JPH07311A - 災害時用排便収納袋 - Google Patents

災害時用排便収納袋

Info

Publication number
JPH07311A
JPH07311A JP26979092A JP26979092A JPH07311A JP H07311 A JPH07311 A JP H07311A JP 26979092 A JP26979092 A JP 26979092A JP 26979092 A JP26979092 A JP 26979092A JP H07311 A JPH07311 A JP H07311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
defecation
storage bag
present
disaster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26979092A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Mori
厚 森
Masayuki Yoshida
雅幸 吉田
Hiroyasu Yamazaki
博恭 山崎
Makoto Samejima
誠 鮫島
Riyuuta Marumoto
柳太 丸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Funayama Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
Funayama Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd, Funayama Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP26979092A priority Critical patent/JPH07311A/ja
Publication of JPH07311A publication Critical patent/JPH07311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大災害発生時、広範囲の地域にわたり水洗便所
が使用出来ない様な環境において使用する排便収納袋を
提供する。 【構成】袋の内面又は外面の上周縁部に帯状の接着剤塗
布部を有し、ガス抜き糸を備え、袋の底に向かってテー
パーを有する形状をした袋で、袋内に吸収剤、固化剤、
防臭剤、及び殺菌剤からなる組成物(粉末、顆粒)を有
する。 【効果】非常時において、糞便の処理が簡単で、悪臭の
発生がなく、災害復旧までの一時保管、大量保管、輸送
することが出来、使用後に袋ごと焼却が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は災害時用排便収納袋に関
するものである。更に詳しくは、地震、大火災、暴風
雨、洪水、土砂崩れ等の大災害発生時において、広範囲
の地域にわたり、電気、ガス、水道等の諸設備が損壊
し、水洗便所が全く使用出来ない様な環境において、人
々が使用する排便収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大地震、大火災、暴風雨、土砂崩
れ等の大災害が発生し、広範囲の地域にわたり、電気、
ガス、水道等の諸設備が損壊し、これらの設備が利用不
能となった場合、普段使用している水洗便所が全く使用
出来ないため、用便は止むを得ず空き地で行ったり、工
事現場や、一時的な催し物会場等で使用されている様な
簡易な貯留便槽式便所を使用したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
の様に空き地に排便をした場合、環境衛生上、地中に埋
めねばならず、これを埋めるには極めて多人数の場合、
適当な用地の確保に限界があった。また、上記の様な簡
易な貯留便槽式便所の場合は容量が小さいため、使用頻
度が高いと処理能力が不足する問題があった。また、便
所に便が満杯になった時にはバキューム・カーによる排
出が必要となるが災害地へはバキューム・カーの乗り入
れが容易ではなかった。また、簡易便所の設置台数が多
くなると広い適当な設置場所が必要となる上、設備費が
高くなる等の問題があった。また、排便の機械的な処理
(乾燥、粉砕等)をするにも災害地では、動力源の確保
が困難であり、災害地での多人数の排便の焼却は、焼却
炉への運搬が衛生上問題があり、また、焼却炉の能力の
面よりも、困難であった。
【0004】一方、諸々の用途のために、数多くの、多
様な仮設トイレ、廃棄型トイレ、野外便器、簡易便器や
携帯用便器等が提案されている。しかし、これらの提案
を災害時に便所として使用した場合は、何らかの問題が
存在する。例えば、特開平3-242126号公報で提案の携帯
用組立トイレは不透明深底型袋状体を使用しており、こ
の袋状体は常時は小型の四角に折り畳み、小型化が出
来、携帯に便利であるが、災害時に用便に使用した後
は、何ら処理されておらず、衛生上、大量保管上好まし
くない。また、特開昭60-185528 号公報で提案の便器は
未使用時に折り畳まれていて、使用後密閉され、携帯や
保管が便利であり、かつ、吸収材に添加された凝固剤で
尿の流出を防ぎ衛生的であると提案されているが、糞尿
(または排便、糞便、屎尿)と凝固剤の接触が不十分
で、固化が完全でなく、袋内で動揺し運搬に都合が悪
く、また袋内の糞尿より増殖する微生物により、悪臭ガ
スの発生で袋が膨張したり、場合によっては、袋が破損
し、衛生上問題である。また、特開昭58-143729 号公報
で提案されている密閉可能な廃棄型便器は未使用時に折
り畳まれていて、使用時に箱型に出来る為携帯に便利で
あり、便器に殺菌剤を付着させており、密閉出来る為、
糞尿の微生物の殺菌が出来ると提案されているが、殺菌
剤の糞尿への接触は不十分であり、密封後のガス発生に
よる袋の膨張、破損等の問題や、糞尿の流動性による輸
送、保管の問題や便器自体が嵩張り、保管、輸送に問題
が存在する。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、かかる
状況にあって、問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、特殊な災害時用の排便収納袋を使用することによ
り、従来の問題点を一挙に解決出来ることを見出し本発
明を完成するに至った。即ち、本発明は袋の内面または
外面の上周縁部に帶状接着剤塗布部を有し,密封時のガ
ス抜き糸を備え、袋の底に向かってテーパーを有し、内
部に吸水剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤を有することを
特徴とする排便収納袋である。更に詳しくは、糞尿(ま
たは排便、屎尿、糞便)の処理が簡単で、糞尿の処理後
は悪臭の発生がなく、災害復旧時までの一時保管、大量
保管、輸送することが出来、使用後において袋ごと焼却
が可能な、使い捨ての排便収納袋である。
【0006】本発明における排便収納袋は液体、固形物
等を透過させないフィルムよりなる。フィルムの材質と
しては、フィルムに成形出来、フィルムにした場合、糞
尿をを透過させない樹脂が好適であり、この条件を満足
させる樹脂なら何でも使用可能である。具体的なフィル
ム材質の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ナイロン樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂等があるが、本発明の一つ
の目的である焼却を行なう場合に有害なガスの発生がな
いポリエチレンやポリプロピレンのフィルムが使用され
る。本発明における排便収納袋の寸法は何等制限はな
く、使用、携帯等に都合の良い寸法が採用される。一般
的には縦60〜90cm、横(袋の上部)60〜90cm、横
(袋の下部)20〜40cmである。
【0007】本発明における排便収納袋の形状は、例え
ば、図1の如く、袋の底に向けてテーパーを有する。こ
のテーパーにより落下した糞尿は、落下とともに底に存
在する吸収剤、固化剤、防水剤、殺菌剤の混合物と上下
が入れ代わり、その過程で糞尿はこれらの混合物の各成
分と良く混合し、本発明の所期の目的を達成することが
出来る。 このテーパーの程度は特に制限はないが、袋
の上部の断面積 100に対し、袋の下部の断面積は 5〜50
である。
【0008】本発明の袋の内面又は外面上周縁部には帯
状に接着剤又は粘着剤塗布部が設けられている(図
3)。この帯状の接着剤塗布部は普段は保護紙(剥離
紙)で覆われており、用便に使用後は、この保護紙を剥
がして接着のり面同士を密着させて、手で押圧すること
により袋を完全に密閉することが出来る。
【0009】本発明の袋の底部、側面部又は上部の任意
の場所にはガス抜き構造が設けられている。このガス抜
き構造は袋内の固化した糞尿等は通過し袋の外には出る
ことは出来ないが、袋内の温度が上昇等して、袋内が膨
張したり、ガスが発生し、袋内が陽圧になった場合はガ
スのみがこの構造を通過して袋外に放出され、袋の内圧
による破裂を防止することができる。
【0010】具体的なガス抜き構造の例としては、袋の
シール部の一部において、糸が袋の内より外に貫通した
糸構造のもの、特開昭62−287852号公報に見ら
れる如き重合わせたシートを接合する封止部に帯状の通
気孔を有する構造のもの、特開昭56−32239号公
報、特開昭56−32244号公報、特開昭57−15
3858号公報、特開昭60−57069号公報、特開
昭63−6279号公報、特開平1−275975号公
報に見られる如き袋の内外に通ずる通気孔に逆止弁を有
する構造の装置を袋の表面に取り付けたもの、特開昭6
4−65370号公報に見られる如き弁函と弁函に収容
されるダイヤフラム型弁体とからなる構造を有するもの
等、ガス抜き構造を有するものであれば特定の構造に限
定されない。
【0011】袋の底部、側面部又は上面部にはガス抜き
用糸を有する構造の場合においては、袋のシール部にお
いて、糸が袋の内から外に貫通している(図2)。この
構造を、袋内の固化した糞尿は通過し外に出ることはな
いが、袋内の温度が上昇し、袋が膨張したり、ガスが発
生し、袋内が陽圧になった場合はガスのみがこの糸構造
を通過して袋外に放出され、袋の圧力による破裂を防止
する。この糸構造の糸は紡糸された糸ならどんな方法で
製造されたものでも良く、糸の材質は天然繊維でも良い
し、合成繊維や半合成繊維でも良いが、製造時にフィル
ムをヒートシールする時のことを考慮し耐熱性のある繊
維素系の天然繊維が好ましい。糸の直径は0.01〜 2mmで
あり、好ましくは0.3 〜0.5 mmである。この糸構造の形
成方法は特に限定はなく、例えば、木綿糸を2枚の熱可
塑性樹脂フィルムに挟み、この熱可塑性樹脂フィルムを
融着することにより形成することが出来る。また、本発
明の排便収納袋には、後述する粉末を収納した後、保存
する為、簡易ファスナーを取りつけることが出来る(図
3、図6参照)。
【0012】本発明における排便収納袋内に入れられる
吸水剤は液状の糞尿中の水分を吸収し糞尿の流動性を減
じ、糞尿を入れた後の袋を大量に輸送、一時保管する場
合の袋の動揺を抑えるのに効果がある。本発明における
排便収納袋内に入れられる吸水剤の例としてはかんな
屑、おが屑、パルプスラッジ、パルプチップ、再生セル
ローズ、くず綿、樹皮粉、コルク粉、稲藁粉、麦藁粉、
トウモロコシ芯粉等であり、最終的に排便収納袋が焼却
処理されることを考慮して主として有機質の粉末が使用
される。
【0013】本発明における排便収納袋内に入れられる
固化剤は液状の糞尿の流動性を無くし、固化(ゲル化)
し、糞尿を入れた後の袋の揺動性をなくし、大量に輸
送、移動する場合の袋の動揺を抑え、運搬性、保管性を
高めるのに有効である。固化剤は水、糞尿等と反応また
は水を吸収し、固化(ゲル化)するものが選ばれる。
【0014】本発明における排便収納袋内に入れられる
固化剤の例としては、カルボキシメチルセルローズ、カ
ルボキシエチルセルローズ、メチルセルローズ、ヒドロ
キシエチルセルローズ、ヒドロキシプロピルセルロー
ズ、酢酸セルローズ、ニトロセルローズ、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエ
ーテル、ポリエチレンオキサイド、、ポリアクリル酸、
マレイン酸スチレン共重合体、アルギン酸ソーダ、アル
ギン酸プロピレン、ゼラチン、カゼイン、ザンタンガ
ム、カラギーナン、アラビアガム、グアーガム、コンニ
ャクマンナン、寒天、ペクチン、プルラン、ガラクトオ
リゴ糖、コンドロイチン、ヘミセルロース、ジェランガ
ム等の高分子が使用されるが、中でもカルボキシメチル
セルローズ好ましい。
【0015】本発明における排便収納袋内に入れられる
防臭剤は、糞尿の悪臭成分を化学的に分解除去し若しく
は、物理的に吸着または吸収し無臭化する。
【0016】本発明における袋内に入れられる防臭剤の
例としては、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、硫酸亜鉛、
硫酸アルミニウム、硫酸カリ、硫酸ナトリウム、硫酸マ
グネシウム、硫酸第1鉄、硫酸アンモニウム、含水けい
酸アルミニウム、シリカ−アルミナゲル吸着剤、ピロカ
テコール、ハイドロキノン、P−t−ブチルピロカテコ
ール、ピロガロール、ノナノール、 グルタールアルデ
ヒド、グリオキザール、酢酸、ヒドロキシ酢酸、グリコ
ール酸、ほう酸、アジピン酸、ピロリドンカルボン酸、
サリチル酸、L−アスコルビン酸、エリソルビン酸、2
−ケトングルタル酸、グルオキシル酸、タンニン酸、没
食子酸、グルコン酸、木酢酸、ポリラクトン、ウンデシ
レン酸亜鉛、みょうばん、サイクロデキストリン、カル
ボキシフタロシアニン系金属錯体、ヘキシルメルカプタ
ン、ロイコアントシアニジン、フラボノイド、植物成分
抽出物 、柑橘類の皮、活性炭、ゼオライト、モンモリ
ロナイト、珪藻土、けい酸塩、ニトロフミン酸などが挙
げられ、この中より1種乃至2種以上が使用される。
【0017】本発明における排便収納袋内に入れられる
殺菌剤は排泄後の糞尿中の細菌等の微生物類を滅殺する
こと、又は増殖を抑えることにより、糞尿を入れた後の
袋中の細菌等の微生物類が袋の一時保存中に糞尿の腐敗
分解により悪臭成分が発生するのを防止する。
【0018】本発明における排便収納袋内に入れられる
殺菌剤の例としては、2−フェノキシエタノール、オル
トベンジルパラクロロフェノール、塩化ベンザルコニウ
ム、安息香酸及びそれらの塩、デヒドロ酢酸及びそれら
の塩、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、プロピオン酸
カルシウム、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、ラウリルトリメチルアンモニウム、2,
4,5 トリクロルフェノキサイド、アルキルトリアミノエ
チルグリシン、5−ニトロ−2−フリルアクリルアミ
ド、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、2−ブロ
モ−2−ニトロプロパン−1、3−ジオール等がある。
これらのうち2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1、3
−ジオールは悪臭成分を中和するのに必要な薬剤量が少
なくて効果がある。
【0019】本発明における排便収納袋内に入れられる
吸水剤、固化剤、防臭剤、及び殺菌剤からなる組成物の
剤形は粉末状、顆粒状またはその混合物である。粉末剤
または顆粒剤は袋の中での流動性があり、糞便との混和
性が良く、固化、防臭、殺菌を効率良く行ない、また長
期保存に適しており、剤形として好適である。
【0020】本発明における排便収納袋内に入れられる
吸水剤、固化剤、防臭剤、及び殺菌剤からなる組成物の
量はおおよそ一回の排便量に対して、吸水、固化、防
臭、殺菌が充分に可能な量がそれぞれ入れられる。組成
物の配合については、各成分が多種にわたり、それぞれ
有効量が異なる為、特に制限出来ないが、概略では吸水
剤100 重量部に対し、固化剤 5〜100 重量部、防臭剤 1
〜50重量部、殺菌剤 0.1〜10重量部が好ましい。その
他、本発明の目的に反しない限り、増量剤、賦形剤、着
色剤、香料等を加えても良い。
【0021】本発明における吸水剤、固化剤、防臭剤、
及び殺菌剤からなる組成物の調製法は吸水剤、固化剤、
防臭剤及び殺菌剤をそれぞれ必要ならば粉砕し、または
顆粒化し、混合機、例えばナウタミキサーで混合すれば
良い。
【0022】なお、袋内での糞便の吸水剤、固化剤、防
臭剤及び殺菌剤との混合機能は、袋の底部に向けてテー
パーを備えることにより付与するが、この方法以外に袋
を幾何学的に複雑な構造を付与したり、邪魔板的な構造
を袋内に付与したりすることにより何らかの自然に混合
する様な構造にして混合機能を向上させることも可能で
ある。
【0023】本発明における排便収納袋は普段は折り畳
んだ状態で準備保管される。災害時等に排便収納袋を使
用する時は、折り畳んだ状態の袋を広げ、袋の上端を約
10cm残して大部分を図3のごとき簡易便器に入れ、その
上端を簡易便器の上端の外側へ折り返して、その上に簡
易便器の蓋(便座)をし、固定する。
【0024】本発明における排便収納袋は災害時等に上
記の様に、簡易便器と組合せて使用される。その簡易便
器の構造は使用する人間の体重に耐えるものであり、ま
た材質は使用後折り畳んで保管出来るものであり、繰り
返し使用出来るが、最終的には焼却することを考慮し可
燃性で燃焼時に有害なガスを発生しない材料である。通
常上記の条件を満たすものとして、紙製又はポリエチレ
レン製段ボール等が好適である。
【0025】簡易便器の形状は直方体、円筒形、角柱
形、半球形、角錐台やそれらの変形タイプである。中で
も、直方体や角柱形が折り畳み構造上都合が良く、簡便
である。簡易便座の大きさは災害に備えて保管する場
合、大量に保管する必要があり、折り畳み式であること
が好ましく、折り畳んだ場合は保管に場所を取らない板
状であり、災害時に組立てた場合には空間的に大きな場
所を取らない程度の大きさ、かつ使用にも都合の良い程
度の大きさが選ばれる。具体的には組立て後の形状が直
方体の場合、その寸法は縦20〜50cm、横20〜50cm、高さ
20〜50cm程度である。上記のごとく、具体的に簡易便器
の構造、材質、形状等を説明したが、本発明において
は、便器の構造、形状、材質等については何ら、これら
に拘わらない。本発明の排便収納袋を取り付け適用出来
る物であれば、どんな便器を使用しても差し支えない。
【0026】本発明における排便収納袋は本来大災害時
に備えて、準備保管され、大災害時に有効に使用される
が、大災害時以外で、使用しても何ら差し支えない。例
えば、レジャー用、キャンプ用、魚釣り用(殊に海釣り
用)、ドライブ用、ハイキング用、熱気球用、飛行船
用、レジャーフライト用、ヨットセーリング用、ボーイ
スカウト野外活動用、自衛隊の演習時用等にも使用する
ことができる。
【0027】
【実施例】本発明を実施例により、更に具体的に説明す
る。但し、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。なお、各例中、〔部〕は、特に断りの
ない限り、重量部を意味する。
【0028】(1)排便収納袋の作製 黒色の軟質ポリ塩化ビニル製の逆円錐型の袋(上周縁部
の直径: 446mm,高さ: 800mm、袋の厚さ: 0.1mm)を
用意し、この内面の上周縁部に沿って粘着剤を幅20mmの
帯状に塗布、乾燥し、その上に剥離紙を貼った。袋の底
部のシール部に、ガス抜き糸を通した。対比として、同
じく黒色の軟質ポリ塩化ビニル製の円柱型の袋(上周縁
部の寸法:1400mm,底部の寸法:1400mm,高さ: 800m
m、袋の厚さ: 0.1mm)を用意し、この袋の内面の上周
縁部に沿って粘着剤を幅20mmの帯状に塗布、乾燥し、そ
の上に剥離紙を貼って、比較試料とした。
【0029】(2)吸水剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤
の組成物の調製 上記(1)項で準備した袋にパルプチップ細片(直径 1
〜2mm )を 400g 、カルボキシメチルセルローズ粉 50
g 、2-ブロモ-2- ニトロプロパン-1、3- ジオール 5g ,
MgSO4 45g の混合粉末を収納した。また、これ以外に、
表1に示した配合で吸水剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤
の組成物を調製し、その混合粉末をそれぞれ同様の袋に
収納した(配合例1〜6)。対比として、上記(1)項
で準備した比較試料の袋にも、配合例1と同様の混合粉
末を同量収納した。
【0030】
【表1】
【0031】(3)簡易便器 耐水ボール紙製組立式簡易便器(組立て後は四角柱で、
縦寸法:350mm ,横寸法:350mm 、高さ寸法:380mm )
を組立て、これに上記(2)項で準備した混合粉末(配
合例1〜6)を収納した袋をそれぞれ取り付けた。対比
として、上記(2)項で準備した比較試料の袋も、上記
と同様に取り付けた。
【0032】(4)混合性試験 成人男子が上記(3)項で用意した簡易便器に排便した
後、約20分後に袋内を観察したところ、配合例1〜6
とも糞尿が袋の底に沈み、表面は混合粉末で覆われてい
ることを確認した。対比として、上記(2)項で準備し
た比較試料についても、同様に行ない、混合性を観察し
た。比較試料の場合は糞尿の表面は混合粉末で覆われて
いなかった。
【0033】(5)固化性試験 上記(4)項の混合性試験を終了した排便収納袋を簡易
便器より取り外し、袋内の空気を出来るだけ排除し、粘
着剤帯を互いに貼り合わせて袋を完全に密封した。配合
例1〜6の試料とも1時間後に、袋の外からの触感によ
り、袋の内容物は、固化し、袋を振盪しても、液状物の
存在は感じられなかった。なお、ガス抜き糸よりの液体
の漏出は配合例1〜6の試料ともなかった。
【0034】(6)ガス抜き試験 上記(5)項の固化性試験を終了した排便収納袋(配合
例1〜6)をそれぞれ90℃の湯に漬け、30分間そのまま
に放置した。その後、膨張した袋を平板の上に置き、両
手で押さえたところ、配合例1〜6のいずれの袋も、袋
内より空気がガス抜き糸より袋外に抜けた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排便収納袋の見取り図である。
【図2】本発明の排便収納袋に付けられたガス抜き糸の
見取り図である。
【図3】本発明の排便収納袋を取り付けた簡易便器及び
その蓋の見取り図である。
【図5】本発明の排便収納袋を取り付けた簡易便器の断
面図である。
【図6】本発明の排便収納袋を床上に置いた図及び2つ
に折り畳んだ見取り図である。
【符号の説明】
1──排便収納袋 2──粘着剤帯 3──簡易ファスナー 4──吸収剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤の組成物 5──ヒートシール部 6──ガス抜き糸 7──簡易便器 8──簡易便器の蓋(便座)
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月30日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排便収納袋の見取り図
【図2】本発明の排便収納袋に取り付けられたガス抜き
糸の見取り図
【図3】本発明の排便収納袋を取り付けた簡易便器及び
その蓋の見取り図
【図4】本発明の排便収納袋を取り付けた簡易便器及び
その蓋の見取り図
【図5】本発明の排便収納袋を取り付けた簡易便器の断
面図
【図6】本発明の排便収納袋を床上に置いた図及び二つ
に折り畳んだ見取り図
【符号の説明】 1−排便収納袋 2−粘着剤帯 3−簡易ファスナー 4−吸収剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤の組成物 5−ヒートシール部 6−ガス抜き糸 7−簡易便器 8−簡易便器の蓋(便座)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 博恭 千葉県市原市五井南海岸12−54 日本曹達 株式会社機能製品研究所内 (72)発明者 鮫島 誠 東京都千代田区大手町2−2−1 日本曹 達株式会社内 (72)発明者 丸本 柳太 東京都千代田区大手町2−2−1 日本曹 達株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋の内面または外面の上周縁部に帯状接着
    剤塗布部を有し、密封時のガス抜きのためのガス抜き構
    造を備え、袋の底に向かってテーパーを有する形状を有
    することを特徴とする災害時用排便収納袋。
  2. 【請求項2】吸水剤、固化剤、防臭剤及び殺菌剤からな
    る組成物を予め収納しており、排便に使用後、密閉し、
    袋中で、糞尿を固化、防臭、殺菌処理し、袋ごと保管、
    輸送、焼却廃棄することを特徴とする請求項1記載の災
    害時用排便収納袋。
JP26979092A 1992-07-14 1992-09-11 災害時用排便収納袋 Pending JPH07311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26979092A JPH07311A (ja) 1992-07-14 1992-09-11 災害時用排便収納袋

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20976792 1992-07-14
JP4-209767 1992-07-14
JP26979092A JPH07311A (ja) 1992-07-14 1992-09-11 災害時用排便収納袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07311A true JPH07311A (ja) 1995-01-06

Family

ID=26517645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26979092A Pending JPH07311A (ja) 1992-07-14 1992-09-11 災害時用排便収納袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07311A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153547A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Livedo Corporation 医療用パウチおよびドレープ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153547A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Livedo Corporation 医療用パウチおよびドレープ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2206305C2 (ru) Смываемый подгузник и способ его использования
US20030078552A1 (en) Odor-controlling disposal container
US8074605B2 (en) Odor control additive for animal litter
JPH06277163A (ja) 災害時用使い捨て排便袋
US8518003B2 (en) Sanitary waste disposal apparatus and method
ES2237888T3 (es) Bolsas para recogida de materia excretada por el cuerpo.
US4312085A (en) Sanitary waste disposal packets
JPH07311A (ja) 災害時用排便収納袋
JPH10118173A (ja) 排便処理剤
JPH06327585A (ja) 散布防臭型排便収納袋
JPH06254000A (ja) 排便収納袋
US20230337634A1 (en) Environmentally friendly animal waste bag
JP5016064B2 (ja) バッグの形態の使い捨てトイレ
JP2026032820A (ja) 固化剤、及び簡易・携帯トイレ
JPH0614955B2 (ja) 汚物処理用包装体
WO1991017741A1 (en) Waste and odor mitigation composition and substrate
JP2857819B2 (ja) 消臭剤
JP3224642U (ja) 非常用トイレキット
JP2001097501A (ja) 汚物収納袋
JP3008806U (ja) 臭い消し
JP3029012U (ja) 乾式トイレ
JPH1066866A (ja) 看護用排便処理剤
JP2005065506A (ja) 動物の排泄物処理材
JP2003053183A (ja) 排泄物等の液含有廃棄物吸収材又は病理廃棄物吸収材
JPH11366A (ja) 排便処理剤