JPH0731344B2 - 変倍フアインダ−光学系 - Google Patents
変倍フアインダ−光学系Info
- Publication number
- JPH0731344B2 JPH0731344B2 JP60197239A JP19723985A JPH0731344B2 JP H0731344 B2 JPH0731344 B2 JP H0731344B2 JP 60197239 A JP60197239 A JP 60197239A JP 19723985 A JP19723985 A JP 19723985A JP H0731344 B2 JPH0731344 B2 JP H0731344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- optical system
- lens
- crystal lens
- magnification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/12—Fluid-filled or evacuated lenses
- G02B3/14—Fluid-filled or evacuated lenses of variable focal length
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、観察倍率の変換が可能な変倍ファインダー
光学系に関する。
光学系に関する。
従来の技術 従来、撮影レンズ系の変倍可能なカメラにおいて、撮影
レンズ系の変倍と関連してファインダーの倍率を変化さ
せる技術としては、例えば特開昭52−137331号公報に示
されているものが知られている。これは、撮影レンズ系
が標準倍率となっている時にファンダー光学系に挿入さ
れている凹レンズを、撮影レンズ系が望遠に変倍する際
にファインダー光学系の光路外に退避せしめてファイン
ダー光学系の倍率を変換すると共に、ファインダー光学
系内の別の凹レンズを光軸に沿って移動せしめて視度も
調節するようにしたものである。
レンズ系の変倍と関連してファインダーの倍率を変化さ
せる技術としては、例えば特開昭52−137331号公報に示
されているものが知られている。これは、撮影レンズ系
が標準倍率となっている時にファンダー光学系に挿入さ
れている凹レンズを、撮影レンズ系が望遠に変倍する際
にファインダー光学系の光路外に退避せしめてファイン
ダー光学系の倍率を変換すると共に、ファインダー光学
系内の別の凹レンズを光軸に沿って移動せしめて視度も
調節するようにしたものである。
発明が解決しようとする問題点 従来の技術においては、ファインダー光学系の変倍を、
このファインダー光学系を構成するレンズの一部の光軸
に対する挿脱で行っているため、偏芯誤差を生ずる欠点
を有している。そして更に、挿脱機構を有するために構
成が複雑になり、コンパクト化に難を生じ、またコスト
高にもなり好ましくない。本発明はこのような問題点に
着目してなされたものであり、撮影レンズ系の変倍に伴
うファインダー光学系の変倍を高精度に、また設計、製
作上容易で、しかもコンパクトで、かつ安価な構成で行
い得るファインダー光学系を提供することを目的とす
る。
このファインダー光学系を構成するレンズの一部の光軸
に対する挿脱で行っているため、偏芯誤差を生ずる欠点
を有している。そして更に、挿脱機構を有するために構
成が複雑になり、コンパクト化に難を生じ、またコスト
高にもなり好ましくない。本発明はこのような問題点に
着目してなされたものであり、撮影レンズ系の変倍に伴
うファインダー光学系の変倍を高精度に、また設計、製
作上容易で、しかもコンパクトで、かつ安価な構成で行
い得るファインダー光学系を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 このファインダー光学系では、第1図に示すようにファ
インダー光学系1の少なくとも一部を液晶レンズ2bを用
いて構成している。そして、撮影レンズ系の変倍に伴っ
てこの液晶レンズ2bの入射光に対する焦点距離を変化さ
せる焦点距離可変手段3が設けられている。
インダー光学系1の少なくとも一部を液晶レンズ2bを用
いて構成している。そして、撮影レンズ系の変倍に伴っ
てこの液晶レンズ2bの入射光に対する焦点距離を変化さ
せる焦点距離可変手段3が設けられている。
作用 この構成によれば、撮影レンズ系が変倍されると、これ
に連動してファインダー光学系1内の液晶レンズ2bの焦
点距離が変わり、ファインダー光学系1の倍率が変わ
る。
に連動してファインダー光学系1内の液晶レンズ2bの焦
点距離が変わり、ファインダー光学系1の倍率が変わ
る。
実施例 第1図及び第2図は本発明の第一実施例を示す図であ
る。以下、図面をもとに第一実施例を説明する。
る。以下、図面をもとに第一実施例を説明する。
第1図はファインダー光学系の断面図である。ファイン
ダー光学系1は、図示しないコンパクトカメラのファイ
ンダー部に配設され、物体側より、偏光板2a、液晶の配
向方向をファインダー光学系1の光軸に垂直な面内でこ
の偏光板の偏光方向と同じくする液晶レンズ2bより成る
液晶レンズ系2、負レンズ4a、4b、正レンズ4cより成る
アルバダ系4により構成され、液晶レンズ系2には焦点
距離可変手段3が設けられている。
ダー光学系1は、図示しないコンパクトカメラのファイ
ンダー部に配設され、物体側より、偏光板2a、液晶の配
向方向をファインダー光学系1の光軸に垂直な面内でこ
の偏光板の偏光方向と同じくする液晶レンズ2bより成る
液晶レンズ系2、負レンズ4a、4b、正レンズ4cより成る
アルバダ系4により構成され、液晶レンズ系2には焦点
距離可変手段3が設けられている。
第2図は第一実施例の液晶レンズ系2及び焦点距離可変
手段3の詳細な構成を示す。ファインダー光学系1内に
配設された液晶レンズ2bは、第2図に示すように、スペ
ーサ8a、8bを透明板6と平凹レンズ7の両隅部に介装し
て成るセル内に液晶9が封入されて構成されている。上
記透明板6及び平凹レンズ7の夫々液晶側にはSnO2等の
透明導電膜で形成された透明電極10a,10bが設けられ、
このうち一方の透明電極10aは接地され、もう一方の透
明電極10bはDC/ACコンバータ11のAC出力端に接続されて
いる。このDC/ACコンバータ11はスイッチ12を介して電
池13と接続されて、合わせて焦点距離可変手段3を構成
している。ここに、スイッチ12のON−OFFは撮影レンズ
系の倍率変換に基づく信号により行われる。即ち、撮影
レンズ系が望遠側に変倍すると、スイッチ12がON状態と
なり、電池13の電圧がDC/ACコンバータ11でAC電圧に変
えられて透明電極10a,10bにより液晶9に印加される。
これにより液晶分子の配向は電圧に応じて透明電極10a,
10bの方向に向きを変える。従ってこの液晶に対して異
常光となる光に対する屈折率が変化する。このため、偏
光板2aの偏光方向Aと液晶9の配向方向Bとを同じくし
て異常光が液晶レンズ2bに入射するようにしておくこと
により、入射する光に対して、液晶レンズ2bの焦点距離
は長くなり、即ちファインダーの倍率は高倍側に変換さ
れる。また、この時視度を変えないようにアルバダ系4
のうちの物体側負レンズ4aを光軸に沿って移動するよう
にしてある。
手段3の詳細な構成を示す。ファインダー光学系1内に
配設された液晶レンズ2bは、第2図に示すように、スペ
ーサ8a、8bを透明板6と平凹レンズ7の両隅部に介装し
て成るセル内に液晶9が封入されて構成されている。上
記透明板6及び平凹レンズ7の夫々液晶側にはSnO2等の
透明導電膜で形成された透明電極10a,10bが設けられ、
このうち一方の透明電極10aは接地され、もう一方の透
明電極10bはDC/ACコンバータ11のAC出力端に接続されて
いる。このDC/ACコンバータ11はスイッチ12を介して電
池13と接続されて、合わせて焦点距離可変手段3を構成
している。ここに、スイッチ12のON−OFFは撮影レンズ
系の倍率変換に基づく信号により行われる。即ち、撮影
レンズ系が望遠側に変倍すると、スイッチ12がON状態と
なり、電池13の電圧がDC/ACコンバータ11でAC電圧に変
えられて透明電極10a,10bにより液晶9に印加される。
これにより液晶分子の配向は電圧に応じて透明電極10a,
10bの方向に向きを変える。従ってこの液晶に対して異
常光となる光に対する屈折率が変化する。このため、偏
光板2aの偏光方向Aと液晶9の配向方向Bとを同じくし
て異常光が液晶レンズ2bに入射するようにしておくこと
により、入射する光に対して、液晶レンズ2bの焦点距離
は長くなり、即ちファインダーの倍率は高倍側に変換さ
れる。また、この時視度を変えないようにアルバダ系4
のうちの物体側負レンズ4aを光軸に沿って移動するよう
にしてある。
尚、液晶レンズ2bの液晶9の配向方向を変化させる方法
としては印加電圧のON−OFFに限らず、印加電圧値を変
化させる方法、印加電圧の周波数を変化させる方法、電
圧の代りに磁界による方法、磁界の周波数による方法等
が可能である。
としては印加電圧のON−OFFに限らず、印加電圧値を変
化させる方法、印加電圧の周波数を変化させる方法、電
圧の代りに磁界による方法、磁界の周波数による方法等
が可能である。
第3図は第二実施例を示す図である。この実施例は、焦
点距離を変える手段として偏光板2aを利用したもので、
この偏光板2aを撮影レンズ系の変倍に合わせて回転させ
ることによりファインダー光学系1′の変倍を行うよう
にしたものである。このファインダー光学系1′は、物
体側より偏光板2a′、液晶の配向可変手段を有さない液
晶レンズ2b′、アルバダ系4により構成されている。そ
して、撮影レンズ系が広角時には、第3図(a)に示す
ように、ファインダー光学系1′の光軸16と垂直な面内
において偏光板2a′の偏光方向Aと液晶レンズ2b′の配
向方向Bとが同じになるように偏光板2a′を回転するよ
うになっている。この回転は、撮影レンズ系の変倍動作
機構を利用した焦点距離可変手段3′によって行なわれ
る。同様にして、望遠時には第3図(b)に示すように
偏光板2a′の偏光方向A′と液晶レンズ2b′の配向方向
Bとが直交するように偏光板2a′を回転する。これによ
り、液晶レンズ2aへの入射光を異常光と常光とに切換え
て倍率を変換することができる。この実施例では、焦点
距離可変手段3′を偏光板2a′に設けることにより、液
晶レンズ2b′の液晶の配向を変化させる手段を設けるこ
となく、高精度化、コンパクト化を達成している。
点距離を変える手段として偏光板2aを利用したもので、
この偏光板2aを撮影レンズ系の変倍に合わせて回転させ
ることによりファインダー光学系1′の変倍を行うよう
にしたものである。このファインダー光学系1′は、物
体側より偏光板2a′、液晶の配向可変手段を有さない液
晶レンズ2b′、アルバダ系4により構成されている。そ
して、撮影レンズ系が広角時には、第3図(a)に示す
ように、ファインダー光学系1′の光軸16と垂直な面内
において偏光板2a′の偏光方向Aと液晶レンズ2b′の配
向方向Bとが同じになるように偏光板2a′を回転するよ
うになっている。この回転は、撮影レンズ系の変倍動作
機構を利用した焦点距離可変手段3′によって行なわれ
る。同様にして、望遠時には第3図(b)に示すように
偏光板2a′の偏光方向A′と液晶レンズ2b′の配向方向
Bとが直交するように偏光板2a′を回転する。これによ
り、液晶レンズ2aへの入射光を異常光と常光とに切換え
て倍率を変換することができる。この実施例では、焦点
距離可変手段3′を偏光板2a′に設けることにより、液
晶レンズ2b′の液晶の配向を変化させる手段を設けるこ
となく、高精度化、コンパクト化を達成している。
第4図は液晶レンズの他の例を示した図である。この図
に示された液晶レンズ2b″は、電極10a′,10b′をフレ
ネルレンズ形状にしたものであり、これにより液晶分子
の配向の変換に要する時間を短かくすることができ、従
って焦点距離の変換に要する時間を短かくすることが可
能である。
に示された液晶レンズ2b″は、電極10a′,10b′をフレ
ネルレンズ形状にしたものであり、これにより液晶分子
の配向の変換に要する時間を短かくすることができ、従
って焦点距離の変換に要する時間を短かくすることが可
能である。
第5図及び第6図は本発明の第三実施例を示す図であ
る。この実施例は、偏光板を用いない構成にすることに
より、光量ロスを無くしたものである。以下、図面をも
とに第一実施例と異なる部分について説明する。
る。この実施例は、偏光板を用いない構成にすることに
より、光量ロスを無くしたものである。以下、図面をも
とに第一実施例と異なる部分について説明する。
第5図はファインダー光学系の断面図でる。このファイ
ンダー光学系1″は、物体側より液晶レンズ2b″,アル
バダ系4により構成されている。
ンダー光学系1″は、物体側より液晶レンズ2b″,アル
バダ系4により構成されている。
第6図は第三実施例の液晶レンズ2b及び焦点距離可変
手段3″の構成を示す図である。液晶レンズ2bは、第
6図に示すように透明板17の両面隅部にスペーサ8a′,8
b′を介装して透明板17の各面とそれぞれ対向配置した
平凸レンズ18a,18bとで形成した平行板状の各セル内に
液晶19a,19bが封入されている。透明板17の両面にはSnO
2等の透明導電膜で形成された透明電極20a,20bが設けら
れ、これら電極20a,20bに対向する平凸レンズ18a,18bの
内側の面にも透明電極21a,21bが設けられ、外側の透明
電極21a,21bは互いに導通されて接地され、内側の透明
電極20a,20bはDC/ACコンバータ11のAC出力端に接続され
ている。このDC/ACコンバータ11はスイッチ12を介して
電池13と接続され、合わせて焦点距離可変手段3″を構
成している。ここにスイッチ12のON−OFFは撮影レンズ
系の倍率変換に基づく信号により行われ、このスイッチ
ングにより液晶19a,19bの液晶分子の配向変化に基づい
て屈折率が変わり、液晶レンズ2bの焦点距離を変化さ
せてファインダーの倍率を変換できるようにしてある。
また、第一実施例と同様視度を変えないようにアルバタ
系4内の物体側負レンズ4aを光軸に沿って移動するよう
にしてある。
手段3″の構成を示す図である。液晶レンズ2bは、第
6図に示すように透明板17の両面隅部にスペーサ8a′,8
b′を介装して透明板17の各面とそれぞれ対向配置した
平凸レンズ18a,18bとで形成した平行板状の各セル内に
液晶19a,19bが封入されている。透明板17の両面にはSnO
2等の透明導電膜で形成された透明電極20a,20bが設けら
れ、これら電極20a,20bに対向する平凸レンズ18a,18bの
内側の面にも透明電極21a,21bが設けられ、外側の透明
電極21a,21bは互いに導通されて接地され、内側の透明
電極20a,20bはDC/ACコンバータ11のAC出力端に接続され
ている。このDC/ACコンバータ11はスイッチ12を介して
電池13と接続され、合わせて焦点距離可変手段3″を構
成している。ここにスイッチ12のON−OFFは撮影レンズ
系の倍率変換に基づく信号により行われ、このスイッチ
ングにより液晶19a,19bの液晶分子の配向変化に基づい
て屈折率が変わり、液晶レンズ2bの焦点距離を変化さ
せてファインダーの倍率を変換できるようにしてある。
また、第一実施例と同様視度を変えないようにアルバタ
系4内の物体側負レンズ4aを光軸に沿って移動するよう
にしてある。
ところで、上記液晶レンズ2bにおいて、各液晶19a及
び19bは同一の特性を有する液晶が電圧を印加していな
いときの各々の液晶分子の配向状態が第6図の符号C,D
で示すように互いに直交するように配向処理され、且つ
これら配向の方向C,Dはファインダー光学系1″の光軸1
6と直交させてあり、それぞれ偏光板を必要としない焦
点距離可変レンズを構成している。
び19bは同一の特性を有する液晶が電圧を印加していな
いときの各々の液晶分子の配向状態が第6図の符号C,D
で示すように互いに直交するように配向処理され、且つ
これら配向の方向C,Dはファインダー光学系1″の光軸1
6と直交させてあり、それぞれ偏光板を必要としない焦
点距離可変レンズを構成している。
以下、この点につき説明する。入射光は、お互いに直交
する2つの偏光成分に分解でき、第6図において、液晶
19aの液晶分子の配向方向Cと、液晶19bの液晶分子の配
向方向Dに分解して考える。まず、入射光の一成分であ
る配向方向Cと平行な偏向成分が液晶19aに入射した場
合、この光線成分は液晶19aに対して、異常光線とな
る。したがって、この状態で液晶19aに電圧を印加する
と、液晶分子は電圧に応じて電極20a,21aに垂直な方向
に向きを変えるので異常光線成分に対して液晶19aの屈
折率は異常光に対する値から常光に対する値までの間の
任意の値に変化し、焦点距離可変の効果をうけることに
なる。この液晶19aに対しての異常光成分は液晶19bに対
しては常光成分となるため、屈折率は変化せず焦点距離
可変の効果をうけない。したがって、そのまま直進す
る。一方、もう一方の入射光成分である液晶19aに対し
て常光に相当する成分は液晶19aでは屈折率は変化せ
ず、焦点距離可変の効果をうけないが、液晶19aに対し
ては異常光に相当する成分となるため上記液晶19aに異
常光が入射した場合と同様に、(液晶19bにおいて)屈
折率は変化し、焦点距離可変の効果を受けることにな
る。液晶19aおよび19bは同じ電圧が印加されるので互い
に等しい焦点距離可変の効果を及ぼうことになる。した
がって、2つの液晶19a,19bの光軸方向を互いに直交す
るように重ねることにより、あらゆる方向の偏光に対し
て等しい焦点距離可変のレンズとして動作することにな
り、偏光板を使用することなく入射光の偏光方向に無関
係に焦点距離を可変できるレンズが構成されている。こ
の構成によれば偏光板を使わないため、光量を減ずるこ
とがなく、明るいファイダーを実現できる。尚、液晶レ
ンズ2bの液晶19a,19bの配向方向の可変方法として
は、第一実施例に示したと同様各種の方法が可能であ
る。
する2つの偏光成分に分解でき、第6図において、液晶
19aの液晶分子の配向方向Cと、液晶19bの液晶分子の配
向方向Dに分解して考える。まず、入射光の一成分であ
る配向方向Cと平行な偏向成分が液晶19aに入射した場
合、この光線成分は液晶19aに対して、異常光線とな
る。したがって、この状態で液晶19aに電圧を印加する
と、液晶分子は電圧に応じて電極20a,21aに垂直な方向
に向きを変えるので異常光線成分に対して液晶19aの屈
折率は異常光に対する値から常光に対する値までの間の
任意の値に変化し、焦点距離可変の効果をうけることに
なる。この液晶19aに対しての異常光成分は液晶19bに対
しては常光成分となるため、屈折率は変化せず焦点距離
可変の効果をうけない。したがって、そのまま直進す
る。一方、もう一方の入射光成分である液晶19aに対し
て常光に相当する成分は液晶19aでは屈折率は変化せ
ず、焦点距離可変の効果をうけないが、液晶19aに対し
ては異常光に相当する成分となるため上記液晶19aに異
常光が入射した場合と同様に、(液晶19bにおいて)屈
折率は変化し、焦点距離可変の効果を受けることにな
る。液晶19aおよび19bは同じ電圧が印加されるので互い
に等しい焦点距離可変の効果を及ぼうことになる。した
がって、2つの液晶19a,19bの光軸方向を互いに直交す
るように重ねることにより、あらゆる方向の偏光に対し
て等しい焦点距離可変のレンズとして動作することにな
り、偏光板を使用することなく入射光の偏光方向に無関
係に焦点距離を可変できるレンズが構成されている。こ
の構成によれば偏光板を使わないため、光量を減ずるこ
とがなく、明るいファイダーを実現できる。尚、液晶レ
ンズ2bの液晶19a,19bの配向方向の可変方法として
は、第一実施例に示したと同様各種の方法が可能であ
る。
また各実施例において、電圧のON−OFFによる2つの倍
率の変換の例を示したが、例えば印加電圧の値を連続的
に可変にすることで、液晶分子の向きを徐々に変化さ
せ、ファインダーの倍率を連続的に可変にし、ズームレ
ンズに対応させることも可能である。
率の変換の例を示したが、例えば印加電圧の値を連続的
に可変にすることで、液晶分子の向きを徐々に変化さ
せ、ファインダーの倍率を連続的に可変にし、ズームレ
ンズに対応させることも可能である。
更に、各実施例ではファインダーの変倍に伴う視度変化
補正をレンズ移動で行う例を示したが、このレンズも液
晶レンズで構成して調節を行うようにすることも可能で
あり、この場合、機械的に駆動させる部分が一つもない
ため、設計、製作が容易になり、構成もよりコンパクト
にできる。
補正をレンズ移動で行う例を示したが、このレンズも液
晶レンズで構成して調節を行うようにすることも可能で
あり、この場合、機械的に駆動させる部分が一つもない
ため、設計、製作が容易になり、構成もよりコンパクト
にできる。
尚、変倍量が少なく、視度の変化の小さいものについて
は、視度調節を行わない構成のものでも十分実用に供す
ることが可能で、この場合よりコンパクト化、低コスト
化が可能である。
は、視度調節を行わない構成のものでも十分実用に供す
ることが可能で、この場合よりコンパクト化、低コスト
化が可能である。
発明の効果 撮影レンズ系の変倍に伴うファインダー光学系の変倍
を、設計・製作上容易で、コンパクトで、しかも安価な
構成で高精度に行うことができる。
を、設計・製作上容易で、コンパクトで、しかも安価な
構成で高精度に行うことができる。
第1図は本発明の第一実施例を示すファインダー光学系
の断面図、第2図は第一実施例の液晶レンズ及び焦点距
離可変手段の構成を示す図、第3図は第二実施例を示す
ファインダー光学系の断面図、第4図は液晶レンズの他
の構成例を示す図、第5図は第三実施例を示すファイン
ダー光学系の断面図、第6図は第三実施例の液晶レンズ
及び焦点距離可変手段の構成を示す図である。 1……ファインダー光学系、2b……液晶レンズ
の断面図、第2図は第一実施例の液晶レンズ及び焦点距
離可変手段の構成を示す図、第3図は第二実施例を示す
ファインダー光学系の断面図、第4図は液晶レンズの他
の構成例を示す図、第5図は第三実施例を示すファイン
ダー光学系の断面図、第6図は第三実施例の液晶レンズ
及び焦点距離可変手段の構成を示す図である。 1……ファインダー光学系、2b……液晶レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−150809(JP,A) 特開 昭52−137331(JP,A) 特開 昭60−262144(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】撮影レンズ系の変倍に伴って倍率変換を行
う変倍ファインダー光学系において、前記ファインダー
光学系の最物体側に液晶レンズ系を設け、 前記撮影レンズ系の変倍に応じて前記液晶レンズ系の入
射光に対する焦点距離を変化させる手段を具備したこと
を特徴とする変倍ファインダー光学系。 - 【請求項2】前記液晶レンズ系が、電圧を印加しない状
態の各々の分子配向が直交する,2つの液晶層を有する液
晶レンズからなる特許請求の範囲第1項記載の変倍ファ
インダー光学系。 - 【請求項3】前記液晶レンズ系がフレネルレンズを有す
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の変倍ファイン
ダー光学系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197239A JPH0731344B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 変倍フアインダ−光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197239A JPH0731344B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 変倍フアインダ−光学系 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256918A JPS6256918A (ja) | 1987-03-12 |
| JPH0731344B2 true JPH0731344B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=16371161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60197239A Expired - Fee Related JPH0731344B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 変倍フアインダ−光学系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731344B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2801016B2 (ja) * | 1989-02-01 | 1998-09-21 | キヤノン株式会社 | カメラ |
| JPH0816765B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1996-02-21 | オリンパス光学工業株式会社 | 変倍ファインダー光学系 |
| JPH03194526A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Olympus Optical Co Ltd | 実像式ファインダー光学系 |
| US6898021B1 (en) * | 2003-12-18 | 2005-05-24 | Yin S. Tang | Motionless zoom lens |
| WO2006054803A1 (ja) | 2004-11-22 | 2006-05-26 | Citizen Holdings Co., Ltd. | 液晶光学素子及びその製造方法 |
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-
1985
- 1985-09-06 JP JP60197239A patent/JPH0731344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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