JPH07308658A - 液管理装置 - Google Patents

液管理装置

Info

Publication number
JPH07308658A
JPH07308658A JP6107199A JP10719994A JPH07308658A JP H07308658 A JPH07308658 A JP H07308658A JP 6107199 A JP6107199 A JP 6107199A JP 10719994 A JP10719994 A JP 10719994A JP H07308658 A JPH07308658 A JP H07308658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
concentration
oxygen sensor
gas
gas supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6107199A
Other languages
English (en)
Inventor
Koyata Sugimoto
小弥太 杉本
Yoichi Sanai
洋一 讃井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP6107199A priority Critical patent/JPH07308658A/ja
Publication of JPH07308658A publication Critical patent/JPH07308658A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸素センサのゼロ点/スパン調整作業を効率
良く行うことが可能な液管理装置の提供を目的とする。 【構成】 洗浄液中の過酸化水素から分解された酸素
を、酸素センサ8に供給するための被測定ガス供給路2
5の途中に電磁弁26を設け、更に、この電磁弁26
に、酸素についての濃度が既知な校正ガスを供給する校
正ガス供給手段27を設けたので、酸素センサ8のゼロ
点/スパン調整時において、電磁弁26を切り換ること
によって、既知濃度の酸素を含む校正ガスを直接酸素セ
ンサ8に供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の製造時に使用
される洗浄液等の有効成分を測定する濃度分析装置に係
り、特に、洗浄液中の過酸化水素、オゾンなどの酸素を
発生させる有効成分の濃度を確実に管理できる液管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体等の洗浄液の濃度分析装置
として、特願平4−36755号に示される液管理装置
が知られている。この特願平4−36755号に示され
る液管理装置は、洗浄液中の有効成分を分解して酸素ガ
スを発生させ、この発生した酸素ガスの濃度に基づき、
該洗浄液中の有効成分の濃度を測定するようにしたもの
である。
【0003】そして、上記のような液管理装置では、酸
素ガスの濃度を測定する酸素センサの検出値が、予め定
めておいた上限濃度しきい値、下限濃度しきい値との間
にあるか否かを判断し、その判断結果に基づきアラーム
を出力するようにしている。具体的には、洗浄液中の有
効成分濃度が下限濃度しきい値より減少してしまった場
合には、ウエハの洗浄が充分行われないので、次工程に
かかっても、ウエハには不純物やゴミが付いたままとな
っており、これら不純物やゴミを原因とする腐食によっ
て、半導体ウエハが破損されるおそれが生じ、一方、洗
浄液中の有効成分濃度が上限濃度しきい値を越えてしま
った場合には、エッチングが進み過ぎることによって、
ウエハの一部が破損されるおそれが生じ、このため、酸
素ガスの濃度を測定する酸素センサの検出値が、予め定
めておいた上限濃度しきい値、下限濃度しきい値との間
に無い場合にはアラームを出力して、作業者に対し半導
体の洗浄工程を停止するか、あるいは洗浄液の成分チェ
ックを行わせるようにしている。なお、上記酸素センサ
としては、ポーラログラフィック法やガルバニ電池式な
どの電気化学還元を利用したものが使用されている。そ
して、このような酸素センサでは、酸素透過膜を通じて
内部に取り込まれた酸素が電極反応により還元され、酸
素濃度に比例した電流が生じるようになっており、この
電流を測定することにより酸素濃度が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された液管理装置では、酸素センサの内部液とし
て塩化カリウム電解液や、水酸化カリウム電解液を使用
しており、このような内部液中に含まれる溶存酸素は徐
々に変化するものであるので、該酸素センサのゼロ点を
定期的に校正して、該酸素センサの信頼性が低下するこ
とを防止している。そして、この場合の校正方法として
は、酸素濃度がゼロである校正液(すなわち、過酸化水
素、オゾン等が含まれない溶液:例えば、純水)を供給
し、このときの酸素センサの出力値をゼロとなるように
調整するものであるが、一方で、校正液を供給する被測
定液供給路から酸素センサに至るまでの経路には、一定
容積を有するタンク等の構成が設けられており、このた
め、酸素センサの出力値が定常となるために多くの時間
が必要であり、これによりゼロ点調整の作業性が悪くな
るという問題が発生していた。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、酸素センサのゼロ点/スパン調整作業を
効率良く行うことが可能な液管理装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、溶液中に含まれる酸素を発生させる成分
の濃度を測定する液管理装置であって、酸素を発生させ
る成分を含む溶液を供給する被測定液供給路と、該被測
定液供給路により供給された溶液中の成分を分解して酸
素を発生させ、発生した酸素を抽出する分解抽出手段
と、該分解抽出手段にて抽出された酸素を供給する被測
定ガス供給路と、該被測定ガス供給路により供給された
酸素濃度を測定する酸素センサとを有し、前記被測定ガ
ス供給路の途中には経路を切換えるための流路切換手段
が設けられ、該流路切換手段には、酸素についての濃度
が既知な校正ガスを供給する校正ガス供給手段が接続さ
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、溶液中の成分から分解され
た酸素を酸素センサに供給するための被測定ガス供給路
の途中に流路切換手段を設け、更に、この流路切換手段
に、酸素についての濃度が既知な校正ガスを供給する校
正ガス供給手段を接続したので、酸素センサのゼロ点/
スパン調整時において、流路切換手段を切り換ることに
よって、既知濃度の酸素を含む校正ガスを酸素センサに
直接供給することが可能となり、その結果、酸素センサ
が定常となるための待ち時間を少なくすることが可能と
なる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図1は液管理装置の概略構成図を示すもの
であって、流体の流路からなる流体流路系100と、デ
ータ及び制御信号を処理する制御系101とに区分され
る。流体流路系100は、吸引装置1、希釈装置2、塩
酸センサ3、加熱/分解装置4、抽出装置5、抽出ガス
供給装置6、除湿器7、酸素センサ8、校正手段9とか
ら構成されるものであって、これら各構成要素は流路に
より接続されている。制御系101は、制御演算回路1
0、警報出力回路11、警報設定回路12、警報器1
3、印字装置14、表示部15、操作部16とから構成
されるものであって、これら各構成要素はケーブルによ
り接続されている。
【0009】まず、流体流路系100の各構成要素につ
いて説明すると、吸引装置1と希釈装置2とは加熱/分
解装置4に接続され、加熱/分解装置4と抽出ガス供給
装置6は抽出装置5に接続され、抽出装置5は除湿器7
を介して酸素センサ8に接続されている。吸引装置1は
ポンプ等の輸送手段により構成されるものであって、半
導体等の洗浄液が貯留されているタンクや洗浄槽(図示
しない)から、被測定液供給路Aを通じて洗浄液を吸引
する。
【0010】なお、前記洗浄液には酸素を発生させる、
例えば過酸化水素、オゾン等の成分が含有されている。
また、洗浄液としては、具体的にはHCl−H22−H
2Oからなる半導体用洗浄液(本実施例では酸素を発生
させる成分は過酸化水素)が使用されている。また、こ
の洗浄液中に含まれる塩酸は、吸引装置1と加熱/分解
装置4との間に位置する塩酸センサ3により検出される
ものであるが、この場合、洗浄液中に、塩酸に代えて他
の成分(例えば、硫酸、アンモニア等)が含まれる場
合、塩酸センサ3に代えて当該成分を検出するセンサを
設けるようにする。
【0011】希釈装置2は、ポンプ等の輸送手段により
構成されて、流路Bを通じて供給された純水(希釈液)
を、吸引装置1にて吸引された洗浄液に供給、添加する
ためのものである。加熱/分解装置4は、洗浄液を一時
貯留する容器20と、容器20内にて洗浄液を加熱する
ホットチューブ(図示略)と、容器20に充填されて、
過酸化水素、オゾンなどの成分を分解して、酸素ガスを
発生させる活性炭等の固体触媒21とから構成される。
【0012】そして、加熱/分解装置4においては、ホ
ットチューブにより洗浄液が加熱された状態で、該洗浄
液中の過酸化水素が固体触媒21により分解されて、酸
素が生成される。そして、この加熱分解装置4にて生成
された酸素は、前記洗浄液とともに更に下流に位置する
抽出装置5に供給される。なお、加熱/分解装置4とし
ては、触媒を用いて過酸化水素を分解して酸素を発生さ
せるようにしたが、これに限定されず、電気分解により
酸素を発生させるようにしても良い。また、加熱/分解
装置4は、ホットチューブにより構成される加熱手段
と、触媒により構成される分解手段とを同一の容器20
内で一体化したものであるが、これに限定されず、別々
の容器にて、上流側に加熱手段、下流側に分解手段を設
けるようにしても良い。また、酸素を発生させる成分
(過酸化水素)が触媒のみによって分解可能である場合
には、ホットチューブからなる加熱手段を省略しても良
い。
【0013】抽出装置5は、加熱/分解装置4にて得た
酸素ガスを、洗浄液から抽出する反応セル22を有する
ものであって、該酸素ガスは、抽出ガス供給装置6から
供給された窒素等の抽出ガスにより抽出されるようにな
っている。そして、この抽出装置5では、抽出ガスによ
り抽出された酸素ガスが、該反応セル22の上部に設け
られた被測定ガス供給路23に送られ、一方、酸素ガス
を抽出後の洗浄液がドレンとして、該反応セル22の下
部に設けられた流路24から排出されるようになってい
る。
【0014】一方、抽出ガス供給装置6は、図示しない
ガス供給源から供給された抽出ガスの流量を調整する流
量調整弁と、抽出ガスの流量を検出する流量計とを有す
るものであって、流量計の計測値に基づき流量調整弁の
開度が調整されるようになっている。なお、抽出ガス供
給装置6は、マスフローコントローラのような流量測定
と流量調整とが同時に行われるものを使用しても良い。
また、抽出装置5において、抽出ガスによって抽出され
て酸素ガスは、被測定ガス供給路23の途中に設けられ
た除湿器7にて水分が除去された後、酸素センサ8に
て、抽出ガス中の酸素濃度が検出される。
【0015】酸素センサ8は、抽出装置5にて抽出され
た酸素ガスの濃度を検出するものであって、該酸素セン
サ8から出力された酸素濃度を示す検出信号は、プリ
アンプ8Aにて増幅された後、演算制御回路10に供給
される。なお、本実施例では、被測定ガス供給路23に
除湿器7を設け、被測定ガス供給路23内を流れるガス
を乾燥させるようにしているが、この除湿器7は、特に
反応セル22内から水分が流れこまない場合には省略し
てもよい。また、抽出装置5の反応セル22に抽出ガス
を供給したが、これに限定されず、該抽出装置5と加熱
分解装置4との間に位置する流路の途中に、抽出ガスを
供給する抽出ガス供給装置6を設けてもよい。
【0016】校正手段9は、除湿器7と酸素センサ8と
を接続する被測定ガス供給路25の途中に設けられた電
磁弁26と、酸素センサ8の校正ガスを供給する校正ガ
ス供給手段27と、校正ガス供給手段27と電磁弁26
の下流側に位置する被測定ガス供給路25とを接続する
校正ガス供給路28と、校正ガス供給路28の途中に設
けられた電磁弁29とから構成されるものであり、更
に、校正ガス供給手段27は、図2に示されるように、
校正ガスとして100%の酸素ガス(酸素についての濃
度が既知な校正ガス)を供給する酸素供給系30と、校
正ガスとして100%の窒素ガス(酸素についての濃度
が既知な校正ガス)を供給する窒素供給系31とから構
成されている。
【0017】酸素供給系30は、酸素ガスを貯留する酸
素ボンベ32と、校正ガス供給路28と酸素ボンベ32
とを接続する管路33と、管路33の途中に設けられて
酸素ガスの供給量を調整するマスフローコントローラ3
4と、マスフローコントローラ34に対して酸素ガスの
供給量を設定する設定器35とから構成されるものであ
る。窒素供給系31は、酸素供給系30と同様に、窒素
ガスを貯留する窒素ボンベ36と、校正ガス供給路28
と窒素ボンベ36とを接続する管路37と、管路37の
途中に設けられて窒素ガスの供給量を調整するマスフロ
ーコントローラ38と、マスフローコントローラ38に
対して窒素ガスの供給量を設定する設定器39とから構
成されるものである。なお、上述した校正ガス供給手段
27では、設定器35・39での設定に基づき、酸素供
給系30による酸素供給と、窒素供給系31による窒素
供給とを同時に行わせて、酸素と窒素との混合割合を設
定することができ、これにより所望の濃度の酸素ガスを
含む校正ガスを供給することが可能となる。具体的に
は、校正ガス供給手段27において、酸素供給系30に
より供給される酸素と、窒素供給系31により供給され
る窒素との流量比を1:9(酸素1、窒素9)に設定し
た場合には、10%の酸素を含む校正ガスを供給するこ
とが可能となる。そして、以上のように構成された校正
手段9によれば、電磁弁26・29及びマスフローコン
トローラ34・38を選択的に操作することにより、1
00%の酸素ガス、酸素ガスを全く含まない窒素ガス、
あるいは酸素ガスと窒素ガスとをある割合で混合したガ
ス(上述したように10%の酸素を含むガス)を校正ガ
スとして、酸素センサ8に対して直接供給することがで
きる。
【0018】次に、制御演算回路10、警報出力回路1
1、警報設定回路12、印字装置14、表示部15、操
作部16とを有する制御系101について詳細に説明す
る。
【0019】制御演算回路10には、図1に示されるよ
うに、酸素センサ8からプリアンプ8Aを経て出力され
た検出信号、塩酸センサ3からプリアンプ3Aを経て
出力された検出信号が入力され、また、該制御演算回
路10からは、吸引装置1、希釈装置2、抽出ガス供給
装置6を駆動し、これら装置1・2・6により供給され
る流体流量を調整するための駆動信号〜、校正手段
9の電磁弁29・29を切り換えるためのバルブ切換信
号、酸素センサ8の検出信号の出力レベルを調整す
るためのゼロ点/スパン調整信号が出力される。な
お、駆動信号〜により調整される吸引装置1、希釈
装置2、抽出ガス供給装置6での各流体流量は、操作部
16での操作内容に基づき設定される。
【0020】また、この制御演算回路10では、洗浄液
の流量、希釈液の流量、抽出ガスの流量と、酸素センサ
8にて出力された検出信号とに基づいて、洗浄液中の
過酸化水素濃度を演算し、その演算結果を、出力信号
・として印字装置14及び表示部15に対しそれぞれ
出力する。また、これら印字装置14及び表示部15で
は、制御演算回路10からの出力信号・に基づい
て、オペレータが認識/理解できる単位系、例えば%あ
るいはg/Lという単位で印字、表示する。
【0021】一方、酸素センサ8から制御演算回路10
に出力された検出信号は警報出力回路11に供給さ
れ、この警報出力回路11にて、この検出信号が異常
なものか否かが判定される。すなわち、警報出力回路1
1では、制御演算回路10を通じて供給された酸素セン
サ8の検出信号が、警報設定回路12にて設定した上
限、下限濃度しきい値より大きいか否かを比較し、その
結果、酸素センサ8の検出信号が、警報設定回路12
にて設定した上限しきい値を上回ったか否か、下限しき
い値を下回ったか否かにより、異常を示すアラームを出
力して、作業者に異常を報知するようにしている。な
お、警報設定回路12にて設定される上限、下限しきい
値は、例えば操作部16の操作内容に応じて適宜設定変
更されるものである。
【0022】次に、通常運転モードと、センサ校正モー
ド時とにおける演算制御回路11の制御内容について説
明する。 《通常運転モード》演算制御回路11から、吸引装置
1、希釈装置2、抽出ガス供給装置6をそれぞれ駆動す
るための駆動信号〜をぞれぞれ出力する。なお、通
常運転モード時では、吸引装置1、希釈装置2、抽出ガ
ス供給装置6の各流体流量は、可変させず一定量に設定
する。
【0023】そして、このような吸引装置1、希釈装置
2、抽出ガス供給装置6の駆動により、過酸化水素を有
効成分とする洗浄液が、加熱分解装置4内に導かれ、こ
の加熱分解装置4内において加熱されて、かつ充填され
た触媒により該洗浄液中の過酸化水素が酸素と水とに分
解される。また、この加熱分解装置4において得られた
酸素ガスは、抽出ガス供給装置6から供給された抽出ガ
スとともに抽出装置5に供給され、この抽出装置5にお
いて洗浄液から気液分離された後、酸素センサ8にてそ
の濃度が測定され、更にプリアンプ8Aにて、酸素セン
サ8の酸素濃度を示す検出信号の直線性や利得の補正
を行う。
【0024】また、プリアンプ8Aを経た酸素センサ8
の検出信号は制御演算回路10に供給され、更に、制
御演算回路10にて、該検出信号に基づき、洗浄液中
に含有されていた過酸化水素の割合(%濃度、g/L)
を演算して、印字装置14、表示部15にリアルタイム
で出力する。一方、酸素センサ27にて検出された検出
信号は警報出力回路11に供給され、この警報出力回
路11にて、検出信号により示される酸素濃度が、警
報設定回路12にて設定した上限濃度しきい値(例え
ば、50%)より大きい否か、下限濃度しきい値(例え
ば、40%)より大きいか否かを判断し、その判断の結
果、酸素濃度が、上限濃度しきい値より大きい、あるい
は下限濃度しきい値より小さい場合には、警報器13に
対して作業者に対して洗浄液をチェックさせるための警
報アラームを出力する。
【0025】なお、警報設定回路12にて設定される5
0%という上限濃度しきい値、40%という下限濃度し
きい値は、任意に設定変更可能であることは言うまでも
無い。また、制御演算回路10には、塩酸センサ3から
塩酸濃度を示す検出信号が入力されるようになってお
り、この制御演算回路10では、検出信号により示さ
れる塩酸濃度が、酸素センサ8と同様、予め設定した上
限濃度しきい値と下限濃度しきい値との間から外れる場
合に、警報器13に対して警報を出力させるようにして
いる。
【0026】なお、上述した通常運転モードでは、吸引
装置1、希釈装置2、抽出ガス供給装置6の各流体流量
は一定量に設定したが、これに限定されず、希釈装置
2、抽出ガス供給装置6により供給される流体流量を、
吸引装置1により供給される流体流量に対して変更する
場合には以下の(一)(二)のような演算を行う。 (一) 加熱/分解装置2に供給される過酸化水素の濃
度は、吸引装置1により供給される洗浄液の流量、抽出
ガス供給装置6により供給される抽出ガスの流量が一定
である場合に、希釈装置3により供給される希釈液の流
量に応じて変化する。すなわち、酸素センサ8にて検出
される酸素濃度(過酸化水素の濃度)は、希釈装置3の
流量を増大させることで減少し、希釈装置3の流量を減
少させることで増加し、その割合は希釈液による洗浄液
の希釈割合に比例する。
【0027】そして、この希釈割合は、吸引装置1の流
量を、吸引装置1と希釈装置3の合計の流量で割った値
のことであり、吸引装置1に吸入される過酸化水素の濃
度を求めるには、酸素センサ8にて検出された過酸化水
素の濃度に、この希釈割合を掛けるようにし、これによ
り正確な過酸化水素の濃度を求めるようにする。 (二) 一方、加熱/分解装置2に供給される洗浄液、
希釈液の流量が一定であっても、抽出ガス供給装置6か
ら抽出ガスを多く供給すると、酸素センサ8に供給され
る酸素濃度は減少し、抽出ガスの流量と酸素濃度は反比
例の関係となる。従って、酸素センサ8から得られた酸
素濃度を、抽出ガスの流量で割ることによって、加熱/
分解装置2に実際に供給された過酸化水素の濃度が求め
られる。
【0028】《センサ校正モード》センサのゼロ点調整
を行うには、図3に示すようにタイミング(イ)におい
て、制御演算回路10から校正手段4に対して、電磁弁
26を閉として、抽出装置5からの酸素供給を遮断する
とともに、電磁弁29を開として、校正ガス供給手段2
7から校正ガス供給路28、被測定ガス供給路25を通
じて、酸素センサ8に校正ガス(本例では窒素ガスを供
給する)を直接供給するためのバルブ切換信号を出力
する。これにより、酸素センサ8から出力される酸素濃
度を示す検出信号の出力レベルは急激に低下する。
【0029】そして、タイミング(イ)から一定時間経
過したタイミング(ロ)において、演算制御回路10
は、酸素センサ8のプリアンプ8Aに対してゼロ点/ス
パン校正信号を出力して、検出信号のゼロ点調整を
行わせる。すなわち、本例では、酸素センサ8から出力
される検出信号により示される酸素濃度がプラス側に
m%だけシフトしているので、これを調整すべく、タイ
ミング(ロ)において、酸素センサ8のプリアンプ8A
に対してゼロ点/スパン校正信号を出力する。
【0030】一方、上述したタイミング(ロ)において
は、演算制御回路10からはゼロ点/スパン校正信号
とともに、校正手段4に対して、電磁弁26を開とし、
かつ電磁弁29を閉とするバルブ切換信号を出力し、
これにより、抽出装置5からの酸素供給を再開するとと
もに、校正ガス供給手段27からの校正ガス(本例では
窒素ガスを供給する)を供給を停止する。その結果、タ
イミング(ロ)以降の測定においては、酸素センサ8の
ゼロ点が調整された状態で、以降の酸素濃度の検出を行
うことが可能となり、該酸素センサ8による洗浄液中の
過酸化水素濃度の測定を正確に行うことが可能となる。
なお、上述したタイミング(イ)とタイミング(ロ)と
の間の待ち時間xは、酸素センサ8が定常となるのに必
要な時間であって、酸素センサ8の特性、校正ガス供給
路28、被測定ガス供給路25等の長さ、容量に応じて
予め設定される。
【0031】次に、図4を参照して、従来の方式による
酸素センサ8のゼロ点について説明する。この従来の方
式のゼロ点調整では、単に、被測定液供給路Aを通じて
過酸化水素を全く含有しない校正液(例えば、純水)を
供給するようにしたものであり(このときバルブ26は
開とした状態に設定する)、これにより、校正液は、加
熱/分解装置4、抽出装置5等を順次経て処理されるこ
とになるので、酸素センサ8の検出信号が定常となる
までの時間が(時間yで示す)、図3の方式と比較して
多く必要となる。すなわち、図3に示すように校正ガス
を直接酸素センサ8に供給するようにした場合では、図
4に示す従来の校正と比較して、酸素センサ8の検出信
号を安定させるのに必要な時間(時間x<<時間y)
が少なくて済むことが確認された。
【0032】以上詳細に説明したように本実施例に示す
液管理装置では、洗浄液中の過酸化水素から分解された
酸素を、酸素センサ8に供給するための被測定ガス供給
路25の途中に電磁弁26を設け、更に、この電磁弁2
6に、酸素についての濃度が既知な校正ガスを供給する
校正ガス供給手段27を設けたので、酸素センサ8のゼ
ロ点調整時において、電磁弁26を切り換ることによっ
て、既知濃度の酸素を含む校正ガスを直接酸素センサ8
に供給することが可能となり、その結果、酸素センサ8
が定常となるための待ち時間(x)を少なくすることが
でき、酸素センサ8のゼロ点調整作業を効率良く行うこ
とが可能となる。
【0033】なお、本実施例では、校正ガス供給手段2
7からの校正ガスの供給に際して電磁弁29を開とした
が、この電磁弁29を設けることは必須では無く、マス
フローコントローラ34・38の制御により、校正ガス
である窒素ガス、酸素ガスを供給するようにしても良
い。
【0034】また、本実施例では、校正ガスとして、酸
素を全く含有しない窒素ガスを用いたゼロ点調整につい
て説明したが、この窒素ガスに代えて、酸素を100%
含む校正ガスを用いた場合には、酸素センサ8の検出信
号が示す測定値と、濃度が100%の場合に酸素セン
サ8が示すであろう理論濃度との差を計算し(この差を
プリアンプ8Aに記憶させる)、以降の洗浄液測定に際
して、酸素センサ8の検出信号が示す濃度値から、こ
の比を乗算あるいは除算し、これにより該酸素センサ8
の検出信号が示す濃度値を補正すると良い(スパン調
整)。また、これに限定されず、100%の窒素ガス、
100%の酸素ガスに代えて、酸素を一定濃度含む校正
ガス(例えば、上述したように10%の酸素を含む校正
ガス)を用いた場合には、酸素センサ8の検出信号が
示す測定値と、酸素濃度が10%の場合に酸素センサ8
が示すであろう理論濃度との差を計算し(この差をプリ
アンプ8Aに記憶させる)、以降の洗浄液測定に際し
て、酸素センサ8の検出信号が示す濃度値から、この
差を乗算あるいは除算し、これにより該酸素センサ8の
検出信号が示す濃度値を補正すると良い(スパン調
整)。
【0035】また、本実施例では、校正ガスとして窒素
あるいは酸素ガスを用いたが、酸素濃度が予め判ってい
るものであれば、これに限定されず、例えば空気(酸素
濃度は20.95%)を使用しても良い。また、本実施
例では、プリアンプ8Aにて酸素センサ8の出力信号を
補正するようにしたが、これに限定されず、プリアンプ
8Aでは信号を処理せず、制御演算回路10にてゼロ点
調整、スパン調整を行うようにしても良い。
【0036】また、本実施例では、半導体の製造時に使
用される洗浄液中の過酸化水素、オゾンの有効成分濃度
を検出する液管理装置について説明したが、これに限定
されず、このような液管理装置を、野菜工場などの農業
関係の施設で、殺菌、洗浄に使用する洗浄液中の過酸化
水素、オゾンの有効成分濃度を検出することに利用して
も良い。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、溶液中の成分から分解された酸素を酸素センサ
に供給するための被測定ガス供給路の途中に流路切換手
段を設け、更に、この流路切換手段に、酸素についての
濃度が既知な校正ガスを供給する校正ガス供給手段を接
続したので、酸素センサのゼロ点/スパン調整時におい
て、流路切換手段を切り換ることによって、既知濃度の
酸素を含む校正ガスを直接酸素センサに供給することが
可能となり、その結果、酸素センサが定常となるための
待ち時間を少なくすることができ、酸素センサのゼロ点
/スパン調整作業を効率良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体流路系100と制御系101を示す図。
【図2】校正ガス供給手段27の具体的構成を示す図。
【図3】本発明に係わるゼロ点/スパン調整を説明する
ためのタイムチャート。
【図4】従来に係わるゼロ点/スパン調整を説明するた
めのタイムチャート。
【符号の説明】
A 被測定液供給路 1 吸引装置 2 希釈手段 3 塩酸センサ 4 加熱/分解装置(分解抽出手段) 5 抽出装置(分解抽出手段) 7 除湿器 8 酸素センサ 9 校正手段 10 制御演算手段 23 被測定ガス供給路 25 被測定ガス供給路 26 電磁弁(流路切換手段) 27 校正ガス供給手段 28 校正ガス供給路 29 電磁弁(流路切換手段) 100 流体流路系 101 制御系

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素を発生させる成分を含む溶液を供給
    する被測定液供給路と、 該被測定液供給路により供給された溶液中の成分を分解
    して酸素を発生させ、発生した酸素を抽出する分解抽出
    手段と、 該分解抽出手段にて抽出された酸素を供給する被測定ガ
    ス供給路と、 該被測定ガス供給路により供給された酸素濃度を測定す
    る酸素センサとを有し、 前記被測定ガス供給路の途中には経路を切換えるための
    流路切換手段が設けられ、該流路切換手段には、酸素に
    ついての濃度が既知な校正ガスを供給する校正ガス供給
    手段が接続されていることを特徴とする液管理装置。
JP6107199A 1994-05-20 1994-05-20 液管理装置 Withdrawn JPH07308658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107199A JPH07308658A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 液管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107199A JPH07308658A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 液管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07308658A true JPH07308658A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14453000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6107199A Withdrawn JPH07308658A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 液管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07308658A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202973A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Nakajima Jidosha Denso:Kk 可燃性ガスを含有する被処理物の処理装置
KR101992747B1 (ko) * 2019-04-25 2019-06-26 (주)엘티에이치 센서 신호에 의한 오염 여부 자동 진단 및 클리닝 방법
KR20200114754A (ko) * 2019-03-29 2020-10-07 최미순 미량의 과산화수소수의 농도를 측정하는 장치 및 방법
WO2020218689A1 (ko) * 2019-04-25 2020-10-29 (주)엘티에이치 Cmp 슬러리 분석용 대형입자계수기의 자동 검증과 세정 방법 및 그에 적합한 검증장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202973A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Nakajima Jidosha Denso:Kk 可燃性ガスを含有する被処理物の処理装置
KR20200114754A (ko) * 2019-03-29 2020-10-07 최미순 미량의 과산화수소수의 농도를 측정하는 장치 및 방법
KR101992747B1 (ko) * 2019-04-25 2019-06-26 (주)엘티에이치 센서 신호에 의한 오염 여부 자동 진단 및 클리닝 방법
WO2020218689A1 (ko) * 2019-04-25 2020-10-29 (주)엘티에이치 Cmp 슬러리 분석용 대형입자계수기의 자동 검증과 세정 방법 및 그에 적합한 검증장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9302298B2 (en) Device for supplying water containing dissolved gas and process for producing water containing dissolved gas
JP4533614B2 (ja) 真空制御システム
JP3265830B2 (ja) 全有機体炭素計
US4696183A (en) Method and apparatus of flow analysis
JPH07308658A (ja) 液管理装置
CN107727789A (zh) 一种浓度测量装置及其浓度系数自校正方法、蚀刻装置
JPH0989837A (ja) イオン濃度検出装置
JP7328840B2 (ja) ガス溶解水製造装置及び方法
JPH08233769A (ja) 液管理装置
JP3076893B2 (ja) 液面検出装置及び圧力検出装置
JPH08233768A (ja) 液管理装置
JPH0755789A (ja) 液管理装置
JPH07270370A (ja) 液管理装置
JPH0950979A (ja) 液管理装置
JPH0755791A (ja) 液管理装置
JP2008175729A (ja) 試料計測システム
JP5092968B2 (ja) ガス溶解水供給装置及びガス溶解水の製造方法
JP5028340B2 (ja) バブラー管式レベル計測方式の計装制御装置
JP2005127927A (ja) 定電位電解式ガスセンサを備えた排ガス連続分析装置
JPH0949821A (ja) 液管理装置
JPH0674931A (ja) 自動液管理システム
JPS61200473A (ja) 液体試料の流れ分析方法
US20070238188A1 (en) Peroxide monitor
CA2040114A1 (en) Method and system for continuously monitoring and controlling a process stream for dechlorination residual
US12480928B2 (en) Total organic carbon measurement method and total organic carbon measurement device

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731