JPH0731681A - 注射器用のハブ及び、ハブの接続構造及び、注射器及び、注射器の組立方法及び、注射器で使用するピストン - Google Patents
注射器用のハブ及び、ハブの接続構造及び、注射器及び、注射器の組立方法及び、注射器で使用するピストンInfo
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- JPH0731681A JPH0731681A JP5202643A JP20264393A JPH0731681A JP H0731681 A JPH0731681 A JP H0731681A JP 5202643 A JP5202643 A JP 5202643A JP 20264393 A JP20264393 A JP 20264393A JP H0731681 A JPH0731681 A JP H0731681A
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Abstract
全で、かつ手間をかけない作業とする。 【構成】先端に孔8aを介して筒状に形成されたハブ挿
着孔4bを有するシリンジ本体2の該ハブ挿着孔4bに
着脱自在に挿着されるハブ9は、ハブ挿着孔4bに挿入
され、またハブ挿着孔4bからシリンジ本体2内に引き
抜き得る筒状のハブ本体90を有し、ハブ本体90の外
周部に、溝状のハブ止溝10cを、ハブ止リブ7dと係
合し得るように環状に形成し、ハブ本体90の端面11
aに、注射針21を挿入し得る針挿入孔12を設け、ハ
ブ本体90の端面10bに、ピストン係合孔15を、ピ
ストン23と係合自在にかつ、針挿入孔12との間で流
通孔13を形成する形で設けて構成した。
Description
注射器用のハブ及び、ハブの接続構造及び、注射器の組
立方法及び、注射器で使用するピストンに関する。
を含んだ患者の血液等が付着しているので、二次感染を
防止するために、再使用しない使い捨て用の注射器が多
く使用されている。従来の使い捨て用の注射器は、使用
した後に廃棄処分するが、該注射器を取り扱う際に患者
の血液等が付着した注射針で手等を傷つけて、その傷口
を介して二次感染するといった危険を取り除く必要があ
るため、使用後にまず、該注射針をハサミ等で注射器か
ら切断して取り去り、次いで廃棄処分していた。
て用の注射器では、使用直後より注射針の切断までの間
は、注射針で手等を傷つけないように細心の注意を傾け
て該注射器を取り扱う必要があったため、この取り扱い
の作業は手間がかかるものであった。また、従来の使い
捨て用の注射器では、廃棄処分前に行う注射針の切断作
業が、手間がかかる作業であった。また、使用直後にピ
ストンの操作により、該ピストンと、注射針が接合され
ているハブとを互いに係合させて、該ハブとともに該注
射針を該注射器のシリンジ内に挿入させることにより、
使用直後より安全性を維持し、かつ注射針の切断作業を
省くことのできる使い捨て用の注射器が提案されてい
る。しかし、提案されている該注射器は構造が複雑であ
るため、組立が困難であると共に、操作が困難であっ
た。本発明は、上記事情に鑑み、使い捨て用の注射器に
おいて、使用直後より廃棄処分までの作業を安全で、か
つ手間をかけない作業とせしめ、組立及び、操作を容易
にせしめ得る、注射器用のハブ及び、ハブの接続構造及
び、注射器及び、注射器の組立方法及び、注射器で使用
するピストンを提供することを目的としている。
の発明は、ピストン(23)が摺動自在に装着されたシ
リンジ本体(2)を有し、該シリンジ本体(2)の先端
に、注射針導入穴(8a)を介して筒状に形成されたハ
ブ挿着穴(4b)を形成し、該ハブ挿着穴(4b)に対
して着脱自在に挿着される注射器用のハブ(9)におい
て、前記ハブ(9)は、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入
され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体
(2)内に引き抜き得る筒状のハブ本体(90)を有
し、前記ハブ本体(90)の外周部に、シ−ル部(10
c、57、61)を、前記ハブ挿着穴(4b)の内面と
係合し得るように、環状に形成し、前記ハブ本体(9
0)の一端(11a)に、注射針(21)を挿入し得る
針挿入孔(12)を、前記ハブ本体(90)の軸心方向
(矢印A、B方向)に設け、前記ハブ本体(90)の他
端(10b)に、ハブ側係合手段(15)を、前記ピス
トン(23)と係合自在にかつ、前記針挿入孔(12)
との間で連通空間(13、15)を形成する形で設けて
構成した。また、本発明のうち第2の発明は、第1の発
明のハブ(9)において、シ−ル部(10c)を溝の形
で形成して構成した。また、本発明のうち第3の発明
は、第1の発明のハブ(9)において、シ−ル部(5
7、61)を突条の形で形成して構成した。また、本発
明のうち第4の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を
介してハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体
(2)を有するシリンジ(100)に対して、注射器用
ハブ(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造
において、前記ハブ挿着穴(4b)に第1の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面にハブシ−ル部
(7a、7d、59)を環状に設けると共に、前記ハブ
本体(90)のシ−ル部(10c、57、61)を該ハ
ブシール部(7a、7d、59)に対して所定の接触圧
力(F1)で接触係合させた形で設けて構成した。ま
た、本発明のうち第5の発明は、先端に注射針導入穴
(8a)を介してハブ挿着穴(4b)が形成されたシリ
ンジ本体(2)を有するシリンジ(100)に対して、
注射器用ハブ(9)を着脱自在に接続したハブの接続構
造において、前記ハブ挿着穴(4b)に第2の発明のハ
ブ(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4
b)に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シ
リンジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿
入装着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面に突条が環
状に形成された形のハブシ−ル部(7d)を設けると共
に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部(10c)を該ハ
ブシール部(7d)に対して所定の接触圧力(F1)で
接触係合させた形で設けて構成した。また、本発明のう
ち第6の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介して
ハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体(2)を
有するシリンジ(100)に対して、注射器用ハブ
(9)を着脱自在に接続したハブの接続構造において、
前記ハブ挿着穴(4b)に第3の発明のハブのハブ本体
(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入され、また
該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体(2)内に
引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿
着穴(4b)の内周面に溝が環状に形成された形のハブ
シ−ル部(59)を設けると共に、前記ハブ本体(9
0)のシ−ル部(57)を該ハブシール部(59)に対
して所定の接触圧力(F1)で接触係合させた形で設け
て構成した。また、本発明のうち第7の発明は、第5又
は第6の発明のハブの接続構造において、前記シール部
(10c、57)の幅と前記ハブシール部(7d、5
9)の幅が相違するようにして構成した。また、本発明
のうち第8の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介
してハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体
(2)を有するシリンジ(100)に対して、注射器用
ハブ(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造
において、前記ハブ挿着穴(4b)に第3の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)と同一
の面上にハブシール部(7a)を設けると共に、前記ハ
ブ本体(90)のシ−ル部(57、61)を該ハブシー
ル部(7a)に対して所定の接触圧力(F1)で接触係
合させた形で設けて構成した。また、本発明のうち第9
の発明は、第4又は第5又は第6又は第8の発明のハブ
の接続構造において、前記ハブ本体(90)を前記注射
針導入穴(8a)側から前記ハブ挿着穴(4b)に対し
て挿着し得るようにして構成した。また、本発明のうち
第10の発明は、第4又は第5又は第6又は第8の発明
のハブの接続構造において、前記シリンジ本体(2)の
注射針導入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(5
0)を形成して構成した。また、本発明のうち第11の
発明は、第4の発明の接続構造をなすシリンジ(10
0)及びハブ(9)を有し、前記シリンジ本体(2)
に、該シリンジ本体(2)の内部を軸方向(矢印A、B
方向)に閉塞する形のピストン(23)を、前記シリン
ジ本体(2)に対して軸方向(矢印A、B方向)に移動
自在に設け、前記ピストン(23)に、前記ハブ(9)
のハブ側係合手段(15)と係合し得るピストン側係合
手段(31)を、前記ハブ側係合手段(15)に対向す
る形で設け、前記ハブ(9)の針挿入孔(12)に、注
射針(21)を設けて構成した。また、本発明のうち第
12の発明は、第5の発明の接続構造をなすシリンジ
(100)及びハブ(9)を有し、前記シリンジ本体
(2)に、該シリンジ本体(2)の内部を軸方向(矢印
A、B方向)に閉塞する形のピストン(23)を、前記
シリンジ本体(2)に対して軸方向(矢印A、B方向)
に移動自在に設け、前記ピストン(23)に、前記ハブ
(9)のハブ側係合手段(15)と係合し得るピストン
側係合手段(31)を、前記ハブ側係合手段(15)に
対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入孔(12)
に、注射針(21)を設けて構成した。また、本発明の
うち第13の発明は、第6の発明の接続構造をなすシリ
ンジ(100)及びハブ(9)を有し、前記シリンジ本
体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部を軸方向(矢
印A、B方向)に閉塞する形のピストン(23)を、前
記シリンジ本体(2)に対して軸方向(矢印A、B方
向)に移動自在に設け、前記ピストン(23)に、前記
ハブ(9)のハブ側係合手段(15)と係合し得るピス
トン側係合手段(31)を、前記ハブ側係合手段(1
5)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入孔
(12)に、注射針(21)を設けて構成した。また、
本発明のうち第14の発明は、第8の発明の接続構造を
なすシリンジ(100)及びハブ(9)を有し、前記シ
リンジ本体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部を軸
方向(矢印A、B方向)に閉塞する形のピストン(2
3)を、前記シリンジ本体(2)に対して軸方向(矢印
A、B方向)に移動自在に設け、前記ピストン(23)
に、前記ハブ(9)のハブ側係合手段(15)と係合し
得るピストン側係合手段(31)を、前記ハブ側係合手
段(15)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿
入孔(12)に、注射針(21)を設けて構成した。ま
た、本発明のうち第15の発明は、第12又は第13の
発明の注射器(1)において、前記シール部(10c、
57)の幅と前記ハブシール部(7d、59)の幅が相
違するようにして構成した。また、本発明のうち第16
の発明は、第11又12又は13又は14の発明の注射
器(1)において、前記ピストン(23)はピストン本
体(25)が操作部(27)と液押圧部(29、30、
33)の間で折取り自在に構成された。また、本発明の
うち第17の発明は、第16の発明の注射器(1)にお
いて、前記シリンジ本体(2)にピストンストッパ(3
b)を、前記ピストン(23)の液押圧部(29、3
0、33)が前記シリンジ本体(2)から抜け出さない
ように形成して構成した。また、本発明のうち第18の
発明は、第16の発明の注射器(1)において、前記ピ
ストン(23)のピストン本体(25)には折取り用切
欠き(26)が形成されている。また、本発明のうち第
19の発明は、第17の発明の注射器(1)において、
前記ピストン(23)のピストン本体(25)には折取
り用切欠き(26)が形成されている。また、本発明の
うち第20の発明は、第19の発明の注射器(1)にお
いて、前記切り欠き(26)は、前記ピストン(23)
が前記ピストンストッパ(3b)に当接した際に、前記
シリンジ本体(2)の端部(3a)に位置し得るように
形成された。また、本発明のうち第21の発明は、第1
1又は第12又は第13又は第14の発明の注射器
(1)を組立る際、ハブ(9)を、前記シリンジ本体
(2)のピストン装着側より前記ハブ挿着穴(4b)に
対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−
ル部(10c、57、61)と前記ハブ挿着穴(4b)
のハブシ−ル部(7a、7d、59)とを互いに弾性的
に係合させる形で設置し、前記シリンジ(100)に、
ピストン(23)を挿入し、前記ハブ(9)の針挿入孔
(12)に、注射針(21)を挿入接続して構成した。
また、本発明のうち第22の発明は、第11又は第12
又は第13又は第14の発明の注射器(1)を組立る
際、前記シリンジ(100)に、ピストン(23)を挿
入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針
導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴(4b)に対して
挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部
(10c、57、61)と前記ハブ挿着穴(4b)のハ
ブシ−ル部(7a、7d、59)とを互いに弾性的に係
合させる形で設置し、前記ハブ(9)の針挿入孔(1
2)に、注射針(21)を挿入接続して構成した。ま
た、本発明のうち第23の発明は、第11又は第12又
は第13又は第14の発明の注射器(1)を組立る際、
前記シリンジ(100)に、ピストン(23)を挿入
し、注射針(21)の装着された状態のハブ(9)を、
前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)側より
前記ハブ挿着穴(4b)に対して挿入し、前記ハブ
(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10c、57、6
1)と前記ハブ挿着穴(4b)のハブシ−ル部(7a、
7d、59)とを互いに弾性的に係合させる形で設置し
て構成した。また、本発明のうち第24の発明は、第1
1又は第12又は第13又は第14の発明の注射器
(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注射針導
入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(50)を形
成しておき、前記シリンジ(100)に、ピストン(2
3)を挿入し、注射針(21)の装着された状態のハブ
(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8
a)側より前記ハブ挿着穴(8a)に対して挿入し、前
記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10c、5
7、61)と前記ハブ挿着穴(4b)のハブシ−ル部
(7a、7d、59)とを互いに弾性的に係合させる形
で設置して構成した。また、本発明のうち第25の発明
は、第11又は第12又は第13又は第14の発明の注
射器(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注射
針導入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(50)
を形成しておき、前記シリンジ(100)に、ピストン
(23)を挿入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本体
(2)の注射針導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴
(4b)に対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ
(9)のシ−ル部(10c、57、61)と前記ハブ挿
着穴(4b)のハブシ−ル部(7a、7d、59)とを
互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記ハブ(9)
の針挿入孔(12)に、注射針(21)を挿入接続して
構成した。また、本発明のうち第26の発明は、内部
(2a)に液保持空間(53)が形成された筒状のシリ
ンジ(100)を有し、前記シリンジ(100)にハブ
(9)を着脱自在に挿着して設け、前記ハブ(9)の前
記液保持空間(53)に背向した側に注射針(21)を
接合して設け、前記ハブ(9)に、該ハブ(9)の前記
シリンジ(100)の液保持空間(53)に対向した端
部(10b)に開口部(17b)を形成する形でハブ側
係合手段(15)を、前記注射針(21)の液流通孔
(21a)と連通した連通空間(15、13)を形成す
る形で設け、前記シリンジ(100)に、該シリンジ
(100)の内部(2a)を軸方向(矢印A、B方向)
に閉塞する形のピストン(23)を、前記シリンジ(1
00)に対して軸方向(矢印A、B方向)に移動自在に
設け、前記ピストン(23)にピストン側係合手段(3
1)を、前記ハブ(9)のハブ側係合手段(15)に対
向する形で、該ハブ側係合手段(15)に対して挿入係
合自在に設け、前記ピストン側係合手段(31)に、該
ピストン側係合手段(31)が前記ハブ(9)と当接し
た際に、前記連通空間(15、13)と前記液保持空間
(53)を連通する第一バイパス手段(32、39)を
形成して構成した。また、本発明のうち第27の発明
は、第26の発明の注射器(1)において、前記第一バ
イパス手段は前記ピストン側係合手段(31)の表面
(31c)に沿って形成された溝(32)である。ま
た、本発明のうち第28の発明は、第26の発明の注射
器(1)において、前記第一バイパス手段は前記ピスト
ン側係合手段(31)に穿設された孔(39)である。
また、本発明のうち第29の発明は、内部(2a)に液
保持空間(53)が形成された筒状のシリンジ(10
0)を有し、前記シリンジ(100)にハブ(9)を着
脱自在に挿着して設け、前記ハブ(9)の前記液保持空
間(53)に背向した側に注射針(21)を接合して設
け、前記ハブ(9)に、該ハブ(9)の前記シリンジ
(100)の液保持空間(53)に対向した端部(10
b)に開口部(17b)を形成する形でハブ側係合手段
(15)を、前記注射針(21)の液流通孔(21a)
と連通した連通空間(13、15)を形成する形で設
け、前記ハブ(9)に、前記液保持空間(53)と前記
連通空間(13、15)とを連通する第二バイパス手段
(40、41)を形成し、前記シリンジ(100)に、
該シリンジ(100)の内部(2a)を軸方向(矢印
A、B方向)に閉塞する形のピストン(23)を、前記
シリンジ(100)に対して軸方向(矢印A、B方向)
に移動自在に設け、前記ピストン(23)にピストン側
係合手段(31)を、前記ハブ(9)のハブ側係合手段
(15)に対向する形で、前記ハブ側係合手段(15)
に対して挿入係合自在に設けて構成した。また、本発明
のうち第30の発明は、第29の発明の注射器(1)に
おいて、前記第二バイパス手段は前記ハブ側係合手段
(15)の表面(17a)に沿って形成された溝(4
0)である。また、本発明のうち第31の発明は、第2
9の発明の注射器(1)において、前記第二バイパス手
段は前記ハブ(9)に穿設された孔(41)である。ま
た、本発明のうち第32の発明は、第26の発明の注射
器(1)に使用されるピストン(23)において、前記
ピストン(23)はピストン本体(25)を有し、前記
ピストン本体(25)の先端側に、前記シリンジ(10
0)の内部(2a)を軸方向(矢印A、B方向)に閉塞
し得るとともに、前記シリンジ(100)の内部(2
a)を軸方向(矢印A、B方向)に摺動移動し得る押圧
部(29、30、33)を設け、前記押圧部(29、3
0、33)の先端側に、前記ハブ側係合手段(15)に
対して挿入係合自在なるピストン側係合手段(31)を
設け、前記ピストン側係合手段(31)に、該ピストン
側係合手段(31)が前記ハブ(9)と当接した際に、
前記連通空間(13、15)と前記液保持空間(53)
を連通する第一バイパス手段(32、39)を形成して
構成した。また、本発明のうち第33の発明は、第32
の発明のピストン(23)において、前記第一バイパス
手段は前記ピストン側係合手段(31)の表面(31
c)に沿って形成された溝(32)である。また、本発
明のうち第34の発明は、第32の発明のピストン(2
3)において、前記第一バイパス手段は前記ピストン側
係合手段(31)に穿設された孔(39)である。ま
た、本発明のうち第35の発明は、ピストン(23)が
摺動自在に装着されたシリンジ(100)に対して挿着
される注射器用のハブ(9)において、前記ハブ(9)
は、前記シリンジ(100)に着脱自在に挿着され得る
ハブ本体(90)を有し、前記ハブ本体(90)の一端
(11a)に、注射針(21)を挿入し得る針挿入部
(12)を、前記ハブ本体(90)の軸心方向(矢印
A、B方向)に設け、前記ハブ本体(90)に、該ハブ
本体の他端(10b)に開口部(17b)を形成する形
でハブ側係合手段(15)を、前記針挿入部(21)と
連通した連通空間(13、15)を形成する形で設け、
前記ハブ本体(90)に、該ハブ本体(90)が前記シ
リンジ(100)に挿着された際に、前記シリンジ(1
00)内部の液保持空間(53)と前記連通空間(1
3、15)とを連通する第二バイパス手段(40、4
1)を形成して構成した。また、本発明のうち第36の
発明は、第35の発明のハブ(9)において、前記第二
バイパス手段は前記ハブ側係合手段(15)の表面(1
7a)に沿って形成された溝(40)である。また、本
発明のうち第37の発明は、第35の発明のハブ(9)
において、前記第二バイパス手段は前記ハブ本体(9)
に穿設された孔(41)である。なお、( )内の番号
等は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもの
であり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束され
るものではない。以下の作用の欄についても同様であ
る。
の発明によるハブ(9)は、シ−ル部(10c、57、
61)においてハブとハブ挿着穴(4b)はシールされ
る。また、本発明のうち第4乃至第6及び、第八の発明
による接続構造では、ハブ挿着穴(4b)とハブ(9)
とは、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ−ル部
(10c、57、61)との間において接触係合し、ハ
ブシ−ル部(7d、59、7a)とシ−ル部(10c、
57、61)との間は所定の接触圧力によりシ−ルされ
る。また、本発明のうち第7の発明による接続構造で
は、第4乃至第6及び、第8の発明による接続構造と同
様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7d、59)
とシ−ル部(10c、57)との間が2ヵ所における点
接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第9の発明に
よる接続構造では、第4乃至第6及び、第8の発明によ
る接続構造と同様に作用すると共に、更にハブ組立の
際、シリンジ本体(2)の内部(2a)を介さない。ま
た、本発明のうち第10の発明による接続構造では、第
4乃至第6及び、第8の発明による接続構造と同様に作
用すると共に、更に組立の際、スリット(50)により
分割されたシリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)
の周囲が、注射針導入穴(8a)の径を広げる形で膨張
する。また、本発明のうち第11乃至第14の発明によ
る注射器(1)は、使用中に、ハブ挿着穴(4b)とハ
ブ(9)とが、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ
−ル部(10c、57、61)との間においてシ−ル状
態を維持した形で接触係合し、使用後に、ピストン(2
3)の軸方向の操作により、該ピストン(23)とハブ
(9)とを係合させて、ハブ(9)及び、注射針(2
1)をシリンジ本体(2)の内部(2a)に挿入格納さ
せる。また、本発明のうち第15の発明による注射器
(1)は、第11乃至第14の発明による注射器(1)
と同様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7d、5
9)とシ−ル部(10c、57)との間が2ヵ所におけ
る点接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第16の
発明による注射器(1)は、第11乃至第14の発明に
よる注射器(1)と同様に作用すると共に、更にハブ
(9)及び、注射針(21)の挿入格納後、ピストン
(23)を2つに分離する。また、本発明のうち第17
の発明による注射器(1)は、第16の発明による注射
器(1)と同様に作用すると共に、更にピストンストッ
パ(3b)によりピストン(23)の移動が停止され
る。また、本発明のうち第18の発明による注射器
(1)は、第16の発明による注射器(1)と同様に作
用すると共に、更に折り取りの際の曲げ応力が切欠き
(26)に加わる。また、本発明のうち第19の発明に
よる注射器(1)は、第17の発明による注射器(1)
と同様に作用すると共に、切欠き(26)に折り取りの
際の曲げ応力が加わる。また、本発明のうち第20の発
明による注射器(1)は、第19の発明による注射器
(1)と同様に作用すると共に、更にピストンストッパ
(3b)とシリンジ本体(2)の端部(3a)が支点と
なって折り取りの際の曲げ応力が切欠き(26)に作用
する。また、本発明のうち第21の発明による組立方法
は、ハブ(9)の挿入装着をピストン挿着側よりを行
う。また、本発明のうち第22及び第23の発明による
組立方法は、ハブ(9)を、シリンジ本体(2)の内部
(2a)を介さずに、注射針導入穴(8a)側より挿入
装着する。また、本発明のうち第24及び第25の発明
による組立方法は、ハブ(9)の挿入装着を、シリンジ
本体(2)の内部(2a)を介さずに、注射針導入穴
(8a)側より行うと共に、スリット(50)により分
割されたシリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)の
周囲を、注射針導入穴(8a)の径を広げる形で膨張さ
せて行う。また、本発明のうち第26乃至第28及び、
第32乃至第34の発明は、ハブ側係合手段(15)と
ピストン側係合手段(31)とを係合させる際、ハブ
(9)とピストン(23)の間の液保持空間(53)で
圧迫され昇圧した、残留した薬液などが、第一バイパス
手段(32、39)を介して注射針(21)の液流通孔
(21a)側に適宜流出する。また、本発明のうち第2
9乃至第31及び、第35乃至第37の発明は、ハブ側
係合手段(15)とピストン側係合手段(31)とを係
合させる際、ハブ(9)とピストン(23)の間の液保
持空間(53)で圧迫され昇圧した、残留した薬液など
が、第二バイパス手段(40、41)を介して注射針
(21)の液流通孔(21a)側に適宜流出する。
模式断面図、図2は、図1に示す注射器の全体図、図3
は、図1に示す注射器のハブ係合部の挿入部を図中の矢
印B方向に見た図、図4は、図1に示す注射器のハブ挿
着部を図中の矢印B方向に見た図、図5は、図1に示す
注射器においてピストンの折り取りを行っている図、図
6は、本発明による注射器のうち、ハブ側にシールリブ
が形成され、ハブ挿入孔側にシール溝が形成された注射
器の一例を示した模式断面図、図7は、本発明による注
射器のうち、ハブ側にシールリブが形成され、ハブ挿入
孔側のハブシール部がハブ挿入孔の内周面に一致する形
の注射器の一例を示した模式断面図、図8は、本発明に
よる注射器のうち、ハブ側にヒダ部が形成され、ハブ挿
入孔側のハブシール部がハブ挿入孔の内周面に一致する
形の注射器の一例を示した模式断面図、図9は、本発明
による注射器のうち、第一バイパス手段がバイパス孔で
ある形の注射器の一例を示した模式断面図、図10は、
本発明による注射器のうち、第二バイパス手段がハブバ
イパス溝である形の注射器の一例を示した模式断面図、
図11は、本発明による注射器のうち、第二バイパス手
段がハブバイパス孔である形の注射器の一例を示した模
式断面図である。
に、樹脂製のシリンジ100を有しており、シリンジ1
00には、シリンジ本体2が設けられている(なお、図
2は注射器1の模式断面図であるが、便宜上、後述する
ピストン23の一部においては、断面でなく側面を示し
てある。)。また、シリンジ本体2には、円筒状に形成
された主円筒部3が設けられている。ここで、主円筒部
3の軸心方向即ち、軸心P1に平行な正逆両方向を図の
矢印A方向(即ち、図2の紙面左方向)及び、矢印B方
向(図2の紙面右方向)とする。主円筒部3の外周側に
は、該主円筒部3の矢印B側(図2の紙面右側)の開口
端部3a付近において、注射器支持部5が該主円筒部3
に対してツバ状に設けられており、主円筒部3の内周面
3c側には、前記開口端部3a付近において、主円筒部
3の軸心P1に向かう方向即ち、図の矢印D方向に突起
した係止リブ3bが、該内周面3cに沿って円環状に形
成されている。主円筒部3の矢印A側(図2の紙面左
側)には、内部が矢印A方向に向かって収斂した漏斗形
状のテーパ部6が、該主円筒部3に一体的に連続する形
で形成されている。なお、主円筒部3の内部と、テーパ
部6の内部とは、矢印A、B方向に連通しており、これ
ら両内部を合わせた空間をシリンジ本体2の内部空間2
aとする。
2の先端側には、図1及び、図2に示すように、ハブ挿
着部4が、該テーパ部6に一体的に連続する形で形成さ
れており、ハブ挿着部4は小円筒部7を有している。小
円筒部7は前記テーパ部6に一体的に連続する形で形成
されていると共に、主円筒部3と同心状に形成されてお
り、小円筒部7の内径は、前記主円筒部3の内径よりも
小さく形成されている。小円筒部7の内側は、ハブ挿着
孔4bとなっており、ハブ挿着孔4bには、前記軸心P
1に向かって突起したハブ止リブ7dが形成されてい
る。ハブ止リブ7dは円環状に小円筒部7の平滑な内周
面7aに沿って形成されており、ハブ止リブ7dの、前
記軸心P1を含む平面による断面(即ち、図1において
示される断面)は円弧状になっている。一方、小円筒部
7の外周面7f側には、補強用リブ7cが、小円筒部7
を挾んでハブ止リブ7dと対応した位置に、円環状に設
けられている。また、小円筒部7には、図1及び、図4
に示すように、該小円筒部7の外径と等しい外径をもつ
円板状に形成された端壁8が設けられており、端壁8
は、該端壁8の矢印B側の壁面8bと、小円筒部7の矢
印A側の端部7bとが互いに接する形で、小円筒部7と
一体的に設けられている。端壁8には、該端壁8の表裏
両壁面を矢印A、B方向に貫通する形の円形断面の孔8
aが、前記軸心P1を中心にして設けられており、孔8
aの矢印A側は、矢印A方向に断面内径が拡大するテー
パ状に形成されている。更に、端壁8及び、小円筒部7
に亙って、図1及び、図4に示すように、3本のスリッ
ト50が形成されている。スリット50は、端壁8にお
いては、軸心P1に対して放射方向即ち、図4の矢印
C、D方向(但し、矢印C方向は矢印D方向の反対方
向)に伸延した形で、かつ端壁8に設けられた孔8aに
連絡された形で形成されており、小円筒部7において
は、矢印A、B方向に平行な形で形成されている。な
お、スリット50は、前記ハブ止リブ7d及び、前記補
強用リブ7cよりも矢印A側の位置で、前記ハブ止リブ
7d及び、前記補強用リブ7cに到達しない形で形成さ
れている。ハブ挿着部4は、以上のように構成されてお
り、シリンジ100は、注射器支持部5及び、シリンジ
本体2を構成する主円筒部3、テーパ部6、ハブ挿着部
4が一体成型される形で構成されている。
製で、かつシリンジ100よりも硬質のハブ9が設けら
れている。ハブ9は、図1に示すように、ハブ本体90
を有しており、ハブ本体90には長手方向が前記矢印
A、B方向に平行で、前記軸心P1を軸心とした円柱状
の主円柱部10が設けられている。また、主円柱部10
の平滑な外周面10f側にはハブ止溝10cが形成され
ており、ハブ止溝10cは、主円柱部10の外周側に沿
って円環状に形成されている。主円柱部10の矢印A側
の端面10a側には、矢印A、B方向に伸延した形の小
円柱部11が、該主円柱部10と同心状で、かつ一体的
に設けられている。ハブ9は、図1に示すように、該ハ
ブ9の主円柱部10をハブ挿着部4のハブ挿着孔4bに
挿入し、該ハブ9の小円柱部11を端壁8の孔8aに貫
通挿入させた形で設けられている。また、ハブ挿着部4
のハブ止リブ7dとハブ9のハブ止溝10cとは、互い
に対応整合した位置に存在しており、従って、ハブ止リ
ブ7dは、その矢印D側の円弧状の先端側を、該ハブ止
リブ7dと整合対応した位置に存在するハブ止溝10c
に挿入させる形でハブ止溝10cに係合している。な
お、ハブ止リブ7dの矢印A、B方向の幅はハブ止溝1
0cの矢印A、B方向の幅よりも広いので、ハブ止リブ
7dは、その円弧状の先端の矢印A側及び、矢印B側の
シール部7e、7eにおいて、ハブ止溝10cの矢印
A、B両側の開口端部10e、10eと当接する形でハ
ブ止溝10cに係合している。なお、小円筒部7の内周
面7aは、ハブ止リブ7d以外では、ハブ9の外周面1
0fと接触しておらず、内周面7aと外周面10fとの
間には隙間空間49が形成されている(但し、後述する
ハブ挿着部4へのハブ9の挿着及び、後述するハブ挿着
部4からのハブ9の引き抜きが容易に行われるならば、
小円筒部7の内周面7aのうちハブ止リブ7d以外の箇
所とハブ9の外周面10fとが接触していてもよ
い。)。また、ハブ9の主円柱部10の矢印B側の端面
10bは、ハブ挿着孔4bと前記内部空間2aとの境界
(即ち、小円筒部7の内部とテーパ部6の内部との境
界)よりも矢印A側に位置しており、ハブ挿入孔4bの
内部のうち該端面10bより矢印B側の空間は孔内空間
4aとなっている。
bにハブ9が設けられた状態において、小円筒部7が矢
印C方向に膨張した形で弾性変形している。つまり、小
円筒部7の弾性変形による復元力が、小円筒部7のハブ
止リブ7dを介してハブ9に伝達されている。即ち、ハ
ブ止リブ7dとハブ9との間では、これら両者の接触箇
所であるシール部7eとハブ止溝10cの開口端部10
eとの間において、前記復元力による所定のシール圧F
1が互いに作用しあっており、これらシール部7eと開
口端部10eとの間は水密或いは、気密状態になってい
る。なお、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと対応し
た位置に設けられている補強用リブ7cにより、小円筒
部7においては、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d
付近の剛性が高められており、小円筒部7の弾性変形に
よる前記所定の復元力が効率よく得られるようになって
いる(なお、この補強リブ7cは、無くてもよいことは
勿論である)。
挿入孔12が設けられており、針挿入孔12は、ハブ9
のうち小円柱部11の矢印A側の端面11aに前記軸心
P1を中心とした円形の開口部12aを形成すると共
に、該端面11aより矢印B方向に伸延する形で設けら
れている。また、針挿入孔12の矢印B側の端部12b
は、前記主円柱部10内部に達しており、該端部12b
は、主円柱部10による壁面10dに接している。な
お、針挿入孔12の途中には、針挿入孔12の径が矢印
B方向に向かって収斂したテーパ部が適宜形成されてい
る。一方、ハブ9の主円柱部10には、前記針挿入孔1
2の矢印B側に隣接する形で、流通孔13が設けられて
おり、流通孔13は、前記軸心P1を中心とし、針挿入
孔12の端部12bでの径よりも径の小さな円柱状に設
けられている。また、流通孔13は、主円柱部10の前
記壁面10dに円形の開口部を形成する形で、前記針挿
入孔12と連通して設けられている。更に、ハブ9の主
円柱部10には、前記流通孔13の矢印B側に連通隣接
する形で、軸心P1に垂直な断面が円形のピストン係合
孔15が軸心P1と同心状に設けられており、ピストン
係合孔15の矢印B側は主円柱部10の端面10bにお
いて外部に開口する開口部17bを形成している。ピス
トン係合孔15は2つの部分即ち、矢印A側の係合保持
部16と矢印B側の導入部17からなっており、係合保
持部16は軸心P1と同心状の略円柱形状で、その矢印
A側及び、矢印B側の両端部側はそれぞれ径が矢印A方
向及び、矢印B方向に向かってそれぞれ収斂するテーパ
形状になっている。また、係合保持部16の矢印A側の
端部側は、前記流通孔13によって連通隣接されてい
る。係合保持部16の矢印B側の端部には、導入部17
が連通隣接しており、導入部17の径は矢印B方向に向
かって拡大している。よって、主円柱部10のうち、係
合保持部16に面した壁面16aと、導入部17に面し
た壁面17aとによって挾まれた部分は、係合保持部1
6と導入部17との境界部19を頂点とした形で軸心P
1に向かって突出した突出部20を形成している。
び図2に示すように、注射針21が挿入されていおり、
注射針21は、先端側がシリンジ本体2の外部側に位置
し、後端部側より針挿入孔12に挿入されている。ま
た、注射針21の後端は、針挿入孔12の矢印B側に形
成された前記壁面10dに当接しており、注射針21の
先端から後端側に貫通されて設けられた媒体流通孔21
aと前記流通孔13とは互いに矢印A、B方向に連通隣
接している。また、針挿入孔12には、注射針21とハ
ブ9との間を充填する形で接着剤22が注入され固結さ
れている。
に、ピストン23が設けられている(なお、図2は、注
射器1の模式断面図であるが、ピストン23のうち、後
述するピストン本体25、外押圧板27、内押圧板2
9、パッキン支持部30、ハブ係合部31については、
便宜上、断面でなく側面を示している。)。ピストン2
3は、矢印A、B方向に伸延した棒状のピストン本体2
5を有しており、ピストン本体25は、矢印A、B方向
に偏長な長方形板状の2つの合同な平板部25aが、断
面が十字状を成す形で一体的に交差して設けられてい
る。平板部25aの板面の矢印A、B方向に垂直な幅
は、前記主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内径
に略等しく、ピストン本体25は、該ピストン本体25
の矢印A側より、主円筒部3に、開口端部3aを通して
挿入された形で設けられている。ピストン本体25の各
平板部25aには、矢印A側寄りにおいて、各平板部2
5aの両側部よりピストン本体25の軸心(即ち、軸心
P1)方向に楔形の切欠き26が設けられている。4ヵ
所の切欠き26は、矢印A、B方向において互いに整合
した位置に設けられている。また、ピストン本体25の
矢印B側の端部側には、板面が矢印A、B方向に垂直な
円形板状の外押圧板27がピストン本体25と一体的に
設けられている。ピストン本体25の矢印A側の端部側
には、板面が矢印A、B方向に垂直な円形板状の内押圧
板29がピストン本体25と一体的に、かつ同心状に設
けられており(従って、内押圧板29は主円筒部3の内
部に位置しており)、内押圧板29の径は、前記主円筒
部3の内径に略等しくなっている(従って、内押圧板2
9の径は、主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内
径よりも大きい。)。内押圧板29には、図2に示すよ
うに、その矢印A側にパッキン支持部30が設けられて
おり、パッキン支持部30には、矢印A、B方向に伸延
した円柱状の円柱部30aが、内押圧板29と同心状に
設けられている。円柱部30aの径は、内押圧板29の
径よりも小さくなっており、円柱部30aは、内押圧板
29の矢印A側に、内押圧板29と一体的に設けられて
いる。円柱部30aの矢印A側には、図1及び、図2に
示すように、円柱部30aと同心状に矢印A、B方向に
伸延し、かつ前記小円筒部7の内径に略等しい外径をも
つ円柱状の挿入円柱部30bが、円柱部30aと一体的
に設けられている。更に、挿入円柱部30bの矢印A側
にはハブ係合部31が設けられており、ハブ係合部31
には、図1及び、図3に示すように、矢印A、B方向に
伸延した円柱状の円柱部31aが、挿入円柱部30bと
同心状に設けられている。円柱部31aの径は、挿入円
柱部30bの径よりも小さくなっており、円柱部31a
は、挿入円柱部30bの矢印A側に、挿入円柱部30b
と一体的に設けられている。円柱部31aの矢印A側に
は径が円柱部31aより大きな半球状の挿入部31b
が、球面31c側を矢印A側に向ける形で円柱部31a
と一体的に設けられており、挿入部31bにはその矢印
A側先端部から矢印B側に向かって、球面31cに沿っ
た形の複数の筋状の溝32が設けられている。なお、円
柱部31aの径は、前記ハブ9に設けられたピストン係
合孔15の境界部19における内径に略等しくなってお
り、従って、挿入部31bの径は、境界部19の径より
も大きくなっている。また、挿入部31bは、前記ピス
トン係合孔15の係合保持部16に充分挿入保持され得
る大きさになっている。
すように、可撓性のある樹脂からなるパッキン33が支
持されて設けられている。パッキン33は、シリンジ1
00の主円筒部3の内部に整合して挿入されたパッキン
本体35を有しており、パッキン本体35には、該パッ
キン本体35を矢印A、B方向に貫通する形の係合孔3
5aが設けられている。また、係合孔35aには、パッ
キン支持部30の円柱部30a及び、挿入円柱部30b
の一部が貫通した状態になっている。つまり、パッキン
33は、係合孔35aにパッキン支持部30を貫通させ
る形で該パッキン支持部30と係合しており、係合によ
って該パッキン支持部30に支持されて設けられてい
る。なお、係合孔35aにおけるパッキン33とパッキ
ン支持部30との間は密着状態即ち、水封気封状態にな
っている。また、パッキン本体35の矢印B側の端部
は、内押圧板29により矢印A方向の力を受けやすいよ
うに、該内押圧板29に当接している。また、パッキン
本体35の矢印A側は、前記シリンジ本体2のテーパ部
6の内部に自然状態で整合して挿入し得る形状即ち、外
径が矢印A方向に向かって縮小するテーパ状に形成され
たテーパ部35bとなっている。なお、係合孔35aを
貫通した状態のパッキン支持部30の挿入円柱部30b
の矢印A側の一部分は、テーパ部35bよりも更に矢印
A側に突出している。なお、パッキン33のテーパ部3
5bが前記シリンジ本体2のテーパ部6の内部に自然状
態において整合し挿入した状態では、図1に示すよう
に、該パッキン33を係合しているパッキン支持部30
の挿入円柱部30bがシリンジ本体2のハブ挿入孔4b
に挿入した状態になり、ハブ係合部31の挿入部31b
の球面31cが、前記ピストン係合孔15の導入部17
に面した壁面17aに接した状態になるように、パッキ
ン支持部30及び、パッキン33の形状が設定されてい
る。また、パッキン33のパッキン本体35の外径は、
前記内押圧板29と略同径になっているが、パッキン本
体35の外周側には、該パッキン本体35の外周に沿っ
た形の円環状のヒダ35cが、矢印A、B方向に並んで
二重に形成されている。従って、パッキン33は、パッ
キン本体35のうちヒダ35c付近が軸心P1に向かう
方向即ち、矢印D方向に弾性変形による縮小をする形で
シリンジ本体2の主円筒部3に挿入されている。つま
り、パッキン33と主円筒部3とは、ヒダ35cと内周
面3cとにおいて密着した状態になっており、パッキン
33と主円筒部3との間は水封気封にシールされてい
る。また、シリンジ本体2の主円筒部3の内周面3cは
滑らかに形成されており、従って、パッキン33が挿着
されたピストン23は、主円筒部3の内部空間2aにお
いて矢印A、B方向に摺動移動自在になっている。
り、該注射器1を組立る際には、以下の手順で行う。即
ち、注射器1の構成部品であるシリンジ100、ハブ
9、注射針21、ピストン23、パッキン33を準備し
て、まず初めに、ピストン23にパッキン33を挿着す
る。即ち、ピストン23のハブ係合部31のうち挿入部
31bを、パッキン33の係合孔35aの図中矢印B側
の開口端部に整合して、そのままパッキン33に対して
ピストン23を矢印A方向に押圧する形で、パッキン3
3の可撓性を利用して該係合部31より、ピストン23
のパッキン支持部30を係合孔35aに圧入する。パッ
キン支持部30が係合孔35aに圧入される形で、パッ
キン支持部30が係合孔35aに所定の状態で係合する
ことにより、ピストン23に対するパッキン33の挿着
を完了する。次いで、パッキン33を挿着したピストン
23を、シリンジ本体2に挿入する。即ち、ピストン2
3に挿着されているパッキン33のテ−パ部35b側を
開口端部3aに整合した後、ピストン23をシリンジ本
体2に対して矢印A方向に押圧することによって、パッ
キン33はシリンジ本体2の内部空間2aに滑る形で挿
入され、該パッキン33を挿着したピストン23はシリ
ンジ本体2に挿入される。なお、ピストン23を矢印A
方向に挿入することにより、パッキン33及び、内押圧
板29は、主円筒部3のうちその内径が縮小した係止リ
ブ3bの位置を通過する。パッキン33及び、内押圧板
29をもって、これらパッキン33及び、内押圧板29
の外径よりも小なる内径をもつ該係止リブ3bの位置を
通過させる際には、ピストン23を矢印A方向に更に大
きな力で押圧することによって、内押圧板29から係止
リブ3bに、この押圧による応力を与えて、主円筒部3
の係止リブ3b付近の内径を拡大させ、或いは、パッキ
ン33に係止リブ3bからこの押圧に対する反力を受け
させて、該反力によりパッキン33の外径を適宜縮小さ
せる形で通過させる。更に、ピストン23を矢印A方向
に滑る形で挿入させ、パッキン33のテ−パ部35b
が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部に整合し挿入す
る位置までピストン23を挿入させ、ピストン23の挿
入を終える。
よりハブ9を、ハブ挿着孔4bに挿着する。即ち、ハブ
9を、該ハブ9の矢印B側の端面10bを、端壁8の孔
8aに整合させて、そのまま矢印B方向に該ハブ9を押
圧する。ところで、ハブ挿着部4の端壁8側には、上述
したように、3つの前記スリット50が設けられてお
り、ハブ挿着部4の端壁8側は3つの部分に分割されて
いる。また、押圧することにより、該ハブ9の端面10
b側付近の周囲と端壁8の孔8aに面したテ−パ状のテ
ーパ面8cとが互いに押圧する形で当接して、ハブ挿着
部4の前記分割された部分には、これら分割された部分
を矢印C方向に弾性屈曲変形させようとする作用力が働
く。ハブ挿着部4のこれら分割された部分は、ハブ挿着
部4のうち分割されていない他の部分に比べて構造上矢
印C方向に弾性屈曲変形しやすいので、ハブ9を押圧す
るに従って、ハブ挿着部4のこれら分割された部分は矢
印C方向に弾性屈曲変形し、よって孔8aの径が拡大さ
れる。ハブ9を更に押圧して、孔8aの径をハブ9の主
円柱部10の外径まで拡大させて、該ハブ9をハブ挿着
孔4bに挿入して行き、該ハブ9の主円柱部10を完全
にハブ挿着孔4bに挿入して該ハブ9の押圧挿入を停止
する。なお、ハブ9の主円柱部10の外周面10fと、
小円筒部7のうちハブ止リブ7dが形成されていない部
分の内周面7aとの間には隙間空間49が形成されてい
るので(或いは、隙間空間49が形成されていなくとも
外周面10fと、ハブ止リブ7d以外の内周面7aとの
間には摩擦抵抗等の大きな接触がないので)、該ハブ9
は、小円筒部7の孔内空間4aにスム−ズに挿入され
る。また、該ハブ9の主円柱部10が完全にハブ挿着孔
4bに挿入された位置では、小円柱部11は、孔8aに
貫通挿入している。また、ハブ挿着部4のハブ止リブ7
dと、ハブ9のハブ止溝10cとの位置関係は、主円柱
部10がハブ挿着孔4bに完全に挿入されると同時に互
いに整合対応した位置に存在するようになっており、ハ
ブ止リブ7dのシ−ル部7e、7eと、ハブ止溝10c
の開口端部10e、10eによって互いに当接する形で
係合している。以上のように、シリンジ本体2に対する
ハブ9の挿着を完了する。なお、挿着が完了したハブ9
は、前記ピストン23のハブ係合部31の挿入部31b
が、該挿入部31bの球面31c側を、該ハブ9に設け
られたピストン係合孔15の導入部17に面した壁面1
7aに接する形で存在している。また、シリンジ本体2
に対するハブ9の挿着作業は、ハブ9を押圧して挿着す
ればよく、複雑な組立操作を伴わず容易である。
1を挿入し接着する。つまり、注射針21を、図1及
び、図2に示すように、該注射針21の後端側より、針
挿入孔12に矢印B方向に挿入し、該後端が、針挿入孔
12の奥のハブ9による壁面10dに当接するまで挿入
する。挿入の後、針挿入孔12におけるハブ9と注射針
21との間の隙間に接着剤22を充填して、該接着剤2
2を固結させ、ハブ9に対する注射針21の挿入接着が
完了する。なお、針挿入孔12には、矢印B方向に向か
って内径が縮小したテーパ状に形成された箇所が適宜設
けられているため、接着剤22は、該針挿入孔12の矢
印B側の奥端まで充分に流入され、接着剤22の充填が
確実に行われる。注射針21の挿入接着完了をもって注
射器1の組立てが完了する。なお、注射器1の組立て
は、上述のように、大部分の作業(即ち、注射針21の
挿入固定の作業を除いてた全ての作業)が、押圧するこ
とによって行われるため、注射器1の組立ては、複雑な
作業を伴わず容易であり、また、ハブ9は、ピストン2
3がシリンジ本体2に挿入された後に挿着されるので、
ハブ9の挿着作業に際して塵埃等が内部空間2aに進入
することは極力防止される。なお、上述した組立は、注
射針21を予めハブ9に挿入接着した状態で該注射針2
6の挿入接着されたハブ9をシリンジ本体2に挿着する
手順で行ってもよい。
1を使用し、使用の後、廃棄するには、次のように行
う。まず、注射器1の注射針21を、図示しない薬ビン
に入っている注射媒体52の中に進入させ、ピストン2
3をシリンジ本体2に対して矢印B方向に引っ張り、差
圧により、該薬ビンの中の注射媒体52を、注射針21
の媒体流通孔21a及び、ハブ9の流通孔13、ピスト
ン係合孔15を通して、ハブ挿着部4のハブ9より図1
右方の孔内空間4a及びシリンジ本体2の内部空間2a
のうちピストン23よりも注射針21側の空間からなる
媒体保持空間53に流入させて、注射器1に注射媒体5
2を充填する。なお、注射媒体52の充填の際、ハブ9
には外部と媒体保持空間53との間の差圧により矢印B
方向の差圧力が作用するが、ハブ挿着部4のもつ矢印D
方向の復元力が、上述したように所定の大きさに設定さ
れていることより、予想される最大の差圧力に対しても
ハブ9とハブ挿着部4との間では矢印A側及び、矢印B
側の各シール部7eと各開口端部10eの間でシール圧
F1が作用しており、ハブ止リブ7dとハブ9との間の
シールが外れない。
針21を、患者の注射部位に突き差す。次いで、ピスト
ン23の外押圧板27を矢印A方向に押し、ピストン2
3をシリンジ本体2に対して矢印A方向に駆動させる。
媒体保持空間53の注射媒体52は加圧されて、ハブ9
のピストン係合孔15及び、流通孔13及び、注射針2
1の媒体流通孔21aを介して患者の注射部位における
体内に流入する。なお、注射媒体52が加圧され、注射
媒体52に隣接しているハブ9の端面10b側より、該
ハブ9には注射媒体52の圧力による作用力が矢印A方
向に加わるが、ハブ挿着部4のもつ矢印D方向の復元力
が、上述したように所定の大きさに設定されていること
より、予想される最大の作用力に対してもハブ9とハブ
挿着部4との間では矢印A側及び、矢印B側の各シール
部7eと各開口端部10eの間でシール圧F1が作用し
ており、ハブ止リブ7dとハブ9との間のシールが外れ
ない。注射媒体52を所定の量まで患者の注射部位にお
ける体内に流入させた後、従って、パッキン33のテー
パ部35bが、シリンジ本体2のテーパ部6の内部に整
合して挿入し、ピストン23のハブ係合部31の挿入部
31bが、図1に示すように、ハブ9のピストン係合孔
15の導入孔17における壁面17aに当接するまでピ
ストン23を駆動させた後、注射器1を全体を患者に対
して矢印B方向に引っ張り、注射針21を患者の注射部
位から引き抜く。
作を以下のように行う。注射針収納動作は、まずピスト
ン23とハブ9との係合動作を以下のように行う。即
ち、ピストン23の外押圧板27を指で、更に矢印A方
向に押圧して、パッキン33をシリンジ本体2のテーパ
部6に押圧して弾性縮小させながら、パッキン支持部3
0の挿入円柱部30b及び、ハブ係合部31を、ハブ挿
着孔4b中において矢印A方向に押圧移動させ、ハブ係
合部31の挿入部31bをピストン係合孔15の導入部
17から係合保持部16に向かって矢印A方向に押圧移
動させる。つまり、ピストン23を矢印A方向に押圧移
動させることによって、挿入部31bは、導入部17に
おける壁面17aに押圧される。しかし、挿入部31b
の矢印A側は球面31cとなっており、従って、挿入部
31bは軸心P1に垂直な断面が矢印A方向に向かって
縮小する形に形成されており、挿入部31bはこの球面
31cにおいて壁面17aに押圧される。また、導入部
17も、その内部が矢印A方向に向かって縮小するテー
パ状に形成されている。従って、挿入部31bを導入部
17において矢印A方向に押圧させることにより、挿入
部31bと壁面17aを形成する突出部20との両者間
においてそれぞれ作用している押圧による応力が、挿入
部31bに対してはその軸心P1に垂直な断面積を弾性
的に縮小させる形で、突出部20に対しては導入部17
の内部を矢印C方向に弾性的に拡大させる形で、それぞ
れ効果的に作用する。結局、挿入部31bの軸心P1に
垂直な断面積が縮小され、導入部17の内部が矢印C方
向に拡大されることによって、矢印A方向に押圧されて
いる挿入部31bは導入部17において矢印A方向に移
動する。
においては、図1に示すように、ハブ9の端面10bと
ピストン23側の挿入円柱部30bとの間に存在する孔
内空間4a(即ち、媒体保持空間53)には、残留した
注射媒体52で充満されている。また、注射針収納動作
を開始して上述したようにピストン23を矢印A方に押
圧移動させることによって、残留した注射媒体52は加
圧される。しかし、挿入部31bには上述したように複
数の溝32が設けられており、挿入部31bと壁面17
aとが押圧当接した際にも、これら溝32は閉塞されな
いようになっている。従って、挿入部31bと壁面17
aとが押圧当接した際にも、孔内空間4a側と係合保持
部16側とはこれら溝32を連通しており、孔内空間4
aの加圧された残留した注射媒体52は、これら溝32
を介して係合保持部16側に流動し、更に、流通孔1
3、注射針21の媒体流通孔21aを介して外部に排出
される。つまり、注射針収納動作を開始してピストン2
3を矢印A方に押圧移動させるた際にも、孔内空間4a
で加圧される残留した注射媒体52は適宜外部に排出さ
れて、その圧力を極力上昇させることがないので、ピス
トン23には残留した注射媒体52の圧力による抵抗が
極力かからず、ピストン23は極力小さな力で矢印A方
に押圧移動される。
圧し、該挿入部31bを導入部17において矢印A方向
に更に移動させ、従って、挿入部31bをその矢印A側
より、導入部17と係合保持部16との境界部19を通
過させる形で該係合保持部16側に移動させて、挿入部
31bを、図1の二点鎖線で示すように、完全に該係合
保持部16に挿入させることにより、ピストン23の押
圧を停止する。挿入部31bが完全に係合保持部16に
挿入されることにより、ハブ係合部31とピストン係合
孔15とは互いに係合され、ピストン23とハブ9との
係合動作が完了する。なお、挿入部31bに矢印A方向
の押圧力が作用することによって、ハブ9にも矢印A方
向の押圧力が作用する。しかし、ハブ9は、ハブ挿着部
4のハブ止リブ7d或いは、端壁8を介して、シリンジ
本体2を支持する手により矢印B方向に支持され、或い
は、支持され得る。従って、ハブ9は、該押圧力を受け
ても矢印A方向等に殆ど移動せず、ハブ9が端壁8の孔
8aから矢印A方向に抜け出ることはない。
対して矢印B方向に所定の引き抜き力で引く。つまり、
ピストン23及び、ハブ係合部31の挿入部31bには
所定の引き抜き力による矢印B方向の作用力が作用す
る。ところで、ハブ挿着部4のもつ矢印D方向の復元力
は、上述したように所定の大きさに設定されていること
より、前記所定の引き抜き力による矢印B方向の作用力
に対しては、ハブ9とハブ挿着部4との間での矢印A側
及び、矢印B側の各シール部7eと各開口端部10eの
間のシールが外れ、従って、ハブ止リブ7dとハブ止溝
10cとの係合が外れる。ハブ止リブ7dとハブ止溝1
0cとの係合を外すと共に、ハブ9を更に矢印B方向に
進めて、ハブ9が完全にハブ挿着孔4bから矢印B方向
に抜け出るまで引っ張る。なお、ピストン係合孔15の
係合保持部16に挿入されているハブ係合部31の挿入
部31bは、上記の矢印B方向の引き抜きによって、係
合保持部16の壁面16aに矢印B方向に向かって押圧
させられる。しかし、挿入部31bと壁面16aとの押
圧当接箇所は、挿入部31bにおいては、矢印B側端部
即ち、挿入部31bのうち最も外径が大きい箇所となっ
ている。しかも、挿入部31bの当接する箇所は、突出
部20の基部側、即ち肉厚側となっていることから、挿
入部31b及び突出部20は挿入部31bと壁面16a
との押圧当接箇所において受ける、壁面16a又は挿入
部31b側からの反力によっては、構造的に弾性変形し
にくい状態になっている。従って、挿入部31bは上記
の矢印B方向の引き抜きによって係合保持部16の外に
抜けることは無く、ピストン23とハブ9との係合は確
実に維持される。またハブ9の引き抜きの際、ハブ9の
主円柱部10の外周面10fと、小円筒部7のうちハブ
止リブ7dが形成されていない部分の内周面7aとの間
には隙間空間49が形成されているので(或いは、隙間
空間49が形成いされていなくとも外周面10fと、ハ
ブ止リブ7d以外の内周面7aとの間には摩擦抵抗等の
大きな接触がないので)、その引き抜き動作は、ハブ止
リブ7dとハブ止溝10cとの係合が外れた以降は、小
さな力で容易に行うことができる。
印A側に固定挿入された注射針21が端壁8の孔8aよ
りハブ挿着孔4bに矢印B方向に挿入され、更に矢印B
方向に主円筒部3の内部空間2aに挿入されて、注射針
21の先端が完全に内部空間2a内に挿入される形で、
ピストン23を矢印B方向に引っ張る。ピストン23を
更に引っ張り、内押圧板29が、シリンジ本体2の主円
筒部3の係止リブ3bに当接する位置まで引っ張ってピ
ストン23を停止させる。すると、ピストン本体25の
切欠き26が、図5に示すように、シリンジ本体2の開
口端部3a付近に位置決めされる。次いで、ピストン2
3に矢印C方向の力を与える。シリンジ本体2に対し
て、ピストン23に矢印C方向の力が加えられることに
より、ピストン本体25において比較的曲げ応力に対し
て構造上弱く形成されている切欠き26においてピスト
ン本体25は折れ、ピストン本体25は、切欠き26を
境に矢印A側の部分と矢印B側の部分とに分離される。
なお、内押圧板29が係止リブ3bによって当接され係
止されるので、ピストン本体25の折り取りを行う際に
は、ピストン23に加える矢印C方向の力が、これら内
押圧板29と係止リブ3bの当接箇所を支点として、テ
コの原理を応用する形で、ピストン本体25の切欠き2
6に効果的に作用するので、ピストン本体25の折り取
りは容易に行われる。次いで、これらの折取りされたシ
リンジ本体2側の部分とピストン23の外押圧板27の
部分とを廃棄処分する。なお、注射針21は、完全にシ
リンジ本体2の内部空間2aに、残留したピストン23
先端部に保持された状態で挿入格納されているため、該
注射針21によって、手等を傷つけ、その傷口より二次
感染する恐れはなく、従って、廃棄処分が安全に行われ
る。以上のように、注射針収納動作が完了し、注射器1
の使用及び、使用後の廃棄処分を全て完了する。
は、そのシリンジ100にスリット50が形成されてい
るが、注射器1のシリンジ100にはスリット50が形
成されていなくてもよい。但し、シリンジ100にスリ
ット50が形成されていない注射器1を組立てる場合、
ハブ9をハブ挿着孔4bに挿着する際、まずハブ9をシ
リンジ100の開口端部3a側から、内部空間2aに挿
入し、該内部空間2aを介して該ハブ9をハブ挿着孔4
bに挿着する手順で行う。
−ル部は溝即ち、ハブ止溝10cの形で構成されている
が、シ−ル部はハブ本体90の外周面10f側に環状に
形成され、かつハブ挿着孔4bの内面と係合し得る形で
形成されれば、どのように形成されていてもよい。例え
ば、図6或いは、図7に示すように、シ−ル部を突条の
形即ち、シ−ルリブ57の形で形成することも可能であ
る。即ち、図6に示される実施例では、ハブ9の主円柱
部10の外周面10f側には、上述した実施例における
ハブ止溝10cの代わりに、環状に形成されたシ−ルリ
ブ57が設けられている。なお、シ−ルリブ57が設け
られたハブ9と共に使用されるシリンジ100において
は、ハブ挿着孔4bの内面側のハブシ−ル部が、前記シ
−ルリブ57に係合し得る形の、環状のシ−ル溝59と
して、上述した実施例におけるハブ止リブ7dの代わり
に設けられている。また、図7に示される実施例でも、
ハブ9の主円柱部10の外周面10f側には、上述した
実施例におけるハブ止溝10cの代わりに、環状に形成
されたシ−ルリブ57が設けられている。なお、シ−ル
リブ57が設けられたハブ9と共に使用されるシリンジ
100においては、ハブ挿着孔4bの内面側のハブシ−
ル部が、内周面7aと同一平面となる形で形成されてい
る。つまり、シ−ルリブ57は、ハブ挿着孔4bの内面
側のハブシ−ル部である内周面7aを図の矢印C方向に
押圧して、図の矢印A、B方向に摩擦力を生じさせる形
で係合する。
−ル部を、図8に示すように突条の形即ち、ヒダ部61
の形で形成することも可能である。即ち、図8に示され
る実施例では、ハブ9の主円柱部10は、主円柱部10
の軸心P1の方向のうち矢印B方向に外径が縮小するテ
−パ状の複数個(図8では5個)の主円柱部片60によ
って仮想的に構成されており、複数個の主円柱部片60
は矢印A、B方向に直列する形で一体的に形成されてい
る。つまり、ハブ9の主円柱部10の外周面10f側に
は、複数個の主円柱部片60によって形成される突条形
状の複数のヒダ部61が、環状に設けられている。従っ
て、ハブ9の主円柱部10は、ハブ挿着孔4bに挿着さ
れることにより、主円筒部10の複数のヒダ部61が、
ハブ挿着孔4bの内周面7aに対して、所定のシ−ル圧
F1で接触係合している。なお、主円柱部10は、端壁
8の孔8aより矢印B方向にハブ挿着孔4bに挿入する
が、挿入の際、ヒダ部61が矢印B方向にテ−パ状に形
成されていることから、構造上ハブ9は円滑にハブ挿着
孔4b内に挿入され得る。また、主円柱部10は、テ−
パ状のヒダ部61により容易にハブ挿着孔4bに挿入さ
れるため、ハブ挿着孔4bにスリット50が設けられた
シリンジ本体2は勿論、ハブ挿着孔4bにスリット50
がないシリンジ本体2にも適用できる。
の第一バイパス手段が、挿入部31bに設けられた溝3
2として設けられている。しかし、該第一バイパス手段
は、ハブ係合部31がハブ9と当接した際に、ハブ9の
ピストン係合孔15とシリンジ100の内部の媒体保持
空間53を連通する形で設けられるならば、どのように
設けられてもよい。例えば、図9に示すように、ハブ係
合部31のピストン係合孔15と対向した挿入部31b
の先端(即ち、矢印A側の端部)に1つの開口部39a
を形成し、ハブ係合部31の円柱部31aの外周面側に
その他の複数の開口部39bを形成し、これら挿入部3
1b側の開口部39aと円柱部31a側の開口部39b
とを互いに連通させる形のバイパス孔39を挿入部31
bと円柱部31aに亙って穿設し、このバイパス孔39
を第一バイパス手段としてもよい。
がハブ9と当接した際にもピストン係合孔15と、シリ
ンジ100の媒体保持空間53との間を互いに連通させ
るため、ハブ係合部31に第一バイパス手段を設けてい
る。しかし、第一バイパス手段の代わりに、ハブ9側に
ハブ9の流通孔13などの注射針21の媒体流通孔21
aと連通した連通空間と、シリンジ100の内部の媒体
保持空間53とを連通する、従って、ピストン係合孔1
5と、媒体保持空間53とを連通する第二バイパス手段
を形成することも可能である。例えば第二バイパス手段
は、図10に示すように、ピストン係合孔15の導入孔
17に面した壁面17aに沿って、しかも係合保持部1
6と導入孔17の開口部17bとの間を連絡する形で形
成された複数のハブバイパス溝40の形で形成されても
よい。壁面17aにハブバイパス溝40が形成されてい
る場合、ハブ係合部31がハブ9と当接した際にもピス
トン係合孔15と、シリンジ100の媒体保持空間53
との間はハブバイパス溝40を介して互いに連通する。
れる第二バイパス手段は、図11に示すように、係合保
持部16の壁面16aとハブ9の外周面10fとの間を
ハブ本体90を貫通する形で穿設された孔であるハブバ
イパス孔41の形で形成されてもよい。また、ハブバイ
パス孔41は、流通孔13とハブ9の外部との間をハブ
本体90を貫通する形で穿設した孔の形で形成されても
よい。
の発明は、ピストン23等のピストンが摺動自在に装着
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有し、該シリ
ンジ本体の先端に、孔8a等の注射針導入穴を介して筒
状に形成されたハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴を形成
し、該ハブ挿着穴に対して着脱自在に挿着される注射器
用のハブ9等のハブにおいて、前記ハブは、前記ハブ挿
着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本
体内に引き抜き得る筒状のハブ本体90等のハブ本体を
有し、前記ハブ本体の外周部に、ハブ止溝10c或い
は、シ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部
を、前記ハブ挿着穴の内面と係合し得るように、環状に
形成し、前記ハブ本体の端面11a等の一端に、注射針
21等の注射針を挿入し得る針挿入孔12等の針挿入孔
を、前記ハブ本体の矢印A、B方向等の軸心方向に設
け、前記ハブ本体の端面10b等の他端に、ピストン係
合孔15等のハブ側係合手段を、前記ピストンと係合自
在にかつ、前記針挿入孔との間で連通空間を形成する形
で設けて構成したので、ハブ本体とハブ挿着穴とがシ−
ル部を介して接触することにより、両者間は確実にシー
ルされ、ハブ挿着穴に対して脱着が容易でしかも所定の
シール性能を発揮することの出来るハブを提供すること
が出来、組立てに際したハブの設置動作及び、使用後の
注射針のシリンジ内への引き込み動作を円滑かつ容易に
行なうことが可能となる。また、本発明のうち第2の発
明は、第1の発明のハブを、ハブ止溝10c等のシ−ル
部を溝の形で形成して構成したので、第1の発明の効果
に加えて、ハブ外周部に何らの突起も形成されることが
ないので、ハブのハブ挿入穴に対する挿入設置がより容
易となる。また、本発明のうち第3の発明は、第1の発
明のハブを、シ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ
−ル部を突条の形で形成して構成したので、第1の発明
の効果に加えて、突条の形状を各種用意することによ
り、ハブ側でハブのシール性能をコントロールすること
が可能となり、注射器の用途に応じたハブの提供が可能
となる。また、本発明のうち第4の発明は、先端に孔8
a等の注射針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿
着穴が形成されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有
するシリンジ100等のシリンジに対して、注射器用ハ
ブを着脱自在に接続したハブの接続構造において、前記
ハブ挿着穴に第1の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ
挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ
本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前
記ハブ挿着穴の内周面7a等の内周面にハブ止リブ7d
或いは、シ−ル溝59或いは、内周面7a等のハブシ−
ル部を環状に設けると共に、前記ハブ本体のハブ止溝1
0c或いは、シ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ
−ル部を該ハブシール部に対して所定のシール圧F1等
の所定の接触圧力で接触係合させた形で設けて構成した
ので、第1の発明の効果に加えて、ハブ本体とハブ挿着
穴とがシ−ル部を介して接触することにより、両者間は
確実にシールされ、ハブ挿着穴に対してハブの脱着を容
易に行なうことが出来、注射器の組立て作業を効率よく
簡単に行なうことが出来る。しかも、使用後の注射針の
シリンジ内への引き込みに際しても小さな引込み力でハ
ブをシリンジ内部に引き込むことが可能となり、使用後
の注射器の廃棄作業を円滑かつ容易に行なうことが可能
となる。また、本発明のうち第5の発明は、先端に孔8
a等の注射針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿
着穴が形成されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有
するシリンジ100等のシリンジに対して、注射器用ハ
ブを着脱自在に接続したハブの接続構造において、前記
ハブ挿着穴に第2の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ
挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ
本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前
記ハブ挿着穴の内周面7a等の内周面に突条が環状に形
成された形のハブ止リブ7d等のハブシ−ル部を設ける
と共に、前記ハブ本体のハブ止溝10c等のシ−ル部を
該ハブシール部に対して所定のシール圧F1等の所定の
接触圧力で接触係合させた形で設けて構成したので、第
2の発明の効果に加えて、第4の発明と同様の効果を発
揮することが出来る。また、本発明のうち第6の発明
は、先端に孔8a等の注射針導入穴を介してハブ挿着孔
4b等のハブ挿着穴が形成されたシリンジ本体2等のシ
リンジ本体を有するシリンジ100等のシリンジに対し
て、注射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造
において、前記ハブ挿着穴に第3の発明のハブのハブ本
体を、前記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴か
ら前記シリンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に
挿入装着し、前記ハブ挿着穴の内周面7a等の内周面に
溝が環状に形成された形のシ−ル溝59等のハブシ−ル
部を設けると共に、前記ハブ本体のシ−ルリブ57等の
シ−ル部を該ハブシール部に対して所定のシール圧F1
等の所定の接触圧力で接触係合させた形で設けて構成し
たので、第3の発明の効果に加えて、第4の発明と同様
の効果を発揮することが出来る。また、本発明のうち第
7の発明は、第5又は第6の発明によるハブの接続構造
において、ハブ止溝10c或いは、シ−ルリブ57等の
前記シール部の幅とハブ止リブ7d或いは、シ−ル溝5
9等の前記ハブシール部の幅が相違するようにして構成
したので、それぞれの発明の効果に加えて、シール部と
ハブシール部が係合する際に、その接触部位をハブの軸
方向断面において点接触状態とすることが出来、面接触
によるシールに比して高度のシール性能を発揮させるこ
とが出来る。また、本発明のうち第8の発明は、先端に
孔8a等の注射針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハ
ブ挿着穴が形成されたシリンジ本体2等のシリンジ本体
を有するシリンジ100等のシリンジに対して、注射器
用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造において、
前記ハブ挿着穴に第3の発明のハブのハブ本体を、前記
ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリ
ンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、前記ハブ挿着穴の内周面7a等の内周面と同一の面
上に内周面7a等のハブシール部を設けると共に、前記
ハブ本体のシ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ−
ル部を該ハブシール部に対して所定のシール圧F1等の
所定の接触圧力で接触係合させた形で設けて構成したの
で、第3の発明の効果に加えて、第4の発明と同様の効
果を発揮することが出来る。また、本発明のうち第9の
発明は、第4又は第5又は第6又は第8の発明のハブの
接続構造において、前記ハブ本体を前記注射針導入穴側
から前記ハブ挿着穴に対して挿着し得るようにして構成
したので、それぞれの発明の効果に加えて、ハブ装着時
には、ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行なう
ことが可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本体内
に侵入する可能性を低めることが出来、衛生的である。
また、本発明のうち第10の発明は、第4又は第5又は
第6又は第8の発明のハブの接続構造において、前記シ
リンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のスリット
50等のスリットを形成して構成したので、それぞれの
発明の効果に加えて、当該スリットの弾性変形を利用し
てハブをハブ挿着穴側から容易に挿入装着することが出
来るばかりか、ハブ挿着時には、ピストンをシリンジ本
体に装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ挿着
時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低めるこ
とが出来、衛生的である。また、本発明のうち第11乃
至第14の発明は、第4乃至第6及び第8の発明の接続
構造をなすシリンジ100等のシリンジ及びハブ9等の
ハブを有し、前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内
部空間2a等の内部を軸方向に閉塞する形のピストン2
3等のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸方向に
移動自在に設け、前記ピストンに、前記ハブのピストン
係合孔15等のハブ側係合手段と係合し得るハブ係合部
31等のピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に
対向する形で設け、前記ハブの針挿入孔12等の針挿入
孔に、注射針21等の注射針を設けて構成したので、第
4、第5、第6、第8のそれぞれの発明の効果に加え
て、使用後にハブをピストンのピストン側係合手段と係
合させて、シリンジ内部に注射針と共に引き抜くことが
可能となり、通常の注射器を操作する場合と同じピスト
ンの押し引き動作のみで、使用済みの注射針を容易にシ
リンジ内部に引き込むことが出来、誰にでも操作が容易
で誤操作の危険性がなく、安全性が高い。また、本発明
のうち第15の発明は、第12又は第13の発明の注射
器において、前記シール部の幅と前記ハブシール部の幅
が相違するようにして構成したので、それぞれの発明の
効果に加えて、シール部とハブシール部が係合する際
に、その接触部位をハブの軸方向断面において点接触状
態とすることが出来、面接触によるシールに比して高度
のシール性能を発揮させることが出来る。また、本発明
のうち第16の発明は、第11又は第12又は第13又
は第14の発明の注射器において、前記ピストンはピス
トン本体25等のピストン本体が外押圧板27等の操作
部と内押圧板29、パッキン支持部30、パッキン33
等の液押圧部の間で折取り自在に構成したので、それぞ
れの発明の効果に加えて、ピストンを折り取ることによ
り、以後注射針をシリンジ内部に保持したピストン先端
部をシリンジ内にピストン先端部に保持させた形で、外
部から操作不能な状態で、留置することが出来、以後の
廃棄処理作業に際した安全性が高い。また、本発明のう
ち第17の発明は、第16の発明の注射器において、前
記シリンジ本体に係止リブ3b等のピストンストッパ
を、前記ピストンの内押圧板29、パッキン支持部3
0、パッキン33等の液押圧部が前記シリンジ本体から
抜け出さないように形成して構成したので、第16の発
明の効果に加えて、注射針と共にピストンを移動させる
際に、不用意にピストンがシリンジ本体から抜け出て、
使用済みの注射針により、操作者を傷つけてしまうこと
が防止され、安全性が高い。また、本発明のうち第18
及び19の発明は、第16及び17の発明の注射器にお
いて、前記ピストンのピストン本体25等のピストン本
体には切欠き26等の折取り用切欠きが形成されている
ので、それぞれの発明の効果に加えて、ピストンの折り
取り動作を該切り欠きを利用して容易に行なうことが出
来る。また、本発明のうち第20の発明は、第19の発
明の注射器において、前記切り欠きは、前記ピストンが
前記ピストンストッパに当接した際に、前記シリンジ本
体の開口端部3a等の端部に位置し得るように形成した
ので、第19の発明の効果に加えて、ピストンをピスト
ンストッパに当たるまで引き、直ちに端部を利用してピ
ストンを折り取ることが出来、注射針のシリンジ内への
収納及び留置動作を連続的に行なうことが出来、効率的
な注射及び廃棄作業を行なうことが出来る。また、本発
明のうち第21の発明は、第11又は第12又は第13
又は第14の発明の注射器を組立る際、ハブを、前記シ
リンジ本体のピストン装着側より前記ハブ挿着穴に対し
て挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿
着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で
設置し、前記シリンジに、ピストンを挿入し、前記ハブ
の針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成したので、そ
れぞれに発明の効果に加えて、ハブをピストン装着側か
ら挿入する形で組み立てることが可能となる。また、本
発明のうち第22の発明は、第11又は第12又は第1
3又は第14の発明の注射器を組立る際、前記シリンジ
に、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリンジ本体の注
射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入し、前記
ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブシ−
ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記ハ
ブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成したので、
それぞれの効果に加えて、ハブ挿着時には、ピストンを
シリンジ本体に装着した状態で行なうことが可能とな
り、ハブ挿着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能
性を低めることが出来、衛生的である。また、本発明の
うち第23の発明は、第11又は第12又は第13又は
第14の発明の注射器を組立る際、前記シリンジに、ピ
ストンを挿入し、注射針の装着された状態のハブを、前
記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に
対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハ
ブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる
形で設置して構成したので、それぞれの効果に加えて、
ハブ挿着時には、ピストンをシリンジ本体に装着した状
態で行なうことが可能となり、ハブ挿着時に塵埃がシリ
ンジ本体内に侵入する可能性を低めることが出来、衛生
的である。また、ハブのハブ挿着穴への挿着時には、既
に注射針がハブに挿着されているので、組立て済みの状
態のシリンジに対し注射針の装着という余分な作業を行
なうことを回避することが出来、組立て作業を迅速に行
なうことが出来る。また、本発明のうち第24の発明
は、第11又は第12又は第13又は第14の発明の注
射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針導入穴の周
囲に1個以上のスリットを形成しておき、前記シリンジ
に、ピストンを挿入し、注射針の装着された状態のハブ
を、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿
着穴に対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と
前記ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合
させる形で設置して構成したので、それぞれの効果に加
えて、ハブ挿着時には、ピストンをシリンジ本体に装着
した状態で行なうことが可能となり、ハブ装着時に塵埃
がシリンジ本体内に侵入する可能性を低めることが出
来、衛生的である。また、ハブのハブ挿着穴への挿着時
には、既に注射針がハブに挿着されているので、組立て
済みの状態のシリンジに対し注射針の装着という余分な
作業を行なうことを回避することが出来、組立て作業を
迅速に行なうことが出来る。また、スリットの弾性変形
を利用してハブをハブ挿着穴側から容易に挿入装着する
ことが出来るので、ハブの挿着作業を迅速かつ容易に行
なうことができる。また、本発明のうち第25の発明
は、第11又は第12又は第13又は第14の発明の注
射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針導入穴の周
囲に1個以上のスリットを形成しておき、前記シリンジ
に、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリンジ本体の注
射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入し、前記
ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブシ−
ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記ハ
ブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成したので、
それぞれの効果に加えて、ハブ挿着時には、ピストンを
シリンジ本体に装着した状態で行なうことが可能とな
り、ハブ挿着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能
性を低めることが出来、衛生的である。また、スリット
の弾性変形を利用してハブをハブ挿着穴側から容易に挿
入装着することが出来るので、ハブの挿着作業を迅速か
つ容易に行なうことができる。また、本発明のうち第2
6の発明は、内部空間2a等の内部に媒体保持空間53
等の液保持空間が形成された筒状のシリンジ100等の
シリンジを有し、前記シリンジにハブ9等のハブを着脱
自在に挿着して設け、前記ハブの前記液保持空間に背向
した側に注射針21等の注射針を接合して設け、前記ハ
ブに、該ハブの前記シリンジの液保持空間に対向した端
部10b等の端部に開口部17b等の開口部を形成する
形でピストン係合孔15等のハブ側係合手段を、前記注
射針の媒体流通孔21a等の液流通孔と連通したピスト
ン係合孔15、流通孔13等の連通空間を形成する形で
設け、前記シリンジに、該シリンジの内部を軸方向に閉
塞する形のピストン23等のピストンを、前記シリンジ
に対して矢印A、B方向等の軸方向に移動自在に設け、
前記ピストンにハブ係合部31等のピストン側係合手段
を、前記ハブのハブ側係合手段に対向する形で、該ハブ
側係合手段に対して挿入係合自在に設け、前記ピストン
側係合手段に、該ピストン側係合手段が前記ハブと当接
した際に、前記連通空間と前記液保持空間を連通する溝
32、バイパス孔39等の第一バイパス手段を形成して
構成したので、注射器を使用した後の注射針収納動作時
に、ハブ側係合手段とピストン側係合手段とを係合させ
る際、液保持空間に残留した薬液などがハブとピストン
の間で圧迫されるが、圧迫により昇圧した薬液は差圧に
より、第一バイパス手段を介して注射針の液流通孔側に
適宜流出するので、液保持空間に残留した薬液などの昇
圧は極力低く抑制され、従って、ピストンには昇圧した
薬液などによる抵抗が殆ど働かず、該ピストンの操作は
大きな力を必要とせず容易になる。また、本発明のうち
第27の発明は、第26の発明の注射器において、前記
第一バイパス手段は前記ピストン側係合手段の表面に沿
って形成された溝であるので、第26の発明の効果に加
えて、ピストン側係合手段に対する第一バイパス手段の
加工形成が容易になる。また、本発明のうち第28の発
明は、第26の発明の注射器において、前記第一バイパ
ス手段は前記ピストン側係合手段に穿設された孔である
ので、第26の発明の効果に加えて、ピストン側係合手
段がハブと当接した際に、第一バイパス手段とハブとの
間の接触を無くすることが出来、よって、第一バイパス
手段が閉塞されることがないのでピストンの操作は確実
かつ容易に行われる。また、本発明のうち第29の発明
は、内部空間2a等の内部に媒体保持空間53等の液保
持空間が形成された筒状のシリンジ100等のシリンジ
を有し、前記シリンジにハブ9等のハブを着脱自在に挿
着して設け、前記ハブの前記液保持空間に背向した側に
注射針21等の注射針を接合して設け、前記ハブに、該
ハブの前記シリンジの液保持空間に対向した端部10b
等の端部に開口部17b等の開口部を形成する形でピス
トン係合孔15等のハブ側係合手段を、前記注射針の媒
体流通孔21a等の液流通孔と連通したピストン係合孔
15、流通孔13等の連通空間を形成する形で設け、前
記ハブに、前記液保持空間と前記連通空間とを連通する
ハブバイパス溝40、ハブバイパス孔41等の第二バイ
パス手段を形成し、前記シリンジに、該シリンジの内部
を矢印A、B方向等の軸方向に閉塞する形のピストン2
3等のピストンを、前記シリンジに対して軸方向に移動
自在に設け、前記ピストンにハブ係合部31等のピスト
ン側係合手段を、前記ハブのハブ側係合手段に対向する
形で、前記ハブ側係合手段に対して挿入係合自在に設け
て構成したので、注射器を使用した後の注射針収納動作
時に、ハブ側係合手段とピストン側係合手段とを係合さ
せる際、液保持空間に残留した薬液などがハブとピスト
ンの間で圧迫されるが、圧迫により昇圧した薬液などは
差圧により、第二バイパス手段を介して注射針の液流通
孔側に適宜流出するので、液保持空間に残留した薬液な
どの昇圧は極力低く抑制され、従って、ピストンには昇
圧した薬液などによる抵抗が殆ど働かず、該ピストンの
操作は大きな力を必要とせず容易になる。また、本発明
のうち第30の発明は、第29の発明の注射器におい
て、前記第二バイパス手段は前記ハブ側係合手段の表面
に沿って形成された溝であるので、第29の発明の効果
に加えて、ハブに対する第二バイパス手段の加工形成が
容易になる。また、本発明のうち第31の発明は、第2
9の発明の注射器において、前記第二バイパス手段は前
記ハブに穿設された孔であるので、第29の発明の効果
に加えて、ピストン側係合手段がハブと当接した際に、
第二バイパス手段とピストン側係合手段との間の接触を
無くすることが出来、よって、第二バイパス手段が閉塞
されることがないのでピストンの操作は確実かつ容易に
行われる。また、本発明のうち第32の発明は、第26
の発明の注射器に使用されるピストンにおいて、ピスト
ンはピストン本体25等のピストン本体を有し、前記ピ
ストン本体の先端側に、前記シリンジの内部を軸方向に
閉塞し得るとともに、前記シリンジの内部を軸方向に摺
動移動し得る内押圧板29、パッキン支持部30、パッ
キン33等の押圧部を設け、前記押圧部の先端側に、前
記ハブ側係合手段に対して挿入係合自在なる前記ピスト
ン側係合手段を設け、前記ピストン側係合手段に、該ピ
ストン側係合手段が前記ハブと当接した際に、前記連通
空間と前記液保持空間を連通する溝32、バイパス孔3
9等の第一バイパス手段を形成して構成したので、第2
6の発明における効果と同様の効果に加えて、ピストン
側に第一バイパス手段が形成されていることから、各種
のハブを状況に応じて使い分けることが可能となる。ま
た、本発明のうち第33の発明は、第32の発明のピス
トンにおいて、前記第一バイパス手段は前記ピストン側
係合手段の表面に沿って形成された溝であるので、第3
2の発明の効果に加えて、第27の効果を生む。また、
本発明のうち第34の発明は、第32の発明のピストン
において、前記第一バイパス手段は前記ピストン側係合
手段に穿設された孔であるので、第32の発明の効果に
加えて、第28の発明の効果を生む。また、本発明のう
ち第35の発明は、ピストン23等のピストンが摺動自
在に装着されたシリンジ100等のシリンジに対して挿
着される注射器用のハブ9等のハブにおいて、前記ハブ
は、前記シリンジに着脱自在に挿着され得るハブ本体9
0等のハブ本体を有し、前記ハブ本体の端部11a等の
一端に、注射針21等の注射針を挿入し得る針挿入孔1
2等の針挿入部を、前記ハブ本体の矢印A、B方向等の
軸心方向に設け、前記ハブ本体に、該ハブ本体の端部1
0b等の他端に開口部17b等の開口部を形成する形で
ピストン係合孔15等のハブ側係合手段を、前記針挿入
部と連通したピストン係合孔15、流通孔13等の連通
空間を形成する形で設け、前記ハブ本体に、該ハブ本体
が前記シリンジに挿着された際に、前記シリンジ内部の
媒体保持空間53等の液保持空間と前記連通空間とを連
通するハブバイパス溝40、ハブバイパス孔41等の第
二バイパス手段を形成して構成したので、第29の発明
の効果と同様の効果を生む。また、本発明のうち第36
の発明は、第35の発明のハブにおいて、前記第二バイ
パス手段は前記ハブ側係合手段の表面に沿って形成され
た溝であるので、第30の発明の効果と同様の効果を生
む。また、本発明のうち第37の発明は、第35の発明
のハブにおいて、前記第二バイパス手段は前記ハブ本体
に穿設された孔であるので、第31の発明の効果と同様
の効果を生む。
式断面図である。
部を図中の矢印B方向に見た図である。
の矢印B方向に見た図である。
折り取りを行っている図である。
シールリブが形成され、ハブ挿入孔側にシール溝が形成
された注射器の一例を示した模式断面図である。
シールリブが形成され、ハブ挿入孔側のハブシール部が
ハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例を示し
た模式断面図である。
ヒダ部が形成され、ハブ挿入孔側のハブシール部がハブ
挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例を示した模
式断面図である。
パス手段がバイパス孔である形の注射器の一例を示した
模式断面図である。
バイパス手段がハブバイパス溝である形の注射器の一例
を示した模式断面図である。
バイパス手段がハブバイパス孔である形の注射器の一例
を示した模式断面図である。
Claims (37)
- 【請求項1】ピストンが摺動自在に装着されたシリンジ
本体を有し、該シリンジ本体の先端に、注射針導入穴を
介して筒状に形成されたハブ挿着穴を形成し、該ハブ挿
着穴に対して着脱自在に挿着される注射器用のハブにお
いて、 前記ハブは、前記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿
着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得る筒状のハブ
本体を有し、 前記ハブ本体の外周部に、シ−ル部を、前記ハブ挿着穴
の内面と係合し得るように、環状に形成し、 前記ハブ本体の一端に、注射針を挿入し得る針挿入孔
を、前記ハブ本体の軸心方向に設け、 前記ハブ本体の他端に、ハブ側係合手段を、前記ピスト
ンと係合自在にかつ、前記針挿入孔との間で連通空間を
形成する形で設けて構成した注射器用のハブ。 - 【請求項2】シ−ル部を溝の形で形成して構成した請求
項1記載のハブ。 - 【請求項3】シ−ル部を突条の形で形成して構成した請
求項1記載のハブ。 - 【請求項4】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項1記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面にハブシ−ル部を環状に設ける
と共に、前記ハブ本体のシ−ル部を該ハブシール部に対
して所定の接触圧力で接触係合させた形で設けて構成し
たハブの接続構造。 - 【請求項5】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項2記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面に突条が環状に形成された形の
ハブシ−ル部を設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部
を該ハブシール部に対して所定の接触圧力で接触係合さ
せた形で設けて構成したハブの接続構造。 - 【請求項6】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項3記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面に溝が環状に形成された形のハ
ブシ−ル部を設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部を
該ハブシール部に対して所定の接触圧力で接触係合させ
た形で設けて構成したハブの接続構造。 - 【請求項7】前記シール部の幅と前記ハブシール部の幅
が相違するようにして構成した請求項5又は6記載のハ
ブの接続構造。 - 【請求項8】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項3記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面と同一の面上にハブシール部を
設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の接触圧力で接触係合させた形で設けて
構成したハブの接続構造。 - 【請求項9】前記ハブ本体を前記注射針導入穴側から前
記ハブ挿着穴に対して挿着し得るようにして構成した請
求項4又は5又は6又は8記載のハブの接続構造。 - 【請求項10】前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲
に1個以上のスリットを形成して構成した請求項4又は
5又は6又は8記載のハブの接続構造。 - 【請求項11】請求項4記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項12】請求項5記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項13】請求項6記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項14】請求項8記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項15】前記シール部の幅と前記ハブシール部の
幅が相違するようにして構成した請求項12又は13記
載の注射器。 - 【請求項16】前記ピストンはピストン本体が操作部と
液押圧部の間で折取り自在に構成された請求項第11又
12又は13又は14記載の注射器。 - 【請求項17】前記シリンジ本体にピストンストッパ
を、前記ピストンの液押圧部が前記シリンジ本体から抜
け出さないように形成して構成した請求項16記載の注
射器。 - 【請求項18】前記ピストンのピストン本体には折取り
用切欠きが形成されている請求項16記載の注射器。 - 【請求項19】前記ピストンのピストン本体には折取り
用切欠きが形成されている請求項17記載の注射器。 - 【請求項20】前記切り欠きは、前記ピストンが前記ピ
ストンストッパに当接した際に、前記シリンジ本体の端
部に位置し得るように形成された請求項19記載の注射
器。 - 【請求項21】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 ハブを、前記シリンジ本体のピストン装着側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成した
注射器の組立方法。 - 【請求項22】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成した
注射器の組立方法。 - 【請求項23】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 注射針の装着された状態のハブを、前記シリンジ本体の
注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置して構
成した注射器の組立方法。 - 【請求項24】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のス
リットを形成しておき、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、注射針の装着され
た状態のハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側よ
り前記ハブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置して構
成した注射器の組立方法。 - 【請求項25】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のス
リットを形成しておき、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成した
注射器の組立方法。 - 【請求項26】内部に液保持空間が形成された筒状のシ
リンジを有し、 前記シリンジにハブを着脱自在に挿着して設け、 前記ハブの前記液保持空間に背向した側に注射針を接合
して設け、 前記ハブに、該ハブの前記シリンジの液保持空間に対向
した端部に開口部を形成する形でハブ側係合手段を、前
記注射針の液流通孔と連通した連通空間を形成する形で
設け、 前記シリンジに、該シリンジの内部を軸方向に閉塞する
形のピストンを、前記シリンジに対して軸方向に移動自
在に設け、 前記ピストンにピストン側係合手段を、前記ハブのハブ
側係合手段に対向する形で、該ハブ側係合手段に対して
挿入係合自在に設け、 前記ピストン側係合手段に、該ピストン側係合手段が前
記ハブと当接した際に、前記連通空間と前記液保持空間
を連通する第一バイパス手段を形成して構成した注射
器。 - 【請求項27】請求項26記載の注射器において、 前記第一バイパス手段は前記ピストン側係合手段の表面
に沿って形成された溝である注射器。 - 【請求項28】請求項26記載の注射器において、 前記第一バイパス手段は前記ピストン側係合手段に穿設
された孔である注射器。 - 【請求項29】内部に液保持空間が形成された筒状のシ
リンジを有し、 前記シリンジにハブを着脱自在に挿着して設け、 前記ハブの前記液保持空間に背向した側に注射針を接合
して設け、 前記ハブに、該ハブの前記シリンジの液保持空間に対向
した端部に開口部を形成する形でハブ側係合手段を、前
記注射針の液流通孔と連通した連通空間を形成する形で
設け、 前記ハブに、前記液保持空間と前記連通空間とを連通す
る第二バイパス手段を形成し、 前記シリンジに、該シリンジの内部を軸方向に閉塞する
形のピストンを、前記シリンジに対して軸方向に移動自
在に設け、 前記ピストンにピストン側係合手段を、前記ハブのハブ
側係合手段に対向する形で、前記ハブ側係合手段に対し
て挿入係合自在に設けて構成した注射器。 - 【請求項30】請求項29記載の注射器において、 前記第二バイパス手段は前記ハブ側係合手段の表面に沿
って形成された溝である注射器。 - 【請求項31】請求項29記載の注射器において、 前記第二バイパス手段は前記ハブに穿設された孔である
注射器。 - 【請求項32】請求項26記載の注射器に使用されるピ
ストンにおいて、 前記ピストンはピストン本体を有し、 前記ピストン本体の先端側に、前記シリンジの内部を軸
方向に閉塞し得るとともに、前記シリンジの内部を軸方
向に摺動移動し得る押圧部を設け、 前記押圧部の先端側に、前記ハブ側係合手段に対して挿
入係合自在なるピストン側係合手段を設け、 前記ピストン側係合手段に、該ピストン側係合手段が前
記ハブと当接した際に、前記連通空間と前記液保持空間
を連通する第一バイパス手段を形成して構成したピスト
ン。 - 【請求項33】請求項32記載のピストンにおいて、 前記第一バイパス手段は前記ピストン側係合手段の表面
に沿って形成された溝であるピストン。 - 【請求項34】請求項32記載のピストンにおいて、 前記第一バイパス手段は前記ピストン側係合手段に穿設
された孔であるピストン。 - 【請求項35】ピストンが摺動自在に装着されたシリン
ジに対して挿着される注射器用のハブにおいて、 前記ハブは、前記シリンジに着脱自在に挿着され得るハ
ブ本体を有し、 前記ハブ本体の一端に、注射針を挿入し得る針挿入部
を、前記ハブ本体の軸心方向に設け、 前記ハブ本体に、該ハブ本体の他端に開口部を形成する
形でハブ側係合手段を、前記針挿入部と連通した連通空
間を形成する形で設け、 前記ハブ本体に、該ハブ本体が前記シリンジに挿着され
た際に、前記シリンジ内部の液保持空間と前記連通空間
とを連通する第二バイパス手段を形成して構成したハ
ブ。 - 【請求項36】請求項35記載のハブにおいて、 前記第二バイパス手段は前記ハブ側係合手段の表面に沿
って形成された溝であるハブ。 - 【請求項37】請求項35記載のハブにおいて、 前記第二バイパス手段は前記ハブ本体に穿設された孔で
あるハブ。
Priority Applications (13)
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| JPH06504923A (ja) * | 1990-11-30 | 1994-06-09 | ヌジェンコ・プロプライアタリー・リミテッド | 注射器ユニット |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5202643A patent/JP2759910B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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| WO1998048871A1 (fr) * | 1997-04-25 | 1998-11-05 | Yoshikuni Saito | Seringue |
| US6196997B1 (en) | 1997-04-25 | 2001-03-06 | Yoshikuni Saito | Syringe |
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