JPH07311475A - 磁性トナー及び電子写真方法 - Google Patents

磁性トナー及び電子写真方法

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JPH07311475A
JPH07311475A JP6103727A JP10372794A JPH07311475A JP H07311475 A JPH07311475 A JP H07311475A JP 6103727 A JP6103727 A JP 6103727A JP 10372794 A JP10372794 A JP 10372794A JP H07311475 A JPH07311475 A JP H07311475A
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JP
Japan
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toner
magnetic toner
fine particles
magnetic
weight
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Application number
JP6103727A
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English (en)
Inventor
Noriaki Hirota
典昭 廣田
Yasuhito Yuasa
安仁 湯浅
Akinori Toyoda
昭則 豊田
Hideki Tatematsu
英樹 立松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で高性能な現像法を有する電子写真方法
で、高画質でフィルミングの発生が抑えられる磁性トナ
ー及び電子写真方法を提供することを目的とする。 【構成】 固定された磁石を内部に有する感光体ドラム
を用い、静電潜像を形成した後、電極ローラで非画像部
のトナーを回収する現像法の電子写真方法において、シ
リコーンオイルで処理された負帯電性疎水性シリカ微粉
末と、平均粒径、真比重と比表面積を特定した無機微粒
子を有する磁性トナーを用いる構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタやファ
クシミリに用いられる磁性トナー及び電子写真方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機やプリンターでは
次のプロセスによって印字が行われている。先ず、画像
形成のために静電潜像保持体(以下、感光体と称す)を
帯電する。帯電方法としては、従来から用いられている
コロナ帯電器を使用するもの、また、近年ではオゾン発
生量の低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧し
た接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯電
する手段が実用化されている。感光体を帯電した後、複
写機であれば、複写原稿に光を照射して反射光をレンズ
系を通じて感光体に照射する。また、プリンターであれ
ば露光光源としての発光ダイオードやレーザーダイオー
ドに画像信号を送り、光のON−OFFによって感光体
に潜像を形成する。感光体に潜像(表面電位の高低)が
形成されると、感光体は、予め帯電された着色粉体であ
るであるトナー(直径が5μm〜15μm程度)によっ
て顕像化される。トナーは感光体の表面電位の高低に従
って感光体表面に付着し、その後、複写用紙に電気的に
転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電して
おり複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の電荷
を付与して電気的に吸引する。転写時には感光体上の全
てのトナーが複写用紙に移るのではなく、一部は感光体
上に残留する。この残留トナーはクリーニング部でクリ
ーニングブレード等で掻き落とされ廃トナーとなる。
【0003】従来、電子写真方法での静電潜像を顕像化
する現像方法として、カスケード現像法、タッチダウン
現像法、ジャンピング現像法等が知られている。そのな
かで、感光体に直接現像剤を振りかける現像法として米
国特許3105770に示されるカスケード現像が知ら
れている。カスケード現像法は、電子写真方法初の実用
複写機に用いられた現像法である。また現像ローラに交
流バイアスを印加し、一成分トナーを飛翔させ現像する
方法として米国特許3866574がある。この発明で
は現像ローラに印加する交流バイアスはトナーの動きを
活性化する目的に用いられ、トナーは画像部には飛翔
し、非画像部では途中で舞い戻ると説明されている。
【0004】さらに、この交流バイアスを印加する技術
を改良したものとして、特公昭63ー42256号公報
に示されたジャンピング現像がある。このジャンピング
現像法では、トナーをトナー担持体に担持させ、トナー
担持体上に担持体と微小な間隙を空けて剛性体または弾
性体の規制ブレードを設置する。そして、その規制ブレ
ードによりトナーを薄層に規制して現像部まで運び、そ
こで交流バイアスにより感光体の画像部にトナーを付着
させる。この特公昭63ー42256号公報の技術思想
は、画像部及び非画像部においてトナーが往復運動する
という点で前述の米国特許3866574と異なるもの
である。
【0005】周知のように、これらの現像法に使用され
る静電荷現像用のトナ−は、一般的に樹脂成分、顔料ま
たは染料からなる着色成分及び可塑剤や電荷制御剤等の
添加成分によって構成されている。樹脂成分には、天然
または合成樹脂が単独あるいは適時混合して使用され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、印字を繰り返している内に、トナーが感光体表面に
固着する、いわゆるトナーフィルミング現象が生じる場
合がある。これは、外添剤として添加されているシリカ
が感光体表面に付着すると、除去されにくく、それがト
リガとなり、その部分にトナーが固着し始めるために起
こるものと考えられる。感光体表面にトナーが固着する
と、画像パターンに応じて露光する際に光が遮断され、
静電潜像が形成されず、反転現像においては白抜けとな
り画像欠陥となる。
【0007】また、感光体表面のフィルミング防止のた
めに、感光体表面の研磨剤として真比重が小さいアルミ
ナやチタニア等の無機微粒子をトナー母体に添加する
と、フィルミング防止に対しては効果はあるものの、無
機微粒子自身凝集を起こし易く、感光体に付着し画像欠
陥となったり、感光体に傷をつけたりしてしまう。
【0008】また、現像法においては、この技術分野で
はよく知られていることであるが、カスケード現像法
は、ベタ画像再現を苦手としており、また、装置が大型
複雑化するという問題点を有していた。さらに、米国特
許3866574の現像器は、装置に高い精度が要求さ
れ、複雑で高いコストがかかるという課題を有してい
た。ジャンピング現像法は、トナー層を担持したトナー
担持体上に極めて均一な薄層を形成することが不可欠で
あった。また、この方法では、しばしばトナー担持体上
のトナー薄層に前画像の履歴が残り、画像に残像が現れ
る、いわゆるスリーブゴースト現像が発生した。さらに
装置が複雑でコストが高いという欠点もある。
【0009】そこで、発明者らは、現像の小型化、高性
能化を実現できる新たな電子写真方法(特開平5−72
890号公報)を提案した。この電子写真方法の現像法
は、固定磁石を内包した感光体と、感光体と所定の間隙
を設けて対向する磁石を有するトナー回収電極ローラ
(以下、電極ローラと称す)により非画像部の不要トナ
ーを除去する構成である。この現像法は、ベタ画像を忠
実に再現し、また、スリーブゴーストも発生せず、より
一層の装置の小型化、簡素化、低コスト化が可能になる
方式である。
【0010】しかし、この現像法を用いて高画質化や画
質の長期安定化を行うためには、より高性能化されたト
ナー特性が要求される。
【0011】これは、この現像法では、トナーを薄層に
規制する規制ブレードを用いていないので、トナーは層
規制されずに感光体と電極ローラとの狭ギャップの空間
である現像場に搬送される。そのため、トナーが摩擦帯
電して所望の電荷量を得るための場所と空間とが僅かし
かなく、従って、トナーは従来以上の高帯電特性と高流
動特性とを必要とする。従来のトナーとキャリアとの二
成分を用いる二成分現像法や、一成分の磁性トナーで現
像する一成分現像法において使用されているトナーの流
動性のレベルでは、ベタ黒画像部や中間調画像部にムラ
が生じたり、また、非画像部に地カブリが増加する。こ
うした現象は流動性の低いトナーに顕著に表れるが、こ
れは、流動性の低いトナーでは現像部材との接触確率が
低いために満足な摩擦帯電量が得られないこと、また、
トナー間で摩擦帯電性にばらつきが生じ、均一なトナー
帯電性が得られないこと等が原因している。
【0012】トナーの流動性は、トナー粒径が小さくな
る程低下する。トナーの流動性を高めるために、従来
は、流動性付与剤であるシリカ等の外添剤を添加する手
段が取られてきた(特公昭54−16219号公報)。
しかし、シリカ等の外添剤を添加すると、流動性は添加
量とともにある程度までは向上するが、外添剤の浮遊物
が増加し、このシリカがクリーニングブレードの押圧力
で感光体に打ち込まれて感光体に傷が発生する。その結
果、感光体にシリカやトナーが固着しやすくなり、前述
したトナーフィルミングが頻繁に発生する。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、前述したより一層の装置の小型化、簡素
化、低コスト化を可能とする現像法に適合して、高画像
濃度、低地カブリの高画質を長期にわたって実現する磁
性トナー及び電子写真方法を提供することを目的として
いる。
【0014】またトナーフィルミングの発生を防止でき
る磁性トナー及び電子写真方法を提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の磁性トナー及び電子写真方法は、以下のよ
うな構成である。
【0016】磁性トナー母体が少なくとも結着樹脂と、
磁性体粒子とから構成されている磁性トナーにおいて、
平均粒径0.1〜4μm、真比重が5.0〜8.5g/
cm3の無機微粒子と、窒素吸着によるBET比表面積
が50〜350m2/gでシリコーンオイルにより表面
処理された負帯電性疎水性シリカ微粒子からなる外添剤
が、磁性トナー母体の表面に添加されている磁性トナー
である。
【0017】さらに本発明は、磁性体粒子の添加量が、
磁性トナー母体重量の15〜70重量%である磁性トナ
ーである。
【0018】さらに本発明は、無機微粒子の添加量が磁
性トナー母体の100重量部に対して、0.1〜5.0
重量部である磁性トナーである。
【0019】さらに本発明は、負帯電性疎水性シリカ微
粒子の添加量が磁性トナー母体の100重量部に対し
て、0.1〜5.0重量部である磁性トナーである。
【0020】さらに本発明は、無機微粒子がチタン酸塩
微粒子またはジルコン酸塩微粒子である磁性トナーであ
る。
【0021】また、本発明は、固定磁石を内包し移動す
る静電潜像保持体と、トナーホッパーと、静電潜像保持
体の表面と所定の間隙を有した位置に内部に磁石を有す
るトナー回収電極ローラとを有し、静電潜像保持体に静
電潜像を形成した後、トナーホッパー内に位置する静電
潜像保持体の表面に磁性トナーを磁気的に吸引し、静電
潜像保持体の表面に磁性トナーを担持させ、静電潜像保
持体を移動させ、トナー回収電極ローラに対向させ、静
電潜像保持体の画像部にトナーを残し、非画像部のトナ
ーはトナー回収電極ローラで回収する構成の現像工程
と、静電潜像保持体上の可視像化した磁性トナーを静電
力で転写紙に移す転写工程と、転写工程時に一部静電潜
像保持体に残留する磁性トナーを静電潜像保持体から除
去するクリーニング工程とを、少なくとも有する電子写
真方法であって、磁性トナー母体が少なくとも結着樹脂
と、磁性体粒子とから構成されている磁性トナーにおい
て、平均粒径0.1〜4μm、真比重が5.0〜8.5
g/cm 3の無機微粒子と、窒素吸着によるBET比表
面積が50〜350m2/gでシリコーンオイルにより
表面処理された負帯電性疎水性シリカ微粒子からなる外
添剤が、磁性トナー母体の表面に添加されている磁性ト
ナーを用いる電子写真方法である。
【0022】さらに本発明は、磁性体粒子の添加量が、
磁性トナー母体重量の15〜70重量%である磁性トナ
ーを用いる電子写真方法である。
【0023】さらに本発明は、無機微粒子の添加量が磁
性トナー母体の100重量部に対して、0.1〜5.0
重量部である磁性トナーを用いる電子写真方法である。
【0024】さらに本発明は、負帯電性疎水性シリカ微
粒子の添加量が磁性トナー母体の100重量部に対し
て、0.1〜5.0重量部である磁性トナーを用いる電
子写真方法である。
【0025】さらに本発明は、無機微粒子がチタン酸塩
微粒子またはジルコン酸塩微粒子である磁性トナーを用
いる電子写真方法である。
【0026】
【作用】シリコーンオイルによって表面処理された負帯
電性疎水性シリカ微粒子は、表面に存在する親水性を有
するシラノール基が、完全に被覆され、表面にシロキサ
ン基が多数存在するようになる。そのため、負帯電性が
高く、トナーの帯電量を高める効果がある。そして、シ
リカ自体にも離型効果がある。しかし、シリコーンオイ
ルで表面処理したシリカ微粒子は、負帯電量が高い反
面、凝集性が強く、トナー母体との均一な混合が困難で
あった。本発明の無機微粒子は特定の粒径、比表面積、
真比重を持つため、シリカ微粒子と共に混合する際、シ
リカ凝集物をほぐす作用があり、均一に分散が行える。
【0027】このため、本発明の窒素吸着によるBET
比表面積が50〜350m2/gで、一般式(化1)で
示されるシリコーンオイルによって表面処理された負帯
電性疎水性シリカ微粒子と、無機微粒子とを添加したト
ナーは、シリカ凝集物がほぐされるため、トナー母体と
の均一混合が行える。よって、帯電量及び流動性が共に
高くなり、逆極性トナーの発生を極めて低く抑えること
ができ、高画像濃度で、文字周辺のトナーの飛び散りが
ない鮮明な画像を得ることができる。
【0028】
【化1】
【0029】このとき、重合度nは10〜100が好ま
しい。重合度nが10以下であると高い負帯電性が得ら
れにくい。また、重合度が100以上であると、表面処
理にムラが生じる。
【0030】また、無機微粒子が特定の粒径、比表面
積、真比重を持つため、無機微粒子自身が凝集を起こす
ことなく、トナー母体と均一に混合され、感光体表面
に、画像欠陥あるいはフィルミングのトリガとなるよう
な傷をつけることなしに、感光体表面に付着した異物
を、除去することが可能である。
【0031】無機微粒子の平均粒径が0.1μm以下で
あると、無機微粒子の凝集が発生するため、トナー母体
と均一に混合されず、トナーフィルミングが発生する。
また、無機微粒子の平均粒径が4μm以上であると、無
機微粒子によって、感光体に傷が発生する。
【0032】無機微粒子の真比重が5.0g/cm3
下であると、無機微粒子自身が凝集を起こし易く、トナ
ー母体と均一に混合されず、画像欠陥となったり、感光
体に傷が発生する。無機微粒子の真比重が8.5g/c
3以上であると、連続印字中にトナーホッパー内から
無機微粒子が選択的に消費され、初期はトナーフィルミ
ングは発生しないものの、長期にわたって安定した画像
を得ることができない。
【0033】負帯電性疎水性シリカ微粒子の、窒素吸着
によるBET比表面積が50m2/g以下であると、粒
径が大きくなり、高流動性が得られない。比表面積が3
50m2/g以上になるとシリカの凝集性が強くなり、
無機微粒子と混合しても凝集物が発生し、トナー母体に
対し均一に付着せず浮遊シリカが多くなり、トナーフィ
ルミングが発生する。
【0034】磁性トナーに配合する磁性体粒子の添加量
は、15〜70重量%が好ましい。添加量が15重量%
以下ではトナー飛散が増加し、70重量%以上ではトナ
ーの帯電量が低下し、画質の劣化を引き起こす。
【0035】無機微粒子の添加量は、磁性トナー母体の
100重量部に対して、0.1〜5.0重量部であるこ
とが好ましい。添加量が0.1重量部以下では研磨効果
が発揮されないため、感光体上にトナーフィルミングが
発生する。5.0重量部以上では、トナーの流動性が低
下し、画像濃度が低下し、画像にムラが発生する。
【0036】負帯電性疎水性シリカ微粒子の添加量は、
磁性トナー母体の100重量部に対して、0.1〜5.
0重量部であることが好ましい。0.1重量部以下で
は、トナーの流動性が低下し、画像濃度が低下し、画像
にムラが発生する。5.0重量部以上では、無機微粒子
を混合しても、感光体上にトナーフィルミングが発生す
る。
【0037】また、無機微粒子は、チタン酸塩微粒子ま
たはジルコン酸塩微粒子であることが好ましい。チタン
酸塩微粒子またはジルコン酸塩微粒子は、トナー母体と
混合した際に、極めて均一に分散し、無機微粒子自身の
凝集物の発生がなく、感光体に傷をつけることがない。
チタン酸塩微粒子またはジルコン酸塩微粒子が有する高
誘電特性や、表面形状が負帯電性疎水性シリカ微粒子と
の混合性に影響を与えているものと思われる。
【0038】この現像工程では、固定磁石を内包する感
光体に静電潜像を形成し、その上にトナーを振りかけ磁
気的に付着させ、その状態で電極ローラと対向する回収
部まで担持搬送し、電極ローラに交流バイアスを印加し
て、感光体上の非画像部トナーを静電力と磁力によって
除去している。
【0039】従って、本発明に提示した電子写真方法
は、カスケード現像法に、感光体内部に磁石を設置する
構成と、電極に交流電圧を印加する構成とを加えること
によって、より小型高性能化したものである。
【0040】この電子写真方法では、最初にトナーが感
光体に振りかけられたときに現像はほとんど終了してい
る。トナーをトナーホッパーから現像部まで担持し運ぶ
のは感光体であり、電極ローラ部は、静電潜像の非画像
部のトナーの回収と、トナーをトナー留め内で循環させ
る働きをしている。電極ローラはトナー層を担持しない
裸の面が感光体に対向する。電極ローラと感光体は逆方
向に回転しており、そのため、感光体と電極ローラが対
向する回収場に突発的な異物が混入したり、トナーが凝
集したとしても、逆回転のためすぐ除去できる構成であ
る。
【0041】また、本発明の電子写真方法は、構成がシ
ンプルになっている分、磁性トナーの帯電機会が少な
く、高帯電特性が得られにくい。トナーの電荷量が低下
すると感光体との鏡像力が弱くなり、感光体に付着した
トナーが磁力により除去され易くなって画像濃度が低く
なる。また、文字周辺のトナー飛びちりが多くなり、画
像の鮮明さが低下する。また、トナーの流動性が低い
と、地カブリが増加したり、ベタ黒画像、中間調画像部
にムラが発生する。また、従来の一成分現像方法と比較
して、現像時にトナーと感光体とが長く接触しているた
め、感光体表面に傷がつきやすく、感光体にトナーフィ
ルミングが発生し易い。しかし、前述した流動性及び帯
電量が高く、感光体上に付着した物質を速やかに研磨、
除去する磁性トナーを使用しているため、こうした点を
カバーすることができ、鮮明で高画像濃度かつ、低地カ
ブリな画像を長期にわたって得ることができる。
【0042】
【実施例】まず、本発明で実施する電子写真方法につい
て説明する。
【0043】図1には、本発明の電子写真方法を実施す
る装置の概略を示している。現像方式は、一成分現像方
式を用いている。この装置は、一方向に回転する感光体
1と、感光体1と同軸で固定された回転しない磁石2
と、感光体1をマイナスに帯電するコロナ帯電器3と、
感光体の帯電電位を制御するグリッド電極4とを備えて
おり、感光体1には信号光5が照射され潜像が形成され
る。
【0044】また、露光後の潜像を顕像化するための現
像装置として、感光体1表面に磁性一成分トナー7を供
給するトナーホッパー6と、感光体1とギャップを開け
て設定した非磁性電極ローラ8と、電極ローラ8の内部
に設置された固定され回転しない磁石9と、電極ローラ
8に電圧を印加する交流高圧電源10と、電極ローラ上
のトナーをかきおとすスクレーパ11とを具備し、電極
ローラ8により感光体1の非画像部に付着している余分
なトナーを回収する。なお、16はトナーホッパー6内
でのトナー7の流れをスムーズにし、またトナー7が自
重で押しつぶされ、感光体1と電極ローラ8との間での
つまりが発生するのを防止するためのダンパーである。
【0045】また、装置は、感光体1上のトナー像を転
写紙に転写するための転写用帯電器12と、転写した画
像を定着するための定着器(図示せず)と、感光体1に
付着した残留トナーをクリーニングブレードで掻き落と
すクリーニング部13とを備えている。
【0046】感光体1の表面には600Gsの磁束密度
の磁界が形成されている。電極ローラ8内部の磁力の方
を強くすることによりトナーの回収における搬送性を向
上させている。また、図中に示す磁石2の磁極角θは1
5度に設定している。感光体1の直径は30mmで、周
速60mm/sで図中の矢印の方向に回転させている。
電極ローラ8の直径は16mmで、周速40mm/sで
感光体の進行方向とは逆方向(図中の矢印方向)に回転
させている。感光体1と電極ローラ8とのギャップは3
00μmに設定している。
【0047】感光体1をコロナ帯電器3(印加電圧−
4.5kV、グリッド4の電圧−500V)で、ー50
0Vに帯電させ、この感光体1にレーザ光5を照射し静
電潜像を形成する。このとき感光体1の露光電位はー9
0Vである。この感光体1表面には、トナーホッパー6
に接して回転する過程で、トナー7が磁石2の磁力によ
り付着する。次に、感光体1は、電極ローラ8の前を通
過する。
【0048】感光体1の未帯電域の通過時には、電極ロ
ーラ8には交流高圧電源10により、0Vの直流電圧を
重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピーク 1.5
kV)の交流電圧(周波数1kHz)を印加し、また、
ー500Vに帯電し静電潜像が書き込まれた感光体1の
通過時には、電極ローラ8には交流高圧電源10によ
り、ー350Vの直流電圧を重畳した750V0-p(ピ
ーク・ツー・ピーク 1.5kV)の交流電圧(周波数
1kHz)を印加している。すると、感光体1の帯電部
分の非画像部に付着したトナーは電極ローラ8に回収さ
れ、感光体1上には画像部のみのネガポジ反転したトナ
ー像が残る。矢印方向に回転する電極ローラ8に付着し
たトナーは、スクレーパ11によって掻き取られ、再び
トナーホッパー6内に戻され、次の像形成に用いられ
る。
【0049】こうして感光体1上に得られたトナー像
は、コロナ転写12によって転写紙に転写された後、定
着器(図示せず)により熱定着され複写画像が得られ
る。
【0050】感光体上に残留したトナーは、クリーニン
グ部13でクリーニングブレード等で掻き落とされ廃ト
ナーとなる。
【0051】本発明では、磁性トナーとして絶縁性一成
分トナーを使用する。これは一成分トナーの場合には、
二成分現像で必要となるキャリアとトナーとの混合撹拌
機構やトナー濃度制御が不必要となり、装置の構成が簡
略化できるからである。
【0052】本発明の磁性トナーの結着樹脂には、スチ
レンと、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸
アルキルエステル等のビニル系単量体を重合または共重
合したビニル系重合体が使用できる。この結着樹脂を構
成する単量体のスチレンとしては、例えばスチレン、α
−メチルスチレン、P−クロルスチレン等のスチレン及
びその置換体があり、アクリル酸アルキルエステルとし
ては、例えばアクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸オクチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸
ヘキシルがあり、また、メタクリル酸アルキルエステル
としては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、メ
タクリル酸イソブチル、メタクリル酸ドデシル、メタク
リル酸ヘキシルなどの二重結合を有するモノカルボン酸
及びその置換体等がある。
【0053】この共重合体を用いるときは、スチレン系
成分を50〜95重量%含むことが好ましい。スチレン
の割合が50重量%未満であると、トナーの溶融特性が
劣り、トナーの定着性が不十分になるし、粉砕性が悪化
する。
【0054】これらの共重合体の製造には、塊状重合、
溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの公知の重合法が用
いられる。
【0055】また、結着樹脂には、このような主要成分
以外に、必要に応じて、ポリエステル系樹脂、エポキシ
系樹脂、ポリウレタン系樹脂等、他の公知の重合体ある
いは共重合体を使用することもできる。
【0056】磁性粉には、鉄、マンガン、ニッケル、コ
バルト等の金属粉末や鉄、マンガン、ニッケル、コバル
ト、亜鉛等のフェライト粉末等を用いる。粉末の平均粒
径は1μm以下、特に0.6μm以下であることが好ま
しい。
【0057】また本発明の磁性トナーには、必要に応じ
て着色や電荷制御の目的で、適当な顔料または染料が配
合される。この顔料または染料としては、カーボンブラ
ック、鉄黒、グラファイト、ニグロシン、アゾ染料の金
属錯体、フタロシアニンブルー、デュポンオイルレッ
ド、アニリンブルー、ベンジジンイエロー、ローズベン
ガルやこれら等の混合物を使用することができ、これら
を電荷量や着色に必要な量だけ配合する。
【0058】本発明の磁性トナーは、さらに、必要に応
じて、WAX等の離型剤や、有機材料の微粉末等の流動
性補助剤、帯電補助剤、クリーニング補助剤を含めるこ
とができる。
【0059】本発明の無機微粒子としては、研磨性を有
し、真比重が5.0〜8.5g/cm3の微粒子、例え
ば、チタン酸バリウムやチタン酸ストロンチウム、チタ
ン酸鉛、チタン酸カルシウム、チタン酸アルミニウム、
チタン酸マグネシウム等のチタン酸塩やジルコン酸バリ
ウムやジルコン酸ストロンチウム、ジルコン酸鉛等のジ
ルコン酸塩、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化亜
鉛、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化モリブデン、酸化
ランタン、酸化スズ、酸化タングステン、炭化ジルコニ
ウム、窒化チタン、窒化ジルコニウムなどの微粒子が使
用できる。なかでも、チタン酸バリウムやチタン酸スト
ロンチウム、チタン酸鉛、チタン酸カルシウム、チタン
酸アルミニウム、チタン酸マグネシウム等のチタン酸塩
やジルコン酸バリウムやジルコン酸ストロンチウム、ジ
ルコン酸鉛等のジルコン酸塩が好ましい。
【0060】チタン酸塩、ジルコン酸塩は、固相法で作
成される。また、湿式合成法、シュウ酸塩熱分解法、共
沈法にて作成してもよい。
【0061】固相法は、構成陽イオンの酸化物または塩
の混合物を焼成後、粉砕する方法である。チタン酸バリ
ウムの場合、BaCO3とTiO2を混合し、1050〜
1150℃で焼成することにより、BaTiO3微粒子
が得られる。ジルコン酸ストロンチウムは、SrCO3
とZrO2を混合、焼成することにより得られる。
【0062】本発明の磁性トナーには、シリコーンオイ
ルで表面処理された負帯電性の疎水性シリカ微粒子を添
加する。シリカ微粒子は、ケイ素酸ハロゲン化合物の蒸
気相酸化により生成されたシリカ微粒子が好ましい。例
えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における熱分解酸
化反応を利用するものである。(化2)に反応の一般式
を示す。
【0063】
【化2】
【0064】本発明に用いるシリカ微粒子を表面処理す
るシリコーンオイルは、ポリジメチルシリコーンオイ
ル、アルキル変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコ
ーンオイル等が好ましい。
【0065】表面処理方法は、ヘンシュルミキサー等の
混合機を用いて混合する方法、あるいはシリコーンオイ
ルを噴射する方法等の公知の技術が用いられる。
【0066】本発明の磁性トナーは以下の方法で製造さ
れる。トナーは混合、混練、粉砕、分級、外添処理され
製造される。また重合法等の他の方式も用いてもかまわ
ない。
【0067】混合処理は、結着樹脂と、磁性体粒子と、
その他必要に応じて添加された電荷制御剤、離型剤、顔
料等の内添剤とを撹拌羽根を具備したミキサー等により
均一分散する処理であり、公知の処理方法が用いられ
る。
【0068】実施例では、ヘンシュルミキサーFM−2
0B(三井三池化工機社製)で混合処理を行っている。
【0069】混練処理は、混合処理された材料を加熱し
て、せん断力により結着樹脂に内添剤を分散させるもの
で、この混練には、三本ロール型、一軸スクリュウー
型、二軸スクリュウー型、バンバリーミキサー型等の混
練物を加熱してせん断力をかけて練る公知の加熱混練機
を用いることが出来る。実施例では、二軸混練機PCM
−30(池貝鉄工社製)を用いて混合物を加熱混練して
いる。
【0070】次いで、混練処理によって得られた塊をカ
ッターミル等で粗粉砕した後、微粉砕する。この微粉砕
処理には、ジェットミル粉砕機等を使用する。更に気流
式分級機を用いて分級処理し、微粉粒子をカットして、
所望の粒度分布を得る。また、この微粉砕には、固定し
たステータと回転するローラとの微小な空隙にトナーを
投入して粉砕する機械式粉砕方式を使用することも可能
である。また、分級には、回転するロータの遠心力を利
用して分級する機械式分級方法を使用することもでき
る。実施例では、混練物をジェットミル粉砕機IDS−
2型(日本ニューマチック工業社製)で微粉砕し、次い
で微粉砕物を気流分級機DS−2型(日本ニューマチッ
ク工業社製)を用いて分級し、微粉をカットして、平均
粒径8μmのトナー粒子を得た。この段階で得られたも
のを完成品トナーと区別するために、トナー母体と呼ぶ
こととする。
【0071】外添処理は、トナー母体にシリカと無機微
粒子からなる外添剤を加え、公知のミキサー等により混
合する処理であり、実施例では、この混合にヘンシュル
ミキサーFM−20B(三井三池化工機社製)を用いて
行った。
【0072】実施例では、(表1)に示す材料組成のト
ナー母体に、(表2)に示す外添剤を加え、外添処理を
行って磁性トナーを製造し、その特性を測定した。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】なお、(表2)において、添加量は、トナ
ー母体の100重量部に対する各外添剤の重量部を表し
ている。ここで、比表面積は通常のBET測定法で測定
し、島津製作所製比表面積測定装置FlowSorb2
−2300を使用した。
【0076】トナー粒径は、製造された磁性トナーの平
均粒径であり、体積平均径を日科機(株)製コールタカ
ウンタTAー2を使用して測定し、体積分布の50%径
を平均粒径とした。
【0077】また、(表3)に(表2)の各磁性トナー
の物性値を示す。
【0078】
【表3】
【0079】なお、(表3)において、静かさ密度は、
磁性トナーの流動性を定義するものであり、この値が大
きいことは流動性が高いことを表している。静かさ密度
の測定は、ホソカワミクロン社製パウダーテスタPT−
E型を使用した。また、帯電量はブローオフ法で測定し
た。測定サンプルは、ノンコートフェライトキャリアに
対してトナー濃度が10%となるようにトを混合し、1
00mlのポリエチレンボトルに入れ、回転数60rp
mで10min間撹拌したものを使用した。
【0080】(表3)から、トナーA1、A2、A3
は、トナーB1に比較すると、流動性が高く、トナーB
2、B3に比較すると、帯電量、流動性の双方が高くな
っている。
【0081】次に、各種のトナーを用いて、図1に示し
た電子写真方法での複写を実施し、複写画像を評価し
た。そして、10000枚の長期複写テストを行い、複
写前後での画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定
し、評価を行なった。
【0082】(実施例1)トナーA1を用いた場合は、
初期の複写画像には横線の乱れやトナーの飛び散りなど
がなく、画像濃度1.4以上の高濃度のベタ黒画像が均
一に得られ、また濃度が1.4の16本/mmの画線を
も再現した極めて高解像度高画質の画像が得られた。非
画像部の地カブリは発生していない。
【0083】そして、10000枚の長期複写後におい
ても、感光体上にトナーフィルミングは発生せず、初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。
【0084】(実施例2)トナーA2で複写テストを行
った結果、トナーA1の場合と同様、良好な結果が得ら
れた。
【0085】(実施例3)トナーA3で複写テストを行
った結果、トナーA1の場合と同様、良好な結果が得ら
れた。
【0086】(比較例1)(表2)に示す磁性トナーB
1で複写テストを行った。その結果、感光体に傷が発生
し、画像に縦筋、白点が発生し、トナーの流動性も低い
ため画像濃度も低く、実用的な画像は得られなかった。
【0087】(比較例2)(表2)に示す磁性トナーB
2で複写テストを行った。その結果、トナー帯電量、流
動性ともに低く、地カブリが発生し、実用的な画像は得
られなかった。
【0088】(比較例3)(表2)に示す磁性トナーB
3で複写テストを行った。その結果、トナーフィルミン
グが数百枚程度から発生し、画像に縦筋が発生し、実用
的な画像は得られなかった。
【0089】(比較例4)無機微粒子の平均粒径を0.
08μmとした以外はトナーA1と同様の組成及び製造
条件でトナーを試作した。このトナーを用いて行った複
写テストでは、無機微粒子の凝集が発生し、トナーと均
一混合できず、トナーフィルミングが発生し、実用的な
特性は得られなかった。
【0090】(比較例5)無機微粒子の平均粒径を6.
0μmとした以外はトナーA1と同様の組成及び製造条
件でトナーを試作した。このトナーを用いて行った複写
テストでは、感光体に傷が発生し、実用的な特性は得ら
れなかった。
【0091】(比較例6)無機微粒子の添加量を磁性ト
ナー母体の100重量部に対して0.05重量部とした
以外はトナーA1と同様の組成及び製造条件でトナーを
試作した。このトナーを用いて行った複写テストでは、
トナーフィルミングが発生し、実用的な特性は得られな
かった。
【0092】(比較例7)無機微粒子の添加量を磁性ト
ナー母体の100重量部に対して8.0重量部とした以
外はトナーA1と同様の組成及び製造条件でトナーを試
作した。このトナーを用いて行った複写テストでは、ト
ナーの流動性が低下し、画像にムラが発生し、実用的な
特性は得られなかった。
【0093】(比較例8)シリカの比表面積を30m2
/gとした以外はトナーA1と同様の組成でトナーを試
作した。流動性が低く、実用的な画像は得られなかっ
た。
【0094】(比較例9)シリカの比表面積を380m
2/gとした以外はトナーA1と同様の組成でトナーを
試作した。浮遊シリカが多く、ベタ黒画像部にシリカの
白点が多く付着し、またトナーフィルミングも発生し実
用的な画像は得られなかった。
【0095】(比較例10)シリカの添加量を磁性トナ
ー母体の100重量部に対して0.05重量部とした以
外はトナーA1と同様の組成でトナーを試作した。流動
性が低く、実用的な画像は得られなかった。
【0096】(比較例11)シリカの添加量を磁性トナ
ー母体の100重量部に対して7.0重量部とした以外
はトナーA1と同様の組成でトナーを試作した。浮遊シ
リカが多く、ベタ黒画像部にシリカの白点が多く付着
し、またトナーフィルミングも発生し実用的な画像は得
られなかった。
【0097】(比較例12)磁性体の添加量を10重量
%とした以外はトナーA1と同様の組成でトナーを試作
した。トナー飛散が多く実用的な特性は得られなかっ
た。
【0098】(比較例13)磁性体の添加量を80重量
%とした以外はトナーA1と同様の組成でトナーを試作
した。帯電量が低く、地カブリが多く実用的な特性は得
られなかった。
【0099】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定磁石を内包
し移動する感光体と、感光体の表面と所定の間隙を有し
た位置に設置され、内部に磁石を有する電極ローラを有
する電極ローラからなる現像工程と、転写工程と、クリ
ーニング工程とを有する電子写真方法に用いる磁性トナ
ーであって、磁性トナー母体の表面に、平均粒径0.1
〜4μm、真比重が5.0〜8.5g/cm3の無機微
粒子と、窒素吸着によるBET比表面積が50〜350
2/gでシリコーンオイルにより表面処理された負帯
電性疎水性シリカ微粒子からなる外添剤が添加されてい
る磁性トナーを用いる。
【0100】それによりトナーの高流動性、高帯電特性
が得られ、高性能、小型、低コスト現像法において、高
濃度、低地カブリで、文字の中抜け、飛び散りが発生し
ない高画質の画像を実現できる。
【0101】また長期連続使用時に、感光体のトナーフ
ィルミングが発生せず、長寿命化が図られる磁性トナー
及び電子写真方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子写真方法が使用される
電子写真装置の主要部を示す断面図
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 感光体に内包された固定磁石 3 コロナ帯電器 4 グリッド電極 6 トナーホッパー 7 磁性トナー 8 電極ローラ 9 電極ローラ内部に設置された磁石 11 スクレーパ 12 転写用帯電器 13 クリーニング部 16 ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 507 C G03G 9/08 101 371 375 (72)発明者 立松 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性トナー母体が少なくとも結着樹脂と、
    磁性体粒子とから構成されている磁性トナーであって、 平均粒径0.1〜4μm、真比重が5.0〜8.5g/
    cm3の無機微粒子と、窒素吸着によるBET比表面積
    が50〜350m2/gでシリコーンオイルにより表面
    処理された負帯電性疎水性シリカ微粒子からなる外添剤
    が、前記磁性トナー母体の表面に添加されていることを
    特徴とする磁性トナー。
  2. 【請求項2】前記磁性体粒子の添加量が、磁性トナー母
    体重量の15〜70重量%であることを特徴とする請求
    項1記載の磁性トナー。
  3. 【請求項3】前記無機微粒子の添加量が磁性トナー母体
    の100重量部に対して、0.1〜5.0重量部である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性トナー。
  4. 【請求項4】前記負帯電性疎水性シリカ微粒子の添加量
    が磁性トナー母体の100重量部に対して、0.1〜
    5.0重量部であることを特徴とする請求項1記載の磁
    性トナー。
  5. 【請求項5】前記無機微粒子がチタン酸塩微粒子または
    ジルコン酸塩微粒子であることを特徴とする請求項1ま
    たは3記載の磁性トナー。
  6. 【請求項6】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
    と、トナーホッパーと、前記静電潜像保持体の表面と所
    定の間隙を有した位置に内部に磁石を有するトナー回収
    電極ローラとを有し、 前記静電潜像保持体に静電潜像を形成した後、前記トナ
    ーホッパー内に位置する前記静電潜像保持体の表面に磁
    性トナーを磁気的に吸引し、前記静電潜像保持体の表面
    に前記磁性トナーを担持させ、前記静電潜像保持体を移
    動させ、前記トナー回収電極ローラに対向させ、前記静
    電潜像保持体の画像部にトナーを残し、非画像部のトナ
    ーは前記トナー回収電極ローラで回収する構成の現像工
    程と、 前記静電潜像保持体上の可視像化した前記磁性トナーを
    静電力で転写紙に移す転写工程と、 前記転写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前
    記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリー
    ニング工程とを、少なくとも有する電子写真方法であっ
    て、 前記磁性トナー母体が少なくとも結着樹脂と、磁性体粒
    子とから構成されている磁性トナーにおいて、 平均粒径0.1〜4μm、真比重が5.0〜8.5g/
    cm3の無機微粒子と、窒素吸着によるBET比表面積
    が50〜350m2/gでシリコーンオイルにより表面
    処理された負帯電性疎水性シリカ微粒子からなる外添剤
    が、前記磁性トナー母体の表面に添加されている磁性ト
    ナーを用いることを特徴とする電子写真方法。
  7. 【請求項7】前記磁性体粒子の添加量が、磁性トナー母
    体重量の15〜70重量%である磁性トナーを用いるこ
    とを特徴とする請求項6記載の電子写真方法。
  8. 【請求項8】前記無機微粒子の添加量が磁性トナー母体
    の100重量部に対して、0.1〜5.0重量部である
    磁性トナーを用いることを特徴とする請求項6記載の電
    子写真方法。
  9. 【請求項9】前記負帯電性疎水性シリカ微粒子の添加量
    が磁性トナー母体の100重量部に対して、0.1〜
    5.0重量部である磁性トナーを用いることを特徴とす
    る請求項6記載の電子写真方法。
  10. 【請求項10】前記無機微粒子がチタン酸塩微粒子また
    はジルコン酸塩微粒子である磁性トナーを用いることを
    特徴とする請求項6または8記載の電子写真方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012123288A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Canon Inc トナー

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