JPH07312610A - 無線通信制御システム - Google Patents

無線通信制御システム

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JPH07312610A
JPH07312610A JP6128393A JP12839394A JPH07312610A JP H07312610 A JPH07312610 A JP H07312610A JP 6128393 A JP6128393 A JP 6128393A JP 12839394 A JP12839394 A JP 12839394A JP H07312610 A JPH07312610 A JP H07312610A
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JP
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node
transmission
wireless
radio wave
control system
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JP6128393A
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Inventor
Hiroshi Tomizawa
博志 冨澤
Kazuyoshi Suzuki
一義 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コンピュータ端末102は、相手側コンピュ
ータ端末101から無線リンク確立要求があった場合、
電波の受信強度を受信強度検出部1aが検出する。この
受信強度は、受信強度通知部2aによって、リンク確立
確認応答と共に相手側に通知される。相手側では、この
受信強度通知信号によって、無線送信出力制御部3が自
コンピュータ端末101の送信電波出力を制御する。 【効果】 コンピュータ端末の消費電力を抑え、かつ、
環境変化に柔軟に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線LAN等のネット
ワークのデータ通信における送信電波の出力制御を行う
無線通信制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(PC)
の小型化が進み、ノートブックPC等のポータブルコン
ピュータが普及している。そして、ポータブルPCの可
搬性という特性を生かしながらデータ通信を行う手段と
して、無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
が普及しつつある。このような無線LANのデータ通信
では既存の有線LANと異なり、データ通信に先立って
リンクを確立する必要がある。このリンク確立は無線を
メディアとするLAN特有の手順であり、反射や減衰等
の媒体特性が複雑であるためである。
【0003】一方、無線LANシステムにおいては、無
線電波出力の最大値は電波法により規定されており、コ
ンピュータ端末はその最大値を越える電力で電波を出力
することはできない。しかし、実際には無線LANの設
置される環境は複雑であることから、従来、一定の伝送
品質を確保するために、無条件にこの規制の最大値にて
電波を送信していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波の
送信出力を大きくすることは、コンピュータ端末の電力
消費が大きくなるということである。一方、ポータブル
コンピュータの可搬性を生かしながら、データ通信を可
能とすることが無線LANの大きな特徴である。従っ
て、このように電波の送信出力を無条件に大きくするこ
とは、コンピュータ内に備えられたバッテリに対する負
荷が大きく、コンピュータ端末の連続動作可能時間が短
くなってしまうという問題点があった。
【0005】また、予め、最大送信電波出力よりも小さ
い値にて電波を出力する場合、コンピュータ端末の移動
等の環境変化に対応できない恐れがあった。更に、バッ
テリ稼働ではなくACアダプタ等によりコンピュータ端
末にAC電源を供給した場合、そもそもの特性であるポ
ータブルコンピュータの可搬性が損なわれることになる
という問題点があった。
【0006】このような点から、ポータブルコンピュー
タの可搬性を損なうことなく、環境変化にも柔軟に対応
することのできる無線通信制御システムの実現が要望さ
れていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信制御シ
ステムは、前述の課題を解決するために、無線リンクの
確立要求を受ける側の無線リンク確立要求先ノードに
は、無線リンク確立要求元のノードから、無線リンク確
立要求を受けた場合、その電波の受信強度を検出する受
信強度検出部と、この受信強度検出部で検出した受信強
度を、無線リンク確立要求元ノードに通知するための受
信強度通知部を設ける。また、無線リンク確立要求元ノ
ードには、無線リンク確立要求先ノードからの受信強度
通知信号に基づき、自ノードの送信電波出力を制御する
無線送信出力制御部を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明の無線通信制御システムにおいては、無
線リンク確立要求先ノードは、無線リンク確立要求元ノ
ードから無線リンク確立要求があった場合、その無線リ
ンク確立要求の電波の受信強度を受信強度検出部が検出
する。そして、この受信強度は、受信強度通知部によっ
て、無線リンク確立要求元ノードに通知される。これに
より、無線リンク確立要求元ノードでは、無線リンク確
立要求先ノードからの受信強度通知信号によって、無線
送信出力制御部が無線リンク確立要求先への送信電波出
力を制御する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の無線通信制御システムの構成
図であるが、このシステムの説明に先立ち、本発明の無
線通信制御システムが適用される無線LANシステムの
説明を行う。
【0010】図2は、無線LANシステムの構成図であ
る。無線LANシステムにおいて、一つの周波数帯域で
通信可能な範囲はセルと呼ばれ、通常のビジネスオフィ
スにおいては、半径20m程度のエリアをカバーするこ
とが可能である。図中、100は、無線LANのマイク
ロセルであり、このマイクロセル100内に、網内のノ
ードとして4台のコンピュータ端末101〜104が設
けられているとする。これらコンピュータ端末101〜
104は、相互に無線LANにて通信可能なコンピュー
タ端末であり、本システム構成例においては、コンピュ
ータ端末101に対するコンピュータ端末102、10
3、104の距離は、各々2m、5m、40mであると
する。
【0011】二つのコンピュータ端末が通信を行う場
合、データ通信に先立って通信リンクを確立する。つま
り、送信元が送信相手に対して通信リンク確立要求(リ
クエスト)を送信し、通信可能である場合には送信相手
からの許可信号(ACK)を受信する。これにより、送
信元と送信相手の間にリンクが確立され、その後、実際
のデータ送受信が可能になる。
【0012】このリンク確立の手順の際に、本発明の実
施例1では、受信側のコンピュータ端末が送信元からの
リンク確立要求の受信電波強度をチェックし、その強度
を送信元に通知する。これにより、送信元では送信相手
に受信されている無線電波の受信強度を知ることができ
る。また、無線リンク確立要求を送信したコンピュータ
端末も無線リンク確立確認応答の受信強度を相手側に通
知することにより通信する相互のコンピュータ端末が、
自分の送信した電波の相手側での受信強度を認識するこ
とが可能になる。従って、受信電波感度が良好な場合に
は、送信電波出力を下げてデータ通信することにより、
電力消費を減らし、バッテリの寿命を長くすることがで
きる。
【0013】このような実施例1を図1を用いて以下に
説明する。 《実施例1》図1において、101、102は、上記図
2で示した無線LANシステムにおけるマイクロセル1
00内に設けられたコンピュータ端末を示している。そ
れぞれのコンピュータ端末101,102は、受信部
1、送信部2、無線送信出力制御部3、アンテナ4を備
えている。各々のコンピュータ端末101(102)の
受信部1は、無線電波を媒体としてデータ通信を行うコ
ンピュータ端末としての受信制御を行うモジュールで、
受信強度検出部1aを備えている。この受信強度検出部
1aは、相手側のコンピュータ端末102(101)か
ら、無線リンク確立要求か無線リンク確立確認応答のう
ちいずれか一方を受信した場合、その電波の受信強度を
検出する機能を有している。
【0014】また、送信部2は、無線電波を媒体として
データ通信を行うコンピュータ端末としての送信動作を
行うモジュールで、受信強度通知部2aを備えている。
この受信強度通知部2aは、受信強度検出部1aで検出
した受信強度を、相手側のコンピュータ端末102(1
01)に通知する機能を有するものである。更に、無線
送信出力制御部3は、受信強度検出部1aで検出された
受信強度に基づき、送信部2に対して送信電波出力の制
御信号を送出するものである。
【0015】次に、上記実施例1の動作について説明す
る。図3は、コンピュータ端末101とコンピュータ端
末102とが無線リンク確立時に受信強度を相互に通知
する動作シーケンスの説明図である。先ず、コンピュー
タ端末101はデータの送信に先立って、通信相手であ
るコンピュータ端末102に無線リンク確立要求を送信
する。コンピュータ端末102は、コンピュータ端末1
01からのリンク確立要求を受信部1が受信し、その要
求を解析すると共に、受信強度検出部1aが受信電波強
度をチェックする。その後、コンピュータ端末102
は、送信部2の受信強度通知部2aが、コンピュータ端
末101に対して、無線リンク確立確認応答と共に受信
電波強度データを送信する。
【0016】コンピュータ端末101は、そのデータを
受信部1が受信し、無線リンクが確立されたことを認識
する。更に、自分が送信した電波のコンピュータ端末1
02側での受信強度を認識できるので、無線送信出力制
御部3は、以降のデータ通信においてデータ伝送品質を
下げずに、可能なレベルまで送信電波出力を下げるよう
に送信部2に対して指示する。また、これと同時に、受
信部1の受信強度検出部1aは、相手側からの無線リン
ク確立確認応答の受信強度をチェックする。そして、受
信強度通知部2aが、その受信強度をコンピュータ端末
102に通知する。
【0017】コンピュータ端末102は、この受信強度
の通知を受けて、無線送信出力制御部3は、コンピュー
タ端末101側の動作と同様に、送信電波出力を下げる
よう送信部2に対して指示する。以上の動作により、そ
の後のデータ通信の際に伝送品質を下げずに送信電波出
力を下げて、電源の消費を節約することが可能になる。
【0018】更に、上記実施例1の無線通信制御システ
ムの具体例を説明する。図4は、その具体例の構成図で
ある。図は、1台のコンピュータ端末(ここではコンピ
ュータ端末102であるとする)の構成を示すもので、
アンテナ4、無線受信インタフェース5、無線送信出力
制御部9、A/Dコンバータ10、送信制御部11、無
線送信インタフェース12、受信制御部15からなる。
【0019】アンテナ4は、上記の図1と同様に、コン
ピュータ端末101との無線電波の送受信を行うための
ものである。無線受信インタフェース5は、受信側のイ
ンタフェースであり、フィルタ6、バッファアンプ7、
復調回路8から構成されている。フィルタ6は、アンテ
ナ4で受信した電波をフィルタリングするもので、バッ
ファアンプ7は、フィルタ6の出力を受けて、この受信
電波からその受信強度を検出する機能を有し、この受信
電波強度を無線送信出力制御部9に通知するものであ
る。また、復調回路8は、受信信号を復調する復調回路
であり、その復調した受信データは、図示省略したデー
タ処理のための内部回路に渡される。
【0020】無線送信出力制御部9は、バッファアンプ
7からの受信強度信号に基づき、無線送信出力を制御
し、その制御信号を無線送信インタフェース12に送出
する。A/Dコンバータ10は、受信強度のアナログ信
号をディジタル信号に変換して送信制御部11に出力す
る機能を有している。送信制御部11は、受信制御部1
5における受信データの解析結果(例えば、無線リンク
確立要求であるか否か等)と、A/Dコンバータ10か
らの受信強度信号とに基づき、送信するデータを生成し
て、このデータを無線送信インタフェース12に出力す
る。
【0021】無線送信インタフェース12は、送信側の
インタフェースであり、ドライバ13と変調回路14と
で構成されている。また、変調回路14は、送信制御部
11から出力される送信データを無線データに変調する
回路、ドライバ13は、変調回路14で変調されたデー
タをアンテナ4に送出するドライバであり、このドライ
バの出力は、無線送信出力制御部9の制御信号に基づい
て制御されるよう構成されている。また、受信制御部1
5は、上述したように、復調回路8の出力から、受信し
たデータの解析を行い、この解析結果等を送信制御部1
1に送出するよう構成されている。
【0022】次に、このような具体例のコンピュータ端
末102における無線リンク確立時の動作を説明する。
先ず、本図には示されていないコンピュータ端末101
からの無線リンク確立要求をアンテナ4が受信し、フィ
ルタ6に渡す。フィルタ6では受信した電波から無線L
ANシステムで使用する周波数を抽出し、バッファアン
プ7に渡す。バッファアンプ7では受信電波強度をチェ
ックし、チェックした受信電波強度を無線送信出力制御
部9に通知する。また、バッファアンプ7の出力は復調
回路8で復調されて、受信制御部15に渡され、ここで
受信したデータの解析が行われる。
【0023】受信制御部15は受信データが無線リンク
確立要求であることを認識すると、送信制御部11に対
して無線リンク確認応答を指示する。指示を受けた送信
制御部11は、無線リンク確立確認応答と、A/Dコン
バータ10から渡された受信強度を変調回路14に出力
する。変調回路14で無線データ変調されたデータはド
ライバ13に渡され、無線送信出力制御部9から指示さ
れている電波出力レベルに従ってアンテナ4から送信さ
れる。
【0024】一方、コンピュータ端末101も図示のコ
ンピュータ端末102と同様の構成を有しており、上述
のコンピュータ端末102の動作と同様に、無線リンク
確立確認応答と相手局受信強度を受信し、受信強度をチ
ェックし、相手側のコンピュータ端末102に対して受
信強度を通知する。また、相手側コンピュータ端末10
2での受信強度を認識する。
【0025】以上により、コンピュータ端末101,1
02とも、相手側コンピュータ端末での電波受信強度を
認識することができる。従って、相手側での無線受信強
度が良好な場合には、その後は電波出力を下げても一定
の伝送品質が確保できるものとの判断が可能であり、そ
の結果、送信電波出力を下げて電源負荷を低減すること
ができる。
【0026】また、コンピュータ端末間の距離が近い場
合でも、その間にパーティションや壁等の障害物がある
場合でも、本実施例では、最適な状態でデータ通信を行
うことができる。図5は、このような状態の説明図であ
る。図において、200は、無線LANシステムのマイ
クロセル、201〜204は、このマイクロセル200
内に位置している4台のコンピュータ端末である。そし
て、コンピュータ端末201とコンピュータ端末202
との間には、パーティション300が位置している。
【0027】このような状態では、パーティション30
0の形状や設置位置等によって、反射や減衰等の媒体特
性が複雑となるが、本実施例では、リンクを確立する場
合に、上述した、各々のコンピュータ端末201,20
2の送信電波出力を制御するため、コンピュータ端末2
01,202のバッテリ負荷を最小限に抑えながら、リ
ンク確立時に一定の伝送品質を得ることができる。
【0028】尚、上記実施例1では、コンピュータ端末
101,102等の2台のコンピュータ端末が各々送信
電波出力を制御するようにしたが、その制御を一方のみ
行うようにしてもよい。例えば、上述したコンピュータ
端末101はバッテリ駆動のポータブルコンピュータで
あるが、このコンピュータ端末101のデータを受ける
側のコンピュータ端末102は固定的に設置され、AC
電源による駆動の場合がある。これには、一方がポータ
ブルコンピュータ、他方がプリンタである場合のコード
レスプリンタバッファや、一方が携帯性を重視したハン
ディターミナル、他方がこれを受ける上位装置といった
システムでの場合が考えられる。
【0029】そして、このような場合は、無線リンク確
立要求元ノードをポータブルコンピュータ、無線リンク
確立要求先ノードをAC電源駆動のコンピュータ端末と
すると、AC電源駆動のコンピュータ端末に、ポータブ
ルコンピュータから、無線リンク確立要求を受けた場合
に、その電波の受信強度を検出する受信強度検出部と、
この受信強度検出部で検出した受信強度を、ポータブル
コンピュータに通知する受信強度通知部とを設ける。一
方、ポータブルコンピュータには、AC電源駆動のコン
ピュータ端末における受信強度通知部からの受信強度通
知信号に基づき、送信電波出力を制御する無線送信出力
制御部とを設ける。これによって、AC電源駆動のコン
ピュータ端末からの送信電波出力は、規制の最大値と
し、ポータブルコンピュータのみ、その送信電波出力を
制御することで、良好なデータ通信が行えると共に、環
境変化にも柔軟に対応することができる。
【0030】次に、データ通信中であっても、伝送品質
によって送信電波出力を制御するようにした無線通信制
御システムを実施例2として説明する。 《実施例2》図6は、その無線通信制御システムの構成
図である。図のシステムは、図4に示したコンピュータ
端末102の構成に対応するもので、アンテナ4〜受信
制御部15の構成は、図4のシステムと同様である。ま
た、伝送品質制御部16は、無線受信インタフェース5
の出力に基づき、相手側のコンピュータ端末から受信し
た電波のエラーレートを検出し、このエラーレートが、
予め設定した規定値を超えた場合は、自身のコンピュー
タ端末からの送信電波出力を上げ、検出したエラーレー
トが規定値以下であった場合は、送信電波出力を下げる
よう制御を行う機能を有しているものである。
【0031】即ち、伝送品質制御部16は、エラーレー
ト検出部16aと、送信出力制御指示部16bで構成さ
れ、エラーレート検出部16aが、受信した電波のエラ
ーレートを検出し、送信出力制御指示部16bが、エラ
ーレート検出部16aで検出されたエラーレートに基づ
き送信出力の制御指示を無線送信出力制御部9に対して
送出するよう構成されている。
【0032】次に、上記構成の無線通信制御システムの
動作について説明する。無線によるデータ通信において
は有線によるデータ通信と異なり環境の変化が通信品質
に与える影響が大きい。また無線LANシステムにおい
てはデータ転送中にコンピュータ端末が移動する場合が
あり、通信相手から離れる方向に移動する場合には受信
強度の劣化が発生し、転送エラーレートが高くなること
が考えられる。本例ではデータ転送中に、コンピュータ
端末102がコンピュータ端末101から離れる方向に
移動する場合を考える。
【0033】図7は、これらコンピュータ端末101,
102の送受信動作のシーケンスチャートである。先
ず、リンクが確立される場合に、それぞれのコンピュー
タ端末101,102の送信出力が制御されるのは、上
記実施例1で説明した通りである。
【0034】その後データ通信が開始され、コンピュー
タ端末101,102ともデータ転送中、送信したデー
タに対して相手コンピュータ端末からのデータエラー発
生通知(例えば再送要求)を伝送品質制御部16にてチ
ェックする。伝送品質制御部16は、一定時間内の転送
エラーレートのカウント(図中の)を行い、予め設定
した規定値であるしきい値以上のエラーレートに達する
と、無線送信出力制御部9に対して出力を上げるように
指示する(図中の)。その後、無線送信インタフェー
ス12から送信するデータの送信出力を上げ、伝送品質
を改善するよう動作する。その結果、コンピュータ端末
102での送信出力が高くなるために、コンピュータ端
末101側での受信強度も高くなり、データエラーの発
生頻度も小さくなる。
【0035】伝送品質制御部16は継続してデータエラ
ーの発生頻度のチェックを行い、しきい値以上に回復し
た場合には、無線送信出力制御部9に対して、送信出力
を下げるよう指示する(図中の)。その後は、上記の
伝送品質制御部16の動作によって、一定の伝送品質が
保持されるよう送信出力が制御される。このように、実
施例2では、無線送信環境の変化に追従しながら、過度
に送信出力を高くせずに、一定の送信品質を確保するこ
とができる。
【0036】また、急激な環境の変化が発生した場合に
は、送信したデータが相手側コンピュータ端末に受信さ
れず、送信データに対する応答信号を受信しないタイム
アウトが発生する場合がある。この状況には相手側端末
が短い時間の間に送信元のコンピュータ端末から離れる
方向に移動した場合も考えられる。このような場合に、
伝送品質制御部16が応答タイムアウトを検出し、これ
によって無線送信出力を最大にするようにした例を実施
例3として次に説明する。
【0037】《実施例3》図8は、その無線通信制御シ
ステムの構成図である。図のシステムは、上記実施例
1、2におけるコンピュータ端末102の構成に対応す
るもので、アンテナ4〜受信制御部15の構成は、上記
実施例1、2のシステムと同様である。また、伝送品質
制御部16は、自身のコンピュータ端末102からの送
信信号に対する相手側コンピュータ端末101からの応
答信号受信までの応答時間を監視し、その応答時間が、
予め設定したタイムアウト値を超えた場合は、自身のコ
ンピュータ端末102からの送信電波出力を最大とする
よう制御を行う。
【0038】また、伝送品質制御部16は、その送信電
波出力を最大とした後、上記実施例2の伝送品質制御部
16と同様に、相手側コンピュータ端末101から受信
した電波のエラーレートを検出し、エラーレートが、予
め設定した規定値を超えた場合は、自コンピュータ端末
102からの送信電波出力を上げ、エラーレートが規定
値以下であった場合は、自コンピュータ端末102から
の送信電波出力を下げるよう制御を行うものである。
【0039】即ち、伝送品質制御部16は、エラーレー
ト検出部16aと、送信出力制御指示部16bと、タイ
ムアウト検出部16cで構成されており、タイムアウト
検出部16cは、応答タイムアウトを検出するとタイム
アウト検出信号を送信出力制御指示部16bに送り、送
信出力制御指示部16bは、送信電波出力を最大値にす
るよう無線送信出力制御部9に対して指示を行うもので
ある。また、エラーレート検出部16aと送信出力制御
指示部16bによる動作は、上記実施例2と同様であ
る。
【0040】次に、上記構成の無線通信制御システムの
動作について説明する。図9は、実施例3の動作を説明
するシーケンスチャートであり、このシーケンスチャー
トは、図7に示した上記実施例2の動作以降のシーケン
スを示すものである。伝送品質制御部16のタイムアウ
ト検出部16cが、タイムアウトを検出すると(図中の
)、送信出力制御指示部16bは、最大電波出力指示
を無線送信出力制御部9に対して送出する(図中の
)。その結果、その後行われるデータ送信は最大出力
にて行われ、相手側コンピュータ端末101の受信感度
が改善され、伝送品質も改善される。
【0041】その後は、必要に応じて上記実施例2と同
様の伝送品質制御を行う。即ち、無線環境が安定してい
れば、上記実施例2と同様の動作により、送信出力を随
時下げていき(図中の、)、電源消費を抑えること
が可能である。このように、実施例3では、自コンピュ
ータ端末102からの送信信号に対する相手側コンピュ
ータ端末101からの応答信号受信までの応答時間を監
視し、タイムアウトとなった場合は、自コンピュータ端
末102からの送信電波出力を最大にするようにしたの
で、急激な環境変化にも柔軟に対応することができる。
【0042】尚、実施例3においても、上述した実施例
1の場合と同様に、コンピュータ端末101,102の
いずれか一方のみが応答時間のタイムアウトを監視する
よう構成してもよい。即ち、タイムアウト監視を行うコ
ンピュータ端末をバッテリ駆動のポータブルコンピュー
タとし、他方のコンピュータ端末を、常に送信電波出力
を最大値としたAC電源駆動のコンピュータとしてもよ
い。
【0043】また、上記各実施例においては、無線通信
制御システムを、セル内に複数台のコンピュータ端末が
存在する無線LANシステムに適用した場合を説明した
が、この構成に限定されるものではなく、少なくとも二
つのコンピュータ端末間でデータ通信を行うシステムで
あれば、上記各実施例と同様に適用が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
無線通信制御システムによれば、いずれか一方のノード
が、相手側ノードからの受信電波強度をチェックして、
これを相手側に通知し、相手側のノードは、この通知に
基づき自身の送信出力を制御するようにしたので、ノー
ドがポータブルコンピュータ等の可搬性を有する機器か
らなるものであっても、その特性を損なうことなく、か
つ、環境変化にも柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
1の構成図である。
【図2】本発明の無線通信制御システムが適用される無
線LANの構成図である。
【図3】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
1の動作を説明するシーケンスチャートである。
【図4】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
1の具体例の構成図である。
【図5】本発明の無線通信制御システムにおける他の状
態の説明図である。
【図6】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
2の構成図である。
【図7】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
2の動作シーケンスチャートである。
【図8】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
3の構成図である。
【図9】本発明の無線通信制御システムにおける実施例
3の動作シーケンスチャートである。
【符号の説明】
1a 受信強度検出部 2a 受信強度通知部 3 無線送信出力制御部 16 伝送品質制御部 101、102 コンピュータ端末(ノード)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電波を媒体として、ノード間でデー
    タ通信を行う無線通信制御システムにおいて、 前記ノードにおける無線リンク確立要求先ノードは、 前記ノードの無線リンク確立要求元ノードから、当該無
    線リンク確立要求を受けた場合、その電波の受信強度を
    検出する受信強度検出部と、 前記受信強度検出部で検出した受信強度を、前記無線リ
    ンク確立要求元ノードに通知する受信強度通知部とを備
    え、 前記無線リンク確立要求元ノードは、 前記無線リンク確立要求先ノードからの受信強度通知信
    号に基づき、送信電波出力を制御する無線送信出力制御
    部とを備えたことを特徴とする無線通信制御システム。
  2. 【請求項2】 無線電波を媒体として、ノード間でデー
    タ通信を行う無線通信制御システムにおいて、 相手側ノードから、無線リンク確立要求か無線リンク確
    立確認応答のうちいずれか一方を受信した場合、その電
    波の受信強度を検出する受信強度検出部と、 前記受信強度検出部で検出した受信強度を、前記相手側
    ノードに通知する受信強度通知部と、 前記通信接続相手からの受信強度通知信号に基づき、送
    信電波出力を制御する無線送信出力制御部とを備えたこ
    とを特徴とする無線通信制御システム。
  3. 【請求項3】 無線電波を媒体として、ノード間でデー
    タ通信を行う無線通信制御システムにおいて、 相手側ノードから受信した電波のエラーレートを検出
    し、 当該検出したエラーレートが、予め設定した規定値を超
    えた場合は、自ノードからの送信電波出力を上げ、前記
    エラーレートが規定値以下であった場合は、自ノードか
    らの送信電波出力を下げるよう制御を行う伝送品質制御
    部を備えたことを特徴とする無線通信制御システム。
  4. 【請求項4】 無線電波を媒体として、ノード間でデー
    タ通信を行う無線通信制御システムにおいて、 自ノードからの送信信号に対する相手側ノードからの応
    答信号受信までの応答時間を監視し、 当該応答時間が、予め設定したタイムアウト値を超えた
    場合は、自ノードからの送信電波出力を最大とする伝送
    品質制御部を備えたことを特徴とする無線通信制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無線通信制御システムに
    おいて、 伝送品質制御部は、自ノードからの送信電波出力を最大
    とした後、 相手側ノードから受信した電波のエラーレートを検出
    し、 当該検出したエラーレートが、予め設定した規定値を超
    えた場合は、自ノードからの送信電波出力を上げ、前記
    エラーレートが規定値以下であった場合は、自ノードか
    らの送信電波出力を下げるよう制御を行う構成であるこ
    とを特徴とする無線通信制御システム。
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