JPH07314202A - 棒材加工機のフィードフィンガ装置 - Google Patents

棒材加工機のフィードフィンガ装置

Info

Publication number
JPH07314202A
JPH07314202A JP11154694A JP11154694A JPH07314202A JP H07314202 A JPH07314202 A JP H07314202A JP 11154694 A JP11154694 A JP 11154694A JP 11154694 A JP11154694 A JP 11154694A JP H07314202 A JPH07314202 A JP H07314202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
feed finger
bar
finger
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11154694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3274279B2 (ja
Inventor
Hiroyoshi Okukado
博義 奥角
Takeshi Muraji
剛 連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
Priority to JP11154694A priority Critical patent/JP3274279B2/ja
Publication of JPH07314202A publication Critical patent/JPH07314202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274279B2 publication Critical patent/JP3274279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィードフィンガの交換作業,及び棒材の挟
持力の調整作業を容易に行うことができ、またコストの
低減及び省スペース化に対応できる棒材加工機のフィー
ドフィンガ装置を提供する。 【構成】 フィードバーを送り機構により駆動されるフ
ィードバー本体15と、雌テーパ部24aを有し該フィ
ードバー本体15の先端部に着脱可能に結合されたフィ
ードフィンガスリーブ24とで構成し、フィードフィン
ガ25と上記フィードフィンガスリーブ24との間に両
者を上記フィードフィンガ25の縮径方向に付勢するス
プリング26を同軸をなすように配設することによりフ
ィードフィンガユニット23を形成し、該フィードフィ
ンガユニット23を上記フィードバー本体15の先端部
に着脱可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒材を棒材供給機構に
よりチャックに順次送り出すようにした棒材加工機のフ
ィードフィンガ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動旋盤で棒材を多数の製品に連
続加工する場合、1個の製品加工が終わる度に棒材を順
次送り出すようにしたフィードフィンガ装置が備えられ
ている。このフィードフィンガ装置は、棒材をコレット
チャックで挟持して製品加工を行い、1個の製品加工が
終わるとコレットチャックを開放し、開放された棒材を
フィードフィンガで挟持しつつ所定量送り出して上記コ
レットチャックの前方に突出させ、この状態でコレット
チャックを閉じて棒材を挟持する。このような動作を繰
り返して連続加工を行うものである。
【0003】このようなフィードフィンガ装置として、
従来、各種のものがあり、例えば特公昭54−6293
号公報(第1従来公報)には以下のものが提案されてい
る。1個の製品加工が終わってコレットチャックが開放
されると材料送りカムが回転してフィードガイドパイプ
を前方に移動させるとともに、該ガイドパイプの後部に
配設されたスプリングの付勢力でもってフィードフィン
ガが棒材を押圧挟持しつつ前進させる。この動作と併せ
て自動棒材供給機が棒材を所定量送り出す。また送り出
された棒材をコレットチャックが挟持すると上記材料送
りカムがさらに回転し、これによりフィードカイドパイ
プが後方に移動するとともにスプリングを圧縮し、フィ
ードフィンガを元の位置に戻す。
【0004】上記棒材が短くなって加工ができなくなる
とコレットチャックが開放され、シリンダが揺動部材を
介してフィードチューブの後端部に固着されたナットを
押圧する。するとフィードチューブがフィードフィンガ
を前方に押し出し、棒材の挟持を開放する。この状態で
新しい棒材を挿入し、この後シリンダの作動を解除する
ことによりフィードフィンガが新しい棒材を挟持するよ
うになっている。
【0005】また、特開平2−232104号公報(第
2従来公報)にも、ガイドブッシュ(コレットチャッ
ク)の開閉機構と、棒材の送り機構と、チャック(フィ
ードフィンガ)の開閉機構とを別々に設けたものが提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フィー
ドフィンガ装置において径の異なる棒材を加工する場
合、棒材の径に応じてフィードフィンガを交換するよう
にしている。しかしながら上記第1従来公報では、コレ
ットチャックを取り外し、材料送りカムを回転させてフ
ィードガイドパイプを前方に移動させ、次いでシリンダ
を作動させてフィードチューブを前方に移動させ、該チ
ューブとフィードフィンガとの係合部をフィードカイド
パイプから前方に位置させた状態でフィードフィンガを
取り外すことが必要であり、従ってフィードフィンガの
交換作業を行うためにはシリンダ,揺動部材等が不可欠
となり、それだけ部品点数が増える分だけ機構が複雑に
なるという問題がある。
【0007】上記第2従来公報では、コレットチャック
機構を構成するコレットナット,ガイドブッシュ,及び
コレットスリーブを取り外し、又はフィードフィンガ機
構を構成する作動筒の駆動部分と材料送り台とを分離し
て主軸後端から材料送り軸を抜き出し、この状態でコレ
ットナット,チャックを取り外すという作業となること
から、交換作業に手間がかかり作業性が低くなり、生産
性が低下するという問題がある。
【0008】また、上記第1従来公報では、フィードフ
ィンガの挟持力を調整するナットが主軸の後端に位置し
ていることから、フィードフィンガを交換するたびに、
フィードフィンガの挟持力を調整する必要があり、この
場合も交換作業に手間がかかり、上記と同様の問題があ
る。
【0009】さらに上記第1従来公報では、フィードガ
イドパイプの後端部にフィードフィンガを付勢するスプ
リング,ナットと、主軸の後端にフィードフィンガの開
閉機構とを配置する構造であり、また上記第2従来公報
では、主軸の後端にチャックの開閉機構を配置する構造
であり、どちらの従来技術もそれだけ主軸全体が長くな
り、省スペース化に対応できないという問題がある。
【0010】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされた
もので、フィードフィンガの交換作業の改善を図り、か
つ機構の簡素化及び省スペース化に対応できる棒材加工
機のフィードフィンガ装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、棒材
を挟持可能なチャック機構を備えた主軸装置内に配設さ
れた中空で先端部内周面に雌テーパ部を有するフィード
バーと、該フィードバー内に配設された中空で先端部外
周面に上記雌テーパ部と嵌合する雄テーパ部を有するフ
ィードフィンガと、該フィードバーとフィードフィンガ
とを主軸軸心方向に相対移動させることによりフィード
フィンガの先端部を縮径させて棒材を挟持するととも
に、該挟持状態でフィードフィンガをフィードバーと共
に前進させる送り機構とを備えた棒材加工機のフィード
フィンガ装置において、上記フィードバーを上記送り機
構により駆動されるフィードバー本体と、上記雌テーパ
部を有し該フィードバー本体の先端部に着脱可能に結合
されたフィードフィンガスリーブとで構成し、該フィー
ドフィンガスリーブとフィードフィンガとの間に両者を
フィードフィンガの縮径方向に付勢するスプリングを同
軸をなすように配設することによりフィードフィンガユ
ニットを形成し、該フィードフィンガユニットを上記フ
ィードバー本体の先端部に着脱可能としたことを特徴と
している。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、上
記フィードフィンガスリーブとフィードフィンガとの間
にスプリングの付勢力を調整する付勢力調整手段が設け
られていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明に係るフィードフィンガ装置によれば、
フィードバー本体に着脱可能のフィードフィンガスリー
ブ内にフィードフィンガを挿入し、該フィードフィンガ
とフィードフィンガスリーブとの間にスプリングを配設
することによりフィードフィンガユニットを形成し、該
ユニットをフィードバー本体に着脱可能としたので、フ
ィードフィンガを交換する場合は、上記フィードフィン
ガユニットをそのままフィードバー本体から取り外すだ
けで簡単に交換でき、上記第1従来公報のシリンダ等を
作動させて交換を行う場合や第2従来公報のコレットチ
ャック機構,フィードフィンガ機構の各部品を取り外す
場合に比べて作業性を向上できるともに、機構を簡素化
できる。
【0014】また本発明では、上記フィードフィンガユ
ニットにスプリングを内蔵したので、各フィードフィン
ガユニット毎にあらかじめフィードフィンガの挟持力を
調整しておけるので、フィードフィンガユニットを交換
するたびに挟持力を調整する必要が無く、交換作業を行
う場合の作業性を向上でき、また、従来のスプリング,
ナットを別途主軸後方に設ける場合に比べて主軸全体を
短くすることができ、省スペース化に対応できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図7は、本発明の一実施例による棒材加
工機のフィードフィンガ装置を説明するための図であ
り、図1は本実施例装置の断面図、図2は上記実施例装
置のフィードフィンガユニット部分の断面図、図3,図
4はそれぞれフィードフィンガユニットの正面図,背面
図、図5はフィードフィンガユニットの交換作業を示す
断面図、図6〜7は交換作業,調整作業に用いる治具で
ある。なお、本実施例では図1,図2において各部品の
右側端部を先端部又は前端部と称し、左側端部を後端部
と称することとする。
【0016】図において、1は本実施例のフィードフィ
ンガ装置であり、これは図示しない主軸筒に回転自在に
支持された主軸2と、該主軸2の前部に装着されたコレ
ットチャック機構3と、後部に連結されたチャックシリ
ンダ10と、装置後端に配設された棒材供給機構4とを
備えている。
【0017】上記コレットチャック機構3は上記主軸2
の前端にリング状のチャックアダプタ5bを介在させて
円筒状のチャック本体5を固定し、該チャック本体5の
先端面にリング状の蓋部材5aを着脱可能に装着して構
成されている。また上記チャック本体5内には円筒状の
コレットチャックスリーブ6が軸方向に摺動自在に、か
つチャック本体5に対して相対回転不能に挿入されてい
る。このコレットチャックスリーブ6はチャック本体5
の段部5dにより前方への移動量が規制されており、ま
たその先端部内周面には漏斗状に拡がる雌テーパ部6a
が形成されている。
【0018】上記コレットチャックスリーブ6内にはコ
レットチャック7が挿入されている。このコレットチャ
ック7の先端部外周面には上記雌テーパ部6aに嵌合す
る雄テーパ部7aが形成されており、またこのコレット
チャック7は上記蓋部材5aの内周縁5cにより前方へ
の移動量が規制されている。また上記コレットチャック
7にはこれの先端から軸方向後方に延びるスリット7b
が周方向に間隔をあけて形成されており、これにより上
記コレットチャック7の前部は径方向に拡縮可能となっ
ている。またこのコレットチャック7は図2に示す縮径
状態から外方に拡径するよう弾性力が付与されている。
即ち、図2に示すようにコレットチャック7が縮径して
棒材Wを挟持した状態でコレットチャックスリーブ6を
図示左方に後退させると、コレットチャック7は棒材W
との摩擦力により後退することなく上記弾性力により拡
径することとなる。
【0019】上記主軸2内にはドローチューブ8が挿入
されており、該ドローチューブ8の先端部には上記コレ
ットチャックスリーブ6の後端部が螺合している。また
上記主軸2の後端部にはプーリ9が固着されており、該
プーリ9はこれに巻回された図示しないベルトを介して
回転駆動装置に連結されている。
【0020】上記ドローチューブ8の後端部には上記コ
レットチャックスリーブ6を進退駆動する上記チャック
シリンダ10のピストン10cが接続されている。この
チャックシリンダ10はシリンダ10b内へ圧油を供給
する回転継手10a内に軸受11を介してシリンダ10
bを挿着し、該シリンダ10b内にピストン10cを進
退自在に配置して構成されており、上記回転継手10a
は上記主軸台に設けられた図示しない回り止め部材によ
り回転方向に固定されている。このピストン10cとシ
リンダ10bとは図示しないロックピンにより回転方向
に対して固定されている。また上記シリンダ10bは連
結アダプタ12とプーリ9とを介して上記主軸2に固定
されている。
【0021】上記ピストン10cは上記シリンダ10b
内を移動するピストン部13aと、主軸2の軸心方向に
延びるロッド部13bとからなり、このロッド部13b
の先端部には上記ドローチューブ8の後端部が螺合して
おり、該ロッド部13bの後端部は上記シリンダ10b
から後方に突出している。
【0022】ここで、上記回転駆動装置がプーリ9を回
転駆動すると主軸2を介してチャック本体5,コレット
チャックスリーブ6,及びコレットチャック7が回転す
るとともに、シリンダ10b,ピストン10c,及びド
ローチューブ8が一体に回転する。
【0023】また上記ピストン10cが図示右方に前進
するとドローチューブ8を介してコレットチャックスリ
ーブ6が前進し、これによりコレットチャック7のテー
パ部7aが棒材Wを押圧挟持する。また上記ピストンロ
ッド10cが後退するとコレットチャックスリーブ6が
後退し、これによりコレットチャック7の押圧を解除
し、上記棒材Wを開放するようになっている。
【0024】上記主軸2のドローチューブ8内にはフィ
ードバー(フィードバー本体)15が挿入されており、
該フィードハー15の後端部に上記棒材供給機構(送り
機構)4が配設されている。この棒材供給機構4は、上
記主軸台に固定されたフィンガシリンダ16のピストン
ロッド17を連結ブラケット18,ベアリングブロック
19を介して上記フィードバー15の後端に連結した構
造のものである。上記ベアリングブロック19はベアリ
ングケース19aとベアリング受け19bとの間に軸受
19cを介在させた構造のもので、上記ベアリングケー
ス19aが上記連結ブラケット18に固定されており、
上記ベアリング受け19bが上記フィードバー15の後
端部に螺合している。
【0025】また上記フィードバー15の後部には棒材
Wの送り出し量に応じた長さを有するキー溝15aが形
成されており、該キー溝15aにはキーブロック20の
キー20aが摺動自在に嵌装されている。このキーブロ
ック20は上記シリンダ10bの後端面に固定されてお
り、これにより上記フィードバー15はキーブロック2
0を介して上記シリンダ10bに固定されており、主軸
とともに回転されるようになっている。
【0026】そして、上記フィードバー15の先端部に
はコレットチャックスリーブ6内に位置し、本実施例の
特徴をなすフィードフィンガユニット23が配設されて
いる。このフィードフィンガユニット23は、上記フィ
ードバー15の先端部に着脱可能に螺着された円筒状の
フィードフィンガスリーブ24内にフィードフィンガ2
5を摺動自在に挿入し、両者間にスプリング26を内蔵
して構成されている。上記フィードフィンガスリーブ2
4の先端部内周面には漏斗状に拡がる雌テーパ部24a
が形成されており、該雌テーパ部24aには上記フィー
ドフィンガ25の先端部外周面に形成された雄テーパ部
25aが嵌合している。そして上記フィードフィンガ2
5にはこれの先端から軸方向後方に延びるスリット25
bが周方向に間隔をあけて形成されており、これにより
上記フィードフィンガ25の先端部は径方向に拡縮可能
となっている。また、このフィードフィンガ25の先端
部は、図2に示す縮径状態からさらに外方に拡径するよ
う弾性力が付与されている。
【0027】上記フィードフィンガスリーブ24の内周
面には収容段部24bが形成されており、該収容段部2
4bの内周面と上記フィードフィンガ25の外周面との
間には上記スプリング26が同軸をなすよう挿入されて
いる。また上記フィードフィンガ25の後端部にはスト
ッパ部材(付勢力調整手段)27が螺着されており、該
ストッパ部材27に上記スプリング26が圧縮された状
態で当接している。これによりフィードフィンガ25は
図2に示す縮径状態に付勢されて棒材Wを挟持してい
る。ここで、上記フィードフィンガスリーブ24の外周
面に形成された段部24dにはフィードフィンガユニッ
ト23を取り外す際に治具31(後述)を係合させる平
面視T字形の係合溝24cが形成されており、また上記
ストッパ部材27の後端面外縁部にはスプリング26の
付勢力を調整する際に治具30(後述)を係合させる溝
部27aが形成されている。
【0028】次に本実施例の作用効果を説明する。棒材
Wの加工時には、コレットチャック機構3,及びフィー
ドフィンガユニット23は図1,図2に示す状態にあっ
て棒材Wを挟持している。即ち、チャックシリンダ10
のピストン10cが前進してコレットチャックスリーブ
6を前進させ、これによりコレットチャック7が縮径し
て棒材Wを挟持し、またフィードフィンガユニット23
のスプリング26の付勢力によりフィードフィンガ25
の縮径方向にフィードフィンガスリーブ24及びフィー
ドフィンガ25が互いに反対方向に付勢され、フィード
フィンガ25が棒材Wを挟持している。
【0029】そして棒材Wの加工が終わると、上記フィ
ードフィンガ装置1の前方(図示右方)に配置された図
示しないタレット装置が該タレット装着に設けられたセ
ンサ付きストッパを次の棒材Wの送り出し長さに対応し
た位置に移動させる。
【0030】これと同時に、上記フィンガシリンダ16
のピストンロッド17が図示左方に突出するとフィード
フィンガスリーブ24が図示左方に後退する。このとき
フィードフィンガ25は棒材Wを挟持していることから
その位置に止まっており、そのためフィンガスリーブ2
4の後退に伴ってスプリング26が圧縮されるとともに
フィードフィンガ25がその弾性力によって拡径して棒
材Wの挟持を開放し、上記ピストンロッド17の突出に
伴って棒材Wの表面を滑りながら後退し、フィードフィ
ンガ25がフィンガシリンダ16のストロークだけ後退
する。なお、この状態でもスプリング26の付勢力によ
りフィードフィンガ25は棒材を比較的弱い力で挟持し
ている。
【0031】次にチャックシリンダ10のピストン10
cが図示左方へ後退し、これによりコレットチャック7
が棒材Wとの摩擦力の存在によって後退することなくそ
の弾性力により開いて棒材Wの挟持を開放する。そして
フィンガシリンダ16のピストンロッド17が没入(前
進)し始めるとフィードバー15がフィードフィンガス
リーブ24を前進開始させる、すると、フィードフィン
ガ25の棒材Wとの摩擦力が該フィードフィンガ25の
前進を阻止する方向に働く点及び上記スプリング26の
付勢力が作用する点からフィードフィンガ25がさらに
縮径して棒材Wをより強く挟持する。さらに上記ピスト
ンロッド17が前進するとフィードフィンガ25が棒材
Wを挟持しつつ前進してコレットチャック7の前方に送
り出す。そして上記ストッパに当接するとセンサから停
止信号が出力され、ピストンロッド17が停止する。こ
の状態でピストン10cが前進してコレットチャック7
が棒材Wを挟持する。
【0032】そして次の製品加工が開始される。ここ
で、本実施例では上記製品加工においてフィードフィン
ガ25を後退させないで棒材Wを挟持したままとした
が、加工を開始する前に後退させておいても良い。また
これらの場合、非製品加工時にフィードフィンガ25を
後退させる分だけ、時間がかかる。そこで、製品加工を
行っている間にフィードフィンガ25を後退するように
しても良い。
【0033】このように製品加工を順次連続して行い棒
材Wが短くなって上記フィードフィンガ25が後退する
ときに棒材Wから外れると、次回からは該フィードフィ
ンガ25の先端面で棒材Wを送り出す。そしてさらに棒
材Wが短くなってピストンロッド17の最大ストローク
量移動しても棒材Wが上記タレット装置のストッパに当
接しなくなると、上記ピストンロッド17の往復移動を
1度だけ繰り返し、棒材Wがストッパに当接しないこと
を図示しない制御装置が確認し、加工できないことを公
知の表示装置で警告する。この警告が表示されたら、オ
ペレータがコレットチャック7から突出している残材を
取り出し、新しい棒材をバーフィーダにセットする。こ
こで上記警告は画面に表示したり,パトライトやブザー
のように視覚的,聴覚的に表示するものであればどんな
ものでも良い。
【0034】次に、フィードフィンガの交換作業,及び
挟持力の調整作業について説明する。図6及び図7は、
それぞれ上記交換作業及び調整作業に用いる治具を示す
図である。
【0035】図6(a)は、フィードフィンガユニット
23のスプリング26の付勢力を調整する際に用いる治
具30であり、該治具30は円筒部30aの先端面に凸
部30b,30bを突出形成し、該円筒部30aにハン
ドル30cを接続した構造となっている。
【0036】図6(b)は、フィードフィンガユニット
23を取り外す際に用いる治具31であり、これは円筒
部31aの先端面に係合突起部31b,31bを突出形
成した構造となっている。なお、この係合突起部31b
の幅は上記フィードフィンガスリーブ24の係合溝24
cに挿入可能の幅に設定されている。また、図7は、フ
ィードバー15内に棒材Wの振れ止め用ガイドブッシュ
32が挿入されている場合、該ガイドブッシュ32を取
り出すための治具33であり、これの先端には鉤状の係
合部33aが形成されている。
【0037】上記フィードフィンガユニット23を交換
するには、図5に示すように、チャック本体5から蓋部
材5aを取り外し、コレットチャック7を抜き取る。そ
して上記チャック本体5の前方から治具31を挿入し、
該治具31の係合突起部31bをフィードフィンガスリ
ーブ24の係合溝部24cに係合させ、この状態でハン
ドル31cを回してフィードフィンガユニット23ごと
取り外す。この場合、上記フィードフィンガユニット2
3が棒材Wを挟持したままでも可能である。次いで、ガ
イドブッシュ32が挿入されている場合には治具33を
挿入してガイドブッシュ32を引き抜く。そして棒材の
径に応じた別のフィードフィンガユニット,ガイドブッ
シュを上記と逆の手順にて装着し、この後コレットチャ
ック7,蓋部材5aを装着する。
【0038】次に、フィードフィンガ25の挟持力を調
整するには、上記方法にてフィードフィンガユニット2
3を取り出し、これの後端面のストッパ部27の溝部2
7aに治具30の凸部30bを係合させてストッパ部2
7を回転することによりばね力を調整する。そして棒材
を挿入して挟持力を確認する。この場合、棒材を挿入し
たままで調整することも可能である。上記挟持力は、棒
材をフィードフィンガユニット23に挿入する際、オペ
レータがハンマー等で棒材の後端をたたかなくても挿入
でき、且つフィードフィンガユニット23が棒材をすべ
らずに送り出せるように調整する。
【0039】なお、上記治具31の突起部31b及び係
合溝24cはT字形でなくても良く、治具30の突起等
と同形でも良い。
【0040】このように本実施例によれば、フィードフ
ィンガ25をフィードフィンガスリーブ24内にセット
し、該フィンガスリーブ24の収容段部24b内にスプ
リング26を配設するとともに、上記フィードフィンガ
25の後端部にストッパ部材27を進退可能に挿着して
フィードフィンガユニット23を形成したので、上述の
ように蓋部材5a,コレットチャック7を取り外し、上
記フィードフィンガユニット23を取り外すだけの簡単
で短時間の作業でフィードフィンガの交換が可能であ
る。
【0041】また、本実施例では、上記フィードフィン
ガ25をユニット化し、該ユニット内にスプリング26
をフィードフィンガ25,及びフィードフィンガスリー
ブ24と同軸をなすように内蔵したので、各フィードフ
ィンガユニット23毎に、フィードフィンガ25の挟持
力をあらかじめ調整しておけるので、フィードフィンガ
ユニット23を交換するたびに調整しなおす必要が無い
ので交換作業を行う場合の作業性を向上でき、又、主軸
の軸方向長さを縮小でき、省スペース化に対応できる。
【0042】また本実施例では、フィードフィンガユニ
ット23をチャック本体5の前面から治具を挿入するこ
とにより取り出すことができるので、従来のようなフィ
ードフィンガを強制的に開放するための装置(フィード
フィンガの開閉機構)を不要にでき、この点からも機構
を簡素化できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明に係る棒材加工機の
フィードフィンガ装置によれば、フィードフィンガをフ
ィードフィンガスリーブ内に挿入するとともに、該フィ
ードフィンガスリーブの内周面とフィードフィンガの外
周面との間に上記フィードフィンガスリーブを縮径方向
に付勢するスプリングを配置したので、フィードフィン
ガの交換作業を行う場合の作業性を向上できる効果があ
り、また機構の簡素化に対応できる効果がある。
【0044】また請求項2の発明によれば、付勢力調整
手段をフィードフィンガユニット内に配設したので、さ
らにフィードフィンガの交換作業を行う場合の作業性を
向上できる効果があり、また省スペース化に対応できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフィードフィンガ装置
を説明するための断面側面図がある。
【図2】上記実施例装置のフィードフィンガユニットを
示す断面側面図である。
【図3】上記実施例装置のフィードフィンガユニットの
正面図である。
【図4】上記実施例装置のフィードフィンガの背面図で
ある。
【図5】上記実施例装置のフィードフィンガユニットの
交換作業を示す断面図である。
【図6】上記実施例装置のフィードフィンガユニットの
交換作業,挟持力調整作業に採用される治具を示す図で
ある。
【図7】上記実施例装置のガイドブッシュ交換作業に採
用される治具を示す図である。
【符号の説明】
1 フィードフィンガ装置 3 コレットチャック機構 4 棒材供給機構 23 フィードフィンガユニット 24 フィードフィンガスリーブ 24a 雌テーパ部 24b 収容段部 25 フィードフィンガ 25a 雄テーパ部 26 スプリング 27 ストッパ部材(付勢力調整手段) W 棒材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒材を挟持可能なチャック機構を備えた
    主軸装置内に配設された中空で先端部内周面に雌テーパ
    部を有するフィードバーと、該フィードバー内に配設さ
    れた中空で先端部外周面に上記雌テーパ部と嵌合する雄
    テーパ部を有するフィードフィンガと、該フィードバー
    とフィードフィンガとを主軸軸心方向に相対移動させる
    ことによりフィードフィンガの先端部を縮径させて棒材
    を挟持するとともに、該挟持状態でフィードフィンガを
    フィードバーと共に前進させる送り機構とを備えた棒材
    加工機のフィードフィンガ装置において、上記フィード
    バーを上記送り機構により駆動されるフィードバー本体
    と、上記雌テーパ部を有し該フィードバー本体の先端部
    に着脱可能に結合されたフィードフィンガスリーブとで
    構成し、該フィードフィンガスリーブとフィードフィン
    ガとの間に両者をフィードフィンガの縮径方向に付勢す
    るスプリングを同軸をなすように配設することによりフ
    ィードフィンガユニットを形成し、該フィードフィンガ
    ユニットを上記フィードバー本体の先端部に着脱可能と
    したことを特徴とする棒材加工機のフィードフィンガ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記フィードフィン
    ガスリーブとフィードフィンガとの間にスプリングの付
    勢力を調整する付勢力調整手段が設けられていることを
    特徴とする棒材加工機のフィードフィンガ装置。
JP11154694A 1994-05-25 1994-05-25 棒材加工機のフィードフィンガ装置 Expired - Fee Related JP3274279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154694A JP3274279B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 棒材加工機のフィードフィンガ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154694A JP3274279B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 棒材加工機のフィードフィンガ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07314202A true JPH07314202A (ja) 1995-12-05
JP3274279B2 JP3274279B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=14564126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11154694A Expired - Fee Related JP3274279B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 棒材加工機のフィードフィンガ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274279B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014064847A1 (ja) * 2012-10-26 2014-05-01 育良精機株式会社 棒材供給機及び送り矢セット
JP2019042883A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 シチズン時計株式会社 工作機械の主軸
JP2021511971A (ja) * 2018-01-31 2021-05-13 クッチ ジョバンニ エ チー ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 工作機械への棒材の前進供給装置
CN113784812A (zh) * 2019-04-25 2021-12-10 育良精机株式会社 棒材供送装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014064847A1 (ja) * 2012-10-26 2014-05-01 育良精機株式会社 棒材供給機及び送り矢セット
JPWO2014064847A1 (ja) * 2012-10-26 2016-09-05 育良精機株式会社 棒材供給機及び送り矢セット
JP2019042883A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 シチズン時計株式会社 工作機械の主軸
JP2021511971A (ja) * 2018-01-31 2021-05-13 クッチ ジョバンニ エ チー ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ 工作機械への棒材の前進供給装置
CN113784812A (zh) * 2019-04-25 2021-12-10 育良精机株式会社 棒材供送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3274279B2 (ja) 2002-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101547347B1 (ko) 버 제거 공구
WO2018179009A1 (en) Pipe clamping and cutting apparatus for cnc machine
JP7312762B2 (ja) 工作機械
JP7312763B2 (ja) 工作機械
JP3274279B2 (ja) 棒材加工機のフィードフィンガ装置
JP4369424B2 (ja) 少なくとも部分的に成形された管を製造するための方法及び装置
JPS5810162B2 (ja) 自動旋盤用の棒材送給装置
JP2010214449A (ja) 塑性加工装置及び塑性加工方法
WO2006059739A1 (ja) 素材把持装置、素材ガイド装置及び自動旋盤
JP4280253B2 (ja) ワーク回転装置
US6149357A (en) Apparatus for securing workholding equipment to a machine tool
JP4331321B2 (ja) 旋削加工用工作機械における棒状工作物支持装置および支持方法
US5207134A (en) Automatic precision lathe
EP0089373A1 (en) Machine tool attachment and method of use thereof
JP3134196U (ja) 旋盤加工機、および、ローディング装置
JP2019084635A (ja) チャック装置
JPH0232043B2 (ja) Kakukanchushinsochi
JP2002263922A (ja) 主軸の加工物押出し装置
CN219426270U (zh) 一种具有上料结构的机床
JP3586381B2 (ja) アタッチメント主軸装置
JP3668534B2 (ja) ねじ切り加工用治具
CN106660149A (zh) 用于对工件进行机加工的机器、相应的结构及用于对工件进行机加工的方法
JPH0659562B2 (ja) 両端加工機の棒材ロ−デイング方法
JP3000538B2 (ja) ワーク位置決め装置
GB2061158A (en) Work holding device for the tool turret of a turret lathe

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020115

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees