JPH073108U - 磁気脱着装置の安全装置 - Google Patents
磁気脱着装置の安全装置Info
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- JPH073108U JPH073108U JP3555393U JP3555393U JPH073108U JP H073108 U JPH073108 U JP H073108U JP 3555393 U JP3555393 U JP 3555393U JP 3555393 U JP3555393 U JP 3555393U JP H073108 U JPH073108 U JP H073108U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 着磁装置又は脱磁装置において、磁界発生コ
イルが非接続状態になった際に、サイリスタから高電圧
が出力されるのを防止する安全装置を提供する。 【構成】 着磁装置のサイリスタ6aに並列接続され
た抵抗11及び磁界発生コイル1に並列接続された抵抗
11〜13より構成されて高電圧を分圧する分圧回路1
0と、この分圧回路の分圧電圧を入力とするローパスフ
ィルタ14と、このローパスフィルタの出力電圧が所定
レベルに達すると充電回路5の充電動作を中断させる充
電中断制御回路15及びブレーカ3とを備えている。分
圧回路10は、磁界発生コイル1の非接続に起因してそ
の並列接続が解除された状態で、高電圧の立上り時点の
分圧電圧で所定レベルに達するように構成されている。
ローパスフィルタ14は、磁界発生コイル1の接続状態
でのサイリスタ6aの点弧時の出力電圧に対して所定レ
ベルに達しないように減衰させ得るハイカット特性を有
する。
イルが非接続状態になった際に、サイリスタから高電圧
が出力されるのを防止する安全装置を提供する。 【構成】 着磁装置のサイリスタ6aに並列接続され
た抵抗11及び磁界発生コイル1に並列接続された抵抗
11〜13より構成されて高電圧を分圧する分圧回路1
0と、この分圧回路の分圧電圧を入力とするローパスフ
ィルタ14と、このローパスフィルタの出力電圧が所定
レベルに達すると充電回路5の充電動作を中断させる充
電中断制御回路15及びブレーカ3とを備えている。分
圧回路10は、磁界発生コイル1の非接続に起因してそ
の並列接続が解除された状態で、高電圧の立上り時点の
分圧電圧で所定レベルに達するように構成されている。
ローパスフィルタ14は、磁界発生コイル1の接続状態
でのサイリスタ6aの点弧時の出力電圧に対して所定レ
ベルに達しないように減衰させ得るハイカット特性を有
する。
Description
【0001】
本考案は、充電コンデンサに高電圧を充電させる充電回路及び磁界発生コイル 間に、充電終了後に着磁又は脱磁用磁界を発生させるように点弧制御されるサイ リスタが接続して構成された磁気脱着装置の安全装置に関するものである。
【0002】
この種の着磁装置又は脱磁装置においては、有芯又は空芯の磁界発生コイルに 高電圧を印加し、大電流を供給することにより、着磁又は脱磁用の磁界を発生さ せている。この磁界発生コイルは低抵抗であるが、断線又は接続が外れた場合に は、サイリスタの出力端がハイインピーダンス状態となり、作業者がコイル又コ イル接続用端子に触れると、サイリスタの点弧制御或はそのdv/dt 特性によりサ イリスタが点弧して、高電圧が印加され、致命傷に至らないにしても感電する問 題があった。また、複数個の磁界発生コイルをスイッチで選択するようになって いる場合、断線等の有無に拘らず、不注意により装置の動作中に切換選択を行う と、スイッチを通してスパークする等の問題もあった。
【0003】
しかしながら、従来このような高電圧に起因する問題について特に配慮されて いなかった。
【0004】 よって、本考案は、磁界発生コイルが非接続状態になると、サイリスタから高 電圧が出力されるのを防止し得る冒頭に述べた類の磁気脱着装置の安全装置を提 供することを目的とする。
【0005】
本考案は、この目的を達成するために、昇圧された商用電圧を入力として充電 コンデンサに高電圧を充電させる充電回路及び磁界発生コイル間に、充電終了後 に着磁又は脱磁用磁界を発生させるように点弧制御されるサイリスタが接続し、 充電時間はサイリスタの点弧時間に対して長く設定されている磁気脱着装置にお いて、磁界発生コイルの非接続に起因するハイインピーダンス状態でのサイリス タからの高電圧出力を防止する安全装置であって、サイリスタに並列接続された 抵抗及び磁界発生コイルに並列接続された抵抗より構成されて高電圧を分圧する 分圧回路と、この分圧回路の分圧電圧を入力とするローパスフィルタと、このロ ーパスフィルタの出力電圧が所定レベルに達すると充電回路の充電動作を中断さ せる充電中断手段とを備え、分圧回路は、磁界発生コイルの非接続に起因して磁 界発生コイルの並列接続が解除された状態で、高電圧の立上り時点の分圧電圧で 所定レベルに達するように構成され、ローパスフィルタは、磁界発生コイルの接 続状態でのサイリスタの点弧時の出力電圧に対して所定レベルに達しないように 減衰させ得るハイカット特性を有することを特徴とする。
【0006】
通常の動作では、充電回路により充電コンデンサに所定の高電圧が充電された 時点でサイリスタが着磁又は脱磁用に点弧制御されることにより、磁界発生コイ ルに充電電圧が印加され、その抵抗値に相当する電流が通流し、着磁又は脱磁用 磁界が発生される。この際、磁界発生コイルにサイリスタ点弧で瞬間的に印加さ れる電圧は、ローパスフィルタで減衰し、その出力電圧は所定レベルに達し得な い。
【0007】 磁界発生コイルが非接続状態になると、低抵抗である磁界発生コイルによる分 圧回路の並列接続、即ち実質上の短絡が解除されることにより、分圧回路が充電 電圧の正規の分圧機能を果たし、その充電立上り時の分圧電圧が、ローパスフィ ルタから点弧に比べて緩やかな充電特性によりほとんど減衰を受けることなく出 力され、充電中断手段を作動させる。
【0008】
図1は本考案の一実施例による安全装置を備えた着磁装置の回路構成を示す。 同図において、1は空芯又はヨーク付の着磁用磁界発生コイルであり、フライ ホイールダイオード2が並列接続されている。3は、昇圧トランス4に供給され る商用電源電圧を遮断するブレーカである。5はサイリスタ5a及び充電用点弧 制御回路5bよりなる充電回路であり、昇圧トランス4の2次側電圧のサイリス タ5aによる点弧制御により、充電コンデンサ5cを例えば2kVに充電させる 。6は電圧印加回路であり、単方向性のサイリスタ6a及び電圧印加用点弧制御 回路6bよりなり、充電終了直後のサイリスタ6aの点弧により、充電コンデン サ5cの充電電圧を磁界発生コイル1を通して放電させる。7は電磁開閉器7a 及び放電抵抗7bよりなる充電コンデンサ5cの放電回路であり、着磁装置の動 作終了後に所定時間電磁開閉器7aの接点を閉成させることにより、放電抵抗7 bを通して充電コンデンサ5cの残留電圧を放電させる。
【0009】 充電回路5は、逐次搬送されてくる磁性材の着磁作業時間間隔内で、例えば5 秒前後でゆっくり充電されるように点弧制御し、昇圧トランス4等の関連部品の コストが不必要に高価にならないようにしてある。一方、電圧印加回路6は、充 電された高電圧をサイリスタ特性で瞬時に例えば数十ms程度で低抵抗の磁界発 生コイル1を通して放電させ、瞬間的に着磁させる。
【0010】 このような回路構成自体は周知であるが、本考案によりサイリスタ6aに並列 接続された抵抗11及び磁界発生コイル1に並列接続された抵抗12、13で構 成された充電電圧用分圧回路10と、この分圧回路の分圧電圧を入力とし、抵抗 14a及びコンデンサ14bで構成されたローパスフィルタ14と、このローパ スフィルタの出力電圧が所定レベルに達するとブレーカ3を作動させることによ り、充電回路5の充電動作を中断させると共に、報知手段としてのブザー19を 鳴動させる充電中断制御回路15とより成る安全装置が付属している。このブレ ーカ及び充電中断制御回路で本考案の充電中断手段を構成している。
【0011】 抵抗11、12は1MΩ、抵抗13、14aは100kΩ、コンデンサ14b は0.47μFである。分圧回路10は、磁界発生コイル1の断線、外れ等の非 接続に起因して5Ω程度の低抵抗の並列接続を解除された状態で、実質上充電電 圧の分圧回路としての機能を果たす。抵抗12は、通常状態ではサイリスタ6a のオン時の出力電圧を低減させて直接コンデンサ14bに高電圧が加わるのを阻 止するように、抵抗13とでサイリスタ6aの点弧時の出力電圧用分圧回路を構 成している。ローパスフィルタ14は、サイリスタ6aの点弧時に発生されるパ ルス状の抵抗12、13による分圧電圧が所定レベルに達しないように減衰させ るハイカット特性を有する。一方、磁界発生コイル1の非接続時には、充電コン デンサ5cの充電電圧を抵抗11、12、13で分圧し、抵抗13に生じた分圧 電圧がローパスフィルタ14を通して充電中断制御回路15に供給される。その 際、充電電圧の変化は点弧による印加電圧に比べて周波数成分が十分低く、ロー パスフィルタ14ではほとんど減衰することなく、正規の充電電圧の数%、即ち 数十Vの立上り時点の電圧の分圧電圧で充電中断制御回路15を作動させる。
【0012】 放電回路7には、その電磁開閉器7aの接点の溶着を監視する接点監視回路2 0が付属している。この接点監視回路は、ブレーカ3と協働して充電停止手段を 構成し、充電回路5の作動初期に作動することにより、充電開始時に放電抵抗7 bに所定の電圧が検知されると、接点が溶着していると判断して、ブレーカ3を 作動させると共に報知手段としてのブザー29を鳴動させる。
【0013】 このように構成された着磁装置の動作を図2を参照して説明する。 通常の動作では、充電回路5により、充電コンデンサ5cに所定の高電圧(図 2A)が充電された時点でサイリスタ6aが点弧制御されることにより、2kV 程度の電圧が磁界発生コイル1に瞬間的に印加され(図2B)、その抵抗値に相 当する電流が瞬間的に通流し、着磁用磁界が発生される。この着磁用磁界は充電 回路5の充電周期で発生し、逐次搬入される磁性材を着磁する。
【0014】 この間、磁界発生コイル1に印加される約2kVのパルス電圧は、抵抗13に おいて1/10程度に分圧され、さらにローパスフィルタ14で減衰し、その出 力電圧(図2Cで電圧レベル及びパルス幅を拡大して示す)は所定レベルに達し 得ない。磁界発生コイル1が断線又は外れた場合、或は複数の磁界発生コイル1 の場合にその切換選択時にフローティングすると、磁界発生コイル1による抵抗 12、13の実質上の短絡が解除され、充電電圧が抵抗13において1/20程 度に分圧されて、ローパスフィルタ14に入力し、ほとんど減衰なしで充電中断 制御回路15に入力する(図2Dで電圧レベルを拡大して示す)。これにより、 充電電圧が数十Vに立上った充電開始時点で充電中断制御回路15が作動し、ブ レーカ3を遮断させて充電動作を停止させると共に、ブザー19を鳴動させる。 高圧電圧が立上がった状態で、磁界発生コイル1が非接続状態になった場合でも 同様な動作により当然ブレーカ3は遮断される。
【0015】 装置動作を終了させる時点で、動作終了信号に応答して電磁開閉器7aの接点 が所定時間オンとなり、充電コンデンサ5cの残留電圧を放電させる。その際、 大電流のくり返しで接点の溶着事故が生じた場合、次の着磁装置の動作開始時の 充電初期に抵抗7bに生じる電圧で接点監視回路20が作動して、ブレーカ3を 遮断させて充電動作を停止させると共に、ブザー29を鳴動させる。
【0016】 尚、前述の実施例に代えて、充電中断手段は、ブレーカ3を作動させずに充電 用点弧制御回路5bの制御動作を中断させるように構成することもできる。場合 によっては、抵抗12は廃止して、サイリスタの出力電圧をローパスフィルタで 直接高電圧のままで減衰させるように構成することもできる。さらに、本考案は 、前述の実施例において、フライホイールダイオード2を廃止すると共に、サイ リスタ6aを双方向性のサイリスタで置換するか、或はサイリスタ6aに逆方向 のダイオードを並列接続することにより、充電期間に比べて短い期間に減衰性の 交流電圧を発生するように点弧制御することにより、脱磁磁界を発生する脱磁装 置にも適用される。
【0017】
以上、本考案によれば、磁気脱着装置の動作時に、磁界発生コイルが外れたり 又は断線したり、或は複数の磁界発生コイルが切換選択されると、低い充電電圧 時点で検知されて自動的に高電圧発生が中断される。したがって、サイリスタが 、ハイインピーダンス状態で点弧制御或はそのdv/dt 特性で導通することに起因 する作業者の感電或はコイル切換スイッチでのアーク発生が防止される。タイミ ング的に高電圧発生中であっても直ちに中断される。
【0018】 請求項2により、磁界発生コイルに並列接続された抵抗が、さらに分圧回路と して構成されることにより、ローパスフィルタの入力電圧を低減させ得る。
【図1】本考案の一実施例による安全装置付着磁装置の
回路構成を示す図である。
回路構成を示す図である。
【図2】同装置の動作を説明する波形図である。
1 磁界発生コイル 3 ブレーカ 5c 充電コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 昇圧された商用電圧を入力として充電コ
ンデンサに高電圧を充電させる充電回路及び磁界発生コ
イル間に、充電終了後に着磁又は脱磁用磁界を発生させ
るように点弧制御されるサイリスタが接続し、充電時間
は前記サイリスタの点弧時間に対して長く設定されてい
る磁気脱着装置において、前記磁界発生コイルの非接続
に起因するハイインピーダンス状態での前記サイリスタ
からの高電圧出力を防止する安全装置であって、 前記サイリスタに並列接続された抵抗及び前記磁界発生
コイルに並列接続された抵抗より構成されて前記高電圧
を分圧する分圧回路と、この分圧回路の分圧電圧を入力
とするローパスフィルタと、このローパスフィルタの出
力電圧が所定レベルに達すると前記充電回路の充電動作
を中断させる充電中断手段とを備え、 前記分圧回路は、前記磁界発生コイルの非接続に起因し
て前記磁界発生コイルの前記並列接続が解除された状態
で、前記高電圧の立上り時点の前記分圧電圧で前記所定
レベルに達するように構成され、 前記ローパスフィルタは、前記磁界発生コイルの接続状
態での前記サイリスタの点弧時の前記出力電圧に対して
前記所定レベルに達しないように減衰させ得るハイカッ
ト特性を有することを特徴とする磁気脱着装置の安全装
置。 - 【請求項2】 磁界発生コイルに並列接続された抵抗
が、前記並列接続状態でのサイリスタの点弧時の出力電
圧を低減させてローパスフィルタに入力させるように、
さらに出力電圧用分圧回路として構成されていることを
特徴とする請求項1の磁気脱着装置の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3555393U JPH08731Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 磁気脱着装置の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3555393U JPH08731Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 磁気脱着装置の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073108U true JPH073108U (ja) | 1995-01-17 |
| JPH08731Y2 JPH08731Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=12444925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3555393U Expired - Lifetime JPH08731Y2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 磁気脱着装置の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08731Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008258502A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
| JP2008263079A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
| JP2008270274A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nippon Denji Sokki Kk | 着磁装置 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP3555393U patent/JPH08731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008258502A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
| JP2008263079A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
| JP2008270274A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nippon Denji Sokki Kk | 着磁装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08731Y2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |