JPH07320562A - 同軸ケーブル及びその製造方法 - Google Patents
同軸ケーブル及びその製造方法Info
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- JPH07320562A JPH07320562A JP7051987A JP5198795A JPH07320562A JP H07320562 A JPH07320562 A JP H07320562A JP 7051987 A JP7051987 A JP 7051987A JP 5198795 A JP5198795 A JP 5198795A JP H07320562 A JPH07320562 A JP H07320562A
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- insulator
- braid
- melting point
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同軸ケーブルの可撓性とシールド性との両方
を維持し、従って良好な配線性と高周波帯域で使用する
のに適した電気的特性を有する。 【構成】 中心導体の上に設けられた絶縁体の上に導体
編組18を施し、この導体編組18の導体素線20相互
の隙間がなくなるように導体素線20を相互に電気的導
通状態に接続して外部導体16を形成する。
を維持し、従って良好な配線性と高周波帯域で使用する
のに適した電気的特性を有する。 【構成】 中心導体の上に設けられた絶縁体の上に導体
編組18を施し、この導体編組18の導体素線20相互
の隙間がなくなるように導体素線20を相互に電気的導
通状態に接続して外部導体16を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波以上の高周
波帯域で用いられる同軸ケーブル及びその製造方法に関
するものである。
波帯域で用いられる同軸ケーブル及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高周波帯域で用いられる同軸ケーブル
は、一般に、中心導体とこの中心導体の上に設けられた
絶縁体とこの絶縁体の上に設けられシールド層を兼ねた
外部導体とから成っている。1つの従来技術の同軸ケー
ブルにおいては、図7に示すように、シールド層兼外部
導体16は、電気長が変動することがないように通常銅
あるいはアルミニウムのパイプ26を絶縁体14の上に
被せて形成されている。尚、図7において符号12は中
心導体を示す。しかし、この構造の同軸ケーブルは、外
部導体16が堅牢な構造を有するため、可撓性に乏し
く、従って配線時の布設を容易に行うことができないた
め配線性が低い欠点があった。
は、一般に、中心導体とこの中心導体の上に設けられた
絶縁体とこの絶縁体の上に設けられシールド層を兼ねた
外部導体とから成っている。1つの従来技術の同軸ケー
ブルにおいては、図7に示すように、シールド層兼外部
導体16は、電気長が変動することがないように通常銅
あるいはアルミニウムのパイプ26を絶縁体14の上に
被せて形成されている。尚、図7において符号12は中
心導体を示す。しかし、この構造の同軸ケーブルは、外
部導体16が堅牢な構造を有するため、可撓性に乏し
く、従って配線時の布設を容易に行うことができないた
め配線性が低い欠点があった。
【0003】他の従来技術の同軸ケーブルは、図8及び
図9に示すように、絶縁体14の上に施された導体編組
18とこの導体編組18を埋め込むようにこの導体編組
18の上に塗布された錫被覆層28とから成るシールド
層兼外部導体16を備えている。この構造の同軸ケーブ
ルは、導体編組18の可撓性と錫被覆層28の柔軟性と
によってある程度の可撓性を有するので配線性が向上す
る。また、この構造の同軸ケーブルは、導体編組18の
上に錫被覆層28が滲み込んで融着し、導体編組18の
導体素線の空隙がこの錫被覆層28で埋められるので、
電磁波に対する高いシールド性を有していて、図7の構
造のパイプ型外部導体16を有する同軸ケーブルと同様
に高周波帯域で使用するのに適した高度に安定した電気
的特性を有する。
図9に示すように、絶縁体14の上に施された導体編組
18とこの導体編組18を埋め込むようにこの導体編組
18の上に塗布された錫被覆層28とから成るシールド
層兼外部導体16を備えている。この構造の同軸ケーブ
ルは、導体編組18の可撓性と錫被覆層28の柔軟性と
によってある程度の可撓性を有するので配線性が向上す
る。また、この構造の同軸ケーブルは、導体編組18の
上に錫被覆層28が滲み込んで融着し、導体編組18の
導体素線の空隙がこの錫被覆層28で埋められるので、
電磁波に対する高いシールド性を有していて、図7の構
造のパイプ型外部導体16を有する同軸ケーブルと同様
に高周波帯域で使用するのに適した高度に安定した電気
的特性を有する。
【0004】しかし、図8の構造の同軸ケーブルでは、
ケーブル外表面が錫被覆層28で覆われるため、同じ箇
所に数回曲げを付与すると、ケーブル外表面にクラック
が入り易く、錫被覆層28がこのクラック部分から剥離
してシールド性を低下させる虞があった。また、図9に
示すように、錫被覆層28は導体編組18を埋め込むよ
うに被覆するので、図7の外部導体16に比べて可撓性
が増すが、許容曲げ半径に限界があって、狭隘な場所に
配線する場合には適当でなかった。
ケーブル外表面が錫被覆層28で覆われるため、同じ箇
所に数回曲げを付与すると、ケーブル外表面にクラック
が入り易く、錫被覆層28がこのクラック部分から剥離
してシールド性を低下させる虞があった。また、図9に
示すように、錫被覆層28は導体編組18を埋め込むよ
うに被覆するので、図7の外部導体16に比べて可撓性
が増すが、許容曲げ半径に限界があって、狭隘な場所に
配線する場合には適当でなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの課題
は、可撓性とシールド性を低下することがなく、従って
良好な配線性と高周波帯域で使用するのに適した電気的
特性とを有する同軸ケーブルを提供することにある。
は、可撓性とシールド性を低下することがなく、従って
良好な配線性と高周波帯域で使用するのに適した電気的
特性とを有する同軸ケーブルを提供することにある。
【0006】本発明の他の課題は、高い可撓性とシール
ド性を有する外部導体をその内側の絶縁体の構造及び特
性に悪影響を与えることなく形成することができる同軸
ケーブルの製造方法を提供することにある。
ド性を有する外部導体をその内側の絶縁体の構造及び特
性に悪影響を与えることなく形成することができる同軸
ケーブルの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、中心導体とこの中心導体の上に設けられた絶縁
体とこの絶縁体の上に設けられシールド層を兼ねた外部
導体とから成っている同軸ケーブルにおいて、シールド
層を兼ねた外部導体は、絶縁体の上に形成された導体編
組から成り、この導体編組の導体素線は、相互に隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されていることを特徴
とする同軸ケーブルを提供することにある。
手段は、中心導体とこの中心導体の上に設けられた絶縁
体とこの絶縁体の上に設けられシールド層を兼ねた外部
導体とから成っている同軸ケーブルにおいて、シールド
層を兼ねた外部導体は、絶縁体の上に形成された導体編
組から成り、この導体編組の導体素線は、相互に隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されていることを特徴
とする同軸ケーブルを提供することにある。
【0008】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による同軸ケーブルであって、導体編組の導
体素線を融着又は接着する材料が絶縁体の融点又は分解
温度以下の融点を有する低融点金属であることを特徴と
する同軸ケーブルを提供することにある。
題解決手段による同軸ケーブルであって、導体編組の導
体素線を融着又は接着する材料が絶縁体の融点又は分解
温度以下の融点を有する低融点金属であることを特徴と
する同軸ケーブルを提供することにある。
【0009】本発明の第3の課題解決手段は、中心導体
とこの中心導体の上に設けられた絶縁体とこの絶縁体の
上に設けられシールド層を兼ねた外部導体とから成る同
軸ケーブルを製造する方法において、絶縁体の融点又は
分解温度以下の融点を有する低融点金属層を被覆した導
体素線を絶縁体の上に導体編組を形成するように組み付
け、その後この導体編組を加熱して低融点金属層を溶融
して導体編組の導体素線相互を隙間なく電気的導通状態
で融着することを特徴とする同軸ケーブルの製造方法を
提供することにある。
とこの中心導体の上に設けられた絶縁体とこの絶縁体の
上に設けられシールド層を兼ねた外部導体とから成る同
軸ケーブルを製造する方法において、絶縁体の融点又は
分解温度以下の融点を有する低融点金属層を被覆した導
体素線を絶縁体の上に導体編組を形成するように組み付
け、その後この導体編組を加熱して低融点金属層を溶融
して導体編組の導体素線相互を隙間なく電気的導通状態
で融着することを特徴とする同軸ケーブルの製造方法を
提供することにある。
【0010】本発明の第4の課題解決手段は、中心導体
と前記中心導体の上に設けられた絶縁体とこの絶縁体の
上に設けられシールド層を兼ねた外部導体とから成る同
軸ケーブルを製造する方法において、絶縁体の融点又は
分解温度以下の融点を有する低融点金属層を被覆した導
体素線と低融点金属層を被覆していない導体素線とを少
なくとも1本ずつ交互に配列して絶縁体の上に導体編組
を形成するように組み付け、その後この導体編組を加熱
して低融点金属層を溶融して導体編組の導体素線相互を
隙間なく電気的導通状態で融着することを特徴とする同
軸ケーブルの製造方法を提供することにある。
と前記中心導体の上に設けられた絶縁体とこの絶縁体の
上に設けられシールド層を兼ねた外部導体とから成る同
軸ケーブルを製造する方法において、絶縁体の融点又は
分解温度以下の融点を有する低融点金属層を被覆した導
体素線と低融点金属層を被覆していない導体素線とを少
なくとも1本ずつ交互に配列して絶縁体の上に導体編組
を形成するように組み付け、その後この導体編組を加熱
して低融点金属層を溶融して導体編組の導体素線相互を
隙間なく電気的導通状態で融着することを特徴とする同
軸ケーブルの製造方法を提供することにある。
【0011】
【作用】このように、シールド層を兼ねた外部導体は、
絶縁体の上に形成された導体編組から成り、この導体編
組の導体素線相互は、隙間なく電気的導通状態で融着又
は接着されていると、高いシールド性を維持することが
でき、従って高周波帯域で使用されるのに適した安定し
た電気的特性を有する。
絶縁体の上に形成された導体編組から成り、この導体編
組の導体素線相互は、隙間なく電気的導通状態で融着又
は接着されていると、高いシールド性を維持することが
でき、従って高周波帯域で使用されるのに適した安定し
た電気的特性を有する。
【0012】また、導体編組は、従来の錫被覆層のよう
に導体編組を埋め込むのではなく、単に導体編組の導体
素線相互を薄い金属膜で接続するような状態で形成され
るので、充分な可撓性を維持することができ、従って狭
隘な場所に配線する場合でも作業性を低下することがな
く、高い配線性を有することができる。
に導体編組を埋め込むのではなく、単に導体編組の導体
素線相互を薄い金属膜で接続するような状態で形成され
るので、充分な可撓性を維持することができ、従って狭
隘な場所に配線する場合でも作業性を低下することがな
く、高い配線性を有することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本発明に係る同軸ケーブル10を示し、こ
の同軸ケーブル10は、中心導体12と、この中心導体
12の上に設けられた絶縁体14とこの絶縁体14の上
に設けられシールド層を兼ねた外部導体16とから成っ
ている。中心導体12は、銀メッキ銅被覆鋼線又は銅撚
線等の適宜の導体から成り、また絶縁体14は、フッ素
樹脂等の安定した絶縁性と成形性とを有する絶縁物から
成っている。この絶縁体14は、中心導体の全長に被覆
して形成されている。
ると、図1は本発明に係る同軸ケーブル10を示し、こ
の同軸ケーブル10は、中心導体12と、この中心導体
12の上に設けられた絶縁体14とこの絶縁体14の上
に設けられシールド層を兼ねた外部導体16とから成っ
ている。中心導体12は、銀メッキ銅被覆鋼線又は銅撚
線等の適宜の導体から成り、また絶縁体14は、フッ素
樹脂等の安定した絶縁性と成形性とを有する絶縁物から
成っている。この絶縁体14は、中心導体の全長に被覆
して形成されている。
【0014】外部導体16は、絶縁体14の上に形成さ
れた導体編組18から成り、この導体編組18の導体素
線20は、図2に示すように、融着又は接着等によって
薄くシート状に形成された金属膜22によって相互に隙
間なく電気的導通状態に維持されている。
れた導体編組18から成り、この導体編組18の導体素
線20は、図2に示すように、融着又は接着等によって
薄くシート状に形成された金属膜22によって相互に隙
間なく電気的導通状態に維持されている。
【0015】この金属膜22は、例えば、図3に示すよ
うな方法で形成することができる。即ち、図3(A)に
示すように、導体編組18を構成する導体素線20の表
面に低融点金属層24を被覆し、同図(B)に示すよう
に、これらの低融点金属層24が被覆された導体素線2
0を絶縁体14の上に導体編組18を形成するように編
んで組み付けた後、この低融点金属層24を適宜の手段
で加熱溶融して同図(C)に示すように導体素線20相
互間の隙間を覆い且つ導体素線20相互を電気的導通状
態に維持するように薄い金属膜22を形成する。この低
融点金属層24としては、その内側の絶縁体14の融点
又はその化学的分解温度よりも低い融点を有するハンダ
又は錫等が用いられる。この低融点金属層24は、同軸
ケーブル10全体を電気炉に通過させるか、導体編組1
8の上にバーナ等を当てて加熱することで形成できる。
うな方法で形成することができる。即ち、図3(A)に
示すように、導体編組18を構成する導体素線20の表
面に低融点金属層24を被覆し、同図(B)に示すよう
に、これらの低融点金属層24が被覆された導体素線2
0を絶縁体14の上に導体編組18を形成するように編
んで組み付けた後、この低融点金属層24を適宜の手段
で加熱溶融して同図(C)に示すように導体素線20相
互間の隙間を覆い且つ導体素線20相互を電気的導通状
態に維持するように薄い金属膜22を形成する。この低
融点金属層24としては、その内側の絶縁体14の融点
又はその化学的分解温度よりも低い融点を有するハンダ
又は錫等が用いられる。この低融点金属層24は、同軸
ケーブル10全体を電気炉に通過させるか、導体編組1
8の上にバーナ等を当てて加熱することで形成できる。
【0016】また、外部導体16である導体編組18
は、図4に示すように、低融点金属層24が被覆された
導体素線20Aと、低融点金属層24が被覆されていな
い導体素線20Bとを、融着又は接着等によって薄くシ
ート状に形成された金属膜22によって相互に隙間なく
電気的導通状態に維持して形成してもよい。
は、図4に示すように、低融点金属層24が被覆された
導体素線20Aと、低融点金属層24が被覆されていな
い導体素線20Bとを、融着又は接着等によって薄くシ
ート状に形成された金属膜22によって相互に隙間なく
電気的導通状態に維持して形成してもよい。
【0017】この場合には、導体編組18を構成する複
数本の導体素線20のうちの半数の導体素線20Aにつ
いては、図5(A)に示すように、表面にハンダ又は錫
等の低融点金属層24を被覆し、他の導体素線20Bに
ついては、図5(B)に示すように、低融点金属層24
を被覆することなくそのまま用い、同図(C)に示すよ
うに、これらの低融点金属層24が被覆された導体素線
20Aと、低融点金属層24を被覆していない導体素線
20Bとを1本ずつ交互に配列した上で、絶縁体14の
上に導体編組18を形成するように編んで組み付ける。
その後は、図3に示す場合と同様に、この低融点金属層
24を、同軸ケーブル10全体を電気炉に通過させる
か、導体編組18の上にバーナ等を当てる等して、加熱
溶融して同図(D)に示すように導体素線20相互間の
隙間を覆い且つ導体素線20相互を電気的導通状態に維
持するように薄い金属膜22を形成する。
数本の導体素線20のうちの半数の導体素線20Aにつ
いては、図5(A)に示すように、表面にハンダ又は錫
等の低融点金属層24を被覆し、他の導体素線20Bに
ついては、図5(B)に示すように、低融点金属層24
を被覆することなくそのまま用い、同図(C)に示すよ
うに、これらの低融点金属層24が被覆された導体素線
20Aと、低融点金属層24を被覆していない導体素線
20Bとを1本ずつ交互に配列した上で、絶縁体14の
上に導体編組18を形成するように編んで組み付ける。
その後は、図3に示す場合と同様に、この低融点金属層
24を、同軸ケーブル10全体を電気炉に通過させる
か、導体編組18の上にバーナ等を当てる等して、加熱
溶融して同図(D)に示すように導体素線20相互間の
隙間を覆い且つ導体素線20相互を電気的導通状態に維
持するように薄い金属膜22を形成する。
【0018】なお、図4及び図5では、低融点金属層2
4を被覆した導体素線20Aと、低融点金属層24を被
覆していない導体素線20Bとを1本ずつ交互に配列し
たが、これらを、例えば、図6(A)に示すように、2
本ずつ等、複数本ずつ交互に配列したり、また、図6
(B)に示すように、複数本の低融点金属層24を被覆
した導体素線20Aと1本の低融点金属層24を被覆し
ていない導体素線20Bとを交互に配列してもよい。
4を被覆した導体素線20Aと、低融点金属層24を被
覆していない導体素線20Bとを1本ずつ交互に配列し
たが、これらを、例えば、図6(A)に示すように、2
本ずつ等、複数本ずつ交互に配列したり、また、図6
(B)に示すように、複数本の低融点金属層24を被覆
した導体素線20Aと1本の低融点金属層24を被覆し
ていない導体素線20Bとを交互に配列してもよい。
【0019】このように、シールド層を兼ねた外部導体
16が、絶縁体14の上に形成された導体編組18から
成り、この導体編組18の導体素線20が相互に隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されていると、同軸ケ
ーブル10の全表面が金属で覆われることになるので、
高いシールド性を維持することができ、従って高周波帯
域で使用されるのに適した安定した電気的特性を有す
る。
16が、絶縁体14の上に形成された導体編組18から
成り、この導体編組18の導体素線20が相互に隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されていると、同軸ケ
ーブル10の全表面が金属で覆われることになるので、
高いシールド性を維持することができ、従って高周波帯
域で使用されるのに適した安定した電気的特性を有す
る。
【0020】また、導体編組18は、従来技術の錫被覆
層のように、この導体編組18を埋め込むのではなく、
単に導体編組18の導体素線20相互を薄いシート状の
金属膜22で接続するような状態で形成されるので、導
体編組18自体の可撓性と薄い金属膜22との可撓性に
よって同軸ケーブル10自体に充分な可撓性を保持する
ことができ、従って狭隘な場所に配線する場合でも作業
性を低下することがなく、高い配線性を有することがで
きる。
層のように、この導体編組18を埋め込むのではなく、
単に導体編組18の導体素線20相互を薄いシート状の
金属膜22で接続するような状態で形成されるので、導
体編組18自体の可撓性と薄い金属膜22との可撓性に
よって同軸ケーブル10自体に充分な可撓性を保持する
ことができ、従って狭隘な場所に配線する場合でも作業
性を低下することがなく、高い配線性を有することがで
きる。
【0021】次に、本発明の幾つかの具体例を比較例と
共に以下にのべる。 (具体例1)外径が0.92mmの銀メッキ銅被覆鋼線
の中心導体に外径が2.98mmのフッ素樹脂の絶縁体
を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導体編組を施し
た。この導体編組は、0.02mmの平均厚みでハンダ
が被覆された外径0.12mmの軟銅線を15mmのピ
ッチで編んで密度が90%となるように形成され、その
後この導体編組と共にケーブル全体を電気炉に通過させ
てハンダを約300℃以下の温度で約1秒加熱して軟銅
線相互の隙間を埋めるように軟銅線相互を図2に示すよ
うに融着した。このようにして形成された同軸ケーブル
の外径は3.58mmであった。
共に以下にのべる。 (具体例1)外径が0.92mmの銀メッキ銅被覆鋼線
の中心導体に外径が2.98mmのフッ素樹脂の絶縁体
を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導体編組を施し
た。この導体編組は、0.02mmの平均厚みでハンダ
が被覆された外径0.12mmの軟銅線を15mmのピ
ッチで編んで密度が90%となるように形成され、その
後この導体編組と共にケーブル全体を電気炉に通過させ
てハンダを約300℃以下の温度で約1秒加熱して軟銅
線相互の隙間を埋めるように軟銅線相互を図2に示すよ
うに融着した。このようにして形成された同軸ケーブル
の外径は3.58mmであった。
【0022】(比較例1及び2)中心導体及び絶縁体の
材質、外径を具体例1と同じとし、この絶縁体の上に図
7に示す構造の外径が3.58mmの銅パイプの外部導
体を施して同軸ケーブルを形成し(比較例1)、また中
心導体及び絶縁体の材質及び外径を具体例1と同じと
し、この絶縁体の上に図8に示す構造の導体編組及びそ
の上の錫被覆層とから成る外部導体を施して外径が3.
58mmの同軸ケーブルを形成した(比較例2)。この
導体編組は、ハンダが被覆されていない外径0.10m
mの軟銅線を具体例1と同じくピッチ15mmで絶縁体
の上に編み、また錫被覆層はこの導体編組を埋め込むよ
うに厚み0.02mmで形成した。
材質、外径を具体例1と同じとし、この絶縁体の上に図
7に示す構造の外径が3.58mmの銅パイプの外部導
体を施して同軸ケーブルを形成し(比較例1)、また中
心導体及び絶縁体の材質及び外径を具体例1と同じと
し、この絶縁体の上に図8に示す構造の導体編組及びそ
の上の錫被覆層とから成る外部導体を施して外径が3.
58mmの同軸ケーブルを形成した(比較例2)。この
導体編組は、ハンダが被覆されていない外径0.10m
mの軟銅線を具体例1と同じくピッチ15mmで絶縁体
の上に編み、また錫被覆層はこの導体編組を埋め込むよ
うに厚み0.02mmで形成した。
【0023】(具体例1並びに比較例1及び2の電気的
特性試験)具体例1のサンプルと比較例1及び2のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例1のサンプルは比較例1及び2のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
特性試験)具体例1のサンプルと比較例1及び2のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例1のサンプルは比較例1及び2のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
【0024】(具体例1並びに比較例1及び2の曲げ試
験)比較例1のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例2のサンプルの曲げ許容半径は0.95〜1.0
1であり、また具体例1のサンプルの曲げ許容半径は
0.65〜0.73であり、平均でも曲げ許容半径が2
5%以上改善されたことが確認された。
験)比較例1のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例2のサンプルの曲げ許容半径は0.95〜1.0
1であり、また具体例1のサンプルの曲げ許容半径は
0.65〜0.73であり、平均でも曲げ許容半径が2
5%以上改善されたことが確認された。
【0025】(具体例1及び比較例2の繰返し曲げ試
験)具体例1及び比較例2のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例2のサンプルでは4〜
8回、平均で5.5回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均15回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例1のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
験)具体例1及び比較例2のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例2のサンプルでは4〜
8回、平均で5.5回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均15回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例1のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
【0026】(具体例2)外径が0.51mmの銀メッ
キ銅被覆鋼線の中心導体に外径が1.68mmのフッ素
樹脂の絶縁体を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導
体編組を施した。この導体編組は、0.02mmの平均
厚みでハンダが被覆された外径0.10mmの軟銅線を
13mmのピッチで編んで密度が90%となるように形
成され、その後この導体編組と共にケーブル全体を電気
炉に通過させてハンダを約300℃以下の温度で約1秒
加熱して軟銅線相互の隙間を埋めるように軟銅線相互を
図2に示すように融着した。このようにして形成された
同軸ケーブルの外径は2.20mmであった。
キ銅被覆鋼線の中心導体に外径が1.68mmのフッ素
樹脂の絶縁体を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導
体編組を施した。この導体編組は、0.02mmの平均
厚みでハンダが被覆された外径0.10mmの軟銅線を
13mmのピッチで編んで密度が90%となるように形
成され、その後この導体編組と共にケーブル全体を電気
炉に通過させてハンダを約300℃以下の温度で約1秒
加熱して軟銅線相互の隙間を埋めるように軟銅線相互を
図2に示すように融着した。このようにして形成された
同軸ケーブルの外径は2.20mmであった。
【0027】(比較例3及び4)中心導体及び絶縁体の
材質、外径を具体例2と同じとし、この絶縁体の上に図
7に示す構造の外径が2.20mmの銅パイプの外部導
体を施して同軸ケーブルを形成し(比較例3)、また中
心導体及び絶縁体の材質及び外径を具体例2と同じと
し、この絶縁体の上に図8に示す構造の導体編組及びそ
の上の錫被覆層とから成る外部導体を施して外径が2.
20mmの同軸ケーブルを形成した(比較例4)。この
導体編組は、ハンダが被覆されていない外径0.08m
mの軟銅線を具体例2と同じくピッチ13mmで絶縁体
の上に編み、また錫被覆層はこの導体編組を埋め込むよ
うに厚み0.02mmで形成した。
材質、外径を具体例2と同じとし、この絶縁体の上に図
7に示す構造の外径が2.20mmの銅パイプの外部導
体を施して同軸ケーブルを形成し(比較例3)、また中
心導体及び絶縁体の材質及び外径を具体例2と同じと
し、この絶縁体の上に図8に示す構造の導体編組及びそ
の上の錫被覆層とから成る外部導体を施して外径が2.
20mmの同軸ケーブルを形成した(比較例4)。この
導体編組は、ハンダが被覆されていない外径0.08m
mの軟銅線を具体例2と同じくピッチ13mmで絶縁体
の上に編み、また錫被覆層はこの導体編組を埋め込むよ
うに厚み0.02mmで形成した。
【0028】(具体例2並びに比較例3及び4の電気的
特性試験)具体例2のサンプルと比較例3及び4のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例2のサンプルは比較例3及び4のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
特性試験)具体例2のサンプルと比較例3及び4のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例2のサンプルは比較例3及び4のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
【0029】(具体例2並びに比較例3及び4の曲げ試
験)比較例3のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例4のサンプルの曲げ許容半径は0.98〜1.0
3であり、また具体例2のサンプルの曲げ許容半径は
0.68〜0.76であり、平均でも曲げ許容半径が2
5%以上改善されたことが確認された。
験)比較例3のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例4のサンプルの曲げ許容半径は0.98〜1.0
3であり、また具体例2のサンプルの曲げ許容半径は
0.68〜0.76であり、平均でも曲げ許容半径が2
5%以上改善されたことが確認された。
【0030】(具体例2及び比較例4の繰返し曲げ試
験)具体例2及び比較例4のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例4のサンプルでは6〜
9回、平均で8.0回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均18回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例2のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
験)具体例2及び比較例4のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例4のサンプルでは6〜
9回、平均で8.0回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均18回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例2のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
【0031】(具体例3)外径が0.51mmの銀メッ
キ銅被覆鋼線の中心導体に外径が1.68mmのフッ素
樹脂の絶縁体を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導
体編組を施した。この導体編組は、0.02mmの平均
厚みでハンダが被覆された外径0.10mmの軟銅線と
ハンダを被覆していない外径0.10mmの軟銅線とを
交互に配列して13mmのピッチで編んで密度が90%
となるように形成され、その後この導体編組と共にケー
ブル全体を電気炉に通過させてハンダを約300℃以下
の温度で約1秒加熱して軟銅線相互の隙間を埋めるよう
に軟銅線相互を図4に示すように融着した。このように
して形成された同軸ケーブルの外径は2.20mmであ
った。この具体例3についても、以下のように、電気的
特性試験、曲げ試験、繰り返し曲げ試験を行い、その結
果を、具体例2と同様に、比較例3及び4と比較した。
キ銅被覆鋼線の中心導体に外径が1.68mmのフッ素
樹脂の絶縁体を押出し被覆した後、この絶縁体の上に導
体編組を施した。この導体編組は、0.02mmの平均
厚みでハンダが被覆された外径0.10mmの軟銅線と
ハンダを被覆していない外径0.10mmの軟銅線とを
交互に配列して13mmのピッチで編んで密度が90%
となるように形成され、その後この導体編組と共にケー
ブル全体を電気炉に通過させてハンダを約300℃以下
の温度で約1秒加熱して軟銅線相互の隙間を埋めるよう
に軟銅線相互を図4に示すように融着した。このように
して形成された同軸ケーブルの外径は2.20mmであ
った。この具体例3についても、以下のように、電気的
特性試験、曲げ試験、繰り返し曲げ試験を行い、その結
果を、具体例2と同様に、比較例3及び4と比較した。
【0032】(具体例3並びに比較例3及び4の電気的
特性試験)具体例3のサンプルと比較例3及び4のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例3のサンプルは比較例3及び4のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
特性試験)具体例3のサンプルと比較例3及び4のサン
プルとを10本づつ用意し、これらのサンプルについて
電気的特性を比較試験した結果、1〜18GHまでの周
波数で伝送損失、漏話特性等の電気的特性はほぼ同じで
あって具体例3のサンプルは比較例3及び4のサンプル
に対してこれらの電気的特性に2%以上の差異は認めら
れなかった。
【0033】(具体例3並びに比較例3及び4の曲げ試
験)比較例3のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例4のサンプルの曲げ許容半径は0.98〜1.0
3であり、また具体例3のサンプルの曲げ許容半径は
0.75〜0.84であり、平均でも曲げ許容半径が2
0%以上改善されたことが確認された。
験)比較例3のサンプルの許容曲げ半径を1とすると、
比較例4のサンプルの曲げ許容半径は0.98〜1.0
3であり、また具体例3のサンプルの曲げ許容半径は
0.75〜0.84であり、平均でも曲げ許容半径が2
0%以上改善されたことが確認された。
【0034】(具体例3及び比較例4の繰返し曲げ試
験)具体例3及び比較例4のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例4のサンプルでは6〜
9回、平均で8.0回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均18回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例3のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
験)具体例3及び比較例4のすべてのサンプルについて
同一箇所に曲げ半径10mmで曲げ角度180°の曲げ
を繰返し付与したところ、比較例4のサンプルでは6〜
9回、平均で8.0回の曲げで表面にクラックが発生
し、またこのクラックが発生した後、曲げを付与し続け
ると、クラックが成長して平均18回目の曲げの付与で
錫被覆層が剥離した。これに対して具体例3のサンプル
では50回以上の曲げを繰返し付与してもクラックの発
生は認められなかった。
【0035】この具体例3では、具体例2と比べて、低
融点金属層を被覆した導体素線の本数が半分で済み、そ
の代わりに低融点金属層を被覆していない安価な導体素
線を他の半分に使用しているため、同軸ケーブル10全
体の材料費を約25%下げることができた。
融点金属層を被覆した導体素線の本数が半分で済み、そ
の代わりに低融点金属層を被覆していない安価な導体素
線を他の半分に使用しているため、同軸ケーブル10全
体の材料費を約25%下げることができた。
【0036】尚、上記具体例では、いずれも、低融点金
属層としてハンダを用いているが、錫を用いてもシール
ド性及び可撓性を有する金属膜を形成することができる
ことはもちろんである。
属層としてハンダを用いているが、錫を用いてもシール
ド性及び可撓性を有する金属膜を形成することができる
ことはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、シール
ド層を兼ねた外部導体は、絶縁体の上に形成された導体
編組から成り、この導体編組の導体素線相互は、隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されているので、高い
シールド性を維持することができ、従って高周波帯域で
使用されるのに適した安定した電気的特性を有する同軸
ケーブルを提供することができる。
ド層を兼ねた外部導体は、絶縁体の上に形成された導体
編組から成り、この導体編組の導体素線相互は、隙間な
く電気的導通状態で融着又は接着されているので、高い
シールド性を維持することができ、従って高周波帯域で
使用されるのに適した安定した電気的特性を有する同軸
ケーブルを提供することができる。
【0038】また、外部導体は、従来の錫被覆層のよう
に、導体編組を埋め込むのではなく、単に導体編組の導
体素線の表面相互を電気的に接続するような状態で形成
されるので、充分な可撓性を維持することができ、従っ
て狭隘な場所に配線する場合でも作業性を低下すること
がなく、高い配線性を有することができる。
に、導体編組を埋め込むのではなく、単に導体編組の導
体素線の表面相互を電気的に接続するような状態で形成
されるので、充分な可撓性を維持することができ、従っ
て狭隘な場所に配線する場合でも作業性を低下すること
がなく、高い配線性を有することができる。
【0039】更に、導体編組の導体素線相互を接続する
ために、絶縁体の融点又は化学的分解温度以下の融点を
有する低融点金属層を導体素線に被覆し、この低融点金
属層を加熱溶融して導体素線相互間の隙間をなくすの
で、絶縁体の構造及び特性に悪影響を与えることがな
く、良好な特性を有する同軸ケーブルを得ることができ
る。
ために、絶縁体の融点又は化学的分解温度以下の融点を
有する低融点金属層を導体素線に被覆し、この低融点金
属層を加熱溶融して導体素線相互間の隙間をなくすの
で、絶縁体の構造及び特性に悪影響を与えることがな
く、良好な特性を有する同軸ケーブルを得ることができ
る。
【図1】本発明に係る同軸ケーブルの切り口を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の同軸ケーブルに用いられる外部導体の拡
大展開斜視図である。
大展開斜視図である。
【図3】本発明に係る同軸ケーブルの外部導体を形成す
る工程を順次示し、同図(A)は導体編組を形成する導
体素線の拡大断面図、同図(B)は同図(A)の導体素
線を絶縁体の上に編んで形成された導体編組の一部の拡
大斜視図、同図(C)は同図(B)の導体編組を加熱溶
融して導体編組の導体素線相互の隙間がなくなるように
導体素線相互を電気的導通状態に接続した状態の拡大断
面図である。
る工程を順次示し、同図(A)は導体編組を形成する導
体素線の拡大断面図、同図(B)は同図(A)の導体素
線を絶縁体の上に編んで形成された導体編組の一部の拡
大斜視図、同図(C)は同図(B)の導体編組を加熱溶
融して導体編組の導体素線相互の隙間がなくなるように
導体素線相互を電気的導通状態に接続した状態の拡大断
面図である。
【図4】図1の同軸ケーブルに用いられる外部導体の他
の実施例の拡大展開斜視図である。
の実施例の拡大展開斜視図である。
【図5】本発明に係る同軸ケーブルの外部導体を形成す
る他の実施例の工程を順次示し、同図(A)は導体編組
を形成する導体素線のうちの低融点金属層が被覆された
導体素線の拡大断面図、同図(B)は導体編組を形成す
る導体素線のうち低融点金属層を被覆していない導体素
線の拡大断面図、同図(C)は同図(A)及び(B)の
導体素線を絶縁体の上に編んで形成された導体編組の一
部の拡大斜視図、同図(D)は同図(C)の導体編組を
加熱溶融して導体編組の導体素線相互の隙間がなくなる
ように導体素線相互を電気的導通状態に接続した状態の
拡大断面図である。
る他の実施例の工程を順次示し、同図(A)は導体編組
を形成する導体素線のうちの低融点金属層が被覆された
導体素線の拡大断面図、同図(B)は導体編組を形成す
る導体素線のうち低融点金属層を被覆していない導体素
線の拡大断面図、同図(C)は同図(A)及び(B)の
導体素線を絶縁体の上に編んで形成された導体編組の一
部の拡大斜視図、同図(D)は同図(C)の導体編組を
加熱溶融して導体編組の導体素線相互の隙間がなくなる
ように導体素線相互を電気的導通状態に接続した状態の
拡大断面図である。
【図6】図1の同軸ケーブルに用いられる外部導体の更
に他の実施例の拡大断面図である。
に他の実施例の拡大断面図である。
【図7】1つの従来技術の同軸ケーブルの切り口を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】他の従来技術の同軸ケーブルの切り口を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】図7の同軸ケーブルの導体編組と錫被覆層との
関係を示す一部拡大断面図である。
関係を示す一部拡大断面図である。
10 同軸ケーブル 12 中心導体 14 絶縁体 16 外部導体 18 導体編組 20 導体素線 20A 低融点金属層が被覆された導体素線 20B 低融点金属層を被覆していない導体素線 22 金属膜 24 低融点金属層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 宗久 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 横山 佳広 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 中心導体と前記中心導体の上に設けられ
た絶縁体と前記絶縁体の上に設けられシールド層を兼ね
た外部導体とから成っている同軸ケーブルにおいて、前
記シールド層を兼ねた外部導体は、前記絶縁体の上に形
成された導体編組から成り、前記導体編組の導体素線相
互は、隙間なく電気的導通状態で融着又は接着されてい
ることを特徴とする同軸ケーブル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の同軸ケーブルであっ
て、前記導体編組の導体素線を融着又は接着する材料は
前記絶縁体の融点又は分解温度以下の融点を有する低融
点金属であることを特徴とする同軸ケーブル。 - 【請求項3】 中心導体と前記中心導体の上に設けられ
た絶縁体と前記絶縁体の上に設けられシールド層を兼ね
た外部導体とから成る同軸ケーブルを製造する方法にお
いて、前記絶縁体の融点又は分解温度以下の融点を有す
る低融点金属層を被覆した導体素線を前記絶縁体の上に
導体編組を形成するように組み付け、その後前記導体編
組を加熱して前記低融点金属層を溶融して前記導体編組
の導体素線相互を隙間なく電気的導通状態で融着するこ
とを特徴とする同軸ケーブルの製造方法。 - 【請求項4】 中心導体と前記中心導体の上に設けられ
た絶縁体と前記絶縁体の上に設けられシールド層を兼ね
た外部導体とから成る同軸ケーブルを製造する方法にお
いて、前記絶縁体の融点又は分解温度以下の融点を有す
る低融点金属層を被覆した導体素線と前記低融点金属層
を被覆していない導体素線とを少なくとも1本ずつ交互
に配列して前記絶縁体の上に導体編組を形成するように
組み付け、その後前記導体編組を加熱して前記低融点金
属層を溶融して前記導体編組の導体素線相互を隙間なく
電気的導通状態で融着することを特徴とする同軸ケーブ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7051987A JPH07320562A (ja) | 1994-03-30 | 1995-02-17 | 同軸ケーブル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-82683 | 1994-03-30 | ||
| JP8268394 | 1994-03-30 | ||
| JP7051987A JPH07320562A (ja) | 1994-03-30 | 1995-02-17 | 同軸ケーブル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320562A true JPH07320562A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=26392580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7051987A Pending JPH07320562A (ja) | 1994-03-30 | 1995-02-17 | 同軸ケーブル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320562A (ja) |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP7051987A patent/JPH07320562A/ja active Pending
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