JPH073142Y2 - 廃棄物焼却車 - Google Patents

廃棄物焼却車

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JPH073142Y2
JPH073142Y2 JP1989054676U JP5467689U JPH073142Y2 JP H073142 Y2 JPH073142 Y2 JP H073142Y2 JP 1989054676 U JP1989054676 U JP 1989054676U JP 5467689 U JP5467689 U JP 5467689U JP H073142 Y2 JPH073142 Y2 JP H073142Y2
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一男 竹内
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株式会社竹内ボデー工場
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ペットの死体などの一般廃棄物や病院で使用
する使い捨ての注射針、包帯などの医療廃棄物などを焼
却する廃棄物焼却車に関する。
〔従来の技術〕
犬や猫などのペットの死体は、行政上はごみ等と同様の
一般廃棄物として扱われ処分されている。しかしなが
ら、ペットはいわば家族の一員ともいえる特別な存在で
あり、その死体を他のごみなどと同じように一般廃棄物
として処分するのは飼い主の心情にそぐわないことが多
い。
そこで、飼い主の心情を考慮してペット専用の火葬場や
墓地などが作られており、飼い主は専門の業者に依頼し
てペットの死体を火葬場に運搬しここで埋葬してもらっ
ている。
また、例えば病院で使用される使い捨ての注射針、手術
用メス、検体容器や包帯、脱脂綿などの医療廃棄物は、
病院に専用の焼却炉を設置しここで焼却している所もあ
るが、ほとんどの場合は専門の業者に依頼して搬出し焼
却処分してもらっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ペット死体や医療破棄物などのように特殊な廃棄物の焼
却物の設置数は多いものではなく、かつ、設置場所も都
心部から離れている場合が多いため、火葬や焼却のため
には遠方まで廃棄物を運搬しなければならないことがほ
とんどで、時間と手数を要する。
また、特にペットの火葬については火葬物が遠方である
と飼い主が火葬に立合えないことも多く、飼い主の心情
が充分に考慮されたものとはいいがたかった。
他方、医療廃棄物についても運搬途中や焼却場でのウイ
ルス菌による二次感染のおそれがあり、保健衛生上問題
があった。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、ペットの
死体等の廃棄物が出た飼い主の自宅や病院などに焼却炉
を自由に移動でき、廃棄物を運搬する必要がなく現場で
廃棄物を焼却でき、しかも葬儀も同時に行うことがで
き、この焼却は参列した客の目に触れることなく行え
て、さらにこの焼却は簡単な設備で手間を要することな
く簡単に行える廃棄物焼却車を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、ワゴンタイプの自動
車の、運転席の後方の車内を前後に区画して前方の室を
葬儀室に、後方の室を廃棄物の焼却室に形成し、このう
ち焼却室には開口部を形成し、該開口部に開閉自在なル
ーフを設け、床部に焼却炉を自動車本体の床面よりも下
方に突出させて埋込み、該焼却炉内に収納する廃棄物の
載置板がこの焼却炉の底部に沈まるように前記焼却炉も
しくは廃棄物の載置板を上下にスライド自在に設け、該
焼却炉の頂部に開口部より出没自在な排気筒を取付けた
ことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、自動車本体内において葬儀と焼却を行
うことができ、焼却手順は、ペットの死体などの廃棄物
を焼却車の車内に持込み、投入口から焼却炉内に投入し
廃棄物の載置板がこの焼却炉の底部に沈まるようにこの
載置板もしくは焼却炉を下降させて投入口を閉塞し、ま
た、焼却車の天井に設けたルーフを開いて開口部を形成
し、この開口部を介して焼却炉の頂部に設けてある排気
筒を車外に突出させる。この状態で焼却炉に点火すれば
炉内の廃棄物が焼却される。
このように、載置板上の廃棄物としてのペットの死体
は、投入口を閉塞するかあるいはこの投入口が床下に移
動するとともに、自動車本体の床面よりも下方位置の床
下で焼却されるので、葬儀に参列した客の目に触れるこ
となく焼却を行うことができる。
なお、焼却炉は自動車本体の下方位置にスライドできる
ので狭い車内を有効利用でき、例えば大型のペットや大
量の医療廃棄品をそのまま焼却することができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の廃棄物焼却車の実施例を示す横断平面
図、第2図は同上側面図で、図中1はワゴンタイプのペ
ット葬儀用の自動車本体を示し、この本体1の運転席2
の後方の車内を車内への出入用扉3の個所で折戸式の仕
切り6で前後に2つに区画し、前方の室を葬儀室4に、
後方の室を焼却室5に形成した。
葬儀室4には、運転席2の背後位置に、左右に花瓶の設
置台7を有する葬儀壇8を配設し、この葬儀壇8の前方
に例えば2人掛けの客用の椅子9を着脱自在に設ける。
また、葬儀室4の天井近くの壁面に電源配電盤10を配設
し、前記椅子9の側方の天井近くに次に述べる焼却炉11
の移動や点火のための操作スイッチなどを配設した操作
パネル12を設けた。
図中13は廃棄物焼却のための燃料として例えば軽油など
を貯蔵しておく容量約100lの燃料タンクを示し、これを
葬儀壇8の下方に設置する。
焼却室5には、内部に廃棄物の載置板15を設けた箱型の
焼却炉14を設置する。この焼却炉14は一例として第3図
に示すように、下部を自動車本体1の床面1aよりも下方
に突出させて床下に埋込み、載置板15を床下へ下降可能
なように床面1aと同一レベル上に位置させて取付け、床
面1aと同一レベル上に廃棄物投入用の開口16を形成し
た。この開口16は扉などの閉塞手段を有するものとす
る。
また、焼却炉14は、前記のごとく載置板15を上下にスラ
イドさせる代わりに、他の例として第4図に示すように
焼却炉14の本体14aを床面1aより上方へスライド可能に
設け、床下に突出した焼却炉14の本体14aの底部を床面1
aと同一レベル上に位置させ、この状態で、車輪を有す
る載置板15を開口16から水平方向に移動させて前記本体
14a内に収納し、その後、再度焼却炉14の本体14aを床面
1aより下方へスライドさせるものとする。
なお、いずれの場合も、上下に載置板15や本体14aをス
ライドさせるための機構としては従来周知の技術である
吊ワイヤーによる方法やシリンダーなどを適宜採択す
る。
さらに、焼却炉14の上部には排気筒17を取付ける。この
排気筒17は一例として第3図に示すように外筒17aと内
筒17bとの組合わせによる二重構造とし、外筒17aを焼却
炉14の本体14a上部に固定し、この外筒17a内に上方へス
ライド自在に内筒17bを設ける。
あるいは他の例として第4図に示すように焼却炉14の上
部に固定した下部の排気筒18aの上部に水平から垂直方
向へと90度回動自在に上部排気筒18bを軸着してもよ
い。
図中19は、焼却炉14に付設のバーナーを示す。また、自
動車本体1の天井に前記排気筒17(18a,18b)が突出す
る開口部20を形成し、この開口部20をルーフ21で開閉自
在に覆い、焼却室5の天井や側壁には断熱材22を充填す
る。
次に使用法及び動作について説明する。
例えば廃棄物23としてペットの死体を焼却するには、自
動車を飼い主宅に移動し、ペットの死体を別途用意した
容器に収納し、これを出入用扉3から車内に運び込み、
葬儀室4の葬儀壇8上に置く。また、飼い主や車内に入
り椅子9に腰掛け、専門の係員によりセレモニーをとり
行う。
セレモニーが終了したならば仕切り6から焼却室5内に
ペットの死体を運び込み、開口16を介して焼却炉14内に
投入する。この時、第3図に示すような構造の焼却炉14
の場合は載置板15を床面1aと同一面上に位置させてお
き、開口16を介して載置板15上にペットの死体を載せた
ならば、開口16を閉塞して載置板15を下降させ、操作パ
ネル12上の操作スイッチを操作してバーナー19に点火
し、ペットの死体を焼却する。
他方、排気筒17は、ルーフ21を開き開口部20を開放状態
にしたうえで、内筒17bを外筒17aから上方へとスライド
させて開口部20を介して車外に突出させる。
また、焼却炉14の構造として第4図に示したものの場合
は、焼却炉14の本体14aを上方にスライドさせてこの焼
却炉14の本体14aの底面が自動車本体1の床面1aと同一
レベル上に位置させた状態で、ペットの死体を載せた載
置板15を床面1aから水平に移動して開口16から焼却炉14
内に投入し、次いで本体14aを下降させることで開口16
も下降してこの開口16は閉塞される。
そして、排気筒は、上部排気筒18bを上方へ90度回動し
て開口部20から車外へ突出する。
なお、前記実施例は廃棄物としてペットの死体を取扱う
場合を例にとって説明したが、これに限定されるもので
はなく、医療廃棄物なども本考案の焼却車で焼却可能で
ある。そこで、この場合は、医療廃棄物を病院等から別
途離れた焼却場に運搬せずにすむので二次感染などを防
止できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の廃棄物焼却車は、廃棄物とし
て例えばペットの死体などを処分する場合に飼い主の自
宅にまで焼却車が移動するのでペットの死体を焼却場に
運ぶ手間が省け、しかも、この焼却車内で葬儀を行うこ
とができ、また、焼却状態が客の目に触れることなく行
えて、さらに、焼却作業もペットの死体を載せた載置台
を焼却炉内にスライドさせて投入するだけでスイッチ操
作によりワンタッチ的に行われるので簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の廃棄物焼却車の実施例を示す横断平面
図、第2図は同上側面図、第3図は同上要部である焼却
炉の一例を示す説明図、第4図は同上他の例をす説明図
である。 1……自動車本体、1a……床面 2……運転席、3……出入用扉 4……葬儀室、5……焼却室 6……仕切り、7……花瓶の設置台 8……葬儀壇、9……椅子 10……電源配電盤、11……焼却炉 12……操作パネル、13……燃料タンク 14……焼却炉、14a……本体 15……載置板、16……廃棄物投入用の開口 17……排気筒、17a……外筒 17b……内筒、18a……下部排気筒 18b……上部排気筒、19……バーナー 20……開口部、21……ルーフ 22……断熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワゴンタイプの自動車の、運転席の後方の
    車内を前後に区画して前方の室を葬儀室に、後方の室を
    廃棄物の焼却室に形成し、このうち焼却室には開口部を
    形成し、該開口部に開閉自在なルーフを設け、床部に焼
    却炉を自動車本体の床面よりも下方に突出させて埋込
    み、該焼却炉内に収納する廃棄物の載置板がこの焼却炉
    の底部に沈まるように前記焼却炉もしくは廃棄物の載置
    板を上下にスライド自在に設け、該焼却炉の頂部に開口
    部より出没自在な排気筒を取付けたことを特徴する廃棄
    物焼却車。
JP1989054676U 1989-05-12 1989-05-12 廃棄物焼却車 Expired - Fee Related JPH073142Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH064185Y2 (ja) * 1986-07-30 1994-02-02 勝久 増田 ペット類火葬車

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JPH02147631U (ja) 1990-12-14

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