JPH0731029Y2 - 差し込み継手と管取り外し工具 - Google Patents
差し込み継手と管取り外し工具Info
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- JPH0731029Y2 JPH0731029Y2 JP6348789U JP6348789U JPH0731029Y2 JP H0731029 Y2 JPH0731029 Y2 JP H0731029Y2 JP 6348789 U JP6348789 U JP 6348789U JP 6348789 U JP6348789 U JP 6348789U JP H0731029 Y2 JPH0731029 Y2 JP H0731029Y2
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- seal member
- retaining ring
- hole
- joint
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、差し込まれた管との間を水密あるいは気密
にシールする機能を備えた差し込み継手、及び一旦この
差し込み継手に差し込んだ管を取り外すための工具に関
する。
にシールする機能を備えた差し込み継手、及び一旦この
差し込み継手に差し込んだ管を取り外すための工具に関
する。
[従来の技術] 上記の如きシール機能を備えた差し込み継手として、実
開昭63−125277号公報に開示される第6図に示すような
差し込み継手が公知である。この差し込み継手は、管A
が差し込まれる接続口部101が先窄まり状に形成される
とともにこの接続口部101の後方に後方側が径小である
段付部102が形成された継手本体100を備え、この継手本
体100とそこに差し込まれた管Aとによって囲まれる空
間103に、弾性を有するシール部材104、及びこのシール
部材104より接続口端側に配された抜け止めリング105を
介在させたものである。また、この抜け止めリング105
は第7図に示すような欠円部105aを有する切り割り環状
である。
開昭63−125277号公報に開示される第6図に示すような
差し込み継手が公知である。この差し込み継手は、管A
が差し込まれる接続口部101が先窄まり状に形成される
とともにこの接続口部101の後方に後方側が径小である
段付部102が形成された継手本体100を備え、この継手本
体100とそこに差し込まれた管Aとによって囲まれる空
間103に、弾性を有するシール部材104、及びこのシール
部材104より接続口端側に配された抜け止めリング105を
介在させたものである。また、この抜け止めリング105
は第7図に示すような欠円部105aを有する切り割り環状
である。
この差し込み継手によると、継手本体100に管Aを差し
込むと、シール部材104が継手本体100の内周面と管Aの
外周面に密着してこれらの間を水密又は気密にシールす
る。また、継手本体100を管Aから抜き取ろうとする
と、例えば管A外周面に形成されている凹部aに嵌入し
てこの管Aに固定された抜け止めリング105が、先窄ま
り状の接続口部101のテーパ状内周面に当り、これによ
ってこの管Aは抜け止めされる。
込むと、シール部材104が継手本体100の内周面と管Aの
外周面に密着してこれらの間を水密又は気密にシールす
る。また、継手本体100を管Aから抜き取ろうとする
と、例えば管A外周面に形成されている凹部aに嵌入し
てこの管Aに固定された抜け止めリング105が、先窄ま
り状の接続口部101のテーパ状内周面に当り、これによ
ってこの管Aは抜け止めされる。
また、前記実開昭63−125277号公報にも開示されている
ように、上記のような差し込み継手には一旦差し込まれ
た管を取り外すために、接続口部に抜け止めリング105
と係合する工具を差し込むための貫通孔106が穿設され
ている。そして、管Aを取り外す場合には、前記貫通孔
106に第6図に一点鎖線で示すようにして工具110の先端
を差し込んで抜け止めリング105に係合させ、この状態
で管Aに引き抜き方向の力をかけることによって抜け止
めリング105を拡径させて凹部aから離脱させ、そのま
ま管Aを引き抜くようにしている。
ように、上記のような差し込み継手には一旦差し込まれ
た管を取り外すために、接続口部に抜け止めリング105
と係合する工具を差し込むための貫通孔106が穿設され
ている。そして、管Aを取り外す場合には、前記貫通孔
106に第6図に一点鎖線で示すようにして工具110の先端
を差し込んで抜け止めリング105に係合させ、この状態
で管Aに引き抜き方向の力をかけることによって抜け止
めリング105を拡径させて凹部aから離脱させ、そのま
ま管Aを引き抜くようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記実開昭63−125277号公報で開示される第
6図に示すような公知の差し込み継手では、その内周面
に、シール部材104収納部と抜け止めリング105収納部を
区切る突部107が周設されているが、このような突部107
は削り出し加工によってしか形成することができず、継
手の製造コストを極めて高いものにする要因となる。し
かしながら、この突部107を排除すると、第8図に示す
ようにシール部材104が管内の流体圧で貫通孔106穿設部
側に押圧される場合があり、このとき、第7図に示すよ
うに貫通孔106の位置と抜け止めリング105の欠円部105a
の位置がラップしていると、押圧されたシール部材104
が欠円部105aを介して貫通孔106へ食み出してしまい、
その結果このシール部材104によるシール効果が低下し
てしまうという問題があった。
6図に示すような公知の差し込み継手では、その内周面
に、シール部材104収納部と抜け止めリング105収納部を
区切る突部107が周設されているが、このような突部107
は削り出し加工によってしか形成することができず、継
手の製造コストを極めて高いものにする要因となる。し
かしながら、この突部107を排除すると、第8図に示す
ようにシール部材104が管内の流体圧で貫通孔106穿設部
側に押圧される場合があり、このとき、第7図に示すよ
うに貫通孔106の位置と抜け止めリング105の欠円部105a
の位置がラップしていると、押圧されたシール部材104
が欠円部105aを介して貫通孔106へ食み出してしまい、
その結果このシール部材104によるシール効果が低下し
てしまうという問題があった。
さらに、上記の差し込み継手は、前記貫通孔106に工具
を差し込んで管Aを引き抜く場合に、抜け止めリング10
5の拡径を管Aに対する引き抜き力のみで行おうとする
ものであるが、抜け止めリング105の線材径が太くなっ
てくると前記引き抜き力ではこの抜け止めリング105を
拡径させることができず、その結果管Aを引き抜くこと
ができなくなるという問題があった。
を差し込んで管Aを引き抜く場合に、抜け止めリング10
5の拡径を管Aに対する引き抜き力のみで行おうとする
ものであるが、抜け止めリング105の線材径が太くなっ
てくると前記引き抜き力ではこの抜け止めリング105を
拡径させることができず、その結果管Aを引き抜くこと
ができなくなるという問題があった。
考案は上記のような事情に鑑みなされたものであって、
前述の如き差し込み継手において、継手本体の内周面に
突部を形成することなく貫通孔へのシール部材の食み出
しを防止して、シール効果が低下しないようにした差し
込み継手を提供することを目的としている。
前述の如き差し込み継手において、継手本体の内周面に
突部を形成することなく貫通孔へのシール部材の食み出
しを防止して、シール効果が低下しないようにした差し
込み継手を提供することを目的としている。
また、考案の他の目的は、これを操作することによって
抜け止めリングを拡径するようにし、管の取り外しを容
易なさしめる管取り外し工具を提供することを目的とし
ている。
抜け止めリングを拡径するようにし、管の取り外しを容
易なさしめる管取り外し工具を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 第一の考案による差し込み継手は上記目的を達成するた
めに、シール部材と抜け止めリングの間に、貫通孔穿設
部よりシール部材側の所定位置での前記接続口部の内周
テーパ面の内径と等しい外径を有する環状のリテーナを
介設していることを特徴としている。
めに、シール部材と抜け止めリングの間に、貫通孔穿設
部よりシール部材側の所定位置での前記接続口部の内周
テーパ面の内径と等しい外径を有する環状のリテーナを
介設していることを特徴としている。
第二の考案による管取り外し工具は、上記第一の考案に
よる差し込み継手の貫通孔内に挿入され、この挿入孔内
への挿入部の先端に切欠部を形成するとともに、挿入部
先端の軸心からずれた位置に偏心カム状の非切欠部を形
成し、この非切欠部は前記軸心周りの回転操作に伴い抜
け止めリングを管に対してリテーナ方向へ変位させるよ
うにしてなることを特徴としている。
よる差し込み継手の貫通孔内に挿入され、この挿入孔内
への挿入部の先端に切欠部を形成するとともに、挿入部
先端の軸心からずれた位置に偏心カム状の非切欠部を形
成し、この非切欠部は前記軸心周りの回転操作に伴い抜
け止めリングを管に対してリテーナ方向へ変位させるよ
うにしてなることを特徴としている。
[作用] 上記のようにしてなる第一の考案による差し込み継手で
は、シール部材は管内の流体圧により押圧されても、リ
テーナの存在により直接抜け止めリングに接触すること
がなく、したがってその欠円部に入り込むことがない。
また、シール部材はリテーナにより貫通孔穿設部に達す
ることないよう変位を阻止されているから、この貫通孔
に食み出すようなこともない。
は、シール部材は管内の流体圧により押圧されても、リ
テーナの存在により直接抜け止めリングに接触すること
がなく、したがってその欠円部に入り込むことがない。
また、シール部材はリテーナにより貫通孔穿設部に達す
ることないよう変位を阻止されているから、この貫通孔
に食み出すようなこともない。
一方、第二の考案による管取り外し工具は、貫通孔に差
し込んでからこの差し込み方向に平行な軸心周りに回転
させることにより、周方向に偏心カム状に形成された非
切欠部により、抜け止めリングを継手軸方向に強制的に
変位させることができ、これに伴ってこの抜け止めリン
グを管取り外しがより容易となる状態にすることができ
る。
し込んでからこの差し込み方向に平行な軸心周りに回転
させることにより、周方向に偏心カム状に形成された非
切欠部により、抜け止めリングを継手軸方向に強制的に
変位させることができ、これに伴ってこの抜け止めリン
グを管取り外しがより容易となる状態にすることができ
る。
[実施例] 第1図は差し込み継手の一実施例を示している。この第
1図に示すように、この差し込み継手の継手本体1は、
軸線方向の中央部に形成された絞り部2を挾む両側に設
けた段付部3,3及びこれに連続する軸線と平行な円筒状
部4,4を設け、且つこの円筒状部4,4に連続して、それぞ
れ管A,Aを差し込む接続口部5,5を設けてなる。すなわ
ち、各接続口部5から見るとその後方に後方側が小径な
絞り部2である段付部3が形成されている。前記接続口
部5は先窄まり状に形成されており、したがってその内
外周面はテーパ面となっている。また、接続口部5には
その適所に後述する管取外し用の工具を差し込むための
貫通孔6が穿設されている。このような継手本体1はス
テンレス鋼や鋳物等で製作されることが多いが、その材
質については特に限定されるものではない。
1図に示すように、この差し込み継手の継手本体1は、
軸線方向の中央部に形成された絞り部2を挾む両側に設
けた段付部3,3及びこれに連続する軸線と平行な円筒状
部4,4を設け、且つこの円筒状部4,4に連続して、それぞ
れ管A,Aを差し込む接続口部5,5を設けてなる。すなわ
ち、各接続口部5から見るとその後方に後方側が小径な
絞り部2である段付部3が形成されている。前記接続口
部5は先窄まり状に形成されており、したがってその内
外周面はテーパ面となっている。また、接続口部5には
その適所に後述する管取外し用の工具を差し込むための
貫通孔6が穿設されている。このような継手本体1はス
テンレス鋼や鋳物等で製作されることが多いが、その材
質については特に限定されるものではない。
前記継手本体1とこれに差し込まれた管Aとによって囲
まれる空間8には弾性を有する環状のシール部材9が介
在されている。このシール部材9は、第1図に示すよう
な外周面が継手本体1の内周面に密着し且つ内周面が管
Aの外周面に密着しうる単なる断面矩形状のものでもよ
いが、例えば第5図に示すシール部材9′のように、管
Aの開口部と連通する側、すなわち背面側に凹入溝10を
形成するようにし、この凹入溝10を形成する舌片部11,1
2が管A内の流体の圧力によりそれぞれ継手本体1の内
周面及び管Aの外周面により強力に密着するようにし
て、流体圧力に応じたシール性を発揮することができる
ようにしたものであってもよく、その形状は特定のもの
に限定されるものではない。
まれる空間8には弾性を有する環状のシール部材9が介
在されている。このシール部材9は、第1図に示すよう
な外周面が継手本体1の内周面に密着し且つ内周面が管
Aの外周面に密着しうる単なる断面矩形状のものでもよ
いが、例えば第5図に示すシール部材9′のように、管
Aの開口部と連通する側、すなわち背面側に凹入溝10を
形成するようにし、この凹入溝10を形成する舌片部11,1
2が管A内の流体の圧力によりそれぞれ継手本体1の内
周面及び管Aの外周面により強力に密着するようにし
て、流体圧力に応じたシール性を発揮することができる
ようにしたものであってもよく、その形状は特定のもの
に限定されるものではない。
前記空間8には、シール部材9より接続口端5a側すなわ
ち前部側に抜け止めリング13が配設されている。この抜
け止めリング13は、前述した従来例における抜け止めリ
ング105と同様、欠円部を備える切り割り環状に形成さ
れている。一方、前記管Aには継手本体1への差し込み
部に周方向に延びる凹溝aが形成されており、前記抜け
止めリング13は縮径してこの凹溝aに嵌入することがで
きる。したがって、管Aに引き抜き方向の力が加えられ
ると、前記抜け止めリング13は管Aとともに変位し、管
Aが完全に引き抜かれてしまわないうちに接続口部5の
テーパ状内周面に当たり、これによって管Aは抜け止め
される。このとき、抜け止めリング13は、第2A図に実線
で示すように、前記貫通孔6とラップする位置まで変位
した時点で、前述したように接続口部5のテーパ状内周
面に当接する。
ち前部側に抜け止めリング13が配設されている。この抜
け止めリング13は、前述した従来例における抜け止めリ
ング105と同様、欠円部を備える切り割り環状に形成さ
れている。一方、前記管Aには継手本体1への差し込み
部に周方向に延びる凹溝aが形成されており、前記抜け
止めリング13は縮径してこの凹溝aに嵌入することがで
きる。したがって、管Aに引き抜き方向の力が加えられ
ると、前記抜け止めリング13は管Aとともに変位し、管
Aが完全に引き抜かれてしまわないうちに接続口部5の
テーパ状内周面に当たり、これによって管Aは抜け止め
される。このとき、抜け止めリング13は、第2A図に実線
で示すように、前記貫通孔6とラップする位置まで変位
した時点で、前述したように接続口部5のテーパ状内周
面に当接する。
前記シール部材9と抜け止めリング13の間には、軸線方
向に移動可能な環状のリテーナ15が介在されている。こ
のリテーナ15は、その外周縁が前記貫通孔6の穿設部よ
りもシール部材9側の所定位置で接続口部5のテーパ状
内周面に当接するよう、その外径が前記所定位置におけ
るテーパ状内周面の内径と等しく設定されている。この
リテーナ15が設けられていることにより、前記シール部
材9は直接抜け止めリング13に接触することがなく、し
たがってこの抜け止めリング13の欠円部(不図示)に入
り込むことがない。また同時に、例えシール部材9に管
内に流体圧がかかっても、シール部材9は貫通孔6とラ
ップする位置まで移動することはなく、この貫通孔6に
食み出すこともない。
向に移動可能な環状のリテーナ15が介在されている。こ
のリテーナ15は、その外周縁が前記貫通孔6の穿設部よ
りもシール部材9側の所定位置で接続口部5のテーパ状
内周面に当接するよう、その外径が前記所定位置におけ
るテーパ状内周面の内径と等しく設定されている。この
リテーナ15が設けられていることにより、前記シール部
材9は直接抜け止めリング13に接触することがなく、し
たがってこの抜け止めリング13の欠円部(不図示)に入
り込むことがない。また同時に、例えシール部材9に管
内に流体圧がかかっても、シール部材9は貫通孔6とラ
ップする位置まで移動することはなく、この貫通孔6に
食み出すこともない。
上記のようにしてなる差し込み継手に一旦接続された管
Aを取り外す場合には、前記貫通孔6に差し込む第3図
に示すような管取り外し用工具20を用いると作業がきわ
めて容易となる。
Aを取り外す場合には、前記貫通孔6に差し込む第3図
に示すような管取り外し用工具20を用いると作業がきわ
めて容易となる。
この取り外し用工具20は弾性を有する鋼材からなる断面
円形の線材により形成されている。すなわちこの取り外
し用工具20は、第3図に示すように、前記線材をその中
央箇所で半円状に曲成しこの曲成部端21より水平方向に
平行に延ばし、更にこの平行部分22,22の適宜箇所にて
斜め前方に屈曲してその中央部23を交差させて、その前
方部分適宜適所にて再び水平方向に折り曲げて平行に延
ばし、この平行部分24,24の先端近傍箇所にて上下に直
角に折り曲げてその先端25,25を適宜間隔をもたせて対
向させたものである。そして、この先端25,25は、第4
図に示すように、断面形状において半円より若干小さい
部分が切り欠かれており、この切欠部25aが形成された
結果、先端25における線材の中心線周りに回転させる
と、その外周は切欠部25aと非切欠部25bとで偏心カムと
して機能することができるようになっている。但し、こ
の第4図に示す切り欠き寸法xは、後述する抜け止めリ
ング13の必要変移量によって決定される。以上のように
してなる取り外し用工具20は、曲成部端21側の平行部分
22,22の間隔を狭めることによって中央部23より先端側
の平行部分24,24の間隔、すなわち先端25,25の間隔を広
げ、この状態で前記継手本体1の貫通孔6,6に合致する
位置に先端25,25を位置させ、次いで平行部分22,22の間
隔を元に戻すことによって、先端25,25を貫通孔6,6に差
し込むものである。
円形の線材により形成されている。すなわちこの取り外
し用工具20は、第3図に示すように、前記線材をその中
央箇所で半円状に曲成しこの曲成部端21より水平方向に
平行に延ばし、更にこの平行部分22,22の適宜箇所にて
斜め前方に屈曲してその中央部23を交差させて、その前
方部分適宜適所にて再び水平方向に折り曲げて平行に延
ばし、この平行部分24,24の先端近傍箇所にて上下に直
角に折り曲げてその先端25,25を適宜間隔をもたせて対
向させたものである。そして、この先端25,25は、第4
図に示すように、断面形状において半円より若干小さい
部分が切り欠かれており、この切欠部25aが形成された
結果、先端25における線材の中心線周りに回転させる
と、その外周は切欠部25aと非切欠部25bとで偏心カムと
して機能することができるようになっている。但し、こ
の第4図に示す切り欠き寸法xは、後述する抜け止めリ
ング13の必要変移量によって決定される。以上のように
してなる取り外し用工具20は、曲成部端21側の平行部分
22,22の間隔を狭めることによって中央部23より先端側
の平行部分24,24の間隔、すなわち先端25,25の間隔を広
げ、この状態で前記継手本体1の貫通孔6,6に合致する
位置に先端25,25を位置させ、次いで平行部分22,22の間
隔を元に戻すことによって、先端25,25を貫通孔6,6に差
し込むものである。
次に、上記の如き管取り外し用工具20を用いて管Aを取
り外す手順を説明する。
り外す手順を説明する。
前述し且つ第2A図に一点鎖線で示すように、管Aを接続
した状態においては、抜け止めリング13は貫通孔6にラ
ップする位置で接続口部5のテーパ状内周面に当接して
いるから、このままでは管取り外し用工具20の先端25,2
5を貫通孔6に差し込むことはできない。したがって、
まず管Aを抜き取り方向とは逆方向(矢符R方向)に押
し込み、抜け止めリング13を例えば第2A図に実線で示す
ような貫通孔6とのラップ量が減少した位置へ移動させ
る。
した状態においては、抜け止めリング13は貫通孔6にラ
ップする位置で接続口部5のテーパ状内周面に当接して
いるから、このままでは管取り外し用工具20の先端25,2
5を貫通孔6に差し込むことはできない。したがって、
まず管Aを抜き取り方向とは逆方向(矢符R方向)に押
し込み、抜け止めリング13を例えば第2A図に実線で示す
ような貫通孔6とのラップ量が減少した位置へ移動させ
る。
次に、管取り外し用工具20の先端25,25を貫通孔6に差
し込むが、このとき先端25,25を、第2A図に示すよう
に、切欠部25a側を抜け止めリング13側に対向させて差
し込むようにするとともに、抜け止めリング13の一部を
この切欠部25aによって形成される切欠空間に位置させ
るようにする。
し込むが、このとき先端25,25を、第2A図に示すよう
に、切欠部25a側を抜け止めリング13側に対向させて差
し込むようにするとともに、抜け止めリング13の一部を
この切欠部25aによって形成される切欠空間に位置させ
るようにする。
もし、抜け止めリング13が切欠空間に位置していないと
きは、管Aを抜き取り方向(矢符F方向)に移動させれ
ば抜け止めリング13は管Aに伴って切欠空間側に移動す
る。
きは、管Aを抜き取り方向(矢符F方向)に移動させれ
ば抜け止めリング13は管Aに伴って切欠空間側に移動す
る。
このように、抜け止めリング13が切欠空間に位置した状
態で、前記取り外し工具の先端25,25を軸周りに回転さ
せると、第2B図に示すように、約90°回転させた時点で
抜け止めリング13は偏心カムの大径部に相当する先端25
の非切欠部25bによって前記切り欠き寸法x分だけシー
ル部材9側に押圧され、その結果、拡径しながら管Aの
凹溝aから抜け出す。したがって、この時点でさらに引
き抜き力を与えることにより、容易に管Aを差し込み継
手から取り外すことができる。
態で、前記取り外し工具の先端25,25を軸周りに回転さ
せると、第2B図に示すように、約90°回転させた時点で
抜け止めリング13は偏心カムの大径部に相当する先端25
の非切欠部25bによって前記切り欠き寸法x分だけシー
ル部材9側に押圧され、その結果、拡径しながら管Aの
凹溝aから抜け出す。したがって、この時点でさらに引
き抜き力を与えることにより、容易に管Aを差し込み継
手から取り外すことができる。
尚、考案の管取り外し工具の先端すなわち継手本体の貫
通孔内への挿入部の形状は必ずしも実施例のような略半
円形でなくてもよく、周方向に偏心カム状であれば、た
とえば四半円形であってもよい。
通孔内への挿入部の形状は必ずしも実施例のような略半
円形でなくてもよく、周方向に偏心カム状であれば、た
とえば四半円形であってもよい。
また、考案の管取り外し工具は、その先端を挿入する貫
通孔を備え、管に対して抜け止めリングを変位させるこ
とによって管を取り外せるようにした差し込み継手に対
して適用することができるものである。したがって、抜
け止めリングの変位により管が取り外し可能となるメカ
ニズムについては必ずしも実施例のものに限定されるも
のではない。このメカニズムは、例えば管の材質(例え
ばステンレスであるかポリ塩化ビニール樹脂やポリエチ
レン樹脂等の合成樹脂であるか)によって抜け止めリン
グの断面形状を変えることによって異なったものとな
る。
通孔を備え、管に対して抜け止めリングを変位させるこ
とによって管を取り外せるようにした差し込み継手に対
して適用することができるものである。したがって、抜
け止めリングの変位により管が取り外し可能となるメカ
ニズムについては必ずしも実施例のものに限定されるも
のではない。このメカニズムは、例えば管の材質(例え
ばステンレスであるかポリ塩化ビニール樹脂やポリエチ
レン樹脂等の合成樹脂であるか)によって抜け止めリン
グの断面形状を変えることによって異なったものとな
る。
[考案の効果] 請求項1の差し込み継手によれば、シール部材が抜け止
めリングの欠円部や取り外し工具挿入用の貫通孔に食み
出すことがないから、高いシール機能を維持させること
ができるという効果を奏する。
めリングの欠円部や取り外し工具挿入用の貫通孔に食み
出すことがないから、高いシール機能を維持させること
ができるという効果を奏する。
請求項2の管取り外し工具によれば、抜け止めリングに
作用してこれを変位させることができるから、管の取り
外しが容易になるという効果を奏する。
作用してこれを変位させることができるから、管の取り
外しが容易になるという効果を奏する。
第1図は差し込み継手の使用状態を示す一部切欠側面
図、第2A図及び第2B図は管を取り外す過程を説明する要
部断面図、第3図は管取り外し工具の全体図、第4図は
第3図のIV−IV断面図、第5図はシール部材の変形例を
示す要部の断面図、第6図は従来例の一部を切り欠いた
断面図、第7図はたの従来例における抜け止めリングと
貫通孔の位置関係を示す説明図、第8図は同じく要部の
縦断面図である。 1…継手本体、3…段付部 5…接続口部、5a…接続口端 6…貫通孔、7…シールカバー 8…空間、9…シール部材 13…抜け止めリング、15…リテーナ 20…管取り外し工具
図、第2A図及び第2B図は管を取り外す過程を説明する要
部断面図、第3図は管取り外し工具の全体図、第4図は
第3図のIV−IV断面図、第5図はシール部材の変形例を
示す要部の断面図、第6図は従来例の一部を切り欠いた
断面図、第7図はたの従来例における抜け止めリングと
貫通孔の位置関係を示す説明図、第8図は同じく要部の
縦断面図である。 1…継手本体、3…段付部 5…接続口部、5a…接続口端 6…貫通孔、7…シールカバー 8…空間、9…シール部材 13…抜け止めリング、15…リテーナ 20…管取り外し工具
Claims (2)
- 【請求項1】管が差し込まれる先窄まり状の接続口部と
この接続口部の後方に形成された後方側が径小である段
付部とを有する継手本体を備え、この継手本体と前記接
続口部から継手本体内に差し込まれた管とによって囲ま
れる空間に、弾性を有する環状のシール部材とこのシー
ル部材より接続口端側に配され且つ管に対して変位させ
ることにより管を取り外し可能な状態となる抜け止めリ
ングとを介在させ、且つ抜け止めリングを管に対して変
位させる管取り外し工具挿入用の貫通孔を前記接続口部
に穿設した差し込み継手において、 前記シール部材と抜け止めリングの間に、貫通孔穿設部
よりシール部材側の所定位置での前記接続口部の内周テ
ーパ面の内径と等しい外径を有する環状のリテーナを介
設していることを特徴とする差し込み継手。 - 【請求項2】請求項1の差し込み継手の貫通孔内へ挿入
される挿入部を具備し、且つこの挿入部の先端に切欠部
を形成するとともに、挿入部先端の軸心からずれた位置
に偏心カム状の非切欠部を形成し、この非切欠部は前記
軸心周りの回転操作に伴い抜け止めリングを管に対して
リテーナ方向へ変位させるようにしてなることを特徴と
する管取り外し工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6348789U JPH0731029Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 差し込み継手と管取り外し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6348789U JPH0731029Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 差し込み継手と管取り外し工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032991U JPH032991U (ja) | 1991-01-11 |
| JPH0731029Y2 true JPH0731029Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31593579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6348789U Expired - Lifetime JPH0731029Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 差し込み継手と管取り外し工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT512397B1 (de) * | 2012-05-07 | 2013-08-15 | Henn Gmbh & Co Kg | Steckverbindung zum Verbinden von Leitungen für unter Druck gesetzte Flüssigkeiten oder Gase |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP6348789U patent/JPH0731029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH032991U (ja) | 1991-01-11 |
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