JPH07308569A - 気泡塔 - Google Patents

気泡塔

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Publication number
JPH07308569A
JPH07308569A JP10292694A JP10292694A JPH07308569A JP H07308569 A JPH07308569 A JP H07308569A JP 10292694 A JP10292694 A JP 10292694A JP 10292694 A JP10292694 A JP 10292694A JP H07308569 A JPH07308569 A JP H07308569A
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JP
Japan
Prior art keywords
draft tube
bubble column
tubular body
gas
upper opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10292694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kawaguchi
洋一 川口
Takahisa Muramoto
隆久 村本
Kazuyuki Tono
和志 東野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泡の発生を抑制できる気泡塔を提供する。 【構成】 円筒状の塔本体12内には、円筒形のドラフト
チューブ16及びこのドラフトチューブ16の上部開口16A
近傍に配置された筒状体17を備えている。筒状体17は、
円筒形であって、その径がドラフトチューブ16の径より
小さい。そして、前記ドラフトチューブ16と同心円状で
あって、前記ドラフトチューブ16の上部開口16A内に位
置するように配置されている。また、その下部開口17A
は、ドラフトチューブ16の上部開口16Aより下方に位置
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡を伴う反応におい
て使用する気泡塔に関し、発酵工業、石油工業等におい
て利用できる。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】図4に示
すように、発泡を伴う反応(又は処理)に使用されるド
ラフトチューブ1付きの気泡塔2において、ガスを塔底
に設けられたノズル3から反応液4中に吹き込み、生じ
た気泡5をドラフトチューブ1内を分散しながら上昇さ
せることにより、反応液4中に循環流を発生させてい
る。
【0003】前記反応において、気泡塔2内の液面に発
生した泡は、触媒や反応生成物を含んでいる。このよう
な泡は、気泡塔と接続された次工程へのラインを閉塞さ
せたり、或いは気泡塔2の壁面に付着したりするため、
運転を阻害したり、生産性を低下させる原因となってい
た。従来、このような問題点を解決するために、気泡塔
2を泡の発生に対応できるような大きさとするか、人工
的に泡を消す方法を採っている。
【0004】前記消泡方法には、大別して化学的方法と
機械的方法がある。前記化学的方法としては、例えば、
消泡剤を槽内上部から滴下する方法があるが、このよう
な方法によれば、ポンプにより一定量の消泡剤を槽内に
連続的に供給する必要があるため、消泡剤の供給タンク
や注入ラインの定期的な清掃等が必要となり、保守点検
が面倒となる。また、前記機械的方法の場合、スケール
アップや、大型気泡塔に取付け可能な小型で性能の高い
消泡機構の開発等、装置そのものの課題が残されてい
る。そこで、本発明は、泡の発生を抑制できる気泡塔を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1発
明に係る気泡塔は、ドラフトチューブ及びこのドラフト
チューブの上部開口近傍に配された筒状体を備えている
ことを特徴とする。前記筒状体は、気泡の反応液からの
分離を促進して発泡を抑制し、これがアニュラス(ドラ
フトチューブ外側と気泡塔との間)へのガス巻き込みを
抑制することとなってガスホールドアップ(気液混層中
に占めるガスの体積割合)の低減に寄与する。そして、
過剰なガスの循環を抑制して容積利用効率を上げること
ができるようになる。
【0006】前記筒状体は、液体又は気体が通り抜けら
れるように上面と下面が開放されていればよい。その平
断面の形状は任意であり、例えば円形又は三角形、四角
形、六角形等の多角形がある。前記上端近傍とは、例え
ばドラフトチューブ及び筒状体がいずれも円形の場合、
前記筒状体がドラフトチューブと接しないで同心円状に
配置されていることをいう。
【0007】前記筒状体の下部開口は、ドラフトチュー
ブの上部開口に対して、同じ位置又はその上下を取り得
るが、ドラフトチューブからの気泡の導入をスムーズに
行うにはドラフトチューブの上部開口より下方に位置し
ていることが望ましい。前記筒状体の具体的な長さ及び
径は、反応液の物性、ガスの流速等に応じて適当に設定
する。本発明の第2発明に係る気泡塔は、前記筒状体が
前記ドラフトチューブより小径であって、前記ドラフト
チューブの上部開口内に位置するように配されているこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の第3発明に係る気泡塔は、第2発
明において、前記筒状体が前記ドラフトチューブより小
径の多重筒状体であることを特徴とする。前記多重筒状
体とは、例えば前記ドラフトチューブより小径の第1の
筒状体、この第1の筒状体より更に小径の第2の筒状体
よりなる二重筒状体である。そして、気泡塔の大きさ、
所望の特性等に応じて、三重筒状体、四重筒状体等とし
てもよい。
【0009】本発明の第4発明に係る気泡塔は、前記筒
状体が前記ドラフトチューブより大径であって、前記ド
ラフトチューブの上部開口に沿って配されていることを
特徴とする。この場合も、第3発明のように、前記筒状
体を二重筒状体のような多重筒状体とすることは任意で
ある。前記気泡塔の種類は、発泡を伴う反応又は処理に
おいて使用するものであれば任意である。例えば、発酵
工業、石油工業等において利用されている気泡塔、攪拌
槽等の他、排水処理用の曝気槽等も含まれる。
【0010】
【実施例】図1を参照して本発明の第1実施例に係る気
泡塔11を説明する。この気泡塔11は、円筒状の塔本体1
2、塔底に接続されたガス供給管13及び塔頂に接続され
たガス排出管14を備えて構成されたものである。前記ガ
ス供給管13の先端部には、ノズル15が取り付けられてい
る。そして、前記塔本体12内には、円筒形のドラフトチ
ューブ16及びこのドラフトチューブ16の上部開口16A近
傍に配置された筒状体17を備えている。
【0011】前記筒状体17は、円筒形であって、その径
がドラフトチューブ16の径より小さい。そして、前記ド
ラフトチューブ16と同心円状であって、前記ドラフトチ
ューブ16の上部開口16A内に位置するように配置されて
いる。また、その下部開口17Aは、ドラフトチューブ16
の上部開口16Aより下方に位置している。この筒状体17
は、図示しない取付具を介してドラフトチューブ16に支
持されている。
【0012】次に、反応時における、前記気泡塔11の作
用を説明する。前記塔本体12内には、所定の反応液18が
所定量収容されている。前記ガス供給管13よりガスが塔
本体12内に送り込まれ、前記ノズル15から出たガスは気
泡19となって反応液18中を上昇し、これらの気泡19の上
昇に伴って反応液18中に所望の循環流が生じる。
【0013】そして、筒状体17の上部から気泡19を多く
含んだガスリッチな反応液が流出すると共に、筒状体17
の下部から気泡19の少ない液リッチな反応液が流出する
ことにより整流作用が行われる。更に、ガスが筒状体17
の上部から優先的に抜き出されることにより過剰なガス
分散エネルギーの放出が抑制され、これによって微小な
二次的な泡の発生が抑制される。微小な泡は、浮力が小
さいため、槽内の循環流に混じりやすく、ガスホールド
アップの増加となると共に、アニュラス部の密度が下が
ることによって、循環性能が下がる。
【0014】上記実施例の気泡塔11によれば、塔本体12
内にドラフトチューブ16の上部開口16A近傍に配置され
た筒状体17を備えているため、気泡19の反応液18からの
分離を促進して発泡を抑制し、これがアニュラス(ドラ
フトチューブ外側と気泡塔との間)へのガス巻き込みを
抑制する結果となってガスホールドアップを低減でき
る。また、前記筒状体17は、円筒形であり、構造が簡単
であるため、作製も取付けも容易である。
【0015】次に、図2を参照して本発明の第2実施例
に係る気泡塔21を説明する。第1実施例の場合、塔本体
12内に設けられた筒状体17が1個であるが、本実施例の
気泡塔21の場合、ドラフトチューブ16より小径の円筒形
の第1の筒状体22及びこの筒状体22より更に小径の第2
の筒状体23が、第1実施例と同様にドラフトチューブ16
の上部開口16A内に位置するように配置されたものであ
る。前記2個の筒状体22,23間の間隔は任意である。
【0016】このように筒状体22,23を二重構造とする
ことにより、気泡塔21の大きさ、ドラフトチューブ16の
大きさ、所望の特性(ガス流速)等に応じて、最良の発
泡抑制効果が得られるようになる。従って、この第2実
施例の筒状体22,23は二重構造であるが、気泡塔の大き
さ等に応じて、三重構造以上としてもよい。
【0017】次に、図3を参照して本発明の第3実施例
に係る気泡塔31を説明する。本実施例の筒状体32は、円
筒形であり、ドラフトチューブ16より大径である。そし
て、前記ドラフトチューブ16と同心円状であって、ドラ
フトチューブ16の上部開口16Aに沿って配置されてい
る。また、その下部開口32Aは、ドラフトチューブ16の
上部開口16Aより下方に位置している。この筒状体32
も、図示しない取付具を介してドラフトチューブ16に支
持されている。
【0018】本実施例の気泡塔31の場合、ドラフトチュ
ーブ16から出た気泡19は、筒状体32内を通り、その多く
は塔頂から抜き出されるが、一部の気泡19は、塔本体12
の内壁と筒状体32との間を下降した後、筒状体32下部開
口32Aを通って上昇することにより気泡の循環を生じさ
せる。これにより、ガスはドラフトチューブ16外側の循
環流に混じる割合が少なくなり、ガスホールドアップを
低減することができる。
【0019】実験例1 上記実施例1の気泡塔において、筒状体17の具体的な寸
法、ガス供給速度等を下記のように設定し、定常状態に
達した後のドラフトチューブ16下端からの各測定位置
(50cm、75cm、100cm、125cm、150cm)におけるガスホ
ールドアップを測定した。その結果を表1に示す。
【0020】気泡塔…直径14cm、高さ250cm ドラフトチューブ…直径7cm、長さ120cm 筒状体…直径5cm、長さ40cm 筒状体の位置…下部開口がドラフトチューブの上部開口
より3cm下方に位置する。 反応液の種類…1%ブタノール水溶液 反応液の量…液面の位置はドラフトチューブ下端から14
0cm ガス供給速度…1.8cm/sec
【0021】実験例2,3 実験例2と3は、それぞれ上記実施例2及び3の気泡塔
21,31 に対応するものであり、筒状体22,23,32の具体的
な寸法は下記の通りである。その他の条件は、実験例1
と同様である。そして、実験例1と同様にしてガスホー
ルドアップを測定した。それらの結果を表1に示す。
【0022】実験例2の第1(外側)の筒状体…直径5
cm、長さ8cm 第1の筒状体の位置…下部開口がドラフトチューブの上
部開口より3cm下方に位置する。 実験例2の第2(内側)の筒状体…直径3.6cm、長さ40c
m 第2の筒状体の位置…下部開口がドラフトチューブの上
部開口より3cm下方に位置する。 実験例3の筒状体…直径10cm、長さ17cm 実験例3の筒状体の位置…下部開口がドラフトチューブ
の上部開口より2cm下方に位置する。
【0023】比較例 筒状体が設けられていない従来の気泡塔(図4参照)に
対して実験例と同様にしてガスホールドアップを測定し
た。ドラフトチューブの寸法以外の条件は、実験例と同
様である。その結果を表1に示す。 ドラフトチューブ…直径7cm、長さ160cm
【0024】
【表1】
【0025】表1より、実施例に係る気泡塔によれば、
筒状体がドラフトチューブの上部開口近傍に配置されて
いるため、アニュラス部のガスホールドアップが小さ
く、発泡を抑制できることがわかる。一方、比較例に係
る気泡塔によれば、筒状体が設けられていないため、ガ
スホールドアップが大きいことがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る気泡塔によれば、泡の発生
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る気泡塔の一部破断正
面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る気泡塔の一部破断正
面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る気泡塔の一部破断正
面図である。
【図4】従来例に係る気泡塔の一部破断正面図である。
【符号の説明】
11,21,31 気泡塔 12 塔本体 16 ドラフトチューブ 17,22,23,32 筒状体 18 反応液 19 気泡

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラフトチューブ及びこのドラフトチュ
    ーブの上部開口近傍に配された筒状体を備えていること
    を特徴とする気泡塔。
  2. 【請求項2】 前記筒状体が前記ドラフトチューブより
    小径であって、前記ドラフトチューブの上部開口内に位
    置するように配されていることを特徴とする請求項1記
    載の気泡塔。
  3. 【請求項3】 前記筒状体が、前記ドラフトチューブよ
    り小径の多重筒状体であることを特徴とする請求項2記
    載の気泡塔。
  4. 【請求項4】 前記筒状体が前記ドラフトチューブより
    大径であって、前記ドラフトチューブの上部開口に沿っ
    て配されていることを特徴とする請求項1記載の気泡
    塔。
JP10292694A 1994-05-17 1994-05-17 気泡塔 Withdrawn JPH07308569A (ja)

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JP10292694A JPH07308569A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 気泡塔

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7387769B2 (en) 1999-04-16 2008-06-17 Minerals Technologies Inc. Method and apparatus for continuous gas liquid reactions
US7748891B2 (en) * 2007-02-27 2010-07-06 Chicago Bridge & Iron Company Liquid storage tank with draft tube mixing system
KR101309170B1 (ko) * 2013-05-20 2013-09-23 주식회사 에스아이테크 조 내의 거품 제거 장치
KR20250074239A (ko) * 2023-11-20 2025-05-27 한국생산기술연구원 내부순환형 탄산화 반응기 및 그를 포함하는 탄산화 제조공정 시스템

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Effective date: 20010731