JPH07314742A - レーザ熱転写記録装置 - Google Patents

レーザ熱転写記録装置

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JPH07314742A
JPH07314742A JP11530694A JP11530694A JPH07314742A JP H07314742 A JPH07314742 A JP H07314742A JP 11530694 A JP11530694 A JP 11530694A JP 11530694 A JP11530694 A JP 11530694A JP H07314742 A JPH07314742 A JP H07314742A
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JP
Japan
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drum
shaped member
ink sheet
laser
sheet
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JP11530694A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Odai
佳明 尾台
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で高速記録が可能なレーザ熱転写記録装
置を得ることを目的とする。 【構成】 外周側にインクシート7及びこれに密着され
る記録用紙11が配設される光透過性のドラム状部材1
と、レーザ発振器3からのレーザ光をミラー22で反射
し、ドラム状部材1の内側からその周面を透過してイン
クシート7へ照射し記録用紙11に熱転写させるレーザ
機構と、このレーザ機構のレーザ照射方向をドラム状部
材1の円周方向に回転走査するモータ23と、レーザ機
構のレーザ照射方向をドラム状部材の長手方向にスライ
ド走査するスライド機構21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザエネルギー等
の光エネルギーを利用して熱転写記録を行うレーザ熱転
写記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば特開平3−7357号公
報に示された従来のレーザ熱転写記録装置のうち、特に
ドラム部分を示す部分斜視図であり、図において、1は
光透過性の高い透明ドラム、2は透明ドラム1の内側に
設けられた支持台、3は支持台2に固定されたレーザ光
源、4は支持台2と螺合されたボール螺子、5はボール
螺子4と平行して支持台2を貫通するリニアガイドで、
ボール螺子4の回転に伴って、レーザ光源3を固定した
支持台2がリニアガイド5に案内されて透明ドラム1内
を長手方向に移動自在とされている。
【0003】6は透明ドラム1の外側に回転可能に支持
され、且つ透明ドラム1と共に回転するシート供給ロー
ラで、このシート供給ローラ6には3色ないし4色の面
順次の転写シート7が巻回されており、転写シート7は
透明ドラム1の外周に沿って巻かれている。8は透明ド
ラム1の外側でシート供給ローラ6と相対して配設され
た巻取りローラで、転写シート7の色は巻取りローラ8
によって巻取られることにより替えられる。レーザの主
走査は転写シート7を伴って、透明ドラム1が回転する
ことによって行われ、シート供給ローラ6及びシート巻
取りローラ8は透明ドラム1の外側において、透明ドラ
ム1の回転と共に回転されるよう構成されている。
【0004】9は透明ドラム1に加圧されて外接する加
圧ドラムで、透明ドラム1と周速を合わせて透明ドラム
1とは逆回転する。10は加圧ドラム9の外側に設けら
れ、受像紙11を加圧ドラム9の外面に沿うよう挟み込
み固定する紙固定爪、12は加圧ドラム9に設けられた
切欠きで、透明ドラム1と加圧されながら加圧ドラム9
が回転したとき、透明ドラム1の外側に配設されている
シート供給ローラ6及びシート巻取りローラ8が切欠1
2に入り込み加圧ドラム9と衝突することを防止してい
る。
【0005】上記構成では、レーザの主走査は透明ドラ
ム1の回転によって行うことを述べたが、透明ドラム1
内にポリゴンミラーとFθレンズ或はガルバノミラーを
設置することにより主走査を透明ドラム1の長手方向に
することも可能である。次に動作について説明する。透
明ドラム1の回転を主走査方向とする場合、透明ドラム
1上に第1色目を配置し、加圧ドラム9上に固定された
受像紙11と所定の位置に合わせておく。そして、図示
しないタイミングベルト等により両ドラム1、9を同周
速で互いに逆方向に回転させる。このとき、図示しない
加圧機構を作動して両ドラム1、9を圧接し、両ドラム
1、9に挟まれた部分にレーザ光を照射する。
【0006】副走査は加圧ドラム9上の受像紙11を固
定している部分が両ドラムの接圧部にきたとき、レーザ
光源3自体が1画素分だけ透明ドラム1の長手方向に移
動するようにしてあるか、或はレーザ光源3は常に等速
に移動するようにし、所定の大きさを終えたとき、透明
ドラム1上に転写シート7をシート巻取りローラ8で巻
取り、同時にシート供給ローラ6より次の2色目を供給
し、所定の位置まで移動させる。以上の操作を3色ない
し4色繰返すことにより、転写シート7の交換時に生ず
る色ずれを全く起こすことなくフルカラーのプリントが
得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ熱転写記
録装置は以上のように構成されているので、特に大画面
記録を行う場合には、大きなドラムが接しながら回転す
るため、回転速度に限界があり、従って高速記録ができ
ないという問題点があった。レーザ熱転写記録は高解像
度化できることが特徴であり、2540DPI程度の記
録が可能であるが、例えばこの解像度でA3サイズの画
像を印字記録するとすれば、用紙の短辺をドラム長手方
向に設置しても副走査として297mm、即ち2970
0ラインが必要となり、1色5分で印字するとしても6
000rpm近い高速回転が必要となり、振動・騒音・
印字の安定性等を確保すべく一定の圧力で安定して両ド
ラムが接することを考慮すると、実現が難しいか、或は
実現できたとしても高精度なため高価な装置になってし
まうという問題点があった。
【0008】さらに、ドラムが2つ横に並ぶ構成である
ため、装置が大型になってしまうという問題点があっ
た。この発明は上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、小型で、しかもインクシートと記録用紙
との密着性がよく、インクシートの搬送がスムーズに行
える高画質で高速記録が可能なレーザ熱転写記録装置を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ熱
転写記録装置は、外周側にインクシート及びこのインク
シートに密着される記録用紙が配設される光透過性のド
ラム状部材と、レーザ発振器からのレーザ光をドラム状
部材の内側から該ドラム状部材の周面を透過してインク
シートに照射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、
このレーザ機構のレーザ照射方向をドラム状部材の円周
方向に回転走査する回転機構と、レーザ機構のレーザ照
射方向をドラム状部材の長手方向にスライド走査するス
ライド機構とを備えたものである。
【0010】また、スライド機構のスライド走査に対し
てレーザ発振器からインクシートまでの光路長を一定に
保持する光路長保持機構を備えたものである。また、上
記光路長保持機構を、ドラム状部材の長手方向一側から
該ドラム状部材の中心軸を貫通するようレーザ光を発光
するレーザ発振器と、ドラム状部材の長手方向他側に設
けられレーザ発振器からのレーザ光を反射する反射鏡
と、ドラム状部材内側に設けられレーザ発振器からのレ
ーザ光を透過し反射鏡からのレーザ光をドラム状部材の
円周方向へ反射するハーフミラーと、このハーフミラー
をドラム状部材の長手方向にスライド走査すると共に反
射鏡をハーフミラーと同一方向にハーフミラーの半分だ
け移動させるスライド機構とから構成したものである。
【0011】また、レーザ機構は、レーザ発信機からの
レーザ光を平行光にするコリメートレンズと、平行光と
なったレーザ光を収斂する収斂手段とを備え、回転機構
及びスライド機構の各走査に応じてコリメートレンズか
ら収斂手段までの光路長が可変する構成としたものであ
る。また、記録用紙の端部を保持し用紙保持状態でドラ
ム状部材の周面に対して離接可能な用紙保持手段と、ド
ラム状部材と記録用紙との間に介在するインクシートの
供給・巻取りを行うインクシートローラとを備えたもの
である。
【0012】また、インクシートの搬送時にドラム状部
材をインクシートと共に回転させるドラム回転手段とを
備えたものである。また、インクシートの供給を行う供
給側インクシートローラと、インクシートの巻取りを行
う巻取り側インクシートローラと、供給側インクシート
ローラの回転に所定のトルクを与えるトルクリミッター
とを備え、供給側インクシートローラ及び巻取り側イン
クシートローラとドラム状部材とが共に回転する構成と
したものである。
【0013】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、記録用紙ま
たはインクシートの端部を保持し記録用紙またはインク
シートがドラム状部材の円周方向に張力をもって巻着さ
れるようドラム状部材の円周面に沿って可動な用紙また
はインクシート保持手段とを備えたものである。また、
記録用紙又はインクシートの両端部をそれぞれ保持し各
々がドラム状部材の円周方向に可動な用紙又はインクシ
ート保持手段とを備えたものである。
【0014】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、ドラム状部
材の周面上を相対的に移動しながらインクシート及び記
録用紙をドラム状部材に押圧し巻着させる押圧部材とを
備えたものである。また、押圧部材を上記ドラム状部材
に対して離接可能に構成したものである。
【0015】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、インクシー
トの供給を行う供給側インクシートローラと、インクシ
ートの巻取りを行う巻取り側インクシートローラとを備
え、供給側インクシートローラ及び巻取り側インクシー
トローラをドラム状部材の外周を公転可能としたもので
ある。
【0016】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設される第1のドラ
ム状部材と、周面の一部が長手方向に開放され内周面と
第1のドラム状部材の外周面とでインクシート及び記録
用紙を圧接する第2のドラム状部材と、記録用紙を第1
のドラム状部材又は第2のドラム状部材に保持する用紙
保持手段と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシー
トに照射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構とを備え
たものである。また、第2のドラム状部材をカバーシー
トとし、このカバーシートの一端に接続されドラム状部
材の周方向に移動する可動シャフトを備えたものであ
る。
【0017】
【作用】この発明におけるレーザ熱転写記録装置は、レ
ーザ機構からのレーザ光がドラム状部材の内側に配置さ
れた回転機構及びスライド機構により主走査及び副走査
され、光透過性のドラム状部材の周面を透過してドラム
状部材の外周面に配設されたインクシートの所定位置に
照射される。また、光路長保持機構によりレーザ発信器
からインクシートのシート面までの光路長をスライド機
構のスライド走査に対しても変化することなく一定とな
るよう保持する。
【0018】また、ドラム状部材の長手方向一側から照
射されたレーザ光がドラム状部材の内部を貫通して他側
の反射境に反射し、この反射光がハーフミラーにてドラ
ム状部材の円周面方向へ反射する。スライド機構はハー
フミラーを所定長だけスライドさせて走査すると共に反
射境をハーフミラーの移動方向と同方向にハーフミラー
の移動幅の半分だけ移動させ光路長を一定に保持する。
【0019】また、レーザ発信器から発信されたレーザ
光はコリメートレンズにより平行光となり、この平行光
がスライド機構によって所定位置に走査され、インクシ
ートから一定距離となるよう配置された収斂手段により
この平行光が収斂されインクシートへと照射される。即
ち、レーザ発信器からコリメートレンズまで及び収斂手
段からインクシートのレーザ光照射面までの距離は常に
一定に保持される。
【0020】また、用紙保持手段により記録用紙をドラ
ム状部材の外周面に圧接すると、インクシートと記録用
紙が密着し、記録用紙をドラム状部材の外周面から離す
とインクシートと記録用紙との密着が解かれ、インクシ
ートローラの回転によって記録用紙とドラム状部材の外
周面との空隙をインクシートが移動しインクシートの供
給及び巻き取りが行われる。
【0021】また、ドラム回転手段によりインクシート
の搬送時にインクシートの搬送速度と同速度で一体にド
ラム状部材が回転し、インクシートとドラム状部材との
間の摩擦を生じることなく巻き取り及び供給がなされ
る。また、インクシート搬送時に供給側インクシートロ
ーラ及び巻き取り側インクシートローラがドラム状部材
と共に回転する際、トルクリミッターにより供給側イン
クシートローラの回転に所定のトルクがかかり、インク
シートに張力がかかるので、インクシートがドラム状部
材及び記録用紙にたるみなく密着した状態で搬送され
る。
【0022】また、用紙保持手段またはインクシート保
持手段が円周方向に移動することにより記録用紙または
インクシートに張力がかかり記録用紙とインクシート及
びドラム状部材の周面とがたるみなく密着する。また、
用紙保持手段またはインクシート保持手段が記録用紙ま
たはインクシートに張力を加えるよう、それぞれ円周方
向に移動することにより、記録用紙とインクシート及び
ドラム上部材とがたるみなく密着する。
【0023】また、押圧部材がドラム状部材の外周面上
の記録用紙及びインクシートを押圧しながら周方向に相
対的に移動し記録用紙及びインクシートをドラム状部材
の外周面に巻着することによりインクシートと記録用紙
とが密着される。また、押圧部材がドラム状部材から離
間した状態でドラム状部材の周方向に相対的に移動し、
所定位置に達するとドラム状部材を押圧するように外周
面上を周方向に相対的に移動することによりインクシー
トと記録用紙とを密着する。
【0024】また、記録用紙供給後、供給側インクシー
トローラが公転してインクシートの供給を行い、記録を
行う。記録終了後、巻取り側インクシートローラまたは
供給側インクシートローラが公転してインクシートを巻
き取った後、記録用紙の回収及びインクシートの搬送が
行われる。記録用紙の排紙または供給がされた後、再び
インクシートローラがドラム上部材に巻きつけられる。
また、第1のドラム状部材と第2のドラム状部材との間
にインクシート及び記録用紙が挟持され記録が行われ、
第2のドラム状部材の開放部からインクシートの搬送が
行われる。
【0025】また、カバーシートがインクシート及び記
録用紙の上から覆われ、インクシート及び記録用紙をド
ラム状部材に押圧する。インクシート交換時には可動シ
ャフトが移動してカバーシートの押圧力を緩め、また、
紙搬送時には可動シャフトが移動してカバーシートが記
録用紙上から取り除かれ、紙搬送が行われる。
【0026】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明におけるレーザ熱転写記録装置を示す
正面断面図、図2は同側断面図、図3は図2のクランパ
部分の拡大図である。図1において、1は透明なドラム
状部材で、肉厚10mm程度で光透過性の高いガラス或
はアクリル等からなる。尚、本実施例ではドラム状部材
1は自身が回転可能に構成されている。22はドラム状
部材1内部に設けられたミラーで、外部に設けられた固
体レーザ3から、図示しないレンズ系を通過しドラム状
部材1の長手方向に照射されてきたレーザ光を、ドラム
状部材1の周面方向にほぼ直角に曲げるものである。
尚、レーザ光軸とドラム状部材の回転軸とは合致する。
【0027】23は回転走査機構であるモータで、固体
レーザ3からのレーザ光軸と合致するその回転軸24に
ミラー22が固定されている。21はミラー22をドラ
ム状部材1の長手方向にスライドさせるスライド機構
で、モータ23が載置された支持台2ごとスライドさせ
る。25、26はドラム状部材1に固定された側板で、
ドラム状部材1の回転軸上付近に突出部が形成され、且
つ固体レーザ3側にはレーザ光が通過する孔部が形成さ
れている。7はレーザ熱転写記録用インクシート、11
は記録用紙で、それぞれ従来技術と同様のものである。
そして、固体レーザ3からインクシート7に至るまでの
光学系でレーザ機構を構成している。
【0028】図2において、10は用紙保持手段で、こ
こではクランパが用いられている。27は棒状部材で、
ここでは表面がゴム性の押圧ローラが用いられる。28
は押圧ローラ27を外部から支持するアップダウン機構
で、ドラム状部材1即ちドラム状部材1外周上の記録用
紙11に対し押圧ローラ27を圧接したり離間したりす
る。尚、その他の従来技術と同一符号のものは従来技術
と同一又は相当するものを示しており、その説明を省略
する。また、供給側インクシートローラ6、巻取り側イ
ンクシートローラ8、棒状部材27、押圧ローラ28は
図1では省略している。
【0029】図3において、29は支点30を中心とし
て回動するクランパ爪で、ばね31の力により記録用紙
11を挟持している。なお、クランパ爪29を開くとき
は図示しない機構あるいはソレノイド、圧電素子等で行
う。クランパ10はアップダウン機構32によりドラム
状部材1即ちドラム状部材1の外周上のインクシート7
に対して離接可能である。アップダウン機構32はボー
ルネジ33及びリニアガイド34、モータ35等からな
り、ドラム状部材1に固定されている。クランパ10は
モータ35により回転するボールネジ33によりドラム
状部材1の半径方向へアップダウンする。
【0030】次に動作について説明する。固体レーザ3
より放射されたレーザ光は、図示しない変調素子によっ
て画像データに従って変調されたのち、図示しないレン
ズ系によって、常にインクシート7上のレーザ吸収物質
を含む層上に焦点を結ぶよう調整される。レーザ光はミ
ラー22で反射されたのちドラム状部材1の周面を透過
してインクシート7上にスポット径約5μmで照射され
る。インクシート7は通常の昇華型熱転写カラープリン
タ用のインクシートにレーザ吸収物質が添加されてお
り、レーザ光の照射された部分が発熱して記録用紙11
にインクが昇華(拡散)転写されるいわゆるレーザ熱転
写記録により画像が形成できる。
【0031】ここで、インクシート7と記録用紙11は
ドラム状部材1上にこの順に巻き付けられている。印字
中はドラム状部材1、インクシート7、記録用紙11は
ともに静止したまま、主走査・副走査ともレーザ光の走
査による。即ち、回転機構であるモータ23の回転によ
りミラー22が回転してレーザ光がドラム状部材1の円
周方向に回転する。この回転走査が主走査となる。ま
た、同時にスライド機構21によりミラー22がドラム
状部材1の長手方向(軸方向)に移動することによりレ
ーザ光も照射角度を変えることなく同方向に移動する。
このスライド走査が副走査となる。
【0032】このように走査をすべてレーザ光の走査に
よって行うので、印字中はドラム状部材1は回転しない
から、振動や騒音の問題がなく、高速印字が可能にな
り、また、ドラムが1つですむから、装置全体を小型化
できる。次に、カラー印字の場合について、記録媒体で
あるインクシート7と記録用紙11の動作を中心に説明
する。インクシート7はイエロー、マゼンタ、シアンの
3色が面順次い形成されたものが使用され、図2におい
て現在1色目がドラム状部材1上に位置しているとす
る。
【0033】ここで、図示しない給紙装置により給紙さ
れた記録用紙11の先端をクランパ10が挟持し、ドラ
ム状部材1が右回転して巻取りローラ8、供給ローラ6
及びクランパ10が27aの位置にある押圧ローラをく
ぐった時点で押圧ローラ27が記録用紙11に圧接され
る、ぞの後、押圧ローラ27が記録用紙11をインクシ
ート7に密着させながらドラム状部材1は右回転を続
け、図2の実線で描かれた位置で停止する。続いて上述
の要領で1色目の印字を行う。
【0034】1色目の印字が終了すると、押圧ローラ2
7が押圧を解除して27aの位置に移動すると共にクラ
ンパ10が記録用紙11を挟持したまま10aの位置に
移動する。続いて、ドラム状部材1は静止したまま供給
ローラ6からインクシート7の2色目を繰り出すと同時
に巻取りローラ8により1色目のインクシートを巻取
る。ドラム状部材1の表面は平滑度が高くインクシート
7との間はよく滑る。また、ドラム状部材1とインクシ
ート7との間が吸着している場合は、押圧ローラ27を
押圧して左回転した状態でドラム状部材1を一旦左に回
転させる等の方法により剥すことができる。
【0035】インクシート7の2色目がドラム状部材1
上に繰り出され所定の位置に来たらクランパ10を再び
ドラム上部材1方向に移動し圧接する。このとき記録用
紙11のドラム状部材1に対する位置が保持されている
ため、2色目、3色目と重ね印字をしても色ずれが生じ
ない。続いてドラム状部材1を右回転させクランパ10
が押圧ローラ27をくぐったところで押圧ローラ27を
圧接し再び右回転を行い記録用紙11をインクシート7
と密着させる。続いて2色目の印字を行う。以下この動
作を繰返す。
【0036】上記のような構成により、ドラム状部材1
と記録用紙11との間に介在するインクシート7をスム
ーズに交換でき、その間、記録用紙11はクランパ10
に保持されたままなので、記録用紙11がずれることも
ない。また、透明ドラムの内側からレーザ光を照射する
本発明において、ドラムが1つですむ。
【0037】実施例2.図4は他の実施例を示す正面断
面図であり、図において実施例1と同様又は相当する部
分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
37は固体レーザ3からのレーザ光を全反射する全反射
ミラーで、ドラム状部材1の固体レーザ3が配置されて
いる端側と反対端側に、固体レーザ3と全反射ミラー3
7とを結ぶレーザ光軸とドラム状部材の軸とが一致する
よう配置されている。
【0038】72は固体レーザ3と全反射ミラー37と
を結ぶレーザ光軸状に設けられ、固体レーザ3からのレ
ーザ光は透過し、全反射ミラー37からのレーザ光をド
ラム状部材1周面方向へ直角に反射するハーフミラー
で、実施例1のミラー22と同様、スライド機構21に
よりドラム状部材1の長手方向にスライド可能に構成さ
れている。また、全反射ミラー37もスライド機構21
によりハーフミラー72とは独立してドラム状部材1の
長手方向にスライド可能に構成されている。
【0039】次に動作について説明する。固体レーザ3
から照射されたレーザ光は図示しない収斂手段を通過
し、全反射ミラー37により反射された後、ハーフミラ
ー72により直角にドラム状部材1の円周方向へ曲げら
れ、インクシート7上に焦点を結ぶ。副走査時には全反
射ミラー37はスライド機構21により、ハーフミラー
72と同方向に実質的にハーフミラー72の1/2の速
度で移動する。この結果固体レーザ3からインクシート
7状の焦点までの距離(光路長)は常に一定に保たれ
る。その他の動作は実施例1と同様である。
【0040】尚、上記実施例では固体レーザ3はドラム
状部材1の外部にあったが、固体レーザ3をドラム状部
材1の内部に設置し、固体レーザ3をスライド機構21
により可動としてもよい。この場合、全反射ミラー37
は用いず、固体レーザ3とハーフミラー72(この場合
は実施例1と同様のミラー22でよい)とを実質的に同
速度で移動させればよい。また、固体レーザ3自体を光
学系と共に回転させてもよい。
【0041】このように副走査時にハーフミラー72が
ドラム状部材1の軸方向に移動するのに伴って、レーザ
光の光路長が変化しないよう固体レーザ3又はハーフミ
ラー72を移動させて補正しているので、収斂手段を調
節することなくインクシート7上で常に一定のスポット
径が得られる。また、上記実施例のように固体レーザ3
を固定式とし、全反射ミラー37を可動式とすれば、固
体レーザ3の構成が簡単になり、ドラム状部材1の内径
を固体レーザ3の装置の大きさに依存して決定する必要
がなく、設計や小型化が容易である。また、固体レーザ
3を可動式にすれば、スライド機構21の構成が簡単に
なり光路長も短くて済む。
【0042】実施例3.図5は他の実施例を示す正面断
面図であり、図において実施例1と同様又は相当する部
分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
70は固体レーザ3からのレーザ光を平行光にするコリ
メートレンズで、固体レーザ3からコリメートレンズ7
0までの光路長は一定である。38はミラー22からの
反射光をインクシート7へ収束させる収斂レンズ、39
は収斂レンズ38とミラー22とを支持するユニットで
ある。
【0043】次に動作について説明する。固体レーザ3
から照射されたレーザ光は、コリメートレンズ70によ
り平行光となり、ミラー22でドラム状部材1の周面方
向へ直角に反射された後、収斂レンズ38にて収斂され
インクシート7上に焦点を結ぶ。主走査方向及び副走査
方向に対しては、ユニット39が実施例1と同様に回転
走査、スライド走査する。副走査方向へのスライド移動
の際、固体レーザ3からコリメートレンズ70までの距
離、収斂レンズ38からインクシート7までの焦点距離
は一定で、スライド機構によりユニット39が移動する
ことによりコリメートレンズ70からミラー22までの
距離のみが変化する。
【0044】この結果、光路長が変化するのはレーザ光
が平行光となっている部分だけなので、副走査方向への
移動によって収斂レンズ38からインクシート7までの
焦点距離がずれたりすることがなく、特に複雑な調整手
段を設けなくても常に一定のスポット径が得られる。そ
の他の動作は実施例1と同様である。
【0045】実施例4.図6は他の実施例を示す要部側
断面図であり、図において実施例1と同様又は相当する
部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。44はドラム状部材1の軸で、クランパ10はこの
軸44に支持されており、クランパ10が静止した状態
でドラム状部材1のみが摺動回転可能に構成されてい
る。他の構成は実施例1と同様である。
【0046】次に動作について説明する。1色目の印字
が終了するまでの動作は実施例1と同様である。1色目
の印字が終了すると、押圧ローラ27は押圧を解除して
図2の27aの位置に移動すると共にクランパ10は記
録用紙11を挟持したまま図2の10aの位置に移動す
る。続いてクランパ10は絶対位置を保持したまま、ド
ラム状部材1がインクシート7と共に左回転し、供給ロ
ーラ6から面順次に形成されたインクシート7の2色目
を繰り出すと同時に巻取りローラ8により1色目のイン
クシートを巻取る。そして、1色目の印字の際と同じ位
置に2色目のインクシートがくるとドラム状部材1の回
転が停止する。3色目以降の動作も同様である。
【0047】このようにドラム状部材1とインクシート
7とは一体に回転するので、両者間で滑る必要がなく、
巻取りローラ8の巻取り力は小さくて済み、スムーズに
インクシート搬送が行われる。また、ドラム状部材1と
インクシート7との間が多少吸着していても巻取りロー
ラ8の巻取り力とドラム状部材1の回転力とにより容易
に剥すことができる。インクシート7の2色目がドラム
状部材1上に繰り出されたらクランパ10を圧接する。
このとき記録用紙11の絶対位置が保持されているので
2色目、3色目と重ね印字をしても色ずれが生じない。
その他の動作は実施例1と同様である。
【0048】実施例5.図7は他の実施例を示す側断面
図であり、図において実施例1と同様又は相当する部分
については同一の符号を付し、その説明を省略する。2
7は棒状の押圧部材で、本実施例では直径20mmで表
面がゴム製の押圧ローラを用いている。押圧ローラ27
はドラム状部材1の円周面を公転可能に構成されてい
る。32はクランパ10のアップダウン機構で、ドラム
状部材1とは別体の図示しない外部部材、例えば筐体等
により支持されている。
【0049】40は給紙の際に記録用紙11を搬送する
給紙ローラで、記録用紙11を両面から挟持し互いに逆
回転をして所定方向へ搬送する一対のローラ40a、4
0bから構成されている。その他の構成は実施例1と同
様である。次に動作について説明する。給紙時には押圧
ローラ27は図7aの27bの位置にあり、記録用紙1
1aを給紙ローラ40とともに搬送し、クランパ10に
挟持させる。続いてドラム状部材1は静止したまま、押
圧ローラ27がドラム状部材1の外周面を左回りに公転
する。
【0050】このとき、押圧ローラ27はドラム状部材
1の外周面を転がるように自転もするが、多少自転にブ
レーキがかかるようにすると記録用紙11を扱くように
してインクシート7に密着させることができる。押圧ロ
ーラが図7aの27の位置にきたら実施例1の要領で1
色目の印字を行う。1色目の印字が終了したら、クラン
パ10がアップダウン機構32により10aの位置に移
動し、ドラム状部材1が静止したままあるいは回転しな
がらインクシート7の巻取り及び繰り出しが行われる。
このとき、押圧ローラ27を左回転させると記録用紙1
1にはインクシート7の搬送方向と逆方向に力がかか
り、記録用紙11がインクシート7から剥れ易くなる。
【0051】尚、上記実施例に加えて、別の棒状部材と
して例えば図7bに示すような直径5mmの金属ローラ
27cを設け、インクシート7の搬送前にこれを記録用
紙11とインクシート7との間に挿入し、右回りに公転
させれば記録用紙11がインクシート7から容易に剥
れ、インクシート7の搬送がよりスムーズに行える。ま
た、さらに請求項6の発明と組合わせ、押圧ローラ27
又は金属ローラ27cをドラム状部材1から離接可能と
すれば、上記動作は容易に実現できる。
【0052】実施例6.図8は他の実施例を示す要部側
断面図であり、図において実施例1と同様又は相当する
部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。41はクランパ10cをドラム状部材1の軸44を
中心としてドラム状部材1の外周表面上を円周方向に可
動とする支持板、43は支持板41をドラム状部材1外
の固定点42に引き付けるバネ、45は駆動ギヤ46に
より回転するセクターギヤで、支持板41に固定されて
いる。図2における押圧ローラ27、アップダウン機構
28の代わりにクランパ10cがある以外は実施例1の
構成と同様である。
【0053】次に動作について説明する。実施例1又は
実施例5と同様の動作により給紙が行われた後、クラン
パ10cはギヤ46に駆動され右方向に移動し、先端を
図示しないクランパで挟持された記録用紙11の後端を
挟持する。その後、ギヤ46が駆動を解除すると、クラ
ンパ10cはフリーの状態となり、バネ43の付勢力で
クランパ10cは左方向に引っ張られ、記録用紙11に
張力が生じて記録用紙11とインクシート7との密着性
が向上する。インクシート7の搬送時には、クランパ1
0cが再び右方向に移動して記録用紙11の張力を緩
め、その後は実施例1等の動作と同様にしてドラム状部
材1から離接し、1色目のインクシートが巻取られると
同時に2色目のインクシートが繰り出される。
【0054】尚、上記実施例では実施例1又は実施例5
の構成に適用した例を示したが、後述する実施例7等、
記録用紙11がインクシートの内側にセットされる構成
についても適用できる。また、上記実施例では記録用紙
11を挟持する例を示したが、例えばインクシート7が
ロール状ではなく、一枚ずつのシートになっている場合
は、同様な方法でインクシート7に張力を与えることが
可能でなる。さらに、記録用紙がロール状の連続紙のよ
うな場合には、クランパ10cの反対端にクランパがな
くてもロールの重さによって適当な張力が生じるから、
そのような場合はバネ43の付勢力で記録用紙とインク
シートとが密着した後、カッター等で記録用紙を適度な
長さに裁断するようにしてもよい。
【0055】実施例7.図9は他の実施例を示す要部側
断面図であり、図において実施例1と同様又は相当する
部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。ドラム状部材1の周りには記録用紙11及びインク
シート7がこの順に巻き付けられている。尚、記録用紙
11が光透過性であれば、実施例1と同様なレーザ走査
機構が適用可能であり、記録用紙11が光非透過性であ
れば、インクシート7の外側からレーザを照射すればよ
い。外側から照射する場合は副走査は実施例1と同様な
方法で行い、主走査はドラム状部材1が記録用紙11及
びインクシート7と共に回転する構成となる。
【0056】図10は供給側インクシートローラ6の駆
動機構を示す外観側面図であり、図において、51は側
板50に支持され、巻取りローラ8と共に回転するギ
ヤ、52は供給ローラ6の軸に取り付けられたトルクリ
ミッターで、本体が側板50に固定されて供給ローラ6
の回転に所定の負荷を与える。53はギヤ51と歯合さ
れ、ドラム状部材1と共に回転するギヤで、側板50に
支持されている。
【0057】次に動作について説明する。上述の主走
査、副走査により1色目の印字が終了した後、ドラム状
部材1が図10のように左回転すると、ギヤ53の回転
に連動してギヤ51及び巻取りローラ8が図10のよう
に右回転する。供給ローラ6は巻取りローラ8によって
巻取られるインクシート7に引っ張られて右回転し、イ
ンクシート7の搬送(次色頭だし)が行われる。その
際、供給ローラ6にはトルクリミッター52によって所
定の負荷がかかっているので、インクシート7がたるむ
ことなく記録用紙11上に巻き付けられる。
【0058】実施例8.次に他の実施例を図11の要部
正面図について説明する。図において、実施例1及び7
と同様又は相当する部分については同一の符号を付し、
その説明を省略する。52a、52bはそれぞれ巻取り
ローラ8、供給ローラ6の軸に取り付けられ、巻取りロ
ーラ8及び供給ローラ6の回転に所定の負荷を与えるト
ルクリミッター、54a、54bはぞれぞれ巻取りロー
ラ8、供給ローラ6の軸に取り付けられ、巻取りローラ
8、供給ローラ6と共に回転するギヤである。
【0059】55a、55bはドラム状部材1の軸44
に固定され、ドラム状部材1と一体に回転すると共に、
それぞれがギヤ54a、54bと歯合されたギヤで、軸
44は図示しないモータで駆動される。また、ギヤ55
aはギヤ54aに対してギヤ比が大きくなるよう、ギヤ
55bはギヤ54bに対してギヤ比が小さくなるようそ
れぞれ構成されている。56はドラム状部材1の軸44
及びトルクリミッター52a及び52bを支持している
側板である。その他の構成は実施例7と同様である。
【0060】次に動作について説明する。インクシート
7の搬送時に、ドラム状部材1が図11の矢印の方向に
回転するとギヤ55a、55bから54a、54bを介
して供給ローラ6と巻取りローラ8も図11のように連
動して回転する。ここで、巻取りローラ8はギヤ55a
と54aとのギヤ比により、ドラム状部材1より速い周
速度で回転しようとするが、トルクリミッター52aに
より制限されて一定のトルクでインクシート7を巻取
る。また、供給ローラ6は同じくギヤ55bと54bと
のギヤ比により、ドラム状部材1より遅い周速度で回転
しようとするが、インクシート7に引っ張られて一定の
トルクのもとでインクシート7を繰り出していく。
【0061】上記のような構成により、インクシート7
が記録用紙11に密着できるだけでなく、巻取りローラ
8の巻取り動作においてもたるみが発生しないという効
果が得られる。尚、実施例7、8ではインクシート7の
搬送は各色の印字終了後に行う例を示したが、例えばポ
リゴンミラー等によりレーザ光をドラム状部材1の軸方
向に走査して主走査を行う場合には、印字中に搬送して
もよい。
【0062】実施例9.図12、図13は他の実施例を
示す要部側断面図、要部正面図であり、図12におい
て、巻取りローラ8はドラム状部材1の外周面上を公転
可能に構成されている。また、図13において、52は
巻取りローラ8の軸に取り付けられたトルクリミッタ
ー、54c及び54dはトルクリミッター52より外方
の巻取りローラ8の軸に取り付けられ、それぞれドラム
状部材1の軸44に取り付けられたギヤ55c、55d
と歯合しながらギヤ55c、55dの周りを転動し、互
いに反対方向の回転でロックされる2組のワンウェイク
ラッチ付ギヤである。
【0063】ギヤ54cとギヤ55cとのギヤ比は、巻
き取りローラ8とドラム状部材1との回転比より大きく
なるよう構成され、ギヤ54dとギヤ55dとのギヤ比
は、巻き取りローラ8とドラム状部材1との回転比より
小さくなるよう構成されている。後述する駆動ギヤ59
によりアーム57が回転すると、ワンウェイクラッチ付
ギヤ54c、54dはそれぞれ軸44に固定されたギヤ
55c、dと噛み合いながらギヤ55c、dの周りを転
動し、巻取りローラ8もドラム状部材1の外周上を転動
する。即ち、ワンウェイクラッチ付ギヤ54c、54d
とギヤ55c、55dとはギヤ比の異なる2組の遊星ギ
ヤである。
【0064】57はドラム状部材1の軸44を中心とし
て回転するアームであり、トルクリミッター52が固定
されていると共に、巻取りローラ8、ワンウェイクラッ
チ付ギヤ54d及び54cを支持している。58はドラ
ム状部材1の軸44に回転軸を一にして遊嵌されたギヤ
で、アーム57が接続されている。59はギヤ58と歯
合され図示しない駆動手段からの回転駆動力をギヤ58
へ伝達する駆動ギヤである。その他の構成は実施例1と
同様であり、その説明を省略する。また、図13では供
給ローラ6は省略している。
【0065】次に動作について説明する。給紙開始時に
は、巻取りローラ8は図12の8aの位置にあり、図示
しない給紙装置により給紙された記録用紙11の先端を
クランパ10が挟持する。そして、例えばドラム状部材
1が供給ローラ6、巻取りローラ8aと共に回転するこ
とにより、記録用紙11がドラム状部材1の周囲に巻き
付けられると同時にインクシートの搬送即ち次色出しが
行われる。続いて、ドラム状部材1は静止したまま、巻
取りローラ8aがドラム状部材1の外周上を転動し、イ
ンクシート7を記録用紙11上に巻き付けながら図12
の8の位置に達する。
【0066】その際、即ち巻取りローラ8が図12にお
いて左回転するときは、図13においてワンウェイクラ
ッチ付ギヤ54dはロックされ、同54cは空回りす
る。従って、ギヤ比がドラム状部材1と巻取りローラ8
の外周長比より小さいため、巻取りローラ8にはブレー
キがかかり、インクシート7を扱くようにして記録用紙
11の回りに密着できる。一方、実施例7に示す要領で
すべての印字が終了して排紙する場合、巻取りローラ8
がドラム状部材1の外周上を右回りして再び8aの位置
へ移動する。その際、ワンウェイクラッチ付ギヤ54c
がロックされ、同54dが空回りする。
【0067】この結果、ギヤ比がドラム状部材1と巻取
りローラ8との外周長比より大きいため、巻取りローラ
8は速く回転しようとするので、インクシート7がたる
むことなく巻取れる。巻取りローラ8が8aの位置に来
ると、ドラム状部材1、供給ローラ6及び巻取りローラ
8aが同時に回転し、記録用紙11の搬送及びインクシ
ート7の次色出しが行われる。その際、記録用紙11は
むき出しの状態となるため容易に搬送できる。従って、
印字中は記録用紙11の上にインクシート7が配置され
ていても、巻取りローラ8がドラム状部材1上を公転す
ることにより、記録用紙11の給紙及び排紙がスムーズ
に行える。尚、上記実施例では巻取りローラ8が公転す
る例を示したが、公転するのは供給ローラ6でも、ある
いは両方でもよく、同様の効果を奏する。
【0068】実施例10.次に他の実施例を図14の要
部側断面図について説明する。図において、実施例1及
び9と同様又は相当する部分については同一の符号を付
し、その説明を省略する。61は内周面がドラム状部材
1の外周面を圧接するように構成され、周面の一部に長
手方向に開放部を有する第2のドラム状部材で、開放部
の一端にはクランパ10dが固定されており、このクラ
ンパ10dにより挟持された記録用紙11を静電気によ
り内周面に吸着可能に構成されている。
【0069】第2のドラム状部材61は図示しない機構
によって開放部の開口面積を調節して変えられると共に
ドラム状部材1の外周面と第2のドラム状部材61の内
周面との圧接力を調整可能に構成され、例えば開口面積
を広げることにより円が膨張するように周面全体が広が
り、ドラム状部材1の外周面との圧接力を弱めることが
可能である。この場合、例えば第2のドラム状部材61
を円周方向に均一で剛性の低い薄い金属等の材質にする
等の方法がある。供給ローラ6及び巻き取りローラ8は
第2のドラム状部材61の外側に配設されると共に、イ
ンクシート7はドラム状部材1の外周面と記録用紙11
の内周面との間に介在し、開放部よりインクシート7の
供給及び巻き取りを行っている。その他の構成について
は図9と同様である。
【0070】次に動作について説明する。印字動作は実
施例1と同様に行われ、1色目の印字が終了すると、第
2のドラム状部材61は図示しない機構によって開放部
を広げる。開放部を広げると、記録用紙11は第2のド
ラム状部材61に吸着しているため、記録用紙11とイ
ンクシート7との間に空隙が生じると共にドラム状部材
1の外周面と第2のドラム状部材61の内周面との間の
圧接力が弱まる。この状態でドラム状部材1、供給ロー
ラ6、巻き取りローラ8が例えば実施例7の如く回転し
インクシート7の搬送即ち次色の頭だしが行われる。
【0071】また、記録用紙の搬送は、第2のドラム状
部材61の記録用紙11との静電吸着力を解消し、クラ
ンパ10dの挟持を開放した後、図15に示すように、
第2のドラム状部材61が開口部広げた状態で軸方向に
移動する。その際、記録用紙11はドラム状部材1の第
2のドラム状部材61が移動する側の端部に設けられた
ストッパー70により制限され、移動しないため、記録
用紙11はドラム状部材1の表面にむき出しとなり、容
易に交換が可能になる。
【0072】このように第2のドラム状部材61により
ドラム状部材1の外周面全体を覆うようにインクシート
7及び記録用紙11を圧接するとインクシート7及び記
録用紙11がたるみなく確実にドラム状部材1の外周面
に吸着できる。また、ドラム状部材1の内径は変化しな
いから、加圧・減圧のための装置が不要で、構成が簡単
になるうえ、実施例1のようにドラム状部材1の内側か
らスライド機構等を駆使してレーザ光を照射することが
可能となる。また、第2のドラム状部材61の一部を開
放したことにより、インクシート7の搬送がスムーズに
行え、さらにはドラム状部材1と第2のドラム状部材6
1との間の点検、清掃が外部から容易に行えるようにな
る。
【0073】実施例11.図16は他の実施例を示す要
部側断面図であり、図において、実施例1及び7と同様
又は相当する部分については同一の符号を付し、その説
明を省略する。75は厚さ100μm程度の透明なPE
Tフィルムからなるカバーシートで、ドラム状部材1の
外周上に記録用紙11、インクシート7、カバーシート
75の順で巻きつけられている。供給ローラ6及び巻取
りローラ8の構成は図9と同様である。76はカバーシ
ート75の周方向の一端を保持する固定シャフト、77
は同じくカバーシート75の他端を保持する可動シャフ
トである。
【0074】可動シャフト77は、ドラム状部材1の中
心軸44と回転軸を一にして回転可能な可動シャフト支
持アーム78により、ドラム上部材1の長手方向両端側
から支持されている。また、可動シャフト支持アーム7
8はカム軸80の周りを回転する偏芯カム79により回
転可能である。尚、可動シャフト支持アーム78は図示
しないバネ等で偏芯カム79側へ常に付勢力を受けてい
る。
【0075】次に動作について説明する。各色の印字中
(レーザ照射中)は、可動シャフト支持アーム78が偏
芯カム79により右回転の力を受け、カバーシート75
を圧接する。従って、インクシート7と記録用紙11と
の密着性が向上し、印字品質が向上する。また、インク
シート送りあるいは記録用紙を搬送する場合は、偏芯カ
ム79が回転して可動シャフト支持アーム78が左回転
して、カバーシート75の圧接力が弱まる。
【0076】この状態で、ドラム状部材1、供給ローラ
6及び巻取り側ローラ8がそれぞれ回転してインクシー
ト7が搬送される。また、図示しない剥離爪等により、
記録用紙11をドラム上部材1から剥しながら回転させ
ることにより、供給ローラ6と巻取りローラ8との間か
ら記録用紙を搬送する。上記のような構成によれば、ド
ラム上部材と記録用紙及びインクシートとの密着度が増
すので、画質が向上すると共に、上述の実施例10で第
2のドラム状部材を設ける場合に比し、カバーシートを
設ける方が安価にできる。また、透明シートを使用すれ
ば、外側からのレーザ照射の場合でも適用が可能にな
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外周
側にインクシート及びこのインクシートに密着される記
録用紙が配設される光透過性のドラム状部材と、レーザ
発振器からのレーザ光をドラム状部材の内側から該ドラ
ム状部材の周面を透過してインクシートに照射し記録用
紙に熱転写させるレーザ機構と、このレーザ機構のレー
ザ照射方向をドラム状部材の円周方向に回転走査する回
転機構と、レーザ機構のレーザ照射方向をドラム状部材
の長手方向にスライド走査するスライド機構とを備えた
ので、装置を小型化でき、高速記録が可能になるという
効果が得られる。
【0078】また、スライド機構のスライド走査に対し
てレーザ発振器からインクシートまでの光路長を一定に
保持する光路長保持機構を備えたので、インクシート上
に照射されるレーザ光のスポット径を一定に保持できる
という効果が得られる。
【0079】また、光路長保持機構を、ドラム状部材の
長手方向一側から該ドラム状部材の中心軸を貫通するよ
うレーザ光を発光するレーザ発振器と、ドラム状部材の
長手方向他側に設けられレーザ発振器からのレーザ光を
反射する反射鏡と、ドラム状部材内側に設けられレーザ
発振器からのレーザ光を透過し反射鏡からのレーザ光を
ドラム状部材の周面方向へ反射するハーフミラーと、こ
のハーフミラーをドラム状部材の長手方向にスライド走
査すると共に反射鏡をハーフミラーと同一方向にハーフ
ミラーの半分だけ移動させるスライド機構とから構成し
たので、光路長保持機構がレーザ光路上に一列に配置さ
れ、ドラム状部材の内径を広げることなくインクシート
上に照射されるレーザ光のスポット径を一定に保持でき
るという効果が得られる。
【0080】また、レーザ機構は、上記レーザ発信機か
らのレーザ光を平行光にするコリメートレンズと、上記
平行光となったレーザ光を収斂する収斂手段とを備え、
上記回転機構及び上記スライド機構の各走査に応じて上
記コリメートレンズから上記収斂手段までの光路長が可
変する構成としたので、スライド機構のスライド等によ
り光路長が変化してもインクシート上に照射されるレー
ザ光のスポット径を一定に保持できるという効果が得ら
れる。
【0081】また、記録用紙の端部を保持し用紙保持状
態でドラム状部材の周面に対して離接可能な用紙保持手
段と、ドラム状部材と記録用紙との間に介在するインク
シートの供給・巻取りを行うインクシートローラとを備
えたので、記録用紙とドラム状部材との位置関係を正確
に保持でき、重ね印字に対して色ずれが生じることなく
スムーズにインクシートの交換ができるという効果が得
られる。また、インクシートの搬送時にドラム状部材を
インクシートと共に回転させるドラム回転手段を備えた
ので、インクシートの搬送がスムーズに行えるという効
果が得られる。
【0082】また、インクシートの供給を行う供給側イ
ンクシートローラと、インクシートの巻取りを行う巻取
り側インクシートローラと、供給側インクシートローラ
の回転に所定のトルクを与えるトルクリミッターとを備
え、供給側インクシートローラ及び巻取り側インクシー
トローラとドラム状部材とが共に回転する構成としたの
で、インクシートがたるむことなくドラム状部材に巻き
つけられ、レーザ光の照射スポット径が安定するから画
質が向上するという効果が得られる。
【0083】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、記録用紙の
端部を保持し該記録用紙がドラム状部材の円周方向に張
力をもって巻着されるようドラム状部材の円周面に沿っ
て可動な用紙保持手段とを備えたので、記録用紙がイン
クシートに密着され、スムーズに記録ができるから、画
質が向上するという効果が得られる。また、記録用紙の
両端部をそれぞれ保持し各々がドラム状部材の円周方向
に可動な用紙保持手段を備えたので、記録用紙に張力を
作用させてインクシートに密着させることができ、スム
ーズに記録ができるから、画質が向上するという効果が
得られる。
【0084】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、ドラム状部
材の周面上を相対的に移動しながらインクシート及び記
録用紙をドラム状部材に押圧し巻着させる押圧部材とを
備えたので、記録用紙及びインクシートとドラム状部材
とが密着され、画質が向上するという効果が得られる。
また、押圧部材をドラム状部材に対して離接可能に構成
したので、インクシート及び記録用紙の搬送がスムーズ
に行えるとういう効果が得られる。
【0085】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部
材と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシートに照
射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、インクシー
トの供給を行う供給側インクシートローラと、インクシ
ートの巻取りを行う巻取り側インクシートローラとを備
え、供給側インクシートローラまたは巻取り側インクシ
ートローラをドラム状部材の外周を公転可能としたの
で、記録用紙の交換がスムーズに行えるという効果が得
られる。
【0086】また、外周側にインクシート及びこのイン
クシートに密着される記録用紙が配設される第1のドラ
ム状部材と、周面の一部が長手方向に開放され内周面と
第1のドラム状部材の外周面とでインクシート及び記録
用紙を圧接する第2のドラム状部材と、記録用紙を第1
のドラム状部材又は第2のドラム状部材に保持する用紙
保持手段と、レーザ発振器からのレーザ光をインクシー
トに照射し記録用紙に熱転写させるレーザ機構とを備え
たので、記録動作中においてもインクシート及び記録用
紙と第1のドラム状部材とを全面に渡って圧接すること
が可能になり、画質を向上できるという効果が得られ
る。
【0087】また、第2のドラム状部材をカバーシート
とし、このカバーシートの一端に接続されドラム状部材
の周方向に移動する可動シャフトを備えたので、安価
で、しかも記録用紙の交換がスムーズに行えるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるレーザ熱転写記録
装置を示す正面断面図である。
【図2】この発明の実施例1におけるレーザ熱転写記録
装置を示す側断面図である。
【図3】図2の用紙保持手段の詳細な部分拡大図であ
る。
【図4】この発明の実施例2におけるレーザ熱転写記録
装置を示す正面断面図である。
【図5】この発明の実施例3におけるレーザ熱転写記録
装置を示す正面断面図である。
【図6】この発明の実施例4におけるレーザ熱転写記録
装置を示す要部側断面図である。
【図7】この発明の実施例5におけるレーザ熱転写記録
装置を示す側断面図である。
【図8】この発明の実施例6におけるレーザ熱転写記録
装置を示す要部側断面図である。
【図9】この発明の実施例7におけるレーザ熱転写記録
装置を示す側断面図である。
【図10】この発明の実施例7におけるレーザ熱転写記
録装置を示す要部側面図である。
【図11】この発明の実施例8におけるレーザ熱転写記
録装置を示す部分正面図である。
【図12】この発明の実施例9におけるレーザ熱転写記
録装置を示す側断面図である。
【図13】この発明の実施例9におけるレーザ熱転写記
録装置を示す部分正面図である。
【図14】この発明の実施例10におけるレーザ熱転写
記録装置を示す側伝面図である。
【図15】この発明の実施例10におけるレーザ熱転写
記録装置を示す斜視図である。
【図16】この発明の実施例11におけるレーザ熱転写
記録装置を示す側断面図である。
【図17】従来のレーザ熱転写記録装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ドラム状部材 3 固体レーザ 6 供給側インクシートローラ 7 インクシート 8 巻取り側インクシートローラ 10 用紙保持手段 21 スライド機構 22 ミラー 23 モータ 27 押圧ローラ 28 アップダウン機構 32 アップダウン機構 37 全反射ミラー 38 収斂レンズ 41 支持板 70 コリメートレンズ 72 ハーフミラー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周側にインクシート及びこのインクシ
    ートに密着される記録用紙が配設される光透過性のドラ
    ム状部材と、レーザ発振器からのレーザ光を上記ドラム
    状部材の内側から該ドラム状部材の周面を透過して上記
    インクシートに照射し上記記録用紙に熱転写させるレー
    ザ機構と、このレーザ機構のレーザ照射方向を上記ドラ
    ム状部材の円周方向に回転走査する回転機構と、上記レ
    ーザ機構のレーザ照射方向を上記ドラム状部材の長手方
    向にスライド走査するスライド機構とを備えたことを特
    徴とするレーザ熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 上記スライド機構のスライド走査に対し
    て上記レーザ発振器から上記インクシートまでの光路長
    を一定に保持する光路長保持機構を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のレーザ熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】 上記光路長保持機構は、上記ドラム状部
    材の長手方向一側から該ドラム状部材の中心軸を貫通す
    るようレーザ光を発光するレーザ発振器と、上記ドラム
    状部材の長手方向他側に設けられ上記レーザ発振器から
    のレーザ光を反射する反射鏡と、ドラム状部材内側に設
    けられ上記レーザ発振器からのレーザ光を透過し上記反
    射鏡からのレーザ光をドラム状部材の周面方向へ反射す
    るハーフミラーと、このハーフミラーを上記ドラム状部
    材の長手方向にスライド走査すると共に上記反射鏡を上
    記ハーフミラーと同一方向にハーフミラーの半分だけ移
    動させるスライド機構とから構成されることを特徴とす
    る請求項2記載のレーザ熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】 上記レーザ機構は、上記レーザ発信機か
    らのレーザ光を平行光にするコリメートレンズと、上記
    平行光となったレーザ光を収斂する収斂手段とを備え、
    上記回転機構及び上記スライド機構の各走査に応じて上
    記コリメートレンズから上記収斂手段までの光路長が可
    変する構成としたことを特徴とする請求項1記載のレー
    ザ熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】 上記記録用紙の端部を保持し用紙保持状
    態で上記ドラム状部材の周面に対して離接可能な用紙保
    持手段と、上記ドラム状部材と上記記録用紙との間に介
    在する上記インクシートの供給・巻取りを行うインクシ
    ートローラとを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    レーザ熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】 上記インクシートの搬送時に上記ドラム
    状部材をインクシートと共に回転させるドラム回転手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーザ熱転写
    記録装置。
  7. 【請求項7】 上記インクシートの供給を行う供給側イ
    ンクシートローラと、上記インクシートの巻取りを行う
    巻取り側インクシートローラと、上記供給側インクシー
    トローラの回転に所定のトルクを与えるトルクリミッタ
    ーとを備え、上記供給側インクシートローラ及び上記巻
    取り側インクシートローラと上記ドラム状部材とが共に
    回転する構成としたことを特徴とする請求項6記載のレ
    ーザ熱転写記録装置。
  8. 【請求項8】 外周面にインクシート及びこのインクシ
    ートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部材
    と、レーザ発振器からのレーザ光を上記インクシートに
    照射し上記記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、上記
    記録用紙またはインクシートの端部を保持し該記録用紙
    またはインクシートが上記ドラム状部材の円周方向に張
    力をもって巻着されるよう上記ドラム状部材の円周面に
    沿って可動な用紙またはインクシート保持手段とを備え
    たことを特徴とするレーザ熱転写記録装置。
  9. 【請求項9】 上記記録用紙またはインクシートの両端
    部をそれぞれ保持し各々が上記ドラム状部材の円周方向
    に可動な用紙またはインクシート保持手段を備えたこと
    を特徴とする請求項8記載のレーザ熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】 外周側にインクシート及びこのインク
    シートに密着される記録用紙が配設されるドラム状部材
    と、レーザ発振器からのレーザ光を上記インクシートに
    照射し上記記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、上記
    ドラム状部材の周面上を相対的に移動しながら上記イン
    クシート及び上記記録用紙を上記ドラム状部材に押圧し
    巻着させる押圧部材とを備えたことを特徴とするレーザ
    熱転写記録装置。
  11. 【請求項11】 上記押圧部材を上記ドラム状部材に対
    して離接可能に構成したことを特徴とする請求項10記
    載のレーザ熱転写記録装置。
  12. 【請求項12】 外周側にインクシート及びこのインク
    シートに密着される記録用紙が巻着されるドラム状部材
    と、レーザ発振器からのレーザ光を上記インクシートに
    照射し上記記録用紙に熱転写させるレーザ機構と、上記
    インクシートの供給を行う供給側インクシートローラ
    と、上記インクシートの巻取りを行う巻取り側インクシ
    ートローラとを備え、上記供給側インクシートローラま
    たは上記巻取り側インクシートローラを上記ドラム状部
    材の外周を公転可能としたことを特徴とするレーザ熱転
    写記録装置。
  13. 【請求項13】 外周側にインクシート及びこのインク
    シートに密着される記録用紙が配設される第1のドラム
    状部材と、周面の一部が長手方向に開放され内周面と上
    記第1のドラム状部材の外周面とで上記インクシート及
    び上記記録用紙を圧接する第2のドラム状部材と、上記
    記録用紙を第1のドラム状部材又は上記第2のドラム状
    部材に保持する用紙保持手段と、レーザ発振器からのレ
    ーザ光を上記インクシートに照射し上記記録用紙に熱転
    写させるレーザ機構とを備えたことを特徴とするレーザ
    熱転写記録装置。
  14. 【請求項14】 上記第2のドラム状部材をカバーシー
    トとし、このカバーシートの一端に接続され上記ドラム
    状部材の周方向に移動する可動シャフトを備えたことを
    特徴とする請求項13記載のレーザ熱転写記録装置。
JP11530694A 1994-05-27 1994-05-27 レーザ熱転写記録装置 Pending JPH07314742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200020866A (ko) * 2017-09-01 2020-02-26 가부시키가이샤 와이야도 레이저 가공 장치, 레이저 가공 방법 및 이것을 이용하여 가공된 박판
US11338394B2 (en) 2017-09-01 2022-05-24 Wired Co., Ltd. Laser processing apparatus, laser processing method and thin plate processed using the same

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