JPH07315617A - 表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法 - Google Patents
表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法Info
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- JPH07315617A JPH07315617A JP11785094A JP11785094A JPH07315617A JP H07315617 A JPH07315617 A JP H07315617A JP 11785094 A JP11785094 A JP 11785094A JP 11785094 A JP11785094 A JP 11785094A JP H07315617 A JPH07315617 A JP H07315617A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 芯材の外周部に、表面に突起を有する形状の
外層材を容易に形成することができる写真現像機用ゴム
ローラの製造方法を提供すること。 【構成】 本発明の写真現像機用ゴムローラRの製造方
法は、芯材2と、該芯材2の外周部に設けられる外層材
1aとを同時に成形して多層構造を有するローラ部材rを
作製した後、該外層材1aを成形して表面に突起11を形成
することを特徴とするものである。また、本発明の写真
現像機用ゴムローラの別の製造方法は、芯材を金型内に
設置し、該金型内に液状ゴムを注入して、該芯材の外周
面上に、表面に突起を有する形状の外層材を形成するこ
とを特徴とするものである。 【効果】 ゴムローラの製造工程の簡略化、ならびに製
造コストの低減が可能となる。
外層材を容易に形成することができる写真現像機用ゴム
ローラの製造方法を提供すること。 【構成】 本発明の写真現像機用ゴムローラRの製造方
法は、芯材2と、該芯材2の外周部に設けられる外層材
1aとを同時に成形して多層構造を有するローラ部材rを
作製した後、該外層材1aを成形して表面に突起11を形成
することを特徴とするものである。また、本発明の写真
現像機用ゴムローラの別の製造方法は、芯材を金型内に
設置し、該金型内に液状ゴムを注入して、該芯材の外周
面上に、表面に突起を有する形状の外層材を形成するこ
とを特徴とするものである。 【効果】 ゴムローラの製造工程の簡略化、ならびに製
造コストの低減が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に突起を有する写
真現像機用ゴムローラの製造方法に関し、詳しくは芯材
の外周部に、表面に突起を有する形状の外層材を容易に
設けることができる写真現像機用ゴムローラの製造方法
に関する。
真現像機用ゴムローラの製造方法に関し、詳しくは芯材
の外周部に、表面に突起を有する形状の外層材を容易に
設けることができる写真現像機用ゴムローラの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】写真現像機やラボ等において、フィルム
や印画紙等の被搬送体を搬送する手段として、例えば図
2(c)に示すような、表面にイボ様突起11を有する
ゴムローラRがある。このゴムローラRは、例えば図3
に示すように、別のローラR1およびR2と接するよう
に設置され、被搬送体はローラRとローラR1およびR
2との間に挟持されて搬送される。その際、ゴムローラ
Rの表面に形成された突起(イボ)11のつぶれ代で被
搬送体を圧接し、これにより被搬送体を各ローラ間に確
実に挟持するようにしている。
や印画紙等の被搬送体を搬送する手段として、例えば図
2(c)に示すような、表面にイボ様突起11を有する
ゴムローラRがある。このゴムローラRは、例えば図3
に示すように、別のローラR1およびR2と接するよう
に設置され、被搬送体はローラRとローラR1およびR
2との間に挟持されて搬送される。その際、ゴムローラ
Rの表面に形成された突起(イボ)11のつぶれ代で被
搬送体を圧接し、これにより被搬送体を各ローラ間に確
実に挟持するようにしている。
【0003】上記のような表面に突起を有するゴムロー
ラは、従来は通常、例えば図2に示すようにして作製さ
れている。同図に示す方法は、通常加硫ゴムを成形材と
して図2(a)に示すようなイボゴムチューブ(表面に
突起を有する形状の外層材)1をプレス成形等により形
成し、ついで図2(b)に示すように、別に作製した芯
材2に接着剤を塗布してこれを上記イボゴムチューブ1
内に挿入して、図2(c)に示すようなゴムローラRを
得るものである。
ラは、従来は通常、例えば図2に示すようにして作製さ
れている。同図に示す方法は、通常加硫ゴムを成形材と
して図2(a)に示すようなイボゴムチューブ(表面に
突起を有する形状の外層材)1をプレス成形等により形
成し、ついで図2(b)に示すように、別に作製した芯
材2に接着剤を塗布してこれを上記イボゴムチューブ1
内に挿入して、図2(c)に示すようなゴムローラRを
得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法にお
いては、芯材をイボゴムチューブ内に挿入・接着する作
業が面倒であるという問題がある。また、加硫ゴムを成
形材としてイボゴムチューブを形成する場合、芯金型を
用いて一定の内径精度を確保することが必要があり、そ
の際芯金型の挿入および取り出しが面倒であるという問
題がある。さらにまた、芯材としてポリ塩化ビニル、イ
ボゴムチューブとしてシリコーンゴムがそれぞれ用いら
れる場合が多いが、この場合、加硫温度によって芯材の
樹脂が変形・流動したりして形状保持が困難となるとい
う問題がある。
いては、芯材をイボゴムチューブ内に挿入・接着する作
業が面倒であるという問題がある。また、加硫ゴムを成
形材としてイボゴムチューブを形成する場合、芯金型を
用いて一定の内径精度を確保することが必要があり、そ
の際芯金型の挿入および取り出しが面倒であるという問
題がある。さらにまた、芯材としてポリ塩化ビニル、イ
ボゴムチューブとしてシリコーンゴムがそれぞれ用いら
れる場合が多いが、この場合、加硫温度によって芯材の
樹脂が変形・流動したりして形状保持が困難となるとい
う問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を満足し、芯
材の外周部に、表面に突起を有する形状の外層材を容易
に形成することができる写真現像機用ゴムローラの製造
方法を提供することにある。
材の外周部に、表面に突起を有する形状の外層材を容易
に形成することができる写真現像機用ゴムローラの製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、以下の本
発明により上記目的が達成されることを見出した。即
ち、本発明は以下のまたはの要旨を有するものであ
る。 芯材と、該芯材の外周部に設けられる外層材とを同時
に成形して多層構造を有するローラ部材を作製した後、
該外層材を成形して表面に突起を形成することを特徴と
する表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造
方法。 芯材を金型内に設置し、該金型内に液状ゴムを注入し
て、該芯材の外周面上に、表面に突起を有する形状の外
層材を形成することを特徴とする表面に突起を有する写
真現像機用ゴムローラの製造方法。 なお、本発明において、単に「外層材」と称する場合
は、表面に突起を形成する以前のものを意味し、一方、
表面に突起を有する形状の外層材は以下「凸状外層材」
と称す。
発明により上記目的が達成されることを見出した。即
ち、本発明は以下のまたはの要旨を有するものであ
る。 芯材と、該芯材の外周部に設けられる外層材とを同時
に成形して多層構造を有するローラ部材を作製した後、
該外層材を成形して表面に突起を形成することを特徴と
する表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造
方法。 芯材を金型内に設置し、該金型内に液状ゴムを注入し
て、該芯材の外周面上に、表面に突起を有する形状の外
層材を形成することを特徴とする表面に突起を有する写
真現像機用ゴムローラの製造方法。 なお、本発明において、単に「外層材」と称する場合
は、表面に突起を形成する以前のものを意味し、一方、
表面に突起を有する形状の外層材は以下「凸状外層材」
と称す。
【0007】
【作用】本発明は、芯材と外層材とを同時成形して多層
構造のローラ部材とした後、該外層材を成形して凸状外
層材とするか、あるいは芯材の外周面上で液状原料を成
形して凸状外層材を形成するようにし、これにより、従
来の方法のように凸状外層材に芯材を挿入・接着した
り、凸状外層材を別に成形するために芯金型を挿入した
り取り出したりするといった作業を不要にしたものであ
る。
構造のローラ部材とした後、該外層材を成形して凸状外
層材とするか、あるいは芯材の外周面上で液状原料を成
形して凸状外層材を形成するようにし、これにより、従
来の方法のように凸状外層材に芯材を挿入・接着した
り、凸状外層材を別に成形するために芯金型を挿入した
り取り出したりするといった作業を不要にしたものであ
る。
【0008】図1は、本発明の表面に突起を有する写真
現像機用ゴムローラの製造方法の一実施例を示す模式図
である。以下、同図に基づき本発明の方法をさらに詳細
に説明する。
現像機用ゴムローラの製造方法の一実施例を示す模式図
である。以下、同図に基づき本発明の方法をさらに詳細
に説明する。
【0009】(1)ローラ部材の作製 まず、図1(a)に示すように、芯材2と、該芯材2の
外周部に設けられる外層材1aとを同時に成形して2層
構造を有するローラ部材rを作製する。
外周部に設けられる外層材1aとを同時に成形して2層
構造を有するローラ部材rを作製する。
【0010】上記のように芯材2と外層材1aとを同時
に成形する場合、成形方法としては押出成形が好適に用
いられる。
に成形する場合、成形方法としては押出成形が好適に用
いられる。
【0011】上記芯材2および外層材1aの材質として
は、多層構造のローラ部材として同時に成形することが
可能なものであればよいが、特に、押出成形により成形
可能な熱可塑性樹脂が好適に使用される。
は、多層構造のローラ部材として同時に成形することが
可能なものであればよいが、特に、押出成形により成形
可能な熱可塑性樹脂が好適に使用される。
【0012】上記芯材2は、ローラの回転軸となるもの
であり、このため機械的強度に優れるものであることが
好ましく、さらには、写真現像機内に設置されるもので
あるため、露光、現像等に用いられる各種薬液に対する
耐性に優れるとともに、軽量のものであることが好まし
い。したがって芯材2を構成する材質としては、熱可塑
性樹脂のなかでも、ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、A
SA(アクリルゴム−スチレンアクリロニトリル)樹
脂、ポリテレフタル酸ブチレン(PBT)、ポリフェニ
レンオキシド(PPO)、ポリフェニレンスルフィド
(PPS)等のエンジニアリングプラスチック等が好適
なものとして例示され、なかでもPBT、PPO、PP
S(特に、PPO)が上記のような各種の性質に特に優
れるため好適である。さらに、これら樹脂中には、機械
的強度をさらに向上させるため、ガラス繊維、セラミッ
ク繊維、カーボン繊維等の繊維を配合することが好まし
く、またクレー、二硫化モリブデン、グラファイト、石
英ガラス、チタン酸カリウム等のウィスカ、銅、黄銅、
ステンレス等の金属等よりなる充填剤等を配合してもよ
い。
であり、このため機械的強度に優れるものであることが
好ましく、さらには、写真現像機内に設置されるもので
あるため、露光、現像等に用いられる各種薬液に対する
耐性に優れるとともに、軽量のものであることが好まし
い。したがって芯材2を構成する材質としては、熱可塑
性樹脂のなかでも、ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、A
SA(アクリルゴム−スチレンアクリロニトリル)樹
脂、ポリテレフタル酸ブチレン(PBT)、ポリフェニ
レンオキシド(PPO)、ポリフェニレンスルフィド
(PPS)等のエンジニアリングプラスチック等が好適
なものとして例示され、なかでもPBT、PPO、PP
S(特に、PPO)が上記のような各種の性質に特に優
れるため好適である。さらに、これら樹脂中には、機械
的強度をさらに向上させるため、ガラス繊維、セラミッ
ク繊維、カーボン繊維等の繊維を配合することが好まし
く、またクレー、二硫化モリブデン、グラファイト、石
英ガラス、チタン酸カリウム等のウィスカ、銅、黄銅、
ステンレス等の金属等よりなる充填剤等を配合してもよ
い。
【0013】上記芯材2は、棒状としても、管状として
もよい。上記芯材2を棒状とすると、機械的強度の点で
好ましいが、この場合、機械的強度が十分でかつ軽量と
なるよう、その外径を、材質にもよるが通常5〜25mm
程度、好ましくは10〜20mm程度とすることが適当で
ある。一方、上記芯材2を管状とすると、軽量化される
点で好ましいが、この場合、軽量であるとともに機械的
強度が十分となるようにするには、その外径が、材質に
もよるが通常15〜50mm程度、好ましくは25〜40
mm程度、その肉厚が、通常2〜10mm程度、好ましくは
3〜5mm程度であることが適当である。
もよい。上記芯材2を棒状とすると、機械的強度の点で
好ましいが、この場合、機械的強度が十分でかつ軽量と
なるよう、その外径を、材質にもよるが通常5〜25mm
程度、好ましくは10〜20mm程度とすることが適当で
ある。一方、上記芯材2を管状とすると、軽量化される
点で好ましいが、この場合、軽量であるとともに機械的
強度が十分となるようにするには、その外径が、材質に
もよるが通常15〜50mm程度、好ましくは25〜40
mm程度、その肉厚が、通常2〜10mm程度、好ましくは
3〜5mm程度であることが適当である。
【0014】上記外層材1aは、被搬送体に当接する突
起11が表面に形成されるものである。このため該外層
材1aは、該突起11が別のロールとともに被搬送体を
確実に挟持し得るものとなるよう、摩擦係数が大きい材
質よりなることが好ましく、また該突起11が被搬送体
に圧接されるため、十分な弾性を有する材質よりなるこ
とが好ましい。さらに、上記芯材2と同様に耐薬品性に
優れるとともに軽量であり、さらには成形性にも優れる
ものであることが好ましい。したがって外層材1aを構
成する材質としては、熱可塑性樹脂のなかでも、オレフ
ィン系、ウレタン系、スチレン−ブタジエン(SB)
系、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEB
S)系、エステル系、ポリ塩化ビニル系等の熱可塑性エ
ラストマー等が好適なものとして例示され、なかでもオ
レフィン系、ウレタン系またはSEBS系熱可塑性エラ
ストマーが好適である。さらには、オレフィン系熱可塑
性エラストマーのうち、エチレン−プロピレンゴム系熱
可塑性エラストマー〔例えば、サントプレン(商品名;
Monsanto社製)等〕が特に好適である。
起11が表面に形成されるものである。このため該外層
材1aは、該突起11が別のロールとともに被搬送体を
確実に挟持し得るものとなるよう、摩擦係数が大きい材
質よりなることが好ましく、また該突起11が被搬送体
に圧接されるため、十分な弾性を有する材質よりなるこ
とが好ましい。さらに、上記芯材2と同様に耐薬品性に
優れるとともに軽量であり、さらには成形性にも優れる
ものであることが好ましい。したがって外層材1aを構
成する材質としては、熱可塑性樹脂のなかでも、オレフ
ィン系、ウレタン系、スチレン−ブタジエン(SB)
系、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEB
S)系、エステル系、ポリ塩化ビニル系等の熱可塑性エ
ラストマー等が好適なものとして例示され、なかでもオ
レフィン系、ウレタン系またはSEBS系熱可塑性エラ
ストマーが好適である。さらには、オレフィン系熱可塑
性エラストマーのうち、エチレン−プロピレンゴム系熱
可塑性エラストマー〔例えば、サントプレン(商品名;
Monsanto社製)等〕が特に好適である。
【0015】なお、上記芯材2および外層材1aの材質
の組み合わせとして、例えば表1に示すようなものが、
ローラ部材の機械的強度、耐薬品性、成形性等を特に良
好とし得る点で好適である。
の組み合わせとして、例えば表1に示すようなものが、
ローラ部材の機械的強度、耐薬品性、成形性等を特に良
好とし得る点で好適である。
【0016】
【表1】
【0017】なお上記組み合わせのなかでも特に、芯材
2としてのPPOと、外層材1aとしてのポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(特に、サントプレン)との
組み合わせが好適なものである。
2としてのPPOと、外層材1aとしてのポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(特に、サントプレン)との
組み合わせが好適なものである。
【0018】上記外層材1aは、突起を形成するのに十
分な肉厚を有するとともに機械的強度が十分で、かつ軽
量となるよう、その肉厚が、材質にもよるが1〜5mm程
度、好ましくは2〜4mm程度であることが好ましい。
分な肉厚を有するとともに機械的強度が十分で、かつ軽
量となるよう、その肉厚が、材質にもよるが1〜5mm程
度、好ましくは2〜4mm程度であることが好ましい。
【0019】(2)突起の形成 ついで、図1(b)に示すように、上記ローラ部材rを
所定の長さに切断し、両端部を旋削して穴を形成した
後、図1(c)に示すように、外層材1aを成形して凸
状外層材1とする。
所定の長さに切断し、両端部を旋削して穴を形成した
後、図1(c)に示すように、外層材1aを成形して凸
状外層材1とする。
【0020】上記突起11は、被搬送体に当接する部位
であり、そのつぶれ代で被搬送体を圧接することによ
り、被搬送体をローラ間に挟持するものである。このよ
うな突起11の機能が十分となるためには、その外径が
1〜5mm程度、好ましくは2〜4mm程度、高さが0.5
〜3mm程度、好ましくは1〜2mm程度であることが望ま
しい。また、該突起11は、外層材1表面上に、1cm2
当たり1〜20個程度、好ましくは3〜10個程度の密
度で形成さることが望ましい。
であり、そのつぶれ代で被搬送体を圧接することによ
り、被搬送体をローラ間に挟持するものである。このよ
うな突起11の機能が十分となるためには、その外径が
1〜5mm程度、好ましくは2〜4mm程度、高さが0.5
〜3mm程度、好ましくは1〜2mm程度であることが望ま
しい。また、該突起11は、外層材1表面上に、1cm2
当たり1〜20個程度、好ましくは3〜10個程度の密
度で形成さることが望ましい。
【0021】上記突起11は、通常プレス成形等により
外層材1aを成形することによって形成される。なお、
上記突起11の形状は特に制限されないが、被搬送体に
対する摩擦力の点からは、少なくとも被搬送体に当接す
る部分が面状となっていることが好ましい。また、該突
起11の安定性の点からは、全体として柱状、円錐台
状、椀状等となっていることが好ましい。
外層材1aを成形することによって形成される。なお、
上記突起11の形状は特に制限されないが、被搬送体に
対する摩擦力の点からは、少なくとも被搬送体に当接す
る部分が面状となっていることが好ましい。また、該突
起11の安定性の点からは、全体として柱状、円錐台
状、椀状等となっていることが好ましい。
【0022】(3)この後、成形品を金型から取り出
し、バリ取り等の処理や必要な部品の取り付けを行っ
て、図1(d)に示すようなゴムローラRを得る。
し、バリ取り等の処理や必要な部品の取り付けを行っ
て、図1(d)に示すようなゴムローラRを得る。
【0023】本発明のゴムローラの別の製造方法は、芯
材を金型内に設置し、該金型内に液状ゴムを注入して、
該芯材の外周面上に凸状外層材を形成するものである。
以下、本方法をさらに具体的に説明する。
材を金型内に設置し、該金型内に液状ゴムを注入して、
該芯材の外周面上に凸状外層材を形成するものである。
以下、本方法をさらに具体的に説明する。
【0024】(1)まず、芯材を金型内に設置する。
【0025】本方法においては、芯材の成形方法として
は特に限定されず、押出成形以外にもプレス成形、注型
法、射出成形、切削等の公知の各種成形方法が適用され
るが、芯材として樹脂を用いる場合は、生産性等の点で
押出成形が特に好適に用いられる。また、上記のように
芯材の成形方法が特に限定されないため、芯材を構成す
る材質としても、上記熱可塑性樹脂以外にも、機械的強
度等に優れるSUS、チタン、アルミニウム、鉄等の金
属材も好適に使用されるが、重量、成形性、耐薬品性、
コスト等の点で熱可塑性樹脂、なかでも前記したような
エンジニアリングプラスチック(特にPPO)が好適に
使用される。なお芯材として樹脂を用いる場合、この樹
脂としては、非強化グレードの他、ガラス繊維、ミネラ
ルフィラー等で強化したグレードを用いてもよい。
は特に限定されず、押出成形以外にもプレス成形、注型
法、射出成形、切削等の公知の各種成形方法が適用され
るが、芯材として樹脂を用いる場合は、生産性等の点で
押出成形が特に好適に用いられる。また、上記のように
芯材の成形方法が特に限定されないため、芯材を構成す
る材質としても、上記熱可塑性樹脂以外にも、機械的強
度等に優れるSUS、チタン、アルミニウム、鉄等の金
属材も好適に使用されるが、重量、成形性、耐薬品性、
コスト等の点で熱可塑性樹脂、なかでも前記したような
エンジニアリングプラスチック(特にPPO)が好適に
使用される。なお芯材として樹脂を用いる場合、この樹
脂としては、非強化グレードの他、ガラス繊維、ミネラ
ルフィラー等で強化したグレードを用いてもよい。
【0026】本方法においては、芯材の形状およびサイ
ズは前記方法の場合と同様とすればよい。
ズは前記方法の場合と同様とすればよい。
【0027】(2)ついで、上記金型内に液状ゴムを注
入して、芯材の外周面上に凸状外層材を形成する。
入して、芯材の外周面上に凸状外層材を形成する。
【0028】本方法においては、凸状外層材の形成は、
上記芯材をインサートとして通常のインサート成形に従
って行えばよい。またこの場合、凸状外層材を構成する
材質としては、インサート成形を適用しうるものであれ
ば特に限定されず、前記したような熱可塑性エラストマ
ーに加え、各種熱硬化性樹脂も好適に使用される。具体
的には、耐熱性、耐薬品性等に優れるシリコーンゴム、
ウレタンゴム等が好適なものとして例示され、なかでも
シリコーンゴムが好適である。
上記芯材をインサートとして通常のインサート成形に従
って行えばよい。またこの場合、凸状外層材を構成する
材質としては、インサート成形を適用しうるものであれ
ば特に限定されず、前記したような熱可塑性エラストマ
ーに加え、各種熱硬化性樹脂も好適に使用される。具体
的には、耐熱性、耐薬品性等に優れるシリコーンゴム、
ウレタンゴム等が好適なものとして例示され、なかでも
シリコーンゴムが好適である。
【0029】凸状外層材としてシリコーンゴムを用いる
場合、特に、液状シリコーンゴムをLIM(liquid inj
ection molding)成形により成形することが好ましい。
このLIM成形は、2種の原料液を混合して金型内に注
入・成形するものであり、したがってこれによれば、ポ
ンプ移送、低圧成形等が可能であること、ロール練り、
プレフォーム等の成形前の予備操作が不要であること、
硬化反応が速いため成形サイクルの短縮が可能であるこ
と等から、例えば従来の熱加硫型シリコーンゴムの成形
等に比して、製造コストおよび消費エネルギーの低減が
可能である。
場合、特に、液状シリコーンゴムをLIM(liquid inj
ection molding)成形により成形することが好ましい。
このLIM成形は、2種の原料液を混合して金型内に注
入・成形するものであり、したがってこれによれば、ポ
ンプ移送、低圧成形等が可能であること、ロール練り、
プレフォーム等の成形前の予備操作が不要であること、
硬化反応が速いため成形サイクルの短縮が可能であるこ
と等から、例えば従来の熱加硫型シリコーンゴムの成形
等に比して、製造コストおよび消費エネルギーの低減が
可能である。
【0030】なお本方法においては、芯材および凸状外
層材の材質の組み合わせとして、例えば表2に示すよう
なものが、ローラ部材の機械的強度、耐薬品性、成形性
等を特に良好とし得る点で好適である。
層材の材質の組み合わせとして、例えば表2に示すよう
なものが、ローラ部材の機械的強度、耐薬品性、成形性
等を特に良好とし得る点で好適である。
【0031】
【表2】
【0032】なお上記組み合わせのなかでも特に、芯材
としてのPPOと、凸状外層材としてのシリコーンゴム
(特に、液状シリコーンゴム)との組み合わせが好適な
ものである。
としてのPPOと、凸状外層材としてのシリコーンゴム
(特に、液状シリコーンゴム)との組み合わせが好適な
ものである。
【0033】なお本方法において、凸状外層材における
突起の形状、サイズおよび外層材表面における密度は、
前記方法の場合と同様とすればよい。
突起の形状、サイズおよび外層材表面における密度は、
前記方法の場合と同様とすればよい。
【0034】(3)この後、成形品を金型から取り出
し、バリ取り等の処理や必要な部品の取り付けを行って
ゴムローラRを得る。
し、バリ取り等の処理や必要な部品の取り付けを行って
ゴムローラRを得る。
【0035】
【実施例】以下、実施例を示し本発明をより具体的に説
明する。なお、本発明がこれに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。
明する。なお、本発明がこれに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。
【0036】実施例1 芯材としてガラス繊維を配合したPPOを、外層材とし
てエチレン−プロピレンゴム系熱可塑性エラストマー
(商品名サントプレン;Monsanto社製)をそれぞれ用
い、押出成形により図1(a)に示すものと同様の2層
パイプを作製した。なおこの2層パイプは、芯材内径2
2mm、外径28mm、外層材内径28mm、外径32mm、長
さ255mmである。
てエチレン−プロピレンゴム系熱可塑性エラストマー
(商品名サントプレン;Monsanto社製)をそれぞれ用
い、押出成形により図1(a)に示すものと同様の2層
パイプを作製した。なおこの2層パイプは、芯材内径2
2mm、外径28mm、外層材内径28mm、外径32mm、長
さ255mmである。
【0037】ついで、2層パイプを長さ250mmにカッ
トし、図1(b)に示すものと同様となるように両端部
を旋削して穴を形成した後、図1(c)と同様にして該
2層パイプをプレス金型内にセットして圧縮・加熱し、
外層材の表面に椀状の突起を形成した。なお、この突起
は、外径3.2mm、高さ1mmとし、外層材表面1cm2当
たり10個の密度で形成した。
トし、図1(b)に示すものと同様となるように両端部
を旋削して穴を形成した後、図1(c)と同様にして該
2層パイプをプレス金型内にセットして圧縮・加熱し、
外層材の表面に椀状の突起を形成した。なお、この突起
は、外径3.2mm、高さ1mmとし、外層材表面1cm2当
たり10個の密度で形成した。
【0038】この後、成形品を冷却後、金型から取り出
し、バリを取って軸端部品を溶着して、図1(d)に示
すものと同様のゴムローラRを得た。
し、バリを取って軸端部品を溶着して、図1(d)に示
すものと同様のゴムローラRを得た。
【0039】実施例2 PBTを押出成形により外径18mm、長さ280mmの棒
状に成形して芯材を作製し、これをインサートとして金
型内に設置した。ついで、液状シリコーンゴムをLIM
成形により成形して、芯材の外周面上に凸状外層材を形
成した。なお、この凸状外層材は、外径2.3mm、高さ
0.7mmの突起を1cm2 当たり15個の密度で有する形
状とした。ついで、成形品を金型から取り出した後、両
端部を旋削して穴を形成し、バリを取って軸端部品を溶
着して、ゴムローラを得た。
状に成形して芯材を作製し、これをインサートとして金
型内に設置した。ついで、液状シリコーンゴムをLIM
成形により成形して、芯材の外周面上に凸状外層材を形
成した。なお、この凸状外層材は、外径2.3mm、高さ
0.7mmの突起を1cm2 当たり15個の密度で有する形
状とした。ついで、成形品を金型から取り出した後、両
端部を旋削して穴を形成し、バリを取って軸端部品を溶
着して、ゴムローラを得た。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の表面に突
起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法において
は、芯材と外層材とを同時成形して多層構造のローラ部
材とした後、該外層材を成形して凸状外層材とするか、
あるいは芯材の外周面上で液状原料を成形して凸状外層
材を形成するようにしたので、従来の方法のように凸状
外層材に芯材を挿入・接着したり、凸状外層材を成形す
るために芯金型を挿入したり取り出したりするといった
作業が不要となっている。したがって、本発明によっ
て、ゴムローラの製造工程の簡略化、ならびに製造コス
トの低減が可能となる。
起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法において
は、芯材と外層材とを同時成形して多層構造のローラ部
材とした後、該外層材を成形して凸状外層材とするか、
あるいは芯材の外周面上で液状原料を成形して凸状外層
材を形成するようにしたので、従来の方法のように凸状
外層材に芯材を挿入・接着したり、凸状外層材を成形す
るために芯金型を挿入したり取り出したりするといった
作業が不要となっている。したがって、本発明によっ
て、ゴムローラの製造工程の簡略化、ならびに製造コス
トの低減が可能となる。
【図1】本発明の表面に突起を有する写真現像機用ゴム
ローラの製造方法の一実施例を示す模式図である。
ローラの製造方法の一実施例を示す模式図である。
【図2】従来の表面に突起を有する写真現像機用ゴムロ
ーラの製造方法の一例を示す模式図である。
ーラの製造方法の一例を示す模式図である。
【図3】写真現像機用ゴムローラによる被搬送体の搬送
状態を示す模式図である。
状態を示す模式図である。
1 表面に突起を有する外層材(凸状外層材) 11 突起 1a 外層材 2 芯材 r ローラ部材 R 写真現像機用ゴムローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 芯材と、該芯材の外周部に設けられる外
層材とを同時に成形して多層構造を有するローラ部材を
作製した後、該外層材を成形して表面に突起を形成する
ことを特徴とする表面に突起を有する写真現像機用ゴム
ローラの製造方法。 - 【請求項2】 外層材の成形材料としてポリオレフィン
系熱可塑性エラストマーを用いる請求項1記載の表面に
突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法。 - 【請求項3】 芯材を金型内に設置し、該金型内に液状
ゴムを注入して、該芯材の外周面上に、表面に突起を有
する形状の外層材を形成することを特徴とする表面に突
起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法。 - 【請求項4】 液状ゴムとして液状シリコーンゴムを用
いる請求項3記載の表面に突起を有する写真現像機用ゴ
ムローラの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11785094A JPH07315617A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11785094A JPH07315617A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315617A true JPH07315617A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14721833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11785094A Pending JPH07315617A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 表面に突起を有する写真現像機用ゴムローラの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07315617A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0892320A3 (en) * | 1997-07-17 | 2000-07-26 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including porous cylindrical polyurethane sponge structure having skin layer having openings and alternate protrusions an recesses, and method of producing the same |
| EP0962834A3 (en) * | 1998-06-05 | 2000-07-26 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including cylindrical polyurethane sponge structure having helical protrusions on its outer surface |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11785094A patent/JPH07315617A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0892320A3 (en) * | 1997-07-17 | 2000-07-26 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including porous cylindrical polyurethane sponge structure having skin layer having openings and alternate protrusions an recesses, and method of producing the same |
| US6149564A (en) * | 1997-07-17 | 2000-11-21 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including porous cylindrical polyurethane sponge structure having skin layer having openings and alternate protrusions and recesses, and method of producing the same |
| EP0962834A3 (en) * | 1998-06-05 | 2000-07-26 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including cylindrical polyurethane sponge structure having helical protrusions on its outer surface |
| US6196958B1 (en) | 1998-06-05 | 2001-03-06 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Toner supply roll including cylindrical polyurethane sponge structure having helical protrusions on its outer surface |
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