JPH07314756A - サーマルヘッドの抵抗値測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ - Google Patents
サーマルヘッドの抵抗値測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタInfo
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- JPH07314756A JPH07314756A JP6109718A JP10971894A JPH07314756A JP H07314756 A JPH07314756 A JP H07314756A JP 6109718 A JP6109718 A JP 6109718A JP 10971894 A JP10971894 A JP 10971894A JP H07314756 A JPH07314756 A JP H07314756A
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感電事故や発熱素子の破損を防止して、サー
マルヘッドを構成する発熱素子の抵抗測定を行う。 【構成】 サーマルヘッドを構成する複数の発熱素子に
抵抗値が既知の基準抵抗を並列接続する。充電スイッチ
SbがONされ、コンデンサの充電が開始される。コン
デンサが充電された後、充電スイッチSbがOFFさ
れ、コンデンサが基準抵抗を介して放電され始める。コ
ンデンサの端子電圧が基準電圧Vref に一致すると、こ
れに要した放電時間Tsが計測される。同様にして、各
発熱素子による放電時間T1〜TNが計測され、これら
と放電時間Tsとのそれぞれの比に基準抵抗の抵抗値が
乗算され、各発熱素子の抵抗値が算出される。最後の発
熱素子による放電時間TNを計測した後、基準抵抗を介
してコンデンサの放電を行い、コンデンサの残留電荷を
放電する。プリント時には、各発熱素子の抵抗値に基づ
いて画像データが補正され、プリントが行われる。
マルヘッドを構成する発熱素子の抵抗測定を行う。 【構成】 サーマルヘッドを構成する複数の発熱素子に
抵抗値が既知の基準抵抗を並列接続する。充電スイッチ
SbがONされ、コンデンサの充電が開始される。コン
デンサが充電された後、充電スイッチSbがOFFさ
れ、コンデンサが基準抵抗を介して放電され始める。コ
ンデンサの端子電圧が基準電圧Vref に一致すると、こ
れに要した放電時間Tsが計測される。同様にして、各
発熱素子による放電時間T1〜TNが計測され、これら
と放電時間Tsとのそれぞれの比に基準抵抗の抵抗値が
乗算され、各発熱素子の抵抗値が算出される。最後の発
熱素子による放電時間TNを計測した後、基準抵抗を介
してコンデンサの放電を行い、コンデンサの残留電荷を
放電する。プリント時には、各発熱素子の抵抗値に基づ
いて画像データが補正され、プリントが行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドを構成
する発熱素子の抵抗値を測定する方法及び装置並びにこ
れを備えたサーマルプリンタに関するものである。
する発熱素子の抵抗値を測定する方法及び装置並びにこ
れを備えたサーマルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、インクフイルム
を使用する熱転写プリンタと、感熱記録材料を直接に加
熱して画像を記録する感熱プリンタとがある。これらの
サーマルプリンタでは、多数の発熱素子(抵抗素子)を
ライン状に配列したサーマルヘッドが用いられている。
を使用する熱転写プリンタと、感熱記録材料を直接に加
熱して画像を記録する感熱プリンタとがある。これらの
サーマルプリンタでは、多数の発熱素子(抵抗素子)を
ライン状に配列したサーマルヘッドが用いられている。
【0003】例えば、カラー感熱プリンタでは、特開昭
61ー213169号公報に記載されているように、マ
ゼンタ感熱発色層,シアン感熱発色層,イエロー感熱発
色層が支持体上に順次層設されたカラー感熱記録材料が
用いられる。このカラー感熱記録材料では、各感熱発色
層を選択的に発色させるために、その発色熱エネルギー
が異なっており、深層の感熱発色層ほど高い発色熱エネ
ルギーが必要である。また、次の感熱発色層を熱記録す
る際に、その上にある熱記録済みの感熱発色層が再度熱
記録されないように、熱記録済みの感熱発色層に特有な
電磁波を照射して光定着が行われる。
61ー213169号公報に記載されているように、マ
ゼンタ感熱発色層,シアン感熱発色層,イエロー感熱発
色層が支持体上に順次層設されたカラー感熱記録材料が
用いられる。このカラー感熱記録材料では、各感熱発色
層を選択的に発色させるために、その発色熱エネルギー
が異なっており、深層の感熱発色層ほど高い発色熱エネ
ルギーが必要である。また、次の感熱発色層を熱記録す
る際に、その上にある熱記録済みの感熱発色層が再度熱
記録されないように、熱記録済みの感熱発色層に特有な
電磁波を照射して光定着が行われる。
【0004】感熱プリンタには、多数の発熱素子をライ
ン状に配列したサーマルヘッドが設けられており、記録
すべき感熱発色層に応じた発色熱エネルギーをカラー感
熱記録材料に与える。この発色熱エネルギーは、発色直
前の熱エネルギー(以下、これをバイアス熱エネルギー
という)に、所望の濃度に発色させるための熱エネルギ
ー(以下、これを階調表現熱エネルギーという)を加え
たものである。このバイアス熱エネルギーは、感熱発色
層の発色特性に応じて決まる一定な値である。他方、階
調表現熱エネルギーは、高階調を表現するにはきめ細か
な発熱制御を行うことが必要である。一般的には、バイ
アス加熱では発熱素子が数ms〜数十ms程度通電さ
れ、また階調表現加熱では数μs〜数十μsの単位で発
熱素子の通電を制御する。
ン状に配列したサーマルヘッドが設けられており、記録
すべき感熱発色層に応じた発色熱エネルギーをカラー感
熱記録材料に与える。この発色熱エネルギーは、発色直
前の熱エネルギー(以下、これをバイアス熱エネルギー
という)に、所望の濃度に発色させるための熱エネルギ
ー(以下、これを階調表現熱エネルギーという)を加え
たものである。このバイアス熱エネルギーは、感熱発色
層の発色特性に応じて決まる一定な値である。他方、階
調表現熱エネルギーは、高階調を表現するにはきめ細か
な発熱制御を行うことが必要である。一般的には、バイ
アス加熱では発熱素子が数ms〜数十ms程度通電さ
れ、また階調表現加熱では数μs〜数十μsの単位で発
熱素子の通電を制御する。
【0005】ところで、このようにきめ細かな発熱制御
が印字結果に正確に反映されるためには、サーマルヘッ
ドを構成している各発熱素子の抵抗値が全て均一である
ことが必要である。しかしながら、発熱素子の抵抗値
は、一般に5%程度のバラツキがあり、このため記録画
像に色ムラ等の不都合な現象が発生する。
が印字結果に正確に反映されるためには、サーマルヘッ
ドを構成している各発熱素子の抵抗値が全て均一である
ことが必要である。しかしながら、発熱素子の抵抗値
は、一般に5%程度のバラツキがあり、このため記録画
像に色ムラ等の不都合な現象が発生する。
【0006】これを改善するため、例えば特開平2−2
48262号公報に記載されているように、サーマルヘ
ッドに設けられた数百個の発熱素子の抵抗値を全て測定
し、この測定結果に基づいて画像データを補正してプリ
ントするサーマルプリンタが提案されている。このサー
マルプリンタは、サーマルヘッドを構成する発熱素子を
駆動する一対の電源端子間にスイッチ手段を介してノイ
ズ吸収用のコンデンサを接続したもので、抵抗測定モー
ド時にはスイッチ手段を開状態にしてコンデンサを不作
用状態にした後、1個の発熱素子に電源電圧Eを流す。
そして、発熱素子による電圧Vを測定し、式r=〔V/
(E−V)〕・Rによって発熱素子の抵抗値rを算出す
る。そして、これを発熱素子の各々について行い、得ら
れた各発熱素子の抵抗値に基づいて画像データを補正し
てプリントする。なお、Rは電源とサーマルヘッドとの
間に接続された基準抵抗の値である。
48262号公報に記載されているように、サーマルヘ
ッドに設けられた数百個の発熱素子の抵抗値を全て測定
し、この測定結果に基づいて画像データを補正してプリ
ントするサーマルプリンタが提案されている。このサー
マルプリンタは、サーマルヘッドを構成する発熱素子を
駆動する一対の電源端子間にスイッチ手段を介してノイ
ズ吸収用のコンデンサを接続したもので、抵抗測定モー
ド時にはスイッチ手段を開状態にしてコンデンサを不作
用状態にした後、1個の発熱素子に電源電圧Eを流す。
そして、発熱素子による電圧Vを測定し、式r=〔V/
(E−V)〕・Rによって発熱素子の抵抗値rを算出す
る。そして、これを発熱素子の各々について行い、得ら
れた各発熱素子の抵抗値に基づいて画像データを補正し
てプリントする。なお、Rは電源とサーマルヘッドとの
間に接続された基準抵抗の値である。
【0007】ところが、このサーマルプリンタでは、発
熱素子による電圧Vを測定する際に、スイッチをOFF
にしてノイズ吸収用のコンデンサを一対の電源端子間か
ら切り離した状態にするため、このスイッチが必要であ
るとともに、外来ノイズの影響を受けやすく、測定結果
にバラツキが生じやすいという欠点がある。また、電圧
Vを測定するために、例えばA/D変換回路が必要とな
るため、構造も複雑となるという欠点がある。
熱素子による電圧Vを測定する際に、スイッチをOFF
にしてノイズ吸収用のコンデンサを一対の電源端子間か
ら切り離した状態にするため、このスイッチが必要であ
るとともに、外来ノイズの影響を受けやすく、測定結果
にバラツキが生じやすいという欠点がある。また、電圧
Vを測定するために、例えばA/D変換回路が必要とな
るため、構造も複雑となるという欠点がある。
【0008】そこで、本出願人は、特願平4−2336
26号により簡単な回路で各発熱素子の抵抗値を測定で
きる装置を提案した。この装置は、一定の電圧まで充電
されたコンデンサを発熱素子により放電させ、コンデン
サの端子電圧がある一定値に降下するまでの時間を測定
することで、発熱素子の抵抗値を求めるものである。ま
た、抵抗値が既知の基準抵抗を各発熱素子と並列に接続
し、一定電圧に充電されたコンデンサの端子電圧がある
一定値に降下するまでの時間を基準抵抗と各発熱素子と
でそれぞれ計測することにより、各発熱素子の抵抗値の
絶対値測定を可能としている。
26号により簡単な回路で各発熱素子の抵抗値を測定で
きる装置を提案した。この装置は、一定の電圧まで充電
されたコンデンサを発熱素子により放電させ、コンデン
サの端子電圧がある一定値に降下するまでの時間を測定
することで、発熱素子の抵抗値を求めるものである。ま
た、抵抗値が既知の基準抵抗を各発熱素子と並列に接続
し、一定電圧に充電されたコンデンサの端子電圧がある
一定値に降下するまでの時間を基準抵抗と各発熱素子と
でそれぞれ計測することにより、各発熱素子の抵抗値の
絶対値測定を可能としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような測定方法
では、各発熱素子による放電時間の計測は放電の途中で
終了するから、各発熱素子の抵抗値を迅速に測定できる
反面、最後の発熱素子の放電時間を計測した後、コンデ
ンサには電荷が残留したままになる。したがって、この
コンデンサに不用意に触れた場合には感電して危険であ
る。また、サーマルヘッドの駆動を開始した際に、最初
に駆動した発熱素子にコンデンサの残留電荷が流れるた
め、この発熱素子が破損する場合があり、問題となって
いた。
では、各発熱素子による放電時間の計測は放電の途中で
終了するから、各発熱素子の抵抗値を迅速に測定できる
反面、最後の発熱素子の放電時間を計測した後、コンデ
ンサには電荷が残留したままになる。したがって、この
コンデンサに不用意に触れた場合には感電して危険であ
る。また、サーマルヘッドの駆動を開始した際に、最初
に駆動した発熱素子にコンデンサの残留電荷が流れるた
め、この発熱素子が破損する場合があり、問題となって
いた。
【0010】本発明は、上記のような感電事故や発熱素
子の破損を防止したサーマルヘッドの抵抗値測定方法を
提供することを目的とする。
子の破損を防止したサーマルヘッドの抵抗値測定方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の抵抗値測定方法は、サーマルヘッド
にライン状に配列された複数の発熱素子に抵抗値が既知
の基準抵抗とコンデンサとをそれぞれ並列に接続し、コ
ンデンサを充電した後コンデンサが放電して所定電位に
達するまでの放電時間を基準抵抗及び各発熱素子毎に計
測し、基準抵抗の放電時間と各発熱素子の放電時間とか
ら、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出するとともに、
放電時間の計測が終了してから基準抵抗によりコンデン
サの残留電荷を放電させるものである。
に、請求項1記載の抵抗値測定方法は、サーマルヘッド
にライン状に配列された複数の発熱素子に抵抗値が既知
の基準抵抗とコンデンサとをそれぞれ並列に接続し、コ
ンデンサを充電した後コンデンサが放電して所定電位に
達するまでの放電時間を基準抵抗及び各発熱素子毎に計
測し、基準抵抗の放電時間と各発熱素子の放電時間とか
ら、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出するとともに、
放電時間の計測が終了してから基準抵抗によりコンデン
サの残留電荷を放電させるものである。
【0012】請求項2記載の抵抗値測定方法は、サーマ
ルヘッドにライン状に配列された複数の発熱素子に抵抗
値が既知の基準抵抗とコンデンサと放電用抵抗とをそれ
ぞれ並列に接続し、コンデンサを充電した後コンデンサ
が放電して所定電位に達するまでの放電時間を基準抵抗
及び各発熱素子毎に計測し、基準抵抗の放電時間と各発
熱素子の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞ
れ算出するとともに、放電時間の計測が終了してから放
電用抵抗によりコンデンサの残留電荷を放電させるもの
である。
ルヘッドにライン状に配列された複数の発熱素子に抵抗
値が既知の基準抵抗とコンデンサと放電用抵抗とをそれ
ぞれ並列に接続し、コンデンサを充電した後コンデンサ
が放電して所定電位に達するまでの放電時間を基準抵抗
及び各発熱素子毎に計測し、基準抵抗の放電時間と各発
熱素子の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞ
れ算出するとともに、放電時間の計測が終了してから放
電用抵抗によりコンデンサの残留電荷を放電させるもの
である。
【0013】請求項3記載の装置は、サーマルヘッドに
ライン状に並列接続された複数の発熱素子と、各発熱素
子と直列に接続された複数の発熱制御スイッチと、発熱
制御スイッチがONしている発熱素子を発熱させる電源
と、各発熱素子と並列となるように接続された抵抗値が
既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗値測定時に選択さ
れた1個の発熱素子を発熱させるためのコンデンサと、
このコンデンサを充電するための充電スイッチと、コン
デンサの充電後に充電スイッチをOFFにして測定すべ
き発熱素子を介して放電を開始させ、放電開始からコン
デンサが所定電位まで低下するに要する時間を計測する
放電時間計測手段と、各発熱素子の放電時間と基準抵抗
の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出
する抵抗値算出手段と、各発熱素子と基準抵抗の放電時
間を計測し終わってから基準抵抗によってコンデンサの
残留電荷を放電させる放電手段とを備えたものである。
ライン状に並列接続された複数の発熱素子と、各発熱素
子と直列に接続された複数の発熱制御スイッチと、発熱
制御スイッチがONしている発熱素子を発熱させる電源
と、各発熱素子と並列となるように接続された抵抗値が
既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗値測定時に選択さ
れた1個の発熱素子を発熱させるためのコンデンサと、
このコンデンサを充電するための充電スイッチと、コン
デンサの充電後に充電スイッチをOFFにして測定すべ
き発熱素子を介して放電を開始させ、放電開始からコン
デンサが所定電位まで低下するに要する時間を計測する
放電時間計測手段と、各発熱素子の放電時間と基準抵抗
の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出
する抵抗値算出手段と、各発熱素子と基準抵抗の放電時
間を計測し終わってから基準抵抗によってコンデンサの
残留電荷を放電させる放電手段とを備えたものである。
【0014】請求項4記載のサーマルプリンタは、複数
の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備
えたサーマルプリンタにおいて、複数の発熱素子の各々
と直列に接続された複数の発熱制御スイッチと、発熱制
御スイッチがONしている発熱素子を発熱させる電源
と、各発熱素子と並列となるように接続された抵抗値が
既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗値測定時に選択さ
れた1個の発熱素子を発熱させるためのコンデンサと、
このコンデンサを充電するための充電スイッチと、コン
デンサの充電後に充電スイッチをOFFにして測定すべ
き発熱素子を介して放電を開始させ、放電開始からコン
デンサが所定電位まで低下するに要する時間を計測する
放電時間計測手段と、各発熱素子の放電時間と基準抵抗
の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出
する抵抗値算出手段と、得られた各発熱素子の抵抗値に
基づいて画像データを補正する補正手段と、各発熱素子
と基準抵抗の放電時間を計測し終わってから基準抵抗に
よってコンデンサの残留電荷を放電させる放電手段とを
備えたものである。
の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドを備
えたサーマルプリンタにおいて、複数の発熱素子の各々
と直列に接続された複数の発熱制御スイッチと、発熱制
御スイッチがONしている発熱素子を発熱させる電源
と、各発熱素子と並列となるように接続された抵抗値が
既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗値測定時に選択さ
れた1個の発熱素子を発熱させるためのコンデンサと、
このコンデンサを充電するための充電スイッチと、コン
デンサの充電後に充電スイッチをOFFにして測定すべ
き発熱素子を介して放電を開始させ、放電開始からコン
デンサが所定電位まで低下するに要する時間を計測する
放電時間計測手段と、各発熱素子の放電時間と基準抵抗
の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出
する抵抗値算出手段と、得られた各発熱素子の抵抗値に
基づいて画像データを補正する補正手段と、各発熱素子
と基準抵抗の放電時間を計測し終わってから基準抵抗に
よってコンデンサの残留電荷を放電させる放電手段とを
備えたものである。
【0015】
【作用】サーマルヘッドの各発熱素子に抵抗値が既知の
基準抵抗とコンデンサとをそれぞれ並列に接続する。コ
ンデンサを充電した後、コンデンサが基準抵抗を介して
放電を開始してから所定電位に降下するまでの時間を計
測する。同様にして、各発熱素子による放電時間をそれ
ぞれ計測し、基準抵抗による放電時間との比をとる。こ
の各時間比に基準抵抗の抵抗値を乗算すれば、各発熱素
子の抵抗値が算出される。そして、最後の発熱素子の放
電時間を計測し終わってから、基準抵抗又は放電用抵抗
と直列に接続したスイッチをONにして、基準抵抗又は
放電用抵抗を介してコンデンサの残留電荷を放電する。
基準抵抗とコンデンサとをそれぞれ並列に接続する。コ
ンデンサを充電した後、コンデンサが基準抵抗を介して
放電を開始してから所定電位に降下するまでの時間を計
測する。同様にして、各発熱素子による放電時間をそれ
ぞれ計測し、基準抵抗による放電時間との比をとる。こ
の各時間比に基準抵抗の抵抗値を乗算すれば、各発熱素
子の抵抗値が算出される。そして、最後の発熱素子の放
電時間を計測し終わってから、基準抵抗又は放電用抵抗
と直列に接続したスイッチをONにして、基準抵抗又は
放電用抵抗を介してコンデンサの残留電荷を放電する。
【0016】
【実施例】本発明の測定方法を実施したカラー感熱プリ
ンタを示す図2において、プラテンドラム10は、プラ
テン軸11を介してステッピングモータ12によって回
転駆動される。このプラテンドラム10には、カラー感
熱記録材料13の先端部13aをプラテンドラム10の
外周面10aに押圧して固定するクランパ15が設けら
れている。このクランパ15は、長孔15aを介してプ
ラテン軸11に取り付けられている。そして、クランパ
15は、カラー感熱記録材料13のクランプ時又はクラ
ンプ解除時に、カム機構16によって、プラテンドラム
10の半径方向へシフトされる。
ンタを示す図2において、プラテンドラム10は、プラ
テン軸11を介してステッピングモータ12によって回
転駆動される。このプラテンドラム10には、カラー感
熱記録材料13の先端部13aをプラテンドラム10の
外周面10aに押圧して固定するクランパ15が設けら
れている。このクランパ15は、長孔15aを介してプ
ラテン軸11に取り付けられている。そして、クランパ
15は、カラー感熱記録材料13のクランプ時又はクラ
ンプ解除時に、カム機構16によって、プラテンドラム
10の半径方向へシフトされる。
【0017】前記プラテンドラム10の外周には、カラ
ー感熱記録材料13の熱記録位置にサーマルヘッド2
0,その下流側(プラテンドラム10の順転方向)に光
定着器21が配置されている。サーマルヘッド20は、
多数の発熱素子が主走査方向(図面に垂直な方向)にラ
イン状に配列されており、各発熱素子は画素の濃度に応
じた熱エネルギーを発生する。
ー感熱記録材料13の熱記録位置にサーマルヘッド2
0,その下流側(プラテンドラム10の順転方向)に光
定着器21が配置されている。サーマルヘッド20は、
多数の発熱素子が主走査方向(図面に垂直な方向)にラ
イン状に配列されており、各発熱素子は画素の濃度に応
じた熱エネルギーを発生する。
【0018】光定着器21は、図3の実線で示すよう
に、ほぼ365nmと420nmに発光ピークを持った
棒状の紫外線ランプ23と、点線で示すような透過特性
を持ったカットフイルタ24とから構成されている。こ
のカットフイルタ24は、ソレノイド等によって紫外線
ランプ23の前に入れられたときに、ほぼ420nm付
近の近紫外線を透過する。
に、ほぼ365nmと420nmに発光ピークを持った
棒状の紫外線ランプ23と、点線で示すような透過特性
を持ったカットフイルタ24とから構成されている。こ
のカットフイルタ24は、ソレノイド等によって紫外線
ランプ23の前に入れられたときに、ほぼ420nm付
近の近紫外線を透過する。
【0019】サーマルヘッド20の上流には、給紙,排
紙兼用の給排紙通路27が設けられている。給排紙通路
27には、搬送ローラ対28が配置されており、これを
通ってカラー感熱記録材料13が搬送される。また、給
排紙通路27のプラテンドラム側には、排紙時にカラー
感熱記録材料13の後端を給排紙通路27に案内するた
めの分離爪29が設けられている。この実施例では、1
つの通路が給紙通路と排紙通路に兼用されているが、こ
れらは別個に設けてもよい。
紙兼用の給排紙通路27が設けられている。給排紙通路
27には、搬送ローラ対28が配置されており、これを
通ってカラー感熱記録材料13が搬送される。また、給
排紙通路27のプラテンドラム側には、排紙時にカラー
感熱記録材料13の後端を給排紙通路27に案内するた
めの分離爪29が設けられている。この実施例では、1
つの通路が給紙通路と排紙通路に兼用されているが、こ
れらは別個に設けてもよい。
【0020】図4はカラー感熱記録材料の一例を示すも
のである。支持体32の上に、シアン感熱発色層33,
マゼンタ感熱発色層34,イエロー感熱発色層35,保
護層36が順次層設されている。これらの各感熱発色層
33〜35は、熱記録される順番に表面から層設されて
いるが、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順番に熱
記録する場合には、イエロー感熱発色層35とマゼンタ
感熱発色層34との位置が入れ換えられる。前記支持体
32としては、不透明なコート紙又はプラスチックフイ
ルムが用いられ、そしてOHPシートを作製する場合に
は、透明なプラスチックフイルムが用いられる。
のである。支持体32の上に、シアン感熱発色層33,
マゼンタ感熱発色層34,イエロー感熱発色層35,保
護層36が順次層設されている。これらの各感熱発色層
33〜35は、熱記録される順番に表面から層設されて
いるが、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順番に熱
記録する場合には、イエロー感熱発色層35とマゼンタ
感熱発色層34との位置が入れ換えられる。前記支持体
32としては、不透明なコート紙又はプラスチックフイ
ルムが用いられ、そしてOHPシートを作製する場合に
は、透明なプラスチックフイルムが用いられる。
【0021】シアン感熱発色層33は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層3
4としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
34は、熱記録後に365nm付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層35は、最大吸収波長が約42
0nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層35は420nmの近紫外線を照射
すると光定着して発色能力が失われる。
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層3
4としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
34は、熱記録後に365nm付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層35は、最大吸収波長が約42
0nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層35は420nmの近紫外線を照射
すると光定着して発色能力が失われる。
【0022】図5は、カラー感熱プリンタの電気回路を
示すものである。フレームメモリ40には、1フレーム
の画像データが色毎に分離された状態で書き込まれてい
る。階調表現加熱に際して、フレームメモリ40からプ
リントすべき色の画像データが1ラインずつ読み出され
てラインメモリ41に書き込まれる。このラインメモリ
41の画像データは、画素毎に読み出されて比較器42
に送られる。比較器42は、各画素の画像データと階調
データ(比較データ)とを比較し、画像データの方が大
きい場合には「1」の信号を出力する。
示すものである。フレームメモリ40には、1フレーム
の画像データが色毎に分離された状態で書き込まれてい
る。階調表現加熱に際して、フレームメモリ40からプ
リントすべき色の画像データが1ラインずつ読み出され
てラインメモリ41に書き込まれる。このラインメモリ
41の画像データは、画素毎に読み出されて比較器42
に送られる。比較器42は、各画素の画像データと階調
データ(比較データ)とを比較し、画像データの方が大
きい場合には「1」の信号を出力する。
【0023】プリントコントローラ43は、例えば64
階調の場合に、16進法で「0」〜「3F」の階調デー
タを順番に発生する。比較器42は、プリントコントロ
ーラ43から「0」の階調データが送られると、この階
調データに対して各画素の画像データを順番に比較す
る。これにより、1ライン分の比較結果がシリアル信号
として比較器42から出力され、モード切換スイッチS
aを介してシフトレジスタ44に送られる。1ライン分
の画像データの比較が終了すると、プリントコントロー
ラ43は、「1」の階調データを発生して比較器42に
送る。したがって、「0」〜「3F」の階調データを用
いることにより、各画素の画像データは64回比較さ
れ、64ビットの駆動データに変換される。そして、こ
の64ビットの駆動データは、64回に分けてシフトレ
ジスタ44に送られる。
階調の場合に、16進法で「0」〜「3F」の階調デー
タを順番に発生する。比較器42は、プリントコントロ
ーラ43から「0」の階調データが送られると、この階
調データに対して各画素の画像データを順番に比較す
る。これにより、1ライン分の比較結果がシリアル信号
として比較器42から出力され、モード切換スイッチS
aを介してシフトレジスタ44に送られる。1ライン分
の画像データの比較が終了すると、プリントコントロー
ラ43は、「1」の階調データを発生して比較器42に
送る。したがって、「0」〜「3F」の階調データを用
いることにより、各画素の画像データは64回比較さ
れ、64ビットの駆動データに変換される。そして、こ
の64ビットの駆動データは、64回に分けてシフトレ
ジスタ44に送られる。
【0024】シリアルな駆動データは、クロックによっ
てシフトレジスタ44内でシフトされてパラレル信号に
変換される。シフトレジスタ44でパラレル信号に変換
された駆動データは、ラッチ信号に同期してラッチアレ
イ45にラッチされる。ANDゲートアレイ46は、ス
トローブ信号が入力されたときに、入力されている駆動
信号が「1」の場合に「H」の信号を出力する。これら
のラッチアレイ45とANDゲートアレイ46は、各画
素毎に回路素子が設けられている。
てシフトレジスタ44内でシフトされてパラレル信号に
変換される。シフトレジスタ44でパラレル信号に変換
された駆動データは、ラッチ信号に同期してラッチアレ
イ45にラッチされる。ANDゲートアレイ46は、ス
トローブ信号が入力されたときに、入力されている駆動
信号が「1」の場合に「H」の信号を出力する。これら
のラッチアレイ45とANDゲートアレイ46は、各画
素毎に回路素子が設けられている。
【0025】ANDゲートアレイ46の各出力端子に
は、発熱制御スイッチとしてのトランジスタTr1〜T
rNがそれぞれ接続されており、出力信号が「H」の場
合にトランジスタTr1〜TrNがONする。トランジ
スタTr1〜TrNには、サーマルヘッド20を構成し
ている発熱素子R1〜RNがそれぞれ直列に接続されて
いる。そして、発熱素子R1〜RNと並列になるよう
に、発熱素子R1〜RNの抵抗値r1 〜rnを測定する
際に基準とされる基準抵抗Rsが接続されている。この
基準抵抗Rsには、トランジスタTrsが直列に接続さ
れており、このトランジスタTrsはプリントコントロ
ーラ43から出力されるREF信号が「H」の場合にO
Nになる。基準抵抗Rsとしては抵抗値rsが既知で誤
差1%程度のものを使用する。なお、基準抵抗Rsは印
字には使用されない。
は、発熱制御スイッチとしてのトランジスタTr1〜T
rNがそれぞれ接続されており、出力信号が「H」の場
合にトランジスタTr1〜TrNがONする。トランジ
スタTr1〜TrNには、サーマルヘッド20を構成し
ている発熱素子R1〜RNがそれぞれ直列に接続されて
いる。そして、発熱素子R1〜RNと並列になるよう
に、発熱素子R1〜RNの抵抗値r1 〜rnを測定する
際に基準とされる基準抵抗Rsが接続されている。この
基準抵抗Rsには、トランジスタTrsが直列に接続さ
れており、このトランジスタTrsはプリントコントロ
ーラ43から出力されるREF信号が「H」の場合にO
Nになる。基準抵抗Rsとしては抵抗値rsが既知で誤
差1%程度のものを使用する。なお、基準抵抗Rsは印
字には使用されない。
【0026】発熱素子R1〜RNと並列にノイズ吸収用
のコンデンサ50が接続されており、このコンデンサ5
0は充電スイッチSbを介して電源51に接続されてい
る。充電スイッチSbは、プリントモード時には常時閉
じられており、抵抗測定モード時には、発熱素子R1〜
RNの各抵抗値r1 〜rnを測定する毎にプリントコン
トローラ43によって開閉が制御される。
のコンデンサ50が接続されており、このコンデンサ5
0は充電スイッチSbを介して電源51に接続されてい
る。充電スイッチSbは、プリントモード時には常時閉
じられており、抵抗測定モード時には、発熱素子R1〜
RNの各抵抗値r1 〜rnを測定する毎にプリントコン
トローラ43によって開閉が制御される。
【0027】コンデンサ50の一方の端子にはコンパレ
ータ52の非反転入力端子が接続されており、コンパレ
ータ52の基準電圧Vref は抵抗Ra,Rbによる抵抗
分圧により得ている。抵抗測定モード時にコンデンサ5
0が充電された後、測定しようとする例えば発熱素子R
1のトランジスタTr1だけがONされ、続いて充電ス
イッチSbが開けられる。コンデンサ50が十分に充電
されている状態では、コンパレータ52の非反転入力端
子の電位はEであるが、コンデンサ50に蓄積されてい
た電荷が発熱素子R1によって放電されるに従ってコン
パレータ52の非反転入力端子の電位Vは低下し、やが
て基準電圧Vref に一致する。この直後に、コンパレー
タ52の出力端子の電位が正から負に変化する。プリン
トコントローラ43の抵抗測定部43aは、充電スイッ
チSbが開けられた直後からコンパレータ52からの出
力電圧が正から負に変化するまでの時間T1をタイマー
43bによって計測し、この計測結果に基づいて抵抗値
r1 を算出してRAM43cに書き込む。
ータ52の非反転入力端子が接続されており、コンパレ
ータ52の基準電圧Vref は抵抗Ra,Rbによる抵抗
分圧により得ている。抵抗測定モード時にコンデンサ5
0が充電された後、測定しようとする例えば発熱素子R
1のトランジスタTr1だけがONされ、続いて充電ス
イッチSbが開けられる。コンデンサ50が十分に充電
されている状態では、コンパレータ52の非反転入力端
子の電位はEであるが、コンデンサ50に蓄積されてい
た電荷が発熱素子R1によって放電されるに従ってコン
パレータ52の非反転入力端子の電位Vは低下し、やが
て基準電圧Vref に一致する。この直後に、コンパレー
タ52の出力端子の電位が正から負に変化する。プリン
トコントローラ43の抵抗測定部43aは、充電スイッ
チSbが開けられた直後からコンパレータ52からの出
力電圧が正から負に変化するまでの時間T1をタイマー
43bによって計測し、この計測結果に基づいて抵抗値
r1 を算出してRAM43cに書き込む。
【0028】放電時間T1から発熱素子R1の抵抗値r
1 を算出するには、下記の数式1を用いる。
1 を算出するには、下記の数式1を用いる。
【0029】
【数1】r1 =T1/Ts・rs
【0030】この数式1で、Tsは基準抵抗Rsによる
放電時間,rsは基準抵抗Rsの抵抗値である。抵抗値
rsは1%程度の誤差であるから、発熱素子R1の抵抗
値r 1 は、精度良く算出することができる。放電時間T
sはRAM43dに記録され、抵抗測定部43aにて随
時使用される。
放電時間,rsは基準抵抗Rsの抵抗値である。抵抗値
rsは1%程度の誤差であるから、発熱素子R1の抵抗
値r 1 は、精度良く算出することができる。放電時間T
sはRAM43dに記録され、抵抗測定部43aにて随
時使用される。
【0031】前記発熱素子R1による放電時間T1の計
測と同様にして、発熱素子R2〜RNによる放電時間T
2〜TNが順次に計測され、数式1により抵抗値r2 〜
rnが算出されてRAM43cに書き込まれる。そし
て、最後の発熱素子RNによる放電時間TNが計測され
た後、再びコンデンサ50の充電が行われる。コンデン
サ50が充電された後、プリントコントローラ43はR
EF信号を「H」に出力してトランジスタTrsをON
にしてから充電スイッチSbを開け、基準抵抗Rsによ
る放電を開始する(図1参照)。
測と同様にして、発熱素子R2〜RNによる放電時間T
2〜TNが順次に計測され、数式1により抵抗値r2 〜
rnが算出されてRAM43cに書き込まれる。そし
て、最後の発熱素子RNによる放電時間TNが計測され
た後、再びコンデンサ50の充電が行われる。コンデン
サ50が充電された後、プリントコントローラ43はR
EF信号を「H」に出力してトランジスタTrsをON
にしてから充電スイッチSbを開け、基準抵抗Rsによ
る放電を開始する(図1参照)。
【0032】プリントコントローラ43の抵抗測定部4
3aは、基準抵抗Rsによる放電時間の計測を行うが、
放電時間Tsが経過しても充電スイッチSbを開けた状
態を継続し、放電時間Ts´経過後に充電スイッチSb
を閉じる。この放電時間Ts´は、コンデンサ50の電
荷がほぼ完全に放電される時間をタイマー43bにより
実測して決定するが、例えば放電時間Tsの5〜10倍
程度である。また、プリント開始時まで充電スイッチS
bを開けたままにしてもよい。なお、RAM43cに書
き込まれた抵抗値r1 〜rn及びRAM43dに書き込
まれた放電時間Tsは電池54,55によって保持され
る。そして、プリントモードでは、RAM43cに書き
込まれた抵抗値r1 〜rnによって画像データが補正さ
れてプリントされる。
3aは、基準抵抗Rsによる放電時間の計測を行うが、
放電時間Tsが経過しても充電スイッチSbを開けた状
態を継続し、放電時間Ts´経過後に充電スイッチSb
を閉じる。この放電時間Ts´は、コンデンサ50の電
荷がほぼ完全に放電される時間をタイマー43bにより
実測して決定するが、例えば放電時間Tsの5〜10倍
程度である。また、プリント開始時まで充電スイッチS
bを開けたままにしてもよい。なお、RAM43cに書
き込まれた抵抗値r1 〜rn及びRAM43dに書き込
まれた放電時間Tsは電池54,55によって保持され
る。そして、プリントモードでは、RAM43cに書き
込まれた抵抗値r1 〜rnによって画像データが補正さ
れてプリントされる。
【0033】次に、上記実施例の作用について図1及び
図6を参照して説明する。サーマルプリンタの最初のセ
ットアップ時に、キーボード56を操作して抵抗測定モ
ードにセットする。この測定モードでは、プリントコン
トローラ43は、モード切換スイッチSaを切り換え、
シフトレジスタ44をプリントコントローラ43に接続
させる。抵抗測定部43aによって充電スイッチSbが
ONされ、コンデンサ50の充電が開始される。そし
て、コンデンサ50の電荷電圧がEに達した後、プリン
トコントローラ43は、シフトレジスタ44にトランジ
スタTr1〜TrNがOFF状態となる1ライン分のデ
ータを出力するとともに、REF信号を「H」にしてト
ランジスタTrsをONにする。
図6を参照して説明する。サーマルプリンタの最初のセ
ットアップ時に、キーボード56を操作して抵抗測定モ
ードにセットする。この測定モードでは、プリントコン
トローラ43は、モード切換スイッチSaを切り換え、
シフトレジスタ44をプリントコントローラ43に接続
させる。抵抗測定部43aによって充電スイッチSbが
ONされ、コンデンサ50の充電が開始される。そし
て、コンデンサ50の電荷電圧がEに達した後、プリン
トコントローラ43は、シフトレジスタ44にトランジ
スタTr1〜TrNがOFF状態となる1ライン分のデ
ータを出力するとともに、REF信号を「H」にしてト
ランジスタTrsをONにする。
【0034】続いて、充電スイッチSbがOFFされる
と、コンデンサ50の電荷が基準抵抗Rsを介して放電
され始め、徐々にコンパレータ52の非反転入力端子に
かかる電圧が低下される。抵抗測定部43aは、充電ス
イッチSbがOFFされると同時に、タイマー43bに
よって基準抵抗Rsによる放電時間の計測を開始する。
そして、抵抗測定部43aは、コンパレータ52の非反
転入力端子の電位が基準電圧Vref に一致すると、これ
に要した放電時間TsをRAM43dに書き込むととも
に、REF信号を「L」にしてトランジスタTrsをO
FFにする。
と、コンデンサ50の電荷が基準抵抗Rsを介して放電
され始め、徐々にコンパレータ52の非反転入力端子に
かかる電圧が低下される。抵抗測定部43aは、充電ス
イッチSbがOFFされると同時に、タイマー43bに
よって基準抵抗Rsによる放電時間の計測を開始する。
そして、抵抗測定部43aは、コンパレータ52の非反
転入力端子の電位が基準電圧Vref に一致すると、これ
に要した放電時間TsをRAM43dに書き込むととも
に、REF信号を「L」にしてトランジスタTrsをO
FFにする。
【0035】次に、再び充電スイッチSbがONされ、
コンデンサ50の電荷電位がEに達してから、トランジ
スタTr1がON,他のトランジスタTr2〜TrN及
びトランジスタTrsがOFFにされる。抵抗測定部4
3aによって発熱素子R1による放電時間T1が計測さ
れた後、基準抵抗Rsによる放電時間TsがRAM43
dから読み出され、数式1によって発熱素子R1の抵抗
値r1 が算出され、これがRAM43cに書き込まれ
る。以下同様に、発熱素子R2〜RNの抵抗値r 2 〜r
nが算出されてRAM43cに書き込まれる。
コンデンサ50の電荷電位がEに達してから、トランジ
スタTr1がON,他のトランジスタTr2〜TrN及
びトランジスタTrsがOFFにされる。抵抗測定部4
3aによって発熱素子R1による放電時間T1が計測さ
れた後、基準抵抗Rsによる放電時間TsがRAM43
dから読み出され、数式1によって発熱素子R1の抵抗
値r1 が算出され、これがRAM43cに書き込まれ
る。以下同様に、発熱素子R2〜RNの抵抗値r 2 〜r
nが算出されてRAM43cに書き込まれる。
【0036】最後の発熱素子RNの抵抗値rnが算出さ
れてRAM43cに書き込まれた後、更にプリントコン
トローラ43はコンデンサ50の充電を行ってから、再
びトランジスタTr1〜TrNをOFF,トランジスタ
TrsをONとする。そして、抵抗測定部43aは、基
準抵抗Rsによる放電時間の計測を開始するが、コンパ
レータ52の非反転入力端子の電位が基準電圧Vref に
一致した後も、トランジスタTrsのON状態を継続す
る。放電時間Ts´が経過し、コンデンサ50の残留電
荷が基準抵抗Rsによってほぼ完全に放電されてから、
トランジスタTrsがOFFにされる。
れてRAM43cに書き込まれた後、更にプリントコン
トローラ43はコンデンサ50の充電を行ってから、再
びトランジスタTr1〜TrNをOFF,トランジスタ
TrsをONとする。そして、抵抗測定部43aは、基
準抵抗Rsによる放電時間の計測を開始するが、コンパ
レータ52の非反転入力端子の電位が基準電圧Vref に
一致した後も、トランジスタTrsのON状態を継続す
る。放電時間Ts´が経過し、コンデンサ50の残留電
荷が基準抵抗Rsによってほぼ完全に放電されてから、
トランジスタTrsがOFFにされる。
【0037】キーボード56を操作してプリントモード
を選択すると、モード切換スイッチSaによってシフト
レジスタ44が比較器42に接続される。このプリント
モードにおいては、まずフレームメモリ40に3色の画
像データが取り込まれる。これらの画像データは、発熱
素子R1〜RNが完全に均一である場合の理想抵抗値と
実際に測定された抵抗値r1 〜rnとの差から補正デー
タを算出し、発熱素子R1〜RNによって記録すべき画
像が正確に印字されるように、補正データによって画像
データを補正する。
を選択すると、モード切換スイッチSaによってシフト
レジスタ44が比較器42に接続される。このプリント
モードにおいては、まずフレームメモリ40に3色の画
像データが取り込まれる。これらの画像データは、発熱
素子R1〜RNが完全に均一である場合の理想抵抗値と
実際に測定された抵抗値r1 〜rnとの差から補正デー
タを算出し、発熱素子R1〜RNによって記録すべき画
像が正確に印字されるように、補正データによって画像
データを補正する。
【0038】給紙時には、プラテンドラム10はクラン
パ15が図2において垂直となった状態で停止してお
り、カム機構16によってクランパ15がクランプ解除
位置にセットされている。搬送ローラ対28は、カセッ
ト(図示せず)から供給されたカラー感熱記録材料13
をニップしてプラテンドラム10に向けて搬送する。こ
の搬送ローラ対28は、カラー感熱記録材料13の先端
がプラテンドラム10とクランパ15との間に入り込ん
だときにいったん停止する。その後、カム機構16によ
ってクランパ15がクランプ位置にシフトされ、カラー
感熱記録材料13の先端がクランプされる。このクラン
プ後に、プラテンドラム10と搬送ローラ対28とが回
転するから、カラー感熱記録材料13がプラテンドラム
10の外周に巻き付けられる。
パ15が図2において垂直となった状態で停止してお
り、カム機構16によってクランパ15がクランプ解除
位置にセットされている。搬送ローラ対28は、カセッ
ト(図示せず)から供給されたカラー感熱記録材料13
をニップしてプラテンドラム10に向けて搬送する。こ
の搬送ローラ対28は、カラー感熱記録材料13の先端
がプラテンドラム10とクランパ15との間に入り込ん
だときにいったん停止する。その後、カム機構16によ
ってクランパ15がクランプ位置にシフトされ、カラー
感熱記録材料13の先端がクランプされる。このクラン
プ後に、プラテンドラム10と搬送ローラ対28とが回
転するから、カラー感熱記録材料13がプラテンドラム
10の外周に巻き付けられる。
【0039】プラテンドラム10が一定ステップずつ間
欠回転して、カラー感熱記録材料13の記録エリアの先
端がサーマルヘッド20に達すると熱記録が開始され
る。この熱記録に際しては、フレームメモリ40からイ
エロー画像の画像データが1ライン分読み出されてライ
ンメモリ41にいったん書き込まれる。
欠回転して、カラー感熱記録材料13の記録エリアの先
端がサーマルヘッド20に達すると熱記録が開始され
る。この熱記録に際しては、フレームメモリ40からイ
エロー画像の画像データが1ライン分読み出されてライ
ンメモリ41にいったん書き込まれる。
【0040】次に、ラインメモリ41から各画素の補正
済み画像データを順番に読み出して比較器42に送り、
ここで階調レベル「0」の階調データと比較される。イ
エロー画像を記録する画素では比較器42の出力が
「1」となり、イエロー画像を記録しない画素では
「0」となる。この各画素の比較結果は、シリアルな駆
動データとしてシフトレジスタ44に送られ、そしてク
ロックによってシフトレジスタ44内でシフトされてパ
ラレルな駆動データに変換される。このパラレルな駆動
データは、ラッチアレイ45でラッチされてから、AN
Dゲートアレイ46に送られる。
済み画像データを順番に読み出して比較器42に送り、
ここで階調レベル「0」の階調データと比較される。イ
エロー画像を記録する画素では比較器42の出力が
「1」となり、イエロー画像を記録しない画素では
「0」となる。この各画素の比較結果は、シリアルな駆
動データとしてシフトレジスタ44に送られ、そしてク
ロックによってシフトレジスタ44内でシフトされてパ
ラレルな駆動データに変換される。このパラレルな駆動
データは、ラッチアレイ45でラッチされてから、AN
Dゲートアレイ46に送られる。
【0041】プリントコントローラ43は、幅が長いバ
イアス加熱用パルスを発生させ、ストローブ信号として
ANDゲートアレイ46に送る。ANDゲートアレイ4
6は、ストローブ信号とラッチアレイ45の出力信号と
の論理積を出力するから、ANDゲートアレイ46の各
出力端子のうち、ラッチアレイ45の出力端子が「1」
となっているものが「1」を出力する。例えば、AND
ゲートアレイ46の第1番目の出力端子が「1」の場合
には、トランジスタTr1がONするから、発熱素子R
1が通電されて発熱する。このとき、コンデンサ50に
は電荷が残留していないから、発熱素子R1に過大な電
流が流れて発熱素子R1が破損するようなことはない。
そして、発熱素子R1がバイアス加熱用パルスに応じた
時間だけ通電され、バイアス熱エネルギーをカラー感熱
記録材料13に与える。
イアス加熱用パルスを発生させ、ストローブ信号として
ANDゲートアレイ46に送る。ANDゲートアレイ4
6は、ストローブ信号とラッチアレイ45の出力信号と
の論理積を出力するから、ANDゲートアレイ46の各
出力端子のうち、ラッチアレイ45の出力端子が「1」
となっているものが「1」を出力する。例えば、AND
ゲートアレイ46の第1番目の出力端子が「1」の場合
には、トランジスタTr1がONするから、発熱素子R
1が通電されて発熱する。このとき、コンデンサ50に
は電荷が残留していないから、発熱素子R1に過大な電
流が流れて発熱素子R1が破損するようなことはない。
そして、発熱素子R1がバイアス加熱用パルスに応じた
時間だけ通電され、バイアス熱エネルギーをカラー感熱
記録材料13に与える。
【0042】前記バイアス加熱が終了する前に、プリン
トコントローラ43は階調レベルが「0」の階調データ
を発生して比較器42に送り、再び各画素の画像データ
と比較する。この比較によってシリアルな駆動データが
形成され、この駆動データがシフトレジスタ44に書き
込まれる。バイアス加熱が終了すると、プリントコント
ローラ43は、パルス幅が短い階調表現用パルスを発生
する。この階調表現用パルスはストローブ信号としてA
NDゲートアレイ46に送られる。このストローブ信号
によって発熱素子が短時間通電され、イエロー感熱発色
層35を階調レベル「1」の濃度に発色させる。以下、
プリントコントローラ43が階調レベルを「1」から
「3F」まで順番に変化させるために、各階調レベルに
応じた駆動データが比較器42から出力される。これに
より、各発熱素子R1〜RNが補正された画像データに
応じた回数だけ通電され、カラー感熱記録材料13に階
調表現熱エネルギーを与えて初期の濃度に発色させる。
例えば、64階調の場合には、最大濃度の画素に対して
は、階調表現のために64個のパルス電流が発熱素子に
供給される。
トコントローラ43は階調レベルが「0」の階調データ
を発生して比較器42に送り、再び各画素の画像データ
と比較する。この比較によってシリアルな駆動データが
形成され、この駆動データがシフトレジスタ44に書き
込まれる。バイアス加熱が終了すると、プリントコント
ローラ43は、パルス幅が短い階調表現用パルスを発生
する。この階調表現用パルスはストローブ信号としてA
NDゲートアレイ46に送られる。このストローブ信号
によって発熱素子が短時間通電され、イエロー感熱発色
層35を階調レベル「1」の濃度に発色させる。以下、
プリントコントローラ43が階調レベルを「1」から
「3F」まで順番に変化させるために、各階調レベルに
応じた駆動データが比較器42から出力される。これに
より、各発熱素子R1〜RNが補正された画像データに
応じた回数だけ通電され、カラー感熱記録材料13に階
調表現熱エネルギーを与えて初期の濃度に発色させる。
例えば、64階調の場合には、最大濃度の画素に対して
は、階調表現のために64個のパルス電流が発熱素子に
供給される。
【0043】イエロー画像の第1ラインが記録される
と、プラテンローラ10が1画素分ステップ回転し、こ
れとともにフレームメモリ40からイエロー画像の第2
ライン目の画像データが読み出される。このイエロー画
像の第2ライン目の画像データに基づいて、カラー感熱
記録材料13に第2ライン目が熱記録される。イエロー
画像を熱記録した部分が光定着器21に達すると、ここ
でイエロー感熱発色層35が光定着される。この光定着
器21は、カットフイルタ24が紫外線ランプ23の前
にセットされているから、420nm付近の近紫外線が
カラー感熱記録材料13に照射される。これにより、イ
エロー感熱発色層35に含有されたジアゾニウム塩化合
物が分解して発色能力が消失する。
と、プラテンローラ10が1画素分ステップ回転し、こ
れとともにフレームメモリ40からイエロー画像の第2
ライン目の画像データが読み出される。このイエロー画
像の第2ライン目の画像データに基づいて、カラー感熱
記録材料13に第2ライン目が熱記録される。イエロー
画像を熱記録した部分が光定着器21に達すると、ここ
でイエロー感熱発色層35が光定着される。この光定着
器21は、カットフイルタ24が紫外線ランプ23の前
にセットされているから、420nm付近の近紫外線が
カラー感熱記録材料13に照射される。これにより、イ
エロー感熱発色層35に含有されたジアゾニウム塩化合
物が分解して発色能力が消失する。
【0044】プラテンドラム10が1回転して記録エリ
アが再びサーマルヘッド20の位置にくると、マゼンタ
画像が1ラインずつマゼンタ感熱発色層34に記録され
る。このマゼンタ画像の発色熱エネルギーは、イエロー
画像の発色熱エネルギーよりも大きいが、イエロー感熱
発色層35は既に光定着されているので、このイエロー
感熱発色層35が再度発色することはない。マゼンタ画
像を記録したカラー感熱記録材料13は、前述したよう
に定着器21で光定着される。この場合には、カットフ
イルタ24が紫外線ランプ23の前から退避しているの
で、紫外線ランプ23から放射された全ての電磁波がカ
ラー感熱記録材料13に照射される。この電磁波のう
ち、365nm付近の紫外線によってマゼンタ感熱発色
層34が光定着される。
アが再びサーマルヘッド20の位置にくると、マゼンタ
画像が1ラインずつマゼンタ感熱発色層34に記録され
る。このマゼンタ画像の発色熱エネルギーは、イエロー
画像の発色熱エネルギーよりも大きいが、イエロー感熱
発色層35は既に光定着されているので、このイエロー
感熱発色層35が再度発色することはない。マゼンタ画
像を記録したカラー感熱記録材料13は、前述したよう
に定着器21で光定着される。この場合には、カットフ
イルタ24が紫外線ランプ23の前から退避しているの
で、紫外線ランプ23から放射された全ての電磁波がカ
ラー感熱記録材料13に照射される。この電磁波のう
ち、365nm付近の紫外線によってマゼンタ感熱発色
層34が光定着される。
【0045】プラテンドラム10が更に1回転して記録
エリアが再びサーマルヘッド20の位置にくると、シア
ン画像が1ラインずつシアン感熱発色層33に記録され
る。このシアン感熱発色層33は、発色熱エネルギーが
通常の保管状態では発色しない値になっているので、シ
アン感熱発色層33に対しては光定着性が与えられてい
ない。そこで、シアン感熱発色層33の熱記録では、光
定着器21はOFF状態になっている。
エリアが再びサーマルヘッド20の位置にくると、シア
ン画像が1ラインずつシアン感熱発色層33に記録され
る。このシアン感熱発色層33は、発色熱エネルギーが
通常の保管状態では発色しない値になっているので、シ
アン感熱発色層33に対しては光定着性が与えられてい
ない。そこで、シアン感熱発色層33の熱記録では、光
定着器21はOFF状態になっている。
【0046】イエロー画像,マゼンタ画像,シアン画像
の熱記録が終了した後に、プラテンドラム10と搬送ロ
ーラ対28とが逆転する。このプラテンドラム10の逆
転により、カラー感熱記録材料13の後端が分離爪29
によって給排紙通路27に案内され、そして搬送ローラ
対28にニップされる。その後にプラテンドラム10が
給紙位置に達すると、カム機構16によってクランパ1
5がクランプ解除位置にシフトされるとともに、プラテ
ンドラム10が停止する。これにより、熱記録済みカラ
ー感熱記録材料13は、給排紙通路27を経てトレイに
排出される。
の熱記録が終了した後に、プラテンドラム10と搬送ロ
ーラ対28とが逆転する。このプラテンドラム10の逆
転により、カラー感熱記録材料13の後端が分離爪29
によって給排紙通路27に案内され、そして搬送ローラ
対28にニップされる。その後にプラテンドラム10が
給紙位置に達すると、カム機構16によってクランパ1
5がクランプ解除位置にシフトされるとともに、プラテ
ンドラム10が停止する。これにより、熱記録済みカラ
ー感熱記録材料13は、給排紙通路27を経てトレイに
排出される。
【0047】以上説明した実施例では、コンデンサの残
留電荷を放電するために基準抵抗を使ったが、点線で示
すように、放電専用に別の抵抗Rd及びスイッチTrd
を設けてもよい。また、カラー感熱プリンタを例にした
が、本発明は、モノクロの感熱プリンタやカラー熱転写
プリンタ等にも適用することができる。また、カラー感
熱記録材料とサーマルヘッドとを一次元に相対移動させ
るラインプリンタについて説明したが、本発明は、相対
移動が二次元であるシリアルプリンタに対しても利用す
ることができる。なお、実施例の説明では、始めにコン
デンサを充電し、その後発熱素子又は基準抵抗をONさ
せて放電させたが、逆に、予め発熱素子又は基準抵抗を
ONさせた後、コンデンサの充電を行い、充電開始から
抵抗値を測定してもよい。
留電荷を放電するために基準抵抗を使ったが、点線で示
すように、放電専用に別の抵抗Rd及びスイッチTrd
を設けてもよい。また、カラー感熱プリンタを例にした
が、本発明は、モノクロの感熱プリンタやカラー熱転写
プリンタ等にも適用することができる。また、カラー感
熱記録材料とサーマルヘッドとを一次元に相対移動させ
るラインプリンタについて説明したが、本発明は、相対
移動が二次元であるシリアルプリンタに対しても利用す
ることができる。なお、実施例の説明では、始めにコン
デンサを充電し、その後発熱素子又は基準抵抗をONさ
せて放電させたが、逆に、予め発熱素子又は基準抵抗を
ONさせた後、コンデンサの充電を行い、充電開始から
抵抗値を測定してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基準抵
抗及び各発熱素子によるコンデンサの放電時間の計測が
終了した後、基準抵抗又は放電用抵抗によってコンデン
サの残留電荷を放電させるようにしたので、不用意にコ
ンデンサに触れて感電したり、プリント開始時に発熱素
子が破損する事故が防止できる。
抗及び各発熱素子によるコンデンサの放電時間の計測が
終了した後、基準抵抗又は放電用抵抗によってコンデン
サの残留電荷を放電させるようにしたので、不用意にコ
ンデンサに触れて感電したり、プリント開始時に発熱素
子が破損する事故が防止できる。
【図1】カラー感熱プリンタの電気回路の各部に供給さ
れる信号の波形図である。
れる信号の波形図である。
【図2】カラー感熱プリンタの一例を示す概略図であ
る。
る。
【図3】光定着器の紫外線ランプとカットフイルタの特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図4】カラー感熱記録材料の層構造を示す説明図であ
る。
る。
【図5】カラー感熱プリンタの電気回路を示すブロック
図である。
図である。
【図6】抵抗測定モードのフローチャートである。
13 カラー感熱記録材料 20 サーマルヘッド 21 光定着器 43 プリントコントローラ 43a 抵抗測定部 43b タイマー 43c,43d RAM 50 コンデンサ 51 電源 52 コンパレータ R1〜RN 発熱素子 Rs 基準抵抗 Sa,Sb スイッチ T1〜TN,Ts,Ts´ 放電時間 Tr1〜TrN,Trs トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 ライン状に配列された複数の発熱素子に
抵抗値が既知の基準抵抗とコンデンサとをそれぞれ並列
に接続し、コンデンサを充電した後コンデンサが放電し
て所定電位に達するまでの放電時間を基準抵抗及び各発
熱素子毎に計測し、基準抵抗の放電時間と各発熱素子の
放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそれぞれ算出す
るとともに、放電時間の計測が終了してから基準抵抗に
よりコンデンサの残留電荷を放電させることを特徴とす
るサーマルヘッドの抵抗値測定方法。 - 【請求項2】 ライン状に配列された複数の発熱素子に
抵抗値が既知の基準抵抗とコンデンサと放電用抵抗とを
それぞれ並列に接続し、コンデンサを充電した後コンデ
ンサが放電して所定電位に達するまでの放電時間を基準
抵抗及び各発熱素子毎に計測し、基準抵抗の放電時間と
各発熱素子の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値をそ
れぞれ算出するとともに、放電時間の計測が終了してか
ら放電用抵抗によりコンデンサの残留電荷を放電させる
ことを特徴とするサーマルヘッドの抵抗値測定方法。 - 【請求項3】 ライン状に並列接続された複数の発熱素
子と、各発熱素子と直列に接続された複数の発熱制御ス
イッチと、発熱制御スイッチがONしている発熱素子を
発熱させる電源と、各発熱素子と並列となるように接続
された抵抗値が既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗値
測定時に選択された1個の発熱素子を発熱させるための
コンデンサと、このコンデンサを充電するための充電ス
イッチと、コンデンサの充電後に充電スイッチをOFF
にして測定すべき発熱素子を介して放電を開始させ、放
電開始からコンデンサが所定電位まで低下するに要する
時間を計測する放電時間計測手段と、各発熱素子の放電
時間と基準抵抗の放電時間とから、各発熱素子の抵抗値
をそれぞれ算出する抵抗値算出手段と、各発熱素子と基
準抵抗の放電時間を計測し終わってから基準抵抗によっ
てコンデンサの残留電荷を放電させる放電手段とを備え
たことを特徴とするサーマルヘッドの抵抗値測定装置。 - 【請求項4】 複数の発熱素子がライン状に配列された
サーマルヘッドを備えたサーマルプリンタにおいて、複
数の発熱素子の各々と直列に接続された複数の発熱制御
スイッチと、発熱制御スイッチがONしている発熱素子
を発熱させる電源と、各発熱素子と並列となるように接
続された抵抗値が既知の基準抵抗と、各発熱素子の抵抗
値測定時に選択された1個の発熱素子を発熱させるため
のコンデンサと、このコンデンサを充電するための充電
スイッチと、コンデンサの充電後に充電スイッチをOF
Fにして測定すべき発熱素子を介して放電を開始させ、
放電開始からコンデンサが所定電位まで低下するに要す
る時間を計測する放電時間計測手段と、各発熱素子の放
電時間と基準抵抗の放電時間とから、各発熱素子の抵抗
値をそれぞれ算出する抵抗値算出手段と、得られた各発
熱素子の抵抗値に基づいて画像データを補正する補正手
段と、各発熱素子と基準抵抗の放電時間を計測し終わっ
てから基準抵抗によってコンデンサの残留電荷を放電さ
せる放電手段とを備えたことを特徴とするサーマルプリ
ンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6109718A JPH07314756A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | サーマルヘッドの抵抗値測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6109718A JPH07314756A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | サーマルヘッドの抵抗値測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314756A true JPH07314756A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14517470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6109718A Pending JPH07314756A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | サーマルヘッドの抵抗値測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07314756A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09193437A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-07-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | サーマルヘッドの抵抗データ測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP6109718A patent/JPH07314756A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09193437A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-07-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | サーマルヘッドの抵抗データ測定方法及び装置並びにこれを備えたサーマルプリンタ |
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