JPH07319037A - 視線検出カメラ及びプリンタ装置 - Google Patents

視線検出カメラ及びプリンタ装置

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JPH07319037A
JPH07319037A JP10539294A JP10539294A JPH07319037A JP H07319037 A JPH07319037 A JP H07319037A JP 10539294 A JP10539294 A JP 10539294A JP 10539294 A JP10539294 A JP 10539294A JP H07319037 A JPH07319037 A JP H07319037A
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line
pupil
film
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Shinichi Kodama
晋一 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮影者の視線情報をフィルムに記録し、該フィ
ルムの情報を基に後処理にて最適な画像を復元する視線
検出カメラ及びプリント装置を提供する。 【構成】視線検出部1は撮影者の眼の動きを検出し、被
写体検出部3は該眼位置情報に基づいて繰り返し主要被
写体を検出し、フィルム記録部4は複数の主要被写体の
情報をフィルム上に記録する。情報読み取り部6は上記
記憶媒体から上記複数の主要被写体情報を読み出し、画
像読み取り部5は上記フィルム上に露光された被写体像
をイメージ信号に変換し、画像変換部7は上記複数の主
要被写体が適正にプリントされるように上記イメージ信
号の階調を変換し、出力部9はこの変換された上記イメ
ージ信号に基づいて上記被写体像をプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影者の眼からの情報
(視線情報と瞳孔大きさ情報)を検出し、当該情報をフ
ィルムに記録し、プリント時に該情報を基に画像変換を
行い、綺麗な写真を作成する視線検出カメラ及びプリン
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラへの各種情報の入力は、例
えばダイアル、釦等によって行われており、入力情報が
増加するに従って操作環境は煩雑になっている。例え
ば、ファインダを覗く撮影者の視線方向を検出し、該視
線情報よりカメラに情報入力する技術は、特開昭63−
194237号公報、特開平3−87818号公報等に
より多数開示されている。
【0003】また、検出方式等においても角膜,虹彩,
瞳孔,強膜(白目)等のどれかを用いて検出する方法が
多数開示されている(特開平1−160537号公報、
特開平2−206425号公報等)。
【0004】さらに、視線情報を記録して、視線情報を
基にプリント時に視線情報位置(主要被写体)を綺麗に
焼き付ける方法が開示されている(特開平4−1343
30号公報、特開平5−158132号公報)。また、
ディジタル画像処理においては階調変換処理等は一般的
に行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、画像処理
を基に最適な画像を再現する技術は一般に普及してい
る。しかしながら、最適画像を作成する担当者が撮影者
と異なる場合、どの部分の階調を変更するかの判断がで
きなく、最適な処理ができない。
【0006】また、複数の主要被写体が存在する場合、
視線情報をフィルムに残して最適に処理しようとして
も、階調処理等行うことなく実現しても最適な画像を提
供することができない。さらに、注視している時の眼の
様子によって得られる画像は異なったものになる場合が
多い。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、撮影者の視線情報をフィ
ルムに記録し、該フィルムの情報を基に後処理にて最適
な画像を復元することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による視線検出カメラは、撮影
者の眼の動きを検出する視線検出手段と、この視線検出
手段によって検出された上記撮影者の眼の位置情報に基
づいて繰り返し主要被写体を検出する主要被写体検出手
段と、この主要被写体検出手段によって検出された複数
の主要被写体の情報をフィルム上又はフィルムパトロー
ネ上の記憶媒体に記録する情報記録手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0009】そして、第2の態様による視線検出カメラ
は撮影者の瞳孔の大きさを検出する瞳孔検出手段を具備
し、上記情報記録手段は上記瞳孔検出手段によって検出
された瞳孔の大きさを上記記録媒体に記録することを特
徴とする。
【0010】さらに、第3の態様によるプリンタ装置
は、フィルム上又はフィルムパトローネ上の記憶媒体に
複数の主要被写体の情報が記録されているフィルムから
プリントするプリンタ装置において、上記記憶媒体から
上記複数の主要被写体情報を読み出す情報読出手段と、
上記フィルム上に露光された被写体像をイメージ信号に
変換する画像読取手段と、上記情報読出手段によって読
み出された上記複数の主要被写体情報に基づいて上記複
数の主要被写体が適正にプリントされるように上記イメ
ージ信号の階調を変換する階調変換手段と、この階調変
換手段によって変換された上記イメージ信号に基づいて
上記被写体像をプリントするプリント手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による視線検出カメ
ラでは、視線検出手段は撮影者の眼の動きを検出し、主
要被写体検出手段は該視線検出手段によって検出された
上記撮影者の眼の位置情報に基づいて繰り返し主要被写
体を検出し、情報記録手段は該主要被写体検出手段によ
って検出された複数の主要被写体の情報をフィルム上又
はフィルムパトローネ上の記憶媒体に記録する。
【0012】そして、第2の態様による視線検出カメラ
では、瞳孔検出手段は撮影者の瞳孔の大きさを検出し、
上記情報記録手段は該瞳孔検出手段によって検出された
瞳孔の大きさを上記記録媒体に記録する。
【0013】さらに、第3の態様によるプリンタ装置で
は、情報読出手段は上記記憶媒体から上記複数の主要被
写体情報を読み出し、画像読取手段は上記フィルム上に
露光された被写体像をイメージ信号に変換し、階調変換
手段は上記情報読出手段によって読み出された上記複数
の主要被写体情報に基づいて上記複数の主要被写体が適
正にプリントされるように上記イメージ信号の階調を変
換し、プリント手段は該階調変換手段によって変換され
た上記イメージ信号に基づいて上記被写体像をプリント
する。
【0014】
【実施例】先ず本発明の実施例について説明する前に、
本発明の実施例で採用する視線検出の原理について説明
する。視線方向を検出する方法としては種々の方法が挙
げられるが、ここではカメラに適用できる方法として既
に当業技術関係者においては良く知られている第1プル
キンエ像と称される角膜反射像と眼底の反射像、又は虹
採のエッジを用いて検出する方法について簡単に説明す
る。尚、構造的説明は既に公知である為、ここでは省略
する。
【0015】先ず図2には略光軸より投光された光束の
眼からの反射光の受光出力の様子を示し説明する。不図
示の眼球90に光を投光し、その反射像をとらえると受
光出力の高い第1プルキンエ像は反射光量が弱く反射像
のできる位置が異なる為、検出することは難しい。
【0016】そして、眼球90に光を投光した時の眼底
からの反射光95bにより眼底像が瞳孔の周像である虹
採エッジ94のシルエットとして検出される。この眼底
からの反射像95bは第1プルキンエ像95aと共に図
2に示してあるが、この2つの像を用いて視線方向を検
出する。尚、符号91は虹採、92は強膜(白目)、9
3は瞳孔、94は虹採エッジをそれぞれ示している。
【0017】次に図3には眼球の回転による検出像の変
化の様子を示し説明する。眼球90の光軸98と眼に投
光する光束とが平行である場合、図3(a)に示すよう
に、眼底像95bの中心即ち瞳孔中心と第1プリキンエ
像95aの中心が一致している。そして、眼球90の回
転した場合には、図3(b)に示すように光軸98が眼
球90の回転中心90cを中心に回転している。
【0018】この場合、眼底像95bの中心は眼からの
反射光を受光するセンサ画素列上の異なった位置に受光
できる。さらに、第1プルキンエ像95aの中心は眼底
像95bの中心とも相対的に異なる位置に受光する。こ
れは、角膜の前面に持つ曲面の中心が眼球の回転中心と
異なる為である。
【0019】従って、この2つの像のセンサ画素列に対
する絶対位置のずれと上記2つの像の相対的なずれよ
り、ファインダを覗く撮影者の眼球90の回転量とシフ
ト量を求めることができ、更には撮影者がどこを見てい
るか判別することができる。本発明では、視線検出像か
ら角膜反射像95a又は眼底反射像95bの少なくとも
一方を用いて検出する。
【0020】次に図4には眼球中心が固定されるような
場合の回転と角膜反射95aと眼底反射95bの様子を
示し説明する。眼球中心が固定されるならば眼底反射9
5bの重心位置ix、角膜反射95aの重心位置pxの
み又は両方を含めた重心位置を検出すれば回転角は検出
できる。そして、図中、pxは角膜反射95aの重心位
置、ixは眼底反射95bの重心位置を示している。
【0021】また、図4に示す眼底反射は一般に眼底か
らの反射光が多い所謂「赤目状態」である。明るい状態
で虹採が絞られた場合又は反射光が受光系に戻らない場
合である上記赤目状態でない場合には眼底反射95bの
出力はさらに低下する。尚、ファインダ中央から見た場
合、図4(a)は回転角0(基準)で中央、図4(b)
は回転角負で左側、図4(c)は回転角正で右側を見て
いることになる。
【0022】次に図5には眼球がシフトと角膜反射95
aと眼底反射95bの様子を示し説明する。眼底反射9
5bの重心位置ix、角膜反射95aの重心位置pxの
み又は両方を含めた重心位置を検出すればおおまかまシ
フト量は検出できる。
【0023】そして、図中、pxは角膜反射95aの重
心位置、ixは眼底反射95bの重心位置を示してい
る。また、先に示した図4と同様に、眼底反射は一般に
赤目状態であり、赤目状態でない場合には眼底反射95
bの出力は更に低下する。尚、ファインダ中央から見た
場合には、図5(a)はシフト0(基準)で中央、図5
(b)はシフト量負で左側、図5(c)はシフト量正で
右側を見ていることになる。一般に、1回のシャッタシ
ーケンス、即ち1stレリーズ付近から2ndレリーズ
までにおいては、眼のシフトは大きく変化することはな
く、相対的な動きと基準位置を検出することで撮影者が
見ようとする方向を知ることができる。また、基準位置
検出はシーケンス内で行うようにすると良い。
【0024】以下、前述したような原理に基づく本発明
の実施例について説明する。先ず図1には本発明の第1
の実施例に係る視線検出カメラ及びプリンタ装置の構成
を示し説明する。視線検出カメラ側においては、視線検
出部1と瞳孔径検出部2の出力は被写体検出部3の入力
に接続され、該被写体検出部3の出力はフィルム記録部
4の入力に接続される。そして、フィルム記録部4はフ
ィルムを介してプリンタ装置側に情報を伝達する。一
方、プリンタ装置では、画像読み取り部5及び情報読み
取り部6の出力は画像変換部7の入力に接続され、該画
像変換部7の出力は表示部8と出力部9の入力に接続さ
れている。
【0025】このような構成において、先ず視線検出カ
メラ側では、視線検出部1はファインダを覗いた撮影者
の視線方向を検出し、その情報を被写体検出部3に送
る。そして、瞳孔径検出部2は撮影者の瞳孔の大きさを
検出し、その情報を被写体検出部3に送る。被写体検出
部3は視線検出部1からの視線情報より1つ以上の主要
被写体を抽出し、瞳孔径検出部2からの瞳孔の大きさに
関する情報より対応する瞳孔径に関する情報を抽出す
る。フィルム記録部4は被写体検出部3にて検出された
1つ以上の主要被写体の情報と関連(主要被写体に対応
する瞳孔の大きさとその他の瞳孔の大きさに関する情
報)する瞳孔の大きさに関する情報をフィルムに記録
(磁気記録、光学式(バーコードの写し込み)記録)す
る。
【0026】こうしてフィルムが現像処理され、プリン
タ装置に渡されると、プリンタ装置側において、画像読
み取り部5は画像情報をフィルムスキャナにて読み取り
画像情報を画像変換部7に送る。情報読み取り部6はフ
ィルムに記録(磁気記録までは光学記録)された情報
(視線により検出された主要被写体情報と瞳孔の大きさ
情報)を読み取り、主要被写体情報を画像変換部7に送
る。画像変換部7は画像情報と主要被写体情報と瞳孔の
大きさ情報より階調変換した画像を表示部8に表示する
(変換する前の画像も表示可能)と共に出力部9に画像
情報を送る。そして、出力部9は変換画像が確認された
後に出力する。
【0027】以下、図6のフローチャートを参照して、
視線検出カメラ側のシーケンスを説明する。視線検出カ
メラ側のシーケンス開始すると、視線検出部1が視線情
報の処理(視線検出と1つ以上の主要被写体)を行い
(ステップS1)、瞳孔径検出部2が瞳孔の大きさ検出
の処理を行う(ステップS2)。そして、被写体検出部
3がAF、露出に関するシーケンスを行い(ステップS
3)、フィルムの巻き上げ(又は巻き戻し)に同期して
フィルム記録部4が視線により検出された1つ以上の主
要被写体情報と瞳孔の大きさ情報を記録し(ステップS
4)、本シーケンスを終了する(ステップS5)。
【0028】次に図7のフローチャートを参照してプリ
ンタ側のシーケンスを説明する。プリンタ装置側のシー
ケンス開始すると、情報読み取り部6がフィルム、即ち
現像処理終了したフィルムに記録された1つ以上の主要
被写体情報と瞳孔の大きさを読み込み(ステップS1
1)、画像読み取り部5が画像情報の読み込みを行う
(ステップS12)。そして、この読み取った画像情報
の表示と主要被写体の指示表示をフラッシング、丸印等
により行い(ステップS13)、画像変換部7が表示画
像に対して階調変換の処理と確認を行い(ステップS1
4)、表示部8が変換された画像を表示する(ステップ
S15)。この確認後、出力部9より画像を出力し(ス
テップS16)、本シーケンスを終了する(ステップS
17)。
【0029】尚、確認にてNGの場合等に手動にて階調
変換の特性を変更するようにしてもよい。更に表示部8
と出力部9の画像階調は合わせ込みをしてもよい。フィ
ルムに記録される情報が主要被写体情報のみの場合、1
つ以上の主要被写体位置の画像をスキャンしてフィルム
の各主要被写体位置の濃度より階調を決定し、瞳孔の大
きさ情報のみの場合、瞳孔の大きさ変化量とフィルムの
各ブロック(画面を複数のブロックに分割)の濃度に応
じて階調を決定するようにしてもよい。また、スキャナ
のダイナミックレンジを確保するためにスキャナの積分
時間を変えて複数回スキャンし、積分時間にて補正した
画像を用いて処理するとよい。
【0030】次に図8には本発明の第1の実施例を更に
具現化した第2の実施例に係る視線検出カメラ及びプリ
ンタ装置の構成を示し説明する。尚、この第2の実施例
では1次元の視線検出にて実現しているが、2次元的に
検出すれば更に精度が向上することは勿論である。
【0031】この図8に示されるように、視線検出カメ
ラ側では、測光部23の出力はKCPU21(カメラ側
CPU)の入力に接続され、I/F回路22はLED回
路28、ラインセンサ24、KCPU21に接続され、
LED回路28はI/F回路22、ファインダ光学系2
5に接続されている。さらに、ラインセンサ24はI/
F回路22、ファインダ光学系25に接続され、ファイ
ンダ光学系25はLED回路28、ラインセンサ24と
光学的に接続されると共に撮影者の眼と撮影シーンとも
光学的に接続されている。そして、巻き上げ・巻き戻し
回路26,磁気回路27はKCPU21とフィルム29
に接続されている。
【0032】一方、プリンタ側では、磁気読み取り回路
32はフィルム30(現像済み)に接続され、ファルム
スキャナ33はフィルム30、PCPU31(プリンタ
側のCPU)と画像メモリ34に接続される。表示回路
35は画像メモリ34とPCPU31に接続される。出
力画像メモリ36は画像メモリ34,PCPU31とプ
リント部37に接続される。尚、AFに関しては公知の
マルチAF(例えばスキャンAF:特開平4−3248
07号公報等に記載)を用いるとよい。
【0033】このような構成にて、カメラ側において、
測光部23は測光情報をKCPU22に送る。視線検出
のブロックはI/F回路22がLED回路28とライン
センサ24を制御すると共にKCPU21と相互に情報
通信を行い、LED回路28はファインダ光学系25の
一部を介して光束を眼に投光し、ラインセンサ24は眼
からの反射光束をファインダ光学系25を介して取り込
む。KCPU22は視線検出ブロックからの眼の画像情
報より視線方向と瞳孔の大きさに関する情報を抽出し、
その情報より主要被写体に関する情報を1つ以上抽出
し、瞳孔の大きさ情報・測光情報・露出情報と共に磁気
回路27に伝達し、巻き上げ・巻き戻し回路26を制御
して磁気信号にてフィルム29に記録する。
【0034】一方、プリンタ装置側において、磁気読み
取り装置32はフィルム30より磁気にてフィルム30
に記録されたカメラからの情報を読み出し該情報をPC
PU31に送る。フィルムスキャナ33はPCPU31
の制御信号(測光情報と露出情報より最適なスキャン速
度を設定)を受けフィルム30より画像情報を読み取り
画像メモリ34に送る。PCPU31は主要被写体情報
と画像に基づいて主要被写体情報を表示回路35に送る
と共に、磁気読み取り装置の情報に基づいて階調変換
(テーブル変換、関数変換)を行い、処理した画像を表
示確認すると共に、作成した画像を出力画像メモリ34
に送る。表示回路35は画像メモリ34に格納された画
像とPCPU31からの主要被写体情報によって画像表
示と主要被写体表示を行う。出力画像メモリ36は新た
に作成された画像を格納する。プリンタ装置37は作成
された画像を出力する。
【0035】ここで、図9には視線検出光学系の詳細な
構成を示し説明する。図9(a)には光学的配置を示
す。検出センサは蓄積型ラインセンサを用いて眼からの
反射光を検出する。投光光源にはLED0,LED1の
2ケを用い、LED0は検出ラインセンサ上に赤目像が
発生するように配置し、LED1は検出ラインセンサ上
に赤目像が発生しないようにLED0の投光光軸に対し
て2〜5゜の角度を持って投光するように配置する。こ
のLED0,LED1より投光された光はビームスプリ
ッタを介して眼に投光され、眼からの反射光は再度ビー
ムスプリッタを介して視線光学系、ラインセンサに導か
れる。
【0036】図9(b),(c)はLED0,LED1
を投光した場合の眼の像の様子を示す。詳細には、図9
(b)はLED0からの投光でプルキンエ像と赤目像が
検出された様子を示しており、図9(c)はLED1か
らの投光でプルキンエ像はあるが赤目像は検出できない
様子を示している。
【0037】尚、LED0,LED1によってできるプ
ルキンエ像の位置は、x軸方向には同じ位置にできるよ
うにLED0,LED1を配置する(検出センサ上にて
プルキンエ像の検出方向に対して直交する位置に光源を
配置)。
【0038】次に図10には図9(b),(c)のライ
ンセンサ上の信号を示し説明する。図10(c)の像は
図10(a)の信号と図10(b)の信号の差分処理を
行った結果を示しており、赤目像のみが抽出されている
のが判る。従って、この図10(c)に示される像より
赤目の重心(瞳孔の重心)位置と最大値(プルキンエ像
位置)が検出され、視線方向が判定でき、更には赤目の
両端エッジにて瞳孔の大きさを検出することもできる。
【0039】以下、図11のフローチャートを参照して
第2の実施例における視線検出カメラ側のシーケンスを
説明する。カメラシーケンスの開始すると、シーケンス
のイニシャライズを行う。即ち、ここでは変数iを0に
設定し、フーカスポイントを中央に設定する(ステップ
S21)。続いて、lstレリーズの判定を行う(ステ
ップS22)。
【0040】そして、lstレリーズスイッチがOFF
の場合にはステップS31へ移行し、lstレリーズス
イッチがONの場合には、サブルーチン“視線検出1”
を実行してlstレリーズに同期した視線検出を行う
(ステップS23)。
【0041】即ち、図12のフローチャートに示される
ように、サブルーチン“視線検出1”を開始すると、後
述するサブルーチン“視線検出”を実行し(ステップS
32)、視線ブロックデータをメモリE(i)、瞳孔の
大きさをメモリP(i)に格納し(ステップS33)、
メインルチンにリターンする(ステップS34)。
【0042】続いて、サブルーチン“視線検出2”を実
行して連続した視線検出を行う(ステップS24)。即
ち、図13のフローチャートに示されるように、サブル
ーチン“視線検出2”を開始すると、変数iをインクリ
メントした後(ステップS35)、後述するサブルーチ
ン“視線検出”を実行し(ステップS36)。視線ブロ
ックデータをメモリE(i)、瞳孔の大きさをメモリP
(i)に格納し(ステップS37)、メインルーチンに
リターンする(ステップS38)。
【0043】次いで、KCPU21は、再度lstレリ
ーズの判定を行い(ステップS25)、lstレリーズ
スイッチがOFFの場合にはステップS31へ移行し、
lstレリーズスイッチがONの場合には2ndレリー
ズの判定を行う(ステップS26)。そして、2ndレ
リーズスイッチがOFFの場合にはステップS24に戻
り、2ndレリーズスイッチがONの場合にはマルチス
キャン測距を行う。ここでは、先にサブルーチン“視線
検出1”にて検出された情報に応じてサブルーチン“測
距”を実行し測距ポイントを設定する(ステップS2
7)。
【0044】即ち、図20のフローチャートに示される
ように、サブルーチン“測距”を開始するとマルチ測距
を行い(ステップS121)、データE(0)の評価を
行う(ステップS122)。そして、E(0)=0でな
い場合には、視線データを用いない公知の評価AFのア
ルゴリズムにてAFポイントを設定し(ステップS12
3)、E(0)=0の場合には、E(0)データの測距
ブロックの情報にてAFポイントを設定する(ステップ
S124)。さらに、AFポイントの測距情報にてレン
ズ駆動量を算出し(ステップS125)、本シーケンス
を抜けてメインルーチンに戻る(ステップS126)。
【0045】次いで、KCPU21は、撮影シーケンス
(レンズ駆動、露出決定、露光)を行い(ステップS2
8)、巻き上げ開始し(ステップS29)、巻き上げに
同期してフィルム29に情報記録し(ステップS3
0)、本シーケンスを終了する(ステップS31)。
【0046】このステップS30で実行されるサブルー
チン“情報記録”のシーケンスは図17に示される。即
ち、サブルーチン“情報記録”を開始すると、lstレ
リーズから2ndレリーズまでの期間の眼の動きの検出
データE(i)より各ブロック毎のヒストグラム処理と
検出回数での正規化を行い(ステップS81)、所定値
以上のブロックより上位3ブロックを選択しブロック情
報を出力する(ステップS82)。そして、対応するブ
ロックの瞳孔の大きさ情報を出力し(ステップS8
3)、その他の瞳孔の大きさ情報を出力し(ステップS
84)、本シーケンスを抜ける(ステップS85)。
【0047】次に図14のフローチャートを参照して上
記サブルーチン“視線検出”のシーケンスを説明する。
サブルーチン“視線検出”を開始すると、イニシャライ
ズを行い(ステップS41)、センサのリセットを行い
LED0を投光し(ステップS42)、センサ信号D0
を検出する(ステップS43)。続いて、センサのリセ
ットを行いLED1を投光し(ステップS44)、セン
サ信号D1を検出する(ステップS45)。そして、こ
の検出信号D0,D1にて視線を検出する信号処理を行
い(ステップS46)、本シーケンスを抜ける(ステッ
プS47)。
【0048】上記ステップS45では、図15のフロー
チャートに示されるように、サブルーチン“信号処理”
を開始すると、検出したデータD0,D1に所定の重み
付けを行い、データD(D=a×D0−b×D1;a,
b所定の変数)を作成する(ステップS51)。そし
て、データDにて重心位置xdを検出し(ステップS5
2)、データD0よりMAX値位置(MAX値が複数あ
る場合はMAXデータ群の重心位置)x0とMAX値M
0を検出し(ステップS53)、データD1よりMAX
値位置(MAX値が複数ある場合はMAXデータ群の重
心位置)x1とMAX値M1を検出する(ステップS5
4)。
【0049】続いて、x0,x1のズレ量の評価(眼の
動き量を評価)を行う(ステップS55)。そして、|
x0−x1|<εでない場合にはステップS62に移行
し、|x0−x1|<εの場合にはデータD0より平均
値Av0を求める(ステップS56)。次いで、データ
D0のMAX値M0と平均値Av0の差分を評価(kは
所定値)し(ステップS57)、M0−Av0>kでな
い場合にはステップS62へ移行し、M0−Av0>k
の場合にはデータD1より平均値Av1を求める(ステ
ップS58)。続いて、データD1のMAX値M1と平
均値Av1の差分を評価(kは所定値)し(ステップS
59)、M1−Av1>kでない場合にはステップS6
2へ移行し、M1−Av1>kの場合には検出信号Dよ
り瞳孔径dpを検出する(ステップS60)。
【0050】このステップS60で実行されるサブルー
チン“瞳孔径検出”のシーケンスは図16(a)に示さ
れる通りである。即ち、サブルーチン“瞳孔径検出”を
開始すると、検出データDの信号を所定の出力にて2値
化し(ステップS71)、図16(b)に示される如く
x軸方向に2値データの変化位置xf,xgを検出する
(ステップS72)。そして、瞳孔の大きさを測定(d
p=xg−xf)し(ステップS73)、本シーケンス
を抜ける(ステップS74)。
【0051】こうして図15のシーケンスに戻ると、検
出された赤目の重心位置xdとプルキンエ像位置x0よ
り検出ブロックを決定する(ブロックは1〜N)(ステ
ップS61)。一方、ステップS62では検出ブロック
を0(存在しないブロックNo)に設定し、本シーケン
スを抜ける(ステップS63)。
【0052】尚、ステップS55では、検出信号D0,
D1での眼の動きの判定を行っており、ステップS5
7,S59では、まばたきの判定を行っている。また、
ファインダ光学系に内面反射等のノズル信号源がある場
合、予めファインダの接眼側を遮光して各LEDを点灯
して検出したノズル信号をDd0,Dd1検出しておい
て、Dd=a×Dd0−b×Dd1(a,bは所定の変
数)とし、信号Dに検出信号とノイズ信号Ddの差分を
格納するとよい。
【0053】ここで、図18にはラインセンサの構成を
示し説明する。この図18(a)はラインセンサのブロ
ック構成図を示しており、BSは光電変換素子で構成さ
れている。そして、DBSはBSを遮光して暗電流の補
正用の基本ブロックである。さらに、シフトレジスタは
KCPU21からの制御信号にて各BSを駆動制御す
る。各BSはKCPU21の制御信号(T),(C)及
びBS自体が出力するモニタ信号(M)にて積分制御さ
れる。積分制御はピーク値検出(どれかのBSが所定レ
ベルに達したら積分を終了する信号を出力する)と時間
制御を行う。信号(M)はKCPU21に記録され信号
(T)として次の積分開始までホールドされCは信号を
保持する。さらに、眼の映像はシフトレジスタの信号に
応じて暗電流差分を消去し増幅後、KCPU21のA/
D回路に送られる。そして、積分時間制御は最も明るい
状態(赤目発生時)にて決定され、赤目非発生時の積分
時間は赤目発生時の積分時間で制御信号(T)で決定さ
れる。
【0054】さらに、図18(b)はBSの内部回路を
示す図である。PDで光電変換され積分制御ようのゲー
トG02を介してコンデンサCに蓄積され、ゲートG0
1はPD,CのリセットをG02と共に行う。ゲートG
03は読み出し増幅を行い、ゲートG04はシフトレジ
スタの信号に応じて信号を読み出す。そして、ダイオー
ドD01はピーク値検出を行う。
【0055】以下、図19のフローチャートを参照して
積分時間制御のシーケンスを説明する。積分シーケンス
を開始すると、センサやタイマをリセットし(ステップ
S101)、投光LED0の判定を行う(ステップS1
02)。そして、LED0投光の場合には積分開始と同
時にタイマをスタートする(ステップS103)。
【0056】続いて、タイマtの判定を行い(ステップ
S104)、t>td(tdは所定のリミット値)の場
合にはステップS108へ移行し、t>tdでない場合
には積分モニタ(ピーク値検出)信号の判定を行う(ス
テップS105)。
【0057】そして、モニタ信号OFFの場合にはステ
ップS104へ戻り積分の継続を行う。モニタ信号ON
の場合には積分終了し(ステップS106)、積分時間
tcをKCPU21で記録し(ステップS107)、信
号の読み出しを行い(ステップS113)、リターンす
る(ステップS114)。
【0058】上記ステップS102において、LED0
が投光されない場合には、積分スタートと同時にタイマ
ースタートする(ステップS109)。そして、積分モ
ニタ(ピーク値検出:モニタ判定レベルはステップS1
07より高く設定する)信号の判定を行い(ステップS
110)、モニタ信号ONの場合にはステップS108
へ移行し、モニタ信号OFFの場合にはタイマtの判定
を行う(ステップS111)。さらに、t>tcでない
場合には(ステップS111)、ステップS110へ戻
り積分を継続する。
【0059】一方、ステップS111にて、t>tcの
場合には積分を終了し、ステップS113へ移行する
(ステップS111、112)。上記ステップS108
では、信号が信頼性が低い場合(積分時間が予定以上に
長い:眼が存在しない、積分終了が予定以上に短い:眼
以外の強い反射がある)であり信号をリセットしてステ
ップS113へ移行する(ステップS108)。
【0060】尚、それぞれの積分の時間を判定して所定
時間内に積分時間が入っていない場合は信頼性が低いと
判定してデータを無効にしてもよい。次に図21のフロ
ーチャートにはプリンタ側のシーケンスを示し説明す
る。
【0061】プリンタシーケンスを開始するとPCPU
31はデータをイニシャライズし(ステップS20
1)、磁気読み取り回路32が磁気にて記録された情報
を読み込む(ステップS202)。そして、フィルムス
キャナ33が画像情報を読み込み、画像メモリ34に格
納し(ステップS203)、表示回路35に該情報に基
づいて情報と画像の表示を行う(ステップS204)。
さらに、PCPU31は画像の変換を行い(ステップS
205)、変換された画像を表示する(ステップS20
6)。そして、画像の確認を行い(ステップS20
8)、NGの場合にはパラメータの変更を行ってステッ
プS204へ戻り(ステップS207)、OKの場合に
は変換画像の出力を行い(ステップS209)、本シー
ケンスを抜ける(ステップS210)。
【0062】次に図22及び図23のフローチャートを
参照して、上記サブルーチン“画像変換”のシーケンス
を説明する。画像変換を開始すると、主要被写体位置の
画像ブロックの平均出力値(出力値の大きい方からK
0,K1,K2とする)と画面全体の平均出力値(K
a)を検出する(ステップS301)。次いで、主要被
写体の位置での瞳孔の平均値(大きい方からP0,P
1,P2とする)を検出し(ステップS302)、全体
の瞳孔径の平均値(Pa)を検出する(ステップS30
3)。
【0063】続いて、主要被写体位置の出力差を検出し
(ステップS304)、K0−K2<Kd(Kdは所定
の値)でない場合(主要被写間の明暗が大きい)には、
ステップS313へ移行する。
【0064】これに対して、K0−K2<Kdの場合に
は瞳孔径の変化を検出し(ステップS305)、P0−
P2<Pd(Pdは所定値)でない場合には、暗い部分
と明るい部分のレンジを広げる変換(図24(a)の
(4)参照)を行う(ステップS311)。このステッ
プS305にて、P0−P2<Pdの場合には瞳孔の平
均的大きさPaとの比較を行う(ステップS306,ス
テップS307)。
【0065】そして、P0−Pa≧Pv(Pvは所定
値)の場合には、第1の主要被写体のブロックの平均出
力値が変換出力レンジの中心よりやや下に来るように変
換(図24(a)の(3)参照)する(ステップS31
0)。さらに、−Pv>P0−Pa>Pvの場合には、
第1の主要被写体のブロックの平均出力値が変換出力レ
ンジの中心に来るように変換(図24(a)の(1)参
照)する(ステップS308)。また、−Pv≦P0−
Paの場合には第1の主要被写体のブロックの平均出力
値が変換出力レンジの中心よりやや上にくるように変換
(図24(a)の(2)参照)する(ステップS30
9)。
【0066】一方、上記ステップS304よりステップ
S313に移行すると、瞳孔径の変化を検出する。そし
て、P0−P2<Pd(Pdは所定値)でない場合には
P0のブロックを変換出力レンジ内に入れかつ暗い部分
と明るい部分のレンジを広げる変換(図24(b)の
(8)参照)を行う(ステップS319)。さらに、P
0−P2<Pdの場合には、瞳孔の平均的大きさPaと
の比較を行う(ステップS314,ステップS31
5)。そして、P0−Pa≧Pv(Pvは所定値)の場
合にはK0のブロックを変換出力レンジ内に入れ、且つ
明るい部分のレンジを広げる変換(図24(b)の
(7)参照)を行う(ステップS318)。さらに、−
Pv>P0−Pa>Pvの場合にはK0のブロックを変
換出力レンジに入る変換(図24(b)の(5)参照)
を行う(ステップS316)。また、−Pv≦P0−P
aの場合にはK0のブロックを変換出力レンジ内に入れ
且つ暗い部分のレンジを広げる変換(図24(b)の
(6)参照)を行う(ステップS317)。こうしてリ
ターンする(ステップS312)。
【0067】尚、図24は変換曲線を示し、括弧内の番
号は図22,23内の変換方式の番号に対応する。そし
て、変換は入力出力をテーブルにて変換出力にしてもよ
い。また、変換出力レンジは出力媒体にて決定される。
【0068】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれに限定されることなく種々の改良、変
更が可能であることは勿論である。例えば、視線検出方
式はエリアセンサを用いて1画面よりプルキンエ像位置
と瞳孔エッジを抽出する方式を用いてもよく、またPS
Dセンサを用いて時分割にて瞳孔重心とプルキンエ像を
抽出する方式を用いてもよく、PSDの場合は瞳孔の大
きさを差分後の光量にて推定する。また、信頼性判定を
まばたき、目の動きにて行っているが、カメラと顔の接
触(カメラファインダに眼を押し付けている)の判定や
眼がね判定を組み合わせるとさらによい。さらに、視線
検出はAF,AE等のカメラのシーケンスと平行に行わ
れてもよい。
【0069】そして、主要被写体の抽出においても、視
線が連続して滞在した時間の長いブロック(視線位置)
から選択を行ってもよい。即ち、図25のフローチャー
トに示すように、イニシャライズを行った後(ステップ
S401)、変数iをインクリメントし(ステップS4
02)、前述のサブルーチン“視線検出”のシーケンス
を実行し、E(i−1)=E(i)でない場合において
(ステップS404)、MAX1<E(i−1)である
場合には、MAX1にJ(E(i−1))をストアし
(ステップS410)、MAXE1にE(i−1)をス
トアし(ステップS411)、ステップS412に移行
する。
【0070】そして、上記ステップS409にて、MA
X1<E(i−1)でない場合において、MAX2<E
(i−1)である場合には(ステップS414)、MA
X2にj(E(i−1))をストアし(ステップS41
5)、MAXE2にE(i−1)をストアし(ステップ
S416)、ステップS412に移行する。
【0071】さらに、ステップS414において、MA
X2<E(i−1)でない場合において、MAX3<E
(i−1)である場合には、MAX3にj(E(i−
1))をストアし(ステップS415)、MAXE3に
E(i−1)をストアし(ステップS416)、ステッ
プS412に移行する。上記ステップS417にて、M
AX3<E(i−1)でない場合には、ステップS41
2に移行する。
【0072】ステップS412では、J(E(i−
1))を0とし、J(E(i))=J(E(i))+1
とした後(ステップS405)、1stレリーズスイッ
チがOFFの場合にはシーケンスを終了する(ステップ
S413)。そして、1stレリーズスイッチ及び2n
dレリーズスイッチがオンされている場合にはリターン
する(ステップS408)。
【0073】一方、1stレリーズ時の視線ブロック
(視線位置)と2ndレリーズ時のブロック(視線位
置)の一方又は両方の重みを付けて(一層、主要被写体
に関係が深い場合が多い:回数または時間を大きくす
る)評価を行ってもよい。さらに、AF方式においても
エリアセンサを用いたパッシブタイプの2次元の広視野
AFを用いてもよく、更に数の少ない離散的なマルチA
Fを用いてもよい。また、画像変換方式は視線情報と瞳
孔の大きさ情報を用いるものであれば他の方式でも当然
よい。
【0074】さらに、サブルーチン“画像変換”におい
て、図26に示すように瞳孔の変化量にて通常の変換に
差をもたせるとよい(図27に変換特性の一例を示
す)。即ち、図26のフローチャートに示されるよう
に、主要被写体瞳孔径検出(P0,P1,P2,Pa)
を行い(ステップS501)、P0−P2<Pdである
場合にはそのまま、P0−P2<Pdでない場合には図
27に示される如く通常特性を破線で示される変更特性
に変換した後、リターンする(ステップS502〜S5
04)。
【0075】また、瞳孔の絶対値により変換方式を変え
てもよい。さらに、視線からの主要被写体情報のみの場
合図28に示すように主要被写体情報と対応する各ブロ
ックの平均出力と画面の平均出力にて変換を行ってもよ
い(図29に変換特性の一例を示す)。
【0076】即ち、図28のフローチャートに示される
ように、主要被写体ブロック出力検出(K0,K1,K
2)を行い、平均出力Kaを検出し、K0〜K2をM0
〜M2,Maに変換する(ステップS601〜S60
3)。そして、M0,M2とMmax,Mminの比較
を行い、該比較結果に基づいて図29に示される特性
(1)乃至(6)を選択する(ステップS605〜S6
15)。
【0077】この他、フィルムに情報記録は情報にヘッ
ダー信号を付けて内容を判定するとさらによい。例えば
(第一視線ブロックヘッダー信号)(ブロック位置)
(瞳孔平均径)(第二視線ブロックヘッダー信号)(ブ
ロック位置)(瞳孔平均径)(第三視線ブロックヘッダ
ー信号)(ブロック位置)(瞳孔平均径)(瞳孔径ヘッ
ダー)(瞳孔径1)(瞳孔径2)…(終了信号)の如く
である。
【0078】以上詳述したように、本発明によれば、現
状のカメラ構成にて、視線情報より抽出された主要被写
体と瞳孔の大きさ情報(一方だけでもよい)より階調を
整えた画像を得ることができる。
【0079】尚、本発明の上記実施態様によれば以下の
ごとき構成が得られる。 (1)カメラにおいて、撮影者の眼の動きを検出する視
線検出装置と、検出した所定期間の目の位置情報より主
要被写体を選択する被写体検出装置と、フィルムに主要
被写体情報を記録するフィルム記録装置と、フィルムの
情報を基に階調変換をするプリント装置と、を具備する
ことを特徴とするカメラシステム。 (2)上記(1)にて、視線検出装置は瞳孔からの反射
光と角膜の反射光とより視線方向を検出する。 (3)上記(1)にて、視線検出装置は瞳孔からの反射
光より視線の動きを検出する。 (4)上記(1)にて、視線検出装置は角膜の反射光よ
り視線の動きを検出する。 (5)上記(1)にて、被写体検出装置は所定期間内で
検出回数の多い位置から主要被写体を検出する。 (6)上記(1)にて、被写体検出装置は所定期間内で
連続滞在時間が長い位置から主要被写体を検出する。 (7)上記(1)にて、被写体検出装置は所定期間にお
いて1つ以上の主要被写体を検出する。 (8)カメラにおいて、撮影者の眼の動きを検出する視
線検出装置と、検出した所定期間の眼の位置情報より主
要被写体を選択する被写体検出装置と、撮影者の眼の瞳
孔の大きさを検出する瞳孔検出装置と、フィルムに主要
被写体情報と瞳孔情報を記録するフィルム記録装置と、
を具備することを特徴とするカメラシステム。 (9)上記(8)にて、視線検出装置は瞳孔からの反射
光と角膜の反射光とより視線方向を検出する。 (10)上記(8)にて、視線検出装置は瞳孔からの反
射光より視線の動きを検出する。 (11)上記(8)にて、視線検出装置は角膜の反射光
より視線の動きを検出する。 (12)上記(8)にて、被写体検出装置は所定期間内
で検出回数の多い位置から主要被写体を検出する。 (13)上記(8)にて、被写体検出装置は所定期間内
で連続滞在時間が長い位置から主要被写体を検出する。 (14)上記(8)にて、被写体検出装置は所定期間に
おいて1つ以上の主要被写体を検出する。 (15)上記(8)にて、瞳孔検出装置は視線検出装置
にて検出された信号を用いて行うことを特徴とする。 (16)上記(8)にて、瞳孔検出装置が検出する瞳孔
の大きさは赤目の大きさにて決定することを特徴とす
る。 (17)カメラにおいて、撮影者の眼の動きを検出する
視線検出装置と、検出した所定期間の眼の位置情報より
主要被写体を選択する被写体検出装置と、撮影者の眼の
瞳孔の大きさを検出する瞳孔検出装置と、フィルムに瞳
孔情報を記録するフィルム記録装置と、フィルムの情報
を基に階調変換をするプリント装置と、を具備すること
を特徴とするカメラシステム。 (18)上記(17)にて、視線検出装置は瞳孔からの
反射光と角膜の反射光より視線方向を検出する。 (19)上記(17)にて、視線検出装置は瞳孔からの
反射光より視線の動きを検出する。 (20)上記(17)にて、視線検出装置は角膜の反射
光より視線の動きを検出する。 (21)上記(17)にて、被写体検出装置は所定期間
内で検出回数の多い位置から主要被写体を検出する。 (22)上記(17)にて、被写体検出装置は所定期間
内で連続滞在時間が長い位置から主要被写体を検出す
る。 (23)上記(17)にて、被写体検出装置は所定期間
において1つ以上の主要被写体を検出する。 (24)上記(17)にて、瞳孔検出装置は視線検出装
置にて検出された信号を用いて行うことを特徴とする。 (25)上記(17)にて、瞳孔検出装置が検出する瞳
孔の大きさは赤目の大きさにて決定することを特徴とす
る。 (26)プリント装置において、フィルム(現像処理さ
れたもの)の映像を読み取る画像読み取り装置と、フィ
ルムに記録された主要被写体情報または瞳孔の大きさ情
報の一方又は両方を読み取る情報読み取り装置と、上記
情報読み取り装置の情報を基に画像の階調変換を行う画
像変換装置と、を具備することを特徴とするカメラシス
テム。 (27)上記(26)にて、カメラにて記録される情報
は少なくとも主要被写体の存在位置または撮影者の瞳孔
の大きさ情報の一方または両方を含んでいる。 (28)上記(26)にて、画像変換装置は変換された
画像の確認ができることを特徴とする。 (29)上記(26)にて、画像変換装置は特性をテー
ブルにて変換することを特徴とする。 (30)上記(26)にて、画像変換装置は特性を所定
の関数にて変換することを特徴とする。 (31)撮影者の眼の動きを検出する視線検出装置と、
検出した所定期間の眼の位置情報より主要被写体を選択
する被写体検出装置と、撮影者の眼の瞳孔の大きさを検
出する瞳孔検出装置と、画面の距離情報を複数検出する
マルチ測距装置と、フィルムに主要被写体情報と瞳孔情
報を記録するフィルム記録装置と、にて構成されたカメ
ラと、フィルム(現像処理されたもの)の映像を読み取
る画像読み取り装置と、フィルムに記録された主要被写
体情報または瞳孔の大きさ情報の一方または両方を読み
取る情報読み取り装置と、上記情報読み取り装置の情報
を基に画像の階調変換を行う画像変換装置と、にて構成
されたプリント装置と、を具備することを特徴とするカ
メラシステム。 (32)上記(31)にて、視線検出装置は瞳孔からの
反射光と角膜の反射光とより視線方向を検出する。 (33)上記(31)にて、視線検出装置は瞳孔からの
反射光より視線の動きを検出する。 (34)上記(31)にて、視線検出装置は角膜の反射
光より視線の動きを検出する。 (35)上記(31)にて、被写体検出装置は所定期間
内で検出回数の多い位置から主要被写体を検出する。 (36)上記(31)にて、被写体検出装置は所定期間
内で連続滞在時間が長い位置から主要被写体を検出す
る。 (37)上記(31)にて、被写体検出装置は所定期間
において1つ以上の主要被写体を検出する。 (38)上記(31)にて、瞳孔検出装置は視線検出装
置にて検出された信号を用いて行うことを特徴とする。 (39)上記(31)にて、瞳孔検出装置が検出する瞳
孔の大きさは赤目の大きさにて決定することを特徴とす
る。 (40)上記(31)にて、カメラにて記録される情報
は少なくとも主要被写体の存在位置または撮影者の瞳孔
の大きさ情報の一方または両方を含んでいる。 (41)上記(31)にて、画像変換装置は変換された
画像の確認ができることを特徴とする。 (42)上記(31)にて、画像変換装置は特性をテー
ブルにて変換することを特徴とする。 (43)上記(31)にて、画像変換装置は特性を所定
の関数にて変換することを特徴とする。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、撮影者の視線情報をフ
ィルムに記録し、該フィルムの情報を基に後処理にて最
適な画像を復元する視線検出カメラ及びプリント装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る視線検出カメラ及
びプリンタ装置の構成を示す図である。
【図2】略光軸より投光された光束の眼からの反射光の
受光出力を示す図である。
【図3】眼球の回転による検出像の変化の様子を示す図
である。
【図4】眼球中心が固定されるような場合の回転と角膜
反射95aと眼底反射95bの様子を示す図である。
【図5】眼球がシフトと角膜反射95aと眼底反射95
bの様子を示す図である。
【図6】第1の実施例の視線検出カメラ側の動作を示す
フローチャートである。
【図7】第1の実施例のプリンタ側の動作を示すフロー
チャートである。
【図8】第1の実施例を更に具現化した第2の実施例に
係る視線検出カメラ及びプリンタ装置の構成を示す図で
ある。
【図9】視線検出光学系の詳細な構成を示す図である。
【図10】図9(b),(c)におけるラインセンサ上
の信号を示す図である。
【図11】第2の実施例の視線検出カメラ側の動作を示
すフローチャートである。
【図12】サブルーチン“視線検出1”のシーケンスを
示すフローチャートである。
【図13】サブルーチン“視線検出2”のシーケンスを
示すフローチャートである。
【図14】サブルーチン“視線検出”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図15】サブルーチン“信号処理”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図16】サブルーチン“瞳孔径検出”のシーケンスを
示すフローチャートである。
【図17】サブルーチン“情報記録”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図18】ラインセンサの構成を示す図である。
【図19】積分時間制御のシーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図20】サブルーチン“測距”のシーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図21】第2の実施例のプリンタ側の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図22】サブルーチン“画像変換”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図23】サブルーチン“画像変換”のシーケンスを示
すフローチャートである。
【図24】第2の実施例に係る変換曲線を示す図であ
る。
【図25】改良例に係るサブルーチン“視線検出”のシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図26】改良例に係るサブルーチン“画像変換”のシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図27】図26に対応する変換特性の様子を示す図で
ある。
【図28】改良例に係るサブルーチン“画像変換”のシ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図29】図28に対応する変換特性の様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…視線検出部、2…瞳孔径検出部、3…被写体検出
部、4…フィルム記録部、5…画像読み取り部、6…情
報読み取り部、7…画像変換部、8…表示部、9…出力
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影者の眼の動きを検出する視線検出手
    段と、 この視線検出手段によって検出された上記撮影者の眼の
    位置情報に基づいて繰り返し主要被写体を検出する主要
    被写体検出手段と、 この主要被写体検出手段によって検出された複数の主要
    被写体の情報をフィルム上またはフィルムパトローネ上
    の記憶媒体に記録する情報記録手段と、を具備すること
    を特徴とする視線検出カメラ。
  2. 【請求項2】 撮影者の瞳孔の大きさを検出する瞳孔検
    出手段を更に具備し、上記情報記録手段は上記瞳孔検出
    手段によって検出された瞳孔の大きさを上記記録媒体に
    記録することを特徴とする請求項1に記載の視線検出カ
    メラ。
  3. 【請求項3】 フィルム上またはフィルムパトローネ上
    の記憶媒体に複数の主要被写体の情報が記録されている
    フィルムからプリントするプリンタ装置において、 上記記憶媒体から上記複数の主要被写体情報を読み出す
    情報読出手段と、 上記フィルム上に露光された被写体像をイメージ信号に
    変換する画像読取手段と、 上記情報読出手段によって読み出された上記複数の主要
    被写体情報に基づいて上記複数の主要被写体が適正にプ
    リントされるように上記イメージ信号の階調を変換する
    階調変換手段と、 この階調変換手段によって変換された上記イメージ信号
    に基づいて上記被写体像をプリントするプリント手段
    と、を具備したことを特徴とするプリンタ装置。
JP10539294A 1994-05-19 1994-05-19 視線検出カメラ及びプリンタ装置 Expired - Fee Related JP3414492B2 (ja)

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