JPH07320060A - 円および円弧の近似方法 - Google Patents
円および円弧の近似方法Info
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- JPH07320060A JPH07320060A JP11321794A JP11321794A JPH07320060A JP H07320060 A JPH07320060 A JP H07320060A JP 11321794 A JP11321794 A JP 11321794A JP 11321794 A JP11321794 A JP 11321794A JP H07320060 A JPH07320060 A JP H07320060A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データ中にある点列を円または円弧に近
似するときの処理計算を速くでき、始点、終点を必ず通
りしかも計算のために特殊なCPUを必要としない。 【構成】 ステップS1は画像データ中にある点列を円
または円弧に近似する際、対象とする点列の2つの端点
と、他の1点の合計3点を通る円/円弧を仮定するもの
である。ステップS2はステップS1で円/円弧を仮定
した際、点列の他の1点が円の円周上にあるかどうかを
判定し、YESのときは、ステップS3で点列の全ての
要素の点が円周上にあると判定されて点列を仮定した円
弧として認識される。また、NOのときは、ステップS
4に進んで円周上から一定以上離れた点があると判定さ
れて点列を円弧に近似しない。ステップS1は点列の代
表点を選択する処理で、これらの点列が円弧であるとき
は、その2つある端点が円弧の始点と終点である。
似するときの処理計算を速くでき、始点、終点を必ず通
りしかも計算のために特殊なCPUを必要としない。 【構成】 ステップS1は画像データ中にある点列を円
または円弧に近似する際、対象とする点列の2つの端点
と、他の1点の合計3点を通る円/円弧を仮定するもの
である。ステップS2はステップS1で円/円弧を仮定
した際、点列の他の1点が円の円周上にあるかどうかを
判定し、YESのときは、ステップS3で点列の全ての
要素の点が円周上にあると判定されて点列を仮定した円
弧として認識される。また、NOのときは、ステップS
4に進んで円周上から一定以上離れた点があると判定さ
れて点列を円弧に近似しない。ステップS1は点列の代
表点を選択する処理で、これらの点列が円弧であるとき
は、その2つある端点が円弧の始点と終点である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理において特
徴抽出を行う場合、特に高速に円および円弧を仮定する
計算方法を使用したエッジ画像データ中にある円および
円弧の近似方法に関する。
徴抽出を行う場合、特に高速に円および円弧を仮定する
計算方法を使用したエッジ画像データ中にある円および
円弧の近似方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理において、カメラ或いはイメー
ジスキャナから入力した画像データを基にして、特徴と
しての円弧を抽出することが、様々な分野で広く行われ
ている。
ジスキャナから入力した画像データを基にして、特徴と
しての円弧を抽出することが、様々な分野で広く行われ
ている。
【0003】例えば、図面読み取り装置では、イメージ
スキャナから入力した図面のラスタデータから直線、
円、文字等を抽出してそれぞれ個別にCADデータに変
換する手段を採っている。この変換手段のときに図面デ
ータから円弧を抽出する処理が行われる。また、画像検
査装置では、対象部品の切り欠きや外周の位置と大きさ
を検査するときに入力した画像データからエッジを検出
し、得られるエッジ画像中から円弧を検出して、その位
置と大きさ(半径)を計測し、比較検査を行っている。
いずれの場合も、円弧を構成することが予測される点の
集合の座標(点列)をもとに、最小二乗法等の近似手段
を用いて円の方程式を近似し、中心位置と半径を計算し
て、この点列を円弧と決定する方法を採るのが一般的で
ある。
スキャナから入力した図面のラスタデータから直線、
円、文字等を抽出してそれぞれ個別にCADデータに変
換する手段を採っている。この変換手段のときに図面デ
ータから円弧を抽出する処理が行われる。また、画像検
査装置では、対象部品の切り欠きや外周の位置と大きさ
を検査するときに入力した画像データからエッジを検出
し、得られるエッジ画像中から円弧を検出して、その位
置と大きさ(半径)を計測し、比較検査を行っている。
いずれの場合も、円弧を構成することが予測される点の
集合の座標(点列)をもとに、最小二乗法等の近似手段
を用いて円の方程式を近似し、中心位置と半径を計算し
て、この点列を円弧と決定する方法を採るのが一般的で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記円弧の最小二乗近
似は、常識的には広く使用されている方法であるが、第
1の難点は計算に時間がかかることであり、第2の難点
は円弧を近似したときに計算した円弧が必ずしも点列の
始点、終点を通らないことである。計算時間に関しては
上述した計算式でわかるように、点列を構成する点の数
によって大きく変動する。点の数をNとすると、計算結
果を得るために必要な掛け算の回数は、27N+45回
である。
似は、常識的には広く使用されている方法であるが、第
1の難点は計算に時間がかかることであり、第2の難点
は円弧を近似したときに計算した円弧が必ずしも点列の
始点、終点を通らないことである。計算時間に関しては
上述した計算式でわかるように、点列を構成する点の数
によって大きく変動する。点の数をNとすると、計算結
果を得るために必要な掛け算の回数は、27N+45回
である。
【0005】例えば、10点のデータから円弧を近似す
るときは、315回、100点の場合は、2745回の
掛け算が必要である。これは、1回の掛け算に10μ秒
かかるCPUを使用したときは、100個の円弧を近似
すると掛け算だけで2.7秒かかる計算になる。近似し
た円弧が点列の始点終点を通らないと、ある曲線を複数
の円弧で近似したときにこれらが離れてつながらない状
態が発生し、もとの図面、または対象物の復元ができな
いことがあり、実用的に問題がある。
るときは、315回、100点の場合は、2745回の
掛け算が必要である。これは、1回の掛け算に10μ秒
かかるCPUを使用したときは、100個の円弧を近似
すると掛け算だけで2.7秒かかる計算になる。近似し
た円弧が点列の始点終点を通らないと、ある曲線を複数
の円弧で近似したときにこれらが離れてつながらない状
態が発生し、もとの図面、または対象物の復元ができな
いことがあり、実用的に問題がある。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、画像データ中にある点列を円または円弧に近似す
るときの処理計算を速くでき、始点、終点を必ず通りし
かも計算のために特殊なCPUを必要としない円および
円弧の近似方法を提供することを目的とする。
ので、画像データ中にある点列を円または円弧に近似す
るときの処理計算を速くでき、始点、終点を必ず通りし
かも計算のために特殊なCPUを必要としない円および
円弧の近似方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、第1発明は、画像データ中にある点
列を円および円弧に近似する方法において、対象とする
点列の2つの端点と他の1点の合計3点を通る円/円弧
を仮定した後、点列の他の点が円の円周上にあるかどう
かを判定し、判定後、点列の全ての要素の点が円周上に
あれば点列を仮定した円弧として認識し、円周上から一
定以上離れた点があれば点列を円弧に近似しないとした
ことを特徴とするものである。
を達成するために、第1発明は、画像データ中にある点
列を円および円弧に近似する方法において、対象とする
点列の2つの端点と他の1点の合計3点を通る円/円弧
を仮定した後、点列の他の点が円の円周上にあるかどう
かを判定し、判定後、点列の全ての要素の点が円周上に
あれば点列を仮定した円弧として認識し、円周上から一
定以上離れた点があれば点列を円弧に近似しないとした
ことを特徴とするものである。
【0008】第2発明は、点列の他の1点は、点列の中
間点を選択することを特徴とするものである。
間点を選択することを特徴とするものである。
【0009】第3発明は、平面上の3点の座標を、A
(u1,v1),B(u2,v2),M(u3,v3)
とし、M点を共通点としてA,B点から第1、第2の線
分で結んでから、両線分の垂直二等分線を次式から求
め、
(u1,v1),B(u2,v2),M(u3,v3)
とし、M点を共通点としてA,B点から第1、第2の線
分で結んでから、両線分の垂直二等分線を次式から求
め、
【0010】
【数3】
【0011】
【数4】
【0012】求めた二等分線を延長して交差した点を円
の中心点O(a,b)とし、この中心点とM点との距離
を、√{(u3−a)2+(v3−b)2}の式から求め
て円の半径rとして、円および円弧を仮定したことを特
徴とするものである。
の中心点O(a,b)とし、この中心点とM点との距離
を、√{(u3−a)2+(v3−b)2}の式から求め
て円の半径rとして、円および円弧を仮定したことを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】この発明は上記のように構成することにより、
短時間で近似をおこなうことができるとともに、近似し
た円弧は必ず点列の端点を通る。また、計算は最大で3
つの三乗項を加算するだけなので、もとの座標データが
最大3桁の整数であるから、最大9桁の整数が計算でき
れば良いために、一般的なCPUで処理が可能である。
短時間で近似をおこなうことができるとともに、近似し
た円弧は必ず点列の端点を通る。また、計算は最大で3
つの三乗項を加算するだけなので、もとの座標データが
最大3桁の整数であるから、最大9桁の整数が計算でき
れば良いために、一般的なCPUで処理が可能である。
【0014】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すフローチャー
トで、図1において、S1は画像データ中にある点列を
円または円弧に近似する際、対象とする点列の2つの端
点と、他の1点の合計3点を通る円/円弧を仮定するス
テップである。ステップS2はステップS1で円/円弧
を仮定した際、点列の他の1点が円の円周上にあるかど
うかを判定するもので、YESの場合は、ステップS3
で点列の全ての要素の点が円周上にあると判定されて点
列を仮定した円弧として認識される。また、NOの場合
は、ステップS4に進んで円周上から一定以上離れた点
があると判定されて点列を円弧に近似しない。
明する。図1はこの発明の一実施例を示すフローチャー
トで、図1において、S1は画像データ中にある点列を
円または円弧に近似する際、対象とする点列の2つの端
点と、他の1点の合計3点を通る円/円弧を仮定するス
テップである。ステップS2はステップS1で円/円弧
を仮定した際、点列の他の1点が円の円周上にあるかど
うかを判定するもので、YESの場合は、ステップS3
で点列の全ての要素の点が円周上にあると判定されて点
列を仮定した円弧として認識される。また、NOの場合
は、ステップS4に進んで円周上から一定以上離れた点
があると判定されて点列を円弧に近似しない。
【0015】前記ステップS1は点列の代表点を選択す
る処理で、図面のラスタデータや画像検査のエッジ画像
から円/円弧と予想される点列を選択することは、従来
よりラベリングや特徴の切り出しなどで行われていた。
これらの点列が円弧であるときは、その2つある端点が
円弧の始点と終点である。点列が円の一部である場合も
点列の端点は円を仮定するときの重要なポイントとな
る。従って、この発明では、点列の代表点としてまず2
つの端点を選択する。
る処理で、図面のラスタデータや画像検査のエッジ画像
から円/円弧と予想される点列を選択することは、従来
よりラベリングや特徴の切り出しなどで行われていた。
これらの点列が円弧であるときは、その2つある端点が
円弧の始点と終点である。点列が円の一部である場合も
点列の端点は円を仮定するときの重要なポイントとな
る。従って、この発明では、点列の代表点としてまず2
つの端点を選択する。
【0016】円を仮定するためには、最低3つの点が必
要で、計算精度を上げるためにはこれらの3点が離れて
いることが望ましい。従って、この発明ではもう一つの
代表点として点列の中間点を選択する。つまり、この発
明では、点列が構成する円/円弧を、点列の始点と終点
および中間点の合計3点を通る円/円弧と仮定する。次
に3点を通る円の方程式について述べる。平面上で3点
の座標が与えられるとこれらを通る円の方程式は一意的
に求めることができる。円の中心が(a,b)で半径が
rの円の方程式は、 (x−a)2+(y−b)2=r2 であるから、3点の座標を、(u1,v1),(u2,
v2),(u3,v3)とすれば、次の三元連立方程式
が導かれる。
要で、計算精度を上げるためにはこれらの3点が離れて
いることが望ましい。従って、この発明ではもう一つの
代表点として点列の中間点を選択する。つまり、この発
明では、点列が構成する円/円弧を、点列の始点と終点
および中間点の合計3点を通る円/円弧と仮定する。次
に3点を通る円の方程式について述べる。平面上で3点
の座標が与えられるとこれらを通る円の方程式は一意的
に求めることができる。円の中心が(a,b)で半径が
rの円の方程式は、 (x−a)2+(y−b)2=r2 であるから、3点の座標を、(u1,v1),(u2,
v2),(u3,v3)とすれば、次の三元連立方程式
が導かれる。
【0017】(u1−a)2+(v1−b)2=r2 (u2−a)2+(v2−b)2=r2 (u3−a)2+(v3−b)2=r2 上記式を解けば3つの定数a,b,rを求めることがで
きるのは明白である。次に3点を通る円の方程式を求め
るもう一つの方法について述べる。前記と同様に平面上
の3点を、A(u1,v1),B(u2,v2),M
(u3,v3)としたときに図2に示すように、ABM
を通る円の中心O(a,b)は、線分AMの垂直二等線
分と線分BMの垂直二等線分の交点であることを利用す
るものである。線分AMの垂直二等線分と線分BM垂直
二等線分の方程式は次式のようになる。
きるのは明白である。次に3点を通る円の方程式を求め
るもう一つの方法について述べる。前記と同様に平面上
の3点を、A(u1,v1),B(u2,v2),M
(u3,v3)としたときに図2に示すように、ABM
を通る円の中心O(a,b)は、線分AMの垂直二等線
分と線分BMの垂直二等線分の交点であることを利用す
るものである。線分AMの垂直二等線分と線分BM垂直
二等線分の方程式は次式のようになる。
【0018】
【数5】
【0019】
【数6】
【0020】この2本の直線の交点が(a,b)ならば
上記式は次式のようになる。
上記式は次式のようになる。
【0021】
【数7】
【0022】
【数8】
【0023】上記式からbを消去すると容易にaが導け
る。aは次式のようになる。
る。aは次式のようになる。
【0024】
【数9】
【0025】点(a,b)は線分BMの垂直二等線分上
にあるので、bはaをもとにして次式のように求まる。
にあるので、bはaをもとにして次式のように求まる。
【0026】
【数10】
【0027】また、円の半径rは中心点Oと中間点Mと
の距離として次の(3)式のように求めることができ
る。
の距離として次の(3)式のように求めることができ
る。
【0028】 r=√{(u3−a)2+(v3−b)2} ………(3) 上記の方法は、(イ)3点A,B,Mが一直線上にあ
る、(ロ)線分AMがx軸またはy軸と平行、(3)線
分BMがx軸またはy軸と平行の場合には上記(1)、
(2)、(3)式の導入に使用した垂直二等分線の方程
式の仮定が成立しないので、上記(1)式〜(3)式は
適用できない。
る、(ロ)線分AMがx軸またはy軸と平行、(3)線
分BMがx軸またはy軸と平行の場合には上記(1)、
(2)、(3)式の導入に使用した垂直二等分線の方程
式の仮定が成立しないので、上記(1)式〜(3)式は
適用できない。
【0029】これらのうち、上記(イ)の「3点A,
B,Mが一直線上にある場合」は、この点列は円弧では
ないとすることができる。しかしながら、これ以外の場
合は垂直二等分線の方程式が異なるだけで、同一の考え
方で円の方程式、中心と半径を導くことができる。な
お、(1)式において、分母が0のときはaを求めるこ
とが出来ないが、このとき、 (u3−u1)(v3−v2)−(u3−u2)(v3−v1)=0 から、次式が得られる。
B,Mが一直線上にある場合」は、この点列は円弧では
ないとすることができる。しかしながら、これ以外の場
合は垂直二等分線の方程式が異なるだけで、同一の考え
方で円の方程式、中心と半径を導くことができる。な
お、(1)式において、分母が0のときはaを求めるこ
とが出来ないが、このとき、 (u3−u1)(v3−v2)−(u3−u2)(v3−v1)=0 から、次式が得られる。
【0030】 (u3−u1)/(v3−v1)=(u3−u2)/(v3−v2)…(4) 上記(4)式は、線分AMと線分BMの傾きが等しい、
すなわち、3点A,B,Mが一直線上にあることを意味
しており。この場合、円弧に近似することは出来ない。
すなわち、3点A,B,Mが一直線上にあることを意味
しており。この場合、円弧に近似することは出来ない。
【0031】上記(ロ)における「線分AMがx軸と平
行な場合」について次に述べる。この場合、線分AMの
垂直二等分線の方程式は、x=(u3+u1)/2であ
るから、a=(u3+u1)/2となり、従って、点
(a,b)は線分AMの垂直二等分線上にあるので、
「b」は「a」をもとにして次式のようになる。
行な場合」について次に述べる。この場合、線分AMの
垂直二等分線の方程式は、x=(u3+u1)/2であ
るから、a=(u3+u1)/2となり、従って、点
(a,b)は線分AMの垂直二等分線上にあるので、
「b」は「a」をもとにして次式のようになる。
【0032】
【数11】
【0033】上記(ロ)における「線分AMがy軸と平
行な場合」について述べると以下のようになる。線分A
Mの垂直二等分線の方程式は、y=(v3+v1)/2
であるから、b=(v3+v1)/2となり、点(a,
b)は線分BMの垂直二等分線上にあるので、「a」は
「b」をもとにして次式のようになる。
行な場合」について述べると以下のようになる。線分A
Mの垂直二等分線の方程式は、y=(v3+v1)/2
であるから、b=(v3+v1)/2となり、点(a,
b)は線分BMの垂直二等分線上にあるので、「a」は
「b」をもとにして次式のようになる。
【0034】
【数12】
【0035】上記(ハ)における「線分BMがx軸と平
行な場合」は上記「線分AMがx軸と平行な場合」と同
様に線分BMの垂直二等分線の方程式から、a=(u3
+u2)/2であるから、点(a,b)は線分AMの垂
直二等分線上にあるので「b」は「a」をもとにして次
式のようになる。
行な場合」は上記「線分AMがx軸と平行な場合」と同
様に線分BMの垂直二等分線の方程式から、a=(u3
+u2)/2であるから、点(a,b)は線分AMの垂
直二等分線上にあるので「b」は「a」をもとにして次
式のようになる。
【0036】
【数13】
【0037】上記(ハ)における「線分BMがy軸と平
行な場合」は前述と同様に線分BMの垂直二等分線の方
程式から、b=(v3+v2)/2であるから、点
(a,b)は線分BMの垂直二等分線上にあるので
「a」は「b」をもとにして次式のようになる。
行な場合」は前述と同様に線分BMの垂直二等分線の方
程式から、b=(v3+v2)/2であるから、点
(a,b)は線分BMの垂直二等分線上にあるので
「a」は「b」をもとにして次式のようになる。
【0038】
【数14】
【0039】次に点列が仮定した円/円弧に近似できる
かを判断するかについて述べる。前述した(1)〜
(3)式は点列が円または円の一部であると仮定したと
きの一つの円の候補である。点列をこの円に近似するた
めには、点列を構成する各点が仮定した円周上にあるこ
とをチェックしなければならない。この発明の方法で
は、点列の全ての点が(1)〜(3)式で仮定した円の
円周上にあるときは、点列をこの円弧に近似し、ある点
が仮定した円周上にないときは、点列は円または円弧で
はないと決定する。
かを判断するかについて述べる。前述した(1)〜
(3)式は点列が円または円の一部であると仮定したと
きの一つの円の候補である。点列をこの円に近似するた
めには、点列を構成する各点が仮定した円周上にあるこ
とをチェックしなければならない。この発明の方法で
は、点列の全ての点が(1)〜(3)式で仮定した円の
円周上にあるときは、点列をこの円弧に近似し、ある点
が仮定した円周上にないときは、点列は円または円弧で
はないと決定する。
【0040】図面読み取りや画像検査の場合、点列が円
/円弧でないときは、この点列は直線か、複数の直線と
円弧の集合であると考えられる。その場合は別途、何ら
かの方法で点列を細分化して再度直線や円弧の近似を行
うものとする。各点が仮定した円周上にあるかどうかの
チェックは例えば以下の方法で行う。チェックの対象点
Pの座標を(ui,vi)とすると、点Pと円の中心O
の距離「1」は次式のようになる。
/円弧でないときは、この点列は直線か、複数の直線と
円弧の集合であると考えられる。その場合は別途、何ら
かの方法で点列を細分化して再度直線や円弧の近似を行
うものとする。各点が仮定した円周上にあるかどうかの
チェックは例えば以下の方法で行う。チェックの対象点
Pの座標を(ui,vi)とすると、点Pと円の中心O
の距離「1」は次式のようになる。
【0041】1=√{(ui−a)2+(vi−b)2} 上記式から点Pが仮定した円周上にあれば、1=rで判
断することが出来る。
断することが出来る。
【0042】次に前述した方法を使用した場合の計算時
間について考察して見る。(1)〜(3)式を利用すれ
ば、円の中心、半径を仮定するために、必要な掛け算の
数は17回である。上述した各点が仮定した円周上にあ
るかどうかのチェックは、最小に上方で円を近似した場
合にも本来必要である。この発明の方法では必ずチェッ
クを行う必要があるので、N点のチェックに要する掛け
算の回数は、3N回である。これらを合計すると例え
ば、10点の点列の近似計算には47回、100点の場
合は317回の掛け算を行う。これは従来の最小二乗法
の計算に比べて11〜15%の計算時間で円の近似が終
了することになるから計算時間を短くできる。すなわ
ち、計算を速く出来ることを意味する。
間について考察して見る。(1)〜(3)式を利用すれ
ば、円の中心、半径を仮定するために、必要な掛け算の
数は17回である。上述した各点が仮定した円周上にあ
るかどうかのチェックは、最小に上方で円を近似した場
合にも本来必要である。この発明の方法では必ずチェッ
クを行う必要があるので、N点のチェックに要する掛け
算の回数は、3N回である。これらを合計すると例え
ば、10点の点列の近似計算には47回、100点の場
合は317回の掛け算を行う。これは従来の最小二乗法
の計算に比べて11〜15%の計算時間で円の近似が終
了することになるから計算時間を短くできる。すなわ
ち、計算を速く出来ることを意味する。
【0043】上述したように点列を円弧に近似するとき
に近似した円弧が点列の端点を通ることは重要である。
この発明の方法では、仮定する円弧は点列の2つの端点
を含む3点を通る一意的な円の一部であり、原理的に2
つの端点を通過する。すなわち、近似した円弧の場合は
必ず始点、終点を通過する。
に近似した円弧が点列の端点を通ることは重要である。
この発明の方法では、仮定する円弧は点列の2つの端点
を含む3点を通る一意的な円の一部であり、原理的に2
つの端点を通過する。すなわち、近似した円弧の場合は
必ず始点、終点を通過する。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
最小二乗法による近似計算と比較して短時間で近似を行
うことができるので、計算が速くなる。また、この発明
では、近似した円弧は必ず点列の端点、すなわち、始
点、終点を通る。さらに、この発明では、計算が最大で
3つの三乗項を加算するだけなので、もとの座標データ
が最大3桁の整数であることを考えれば、最大9桁の整
数が計算できれば良いため、特殊なCPUが不要となる
とともに、計算が速くなる要因ともなる。
最小二乗法による近似計算と比較して短時間で近似を行
うことができるので、計算が速くなる。また、この発明
では、近似した円弧は必ず点列の端点、すなわち、始
点、終点を通る。さらに、この発明では、計算が最大で
3つの三乗項を加算するだけなので、もとの座標データ
が最大3桁の整数であることを考えれば、最大9桁の整
数が計算できれば良いため、特殊なCPUが不要となる
とともに、計算が速くなる要因ともなる。
【図1】この発明の実施例を示すフローチャート。
【図2】実施例を説明するための説明図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9365−5L G06F 15/72 355 P
Claims (3)
- 【請求項1】 画像データ中にある点列を円および円弧
に近似する方法において、対象とする点列の2つの端点
と他の1点の合計3点を通る円/円弧を仮定した後、点
列の他の点が円の円周上にあるかどうかを判定し、判定
後、点列の全ての要素の点が円周上にあれば点列を仮定
した円弧として認識し、円周上から一定以上離れた点が
あれば点列を円弧に近似しないとしたことを特徴とする
円および円弧の近似方法。 - 【請求項2】 点列の他の1点は、点列の中間点を選択
することを特徴とする請求項1記載の円および円弧の近
似方法。 - 【請求項3】 平面上の3点の座標を、A(u1,v
1),B(u2,v2),M(u3,v3)とし、M点
を共通点としてA,B点から第1、第2の線分で結んで
から、両線分の垂直二等分線を次式から求め、 【数1】 【数2】 求めた二等分線を延長して交差した点を円の中心点O
(a,b)とし、この中心点とM点との距離を、√
{(u3−a)2+(v3−b)2}の式から求めて円の
半径rとして、円および円弧を仮定したことを特徴とす
る請求項1記載の円および円弧の近似方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11321794A JPH07320060A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 円および円弧の近似方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11321794A JPH07320060A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 円および円弧の近似方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320060A true JPH07320060A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14606548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11321794A Pending JPH07320060A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 円および円弧の近似方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003035523A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Juki Corp | 部品形状検査方法、及び部品形状検査装置 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11321794A patent/JPH07320060A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003035523A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Juki Corp | 部品形状検査方法、及び部品形状検査装置 |
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