JPH07313896A - 樹脂微粉砕方法及びその装置 - Google Patents
樹脂微粉砕方法及びその装置Info
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- JPH07313896A JPH07313896A JP11274094A JP11274094A JPH07313896A JP H07313896 A JPH07313896 A JP H07313896A JP 11274094 A JP11274094 A JP 11274094A JP 11274094 A JP11274094 A JP 11274094A JP H07313896 A JPH07313896 A JP H07313896A
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉砕による発熱を効率良く除去して、より微
細な粉末を製造できる樹脂微粉砕方法及びその装置を提
供する。 【構成】 液体二酸化炭素を噴射した雰囲気中に粗粉末
の樹脂を投入し、樹脂と噴射によって固化したドライア
イスとを混合し、この混合物を粉砕して樹脂を微粉末化
する。
細な粉末を製造できる樹脂微粉砕方法及びその装置を提
供する。 【構成】 液体二酸化炭素を噴射した雰囲気中に粗粉末
の樹脂を投入し、樹脂と噴射によって固化したドライア
イスとを混合し、この混合物を粉砕して樹脂を微粉末化
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の微粉末を製造す
る樹脂微粉砕方法及びその装置に係り、特に、粉砕によ
る発熱を効率良く除去して、より微細な粉末を製造でき
る樹脂微粉砕方法及びその装置に関するものである。
る樹脂微粉砕方法及びその装置に係り、特に、粉砕によ
る発熱を効率良く除去して、より微細な粉末を製造でき
る樹脂微粉砕方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂を粉末で利用するものとして、例え
ば、複写機等の静電潜像の現像に用いられるトナーがあ
る。樹脂を粉末にするには、粉砕機が用いられる。一般
に高速回転式粉砕機は、回転刃と固定刃とを有し、これ
らの刃で原料樹脂を剪断して粉末化している。
ば、複写機等の静電潜像の現像に用いられるトナーがあ
る。樹脂を粉末にするには、粉砕機が用いられる。一般
に高速回転式粉砕機は、回転刃と固定刃とを有し、これ
らの刃で原料樹脂を剪断して粉末化している。
【0003】このような粉砕機で樹脂を粉砕すると熱が
発生する。樹脂は熱によって軟化或いは溶融しやすいの
で、熱を除去しないと刃の隙間に埋まったり、粉末が糸
を引いたりする。そこで、従来は、粉砕機をケーシング
側から冷却したり、刃の隙間に冷風を送り込んだりして
熱を除去している。さらに、粉末の径が小さくなると粉
末が空気と共に刃の隙間を通り抜けるようになり、それ
以上小さく粉砕することができなくなるから、粉砕でき
る径には限界がある。
発生する。樹脂は熱によって軟化或いは溶融しやすいの
で、熱を除去しないと刃の隙間に埋まったり、粉末が糸
を引いたりする。そこで、従来は、粉砕機をケーシング
側から冷却したり、刃の隙間に冷風を送り込んだりして
熱を除去している。さらに、粉末の径が小さくなると粉
末が空気と共に刃の隙間を通り抜けるようになり、それ
以上小さく粉砕することができなくなるから、粉砕でき
る径には限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂粉末の
サイズは用途によりまちまちであるが、近年では、より
微細な粉末の要求が高まっている。トナーの場合、粉末
サイズが小さくできれば複写機等の解像度の向上が望め
る。
サイズは用途によりまちまちであるが、近年では、より
微細な粉末の要求が高まっている。トナーの場合、粉末
サイズが小さくできれば複写機等の解像度の向上が望め
る。
【0005】しかし、高速回転式粉砕機で微細な粉末を
製造するには困難がある。その理由は粉末の径が小さく
なると固定刃と回転刃との隙間を通り抜ける量が多くな
ること、剪断及び圧縮された粉末が発熱、溶融して上記
隙間に付着し、粉砕を妨げることである。そして発熱を
冷却するために粉砕機を外側から冷却する方法では、内
側にある回転刃が冷却できないので、十分な冷却効果が
得られない。また、冷風では発熱量に対して十分な冷却
効果が得られない。
製造するには困難がある。その理由は粉末の径が小さく
なると固定刃と回転刃との隙間を通り抜ける量が多くな
ること、剪断及び圧縮された粉末が発熱、溶融して上記
隙間に付着し、粉砕を妨げることである。そして発熱を
冷却するために粉砕機を外側から冷却する方法では、内
側にある回転刃が冷却できないので、十分な冷却効果が
得られない。また、冷風では発熱量に対して十分な冷却
効果が得られない。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、粉砕による発熱を効率良く除去して、より微細な粉
末を製造できる樹脂微粉砕方法及びその装置を提供する
ことにある。
し、粉砕による発熱を効率良く除去して、より微細な粉
末を製造できる樹脂微粉砕方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、液体二酸化炭素を噴射した雰囲気中に粗粉
末の樹脂を投入し、樹脂と噴射によって固化したドライ
アイスとを混合し、この混合物を粉砕して樹脂を微粉末
化するものである。
に本発明は、液体二酸化炭素を噴射した雰囲気中に粗粉
末の樹脂を投入し、樹脂と噴射によって固化したドライ
アイスとを混合し、この混合物を粉砕して樹脂を微粉末
化するものである。
【0008】その装置は、液体二酸化炭素を噴射するノ
ズルと粗粉末の樹脂を投入するホッパとを混合槽に接続
し、混合槽内に樹脂と噴射によって固化したドライアイ
スとの混合物を送出するフィーダを設け、フィーダから
送出された混合物を微粉末に粉砕する粉砕機を設けたも
のである。
ズルと粗粉末の樹脂を投入するホッパとを混合槽に接続
し、混合槽内に樹脂と噴射によって固化したドライアイ
スとの混合物を送出するフィーダを設け、フィーダから
送出された混合物を微粉末に粉砕する粉砕機を設けたも
のである。
【0009】粉砕中の混合物を上記噴射により気化した
二酸化炭素で冷却してもよい。
二酸化炭素で冷却してもよい。
【0010】
【作用】本出願人は、冷風の代わりに液体窒素を送り込
むことを試したが、空気中の水分が氷になり、氷と一緒
に樹脂を粉砕すると、樹脂が平らに潰れて粉にならない
ことがわかった。これに対し、液体二酸化炭素を用いた
ところ、炭酸ガス(気化した二酸化炭素)が冷媒として
働くだけでなく、生成されたドライアイスと一緒に樹脂
を粉砕すると樹脂が粉になることを発見した。
むことを試したが、空気中の水分が氷になり、氷と一緒
に樹脂を粉砕すると、樹脂が平らに潰れて粉にならない
ことがわかった。これに対し、液体二酸化炭素を用いた
ところ、炭酸ガス(気化した二酸化炭素)が冷媒として
働くだけでなく、生成されたドライアイスと一緒に樹脂
を粉砕すると樹脂が粉になることを発見した。
【0011】上記構成により、噴射された液体二酸化炭
素は、雰囲気中で断熱膨脹による相変化をして一部が固
化し、残りが気化する。噴射によって固化したドライア
イスは雪状であるが、投入された粗粉末の樹脂と混合さ
れて粉末の混合物となる。この混合物を粉砕すると、樹
脂は発熱するが、低温であるドライアイスが樹脂と混合
されているので、この粉砕による発熱が直接、ドライア
イスで冷却される。従って、樹脂は高温とならず、軟化
或いは溶融した樹脂が刃の隙間に埋まったり、粉末が糸
を引いたりすることがない。また、樹脂がドライアイス
にまぶされて粒径が大きくなり、刃の隙間を通り抜けな
いで破砕される。
素は、雰囲気中で断熱膨脹による相変化をして一部が固
化し、残りが気化する。噴射によって固化したドライア
イスは雪状であるが、投入された粗粉末の樹脂と混合さ
れて粉末の混合物となる。この混合物を粉砕すると、樹
脂は発熱するが、低温であるドライアイスが樹脂と混合
されているので、この粉砕による発熱が直接、ドライア
イスで冷却される。従って、樹脂は高温とならず、軟化
或いは溶融した樹脂が刃の隙間に埋まったり、粉末が糸
を引いたりすることがない。また、樹脂がドライアイス
にまぶされて粒径が大きくなり、刃の隙間を通り抜けな
いで破砕される。
【0012】噴射により気化した二酸化炭素は低温(−
79℃)であるから、粉砕中の混合物を冷却することが
できる。これにより液体二酸化炭素の利用効率が高ま
る。
79℃)であるから、粉砕中の混合物を冷却することが
できる。これにより液体二酸化炭素の利用効率が高ま
る。
【0013】なお、混合物を粉砕する工程で、ドライア
イスは樹脂粉砕の助剤としても働くので、効率がよい。
イスは樹脂粉砕の助剤としても働くので、効率がよい。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
詳述する。
【0015】図1(a)に示されるように、本発明の樹
脂微粉砕装置は、主に、樹脂とドライアイスとを混合す
る混合槽1と、混合物を微粉末に粉砕する粉砕機2とか
ら構成されている。
脂微粉砕装置は、主に、樹脂とドライアイスとを混合す
る混合槽1と、混合物を微粉末に粉砕する粉砕機2とか
ら構成されている。
【0016】混合槽1の槽体の上部に、液体二酸化炭素
を噴射するノズル3と、粗粉末の樹脂を投入するホッパ
4と、気体の二酸化炭素を払い出す気体払出ライン5
と,後述する回収ライン9とが接続されている。ノズル
3の上流には、制御バルブ6を介して液体二酸化炭素ボ
ンベ7が接続されている。ホッパ4の上流には、粗粉末
の原料樹脂を供給する原料ライン(図示せず)が接続さ
れている。混合槽1はほぼ円筒形であり、上から見ると
図1(b)のように略円形になっている。ノズル3は円
の接線方向から混合槽1内に導入されており、噴射流が
混合槽1の内周に沿うようになっている。ホッパ4及び
回収ライン9の導入位置は円の外側寄りになっており、
ノズル3からの噴射流のすぐ下流に樹脂や回収粉末が投
入されるようになっている。気体払出ライン5への出口
5aは円の中心に位置している。混合槽1の槽体の下部
には、樹脂とドライアイスとを混合して一定量の混合物
を送出するフィーダ10が設けられている。フィーダ1
0には、混合物送出ライン11が接続されている。
を噴射するノズル3と、粗粉末の樹脂を投入するホッパ
4と、気体の二酸化炭素を払い出す気体払出ライン5
と,後述する回収ライン9とが接続されている。ノズル
3の上流には、制御バルブ6を介して液体二酸化炭素ボ
ンベ7が接続されている。ホッパ4の上流には、粗粉末
の原料樹脂を供給する原料ライン(図示せず)が接続さ
れている。混合槽1はほぼ円筒形であり、上から見ると
図1(b)のように略円形になっている。ノズル3は円
の接線方向から混合槽1内に導入されており、噴射流が
混合槽1の内周に沿うようになっている。ホッパ4及び
回収ライン9の導入位置は円の外側寄りになっており、
ノズル3からの噴射流のすぐ下流に樹脂や回収粉末が投
入されるようになっている。気体払出ライン5への出口
5aは円の中心に位置している。混合槽1の槽体の下部
には、樹脂とドライアイスとを混合して一定量の混合物
を送出するフィーダ10が設けられている。フィーダ1
0には、混合物送出ライン11が接続されている。
【0017】混合槽1と粉砕機2とは、気体払出ライン
5及び混合物送出ライン11で接続されている。また、
粉砕機2は微粉末払出ライン12を介して分級機8に接
続され、分級機8の下流には吸引送風機13を備えたバ
グフィルタ14を介して製品払出し部15が接続されて
いる。また、分級機8からの回収ライン9が混合槽1に
接続されている。
5及び混合物送出ライン11で接続されている。また、
粉砕機2は微粉末払出ライン12を介して分級機8に接
続され、分級機8の下流には吸引送風機13を備えたバ
グフィルタ14を介して製品払出し部15が接続されて
いる。また、分級機8からの回収ライン9が混合槽1に
接続されている。
【0018】粉砕機2は、高速回転する回転刃と固定刃
とを有する高速回転剪断式粉砕機である。高速回転剪断
式粉砕機は、図4に示されるように、ほぼ円筒状に形成
された粉砕室41の内周に多段の固定刃42が設けら
れ、粉砕室41内には固定刃42と互い違いになるよう
に回転刃43が設けられている。粉砕室41の直下には
回転刃43を回転駆動する駆動モータ44が設けられて
いる。粉砕室41の外周は冷却ジャケット45で囲まれ
ている。粉砕室の底部には側方に開口する入口46が設
けられ、この入口46に気体払出ライン5及び混合物送
出ライン11が接続される。粉砕室41の天部には側方
に開口する出口47が設けられ、この出口47に微粉末
払出ライン12が接続される。
とを有する高速回転剪断式粉砕機である。高速回転剪断
式粉砕機は、図4に示されるように、ほぼ円筒状に形成
された粉砕室41の内周に多段の固定刃42が設けら
れ、粉砕室41内には固定刃42と互い違いになるよう
に回転刃43が設けられている。粉砕室41の直下には
回転刃43を回転駆動する駆動モータ44が設けられて
いる。粉砕室41の外周は冷却ジャケット45で囲まれ
ている。粉砕室の底部には側方に開口する入口46が設
けられ、この入口46に気体払出ライン5及び混合物送
出ライン11が接続される。粉砕室41の天部には側方
に開口する出口47が設けられ、この出口47に微粉末
払出ライン12が接続される。
【0019】粉砕機2を上から見ると図5のようになっ
ている。即ち、入口46は接線方向から導入され、出口
47は反対側の接線方向へ導出されている。また、固定
刃42と回転刃43との位置関係は図6及び図7で示さ
れる。図6(a)に示されるように、固定刃42は粉砕
室41の内周壁61とその周方向に所定間隔で設けら
れ、径方向内方に突き出されて回転刃43を構成するロ
ータ62の近くまで延びた歯状部63とからなる。一
方、回転刃43は、ロータ62と、ロータ62の外周に
周方向に所定間隔で設けられ径方向外方に突き出された
歯状部64とからなる。上下に隣り合う固定刃42の対
応する歯状部63同士の間は、歯状部63より突き出し
が小さく、凹状になっている。回転刃43は、この凹状
部分と同じ高さ位置にあり、回転刃43の歯状部64
が、ちょうどこの凹状部分に入り隙間を形成するように
なっている。図6(a)は、固定刃42の歯状部63と
回転刃43の歯状部64とが互い違いになった状態であ
り、ロータ62の回転により図6(b)のように、互い
に重なり合う状態になる。
ている。即ち、入口46は接線方向から導入され、出口
47は反対側の接線方向へ導出されている。また、固定
刃42と回転刃43との位置関係は図6及び図7で示さ
れる。図6(a)に示されるように、固定刃42は粉砕
室41の内周壁61とその周方向に所定間隔で設けら
れ、径方向内方に突き出されて回転刃43を構成するロ
ータ62の近くまで延びた歯状部63とからなる。一
方、回転刃43は、ロータ62と、ロータ62の外周に
周方向に所定間隔で設けられ径方向外方に突き出された
歯状部64とからなる。上下に隣り合う固定刃42の対
応する歯状部63同士の間は、歯状部63より突き出し
が小さく、凹状になっている。回転刃43は、この凹状
部分と同じ高さ位置にあり、回転刃43の歯状部64
が、ちょうどこの凹状部分に入り隙間を形成するように
なっている。図6(a)は、固定刃42の歯状部63と
回転刃43の歯状部64とが互い違いになった状態であ
り、ロータ62の回転により図6(b)のように、互い
に重なり合う状態になる。
【0020】図7(a),図7(b)は、それぞれ、図
6(a),図6(b)と同じ状態を、側方から見たもの
である。図示されるように、固定刃42及び回転刃43
は上下に多段に交互に並んでいる。
6(a),図6(b)と同じ状態を、側方から見たもの
である。図示されるように、固定刃42及び回転刃43
は上下に多段に交互に並んでいる。
【0021】本実施例では、回転刃43と固定刃42刃
との隙間が0.1〜0.2mmのものを使用している。
液体二酸化炭素ボンベ7の圧力は60kg/cm2 であ
る。雰囲気温度は常温(20℃)、混合槽1内は大気圧
(約1kg/cm2 )である。樹脂の粗粉末のサイズは
50〜100μmとする。
との隙間が0.1〜0.2mmのものを使用している。
液体二酸化炭素ボンベ7の圧力は60kg/cm2 であ
る。雰囲気温度は常温(20℃)、混合槽1内は大気圧
(約1kg/cm2 )である。樹脂の粗粉末のサイズは
50〜100μmとする。
【0022】次に実施例の作用を述べる。
【0023】図3は、二酸化炭素の圧力,エンタルピ線
図である。ボンベ7中の液体二酸化炭素は点A、即ち、
液相にある。制御バルブ6を開けることにより液体二酸
化炭素がノズル3から混合槽1の槽体内に噴射される。
噴射された液体二酸化炭素は断熱膨脹によりエントロピ
一定の線をたどり、大気圧となる点B、即ち、固・気相
に至る。噴射された液体二酸化炭素は、雰囲気中で断熱
膨脹による相変化をして一部が固化し、残りが気化する
ことになる。この点Bの温度は−78.9℃である。噴
射によって固化したドライアイスは雪状となる。
図である。ボンベ7中の液体二酸化炭素は点A、即ち、
液相にある。制御バルブ6を開けることにより液体二酸
化炭素がノズル3から混合槽1の槽体内に噴射される。
噴射された液体二酸化炭素は断熱膨脹によりエントロピ
一定の線をたどり、大気圧となる点B、即ち、固・気相
に至る。噴射された液体二酸化炭素は、雰囲気中で断熱
膨脹による相変化をして一部が固化し、残りが気化する
ことになる。この点Bの温度は−78.9℃である。噴
射によって固化したドライアイスは雪状となる。
【0024】液体二酸化炭素ボンベ7の圧力が25kg
/cm2 、温度が−15℃の場合、点Cから点Dへの変
化となる。
/cm2 、温度が−15℃の場合、点Cから点Dへの変
化となる。
【0025】ホッパ4からは、固化したドライアイス上
に粗粉末の樹脂が投入される。粗粉末の樹脂は雪状のド
ライアイスと共に槽体の下部に落下し、フィーダ10に
より混合される。両者の混合物は粉状になる。この混合
物のサイズは数mm程度である。混合物は、図2に示さ
れるように、数mmのドライアイス粉21にそれより細
かい樹脂の粗粉末22が多数含まれた構造となる。フィ
ーダ10は、この混合物を混合物送出ライン11を介
し、粉砕機2の入口46に一定量で供給する。
に粗粉末の樹脂が投入される。粗粉末の樹脂は雪状のド
ライアイスと共に槽体の下部に落下し、フィーダ10に
より混合される。両者の混合物は粉状になる。この混合
物のサイズは数mm程度である。混合物は、図2に示さ
れるように、数mmのドライアイス粉21にそれより細
かい樹脂の粗粉末22が多数含まれた構造となる。フィ
ーダ10は、この混合物を混合物送出ライン11を介
し、粉砕機2の入口46に一定量で供給する。
【0026】粉砕機2では、回転刃43が高速回転さ
れ、混合物が回転刃43と固定刃42とにより剪断され
て5μm程度の微粉末になる。このときドライアイスが
樹脂粉砕の助剤として働き、樹脂が平らに潰れず微粉末
化する。この微粉末は、出口47に移動する。粉砕され
る樹脂は発熱するが、低温であるドライアイスが樹脂と
混合されているので、この粉砕による発熱が直接、ドラ
イアイスで冷却される。従って、樹脂は高温とならず、
軟化或いは溶融した樹脂が刃の隙間に埋まったり、粉末
が糸を引いたりすることがない。
れ、混合物が回転刃43と固定刃42とにより剪断され
て5μm程度の微粉末になる。このときドライアイスが
樹脂粉砕の助剤として働き、樹脂が平らに潰れず微粉末
化する。この微粉末は、出口47に移動する。粉砕され
る樹脂は発熱するが、低温であるドライアイスが樹脂と
混合されているので、この粉砕による発熱が直接、ドラ
イアイスで冷却される。従って、樹脂は高温とならず、
軟化或いは溶融した樹脂が刃の隙間に埋まったり、粉末
が糸を引いたりすることがない。
【0027】また、噴射により気化した二酸化炭素は気
体払出ライン5を介して粉砕機2に払出される。この二
酸化炭素は低温であるから、粉砕中の混合物を冷却する
ことができる。
体払出ライン5を介して粉砕機2に払出される。この二
酸化炭素は低温であるから、粉砕中の混合物を冷却する
ことができる。
【0028】粉砕機2の出口47から出た微粉末は、分
級機8で分級され、粒子の大きいものは回収ライン9を
介して混合槽1に回収される。必要粒径以下の微粉末
は、バグフィルタ14で除去され、必要粒径の製品が製
品払出し部15から払い出される。
級機8で分級され、粒子の大きいものは回収ライン9を
介して混合槽1に回収される。必要粒径以下の微粉末
は、バグフィルタ14で除去され、必要粒径の製品が製
品払出し部15から払い出される。
【0029】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0030】(1)粉砕による発熱が除去され、樹脂が
高温にならないので、微粉末の製造が可能となる。その
際、ドライアイスは冷媒と粉砕の助剤とになるので、効
果的である。
高温にならないので、微粉末の製造が可能となる。その
際、ドライアイスは冷媒と粉砕の助剤とになるので、効
果的である。
【0031】(2)樹脂がドライアイスにまぶされ、粒
径が大きくなるので、刃の隙間を通り抜けずに微粉に破
砕される。
径が大きくなるので、刃の隙間を通り抜けずに微粉に破
砕される。
【図1】本発明の一実施例を示し(a)は樹脂微粉砕装
置のブロック図、(b)は混合槽の平面図である。
置のブロック図、(b)は混合槽の平面図である。
【図2】混合物の粒子の拡大図である。
【図3】二酸化炭素の圧力,エンタルピ線図である。
【図4】高速回転剪断式粉砕機の断面図である。
【図5】図4の高速回転剪断式粉砕機の平面図である。
【図6】図4の高速回転剪断式粉砕機の固定刃と回転刃
とを示す平面図である。
とを示す平面図である。
【図7】図4の高速回転剪断式粉砕機の固定刃と回転刃
とを示す側断面図である。
とを示す側断面図である。
1 混合槽 2 粉砕機 3 ノズル 4 ホッパ 7 液体二酸化炭素ボンベ 10 フィーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 梁孝 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内
Claims (3)
- 【請求項1】 液体二酸化炭素を噴射した雰囲気中に粗
粉末の樹脂を投入し、樹脂と噴射によって固化したドラ
イアイスとを混合し、この混合物を粉砕して樹脂を微粉
末化することを特徴とする樹脂微粉砕方法。 - 【請求項2】 液体二酸化炭素を噴射するノズルと粗粉
末の樹脂を投入するホッパとを混合槽に接続し、混合槽
内に樹脂と噴射によって固化したドライアイスとの混合
物を送出するフィーダを設け、フィーダから送出された
混合物を微粉末に粉砕する粉砕機を設けたことを特徴と
する樹脂微粉砕装置。 - 【請求項3】 粉砕中の混合物を上記噴射により気化し
た二酸化炭素で冷却することを特徴とする請求項1記載
の樹脂微粉砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11274094A JPH07313896A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 樹脂微粉砕方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11274094A JPH07313896A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 樹脂微粉砕方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313896A true JPH07313896A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14594369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11274094A Pending JPH07313896A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 樹脂微粉砕方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07313896A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6598252B2 (en) * | 2000-05-02 | 2003-07-29 | Stork Prints B.V. | Dissolving device and method for dissolving a particulate solid in a supercritical or almost critical fluid and dyeing device |
| JP2006297212A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Mikasa Sangyo Kk | 高脂肪食品の微粉砕製法およびそれにより得られた微粉末食品 |
| WO2011059074A1 (ja) * | 2009-11-13 | 2011-05-19 | 森六ケミカルズ株式会社 | 微粉末の製造方法および同方法で製造された微粉末 |
| JP2016097384A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 株式会社アイスティサイエンス | ドライアイス凍結粉砕機 |
| CN106179670A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 宁波市先倡电子科技有限公司 | 一种超声波粉碎分散处理设备及处理方法 |
| CN109277142A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-01-29 | 李国清 | 一种节能型可控低温冰点粉碎装置 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11274094A patent/JPH07313896A/ja active Pending
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