JPH0731335B2 - 非線形光学素子 - Google Patents
非線形光学素子Info
- Publication number
- JPH0731335B2 JPH0731335B2 JP62037288A JP3728887A JPH0731335B2 JP H0731335 B2 JPH0731335 B2 JP H0731335B2 JP 62037288 A JP62037288 A JP 62037288A JP 3728887 A JP3728887 A JP 3728887A JP H0731335 B2 JPH0731335 B2 JP H0731335B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- side chain
- crystal polymer
- optical element
- polymer
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/37—Non-linear optics for second-harmonic generation
- G02F1/377—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
- G02F1/383—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure of the optical fibre type
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入射光を第2高調波に変換して出射する非線
形光学素子に関するものである。
形光学素子に関するものである。
有機非線形光学材料は、LiNbO3のような無機材料に比べ
て10〜102倍も大きな二次の分子感受率βを示すものが
多く、結晶化の努力がなされている。しかしながら、構
成分子が大きなβを有していても、結晶中の分子配列が
反転対称性を有するために、結晶化しても第2高調波発
生が不可能である場合が多かった。
て10〜102倍も大きな二次の分子感受率βを示すものが
多く、結晶化の努力がなされている。しかしながら、構
成分子が大きなβを有していても、結晶中の分子配列が
反転対称性を有するために、結晶化しても第2高調波発
生が不可能である場合が多かった。
この反転対称性を消失させる手段として、ポリマー中に
ドープさせた非線形光学分子を電場でポーリングさせた
後、冷却固化することが検討されている。アゾ色素をPM
MAポリマーにドープさせた研究例がK.D.Singerらにより
(Applied Physics Letter,49巻,248ページ,1986年)、
スチルベン系色素を側鎖を有する結晶高分子にドープし
た研究例がG.R.Merdithらにより(Macrom olecules,15
巻,1385頁1982年)、それぞれ報告されている。この手
法ではポーリングにより色素分散系の対称性を低下させ
て第2高調波の観測に成功しているものの、相溶性の点
から色素含有量が数%以下に制限される上、経時的に色
素の会合,熱的じょう乱等によりSHG強度が低下すると
いう問題点を有しており、実用的な非線形光学素子とし
て用いるには全く不十分であった。
ドープさせた非線形光学分子を電場でポーリングさせた
後、冷却固化することが検討されている。アゾ色素をPM
MAポリマーにドープさせた研究例がK.D.Singerらにより
(Applied Physics Letter,49巻,248ページ,1986年)、
スチルベン系色素を側鎖を有する結晶高分子にドープし
た研究例がG.R.Merdithらにより(Macrom olecules,15
巻,1385頁1982年)、それぞれ報告されている。この手
法ではポーリングにより色素分散系の対称性を低下させ
て第2高調波の観測に成功しているものの、相溶性の点
から色素含有量が数%以下に制限される上、経時的に色
素の会合,熱的じょう乱等によりSHG強度が低下すると
いう問題点を有しており、実用的な非線形光学素子とし
て用いるには全く不十分であった。
本発明は、非線形光学素子における前記の問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は長期信頼性
にすぐれ、大きな第2高調波を示す非線形光学素子を提
供することにある。
するためになされたものであり、その目的は長期信頼性
にすぐれ、大きな第2高調波を示す非線形光学素子を提
供することにある。
本発明者らは、従来のポーリング手法が分散系の反転対
称性を弱め、自発分極を発言させる手法であることに着
目し、本発明に至った。すなわち、本発明では、コア
(クラッド)部材にサーモトロピック液晶状態で大きな
自発分極を示す側鎖型液晶高分子を用い、クラッド(コ
ア)部材にコア(クラッド)部材よりも屈折率の低い
(高い)材料を用いて光ファイバ型導波路を形成するこ
とを最も主要な特徴とし、従来の非線形光学部品に比べ
て、長期にわたり安定で、大きな第2高調波を発生でき
る点が異なっている。
称性を弱め、自発分極を発言させる手法であることに着
目し、本発明に至った。すなわち、本発明では、コア
(クラッド)部材にサーモトロピック液晶状態で大きな
自発分極を示す側鎖型液晶高分子を用い、クラッド(コ
ア)部材にコア(クラッド)部材よりも屈折率の低い
(高い)材料を用いて光ファイバ型導波路を形成するこ
とを最も主要な特徴とし、従来の非線形光学部品に比べ
て、長期にわたり安定で、大きな第2高調波を発生でき
る点が異なっている。
以下、さらに詳しく本発明を説明する。
高分子の側鎖中にキラルな炭素原子およびカルボニル基
を有する側鎖型液晶高分子は、カイラルスメクチック液
晶相Cで、少なくとも1×10-6C/m2以上の自発分極を示
す。分子感受率βを分子の分極率に比例するため、自発
分極の大きなものほど大きな第2高調波出力を得ること
ができる。
を有する側鎖型液晶高分子は、カイラルスメクチック液
晶相Cで、少なくとも1×10-6C/m2以上の自発分極を示
す。分子感受率βを分子の分極率に比例するため、自発
分極の大きなものほど大きな第2高調波出力を得ること
ができる。
高分子の側鎖中にキラルな炭素原子およびカルボニル基
を有する側鎖型液晶高分子は、スメクチック液晶温度領
域で、せん断応力はあるいは引張応力のような力学的応
力が作用すれば、高分子主鎖は応力と平行方向に、側鎖
の各ユニットは応力と直角方向にそれぞれ容易に配列す
る。しかも、この配列は冷却により固化することができ
る。したがって、該側鎖型液晶高分子を、紡糸(ファイ
バー)する工程で、側鎖のキラル炭素を有するユニット
をファイバ軸に直角方向に配列させ、同時にあるいは別
工程で、該側鎖型液晶高分子よりも屈折率の低い(また
は高い)材料を該液晶高分子の外周(または内周)に配
することにより、該側鎖型液晶高分子をコア(クラッ
ド)部材とする本発明の光ファイバ型の非線形光学素子
を得ることができる。
を有する側鎖型液晶高分子は、スメクチック液晶温度領
域で、せん断応力はあるいは引張応力のような力学的応
力が作用すれば、高分子主鎖は応力と平行方向に、側鎖
の各ユニットは応力と直角方向にそれぞれ容易に配列す
る。しかも、この配列は冷却により固化することができ
る。したがって、該側鎖型液晶高分子を、紡糸(ファイ
バー)する工程で、側鎖のキラル炭素を有するユニット
をファイバ軸に直角方向に配列させ、同時にあるいは別
工程で、該側鎖型液晶高分子よりも屈折率の低い(また
は高い)材料を該液晶高分子の外周(または内周)に配
することにより、該側鎖型液晶高分子をコア(クラッ
ド)部材とする本発明の光ファイバ型の非線形光学素子
を得ることができる。
一方該側鎖型液晶高分子は、スメクチック液晶温度領域
において電場あるいは磁場中に置くことにより、側鎖の
各ユニットは電場および磁場と平行方向ないしは直角方
向に容易に配列する。しかも、この配列は電場,磁場を
印加したまま冷却することにより固定化することができ
る。したがって、該側鎖型液晶高分子を溶融状態で石英
ガラスキャピラリー中に注入し、スメクチック液晶温度
領域で外部電場により側鎖にキラル炭素を有するユニッ
トを1方向に配列させた後に冷却固化すれば、該側鎖型
液晶高分子をコア部材とし、石英ガラスをクラッド部材
とする本発明の光ファイバ型非線形光学素子を得ること
ができる。さらに、ガラス母材から線引きして得られる
石英ガラスファイバの外周にスメクチック液晶状態にあ
る該側鎖型液晶高分子を塗布した後、電場もしくは磁場
中を通して側鎖のユニットを配列させながら冷却固化す
ることにより、石英ガラスをコア部材とし、該側鎖型液
晶高分子をクラッド部材とする本発明の光ファイバ型非
線形光学素子を得ることができる。
において電場あるいは磁場中に置くことにより、側鎖の
各ユニットは電場および磁場と平行方向ないしは直角方
向に容易に配列する。しかも、この配列は電場,磁場を
印加したまま冷却することにより固定化することができ
る。したがって、該側鎖型液晶高分子を溶融状態で石英
ガラスキャピラリー中に注入し、スメクチック液晶温度
領域で外部電場により側鎖にキラル炭素を有するユニッ
トを1方向に配列させた後に冷却固化すれば、該側鎖型
液晶高分子をコア部材とし、石英ガラスをクラッド部材
とする本発明の光ファイバ型非線形光学素子を得ること
ができる。さらに、ガラス母材から線引きして得られる
石英ガラスファイバの外周にスメクチック液晶状態にあ
る該側鎖型液晶高分子を塗布した後、電場もしくは磁場
中を通して側鎖のユニットを配列させながら冷却固化す
ることにより、石英ガラスをコア部材とし、該側鎖型液
晶高分子をクラッド部材とする本発明の光ファイバ型非
線形光学素子を得ることができる。
本発明に用いる側鎖型液晶高分子は、次の一般式で表わ
される2つの構造のいずれか1つを有している。
される2つの構造のいずれか1つを有している。
ただし、式中 X,y:含有率 A:高分子主鎖を構成する繰返し単位 S1,S2,S3:スペーサーとなる原子団 L:液晶形成能を有するユニット C:キラル炭素およびカルボニル基を有するユニット であり、式中Lは液晶形成能を有するユニットであり、
該ユニットは1種のみならず2種以上を使用してもよ
く、式のLの部分が、例えば (ただし、L1,L2は液晶形成能を有するユニット)のよ
うに結合していてもよい。式(I)の構造の側鎖型液晶
高分子ではキラル炭素およびカルボニル基を有するユニ
ットC以外に液晶形成能を有するユニットLが含まれて
いるのに対し、式(II)の構造の側鎖型液晶高分子で
は、側鎖ユニットCそれ自体が液晶形成能と非線形光学
性の2つを有している。
該ユニットは1種のみならず2種以上を使用してもよ
く、式のLの部分が、例えば (ただし、L1,L2は液晶形成能を有するユニット)のよ
うに結合していてもよい。式(I)の構造の側鎖型液晶
高分子ではキラル炭素およびカルボニル基を有するユニ
ットC以外に液晶形成能を有するユニットLが含まれて
いるのに対し、式(II)の構造の側鎖型液晶高分子で
は、側鎖ユニットCそれ自体が液晶形成能と非線形光学
性の2つを有している。
本発明液晶高分子における高分子主鎖を構成する繰返し
単位Aは、基本波および第2高調波の波長域で透明な繰
返し単位であれば使用可能であり、具体的に例示すれ
ば、 等を挙げることがきる。また、スペーサーとなる原子団
S1,S2,S3は、(CH2)m(mは整数)で表わされるメチレ
ン系炭化水素が一般に用いられる。S1,S2,S3におい
て、メチレン鎖の繰り返し数mは同じでも違っていても
かまわない。本発明において使用される液晶形成能を有
するユニットLは、次の一般式で表わされる構造を有し
ている。
単位Aは、基本波および第2高調波の波長域で透明な繰
返し単位であれば使用可能であり、具体的に例示すれ
ば、 等を挙げることがきる。また、スペーサーとなる原子団
S1,S2,S3は、(CH2)m(mは整数)で表わされるメチレ
ン系炭化水素が一般に用いられる。S1,S2,S3におい
て、メチレン鎖の繰り返し数mは同じでも違っていても
かまわない。本発明において使用される液晶形成能を有
するユニットLは、次の一般式で表わされる構造を有し
ている。
−R1−R2−R3 …(IV) ただし、式中 R1:2価の原子および原子団 R2:π−電子系を有する2価の原子団 R3:1価の原子および原子団 であり、組合せによってはR1がないようなユニットを使
用することができる。2価の原子および原子団R1は、特
に限定するものでないが、具体的には−O−,−COO
−,−OCO−,−NH−CO−等が用いられる。1価の原子
および原子団R3は、特に限定するものではないが、具体
的には−CN,−CHO,−OCnH2n+1,−CnH2n+1(nは0以上
の整数)、−COOH等が用いられる。また、π−電子系を
有する2価の原子R2は下記構造等を基本骨格とし、ベン
ゼン環に−Cl,−Br,−CH3、−OH等を付加したものも用
いることができる。
用することができる。2価の原子および原子団R1は、特
に限定するものでないが、具体的には−O−,−COO
−,−OCO−,−NH−CO−等が用いられる。1価の原子
および原子団R3は、特に限定するものではないが、具体
的には−CN,−CHO,−OCnH2n+1,−CnH2n+1(nは0以上
の整数)、−COOH等が用いられる。また、π−電子系を
有する2価の原子R2は下記構造等を基本骨格とし、ベン
ゼン環に−Cl,−Br,−CH3、−OH等を付加したものも用
いることができる。
本発明において使用されるキラル炭素およびカルボニル
基を有するユニットCは、次の一般式で表わされる構造
を有している。
基を有するユニットCは、次の一般式で表わされる構造
を有している。
−R4−R5−R6 …(V) ただし、式中 R4:2価の原子および原子団 R5:π−電子系を有する2価の原子団 R6:キラル炭素を含む1価の原子団 であり、組合せによってはR4がないようなユニットを使
用することができる。2価の原子および原子団R4は、特
に限定するものでないが、具体的には−O−,−COO
−,−OCO−等が用いられる。キラル炭素を含む1価の
原子団R6は、特に限定するものでないが、具体的には下
記構造のものを用いることができる。
用することができる。2価の原子および原子団R4は、特
に限定するものでないが、具体的には−O−,−COO
−,−OCO−等が用いられる。キラル炭素を含む1価の
原子団R6は、特に限定するものでないが、具体的には下
記構造のものを用いることができる。
ここでmは0以上の整数,nは2以上の整数,rは1以上の
整数である。上記のR6の基本骨格のうち、(i)(ii)
(v)(vi)はカイラルスメクチック液晶相発現に必要
なカルボニル基とキラル炭素の両方を備えているが、
(iii)(iv)ではカルボニル基が含まれていない。し
たがって、(iii)(iv)の原子団を用いてユニットを
構築する場合には、次に述べるπ−電子系を有する原子
団のうちカルボニル基を含む原子団(yii)〜(xii)と
組合わせなくてはならない。
整数である。上記のR6の基本骨格のうち、(i)(ii)
(v)(vi)はカイラルスメクチック液晶相発現に必要
なカルボニル基とキラル炭素の両方を備えているが、
(iii)(iv)ではカルボニル基が含まれていない。し
たがって、(iii)(iv)の原子団を用いてユニットを
構築する場合には、次に述べるπ−電子系を有する原子
団のうちカルボニル基を含む原子団(yii)〜(xii)と
組合わせなくてはならない。
π−電子系を有する2価の原子団R5は下記構造を基本骨
格とし、ベンゼン環に−Cl,−Br,−CH3,−OH等を付加
したものも用いることができる。
格とし、ベンゼン環に−Cl,−Br,−CH3,−OH等を付加
したものも用いることができる。
本発明の非線形光学素子は、基本波および第2高調波の
導波に有利なコア/クラッド構造を有する光ファイバの
形で用いられる。該側鎖型液晶高分子をコア部材として
用いる場合にはクラッド部材としては石英ガラスの他に
上記で説明した側鎖型液晶高分子よりも屈折率の小さな
ポリマであれば使用可能であり、具体的にはポリテトラ
フルオルエチレンのような含フッ素ポリマを挙げること
ができる。また、側鎖型液晶高分子をコア部材に、含フ
ッ素ポリマをクラッド材にそれぞれ用いて光ファイバを
製造するには、ハイプロッド法,コーティング法,複合
紡糸法等のプラスチック光ファイバの製造法が適用でき
る。
導波に有利なコア/クラッド構造を有する光ファイバの
形で用いられる。該側鎖型液晶高分子をコア部材として
用いる場合にはクラッド部材としては石英ガラスの他に
上記で説明した側鎖型液晶高分子よりも屈折率の小さな
ポリマであれば使用可能であり、具体的にはポリテトラ
フルオルエチレンのような含フッ素ポリマを挙げること
ができる。また、側鎖型液晶高分子をコア部材に、含フ
ッ素ポリマをクラッド材にそれぞれ用いて光ファイバを
製造するには、ハイプロッド法,コーティング法,複合
紡糸法等のプラスチック光ファイバの製造法が適用でき
る。
また、該側鎖型液晶高分子をコア部材とし、石英ガラス
をクラッド部材として用いる場合には、屈折率の関係か
ら高分子鎖を構成する繰返し単位は、ポリアクリル酸,
ポリメタクリル酸,ポリクロルアクリル酸およびフエニ
ル基を含むポリシロキサンを用いることができる。反対
に該側鎖型液晶高分子をクラッド部材に、石英ガラスを
コア部材にそれぞれ用いる場合には、高分子鎖を構成す
る繰返し単位には、メチル基を含むポリシロキサンを用
いることができる。さらに、ポリメタクリル酸メチルを
コア部材とし、メチル基を含むポリシロキサンを繰返し
単位とする側鎖型液晶高分子をクラッド部材として用い
ても本発明の非線形光学素子を得ることができる。
をクラッド部材として用いる場合には、屈折率の関係か
ら高分子鎖を構成する繰返し単位は、ポリアクリル酸,
ポリメタクリル酸,ポリクロルアクリル酸およびフエニ
ル基を含むポリシロキサンを用いることができる。反対
に該側鎖型液晶高分子をクラッド部材に、石英ガラスを
コア部材にそれぞれ用いる場合には、高分子鎖を構成す
る繰返し単位には、メチル基を含むポリシロキサンを用
いることができる。さらに、ポリメタクリル酸メチルを
コア部材とし、メチル基を含むポリシロキサンを繰返し
単位とする側鎖型液晶高分子をクラッド部材として用い
ても本発明の非線形光学素子を得ることができる。
以下、実施例をあげて本発明を説明するが、本発明のこ
れによりなんら限定されるものでない。
れによりなんら限定されるものでない。
(実施例1) コア部材として下記の構造 の側鎖型サーモトロピック液晶高分子を用い、クラッド
部材としてポリテトラフルオルエチレンを用いて、複合
紡糸法によりコア系5μm,クラッド厚45μmの光ファイ
バ型非線形光学素子を作製した。作製に際しては、コア
部材がカイラルスメクチックC相をとる60℃まで自然空
冷し、その後急冷するように冷却工程を調整した。この
素子の一端からNd3+/YAGレーザからの基本波(波長1.06
μm)を入射し、他端で基本波をフィルタにより選択吸
収した後、透過光を分光したところ、第2高調波である
ことがわかった。さらに、この素子の発生する第2高調
波強度を、ポリメタクリル酸メチルポリマに4−ジメチ
ルアミノ−4′−ニトロアゾベンゼンをドープした場合
と比較した結果、ドープ系に比べて10倍以上の第2高調
波強度と100倍以上の寿命を示すことがわかった。
部材としてポリテトラフルオルエチレンを用いて、複合
紡糸法によりコア系5μm,クラッド厚45μmの光ファイ
バ型非線形光学素子を作製した。作製に際しては、コア
部材がカイラルスメクチックC相をとる60℃まで自然空
冷し、その後急冷するように冷却工程を調整した。この
素子の一端からNd3+/YAGレーザからの基本波(波長1.06
μm)を入射し、他端で基本波をフィルタにより選択吸
収した後、透過光を分光したところ、第2高調波である
ことがわかった。さらに、この素子の発生する第2高調
波強度を、ポリメタクリル酸メチルポリマに4−ジメチ
ルアミノ−4′−ニトロアゾベンゼンをドープした場合
と比較した結果、ドープ系に比べて10倍以上の第2高調
波強度と100倍以上の寿命を示すことがわかった。
(実施例2) コア部材として下記の構造 の側鎖型サーモトロピック液晶高分子を用い、クラッド
部材としてポリテトラフルオルエチレンを用いて、実施
例1と同様に複合紡糸法によりコア系5μm,クラッド厚
50μmの光ファイバ型非線形光学素子を作製した。この
素子の一端からNd3+/YAGレーザからの基本波(波長1.06
μm)を入射し、他端で基本波をフィルタにより選択吸
収した後、透過光を分光したところ、第2高調波である
ことがわかった。さらに、この素子の発生する第2高調
波強度を、ポリメタクリル酸メチルポリマに4−ジメチ
ルアミノ−4′−ニトロアゾベンゼンをドープした場合
と比較した結果、ドープ系に比べて10倍以上の第2高調
波強度と100倍以上の寿命を示すことがわかった。
部材としてポリテトラフルオルエチレンを用いて、実施
例1と同様に複合紡糸法によりコア系5μm,クラッド厚
50μmの光ファイバ型非線形光学素子を作製した。この
素子の一端からNd3+/YAGレーザからの基本波(波長1.06
μm)を入射し、他端で基本波をフィルタにより選択吸
収した後、透過光を分光したところ、第2高調波である
ことがわかった。さらに、この素子の発生する第2高調
波強度を、ポリメタクリル酸メチルポリマに4−ジメチ
ルアミノ−4′−ニトロアゾベンゼンをドープした場合
と比較した結果、ドープ系に比べて10倍以上の第2高調
波強度と100倍以上の寿命を示すことがわかった。
以上説明したように、本発明によれば、コア(クラッ
ド)部材にサーモトロピック液晶状態で大きな自発分極
を示す側鎖型液晶高分子を用い、クラッド(コア)部材
にコア(クラッド)部材よりも屈折率の低い(高い)材
料を用いて光ファイバ型導波路としているために、長期
信頼性にすぐれ、大きな第2高調波を示す非線形光学素
子を提供することができる。
ド)部材にサーモトロピック液晶状態で大きな自発分極
を示す側鎖型液晶高分子を用い、クラッド(コア)部材
にコア(クラッド)部材よりも屈折率の低い(高い)材
料を用いて光ファイバ型導波路としているために、長期
信頼性にすぐれ、大きな第2高調波を示す非線形光学素
子を提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/37 9316−2K (72)発明者 竹内 善明 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内 (72)発明者 山本 二三男 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内
Claims (1)
- 【請求項1】キラルな炭素原子およびカルボニル基を少
なくとも1つ以上含む側鎖を単独であるいは他の液晶形
成能を持つ側鎖と共に有するとともに、室温もしくは高
温でカイラルスメクチックC液晶相を示し、該液晶相で
1×10-6C/m2以上の自発分極を示す側鎖型液晶高分子
を、光ファイバ型導波路のコア部材もしくはクラッド部
材に用いたことを特徴とする非線形光学素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037288A JPH0731335B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 非線形光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037288A JPH0731335B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 非線形光学素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63204235A JPS63204235A (ja) | 1988-08-23 |
| JPH0731335B2 true JPH0731335B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=12493523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62037288A Expired - Fee Related JPH0731335B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 非線形光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731335B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5011623A (en) * | 1988-07-20 | 1991-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Nonlinear optical material and nonlinear optical device |
| SG50551A1 (en) * | 1991-06-25 | 2003-04-23 | Rolic Ag | Optical device for efficient generation of short wave lengths laser light |
| US5361320A (en) * | 1993-02-19 | 1994-11-01 | University Of Colorado Foundation | Liquid crystal fiber waveguide |
| DE19532408A1 (de) * | 1995-09-01 | 1997-03-06 | Basf Ag | Polymerisierbare flüssigkristalline Verbindungen |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62037288A patent/JPH0731335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63204235A (ja) | 1988-08-23 |
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