JPH0731096A - 流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ - Google Patents
流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータInfo
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- JPH0731096A JPH0731096A JP19095893A JP19095893A JPH0731096A JP H0731096 A JPH0731096 A JP H0731096A JP 19095893 A JP19095893 A JP 19095893A JP 19095893 A JP19095893 A JP 19095893A JP H0731096 A JPH0731096 A JP H0731096A
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- leakage prevention
- prevention valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転部材を潤滑流体側の部材内に組み込む際
に潤滑流体が流出しないようにする。 【構成】回転部材4の外周に弾性体からなる環状の流体
防止弁5を形成された流体漏れ防止部材1が配置され
る。回転部材4を潤滑流体3を収容した流体漏れ防止部
材1の中に挿入する際、流体防止弁5が回転部材4の外
周に密着して流体漏れ防止部材1の中の潤滑流体を密封
している。
に潤滑流体が流出しないようにする。 【構成】回転部材4の外周に弾性体からなる環状の流体
防止弁5を形成された流体漏れ防止部材1が配置され
る。回転部材4を潤滑流体3を収容した流体漏れ防止部
材1の中に挿入する際、流体防止弁5が回転部材4の外
周に密着して流体漏れ防止部材1の中の潤滑流体を密封
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定部材とこの固定部
材の周面に摺動する回転部材との間に潤滑流体を介在さ
せてなる流体軸受装置およびこの流体軸受装置を用いた
スピンドルモータに関する。
材の周面に摺動する回転部材との間に潤滑流体を介在さ
せてなる流体軸受装置およびこの流体軸受装置を用いた
スピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】潤滑流体を封入した流体軸受装置の組立
に際しては、従来図5の(B)に示すような手順によっ
て潤滑流体が封入されている。即ち、ハウジング101
等の固定部材に予め潤滑流体例えば潤滑油102を収容
し、その潤滑油102の中に回転軸103等の回転部材
を挿入して、ハウジング101の内周面と回転部材10
3の外周面との間に潤滑油102を介在させるようにさ
れている。
に際しては、従来図5の(B)に示すような手順によっ
て潤滑流体が封入されている。即ち、ハウジング101
等の固定部材に予め潤滑流体例えば潤滑油102を収容
し、その潤滑油102の中に回転軸103等の回転部材
を挿入して、ハウジング101の内周面と回転部材10
3の外周面との間に潤滑油102を介在させるようにさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この組
立方法によると、図5の(A),(B)に示すように、
潤滑油102を収容したハウジング101の中に回転軸
103を挿入するときに、回転軸103とハウジング1
01とによって囲まれた閉鎖空間に空気が押し込められ
るので、この空気によってハウジング101と回転軸1
03の間隙から潤滑油が流出するおそれがある。潤滑油
が流出すると、軸受装置に潤滑油が不足したり、潤滑油
が軸受装置の外側に付着して払拭するのに手間がかかる
等の問題を生じる。
立方法によると、図5の(A),(B)に示すように、
潤滑油102を収容したハウジング101の中に回転軸
103を挿入するときに、回転軸103とハウジング1
01とによって囲まれた閉鎖空間に空気が押し込められ
るので、この空気によってハウジング101と回転軸1
03の間隙から潤滑油が流出するおそれがある。潤滑油
が流出すると、軸受装置に潤滑油が不足したり、潤滑油
が軸受装置の外側に付着して払拭するのに手間がかかる
等の問題を生じる。
【0004】特に、流体軸受装置をスピンドルモータに
適用した場合、流出した潤滑油がハウジング101の外
側に配置したステータコイル104に付着して、ステー
タコイル104の表面に大気中の塵埃を付着させて放熱
を阻害し異常高熱発生の原因となったり、また潤滑油が
蒸発して周囲の機器類に悪影響を及ぼしたりする問題が
ある。
適用した場合、流出した潤滑油がハウジング101の外
側に配置したステータコイル104に付着して、ステー
タコイル104の表面に大気中の塵埃を付着させて放熱
を阻害し異常高熱発生の原因となったり、また潤滑油が
蒸発して周囲の機器類に悪影響を及ぼしたりする問題が
ある。
【0005】本発明は、潤滑流体の中に回転部材を挿入
する際に、潤滑流体が流出することのない流体軸受装置
およびこれを用いたスピンドルモータを提供することを
目的とする。
する際に、潤滑流体が流出することのない流体軸受装置
およびこれを用いたスピンドルモータを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、固定部材と該固定部材の周面に摺動する
回転部材との間に潤滑流体を介在させてなる流体軸受装
置において、回転部材の外周に弾性体からなる環状の流
体防止弁を形成された流体漏れ防止部材が配置されてい
る。
め、本発明は、固定部材と該固定部材の周面に摺動する
回転部材との間に潤滑流体を介在させてなる流体軸受装
置において、回転部材の外周に弾性体からなる環状の流
体防止弁を形成された流体漏れ防止部材が配置されてい
る。
【0007】また、本発明の流体軸受装置は、流体漏れ
防止部材が円筒状に形成され、回転部材が回転部材をス
ラスト方向に支持するスラスト受け部の近傍で流体防止
弁の内径よりも大きな径に形成されている。
防止部材が円筒状に形成され、回転部材が回転部材をス
ラスト方向に支持するスラスト受け部の近傍で流体防止
弁の内径よりも大きな径に形成されている。
【0008】また、本発明のスピンドルモータは、固定
部材と固定部材の周面に摺動する回転部材との間に潤滑
流体を介在させてなる流体軸受装置において、回転部材
の外周に弾性体からなる環状の流体防止弁を形成された
流体漏れ防止部材が配置されている。また、本発明のス
ピンドルモータは、流体漏れ防止部材が円筒状に形成さ
れ、回転部材が回転部材をスラスト方向に支持するスラ
スト受け部の近傍で流体防止弁の内径よりも大きな径に
形成されている。
部材と固定部材の周面に摺動する回転部材との間に潤滑
流体を介在させてなる流体軸受装置において、回転部材
の外周に弾性体からなる環状の流体防止弁を形成された
流体漏れ防止部材が配置されている。また、本発明のス
ピンドルモータは、流体漏れ防止部材が円筒状に形成さ
れ、回転部材が回転部材をスラスト方向に支持するスラ
スト受け部の近傍で流体防止弁の内径よりも大きな径に
形成されている。
【0009】
【作用】したがって、回転部材を組込む際、流体漏れ防
止部材の流体漏れ防止弁が回転部材の外周に密着して、
潤滑流体を密封する。
止部材の流体漏れ防止弁が回転部材の外周に密着して、
潤滑流体を密封する。
【0010】また、流体漏れ防止部材が円筒状に形成さ
れ、回転部材がスラスト受け部の近傍で流体防止弁の内
径よりも大きな径に形成されている場合には、回転部材
の大径部が流体漏れ防止部材の円筒状の部分との間の間
隙が狭く且つ流体防止弁が大径部を覆っており、潤滑流
体が漏れにくい。
れ、回転部材がスラスト受け部の近傍で流体防止弁の内
径よりも大きな径に形成されている場合には、回転部材
の大径部が流体漏れ防止部材の円筒状の部分との間の間
隙が狭く且つ流体防止弁が大径部を覆っており、潤滑流
体が漏れにくい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0012】図1から図3に本発明の流体軸受装置の一
実施例を示す。この流体軸受装置は、ゴムや柔軟性樹脂
等の弾性体から形成された環状の流体漏れ防止部材1
と、この液体漏れ防止部材1の底部を閉塞するスラスト
受け板2と、スラスト受け板2によって閉塞された液体
漏れ防止部材1の中に収容された潤滑油3等の潤滑流体
と、液体漏れ防止部材1の中に組み込まれる回転軸4と
を備えている。
実施例を示す。この流体軸受装置は、ゴムや柔軟性樹脂
等の弾性体から形成された環状の流体漏れ防止部材1
と、この液体漏れ防止部材1の底部を閉塞するスラスト
受け板2と、スラスト受け板2によって閉塞された液体
漏れ防止部材1の中に収容された潤滑油3等の潤滑流体
と、液体漏れ防止部材1の中に組み込まれる回転軸4と
を備えている。
【0013】ここで、液体漏れ防止部材1は、図1およ
び図2に示すように、環状の流体防止弁5と、この流体
防止弁5と一体的に設けられた筒部6とから構成されて
いる。流体防止弁5と筒部6との間に切込み7が形成さ
れ、流体防止弁5は筒部6より内方にリップ状に突出し
て形成されている。したがって、回転軸4の挿入によっ
て流体防止弁5は回転軸4の外周に密着して筒部6側に
撓む(図3参照)。流体防止弁5の基端は自由端に比較
して肉厚が薄く形成され、流体防止弁5が撓み易いよう
に形成されている。流体防止弁5の内径8は、図1に示
す回転軸4の組込み終了状態において回転軸4の流体防
止弁5より外に出る部分(本明細書では基準径部9とい
う)の径10よりわずかに大きく形成されている。した
がって、回転軸4の組付け完了状態で流体防止弁5が回
転軸4に非接触状態になる。
び図2に示すように、環状の流体防止弁5と、この流体
防止弁5と一体的に設けられた筒部6とから構成されて
いる。流体防止弁5と筒部6との間に切込み7が形成さ
れ、流体防止弁5は筒部6より内方にリップ状に突出し
て形成されている。したがって、回転軸4の挿入によっ
て流体防止弁5は回転軸4の外周に密着して筒部6側に
撓む(図3参照)。流体防止弁5の基端は自由端に比較
して肉厚が薄く形成され、流体防止弁5が撓み易いよう
に形成されている。流体防止弁5の内径8は、図1に示
す回転軸4の組込み終了状態において回転軸4の流体防
止弁5より外に出る部分(本明細書では基準径部9とい
う)の径10よりわずかに大きく形成されている。した
がって、回転軸4の組付け完了状態で流体防止弁5が回
転軸4に非接触状態になる。
【0014】また、回転軸4は、スラスト受け板2の近
傍の部分、つまり回転軸組込み完了状態において全体が
流体防止弁5の内部に入る部分(本明細書では大径部1
1という)の径12が流体防止弁5の内径8に比較して
大きく形成され、回転軸4を流体漏れ防止部材1に挿入
する際に流体防止弁5を撓ませるように形成されている
(図3参照)。
傍の部分、つまり回転軸組込み完了状態において全体が
流体防止弁5の内部に入る部分(本明細書では大径部1
1という)の径12が流体防止弁5の内径8に比較して
大きく形成され、回転軸4を流体漏れ防止部材1に挿入
する際に流体防止弁5を撓ませるように形成されている
(図3参照)。
【0015】スラスト受け板2は、回転部材としての回
転軸4をスラスト方向に支持するスラスト受け部として
設けられている。このスラスト受け板2には図3に示す
ように抜き穴13が形成され、回転軸4を挿入する際
に、流体防止弁5の中に密封された空気を潤滑油の一部
と共に外部に逃がして回転軸4を完全に挿入できるよう
に形成されている。抜き穴13は、1個または2個以上
適宜数形成される。
転軸4をスラスト方向に支持するスラスト受け部として
設けられている。このスラスト受け板2には図3に示す
ように抜き穴13が形成され、回転軸4を挿入する際
に、流体防止弁5の中に密封された空気を潤滑油の一部
と共に外部に逃がして回転軸4を完全に挿入できるよう
に形成されている。抜き穴13は、1個または2個以上
適宜数形成される。
【0016】上記のように構成された流体軸受装置は次
のように組み付けられる。
のように組み付けられる。
【0017】図3(A)に示すように、流体漏れ防止部
材1およびスラスト受け板2を上下逆さにして、下向き
の流体防止弁5に回転軸4の先を押し込んで閉塞する。
この押し込まれた回転軸4の大径部11に流体防止弁5
の自由端が接触し、流体防止弁5が筒部6の内周面側に
撓んで大径部11に密着する。
材1およびスラスト受け板2を上下逆さにして、下向き
の流体防止弁5に回転軸4の先を押し込んで閉塞する。
この押し込まれた回転軸4の大径部11に流体防止弁5
の自由端が接触し、流体防止弁5が筒部6の内周面側に
撓んで大径部11に密着する。
【0018】この状態で、上向の抜き穴13から流体漏
れ防止部材1とスラスト受け板2と回転軸4とによって
囲まれた閉鎖空間に潤滑油3を適量注入する。前述のよ
うに流体防止弁5が回転軸4の大径部11の外周に密着
しているので、潤滑油3は流体防止弁5の内側に密封さ
れ、潤滑油3が回転軸4と流体防止弁5の間隙から流出
することがない。
れ防止部材1とスラスト受け板2と回転軸4とによって
囲まれた閉鎖空間に潤滑油3を適量注入する。前述のよ
うに流体防止弁5が回転軸4の大径部11の外周に密着
しているので、潤滑油3は流体防止弁5の内側に密封さ
れ、潤滑油3が回転軸4と流体防止弁5の間隙から流出
することがない。
【0019】続いて、図3(B)に示すように、回転軸
4を押し上げるか、あるいは流体漏れ防止部材1を押し
下げるかして、回転軸4を流体漏れ防止部材1の奥に挿
入していく。回転軸4を挿入することによって、流体漏
れ防止部材1の中の空気が潤滑油3の一部と共に抜き穴
13から押し出れて外部に逃げる。空気抜きが終了した
ら、抜き穴13を栓部材14(図1参照)によって閉塞
する。
4を押し上げるか、あるいは流体漏れ防止部材1を押し
下げるかして、回転軸4を流体漏れ防止部材1の奥に挿
入していく。回転軸4を挿入することによって、流体漏
れ防止部材1の中の空気が潤滑油3の一部と共に抜き穴
13から押し出れて外部に逃げる。空気抜きが終了した
ら、抜き穴13を栓部材14(図1参照)によって閉塞
する。
【0020】続いて、回転軸4を挿入した流体漏れ防止
部材1を上下元に戻し、その後、図1に示すように回転
軸4の先端をスラスト受け板2に当たるまで押し込む。
回転軸4の組込み終了時点で、流体防止弁5は、回転軸
4の大径部11から外れ、回転軸4の基準径部9と非接
触状態に弾性復帰する。このように回転軸4は流体防止
弁5と非接触状態となるので、回転する回転軸4に流体
防止弁5は全く負荷とならない。また、回転軸4の大径
部11と流体漏れ防止部材1の筒部6の内周面との間の
間隙が小さく且つ流体防止弁5が大径部11を覆ってい
るので、磁性流体が外に漏洩しにくい。
部材1を上下元に戻し、その後、図1に示すように回転
軸4の先端をスラスト受け板2に当たるまで押し込む。
回転軸4の組込み終了時点で、流体防止弁5は、回転軸
4の大径部11から外れ、回転軸4の基準径部9と非接
触状態に弾性復帰する。このように回転軸4は流体防止
弁5と非接触状態となるので、回転する回転軸4に流体
防止弁5は全く負荷とならない。また、回転軸4の大径
部11と流体漏れ防止部材1の筒部6の内周面との間の
間隙が小さく且つ流体防止弁5が大径部11を覆ってい
るので、磁性流体が外に漏洩しにくい。
【0021】図4に本発明の流体軸受装置をハードディ
スクドライブ(HDD)用のスピンドルモータに適用し
た実施例を示す。このスピンドルモータは、固定軸21
の周りを回転体が回転する磁性流体軸受装置を備えてい
る。即ち、このスピンドルモータは、固定軸21と、こ
の固定軸21に圧入固定された環状の磁石22と、この
磁石22の両端面に接して固定軸21に圧入固定された
1対の環状の軸受23,23と、この1対の軸受23,
23の外周面に摺動可能に配置されたスリーブ24と、
軸受23,23とスリーブ24との間に潤滑流体として
介在する磁性流体25と、このスリーブ24の外周に圧
入固定されたハブ26と、回転軸1とスリーブ24側と
の間に設けられた第1の磁気シール27および第2の磁
気シール28と、この第2の磁気シール28の上面に対
向して固定軸21に固定されハブ26およびスリーブ2
4の抜け止めをする抜け止め部材29と、モータ取付け
用のフレーム30と、このフレーム30に固定されてス
リーブ24の外周に配置された流体漏れ防止部材1と、
フレーム30上に設けられた環状の磁石31と、この磁
石31とスリーブ24の両方の端面に接してフレーム3
0に設けられた環状の磁性体32と、フレーム30に固
定されたステータコイル33と、ハブ26の内周に設け
られたロータマグネット34とを備えている。
スクドライブ(HDD)用のスピンドルモータに適用し
た実施例を示す。このスピンドルモータは、固定軸21
の周りを回転体が回転する磁性流体軸受装置を備えてい
る。即ち、このスピンドルモータは、固定軸21と、こ
の固定軸21に圧入固定された環状の磁石22と、この
磁石22の両端面に接して固定軸21に圧入固定された
1対の環状の軸受23,23と、この1対の軸受23,
23の外周面に摺動可能に配置されたスリーブ24と、
軸受23,23とスリーブ24との間に潤滑流体として
介在する磁性流体25と、このスリーブ24の外周に圧
入固定されたハブ26と、回転軸1とスリーブ24側と
の間に設けられた第1の磁気シール27および第2の磁
気シール28と、この第2の磁気シール28の上面に対
向して固定軸21に固定されハブ26およびスリーブ2
4の抜け止めをする抜け止め部材29と、モータ取付け
用のフレーム30と、このフレーム30に固定されてス
リーブ24の外周に配置された流体漏れ防止部材1と、
フレーム30上に設けられた環状の磁石31と、この磁
石31とスリーブ24の両方の端面に接してフレーム3
0に設けられた環状の磁性体32と、フレーム30に固
定されたステータコイル33と、ハブ26の内周に設け
られたロータマグネット34とを備えている。
【0022】ここで、スリーブ24が回転部材に相当
し、そのスリーブ24の外周に流体漏れ防止部材1が配
置されている。流体漏れ防止部材1は、図1のものと同
様に流体防止弁5および筒部6から構成されている。磁
性体32は、スリーブ24をスラスト方向に支持するス
ラスト受け部として設けられている。
し、そのスリーブ24の外周に流体漏れ防止部材1が配
置されている。流体漏れ防止部材1は、図1のものと同
様に流体防止弁5および筒部6から構成されている。磁
性体32は、スリーブ24をスラスト方向に支持するス
ラスト受け部として設けられている。
【0023】スリーブ24は、その組込み完了状態にお
いて流体防止弁5の内部に入る部分を大径部11として
形成され、固定軸21と流体漏れ防止部材1とフレーム
30とにより囲まれた閉鎖空間内にスリーブ24を挿入
する際に流体防止弁5を撓ませるように形成されてい
る。
いて流体防止弁5の内部に入る部分を大径部11として
形成され、固定軸21と流体漏れ防止部材1とフレーム
30とにより囲まれた閉鎖空間内にスリーブ24を挿入
する際に流体防止弁5を撓ませるように形成されてい
る。
【0024】フレーム30に抜き穴13が形成されてい
る。一方、スリーブ24の内周面下端には環状の栓部材
14が設けられ、スリーブ24を完全に組込んだ状態で
栓部材14によって抜き穴13を閉塞するように構成さ
れている。
る。一方、スリーブ24の内周面下端には環状の栓部材
14が設けられ、スリーブ24を完全に組込んだ状態で
栓部材14によって抜き穴13を閉塞するように構成さ
れている。
【0025】磁性流体25は、基油に強磁性微粒子が分
散されてなる。磁石22は軸方向に着磁され、軸受2
3,23およびスリーブ24は透磁性材料からなり、固
定軸21は非磁性材料からなる。したがって、磁石22
→開放端側の軸受23→スリーブ24→閉鎖端側の軸受
23→磁石22と磁束が流れて閉磁路が形成され、軸受
23,23の外周面とスリーブ24の内周面との間に磁
性流体が吸着保持される。
散されてなる。磁石22は軸方向に着磁され、軸受2
3,23およびスリーブ24は透磁性材料からなり、固
定軸21は非磁性材料からなる。したがって、磁石22
→開放端側の軸受23→スリーブ24→閉鎖端側の軸受
23→磁石22と磁束が流れて閉磁路が形成され、軸受
23,23の外周面とスリーブ24の内周面との間に磁
性流体が吸着保持される。
【0026】第1の磁気シール27は、開放端側の軸受
23の端面に接して固定軸21に圧入固定され軸方向に
着磁された環状の磁石37と、この磁石37の端面に接
して固定軸21に圧入固定された環状の磁極片38と、
この磁極片38に近接してスリーブ24に設けられた環
状の磁極片39とを備えている。本実施例では、磁石3
7の両磁極端面にそれぞれ設けられる1対の磁極片の一
方を開放端側の軸受23が兼用している。したがって、
磁極片38と磁極片39との間に磁性流体が吸着保持さ
れて磁性流体を密封する。
23の端面に接して固定軸21に圧入固定され軸方向に
着磁された環状の磁石37と、この磁石37の端面に接
して固定軸21に圧入固定された環状の磁極片38と、
この磁極片38に近接してスリーブ24に設けられた環
状の磁極片39とを備えている。本実施例では、磁石3
7の両磁極端面にそれぞれ設けられる1対の磁極片の一
方を開放端側の軸受23が兼用している。したがって、
磁極片38と磁極片39との間に磁性流体が吸着保持さ
れて磁性流体を密封する。
【0027】第2の磁気シール28は、ハブ26の内周
面に圧入固定され軸方向に着磁された環状の磁石40
と、この磁石40の両磁極端面に接してハブ26の内周
面に圧入固定された1対の環状の磁極片41,41とを
備えている。したがって、1対の磁極片41,41が固
定軸21の外周部に磁性流体を吸着保持して磁性流体を
密封する。
面に圧入固定され軸方向に着磁された環状の磁石40
と、この磁石40の両磁極端面に接してハブ26の内周
面に圧入固定された1対の環状の磁極片41,41とを
備えている。したがって、1対の磁極片41,41が固
定軸21の外周部に磁性流体を吸着保持して磁性流体を
密封する。
【0028】磁石31は、磁性体32を介してスリーブ
24をフレーム30に対して吸着保持させるように設け
られている。
24をフレーム30に対して吸着保持させるように設け
られている。
【0029】上記のように構成されたスピンドルモータ
は次のように組み付けられる。まず、フレーム30にス
テータコイル33および流体漏れ防止部材1等を固定
し、固定軸21に磁石22や軸受23,23等を固定し
たものを上下逆さにして、流体防止弁5にスリーブ24
の先を押し込み閉塞する。その後、流体漏れ防止部材1
とフレーム30と固定軸21とにより囲まれた空間に磁
性流体を適量注入する。
は次のように組み付けられる。まず、フレーム30にス
テータコイル33および流体漏れ防止部材1等を固定
し、固定軸21に磁石22や軸受23,23等を固定し
たものを上下逆さにして、流体防止弁5にスリーブ24
の先を押し込み閉塞する。その後、流体漏れ防止部材1
とフレーム30と固定軸21とにより囲まれた空間に磁
性流体を適量注入する。
【0030】続いて、スリーブ24を液体漏れ防止部材
1の奥に挿入していき、流体漏れ防止部材1の中の空気
を磁性流体の一部と共に抜き穴13から外部に逃がす。
1の奥に挿入していき、流体漏れ防止部材1の中の空気
を磁性流体の一部と共に抜き穴13から外部に逃がす。
【0031】続いて、軸受装置を上下元に戻して、スリ
ーブ24の先端がフレーム30に当たるまで押し込む。
ーブ24の先端がフレーム30に当たるまで押し込む。
【0032】なお、上述の実施例は本発明の好適な実施
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述した実施例では流体漏れ防止部材1の
全体がゴム等の弾性体から形成されているが、少なくと
も流体漏れ防止弁5の部分だけが弾性体から形成されて
いればよい。
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述した実施例では流体漏れ防止部材1の
全体がゴム等の弾性体から形成されているが、少なくと
も流体漏れ防止弁5の部分だけが弾性体から形成されて
いればよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ
は、回転部材の外周に弾性体からなる環状の流体防止弁
を形成された流体漏れ防止部材が配置され、回転部材を
流体漏れ防止部材の中に組込む際、流体防止弁が回転部
材の外周に密着して流体漏れ防止部材の中の潤滑流体を
密封するので、回転部材を組込む際に潤滑流体が流出す
ることがなく、軸受装置の潤滑流体が不足することがな
くなる。特に、スピンドルモータでは、潤滑流体がステ
ータコイルに付着することがないので、塵埃付着による
放熱障害や潤滑流体の蒸発による機器類への悪影響を免
れることができる。
の流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ
は、回転部材の外周に弾性体からなる環状の流体防止弁
を形成された流体漏れ防止部材が配置され、回転部材を
流体漏れ防止部材の中に組込む際、流体防止弁が回転部
材の外周に密着して流体漏れ防止部材の中の潤滑流体を
密封するので、回転部材を組込む際に潤滑流体が流出す
ることがなく、軸受装置の潤滑流体が不足することがな
くなる。特に、スピンドルモータでは、潤滑流体がステ
ータコイルに付着することがないので、塵埃付着による
放熱障害や潤滑流体の蒸発による機器類への悪影響を免
れることができる。
【0034】また、流体漏れ防止部材が円筒状に形成さ
れ、回転部材が回転部材を支持するスラスト受け部の近
傍で流体防止弁の内径よりも大きな径に形成されている
場合には、回転部材の大径部と液体漏れ防止部材の筒部
の内周面との間の間隙が狭く且つ流体防止弁が大径部を
覆うので、潤滑流体が漏洩しにくい。
れ、回転部材が回転部材を支持するスラスト受け部の近
傍で流体防止弁の内径よりも大きな径に形成されている
場合には、回転部材の大径部と液体漏れ防止部材の筒部
の内周面との間の間隙が狭く且つ流体防止弁が大径部を
覆うので、潤滑流体が漏洩しにくい。
【図1】本発明の流体軸受装置の一実施例の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の流体軸受装置に使用した流体漏れ防止部
材の縦断面図である。
材の縦断面図である。
【図3】図1の流体軸受装置の組付け方法を示す工程図
であり、(A)は回転軸により流体漏れ防止部材を閉塞
した工程図、(B)は回転軸を押し込んでいく工程図で
ある。
であり、(A)は回転軸により流体漏れ防止部材を閉塞
した工程図、(B)は回転軸を押し込んでいく工程図で
ある。
【図4】本発明を適用したハードディスクドライブ(H
DD)用スピンドルモータの実施例の縦断面図である。
DD)用スピンドルモータの実施例の縦断面図である。
【図5】従来の流体軸受装置を備えたスピンドルモータ
の組付け方法を示す工程図であり、(A)は回転軸を挿
入する前の工程図、(B)は回転軸を挿入する時の工程
図である。
の組付け方法を示す工程図であり、(A)は回転軸を挿
入する前の工程図、(B)は回転軸を挿入する時の工程
図である。
1 流体漏れ防止部材 2 スラスト受け板(スラスト受け部) 3 潤滑油(潤滑流体) 4 回転軸(回転部材) 5 流体防止弁 6 筒部 11 大径部 24 スリーブ(回転部材) 25 磁性流体(潤滑流体) 33 ステータコイル
Claims (3)
- 【請求項1】 固定部材と該固定部材の周面に摺動する
回転部材との間に潤滑流体を介在させてなる流体軸受装
置において、前記回転部材の外周に弾性体からなる環状
の流体防止弁を形成された流体漏れ防止部材が配置され
ていることを特徴とする流体軸受装置。 - 【請求項2】 前記流体漏れ防止部材は円筒状に形成さ
れ、前記回転部材は回転部材をスラスト方向に支持する
スラスト受け部の近傍で前記流体防止弁の内径よりも大
きな径に形成されていることを特徴とする請求項1記載
の流体軸受装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の流体軸受装置を
備えたことを特徴とするスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19095893A JPH0731096A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19095893A JPH0731096A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731096A true JPH0731096A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16266510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19095893A Pending JPH0731096A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 流体軸受装置およびこれを用いたスピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731096A (ja) |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP19095893A patent/JPH0731096A/ja active Pending
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