JPH07318445A - 静電容量型圧力センサとその製造方法 - Google Patents
静電容量型圧力センサとその製造方法Info
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- JPH07318445A JPH07318445A JP11253294A JP11253294A JPH07318445A JP H07318445 A JPH07318445 A JP H07318445A JP 11253294 A JP11253294 A JP 11253294A JP 11253294 A JP11253294 A JP 11253294A JP H07318445 A JPH07318445 A JP H07318445A
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Landscapes
- Weting (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】薄肉部の厚さを狭い範囲内に揃えることにより
センサの感度のばらつきを狭い範囲内に収めた圧力セン
サを歩留り良く安定に製造する。 【構成】シリコン基板1の表面に絶縁膜2を形成し、そ
の上にシリコン層3を形成する。シリコン層3に下部電
極4、信号処理回路部5、接続配線6を形成する。シリ
コン基板1を選択エッチングして薄肉部7と厚肉部8を
形成する。上部ガラス板11に凹部12、13を形成
し、凹部12に上部電極14を形成する。上部ガラス板
11とシリコン層3を陽極接合法により貼合わせる。薄
肉部7は絶縁膜2とシリコン層3とからなり、感圧部を
構成する。薄肉部7の厚さはシリコン層を研磨すること
により決められので、薄肉部の厚さを狭いばらつき範囲
内に収め、センサの感度を揃えることがてきる。
センサの感度のばらつきを狭い範囲内に収めた圧力セン
サを歩留り良く安定に製造する。 【構成】シリコン基板1の表面に絶縁膜2を形成し、そ
の上にシリコン層3を形成する。シリコン層3に下部電
極4、信号処理回路部5、接続配線6を形成する。シリ
コン基板1を選択エッチングして薄肉部7と厚肉部8を
形成する。上部ガラス板11に凹部12、13を形成
し、凹部12に上部電極14を形成する。上部ガラス板
11とシリコン層3を陽極接合法により貼合わせる。薄
肉部7は絶縁膜2とシリコン層3とからなり、感圧部を
構成する。薄肉部7の厚さはシリコン層を研磨すること
により決められので、薄肉部の厚さを狭いばらつき範囲
内に収め、センサの感度を揃えることがてきる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン基板を用いた
静電容量型圧力センサとその製造方法に関する。
静電容量型圧力センサとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンを用いた圧力センサは、シリコ
ン基板の一部をエッチングして感圧ダイアフラムとし、
感圧部に向い合う部分に電極を設けたガラス板を設けて
ダイアフラムと電極との間にコンデンサを形成し、圧力
変化に伴う容量の変化を検出するように構成されてい
る。
ン基板の一部をエッチングして感圧ダイアフラムとし、
感圧部に向い合う部分に電極を設けたガラス板を設けて
ダイアフラムと電極との間にコンデンサを形成し、圧力
変化に伴う容量の変化を検出するように構成されてい
る。
【0003】従来の圧力センサには、二つの圧力P0 と
P1 のいずれも固定値でないときの二つの圧力P0 とP
1 の差圧を測定する相対用圧力センサと、二つの圧力P
0 とP1 の内一方が固定値であるときの二つの圧力P0
とP1 の差圧を測定する絶対用圧力センサの2種類があ
る。
P1 のいずれも固定値でないときの二つの圧力P0 とP
1 の差圧を測定する相対用圧力センサと、二つの圧力P
0 とP1 の内一方が固定値であるときの二つの圧力P0
とP1 の差圧を測定する絶対用圧力センサの2種類があ
る。
【0004】図6は従来の静電容量型圧力センサの一例
の断面図である。
の断面図である。
【0005】この圧力センサのダイアフラム51は、一
導電型(p型またはn型)で単結晶のシリコン基板をエ
ッチングして一面に薄肉部52,厚肉部53を形成し、
他面に凹部54を形成して感圧部とし、凹部54に下部
電極55を設け、薄肉部52と厚肉部53とから成る感
圧部の隣に信号処理回路部56を設けた構造になってい
る。信号処理回路部56は、シリコン基板と反対導電型
(n型またはp型)のウェル57内に素子領域58を設
け、素子領域58に電極59を接続して構成される。
導電型(p型またはn型)で単結晶のシリコン基板をエ
ッチングして一面に薄肉部52,厚肉部53を形成し、
他面に凹部54を形成して感圧部とし、凹部54に下部
電極55を設け、薄肉部52と厚肉部53とから成る感
圧部の隣に信号処理回路部56を設けた構造になってい
る。信号処理回路部56は、シリコン基板と反対導電型
(n型またはp型)のウェル57内に素子領域58を設
け、素子領域58に電極59を接続して構成される。
【0006】上部ガラス板61にはダイアフラム51の
下部電極55に向い合う領域に上部電極62とこの上部
電極62を信号処理回路部56に接続する接続配線(図
示せず)が形成され、また信号処理回路部56に向い合
う領域に凹部63が形成され、信号処理回路部56を損
傷しないように保護する空間が形成されている。
下部電極55に向い合う領域に上部電極62とこの上部
電極62を信号処理回路部56に接続する接続配線(図
示せず)が形成され、また信号処理回路部56に向い合
う領域に凹部63が形成され、信号処理回路部56を損
傷しないように保護する空間が形成されている。
【0007】ダイアフラム51の上に上部ガラス板61
を置き、下部電極55と上部電極62とを位置合わせし
て、約400℃に加熱して600〜1000Vの直流電
圧を印加する陽極接合法で貼り合わせる。
を置き、下部電極55と上部電極62とを位置合わせし
て、約400℃に加熱して600〜1000Vの直流電
圧を印加する陽極接合法で貼り合わせる。
【0008】ダイアフラム51と上部ガラス板61とを
貼り合わせることるよりダイアフラム51の凹部54と
上部ガラス板61との間に密閉された空間64が形成さ
れる。この空間64内の圧力をP0 とする。圧力P0 は
一定値であり、基準値となる。外気圧をP1 とすると、
この圧力センサは、圧力P0 を基準値とする圧力差(P
1 −P0 )を検出する。信号処理回路部56は、この値
から絶対圧力を算出する。上部ガラス板61に空間64
に通じる孔をあけ、空間64に別の気体の圧力P2 を導
入して圧力差(P1 −P2 )を測定した場合は、この圧
力センサは、圧力P2 に対する相対圧力(P1 −P2 )
を測定したことになる。
貼り合わせることるよりダイアフラム51の凹部54と
上部ガラス板61との間に密閉された空間64が形成さ
れる。この空間64内の圧力をP0 とする。圧力P0 は
一定値であり、基準値となる。外気圧をP1 とすると、
この圧力センサは、圧力P0 を基準値とする圧力差(P
1 −P0 )を検出する。信号処理回路部56は、この値
から絶対圧力を算出する。上部ガラス板61に空間64
に通じる孔をあけ、空間64に別の気体の圧力P2 を導
入して圧力差(P1 −P2 )を測定した場合は、この圧
力センサは、圧力P2 に対する相対圧力(P1 −P2 )
を測定したことになる。
【0009】図7は図6のダイアフラムの製造方法を説
明するための工程順に示した断面図である。
明するための工程順に示した断面図である。
【0010】まず、図7(a)に示すように、結晶方位
が〔100〕である主面を有する単結晶で一導電型(p
型またはn型)のシリコン基板71の上面にSiO2 な
どのレジストマスク72を設け、下部電極を形成する領
域となる所のレジストマスク72に開口を形成し、シリ
コン基板71と反対導電型(n型またはp型)の不純物
をイオン注入または拡散により導入して反対導電型領域
73を形成する。
が〔100〕である主面を有する単結晶で一導電型(p
型またはn型)のシリコン基板71の上面にSiO2 な
どのレジストマスク72を設け、下部電極を形成する領
域となる所のレジストマスク72に開口を形成し、シリ
コン基板71と反対導電型(n型またはp型)の不純物
をイオン注入または拡散により導入して反対導電型領域
73を形成する。
【0011】次に、図7(b)に示すように、レジスト
マスク72を除去し、新しくレジストマスクを設け、開
口を形成し、不純物を導入する通常の方法により反対導
電型のウェル57、一導電型の素子領域58、電極5
9、絶縁膜74を形成する。
マスク72を除去し、新しくレジストマスクを設け、開
口を形成し、不純物を導入する通常の方法により反対導
電型のウェル57、一導電型の素子領域58、電極5
9、絶縁膜74を形成する。
【0012】次に、図7(c)に示すように、シリコン
基板71の表面にレジストマスク75を設けて保護し、
シリコン基板71の裏面に耐エッチング性の異なるレジ
ストマスク76、77を設ける。このようなレジストマ
スクの材料としてSiO2 、Si3 N4 が適している。
薄肉部を形成する領域となる所のレジストマスク77に
開口を形成し、次に厚肉部53を形成する領域となる所
のレジストマスク76を残してレジストマスク76をエ
ッチングして開口を形成してシリコン基板71の裏面を
露出させる。開口を通してシリコン基板71をTMAH
(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、(C
H3 )4 NOH)などで異方性エッチングして凹部78
を形成する。凹部78の深さは、薄肉部52と厚肉部5
3との厚さの差にする。
基板71の表面にレジストマスク75を設けて保護し、
シリコン基板71の裏面に耐エッチング性の異なるレジ
ストマスク76、77を設ける。このようなレジストマ
スクの材料としてSiO2 、Si3 N4 が適している。
薄肉部を形成する領域となる所のレジストマスク77に
開口を形成し、次に厚肉部53を形成する領域となる所
のレジストマスク76を残してレジストマスク76をエ
ッチングして開口を形成してシリコン基板71の裏面を
露出させる。開口を通してシリコン基板71をTMAH
(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、(C
H3 )4 NOH)などで異方性エッチングして凹部78
を形成する。凹部78の深さは、薄肉部52と厚肉部5
3との厚さの差にする。
【0013】次に、図7(d)に示すように、レジスト
マスク77の開口内のレジストマスク76を除去し、シ
リコン基板71をTMAHでエッチングする。このエッ
チングは、薄肉部52の厚さが所定厚さになるまで行
う。この時、厚肉部53もエッチングされ、厚肉部53
の下面はシリコン基板71の下面よりも引込むことにな
る。
マスク77の開口内のレジストマスク76を除去し、シ
リコン基板71をTMAHでエッチングする。このエッ
チングは、薄肉部52の厚さが所定厚さになるまで行
う。この時、厚肉部53もエッチングされ、厚肉部53
の下面はシリコン基板71の下面よりも引込むことにな
る。
【0014】次に、図7(e)に示すように、シリコン
基板71の下面とレジストマスク76,77の表面をホ
トレジストなどのレジストマスク79で覆い、凹部54
を形成する予定の領域の上のレジストマスク75に開口
を形成する。この開口を通してシリコン基板71をエッ
チングして凹部54を形成する。このとき、反対導電型
領域73もエッチングされて下部電極55が形成され
る。
基板71の下面とレジストマスク76,77の表面をホ
トレジストなどのレジストマスク79で覆い、凹部54
を形成する予定の領域の上のレジストマスク75に開口
を形成する。この開口を通してシリコン基板71をエッ
チングして凹部54を形成する。このとき、反対導電型
領域73もエッチングされて下部電極55が形成され
る。
【0015】次に、図7(f)に示すように、レジスト
マスク75〜77,79を除去し、ダイアフラム51を
得る。
マスク75〜77,79を除去し、ダイアフラム51を
得る。
【0016】図8は図6の上部ガラス板の製造方法を説
明するための工程順に示した断面図である。
明するための工程順に示した断面図である。
【0017】まず、図8(a)に示すように、上部ガラ
ス板61の両面にホトレジスト等でレジストマスク8
1,82を設け、レジストマスク81に開口83を設け
る。開口83を通して上部ガラス板61をフッ化水素酸
系のエッチング液でエッチングして凹部63を形成す
る。
ス板61の両面にホトレジスト等でレジストマスク8
1,82を設け、レジストマスク81に開口83を設け
る。開口83を通して上部ガラス板61をフッ化水素酸
系のエッチング液でエッチングして凹部63を形成す
る。
【0018】次に、図8(b)に示すように、レジスト
マスク82を除去し、新しくレジストマスク84を設
け、上部電極62を形成する領域のレジストマスク84
に開口85を形成する。
マスク82を除去し、新しくレジストマスク84を設
け、上部電極62を形成する領域のレジストマスク84
に開口85を形成する。
【0019】次に、図8(c)に示すように、レジスト
マスク84の上に金属膜86を蒸着またはスパッタ法に
より形成する。
マスク84の上に金属膜86を蒸着またはスパッタ法に
より形成する。
【0020】次に、図8(d)に示すように、レジスト
マスク84をその上の金属膜86と共に除去する。開口
85の所の金属膜86が残り、上部電極47が形成され
る。このようにして図6の上部ガラス板61が得られ
る。
マスク84をその上の金属膜86と共に除去する。開口
85の所の金属膜86が残り、上部電極47が形成され
る。このようにして図6の上部ガラス板61が得られ
る。
【0021】このようにして製造されたダイアフラム5
1と上部ガラス板61とを重ね、ダイアフラム51の下
部電極55と上部電極62とを位置合わせして、約40
0℃に加熱して600〜1000Vの直流電圧を印加す
る陽極接合法で貼り合わせることにより図6に示す圧力
センサが製造される。
1と上部ガラス板61とを重ね、ダイアフラム51の下
部電極55と上部電極62とを位置合わせして、約40
0℃に加熱して600〜1000Vの直流電圧を印加す
る陽極接合法で貼り合わせることにより図6に示す圧力
センサが製造される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の圧
力センサの製造において、圧力センサの感度を狭いばら
つきの範囲内に収めるためにはダイアフラムの感圧部と
なる薄肉部の厚さを狭いばらつきの範囲内に揃える必要
がある。従来は、薄肉部の厚さの制御をエッチング液の
組成と温度とエッチング時間の制御で行っていたが、薄
肉部の厚さには±3μm程度のばらつきがあり、ばらつ
きをこれ以下に抑えることは甚だ難しかった。このた
め、狭い範囲内の感度を有する圧力センサの歩留りが悪
く、コストが高くなるという問題があった。
力センサの製造において、圧力センサの感度を狭いばら
つきの範囲内に収めるためにはダイアフラムの感圧部と
なる薄肉部の厚さを狭いばらつきの範囲内に揃える必要
がある。従来は、薄肉部の厚さの制御をエッチング液の
組成と温度とエッチング時間の制御で行っていたが、薄
肉部の厚さには±3μm程度のばらつきがあり、ばらつ
きをこれ以下に抑えることは甚だ難しかった。このた
め、狭い範囲内の感度を有する圧力センサの歩留りが悪
く、コストが高くなるという問題があった。
【0023】本発明の目的は、薄肉部の厚さを狭いばら
つきの範囲内に揃えることが容易で、センサの感度を狭
いばらつきの範囲内に収めることが容易な構造を有し、
感度が揃った製品を歩留り良く安定に製造できる静電容
量型圧力センサとその製造方法を提供することにある。
つきの範囲内に揃えることが容易で、センサの感度を狭
いばらつきの範囲内に収めることが容易な構造を有し、
感度が揃った製品を歩留り良く安定に製造できる静電容
量型圧力センサとその製造方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の静電容量型圧力
センサは、シリコン基板の上に絶縁膜を介して設けられ
た一導電型で単結晶のシリコン層と、このシリコン層の
表面に設けられた下部電極と、この下部電極に向かい合
う前記シリコン基板の領域を選択除去して形成される薄
肉部とを有するダイアフラムと、前記ダイアフラムの上
面に取付けられ前記下部電極に間隔をおいて対向する上
部電極を有する上部ガラス板と、前記シリコン層の表面
に設けられ前記下部電極と前記上部電極からの信号を受
けて圧力値を算出する信号処理回路部とを備えたことを
特徴とする。
センサは、シリコン基板の上に絶縁膜を介して設けられ
た一導電型で単結晶のシリコン層と、このシリコン層の
表面に設けられた下部電極と、この下部電極に向かい合
う前記シリコン基板の領域を選択除去して形成される薄
肉部とを有するダイアフラムと、前記ダイアフラムの上
面に取付けられ前記下部電極に間隔をおいて対向する上
部電極を有する上部ガラス板と、前記シリコン層の表面
に設けられ前記下部電極と前記上部電極からの信号を受
けて圧力値を算出する信号処理回路部とを備えたことを
特徴とする。
【0025】本発明は、前記薄肉部が前記絶縁膜と前記
シリコン層とから成ることを特徴とする。
シリコン層とから成ることを特徴とする。
【0026】本発明は、前記薄肉部が前記シリコン層の
みから成ることを特徴とする。
みから成ることを特徴とする。
【0027】本発明は、前記薄肉部の中央部分に前記シ
リコン基板の一部で構成され前記薄肉部よりも厚い厚肉
部を有することを特徴とする。
リコン基板の一部で構成され前記薄肉部よりも厚い厚肉
部を有することを特徴とする。
【0028】本発明は、前記厚肉部が前記絶縁膜を介し
て前記シリコン層と接していることを特徴とする。
て前記シリコン層と接していることを特徴とする。
【0029】本発明は、前記シリコン基板の一部の選択
除去して絶縁分離されたシリコンの島と、この島に接す
る前記絶縁膜を選択除去して形成された開口と、この開
口を通して前記信号処理回路部の入出力部と前記島とを
接続する接続配線を含むことを特徴とする。
除去して絶縁分離されたシリコンの島と、この島に接す
る前記絶縁膜を選択除去して形成された開口と、この開
口を通して前記信号処理回路部の入出力部と前記島とを
接続する接続配線を含むことを特徴とする。
【0030】本発明の静電容量型圧力センサの製造方法
は、(A)シリコン基板の表面に所定の厚さの絶縁膜を
形成する工程と、この絶縁膜の上に一導電型で単結晶の
シリコン層を設ける工程と、このシリコン層を所定の厚
さに調整する工程と、このシリコン層の表面の所定位置
に下部電極とこの下部電極に接続する信号処理回路部と
を形成する工程と、前記下部電極に向かい合う前記シリ
コン基板の領域を選択除去して薄肉部を形成する工程と
を備えたダイアフラム形成工程、(B)ガラス板の両面
に耐エッチング性のレジストマスクを設け、前記ダイア
フラムの下部電極および信号処理回路部に向い合う領域
のレジストマスクに開口を設ける工程と、前記開口を通
して前記ガラスをエッチングして前記下部電極および信
号処理回路部に向い合う領域に凹部を形成する工程と、
前記レジストマスクを除去する工程と、前記下部電極に
向い合う凹部に上部電極を形成する工程と、この上部電
極を前記信号処理回路部に接続するための接続配線を形
成する工程とを備えた上部ガラス板形成工程、(C)前
記ダイアフラムの上面に前記上部ガラス板を前記下部電
極と前記上部電極とが向い合うように位置合わせして貼
合わせると同時に前記接続配線を前記信号処理回路部に
接続する工程とを備えたことを特徴とする。
は、(A)シリコン基板の表面に所定の厚さの絶縁膜を
形成する工程と、この絶縁膜の上に一導電型で単結晶の
シリコン層を設ける工程と、このシリコン層を所定の厚
さに調整する工程と、このシリコン層の表面の所定位置
に下部電極とこの下部電極に接続する信号処理回路部と
を形成する工程と、前記下部電極に向かい合う前記シリ
コン基板の領域を選択除去して薄肉部を形成する工程と
を備えたダイアフラム形成工程、(B)ガラス板の両面
に耐エッチング性のレジストマスクを設け、前記ダイア
フラムの下部電極および信号処理回路部に向い合う領域
のレジストマスクに開口を設ける工程と、前記開口を通
して前記ガラスをエッチングして前記下部電極および信
号処理回路部に向い合う領域に凹部を形成する工程と、
前記レジストマスクを除去する工程と、前記下部電極に
向い合う凹部に上部電極を形成する工程と、この上部電
極を前記信号処理回路部に接続するための接続配線を形
成する工程とを備えた上部ガラス板形成工程、(C)前
記ダイアフラムの上面に前記上部ガラス板を前記下部電
極と前記上部電極とが向い合うように位置合わせして貼
合わせると同時に前記接続配線を前記信号処理回路部に
接続する工程とを備えたことを特徴とする。
【0031】本発明は、前記薄肉部を形成する工程が、
前記シリコン基板のみを選択除去して形成する工程であ
ることを特徴とする。
前記シリコン基板のみを選択除去して形成する工程であ
ることを特徴とする。
【0032】本発明は、前記薄肉部を形成する工程が、
前記シリコン基板と前記絶縁膜とを選択除去して形成す
る工程であることを特徴とする。
前記シリコン基板と前記絶縁膜とを選択除去して形成す
る工程であることを特徴とする。
【0033】本発明は、前記薄肉部の中央部分に前記シ
リコン基板の一部を選択除去して厚肉部を形成する工程
を含むことを特徴とする。
リコン基板の一部を選択除去して厚肉部を形成する工程
を含むことを特徴とする。
【0034】本発明は、前記シリコン基板の一部の周囲
を前記絶縁膜に到るまで選択除去して絶縁分離されたシ
リコンの島を形成し、この島に接する前記絶縁膜を選択
除去して前記信号処理回路部の入出力部を前記島に接続
する工程を含むことを特徴とする。
を前記絶縁膜に到るまで選択除去して絶縁分離されたシ
リコンの島を形成し、この島に接する前記絶縁膜を選択
除去して前記信号処理回路部の入出力部を前記島に接続
する工程を含むことを特徴とする。
【0035】
【作用】本発明では、シリコン基板とシリコン層とを絶
縁膜を介して貼り合わせ、シリコン層の表面に下部電極
を設け、下部電極に向かい合うシリコン基板の領域を選
択除去して薄肉部を形成することによってダイアフラム
を構成している。そして、ダイアフラムの下部電極に対
向する上部電極を有する上部ガラス板をダイアフラムの
上に接合して静電容量型圧力センサを構成している。感
圧部となる薄肉部の厚さは、シリコン層と絶縁膜の厚さ
で決まる。シリコン層の厚さは研磨によって調整される
が、シリコン層の研磨は相当高い精度で制御でき、シリ
コン層の厚さは狭いばらつきの範囲内で目標値に収めら
れる。また、絶縁膜の厚さはシリコン層よりも更に狭い
ばらつきの範囲内で制御できる。従って、薄肉部の厚さ
は、従来よりも1桁程度狭いばらつきの範囲内に収める
ことができる。
縁膜を介して貼り合わせ、シリコン層の表面に下部電極
を設け、下部電極に向かい合うシリコン基板の領域を選
択除去して薄肉部を形成することによってダイアフラム
を構成している。そして、ダイアフラムの下部電極に対
向する上部電極を有する上部ガラス板をダイアフラムの
上に接合して静電容量型圧力センサを構成している。感
圧部となる薄肉部の厚さは、シリコン層と絶縁膜の厚さ
で決まる。シリコン層の厚さは研磨によって調整される
が、シリコン層の研磨は相当高い精度で制御でき、シリ
コン層の厚さは狭いばらつきの範囲内で目標値に収めら
れる。また、絶縁膜の厚さはシリコン層よりも更に狭い
ばらつきの範囲内で制御できる。従って、薄肉部の厚さ
は、従来よりも1桁程度狭いばらつきの範囲内に収める
ことができる。
【0036】前記薄肉部は、シリコン基板を選択エッチ
ングして形成されるが、そのとき絶縁膜はエッチ・スト
ッパの役目をしている。それ故、絶縁膜が露出するよう
にエッチングすれば、薄肉部の厚さはシリコン層と絶縁
膜の厚さで決まり、エッチング不足やエッチング過剰に
より薄肉部の厚さがばらつくというようなことは起こら
ない。
ングして形成されるが、そのとき絶縁膜はエッチ・スト
ッパの役目をしている。それ故、絶縁膜が露出するよう
にエッチングすれば、薄肉部の厚さはシリコン層と絶縁
膜の厚さで決まり、エッチング不足やエッチング過剰に
より薄肉部の厚さがばらつくというようなことは起こら
ない。
【0037】圧力センサの感度を高めるためには薄肉部
の厚さは薄い方がよい。このため、絶縁膜を除去して、
薄肉部をシリコン層のみで構成して薄肉部の厚さを薄く
すると、圧力センサの感度を高めることができる。絶縁
膜はエッチ・ストッパの役目をしているから、絶縁膜の
除去はシリコン基板の選択エッチングが終了した後にす
る。
の厚さは薄い方がよい。このため、絶縁膜を除去して、
薄肉部をシリコン層のみで構成して薄肉部の厚さを薄く
すると、圧力センサの感度を高めることができる。絶縁
膜はエッチ・ストッパの役目をしているから、絶縁膜の
除去はシリコン基板の選択エッチングが終了した後にす
る。
【0038】圧力センサの感圧部は、薄肉部のみで構成
することができるが、大きな圧力がかかったとき、薄肉
部が円弧状に撓み、上部電極とダイアフラムとが平行に
ならず、圧力−容量変換が複雑になる。これを防ぎ、上
部電極とダイアフラムとの平行度を保つために、薄肉部
の中央部分に厚肉部を設ける。厚肉部は、薄肉部よりも
厚く、シリコン基板よりも薄くするのが普通であるが、
シリコン基板と同じ厚さにしても良い。
することができるが、大きな圧力がかかったとき、薄肉
部が円弧状に撓み、上部電極とダイアフラムとが平行に
ならず、圧力−容量変換が複雑になる。これを防ぎ、上
部電極とダイアフラムとの平行度を保つために、薄肉部
の中央部分に厚肉部を設ける。厚肉部は、薄肉部よりも
厚く、シリコン基板よりも薄くするのが普通であるが、
シリコン基板と同じ厚さにしても良い。
【0039】前記厚肉部は、シリコン基板の一部を選択
エッチングして作られるので、厚肉部は絶縁膜を介して
前記シリコン層と接している。
エッチングして作られるので、厚肉部は絶縁膜を介して
前記シリコン層と接している。
【0040】この発明の圧力センサは、シリコン基板と
シリコン層とが絶縁膜により完全に絶縁されていて電気
信号はすべてシリコン層から取り出される。このこと
は、シリコン基板をどこに取付けてもシリコン層は常に
絶縁されていて取付場所の影響を受けないという大きな
利点を有していることを示す。しかしながら、プリント
回路板に圧力センサを取付ける場合には、プリント回路
板の配線またはランドに圧力センサのシリコン基板を取
付け、圧力センサの入出力信号をプリント回路板の配線
に流してやる場合が多い。このような場合、圧力センサ
の信号処理回路部の入出力部をシリコン基板に接続して
おくと、圧力センサをプリント回路板の配線またはラン
ドに取付けるだけで圧力センサの入出力信号をプリント
回路板の配線に流すことができて便利である。そのよう
なことを可能にするために、シリコン基板の一部の選択
除去して絶縁分離されたシリコンの島を設け、この島に
接する絶縁膜を選択除去して開口を形成し、この開口を
通して信号処理回路部の入出力部と島とを接続配線で接
続する。
シリコン層とが絶縁膜により完全に絶縁されていて電気
信号はすべてシリコン層から取り出される。このこと
は、シリコン基板をどこに取付けてもシリコン層は常に
絶縁されていて取付場所の影響を受けないという大きな
利点を有していることを示す。しかしながら、プリント
回路板に圧力センサを取付ける場合には、プリント回路
板の配線またはランドに圧力センサのシリコン基板を取
付け、圧力センサの入出力信号をプリント回路板の配線
に流してやる場合が多い。このような場合、圧力センサ
の信号処理回路部の入出力部をシリコン基板に接続して
おくと、圧力センサをプリント回路板の配線またはラン
ドに取付けるだけで圧力センサの入出力信号をプリント
回路板の配線に流すことができて便利である。そのよう
なことを可能にするために、シリコン基板の一部の選択
除去して絶縁分離されたシリコンの島を設け、この島に
接する絶縁膜を選択除去して開口を形成し、この開口を
通して信号処理回路部の入出力部と島とを接続配線で接
続する。
【0041】この発明の圧力センサの製造方法において
は、絶縁膜を所定の厚さに形成する工程と、シリコン層
を所定の厚さに調整する工程とが重要である。シリコン
層の厚さの調整には研磨が用いられるが、研磨により相
当高い精度でシリコン層の厚さを目標値に持っていくこ
とができる。絶縁膜の厚さはシリコン層の厚さの制御以
上に制御できる。従って、感圧部となる薄肉部を絶縁膜
とシリコン層とで構成するようにすれば、薄肉部の厚さ
を狭いばらつきの範囲内に収めることができ、感度特性
の揃った圧力センサを高歩留りで安定に製造することが
できる。
は、絶縁膜を所定の厚さに形成する工程と、シリコン層
を所定の厚さに調整する工程とが重要である。シリコン
層の厚さの調整には研磨が用いられるが、研磨により相
当高い精度でシリコン層の厚さを目標値に持っていくこ
とができる。絶縁膜の厚さはシリコン層の厚さの制御以
上に制御できる。従って、感圧部となる薄肉部を絶縁膜
とシリコン層とで構成するようにすれば、薄肉部の厚さ
を狭いばらつきの範囲内に収めることができ、感度特性
の揃った圧力センサを高歩留りで安定に製造することが
できる。
【0042】上述のように、感圧部となる薄肉部を絶縁
膜とシリコン層とで構成するときは、シリコン基板のみ
を選択除去する工程で薄肉部を形成することができる。
膜とシリコン層とで構成するときは、シリコン基板のみ
を選択除去する工程で薄肉部を形成することができる。
【0043】圧力センサの感度を高めるためには薄肉部
の厚さは薄い方がよい。このため、薄肉部をシリコン層
のみで構成し、絶縁膜を除去する。絶縁膜はエッチ・ス
トッパの役目をしているから、シリコン基板の選択エッ
チングが終了した後に絶縁膜を除去する。
の厚さは薄い方がよい。このため、薄肉部をシリコン層
のみで構成し、絶縁膜を除去する。絶縁膜はエッチ・ス
トッパの役目をしているから、シリコン基板の選択エッ
チングが終了した後に絶縁膜を除去する。
【0044】薄肉部が円弧状に撓むのを防ぎ、上部電極
とダイアフラムとの平行度を保つために、薄肉部の中央
部分に厚肉部を設けるが、厚肉部はシリコン基板の一部
を選択除去して厚肉部を形成する。
とダイアフラムとの平行度を保つために、薄肉部の中央
部分に厚肉部を設けるが、厚肉部はシリコン基板の一部
を選択除去して厚肉部を形成する。
【0045】この発明の圧力センサは、信号処理回路部
が形成されているシリコン層が絶縁膜によりシリコン基
板と完全に絶縁されていることが利点の一つであるが、
信号処理回路部をシリコン基板に接続しておくと、便利
な場合がある。これを実現するために、シリコン基板の
一部の周囲を絶縁膜に到るまで選択除去して絶縁分離さ
れたシリコンの島を形成し、この島に接する絶縁膜を選
択除去して信号処理回路部の入出力部を島に接続する。
この島は、シリコン基板の残りの部分とは絶縁分離され
ているから、シリコン基板の残りの部分に電気的影響を
及ぼすことはない。
が形成されているシリコン層が絶縁膜によりシリコン基
板と完全に絶縁されていることが利点の一つであるが、
信号処理回路部をシリコン基板に接続しておくと、便利
な場合がある。これを実現するために、シリコン基板の
一部の周囲を絶縁膜に到るまで選択除去して絶縁分離さ
れたシリコンの島を形成し、この島に接する絶縁膜を選
択除去して信号処理回路部の入出力部を島に接続する。
この島は、シリコン基板の残りの部分とは絶縁分離され
ているから、シリコン基板の残りの部分に電気的影響を
及ぼすことはない。
【0046】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の断面図であ
る。
る。
【0047】シリコン基板1は、結晶方位が〔100〕
である主面を有する単結晶のシリコン基板から成る。こ
のシリコン基板1の表面に絶縁膜2を形成し、その上に
一導電型のシリコン層3を形成する。シリコン層3に反
対導電型の不純物を高濃度に拡散して高伝導度の下部電
極4を形成し、その隣の領域に信号処理回路部5を形成
し、反対導電型不純物の拡散により接続配線6を形成
し、下部電極4と信号処理回路部5とを接続する。シリ
コン基板1を選択エッチングして薄肉部7と厚肉部8を
形成する。薄肉部7は、絶縁膜2とシリコン層3とから
なり、感圧部を構成する。これによりダイアフラムが構
成される。
である主面を有する単結晶のシリコン基板から成る。こ
のシリコン基板1の表面に絶縁膜2を形成し、その上に
一導電型のシリコン層3を形成する。シリコン層3に反
対導電型の不純物を高濃度に拡散して高伝導度の下部電
極4を形成し、その隣の領域に信号処理回路部5を形成
し、反対導電型不純物の拡散により接続配線6を形成
し、下部電極4と信号処理回路部5とを接続する。シリ
コン基板1を選択エッチングして薄肉部7と厚肉部8を
形成する。薄肉部7は、絶縁膜2とシリコン層3とから
なり、感圧部を構成する。これによりダイアフラムが構
成される。
【0048】厚肉部8は、必ずしも必要ではないが、大
きな圧力がかかったとき、薄肉部7が円弧状に撓むのを
防ぎ、上部電極14とダイアフラムとの平行度を安定に
保つ効果があるので、厚肉部8を設けた方が良い。厚肉
部8は、薄肉部7よりも厚く、シリコン基板1よりも薄
くするのが普通であるが、シリコン基板1と同じ厚さに
しても良い。
きな圧力がかかったとき、薄肉部7が円弧状に撓むのを
防ぎ、上部電極14とダイアフラムとの平行度を安定に
保つ効果があるので、厚肉部8を設けた方が良い。厚肉
部8は、薄肉部7よりも厚く、シリコン基板1よりも薄
くするのが普通であるが、シリコン基板1と同じ厚さに
しても良い。
【0049】上部ガラス板11は、薄肉部7と厚肉部8
とから成る感圧部に向い合う領域に凹部12を形成し、
信号処理回路部5に向かい合う領域に凹部13を形成
し、凹部12に上部電極14と、上部電極14と信号処
理回路部5とを接続する接続配線(図示せず)を形成す
ることにより作られる。
とから成る感圧部に向い合う領域に凹部12を形成し、
信号処理回路部5に向かい合う領域に凹部13を形成
し、凹部12に上部電極14と、上部電極14と信号処
理回路部5とを接続する接続配線(図示せず)を形成す
ることにより作られる。
【0050】シリコン層3の上面に上部ガラス板11を
置き、下部電極4と上部電極14とが向い合うように位
置合わせして、陽極接合法により貼合わせると同時に接
続配線を信号処理回路部5に接続する。
置き、下部電極4と上部電極14とが向い合うように位
置合わせして、陽極接合法により貼合わせると同時に接
続配線を信号処理回路部5に接続する。
【0051】図2は図1のダイアフラムの製造方法を説
明するための工程順に示した断面図である。
明するための工程順に示した断面図である。
【0052】まず、図2(a)に示すように、結晶方位
が〔100〕である主面を有する単結晶のシリコン基板
1の表面に熱酸化により厚さ約0.5〜1μmのSiO
2 の絶縁膜2を設ける。絶縁膜2は、相当正確に形成す
ることができ、±0.01μm以下の精度で所望の厚さ
にすることができる。一導電型の単結晶のシリコン板2
1を別に用意し、シリコン基板1の絶縁膜2の上に置
く。
が〔100〕である主面を有する単結晶のシリコン基板
1の表面に熱酸化により厚さ約0.5〜1μmのSiO
2 の絶縁膜2を設ける。絶縁膜2は、相当正確に形成す
ることができ、±0.01μm以下の精度で所望の厚さ
にすることができる。一導電型の単結晶のシリコン板2
1を別に用意し、シリコン基板1の絶縁膜2の上に置
く。
【0053】次に、図2(b)に示すように、シリコン
板21を絶縁膜2の上に重ね合わせ、約1000℃〜1
200℃のN2 雰囲気中で約1時間加熱して貼り合わせ
る。シリコン基板1とシリコン板21との間には、特に
圧力をかけたり、電圧をかけたりするようなことはしな
い。
板21を絶縁膜2の上に重ね合わせ、約1000℃〜1
200℃のN2 雰囲気中で約1時間加熱して貼り合わせ
る。シリコン基板1とシリコン板21との間には、特に
圧力をかけたり、電圧をかけたりするようなことはしな
い。
【0054】次に、図2(c)に示すように、シリコン
板21を研磨して厚さ約15〜25μmの薄いシリコン
層3に調整する。この調整は、薄肉部7の厚さを決定す
るものであるから重要である。この研磨は相当正確に行
うことができ、±0.5μm以内の精度で所望の厚さに
することができる。シリコン板21の研磨は、シリコン
層3と絶縁膜2の厚さの和が20μm程度となるように
するのが望ましい。シリコン層3の表面にSiO2 など
のマスクを設け、窓あけし、不純物を拡散する通常の方
法によって、ウェル22、素子領域23、絶縁膜24、
電極25を形成して信号処理回路部5を形成する。同様
にしてシリコン層3と反対導電型の下部電極4、接続配
線6を形成する。
板21を研磨して厚さ約15〜25μmの薄いシリコン
層3に調整する。この調整は、薄肉部7の厚さを決定す
るものであるから重要である。この研磨は相当正確に行
うことができ、±0.5μm以内の精度で所望の厚さに
することができる。シリコン板21の研磨は、シリコン
層3と絶縁膜2の厚さの和が20μm程度となるように
するのが望ましい。シリコン層3の表面にSiO2 など
のマスクを設け、窓あけし、不純物を拡散する通常の方
法によって、ウェル22、素子領域23、絶縁膜24、
電極25を形成して信号処理回路部5を形成する。同様
にしてシリコン層3と反対導電型の下部電極4、接続配
線6を形成する。
【0055】次に、図2(d)に示すように、シリコン
層3の表面をレジストマスク26で覆い、シリコン基板
1の裏面に耐エッチング性が異なるレジストマスク2
7,28を設ける。例えば、レジストマスク27にSi
O2 、レジストマスク28にSi3 N4 を用いる。薄肉
部7を形成する領域のレジストマスク28に窓をあけ、
厚肉部8を形成する領域のレジストマスク27を残し、
薄肉部7を形成する領域のレジストマスク27をエッチ
ングして除去する。
層3の表面をレジストマスク26で覆い、シリコン基板
1の裏面に耐エッチング性が異なるレジストマスク2
7,28を設ける。例えば、レジストマスク27にSi
O2 、レジストマスク28にSi3 N4 を用いる。薄肉
部7を形成する領域のレジストマスク28に窓をあけ、
厚肉部8を形成する領域のレジストマスク27を残し、
薄肉部7を形成する領域のレジストマスク27をエッチ
ングして除去する。
【0056】次に、図2(e)に示すように、TMAH
(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、(C
H3 )4 NOH)で異方性エッチングを行い、凹部29
を形成する。TMAHは、SiO2 を殆どエッチせずに
シリコンをエッチするので、SiO2 をマスクとして使
用する場合のシリコンのエッチングにはKOHより優れ
ている。
(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、(C
H3 )4 NOH)で異方性エッチングを行い、凹部29
を形成する。TMAHは、SiO2 を殆どエッチせずに
シリコンをエッチするので、SiO2 をマスクとして使
用する場合のシリコンのエッチングにはKOHより優れ
ている。
【0057】次に、図2(f)に示すように、厚肉部8
を形成する領域のレジストマスク27を除去し、TMA
Hで再び異方性エッチングを行い絶縁膜2に達する凹部
29を形成する。このとき、レジストマスク27で覆わ
れないシリコン基板21もエッチングされ、厚肉部8が
形成される。絶縁膜2はエッチング剤に対するストッパ
となっており、絶縁膜2とシリコン層3からなる薄肉部
7の厚さが図2(c)で設定した厚さに維持されるとい
う大きな効果を有している。従来は薄肉部7の厚さの制
御をエッチング液の組成とエッチング時間の制御で行っ
ていたので薄肉部7の厚さを狭い許容範囲に収めること
が難しかったが、本発明では絶縁膜2がストッパとなっ
ていてそれ以上はエッチングされないので、薄肉部7の
厚さを精度良く制御できる。エッチング終了後レジスト
マスク26,27,28を除去する。これにより図1に
示すダイアフラムが製造される。
を形成する領域のレジストマスク27を除去し、TMA
Hで再び異方性エッチングを行い絶縁膜2に達する凹部
29を形成する。このとき、レジストマスク27で覆わ
れないシリコン基板21もエッチングされ、厚肉部8が
形成される。絶縁膜2はエッチング剤に対するストッパ
となっており、絶縁膜2とシリコン層3からなる薄肉部
7の厚さが図2(c)で設定した厚さに維持されるとい
う大きな効果を有している。従来は薄肉部7の厚さの制
御をエッチング液の組成とエッチング時間の制御で行っ
ていたので薄肉部7の厚さを狭い許容範囲に収めること
が難しかったが、本発明では絶縁膜2がストッパとなっ
ていてそれ以上はエッチングされないので、薄肉部7の
厚さを精度良く制御できる。エッチング終了後レジスト
マスク26,27,28を除去する。これにより図1に
示すダイアフラムが製造される。
【0058】図3は図1の上部ガラスの製造方法を説明
するための工程順に示した断面図である。
するための工程順に示した断面図である。
【0059】まず、図3(a)に示すように、厚さ約5
00μmのガラス板11の上面と下面にホトレジストの
マスク31,32を設け、凹部13を形成する領域に窓
33をあけ、ガラス板11の表面を露出させる。ガラス
板11には種々の材質のものを使用することができる
が、パイレックス・ガラスなどが適当である。
00μmのガラス板11の上面と下面にホトレジストの
マスク31,32を設け、凹部13を形成する領域に窓
33をあけ、ガラス板11の表面を露出させる。ガラス
板11には種々の材質のものを使用することができる
が、パイレックス・ガラスなどが適当である。
【0060】次に、図3(b)に示すように、開口33
を通してエッチングを行い、凹部13を形成する。
を通してエッチングを行い、凹部13を形成する。
【0061】次に、図3(c)に示すように、マスク3
1,32を除去し、新しくホトレジストのマスク34,
35を設ける。このとき、凹部13を覆っておく。凹部
12を形成する領域に窓36をあける。
1,32を除去し、新しくホトレジストのマスク34,
35を設ける。このとき、凹部13を覆っておく。凹部
12を形成する領域に窓36をあける。
【0062】次に、図3(d)に示すように、窓36を
通して深さ2〜3μm程度のエッチングを行い、凹部1
2を形成する。
通して深さ2〜3μm程度のエッチングを行い、凹部1
2を形成する。
【0063】次に、図3(e)に示すように、ホトレジ
ストのマスク34,35を除去した後、金属の蒸着と選
択除去により上部電極14と接続配線15を形成する。
これにより図1に示す上部ガラス板11を得る。
ストのマスク34,35を除去した後、金属の蒸着と選
択除去により上部電極14と接続配線15を形成する。
これにより図1に示す上部ガラス板11を得る。
【0064】上記のようにして得られた上部ガラス板1
1をダイアフラムのシリコン層3の上に置き、上部電極
14と下部電極4とを位置合わせし、約400℃の温度
で600〜1000Vの直流電圧を印加する陽極接合法
で気密に貼り合わせる。凹部13の上のガラスを除去
し、金属線を接続して信号処理回路部5を外部に引き出
す。これにより第1の実施例の圧力センサが得られる。
1をダイアフラムのシリコン層3の上に置き、上部電極
14と下部電極4とを位置合わせし、約400℃の温度
で600〜1000Vの直流電圧を印加する陽極接合法
で気密に貼り合わせる。凹部13の上のガラスを除去
し、金属線を接続して信号処理回路部5を外部に引き出
す。これにより第1の実施例の圧力センサが得られる。
【0065】図4は本発明の第2の実施例の断面図であ
る。
る。
【0066】第2の実施例においては、薄肉部7の絶縁
膜2を除去して、シリコン層3のみで薄肉部7を形成し
ている。厚肉部8は絶縁膜2を介してシリコン層3に接
している。このようにすると、小さな圧力でも薄肉部7
が撓み易くなり、検出感度が高くなるという効果が得ら
れる。絶縁膜2を除去するエッチング剤ではシリコン層
3は殆ど侵されないので、薄肉部7の厚さはシリコン板
21の研磨時の厚さに維持される。それ以外は第1の実
施例と同じである。
膜2を除去して、シリコン層3のみで薄肉部7を形成し
ている。厚肉部8は絶縁膜2を介してシリコン層3に接
している。このようにすると、小さな圧力でも薄肉部7
が撓み易くなり、検出感度が高くなるという効果が得ら
れる。絶縁膜2を除去するエッチング剤ではシリコン層
3は殆ど侵されないので、薄肉部7の厚さはシリコン板
21の研磨時の厚さに維持される。それ以外は第1の実
施例と同じである。
【0067】第1および第2の実施例においては、シリ
コン基板1は、絶縁膜2によりシリコン層3と完全に絶
縁されていて電気信号はすべてシリコン層3の上から取
り出されている。このことは、シリコン基板1をどこに
取付けてもシリコン層3は常に絶縁されていて取付場所
の影響を受けないという大きな利点を有していることを
示す。
コン基板1は、絶縁膜2によりシリコン層3と完全に絶
縁されていて電気信号はすべてシリコン層3の上から取
り出されている。このことは、シリコン基板1をどこに
取付けてもシリコン層3は常に絶縁されていて取付場所
の影響を受けないという大きな利点を有していることを
示す。
【0068】しかしながら、プリント回路板に圧力セン
サを取付ける場合には、プリント回路板の配線またはラ
ンドに圧力センサのシリコン基板1を取付け、圧力セン
サの入出力信号をプリント回路板の配線に流してやる場
合が多い。このような場合、圧力センサの信号処理回路
部の入出力部をシリコン基板に接続しておくと、圧力セ
ンサをプリント回路板の配線またはランドに取付けるだ
けで圧力センサの入出力信号をプリント回路板の配線に
流すことができて便利である。
サを取付ける場合には、プリント回路板の配線またはラ
ンドに圧力センサのシリコン基板1を取付け、圧力セン
サの入出力信号をプリント回路板の配線に流してやる場
合が多い。このような場合、圧力センサの信号処理回路
部の入出力部をシリコン基板に接続しておくと、圧力セ
ンサをプリント回路板の配線またはランドに取付けるだ
けで圧力センサの入出力信号をプリント回路板の配線に
流すことができて便利である。
【0069】図5は本発明の第3の実施例の下面図およ
びA−A´線断面図である。
びA−A´線断面図である。
【0070】第3の実施例は、上記要望に応えるべく考
え出された圧力センサである。信号処理回路部5の下で
シリコン基板1を絶縁膜2に達する深さにエッチングし
て溝41を形成し、複数の四角錐台形のシリコンの島4
2a,42b,42cを形成する。シリコンの島42
a,42b,42cの下面およびシリコン基板1の下面
に金属膜45,46を形成してプリント回路板の配線に
はんだ付けできるようにしておく。これらのシリコンの
島42a,42b,42cはシリコン基板1の残りの部
分と完全に絶縁分離されている。シリコンの島42a,
42b,42cの上部の絶縁膜2に孔43a,43b,
43cをあける。信号処理回路部5の素子領域23の一
つを接続配線44bで孔43bを通してシリコンの島4
2bに接続する。他のシリコンの島42a,42cも同
様に信号処理回路部5の他の素子領域と接続する。これ
らのシリコンの島42a,42b,42cをプリント回
路板の配線にはんだ付けすれば、圧力センサの入出力信
号をプリント回路板の配線に流すことができる。
え出された圧力センサである。信号処理回路部5の下で
シリコン基板1を絶縁膜2に達する深さにエッチングし
て溝41を形成し、複数の四角錐台形のシリコンの島4
2a,42b,42cを形成する。シリコンの島42
a,42b,42cの下面およびシリコン基板1の下面
に金属膜45,46を形成してプリント回路板の配線に
はんだ付けできるようにしておく。これらのシリコンの
島42a,42b,42cはシリコン基板1の残りの部
分と完全に絶縁分離されている。シリコンの島42a,
42b,42cの上部の絶縁膜2に孔43a,43b,
43cをあける。信号処理回路部5の素子領域23の一
つを接続配線44bで孔43bを通してシリコンの島4
2bに接続する。他のシリコンの島42a,42cも同
様に信号処理回路部5の他の素子領域と接続する。これ
らのシリコンの島42a,42b,42cをプリント回
路板の配線にはんだ付けすれば、圧力センサの入出力信
号をプリント回路板の配線に流すことができる。
【0071】上記実施例ではシリコンの島を三つ設けた
が、シリコンの島は必要数だけ設ければよく、三つに限
定されない。上記以外は第1の実施例と同じである。シ
リコンの島を設ける構造は第2の実施例にも適用できる
ことは明らかである。
が、シリコンの島は必要数だけ設ければよく、三つに限
定されない。上記以外は第1の実施例と同じである。シ
リコンの島を設ける構造は第2の実施例にも適用できる
ことは明らかである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、シリ
コン基板とシリコン層とを絶縁膜を介して貼り合わせ、
シリコン層を高精度で研磨して厚さを調整することによ
り薄肉部の厚さを決めるようにしたので、薄肉部の厚さ
を狭いばらつきの範囲内に収めることができ、感度が揃
った圧力センサを歩留り良く安定に製造することができ
る。
コン基板とシリコン層とを絶縁膜を介して貼り合わせ、
シリコン層を高精度で研磨して厚さを調整することによ
り薄肉部の厚さを決めるようにしたので、薄肉部の厚さ
を狭いばらつきの範囲内に収めることができ、感度が揃
った圧力センサを歩留り良く安定に製造することができ
る。
【0073】また、本発明では、下部電極および信号処
理回路部を含むシリコン層を絶縁膜でシリコン基板と絶
縁分離したので、下部電極および信号処理回路部を含む
電気部分がシリコン基板と絶縁分離され、圧力センサの
取付場所の自由度が大きくなる。
理回路部を含むシリコン層を絶縁膜でシリコン基板と絶
縁分離したので、下部電極および信号処理回路部を含む
電気部分がシリコン基板と絶縁分離され、圧力センサの
取付場所の自由度が大きくなる。
【0074】さらにまた、本発明では、シリコン基板の
一部を選択除去して絶縁分離された島を形成し、この島
に信号処理回路部の入出力部を接続できるようにしたの
で、この島をプリント回路板の配線またはランドに取付
けるだけで圧力センサの入出力部をプリント回路板の配
線に電気的に接続することができる。
一部を選択除去して絶縁分離された島を形成し、この島
に信号処理回路部の入出力部を接続できるようにしたの
で、この島をプリント回路板の配線またはランドに取付
けるだけで圧力センサの入出力部をプリント回路板の配
線に電気的に接続することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】図1のダイアフラムの製造方法を説明するため
の工程順に示した断面図である。
の工程順に示した断面図である。
【図3】図1の上部ガラスの製造方法を説明するための
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の下面図およびA−A´
線断面図である。
線断面図である。
【図6】従来の静電容量型圧力センサの一例の断面図で
ある。
ある。
【図7】図6のダイアフラムの製造方法を説明するため
の工程順に示した断面図である。
の工程順に示した断面図である。
【図8】図6の上部ガラス板の製造方法を説明するため
の工程順に示した断面図である。
の工程順に示した断面図である。
1 シリコン基板 2 絶縁膜 3 シリコン層 4 下部電極 5 信号処理回路部 6 接続配線 7 薄肉部 8 厚肉部 11 上部ガラス板 12,13 凹部 14 上部電極
Claims (11)
- 【請求項1】 シリコン基板の上に絶縁膜を介して設け
られた一導電型で単結晶のシリコン層と、このシリコン
層の表面に設けられた下部電極と、この下部電極に向か
い合う前記シリコン基板の領域を選択除去して形成され
る薄肉部とを有するダイアフラムと、 前記ダイアフラムの上面に取付けられ前記下部電極に間
隔をおいて対向する上部電極を有する上部ガラス板と、 前記シリコン層の表面に設けられ前記下部電極と前記上
部電極からの信号を受けて圧力値を算出する信号処理回
路部とを備えたことを特徴とする静電容量型圧力セン
サ。 - 【請求項2】 前記薄肉部が前記絶縁膜と前記シリコン
層とから成ることを特徴とする請求項1記載の静電容量
型圧力センサ。 - 【請求項3】 前記薄肉部が前記シリコン層のみから成
ることを特徴とする請求項1記載の静電容量型圧力セン
サ。 - 【請求項4】 前記薄肉部の中央部分に前記シリコン基
板の一部で構成され前記薄肉部よりも厚い厚肉部を有す
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の静電
容量型圧力センサ。 - 【請求項5】 前記厚肉部が前記絶縁膜を介して前記シ
リコン層と接していることを特徴とする請求項4記載の
静電容量型圧力センサ。 - 【請求項6】 前記シリコン基板の一部の選択除去して
絶縁分離されたシリコンの島と、この島に接する前記絶
縁膜を選択除去して形成された開口と、この開口を通し
て前記信号処理回路部の入出力部と前記島とを接続する
接続配線を含むことを特徴とする請求項1記載の静電容
量型圧力センサ。 - 【請求項7】 (A)シリコン基板の表面に所定の厚さ
の絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜の上に一導電型
で単結晶のシリコン層を設ける工程と、このシリコン層
を所定の厚さに調整する工程と、このシリコン層の表面
の所定位置に下部電極とこの下部電極に接続する信号処
理回路部とを形成する工程と、前記下部電極に向かい合
う前記シリコン基板の領域を選択除去して薄肉部を形成
する工程とを備えたダイアフラム形成工程、 (B)ガラス板の両面に耐エッチング性のレジストマス
クを設け、前記ダイアフラムの下部電極および信号処理
回路部に向い合う領域のレジストマスクに開口を設ける
工程と、前記開口を通して前記ガラスをエッチングして
前記下部電極および信号処理回路部に向い合う領域に凹
部を形成する工程と、前記レジストマスクを除去する工
程と、前記下部電極に向い合う凹部に上部電極を形成す
る工程と、この上部電極を前記信号処理回路部に接続す
るための接続配線を形成する工程とを備えた上部ガラス
板形成工程、 (C)前記ダイアフラムの上面に前記上部ガラス板を前
記下部電極と前記上部電極とが向い合うように位置合わ
せして貼合わせると同時に前記接続配線を前記信号処理
回路部に接続する工程とを備えたことを特徴とする静電
容量型圧力センサの製造方法。 - 【請求項8】 前記薄肉部を形成する工程が、前記シリ
コン基板のみを選択除去して形成する工程であることを
特徴とする請求項7記載の静電容量型圧力センサの製造
方法。 - 【請求項9】 前記薄肉部を形成する工程が、前記シリ
コン基板と前記絶縁膜とを選択除去して形成する工程で
あることを特徴とする請求項7記載の静電容量型圧力セ
ンサの製造方法。 - 【請求項10】 前記薄肉部の中央部分に前記シリコン
基板の一部を選択除去して厚肉部を形成する工程を含む
ことを特徴とする請求項7または求項8記載の静電容量
型圧力センサの製造方法。 - 【請求項11】 前記シリコン基板の一部の周囲を前記
絶縁膜に到るまで選択除去して絶縁分離されたシリコン
の島を形成し、この島に接する前記絶縁膜を選択除去し
て前記信号処理回路部の入出力部を前記島に接続する工
程を含むことを特徴とする請求項7記載の静電容量型圧
力センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253294A JPH07318445A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 静電容量型圧力センサとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253294A JPH07318445A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 静電容量型圧力センサとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07318445A true JPH07318445A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14589008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11253294A Withdrawn JPH07318445A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 静電容量型圧力センサとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07318445A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010151469A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Denso Corp | センサチップおよびその製造方法並びに圧力センサ |
| CN102062662A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-05-18 | 北京大学 | 一种单片集成SiC MEMS压力传感器及其制备方法 |
| CN103837290A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-06-04 | 江苏物联网研究发展中心 | 高精度的电容式压力传感器 |
| CN104515640A (zh) * | 2013-10-08 | 2015-04-15 | 无锡华润上华半导体有限公司 | 电容式mems压力传感器 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11253294A patent/JPH07318445A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010151469A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Denso Corp | センサチップおよびその製造方法並びに圧力センサ |
| CN102062662A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-05-18 | 北京大学 | 一种单片集成SiC MEMS压力传感器及其制备方法 |
| CN104515640A (zh) * | 2013-10-08 | 2015-04-15 | 无锡华润上华半导体有限公司 | 电容式mems压力传感器 |
| CN103837290A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-06-04 | 江苏物联网研究发展中心 | 高精度的电容式压力传感器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |