JPH0731178U - 稚蟹稚蝦選別装置 - Google Patents

稚蟹稚蝦選別装置

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JPH0731178U
JPH0731178U JP6623893U JP6623893U JPH0731178U JP H0731178 U JPH0731178 U JP H0731178U JP 6623893 U JP6623893 U JP 6623893U JP 6623893 U JP6623893 U JP 6623893U JP H0731178 U JPH0731178 U JP H0731178U
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crab
crabs
fry
conveyor belt
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JP6623893U
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重秋 町野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 稚蟹や稚蝦の混在したちりめんの製品を、乾
燥状態で稚蟹や稚蝦を的確に分離除去し得る稚蟹稚蝦選
別装置を提供する。 【構成】 一定方向に回動可能に配置されたコンベアベ
ルト10の表面側にV字形(もしくはU字形)断面を有
する複数の整列溝20が前記回動方向に沿って並列に形
成されると共に、各整列溝20は稚蟹(または稚蝦、以
下同じ)が一列状に整列され得る大きさとされ、かつ各
整列溝20上には稚蟹の茹色である橙紅色のみを検知し
出力し得る感知カメラ24を配置し、さらにコンベアベ
ルト10の下流側端部上方には前記感知カメラ24の出
力に基づいて作動し得るエアー吹ノズル(エアー吹き手
段)26もしくは跳ねとばし装置を設け、コンベアベル
ト10上に供給されたちりめん中の稚蟹をコンベアベル
ト10のちりめん落下側端部の外側に吹きとばし或は跳
ねとばして、稚蟹を分離選別する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はちりめん中に混在する稚蟹または稚蝦を選別する装置に関するもので あり、特にちりめんの原料魚と一緒に煮熟されて橙紅色を呈する稚蟹または稚蝦 を乾燥状態で、ちりめんから選り分ける稚蟹稚蝦選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ちりめん原料魚の漁獲期内のある一時期には、ちりめん原料魚中におびただし い数の蟹の子すなわち稚蟹や、蝦の子すなわち稚蝦が混じることがあるが、従来 よりこのような場合には、実際上生の状態での選り分けが労力的にも時間的にも 困難であるため、やむを得ずそのまま製品にしてしまうか、或は煮熟後乾燥し、 いったん製品にした後、風によって選別する風力選別や、ちりめんの製品を水に 漬け浮力の差により選別する浮力選別等が行なわれている。浮力選別とは、ちり めんは水に漬けると吸水して重くなり沈むが、乾燥した稚蟹や稚蝦は容易に吸水 せず浮揚するという性質を利用したもので、この浮力の差により選別するもので ある。なお、混在する稚蟹や稚蝦が少量の場合には手で選り分けることが行なわ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、選別せずにおびただしい数の稚蟹や稚蝦が混じったままのちりめん は、見栄えが悪く商品価値が著しく低下するという問題点がある。一方、風力選 別は稚蟹や稚蝦の混在したちりめんを落下させつつ側方から風を送って選別する ものであり、正確に選別することができないという問題点がある。また、浮力選 別では、ちりめんを水に漬けるのでうま味成分が逃げ、商品の品質が低下する上 に、再度乾燥しなければならないので、加熱費や手間が余分に掛かり、生産コス トが高くなるという問題点がある。なお、おびただしい数の稚蟹や稚蝦を手で選 り分けることは、労力と作業時間の点で実現困難であることは前述の通りである 。 そこで、本願考案者は稚蟹や稚蝦を煮熟すると橙紅色となり、いわゆる茹蟹、 茹蝦の色を呈し、ちりめんとの色の差が明確になるので、従来より種々提案され ている色差による選別を着想したが、橙紅色のみを検出し、出力し得る検出手段 が存在せず、実現不可能であった。それで、本願考案者を含む研究者達は、鋭意 研究を続けているうちに橙紅色のみを検出し、出力し得る感知カメラの発明を完 成した。本考案はこのような事情を背景としてなされたものであり、本考案の目 的は風力を利用したり、ちりめんの製品を水に漬けたりせずに、ちりめん中に混 在する稚蟹や稚蝦を選別し得る稚蟹稚蝦選別装置を提供しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような目的を達成するためになされたものであり、本考案は下記 のように構成される。 A いわしの稚魚を煮熟し乾燥してなるちりめんの製品中に混在する稚蟹また は稚蝦を選別する装置であって、 一端側から供給されるちりめんの製品を他端側で落下させるように一定方向に 回動可能に設けられ、かつ表面側には選別対象である稚蟹または稚蝦の混在した ちりめんを列状に載置するための複数のV字形もしくはU字形の整列溝が回動方 向に沿って並列して形成され、しかも整列溝は稚蟹または稚蝦が一列状に整列し 得る大きさに構成されてなるコンベアベルトと、 前記コンベアベルトの各整列溝上に設置され、稚蟹または稚蝦の煮熟色である 橙紅色のみを検知し、出力し得る複数の感知カメラと、 前記コンベアベルトのちりめん落下側端部付近の各整列溝上に設置され、前記 感知カメラの出力に基づいて整列溝内の稚蟹または稚蝦をコンベアベルトのちり めん落下側端部の外側に、吹き飛ばすようにしたエアー吹き手段もしくは機械力 によってはね飛ばすようにしたはね飛ばし手段とを、備えた稚蟹稚蝦選別装置。 B 前記A項記載の稚蟹選別装置において、前記はね飛ばし手段は電磁ソレノ イドにより吸引可能とされたはね飛ばし部材が前記感知カメラの出力により作動 し、稚蟹または稚蝦をはね飛ばすようにされてなる稚蟹稚蝦選別装置。 本明細書において、「ちりめん」とはいわしの稚魚を煮熟後乾燥したものを意 味し、「稚蟹または稚蝦の煮熟色である橙紅色」とは稚蟹や稚蝦を煮熟もしくは 茹でた際に呈する赤みがかった色を意味するものであり、「稚蟹」とは卵からか えってから、体形がほぼ種の特徴を示すまでに生長した蟹を意味し、「稚蝦」と は卵からかえってから、体形がほぼ種の特徴を示すまでに生長した蝦を意味する ものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案を稚蟹の混在したちりめんに適用した実施例を図面に基づいて詳細 に説明する。 図1において、10はコンベアベルトであり、プーリ12、14により張設さ れると共に、電動機(図示省略)によって矢印方向に回動可能とされている。コ ンベアベルト10の上流側端部の上方には、選別対象である稚蟹の混在したちり めんを供給するためのホッパ16が配置されると共に、コンベアベルト10の下 流側端部の下方には、選別された稚蟹とちりめんとを混じり合わないように受け 取るための分離受樋18が配置され、それぞれ所定の容器(図示省略)内に導き 、収容するようにされている。 コンベアベルト10の表面側には、図2(イ)に示すようにV字型の断面を有 する複数の整列溝20がコンベアベルト10の回動方向に沿って並列した状態に 形成されている。整列溝20は稚蟹22が一列状に整列し得る程度の深さを有す ると共に、隣接する各整列溝20間の上端部には丸味をつけ、稚蟹やちりめんが その上に載った場合においても、そこに止まらず左右どちらかの整列溝20に落 下するようにされている。もっとも、上記上端部の幅を極く狭くして稚蟹やちり めんが、載らないようにしてもよい。
【0006】 各整列溝20の上方には、図1、図2に示すように煮熟した稚蟹の呈する色、 すなわち橙紅色のみ検知し、出力し得る感知カメラ24が配置されると共に、そ の下流側でコンベアベルト10の端部(ちりめん落下側端部)付近には各整列溝 20の上方にエアー吹ノズル26が配置され、感知カメラ24の出力に基づいて 圧力空気を噴出させ、稚蟹22をちりめんの落下点より外側に吹き飛ばし、ちり めんと分離した状態で分離受樋18内に落下するようにされている。すなわち、 図1に示すように感知カメラ24の出力は、増幅器等を含むコントローラ28に 入力され、圧力空気源であるエアータンク30に接続された電磁弁32を開き、 前記エアー吹ノズル26から圧力空気が吹き出すよすにされている。なお、電磁 弁32はエアー吹ノズル26と同じ数だけ配置され、各エアー吹ノズル26を個 々に作動できるようにされている。また、コントローラ28には、タイマその他 の遅延回路が設けられ、コンベアベルト10上の稚蟹22が感知カメラ24によ り検知されてから、エアー吹ノズル26下方の所定位置まで移動するに要する時 間を経過した後に圧力空気を噴出するように調節される。
【0007】 以上のように構成された実施例においては、ホッパ16内に入れられた稚蟹の 混在したちりめんは、コンベアベルト10上に載置され、コンベアベルト10と 共に下流側、すなわち矢印方向に移動し、その間に稚蟹とちりめんとは、それぞ れ各整列溝20内にはまり込むが、特に稚蟹は一つづつ一列状に整列される。ち りめんはコンベアベルト10の端部において下方に落下し、分離受樋18内に収 容されるが、稚蟹は前述のように感知カメラ24の下方を通過する際、感知カメ ラ24によって検知され、その出力に基づいて、エアー吹ノズル26からエアー が噴出し コンベアベルト10の端部より外方に吹き飛ばされ、分離受樋18内 に落下する。稚蟹とちりめんは、それぞれ分離受樋18内に設けられた仕切板3 2の外側と内側とに落下し、選別されることになる。
【0008】 図3は、上記実施例のエアー吹ノズル26に代えて、はね飛ばし装置34を設 けた他の実施例を示すものであり、変更を要しない部分は同一番号を付して詳し い説明は省略する。はね飛ばし装置34は、感知カメラ24の出力に基づいて、 同装置に内蔵された電磁ソレノイドに通電することによって、弾性を有するはね 飛ばし部材36を吸引し、その先端部で稚蟹をはね飛ばし、通電を止めればその 弾性により元に復帰するようにしたものである。上記実施例のような圧力空気源 を要しない利点がある。
【0009】 上記各実施例において、コンベアベルト10はV字形の整列溝に代えて、U字 形の整列溝を形成させてよい。要するに、ちりめんと稚蟹がはまり込み、かつ稚 蟹が一列状に整列し得るものならよい。 上記各実施例は、本考案をちりめんと稚蟹の混じり合ったものから稚蟹を選り 分けるようにした稚蟹選別用として適用した例であるが、ちりめんと稚蝦の混じ り合ったものから稚蝦を選り分けるようにした稚蝦選別用として適用する場合に は、基本的な構造は上記実施例と同じであるが、寸法的には一部異なる場合もあ る。例えば整列溝の深さや、エアー吹ノズルの先端位置、はね飛ばし部材の先端 位置等は必要に応じて稚蝦用に加減される。 以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等 限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様 で実施し得ることはもちろんである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。 本願考案者らによって初めて開発された、稚蟹や稚蝦を煮熟した際に呈する橙 紅色のみを検知し出力し得る感知カメラを使用することによって、ちりめんの製 品中に混在する稚蟹または稚蝦を乾燥状態で選別することができ、従来の浮力の 差による選別のようにちりめんを水に漬けて品質を低下させるようなことがなく 、また感知カメラの出力に基づき、稚蟹や稚蝦を一つずつ選り分けるので、風力 選別の場合より選別精度が向上する。 コンベアベルトの整列溝によって、選別対象である稚蟹または稚蝦とちりめん の混じり合ったものが列状に整列されるので、選別がしやすく、かつ選別洩れが なくなり、選別精度が向上する。また、整列溝は一定の幅を有するので、隣接す る各整列溝の溝底と溝底との間には必然的に一定の間隔を生ずることになり、複 数の感知カメラをコンベアベルトの回動方向に対して直角に、かつ各整列溝上に 配置することが容易となり、その結果、選別装置がコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を稚蟹選別用に適用した実施例を示す概
略構成図である。
【図2】(イ)、(ロ)は同実施例の部分拡大断面図と
使用状態を示す説明図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 コンベアベルト 20 整列溝 22 稚蟹 24 感知カメラ 26 エアー吹ノズル(エアー吹き手段) 34 はね飛ばし装置(はね飛ばし手段) 36 はね飛ばし部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いわしの稚魚を煮熟し乾燥してなるちり
    めんの製品中に混在する稚蟹または稚蝦を選別する装置
    であって、 一端側から供給されるちりめんの製品を他端側で落下さ
    せるように一定方向に回動可能に設けられ、かつ表面側
    には選別対象である稚蟹または稚蝦の混在したちりめん
    を列状に載置するための複数のV字形もしくはU字形の
    整列溝が回動方向に沿って並列して形成され、しかも整
    列溝は稚蟹または稚蝦が一列状に整列し得る大きさに構
    成されてなるコンベアベルトと、 前記コンベアベルトの各整列溝上に設置され、稚蟹また
    は稚蝦の煮熟色である橙紅色のみを検知し、出力し得る
    複数の感知カメラと、 前記コンベアベルトのちりめん落下側端部付近の各整列
    溝上に設置され、前記感知カメラの出力に基づいて整列
    溝内の稚蟹または稚蝦をコンベアベルトのちりめん落下
    側端部の外側に、吹き飛ばすようにしたエアー吹き手段
    もしくは機械力によってはね飛ばすようにしたはね飛ば
    し手段とを、備えた稚蟹稚蝦選別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の稚蟹稚蝦選別装置におい
    て、前記はね飛ばし手段は電磁ソレノイドにより吸引可
    能とされたはね飛ばし部材が前記感知カメラの出力によ
    り作動し、稚蟹または稚蝦をはね飛ばすようにされてな
    る稚蟹稚蝦選別装置。
JP6623893U 1993-11-16 1993-11-16 稚蟹稚蝦選別装置 Pending JPH0731178U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019195274A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 みえぎょれん販売株式会社 青のり(ヒトエグサ)の微細異物除去システムと、微細異物除去方法、並びにその方法で製造された青のり
CN116603775A (zh) * 2023-06-12 2023-08-18 浙江省农业科学院 一种融合多源数据特征的大闸蟹分拣系统及方法
CN117102078A (zh) * 2023-07-12 2023-11-24 福建理工大学 一种基于深度学习的虾干缺陷检测装置及方法
JP2024002029A (ja) * 2022-06-23 2024-01-11 コフロック株式会社 魚選別機

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