JPH07309219A - 車両用液圧ブレーキ装置 - Google Patents
車両用液圧ブレーキ装置Info
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- JPH07309219A JPH07309219A JP10576694A JP10576694A JPH07309219A JP H07309219 A JPH07309219 A JP H07309219A JP 10576694 A JP10576694 A JP 10576694A JP 10576694 A JP10576694 A JP 10576694A JP H07309219 A JPH07309219 A JP H07309219A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンチロック制御用液圧調節装置における弁
装置の作動頻度が低く、且つ、前後輪間や左右後輪間の
制動力配分制御ができる車両用液圧ブレーキ装置を提供
する。 【構成】 後輪のアンチロック制御のために後輪ブレー
キRWBR,RWBLの液圧を減少させる時には弁装置
V1を作動させて後輪ブレーキのブレーキ液を弁装置V
2,V3とV1を順次通してリザーバRに流出させると
ともに弁装置4へのパイロット液圧を排出して非作動に
させ、各後輪ブレーキの液圧を再上昇させる時には弁装
置V2,V3を作動させレギュレータバルブRVからブ
レーキ液を絞り通路O1,O2を通して緩やかに流入さ
せる。通常ブレーキ作用においては弁装置4が閉じてい
るので、弁装置V2,V3の作動により後輪ブレーキの
液圧の増加が抑制できる。
装置の作動頻度が低く、且つ、前後輪間や左右後輪間の
制動力配分制御ができる車両用液圧ブレーキ装置を提供
する。 【構成】 後輪のアンチロック制御のために後輪ブレー
キRWBR,RWBLの液圧を減少させる時には弁装置
V1を作動させて後輪ブレーキのブレーキ液を弁装置V
2,V3とV1を順次通してリザーバRに流出させると
ともに弁装置4へのパイロット液圧を排出して非作動に
させ、各後輪ブレーキの液圧を再上昇させる時には弁装
置V2,V3を作動させレギュレータバルブRVからブ
レーキ液を絞り通路O1,O2を通して緩やかに流入さ
せる。通常ブレーキ作用においては弁装置4が閉じてい
るので、弁装置V2,V3の作動により後輪ブレーキの
液圧の増加が抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、ブレーキ液を
貯溜するリザーバと、このリザーバと接続されており且
つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力するマ
スタシリンダと、前記リザーバに接続されており且つ運
転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力するパワー
液圧源と、液圧作動の左前輪ブレーキおよび右前輪ブレ
ーキと、通常時には前記各前輪ブレーキを前記マスタシ
リンダに接続しているが左前輪および/または右前輪の
アンチロック制御時には前記左前輪ブレーキおよび/ま
たは右前輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続し且つ前
記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレーキから前
記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パワー液圧
源から前記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレー
キへのブレーキ液の流入を制御するアンチロック制御用
第1液圧調節装置と、液圧作動の左後輪ブレーキおよび
右後輪ブレーキと、通常時には前記左後輪ブレーキおよ
び右後輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続しているが
左後輪および/または右後輪のアンチロック制御時には
前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレーキから
前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パワー液
圧源から前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレ
ーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロック制御
用第2液圧調節装置を備えた車両用液圧ブレーキ装置に
関するものである。
貯溜するリザーバと、このリザーバと接続されており且
つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力するマ
スタシリンダと、前記リザーバに接続されており且つ運
転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力するパワー
液圧源と、液圧作動の左前輪ブレーキおよび右前輪ブレ
ーキと、通常時には前記各前輪ブレーキを前記マスタシ
リンダに接続しているが左前輪および/または右前輪の
アンチロック制御時には前記左前輪ブレーキおよび/ま
たは右前輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続し且つ前
記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレーキから前
記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パワー液圧
源から前記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレー
キへのブレーキ液の流入を制御するアンチロック制御用
第1液圧調節装置と、液圧作動の左後輪ブレーキおよび
右後輪ブレーキと、通常時には前記左後輪ブレーキおよ
び右後輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続しているが
左後輪および/または右後輪のアンチロック制御時には
前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレーキから
前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パワー液
圧源から前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレ
ーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロック制御
用第2液圧調節装置を備えた車両用液圧ブレーキ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来装置としては、特開昭64
−47644号公報に記載されているものがある。この
従来装置におけるアンチロック制御用第2液圧調節装置
は、パワー液圧源から送出されるブレーキ液の左後輪ブ
レーキへの流入を制御する弁装置と、左後輪ブレーキか
らリザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置と、
パワー液圧源から送出されるブレーキ液の右後輪ブレー
キへの流入を制御する弁装置と、右後輪ブレーキからリ
ザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置を備えて
いる。また、アンチロック制御用第1液圧調節装置は、
左右各前輪ブレーキに対するブレーキ液の供給源をマス
タシリンダからパワー液圧源に切り替えるための弁装置
と、この弁装置を通してマスタシリンダ或いはパワー液
圧源から送出されるブレーキ液の左前輪ブレーキへの流
入を制御する弁装置と、左前輪ブレーキからリザーバへ
のブレーキ液の流出を制御する弁装置と、マスタシリン
ダ或いはパワー液圧源から送出されるブレーキ液の右前
輪ブレーキへの流入を制御する弁装置と、右前輪ブレー
キからリザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置
とを備えている。
−47644号公報に記載されているものがある。この
従来装置におけるアンチロック制御用第2液圧調節装置
は、パワー液圧源から送出されるブレーキ液の左後輪ブ
レーキへの流入を制御する弁装置と、左後輪ブレーキか
らリザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置と、
パワー液圧源から送出されるブレーキ液の右後輪ブレー
キへの流入を制御する弁装置と、右後輪ブレーキからリ
ザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置を備えて
いる。また、アンチロック制御用第1液圧調節装置は、
左右各前輪ブレーキに対するブレーキ液の供給源をマス
タシリンダからパワー液圧源に切り替えるための弁装置
と、この弁装置を通してマスタシリンダ或いはパワー液
圧源から送出されるブレーキ液の左前輪ブレーキへの流
入を制御する弁装置と、左前輪ブレーキからリザーバへ
のブレーキ液の流出を制御する弁装置と、マスタシリン
ダ或いはパワー液圧源から送出されるブレーキ液の右前
輪ブレーキへの流入を制御する弁装置と、右前輪ブレー
キからリザーバへのブレーキ液の流出を制御する弁装置
とを備えている。
【0003】また、近年、上記のアンチロック制御用液
圧調整装置を使って車両直進中の通常ブレーキ作用にお
ける後輪ブレーキの液圧を前輪ブレーキの液圧よりも低
く抑制するところの前後輪間の制動力配分制御や、車両
旋回中の通常ブレーキ作用における内側後輪ブレーキの
液圧を外側後輪ブレーキの液圧よりも低く抑制するとこ
ろの左右後輪間の制動力配分制御などを行う技術が開発
されつつある。
圧調整装置を使って車両直進中の通常ブレーキ作用にお
ける後輪ブレーキの液圧を前輪ブレーキの液圧よりも低
く抑制するところの前後輪間の制動力配分制御や、車両
旋回中の通常ブレーキ作用における内側後輪ブレーキの
液圧を外側後輪ブレーキの液圧よりも低く抑制するとこ
ろの左右後輪間の制動力配分制御などを行う技術が開発
されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アンチロック制御用液
圧調節装置を上記の如き制動力配分制御に利用すること
は、車両製造コストの引き下げに有効である。
圧調節装置を上記の如き制動力配分制御に利用すること
は、車両製造コストの引き下げに有効である。
【0005】前後輪間や左右後輪間の制動力配分を行う
ためには車輪ブレーキの液圧の保持できることが液圧調
節装置に要求される。従来のアンチロック制御用液圧調
節装置は、かかる要求を満足させ得るものである。
ためには車輪ブレーキの液圧の保持できることが液圧調
節装置に要求される。従来のアンチロック制御用液圧調
節装置は、かかる要求を満足させ得るものである。
【0006】近年、電子制御技術の急速な発展とアンチ
ロック制御分野への電子制御技術の適用により、アンチ
ロック制御時における車輪ブレーキの液圧の変化態様
は、急な減少と緩やかな増加の2モードが主体になって
きた。従来のアンチロック制御用液圧調節装置において
は、アンチロック制御時における前後左右の各車輪ブレ
ーキの液圧の緩やかな増加は車輪ブレーキへのブレーキ
液の流入を制御する弁装置を高頻度で作動させることに
より達成されるものであり、この弁装置の高頻度の作動
が騒音を発生し、同時に弁体および弁座の摩耗が激し
く、耐久性を維持するために高価な素材を使用しなけれ
ばならないと言う問題がある。
ロック制御分野への電子制御技術の適用により、アンチ
ロック制御時における車輪ブレーキの液圧の変化態様
は、急な減少と緩やかな増加の2モードが主体になって
きた。従来のアンチロック制御用液圧調節装置において
は、アンチロック制御時における前後左右の各車輪ブレ
ーキの液圧の緩やかな増加は車輪ブレーキへのブレーキ
液の流入を制御する弁装置を高頻度で作動させることに
より達成されるものであり、この弁装置の高頻度の作動
が騒音を発生し、同時に弁体および弁座の摩耗が激し
く、耐久性を維持するために高価な素材を使用しなけれ
ばならないと言う問題がある。
【0007】この出願の発明は、上記問題が解消され、
且つ、前後輪間や左右後輪間の制動力配分制御を行うこ
とができる車両用液圧ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
且つ、前後輪間や左右後輪間の制動力配分制御を行うこ
とができる車両用液圧ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、ブレ
ーキ液を貯溜するリザーバと、このリザーバと接続され
ており且つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出
力するマスタシリンダと、前記リザーバに接続されてお
り且つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力す
るパワー液圧源と、液圧作動の左前輪ブレーキおよび右
前輪ブレーキと、通常時には前記各前輪ブレーキを前記
マスタシリンダに接続しているが左前輪および/または
右前輪のアンチロック制御時には前記左前輪ブレーキお
よび/または右前輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続
し且つ前記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレー
キから前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パ
ワー液圧源から前記左前輪ブレーキおよび/または右前
輪ブレーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロッ
ク制御用第1液圧調節装置と、液圧作動の左後輪ブレー
キおよび右後輪ブレーキと、通常時には前記左後輪ブレ
ーキおよび右後輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続し
ているが左後輪および/または右後輪のアンチロック制
御時には前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレ
ーキから前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記
パワー液圧源から前記左後輪ブレーキおよび/または右
後輪ブレーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロ
ック制御用第2液圧調節装置を備えた車両用液圧ブレー
キ装置であって、前記アンチロック制御用第2液圧調節
装置は、前記左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキと前
記パワー液圧源との接続を断ち且つ前記左後輪ブレーキ
および右後輪ブレーキと前記リザーバとを接続するため
の第1弁装置と、この第1弁装置と前記左後輪ブレーキ
との接続を断つための第2弁装置と、前記第1弁装置と
前記右後輪ブレーキとの接続を断つための第3弁装置
と、前記左後輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第
1弁装置および前記第2弁装置を介さずに接続し且つ前
記パワー液圧源から前記第1弁装置および前記第2弁装
置を通らずに前記左後輪ブレーキへ流入するブレーキ液
流量を前記左後輪ブレーキから前記第2弁装置および前
記第1弁装置を順次通って前記リザーバへ流出するブレ
ーキ液流量よりも少ない所望値に設定するための第1の
絞り通路と、前記右後輪ブレーキと前記パワー液圧源と
を前記第1弁装置および前記第3弁装置を介さずに接続
し且つ前記パワー液圧源から前記第1弁装置および前記
第3弁装置を通らずに前記右後輪ブレーキへ流入するブ
レーキ液流量を前記右後輪ブレーキから前記第3弁装置
および前記第1弁装置を順次通って前記リザーバへ流出
するブレーキ液流量よりも少ない所望値に設定するため
の第2の絞り通路と、前記第1弁装置と前記第2弁装置
および前記第3弁装置との間の接続通路の液圧により作
動して前記パワー液圧源と前記第1絞り通路および前記
第2絞り通路との接続を断つ第4弁装置とを備えたもの
であり、前記アンチロック制御用第1液圧調節装置は、
前記左前輪ブレーキおよび右前輪ブレーキと前記マスタ
シリンダとの接続を断ち且つ前記左前輪ブレーキおよび
右前輪ブレーキと前記リザーバとを接続するための第5
弁装置と、この第5弁装置と前記左前輪ブレーキとの接
続を断つための第6弁装置と、前記第5弁装置と前記右
前輪ブレーキとの接続を断つための第7弁装置と、前記
左前輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置
および前記第6弁装置を介さずに接続すると同時に前記
右前輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置
および前記第7弁装置を介さずに接続するための第8弁
装置と、前記パワー液圧源から前記第5弁装置および前
記第6弁装置を通らずに前記左前輪ブレーキへ流入する
ブレーキ液流量を前記左前輪ブレーキから前記第6弁装
置および前記第5弁装置を順次通って前記リザーバへ流
出するブレーキ液流量よりも少ない所望値に設定するた
めの第3の絞り通路と、前記パワー液圧源から前記第5
弁装置および前記第7弁装置を通らずに前記右前輪ブレ
ーキへ流入するブレーキ液流量を前記右前輪ブレーキか
ら前記第7弁装置および前記第5弁装置を順次通って前
記リザーバへ流出するブレーキ液流量よりも少ない所望
値に設定するための第4の絞り通路とを備えたものであ
る。
ーキ液を貯溜するリザーバと、このリザーバと接続され
ており且つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出
力するマスタシリンダと、前記リザーバに接続されてお
り且つ運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力す
るパワー液圧源と、液圧作動の左前輪ブレーキおよび右
前輪ブレーキと、通常時には前記各前輪ブレーキを前記
マスタシリンダに接続しているが左前輪および/または
右前輪のアンチロック制御時には前記左前輪ブレーキお
よび/または右前輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続
し且つ前記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレー
キから前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記パ
ワー液圧源から前記左前輪ブレーキおよび/または右前
輪ブレーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロッ
ク制御用第1液圧調節装置と、液圧作動の左後輪ブレー
キおよび右後輪ブレーキと、通常時には前記左後輪ブレ
ーキおよび右後輪ブレーキを前記パワー液圧源に接続し
ているが左後輪および/または右後輪のアンチロック制
御時には前記左後輪ブレーキおよび/または右後輪ブレ
ーキから前記リザーバへのブレーキ液の流出および前記
パワー液圧源から前記左後輪ブレーキおよび/または右
後輪ブレーキへのブレーキ液の流入を制御するアンチロ
ック制御用第2液圧調節装置を備えた車両用液圧ブレー
キ装置であって、前記アンチロック制御用第2液圧調節
装置は、前記左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキと前
記パワー液圧源との接続を断ち且つ前記左後輪ブレーキ
および右後輪ブレーキと前記リザーバとを接続するため
の第1弁装置と、この第1弁装置と前記左後輪ブレーキ
との接続を断つための第2弁装置と、前記第1弁装置と
前記右後輪ブレーキとの接続を断つための第3弁装置
と、前記左後輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第
1弁装置および前記第2弁装置を介さずに接続し且つ前
記パワー液圧源から前記第1弁装置および前記第2弁装
置を通らずに前記左後輪ブレーキへ流入するブレーキ液
流量を前記左後輪ブレーキから前記第2弁装置および前
記第1弁装置を順次通って前記リザーバへ流出するブレ
ーキ液流量よりも少ない所望値に設定するための第1の
絞り通路と、前記右後輪ブレーキと前記パワー液圧源と
を前記第1弁装置および前記第3弁装置を介さずに接続
し且つ前記パワー液圧源から前記第1弁装置および前記
第3弁装置を通らずに前記右後輪ブレーキへ流入するブ
レーキ液流量を前記右後輪ブレーキから前記第3弁装置
および前記第1弁装置を順次通って前記リザーバへ流出
するブレーキ液流量よりも少ない所望値に設定するため
の第2の絞り通路と、前記第1弁装置と前記第2弁装置
および前記第3弁装置との間の接続通路の液圧により作
動して前記パワー液圧源と前記第1絞り通路および前記
第2絞り通路との接続を断つ第4弁装置とを備えたもの
であり、前記アンチロック制御用第1液圧調節装置は、
前記左前輪ブレーキおよび右前輪ブレーキと前記マスタ
シリンダとの接続を断ち且つ前記左前輪ブレーキおよび
右前輪ブレーキと前記リザーバとを接続するための第5
弁装置と、この第5弁装置と前記左前輪ブレーキとの接
続を断つための第6弁装置と、前記第5弁装置と前記右
前輪ブレーキとの接続を断つための第7弁装置と、前記
左前輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置
および前記第6弁装置を介さずに接続すると同時に前記
右前輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置
および前記第7弁装置を介さずに接続するための第8弁
装置と、前記パワー液圧源から前記第5弁装置および前
記第6弁装置を通らずに前記左前輪ブレーキへ流入する
ブレーキ液流量を前記左前輪ブレーキから前記第6弁装
置および前記第5弁装置を順次通って前記リザーバへ流
出するブレーキ液流量よりも少ない所望値に設定するた
めの第3の絞り通路と、前記パワー液圧源から前記第5
弁装置および前記第7弁装置を通らずに前記右前輪ブレ
ーキへ流入するブレーキ液流量を前記右前輪ブレーキか
ら前記第7弁装置および前記第5弁装置を順次通って前
記リザーバへ流出するブレーキ液流量よりも少ない所望
値に設定するための第4の絞り通路とを備えたものであ
る。
【0009】上記の車両用液圧ブレーキ装置において、
前記第1弁装置および第5弁装置は2ポート2位置の常
開弁と2ポート2位置の常閉弁とを1組として使用して
も良いが、3ポート2位置の切替弁を使用することが製
造コストを低くする観点から好ましい。
前記第1弁装置および第5弁装置は2ポート2位置の常
開弁と2ポート2位置の常閉弁とを1組として使用して
も良いが、3ポート2位置の切替弁を使用することが製
造コストを低くする観点から好ましい。
【0010】また、上記の車両用液圧ブレーキ装置にお
いて、アンチロック制御時において運転者がブレーキ操
作を解除した時にはブレーキ作用も確実に解除されるよ
うにするため、前記第1の絞り通路〜前記第4の絞り通
路と並列に逆止弁(各車輪ブレーキ側からパワー液圧源
側への流れのみを許容する)を配設することが好まし
い。
いて、アンチロック制御時において運転者がブレーキ操
作を解除した時にはブレーキ作用も確実に解除されるよ
うにするため、前記第1の絞り通路〜前記第4の絞り通
路と並列に逆止弁(各車輪ブレーキ側からパワー液圧源
側への流れのみを許容する)を配設することが好まし
い。
【0011】
【作用】上記の車両用液圧ブレーキ装置においては、通
常時には、第2弁装置が左後輪ブレーキを第1弁装置に
接続しているとともに第3弁装置が右後輪ブレーキを第
1弁装置に接続し、第1弁装置が左右各後輪ブレーキを
リザーバから遮断してパワー液圧源に接続している。従
って、パワー液圧源からブレーキ液が第1弁装置および
第2弁装置を順次通して左後輪ブレーキに供給されると
ともに第1弁装置および第3弁装置を順次通して右後輪
ブレーキに供給され、パワー液圧源が出力するブレーキ
操作力に対応した液圧が左右各後輪ブレーキに付与さ
れ、通常のブレーキ作用が行われる。また、通常時に
は、第6弁装置が左前輪ブレーキを第5弁装置に接続し
ているとともに第7弁装置が右前輪ブレーキを第5弁装
置に接続し、第5弁装置が左右各前輪ブレーキをリザー
バから遮断してマスタシリンダに接続している。従っ
て、マスタシリンダからブレーキ液が第5弁装置および
第6弁装置を順次通して左前輪ブレーキに供給されると
ともに第5弁装置および第7弁装置を順次通して右前輪
ブレーキに供給され、マスタシリンダが出力するブレー
キ操作力に対応した液圧が左右各前輪ブレーキに付与さ
れ、通常のブレーキ作用が行われる。
常時には、第2弁装置が左後輪ブレーキを第1弁装置に
接続しているとともに第3弁装置が右後輪ブレーキを第
1弁装置に接続し、第1弁装置が左右各後輪ブレーキを
リザーバから遮断してパワー液圧源に接続している。従
って、パワー液圧源からブレーキ液が第1弁装置および
第2弁装置を順次通して左後輪ブレーキに供給されると
ともに第1弁装置および第3弁装置を順次通して右後輪
ブレーキに供給され、パワー液圧源が出力するブレーキ
操作力に対応した液圧が左右各後輪ブレーキに付与さ
れ、通常のブレーキ作用が行われる。また、通常時に
は、第6弁装置が左前輪ブレーキを第5弁装置に接続し
ているとともに第7弁装置が右前輪ブレーキを第5弁装
置に接続し、第5弁装置が左右各前輪ブレーキをリザー
バから遮断してマスタシリンダに接続している。従っ
て、マスタシリンダからブレーキ液が第5弁装置および
第6弁装置を順次通して左前輪ブレーキに供給されると
ともに第5弁装置および第7弁装置を順次通して右前輪
ブレーキに供給され、マスタシリンダが出力するブレー
キ操作力に対応した液圧が左右各前輪ブレーキに付与さ
れ、通常のブレーキ作用が行われる。
【0012】上述の如き通常のブレーキ作用が行われる
時には、第4弁装置が作動して第1の絞り通路および第
2の絞り通路をパワー液圧源から遮断する。従って、左
右各後輪ブレーキの液圧が増加する過程において、第2
弁装置が作動されて左後輪ブレーキ装置がパワー液圧源
から遮断されることによりパワー液圧源から左後輪ブレ
ーキへのブレーキ液の流入が停止して左後輪ブレーキの
液圧の増加が停止され保持され、また第3弁装置が作動
されて右後輪ブレーキ装置がパワー液圧源から遮断され
ることによりパワー液圧源から右後輪ブレーキへのブレ
ーキ液の流入が停止して右後輪ブレーキの液圧の増加が
停止され保持される。このように、第2弁装置および第
3弁装置の各々が個別に或いは同期して作動および作動
解除されることによって左後輪ブレーキおよび右後輪ブ
レーキの各々の液圧の増加が個別に或いは同期して調節
されるものであり、車両直進中の通常ブレーキ作用にお
ける前後輪間の制動力配分制御や車両旋回中の通常ブレ
ーキ作用における左右後輪間の制動力配分制御が可能で
ある。
時には、第4弁装置が作動して第1の絞り通路および第
2の絞り通路をパワー液圧源から遮断する。従って、左
右各後輪ブレーキの液圧が増加する過程において、第2
弁装置が作動されて左後輪ブレーキ装置がパワー液圧源
から遮断されることによりパワー液圧源から左後輪ブレ
ーキへのブレーキ液の流入が停止して左後輪ブレーキの
液圧の増加が停止され保持され、また第3弁装置が作動
されて右後輪ブレーキ装置がパワー液圧源から遮断され
ることによりパワー液圧源から右後輪ブレーキへのブレ
ーキ液の流入が停止して右後輪ブレーキの液圧の増加が
停止され保持される。このように、第2弁装置および第
3弁装置の各々が個別に或いは同期して作動および作動
解除されることによって左後輪ブレーキおよび右後輪ブ
レーキの各々の液圧の増加が個別に或いは同期して調節
されるものであり、車両直進中の通常ブレーキ作用にお
ける前後輪間の制動力配分制御や車両旋回中の通常ブレ
ーキ作用における左右後輪間の制動力配分制御が可能で
ある。
【0013】ブレーキ操作が行われている最中におい
て、第1弁装置が作動された時には、左後輪ブレーキ内
のブレーキ液が第2弁装置と第1弁装置を順次通ってリ
ザーバへ流出することにより左後輪ブレーキの液圧が急
な減少をし、また右後輪ブレーキ内のブレーキ液が第3
弁装置と第1弁装置を順次通ってリザーバへ流出するこ
とにより右後輪ブレーキの液圧が急な減少をする。この
時、第2弁装置,第3弁装置の一般的な絞り効果により
これら弁装置と第1弁装置との間の接続通路の液圧は各
後輪ブレーキの液圧に比べて大幅に低い値となるもので
あり、第4弁装置の作動が解除して第1の絞り通路およ
び第2の絞り通路が再びパワー液圧源に接続される。そ
の後、第2弁装置が作動された時には左後輪ブレーキか
らリザーバへのブレーキ液の流出が停止され、パワー液
圧源のブレーキ液が第1絞り通路を通って左後輪ブレー
キに流入することによって左後輪ブレーキの液圧が緩や
かに増加する。また、第3弁装置が作動された時には右
後輪ブレーキからリザーバへのブレーキ液の流出が停止
され、パワー液圧源のブレーキ液が第2絞り通路を通っ
て右後輪ブレーキに流入することによって右後輪ブレー
キの液圧が緩やかに増加する。このように、ブレーキ操
作が行われている最中において、第1弁装置の作動と、
第1弁装置の作動下での第2弁装置,第3弁装置の作動
および作動解除により、左右各後輪ブレーキの液圧を急
減させたり、緩やかに増加させたりすることができるも
のであり、左右各後輪を個別にアンチロック制御するこ
とが可能である。
て、第1弁装置が作動された時には、左後輪ブレーキ内
のブレーキ液が第2弁装置と第1弁装置を順次通ってリ
ザーバへ流出することにより左後輪ブレーキの液圧が急
な減少をし、また右後輪ブレーキ内のブレーキ液が第3
弁装置と第1弁装置を順次通ってリザーバへ流出するこ
とにより右後輪ブレーキの液圧が急な減少をする。この
時、第2弁装置,第3弁装置の一般的な絞り効果により
これら弁装置と第1弁装置との間の接続通路の液圧は各
後輪ブレーキの液圧に比べて大幅に低い値となるもので
あり、第4弁装置の作動が解除して第1の絞り通路およ
び第2の絞り通路が再びパワー液圧源に接続される。そ
の後、第2弁装置が作動された時には左後輪ブレーキか
らリザーバへのブレーキ液の流出が停止され、パワー液
圧源のブレーキ液が第1絞り通路を通って左後輪ブレー
キに流入することによって左後輪ブレーキの液圧が緩や
かに増加する。また、第3弁装置が作動された時には右
後輪ブレーキからリザーバへのブレーキ液の流出が停止
され、パワー液圧源のブレーキ液が第2絞り通路を通っ
て右後輪ブレーキに流入することによって右後輪ブレー
キの液圧が緩やかに増加する。このように、ブレーキ操
作が行われている最中において、第1弁装置の作動と、
第1弁装置の作動下での第2弁装置,第3弁装置の作動
および作動解除により、左右各後輪ブレーキの液圧を急
減させたり、緩やかに増加させたりすることができるも
のであり、左右各後輪を個別にアンチロック制御するこ
とが可能である。
【0014】更に、ブレーキ操作が行われている最中に
おいて、第5弁装置が作動された時には、左前輪ブレー
キ内のブレーキ液が第6弁装置と第5弁装置を順次通っ
てリザーバへ流出することにより左前輪ブレーキの液圧
が急な減少をし、また右前輪ブレーキ内のブレーキ液が
第7弁装置と第5弁装置を順次通ってリザーバへ流出す
ることにより右前輪ブレーキの液圧が急な減少をする。
この第5弁装置の作動と同時に、或いはその後の第6弁
装置,第7弁装置の作動に先立って第8弁装置が作動さ
れるものであり、第8弁装置の作動により第1の絞り通
路および第2の絞り通路がパワー液圧源に接続され、パ
ワー液圧源からブレーキ液が第8弁装置と第3絞り通路
を順次通って左前輪ブレーキに流入すると同時に第8弁
装置と第4絞り通路を順次通って右前輪ブレーキに流入
するが、その流量はリザーバへ流出する流量よりも大幅
に少ないので、左右前輪ブレーキの液圧の急な減少を妨
げない。第5弁装置および第8弁装置の作動下におい
て、第6弁装置が作動された時には左前輪ブレーキから
リザーバへのブレーキ液の流出が停止され、パワー液圧
源のブレーキ液が第3絞り通路を通って左前輪ブレーキ
に流入することによって左前輪ブレーキの液圧が緩やか
に増加し、また、第7弁装置が作動された時には右前輪
ブレーキからリザーバへのブレーキ液の流出が停止さ
れ、パワー液圧源のブレーキ液が第4絞り通路を通って
右前輪ブレーキに流入することによって右前輪ブレーキ
の液圧が緩やかに増加する。このように、ブレーキ操作
が行われている最中において、第5弁装置,第8弁装置
の作動と、第1弁装置および第8弁装置の作動下での第
6弁装置,第7弁装置の作動および作動解除により、左
右各前輪ブレーキの液圧を急減させたり、緩やかに増加
させたりすることができるものであり、左右各前輪を個
別にアンチロック制御することが可能である。
おいて、第5弁装置が作動された時には、左前輪ブレー
キ内のブレーキ液が第6弁装置と第5弁装置を順次通っ
てリザーバへ流出することにより左前輪ブレーキの液圧
が急な減少をし、また右前輪ブレーキ内のブレーキ液が
第7弁装置と第5弁装置を順次通ってリザーバへ流出す
ることにより右前輪ブレーキの液圧が急な減少をする。
この第5弁装置の作動と同時に、或いはその後の第6弁
装置,第7弁装置の作動に先立って第8弁装置が作動さ
れるものであり、第8弁装置の作動により第1の絞り通
路および第2の絞り通路がパワー液圧源に接続され、パ
ワー液圧源からブレーキ液が第8弁装置と第3絞り通路
を順次通って左前輪ブレーキに流入すると同時に第8弁
装置と第4絞り通路を順次通って右前輪ブレーキに流入
するが、その流量はリザーバへ流出する流量よりも大幅
に少ないので、左右前輪ブレーキの液圧の急な減少を妨
げない。第5弁装置および第8弁装置の作動下におい
て、第6弁装置が作動された時には左前輪ブレーキから
リザーバへのブレーキ液の流出が停止され、パワー液圧
源のブレーキ液が第3絞り通路を通って左前輪ブレーキ
に流入することによって左前輪ブレーキの液圧が緩やか
に増加し、また、第7弁装置が作動された時には右前輪
ブレーキからリザーバへのブレーキ液の流出が停止さ
れ、パワー液圧源のブレーキ液が第4絞り通路を通って
右前輪ブレーキに流入することによって右前輪ブレーキ
の液圧が緩やかに増加する。このように、ブレーキ操作
が行われている最中において、第5弁装置,第8弁装置
の作動と、第1弁装置および第8弁装置の作動下での第
6弁装置,第7弁装置の作動および作動解除により、左
右各前輪ブレーキの液圧を急減させたり、緩やかに増加
させたりすることができるものであり、左右各前輪を個
別にアンチロック制御することが可能である。
【0015】
【実施例】以下、この出願の発明に係る車両用液圧ブレ
ーキ装置の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
ーキ装置の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0016】図1において、マスタシリンダMは、ブレ
ーキ液を貯溜するリザーバRと接続されており、リザー
バRからブレーキ液の補給を受ける。マスタシリンダM
はブレーキペダル(ブレーキ操作部材)BPと連結され
ており、ブレーキペダル踏力(ブレーキ操作力)に比例
した液圧を出力する。液圧ポンプHPは、リザーバRと
接続されており、図示しない電動機により駆動されるこ
とによりリザーバRのブレーキ液を逆止弁CV1を介し
てアキュムレータACCへ圧送する。レギュレータバル
ブRVは、アキュムレータACCおよびリザーバRと接
続されており、マスタシリンダMの出力液圧をパイロッ
ト圧として付与されて作動してマスタシリンダMの出力
液圧に比例したパワー液圧を出力する。液圧ポンプH
P、逆止弁CV1、アキュムレータACCおよびレギュ
レータバルブRVはパワー液圧源を構成する。
ーキ液を貯溜するリザーバRと接続されており、リザー
バRからブレーキ液の補給を受ける。マスタシリンダM
はブレーキペダル(ブレーキ操作部材)BPと連結され
ており、ブレーキペダル踏力(ブレーキ操作力)に比例
した液圧を出力する。液圧ポンプHPは、リザーバRと
接続されており、図示しない電動機により駆動されるこ
とによりリザーバRのブレーキ液を逆止弁CV1を介し
てアキュムレータACCへ圧送する。レギュレータバル
ブRVは、アキュムレータACCおよびリザーバRと接
続されており、マスタシリンダMの出力液圧をパイロッ
ト圧として付与されて作動してマスタシリンダMの出力
液圧に比例したパワー液圧を出力する。液圧ポンプH
P、逆止弁CV1、アキュムレータACCおよびレギュ
レータバルブRVはパワー液圧源を構成する。
【0017】マスタシリンダMおよびレギュレータバル
ブRVの詳細が図2に示されている。図2において、シ
リンダボデー2内には第1ピストン3が摺動可能に設置
され、第1ピストン3は、プッシュロッド4を介してブ
レーキペダルBPと連結している。第1ピストン3はリ
ターンスプリング6からの付勢力を受けスリーブ7に当
接し、更に、スナップリング7aにて位置決めされてい
る。また、スリーブ7の前部にはストッパー7bが設置
され、スリーブ7が前方に移動することを防いでいる。
第1ピストン3の連通孔3a内には、インレットバルブ
8が嵌挿され、インレットバルブ8はバルブスプリング
8aによって付勢され、第1ピストン3の非作動時に
は、シリンダボデー2に固定され、第1ピストン3に設
けられた貫通孔3bに挿通されたピン9に当接してお
り、この状態ではインレットバルブ8のバルブ部8bと
ピストン3のバルブ面3cとは当接しておらず、インレ
ットバルブ8は開弁している。第1ピストン3は、その
前端においてシールカップ3dが装着され、更に、その
後端においてシールカップ3eが装着されている。ま
た、スリーブ7には、各々内径シール7c、および外径
シール7dが装着されている。これらのシール部材によ
って、第1ピストン3の前方には液圧室10が、又、後
方にはスリーブ7との間で、補助液圧室11が形成され
ている。また、12は防塵用ブーツであり、リテーナ1
3はブーツ12を支持し、プッシュロッド4の径方向へ
の移動を規制する。更に、カップリテーナ14はリター
ンスプリング6を第1ピストン3に係合させ、且つ、シ
ールカップ3dが第1ピストン3から脱落しないように
規制している。
ブRVの詳細が図2に示されている。図2において、シ
リンダボデー2内には第1ピストン3が摺動可能に設置
され、第1ピストン3は、プッシュロッド4を介してブ
レーキペダルBPと連結している。第1ピストン3はリ
ターンスプリング6からの付勢力を受けスリーブ7に当
接し、更に、スナップリング7aにて位置決めされてい
る。また、スリーブ7の前部にはストッパー7bが設置
され、スリーブ7が前方に移動することを防いでいる。
第1ピストン3の連通孔3a内には、インレットバルブ
8が嵌挿され、インレットバルブ8はバルブスプリング
8aによって付勢され、第1ピストン3の非作動時に
は、シリンダボデー2に固定され、第1ピストン3に設
けられた貫通孔3bに挿通されたピン9に当接してお
り、この状態ではインレットバルブ8のバルブ部8bと
ピストン3のバルブ面3cとは当接しておらず、インレ
ットバルブ8は開弁している。第1ピストン3は、その
前端においてシールカップ3dが装着され、更に、その
後端においてシールカップ3eが装着されている。ま
た、スリーブ7には、各々内径シール7c、および外径
シール7dが装着されている。これらのシール部材によ
って、第1ピストン3の前方には液圧室10が、又、後
方にはスリーブ7との間で、補助液圧室11が形成され
ている。また、12は防塵用ブーツであり、リテーナ1
3はブーツ12を支持し、プッシュロッド4の径方向へ
の移動を規制する。更に、カップリテーナ14はリター
ンスプリング6を第1ピストン3に係合させ、且つ、シ
ールカップ3dが第1ピストン3から脱落しないように
規制している。
【0018】スリーブ部材15は、その右端においてリ
ターンスプリング6からの付勢力を受けて、シリンダボ
デー2の底部に当接している。スリーブ部材15にはシ
ール部材15aが装着され、第1ピストン3との間で液
圧室10を形成している。スリーブ部材15には第2ピ
ストン16が摺動可能に嵌挿され、スナップリング16
aに係止したピストンスプリング15bによってスリー
ブ部材15に対して右方に付勢されており、ストッパー
15cに当接することで位置決めされている。
ターンスプリング6からの付勢力を受けて、シリンダボ
デー2の底部に当接している。スリーブ部材15にはシ
ール部材15aが装着され、第1ピストン3との間で液
圧室10を形成している。スリーブ部材15には第2ピ
ストン16が摺動可能に嵌挿され、スナップリング16
aに係止したピストンスプリング15bによってスリー
ブ部材15に対して右方に付勢されており、ストッパー
15cに当接することで位置決めされている。
【0019】第2ピストン16は、カップシール16b
を備えることによって液圧室10を形成すると共に、液
圧室10に発生する液圧を受けて図において左方に摺動
可能となっている。第2ピストン16には、ピン17に
よってスプールバルブ18と連結しており、スプールバ
ルブ18は第2ピストン16と一体的に移動可能となっ
ている。
を備えることによって液圧室10を形成すると共に、液
圧室10に発生する液圧を受けて図において左方に摺動
可能となっている。第2ピストン16には、ピン17に
よってスプールバルブ18と連結しており、スプールバ
ルブ18は第2ピストン16と一体的に移動可能となっ
ている。
【0020】更に、スプールバルブ18の左端にはスプ
リング19を介してピストン戻し部材20が設置され、
ピストン戻し部材20には、規制手段を構成する台形状
の係合部材21が装着されている。係合部材21は、ス
プリング19の付勢力によって例えばゴムによって形成
された、やはり規制手段を構成する弾性部材22と当接
している。23はスリーブ部材15の移動防止部材であ
り、スリーブ部材15に固定されている。更に、移動防
止部材23には、シール部材23aと連通孔23b,2
3cが備えられている。ここで、弾性部材22は移動防
止部材23との間で、レギュレータ圧室24を形成して
おり、このレギュレータ圧室24の液圧がレギュレータ
バルブから出力されるパワー液圧となる。
リング19を介してピストン戻し部材20が設置され、
ピストン戻し部材20には、規制手段を構成する台形状
の係合部材21が装着されている。係合部材21は、ス
プリング19の付勢力によって例えばゴムによって形成
された、やはり規制手段を構成する弾性部材22と当接
している。23はスリーブ部材15の移動防止部材であ
り、スリーブ部材15に固定されている。更に、移動防
止部材23には、シール部材23aと連通孔23b,2
3cが備えられている。ここで、弾性部材22は移動防
止部材23との間で、レギュレータ圧室24を形成して
おり、このレギュレータ圧室24の液圧がレギュレータ
バルブから出力されるパワー液圧となる。
【0021】スリーブ部材15は、シール部材15a以
外に、図において右方からシール部材15d,15e,
15fを備えている。シール部材15dと15eの間に
は、図1に示される左後輪ブレーキRWBLおよび右後
輪ブレーキRWBRへとつながるアウトレットポート1
5gが、また、シール部材15eと15fの間には、ア
キュムレータACCに蓄積された高圧ブレーキ液が導入
されるインレットポート15hが形成されている。スリ
ーブ部材15に設けられたアウトレットポート15g、
インレットポート15hは、各々シリンダボデー2に設
置されたポート2a,2bに連結している。また、シリ
ンダボデー2には、更にポート2cが設置され、このポ
ートは図1に示される左前輪ブレーキFWBLおよび右
前輪ブレーキFWBRへとつながる。また、シリンダボ
デー2には2つのインレットポート2d,2eが設置さ
れ、双方共リザーバRへと連通している。
外に、図において右方からシール部材15d,15e,
15fを備えている。シール部材15dと15eの間に
は、図1に示される左後輪ブレーキRWBLおよび右後
輪ブレーキRWBRへとつながるアウトレットポート1
5gが、また、シール部材15eと15fの間には、ア
キュムレータACCに蓄積された高圧ブレーキ液が導入
されるインレットポート15hが形成されている。スリ
ーブ部材15に設けられたアウトレットポート15g、
インレットポート15hは、各々シリンダボデー2に設
置されたポート2a,2bに連結している。また、シリ
ンダボデー2には、更にポート2cが設置され、このポ
ートは図1に示される左前輪ブレーキFWBLおよび右
前輪ブレーキFWBRへとつながる。また、シリンダボ
デー2には2つのインレットポート2d,2eが設置さ
れ、双方共リザーバRへと連通している。
【0022】スプールバルブ18にはその外周部に、第
1スリット18aと第2スリット18bとが形成され、
又、スリーブ部材15にもスリット15iが形成されて
いる。また、シリンダボデー2に設置されたポート2a
は、レギュレータ圧室24へ連通するポート2fと連通
し、更に連通孔2gを介して補助液圧室11へと連通し
ている。
1スリット18aと第2スリット18bとが形成され、
又、スリーブ部材15にもスリット15iが形成されて
いる。また、シリンダボデー2に設置されたポート2a
は、レギュレータ圧室24へ連通するポート2fと連通
し、更に連通孔2gを介して補助液圧室11へと連通し
ている。
【0023】マスタシリンダMおよびレギュレータバル
ブRVの作動について説明する。ブレーキペダルBPが
踏み込まれるとプッシュロッド4を介して第1ピストン
3が、図において左方にストロークするため、インレッ
トバルブ8がピン9から離れ、バルブスプリング8aに
付勢されバルブ部8bと、第1ピストン3のバルブ面3
cとが当接することによって液圧室10をリザーバRか
ら遮断する。その後、第1ピストン3のストロークが更
に増えるに従って、液圧室10の容積が減少し、液圧室
10にブレーキペダル踏力を液圧室10の断面積で除し
た値の液圧PMが発生する。この時、第2ピストン16
は、液圧室10に発生した液圧PM を受けるため、図2
において、第2ピストン16の断面積をSA とするとP
A ×SAの力が、図において左方に働き、第2ピストン
16は左方に移動する。スプールバルブ18は、ピン1
7にて第2ピストン16に係合しているため、第2ピス
トン16と共に左方に移動し、スプリング19を圧縮し
てピストン戻し部材20と当接する。スプールバルブ1
8の移動によって、スプールバルブ18に設けられた第
1スリット18aが、スリーブ部材15に設置されたイ
ンレットポート15hと連通し、インレットポート15
hとスリーブ部材15に設置されたスリット15iとを
連通させる。また、スプールバルブ18に設置された第
2スリット18bはスリット15iと連通して、スリッ
ト15iとアウトレットポート15gとを連通させるた
め、結局、スプールバルブ18の図の左方への移動によ
って、スリーブ部材15に設置されたインレットポート
15hはアウトレットポート15gと連通する。従っ
て、シリンダボデー2に備えられたインレットポート2
bは、インレットポート15h→第1スリット18a→
スリット15i→第2スリット18b→アウトレットポ
ート15gを経由して、同じくシリンダボデー2に設置
されたポート2aと連通するため、アキュムレータAC
Cに蓄えられていた液圧は、ポート2aから、ポート2
fを介して徐々にレギュレータ圧室24へ導入される。
ここで、レギュレータ圧室24へ導入された液圧は、弾
性部材22を図において右方に付勢して、係合部材2
1、ピストン戻し部材20を介して、スプールバルブ1
8を図において右方に押し返し、スプールバルブ18の
両端に働く力がつりあったところで平衡に達して、レギ
ュレータ圧が決定される。この時、弾性部材22が係合
部材21と当接している部位の面積を、SV とすると、
液圧室10に発生した液圧PM と、アキュムレータAC
Cからスプールバルブ18を経てレギュレータ圧となっ
てレギュレータ圧室24に導入される液圧PR との間に
は、リタンスプリングの荷重等による損失を無視すれば
PM ×SA =PR ×SVという関係があるため、レギュ
レータ圧室24に導入される液圧:レギュレータ圧は PR =PM ×SA /SV となり、液圧室10に発生する液圧PM に対して、第2
ピストン16の断面積SA の、弾性部材22が係合部材
21に当接している部位の面積に対する比を乗じたもの
となる。ここで、レギュレータ圧室24の液圧が比較的
低圧である場合は、弾性部材22が係合部材21に向け
て付勢される力がさほど大きくないため、弾性部材22
が係合部材21と当接している部位の面積SV も小さ
く、レギュレータ圧室24の液圧が上昇するにつれて面
積SV も増大し、最大時として図1におけるSB まで増
大する。従って、液圧室10に発生する圧力PM とレギ
ュレータ圧PR との特性は、図3におけるXに示すよう
なゆるやかな曲線を描く。この曲線で描かれる特性は、
弾性部材22の硬度、或いは係合部材21の弾性部材2
2と当接する部位の形状を変更することによって、図3
に示したように、その特性を任意に設定できる。
ブRVの作動について説明する。ブレーキペダルBPが
踏み込まれるとプッシュロッド4を介して第1ピストン
3が、図において左方にストロークするため、インレッ
トバルブ8がピン9から離れ、バルブスプリング8aに
付勢されバルブ部8bと、第1ピストン3のバルブ面3
cとが当接することによって液圧室10をリザーバRか
ら遮断する。その後、第1ピストン3のストロークが更
に増えるに従って、液圧室10の容積が減少し、液圧室
10にブレーキペダル踏力を液圧室10の断面積で除し
た値の液圧PMが発生する。この時、第2ピストン16
は、液圧室10に発生した液圧PM を受けるため、図2
において、第2ピストン16の断面積をSA とするとP
A ×SAの力が、図において左方に働き、第2ピストン
16は左方に移動する。スプールバルブ18は、ピン1
7にて第2ピストン16に係合しているため、第2ピス
トン16と共に左方に移動し、スプリング19を圧縮し
てピストン戻し部材20と当接する。スプールバルブ1
8の移動によって、スプールバルブ18に設けられた第
1スリット18aが、スリーブ部材15に設置されたイ
ンレットポート15hと連通し、インレットポート15
hとスリーブ部材15に設置されたスリット15iとを
連通させる。また、スプールバルブ18に設置された第
2スリット18bはスリット15iと連通して、スリッ
ト15iとアウトレットポート15gとを連通させるた
め、結局、スプールバルブ18の図の左方への移動によ
って、スリーブ部材15に設置されたインレットポート
15hはアウトレットポート15gと連通する。従っ
て、シリンダボデー2に備えられたインレットポート2
bは、インレットポート15h→第1スリット18a→
スリット15i→第2スリット18b→アウトレットポ
ート15gを経由して、同じくシリンダボデー2に設置
されたポート2aと連通するため、アキュムレータAC
Cに蓄えられていた液圧は、ポート2aから、ポート2
fを介して徐々にレギュレータ圧室24へ導入される。
ここで、レギュレータ圧室24へ導入された液圧は、弾
性部材22を図において右方に付勢して、係合部材2
1、ピストン戻し部材20を介して、スプールバルブ1
8を図において右方に押し返し、スプールバルブ18の
両端に働く力がつりあったところで平衡に達して、レギ
ュレータ圧が決定される。この時、弾性部材22が係合
部材21と当接している部位の面積を、SV とすると、
液圧室10に発生した液圧PM と、アキュムレータAC
Cからスプールバルブ18を経てレギュレータ圧となっ
てレギュレータ圧室24に導入される液圧PR との間に
は、リタンスプリングの荷重等による損失を無視すれば
PM ×SA =PR ×SVという関係があるため、レギュ
レータ圧室24に導入される液圧:レギュレータ圧は PR =PM ×SA /SV となり、液圧室10に発生する液圧PM に対して、第2
ピストン16の断面積SA の、弾性部材22が係合部材
21に当接している部位の面積に対する比を乗じたもの
となる。ここで、レギュレータ圧室24の液圧が比較的
低圧である場合は、弾性部材22が係合部材21に向け
て付勢される力がさほど大きくないため、弾性部材22
が係合部材21と当接している部位の面積SV も小さ
く、レギュレータ圧室24の液圧が上昇するにつれて面
積SV も増大し、最大時として図1におけるSB まで増
大する。従って、液圧室10に発生する圧力PM とレギ
ュレータ圧PR との特性は、図3におけるXに示すよう
なゆるやかな曲線を描く。この曲線で描かれる特性は、
弾性部材22の硬度、或いは係合部材21の弾性部材2
2と当接する部位の形状を変更することによって、図3
に示したように、その特性を任意に設定できる。
【0024】その後、液圧室10に発生する圧力PM の
上昇に伴って、レギュレータ圧PRが上昇し、最終的に
図3のY部に示す如く、 PR =PM ×SA /SB となり、SA ,SB は不変の値であるため、これ以降は
レギュレータ圧PR は液圧室10の液圧PM の上昇に伴
って、直線的に上昇する。つまり、液圧室10に発生す
る液圧PM に対する、レギュレータ圧PR の設定(図2
において、Y部の直線の傾きで表される)は、第2ピス
トン16の断面積SA と規制手段の一部である係合部材
21の断面積SB を変えることによって自由に設定で
き、ブレーキの効きを任意に設定できる。
上昇に伴って、レギュレータ圧PRが上昇し、最終的に
図3のY部に示す如く、 PR =PM ×SA /SB となり、SA ,SB は不変の値であるため、これ以降は
レギュレータ圧PR は液圧室10の液圧PM の上昇に伴
って、直線的に上昇する。つまり、液圧室10に発生す
る液圧PM に対する、レギュレータ圧PR の設定(図2
において、Y部の直線の傾きで表される)は、第2ピス
トン16の断面積SA と規制手段の一部である係合部材
21の断面積SB を変えることによって自由に設定で
き、ブレーキの効きを任意に設定できる。
【0025】スプールバルブ18によってアキュムレー
タ圧が調圧されてレギュレータ圧室24に発生したレギ
ュレータ圧PR は、連通孔2gを経由して補助液圧室1
1に伝達され、第1ピストン3に働く入力の助勢力とし
て供されるのと同時に、後輪ブレーキRWBL,RWB
Rに付与される。尚、液圧室10に発生した液圧PM
は、前輪ブレーキFWBL,FWBRに付与される。
タ圧が調圧されてレギュレータ圧室24に発生したレギ
ュレータ圧PR は、連通孔2gを経由して補助液圧室1
1に伝達され、第1ピストン3に働く入力の助勢力とし
て供されるのと同時に、後輪ブレーキRWBL,RWB
Rに付与される。尚、液圧室10に発生した液圧PM
は、前輪ブレーキFWBL,FWBRに付与される。
【0026】マスタシリンダMの液圧室10のブレーキ
液は、図1により示されるように、通常は、3ポート2
位置の電磁操作式の第5弁装置V5と2ポート2位置の
電磁操作式の常開型の第6弁装置V6を順次通って左前
輪ブレーキFWBLに流入し、左前輪ブレーキFWBL
から第6弁装置V6と第5弁装置V5を順次通って液圧
室10へと戻る。また、マスタシリンダMの液圧室10
のブレーキ液は、図1に示したように、第5弁装置V5
と2ポート2位置の電磁操作式の常開型の第7弁装置V
7を順次通って右前輪ブレーキFWBRに流入し、右前
輪ブレーキFWBRから第7弁装置V7と第5弁装置V
5を順次通って液圧室10へと戻る。第5弁装置V5は
通常は第6弁装置V6,第7弁装置V7をリザーバRか
ら遮断してマスタシリンダMに接続しているが、作動時
には第6弁装置V6,第7弁装置V7をマスタシリンダ
Mから遮断してリザーバRに接続する。
液は、図1により示されるように、通常は、3ポート2
位置の電磁操作式の第5弁装置V5と2ポート2位置の
電磁操作式の常開型の第6弁装置V6を順次通って左前
輪ブレーキFWBLに流入し、左前輪ブレーキFWBL
から第6弁装置V6と第5弁装置V5を順次通って液圧
室10へと戻る。また、マスタシリンダMの液圧室10
のブレーキ液は、図1に示したように、第5弁装置V5
と2ポート2位置の電磁操作式の常開型の第7弁装置V
7を順次通って右前輪ブレーキFWBRに流入し、右前
輪ブレーキFWBRから第7弁装置V7と第5弁装置V
5を順次通って液圧室10へと戻る。第5弁装置V5は
通常は第6弁装置V6,第7弁装置V7をリザーバRか
ら遮断してマスタシリンダMに接続しているが、作動時
には第6弁装置V6,第7弁装置V7をマスタシリンダ
Mから遮断してリザーバRに接続する。
【0027】第5弁装置V5の作動下において、レギュ
レータバルブRVからブレーキ液を前輪ブレーキFWB
L,FWBRに緩やかに流入させるため、3ポート2位
置の電磁操作式の第8弁装置V8と第3絞り通路O3,
第4絞り通路O4とが配設されている。第8弁装置が作
動した時には、左前輪ブレーキFWBLが第3絞り通路
O3と第8弁装置V8を介してレギュレータバルブRV
に接続し、レギュレータバルブRVからブレーキ液が第
8弁装置V8と第3絞り通路O3を順次通って左前輪ブ
レーキFWBLに緩やかに流入するものであり、また右
前輪ブレーキFWBRが第4絞り通路O4と第8弁装置
V8を介してレギュレータバルブRVに接続し、レギュ
レータバルブRVからブレーキ液が第8弁装置V8と第
3絞り通路O3を順次通って右前輪ブレーキFWBRに
緩やかに流入する。第3絞り通路O3,第4絞り通路O
4は、レギュレータバルブRVから第8弁装置V8を通
って前輪ブレーキFWBL,FWBRに流入するブレー
キ液の流量を、前輪ブレーキFWBL,FWBRから第
6弁装置V6,第7弁装置V7と第5弁装置V5を順次
通ってリザーバRへ流出するブレーキ液の流量よりも少
なくし、且つ、レギュレータバルブRVから第8弁装置
V8を通って前輪ブレーキFWBL,FWBRに流入す
るブレーキ液の流量を所望値に設定するためのものであ
る。
レータバルブRVからブレーキ液を前輪ブレーキFWB
L,FWBRに緩やかに流入させるため、3ポート2位
置の電磁操作式の第8弁装置V8と第3絞り通路O3,
第4絞り通路O4とが配設されている。第8弁装置が作
動した時には、左前輪ブレーキFWBLが第3絞り通路
O3と第8弁装置V8を介してレギュレータバルブRV
に接続し、レギュレータバルブRVからブレーキ液が第
8弁装置V8と第3絞り通路O3を順次通って左前輪ブ
レーキFWBLに緩やかに流入するものであり、また右
前輪ブレーキFWBRが第4絞り通路O4と第8弁装置
V8を介してレギュレータバルブRVに接続し、レギュ
レータバルブRVからブレーキ液が第8弁装置V8と第
3絞り通路O3を順次通って右前輪ブレーキFWBRに
緩やかに流入する。第3絞り通路O3,第4絞り通路O
4は、レギュレータバルブRVから第8弁装置V8を通
って前輪ブレーキFWBL,FWBRに流入するブレー
キ液の流量を、前輪ブレーキFWBL,FWBRから第
6弁装置V6,第7弁装置V7と第5弁装置V5を順次
通ってリザーバRへ流出するブレーキ液の流量よりも少
なくし、且つ、レギュレータバルブRVから第8弁装置
V8を通って前輪ブレーキFWBL,FWBRに流入す
るブレーキ液の流量を所望値に設定するためのものであ
る。
【0028】第5弁装置V5および第8弁装置V8が作
動されている状態でブレーキペダルが釈放された時に前
輪ブレーキFWBL,FWBRのブレーキ液をレギュレ
ータバルブRV側へ速やかに流出させるため、第3絞り
通路O3,第4絞り通路O4と並列に逆止弁CV4,C
V5が配設されている。
動されている状態でブレーキペダルが釈放された時に前
輪ブレーキFWBL,FWBRのブレーキ液をレギュレ
ータバルブRV側へ速やかに流出させるため、第3絞り
通路O3,第4絞り通路O4と並列に逆止弁CV4,C
V5が配設されている。
【0029】レギュレータバルブRVのレギュレータ圧
室24のブレーキ液は、図1により示されるように、通
常は、3ポート2位置の電磁操作式の第1弁装置V1と
2ポート2位置の電磁操作式の常開型の第2弁装置V2
を順次通って左後輪ブレーキRWBLに流入し、左後輪
ブレーキRWBLから第2弁装置V2と第1弁装置V1
を順次通ってレギュレータ圧室24へと戻る。また、レ
ギュレータバルブRVのレギュレータ圧室24のブレー
キ液は、図1に示したように、第1弁装置V1と2ポー
ト2位置の電磁操作式の常開型の第3弁装置V3を順次
通って右後輪ブレーキRWBRに流入し、右後輪ブレー
キRWBRから第3弁装置V3と第1弁装置V1を順次
通ってレギュレータ圧室24へと戻る。第1弁装置V1
は通常は第2弁装置V2,第3弁装置V3をリザーバR
から遮断してレギュレータバルブRVに接続している
が、作動時には第2弁装置V2,第3弁装置V3をレギ
ュレータバルブRVから遮断してリザーバRに接続す
る。
室24のブレーキ液は、図1により示されるように、通
常は、3ポート2位置の電磁操作式の第1弁装置V1と
2ポート2位置の電磁操作式の常開型の第2弁装置V2
を順次通って左後輪ブレーキRWBLに流入し、左後輪
ブレーキRWBLから第2弁装置V2と第1弁装置V1
を順次通ってレギュレータ圧室24へと戻る。また、レ
ギュレータバルブRVのレギュレータ圧室24のブレー
キ液は、図1に示したように、第1弁装置V1と2ポー
ト2位置の電磁操作式の常開型の第3弁装置V3を順次
通って右後輪ブレーキRWBRに流入し、右後輪ブレー
キRWBRから第3弁装置V3と第1弁装置V1を順次
通ってレギュレータ圧室24へと戻る。第1弁装置V1
は通常は第2弁装置V2,第3弁装置V3をリザーバR
から遮断してレギュレータバルブRVに接続している
が、作動時には第2弁装置V2,第3弁装置V3をレギ
ュレータバルブRVから遮断してリザーバRに接続す
る。
【0030】第1弁装置V1の作動下において、レギュ
レータバルブRVからブレーキ液を後輪ブレーキRWB
L,RWBRに緩やかに流入させるため、第1弁装置V
1および第2弁装置V2,第3弁装置V3と並列に第1
絞り通路O1,第2絞り通路O2が配設されている。第
1絞り通路O1,第2絞り通路O2は、レギュレータバ
ルブRVから第1弁装置V1,第2弁装置V2,第3弁
装置V3を介することなく後輪ブレーキRWBL,RW
BRに流入するブレーキ液の流量を、後輪ブレーキRW
BL,RWBRから第2弁装置V2,第3弁装置V3と
第1弁装置V1を順次通ってリザーバRへ流出するブレ
ーキ液の流量よりも少なくし、且つ、レギュレータバル
ブRVから第1弁装置V1,第2弁装置V2,第3弁装
置V3を介することなく後輪ブレーキRWBL,RWB
Rに流入するブレーキ液の流量を所望値に設定するため
のものである。
レータバルブRVからブレーキ液を後輪ブレーキRWB
L,RWBRに緩やかに流入させるため、第1弁装置V
1および第2弁装置V2,第3弁装置V3と並列に第1
絞り通路O1,第2絞り通路O2が配設されている。第
1絞り通路O1,第2絞り通路O2は、レギュレータバ
ルブRVから第1弁装置V1,第2弁装置V2,第3弁
装置V3を介することなく後輪ブレーキRWBL,RW
BRに流入するブレーキ液の流量を、後輪ブレーキRW
BL,RWBRから第2弁装置V2,第3弁装置V3と
第1弁装置V1を順次通ってリザーバRへ流出するブレ
ーキ液の流量よりも少なくし、且つ、レギュレータバル
ブRVから第1弁装置V1,第2弁装置V2,第3弁装
置V3を介することなく後輪ブレーキRWBL,RWB
Rに流入するブレーキ液の流量を所望値に設定するため
のものである。
【0031】第1弁装置V1が作動されている状態でブ
レーキペダルが釈放された時に後輪ブレーキRWBL,
RWBRのブレーキ液をレギュレータバルブRV側へ速
やかに流出させるため、第1絞り通路O1,第2絞り通
路O2と並列に逆止弁CV2,CV3が配設されてい
る。
レーキペダルが釈放された時に後輪ブレーキRWBL,
RWBRのブレーキ液をレギュレータバルブRV側へ速
やかに流出させるため、第1絞り通路O1,第2絞り通
路O2と並列に逆止弁CV2,CV3が配設されてい
る。
【0032】第1絞り通路O1,第2絞り通路O2の各
々に対して直列に配置された第4弁装置V4は、通常ブ
レーキ作用における前後輪間や左右後輪間の制動力配分
制御を可能とするためのものであり、第1弁装置V1と
第2弁装置V2,第3弁装置V3との間の接続通路の液
圧により作動する2ポート2位置の常開型の弁装置で
る。この第4弁装置が作動する液圧値は、後輪ブレーキ
RWBL,RWBRのブレーキ液が第2弁装置V2,第
3弁装置V3と第1弁装置V1を順次通ってリザーバR
へ流出している状態における第1弁装置V1と第2弁装
置V2,第3弁装置V3との間の接続通路の液圧の最少
値未満に設定される。第2弁装置V2,第3弁装置V3
が一般的に絞り効果を持っていることを考慮すると、第
1弁装置V1からリザーバRへ至る通路の液圧に近い値
である。
々に対して直列に配置された第4弁装置V4は、通常ブ
レーキ作用における前後輪間や左右後輪間の制動力配分
制御を可能とするためのものであり、第1弁装置V1と
第2弁装置V2,第3弁装置V3との間の接続通路の液
圧により作動する2ポート2位置の常開型の弁装置で
る。この第4弁装置が作動する液圧値は、後輪ブレーキ
RWBL,RWBRのブレーキ液が第2弁装置V2,第
3弁装置V3と第1弁装置V1を順次通ってリザーバR
へ流出している状態における第1弁装置V1と第2弁装
置V2,第3弁装置V3との間の接続通路の液圧の最少
値未満に設定される。第2弁装置V2,第3弁装置V3
が一般的に絞り効果を持っていることを考慮すると、第
1弁装置V1からリザーバRへ至る通路の液圧に近い値
である。
【0033】弁装置V1,V2,V3,V4と絞り通路
O1,O2および逆止弁CV2,CV3はアンチロック
制御用第1液圧調節装置を構成する。弁装置V5,V
6,V7,V8と絞り通路O3,O4および逆止弁CV
4,CV5はアンチロック制御用第2液圧調節装置を構
成する。
O1,O2および逆止弁CV2,CV3はアンチロック
制御用第1液圧調節装置を構成する。弁装置V5,V
6,V7,V8と絞り通路O3,O4および逆止弁CV
4,CV5はアンチロック制御用第2液圧調節装置を構
成する。
【0034】弁装置V1,V2,V3,V5,V6,V
7,V8の作動は図示しない電子制御装置により制御さ
れるものである。この電子制御装置はブレーキペダルB
Pが踏み込まれている状態において、左右各前輪および
左右各後輪にそれぞれ配設された回転速度センサからの
信号を処理し、左右各前輪の挙動に応じて第1弁装置V
1、第2弁装置V2L,V2R、第3弁装置V3を作動
させて前輪ブレーキFWBL,FWBRの液圧を調節し
左右各前輪のロックを防止する。電子制御装置は、ま
た、ブレーキペダルBPが踏み込まれている状態におい
て、左右各前輪および左右各後輪にそれぞれ配設された
回転速度センサからの信号,操舵装置からの舵角信号,
横加速度センサからの横加速度信号などを処理し、左右
各後輪の挙動に応じて第1弁装置V1、第2弁装置V
2、第3弁装置V3を作動させて後輪ブレーキRWB
L,RWBRの液圧の増加を抑制し左右各後輪の制動力
を調節する。
7,V8の作動は図示しない電子制御装置により制御さ
れるものである。この電子制御装置はブレーキペダルB
Pが踏み込まれている状態において、左右各前輪および
左右各後輪にそれぞれ配設された回転速度センサからの
信号を処理し、左右各前輪の挙動に応じて第1弁装置V
1、第2弁装置V2L,V2R、第3弁装置V3を作動
させて前輪ブレーキFWBL,FWBRの液圧を調節し
左右各前輪のロックを防止する。電子制御装置は、ま
た、ブレーキペダルBPが踏み込まれている状態におい
て、左右各前輪および左右各後輪にそれぞれ配設された
回転速度センサからの信号,操舵装置からの舵角信号,
横加速度センサからの横加速度信号などを処理し、左右
各後輪の挙動に応じて第1弁装置V1、第2弁装置V
2、第3弁装置V3を作動させて後輪ブレーキRWB
L,RWBRの液圧の増加を抑制し左右各後輪の制動力
を調節する。
【0035】前後左右の各車輪のアンチロック制御にお
ける弁装置V1,V2,V2,V5,V6,V7,V8
の作動と車輪ブレーキFWBL,FWBR,RWBL,
RWBRの液圧の変化を図4に示す。図4中の時刻T1
はブレーキ作用の開始時刻を、T2 はアンチロック制御
の開始時刻を、T3 はアンチロック制御の終了時刻を、
T4 はブレーキ作用の終了時刻をそれぞれ示しており、
液圧P1 は第4弁装置V4が作動する液圧を示してい
る。また、車両直進中の通常ブレーキ作用における前後
輪間の制動力配分制御時の弁装置V2,V3の後輪ブレ
ーキRWBL,RWBRの液圧の変化を図5に示す。更
に、車両の左旋回中の通常ブレーキ作用における左右後
輪間の制動力配分制御時の弁装置V2,V3の後輪ブレ
ーキRWBL,RWBRの液圧の変化を図6に示す。
ける弁装置V1,V2,V2,V5,V6,V7,V8
の作動と車輪ブレーキFWBL,FWBR,RWBL,
RWBRの液圧の変化を図4に示す。図4中の時刻T1
はブレーキ作用の開始時刻を、T2 はアンチロック制御
の開始時刻を、T3 はアンチロック制御の終了時刻を、
T4 はブレーキ作用の終了時刻をそれぞれ示しており、
液圧P1 は第4弁装置V4が作動する液圧を示してい
る。また、車両直進中の通常ブレーキ作用における前後
輪間の制動力配分制御時の弁装置V2,V3の後輪ブレ
ーキRWBL,RWBRの液圧の変化を図5に示す。更
に、車両の左旋回中の通常ブレーキ作用における左右後
輪間の制動力配分制御時の弁装置V2,V3の後輪ブレ
ーキRWBL,RWBRの液圧の変化を図6に示す。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この出
願の発明に係る車両用液圧ブレーキ装置は、アンチロッ
ク制御時における弁装置の作動の頻度を少なくし、弁装
置の作動に起因する騒音を低減し、弁装置の弁対や弁座
に高価な素材を使用しなくても必要な耐久性を得ること
ができ、製造コストを下げることができる上、左右各後
輪ブレーキの液圧の増加を抑制制御して前後輪間や左右
後輪間の制動力配分制御を行うことができる。
願の発明に係る車両用液圧ブレーキ装置は、アンチロッ
ク制御時における弁装置の作動の頻度を少なくし、弁装
置の作動に起因する騒音を低減し、弁装置の弁対や弁座
に高価な素材を使用しなくても必要な耐久性を得ること
ができ、製造コストを下げることができる上、左右各後
輪ブレーキの液圧の増加を抑制制御して前後輪間や左右
後輪間の制動力配分制御を行うことができる。
【0037】また、弁装置の数が少なく、製造コストの
低い車両用液圧ブレーキ装置を提供することができる。
低い車両用液圧ブレーキ装置を提供することができる。
【図1】この出願の発明の一実施例の構成を示す液圧回
路図である。
路図である。
【図2】図1中のマスタシリンダMおよびレギュレータ
バルブRVの詳細構成を示す縦断面図である。
バルブRVの詳細構成を示す縦断面図である。
【図3】図2のマスタシリンダMおよびレギュレータバ
ルブRVの出力特性を示す線図である。
ルブRVの出力特性を示す線図である。
【図4】図1の一実施例のアンチロック制御時の作用を
説明する線図である。
説明する線図である。
【図5】図1の一実施例の前後輪間の制動力配分制御時
の作用を説明する線図である。
の作用を説明する線図である。
【図6】図1の一実施例の左右後輪間の制動力配分制御
時の作用を説明する線図である。
時の作用を説明する線図である。
R・・・リザーバ M・・・マスタシリンダ BP・・・ブレーキペダル(ブレーキ操作部材) HP・・・液圧ポンプ ACC・・・アキュムレータ RV・・・パワー液圧を出力するレギュレータバルブ V1・・・第1弁装置 V2・・・第2弁装置 V3・・・第3弁装置 V4・・・第4弁装置 V5・・・第5弁装置 V6・・・第6弁装置 V7・・・第7弁装置 V8・・・第8弁装置 O1・・・第1絞り通路 O2・・・第2絞り通路 O3・・・第3絞り通路 O4・・・第4絞り通路 CV1,CV2,CV3,CV4,CV5・・・逆止弁
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキ液を貯溜するリザーバと、この
リザーバと接続されており且つ運転者のブレーキ操作力
に対応した液圧を出力するマスタシリンダと、前記リザ
ーバに接続されており且つ運転者のブレーキ操作力に対
応した液圧を出力するパワー液圧源と、液圧作動の左前
輪ブレーキおよび右前輪ブレーキと、通常時には前記各
前輪ブレーキを前記マスタシリンダに接続しているが左
前輪および/または右前輪のアンチロック制御時には前
記左前輪ブレーキおよび/または右前輪ブレーキを前記
パワー液圧源に接続し且つ前記左前輪ブレーキおよび/
または右前輪ブレーキから前記リザーバへのブレーキ液
の流出および前記パワー液圧源から前記左前輪ブレーキ
および/または右前輪ブレーキへのブレーキ液の流入を
制御するアンチロック制御用第1液圧調節装置と、液圧
作動の左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキと、通常時
には前記左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキを前記パ
ワー液圧源に接続しているが左後輪および/または右後
輪のアンチロック制御時には前記左後輪ブレーキおよび
/または右後輪ブレーキから前記リザーバへのブレーキ
液の流出および前記パワー液圧源から前記左後輪ブレー
キおよび/または右後輪ブレーキへのブレーキ液の流入
を制御するアンチロック制御用第2液圧調節装置を備え
た車両用液圧ブレーキ装置であって、 前記アンチロック制御用第2液圧調節装置は、前記左後
輪ブレーキおよび右後輪ブレーキと前記パワー液圧源と
の接続を断ち且つ前記左後輪ブレーキおよび右後輪ブレ
ーキと前記リザーバとを接続するための第1弁装置と、
この第1弁装置と前記左後輪ブレーキとの接続を断つた
めの第2弁装置と、前記第1弁装置と前記右後輪ブレー
キとの接続を断つための第3弁装置と、前記左後輪ブレ
ーキと前記パワー液圧源とを前記第1弁装置および前記
第2弁装置を介さずに接続し且つ前記パワー液圧源から
前記第1弁装置および前記第2弁装置を通らずに前記左
後輪ブレーキへ流入するブレーキ液流量を前記左後輪ブ
レーキから前記第2弁装置および前記第1弁装置を順次
通って前記リザーバへ流出するブレーキ液流量よりも少
ない所望値に設定するための第1の絞り通路と、前記右
後輪ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第1弁装置お
よび前記第3弁装置を介さずに接続し且つ前記パワー液
圧源から前記第1弁装置および前記第3弁装置を通らず
に前記右後輪ブレーキへ流入するブレーキ液流量を前記
右後輪ブレーキから前記第3弁装置および前記第1弁装
置を順次通って前記リザーバへ流出するブレーキ液流量
よりも少ない所望値に設定するための第2の絞り通路
と、前記第1弁装置と前記第2弁装置および前記第3弁
装置との間の接続通路の液圧により作動して前記パワー
液圧源と前記第1絞り通路および前記第2絞り通路との
接続を断つ第4弁装置とを備えたものであり、 前記アンチロック制御用第1液圧調節装置は、前記左前
輪ブレーキおよび右前輪ブレーキと前記マスタシリンダ
との接続を断ち且つ前記左前輪ブレーキおよび右前輪ブ
レーキと前記リザーバとを接続するための第5弁装置
と、この第5弁装置と前記左前輪ブレーキとの接続を断
つための第6弁装置と、前記第5弁装置と前記右前輪ブ
レーキとの接続を断つための第7弁装置と、前記左前輪
ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置および
前記第6弁装置を介さずに接続すると同時に前記右前輪
ブレーキと前記パワー液圧源とを前記第5弁装置および
前記第7弁装置を介さずに接続するための第8弁装置
と、前記パワー液圧源から前記第5弁装置および前記第
6弁装置を通らずに前記左前輪ブレーキへ流入するブレ
ーキ液流量を前記左前輪ブレーキから前記第6弁装置お
よび前記第5弁装置を順次通って前記リザーバへ流出す
るブレーキ液流量よりも少ない所望値に設定するための
第3の絞り通路と、前記パワー液圧源から前記第5弁装
置および前記第7弁装置を通らずに前記右前輪ブレーキ
へ流入するブレーキ液流量を前記右前輪ブレーキから前
記第7弁装置および前記第5弁装置を順次通って前記リ
ザーバへ流出するブレーキ液流量よりも少ない所望値に
設定するための第4の絞り通路とを備えたものであるこ
とを特徴とする車両用液圧ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10576694A JPH07309219A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 車両用液圧ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10576694A JPH07309219A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 車両用液圧ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07309219A true JPH07309219A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14416315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10576694A Pending JPH07309219A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 車両用液圧ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07309219A (ja) |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10576694A patent/JPH07309219A/ja active Pending
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