JPH0731884A - 排気ガス浄化用触媒及び排気ガスの浄化方法 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒及び排気ガスの浄化方法Info
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- JPH0731884A JPH0731884A JP5200435A JP20043593A JPH0731884A JP H0731884 A JPH0731884 A JP H0731884A JP 5200435 A JP5200435 A JP 5200435A JP 20043593 A JP20043593 A JP 20043593A JP H0731884 A JPH0731884 A JP H0731884A
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- exhaust gas
- metal
- iridium
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 炭化水素を含む還元性成分とその還元性成分
全てを完全酸化するに要する化学量論量より過剰の酸素
と窒素酸化物とを含有する排気ガスを浄化する触媒にし
て、金属炭化物及び金属窒化物から選ばれる少なくとも
一種からなる担体上に、(A) イリジウムと、(B) アルカ
リ土類金属とを共存担持させてなる排気ガス浄化用触
媒。 【効果】 この触媒は、酸素及び水蒸気の共存下、高い
空間速度下においても、窒素酸化物の除去に高い活性を
有し、また高温での耐久性に優れた触媒である。自動
車、ボイラーなどの、酸素及び水蒸気の共存する排気ガ
ス中に含有される窒素酸化物を除去するのに有効であ
る。
全てを完全酸化するに要する化学量論量より過剰の酸素
と窒素酸化物とを含有する排気ガスを浄化する触媒にし
て、金属炭化物及び金属窒化物から選ばれる少なくとも
一種からなる担体上に、(A) イリジウムと、(B) アルカ
リ土類金属とを共存担持させてなる排気ガス浄化用触
媒。 【効果】 この触媒は、酸素及び水蒸気の共存下、高い
空間速度下においても、窒素酸化物の除去に高い活性を
有し、また高温での耐久性に優れた触媒である。自動
車、ボイラーなどの、酸素及び水蒸気の共存する排気ガ
ス中に含有される窒素酸化物を除去するのに有効であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、ボイラーなど
の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を除去するのに
有用な排気ガス浄化用触媒に関する。
の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を除去するのに
有用な排気ガス浄化用触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOx)の除去方法は(1) V 2 O 2 -TiO2 触媒を用いる、
アンモニアによる選択的還元法、(2) Pt-Rh/Al 2 O3 か
らなる自動車用三元触媒法、(3) Pt/Al 2 O 3 、Co3 O
4 、YBa 2 Cu3 O y 等の貴金属触媒又は金属酸化物触媒
を用いた直接分解法などが知られている。しかしなが
ら、これらの方法はそれぞれ欠点を有しており、決して
満足できるものではない。すなわち、(1) の方法はアン
モニアを使用するため、コスト、設備面及びアンモニア
の毒性に問題があり、特に自動車のような小規模な窒素
酸化物の移動発生源へ適用することは困難である。(2)
及び(3) の触媒については化学量論量より過剰の酸素の
存在下ではNOx 除去反応がほとんど進行しないという問
題がある。
(NOx)の除去方法は(1) V 2 O 2 -TiO2 触媒を用いる、
アンモニアによる選択的還元法、(2) Pt-Rh/Al 2 O3 か
らなる自動車用三元触媒法、(3) Pt/Al 2 O 3 、Co3 O
4 、YBa 2 Cu3 O y 等の貴金属触媒又は金属酸化物触媒
を用いた直接分解法などが知られている。しかしなが
ら、これらの方法はそれぞれ欠点を有しており、決して
満足できるものではない。すなわち、(1) の方法はアン
モニアを使用するため、コスト、設備面及びアンモニア
の毒性に問題があり、特に自動車のような小規模な窒素
酸化物の移動発生源へ適用することは困難である。(2)
及び(3) の触媒については化学量論量より過剰の酸素の
存在下ではNOx 除去反応がほとんど進行しないという問
題がある。
【0003】このため近年、過剰の酸素存在下でも比較
的高活性を示す銅イオン交換ゼオライト触媒(例えば特
開昭63-100919 号)や、銅と遷移金属の共イオン交換ゼ
オライト触媒(特開平1-310742号)等の、ゼオライト系
触媒について多くの研究がなされた。しかし、これらの
触媒は 650〜700 ℃の高温下では排気ガス中に含まれる
水蒸気のために数時間で不可逆な失活が起こり、実用に
耐えるものではない。また、Pt、Pd、Rh、Ir、Ru等の貴
金属元素がγ-Al 2 O 3 、SiO 2 、TiO 2 、ZrO 2 等の
多孔質金属酸化物担体上に担持された触媒(特開平3-22
1144号、特開平3-293035号)も報告された。しかしなが
ら、これら従来の担持貴金属触媒は、貴金属の強い酸化
触媒活性のために、窒素酸化物(NOx)の還元剤となるべ
き炭化水素(HC)が、過剰に存在する酸素と優先的に反
応し、NOx 還元の選択性を高められないという問題があ
った。
的高活性を示す銅イオン交換ゼオライト触媒(例えば特
開昭63-100919 号)や、銅と遷移金属の共イオン交換ゼ
オライト触媒(特開平1-310742号)等の、ゼオライト系
触媒について多くの研究がなされた。しかし、これらの
触媒は 650〜700 ℃の高温下では排気ガス中に含まれる
水蒸気のために数時間で不可逆な失活が起こり、実用に
耐えるものではない。また、Pt、Pd、Rh、Ir、Ru等の貴
金属元素がγ-Al 2 O 3 、SiO 2 、TiO 2 、ZrO 2 等の
多孔質金属酸化物担体上に担持された触媒(特開平3-22
1144号、特開平3-293035号)も報告された。しかしなが
ら、これら従来の担持貴金属触媒は、貴金属の強い酸化
触媒活性のために、窒素酸化物(NOx)の還元剤となるべ
き炭化水素(HC)が、過剰に存在する酸素と優先的に反
応し、NOx 還元の選択性を高められないという問題があ
った。
【0004】このように、過剰酸素共存下でのNOx の炭
化水素による選択還元用に提案された従来の触媒は、水
蒸気共存下での高温耐久性が低いか、NOx 還元の選択性
が低いかのいずれかで、未だ選択性と寿命の両方で満足
できる性能を有するものはなく、実用化に至っていな
い。
化水素による選択還元用に提案された従来の触媒は、水
蒸気共存下での高温耐久性が低いか、NOx 還元の選択性
が低いかのいずれかで、未だ選択性と寿命の両方で満足
できる性能を有するものはなく、実用化に至っていな
い。
【0005】
【発明の解決すべき課題】本発明は、上記従来の触媒の
課題を解決すべくなされたものであり、その目的とする
ところは、炭化水素を含む還元性成分と該還元性成分全
てを完全酸化するのに要する化学量論量より過剰の酸素
(O2 ) と窒素酸化物(NOx)とを含有する排気ガスに対し
てより一層高いNOx 転化率と高温耐久性を示す排気ガス
浄化用触媒を提供することにある。
課題を解決すべくなされたものであり、その目的とする
ところは、炭化水素を含む還元性成分と該還元性成分全
てを完全酸化するのに要する化学量論量より過剰の酸素
(O2 ) と窒素酸化物(NOx)とを含有する排気ガスに対し
てより一層高いNOx 転化率と高温耐久性を示す排気ガス
浄化用触媒を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、金属炭化
物及び金属窒化物から選ばれる少なくとも一種からなる
担体上に、(A) イリジウムと、(B) アルカリ土類金属と
を共存させてなる触媒が、かかる課題を解決するもので
あることを見いだした。以下、本発明の排気ガス浄化用
触媒について詳細に説明する。
物及び金属窒化物から選ばれる少なくとも一種からなる
担体上に、(A) イリジウムと、(B) アルカリ土類金属と
を共存させてなる触媒が、かかる課題を解決するもので
あることを見いだした。以下、本発明の排気ガス浄化用
触媒について詳細に説明する。
【0007】担体 本発明の触媒の担体としては、金属炭化物及び金属窒化
物から選ばれる少なくとも一種が使用される。金属炭化
物としては、例えば炭化硅素、炭化チタン、炭化ほう
素、炭化バナジウム、炭化タンタル等が挙げられ、金属
窒化物としては例えば窒化チタン、窒化ジルコニウム等
が挙げられる。これらは一種単独で使用しても良いし、
二種以上を組み合わせて使用しても良い。中でも、炭化
硅素、炭化チタンもしくは窒化チタン、又はこれら二種
以上の組み合わせが好ましい。金属炭化物及び金属窒化
物の形態は、水蒸気共存空気中において少なくとも 800
℃、好ましくは1200℃程度まで安定なものならば、特に
限定されない。安価に入手できるものとして、例えば粒
径 0.1μm 〜100 μm 程度の粉末又はウィスカーとして
市販されているものが使用できる。
物から選ばれる少なくとも一種が使用される。金属炭化
物としては、例えば炭化硅素、炭化チタン、炭化ほう
素、炭化バナジウム、炭化タンタル等が挙げられ、金属
窒化物としては例えば窒化チタン、窒化ジルコニウム等
が挙げられる。これらは一種単独で使用しても良いし、
二種以上を組み合わせて使用しても良い。中でも、炭化
硅素、炭化チタンもしくは窒化チタン、又はこれら二種
以上の組み合わせが好ましい。金属炭化物及び金属窒化
物の形態は、水蒸気共存空気中において少なくとも 800
℃、好ましくは1200℃程度まで安定なものならば、特に
限定されない。安価に入手できるものとして、例えば粒
径 0.1μm 〜100 μm 程度の粉末又はウィスカーとして
市販されているものが使用できる。
【0008】従来、排気ガス浄化用Ir触媒は、多孔性、
高比表面積の金属酸化物担体に高分散度、微小粒径で担
持されたものが用いられた(例えば、K.C.Taylor and
J.C.Schlaher, J.Catal, 63(1)53-71(1980)) 。これに
対し、本発明の触媒は、担体が金属酸化物ではなく金属
炭化物又は金属窒化物であること、及び多孔性、高比表
面積ではなく、低比表面積、非多孔質であることが、高
温、水蒸気共存下で過剰の酸素を含む排気ガス中のNOx
の除去に対し高選択性と長寿命を有するというユニーク
な特徴を示す。すなわち本発明において担体として用い
られる金属炭化物及び金属窒化物は一般に15m2/g以下の
BET比表面積と0.5cm3/g以下の細孔容積を有することが
好ましい。
高比表面積の金属酸化物担体に高分散度、微小粒径で担
持されたものが用いられた(例えば、K.C.Taylor and
J.C.Schlaher, J.Catal, 63(1)53-71(1980)) 。これに
対し、本発明の触媒は、担体が金属酸化物ではなく金属
炭化物又は金属窒化物であること、及び多孔性、高比表
面積ではなく、低比表面積、非多孔質であることが、高
温、水蒸気共存下で過剰の酸素を含む排気ガス中のNOx
の除去に対し高選択性と長寿命を有するというユニーク
な特徴を示す。すなわち本発明において担体として用い
られる金属炭化物及び金属窒化物は一般に15m2/g以下の
BET比表面積と0.5cm3/g以下の細孔容積を有することが
好ましい。
【0009】活性成分 本発明の触媒では、上記の担体に、(A) Irと、(B) アル
カリ土類金属とが担持される。担持されるIrの存在状態
は特に限定されないが、好ましくは金属状態、あるいは
IrO 、Ir2 O 3 、IrO 2 等の酸化物の状態、又は、アル
カリ土類金属との複合酸化物、例えばCaIrO 3 、Ca2 Ir
O 4 、Ca4 IrO 5 、SrIrO 3 、Sr2 Ir3O 3 、Sr4 IrO
6 、BaIrO 3 等のIrの原子価が+4である酸化物の状
態、又は、これらが混在した状態である。これらのIr
は、粉末法X線回折法で観察される結晶子径が好ましく
は2〜100nm 、より好ましくは5〜20nmの状態で担体上
に、アルカリ土類金属とともに分散担持される。結晶子
径が小さすぎると、還元剤となるHC及びCOの O2 による
酸化反応が進みすぎ好ましくない。結晶子径が大きすぎ
ると担持量の割には活性が低い。
カリ土類金属とが担持される。担持されるIrの存在状態
は特に限定されないが、好ましくは金属状態、あるいは
IrO 、Ir2 O 3 、IrO 2 等の酸化物の状態、又は、アル
カリ土類金属との複合酸化物、例えばCaIrO 3 、Ca2 Ir
O 4 、Ca4 IrO 5 、SrIrO 3 、Sr2 Ir3O 3 、Sr4 IrO
6 、BaIrO 3 等のIrの原子価が+4である酸化物の状
態、又は、これらが混在した状態である。これらのIr
は、粉末法X線回折法で観察される結晶子径が好ましく
は2〜100nm 、より好ましくは5〜20nmの状態で担体上
に、アルカリ土類金属とともに分散担持される。結晶子
径が小さすぎると、還元剤となるHC及びCOの O2 による
酸化反応が進みすぎ好ましくない。結晶子径が大きすぎ
ると担持量の割には活性が低い。
【0010】Irの触媒への担持量は、金属イリジウム換
算で0.05から10.0重量%が好ましく、 0.1重量%から
5.0重量%がさらに好ましい。少なすぎると触媒の活性
自体が低すぎ、多すぎると還元剤と酸素との反応が進み
すぎ、NOx 還元の選択性が低下する。本発明の触媒にお
いて、アルカリ土類金属としてMg、Ca、Sr、Baが使用で
き、好ましくはCa、Sr及びBaが使用される。これらのア
ルカリ土類金属は一種単独でも二種以上の組合せで用い
てもよい。これらのアルカリ土類金属は、アルカリ土類
金属酸化物、もしくはアルカリ土類金属とイリジウムと
の複合酸化物、又はこれらの混合物の状態で担持され
る。アルカリ土類金属の担持量はイリジウムに対し原子
比で 0.5から15倍が好ましく、より好ましくは 1.0から
5倍である。アルカリ土類金属の担持量が少なすぎる
と、Irにアルカリ土類金属を併用する効果が得られず、
耐熱性の向上は見られない。また、アルカリ土類金属の
担持量が多すぎると、得られる触媒の初期活性が低下
し、かつNOx 転化率のライトオフ温度が高温側へシフト
し、低温活性が低下する。
算で0.05から10.0重量%が好ましく、 0.1重量%から
5.0重量%がさらに好ましい。少なすぎると触媒の活性
自体が低すぎ、多すぎると還元剤と酸素との反応が進み
すぎ、NOx 還元の選択性が低下する。本発明の触媒にお
いて、アルカリ土類金属としてMg、Ca、Sr、Baが使用で
き、好ましくはCa、Sr及びBaが使用される。これらのア
ルカリ土類金属は一種単独でも二種以上の組合せで用い
てもよい。これらのアルカリ土類金属は、アルカリ土類
金属酸化物、もしくはアルカリ土類金属とイリジウムと
の複合酸化物、又はこれらの混合物の状態で担持され
る。アルカリ土類金属の担持量はイリジウムに対し原子
比で 0.5から15倍が好ましく、より好ましくは 1.0から
5倍である。アルカリ土類金属の担持量が少なすぎる
と、Irにアルカリ土類金属を併用する効果が得られず、
耐熱性の向上は見られない。また、アルカリ土類金属の
担持量が多すぎると、得られる触媒の初期活性が低下
し、かつNOx 転化率のライトオフ温度が高温側へシフト
し、低温活性が低下する。
【0011】製法 本発明の触媒の製造方法は特に限定されず、従来公知の
方法が適用される。例えば、Irの原料塩とアルカリ土類
金属の原料塩との均一混合溶液を、担体である金属炭化
物あるいは金属窒化物に含浸させ、乾燥後、焼成する、
Irとアルカリ土類金属元素との同時担持法で調製され
る。あるいはまた、まずIrの原料塩を上記担体に含浸さ
せ、乾燥後焼成してIrの不溶性化合物又はIr金属として
該担体上に固定化した後、アルカリ土類金属の原料塩を
含浸させ、再び乾燥、焼成することにより結果的に担体
上に、Irとアルカリ土類金属とを共存担持せしめる。又
は、その逆に、まずアルカリ土類金属元素を担持固定化
した後、Irを担持固定化させる等の各種の逐次担持法が
適用される。
方法が適用される。例えば、Irの原料塩とアルカリ土類
金属の原料塩との均一混合溶液を、担体である金属炭化
物あるいは金属窒化物に含浸させ、乾燥後、焼成する、
Irとアルカリ土類金属元素との同時担持法で調製され
る。あるいはまた、まずIrの原料塩を上記担体に含浸さ
せ、乾燥後焼成してIrの不溶性化合物又はIr金属として
該担体上に固定化した後、アルカリ土類金属の原料塩を
含浸させ、再び乾燥、焼成することにより結果的に担体
上に、Irとアルカリ土類金属とを共存担持せしめる。又
は、その逆に、まずアルカリ土類金属元素を担持固定化
した後、Irを担持固定化させる等の各種の逐次担持法が
適用される。
【0012】本発明の触媒の調製においてイリジウム及
びアルカリ土類金属の出発原料には特に制約は無い。イ
リジウムの出発原料としては、例えば、三塩化イリジウ
ム(IrCl 3 ) 、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 、塩化イ
リジウム酸ナトリウム(Na 3IrCl6 ) 、同(Na 2 IrCl6 )
、硝酸イリジウム(Ir(NO3 ) 4 、硫酸イリジウム(Ir(S
O4 ) 2 ) 等のイリジウムの水溶性塩が使用される。ま
た、Ir3 (CO)12等のIrの有機金属錯体をヘキサン、エタ
ノール等の有機溶媒に溶かして用いても良い。
びアルカリ土類金属の出発原料には特に制約は無い。イ
リジウムの出発原料としては、例えば、三塩化イリジウ
ム(IrCl 3 ) 、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 、塩化イ
リジウム酸ナトリウム(Na 3IrCl6 ) 、同(Na 2 IrCl6 )
、硝酸イリジウム(Ir(NO3 ) 4 、硫酸イリジウム(Ir(S
O4 ) 2 ) 等のイリジウムの水溶性塩が使用される。ま
た、Ir3 (CO)12等のIrの有機金属錯体をヘキサン、エタ
ノール等の有機溶媒に溶かして用いても良い。
【0013】アルカリ土類金属の出発原料としては、M
g、Ca、Sr及びBaそれぞれの塩化物、硝酸塩、亜硝酸
塩、酢酸塩などが使用できるが、水溶媒への溶解度の大
きい出発原料として、硝酸塩及び亜硝酸塩が特に好まし
い。上記、同時担持法、あるいは逐次担持法において、
担体上に触媒前駆体として担持されたIr化合物及び/又
はアルカリ土類金属の化合物の焼成分解の雰囲気は、前
駆体の種類によって、空気中、真空中、窒素等不活性ガ
ス気流中、水素気流中等、適宜選択される。焼成温度は
通常 300℃から 900℃が好ましく、更に好ましくは 600
℃から 800℃であり、焼成時間は通常10分から20時間程
度、好ましくは30分から5時間程度である。また、焼成
は複数の処理を段階的に組み合わせて行ってもよい。例
えば、空気中 600℃〜800 ℃で焼成後、水蒸気流中 600
℃〜900 ℃で還元処理しても良い。
g、Ca、Sr及びBaそれぞれの塩化物、硝酸塩、亜硝酸
塩、酢酸塩などが使用できるが、水溶媒への溶解度の大
きい出発原料として、硝酸塩及び亜硝酸塩が特に好まし
い。上記、同時担持法、あるいは逐次担持法において、
担体上に触媒前駆体として担持されたIr化合物及び/又
はアルカリ土類金属の化合物の焼成分解の雰囲気は、前
駆体の種類によって、空気中、真空中、窒素等不活性ガ
ス気流中、水素気流中等、適宜選択される。焼成温度は
通常 300℃から 900℃が好ましく、更に好ましくは 600
℃から 800℃であり、焼成時間は通常10分から20時間程
度、好ましくは30分から5時間程度である。また、焼成
は複数の処理を段階的に組み合わせて行ってもよい。例
えば、空気中 600℃〜800 ℃で焼成後、水蒸気流中 600
℃〜900 ℃で還元処理しても良い。
【0014】本発明の触媒は、適当なバインダーと混合
し、又はバインダー無しで適当な一定の形状、例えばペ
レット、球、リング、ハニカム等の形状に成形して用い
ても良いし、予め適当な形状に成形された担体にIrとア
ルカリ土類金属の化合物とを含浸させても良い。また、
本発明の触媒は、適当に成形された耐火性支持基質、例
えばコージェライト、ムライト等のセラミックスや、ス
テンレス等の金属をハニカム状やフォーム状に一体成形
したものの表面に、適当なバインダーと共に、又は、バ
インダー無しでコーティング(例えばウォッシュコー
ト)して用いることもできる。この際、支持基質上への
該触媒の被覆量は特に制約はないが、好ましくは支持基
質単位体積当たり20〜200g/L、より好ましくは60〜120g
/Lである。支持基質単位体積当たりのIr担持量は好まし
くは0.01〜10.0g/L 、より好ましくは、0.1 〜5.0g/Lで
あり、アルカリ土類金属の担持量は好ましくは、原子比
でIrの 0.5倍〜15倍、より好ましくは1倍〜5倍の範囲
である。
し、又はバインダー無しで適当な一定の形状、例えばペ
レット、球、リング、ハニカム等の形状に成形して用い
ても良いし、予め適当な形状に成形された担体にIrとア
ルカリ土類金属の化合物とを含浸させても良い。また、
本発明の触媒は、適当に成形された耐火性支持基質、例
えばコージェライト、ムライト等のセラミックスや、ス
テンレス等の金属をハニカム状やフォーム状に一体成形
したものの表面に、適当なバインダーと共に、又は、バ
インダー無しでコーティング(例えばウォッシュコー
ト)して用いることもできる。この際、支持基質上への
該触媒の被覆量は特に制約はないが、好ましくは支持基
質単位体積当たり20〜200g/L、より好ましくは60〜120g
/Lである。支持基質単位体積当たりのIr担持量は好まし
くは0.01〜10.0g/L 、より好ましくは、0.1 〜5.0g/Lで
あり、アルカリ土類金属の担持量は好ましくは、原子比
でIrの 0.5倍〜15倍、より好ましくは1倍〜5倍の範囲
である。
【0015】バインダーとしては、例えば、シリカゾ
ル、アルミナゾル、チタニアゾル等の慣用の無機質バイ
ンダーが使用できる。耐火性支持基質上への触媒粉末の
コートは、例えば、触媒粉末にシリカゾルと水とを加
え、混練してスラリーを形成し、この中へ支持基質を浸
漬した後、乾燥、焼成して行うことができる。
ル、アルミナゾル、チタニアゾル等の慣用の無機質バイ
ンダーが使用できる。耐火性支持基質上への触媒粉末の
コートは、例えば、触媒粉末にシリカゾルと水とを加
え、混練してスラリーを形成し、この中へ支持基質を浸
漬した後、乾燥、焼成して行うことができる。
【0016】使用法 本発明の触媒は、炭化水素を含む還元性成分と該還元性
成分全てを完全酸化するに要する化学量論量より過剰の
酸素と窒素酸化物とを含有する排気ガスをこれに接触さ
せることにより、該排気ガス中の窒素酸化物が窒素
(N2 ) と水(H 2 O)とに選択的に還元され除去される。
この際、排気ガス中の炭化水素及び一酸化炭素(CO)から
なる還元性成分は二酸化炭素(CO 2 ) と水(H 2 O )へ
と酸化される。
成分全てを完全酸化するに要する化学量論量より過剰の
酸素と窒素酸化物とを含有する排気ガスをこれに接触さ
せることにより、該排気ガス中の窒素酸化物が窒素
(N2 ) と水(H 2 O)とに選択的に還元され除去される。
この際、排気ガス中の炭化水素及び一酸化炭素(CO)から
なる還元性成分は二酸化炭素(CO 2 ) と水(H 2 O )へ
と酸化される。
【0017】ガス空間速度には特に制約はないが、好ま
しくは空間速度5,000 〜200,000/hr、さらに好ましくは
10,000〜150,000/hrの範囲である。該空間速度が小さす
ぎると大容量の触媒が必要になり、また大きすぎるとNO
x 除去率が低下する。NOx の選択的還元が起こるため
の、排気ガスの触媒層入口温度は 200℃から 700℃、好
ましくは 300℃から 600℃の範囲である。 200℃未満で
はNOx の転化率が立ち上がらず、 700℃を超えるとNOx
還元の選択率が低下する。
しくは空間速度5,000 〜200,000/hr、さらに好ましくは
10,000〜150,000/hrの範囲である。該空間速度が小さす
ぎると大容量の触媒が必要になり、また大きすぎるとNO
x 除去率が低下する。NOx の選択的還元が起こるため
の、排気ガスの触媒層入口温度は 200℃から 700℃、好
ましくは 300℃から 600℃の範囲である。 200℃未満で
はNOx の転化率が立ち上がらず、 700℃を超えるとNOx
還元の選択率が低下する。
【0018】本発明の排気ガスの浄化方法が対象とする
排気ガスでは、酸化性成分と還元性成分との重量比A/F
は、化学量論量(A/F=14.7)よりも、還元性成分過少側(A
/F>14.7) にある。本発明の触媒は化学量論量付近でも
NOx 除去性能を発揮するが、その本領が発揮されるのは
A/F >17の酸素過剰雰囲気においてである。このような
酸素過剰雰囲気では、従来の貴金属触媒はいずれも著し
く不充分なNOx 還元選択性しか示さなかった。これに対
し、本発明の触媒は、A/F 17を超え、O2濃度3%以上の
領域においても充分高いNOx 除去率を示す。
排気ガスでは、酸化性成分と還元性成分との重量比A/F
は、化学量論量(A/F=14.7)よりも、還元性成分過少側(A
/F>14.7) にある。本発明の触媒は化学量論量付近でも
NOx 除去性能を発揮するが、その本領が発揮されるのは
A/F >17の酸素過剰雰囲気においてである。このような
酸素過剰雰囲気では、従来の貴金属触媒はいずれも著し
く不充分なNOx 還元選択性しか示さなかった。これに対
し、本発明の触媒は、A/F 17を超え、O2濃度3%以上の
領域においても充分高いNOx 除去率を示す。
【0019】作用 本発明の触媒に接触させることにより、排気ガス中のNO
x は、排気ガス中に共存するHC、CO及び/又は該排気ガ
スが触媒層と接触する前に該排気ガスに追加添加されて
も良いHC等を還元剤として、 N2 とH 2 O とに還元分解
される。活性金属であるIrが、共存するアルカリ土類金
属と共に、金属炭化物あるいは金属窒化物からなる担体
の表面上に安定化されるため、排気ガス中のHC、CO等の
還元剤とNOx との反応の選択性が向上すると共に、熱劣
化に対する耐久性も向上するものと推定される。その結
果、排気ガス中のNOx が長期に亘って効率よく除去され
る。
x は、排気ガス中に共存するHC、CO及び/又は該排気ガ
スが触媒層と接触する前に該排気ガスに追加添加されて
も良いHC等を還元剤として、 N2 とH 2 O とに還元分解
される。活性金属であるIrが、共存するアルカリ土類金
属と共に、金属炭化物あるいは金属窒化物からなる担体
の表面上に安定化されるため、排気ガス中のHC、CO等の
還元剤とNOx との反応の選択性が向上すると共に、熱劣
化に対する耐久性も向上するものと推定される。その結
果、排気ガス中のNOx が長期に亘って効率よく除去され
る。
【0020】
(触媒調製)実施例1 市販のSiC 粉末(LONZA社製、B.E.T.比表面積15m2/g) 30
g を10%アルミナゾル4gと脱イオン水60mLの混合溶液と
共にボールミルで5時間湿式粉砕を行いSiC 粉末担体の
スラリーを得た。このスラリー中に市販のコージェライ
ト製 400セル/平方インチのハニカムコア(直径1イン
チ、長さ 2.5インチ)を浸漬し、取りだした後エアーナ
イフで余分なスラリーを取り除きSiC 粉末がハニカム1
リットル当たり100gになるように調整し、 260℃で30分
間乾燥後、 500℃で30分間焼成してSiC 被覆ハニカムコ
アを得た。
g を10%アルミナゾル4gと脱イオン水60mLの混合溶液と
共にボールミルで5時間湿式粉砕を行いSiC 粉末担体の
スラリーを得た。このスラリー中に市販のコージェライ
ト製 400セル/平方インチのハニカムコア(直径1イン
チ、長さ 2.5インチ)を浸漬し、取りだした後エアーナ
イフで余分なスラリーを取り除きSiC 粉末がハニカム1
リットル当たり100gになるように調整し、 260℃で30分
間乾燥後、 500℃で30分間焼成してSiC 被覆ハニカムコ
アを得た。
【0021】SiC 粉末がコートされたハニカムコアを、
塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と塩化カルシウム(CaCl
2 ・2H2 O )の混合水溶液(Ca:Ir=1:1、原子比)に浸漬
し、イリジウムとカルシウムをそれぞれハニカム容積1
リットル当たり金属換算で0.60g 、0.13g となるように
担持した。このハニカムコアを乾燥器中 115℃で16時間
乾燥後、電気炉で空気中 800℃で30分間焼成した。さら
に、 100%水素気流中700℃で2時間還元処理し、目的
の触媒A-1 を得た。
塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と塩化カルシウム(CaCl
2 ・2H2 O )の混合水溶液(Ca:Ir=1:1、原子比)に浸漬
し、イリジウムとカルシウムをそれぞれハニカム容積1
リットル当たり金属換算で0.60g 、0.13g となるように
担持した。このハニカムコアを乾燥器中 115℃で16時間
乾燥後、電気炉で空気中 800℃で30分間焼成した。さら
に、 100%水素気流中700℃で2時間還元処理し、目的
の触媒A-1 を得た。
【0022】実施例2 市販のSiC 粉末50g を脱イオン水2リットル中にスラリ
ー化し、これに塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を
イリジウムが金属換算で固形分比率0.6重量%になるよ
うに加え、撹拌しながら蒸発乾固した。得られた固形物
を乾燥機中 115℃で16時間乾燥後、粉砕し、電気炉で空
気中 800℃で30分焼成した。得られたイリジウム担持Si
C 粉末30g を10%アルミナゾル4g及び脱イオン水60mLと
共にボールミルに入れ、これに、アルカリ土類金属源と
して硝酸カルシウム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の水溶
液をイリジウム:カルシウムの比率が原子比で1:1 とな
るように加えて5時間湿式粉砕を行い、触媒のスラリー
を得た。このスラリー中に市販のコージェライト製 400
セル/平方インチのハニカムコア(直径1インチ、長さ
2.5インチ)を浸漬し取りだした後、エアーナイフで余
分なスラリーを取り除き、SiC 粉末がハニカム容積1リ
ットル当たり100gになるように調整し、 260℃で30分間
乾燥後、 500℃で30分間焼成した。さらに、 100%水素
気流中、 700℃で2時間還元処理し、目的の触媒A-2 を
得た。
ー化し、これに塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を
イリジウムが金属換算で固形分比率0.6重量%になるよ
うに加え、撹拌しながら蒸発乾固した。得られた固形物
を乾燥機中 115℃で16時間乾燥後、粉砕し、電気炉で空
気中 800℃で30分焼成した。得られたイリジウム担持Si
C 粉末30g を10%アルミナゾル4g及び脱イオン水60mLと
共にボールミルに入れ、これに、アルカリ土類金属源と
して硝酸カルシウム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の水溶
液をイリジウム:カルシウムの比率が原子比で1:1 とな
るように加えて5時間湿式粉砕を行い、触媒のスラリー
を得た。このスラリー中に市販のコージェライト製 400
セル/平方インチのハニカムコア(直径1インチ、長さ
2.5インチ)を浸漬し取りだした後、エアーナイフで余
分なスラリーを取り除き、SiC 粉末がハニカム容積1リ
ットル当たり100gになるように調整し、 260℃で30分間
乾燥後、 500℃で30分間焼成した。さらに、 100%水素
気流中、 700℃で2時間還元処理し、目的の触媒A-2 を
得た。
【0023】実施例3 アルカリ土類金属源として硝酸マグネシウム六水塩(Mg
(NO3 ) 2 ・6H2 O)の水溶液を使用し、イリジウム:マ
グネシウムの比率が原子比で1:1 となるように調整した
以外は実施例2と同様にして、目的の触媒A-3 を得た。
(NO3 ) 2 ・6H2 O)の水溶液を使用し、イリジウム:マ
グネシウムの比率が原子比で1:1 となるように調整した
以外は実施例2と同様にして、目的の触媒A-3 を得た。
【0024】実施例4 アルカリ土類金属源として硝酸ストロンチウム(Sr(N
O3 )2) の水溶液を使用し、イリジウム:ストロンチウ
ムの比率が原子比で1:1 となるように調整した以外は実
施例2と同様にして、目的の触媒A-4 を得た。
O3 )2) の水溶液を使用し、イリジウム:ストロンチウ
ムの比率が原子比で1:1 となるように調整した以外は実
施例2と同様にして、目的の触媒A-4 を得た。
【0025】実施例5 アルカリ土類金属源として硝酸バリウム(Ba(NO3 ) 2 )
の水溶液を使用し、イリジウム:バリウムの比率が原子
比で1:1 となるように調整した以外は実施例2と同様に
して、目的の触媒A-5 を得た。
の水溶液を使用し、イリジウム:バリウムの比率が原子
比で1:1 となるように調整した以外は実施例2と同様に
して、目的の触媒A-5 を得た。
【0026】実施例6 イリジウムとカルシウムを、ハニカム容積1リットル当
たりそれぞれ金属換算で2.0g、0.43g(Ca:Ir=1:1、原子
比)になるように担持した以外は実施例1と同様にし
て、目的の触媒A-6 を得た。
たりそれぞれ金属換算で2.0g、0.43g(Ca:Ir=1:1、原子
比)になるように担持した以外は実施例1と同様にし
て、目的の触媒A-6 を得た。
【0027】実施例7 SiC 粉末をコートしたハニカムコアを浸漬するための液
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸カルシウ
ム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の混合水溶液(Ca:Ir=2:
1、原子比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、
イリジウムとカルシウムをハニカム容積1リットル当た
りそれぞれ金属換算で0.60g 、0.25g となるように担持
し、目的の触媒A-7 を得た。
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸カルシウ
ム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の混合水溶液(Ca:Ir=2:
1、原子比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、
イリジウムとカルシウムをハニカム容積1リットル当た
りそれぞれ金属換算で0.60g 、0.25g となるように担持
し、目的の触媒A-7 を得た。
【0028】実施例8 SiC 粉末をコートしたハニカムコアを浸漬するための液
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸カルシウ
ム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の混合水溶液(Ca:Ir=5:
1、原子比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、
イリジウムとカルシウムをハニカム容積1リットル当た
りそれぞれ金属換算で0.60g 、0.63g となるように担持
し、目的の触媒A-8 を得た。
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸カルシウ
ム四水塩(Ca(NO3 ) 2 ・4H2 O)の混合水溶液(Ca:Ir=5:
1、原子比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、
イリジウムとカルシウムをハニカム容積1リットル当た
りそれぞれ金属換算で0.60g 、0.63g となるように担持
し、目的の触媒A-8 を得た。
【0029】実施例9 SiC 粉末をコートしたハニカムコアを浸漬するための液
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸ストロン
チウム(Sr(NO3 ) 2 ) の混合水溶液(Sr:Ir=10:1 、原子
比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、イリジウ
ムとストロンチウムをハニカム容積1リットル当たりそ
れぞれ金属換算で0.60g 、2.7gとなるように担持し、目
的の触媒A-9 を得た。
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) と硝酸ストロン
チウム(Sr(NO3 ) 2 ) の混合水溶液(Sr:Ir=10:1 、原子
比)を使用した以外は実施例1と同様に行い、イリジウ
ムとストロンチウムをハニカム容積1リットル当たりそ
れぞれ金属換算で0.60g 、2.7gとなるように担持し、目
的の触媒A-9 を得た。
【0030】実施例10 市販のTiC 粉末(KENNAMETAL MACRO DIVISION社製)50g
を脱イオン水2リットル中にスラリー化し、これに塩化
イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液をイリジウムが金属換
算で固形分率 2.0重量%、硝酸カルシウム四水塩(Ca(NO
3 ) 2 ・4H2 O)水溶液をイリジウム:カルシウムが原子
比で1:1 となるように加え、撹拌しながら蒸発乾固し
た。得られた固形物を乾燥器中 115℃で15時間乾燥後、
粉砕し、電気炉で空気中 800℃で30分焼成した。これを
実施例1と同様の方法にてコージェライト製ハニカムに
コートした。さらに、 100%水素気流中、 700℃で2時
間還元処理し、目的の触媒A-10を得た。
を脱イオン水2リットル中にスラリー化し、これに塩化
イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液をイリジウムが金属換
算で固形分率 2.0重量%、硝酸カルシウム四水塩(Ca(NO
3 ) 2 ・4H2 O)水溶液をイリジウム:カルシウムが原子
比で1:1 となるように加え、撹拌しながら蒸発乾固し
た。得られた固形物を乾燥器中 115℃で15時間乾燥後、
粉砕し、電気炉で空気中 800℃で30分焼成した。これを
実施例1と同様の方法にてコージェライト製ハニカムに
コートした。さらに、 100%水素気流中、 700℃で2時
間還元処理し、目的の触媒A-10を得た。
【0031】実施例11 担体としてTiC 粉末の代わりに市販のTiN 粉末(KINNAME
TAl MACRO DIVISION社製)を用いた以外は実施例10と同
様に行い、目的の触媒A-11を得た。
TAl MACRO DIVISION社製)を用いた以外は実施例10と同
様に行い、目的の触媒A-11を得た。
【0032】比較例1 SiC 粉末をコートしたハニカムコアを浸漬するための液
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を使用し
た以外は実施例1と同様におこない、イリジウムをハニ
カム1リットル当たり0.60g となるように担持し、目的
の触媒B-1 を得た。
として、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を使用し
た以外は実施例1と同様におこない、イリジウムをハニ
カム1リットル当たり0.60g となるように担持し、目的
の触媒B-1 を得た。
【0033】比較例2 市販のγ-Al 2 O 3 (住友化学社製KHA-24) 50g を脱イ
オン水2リットル中にスラリー化し、これにイリジウム
が金属換算で固形分比率1.0 重量%となるように塩化イ
リジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を加え、80℃で撹拌しな
がら2時間保持した。このスラリーを濾過し、得られた
固形物を電気乾燥器中、 115℃で16時間乾燥し、その後
電気炉で空気中 800℃で30分間焼成した。得られたIr担
持γ-Al2 O 3 を10%アルミナゾル4gと脱イオン水60mL
の混合溶液と共にボールミルで湿式粉砕を行い、Ir担持
γ-Al 2 O 3 のスラリーを得た。このスラリー中に市販
のコージェライト製 400セル/平方インチのハニカムコ
ア(直径1インチ、長さ 2.5インチ)を浸漬し、取りだ
した後、エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、Ir
担持γ-Al 2 O 3 がハニカム1リットル当たり100gにな
るように調整し、 260℃で30分間乾燥後、 500℃で30分
間焼成して目的の触媒B-2 を得た。
オン水2リットル中にスラリー化し、これにイリジウム
が金属換算で固形分比率1.0 重量%となるように塩化イ
リジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液を加え、80℃で撹拌しな
がら2時間保持した。このスラリーを濾過し、得られた
固形物を電気乾燥器中、 115℃で16時間乾燥し、その後
電気炉で空気中 800℃で30分間焼成した。得られたIr担
持γ-Al2 O 3 を10%アルミナゾル4gと脱イオン水60mL
の混合溶液と共にボールミルで湿式粉砕を行い、Ir担持
γ-Al 2 O 3 のスラリーを得た。このスラリー中に市販
のコージェライト製 400セル/平方インチのハニカムコ
ア(直径1インチ、長さ 2.5インチ)を浸漬し、取りだ
した後、エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、Ir
担持γ-Al 2 O 3 がハニカム1リットル当たり100gにな
るように調整し、 260℃で30分間乾燥後、 500℃で30分
間焼成して目的の触媒B-2 を得た。
【0034】比較例3 市販のγ-Al 2 O 3 30g を10%アルミナゾル4gと脱イオ
ン水60mLと共にボールミルで湿式粉砕を行い、γ-Al 2
O 3 のスラリーを得た。このスラリー中に市販のコージ
ェライト製 400セル/平方インチのハニカムコア(直径
1インチ、長さ2.5インチ)を浸漬し、取りだした後、
エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、γ-Al 2 O
3 がハニカム1リットル当たり100gになるように調整
し、 260℃で30分間乾燥後、 500℃で30分間焼成してγ
-Al 2 O 3 被覆ハニカムコアを得た。
ン水60mLと共にボールミルで湿式粉砕を行い、γ-Al 2
O 3 のスラリーを得た。このスラリー中に市販のコージ
ェライト製 400セル/平方インチのハニカムコア(直径
1インチ、長さ2.5インチ)を浸漬し、取りだした後、
エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、γ-Al 2 O
3 がハニカム1リットル当たり100gになるように調整
し、 260℃で30分間乾燥後、 500℃で30分間焼成してγ
-Al 2 O 3 被覆ハニカムコアを得た。
【0035】このハニカムコアを塩化イリジウム酸(H2
IrCl6 )水溶液に浸漬し、イリジウムをハニカム1リッ
トル当たり金属換算で1.0gとなるように担持した。この
ハニカムコアを乾燥器中 115℃で16時間乾燥後、 500℃
で 2.5時間焼成した。次に、このハニカムコアを硝酸バ
リウム(Ba(NO3 ) 2 水溶液に浸漬し、バリウムをハニカ
ム1リットル当たり金属換算で2.9gとなるように担持し
た(Ba:Ir=4:1、原子比)。そして、このハニカムコアを
乾燥器中 115℃で16時間乾燥後、 550℃で4時間焼成し
目的の触媒B-3 を得た。
IrCl6 )水溶液に浸漬し、イリジウムをハニカム1リッ
トル当たり金属換算で1.0gとなるように担持した。この
ハニカムコアを乾燥器中 115℃で16時間乾燥後、 500℃
で 2.5時間焼成した。次に、このハニカムコアを硝酸バ
リウム(Ba(NO3 ) 2 水溶液に浸漬し、バリウムをハニカ
ム1リットル当たり金属換算で2.9gとなるように担持し
た(Ba:Ir=4:1、原子比)。そして、このハニカムコアを
乾燥器中 115℃で16時間乾燥後、 550℃で4時間焼成し
目的の触媒B-3 を得た。
【0036】比較例4 比較例3で得られた触媒B-3 を 600℃で6時間焼成し、
その後 100%水素気流中、 500℃で1時間還元処理し
た。さらに、この焼成と水素還元の処理を交互に各々2
回ずつ行い、目的の触媒B-4 を得た。
その後 100%水素気流中、 500℃で1時間還元処理し
た。さらに、この焼成と水素還元の処理を交互に各々2
回ずつ行い、目的の触媒B-4 を得た。
【0037】比較例5 バリウムを担持させるための液として亜硝酸バリウム(B
a(NO2 ) 2 ) 水溶液を使用し、バリウムをハニカム1リ
ットル当たり金属換算で12.1g となるように担持した(B
a:Ir=17:1 、原子比)以外は比較例3と同様に行い、目
的の触媒B-5 を得た。
a(NO2 ) 2 ) 水溶液を使用し、バリウムをハニカム1リ
ットル当たり金属換算で12.1g となるように担持した(B
a:Ir=17:1 、原子比)以外は比較例3と同様に行い、目
的の触媒B-5 を得た。
【0038】比較例6 比較例5で得られた触媒B-5 を比較例4と同様にして焼
成及び水素還元に供し、目的の触媒B-6 を得た。
成及び水素還元に供し、目的の触媒B-6 を得た。
【0039】比較例7 RollmannとValyocsik の方法(L.O.Rollmann and E.W.
Valyocsik, Inorg. Synthesis, 22 (1982) 67-68) に従
って合成されたZSM-5 型ゼオライト(SiO 2 /Al2 O 2 =5
4)をシリカゾルと脱イオン水の混合溶液と共にボールミ
ルで湿式粉砕を行いゼオライト担体のスラリーを得た。
このスラリー中に市販のコージェライト製 400セル/平
方インチのハニカムコアを浸漬し、取りだした後、エア
ーナイフで余分なスラリーを取り除き、ゼオライトがハ
ニカム1リットル当たり120gになるように調整し、乾燥
後焼成してゼオライト被覆ハニカムコアを得た。
Valyocsik, Inorg. Synthesis, 22 (1982) 67-68) に従
って合成されたZSM-5 型ゼオライト(SiO 2 /Al2 O 2 =5
4)をシリカゾルと脱イオン水の混合溶液と共にボールミ
ルで湿式粉砕を行いゼオライト担体のスラリーを得た。
このスラリー中に市販のコージェライト製 400セル/平
方インチのハニカムコアを浸漬し、取りだした後、エア
ーナイフで余分なスラリーを取り除き、ゼオライトがハ
ニカム1リットル当たり120gになるように調整し、乾燥
後焼成してゼオライト被覆ハニカムコアを得た。
【0040】このハニカムコアを室温で、0.18mol/L の
酢酸銅−水和物(Cu(CH3 COO)2 ・H2 O)の水溶液中に16
時間浸漬し、銅をイオン交換担持した。これを脱イオン
水で洗浄後、電気乾燥器中で乾燥し、さらに、電気炉で
空気中 400℃で1時間焼成し、目的の触媒B-7 を得た。
このときのイオン交換率は 139%であり、銅の担持量は
ハニカム1リットル当たり、3.1gであった。
酢酸銅−水和物(Cu(CH3 COO)2 ・H2 O)の水溶液中に16
時間浸漬し、銅をイオン交換担持した。これを脱イオン
水で洗浄後、電気乾燥器中で乾燥し、さらに、電気炉で
空気中 400℃で1時間焼成し、目的の触媒B-7 を得た。
このときのイオン交換率は 139%であり、銅の担持量は
ハニカム1リットル当たり、3.1gであった。
【0041】性能評価例1 本発明の実施例の触媒A-1 と、比較例の触媒B-7 の各々
について、リーンバーンエンジン排気モデルガスとし
て、下記の組成の混合ガス(A) をガス空間速度SV100,00
0/hrで流しながら、触媒層入口ガス温度を 150℃から 5
00℃まで連続的に昇温させることにより触媒層出口ガス
中のCO、HC及びNOx 濃度を連続測定し、ライトオフ性能
を評価した。触媒A-1 についての結果を図1に示し、触
媒B-7 についての結果を図2に示す。 混合ガス組成(A) NO 1,200(ppm) O2 3.2(%) CO 3,000(ppm) C3 H 6 1,600(ppm) H2 1,000(ppm) CO 2 10.0(%) H2 O 10.0(%) N2 残部
について、リーンバーンエンジン排気モデルガスとし
て、下記の組成の混合ガス(A) をガス空間速度SV100,00
0/hrで流しながら、触媒層入口ガス温度を 150℃から 5
00℃まで連続的に昇温させることにより触媒層出口ガス
中のCO、HC及びNOx 濃度を連続測定し、ライトオフ性能
を評価した。触媒A-1 についての結果を図1に示し、触
媒B-7 についての結果を図2に示す。 混合ガス組成(A) NO 1,200(ppm) O2 3.2(%) CO 3,000(ppm) C3 H 6 1,600(ppm) H2 1,000(ppm) CO 2 10.0(%) H2 O 10.0(%) N2 残部
【0042】図1から判るように本発明の実施例の触媒
A-1 は 300℃から 500℃の範囲でCO、HCとNOx の3成分
全てが良好な除去率で除去されたが、図2に示す公知の
Cuイオン交換ゼオライト触媒を表す比較例のB-7 は、HC
とNOx は 400℃以上である程度除去されるものの 400℃
から 500℃の間で、HCの不完全酸化により大量にCOが発
生するという欠点を有することが判った。
A-1 は 300℃から 500℃の範囲でCO、HCとNOx の3成分
全てが良好な除去率で除去されたが、図2に示す公知の
Cuイオン交換ゼオライト触媒を表す比較例のB-7 は、HC
とNOx は 400℃以上である程度除去されるものの 400℃
から 500℃の間で、HCの不完全酸化により大量にCOが発
生するという欠点を有することが判った。
【0043】性能評価例2 実施例の触媒A-1 〜A-11及び比較例の触媒B-1 〜B-6 の
各々について、リーンバーンエンジン排気モデルガスと
して、下記に示す組成を有する混合ガス(B) をガス空間
速度SV 38,000/hrで流しながら、触媒層入口ガス温度を
150℃から 500℃まで連続的に昇温させることにより、
触媒層出口ガス中のNOx 濃度を連続測定した。混合ガス
組成(B) NO 500(ppm) O2 5.0(%) C3 H 6 1,500(ppm) N2 残部
各々について、リーンバーンエンジン排気モデルガスと
して、下記に示す組成を有する混合ガス(B) をガス空間
速度SV 38,000/hrで流しながら、触媒層入口ガス温度を
150℃から 500℃まで連続的に昇温させることにより、
触媒層出口ガス中のNOx 濃度を連続測定した。混合ガス
組成(B) NO 500(ppm) O2 5.0(%) C3 H 6 1,500(ppm) N2 残部
【0044】表1に実施例の触媒A-1 〜A-11について、
そして表2に比較例の触媒B-1 〜B-6 のフレッシュ時の
最高NOx 除去率を示す。
そして表2に比較例の触媒B-1 〜B-6 のフレッシュ時の
最高NOx 除去率を示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】表1及び表2から、炭化硅素担持Ir単身触
媒 B-1、並びに従来の担持Ir触媒、すなわち、γ- アル
ミナ担持Ir単身触媒(米国特許第 4,039,622号)B-2 、
γ-アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒B-3 及びB-5 、
これをさらに水素還元と焼成の繰り返しによりIrが高分
散化されたγ- アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒(G.
B.McVicker, R.L.Garten, anc R.T.K.Baker, J.CATAL.,
54, 129(1978)) B-4及びB-6 のいずれと比較しても本
発明の触媒は、化学量論量より過剰な酸素の存在下での
窒素酸化物の除去性能が明らかに優れていることがわか
る。
媒 B-1、並びに従来の担持Ir触媒、すなわち、γ- アル
ミナ担持Ir単身触媒(米国特許第 4,039,622号)B-2 、
γ-アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒B-3 及びB-5 、
これをさらに水素還元と焼成の繰り返しによりIrが高分
散化されたγ- アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒(G.
B.McVicker, R.L.Garten, anc R.T.K.Baker, J.CATAL.,
54, 129(1978)) B-4及びB-6 のいずれと比較しても本
発明の触媒は、化学量論量より過剰な酸素の存在下での
窒素酸化物の除去性能が明らかに優れていることがわか
る。
【0048】性能評価例3 実施例の触媒A-1 及び比較例の触媒B-1 、B-7 の各々
を、10%H 2 O +90%N2 の混合ガス流通下、 800℃で
5時間エージング処理した後、再び性能評価例2と同一
条件で性能評価した。このときの触媒A-1 、B-1 及びB-
7 のフレッシュ時とエージング後のNOx 除去におけるラ
イトオフ特性をそれぞれ図3、図4、図5に示す。
を、10%H 2 O +90%N2 の混合ガス流通下、 800℃で
5時間エージング処理した後、再び性能評価例2と同一
条件で性能評価した。このときの触媒A-1 、B-1 及びB-
7 のフレッシュ時とエージング後のNOx 除去におけるラ
イトオフ特性をそれぞれ図3、図4、図5に示す。
【0049】図3と図4の比較より判るように、本発明
の実施例の触媒A-1 は、イリジウムが単身で担持されて
なる比較例の触媒B-1 に比べ水蒸気共存下でのエージン
グ後のNOx 除去率も明らかに優れていた。また図5より
判るように公知のCuイオン交換ZSM-5 触媒(比較例の触
媒B-7)はフレッシュの状態ではある程度の高活性を示す
ものの、水蒸気共存下 800℃での加熱エージングによっ
て活性は著しく低下し、また活性を示す温度域が高温側
にシフトした。これに対し、実施例の触媒A-1 はエージ
ング前後で最高NOx 除去率を示す温度は変化しなかっ
た。従って、本発明の実施例の触媒A-1 は比較例の触媒
B-7 に比べ、水蒸気共存下での高温耐久性において著し
く優れていることが判る。
の実施例の触媒A-1 は、イリジウムが単身で担持されて
なる比較例の触媒B-1 に比べ水蒸気共存下でのエージン
グ後のNOx 除去率も明らかに優れていた。また図5より
判るように公知のCuイオン交換ZSM-5 触媒(比較例の触
媒B-7)はフレッシュの状態ではある程度の高活性を示す
ものの、水蒸気共存下 800℃での加熱エージングによっ
て活性は著しく低下し、また活性を示す温度域が高温側
にシフトした。これに対し、実施例の触媒A-1 はエージ
ング前後で最高NOx 除去率を示す温度は変化しなかっ
た。従って、本発明の実施例の触媒A-1 は比較例の触媒
B-7 に比べ、水蒸気共存下での高温耐久性において著し
く優れていることが判る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排気ガス
浄化用触媒は、従来の排気ガス浄化用触媒に比べ、酸素
及び水蒸気の共存下、高い空間速度下においても、窒素
酸化物の除去に高い活性を有し、また高温での耐久性に
優れた触媒である。よって、本発明の排気ガス浄化用触
媒は自動車、ボイラーなどの、酸素及び水蒸気の共存す
る排気ガス中に含有される窒素酸化物を除去するのに有
効である。
浄化用触媒は、従来の排気ガス浄化用触媒に比べ、酸素
及び水蒸気の共存下、高い空間速度下においても、窒素
酸化物の除去に高い活性を有し、また高温での耐久性に
優れた触媒である。よって、本発明の排気ガス浄化用触
媒は自動車、ボイラーなどの、酸素及び水蒸気の共存す
る排気ガス中に含有される窒素酸化物を除去するのに有
効である。
【図1】実施例の触媒A-1 のリーンバーンエンジン排気
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す図である。
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す図である。
【図2】比較例の触媒B-7 のリーンバーンエンジン排気
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す。
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す。
【図3】実施例の触媒A-1 の、 800℃、5時間の加熱エ
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
【図4】比較例の触媒B-1 の、 800℃、5時間の加熱エ
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
【図5】比較例の触媒B-7 の、 800℃、5時間の加熱エ
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
ージング前後における、リーンバーンエンジン排気モデ
ルガスに対するNOx ライトオフ性能を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOx)の除去方法は(1) V 2 O 5 -TiO2 触媒を用いる、
アンモニアによる選択的還元法、(2) Pt-Rh/Al 2 O3 か
らなる自動車用三元触媒法、(3) Pt/Al 2 O 3 、Co3 O
4 、YBa 2 Cu3 O y 等の貴金属触媒又は金属酸化物触媒
を用いた直接分解法などが知られている。しかしなが
ら、これらの方法はそれぞれ欠点を有しており、決して
満足できるものではない。すなわち、(1) の方法はアン
モニアを使用するため、コスト、設備面及びアンモニア
の毒性に問題があり、特に自動車のような小規模な窒素
酸化物の移動発生源へ適用することは困難である。(2)
及び(3) の触媒については化学量論量より過剰の酸素の
存在下ではNOx 除去反応がほとんど進行しないという問
題がある。
(NOx)の除去方法は(1) V 2 O 5 -TiO2 触媒を用いる、
アンモニアによる選択的還元法、(2) Pt-Rh/Al 2 O3 か
らなる自動車用三元触媒法、(3) Pt/Al 2 O 3 、Co3 O
4 、YBa 2 Cu3 O y 等の貴金属触媒又は金属酸化物触媒
を用いた直接分解法などが知られている。しかしなが
ら、これらの方法はそれぞれ欠点を有しており、決して
満足できるものではない。すなわち、(1) の方法はアン
モニアを使用するため、コスト、設備面及びアンモニア
の毒性に問題があり、特に自動車のような小規模な窒素
酸化物の移動発生源へ適用することは困難である。(2)
及び(3) の触媒については化学量論量より過剰の酸素の
存在下ではNOx 除去反応がほとんど進行しないという問
題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】活性成分 本発明の触媒では、上記の担体に、(A) Irと、(B) アル
カリ土類金属とが担持される。担持されるIrの存在状態
は特に限定されないが、好ましくは金属状態、あるいは
IrO 、Ir2 O 3 、IrO 2 等の酸化物の状態、又は、アル
カリ土類金属との複合酸化物、例えばCaIrO 3 、Ca2 Ir
O 4 、Ca4 IrO 6 、SrIrO 3 、Sr2 Ir3O 8 、Sr4 IrO
6 、BaIrO 3 等のIrの原子価が+4である酸化物の状
態、又は、これらが混在した状態である。これらのIr
は、粉末法X線回折法で観察される結晶子径が好ましく
は2〜100nm 、より好ましくは5〜20nmの状態で担体上
に、アルカリ土類金属とともに分散担持される。結晶子
径が小さすぎると、還元剤となるHC及びCOの O2 による
酸化反応が進みすぎ好ましくない。結晶子径が大きすぎ
ると担持量の割には活性が低い。
カリ土類金属とが担持される。担持されるIrの存在状態
は特に限定されないが、好ましくは金属状態、あるいは
IrO 、Ir2 O 3 、IrO 2 等の酸化物の状態、又は、アル
カリ土類金属との複合酸化物、例えばCaIrO 3 、Ca2 Ir
O 4 、Ca4 IrO 6 、SrIrO 3 、Sr2 Ir3O 8 、Sr4 IrO
6 、BaIrO 3 等のIrの原子価が+4である酸化物の状
態、又は、これらが混在した状態である。これらのIr
は、粉末法X線回折法で観察される結晶子径が好ましく
は2〜100nm 、より好ましくは5〜20nmの状態で担体上
に、アルカリ土類金属とともに分散担持される。結晶子
径が小さすぎると、還元剤となるHC及びCOの O2 による
酸化反応が進みすぎ好ましくない。結晶子径が大きすぎ
ると担持量の割には活性が低い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の触媒の調製においてイリジウム及
びアルカリ土類金属の出発原料には特に制約は無い。イ
リジウムの出発原料としては、例えば、三塩化イリジウ
ム(IrCl 3 ) 、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 、塩化イ
リジウム酸ナトリウム(Na 3IrCl6 ) 、同(Na 2 IrCl6 )
、硝酸イリジウム(Ir(NO3 ) 4 )、硫酸イリジウム(Ir
(SO4 ) 2 ) 等のイリジウムの水溶性塩が使用される。
また、Ir3 (CO)12等のIrの有機金属錯体をヘキサン、エ
タノール等の有機溶媒に溶かして用いても良い。
びアルカリ土類金属の出発原料には特に制約は無い。イ
リジウムの出発原料としては、例えば、三塩化イリジウ
ム(IrCl 3 ) 、塩化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 、塩化イ
リジウム酸ナトリウム(Na 3IrCl6 ) 、同(Na 2 IrCl6 )
、硝酸イリジウム(Ir(NO3 ) 4 )、硫酸イリジウム(Ir
(SO4 ) 2 ) 等のイリジウムの水溶性塩が使用される。
また、Ir3 (CO)12等のIrの有機金属錯体をヘキサン、エ
タノール等の有機溶媒に溶かして用いても良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】アルカリ土類金属の出発原料としては、M
g、Ca、Sr及びBaの金属のそれぞれの塩化物、硝酸塩、
亜硝酸塩、酢酸塩などが使用できるが、水溶媒への溶解
度の大きい出発原料として、硝酸塩及び亜硝酸塩が特に
好ましい。上記、同時担持法、あるいは逐次担持法にお
いて、担体上に触媒前駆体として担持されたIr化合物及
び/又はアルカリ土類金属の化合物の焼成分解の雰囲気
は、前駆体の種類によって、空気中、真空中、窒素等不
活性ガス気流中、水素気流中等、適宜選択される。焼成
温度は通常 300℃から 900℃が好ましく、更に好ましく
は 600℃から 800℃であり、焼成時間は通常10分から20
時間程度、好ましくは30分から5時間程度である。ま
た、焼成は複数の処理を段階的に組み合わせて行っても
よい。例えば、空気中 600℃〜800 ℃で焼成後、水素気
流中 600℃〜900 ℃で還元処理しても良い。
g、Ca、Sr及びBaの金属のそれぞれの塩化物、硝酸塩、
亜硝酸塩、酢酸塩などが使用できるが、水溶媒への溶解
度の大きい出発原料として、硝酸塩及び亜硝酸塩が特に
好ましい。上記、同時担持法、あるいは逐次担持法にお
いて、担体上に触媒前駆体として担持されたIr化合物及
び/又はアルカリ土類金属の化合物の焼成分解の雰囲気
は、前駆体の種類によって、空気中、真空中、窒素等不
活性ガス気流中、水素気流中等、適宜選択される。焼成
温度は通常 300℃から 900℃が好ましく、更に好ましく
は 600℃から 800℃であり、焼成時間は通常10分から20
時間程度、好ましくは30分から5時間程度である。ま
た、焼成は複数の処理を段階的に組み合わせて行っても
よい。例えば、空気中 600℃〜800 ℃で焼成後、水素気
流中 600℃〜900 ℃で還元処理しても良い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実施例10 市販のTiC 粉末( KENNAMETAL社 MACRO DIVISION 製)50
g を脱イオン水2リットル中にスラリー化し、これに塩
化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液をイリジウムが金属
換算で固形分率 2.0重量%、硝酸カルシウム四水塩(Ca
(NO3 ) 2 ・4H2O)水溶液をイリジウム:カルシウムが原
子比で1:1 となるように加え、撹拌しながら蒸発乾固し
た。得られた固形物を乾燥器中 115℃で15時間乾燥後、
粉砕し、電気炉で空気中 800℃で30分焼成した。これを
実施例1と同様の方法にてコージェライト製ハニカムに
コートした。さらに、 100%水素気流中、 700℃で2時
間還元処理し、目的の触媒A-10を得た。
g を脱イオン水2リットル中にスラリー化し、これに塩
化イリジウム酸(H2 IrCl6 ) 水溶液をイリジウムが金属
換算で固形分率 2.0重量%、硝酸カルシウム四水塩(Ca
(NO3 ) 2 ・4H2O)水溶液をイリジウム:カルシウムが原
子比で1:1 となるように加え、撹拌しながら蒸発乾固し
た。得られた固形物を乾燥器中 115℃で15時間乾燥後、
粉砕し、電気炉で空気中 800℃で30分焼成した。これを
実施例1と同様の方法にてコージェライト製ハニカムに
コートした。さらに、 100%水素気流中、 700℃で2時
間還元処理し、目的の触媒A-10を得た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】実施例11 担体としてTiC 粉末の代わりに市販のTiN 粉末( KENNAM
ETAL社 MACRO DIVISION 製)を用いた以外は実施例10と
同様に行い、目的の触媒A-11を得た。
ETAL社 MACRO DIVISION 製)を用いた以外は実施例10と
同様に行い、目的の触媒A-11を得た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】比較例7 RollmannとValyocsik の方法(L.O.Rollmann and E.W.
Valyocsik, Inorg. Synthesis, 22 (1982) 67-68) に従
って合成されたZSM-5 型ゼオライト(SiO 2 /Al2 O 3 =5
4) をシリカゾルと脱イオン水の混合溶液と共にボール
ミルで湿式粉砕を行いゼオライト担体のスラリーを得
た。このスラリー中に市販のコージェライト製 400セル
/平方インチのハニカムコアを浸漬し、取りだした後、
エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、ゼオライト
がハニカム1リットル当たり120gになるように調整し、
乾燥後焼成してゼオライト被覆ハニカムコアを得た。
Valyocsik, Inorg. Synthesis, 22 (1982) 67-68) に従
って合成されたZSM-5 型ゼオライト(SiO 2 /Al2 O 3 =5
4) をシリカゾルと脱イオン水の混合溶液と共にボール
ミルで湿式粉砕を行いゼオライト担体のスラリーを得
た。このスラリー中に市販のコージェライト製 400セル
/平方インチのハニカムコアを浸漬し、取りだした後、
エアーナイフで余分なスラリーを取り除き、ゼオライト
がハニカム1リットル当たり120gになるように調整し、
乾燥後焼成してゼオライト被覆ハニカムコアを得た。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】表1及び表2から、炭化硅素担持Ir単身触
媒 B-1、並びに従来の担持Ir触媒、すなわち、γ- アル
ミナ担持Ir単身触媒(米国特許第 4,039,622号)B-2 、
γ-アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒B-3 及びB-5 、
これをさらに水素還元と焼成の繰り返しによりIrが高分
散化されたγ- アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒(G.
B.McVicker, R.L.Garten, and R.T.K.Baker, J.Catal.,
54, 129(1978)) B-4及びB-6 のいずれと比較しても本
発明の触媒は、化学量論量より過剰な酸素の存在下での
窒素酸化物の除去性能が明らかに優れていることがわか
る。
媒 B-1、並びに従来の担持Ir触媒、すなわち、γ- アル
ミナ担持Ir単身触媒(米国特許第 4,039,622号)B-2 、
γ-アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒B-3 及びB-5 、
これをさらに水素還元と焼成の繰り返しによりIrが高分
散化されたγ- アルミナ担持Ir- アルカリ土類触媒(G.
B.McVicker, R.L.Garten, and R.T.K.Baker, J.Catal.,
54, 129(1978)) B-4及びB-6 のいずれと比較しても本
発明の触媒は、化学量論量より過剰な酸素の存在下での
窒素酸化物の除去性能が明らかに優れていることがわか
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】比較例の触媒B-7 のリーンバーンエンジン排気
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す図である。
モデルガスに対する、CO、HC及びNOx のライトオフ特性
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 27/24 ZAB A 9342−4G 29/068 ZAB A 9343−4G B01D 53/36 102 H
Claims (5)
- 【請求項1】 金属炭化物及び金属窒化物から選ばれる
少なくとも一種からなる担体上に、(A) イリジウムと、
(B) アルカリ土類金属とを共存担持させてなる排気ガス
浄化用触媒。 - 【請求項2】 アルカリ土類金属がCa、Sr及びBaからな
る群より選ばれる少なくとも1 つである、請求項1に記
載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項3】 金属炭化物が炭化硅素である、請求項1
又は2に記載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項4】 一定の形状に成型されるか、又は耐火性
支持基質上にコートされてなる請求項1〜3のいずれか
に記載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項5】 炭化水素を含む還元性成分と、該還元性
成分全てを完全酸化するに要する化学量論量より過剰の
酸素と窒素酸化物とを含有する排気ガスを、請求項1〜
4のいずれかに記載の触媒と接触させることよりなる、
該排気ガスの浄化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200435A JPH0731884A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガスの浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200435A JPH0731884A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガスの浄化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731884A true JPH0731884A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16424249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200435A Pending JPH0731884A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガスの浄化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731884A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0822005A3 (en) * | 1996-07-31 | 1998-05-13 | N.E. Chemcat Corporation | Catalyst and method for purifying exhaust gases |
| US5821190A (en) * | 1995-05-18 | 1998-10-13 | N.E. Chemcat Corporation | Catalyst comprising iridium, alkaline metal, alkaline earth or rare earth metal, and metal carbide or metal nitride |
| US7160839B2 (en) | 2001-01-11 | 2007-01-09 | Ict Co., Ltd. | Catalyst for purifying nitrogen oxides |
| JPWO2018021511A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2019-06-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 排ガス脱硝触媒、co酸化触媒、排ガス処理システム、及び排ガス処理方法 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5200435A patent/JPH0731884A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5821190A (en) * | 1995-05-18 | 1998-10-13 | N.E. Chemcat Corporation | Catalyst comprising iridium, alkaline metal, alkaline earth or rare earth metal, and metal carbide or metal nitride |
| EP0822005A3 (en) * | 1996-07-31 | 1998-05-13 | N.E. Chemcat Corporation | Catalyst and method for purifying exhaust gases |
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| JPWO2018021511A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2019-06-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 排ガス脱硝触媒、co酸化触媒、排ガス処理システム、及び排ガス処理方法 |
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