強度を低減させることで、送信の際には被検体
による電力の消費が発生しないので、MRI装置の消費
電力の低減にも寄与でき、受信の際には不要領域からの
受信が無い為にSN比向上する。
により、均一度を高める領域と磁場分布を打ち消す領域
との位置が定められる。また、回路でのエレメン
トのインダクタンス分及びコンデンサの容量の比を調節
することで、図3(b)の各磁場強度の大きさ(比)が
変えられるので、均一度の調節及び不要磁場強度のレベ
ルの調節を自由に行うことができる。すなわち、撮像領
域の磁場強度の均一度を高めることと、撮像領域外での
磁場強度の低減とが同時に実現される。また、撮像領域
外で磁場強度を低減させることで、送信の際には被検体
による電力の消費が発生しないので、MRI装置の消費
電力の低減にも寄与でき、受信の際には不要領域からの
受信が無い為にSN比向上する。
【0022】また、図4のようにリング部2a(2b)
で90°異なる位置に設けた送受信系の端子6a,6b
から送受信を行うクォドラチャ(Quadrature)送受信も
本実施例のバードケージコイルで可能である。その場
合、従来のバードケージコイルと同様に外側のリング部
2a,2bから送受信を行うことも、また、図5の展開
図に示すように外側のリング部2a,2b及び中間リン
グ部5a,5bの全てから送受信を行うことも可能であ
る。また、外側のみのリング部からの送受信,全部のリ
ング部からの送受信以外に、任意の位置のリング部で送
受信を行うことも可能である。
で90°異なる位置に設けた送受信系の端子6a,6b
から送受信を行うクォドラチャ(Quadrature)送受信も
本実施例のバードケージコイルで可能である。その場
合、従来のバードケージコイルと同様に外側のリング部
2a,2bから送受信を行うことも、また、図5の展開
図に示すように外側のリング部2a,2b及び中間リン
グ部5a,5bの全てから送受信を行うことも可能であ
る。また、外側のみのリング部からの送受信,全部のリ
ング部からの送受信以外に、任意の位置のリング部で送
受信を行うことも可能である。
【0023】尚、以上の説明では、中間リング部を2本
とした場合の説明であったが、これ以外の実施例も考え
られる。例えば、中間リングを1本とすれば、中心から
見ていずれか一方の均一度を高めると共に、一方の撮像
領域外で磁場強度を低減することができる。また、中間
リングを3本以上とすることで、撮像領域内の均一度及
び撮像領域外の磁場強度の低減を更に細かく調整するこ
とも可能である。そして、その中間リングの配置も任意
の位置にすることで、図3(c)に示した磁場分布の形
状を任意に変えることができる。例えば、中心位置から
見て対象でない磁場分布を作り出すことも可能である。
とした場合の説明であったが、これ以外の実施例も考え
られる。例えば、中間リングを1本とすれば、中心から
見ていずれか一方の均一度を高めると共に、一方の撮像
領域外で磁場強度を低減することができる。また、中間
リングを3本以上とすることで、撮像領域内の均一度及
び撮像領域外の磁場強度の低減を更に細かく調整するこ
とも可能である。そして、その中間リングの配置も任意
の位置にすることで、図3(c)に示した磁場分布の形
状を任意に変えることができる。例えば、中心位置から
見て対象でない磁場分布を作り出すことも可能である。
【0024】そして、以上の実施例ではハイパス型のバ
ードケージコイルによって説明を行ったが、ローパス型
のバードケージコイルであっても中間リングを設けるこ
とで以上の作用・効果を奏することが可能である。ま
た、以上の実施例では、各位置では単独のエレメント及
び単独のコンデンサであったが、これ以外に、各部に複
数個のコイルやコンデンサを組み合わせた素子群をもっ
てエレメント及び中間リング部を構成することも可能で
ある。そして、中間リング部若しくはエレメントにスイ
ッチを配置して、必要に応じて磁場分布を変更可能にす
ることも考えられる。このようにすると、受信の場合で
は、低SN比で広範囲に感度を有する場合と、高SN比
で狭範囲に一定感度を有する場合とを、必要に応じて切
換えることが可能になる。
ードケージコイルによって説明を行ったが、ローパス型
のバードケージコイルであっても中間リングを設けるこ
とで以上の作用・効果を奏することが可能である。ま
た、以上の実施例では、各位置では単独のエレメント及
び単独のコンデンサであったが、これ以外に、各部に複
数個のコイルやコンデンサを組み合わせた素子群をもっ
てエレメント及び中間リング部を構成することも可能で
ある。そして、中間リング部若しくはエレメントにスイ
ッチを配置して、必要に応じて磁場分布を変更可能にす
ることも考えられる。このようにすると、受信の場合で
は、低SN比で広範囲に感度を有する場合と、高SN比
で狭範囲に一定感度を有する場合とを、必要に応じて切
換えることが可能になる。
【0025】以上説明したように、互いに平行するよう
に配置された略円形の第1及び第2のリング部と、前記
第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔で隔
たった点同士を接続する複数のエレメントと、前記第1
及び第2のリング部との間で、複数のエレメントに接続
されるよう配置された1以上の略円形の中間リング部と
から構成されたバードケージ構造のMRI用RFコイル
によれば、中間リング部がエレメントの途中に配置され
ていることによってエレメントの電流方向が変化する。
この結果、撮像に必要な領域内で磁場の均一度が確保さ
れ、撮像に必要としない領域での磁場強度が低減され
る。
に配置された略円形の第1及び第2のリング部と、前記
第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔で隔
たった点同士を接続する複数のエレメントと、前記第1
及び第2のリング部との間で、複数のエレメントに接続
されるよう配置された1以上の略円形の中間リング部と
から構成されたバードケージ構造のMRI用RFコイル
によれば、中間リング部がエレメントの途中に配置され
ていることによってエレメントの電流方向が変化する。
この結果、撮像に必要な領域内で磁場の均一度が確保さ
れ、撮像に必要としない領域での磁場強度が低減され
る。
【0026】また、互いに平行するように配置された略
円形の第1及び第2のリング部と、前記第1及び第2の
リング部の周縁に沿って所定の間隔で隔たった点同士を
接続する複数のエレメントと、前記第1及び第2のリン
グ部との間で複数のエレメント上であって撮像を行う領
域を挟むように配置された2以上の略円形の中間リング
部とから構成されたことを特徴とするバードケージ構造
のMRI用RFコイルによれば、中間リング部がエレメ
ントの途中に配置されていることによってエレメントの
電流方向が交互に変化する。この結果、2以上の中間リ
ング部で挟まれた撮像に必要な領域内で磁場の均一度が
確保され、中間リング部の外側に位置する撮像に必要と
しない領域での磁場強度が低減される。
円形の第1及び第2のリング部と、前記第1及び第2の
リング部の周縁に沿って所定の間隔で隔たった点同士を
接続する複数のエレメントと、前記第1及び第2のリン
グ部との間で複数のエレメント上であって撮像を行う領
域を挟むように配置された2以上の略円形の中間リング
部とから構成されたことを特徴とするバードケージ構造
のMRI用RFコイルによれば、中間リング部がエレメ
ントの途中に配置されていることによってエレメントの
電流方向が交互に変化する。この結果、2以上の中間リ
ング部で挟まれた撮像に必要な領域内で磁場の均一度が
確保され、中間リング部の外側に位置する撮像に必要と
しない領域での磁場強度が低減される。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
第1及び第2のリング部との間で、複数のエレメント上
に中間リング部を配置したことによってエレメントの電
流方向が変化するので、撮像に必要な領域内で磁場の均
一度を確保しつつ、撮像に必要としない領域での磁場強
度を低減可能なバードケージコイル型のMRI用RFコ
イルが実現できる。
第1及び第2のリング部との間で、複数のエレメント上
に中間リング部を配置したことによってエレメントの電
流方向が変化するので、撮像に必要な領域内で磁場の均
一度を確保しつつ、撮像に必要としない領域での磁場強
度を低減可能なバードケージコイル型のMRI用RFコ
イルが実現できる。
【図1】本発明の一実施例のバードケージコイル型のM
RI用RFコイルの構成例の詳細を示す構成図である。
RI用RFコイルの構成例の詳細を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例のバードケージコイル型のM
RI用RFコイルの等価回路を示す回路図である。
RI用RFコイルの等価回路を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施例のバードケージコイル型のM
RI用RFコイルの電流分布及び磁場分布を示す説明図
である。
RI用RFコイルの電流分布及び磁場分布を示す説明図
である。
【図4】本発明の一実施例のバードケージコイル型のM
RI用RFコイルのクォドラチャ送受信の詳細を示す説
明図である。
RI用RFコイルのクォドラチャ送受信の詳細を示す説
明図である。
【図5】本発明の一実施例のバードケージコイル型のM
RI用RFコイルのクォドラチャ送受信の詳細を示す説
明図である。
RI用RFコイルのクォドラチャ送受信の詳細を示す説
明図である。
【図6】従来のバードケージコイル型のMRI用RFコ
イルの構成例のを示す構成図である。
イルの構成例のを示す構成図である。
【図7】バードケージコイルの磁場強度の分布を示す特
性図である。
性図である。
1 バードケージコイル型のMRI用RFコイル 2a,2b リング部 3 エレメント 4 コンデンサ 5a,5b 中間リング部
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに平行するように配置された略円形
の第1及び第2のリング部と、 前記第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔
で隔たった点同士を接続する複数のエレメントと、 前記第1及び第2のリング部との間で、複数のエレメン
トに接続されるよう配置された1以上の略円形の中間リ
ング部と、 から構成されたことを特徴とするバードケージ構造のM
RI用RFコイル。 - 【請求項2】 互いに平行するように配置された略円形
の第1及び第2のリング部と、 前記第1及び第2のリング部の周縁に沿って所定の間隔
で隔たった点同士を接続する複数のエレメントと、 前記第1及び第2のリング部との間で複数のエレメント
上であって撮像を行う領域を挟むように配置された2以
上の略円形の中間リング部と、 から構成されたことを特徴とするバードケージ構造のM
RI用RFコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103867A JPH07308304A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | Mri用rfコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103867A JPH07308304A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | Mri用rfコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308304A true JPH07308304A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14365396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6103867A Pending JPH07308304A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | Mri用rfコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308304A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010098813A (ko) * | 2000-04-26 | 2001-11-08 | 추후제출 | Rf 코일 및 자기 공명 촬상 시스템 |
| WO2006067746A3 (en) * | 2004-12-22 | 2006-10-05 | Koninkl Philips Electronics Nv | Radio frequency coil with transmission line end-rings |
| JP2007511331A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-05-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | フェーズドアレイ膝部コイル |
| KR100900862B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-06-04 | 가천의과학대학교 산학협력단 | 자기공명영상 시스템용 rf 코일 어셈블리 |
| WO2023049506A1 (en) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | Hyperfine Operations, Inc. | Counter rotating current coil for magnetic resonance imaging |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP6103867A patent/JPH07308304A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010098813A (ko) * | 2000-04-26 | 2001-11-08 | 추후제출 | Rf 코일 및 자기 공명 촬상 시스템 |
| JP2007511331A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-05-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | フェーズドアレイ膝部コイル |
| WO2006067746A3 (en) * | 2004-12-22 | 2006-10-05 | Koninkl Philips Electronics Nv | Radio frequency coil with transmission line end-rings |
| US7755357B2 (en) | 2004-12-22 | 2010-07-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Radio frequency coil with transmission line end-rings |
| KR100900862B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-06-04 | 가천의과학대학교 산학협력단 | 자기공명영상 시스템용 rf 코일 어셈블리 |
| US7733088B2 (en) | 2007-11-22 | 2010-06-08 | Gachon University Of Medicine & Science Industry - Academic Cooperation Foundation | MRI system RF coil assembly with a birdcage transmit only coil and a pseudo-chain-link receive only coil array |
| WO2023049506A1 (en) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | Hyperfine Operations, Inc. | Counter rotating current coil for magnetic resonance imaging |
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