JPH07310400A - 床 柱 - Google Patents

床 柱

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JPH07310400A
JPH07310400A JP10424094A JP10424094A JPH07310400A JP H07310400 A JPH07310400 A JP H07310400A JP 10424094 A JP10424094 A JP 10424094A JP 10424094 A JP10424094 A JP 10424094A JP H07310400 A JPH07310400 A JP H07310400A
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Jun Taniguchi
純 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な加工にて形成できる床柱を提供する。 【構成】 床壁(20)の室内側の端部に当接する棒状の中
央材(32)と、その中央材(32)の床の間(10)側に位置させ
る細長板状の床の間側部材(33)と、中央材(32)の床脇(1
5)側に位置させる細長板状の床脇側部材(34)とで、中央
材(32)、床の間側部材(33)、および床脇側部材(34)それ
ぞれの反床壁(20)側の面が面一となるように固定して床
柱芯材(31)を形成する。その床柱芯材(31)の長手方向の
外周を外化粧材(35)にて覆って床柱材を形成する。その
床柱材の上部には、床の間小壁(11)の床脇(15)側の端部
を呑み込む床の間側欠設部(32A,33A)を備えるととも
に、床脇小壁(16)の床の間(10)側の端部を呑み込む床脇
側欠設部(32A,34A)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は床柱、更に詳しくは、
床の間に組み込む前の加工が容易な床柱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の床柱について、図5及び図6に基
づいて説明する。図5は、従来の床の間付近を示す斜視
図である。図6は、従来の床柱を示す斜視図である。図
5に示されるように、上方に床の間小壁11を備える床
の間10と、上方に床脇小壁16を備える床脇15とを
仕切る床壁の室内側には、床柱40を立設させている。
床の間小壁11の下端には落とし掛け12が固定され、
床の間10の下部とと畳との間には床框13が固定され
ている。一方、床脇小壁16の下端には長押し17が固
定され、その長押し17の下端には鴨居18が固定さ
れ、その鴨居18の下には襖19が設けられている。前
記落とし掛け12と長押し17とが固定されている場所
は、床からの高さを異にしている。
【0003】床柱40は、図6に示すように、概ね円柱
状の木製部材であり、床の間小壁11と床脇小壁16と
に挟まれた部分に位置して床の間小壁11の床脇15側
の端部および床脇小壁16の床の間10側の端部を呑み
込む上部41、床の間小壁11の落とし掛け12の下部
に位置する床の間側部42、床脇小壁16の下端の長押
し17やその下端の鴨居18の床の間10側の端部を呑
み込む床脇側部43を備えている。
【0004】このような床柱40は、床壁の室内側に当
接して固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した床柱
の製造では、中実の材料を、落とし掛け12と長押し1
7との高さが異なるように、上部41、床の間側部4
2、床脇側部43などを形成するのに切削加工などが必
要であり、その加工が複雑で時間も掛かっていた。本発
明が解決すべき課題は、簡易な加工にて形成できる床柱
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の床柱は、
上方に床の間小壁(11)を備える床の間(10)と、上方に床
脇小壁(16)を備える床脇(15)とを仕切る床壁(20)の室内
側に立設させる床柱(30)であって、床壁(20)の室内側の
端部に当接する棒状の中央材(32)と、その中央材(32)の
床の間側および床脇側を覆う外側材(例えば、床の間側
部材33および床脇側部材34に相当する単独の部材、また
は床の間側部材33およびその床の間側部材33とは別体に
形成された床脇側部材34)とを備え、その外側材(33,3
4)の上端部は、中央材(32)の上端部よりも上位に位置さ
せるとともに、床の間小壁(11)の床脇(16)側の端部およ
び床脇小壁(15)の床の間(10)側の端部を呑み込み可能に
形成したことを特徴とする床柱である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明を技術的に限定したものであり、外側材は、中央材(3
2)の床の間(10)側に位置させる細長板状の床の間側部材
(33)と、中央材(32)の床脇(15)側に位置させる細長板状
の床脇側部材(34)とで形成するとともに、中央材(32)、
床の間側部材(33)、および床脇側部材(34)それぞれの反
床壁(20)側の面が面一となるように固定して床柱材(床
柱芯材31およびその床柱芯材31の長手方向の外周を覆う
外化粧材35、または単独の床柱芯材31)を形成し、その
床柱材(31,35)の上部には、床の間小壁(11)の床脇(15)
側の端部を呑み込む床の間側欠設部(32A,33A)を備える
とともに、床脇小壁(16)の床の間(10)側の端部を呑み込
む床脇側欠設部(32A,34A)を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明を技術的に限定したものであり、中央
材(32)、床の間側部材(33)、および床脇側部材(34)それ
ぞれの反床壁(20)側の面が面一となるように固定して床
柱芯材(31)を形成し、床柱芯材(31)は、その長手方向の
外周を外化粧材(35)にて覆って床柱材を形成したことを
特徴とする。
【0009】
【作 用】請求項1記載の床柱は、以下のようにして製
造加工される。まず、棒状の中央材(32)の両側に外側材
(33,34)を、その外側材(33,34)の上端部が中央材(32)の
上端部よりも上位に位置させるように固定する。そし
て、その外側材(33,34)の上端部を、床の間小壁(11)の
床脇(16)側の端部および床脇小壁(15)の床の間(10)側の
端部を呑み込み可能に形成する。
【0010】このようにして製造加工された床柱は、そ
の中央材(32)を床壁(20)の室内側の端部に当接させると
ともに、外側材(33,34)の上端部に床の間小壁(11)の床
脇(16)側の端部および床脇小壁(15)の床の間(10)側の端
部を呑み込ませるようにして立設させる。請求項2記載
の床柱は、以下のようにして製造加工される。
【0011】まず、棒状の中央材(32)の両側に細長板状
の床の間側部材(33)と、細長板状の床脇側部材(34)と
を、中央材(32)、床の間側部材(33)、および床脇側部材
(34)それぞれの反床壁(20)側の面が面一となるように固
定して床柱材(31,35)を形成する。次に、その床柱材(3
1,35)の上部を削り、床の間小壁(11)の床脇(15)側の端
部を呑み込む床の間側欠設部(32A,33A)と、床脇小壁(1
6)の床の間(10)側の端部を呑み込む床脇側欠設部(32A,3
4A)とを形成し、床柱の製造加工を終了する。
【0012】請求項2記載の床柱は、以下のようにして
組み立てられる。床の間側欠設部(32A,33A)に床の間小
壁(11)の床脇(15)側の端部が位置し、且つ床脇側欠設部
(32A,34A)に床脇小壁(16)の床の間(10)側の端部が位置
するように床柱(30)を立設させる。このとき、床柱(30)
の中央材(32)の反室内側には、床壁(20)の室内側の端部
を当接させる。
【0013】請求項3記載の床柱の請求項2記載の床柱
と異なる製造加工は、床柱芯材(31)に対して外化粧材(3
5)を覆う点であり、すると室内側からは、化粧を施され
た外化粧材(35)が見えるという作用をなす。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例及び図面に基づいて、
更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1乃至
図4である。図1は、第一の実施例の床柱を採用した床
の間付近を示す斜視図である。図2は、第一の実施例の
床柱の主要部を示す斜視図である。図3は、第一の実施
例の床柱の主要部を示す水平断面図である。図4は、第
二の実施例の床柱の主要部を示す斜視図である。
【0015】まず、第一の実施例の構成について説明す
る。第一および後記する第二の実施例の床柱は、上方に
床の間小壁11を備える床の間10と、上方に床脇小壁
16を備える床脇15とを仕切る床壁20の室内側に立
設させる床柱30である。床の間小壁11の下端には落
とし掛け12が固定され、床の間10の下部と畳との間
には床框13が固定されている。一方、床脇小壁16の
下端には長押し17が固定され、その長押し17の下端
には鴨居18が固定され、その鴨居18の下には襖19
が設けられている。
【0016】床柱30は、床壁20の室内側の端部に当
接する四角柱の中央材32と、その中央材32の床の間
10側に位置させる細長板状の床の間側部材33と、中
央材32の床脇15側に位置させる細長板状の床脇側部
材34とで形成した床柱芯材31を備えている。これら
の部材は、加工が容易であるため、すべて木製である
が、木質感のあるプラスチックを用いることも可能であ
る。
【0017】なお、中央材32の室内外方向の寸法が、
床の間側部材33および床脇側部材34の室内外方向の
寸法よりも小さい。また、中央材32の長手方向の寸法
は、床の間側部材33および床脇側部材34の室内外方
向の寸法よりも小さい。この床柱芯材31は、中央材3
2、床の間側部材33、および床脇側部材34それぞれ
の反床壁20側の面が面一となるように固定することに
よって形成している。従って、床柱芯材31の床壁20
側においては、中央材32よりも床の間側部材33およ
び床脇側部材34が床壁20側へ突出している。
【0018】また、中央材32の下端は、図示は省略す
るものの、床の間側部材33および床脇側部材34より
も若干下方へ突出させている。従って、床柱芯材31の
上部においては、中央材31が存在しなくなる中央材欠
設部32Aが形成されることとなる。このようにして形
成した床柱芯材31は、その長手方向の外周を極薄の板
材を数枚張り合わせて形成した外化粧材35にて覆って
床柱材を形成している。ここにいう「床柱芯材31の長
手方向の外周」とは、床の間側部材33の床壁20側の
面、床脇側部材34の床壁20側の面、床の間側部材3
3の床の間10側の面、床柱芯材31の反床壁20側の
面、および床脇側部材34の床脇14側の面をいう。な
お、外化粧材25の角部は、他の部分の厚みを二辺とし
た直角二等辺の三角柱を張り合わせている。
【0019】床柱材の上部には、床の間小壁11の床脇
15側の端部を呑み込むため、床の間側部材33の上部
の床壁20側を切り欠いて床の間側部材欠設部33Aを
設ける。また、床脇小壁16の床の間10側の端部を呑
み込むため、床脇側部材34の上部の床壁20側を切り
欠いて床脇側部材欠設部34Aを設ける。この作業は、
工場または施工現場において行う。床の間側部材欠設部
33Aと中央材欠設部32Aとが特許請求の範囲でいう
「床の間側欠設部」となり、床脇側部材欠設部34Aと
中央材欠設部32Aとが特許請求の範囲でいう「床脇側
欠設部」となる。
【0020】次に、上記した実施例の組立作用について
説明する。床の間10となるべき空間の床脇15側の端
部には、床壁20の床壁枠芯材21を立設させる。次
に、床の間小壁11の下端に落とし掛け12を固定し、
床の間10の下部と畳との間に床框13を固定する。一
方、床脇小壁16の下端に長押し17を固定し、その長
押し17の下端に鴨居18を固定する。その鴨居18の
下には、後に襖19を入れる。
【0021】次に、床の間側欠設部32A,33Aに床
の間小壁11の床脇15側の端部が位置し、且つ床脇側
欠設部32A,34Aに床脇小壁16の床の間10側の
端部が位置するように床柱30を立設させる。このと
き、床柱30の中央材32の反室内側には、床壁20の
室内側の端部を当接させる。最後に、床壁20の床壁枠
芯材21の両側に床壁面材22,22を固定する。この
床壁面材22,22は、外化粧材35の両端部を呑み込
む。
【0022】室内側からは、化粧を施された外化粧材3
5が見える。次に、上記した実施例の効果について説明
する。上記実施例の床柱によれば、四角柱の中央材3
2、板材の床の間側部材33および床脇側部材34、外
化粧材35という単純な形状の部材の組合せにより、簡
易な加工にて形成できる床柱を提供することができたと
いう効果がある。
【0023】次に、上記した実施例のバリエーションに
ついて、図4を用いて説明する。この床柱30と上記し
た第一の実施例の床柱との相違は、床の間側部材欠設部
33Aおよび床脇側部材欠設部34Aの形状のみであ
る。即ち、床の間側部材欠設部33Aは、床の間側部材
33の上部をコ字形に切り欠いて形成し、また床脇側部
材欠設部34Aは、床脇側部材34の上部を、工場また
は施工現場においてコ字形に切り欠いて形成するのであ
る。
【0024】このように形成した床柱30は、床の間1
0における落とし掛け12付近から床柱30を見ても床
柱30の側部が存在するので、見栄えがよく、高級感も
あるという床柱となる。なお、上記の実施例では、床の
間10および床脇15について、いわゆる本床であると
して説明している。しかし、床の間の種類に限られず、
本願発明が簡易な加工にて形成できる床柱を提供するこ
とができるという効果には、何ら変わりがない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の床柱によれば、簡易な加
工にて形成できる床柱を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の床柱を採用した床の間付近を示
す斜視図である。
【図2】第一の実施例の床柱の主要部を示す斜視図であ
る。
【図3】第一の実施例の床柱の主要部を示す水平断面図
である。
【図4】第二の実施例の床柱の主要部を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の床の間付近を示す斜視図である。
【図6】従来の床柱を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 床の間 11 床の
間小壁 12 落とし掛け 13 床框 15 床脇 16 床脇
小壁 17 長押し 18 鴨居 19 ふすま 20 床壁 21 床壁
枠芯材 22 床壁面材 30 床柱 31 床芯
材 32 中央材 32A 中央
材欠設部 32B 床壁用欠設部 33 床の間側部材 33A 床の
間側部材欠設部 34 床脇側部材 34A 床脇
側部材欠設部 35 外化粧材 40 床柱 41 上部 42 床の間側部 43 床脇
側部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に床の間小壁を備える床の間と、上方
    に床脇小壁を備える床脇とを仕切る床壁の室内側に立設
    させる床柱であって、 床壁の室内側の端部に当接する棒状の中央材と、その中
    央材の床の間側および床脇側を覆う外側材とを備え、そ
    の外側材の上端部は、中央材の上端部よりも上位に位置
    させるとともに、床の間小壁の床脇側の端部および床脇
    小壁の床の間側の端部を呑み込み可能に形成したことを
    特徴とする床柱。
  2. 【請求項2】外側材は、中央材の床の間側に位置させる
    細長板状の床の間側部材と、中央材の床脇側に位置させ
    る細長板状の床脇側部材とで形成するとともに、中央
    材、床の間側部材、および床脇側部材それぞれの反床壁
    側の面が面一となるように固定して床柱材を形成し、 その床柱材の上部には、床の間小壁の床脇側の端部を呑
    み込む床の間側欠設部を備えるとともに、床脇小壁の床
    の間側の端部を呑み込む床脇側欠設部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の床柱。
  3. 【請求項3】中央材、床の間側部材、および床脇側部材
    それぞれの反床壁側の面が面一となるように固定して床
    柱芯材を形成し、 床柱芯材は、その長手方向の外周を外化粧材にて覆って
    床柱材を形成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の床柱。
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