JPH0731269B2 - 液体金属冷却原子炉の受動冷却系 - Google Patents
液体金属冷却原子炉の受動冷却系Info
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- JPH0731269B2 JPH0731269B2 JP4213941A JP21394192A JPH0731269B2 JP H0731269 B2 JPH0731269 B2 JP H0731269B2 JP 4213941 A JP4213941 A JP 4213941A JP 21394192 A JP21394192 A JP 21394192A JP H0731269 B2 JPH0731269 B2 JP H0731269B2
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Description
充分に沈められた核分裂性燃料の熱生成コアをそなえた
独特の型の液体金属冷却原子炉のための受動冷却系統の
改良に関するものである。代表的な液体金属冷却原子炉
は1985年4月2日に発行された米国特許第4,50
8,677号に開示されている。また、このような液体
金属冷却原子炉のための代表的な受動冷却系統は198
5年12月2日に発行された米国特許第4,678,6
26号および1990年9月25日に発行された米国特
許第4,959,193号に開示されている。
リウム金属で冷却される発電用原子炉の運転中の緊急事
態に対処するため、または保守サービスを行うため、燃
料の核分裂反応を停止することが必要とされることがあ
る。通常状態では、原子炉の停止は核分裂性燃料物質の
コア内に中性子吸収制御装置を挿入して、核分裂反応を
永続させるために必要な中性子を燃料物質から奪うこと
により行われる。しかし、停止している原子炉内での燃
料物質の崩壊によって大量の熱が発生し続けるので、こ
れを原子炉系から連続的に消散しなければならない。
熱容量は残留熱の消散を助ける。それにも拘わらず、原
子炉の構造物質は長時間の高温に安全に耐える容量を持
たないことがある。たとえば、代表的な原子炉サイロお
よび他の構造の壁のコンクリートは高温または長時間の
温度上昇を受けると、広がってひび割れすることがあ
る。したがって、原子炉の運転停止の期間中に原子炉構
造から熱を安全に除去するため、一般に補助冷却手段ま
たは補助冷却系が使用される。
よび他の構成要素から熱を消散するために様々な複雑な
エネルギー駆動の冷却手段が用いられてきた。時に原子
炉が停止すると、このような補助冷却手段の駆動および
/または運転を行うためのエネルギー源が破損すること
がある。たとえば、補助燃料コア冷却を行うためのポン
プおよび換気系が異常になったり、出力が無くなったり
することがある。更に、運転作業者の介在が必要なと
き、運転者が応答できなかったり、必要な対策を講じる
ことができない状況が起こり得る。
−カリウムを使用する液体金属冷却原子炉には多数の利
点がある。水冷原子炉は水の沸点またはその近くで運転
される。温度が著しく上昇すると、蒸気が発生し、圧力
が増大する。これと対照的に、ナトリウムまたはナトリ
ウム−カリウムの沸点は極めて高く、1気圧で華氏18
00度のレンジにある。原子炉の通常の運転温度は華氏
約900度のレンジにある。液体金属の沸点が高いた
め、水冷原子炉およびそれが発生する蒸気に伴う圧力問
題が解消する。液体金属の熱容量により、原子炉内の物
質故障の危険無しにナトリウムまたはナトリウム−カリ
ウムを華氏数百度に加熱することができる。
器は本質的に上面が開いた円筒形のタンクであり、容器
壁の完全性を妨げる孔は無い。一次容器から液体金属が
漏れないようにするために、側壁および底壁の封止は欠
くことができない。容器の外表面は安全の考慮で必要と
される厳しい検査のためアクセス可能でなければならな
い。
が停止すると、残留熱はプラントの熱容量に従って生
成、消散され続ける。原子炉が長時間、全出力になって
いたとすれば、運転停止に続く最初の1時間の間に、全
出力の平均約2%が発生され続ける。生成される残留熱
は時間とともに減衰し続ける。上述し、また上記米国特
許に開示されているような液体金属冷却のプール形核分
裂炉プラントの出力容量を最大にするため、原子炉冷却
材循環ポンプおよび一次熱交換ユニットを原子炉容器プ
ールの外側に配置することが提案された。この系によ
り、原子炉容器の中でより大きな熱生成燃料コアの使
用、または原子炉容器のサイズの縮小が可能となる利点
が得られる。この型の液体金属冷却プール原子炉には、
燃料を収容する原子炉一次容器等の多数の構成要素容器
が含まれている。これらの容器は一つ以上の循環ポンプ
ユニットおよび熱交換ユニットの外部サテライトと一緒
に組み立てられ、また個別構成要素容器の間で直列に冷
却材を循環させるように上部入口ループまたは導管によ
って運転接続される。
イト」構成の原子炉系には、核分裂性燃料のコアが液体
金属冷却材の中に沈められた原子炉一次容器、ならびに
別々の個別容器の中にそれぞれ収容された冷却材循環構
成要素および熱交換器構成要素を含む少なくとも一つの
一次伝熱液体金属冷却材回路またはループが含まれてい
る。上部入口ループ導管により各構成要素の容器が直列
に接続されるので、液体金属冷却材が燃料コアの入って
いる原子炉容器からポンプ容器に、次に熱交換器容器に
と循環し、最後に原子炉容器に戻り、このサイクルが運
転中継続的に反復され、燃料コアの発生する熱が熱交換
器に伝達される。
および容器を持つサテライト構成の原子炉系について
は、プロシーディングズ・オブ・ザ・インターナショナ
ル・コンファレンス・オン・ファースト・ブリーダ・シ
ステムズ所載のエッチ・ナカガワ他の論文「1000M
Weループ形実証高速増殖炉のコスト低減の検討」に説
明されている(H. Nakagawa et al,
”Cost Reduction Study Of
A 1000MWe Loop−Type Demo
nstration Fast Breeder Re
actor: Proceedings of the
International Conference
On Fast Breeder Systems:
Experience Gained and Pa
th to Economic Power Gene
ration, September 13−17,
1987, pages 4.10−1 to 4.1
0−11)。
プール原子炉には、上面が開いた複数のユニット容器が
含まれている。これらのユニット容器は原子炉容器の開
放した上端および各容器に入っている関連ユニットを横
切って伸びる遮蔽デッキにより閉じられ、保護されてい
る。通常、単一の遮蔽デッキ構造がサテライト系の容器
の完全な集合体の上端の広がり全体にまたがって延在す
る。この単一の遮蔽デッキ構造はコンクリートのサイロ
の開放した上面の上に広がっていてもよい。
冷却プール原子炉プラントから運転停止崩壊熱を除去す
るための受動冷却手段を改良する。従来の技術を構成す
る上記米国特許第4,508,677号、第4,67
8,626号、および第4,959,193号ならびに
上記論文の開示された内容はここに引用されている。
体の物質対流の固有の熱エネルギー伝達機構により原子
炉燃料コアおよび液体金属冷却材から原子炉燃料コアの
崩壊顕熱を周囲の大気へ伝達する、上部入口ループの液
体金属冷却プール原子炉用の受動熱除去系を改良する。
本発明の改良された系は完全に受動的であり、流体の自
然対流、伝導、対流および熱放射の固有現象により連続
的に動作する。
制御棒が充分に挿入された後、燃料コアが発生する熱が
冷却材により炉および隣接のサテライトの一次容器壁に
伝達され、また主として熱放射により上記の一次容器と
炉および各サテライト構成要素の格納容器との間のガス
で充たされた空間を横切って伝達される。熱の小部分は
封入されたガスの伝導および対流によって伝達される。
炉およびサテライトの一次容器の外側および格納容器の
内側に設けられた高熱放射率の表面により、熱伝達効率
が増大した。
れる。これは一部は熱放射によって行われ、一部は格納
容器表面の上を通過して流れる空気への直接対流によっ
て行われる。次に、加熱された空気の自然対流により、
熱エネルギーが外側の大気に放出される。
行うための、上部入口ループを持つ液体金属冷却プール
原子炉用の受動冷却系を提供することである。本発明の
もう一つの目的は完全に受動的であり、流体の自然対
流、伝導、対流および熱放射の固有現象により連続的に
動作する、上部入口ループを持つ液体金属冷却プール原
子炉用の熱除去系を提供することである。
壊顕熱を除去するための、上部入口ループを持つ液体金
属冷却プール原子炉用の受動冷却系において、カバーデ
ッキのための支持と補強を行う構造手段を提供すること
である。本発明の更にもう一つの目的は、炉の燃料コア
および関連構成要素から崩壊熱を除去するための固有受
動冷却系をそなえ、上部入口ループにより直列に接続さ
れた構成要素容器のサテライト集合体を含む液体金属冷
却プール形核分裂炉を提供することである。
ープにより接続されたサテライト集合体の数個の個別構
成要素容器に対し冷却空気を自然循環させる受動崩壊熱
除去系を提供することである。
ジュール構成のプール形の液体金属冷却原子炉は通常、
停止期間の間、残留熱の消散を行うのに充分な表面積を
そなえている。しかし、このような原子炉は全体の出力
容量が比較的小さい。残る問題は格納収容構造をあまり
損なうことなく残留熱を消散することである。完全に受
動的な冷却系により、エネルギー駆動のポンプおよびフ
ァンへの依存や、運転作業者の介在の必要性が無くな
る。更に、モジュール構成の炉に対するサイズの制約、
および応力が累積する可能性のある領域を防止するため
の滑らかな、孔の無いタンク構造により、格納容器(一
つまたは複数)は構造的に変更してはならない。厳しい
検査の必要性から、格納容器は構造の製造と設置の両方
の間の検査が簡単でなければならない。
cレンジのサテライト構成のプール形液体金属冷却核分
裂炉プラント10には炉一次容器12が含まれている。
炉一次容器12は通常、円筒形のタンクで構成される。
この円筒形のタンクはその縦軸が垂直方向に上向きに伸
びるように配置され、その開放した上端はデッキ14に
取り付けられ、デッキ14でおおわれ、密閉されてい
る。炉一次容器12には、ナトリウム金属のような液体
金属冷却材のプール16が入れてある。核分裂性燃料物
質の熱生成コア18が液体金属プール16の中に充分に
沈められ、燃料コア18から熱が伝達される。燃料物質
の核分裂反応とその速度は燃料コア18に出入りする中
性子吸収制御棒(図示しない)により調節される。
同心状に囲む格納容器20の中に入れられている。炉一
次容器12と格納容器20との間の空間30は封止さ
れ、窒素またはアルゴンのような比較的不活性なガスで
充たされている。バフルシリンダ(円筒状の導流板)2
2は同心状に重ねられた格納容器20および原子炉容器
12を事実上その長さにわたって同心状に囲み、外側の
格納容器20から隔たって配置されている。保護容器2
4が格納容器20および原子炉容器12とともにバフル
シリンダ22を同心状に囲み、外側のバフルシリンダ2
2から隔たって配置されている。底部が支持された保護
容器24、バフルシリンダ22、格納容器20、および
炉一次容器12を同心状に組み合わせて間隔を置いて配
列することにより形成された炉構成要素のこの複合物が
コンクリートのサイロ26に収容されている。コンクリ
ートのサイロ26は原子炉容器12を含む容器の集合体
と同心に配置することができる。あるいは図に示すよう
に原子炉容器12を含む容器の集合体に対して中心をず
らして、コンクリートのサイロ26を配置することもで
きる。
2および隣接の容器が少なくとも地表より下になる程度
まで、コンクリートのサイロ26を地中に充分に埋める
ことが好ましい。液体金属の入っている原子炉容器12
を地表より下に配置することにより、プラントの構造に
欠陥が生じた場合でも冷却液が漏れ出すことが防止され
る。格納ドーム28はコンクリートのサイロ26や炉プ
ラント構成要素の上部をおおって密閉することにより、
放射性物質が大気中に漏れることを防止する。
た、これらの組合わされた容器構成要素の構成により、
それぞれの円筒形の側壁が、中間に空間のある一連の仕
切りを形成する。詳しく述べると、炉一次容器12と格
納容器20の側壁よりなる仕切り相互の間に空間30が
形成され、格納容器20とバフルシリンダ22の側壁よ
りなる仕切り相互の間に空間32が形成され、バフルシ
リンダ22と保護容器24との間に空間34が形成さ
れ、保護容器24とコンクリートのサイロ26との間に
空間36が形成される。このような中間の空間は冷却材
の漏れを保持するとともに、空気のような冷却ガスを流
すか方向づけを行う。
た構成要素は横断面がほぼ円形であり、互いに同心状に
取り囲むか取り巻いている。この実施例では、中間の空
間30、32、および34はそれぞれ、横断面が事実
上、環状である。上記のように、一次原子炉容器12と
格納容器20との間の空間30は封止され、不活性ガス
を収容している。
保護容器24の壁との間を下向きに、炉一次容器12の
底部の所まで伸びる。シリンダの最下端は取り囲んでい
る保護容器の底部より少し上方に位置する。したがっ
て、バフルシリンダ22の下端38の下で、保護容器2
4とバフルシリンダ22の中間の空間34がバフルシリ
ンダ22と格納容器20の中間の空間32と流体連通す
る。
れた「サテライト」集合体40は一群の分離された原子
炉ユニットで構成される。各ユニットは特定の役割また
は機能を果たす。たとえば、ユニット42は熱エネルギ
ーを発生するための燃料コア18を収容しており、ユニ
ット44(一つまたは複数)は熱輸送液体金属冷却材の
循環を誘導するためのポンプを収容しており、ユニット
46は仕事を行うため、熱を循環する冷却材から別の媒
体に伝達するための熱交換器を収容している。このよう
に、代表的な上部入口ループで結合されたサテライト構
成の炉プラントは、別個のユニット42として液体金属
冷却材16に沈められた熱生成核分裂性燃料コア18を
含む。別個のユニット42は、前に述べたように配置し
構成された円筒形のバフル22および保護容器24のよ
うな他の任意の設計された構成要素とともに一次容器1
2および格納容器20を含む複合囲いの中に分離して収
容されている。更に、この型の炉プラントには一つ以上
の個別ポンプユニット44および/または熱交換ユニッ
ト46が含まれている。個別ポンプユニット44および
/または熱交換ユニット46は各々、主熱生成ユニット
にほぼ対応するそれぞれの複合囲い、すなわちバフルシ
リンダ122、222および保護容器124、224の
ような他の任意の指定された構成要素とともに一次容器
112、212および格納容器120、220を含む囲
いの中に個別に収容されている。たとえば、熱生成燃料
コア18を含む炉ユニット42はサテライト集合体40
の一連の個別ユニットを通して熱を運ぶ液体金属冷却材
を循環させるための一つ以上の個別ポンプユニット44
と結合することができる。更に、炉ユニット42は、蒸
気タービン駆動発電機で電気を発生するための蒸気のよ
うな、仕事を行うために熱エネルギーを印加するための
別の媒体または系に、冷却材から燃料コア生成熱を伝達
する一つ以上の個別熱交換ユニット46と結合すること
ができる。
プユニット(一つまたは複数)44、および熱交換ユニ
ット(一つまたは複数)46を含むサテライト集合体4
0の数個の個別ユニットは、直列に各ユニットを通して
熱伝達液体金属冷却材16を循環させるため接続導管4
8により機能的に接続されている。接続導管48は各一
次容器の上面を通って下降することによりすべてのユニ
ットに入る。このような方策により、液体金属冷却材1
6を保持する一次容器すなわち最も内側の容器の側壁お
よび/または底部の完全性が維持され、プラントがより
コンパクトになる。二つの個別ユニットの間の各導管4
8の接続にはほぼ逆U字形のパイプ50が含まれてい
る。逆U字の下に伸びる各脚52は隣接した個別容器に
上面から下向きに入り込む。燃料コアユニット42から
ポンプユニット44、熱交換ユニット46を通って上部
入口導管48で燃料コアユニット42に戻るこの接続に
より、液体金属冷却材回路またはループ54が得られ
る。液体金属プール形原子炉系のためのサテライト構成
には、数個の冷却材回路またはループ54を含めること
ができる。各接続導管48の下向きに伸びる脚52は各
一次容器内にかなりの距離入り込むことが好ましい。こ
れにより、漏れによる冷却材の低液位によって循環冷却
材の回路が中断されにくくなる。
原子炉ユニット42が図に示すように一対以上の循環ポ
ンプユニット44および熱交換ユニット46と直列に組
合わされる。液体金属冷却式の、上部入口ループを持つ
サテライト構成の原子炉プラント10の数個の個別ユニ
ットは各々、それらの間を循環する放射能汚染された液
体金属冷却材を通す。集合体の各ユニットは統合された
原子炉プラントの単一の複合ユニットに生じ得るのと同
じ事故や故障の可能性が集合体の各ユニットにある。こ
れには、容器のひびまたは過熱による冷却材の漏れや減
損、およびナトリウムのような液体金属冷却材の漏れや
大気への露出の同じ危険が含まれる。したがって、サテ
ライト原子炉プラントの、燃料コア、ポンプ(一つまた
は複数)、および熱交換器(一つまたは複数)を含む各
個別ユニットには、同じ保護のための構造的な手段およ
び機能が設けられる。この保護のための構造的な手段お
よび機能には、図に示すように、単一の統合された原子
炉プラント10で受動冷却および安全手段のために用い
られるような、12,112および212のような一次
容器、20、120および220のような格納容器、2
2、122および222のような円筒形のバフル、なら
びに24、124および224のような保護容器が含ま
れる。
ば、個別のポンプユニット44および熱交換ユニット4
6には一次容器112および212、格納容器120お
よび220、バフルシリンダ122および222、なら
びに保護容器124および224が設けられる。これは
本質的に、燃料コアユニット42に対して設けられた複
合構成と同じである。
よび熱交換器の一次容器、格納容器、バフルシリンダお
よび保護容器を含む、サテライト集合体の各ユニットの
対応する複合物の取り囲む構成要素はそれぞれ隣接する
構成要素から間隔を置いて配置されている。このように
して、燃料コアを取り囲む複合物の数個の各構成要素の
間の空間30、32、および34と同等の空間が各構成
要素の間に設けられる。更に、燃料コアユニット42、
ポンプユニット44、および熱交換ユニット46から成
るすべてのユニットに対する各構成要素の間の対応する
空間はそれらの間で流体が通じるように相互接続され
る。但し、一次容器とそれを囲む格納容器との間の空間
30は不活性ガスが充填されて封止される。このように
して、燃料コアユニット42、各ポンプユニット44、
および各熱交換ユニット46の格納容器20とバフルシ
リンダ22との間の空間32は接続され、また各燃料コ
アユニット42、ポンプユニット44、および熱交換ユ
ニット46のバフルシリンダ22と保護容器24との間
の空間34も接続される。通常、各一次容器とそれを取
り囲む格納容器20との間の空間30は密閉され、適当
な不活性ガスで充たされる。これにより、漏れた液体金
属冷却材が大気と接触することはない。一次容器と格納
容器のこの二重の容器構成により、液体金属冷却材が著
しく失なわれて燃料コアが露出したり、ループ回路54
を通って流れる冷却材の循環とその熱消散機能が崩壊す
る危険性が著しく小さくなる。
わち燃料コアユニット42、ポンプユニット44、およ
び熱交換ユニット46に対する対応する空間はそれぞ
れ、すべてのユニットの対応する各空間を接続するマニ
ホールドディストリビュータのダクトまたはダクト系を
介して相互接続される。たとえば、空間32のような、
格納容器20、120および220とバフルシリンダ2
2、122および222との間のすべての空間は上記容
器およびシリンダの上端に隣接した一つ以上のダクト5
6を通って流れが通じるように相互接続される。また、
空間34のような、バフルシリンダ22、122および
222と保護容器24、124および224との間のす
べての空間は上記シリンダおよび容器の上端に隣接した
一つ以上のダクト58を通って流れが通じるように相互
接続される。
の、好ましくは数個の下降ダクト60が設けられる。下
降ダクト60は地表より充分上に突き出ており、各ユニ
ット42、44および46のバフルシリンダ22、12
2および222と保護容器24、124および224と
の間の空間34と流れが通じている。ダクト(一つまた
は複数)60の流れを止めて周囲の大気に開くことがな
いように弁(一つまたは複数)62が設けられる。少な
くとも一つ、好ましくは数個の上昇ダクト64も設けら
れる。上昇ダクト64も地表より充分上に突き出てお
り、各ユニット42、44および46のバフルシリンダ
22、122および222と格納容器20、120およ
び220との間の空間32と流れが通じている。ダクト
(一つまたは複数)64の流れを止めるために弁(一つ
または複数)66が設けられる。上記のように、各ユニ
ットの空間34および32は共通の仕切り、すなわち中
間のバフルシリンダ22、122および222の下端3
8より下のそれらの下部領域で接続される。これによ
り、空間34と32はバフルシリンダの下端38より下
で流れが通じている。
構成により、循環する一次流体流のコースまたは回路6
8が形成される。この回路68により、熱を運んだり輸
送したりする空気冷却材が周囲の大気からダクト60を
下降し、空間34および32を通って、ダクト64を上
昇し、大気に戻る。動作について説明する。燃料が発生
した熱は液体金属冷却材16の自然対流により外側の炉
一次容器12に伝えられた後、主として熱放射により不
活性ガスを含む空間30を横切って格納容器20に伝達
される。熱は格納容器20の外側表面と接触する空間3
2に含まれる空気によって吸収される。そして熱は空間
32と上昇ダクト64の中に自然の気流を誘導する付加
熱によって生じる上向きの空気流で運ばれる。付加熱に
より誘導される自然気流により、空気は流体流コース6
8を通って循環する。すなわち、大気がダクト60内に
引き降ろされ、空間34および32を通り、ダクト64
内を上昇して、大気内に戻る。ユニット42からU字管
48を介してユニット44および46に至る一次ナトリ
ウムの自然対流によっても、熱は輸送され、分配され
る。熱は循環する空気によってもこれらのユニットから
同様に除去される。全体として、すべての容器ユニット
からの熱伝達は事故の間、安全な構造温度を維持するの
に充分である。
次容器12、112、212のいずれか一つと格納容器
20、120、220の対応する一つの両方が破裂する
というありそうもない万一の場合には、液体金属が空間
32、34の一方または両方に漏れ出すことがある。ナ
トリウムを通常含む高温の液体金属が、循環する空気冷
却材にさらされる。これにより化学火災で、危険な放射
性物質、ナトリウム蒸気や燃焼生成物が冷却流体流コー
ス68を通って大気中に運び出される危険性が生じやす
い。この仮定事象に対処するために、下降ダクト60の
弁62および上昇ダクト64の弁66が閉じて、流体流
コース68を通る冷却空気の循環を終了させる。
開口70がコンクリートのサイロ26と炉サテライト集
合体40のユニットを含む構造構成要素との間に設けら
れる。図に示すように、地震分離緩衝器76の上にのせ
られた炉ベース74の上に炉集合体40が置かれたとき
に設けられる地震用ギャツプ72のような、炉サテライ
ト集合体40の構造構成要素とコンクリートのサイロ2
6との間の開放された周囲領域によって開口70を形成
することができる。
2および/または34、もしくはサテライトユニット4
4および46の120と124との間の空間および22
0と224との間の空間に漏れる場合に必要とされるよ
うな、弁62および66が閉じて流体流コース68の一
次受動冷却系が停止するときに、開口(一つまたは複
数)70は上部入口ループで接続されたサテライト集合
体液体金属プール原子炉に対する後備または二次受動熱
除去系を用意する。炉燃料コア18および容器12から
漏れる高温の液体金属の付加熱は保護容器24、124
および224の外部の上方を通過する空気から生じるよ
うなサテライト集合体ユニットの構造構成要素の増大し
た熱に接触する自然気流を誘起する。加熱された空気は
上向きに流れ、開口70を通って大気中に流れ出る。周
囲の大気からの冷却空気は開口70を通って下に引か
れ、出ていく高温の空気に取って代わる。したがって、
液体金属の漏れおよび/または弁62および66の閉止
により、保護容器24、124、224のいずれか一つ
の表面上に温度上昇が発生したとき、付加的な安全機能
が設けられていれば、地震ギャップを通る二次流体流コ
ース72内の大気の受動的な自然循環は炉構成要素の近
傍から熱を除去する。作業者の対策、自動化手段、もし
くは電源または他の動力源の利用可能性にかかわらず、
空気の自然循環によるこの受動冷却は保護容器24、1
24および224の外表面全体に対する冷却効果を維持
する。
のっている保護容器24、124および224によりカ
バーデッキ14に対する支持手段78が設けられる。好
ましい保護容器支持手段78は、図に示すように保護容
器の円筒形の側壁をそれから地震緩衝器76の上にのっ
ている炉ベース74まで伸びる構造シリンダ部材で構成
される。このような支持手段78は円筒形の保護容器2
4、124および224から下に伸びる円筒形の区間を
付加することにより、または保護容器の側壁と支持手段
78の両方を形成する円筒の中に凹形の容器の底部を挿
入して固着することにより形成することができる。いず
れの場合も、円筒形の支持手段78または保護容器に対
する他の任意の閉じた支持体にオリフィス80のような
数個の開口を設けなければならない。これは受動的な自
然循環の現象により保護容器の底部の外表面上とその側
壁上に冷却材空気がたっぷり流れ得るようにするためで
ある。
側壁の上向きに突き出る部分もしくは保護容器の上部へ
りから上に伸びるコラムまたは構造支柱82が含まれて
いる。これは原子炉サテライトユニットの上部を横切っ
て伸びるデッキ14まで上向きに続く。これらの支柱は
炉デッキ14の支持または補強のために、デッキ上の荷
重を保護容器を介して直接、炉ベース74に伝える。炉
燃料コアユニット42、ポンプユニット(一つまたは複
数)44、および熱交換ユニット(一つまたは複数)4
6を含む各ユニットの空間34および32の中を循環す
る冷却空気の流れを妨げないようにコラムまたは支柱8
2のような手段により垂直荷重が円筒形の支持手段とデ
ッキ14との間で伝達されるように支持手段78が作ら
れる。円筒形の支持手段78はいくつかの重要な機能を
果たす。すなわち、支持手段78は炉デッキ14の支え
る重量を炉ベース74に伝達し、冷却空気の受動自然循
環のための環状の外側流路を形成し、そして漏れる液体
金属冷却材を保持するための付加的な容器囲いを提供す
る。これにより、漏れる金属冷却材から隔てられた後備
流体流コース72を通って第二の、または外側の冷却空
気流が流れることができる。上部入口ループを持つサテ
ライト集合体の構造部材を通じての自然循環による受動
冷却は発生した熱または残留熱により継続的に動作し、
円筒形の支持手段78およびコラムまたは支柱82を含
む関連構成要素を周囲温度近傍に維持する。これによ
り、通常の状態または損傷状態のもとで原子炉プラント
の鋼鉄部分とコンクリート部分との間の差動熱膨張の可
能性が無くなるか、または小さくなる。このようにし
て、炉デッキと接続しなければならない、底部で支持さ
れた容器に伴う共通問題が解消される。
属冷却原子炉プラントの概略断面図である。
示す、図1の液体金属冷却原子炉プラントの上面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系に於
いて、 液体金属冷却材のプールの中に浸された核分裂性燃料の
熱生成コアを入れた容器を含む原子炉構成要素をそな
え、また別の容器内に収容された熱交換構成要素と対を
なして更に別の容器内に収容されたポンプ構成要素を含
む少なくとも一つの一次熱伝達液体金属冷却材ループ回
路をそなえたサテライト集合体を含む液体金属冷却原子
炉プラントであって、下方に伸びて各構成要素容器に入
る上部入口ループ導管により上記構成要素が直列に接続
されることにより、循環する液体金属冷却材が原子炉構
成要素容器からポンプ構成要素容器および熱交換構成要
素容器を直列に通った後、原子炉構成要素容器に戻るよ
うに循環される液体金属冷却原子炉プラント、ならびに
一連の隣接した流体流空間の囲いを形成するようにサテ
ライト集合体の各構成要素を取り囲むほぼ同心状の構成
で一連の間隔を置いて並置された仕切りを含むことによ
り、仕切り相互の間に冷却流体を循環させ、上記空間の
囲いを通して熱伝達冷却を行うための受動冷却系であっ
て、サテライト集合体の各構成要素のまわりのそれぞれ
の空間の囲いが他の集合体の構成要素の対応する空間の
囲いと流れが通じるように接続されており、上記受動冷
却系には、間隔を置いてサテライト集合体構成要素を収
容した各容器を事実上取り囲む格納容器、間隔を置いて
集合体の各格納容器を事実上取り巻く円筒形のバフル
壁、間隔を置いて集合体の各格納容器および円筒形のバ
フル壁を事実上取り囲む保護容器、間隔を置いて集合体
の保護容器を事実上取り囲むコンクリートのサイロ、な
らびに空気冷却材を通過させるために、原子炉容器とコ
ンクリートのサイロより上の周囲の大気から下に伸びて
各集合体構成要素の保護容器と円筒形のバフル壁との間
の空間に入り、円筒形のバフル壁の底部のへりを廻っ
て、各集合体構成要素の円筒形のバフル壁と格納容器と
の間の空間を通って上に伸び、原子炉容器とコンクリー
トのサイロより上の周囲の大気中に戻る流体流熱伝達回
路が含まれている受動冷却系の組み合わせを含むことを
特徴とする液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項2】 原子炉容器構成要素ならびに一次熱伝達
液体金属冷却材ループポンプおよび熱交換構成要素を含
むサテライト集合体が地表より充分下に埋められるよう
に配置されている請求項1記載の液体金属冷却核分裂炉
の受動冷却系。 - 【請求項3】 それぞれ別の容器の中に収容されたポン
プ構成要素と対をなして更に別の容器の中に収容された
熱交換構成要素をそなえた多重一次熱伝達液体金属冷却
材ループ回路の中の上部入口導管により流れが通じるよ
うに接続された原子炉構成要素を含むサテライト集合体
が液体金属冷却原子炉プラントに含まれている請求項1
記載の液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項4】 原子炉容器、格納容器、円筒形のバフ
ル、および保護容器は横断面がそれぞれ円形で、直径が
順次大きくなっていて、同心状に配置されていることに
より、それぞれの間隔を置いて配置された側壁部分の間
に環状の中間領域を形成している請求項1記載の液体金
属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項5】 上部入口ループを持つ液体金属冷却核分
裂炉の受動冷却系に於いて、 液体金属冷却材のプールの中に浸された核分裂性燃料の
熱生成コアを入れた一次容器を含む原子炉構成要素をそ
なえ、また別の一次容器内に収容された熱交換構成要素
と対をなして更に別の一次容器内に収容されたポンプ構
成要素を含む少なくとも一つの一次熱伝達液体金属冷却
材上部入口ループ回路をそなえたサテライト集合体を含
む液体金属冷却原子炉プラントであって、上部入口ルー
プ導管により上記構成要素が直列に接続されることによ
り、循環する液体金属冷却材が原子炉構成要素の一次容
器からポンプ構成要素の一次容器および熱交換構成要素
の一次容器を順次通った後、原子炉構成要素の容器に戻
るような液体金属冷却原子炉プラント、ならびに一連の
隣接した流体流空間の囲いを形成するように炉サテライ
ト集合体の各構成要素を取り囲むほぼ同心状の構成で一
連の間隔を置いて並置された仕切りを含むことにより、
仕切り相互の間に冷却流体を循環させ、上記空間の囲い
を通して熱伝達冷却を行うための受動冷却系であって、
各サテライト集合体構成要素のまわりのそれぞれの空間
の囲いが他の集合体の対になった構成要素の対応する空
間の囲いと流れが通じるように直列に接続されており、
上記受動冷却系には、間隔を置いてサテライト集合体構
成要素を収容した各容器を事実上取り囲む格納容器、間
隔を置いてサテライト集合体の各格納容器を事実上取り
巻く円筒形のバフル壁、間隔を置いてサテライト集合体
の各格納容器および円筒形のバフル壁を事実上取り囲
む、炉ベースの上にのっている円筒形の支持体をそなえ
た保護容器、炉構成要素のサテライト集合体を事実上取
り囲むコンクリートのサイロ、コンクリートのサイロと
各一次容器およびそれを取り囲む格納容器の上を事実上
横切って延在し、上記一次容器および格納容器の各々の
上端を閉める炉遮蔽デッキ、上記炉遮蔽デッキを支持
し、補強する保護容器の円筒形支持体、および空気冷却
材を通過させるための流体流熱伝達回路であって、炉一
次容器および取り囲むコンクリートのサイロより上の周
囲の大気から下に伸びるダクトを通って、各集合体構成
要素の保護容器と円筒形のバフル壁との間の空間に入
り、円筒形のバフル壁の底部へりをまわり、各集合体構
成要素の円筒形のバフル壁と格納容器との間の空間を上
向きに通って熱を吸収することにより格納容器の表面を
冷却し、ダクトを通して上向きに空気を戻し、炉容器お
よびコンクリートのサイロより上の周囲の大気を出して
炉構成要素から吸収した熱を伝達する流体流熱伝達回路
が含まれている受動冷却系の組み合わせを含むことを特
徴とする液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項6】 原子炉容器構成要素ならびに一次熱伝達
液体金属冷却材ループのポンプおよび熱交換構成要素、
およびそれらの収容容器を含むサテライト集合体が地表
より充分下に埋められるように配置されている請求項5
記載の液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項7】 サテライト集合体の各構成要素の一次容
器、格納容器、円筒形のバフル、および保護容器は横断
面が円形で、直径が順次大きくなっていて、同心状に配
置されていることにより、それぞれの側壁が間隔を置い
て配置された仕切りを構成して、それらの間に一連の環
状の中間領域を形成している請求項5記載の液体金属冷
却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項8】 上記サテライト集合体に対するベースと
なる床の上に保護容器の円筒形の支持体が設置されてい
る請求項5記載の液体金属冷却核分裂炉の受動冷却系。 - 【請求項9】 保護容器の円筒形支持体のうちの保護容
器の底部より下の部分に開口を設けることにより、保護
容器の底部を横切り円筒形支持体を通って冷却流体が流
れ得るようにしている請求項5記載の液体金属冷却核分
裂炉の受動冷却系。 - 【請求項10】 上部入口ループを持つ液体金属冷却核
分裂炉の受動冷却系に於いて、 液体金属冷却材のプールの中に浸された核分裂性燃料の
熱生成コアを入れた一次容器を含む原子炉構成要素をそ
なえ、また別の一次容器内に収容された熱交換構成要素
と対をなして更に別の一次容器内に収容されたポンプ構
成要素を含む少なくとも一つの一次熱伝達液体金属冷却
材上部入口ループ回路をそなえたサテライト集合体を含
む液体金属冷却原子炉プラントであって、上部入口ルー
プ導管により上記構成要素が直列に接続されることによ
り、循環する液体金属冷却材が原子炉構成要素の一次容
器からポンプ構成要素の一次容器および熱交換構成要素
の一次容器を順次通った後、原子炉構成要素の容器に戻
るような液体金属冷却原子炉プラント、 一連の隣接した流体流空間の囲いを形成するようにサテ
ライト集合体の各構成要素の一次容器を取り囲むほぼ同
心状の構成で一連の間隔を置いて並置された仕切りを含
む受動冷却系であって、各サテライト集合体構成要素の
一次容器のまわりの上記のそれぞれの空間の囲いが他の
集合体の対になった構成要素容器の対応する空間の囲い
と流れが通じるように直列に接続されており、上記受動
冷却系には、間隔を置いて集合体構成要素を収容した各
一次容器を事実上取り囲む格納容器、間隔を置いてサテ
ライト集合体の各格納容器を事実上取り巻き、ほぼ格納
容器の長さだけ下に伸びる円筒形のバフル壁、間隔を置
いて炉サテライト集合体の各格納容器および円筒形のバ
フル壁を事実上取り囲む、炉ベースの上にのっている下
側支持体をそなえた保護容器、間隔を置いて炉構成要素
のサテライト集合体を事実上取り囲むコンクリートのサ
イロ、炉構成要素のサテライト集合体の上を横切って延
在し、上記一次容器および格納容器の各々の上端を閉め
て、それらの間の空間を封止し、その中にガスを保持す
る炉遮蔽デッキ、および空気冷却材を通過させるための
流体流熱伝達回路であって、サテライト集合体より上の
周囲の大気への開口から下に伸びる少なくとも一つのダ
クトを通って、各集合体構成要素の保護容器と円筒形の
バフル壁との間の空間に入り、円筒形のバフル壁の底部
へりをまわり、各集合体構成要素の円筒形のバフル壁と
格納容器との間の空間を上向きに通って、各集合体構成
要素の円筒形のバフル壁と格納容器との間の上記空間か
ら上向きに伸びる少なくとも一つのダクトおよび開口を
通って大気に出るようにして格納容器の表面を冷却する
流体流熱伝達回路が含まれている受動冷却系、ならびに
コンクリートのサイロと炉サテライト集合体との間の大
気に対する少なくとも一つの開口および保護容器支持物
の開口を含む二次受動冷却系であって、それにより保護
容器の加熱によって冷却が誘起されるとともに熱を伝え
る空気の流れが大気から開口を通って保護容器を取り囲
むコンクリートのサイロの空間内に入り、保護容器の上
方を通り、少なくとも一つの大気への空気帰還開口を通
って大気内に戻るような二次受動冷却系の組み合わせを
含むことを特徴とする液体金属冷却核分裂炉の受動冷却
系。
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