JPH07314065A - 複合品の製造方法とその装置 - Google Patents

複合品の製造方法とその装置

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JPH07314065A
JPH07314065A JP13493794A JP13493794A JPH07314065A JP H07314065 A JPH07314065 A JP H07314065A JP 13493794 A JP13493794 A JP 13493794A JP 13493794 A JP13493794 A JP 13493794A JP H07314065 A JPH07314065 A JP H07314065A
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Yoshisuke Ueno
野 佳 助 上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて小額の設備投資と狭いスペ−スで複合
品の自動生産ができる複合品の製造方法とその装置を提
供する. 【構成】 成型装置に取付けた成型型で成型された成型
品を成型装置の型開き動作に連動して作動するアンロ−
ダに取付けられた成型品保持手段で位置決め保持して成
型装置の外の所定位置に移動させて、この成型品保持手
段によって位置決め保持される成型品に前記アンロ−ダ
の取り出し動作に連動して作動する作業ロボットによっ
て他の部材を結合させて複合品を製造することを特徴と
する複合品の製造方法とその装置.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合品の製造方法とそ
の装置に関するものであり、例えばアンロ−ダを備えた
プレス成型機に作業ロボットを連動させてプレス成型機
から取り出されてアンロ−ダの成型品保持手段に位置決
めされて保持されるプレス成型品に作業ロボットにより
他の部材を結合させて複合品を製造するのに利用され
る.
【0002】
【従来の技術】従来、プレス成型機からアンロ−ダで取
出されたプレス成型品はパレットに収納されて適宜手段
により組立ラインに移送される.この後、作業者がパレ
ット内からプレス成型品を取り出して自動組付け機内の
ワ−クセット治具上にセットし、部品組付け用ロボット
等で工程の異なる部品(例えば、ナット,樹脂リテ−
ナ,クッションゴム等)をこのプレス成型品に複数個組
付けることが行われている.
【0003】また、成形機に取付けられた成形型で成形
された成形品を取出して成形機に隣接されるコンベア上
の被組付部材に搬送して組付けるロボットを備えた成形
システムが特開平5−84790号公報に示されてい
る.
【0004】ところで、前記アンロ−ダのプレス成型品
を保持する保持手段の機構はバキュ−ムパッドをプレス
成型品に当接させてバキュ−ムパッドとプレス成型品と
で閉成される空隙部を減圧させてバキュ−ムパッドにプ
レス成型品を吸着させるのが一般的であるが、プレス成
型品を把持する機構もある.把持する機構としては、例
えば、特公平2−34306号公報のチャックアタッチ
メントの正面図と側面図に示される把持部の機構等があ
る.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
は、専用のパレットや組立ラインまでの物流手段及び物
流スペ−スが必要になっており、また、自動組付け機の
占有スペ−スが大きくなっている.さらにまた、自動組
付け機にはワ−クセット用の専用治具が不可欠であり、
また、成型品をパレットから取り出してワ−クセット治
具にセットする人、またはその手段が必要になってい
る.さらにまた、部品組付け後正確に部品が組付けられ
ていることを検査する人、またはその手段が必要になっ
ている等の為、多額の設備投資と広いスペ−スと多くの
要員が必要になる等の問題がある.また、後者の成形シ
ステムはロボットハンド上の成形品にコンベア上に存す
る工程の異なる部品(例えば、ナット,樹脂リテ−ナ,
クッションゴム等)を複数個組付けようとすると極めて
困難であり、成形品および部品の形状が限定されるとい
う問題がある.
【0008】また、アンロ−ダの成型品保持手段はプレ
ス成型品を把持できても、所定の位置で所定の姿勢を維
持させる位置決め構造とされていない為、プレス成型機
から取り出されてアンロ−ダの成型品掴み手段に把持さ
れるプレス成型品に、例えば、部品組付けロボットによ
り部品を組付けようとしても保持位置の再現性がないの
で部品組付けロボットが組付け位置を特定できず部品組
付けはほとんど成功しなかった.あるいはまた、部品組
付け抵抗によりプレス成型品の姿勢が変化してしまい部
品組付けを続行できなくなる等の問題があった.
【0009】本発明は、上述従来の問題点を解決するこ
とを課題としてなされたもので、複合品の製造方法とそ
の装置を提供し、成型装置の外に取り出されてアンロ−
ダの成型品保持手段に位置決めされて保持される成型品
に作業ロボットにより他の部材を結合させて複合品を製
造することにより、極めて小額の設備投資と狭いスペ−
スで複合品の自動生産をすることを目的とする.
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の複合品の製造方
法は、成型装置に一対の成型型を取付け、この成型型の
成型面を近接離反させて成型品を成型し、この成型品を
成型品の外周面または内周面に当接されこの成型品の一
方向のズレを拘束できる第1の位置決め手段とこの成型
品の外周面または内周面に対向して配設される一対以上
のチャック部材が拡縮されてこの成型品を保持・解放す
るチャック手段とこのチャック手段に保持される成型品
を前記第1の位置決め手段が拘束できるズレ方向と交差
する方向の所定位置に位置決めできる第2の位置決め手
段とから成る成型品保持手段により位置決め保持し、こ
の成型品保持手段が取付けられ成型装置の型開き動作に
連動してこの成型品保持手段を成型機内外の所定の位置
に移動させるアンロ−ダで前記保持手段に位置決め保持
される成型品を成型機の外の所定位置に移動させ、この
位置決め保持される成型品に前記アンロ−ダの取り出し
動作に連動して作動する作業ロボットによって他の部材
を結合させて複合品を製造することを特徴とする.
【0011】また、その装置は、成型装置と、この成型
装置に取付けられ部品を成型できる成型型と、この成型
型で成型された成型品の外周面または内周面に当接され
この成型品の一方向のズレを拘束できる第1の位置決め
手段と前記成型品の外周面または内周面に対向して配設
される一対以上のチャック部材が拡縮されてこの成型品
を保持・解放するチャック手段とこのチャック手段に保
持される成型品を前記第1の位置決め手段が拘束できる
ズレ方向と交差する方向の所定位置に位置決めできる第
2の位置決め手段とから成る成型品保持手段と、この成
型品保持手段が取付けられ成型装置の型開き動作に連動
して成型品保持手段を成型機内外の所定の位置に移動さ
せるアンロ−ダと、このアンロ−ダにより成型機の外に
移動させられた前記成型品保持手段に位置決め保持され
る前記成型品にアンロ−ダの取り出し動作に連動して作
動し他の部材を結合させる作業ロボットとから成ること
を特徴とする.
【0012】
【作用】上記構成の本発明では、成型機に取付けられる
成型型で成型される成型品が成型機の型開きに連動して
作動するアンロ−ダに取付けられる成型品保持手段によ
って位置決め保持されて成型機の外に取り出される.次
いで、この成型品保持手段に位置決め保持される成型品
にアンロ−ダの取り出し動作に連動して作動する作業ロ
ボットが他の部材を結合させる.これにより、複合品が
製造される.
【0013】ここで、本発明の複合品の製造方法とその
装置では、成型品保持手段に成型型で成型された成型品
の外周面または内周面に当接されこの成型品の一方向の
ズレを拘束できる第1の位置決め手段と前記成型品の外
周面または内周面に対向して配設される一対以上のチャ
ック部材が拡縮されてこの成型品を保持・解放するチャ
ック手段とこのチャック手段に保持される成型品を前記
第1の位置決め手段が拘束できるズレ方向と交差する方
向の所定位置に位置決めできる第2の位置決め手段とが
備えられ、この手段により前記成型品を位置決め保持・
解放できるようにした.
【0014】このようにしたので、成型機に取付けられ
る成型型で成型される成型品を成型機の型開きに連動し
てアンロ−ダが成型機の外の所定位置に取り出し、この
アンロ−ダのチャック部に位置決め保持される前記成型
品は保持位置の再現性があるので予め作業位置・内容が
教示された作業ロボットによって他部材を前記成型品に
結合できる.また、他部材を結合する際の抵抗があって
もその反力により成型品の姿勢が変化することもなく結
合作業を続行できる等を実現でき、少スペ−スかつ少投
資で複合品を製造できる.
【0015】
【実施例】以下に本発明に係わる、複合品の組付け方法
とその装置の実施例を図1〜図9に従って説明する.
【0016】
【実施例1】図1〜図3は本発明に係わる複合品製造装
置の第1実施例を示したものである.プレス成型機1に
は上下に所定ストロ−ク可動するスライドプレ−ト2
と、このスライドプレ−ト2に対向されてボルスタプレ
−ト3が固定されており、スライドプレ−ト2に上型
4、ボルスタプレ−ト3には下型5が取付けられて上型
4と下型5の成形面が対向させられている.スライドプ
レ−ト2を上昇させて上型4を下型5から離して下型5
の所定位置に鉄板を供給した後、スライドプレ−ト2を
下降させて上型4の成型面と下型5の成型面とを前記鉄
板を介して当接させ、続いてスライドプレ−ト2を上昇
させて上型4を下型5から離すと前記鉄板は所要形状に
加工されて下型5の成型面から適宜浮上されて待機する
ようにされている.(一般的に公用されている工程)
【0017】このプレス成型機1に隣接されてコンベア
6が脚部7を介して床に載置され紙面に直角方向に搬送
面が移動するようにされている.
【0018】また、プレス成型機1に前記コンベア6を
介して架台8が隣接されて床に免振固着(一般的にはゴ
ム硬度40乃至90のウレタンゴムを介して固着され
る)されている.この架台8の上部に軸が水平にされボ
ルスタプレ−ト3の中心線の延長線上にボ−ルスクリュ
ウ9が回動自在に橋架され、架台の左端上部に取付けら
れたサ−ボモ−タ10と連結され、サ−ボモ−タ10の
作動によりボ−ルスクリュウ9が正転または逆転するよ
うになっている.このボ−ルスクリュウ9にボ−ル雌螺
子部材11が螺着され、ボ−ル雌螺子部材11の下部に
は軸がボ−ルスクリュウ9と平行とされる基軸12が連
結されて架台8に貫設されたガイド孔8aに挿通されて
右方に伸ばされ、その先端部には基軸12の上面に取付
られたエアシリンダ13の出力軸13aに連結されて下
方に伸びる伸縮調整可能な連結部材15が連結されて、
エアシリンダ13の作動により出力軸13aが伸縮する
と連結部材15が上下動するようになっている.
【0019】なお、基軸12の先端部下面から下方に突
出されるガイドピン14が連結部材15の上端に形成さ
れたフランジ15aに貫設されたガイド孔16に挿通さ
れて、この軸方向に上下動される.また、基軸12の上
面とボ−ル雌螺子部材11の右側面下部は補強リブ12
aが一体的に結合されてガイド孔8aと連通される逃げ
孔8bに臨まされて基軸12が右左行しても逃げ孔8b
に干渉しないようにされている.
【0020】連結部材15の下部にはブラケット20を
介してチャックプレ−ト22が揺動自在に連結されてボ
−ルスクリュウ9の回動によりチャックプレ−ト22が
右行または左行するようになっている.このチャックプ
レ−ト22の上面に一体的に結合されたブラケット20
は軸18を介して連結部材15に枢着されると共に連結
部材15の上部に軸19を介して枢着されたエアシリン
ダ17の出力軸17aの先端が軸18から適宜離間され
た軸21を介してブラケット20に枢着されて、エアシ
リンダ17の作動により出力軸17aが伸縮するとチャ
ックプレ−ト22が水平状態からサ−ボモ−タ10側を
向いた垂直状態に揺動するようになっている.
【0021】なお、連結部材15の下端右方に第1スト
ッパ15cがその先端面位置を調節可能に取付けられて
チャックプレ−ト22に当接することにより所望とする
チャックプレ−ト22の姿勢を確実に維持できるように
なっている.(本例では水平姿勢)また、連結部材15
の中央部左側面に第2ストッパ15bがその先端面位置
を調節可能に取付けられて揺動してくるチャックプレ−
ト22に当接することにより所望とするチャックプレ−
ト22の姿勢を確実に維持できるようになっている.
(本例では垂直姿勢)
【0022】チャックプレ−ト22にはチャックユニッ
ト30が着脱自在に取付けられており、このチャックユ
ニット30は取付け板23に先端が内側に折り曲げられ
た指部24aを有すチャックア−ム24が適数枢着され
ると共にエアシリンダ26が軸25を介して枢着され、
このエアシリンダ26の出力軸がそれぞれのチャックア
−ム24の中央部に枢着されて、このエアシリンダ26
の作動により出力軸が伸縮するとチャックア−ム24が
揺動されて適数のチャックア−ム24が協働してその先
端部でプレス成型品の外周面を解放または把持するよう
になっている.なお、把持位置は取付け板23に取付け
られる図示しないストッパにチャックア−ム24が当接
することにより決められるようにされて第1の位置決め
手段が構成されている.
【0023】また、チャックア−ム24がプレス成型品
の外周面を保持している際の指部24aと対向する取付
け板23上やその他取付け板23上の適宜位置に伸縮自
在の支持部材27が先端位置を調節可能にされて取付け
られている.この支持部材27はエアシリンダ28とエ
シリンダ28の出力軸の先端に伸縮調整可能にされたレ
シ−バ29とから成り、レシ−バ29の成形品との当接
面には成型品Aより軟らかい材料が被覆されて成型品A
に傷が付かないようにされている.
【0024】また、基軸12の下方には一般的に公用さ
れている部品組付けシステム40が配設されて該システ
ムにより前記チャックユニット30に位置決め保持され
るプレス成型品に部品を組付けることができるようにな
っている.すなわち、架台8の中段面43に取付けられ
た多関節ロボット31のア−ム先端に連結具32を介し
て作業工具33が取付けられて多関節ロボット31に予
め教示したプログラムに添ってロボットア−ムを作動さ
せると作業工具33の先端を任意の位置に移動させた
り、姿勢を任意に変えることができるようになってい
る.
【0025】そして、前記作業工具33の先端部と架台
8の左端面中央部から左方に突出される棚42上に取付
けられた部品整列・供給器38とがエスケ−プユニット
37を介して架台8から懸吊され図示しないバランサに
よって中央部が懸吊されるフレキシブルチュ−ブ36で
連結され、例えば、図4に示すような樹脂リテ−ナBが
部品整列・供給器38によって一定の向きに整列させら
れてからエスケ−プユニット37に供給されると、圧縮
空気供給装置39からチュ−ブ41を介してエスケ−プ
ユニット37に圧縮空気が供給されて樹脂リテ−ナBが
フレキシブルチュ−ブ36の中空部を通って作業工具3
3の先端のガイドチュ−ブ35に圧送・供給され、適宜
信号に基づいてエアシリンダ34が作動してこのエアシ
リンダ34の出力軸に連結された挿入ビットがガイドチ
ュ−ブ35の中空部内を前進して樹脂リテ−ナBをガイ
ドチュ−ブ35の先端から押し出すことができるように
なっている.
【0026】なお、チャックア−ム24や指部24aま
たはレシ−バ29等の成型品との当接面は成型品より軟
らかい材料で構成または軟らかい材料を被覆すると成型
品に傷が付かないので好ましい.
【0027】以上の構成において、その作用を説明す
る.例えば、プレス成形機1の右側から鉄板材料を下型
5の所定位置に供給した後、図示しない起動釦を押すと
スライドプレ−ト2が下降されて上型4の成型面と下型
5の成型面とが前記鉄板材料を介して当接されて前記鉄
板が所要形状に成型され、続いてスライドプレ−ト2が
上昇されて上型4が下型5から離されると加工されたプ
レス成型品Aが下型5の成型面から適宜浮上される.
【0028】この浮上信号に基ずいて、サ−ボモ−タ1
0が所定数回転されてボ−ル雌螺子部材11が所定量右
行する.これにより、基軸12,連結部材15,チャッ
クユニット30も同調右行する.所定量右行すると、こ
の信号に基ずいてエアシリンダ13が作動して出力軸1
3aが伸びて連結部材15を介してチャックユニット3
0が下降する.続いて、図2のようにエアシリンダ26
が作動して出力軸を縮めて対向するチャックア−ム24
が縮閉されてチャックア−ム24が協働してプレス成型
品Aを把持する.
【0029】エアシリンダ26の出力軸が縮んだ信号と
取付け板23に取付けられる図示しない成型品検知手段
が前記プレス成型品Aが把持されていることを検知して
いる信号に基ずいてエアシリンダ13が作動して出力軸
13aが縮んで連結部材15を介してチャックユニット
30が上昇する.
【0030】エアシリンダ13の出力軸13aが縮んで
発する上昇端信号に基ずいてサ−ボモ−タ10が所定数
回転されてボ−ル雌螺子部材11が所定量左行する.こ
れにより、前述同様にチャックユニット30も同調左行
する.チャックユニット30が所定量左行する間に、図
3に示すようにエアシリンダ17が作動して出力軸17
aが縮んで第2ストッパ15bの先端にチャックプレ−
ト22が当接する迄チャックユニット30を軸18を枢
軸として枢動させると共にエアシリンダ28が作動して
出力軸が伸ばされてレシ−バ29がプレス成型品Aに当
接するが、レシ−バ29は把持するチャックア−ム24
の内面に添ってプレス成型品Aを指部24aに当接させ
る迄さらに進行する.かくして、プレス成型品を指部2
4aとレシ−バ29とで挾持することにより第2の位置
決め手段として機能される.
【0031】エアシリンダ17の出力軸17aが縮んで
発する揺動端信号に基ずいて多関節ロボット31が作動
してガイドチュ−ブ35の先端をプレス成型品Aに近接
させて予め教示された順序に従って樹脂リテ−ナBをプ
レス成型品Aのリテ−ナ挿入孔に挿入する.所定数の樹
脂リテ−ナBを挿入し終わると多関節ロボット31は待
機位置に復帰して次の挿入開始信号を待つ.
【0032】多関節ロボット31が待機位置に復帰した
信号に基づいてエアシリンダ17が作動して出力軸17
aが伸ばされてチャックプレ−ト22が水平復帰する間
にエアシリンダ28が作動して出力軸が縮まされてレシ
−バ29がプレス成型品Aから離反されて元の位置に復
帰させられる.
【0033】チャックプレ−ト22が水平にされて取付
け板23が水平にされるとエアシリンダ17の出力軸1
7aが伸びて発する揺動端信号に基ずいてエアシリンダ
26が作動して出力軸を伸ばして対向するチャックア−
ム24を拡開させてチャックア−ム24がプレス成型品
を解放し、プレス成型品Aをコンベア6の上に投下す
る.
【0034】この後、前述同様に下型5の成型面からプ
レス成型品が浮上されて浮上信号が発せられると前述同
様の樹脂リテ−ナ挿入動作が繰り返される.
【0035】なお、チャックユニット30を上下動させ
る手段としてのエアシリンダ13の出力軸13aや水平
動させる手段としての基軸12を最も縮めた位置を作業
位置としたのでチャックユニット30の揺れが少なく、
この位置に達すると速やかに樹脂クリップの挿入開始が
可能であると共に樹脂リテ−ナの組付け成功率が格段に
向上する効果がある.
【0036】また、架台8は床に免振固着したのでプレ
ス成型機1が発する振動が多関節ロボット31やチャッ
クユニット30にほとんど伝播しない.これにより、樹
脂リテ−ナの組付け成功率が格段に向上する効果があ
る.
【0037】また、架台8から成る一つの振動系の上に
成型品保持手段としてのチャックユニット30を有すア
ンロ−ダとこの保持手段に保持される成型品に他部材を
組付ける組付け手段としてのロボット31を配設したの
で、チャックユニット30とロボット31との振動の位
相のズレが少なくなり樹脂リテ−ナ組付け成功率が格段
に向上する効果がある.
【0038】なお、上記実施例では床置きにした架台8
にアンロ−ダを取付けたが、成型機の発する振動や揺れ
が組付け作業に支障ないほど小さければ成型機に直接ア
ンロ−ダを取付けてもよい.
【0039】また、成型機または床に取付けられる本体
フレ−ム上を成型品を保持・解放する成型品保持手段が
成型品の取出し位置と解放位置との間を移動可能に支持
されるアンロ−ダにおいて、前記成型品保持手段は、成
型品の外周面または内周面に当接されこの成型品の一方
向のズレを拘束できる第1の位置決め手段とこの成型品
の外周面または内周面に対向して配設される一対以上の
チャック部材が近接離反されてこの成型品を保持・解放
するチャック手段とこのチャック手段に保持される成型
品を前記第1の位置決め手段が拘束できるズレ方向と交
差する方向の所定位置に位置決めできる第2の位置決め
手段とを備えているが、上記実施例以外の実施態様例を
図5〜図7に基ずいて説明する.
【0040】なお、上記第1実施例の説明で用いた図1
〜図3に示した部分と同一部分には同一符号を付し、こ
こでは重複する説明を省略する.図5の成型品保持手段
の特徴とするところは第1実施例同様のチャックユニッ
ト30のチャックア−ム24の先端側に取付けられるコ
イルスプリング241とチャックア−ム24が挿通され
て軸方向に進退自在とされるチュ−ブ242とが連結さ
れてチュ−ブ242がチャックア−ム24の所要位置に
配設され、このチュ−ブ242がチュ−ブ242を介し
てチャックア−ム24に把持される(第1の位置決め手
段とチャック手段を兼ねる)プレス成型品Aと同調作動
可能とされている点にある.
【0041】この成型品保持手段の作用は上記第1実施
例のチャックユニット30と同様であり、プレス成型品
Aを把持後(図5の状態)支持部材27が伸ばされてそ
の先端がプレス成型品Aを押してチャックア−ム24に
添って進行させ指部24aに当接させて(第2の位置決
め手段)位置決めする際、プレス成型品Aとチュ−ブ2
42とが同調作動する.これにより、プレス成型品Aと
チュ−ブ242とが相対移動しないためプレス成型品A
の被把持面に傷を付けないという効果がある.
【0042】また、図6に示す成型品保持手段の特徴と
するところは、取付け板23に枢着されるチャックア−
ム101のの先端側に取付けられるコイルスプリング2
41とチャックア−ム101が挿通されて軸方向に進退
自在とされるチュ−ブ242とが連結されてチュ−ブ2
42がチャックア−ム101の所要位置に配設されると
共にチャックア−ム101のチュ−ブ242より先端側
に配設されて進退自在とされる指部104とチャックア
−ム101に取付けられるエアシリンダ102の出力軸
103とが連結されている点にある.
【0043】この成型品保持手段の作用は上記第1実施
例のチャックユニット30と同様であり、図6(a)に
示すようにチャックア−ム101がチュ−ブ242を介
してプレス成型品を把持した(第1の位置決め手段とチ
ャック手段を兼ねる)後、図6(b)に示すようにエア
シリンダ102が作動して出力軸103を縮めると指部
104が取付け板23側に移動してプレス成型品Aをチ
ャックア−ム101に添って進行させ先端位置が調節可
能とされる固定式支持部材107に当接させて(第2の
位置決め手段)位置決めする際、プレス成型品Aとチュ
−ブ242とが同調作動する.これにより、プレス成型
品Aとチュ−ブ242とが相対移動しないためプレス成
型品Aの被把持面に傷を付けないという効果がある.
【0044】さらにまた、図7に示す成型品保持手段の
特徴とするところは、取付け板23に出力軸112が略
直角にされて取付けられるエアシリンダ111の出力軸
112に適宜連結部材を介してエアシリンダ113を出
力軸114を取付け板23の板面と略平行にして取付
け、このエアシリンダ113の出力軸114に把持部材
115を取付けると共に把持部材115の把持面の取付
け板23側延長面上に基準面が形成される第1の位置決
め手段としての位置決め部材116を適数対向させて取
付け板23から把持部材115に向けて突設し、さらに
把持部材115と取付け板23の間でプレス成型品Aを
支持できる第2の位置決め手段として前述同様の支持部
材107をプレス成型品Aに向けて突設すると共に位置
決め部材116からも支持部材117を内方に伸ばして
いる点にある.なお、エアシリンダ113の出力軸11
4や把持部材115と位置決め部材116とは互いに干
渉しない位置に配設されている.
【0045】この成型品保持手段の作用は上記第1実施
例のチャックユニット30と同様であり、図7(a)に
示すようにエアシリンダ113が作動して出力軸114
が伸ばされて把持部材115がプレス成型品Aに近接し
て把持すると、続いて、エアシリンダ111が作動して
出力軸112が縮められ把持部材115とプレス成型品
Aが同調して取付け板23側に移動して図7(b)に示
すように位置決め部材116の対向する基準面と基準面
との間に嵌入させられた後ついには支持部材107およ
び支持部材117に当接させられて位置決め保持され
る.ロボット31による他部材組付け後は、エアシリン
ダ111が作動して出力軸112が伸ばされ把持部材1
15とプレス成型品Aが同調して取付け板23から離反
方向に移動して位置決め部材116の対向する基準面と
基準面との間からプレス成型品Aを抜脱させ、続いて、
エアシリンダ113が作動して出力軸114が縮まされ
て把持部材115がプレス成型品Aから離反されてプレ
ス成型品Aが解放される.この実施例では、第1の位置
決め手段としての位置決め部材116を取付け板23に
固着したのでロボット31による他部材組付けの際、プ
レス成型品Aに取付け板23の板面と略平行方向の組付
け抵抗が作用してもプレス成型品Aの位置決め状態が確
実に維持される効果がある.
【0046】なお、プレス成型品Aを下型5から取出す
のは上記実施例の把持手段に代えてバキュ−ムパッド等
による減圧吸着手段でも良い.この際は、進退自在のバ
キュ−ムパッドをプレス成型品Aの投影面内に配設しバ
キュ−ムパッド進退装置を取付け板23に取付けてバキ
ュ−ムパッドに吸着されるプレス成型品Aを進退させる
と前述位置決め手段から抜脱され、上記実施例同様の作
用を果たす.
【0047】また、図5,図6で成型品と同調作動する
把持部材をチュ−ブ242としたが、これに限るもので
はない.要するに、成型品を把持できる位置に常時待機
され成型品の位置決め工程の際成型品と同調作動できる
ような形状または構造であればよい.
【0048】また、成型品保持手段において第1の位置
決め手段と第2の位置決め手段とチャック手段の三つの
機能を兼用させても良い.例えば、チャックア−ムの先
端部にV溝を有す把持部材を取付け、このV溝の開口側
を対向させてチャックア−ムを配設しチャックア−ムの
拡縮により把持部材が成型品の端縁に近接離反して把持
・解放するようにしてもよい.この際、成型品の端縁が
V溝に近接すると成型品の端縁とV溝面との摺接作用に
より自動的に調芯されるので前述の三つの機能を果たす
ことができる.
【0049】
【実施例2】図8〜図9は本発明に係わる複合品の製造
装置の第2実施例を示したものである.本第2実施例の
複合品製造装置は、スライドプレ−トが水平方向に進退
される横型成型装置50と、この成型装置50に取付け
られ部品を成型できる成型型と、第1実施例同様の成型
品保持手段であるチャックユニット30と、このチャッ
クユニット30が取付けられ横型成型装置50の型開き
動作に連動してチャックユニット30を横型成型機50
内外の所定の位置に移動させるアンロ−ダ60と、この
アンロ−ダ60により横型成型機50の外の所定位置に
到達させられるチャックユニット30またはチャックプ
レ−ト58またはこれらの近傍が当接されその揺れを止
める制振手段68と、アンロ−ダ60により成型機50
の外に移動させられた前記チャックユニット30に位置
決め保持された前記成型品にアンロ−ダ60の取り出し
動作に連動して作動し他の部材を結合させる第1実施例
同様の部品組付けシステム40とから成ることを特徴と
する.
【0050】第2実施例を詳述すると、良く知られてい
る横型射出成型機等の横型成型機50には左右に所定ス
トロ−ク可動する可動型盤52と、この可動型盤52に
対向されて固定型盤51が固定されており、可動型盤5
2に可動型(図示省略)、固定型盤51には固定型(図
示省略)が取付けられて可動型と固定型の成形面が対向
させられている.横型成型機50を作動させると、可動
型と固定型が閉じられてその成型空間に材料が充填され
て一定時間保持された後可動型が後退され、続いて可動
型から成型品が押し出されて可動型の成型面から成型品
が適宜浮上されて待機するようにされている.(良く知
られている工程)
【0051】また、横型成型機50の固定型盤51の上
面にアンロ−ダ60が固着されている.このアンロ−ダ
60は横型成型機50の工程に連動され、可動型が後退
されて成型品が可動型から押し出されると前後走行体5
5の上面に取付けられたエアシリンダ56や駆動装置5
5aが作動して揺動ユニット57を介してチャックプレ
−ト58を下降させると共に前後走行体55を前後レ−
ルユニット54の上面に突設される一対の前後レ−ル5
4b,54b上を前進させて前記成型品に近接させ、第
1実施例同様のチャックユニット30が成型品を把持す
ると再びエアシリンダ56や駆動装置55aが作動して
揺動ユニット57を介してチャックプレ−ト58を可動
型から離反させながら上昇させる.
【0052】上昇完了すると駆動装置54aが作動して
前後レ−ルユニット54を横行レ−ルユニット53の上
面に突設される一対の横行レ−ル53a,53a上の所
定位置まで左行させ、続いて、エアシリンダ56が作動
してチャックプレ−ト58を所定位置まで下降させ、続
いて、揺動ユニット57を作動してチャックプレ−ト5
8を矢印方向に揺動させて水平にした後、第1実施例同
様にチャックユニット30が把持していた成型品を解放
するようになっている.
【0053】このアンロ−ダ60の横行レ−ルユニット
53の左端部下面と床とが補強梁80により連結されて
横行レ−ルユニット53の左端部の振動やたわみを抑制
するようにされている.
【0054】また、前後レ−ルユニット54の左行所定
位置にはエアシリンダ56の出力軸と平行な軸心をもつ
T溝65を有す案内板64が補強梁80に進退自在に取
付けられている.詳述すれば、補強梁80から突設され
るブラケット72にモ−タ79が取付けられ、案内板6
4にはL字状ブラケット71が突設される.そして、ね
じが螺刻され先端が膨出端74aとされる送り軸74が
軸を水平にされてモ−タ79と連結されると共にブラケ
ット71に貫通されるねじ孔に螺合されており、さら
に、ブラケット71とブラケット72との間の送り軸7
4にスプロケット75が固着されている.これにより、
モ−タ79が作動すると送り軸74が回動されて案内板
64が進退するようになっている.なお、ガイドピン7
3は2箇所の内の1箇所を示し、案内板64に軸を送り
軸74と平行にされて取付られ補強梁80を貫通して案
内板64の進退方向をガイドする.
【0055】案内板64と対向する床に制振手段68が
取付られている.これは、床に固着される基盤70と基
盤70の上面に取付けられて案内板64と同一方向に進
退自在とされ上面に天側が開口される凹部を有すホルダ
66と前記凹部に収容され上面にV溝が刻設されゴム硬
度60乃至70のウレタンゴム製の制振部材67とホル
ダ66に突設され補強梁80のほうに伸びるL字状ブラ
ケット69とから成り、補強梁80から突設される一対
のブラケット76,76にねじが螺刻される送り軸77
が軸を水平にされて回動自在に橋架されてブラケット6
9に貫通されるねじ孔に螺合されており、さらに、ブラ
ケット69とブラケット76との間の送り軸77にスプ
ロケット78が固着されスプロケット75とスプロケッ
ト78とはチェ−ン81により連結されている.これに
より、モ−タ79が作動すると送り軸74が回動されて
進退する案内板64と同期して制振手段が進退される.
なお、T溝65の中心軸の延長線上に制振部材67に刻
設されたV溝の中心軸が整合されている.
【0056】また、揺動ユニット57の固定型盤51側
と対向する面に軸が水平にされて先端に膨出頭62が形
成されるガイドバ−61が突設され、このガイドバ−6
1の下面に軸がエアシリンダ56の出力軸と平行にされ
て先端に形成される尖端が下向きにされた軸63が突設
されている.なお、ガイドバ−61の外径はT溝65の
幅の狭い方の溝幅より僅かに小さくされ、膨出頭62の
外径はT溝65の幅の狭い方の溝幅より大きく幅の広い
ほうの溝幅よりは小さくされていると共にその厚さはT
溝65の幅の広い方の溝の深さより僅かに小さくされて
いる.
【0057】以上の構成において、その作用を説明す
る.横型射出成型機50を作動させると、可動型と固定
型とから成る成型型により成型品が成型されて可動型が
後退され、続いて可動型から成型品が押し出されて可動
型の成型面から成型品が適宜浮上されて待機する.
【0058】続いて、アンロ−ダ60を構成するエアシ
リンダ56と駆動装置55aが作動して揺動ユニット5
7を介してチャックプレ−ト58を下降させると共に前
後走行体55を前進させて前記成型品に近接させ、第1
実施例同様のチャックユニット30が成型品を把持す
る.
【0059】続いて、再び駆動装置55aが作動してチ
ャックプレ−ト58を介してチャックユニット30を可
動型から離反させるとエアシリンダ56が作動してチャ
ックユニット30を上昇させる.
【0060】チャックユニット30が上昇完了すると駆
動装置54aと55aとが作動して揺動ユニット57に
取付けられるガイドバ−61の先端にある膨出頭62の
軸心が案内板64に刻設されたT溝65の幅の広いほう
の溝の中心軸の延長線上に達する迄前後レ−ルユニット
54を左行させると共に前後走行体55を横行レ−ルユ
ニット側に走行させる..続いて、エアシリンダ56が
作動して揺動ユニット57を下降させるとガイドバ−6
1がT溝65に進入しガイドバ−61はT溝65に案内
されて下降し、揺動ユニット57が所定位置まで下降し
たときガイドバ−61の下面に取付けられた軸63の先
端円錐面がウレタンゴム製の制振部材67の上面に刻設
されたV溝に当接して、これを押圧する.これにより、
揺動ユニット57を介したチャックユニット30の振動
が急激に制振される.また、多関節ロボット31による
部品組付け抵抗によりエアシリンダ56やガイドピン5
9がたわまされてチャックユニット30の姿勢が許容以
上変化させられることがなくなる等の効果がある.
【0061】続いて、第1実施例同様に部品組付けシス
テム40が作動して多関節ロボット31が成型品に部品
を組付けて複合品を製造する.組付け作業が完了すると
作業工具33は多関節ロボット31により成型品から離
反させられて原位置に戻され次の作業に備えて待機す
る.
【0062】多関節ロボット31により作業工具33が
成型品から適宜離間させられると、揺動ユニット57内
の駆動装置が作動してチャックプレ−ト58を枢動させ
て水平にしチャックユニット30を下向きにする.続い
て、第1実施例同様にチャックユニット30が成型品を
解放して図示しないコンベア上に投下する.
【0063】なお、上記第2実施例では横型成型機50
の固定型盤51の上面にアンロ−ダ60を固着させた
が、第1実施例同様、床面に取り付けた架台にアンロ−
ダ60を固着し固定型盤51からは離間させてもよい.
これにより、横型成型機50の作動により発生する振動
が伝播されなくなるのでチャックユニット30の揺れが
少なくなるという効果がある.
【0064】また、上記第2実施例ではT溝65を有す
案内板64を介してガイドバ−61の下面に取付けられ
た軸63の軸心がウレタンゴム製の制振部材67の上面
に刻設されたV溝の中心に整合するようにしたが、組付
け位置においてチャックユニット30の振動がロボット
による組付け作業に支障を来たさない程度であれば第1
実施例同様、案内板64は省略することもできる.
【0065】また、上記第2実施例ではウレタンゴム製
の制振部材67の上面にV溝を刻設させてガイドバ−6
1の下面に取付けられた軸63の尖端をV溝に当接させ
ることによりチャックユニット30を制振させたがこれ
に限るものではない.すなわち、ウレタンゴム製の制振
部材67の上面を平面とし、この平面に軸63の尖端を
当接させても制振可能である.また、制振部材67の材
質を金属等の剛体とし上面に軸63の尖端形状を受容可
能な円錐状の凹部を刻設してこの凹部に軸63の尖端形
状を嵌合・当接させても同様に制振できる.要するに、
チャックユニット30が組付け待機すべき所定の位置に
到達するまでの間または到達した後直ちにチャックユニ
ット30の揺れや振動または他部材組付け抵抗によるた
わみを許容範囲内に抑制する構造とされていればどのよ
うな構造でも良い.
【0066】また、上記第2実施例ではエアシリンダ5
6の出力軸を最も伸ばした位置を「組付け待機すべき所
定の位置」としたがこれに限るものではない.すなわ
ち、第1実施例同様、エアシリンダ56の出力軸を最も
縮めた位置を「組付け待機すべき所定の位置」にしても
良い.この際は、チャックユニット30の待機位置が高
所になるのでそれに対応できるようロボット31の位置
も高所にすればよい.これにより、案内板64または制
振手段68を省略できる場合がある.
【0067】また、上記第1実施例と第2実施例ではチ
ャックプレ−トにチャックユニット30を着脱自在に取
付可能な構造とした.これにより、1種類のチャックプ
レ−トにどのような形状のチャックユニットをも取付可
能となり、いわゆる、汎用性を有す構造とされている.
この際、チャックユニットに配設される電線や圧縮空気
用チュ−ブ等をプラグに集約結合させこのプラグを、ア
ンロ−ダ側に取付けられ電源側の電線や圧縮空気供給装
置側のチュ−ブ等が集約結合されるコンセントとワンタ
ッチで着脱できるようにすると作業性がよい.
【0068】なお、チャックプレ−トを専用的に利用す
る際には、取付け板23に変えてチャックプレ−トに指
部24aを有すチャックア−ム24やエアシリンダ2
6,支持部材27等を直接取り付けて成型品を位置決め
保持するようにしてもよい.
【0069】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係わる複合
品の製造方法とその装置によれば、アンロ−ダに取付け
られる成型品保持手段に成型型で成型された成型品の外
周面または内周面に当接されこの成型品の一方向のズレ
を拘束できる第1の位置決め手段と前記成型品の外周面
または内周面に対向して配設される一対以上のチャック
部材が拡縮されてこの成型品を保持・解放するチャック
手段とこのチャック手段に保持される成型品を前記第1
の位置決め手段が拘束できるズレ方向と交差する方向の
所定位置に位置決めできる第2の位置決め手段とが備え
られ、この手段により前記成型品を位置決め保持・解放
できるようにした.
【0070】このようにしたので、成型機に取付けられ
る成型型で成型される成型品を成型機の型開きに連動し
てアンロ−ダが成型機の外の所定位置に取り出し、この
アンロ−ダのチャック部に位置決め保持される前記成型
品に直接、作業ロボットが予め教示された作業位置・内
容に従って他部材を前記成型品に結合できる.また、他
部材を結合する際の抵抗があってもその反力により成型
品の位置決め状態が変化することもないので結合作業を
続行できる等の実現ができる.さらにまた、成型品保持
手段をチャックプレ−トに着脱自在としたので成型品の
形状に応じたチャックプレ−トに取り替えて利用すれば
ひとつの成型機で何種類もの複合品を製造できる.この
結果、専用の組付けラインやその専従者が不要になり、
少スペ−スかつ少投資で複合品を製造できる等の優れた
効果が有る.
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の複合品製造装置を示す
要部断面図である.
【図2】 本発明の複合品製造装置の成型品保持手段の
動作説明図である.
【図3】 本発明の複合品製造装置の成型品保持手段の
動作説明図である.
【図4】 プレス成型品に樹脂リテ−ナを挿着した実施
例を示す断面図である.
【図5】 本発明の複合品製造装置の成型品保持手段の
第2実施例の動作説明図である.
【図6】 本発明の複合品製造装置の成型品保持手段の
第3実施例の動作説明図である.
【図7】 本発明の複合品製造装置の成型品保持手段の
第4実施例の動作説明図である.
【図8】 本発明の第2実施例の複合品製造装置を示す
要部断面図である.
【図9】 図8のC矢視図である.
【符号の説明】
1 プレス成型機 2 スライドプレ−ト
3 ボルスタプレ−ト 4 上型 5 下型
6 コンベア 7 脚部 8 架台
9 ボ−ルスクリュウ 10 サ−ボモ−タ 11 ボ−ル雌螺子部材
12 基軸 13 エアシリンダ 14 ガイドピン
15 連結部材 16 ガイド孔 17 エアシリンダ
18,19,21 軸 20 ブラケット 22 チャックプレ−ト
23 取付け板 24 チャックア−ム 24a 指部
25 軸 27 支持部材 26,28 エアシリンダ
29 レシ−バ 30 チャックユニット31 多関節ロボット
32 連結具 33 作業工具 34 エアシリンダ
35 ガイドチュ−ブ 36 フレキシブルチュ−ブ 37
エスケ−プユニット 38 部品整列・供給器39 圧縮空気供給装置 40
部品組付システム 41 チュ−ブ 42 棚 43
中段面 50 横型成型機 51 固定型盤 52
可動型盤 53 横行レ−ルユニット 53
a 横行レ−ル 54 前後レ−ルユニット 54
b 前後レ−ル 55 前後走行体 56 エアシリンダ 57
揺動ユニット 58 チャックプレ−ト59 ガイドピン 60
アンロ−ダ 61 ガイドバ− 62 膨出頭 63
軸 64 案内板 65 T溝 66
ホルダ 67 制振部材 68 制振手段 70
基盤 69,71,72,76 ブラケット 73
ガイドピン 74,77 送り軸 75,78
スプロケット 79 モ−タ 80 補強梁 81
チェ−ン 101 チャックア−ム 104
指部 107,117 支持部材 102,111,113
エアシリンダ 115 把持部材 241 コイルスプリング 2
42 チュ−ブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型装置に一対の成型型を取付け、この
    成型型の成型面を近接離反させて成型品を成型し、この
    成型品を成型品の外周面または内周面に当接されこの成
    型品の一方向のズレを拘束できる第1の位置決め手段と
    この成型品の外周面または内周面に対向して配設される
    一対以上のチャック部材が拡縮されてこの成型品を保持
    ・解放するチャック手段とこのチャック手段に保持され
    る成型品を前記第1の位置決め手段が拘束できるズレ方
    向と交差する方向の所定位置に位置決めできる第2の位
    置決め手段とから成る成型品保持手段により位置決め保
    持し、この成型品保持手段が取付けられ成型装置の型開
    き動作に連動してこの成型品保持手段を成型機内外の所
    定の位置に移動させるアンロ−ダで前記保持手段に位置
    決め保持される成型品を成型機の外の所定位置に移動さ
    せ、この位置決め保持される成型品に前記アンロ−ダの
    取り出し動作に連動して作動する作業ロボットによって
    他の部材を結合させて複合品を製造する方法.
  2. 【請求項2】 成型装置と、この成型装置に取付けられ
    部品を成型できる成型型と、この成型型で成型された成
    型品の外周面または内周面に当接されこの成型品の一方
    向のズレを拘束できる第1の位置決め手段と前記成型品
    の外周面または内周面に対向して配設される一対以上の
    チャック部材が拡縮されてこの成型品を保持・解放する
    チャック手段とこのチャック手段に保持される成型品を
    前記第1の位置決め手段が拘束できるズレ方向と交差す
    る方向の所定位置に位置決めできる第2の位置決め手段
    とから成る成型品保持手段と、この成型品保持手段が取
    付けられ成型装置の型開き動作に連動して成型品保持手
    段を成型機内外の所定の位置に移動させるアンロ−ダ
    と、このアンロ−ダにより成型機の外に移動させられた
    前記成型品保持手段に位置決め保持される前記成型品に
    アンロ−ダの取り出し動作に連動して作動し他の部材を
    結合させる作業ロボットとから成る複合品成型装置.
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102283263B1 (ko) * 2020-04-16 2021-07-29 (주)에프티지 차량의 내외장재 결합용 리테이너 제조장치
CN114101493A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 邱锡洪 一种具有防松动结构的冲压模具
CN114798947A (zh) * 2022-04-19 2022-07-29 黄山旺荣电子有限公司 继电器端子折弯机
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